【馬券戦略】
想定人気上位馬は、サトノクローク・アレグロブリランテ・アドマイヤサジーの三頭だが、この三頭に勝ち負けまでの信頼感をおけない予想となり、このレース波乱充分との判断、私の本命馬も
オッズ期待値込みのものだけに、三連複は対抗馬との二頭軸、
馬単はBOX馬券で勝負したい。
【危険視して妙味】
危:アレグロブリランテ 牡3 55 マーカンド
スプリングS②着の実績あり、中山替わりはプラス、鞍上にマーカンドで、重賞経験から3勝クラスならとの見方もできるが、スプリングS好走は、雨馬場とスロー逃げと展開嵌った印象で、若竹賞②着も不良馬場、高速馬場と化した今の中山では不安の方が大きい。
【最終予想】
◎エンドウノハナ 牡5 57 田辺
半年ぶりの実戦、後方脚質で初めての中山コースとクリアすべき課題は多いが、ワープスピード・チャックネイトなど重賞で活躍している相手に互角に戦ってきた地力は最上位、やや手薄なメンバー構成、オッズ期待値の高さを考えると本命で攻めたい。
〇フルール 牝4 55 荻野極
前走の大敗は流石に相手が強く問題外、中山2500Mの大外枠、この特異なコースに対してあまり経験値のない荻野極騎手と懸念材料あるも、距離を2500M前後に延ばしてからの成績は安定、
古都Sではサトノクローク・バロッサヴァレーに先着、安房特別でもアドマイヤサジーに先着と対戦比較上では地力上位との見方もできる、想定④人気ならオッズ妙味もあり対抗評価。
△バロッサヴァレー 牝4 54 北村宏
中山コースは初めてとなるが、距離を延ばして結果をだしてきた、当該クラスでは連続④着とまだ馬券になっていないが、日本海Sはスタートで後手、本来の先行する形をとれない中、差し込んでの0.6差は評価できる内容、前走の古都Sも、スロー逃げの展開が向いたとはいえ、サトノクロークに先着なら好勝負期待してよいか。
△キングサーガ セ7 55 ドイル
7歳にしての芝路線再転向、およそ三年ぶりの勝利での昇級戦では厳しいと感じるのは常も、2走前の茶臼山高原特別④着が相手を考えると強い競馬、比較的手薄だと思える今回の相手なら
好走も。
×サトノクローク 牡4 56 戸崎
3勝クラス4戦で2度の馬券内、好位から堅実に走るタイプで安定感あるも、速い脚はなく鋭さ不足は否めず、勝ち負けのイメージはどうしても湧かない、人気の一角を背負いそうで、能力が抜けている訳ではないだけに、オッズ期待値は低く感じる。
※:他におさえておきたいのは、ファンタジア・シリアルノヴェルの二頭。
消:アドマイヤサジー 牝4 54 丹内
長距離路線に転じてからは成績安定、中山2500M戦で1-1-1-0という戦績から想定②人気に推されるのも理解できるが、安定感がある代償として爆発力はなく、速い脚も使えない、横津岳特別でシリアルノヴェルに5馬身差の完敗、安房特別でもフルールに先着を許していたあたりを考えるとオッズ期待値は低い。