トウシンマカオ(競走馬)

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トウシンマカオ
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トウシンマカオ
写真一覧
現役 牡4 栗毛 2019年5月1日生
調教師高柳瑞樹(美浦)
馬主株式会社 サトー
生産者服部 牧場
生産地新ひだか町
戦績15戦[5-1-2-7]
総賞金18,884万円
収得賞金7,850万円
英字表記Toshin Macau
血統 ビッグアーサー
血統 ][ 産駒 ]
サクラバクシンオー
シヤボナ
ユキノマーメイド
血統 ][ 産駒 ]
スペシャルウィーク
サスペンスクイーン
兄弟 ベステンダンクサンキュー
市場価格
前走 2023/11/26 京阪杯 G3
次走予定

トウシンマカオの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/11/26 京都 12 京阪杯 G3 芝1200 188177.241** 牡4 58.0 菅原明良高柳瑞樹 468
(+4)
1.07.4 -0.332.7⑦⑦ルガル
23/10/28 京都 11 MBSスワン G2 芝1400 18248.449** 牡4 57.0 横山和生高柳瑞樹 464
(-8)
1.20.6 0.735.2ウイングレイテスト
23/08/27 札幌 11 キーンランド G3 芝1200 166126.623** 牡4 57.0 鮫島克駿高柳瑞樹 472
(+6)
1.10.1 0.235.5⑤④ナムラクレア
23/06/11 函館 11 函館SS G3 芝1200 16113.313** 牡4 58.0 鮫島克駿高柳瑞樹 466
(+4)
1.08.5 0.335.2⑤⑥キミワクイーン
23/03/26 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 187147.9515** 牡4 58.0 鮫島克駿高柳瑞樹 462
(-4)
1.13.0 1.536.3⑭⑭ファストフォース
23/01/29 中京 11 シルクロード G3 芝1200 158155.834** 牡4 58.5 鮫島克駿高柳瑞樹 466
(+12)
1.07.8 0.533.2⑨⑩ナムラクレア
22/11/27 阪神 12 京阪杯 G3 芝1200 167143.811** 牡3 55.0 鮫島克駿高柳瑞樹 454
(0)
1.07.2 -0.233.0⑤⑤キルロード
22/10/09 阪神 11 オパールS (L) 芝1200 168165.831** 牡3 54.0 鮫島克駿高柳瑞樹 454
(+2)
1.08.6 -0.334.0⑪⑨サンライズオネスト
22/08/28 札幌 11 キーンランド G3 芝1200 168163.814** 牡3 53.0 川田将雅高柳瑞樹 452
(+4)
1.09.5 0.434.5⑧⑦ヴェントヴォーチェ
22/05/08 東京 11 NHKマイル G1 芝1600 183632.2118** 牡3 57.0 戸崎圭太高柳瑞樹 448
(-4)
1.33.1 0.835.7ダノンスコーピオン
22/03/19 中京 11 ファルコンS G3 芝1400 18483.815** 牡3 57.0 戸崎圭太高柳瑞樹 452
(+2)
1.21.5 0.636.7⑤⑤プルパレイ
22/01/29 東京 10 クロッカスS (L) 芝1400 10662.111** 牡3 56.0 戸崎圭太高柳瑞樹 450
(0)
1.21.8 -0.233.1プルパレイ
21/12/19 阪神 11 朝日杯FS G1 芝1600 1571246.996** 牡2 55.0 戸崎圭太高柳瑞樹 450
(-2)
1.34.0 0.535.4ドウデュース
21/11/06 東京 11 京王杯2歳S G2 芝1400 14587.942** 牡2 55.0 戸崎圭太高柳瑞樹 452
(+6)
1.21.5 0.234.0キングエルメス
21/08/29 新潟 5 2歳新馬 芝1600 18356.021** 牡2 54.0 戸崎圭太高柳瑞樹 446
(--)
1.35.3 -0.434.8マグマオーシャン

トウシンマカオの関連ニュース

26日の京阪杯で連覇を飾ったトウシンマカオ(美浦・高柳瑞樹厩舎、牡4歳)は年内を休養に充て、来春は高松宮記念(3月24日、中京、GⅠ、芝1200メートル)を最大目標にする見込み。ステップレースを挟むかなどは未定。

【京阪杯】レースを終えて…関係者談話 2023年11月26日() 18:18

◆菅原明騎手(トウシンマカオ1着)「(初騎乗で)去年の京阪杯の映像をしっかり見て、いい脚をしっかり使ってくれると信じて競馬をしました。馬はよく分かってくれていると思うので、邪魔をしないようにスムーズに競馬ができればと思っていました。自分が思ったより後ろの位置取りになりましたが、そのぶん脚はたまっていました。反応は良かったし、直線に向いていい走りをしてくれました。重賞を勝つことができてうれしいです。機会を与えてくださったオーナーに感謝したい」

◆西村淳騎手(ルガル2着)「いいポジションで運べましたが、勝った馬が強過ぎました。まだ3歳ですからこれから成長してくれれば楽しみな1頭です」

◆角田河騎手(エイシンスポッター3着)「いい脚は使ってくれました。やることをやった結果ですね。結果的にいつものポジションになりましたが、いい脚でもう少しというところまできてくれました。まだ4歳ですし、まだ成長してくれると思います」

◆藤岡康騎手(トゥラヴェスーラ4着)「大外枠でしたが、道中はうまく内にもぐりこんで、勝ち馬をみながら運べました。一瞬、離されたところが痛かったですね。最後はよく脚を使ってくれています」

◆坂井騎手(ビッグシーザー5着)「調教からすごくいい馬だと感じていました。並び的に中途半端になるよりは行ったほうがと思ってハナに行きました。プレッシャーがあったぶん、止まりましたが、まだ緩さがあるのでこれから良くなってくると思います」

◆松本騎手(グレイトゲイナー6着)「すごくいい位置に付けられて、もまれずにスムーズに運べました。前走より脚を使い切ってくれた感じがあります。重賞での経験がこの先に生きてくれば」

◆岩田望騎手(エクセトラ7着)「前走が掛かっていたので用心して乗り過ぎました。ポジションが後ろになって、勝ち馬の後ろで運ぶのがベストでしたね。最後は伸びてくれているので、展開がはまればですね」

◆松若騎手(ショウナンハクラク8着)「相手も強くなりましたが、この馬なりに頑張ってくれています。狙っていた位置では運べて、うまく立ち回ってくれました。(現級で)慣れてくれればですね」

◆鮫島駿騎手(シングザットソング9着)「道中は我慢が利いて、スムーズ過ぎるぐらい折り合いがつきました。時計が速かったのもありますが、(エンジンを)吹かしていかないといけなかったぶん、めりはりがつきませんでした。我慢が利く今なら1400メートルでもいいかもしれません」

◆柴田善騎手(スマートリアン10着)「前回よりも落ち着いていて、内枠で動けないところがありましたが、いい雰囲気で良かったです」

◆横山武騎手(キミワクイーン11着)「輸送もあって体重も減っていましたが、ガレた感じではなかったです。雰囲気は良かったです。負けましたが、力は出してくれています。きょうみたいに掘れるような馬場は良くないですが、頑張ってくれています」

◆永島騎手(モズメイメイ12着)「スタートはうまく出てくれました。(葵Sの)ロケットスタートのイメージはありましたが、それでも出てくれています。控える形でも問題なかったです。走りに硬さが少しあるぶんでしたかね」

◆藤岡佑騎手(ヴァトレニ13着)「枠が厳しかったですね。スムーズに先行はできたんですが」

◆北村友騎手(ジュビリーヘッド14着)「すごくいいスタートを切ってくれて、いいところに付けられましたが、最後は脚が上がってしまいました」

◆団野騎手(ディヴィナシオン15着)「馬場と展開が向きませんでした」

◆幸騎手(グルーヴィット16着)「しまいは止まっていませんが、同じ脚いろになりました。内の馬のプレッシャーがありましたし、内の馬の方が手応えが良かったです」

◆国分恭騎手(バンデルオーラ17着)「ゲートの中が気が入り過ぎて暴れてしまって、イメージ通りの競馬ができませんでした。いい馬なので、力をつけていってくれれば」

◆池添騎手(シュバルツカイザー18着)「ゲートの中でガタガタとなって、立ち遅れました。直線はフォームがバラバラになって、いいときの感じではありませんでした」

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【京阪杯】トウシンマカオが豪快に追い込み連覇達成 2023年11月26日() 16:50

11月26日の京都12Rで行われた第68回京阪杯(3歳以上オープン、GⅢ、芝1200メートル、別定、18頭立て、1着賞金=4100万円)は、菅原明良騎手の4番人気トウシンマカオ(牡4歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)が豪快な追い込みを決めてV。2016、17年のネロ以来となる京阪杯連覇を果たした。タイムは1分7秒4(良)。

1番人気に支持されたルガルはしぶとく上位争いに加わったものの勝ち馬の決め手に屈し2馬身差の2着、さらに1/2馬身差の3着にはエイシンスポッター(6番人気)が入った。

京阪杯を勝ったトウシンマカオは、父ビッグアーサー、母ユキノマーメイド、母の父スペシャルウィークという血統。北海道新ひだか町・服部牧場の生産馬で、馬主は(株)サトー。通算成績は15戦5勝。昨年の京阪杯に次いで重賞2勝目。高柳瑞樹調教師は昨年に次いで京阪杯2勝目、菅原明良騎手は初勝利。

菅原明良騎手(1着 トウシンマカオ)「(初騎乗だったが)去年の京阪杯の映像をしっかり見て、いい脚をしっかり使ってくれると信じて競馬をしました。馬はよく分かってくれていると思うので、邪魔をしないようにスムーズに競馬ができればと思っていました。自分が思ったより後ろの位置取りになりましたが、そのぶん脚はたまっていました。反応は良かったし、直線に向いていい走りをしてくれました。重賞を勝つことができてうれしいです。機会を与えてくださったオーナーに感謝したい」

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【京阪杯】入線速報(京都競馬場) 2023年11月26日() 16:19

京都12R・京阪杯(3回京都8日目 京都競馬場  芝・右1200m サラ系3歳以上オープン)は、1番手17番トウシンマカオ(単勝7.2倍/4番人気)、2番手10番ルガル(単勝3.4倍/1番人気)、3番手6番エイシンスポッター(単勝12.2倍/6番人気)で入線しています。

想定オッズは以下の通り。

馬連10-17(14.3倍) 馬単17-10(33.4倍) 3連複6-10-17(52.1倍) 3連単17-10-6(294.3倍)

更に詳しい情報はこちら→http://umanity.jp/racedata/race_8.php?code=2023112608030812
※着順・払戻金等の確定情報は、レース結果確定後にレース結果ページにてご覧頂けます。

(注=上記は確定前情報を含みます。成績、払戻金など正確な情報につきましては、必ず今後JRA(日本中央競馬会)から発表されるものと照合してください。)

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【有名人の予想に乗ろう!】京阪杯2023 JCデーの締めは群雄割拠のスプリント重賞!制すのは!? 2023年11月26日() 06:30


※当欄では京阪杯について、競馬好きとして知られる芸能人、著名人の皆さんの予想を紹介していきます。迷ったときは彼らの予想に乗るのも手。参考になさってください。



【大久保洋吉(元JRA調教師)】
◎⑦ショウナンハクラク
○⑩ルガル
▲②ビッグシーザー
△⑨グレイトゲイナー
△⑪シュバルツカイザー
△⑮エクセトラ
△⑰トウシンマカオ

【長岡一也】
◎⑩ルガル
○⑰トウシンマカオ
▲⑱トゥラヴェスーラ
△②ビッグシーザー
△⑤キミワクイーン
△⑥エイシンスポッター
△⑫モズメイメイ

【原奈津子】
◎⑤キミワクイーン
○⑥エイシンスポッター
▲⑮エクセトラ

【斉藤慎二(ジャングル ポケット)】
◎③シングザットソング

【キャプテン渡辺】
◎⑯ヴァトレニ
単勝

馬連流し・ワイド流し
⑯-⑦⑩
3連複1頭軸流し
⑯-③⑦⑩⑰
3連単フォーメーション
③⑦⑩⑰→③⑦⑩⑰→⑯

【ゴルゴ松本(TIM)】
◎⑤キミワクイーン

【恋さん(シャンプーハット)】
注目馬
スマートリアン
ルガル

【舩山陽司】
◎⑨グレイトゲイナー
3連複フォーメーション
⑨-③⑦⑩-②③⑤⑥⑦⑧⑩⑭⑰⑱

【杉本清】
◎②ビッグシーザー

【鈴木麻優(元岩手競馬騎手)】
◎⑰トウシンマカオ

【中野雷太】
◎⑩ルガル



ウマニティ重賞攻略チーム

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【逃げ馬の作る展開から勝ち馬を見極める】京阪杯2023 内枠・逃げ馬、圧倒的有利の一戦!混戦から抜け出すのは? 2023年11月25日() 17:00

京都芝1200mで施行される別定G3。

人気馬総崩れの年も多く、波乱度の高い重賞。今年も傑出馬がおらず、難しい組み合わせになった。

出走馬は来年の飛躍に向け、いい形で締め括りたいところ。データは直近3年の阪神開催を除く、過去10年分を使用する。

逃げた馬の成績は【3-1-0-3】。

勝率42.9%、連対率・複勝率57.1%と率は高く、回収率も単勝747%、複勝率351%と妙味も十分。

好走馬の内訳は以下のとおり。

2013年 7番人気2着 アイラブリリ
2014年 5番人気1着 アンバルブライベン
2016年 2番人気1着 ネロ
2017年 9番人気1着 ネロ

この4年に関わらず、対象期間中、京都で開かれた京阪杯では、前半3ハロン34秒を切った年が一度もない。

ちなみに、阪神開催の直近3年は33秒8→34秒3→33秒3で推移している。

京都は前半に坂を上るためペースが上がりにくい。

さらに、平坦の直線が短い内回りコースを使用すること、4コーナーの角度きつく内々の立ち回りが有利なこと、大きく2点が逃げ馬有利に拍車をかける。

少し気になるのは、2019年にハナを切り、1番人気8着のモズスーパーフレア

特に速いペースではなかったが、開催後半に組まれるレースだけに、馬場の荒れ具合により、一転差しが決まる年もある。

今年も京都は今週が最終週。先週からCコースへ変更も、各ジョッキーラチ沿いを開けているような印象で、特段内有利という感じはない。

開催を重ね、順当に馬場は痛んでおり、このあたりをどう見るかは悩ましいところ。

京都芝1200mのスタートは、向こう正面の半ば。

3コーナーまでは300m弱、前述したとおりすぐに上りに入るため、ペースが上がりにくい。

コーナリングで勾配のきつい坂を下ると、328mの直線は平坦。前に行った馬に利のあるコース。

逃げ馬に注目すると、逃げなきゃダメというタイプはおらず、一応候補はモズメイメイグレイトゲイナーあたりか。

両者のテン1ハロンを比較すると、モズメイメイはロケットスタートの葵Sで12秒4、グレイトゲイナーは前走軽く促され、差のない番手を12秒2。

スタート五分で枠の差を考えると、後者のハナを取れる。この2頭がモタつくようなら、ポンと出た先行馬が、そのままハナという形もありそう。

どちらにしても、傾向どおり、多頭数のスプリント重賞のわりには、落ち着いたペースで進むとみたい。

基本的には前を中心に、抜群に斬れる馬をカバーしたい。

トウシンマカオ。前走のスワンSは4番人気9着も、熱発明けに加え、押して押してハナに立つ形。今回はちょっと外だが、馬群はダメなタイプで外枠自体はよく、テンは速いので前にいけるはず。

昨年の京阪杯(阪神)は強い競馬で、2走前に苦手な道悪、かつ苦しい進路取りのなか、ナムラクレアと0秒2差。ここなら能力的にも上位。巻き返しに期待したい。

馬券は◎の単複。ワイドを前走ひどい不利のあったスマートリアンへ。

(文・垣本大樹)

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春のG1連戦も一段落し、函館開催がスタートした先週。開幕週を飾った函館スプリントSは、8枠15番のキミワクイーンが直線鋭く抜け出して差し切り勝ち。横山武史騎手が4角で少し追い出しを待ったことが、直線の鋭い末脚に繋がった。2着は自在に立ち回ったジュビリーヘッド、3着には内枠から攻めて行ったトウシンマカオが最後に突っ込んできた。

かつては2ヶ月に渡り行われた函館開催も、今は6週間。文字通り「短い夏」となる。もちろん、我々馬券ファンとしては、短くても濃い夏にしたいところだ。そこで今回は函館の攻略法をザックリとお伝えしたい。

まず大事なのは、コースの傾向について。函館芝といえば当然小回りなので立ち回り&先行力重視、内枠重視が概ね正解なのだが、だからといって内ばかり買って当たるような馬場は以前よりも減っている。先週末も初日こそ内枠有利が目立ったが、2日目になると早くも外が伸び始め、前述通りメインの函館スプリントSでは8枠15番からの差しが決まった。もちろんだからといって外差しを狙うのが正解ではないが、最近の若手騎手は馬場読みのレベルも高いため、以前のようにカンタンな決着、シンプルな逃げ先行競馬は減っているのが現状だ。レースで絡んでいったら、レース後に逆に絡まれるような強面の先輩(?)もいなくなった。

とはいえ、枠の傾向を見れば、基本的には内の方が良い。昨年の函館芝のすべてのレースにおける枠別の成績を見ても、8枠の馬は極端に成績が落ちる。8枠の勝率は全枠の中で下から2番目、連対率と複勝率は最下位だった。もっとも8枠といっても10頭立ての8枠10番と、16頭立ての8枠16番では全く意味合いが異なる。そこで馬番別にみてみるとさらに顕著な傾向がみられる。

2022年の函館芝すべてのレースにおける馬番別成績で目立つのは、やはり外枠の不利。15番枠と16番枠、つまりフルゲートにおける8枠の馬の成績は(0-2-4-40)。なんと46頭が出走して1頭も勝つことができなかった。そう考えると、函館スプリントSで8枠15番のキミワクイーンが勝ったことはある意味快挙なのかもしれない。

ちなみに内なら内ほど良いのかといえばそういうわけでもなく、1枠1番の馬の勝率はイマイチ。函館スプリントSもその傾向を象徴するようなレースで、最内枠のトウシンマカオは、その枠ゆえに戦略が狭まった印象だ。具体的にいえばあまり溜めると詰まってしまうリスクが高くなるので、ある程度出して行かざるを得なかった。

コース別にみると、内枠有利⇔外枠不利が最も顕著に出るのは芝1800m。2000mと比べて最初のコーナーまでの距離が短いため、外過ぎる枠だと戦略が限られるためだ。これは中山芝1800mと2000mの関係性に近い。また、芝1200mも基本的にはインの方が良いが、隊列によっては内にいると不利を受けやすくなる傾向もある。先週の函館スプリントSでは中枠のジュビリーヘッドを本命にしたが、それは外枠から逃げ先行集団に取りつきそうな馬が何頭かいて、極端な内枠の馬はスムーズさを欠く可能性が高いと考えたためでもある。

とりとめもなく傾向を書いてきたが、函館開催はたった6週間に凝縮されるだけに、基本的には似たような条件で似たような馬&騎手たちによるレースが繰り返されていく。だからこそ、買う側としては自分自身の得意分野を確立していくことをオススメしたい。例えば、芝ではなくダート1000m戦に特化しても良い。特定のコースで施行されるレースを観続けていると、そこで強い馬の特徴や、枠順、騎手などの傾向がクッキリと見えてくるはずだ。それは必ずしもデータに現れるものばかりではない。残りはあと5週。是非、それぞれの得意な場所を見つけて攻略してみてほしい。

というわけで、最後は先週からの狙い馬と、今週末の展望を。

【次走狙い馬】ミッキースピナッチ 6/11(日)函館7R 2番人気2着

3走前の初ダートの1000m戦は完勝、今回もスピードの違いでハナ奪うも内枠が厳しく最後差された。外枠の方がレースを組み立てやすく安心感あるが、いずれにしても力上位は明らか。引き続きダート1000mなら有力。

~今週末の注目馬~

最後は週末の注目馬で締めたい。今回はマーメイドSから。

シンシアウィッシュ角田大河騎手)

注目はシンシアウィッシュ角田大河騎手。
前走は決して向いているとはいえない京都芝外回りの決め手比べだったが、それでもしのいで勝利。地力強化を証明した一戦。上がりが掛かる阪神芝2000mは前走よりも良い条件で、角田河騎手も芝の中距離は得意だ。持ち味のしぶとさを生かしての好走に期待したい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年3月24日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】「川田人気」を強く感じた阪神大賞典/高松宮記念展望
閲覧 1,373ビュー コメント 0 ナイス 3


先週末は4重賞の週末。その中で天皇賞(春)へと繋がる阪神大賞典ジャスティンパレスが勝利。3番枠を生かして上手く立ち回って来た。

もっとも負けたとはいえボルドグフーシュも上々の前哨戦だった。道中はスロー、動くに動けない流れになり、自らレースを動かす形。いつも通りのマクリで直線に向くが、絶好枠からインでジッとしていたジャスティンパレスにこの日はすべてが向いた印象。よりタフな流れ、タフな馬場になればまだ逆転も可能。そのことは3連覇に挑んだものの5着に敗れたディープボンドにも言えるだろう。

なお、最終的な単勝オッズは以下の通り。

ボルドグフーシュ 1.6倍
ジャスティンパレス 3.1倍
ディープボンド 5.1倍

3強というかむしろ1強に近かったことには驚いた。もちろん直近の有馬記念でこの3頭は直接対決をしていて、ボルドグフーシュが2着、ジャスティンパレスが7着、ディープボンドが8着だったのだから当然といえば当然かもしれない。ただ、それを加味しても思いのほか差がついた印象だ。

もちろんこれは、

「川田人気」

の効果が大きいだろう。先々週は金鯱賞勝利を含む4連勝でフィニッシュ。さらに平日は火曜に高知、水曜に船橋、さらに木曜には名古屋で交流重賞を制覇、続けざまに土曜の最初のレースも制してこの時点で騎乗機会8連勝ともはや誰にも止められない状況だった。結局先週末は重賞こそ2着に終わったものの、合計6勝を挙げ、もちろんリーディングトップに立っている。

なぜこんなにオッズのことを書くのかというと、先週当コラムで推奨した通り当方の本命は◎ジャスティンパレス。馬券をどう買うかと考えたときに単勝も少しチラついたのだが、2.5倍くらいを想定していたのでさすがにあまり面白くないと思い別の券種にしてしまったためだ。

もっとも、オッズ読みも予想のうちであるからこれ自体は別に惜しいと言いたいわけでもないのだが、今後のために川田人気というのがどこら辺まで来ているのか、さらにどういうパターンで買うべきで、どういうパターンだと取りこぼしがあるのか改めて考える必要がありそうだ。

いわゆるデムルメの通年騎乗が始まった2016年以降、日本競馬はデムーロ騎手、そしてルメール騎手を中心に回って来た。だが、昨年の川田騎手のリーディング獲得(ルメール騎手のリーディング陥落)、そして直近での勢いをみると、川田騎手が中心になりつつあるのかもしれない。川田騎手には、タイプが異なるとはいえ福永騎手が騎乗していた馬たちが多く回ってきているという巡り合わせとタイミングも後押しになっている(ボルドグフーシュも前走は福永騎手だ)。

ある程度得手不得手の目星はついているつもりだが、改めて近いうちに川田騎手のことをいろいろ分析してみようと思っている。

~今週末の注目馬~

今週末は4重賞に加えてG1開催という豪華な週末。さらに遠く中東の地ではドバイワールドカップ他多くのレースに日本馬が参戦する。もちろんここでは高松宮記念を取り上げることにする。注目馬はコチラ。

トウシンマカオ(鮫島駿騎手)

注目はトウシンマカオ鮫島克駿騎手。

以前より1200mならG1級と見込んできた馬で、順調に賞金を積み上げG1の舞台に挑むことになる。スプリント路線に転向してからは4戦すべて7~8枠とやや運には見放され気味ではあるが、それでも大きく崩れていないのは地力の高さの証だろう。前走もメンバーが揃った上に外枠と厳しい条件ながらも大崩れせず4着に踏ん張った。いよいよ迎えるG1の舞台。極端な外枠でなければ好勝負になるとみている。(→3/24 7枠14番に決定)

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年3月23日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 高松宮記念2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


3月26日(日)中京11R 第53回高松宮記念 (4歳以上G1・芝1200m)



【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)


<前走:阪急杯出走馬>(中2週)

アグリ(2着、496㎏(+2㎏))<A><優先出走馬>
中2週での出走は初めてとなるが、この中間プールと坂路でほぼ毎日調整されていて、1週前の坂路でも迫力満点の走りを披露と、元気一杯。

ダディーズビビッド(2着、514㎏(-12㎏))<C>
この中間はCWで2週前、1週前と時計をマーク。1週前追い切りは、重心が高い走りで終いの伸びも甘く映った。

グレナディアガーズ(7着、474㎏(+4㎏))<B>
休み明け3戦目となるが、この中間は1週前にCWを単走で追われ時計は優秀。中2週での出走は初だが、終いの伸びは良く上積みはありそう。

ホープフルサイン(14着、510㎏(±0㎏))<D><除外対象馬>
骨折休養明け3戦目で、この中間坂路で速い時計は1本。前走時のパドックではまだ余裕がある馬体だったにもかかわらず、この中間もビッシリ追われていないあたり、疲れが抜け切れていないのかもしれない。




<前走:オーシャンS出走馬>(中2週)

ヴェントヴォーチェ(1着、514㎏(-4㎏))<A><優先出走馬>
大きな馬だが、休み明けの前走時は太め感なく好仕上り。中2週となる今回、1週前は馬なりでの調整も重心が低く手応え抜群の走りを披露してきた。良い状態をキープできている感じ。

ディヴィナシオン(2着、472㎏(-4㎏))<C>
使い詰めできていて、前走から中2週でこの中間1週前は軽めの調整。上積みは感じられない。

ナランフレグ(9着、498㎏(+15㎏))<B>
休み明けの前走時は、追い切りでは重さをのぞかせパドックでは緩さが感じられた。叩き2戦目となるこの中間、時計が出すぎないように助手騎乗で追い切られた1週前追い切りだったが、叩かれての上積みに期待がもてる内容を見せた。

オパールシャルム(15着、486㎏(+10㎏))<D>
速い時計の出る馬だが、1週前追い切りでは終いが甘く前走からの上積みは薄い。




<前走:シルクロードS出走馬>(中7週)

ナムラクレア(1着、472㎏(+6㎏))<A>
休み明けの前走時は、追い切りでもパドックでもやや余裕を感じさせていたが、この中間2週前、1週前と浜中騎手騎乗で長めから好時計。さらなる上積みが見込めるデキ。

ファストフォース(2着、526㎏(-12㎏))<B>
大型馬でこの中間もプールと坂路でかなり乗り込まれている。もともと調教では速い時計の出る馬だが、時計も優秀で調子は良さそう。

トウシンマカオ(4着、466㎏(+2㎏))<A>
この中間は、2週前、1週前と南Wで近走の中では一番の好時計をマーク。動きを見ても、追い出されてからの伸びが抜群で今回は出来が違う。

ウインマーベル(7着、480㎏(+12㎏))<C>
この中間も乗り込み豊富で、1週前追い切りの併せ馬でも先着。突き抜けるほどではないが、出来自体は良さそう。

キルロード(12着、508㎏(+2㎏))<D>
昨年の3着馬。これまで骨折が2度、ケガもあったりと大きな馬の割に使い込めないところがある。この中間も良い時計は出ているが、間隔が空いている割に本数は少なく、追われてからの反応も鈍い感じあり。




<前走:京都牝馬S出走馬>(中4週)

ロータスランド(3着、478㎏(-2㎏))<B>
昨年の2着馬。この中間も乗り込み豊富。1週前追い切りでは気合乗り良く、楽に先着していて引き続き出来良好に映る。

ボンボヤージ(12着、446㎏(+4㎏))<D>
1週前はPコースを単走で追われているが、前半はスピード感のある走りも後半は脚が鈍る感じで、時計ほど良くは見えない。

ウォーターナビレラ(14着、486㎏(+18㎏))<C>
叩き2戦目で前走時と比べると多少良くなっている感はあるが、首が高い走りで集中力に欠ける面が見られる。




<前走:その他のレース出走馬>

メイケイエール('22香港スプリント:5着、477㎏(-5㎏) 3ヶ月半)<C>
香港スプリントからの休み明けで乗り込み量は豊富。土曜日に速い時計を出す厩舎で良い時計も出ているが、1週前追い切りの動きを見るとこの馬としては大人しい走りとの印象。

ピクシーナイト('21香港スプリント:中止、528㎏(-10㎏) 1年3ヶ月)<D>
長期休養明けで、1週前はフラつき気味で良い時と比べるとまだまだの動き。この馬としては時計面でも物足りない。

トゥラヴェスーラ(阪神C:8着、496㎏(+4㎏) 3ヶ月)<B>
1週前追い切りでの動きを見るに、スピード感はあるが終いの伸びが甘いといった感触。差のない競馬が続いているが、決め手に欠ける感じ。

レディバランタイン(アクアマリンS:1着、472㎏(-2㎏) 中1週)<C><除外対象馬>
前走を勝って中1週で、軽めの調整。前走の追い切りでの時計もそれほど目立つものではなく、一気の相手強化は厳しい。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、アグリヴェントヴォーチェナムラクレアトウシンマカオの4頭をあげておきます。



◇今回は、高松宮記念編でした。
高松宮記念が行われる中京競馬場は、私の自宅から一番近くにある競馬場です。昔は車で3、4時間かかっていたのが今では交通の便がかなり良くなったことで、早ければ1時間半で着くことが可能になりました。昼まで予想していてもメインレースを競馬場で観戦できるほどで、距離は変わっていなくとも昔よりもさらに身近に感じる競馬場になりました。そんな中京競馬場も今年で70周年。オペックホースミホノブルボントウカイテイオーワグネリアンと4頭のダービー馬が、この競馬場からデビューしその他にも数多くの名勝負が繰り広げられてきました。今後も訪れる機会は多くなると思います。目の前で馬が走る身近な競馬場として、数多くの名馬に出会えることを期待したいと思います。


高松宮記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年2月3日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】シルクロードSはハイレベルも中京芝千二は枠次第の面/東京新聞杯展望
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シルクロードSは高松宮記念に向けて好メンバーが揃った一戦だったが、その中で接戦を制したのはナムラクレア北九州記念は不利、スプリンターズSではやや強引な仕掛けでラストの伸びが鈍ったが、今回は内枠で脚を溜めてタイミングよく抜け出すことができた。2着ファストフォースは持ち味のパワフルなフットワークでタフな中京芝を駆け上がり、昨年のセントウルSに続いて中京で穴激走。3着マッドクールはスンナリ先手を取り粘り込んだ。

高松宮記念を展望する上では敗戦組にも注目。大外枠から流れに乗れず4着に終わったトウシンマカオ、同じ外枠からスタートで後手を踏み流れに乗れなかった7着ウインマーベルは、立ち回り一つで上位との着順は詰まる、あるいはひっくり返すことも可能だろう。今のスプリント路線は昨年の高松宮記念スプリンターズSがともに大波乱になったように、枠順や馬場次第で大きく順番がひっくり返ることも多い。シルクロードSは好メンバーが揃ってはいたが、その順番は本番へ向けてまだ大きく変わる余地を残していそうだ。

もうひとつ、舞台となる中京芝1200mの傾向も改めて確認しておきたい。中京芝1200mは、2012年の開設当初は外からの差しが届くコースとして知られていた。ところが、年を経るごとに外枠の有利さがなくなっていき、近年はむしろ内枠の方がかなり有利になっている。

例えば、同舞台で7~8枠に入った馬の成績を見比べてみたい。2012年~の改装当初は明らかに好成績だが、近年はむしろ壊滅的な数字になっている。

・中京芝1200mの7~8枠の成績(※2023年は1回中京終了時点)

2012~2013年 勝率 8.9% 複勝率 25.5% 複勝回収率 102%
2020~2023年 勝率 4.9% 複勝率 13.2% 複勝回収率 36%

ご覧の通り、勝率複勝率はほぼ半減、複勝回収率に至っては3分の1近くまで落ち込んでいる。これを見れば、昨年8枠17番に入ったメイケイエールがいかに不利な条件だったかおわかりだろう。

同じコースでも時代が変われば傾向はまったく異なる。現時点ではトウシンマカオウインマーベルの巻き返しに期待したいが、最終的にはやはり当週の枠順発表を待つことになる。

~今週末の注目馬~

というわけで、最後は週末の注目馬で締めたい。今回は東京新聞杯を取り上げる。現時点での狙いはコチラ。

ピンハイ坂井瑠星騎手)

ピンハイに注目。昨年のクラシック戦線では桜花賞で不利がなければあわやの5着、明らかに距離が長いと思われたオークスでも4着と大健闘。秋華賞は無念の賞金不足となってしまったが、G1戦線を大いに賑わせた。前走のエリザベス女王杯は外が伸びるタフな馬場になってしまい見せ場を作れずに終わってしまったが、本来の持ち場であるマイルならば本領発揮だろう。久々の分、人気面でも多少甘くなりそうで、今回は絶好の狙いどころとみる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2022年8月26日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】勝ち馬も敗戦組も収穫アリの札幌記念/キーンランドカップ展望
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夏の大一番、札幌記念ジャックドールが好位から抜け出し勝利。連勝がストップした大阪杯以来の一戦だったが、最高の形でターフに戻って来た。

これまでの勝利のほとんどが逃げ切り、あるいは4コーナー先頭だったジャックドールにとって、今回は道中4番手から徐々に押し上げて4コーナー2番手という競馬。

「逃げなくても競馬はできる」

という言葉は、言うは易く行うは難し…であることが多いが、ジャックドールは見事に実戦でそれを証明してみせた。もともと使いつつキャリアを重ねるにつれて力をつけて行く傾向のあるモーリス産駒。秋に向けて楽しみが広がる一戦だった。

また、メンバーが揃った一戦だっただけに負けた中にもキラリと光るものを見せた馬がいた。特に今後に向けてという意味で注目したいのは7着のアンティシペイト。今回はCコース替わりで立ち回り優勢になった馬場と大外枠に泣かされた形になったが、それでも長くいい脚を使ってよく伸びていた。

本馬の父はルーラーシップ、そして母父はディープインパクト。この配合はベテランまで活躍したキセキや、先日の七夕賞を勝ったエヒトなどがいて、モーリス産駒同様にキャリアを重ねる中で力をつけて行くタイプが多い。アンティシペイトは現在5歳だが、今年に入ってからの充実ぶりを見るとさらなる成長に期待できそうだ。長丁場も合うので、秋から来年にかけて重賞戦線で期待したい。オールカマーアルゼンチン共和国杯あたりをぜひ使ってほしい。

なお、先週の札幌芝はCコース替わりもあり逃げ切りが頻発。14レース中8レースが逃げ切り、差し追い込み勢には相当厳しい馬場状態だった。この傾向は今後に向けても覚えておくようにしたい。

~キーランドカップ展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は札幌競馬場でキーンランドカップが行われる。注目馬はコチラ。

トウシンマカオ川田将雅騎手)

3歳馬のトウシンマカオに注目。前走のNHKマイルカップは差し馬に有利な流れ。トウシンマカオにとっては距離も長く、むしろ逃げて8着はよく頑張ったといえる内容だった。意外なことに初の1200m挑戦となるが、常に行きたがるレースぶりからも、父ビッグアーサーの血統からもむしろプラスだろう。持ち味のスピードを存分に生かしてほしい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年5月4日(水) 16:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック NHKマイルC2022
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


5月8日(日) 東京11R 第27回NHKマイルC(3歳G1・芝1600m)


【登録頭数:21頭】(フルゲート:18頭)


<前走:ニュージーランドT出走馬>(中3週)

ジャングロ(1着、460kg(-4kg))<B>【優先出走馬】
2走前のパドックでは緩い感じもあったが、前走時は締まりがあり好馬体。この中間は、1週前は金曜日に速い時計が出ていて引き続き状態は良さそう。

マテンロウオリオン(2着、486kg(±0kg))<B>【優先出走馬】
2戦目からパドックでテンションが高く、2人引きでの周回が続いている馬。この中間も、中3週であまり強くは追いたくないところだが、馬なりでの調整でCW、坂路と好時計も出ている。休み明け2戦目での上積みが窺える。

デルマグレムリン(7着、434kg(-4kg))<C>※除外対象馬
この中間も追い切りでは好時計が出ていて、強めに追われた1週前の動きからも出来は悪くなさそう。




<前走:アーリントンC出走馬>(中2週)

ダノンスコーピオン(1着、458kg(±0kg))<A>【優先出走馬】
前走時は乗り込み豊富で、直前の坂路での追い切り時計も良かった。中2週とこれまで経験したことがない間隔でのレースになる今回。前走時にしっかり乗り込まれていてこの中間も土曜日に坂路で終い好時計が出ていることから、出来は引き続き良好だろう。

タイセイディバイン(2着、516kg(+2kg))<C>【優先出走馬】
もともと坂路で速い時計の出る馬だったが、ここ2戦短い距離にシフトして良さが出た。ただ1週前追い切りは軽めの調整となっていて、疲れも残っているかもしれない。

キングエルメス(3着、494kg(+2kg))<B>【優先出走馬】
骨折明けの前走時は、これまで以上に入念な乗り込みで坂路での時計もしっかり出ていた。間隔も詰っているので1週前は金曜日に軽めの調整。前走のパドックでは太め感なく仕上がり良く見せていたので、反動はなさそう。

ディオ(5着、480kg(+2kg))<C>※除外対象馬
前走時のパドックでは、後ろを歩いていた勝ち馬と比べるとまだまだの馬体に映った。一気に良くなることはないとは思うが、そんな中でもここ2戦は、重賞で勝ち馬からそれほど離されず連続掲示板と悪くない成績。能力はそこそこありそう。

カワキタレブリー(11着、432kg(±0kg))<E>【収得賞金順⑬】
2歳時に使い込まれての前走休み明けだったが、馬体も細くイレ込んでいて馬体の成長は感じられず。この中間は間隔も詰まり、小柄な馬で速い時計もなく、変わり身なし。




<前走:ファルコンS出走馬>(中2週)

プルパレイ(1着、494kg(+2kg))<C>【収得賞金順②】
前走から中6週とこれまでとほとんど変わらないローテーションでのレースとなるが、この中間はこれまでと比べると少し乗り込み量に乏しい。間隔に余裕がある割にといった感じのこの調整というのは、プラスよりはマイナスに働きそう。

オタルエバー(3着、470kg(+14kg))<D>【収得賞金順⑫】
休み明けの前走時は、馬体増もパドックでは太め感はなく馬体が戻った感じだった。ただ、乗り込み量が少ない中での3着好走明けとなるこの中間、間隔がそこそこある割にこの馬としては平凡な時計が並ぶ。上積みよりは反動のほうが出ているような感じ。

トウシンマカオ(5着、452kg(+2kg))<C>【収得賞金順③】
この中間も南Wで好時計が出ているが、長めからになるとかなり行きたがる面を見せている。速い時計が出ているというよりは、出てしまっていると言ったほうが正解か。短い距離が向く馬なので、調教で抑えが効かないとレースではさらにコントロールが難しくなるだろう。




<前走:その他のレース出走馬>

ソネットフレーズ(デイリー杯2歳S:2着、466kg(±0kg)6ヶ月)<D>【収得賞金順⑨】
クイーンCを使えず、半年ぶりのレースがここと調整の狂いはかなりマイナス。1週前の時計も平凡で、行きたがる感じで力みもあり不安材料が多い。

セリフォス(朝日杯FS:1着、486kg(±0kg)4ヶ月半)<A>【収得賞金順①】
2歳時は新馬戦から朝日杯FSまで4戦したが、デビューも早く無理のないローテーションでレースを使ってきていて、消耗は抑えられていたと思う。今回はぶっつけでのG1挑戦となるが、詰めて使うよりは良いパフォーマンスが出せるはずとみている。この中間も乗り込み豊富で、2週前、1週前と長めから強く追われていて仕上がりは良さそう。



ステルナティーアチューリップ賞:11着、440kg(+8kg)中8週)<B>【収得賞金順⑩
前走(チューリップ賞)は、馬体こそ増えていたが全体的には細い感じで、パドックでもうるさい面が出ていた。桜花賞には向かわずこちらに回ってきたが、関西への輸送もなく間隔も空いているのでプラス材料は多い。1週前追い切りではスピード感のあるきれいな走りを見せていて好状態を感じさせる。

インダストリア(弥生賞:5着、488kg(-6kg)中8週)<B>【収得賞金順⑥】
弥生賞から少し間隔を空けてマイル路線にシフトしてきた。1週前追い切りでは、レーン騎手が騎乗して最後手前を替えてからもうひと伸びして時計も優秀と、仕上がりの良さが伝わってくるものだった。



ドーブネ(スプリングS:6着、472kg(-8kg)中6週)<C>【収得賞金順⑪】
前走時は馬体が減っていて、パドックでの落ち着きもなかった。プリンシパルSに出走する予定のようだが、この中間も1週前に強めに追われて前走時と同じような時計は出ていて、調子落ちはなさそう。

ソリタリオ(スプリングS:10着、478kg(-4kg)中6週)<C>【収得賞金順④】
未勝利勝ち後は、こうやまき賞(1週前CW)、シンザン記念(最終追いCW)と追い切り内容を変えていたが、前走時は坂路(1週前)、坂路(最終追い)ともとに戻していた。この中間は、1週前を再びCWに変更してきたが、併走遅れもありまだ調子は戻っていないか。

アルーリングウェイ桜花賞:8着、454kg(±0kg)中3週)<D>【収得賞金順⑤】
前走の桜花賞では◎にした馬だが、馬体が増えておらずトモも寂しく、成長力がない感じだった。この中間、間隔は詰まるが前走の馬体を見るに上積みは厳しそう。

フォラブリューテ桜花賞:14着、442kg(+2kg)中3週)<D>【収得賞金順⑦】
前走(桜花賞)時は、休み明けにもかかわらず馬体増も少なく、非力で力強さが感じられなかった。この中間も間隔が詰まっていて、上積みは期待できない。

ダンテスヴュー皐月賞:10着、456kg(+6kg)中2週)<C>【収得賞金順⑧】
皐月賞から中2週での参戦となるが、前走時でまだ締まりそうな馬体。この中間は、木曜日に坂路で追い切られていて動きは悪くなかったが、ガラッと変わった感じもない。

セイクリッド(未勝利:1着、452g(-2kg)中2週)<D>※除外対象馬
前走ダートで未勝利勝ち。中2週での芝替わりだが、速い時計も出しておらず、好走する条件がない。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、セリフォスダノンスコーピオンの2頭をあげておきます。



◇今回は、NHKマイルC編でした。
コロナ過になる前、NHKマイルC当日にはその年の大河ドラマに出演している俳優さんが、表彰式に来場するという場面が毎年のように見られていました。今年は私の好きな三谷幸喜さん脚本の『鎌倉殿の13人』( https://www.nhk.or.jp/kamakura13/index.html )が放送されていて、毎週楽しみに観ています。競馬とはあまり関係ありませんが、『鎌倉殿の13人( https://youtu.be/af67R0bHCgw )』では、第1話から馬に乗るシーンが多くあり、主演の小栗旬さんも乗馬クラブにかなり多く通い、インストラクターからは「特技:乗馬と答えても良いですよ」と言われるほど乗りこなせるようになったと、インタビューで答えていました。他にもドラマの語りを今年のJRAのCMに出演している長澤まさみさんが務めていたり、昨年までイメージキャラクターを務めていた中川大志さん、マツケンアリマの松平健さん、ほかにも競馬好きな俳優さんたちも多く出演していて、どこか競馬との繋がりを感じてしまいます。何と言っても、主演がオグリさんですから(^^;
今年のNHKマイルCでは、『鎌倉殿の13人』の⑬、三谷幸喜さんの③とこのあたりの数字は予想以外でも遊びで買って楽しむのも……、なんて思ってみたりして!?

※NHKマイルC出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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トウシンマカオの口コミ


口コミ一覧
閲覧 12ビュー コメント 0 ナイス 1

おはようございます!(=^・^=)
いつも訪問される方々、ありがとうございます。

もう、12月(師走)ですか?
1年が、“アッ”と言う間に過ぎて逝きます。
しかし、ポジティブに考えれば、まだ31日も!?
年内に出来ることは、済ませたい!

とりあえず年賀状から始めます!?

【2023週間スケジュール】

一週間の基本的な更新スケジュールは、下記参照。
(毎朝7時ごろ更新/競馬変則日程の場合は変更あり)

月曜日 : 今週末 土、日曜の重賞(日刊馬番コンピ指数 等)
火曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日刊馬番コンピ指数 等)
水曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(血 統 等)
木曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日記)等
金曜日 : 検討中??
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)

noteのアドレス: https://note.com/haya00  

宜しくお願い致します。

【重賞レース予想 第11期 最終結果】
第11期(11月04日~11月26日)8日間(京王杯2歳S~ジャパンカップ)12戦

最終週末競馬は、当てる事ができたのか!?

25日(土)京都2歳S(G3)では7番ギャンブルルームを推奨!
複勝(7番ギャンブルルーム) 
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

25日(土)京都2歳S(G3)で推奨馬ギャンブルルーム(2人気)は、スタート良く先団後方6番手から3角では4番手まで押し上げ直線で一気に突き抜け優勝…のはずが?? 騎手に追い出されても反応が無く馬群へと沈み込んで11着惨敗…残念。

レースは、後方から徐々に進出し、直線で馬群を捌いて伸びたシンエンペラー(1人気)が、中団から脚を伸ばしたプレリュードシチー(10人気)を差し切り、1/2馬身差をつけ優勝。さらにハナ差の3着にサトノシュトラーセ(3人気)が入り、ヒモ荒れ決着!!

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。

反省点として、軸馬選択の失敗!? 過去のデータ通りなら推奨馬ギャンブルルームで良かったはずが、騎手の技量格差を見誤った?? この時期、外国人騎手(短期免許)による騎乗が増えている中、当レースにJ.モレイラ騎手騎乗馬シンエンペラーが1頭いた。結果は、同馬が優勝!? では何故?? シンエンペラーが優勝できたのか?? 同馬は、後方から競馬を進め、直線では力強く馬群の真ん中を突き抜け優勝!? まさしく「モレイラマジック」としか言いようがないレース展開?? 2戦しか実戦を経験していない同馬は、まだまだ適性自体が不明であり、折合いが付けにくいだけに騎手次第(J.モレイラ騎手と同等クラス)で、今後の結果にも影響??

26日(日)ジャパンカップ(G1)では2番イクイノックスを推奨!
馬単2→(4,7,9,10,17)/ 3連単 2→(4,7,9,10,17)→1
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

26日(日)ジャパンカップ(G1)で推奨馬イクイノックス(1人気)は、3番手追走から直線で先頭に立ち、後続を突き放し、2着のリバティアイランド(2人気)に4馬身差をつけ優勝。さらに1馬身差の3着にスターズオンアース(5人気)が入り、大本命決着!!

馬券は、2着に外人騎手(短期免許)を狙い、ハズレ…(ノД`)・゜・。

反省点として、馬券種の選択?? っていうより、素直に1点勝負(イクイノックスVSリバティアイランド)すれば儲かった…残念。では何故?? リバティアイランドは2着にきたのか?? 同馬のスタートは、イクイノックスより反応よく前に出ようとするも騎手に押さえ込まれて4番手確保!! スタート直後からイクイノックスの背後でピタリとマークし、直線では目標にするイクイノックスをめがけて加速も、逆に引き離されて2着。以前(2020年)のアーモンドアイvsコントレイルvsデアリングタクト以来の記憶に残る"競馬の祭典"だったと思う。ただ、3歳牝馬としてのダメージは、人間が考えるほど軽いものではないはずで、デアリングタクトの二の舞いになら無ければよいのだが…。

26日(日)京阪杯(G3)では10番ルガルを推奨!
複勝(10番ルガル) 
結果は、的中!(複勝160円)

26日(日)京阪杯(G3)で推奨馬ルガル(1人気)は、スタート良く先団5番手追走から直線で一気に突き抜け優勝…のはずが??  中団でレースを進めたトウシンマカオ(4人気)が、直線で外から一気に突き抜け、ルガルに2馬身差をつけ優勝。さらに1/2馬身差の3着にエイシンスポッター(6人気)が入り、ほぼ本命決着!?

反省点として、馬券種の選択?? 個人的には、荒れる傾向が強いレースだけに、伏兵馬絡みの結果を…残念。では何故?? トウシンマカオは優勝できたのか?? 同馬は、スタート良く中団先行7番手追走のまま、直線で一気に突き抜け優勝。前半が速くなかったが、後半600mも11.0-11.3-11.4、33.7と速くなく、開催最終日らしい少しタフな馬場だった。最近はスタートも良く、前につける競馬ができるようになっている馬で、来年の高松宮記念では期待したい1頭!?

【総 評】
最終週末、3戦1勝2敗…最後まで”金欲”に負けたみたいな感じ。ジャパンカップは、素直に1点勝負(イクイノックスVSリバティアイランド)すれば馬連180円 / 馬単260円 を獲りにいけば…反省。自分が狙った(17番スターズオンアースが2着だった場合)のは、5点勝負(馬単11.3倍 / 3連単25.3倍)…残念。ただ、イクイノックスの今後、有馬記念、ここ(ジャパンカップ)が最後ということも含めて、正式発表を待つしかないが、まだ牡4での引退は早過ぎでしょう??

とりあえず、第11期が終了。当然ながら、大幅なマイナス(重賞成績表を参照)…反省。勝負を賭けたレースで、ことごとく返討ちでは、仕方がありません。来年を見越して、馬券種の変更で今年最後の勝負を!? 年初から複勝を基本に置いてきましたが、単勝へ切り替えます。当然ながら、的中率は下がりますが、回収率は上がるはず…不安しかない。来期(第12期)は、今年最後の競馬でもあり、一気に突き抜けたい!! 頑張ります。


【先週重賞レースの馬番コンピ 回顧篇】
(京都2歳S)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数1位"
5番シンエンペラーが該当=結果1着的中!(複勝170円) 

(ジャパンカップ)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数3位"
5番ドウデュースが該当=結果4着ハズレ…(ノД`)・゜・。

(京阪杯)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数3位"
2番ビッグシーザーが該当=結果5着ハズレ…(ノД`)・゜・。


【今週末重賞レースの馬番コンピポイント篇】

(ステイヤーズS)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ3位”

*無条件
過去10年内(1-3-2-4/10)
勝率10%/連対率40%/複勝率60%/単勝回収値52/複勝回収値112
近5年 (0-2-1-2/5)
勝率0%/連対率40%/複勝率60%/単勝回収値0/複勝回収値122

昨年は、中団のインでレースを進めたシルヴァーソニック(3人気)が、直線でもインを通って抜け出し、追い込んだプリュムドール(5人気)に3/4馬身差をつけ優勝。さらに1.1/4馬身差の3着にディバインフォース(4人気)が入り、中波乱決着!?
【1着=3人気=指数6位
         ⇒2着=5人気=指数5位 ⇒ 3着=4人気=指数3位】
競馬では基本的に、馬体重の重い馬の成績が良い傾向がある。ただ、長距離戦では筋肉量の多さは燃費の悪さにつながるだけに、軽量馬が多い。実際、500㌔以上[0-2-1-28]と苦戦。最も好走率が高い460~479㌔[6-6-3-30]。複勝回収率もベタ買い95%と高く、馬体重で長距離適性を判断したい!?

推薦推し指数3位は、昨年(3着)馬券に絡んでいるが、今年も期待大!?


(チャレンジC)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ1位”

*無条件
過去10年内(4-1-1-4/10)
勝率40%/連対率50%/複勝率60%/単勝回収値81/複勝回収値80
近5年 (3-0-0-2/5)
勝率60%/連対率60%/複勝率60%/単勝回収値104/複勝回収値68

昨年は、縦長馬群の中団から進出したソーヴァリアント(1人気)が、直線で抜け出し、間を割って追い込んだルビーカサブランカ(4人気)に1.3/4馬身差をつけ優勝。さらにクビ差の3着にエヒト(8人気)が入り、中波乱決着!?
【1着=1人気=指数1位
         ⇒2着=4人気=指数7位 ⇒ 3着=8人気=指数5位】
当レースが行われる時期は各国の有力騎手(短期免許)が多く集う。そのため、有力馬の多くが外国人騎手に渡り、日本人騎手の優先順位は下降気味??
実際、外国人騎手(短期免許)[1-2-1-5]と安定しており、JRA所属の外人騎手C.ルメール騎手[3-2-0-3]、M.デムーロ騎手[3-0-1-2]と活躍が目立つ。

推薦推し指数1位は、昨年(1着)馬券に絡んでいるが、今年も期待大!?


(チャンピオンズC)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ4位”

*無条件
過去10年内(2-2-2-4/10)
勝率20%/連対率40%/複勝率60%/単勝回収値238/複勝回収値173
近5年 (1-1-1-2/5)
勝率20%/連対率40%/複勝率60%/単勝回収値158/複勝回収値170

昨年は、中団後方からレースを進めたジュンライトボルト(3人気)が、直線半ばで進路を見出してから鋭く追い込み、抜け出していたクラウンプライド(4人気)をゴール寸前で差し切って、これにクビ差をつけ優勝。さらに1.1/4馬身差の3着にハピ(6人気)が入り、中波乱決着!?
【1着=3人気=指数4位
         ⇒2着=4人気=指数2位 ⇒ 3着=6人気=指数6位】
近年は外厩施設の充実・美浦の新坂路コース等により、芝に関しては西高東低が是正されてきたなか、ダートはまだまだ関西馬が強い。実際、関東[2-1-2-20]に対して関西馬[8-9-8-102]と数で圧倒しているが、そろそろ関東馬の反撃には注意が必要になってくる!?

推薦推し指数4位は、昨年(1着)馬券に絡んでいるが、今年も期待大!?


詳細は、noteまで訪問して下さい。
noteのアドレス: https://note.com/haya00  
宜しくお願い致します。

 競馬戦略研究所所長 2023年11月28日(火) 08:38
重賞回顧 京阪杯
閲覧 29ビュー コメント 0 ナイス 2

2023年11月26日 京都 12R 京阪杯(G3)
◎:7枠 15番 エクセトラ
◯:5枠 10番 ルガル
△:4枠 8番 ジュビリーヘッド
△:6枠 11番 シュバルツカイザー
△:8枠 18番 トゥラヴェスーラ


斤量が示すように別定戦で唯一58キロを背負ったトウシンマカオが連覇で幕を閉じました。叩いて順当に良化したとはいえ、お見事の一言。競り合いが続く中、中団でジックリ待機、直線はそのの馬場の良いところを選択すると一気に伸びて、余裕の勝利。まだ4歳。今後の短距離界に楽しみな馬が出てきました。

 2着には、まさかの1番人気のルガル。正攻法の競馬をして2着を死守。この馬はまだ3歳。これからの成長に期待です。

 3着は自分の競馬に徹したエイシンスポッター。角田騎手は完全に手のうちに入れており、この馬と重賞制覇する日も近いかも知れません。

 所長◎のエクセトラはさすがに後ろすぎ。連続騎乗が叶うなら、もう一度乗って積極的な競馬を見せて欲しいです。

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 オサムラ3 2023年11月26日() 23:01
的中率100%、回収率200%!
閲覧 81ビュー コメント 0 ナイス 2

こんばんわです。
久しぶりの書き込みになります。
今朝、なんとなく思いつきでトイレ掃除と玄関ドアの拭き掃除をしました。
玄関は運気の入口だそうで、綺麗にするといい流れになるそうです。
11月は全敗でしたが、やっと回収できました。
有馬に向けて、マメに掃除を続けようと思います。
みなさんにも、いいことありそな。

東京11RジャパンC
3連単の6点(トリガミ回避で絞り込み)
2イクイノックス(鉄板!10万賭けようかと思ったぐらいw)
1リバティアイランド(強さと斤量効果で入賞確定)
17スターズオンアース(桃枠で勝ちまでは難しいかな)
10ダノンベルーガ(幸運の黄色で、叩き合いを期待したんですが)

京都12R京阪杯
荒れそうだなあと思って、騎手4名絞りで馬連BOXで期待
10ルガル(人気が出過ぎて、ちょっと不安になりました)
5キミワクイーン(横武に期待したんですが)
17トウシンマカオ(好調の菅原、前年同様に期待)
14ディヴィナシオン(団野の穴は開かなかった)
18トゥラベスーラ(藤岡期待もありましたが、馬齢で消しましたがハナ差4着!)
6エイシンスポッター(キミワクイーンと迷って消しました)

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コメント一覧
1:
  HELPRO   フォロワー:0人 2023年6月14日(水) 08:30:36
同馬は厩舎の代表馬の模様。この鞍上が起用されているのはJRAの指示なので遠からずG3は突破するでしょう。狙いは今秋のスプリンターズS。

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2023年11月26日京阪杯 G31着
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2023年11月26日 京阪杯 G3 1着
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