マテンロウレオ(競走馬)

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マテンロウレオ
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マテンロウレオ
写真一覧
現役 牡5 黒鹿毛 2019年4月22日生
調教師昆貢(栗東)
馬主寺田 千代乃
生産者猪野毛牧場
生産地新ひだか町
戦績19戦[3-2-0-14]
総賞金18,668万円
収得賞金5,900万円
英字表記Matenro Leo
血統 ハーツクライ
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
サラトガヴィーナス
血統 ][ 産駒 ]
ブライアンズタイム
レディダンジグ
兄弟 サウスビクトルインスピレーション
市場価格
前走 2024/04/28 天皇賞(春) G1
次走予定

マテンロウレオの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/04/28 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 1861148.71113** 牡5 58.0 横山典弘昆貢 478
(-2)
3.17.8 3.638.9テーオーロイヤル
24/03/23 中山 11 日経賞 G2 芝2500 10228.354** 牡5 57.0 横山典弘昆貢 480
(-8)
2.31.6 0.236.4シュトルーヴェ
24/02/11 京都 11 京都記念 G2 芝2200 128119.349** 牡5 57.0 横山典弘昆貢 488
(+6)
2.13.1 1.035.9プラダリア
24/01/06 中山 11 日刊中山金杯 G3 芝2000 175107.037** 牡5 58.5 横山典弘昆貢 482
(-2)
1.59.3 0.434.0⑫⑫⑬⑩リカンカブール
23/12/02 阪神 11 チャレンジC G3 芝2000 1381225.665** 牡4 57.0 横山典弘昆貢 484
(+14)
1.59.1 0.334.8⑤⑦⑦⑨ベラジオオペラ
23/09/24 中山 11 オールカマー G2 芝2200 153417.0512** 牡4 57.0 横山典弘昆貢 470
(-12)
2.13.1 1.135.7⑤⑤⑨⑨ローシャムパーク
23/08/20 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 155846.8814** 牡4 58.0 横山典弘昆貢 482
(+8)
2.06.5 5.040.2⑧⑧⑬⑮プログノーシス
23/04/30 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 1771497.385** 牡4 58.0 横山典弘昆貢 474
(-2)
3.17.0 0.935.9⑨⑧⑤④ジャスティンパレス
23/04/02 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 164731.484** 牡4 58.0 横山典弘昆貢 476
(0)
1.57.8 0.435.4ジャックドール
23/02/12 阪神 11 京都記念 G2 芝2200 131115.262** 牡4 56.0 横山典弘昆貢 476
(-2)
2.11.5 0.634.5⑤⑤⑧⑨ドウデュース
23/01/05 中山 11 日刊中山金杯 G3 芝2000 17116.035** 牡4 57.5 横山和生昆貢 478
(+2)
2.00.3 0.135.2⑩⑩⑧⑨ラーグルフ
22/12/10 中京 11 中日新聞杯 G3 芝2000 188167.542** 牡3 56.0 横山典弘昆貢 476
(+4)
1.59.4 0.034.6⑤⑤⑤④キラーアビリティ
22/11/19 阪神 11 アンドロメダ (L) 芝2000 114410.151** 牡3 54.0 横山典弘昆貢 472
(-4)
1.59.3 -0.234.9ディープモンスター
22/05/29 東京 11 東京優駿 G1 芝2400 1824198.71813** 牡3 57.0 横山和生昆貢 476
(-6)
2.24.0 2.136.2⑬⑩⑧⑧ドウデュース
22/04/17 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 1881784.71412** 牡3 57.0 横山典弘昆貢B 482
(+4)
2.00.5 0.833.9⑱⑱⑱⑱ジオグリフ
22/03/06 中山 11 ディープ記念 G2 芝2000 115510.6510** 牡3 56.0 横山典弘昆貢 478
(+2)
2.01.4 0.935.4⑤⑥⑨⑨アスクビクターモア
22/02/06 中京 11 きさらぎ賞 G3 芝2000 11224.021** 牡3 56.0 横山典弘昆貢 476
(-2)
2.00.5 -0.035.0⑧⑧⑦⑦ダンテスヴュー
21/12/28 中山 11 ホープフルS G1 芝2000 1561034.496** 牡2 55.0 横山典弘昆貢 478
(+4)
2.01.1 0.535.6⑨⑩⑩⑨キラーアビリティ
21/10/30 阪神 5 2歳新馬 芝2000 12114.821** 牡2 55.0 横山典弘昆貢 474
(--)
2.02.8 -0.135.1⑦⑦⑦⑦ロマンシングブルー

マテンロウレオの関連ニュース

ジャスティンパレス
一昨年の神戸新聞杯(中京)勝ち馬で、昨年は3000m以上の阪神大賞典、天皇賞(春)を連勝。その後中距離に戻り、宝塚記念3着、天皇賞(秋)2着は、スタミナを問われる流れ。今年上半期は案外な結果も、秋始動戦の前走天皇賞(秋)は6番人気4着。スローを出遅れから追い込んできた。2ハロン延長と叩き2戦目で前進を期待。

シュトルーヴェ
今年は日経賞目黒記念とG2を連勝。日経賞マテンロウレオの大逃げに捲りも入り緩みない流れ。道中は後方に待機し、直線は狭い所を抜けた。コーナーの加速がいまいちで、大箱向きに思える。目黒記念はスローの速い脚比べで、3戦連続となる上がり最速は32秒9。前走道悪の宝塚記念は11着も、関東圏の良馬場で巻き返せるか。

シンエンペラー
昨年は京都2歳Sを制し、暮れのホープフルSで2着。どちらも緩みなく流れ、前者は後方にいたが、後者は前受けの強い内容だった。今年はレースレコードの弥生賞2着後、コースレコードの皐月賞5着。末脚の質的に東京はどうかと思ったが、スローのダービーで3着を確保した。2400mは合いそうだが、流れたほうがいいのでは。

スターズオンアース
前走ドバイシーマC(8着)までキャリア12戦[3-5-4-0]と堅実に駆ける。一昨年は、桜花賞オークスの二冠。秋華賞(阪神)3着とその次の大阪杯2着は、内回りを出遅れ4角後方から追い込んでのもの。昨年のジャパンCは、ヴィクトリアマイル3着から直行で3着。ゴール前は2着リバティアイランドより脚色優勢だった。仕上がりだけか。

ソールオリエンス
昨年の京成杯と皐月賞の勝ち馬。京成杯は、4コーナーで大きく膨れ、器用さを欠きながらの差し切り。皐月賞は道悪、1000m通過58秒5の前にきつい流れのなかを、最内枠から下げ、4角ほぼ最後方から大外一気を決めた。対古馬戦は、3戦連続着外から、皐月賞と同じ道悪に、外回りと少頭数も加わった宝塚記念を2着。個性派で狙うタイミングが限られる気も。

ダノンベルーガ
一昨年の共同通信杯を、史上2頭目の1戦1勝馬で勝利。その後、クラシックは皐月賞4着、ダービー4着とあと一歩。この歯がゆい着順が、古馬以降も尾を引き、一昨年の天皇賞(秋)3着、ドバイターフ2年連続馬券内など、健闘はあれど勝ち鞍がない。前走の天皇賞(秋)は14着と初めて大きく崩れた。一応、約7ヶ月ぶりの実戦だった。

チェルヴィニア
今年の牝馬三冠戦では、桜花賞こそ13着と崩れたが、大外枠に加え、直線はモタれていた。直後のオークスでは、2番人気の支持に応え1着。前2頭と離れた集団の中団後方外、動ける位置を確保し、上がり最速34秒0の脚で外から伸びた。勝ち時計2分24秒0は史上6位のタイム。秋華賞は右回りの不安を払拭し1着。54キロの斤量は大きい。

ドウデュース
今年の天皇賞(秋)勝ち馬。1000m通過59秒9のスローを、道中は14番手を追走。流れが緩い分、先頭から最後尾まで短く、抜群の切れ味が活きた。レースの上がり33秒7に対し、自身は最速で32秒5。ピッチ走法で古馬以降、小回りに良績を残すが、昨年のジャパンCは4着。上位2頭が今年未出走なら、能力で凌駕するか。

ドゥレッツァ
未勝利から5連勝で昨年の菊花賞を戴冠。その間すべて上がり最速で、3勝クラスの日本海Sは内回りの前残りを、中団からとらえ切る好内容だった。菊花賞は外枠からまさかのハナも、中盤にペースコントロールを利かせ、最後の脚に繋げる。その後、金鯱賞2着、天皇賞(春)15着、イギリスG1・5着も、連勝中の内容から人気がなければ。

ブローザホーン
今年は日経新春杯を制し、阪神大賞典はかかりながら3着。それをふまえてか、天皇賞(春)は後方で折り合いに専念し2着へ。次の宝塚記念でG1初制覇。得意の道悪で、直線は馬場の良い外から伸びた。前走の京都大賞典は1番人気でまさかの最下位。休み明けや59キロもあったが、東京の高速馬場はどうか。天気予報も晴れマークで……。

【3歳以上次走報】アーテルアストレアは菱田裕二騎手でチャンピオンズCへ 2024年11月6日(水) 15:17

レディスプレリュード3着アーテルアストレア(栗・橋口、牝5)は、菱田騎手でチャンピオンズC(12月1日、中京、GⅠ、ダ1800メートル)に向かう。

★貴船S1着でオープン入りしたインユアパレス(栗・須貝、牡3)は、カペラS(12月8日、中山、GⅢ、ダ1200メートル)の予定。僚馬で夕刊フジ杯オパールS9着プルパレイ(騸5)は、浜中騎手で京阪杯(24日、京都、GⅢ、芝1200メートル)へ。

天皇賞・春13着のマテンロウレオ(栗・昆、牡5)は、横山典騎手とのコンビで中日新聞杯(12月7日、中京、GⅢ、芝2000メートル)へ。僚馬でスワンS7着のマテンロウオリオン(牡5)は、横山和騎手でキャピタルS(23日、東京、L、芝1600メートル)へ。

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【目黒記念2024】出走予定馬最速チェック 伝統のハンデG2! ダービーデー最終戦を制するのは? 2024年5月20日(月) 11:00


クロミナンス
オープン昇格後2戦は中山で好走。不良馬場のAJCC3着は、直線馬場の荒れた内を突き、初の2500mを走った日経賞2着は、勝ち馬に展開が向いた。3勝クラスは東京芝1800mで突破。瞬発力勝負を上がり最速32秒6で差し切り。折り合いに不安がなく、条件不問で崩れにくい。東京に戻り、速い脚比べになればさらに。

サトノグランツ
昨年の京都新聞杯神戸新聞杯の勝ち馬。前者は1000m63秒8からの瞬発力勝負、後者は高速馬場のレコード決着だった。スパッと切れるより、しぶとく脚を使う印象。古馬初対決の日経新春杯は、緩みない流れを好位から3着と力を示した。多少上がりはかかってほしいが力は足りるはず。G2・2勝なので、ハンデは背負いそう。

シュヴァリエローズ
重賞で馬券内好走はないものの、4走前中日新聞杯5着、2走前京都記念4着と、あと一歩のレースはある。京都記念は緩みない流れを、好位で多少かかっていたが、前走は1ハロン延長のメトロポリタンSを3着。我慢が利き、上がり勝負に対応した。前走の感じなら2500mはこなせそう。相手強化でどこまでやれるか。

ジューンアヲニヨシ
京都の2、3勝クラスを連勝しオープン入り。2勝クラスは連続開催後半の外伸び馬場のなか、緩い流れを好位から直線外へ。3勝クラスはAコース6日目でも前有利の高速馬場で迎えると、緩みないラップを好位につけたところから直線での長い競り合いを制しモノにした。最後は多少、内側へよれていた。勝ち時計2分22秒6はコースレコードで、高速決着は歓迎のクチか。

シュトルーヴェ
前走の日経賞は重賞初挑戦初制覇。マテンロウレオの大逃げで、縦長の隊列の後方2番手。3、4コーナーの中間で馬群の間から位置を上げ、直線も馬群を割って伸びてきた。展開は向いたし、捌きやすい少頭数も良かった。今回は日経賞の再戦のような面子で、能力に不足はないはず。出遅れ癖が出て、前有利の流れだと不安も。

ヒートオンビート
3年前の目黒記念2着は、道中から直線に向くまで極端にペースが落ち、2500m戦にも関わらず上がり32秒4を使った。今年も頭数的に当時に近い流れになりそうなのが怖いところ。そのほか、一昨年と昨年のアルゼンチン共和杯を連続3着と、このコースは得意舞台。直近2戦は不本意な成績ながら、ここは巻き返したいところ。

マイネルウィルトス
渋った馬場や上がりのかかる展開に向き、一昨年の目黒記念2着、昨年は同じコースのアルゼンチン共和国杯2着がある。その目黒記念は後半5ハロン目から11秒台が続く形、アルゼンチン共和杯も道中ラップが落ちず、持続力を活かしたいこの馬向きの流れになった。明け8歳でも健在だが、少頭数の瞬発力勝負になったときはどうか。

メイショウブレゲ
今年の万葉S勝ち馬で、タフな馬場と上がりのかかる長距離戦に向く。その後2戦も、阪神大賞典10番人気8着、天皇賞春16番人気8着と人気以上に走った。特に天皇賞春は外枠で馬場も速く、なかなかの健闘ぶり。ただ、今回の2500mはこの馬にとって短く映るし、少頭数で上がりの速い競馬になれば苦しいかもしれない。

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【天皇賞(春)2024】重賞レースおさらい帳 ステイヤー躍動の流れを味方に付けて! テーオーロイヤルが堂々の押し切りで悲願のG1制覇 2024年4月29日(月) 13:00


改めて、レースは生き物だと実感させられる結果だった。

特に天皇賞(春)菊花賞のような長距離レースは、メンバー、展開、馬場傾向などによって大きく性格を変える。時には中距離的な要素を問われるスピード決着になり、時には真のステイヤーでないと残れないスタミナ決着になる。どちらに振れるかはゲートが開いてみないと分からず、予想する上での入口でありながら、非常に難しい要素だ。


結論から言えば、今年は明らかに後者の年だった。

序盤でハナを切ったマテンロウレオは、前半で複数回11秒台のラップを刻み、締まった流れを形成。

中盤は多少緩んだ流れになったものの、残り800m地点から、スタミナに任せてディープボンドサヴォーナテーオーロイヤルらが進撃を開始。逃げていたマテンロウレオや、序盤から力み気味に好位に付けていたドゥレッツァはこれに抵抗できず、終始抜群の手応えで進めたテーオーロイヤルがそのまま余裕を持っての押し切り勝ち。2着ブローザホーン、3着ディープボンドはもちろん、4着スマートファントム、5着ワープスピード、6着サヴォーナと、"ステイヤーらしさ"を色濃く持った馬たちが上位を独占する結果となった。


勝ったテーオーロイヤルは、ダイヤモンドS、阪神大賞典に続き、3000m級のレースを3連勝。懸念されていた"目に見えない疲れ"も全く感じさせず、名実共に国内最強ステイヤーの座に就いた。

今回の流れは、本馬含め前に付けていた組にとっては決して楽なものではなく、少しスタミナがあるくらいでは直線の攻防に加わることすらできなかったはず。道中スローの切れ味勝負といった中距離的な質のレースにならずに、強靭なスタミナがダイレクトに生きるレースになったのは、本馬にとって非常に大きな勝因の一つだろう。

G1馬の称号を得たことで、距離短縮も含めた選択肢が生まれてきたが、陣営が明言した目標は、豪州の大レース・メルボルンC。ステイヤーとしての選択肢が国内に少ないのは時代の流れもあり仕方のないところだが、そんな中で生まれたこの超絶ステイヤーが自分を貫いてどこまで行けるのか。さらなる躍進を期待したいところだ。


2着のブローザホーンは終始掛かり倒した阪神大賞典から巻き返しての好走。序盤こそ力む挙動は見せたが、全体的には前走よりも遥かにスムーズなレース運びに映った。

ロスが大きい中でも伸びた前走、最後勝ち馬に迫る脚を見せた今回と、この馬も優れたステイヤーの資質を十分に示しているが、昨年には2000m戦にも対応しているように、こなす距離の幅が広いのも魅力。選択肢の広さならば勝ち馬以上なのは間違いなく、今後の進路に注目が集まる。


3着のディープボンドは近走の不振や衰え・限界説を全て吹き飛ばす魂の快走。序盤から終盤まで常に攻める姿勢で動いたことが、自身の良さを引き出すことにも繋がった。

勝負所でズブいというイメージの強い馬だが、京都コースにおいてはこの個性が薄れて比較的スムーズに動いており、舞台適性の高さも生きた印象。勝ち馬には完敗と言える着差で、全盛期のパフォーマンスを望むのはさすがに酷だが、長丁場ではまだまだ無視できぬ存在であり続けそうだ。


一方、人気を集めていた菊花賞ドゥレッツァと、ダービー馬タスティエーラは見せ場を作れず敗退。4歳世代の実績上位馬が共に大きく崩れる結果となってしまった。

ドゥレッツァ菊花賞時と比べると、序盤からかなりの力みを感じさせる走り。流れの厳しさをまともに受ける位置だったこともあり、失速は仕方のないところか。

とは言えブービー15着という結果はあまりにも負け過ぎな印象で、レース後に発表があった通り、熱中症の影響も大きかったのだろう。本質的な長距離適性に関しては謎が残ってしまったが、総合能力は依然国内最強を争えるだけのものを持つ馬。しっかりと立て直して、万全の状態でのリベンジを期待したい。


タスティエーラは道中の折り合いも比較的スムーズで、インでじっとできた時間も長く、ロスの少ない競馬が叶ったものの、直線で一瞬脚を使ったのみ。最後は明らかに失速していた。

前走の大阪杯では輸送後にカイ喰いが悪くなっての馬体減が見られたが、今回はそこからさらに6kg減。3走前の有馬記念時がやや太めだったため、単純に絞れたものと見ることもできるが、実戦に行って大きく変わらなかったのは気がかりだ。

それでも明らかにおかしな挙動だった大阪杯に比べれば動けてはいただけに、体調の問題というよりはステイヤー向きの舞台や展開が合わなかったと見るべきか。

思えば、父のサトノクラウンもクラシック好走後に迷走した時期があった馬だった。本馬も同じ蹄跡をなぞるとすれば、今秋から来年にかけて再度化ける可能性がある。ドゥレッツァと共に、4歳世代の意地を示す復活を心待ちにしたいところだ。

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【天皇賞・春】レースを終えて…関係者談話 2024年4月28日() 18:13

◆幸騎手(ディープボンド3着)「馬も京都のこの条件が大好きなのか、頑張って走ってくれました。やっぱり能力が高いですね。勝った馬は最後の力が抜けていましたが、この子もまだやれる力は十分あります」

◆岩田望騎手(スマートファントム4着)「いい感じで内々をリズム良く運んで、最後は内のあいたところからすごくいい脚を使いました。ゲートの課題はありますが、折り合いがつけばこれだけの脚を使えます」

◆三浦騎手(ワープスピード5着)「理想はもう少し前に行きたかったけど、出てからの反応が良くなかったです。内があいてからはよく頑張ってくれました」

◆池添騎手(サヴォーナ6着)「スタートは速くないけど、しっかりポジションを取りに行って、いいところで走れました。勝負を仕掛けて勝ちにいくレースをしましたが、最後はしんどくなりました」

◆モレイラ騎手(タスティエーラ7着)「レース前の想像通り中団を取って、馬場のいい内をロスなくリズム良く運べました。いい展開だと思いましたが、直線は思ったより伸びませんでした」

◆酒井騎手(メイショウブレゲ8着)「この馬のレースに徹して、内からじりじりと差を詰めていました。このメンバー相手に頑張ってくれました」

◆田口騎手(ゴールドプリンセス9着)「スタート良く道中のポジションも取れましたが、だんだんポジションを下げて、もったいなかったです。最後まで伸びていますし、このクラスでもやれる力はあります」

◆和田竜騎手(プリュムドール10着)「スタートも良く、4コーナーまで理想的にいけましたが、思ったより止まりました。京都の硬い馬場はもうひとつなのかもしれません」

◆松若騎手(スカーフェイス11着)「前半は行きたがりましたが、すぐに折り合いましたし、直線の反応はありました。現状の力は出してくれました」

武豊騎手(サリエラ12着)「いいところを取れたと思ったけど、力んで走っていました。2周目の3コーナーから付いていけませんでした」

◆昆調教師(マテンロウレオ13着)「きょうは力負けですね。少しペースも速かったけど、上手に走れていました」

◆鮫島駿騎手(チャックネイト14着)「トップスタートを切れましたし、ポジションも有力馬の後ろで運べました。下り坂で加速できず、2周目の3~4コーナーで下がって、直線も反応がなかったです」

◆M・デムーロ騎手(シルヴァーソニック16着)「途中まではすごく良かったけど、最後で歩様が悪くなりました」

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【天皇賞(春)2024】有名人の予想に乗ろう! 徳光和夫さん、大久保先生、霜降り明星・粗品さんなどズラリ!競馬大好き芸能人・著名人がファイナルジャッジ! 2024年4月28日() 05:00


【徳光和夫】
◎⑫ドゥレッツァ
3連単1頭軸流しマルチ
⑫→①③⑨⑩⑪⑮
ワイド流し
ゴールドプリンセス-⑫⑯

【大久保洋吉(元JRA調教師)】
◎⑭テーオーロイヤル
○⑫ドゥレッツァ
▲⑯チャックネイト
△④ワープスピード
△⑤ブローザホーン
△⑦タスティエーラ
△⑨シルヴァーソニック

【粗品(霜降り明星)】
◎⑫ドゥレッツァ
3連単フォーメーション
⑫→①⑨⑭→①④⑤⑥⑦⑨⑪⑭

【DAIGO】
注目馬
サリエラ

【林修】
注目馬
メイショウブレゲ

【あの】
注目馬
ディープボンド

【斉藤慎二(ジャングル ポケット)】
◎⑫ドゥレッツァ
ワイド
⑫-⑥ディープボンド

【キャプテン渡辺】
◎⑭テーオーロイヤル
馬連・ワイド
⑭-⑩サヴォーナ
3連単フォーメーション
⑫⑭→⑩⑫⑭→⑩⑫⑭
⑫⑭→⑦⑩→③
⑫⑭→⑫⑭→③

【安藤勝己(元騎手)】
◎⑭テーオーロイヤル
○⑤ブローザホーン
▲⑫ドゥレッツァ
☆⑨シルヴァーソニック
△⑦タスティエーラ
△④ワープスピード
△①サリエラ
△⑩サヴォーナ

【お兄ちゃん(ビタミンS)】
◎⑭テーオーロイヤル

【林健(ギャロップ)】
◎⑩サヴォーナ

【恋さん(シャンプーハット)】
◎⑭テーオーロイヤル

【てつじ(シャンプーハット)】
◎④ワープスピード

【浅越ゴエ】
◎⑭テーオーロイヤル

【岩部彰(ミサイルマン)】
◎⑤ブローザホーン

【西代洋(ミサイルマン)】
◎⑤ブローザホーン

【浜田順平(カベポスター)】
◎⑫ドゥレッツァ

【永見大吾(カベポスター)】
◎⑭テーオーロイヤル

【岡田紗佳】
注目馬
ドゥレッツァ
サリエラ

【佐野瑞樹】
注目馬
テーオーロイヤル

【篠原梨菜】
◎⑤ブローザホーン

【鈴木淑子】
◎①サリエラ
馬連BOX
サリエラ
ディープボンド
ドゥレッツァ
テーオーロイヤル

【長岡一也】
◎⑫ドゥレッツァ
○⑭テーオーロイヤル
▲①サリエラ
△④ワープスピード
△⑤ブローザホーン
△⑦タスティエーラ
△⑪マテンロウレオ

【原奈津子】
◎①サリエラ
○⑥ディープボンド
▲④ワープスピード

【中村愛】
注目馬
ワープスピード

【舩山陽司】
◎⑨シルヴァーソニック
3連単2頭軸流しマルチ
⑨→⑤→①③⑦⑫⑭

【皆藤愛子】
◎⑭テーオーロイヤル

【高田秋】
◎①サリエラ
単勝・複勝

馬連流し
①-⑦⑪⑫⑱

【川島明(麒麟)】
注目馬
ドゥレッツァ

【ゴルゴ松本(TIM)】
◎⑭テーオーロイヤル
ワイド
⑭-⑤
⑭-⑦
ワイド流し
⑭-③⑧⑮
3連複フォーメーション
⑭-⑤⑦-③④⑤⑧⑪⑮⑱

【レッド吉田(TIM)】
3連複・3連単BOX・馬単BOX・ワイドBOX
サリエラ
ディープボンド
タスティエーラ

【成瀬琴】
注目馬
ドゥレッツァ
テーオーロイヤル
3連複2頭軸流し
⑫-⑭-①⑤⑥⑦⑩⑪⑯

【三谷紬】
3連複BOX・3連単BOX
サリエラ
ディープボンド
タスティエーラ
マテンロウレオ

【天童なこ】
◎⑩サヴォーナ
○⑫ドゥレッツァ
▲⑭テーオーロイヤル
☆⑨シルヴァーソニック
△①サリエラ
△③プリュムドール
△④ワープスピード
△⑤ブローザホーン
△⑥ディープボンド
△⑦タスティエーラ
△⑯チャックネイト

【小木茂光】
◎⑤ブローザホーン
3連単フォーメーション
④⑤⑫→①④⑤⑦⑨⑩⑫⑭⑯→④⑤⑫

【守永真彩】
◎⑯チャックネイト
馬連流し・ワイド流し
⑯-①④⑤⑥⑦⑫⑭

【福原直英】
注目馬
ディープボンド

【田原成貴(元JRA調教師)】
◎⑭テーオーロイヤル

【三代目 中村福之助】
◎⑭テーオーロイヤル

【田中裕二(爆笑問題)】
◎⑩サヴォーナ

【北野日奈子】
◎⑭テーオーロイヤル

【中村均(元JRA調教師)】
◎⑭テーオーロイヤル

【大西直宏(元JRA騎手)】
◎⑫ドゥレッツァ

【熊沢重文(元JRA騎手)】
◎⑭テーオーロイヤル

【細江純子(元JRA騎手)】
注目馬
サリエラ
ブローザホーン

【酒井一圭(純烈)】
◎⑭テーオーロイヤル

【橋本マナミ】
◎⑭テーオーロイヤル

【やべきょうすけ】
◎⑫ドゥレッツァ
○⑭テーオーロイヤル
▲⑤ブローザホーン
△①サリエラ
△④ワープスピード
△⑨シルヴァーソニック
△⑰スマートファントム

【横山ルリカ】
注目馬
サリエラ

【じゃい(インスタントジョンソン)】
◎①サリエラ
○⑯チャックネイト
▲⑫ドゥレッツァ
△③プリュムドール
△⑤ブローザホーン
△⑩サヴォーナ
△⑭テーオーロイヤル

【稲富菜穂】
◎①サリエラ

【岡野陽一】
◎⑤ブローザホーン
○⑭テーオーロイヤル
▲①サリエラ
△④ワープスピード
△⑦タスティエーラ
△⑫ドゥレッツァ
△⑯チャックネイト

【津田麻莉奈】
◎⑤ブローザホーン

【安田和博(デンジャラス)】
◎①サリエラ
○⑨シルヴァーソニック
▲⑥ディープボンド
△④ワープスピード
△⑩サヴォーナ
△⑪マテンロウレオ
△⑯チャックネイト

【Lynn(声優)】
◎⑭テーオーロイヤル

【土井よしお(ワンダラーズ)】
◎⑭テーオーロイヤル
○⑤ブローザホーン
▲⑨シルヴァーソニック
△①サリエラ
△⑦タスティエーラ
△⑩サヴォーナ
△⑫ドゥレッツァ

【清水久嗣】
◎⑩サヴォーナ
○⑫ドゥレッツァ
▲⑭テーオーロイヤル
△⑨シルヴァーソニック
△①サリエラ
△⑪マテンロウレオ

【小泉恵未】
◎⑭テーオーロイヤル

【鈴木麻優(元岩手競馬騎手)】
◎⑫ドゥレッツァ

【大島麻衣】
◎⑫ドゥレッツァ

【熊崎晴香(SKE48)】
◎⑭テーオーロイヤル

【栗林さみ】
注目馬
メイショウブレゲ

【目黒貴子】
◎⑫ドゥレッツァ

【大関隼】
◎⑭テーオーロイヤル

【三浦拓実】
注目馬
ブローザホーン
テーオーロイヤル

【山本直】
◎⑭テーオーロイヤル

【藤原菜々花】
◎①サリエラ

【中野雷太】
◎⑭テーオーロイヤル

※順不同






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マテンロウレオの関連コラム

閲覧 2,158ビュー コメント 0 ナイス 2



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月24日(日)中山11R 第68回有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

🏇『過去5年の成績(2018年~2022年)』は👉こちら👈
🎯12月21日(木)17時~『有馬記念公開抽選』は👉こちら👈

【登録頭数:20頭】(フルゲート:16頭)


<前走:ジャパンカップ 東京芝2400m(レース映像)> 中3週

スターズオンアース(3着 496kg(+12kg))<B>
🏇『前走の追い切り
前走は天皇賞(秋)回避明け&休み明けで、最終追い切りまでビッシリ追っていたので太め残り懸念から軽視。ただ実際にはプラス体重でもそれほど太い感じには見えず、仕上がりは良かった。この中間は前走の反動が出るのではないかと気になっていたが、1週前追い切りでは3頭併せの内で力強く先着していて疲れはなさそう。ただ右回りは前半の行きっぷりが悪くなるので、そのあたりはポイントになりそう。

ドウデュース(4着 504kg(-8kg))<A>
🏇『前走の追い切り
天皇賞(秋)ジャパンカップと秋2戦を使われてきて、前走時も良化気配を感じさせていたが、この中間の1週前追い切りでは頭の位置が低くなって首が前に出る走りに変わり、前走時からの上積みに期待できそうな気配。他にも、追い切りに入る時の一歩目がスッと流れるようにスムーズになっているように見えた。馬の出来が良くなってきたことと、武豊騎手との相性の良さがマッチした感じで、前走からのさらなる上積みに期待。

タイトルホルダー(4着 476kg(+4kg))<B>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
前走はオールカマーから間隔が空いていたこともあってか、動きこそ良く見せていたように思うが、1週前、最終追い切りと併せ馬での追い切りで叩き台という印象だった。この中間は、単走追いで好時計を出すこの馬の好調子時のパターンできており、引退レースに向けて調子を上げてきている模様。

ディープボンド(10着 494kg(-14kg))<D>
🏇『前走の追い切り
今年で3年連続の出走となり2年前には2着に好走しているが、年々追い切りの動きがズブくなっている。この中間の1週前追い切りも、若い頃に比べると走る気持ちが感じられない動きだった。


<前走:菊花賞 京都芝3000m(レース映像)> 中8週

タスティエーラ(2着 480kg(+2kg))<A>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
ダービーからの休み明けで臨んだ菊花賞だったが、入念な乗り込みで当日のパドックでもスッキリとしていて仕上がりは良かった。この中間も前走時以上の入念な乗り込みで、2週前、1週前と南Wで好時計で先着しており、あいだの日曜日にも3週連続坂路で速めの時計をマーク。かなりの上積みが窺える。

ソールオリエンス(3着 464kg(+4kg))<A>
🏇『前走の追い切り
今回は春のクラシックほどの人気にはならないと思われるが、条件も鞍上もプラス材料で思い切ったレースができそうな点も強みになる。切れる脚のある馬で仕掛けどころが難しいところはあると思うが、調教内容を見ても併せ馬で遅れることはなく、終いの時計もしっかり出ていて末脚が切れる。


<前走:エリザベス女王杯 京都芝2200m(レース映像)> 中5週

ハーパー(3着 484kg(+4kg))<B>
🏇『前走の追い切り
秋に入って馬体が大きく増えており、前走時もさらに増えていたが、パドックでは太め感はなく春からの成長分と言って良さそう。前走時は坂路での調整のみだったが、この中間は本来のCW中心の調教内容に戻っており、1週前追い切りでは同厩舎のドウデュースとの併せ馬を消化。動きはやや見劣ったもののしぶとく喰らい付いていて前走以上の動き。

ライラック(4着 442kg(-6kg))<D>
🏇『前走の追い切り
牝馬限定なら好走するが、今年の春3戦のように牡馬相手だとやや力が足りない面がある馬。この中間の追い切りでは、1週前に好時計が出ていて併走馬を突き放しているが、内ラチ沿いを走ってのもので直線の走りも前走時のほうが迫力があった印象。やや物足りない動きに見えた。


<前走:京都大賞典 京都芝2400m(レース映像)> 中10週

プラダリア(1着 470kg(+6kg))<B>
🏇『前走の追い切り
京都大賞典から少し間隔が空いているが、前走時のように1週前、最終追い切りと強めに追われた時は好走する馬で、1週前は気合乗りも良く終い追われてしっかり伸びて状態は良さそう。輸送はあるものの最終追い切りもCWを長めから強めに追われたほうがこの馬の好走パターンに当てはまる。最終追い切りにも注目したい。

ブローザホーン(中止 414kg(-8kg))<C> ※除外対象馬
🏇『前走の追い切り
前走(競走中止)から間隔を空けて、この中間南Wを馬なりで長め4本。かなり小柄な馬なので本数は足りているが、時計はそれほど目立たず。


<前走:アルゼンチン共和国杯 東京芝2500m(レース映像)> 中6週

ヒートオンビート(3着 476kg(-8kg))<B>
🏇『前走の追い切り
毎回パドックでは小気味良い動きで良く見せる馬。この中間もかなり乗り込まれていて、1週前追い切りではいつも通り3頭併せの内に併せて動きも前走時並みに良い。好調キープ。

ディアスティマ(13着 488kg(+4kg))<E> ※除外対象馬
🏇『前走の追い切り
休み明けの前走を一度使われたが、この中間の追い切りでは時計平凡で併走遅れが続き、調子が上がってきていない印象を受ける。


<前走:その他のレース出走馬>

スルーセブンシーズ凱旋門賞:4着 芝2400m 3ヶ月)<A>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
凱旋門賞からの休み明けだが、入念な乗り込みで2週前、1週前には南Wで好時計。1週前の動きを見ても、宝塚記念の時よりもハードに追われていて状態面はかなり良さそう。

シャフリヤール(BCターフ:3着 芝2400m 中6週)<C>
🏇『前走の追い切り
🏇『12月6日香港での追い切り
BCターフ後に、有馬記念ではなく香港ヴァーズ出走を選択している時点で、中山2500mに関して何らかの不安要素があってのこと。状態面に関しても、香港での取り消し後のバタバタや、米国遠征から約1ヶ月半ほど坂路やCWなどトレセンでの調整ができていない点もマイナス材料になる。

ウインマリリン(BCフィリー&メアターフ 芝2400m 中6週)<D>
🏇『前走の追い切り
米国から帰国後、美浦で調整されているが、1週前追い切りは舌を出して走っていて動きも重く、伸び脚平凡といった様子。

ジャスティンパレス天皇賞(秋):2着 芝2000m 468kg(-2kg) 中7週)<B>
🏇『前走の追い切り
1週前にCWで強めに追われる馬で、休み明けの前走時はモタモタした動きであまりよく見えなかった。この中間の1週前追い切りでは重め感が解消し、直線でも一気に突き放してみせた。出来は前走以上。

アイアンバローズステイヤーズS:1着 芝3600m 504kg(-10kg) 中2週)<C>
🏇『前走の追い切り
2走前の京都大賞典の時は、追い切りでもパドックでもうるさい面を見せていて集中力を欠いていたが、前走時は坂路での調教中心に変えてきたことも手伝ってか追い切りの動きもパドックも集中していた様子で、好仕上がり。この中間も坂路での調整が続けられているが、1週前追切は終いに頭が上がり気味で、前走時の仕上がりには及ばない動きだった。

ホウオウエミーズ福島記念:1着 芝2000m 450kg(±0kg) 中5週)<B>
🏇『前走の追い切り
前走時の追い切りでもかなりの動きを見せていたが、この中間の1週前追い切りでも強めに追われて伸び脚上々で、出来は引き続き良さそう。

マテンロウレオ(チャレンジC:5着 芝2000m 484kg(+14kg) 中2週)<C> ※除外対象馬
追い切りでは速い時計が出る馬だが、1週前追い切りの映像からは力みがあって押さえが効かず、走り過ぎてしまっている感じあり。

ドゥラエレーデ ※出走回避


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、タスティエーラソールオリエンスドウデューススルーセブンシーズの4頭をあげておきます。


◇今回は有馬記念編でした。
12月に入っても暖かい日が多く、例年だとキリの影響で動きがしっかり確認できないことがある有馬記念の追い切りも、今年はそんな気配もないのかななどと思っていたら1週前に一気の冷え込み。何とか冬を間に合わせたような形で、急な季節の変化に人間の体もついていかなくてはならず、体調管理には気をつけて週末の有馬記念に臨みたいところですね。人が大変なら馬も大変、気を遣うこともこれまで以上にあると思います。今年最後の大一番で余力がどれだけ残っているかも重要なレースでもありますので、例年以上に状態面のチェックはしっかり行っていきたいと思います。
過去5年の連対馬の調教内容は、「最終追い切り=馬なり」の馬が7頭とまず目立つところ。ただ、間隔を空けて臨んだ馬は最終追い切り等で強めに追ってきていた馬も多く、昨年の勝ち馬イクイノックスもほぼ馬なりの調整だったものの、1週前の日曜日だけは坂路で一杯に追われていました。1週前か最終追い切りで強めの追い切りを消化できるだけの状態にあるという点は、過去5年の連対馬に共通しているところで、今年もそのあたりは一つのポイントとなりそうです。
毎年いろいろなドラマが生まれる有馬記念。混戦模様の今年は一体どんな結末を迎えるのでしょうか。暗いニュースが多い世の中ですが、大谷選手や阪神タイガースに続き最後は競馬が盛り上げて、明るい話題を届けてもらいたいですね。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2023年8月16日(水) 15:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 札幌記念2023 
閲覧 3,060ビュー コメント 0 ナイス 5



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


8月20日(日) 札幌11R 第59回札幌記念(3歳以上G2・芝2000m


<休み明けでの出走>

シャフリヤールドバイシーマクラシック:5着(海外競馬)5ヶ月)<B>
海外遠征後の休み明けでこの中間は函館での調整。1週前には3頭併せで強めに追われて先着。気難しい面がある馬なので最終追い切りは馬なりでの調整で仕上げたいところで、ダービー馬だが注文がつくところが意外と多い。
☆『前々走の追い切り
☆『前走の追い切り

ウインマリリンドバイシーマクラシック:6着(海外競馬)5ヶ月)<C>
昨年は宝塚記念からの参戦で美浦で乗り込まれ移動してきたが、今年は海外遠征後の休み明けで早めに札幌に入厩しての調整。1週前の芝での併せ馬の動きを見ると、まだ走りに重さが残る。
☆『昨年の追い切り
☆『前走の追い切り

ダノンベルーガドバイターフ:3着(海外競馬)5ヶ月)<B>
能力の高い馬ではあるが、右回りに不安があったり距離も長すぎると伸びきれなかったりと1年半勝ち星から遠ざかっているのが現実。この中間は、海外遠征後の休み明けでも、ヒシイグアスと一緒に函館で調整され順調な過程でこれている印象。
☆『前々走の追い切り
☆『前走の追い切り

ヒシイグアス大阪杯:7着、486kg(-18kg)4ヶ月半)<B>
前走時は輸送があったにしても、直前の追い切りが軽すぎ。それでいて馬体が大きく減っていたところを見ると、レースでも影響が出ていたかもしれない。そこからの休み明けとなる今回、函館で乗り込まれ順調時同様に1週前は強めに追われて好時計。状態は良さそう。
☆『前走の追い切り

ラーグルフ大阪杯:11着、494kg(-10kg)4ヶ月半)<C>
この中間は函館Wコースでの調整で乗り込まれているが、特に目立つところがなく時計も平凡。
☆『前走の追い切り

マテンロウレオ(天皇賞(春):5着、474kg(-2kg)3ヶ月半)<C>
昨年秋に復帰してから大崩れのない安定した成績。この中間、まず3ヶ月半ぶりの休み明けで乗り込み量が少なすぎる。1週前追い切りにしても、重め感が残る物足りない動きだった。
☆『前走の追い切り

アフリカンゴールド(天皇賞(春):中止、468kg(±0kg)3ヶ月半)<E>
競走中止の天皇賞(春)からの休み明け。毎回少ない本数で出走してくる馬だが、それでも休み明け時にはこれまで速い時計を3本は出していたので、今回特に競走中止明けでこの本数は少なすぎる。
☆『前走の追い切り

プログノーシス(香港クイーンエリザベスⅡ世C:5着、474kg(±0kg)3ヶ月半)<A>
休み休み使われてきている馬で、叩き2戦目よりも休み明けのほうが断然成績が良い。この中間も、香港遠征からの休み明けではあるが栗東で入念に乗り込まれ好時計を連発。函館移動前にほぼ仕上げている状態なので、最終追い切りはこれまで通り馬なりでの調整で良さそう。好仕上がりで出走してくるとみられる。
☆『前々走の追い切り
☆『前走の追い切り

トップナイフ日本ダービー:14着、484kg(-4kg)3ヶ月)<D>
この2戦は出遅れて後方からの競馬で見せ場なく終わっている。今回こそ(スタートを決めて)といきたいところだが、強力な先行馬が揃っていて楽な競馬はさせてもらえなそう。出来に関しても、この中間札幌での追い切り1本で併せ馬でも重め残りの併走馬相手に見劣る動きと、不安が残る。
☆『前走の追い切り


<前走:その他のレース出走馬>

ソーヴァリアント鳴尾記念:12着、508kg(-4kg)中10週)<C>
ここ2戦追い切りでは悪くない時計が出ていたが、馬体重の増減が大きくパドックでの状態が物足りなく映った。この中間も変わりなく乗り込まれているが、使い込めないことがマイナスになっているのかも。
☆『前走の追い切り

ジャックドール安田記念:5着、508kg(-4kg)中10週)<A>
昨年は大阪杯からの参戦で、2週前と1週前に強めに追われていたが、今年は間に安田記念を挟んでいるため2週前は馬なりで1週前は強めと多少の違いあり。それでも、函館での調整はほぼ同じ内容で、併せ馬でも先着していて時計も優秀。今年も良い状態で出走できそう。
☆『昨年の追い切り
☆『前走の追い切り』、『前走のジョッキーカメラ

ウインマイティーマーメイドS:2着、490kg(+8kg)中8週)<B>
栗東にいる時はプール調教を多く取り入れている馬だが、前走時はCWでの追い切りが多く馬体の仕上がりが良かった。この中間も、栗東CWで2本追って1週前には札幌ダートで素軽い動きを見せており、前走時の仕上がりの良さをそのまま維持できている感じ。
☆『前走の追い切り

ヤマニンサルバム函館記念:11着、502kg(+2kg)中4週)<D>
デビューから17戦、長期の休みなく使い込まれてきていて、大きな馬だが近走はレース前に本数を乗り込むことがなく息切れしている感じ。
☆『4走前の追い切り
☆『3走前の追い切り

ユニコーンライオン函館記念:12着、522kg(+2kg)中4週)<D>
札幌での成績が良くないところがあり、大型馬の割に力のいる馬場が不向きという部分もあるかとも思うが、調子の良し悪しもある意味ハッキリしている馬。調子の良い時は乗り込み量も多く時計も優秀。近走はこの馬格にしては乗り込み量が少ないことが多く、目立つ時計も出ていない。
☆『前走の追い切り

イズジョーノキセキ(クイーンS:5着、474kg(+2kg)中2週)<C>
休み明けの前走時点、乗り込み量が少なかった。パドックでは気合乗り良く馬体も仕上がっていて、レースでもロスなく追走して直線追い出されたが、伸び脚は平凡だった。この中間も、中2週で軽めの調整時計は平凡で、上積みは期待できなさそう。
☆『前走の追い切り


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、プログノーシスジャックドールの2頭をあげておきます。


☆8月19日(土)18:00☆『あなたが選ぶ!思い出の👑札幌👑記念👑』ランキング発表!!


◇今回は札幌記念編でした。
サマータイムという言葉がありますが、これだけ暑い日が続くと何十年後かには夏の時期だけ昼夜逆転して生活する(仕事は夜勤が中心、お店も夕方開店して早朝に閉店、スポーツやコンサートなども夜間にナイター開催等々......人は昼に寝て夜に活動する)ことになるのではないかと思うくらい、昼間に活動することが大変な時代になってきています。競馬も夏の時期は夜間競馬が開催されて1Rの発走は22時で、メインレースは朝4時なんて時代が来たりするのかも!?
さて、先月札幌競馬場に行く機会がありましたが、件の暑さは本州と変わらず。年々暑い中での開催となっている札幌記念について、過去5年の連対馬の調教内容について見てみると、3年前のノームコア(1週前は美浦で追い切られ最終追いは札幌)以外は、1週前の段階で函館もしくは札幌で追い切られていて、10頭中8頭が強めに追われていました。逆に最終追い切りは7頭が馬なりでの調整となっており、早い段階で北海道に移動して1週前にはほぼ仕上がっている状態というのが重要なポイントと言えそうです。
ちなみに、過去3年に狭めると、1週前に強めに追われていた馬が6頭中5頭、最終追い切りで馬なりだった馬が6頭中6頭となっていました。年々暑さが増してきている状況下では、1週前に万全に仕上がっているくらいでないと、ほかの馬に勝つ前に暑さに負けてしまうということもあるのかもしれません。
最後に、乗り込み豊富で1週前までに一度は強めに追われ、かつ好時計をマークしてきてている馬をピックアップしてみると、登録馬の中ではウインマリリンシャフリヤールジャックドールダノンベルーガヒシイグアスプログノーシスの6頭となっています。あとはこの馬たちが最終追い切りでどんな動きを見せてくるか。馬なりで良い動きを見せ、内枠に入るような馬がいたら、狙ってみてください。

札幌記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年4月26日(水) 15:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック 天皇賞(春)2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


4月30日(日)京都11R 第167回天皇賞(春)(4歳以上G1・芝3200m)



【登録頭数:17頭】(フルゲート:18頭)


<前走:阪神大賞典出走馬>(中5週)

ジャスティンパレス(1着、472kg(+16kg))<B><優先出走馬>
前走のパドックでは落ち着きがなく小走りになることが多かったものの、太め感はなく馬体が増えている割に仕上がりは良かった。この中間、1週前に併せ馬で強めに追われて先着しているが終いの伸びが今ひとつ物足りず、もうひと絞りできたほうが良さそう。

ボルドグフーシュ(2着、500kg(+2kg))<A>
休み明けの前走は、追い切りもパドックでの状態も悪い感じはしなかったが、思ったほど伸びきれなかった。この中間は、2週連続強めに追われて仕上げてきている感が窺え、前走時からの上積み期待は十分。

ブレークアップ(3着、494kg(-10kg))<C>
転厩初戦の前走だったが、追い切りでは好時計も出ていて3着に好走。この中間も乗り込み豊富ではあるが、土曜の併せ馬では遅れていて前走時と比べるとやや物足りないところあり。

アフリカンゴールド(4着、468kg(±0kg))<B>
単騎で気分良く逃げるとしぶとい馬。出来に関しても、2週連続併せ馬で先着していて良好。

ディープボンド(5着、514kg(+10kg))<A>
改装前の京都では、京都新聞杯1着に菊花賞4着と好走実績あり。前走のパドックではお腹の辺りに余裕があり、見た目で分かるほど太め残りの状態だった。前走を使われての上積みがありそうで、切れる感じの馬ではないが力強い動きを見せており変わり身が感じられる。

サンレイポケット(6着、478kg(-4kg))<B>
ここ3戦ともに差のない競馬をしているが、なかなか勝ちきれないところあり。この中間も2週前、1週前と併せて先着。出来自体は悪くないが、もう少し気合が入ってくればといったところ。

アイアンバローズ(7着、512kg(+2kg))<B>
大きな馬で前走のパドックでは緩さが窺え、仕上がり不足という印象だった。この中間、CWでビッシリと追われ動きも良く、速い時計もマークしてきていて上積みが期待できそう。

メロディーレーン(11着、358kg(±0kg))<E>
かなり小柄な牝馬でこの中間も坂路で追われているが、その坂路時計を見るに良くなった感じはない。




<前走:日経賞出走馬>(中4週)

タイトルホルダー(1着、478kg(+2kg))<A><優先出走馬>
休み明けの前走時もしっかりと乗り込まれて仕上がりは良かったが、この中間も乗り込み量豊富に、1週前追い切りでは強めに追われ好時計をマークと順調。輸送もあるので最終追い切りは単走馬なりで十分。

ディアスティマ(3着、492kg(+6kg))<D>
重賞で好走した前2走とも、1週前の坂路では好時計が出ていた馬。この中間は、1週前の坂路時計は平凡で、動きも終い伸びきれず物足りない内容。

アスクビクターモア(9着、482kg(+6kg))<A>
休み明けの前走時は追い切りでは好時計が出ていて出来は良かったが、テンションが高く落ち着きがなかった。この中間も南Wで好時計が出ていて出来は良さそうで、あとは落ち着いていれば。




<前走:その他のレース出走馬>

シルヴァーソニック(レッドシーターフH:1着(海外)中8週)<A>
昨年は落馬競走中止もカラ馬で2位入線。今年は重賞を連勝しての参戦で、海外からの帰国初戦となる。この中間もしっかり乗り込まれていて、1週前追い切りでは手応え抜群にスッと反応して、力強く先着。どちらかというと追い切りではズブさを見せてきた馬だが、追い切りでの動きも良くなり、昨年以上の出来で迎える。

マテンロウレオ大阪杯:4着、476kg(±0kg)中3週)<D>
追い切りでは終い伸びきれないところを見せることもしばしばだが、それでも調子の良い時には直線に向くまでは手応え抜群で回ってくる馬。それが今回1週前追い切りでは、手応えも芳しくない上に、伸びきれていない。1週前の坂路も軽めで、好調時の状態にはない。

ヒュミドールダイヤモンドS:2着、468kg(+4kg)中9週)<B>
長距離輸送がある時には、早めの移動か1週前に強めに追われて仕上げる馬。この中間も1週前の水曜、日曜と強めに追われていて、さらにプール調教も長期休み明け時並みに多く取り入れており、乗り込み量は豊富。

トーセンカンビーナダイヤモンドS:8着、486kg(+14kg)中9週)<C>
改装前の京都芝コースでは3戦2勝で、敗れた春の天皇賞でも5着と相性抜群の馬。ただ関東に転厩後は成績自体が物足りず、この中間も坂路とプールを併用して乗り込まれているが時計は平凡。年齢的にも変わり身がある感じでもない。

エンドロール(安房特別:1着、466kg(-2kg)中3週)<E>
条件馬で関西圏での競馬も中京のみで3戦して勝鞍なし。この中間1週前の動きも首が高めで、力強さに欠ける。

ディープモンスター金鯱賞:5着、460kg(-4kg)中6週)<C>
近走は休み休み使われてきていた馬だが、今回は休み明け3戦目で中間乗り込み豊富にきている。2週前、1週前には併せ馬で一杯に追われ、好時計をマークして先着をはたした。ただ、1週前の動きを見ると重さが残る印象で......。


※このコラムからの推奨馬は、シルヴァーソニックボルドグフーシュタイトルホルダーアスクビクターモアディープボンドの5頭をあげておきます。



◇今回は天皇賞(春)編でした。
リニューアルされた京都競馬場での最初のG1レースとなる春の天皇賞。京都開催での過去5年(2016年~2020年)について、過去の連対馬の調教内容を調べてみました。
その結果、関東馬3頭と関西馬7頭では傾向に違いがあり、関東馬に関しては最終追い切りを馬なりで追い切られていた馬が2頭、関西馬に関しては最終追い切りを強め・一杯に追われていた馬が5頭と、長距離輸送の有無を反映してか、最終追い切りの内容に関しては東西で違いがハッキリと表れる結果に。ただし、1週前追い切りに関しては、連対馬10頭中7頭が強め・一杯に追われており、東西関係なく1週前にはビシッと追って8割から9割の仕上げにもってこれていることが重要になりそうです。
追い切られたコースについては、関東馬3頭はすべて南W、関西馬に関しては1週前=CWの馬が7頭中6頭、最終追い切り=坂路という馬が7頭中5頭と、CW→坂路の調教過程で臨んだ馬が多く連対していて、このあたりも予想の参考にしていただけたらと思います。

天皇賞(春)出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2023年4月23日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年04月23日号】特選重賞データ分析編(355)~2023年天皇賞(春)
閲覧 1,960ビュー コメント 0 ナイス 5



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 天皇賞(春) 2023年04月30日(日) 京都芝3200m外


<ピックアップデータ>

【出走数別成績(2019年以降)】
○19戦以内 [4-3-4-27](3着内率28.9%)
×20戦以上 [0-1-0-23](3着内率4.2%)

 キャリアがポイント。2019年以降の3着以内馬12頭中11頭は、出走数が19戦以内でした。キャリア20戦以上の馬は過信禁物と見るべきでしょう。

主な「○」該当馬→アスクビクターモアタイトルホルダーマテンロウレオ
主な「×」該当馬→アフリカンゴールドシルヴァーソニックディープボンド


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が4着以内」だった馬は2019年以降[4-4-4-28](3着内率30.0%)
主な該当馬→アフリカンゴールドシルヴァーソニックタイトルホルダーマテンロウレオ

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2023年3月30日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 大阪杯2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



4月2日(日) 阪神11R 第67回大阪杯(4歳以上G1・芝2000m)



【登録頭数:18頭】(フルゲート:16頭)


<前走:中山記念出走馬>(中4週)

ヒシイグアス(1着、504kg(+14kg))<B><優先出走馬>
休み明けの前走時は+14キロもキビキビした動きで出来は良かった。叩き2戦目のこの中間も追い切りの時計は良い。ただ、併せ馬での遅れがありスッキリしない面もあり。

ラーグルフ(2着、504kg(+4kg))<A>
この中間、1週前追い切りでは前走時の最終追い切りと同様に助手が鐙を長くして騎乗。走りすぎて爪に負担がかからないようにしているのかもしれないが、手応えは内のナランフレグよりも良く前走の好状態と気合乗りを維持できている感あり。

モズベッロ(10着、488kg(±0kg))<E>
長期休養明けを一度使われての叩き2戦目となるが、この中間、坂路での時計は大きく変わらず。走りを見てもフォームのバランスが悪く、良い時の状態にはまだまだ遠い。

ダノンザキッド(11着、524kg(+3kg))<A>
前走時の追い切りでは、速い時計こそ出ていたものの馬体が伸びきった走りで力強さがなかった。この中間、1週前追い切りではしっかりと収縮ができていて、追い出されてからの爆発力があり、走りにも力強さがでて前走時からの変わり身がありそう。




<前走:金鯱賞出走馬>(中2週)

プログノーシス(1着、474kg(-4kg))<-><優先出走馬> ※出走回避

アラタ(3着、464kg(-20kg))<D><除外対象馬>
近走重賞で差のない競馬が続いているが、この中間は中2週での出走となり近走のように1週前に強めに追うことができていない。状態回復を優先といったところか。

ポタジェ(6着、478kg(+6kg))<C>
昨年の勝ち馬で、今年は休み明けの前走を使われての叩き2戦目。この中間は、プールを併用して1週前には長めから強めに追われている。叩き2戦目での上積みは期待できそう。

マリアエレーナ(8着、424kg(±0kg))<A>
前走のパドックではテンションが高く、レースでも馬群に包まれて直線も進路を探している間にゴール板を迎える形。何もできないままで終わってしまった。中2週で使ってくる小柄な牝馬が、1週前の土曜日に坂路で終い強めに追われていることからも、前走での疲労がほとんどなかったと考えて良さそう。逆に言えば、今回万全の状態でレースに臨むことができるとの期待感あり。

ワンダフルタウン(10着、474kg(-8kg))<C>
使われつつ状態は良くなっている印象。前走時のパドックでもスッキリ見せていたが、レースは直線でブレーキをかける場面もあって結果がついてきていない。この中間も、1週前追い切りでは先行して先着と状態は良さそう。スッと反応できない馬なので、スムーズにレースの流れに乗れることが第一条件となる。




<前走:その他のレース出走馬>

スターズオンアース秋華賞:3着、472kg(+8kg) 5ヶ月半)<B>
前に行けない馬で、直線の短い内回りだと一瞬の切れる脚しか使えず、外は回せないので騎乗予定のルメール騎手でもなかなか乗り難しい印象はぬぐえず。秋華賞からの休み明けで迎える今回、坂路、南Wで好時計が出ており、動きも迫力満点。状態面での不安は感じられないが。

ジェラルディーナ有馬記念:3着、470kg(±0kg) 3ヶ月半)<B>
休み明けでこの中間は3週連続CWで好時計。エリザベス女王杯時のような抜群の動きではないが、仕上がりは悪くなさそう。

ヴェルトライゼンデ日経新春杯:1着、500kg(+6kg) 中10週)<B>
この中間も坂路で乗り込まれ、追われるごと時計を詰めていて状態は良さそう。1週前追い切りでは、併走遅れも併走相手が走りすぎた感じで、この馬自身も重心の低い走りを披露し好仕上りに見せていた。

ジャックドール(香港C:7着、501kg(-7kg) 3ヵ月半)<B>
昨年は使い詰めで疲れがあった感じだったが、今年は休み明けでこの中間ビシビシと追われ、きれいな走りではないものの坂路、CWで好時計をマーク。休み明け3戦3勝の実績もあり、今年は状態良く臨める見通し。

ノースブリッジ(AJCC:1着、496kg(+4kg) 中9週)<A>
前走から間隔が空いているが、乗り込み豊富。水、日と速い時計を出していて、1週前を見ても一杯に追われて力強い動きと出来良好。

ヒンドゥタイムズ小倉大賞典:1着、468kg(-4kg) 中5週)<B>
休み明け2戦目。1週前追い切りでは3頭併せで先着。時計も優秀で前走以上の出来。

マテンロウレオ京都記念:2着、476kg(-2kg) 中6週)<D>
これまで1週前の日曜に坂路で速い時計が出ていたが、この中間は時計平凡。1週前の動きも内にササり気味で動きも物足りない。

キラーアビリティ京都記念:5着、474kg(+4kg) 中6週)<C>
乗り込み豊富も、1週前追い切りでは勢いよく直線に向いた後、脚が上がり終い甘くなってしまった。

ノースザワールド(スピカ賞:1着、478kg(-4kg) 中1週)<B>
連闘後の中1週での出走で軽めの調整。どこまで回復しているかになるが、速い時計の出る馬なので最終追い切りの内容注意。




                                                                                                                             
※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、マリアエレーナラーグルフダノンザキッドノースブリッジの4頭をあげておきます。



◇今回は、大阪杯編でした。
6年前にG1レースに昇格した大阪杯。ステップレースとして使ってくる馬の連対が多かったG2時代とは違って、G1昇格後の連対馬12頭の内9頭が前哨戦を使われてきていて、ここを目標に使われてくる馬が多くなったことは明らか。さらに近6年の勝ち馬を調教内容から掘り下げてみると、休み明けで勝利したキタサンブラックレイパパレは1週前、最終追い切りと強めに追われていたのに対し、前哨戦を使われて勝利した4頭の内3頭は1週前、最終追い切りと2週連続で馬なりでの調整、といった違いが見受けられます。これらを参考に、前哨戦を使われてきた馬に関しては前走後馬なりで調整されている馬、休み明けで使ってくる馬に関しては休養明けでの実績+追い切りで強めに追われている馬、を狙ってみることをおススメします。

大阪杯出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年2月10日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】少頭数のスローは経験値になりにくい?/共同通信杯展望
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東京新聞杯は内枠からスンナリ先手を取ったウインカーネリアンがそのまま押し切り勝ち。関屋記念以来の重賞2勝目を飾った。ウインカーネリアンは三浦騎手とのコンビで8勝目。好位から抜け出す正攻法スタイルが三浦騎手とは非常に合っているようだ。もっとも正攻法過ぎるがゆえに、大一番になるともうワンパンチ足りない印象もある。そこをどう補うのか…というのが人馬ともに課題になりそうだ。鞍上の三浦騎手は悲願のJRA・G1制覇を期して臨む予定だったフェブラリーSのお手馬ギルデッドミラーが残念ながら故障で回避→引退。この春はウインカーネリアンとのコンビで改めてG1初制覇に挑むことになるかもしれない。

ちなみに当コラムで期待したピンハイはいい位置を取ったが伸び切れず。久々のマイルの流れに戸惑ったのかもしれない。また最終的に本命にしたサクラトゥジュールは脚を使えず大敗。ピントハズレな予想になってしまった。

一方中京で行われたきさらぎ賞は今年も少頭数のスローとなり、直線は人気2頭の叩き合い。最後はフリームファクシが追いすがるオープンファイアを退けた。ただ、このレースが今後に繋がるかどうかはかなり微妙かもしれない。

かつてはスペシャルウィークナリタトップロードネオユニヴァースがこのレースをキッカケにダービーを制するなど出世レースとして知られたきさらぎ賞だが、近年は2016年のサトノダイヤモンド以降、下記の通り目立った活躍馬が出ていない。

【近年のきさらぎ賞勝ち馬】

2017年 アメリカズカップ
2018年 サトノフェイバー
2019年 ダノンチェイサー
2020年 コルテジア
2021年 ラーゴム
2022年 マテンロウレオ

その要因のひとつは、少頭数のスローになりやすいことだろう。上記の6年+今年のきさらぎ賞を含めた過去7年はいずれも少頭数で、最大でも2021年の11頭立て。スローが多いのも必然で、経験値として蓄積されにくい面がある。いわずもがなクラシックは基本的にフルゲートになる。少頭数のスローの経験しかない馬が、いきなり18頭立ての厳しい流れに放り込まれては、対応しきれないのも無理はない。

サトノダイヤモンドが勝った年も9頭立てじゃないかといわれるかもしれないが、だからこそ同馬くらいの圧倒的なパフォーマンス(楽々と3馬身半突き抜け無敗で制覇)を見せないとクラシックでは厳しいのだろう。もっとも、サトノダイヤモンドも2戦目で15頭立ての経験があった。

ちなみにスペシャルウィークが勝った1998年は16頭立て、ナリタトップロードが勝った1999年は15頭立て、ネオユニヴァースが勝った2003年は14頭立てだった。有力馬ほど直行ローテを選ぶケースが増え、総じて前哨戦の頭数が減る傾向にあり、その中で凋落著しいのがきさらぎ賞でもある。川田騎手騎乗でノーザンファーム生産、金子真人オーナーの重賞勝ち馬としてクラシックに出走してくれば当然注目を集めそうだが、相手関係や内容からはそれほど強調できるものではなかったことを覚えておきたい。

~今週末の注目馬~

というわけで、最後は週末の注目馬で締めたい。今回は共同通信杯を取り上げる。現時点での狙いはコチラ。

シュタールヴィント戸崎圭太騎手)

素質馬が揃い相手関係は楽ではないが、穴で面白そうなのはシュタールヴィント。前走は勝ちに行ったことと急坂二千が少し長かったことでラスト失速。2戦目の勝ちっぷりは上々で、その時の舞台が今回と同じ東京芝1800m。好位から立ち回れるので、前々で勝負できれば今回の相手でも好勝負になって良い。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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マテンロウレオの口コミ


口コミ一覧
閲覧 149ビュー コメント 0 ナイス 3

京都 11R 天皇賞(春)(G1)
◎:4枠 7番 タスティエーラ
◯:6枠 12番 ドゥレッツァ
△:2枠 4番 ワープスピード
△:3枠 6番 ディープボンド
△:8枠 16番 チャックネイト


只々、テーオーロイヤルの強さが際立ったレースでした。予想通りにマテンロウレオが逃げると、スタミナ勝負に持ち込もうとディープボンドが番手の競馬。人気馬も好位に位置していつでも動ける状況でした。ラップを見てもレースが動いたのは3角から。完全な人気馬のマーク競馬の様相で、2番人気のドゥレッツァが早めに脱落。4角先頭から粘りこみを図るディープボンドにむけ、ワンテンポ置いて馬なりで進出したテーオーロイヤルの手ごたえが見た目にも違いすぎ、先頭に立つと安全運転でも2馬身差の完勝。3000M以上を使い続けて4戦目。それでもあの勝ち方では認めざるを得ません。人馬共に重賞初制覇も前途洋洋のレースでした。

 2着には終いに賭けたブローザホーン。小柄な馬体ですが、勝負根性は一級品。G1でも崩れなく中距離路線でも常に注意したい馬です。

 3着は粘りに粘ったディープボンド。レースの相性の良さとスタミナは7歳とは言え特筆もの。大きな勲章を取らせてあげたい走りでした。

 所長◎のタスティエーラは伸び切れずの7着。馬体増が復活のカギになりそうです。

 ちんぺー 2024年4月28日() 11:27
4月28日(日) 天皇賞(春) 
閲覧 235ビュー コメント 0 ナイス 6

◎12番 ドゥレッツァ
○14番 テーオーロイヤル
▲05番 ブローザホーン
△01番 サリエラ
△07番 タスティエーラ
△16番 チャックネイト
×09番 シルヴァーソニック
×06番 ディープボンド
×11番 マテンロウレオ

出走頭数が多く、単複人気順位差が多いことから、中波乱程度と想定する。

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 赤萬坊 2024年4月28日() 10:26
天皇賞・春 おおざっぱ予想
閲覧 305ビュー コメント 0 ナイス 3

昨日の青葉賞とユニコーンSはめでたくダブル的中してました♪
青葉賞は馬連、ユニコーンSは単勝+馬連+三連複的中でGWの始まりに最高のスタートとなりました

さて勢いづいて天皇賞・春の予想です!

◎サリエラ
◯ドゥレッツァ
▲ブローザホーン
△タスティエーラ
△シルヴァーソニック
△マテンロウレオ
△チャックネイト

単勝1
馬連1流し→5.7.9.11.12.16
三連複1軸→5.7.9.11.12.16

おまけ三連複1-6-9

◎サリエラで!正直牝馬でキツいと思いますが
なんかありそうでどうしても気になるので、もうコレでいい

おまけの三連複1-6-9は第169回だから(`・ω・´)!
ディープボンドもこれが最後の天皇賞春だろうし(来年またいるかな笑)買っておきます

書き忘れてた!保険の三連複5-7-12を一点買ってました(´・ω・`)

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コメント一覧
2:
  YASUの小心馬券   フォロワー:38人 2024年2月9日(金) 20:14:43
京都記念2024
昨年の記念ではプラダリアに先着とここでも地力は通用、近走の走りから復調気配も伺えるが、平坦コースより急坂コースの方が良いとも思うし、今の京都の緩い馬場も微妙で抑えまで。

1:
  YASUの小心馬券   フォロワー:38人 2024年1月3日(水) 10:38:56
中山金杯2024
大阪杯④着・天皇賞春⑤着とGI でも掲示板という戦績は今回の相手なら実力最上位とも言える存在も、中山コース0-0-0-5、
57キロ以上で0-0-0-8とベストな条件とは言い難い。
内枠を引けなければ危険視まで考えたい・・。

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2024年4月28日天皇賞(春) G113着
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2024年4月28日 天皇賞(春) G1 13着
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