タスティエーラ(競走馬)

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タスティエーラ
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写真一覧
現役 牡5 鹿毛 2020年3月22日生
調教師堀宣行(美浦)
馬主有限会社 キャロットファーム
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績11戦[3-3-1-4]
総賞金65,897万円
収得賞金30,500万円
英字表記Tastiera
血統 サトノクラウン
血統 ][ 産駒 ]
Marju
ジョコンダ2
パルティトゥーラ
血統 ][ 産駒 ]
マンハッタンカフェ
フォルテピアノ
兄弟 スパルティートチェントポルテ
市場価格
前走 2024/12/08 香港カップ G1
次走予定

タスティエーラの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/12/08 香港 8 香港カップ G1 芝2000 11--------3** 牡4 57.0 D.レーン堀宣行 495
(--)
2.00.9 0.4----ロマンチックウォリアー
24/10/27 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 153453.892** 牡4 58.0 松山弘平堀宣行 506
(+18)
1.57.5 0.233.4ドウデュース
24/04/28 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 18477.947** 牡4 58.0 J.モレイ堀宣行 488
(-6)
3.15.0 0.835.4⑨⑨⑧⑦テーオーロイヤル
24/03/31 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 16234.4111** 牡4 58.0 松山弘平堀宣行 494
(-4)
1.58.9 0.735.4④④ベラジオオペラ
23/12/24 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 167137.156** 牡3 56.0 R.ムーア堀宣行 498
(+18)
2.31.5 0.634.9⑨⑨⑧⑨ドウデュース
23/10/22 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 17474.722** 牡3 57.0 J.モレイ堀宣行 480
(+2)
3.03.7 0.634.8⑨⑪⑨⑧ドゥレッツァ
23/05/28 東京 11 東京優駿 G1 芝2400 186128.341** 牡3 57.0 D.レーン堀宣行 478
(0)
2.25.2 -0.033.5④④④④ソールオリエンス
23/04/16 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 187149.052** 牡3 57.0 松山弘平堀宣行 478
(-6)
2.00.8 0.236.6⑤⑥⑥④ソールオリエンス
23/03/05 中山 11 ディープ記念 G2 芝2000 10664.231** 牡3 56.0 松山弘平堀宣行 484
(-2)
2.00.4 -0.234.7トップナイフ
23/02/12 東京 11 共同通信杯 G3 芝1800 12563.724** 牡3 56.0 福永祐一堀宣行 486
(+2)
1.47.2 0.233.7⑤⑤ファントムシーフ
22/11/27 東京 6 2歳新馬 芝1800 166121.911** 牡2 55.0 R.ムーア堀宣行 484
(--)
1.47.2 -0.633.5ラレーヌデリス

タスティエーラの関連ニュース

プログノーシスは2003─05年のタップダンスシチー以来となる、このレース3連覇を目指す。初距離だった前走の有馬記念は出遅れもあって11着に敗れたものの、6日の栗東CWコースでは新コンビの西村淳騎手を背に、7ハロン93秒5-11秒7。6ハロン77秒9はこの日の一番時計だった。7歳でも元気いっぱいだ。福永助手は「1週前は、よく動けていました。条件の合ったレース。課題のスタートを決めて、いい競馬を期待しています」と語った。

ホウオウビスケッツは昨秋の天皇賞で3着。スローペースの逃げに持ち込んだのが奏功したとはいえ、ドウデュースタスティエーラ日本ダービー馬2頭に続いたのは充実の証しといえる。前走の中山金杯9着は大外枠や59・5キロのトップハンデで参考外。大阪杯に向け、仕切り直しの一戦だ。奥村武調教師は「(1週前は)しっかりと負荷をかけられたし、いい追い切りができた。いい結果を出したい」と気合を込める。

クイーンズウォークは前走の小倉牝馬Sで、1番人気ながら6着。直線で先頭に立つ場面もあったが、最後は伸びを欠いた。昨秋のローズSを制した舞台で巻き返しを誓う。福永助手は「前走は最後に苦しくなってしまいました。中京の2000メートルは重賞を勝っているように、適した条件だと思います。牡馬の強い馬たちが相手になりますが、この馬本来の走りができれば」と巻き返しを願っていた。

キングズパレスは2000メートルの重賞で2着2回、3着1回の実力派。近2走は後方に置かれる競馬で5、6着だが、美浦Wコースでの1週前追い切りには新コンビの佐々木騎手が騎乗し、5ハロン67秒4-11秒3と好時計をマーク。戸田調教師は「動きは良かったと思う。ここ最近はテンに行けないところがあるので、久々にブリンカーを考えている。ここに入っても、能力的には十分に足りると思っています」と反撃を狙う。

【弥生賞ディープインパクト記念2025】血統アナリシス 非ディープインパクト系はMachiavellianの有無に注目 2025年3月8日() 12:00

弥生賞ディープインパクト記念」というレース名に違わず、種牡馬としてディープインパクトが通算7勝、2016~22年には産駒出走機会6連覇と大活躍した。母の父としても2023年3着ワンダイレクトを出し、後継種牡馬アルアインも2024年1着コスモキュランダを送り出しているため、今後は父系祖父あるいは母の父としての動向を注視していく必要があるだろう。

また、ハーツクライの直系も好走率は高く、そのなかには2014年2着ワンアンドオンリー、2022年2着ドウデュースなど、のちのダービー馬も含まれる。同系統は【0.5.2.9】と勝ちあぐねていることは否めないが、買い目を考えるうえでは一考に値する存在だ。

ほか、過去の勝ち馬で目にとまるのはMachiavellianの血脈で、2009年ロジユニヴァース、2010年ヴィクトワールピサ、2012年コスモオオゾラ、2015年サトノクラウン、2023年タスティエーラとディープインパクトの直系以外で勝利した馬の多くが保持している。なお、タスティエーラにおいてはサトノクラウンとの父仔制覇であったことも特筆できるだろう。

ジュタは、父ドゥラメンテ×母シャンパンエニワン(母の父ストリートセンス)。同産駒には17年1着タイトルホルダーが挙げられるが、同馬も本馬と同様にホープフルSで4着の実績を持っていた。また、母がMachiavellianの直系であることも興味深く、ラストタイクーン、サンデーサイレンス、ノーザンテースト、Deputy Ministerの血脈も考慮すれば、血統構成は23年1着タスティエーラとも似る。非ディープインパクト系の有力候補だろう。

ヴィンセンシオは、父リアルスティール×母シーリア(母の父キングカメハメハ)。父はディープインパクト直仔で、現役時は弥生賞にこそ出走していないが、中山芝2000mは皐月賞で2着に好走した実績を持つ。一方、本馬は名牝シーザリオを牝祖とする一族であることも強調しやすく、同牝系からは16年2着リオンディーズや20年3着オーソリティが出た。本馬自身も葉牡丹賞をコースレコードで制するなど、良血に違わぬ資質がうかがえる。

クラウディアイは、父サートゥルナーリア×母モンクール(母の父ディープインパクト)。動向が注視される「母の父ディープインパクト」だが、これまでの該当馬では23年3着ワンダイレクトが最もいい着順となる。一方、昨年はエコロレイズが11番人気で4着に入線するなど、やはりぞんざいに扱っていい血筋ではない。本馬は父が中山芝2000mをG1ばかり2戦して全勝の巧者であり、父系の舞台適性からも前走内容は軽視できないだろう。


【血統予想からの注目馬】
ジュタ ③ヴィンセンシオ ⑫クラウディアイ


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【サウジC】フォーエバーヤング15億円V!シビれた香港最強馬との歴史的一騎打ち 2025年2月24日(月) 08:14

世界最高賞金(1着賞金1000万ドル=約15億円)のサウジカップがキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われ、坂井瑠星(27)=栗東・矢作=騎乗のフォーエバーヤング(栗東・矢作、牡4歳)が香港の最強馬ロマンチックウォリアーとのマッチレースをクビ差で制し、優勝を飾った。次走のドバイワールドカップ(4月5日、メイダン、GⅠ、ダート2000メートル)で、中東のダートGⅠを制圧する。



中東の地でフォーエバーヤングが希望に満ちた光を放った。日本馬が何度挑んでも勝てなかった香港の最強馬ロマンチックウォリアーとのマッチレースを制して、人馬ともに海外GⅠ初制覇。坂井騎手が馬上で満面の笑みを浮かべた。

「信じられない気持ちです。もちろん、かわせると思って乗っていました。この馬を信用していますし、誇りに思います。とても素晴らしかったです」

大外枠から好ダッシュを決めると、道中は2番手グループで折り合いをつける。勝負どころで早めに動いたのが、芝GⅠ10勝を誇るロマンチックウォリアーだ。昨年の安田記念でワールドクラスのパフォーマンスを見せつけると、暮れの香港Cでは日本ダービータスティエーラ、3冠牝馬リバティアイランドを相手に最後は流しながら楽勝するなど8連勝中。日本馬を苦しめてきた。その最強馬が初ダートでも外から一気に進出して得意のロングスパートに持ち込み早めに先頭に立つと、直線に入っても勢いは落ちない。それでもフォーエバーヤングと坂井騎手は決して諦めなかった。外に持ち出してグイグイと脚を伸ばし、一完歩ずつ詰め寄る。最後は自慢の根性で競り落として世界の頂点に立った。

2023年パンサラッサに次ぐサウジC2勝目で、海外GⅠ9勝目となった矢作調教師は「最後の直線は馬を信じるしかなかったですが、これで前の馬を交わすことができたら映画よりもすてきだなと思いました。私が手がけた馬の中でも最高の馬だと確信しました。2回目でもこれほど感激するものだな、と自分でもびっくりするくらいうれしい」と目頭を熱くさせた。

世界最高賞金レースを制して1000万ドル(約15億円)をゲット。日本馬の歴代獲得賞金3位に浮上した。今後は受諾済みのドバイワールドCへ。坂井騎手が「次も勝てるように僕自身も成長していきたいです」と意気込めば、矢作調教師は「ドバイワールドCとサウジCの両方を制した馬がいないので、それをなんとか成し遂げたい」と力を込めた。

砂漠の国のもうひとつのビッグタイトルも手中に収め、世界最強ダートホースの座を確固たるものにする。

フォーエバーヤング 父リアルスティール、母フォエヴァーダーリング、母の父コングラッツ。鹿毛の牡4歳。栗東・矢作芳人厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は藤田晋氏。戦績10戦8勝(うち地方4戦4勝、海外5戦3勝)。獲得賞金21億9346万2000円(うち地方2億4700万円、海外19億3926万2000円)。重賞は2023年JpnⅢJBC2歳優駿、JpnⅠ全日本2歳優駿、24年GⅢサウジダービー、GⅡUAEダービー、JpnⅠジャパンダートクラシック、GⅠ東京大賞典に次いで7勝目。馬名の意味は「曲名より」。



◆サウジカップ サウジアラビアジョッキークラブが2020年に創設した国際競走。例年、2月下旬にキングアブドゥルアジーズ競馬場のダート1800メートルで行われる。賞金総額2000万米ドル、1着賞金1000万米ドルを誇る世界最高賞金額のレース。22年に国際GⅠに格付けされ、23年にパンサラッサが日本調教馬として初めて優勝した。

◆藤田氏も興奮 「ウマ娘」で知られるCygamesの親会社サイバーエージェントで代表取締役社長を務める藤田晋オーナーは、サウジCフォーエバーヤング)、ネオムターフC(シンエンペラー)と2勝の快挙。X(旧ツイッター)に「ヤバい。流石に興奮しました 日本からの応援、ありがとうございました」(原文ママ)と喜びをポストした。シンフォーエバーがサウジダービーで2着に入り、所有馬3頭で賞金総額1150万ドル(約17億円)を獲得した。

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【日経新春杯2025ほか】1/19(日)の関西上位騎手騎乗馬 坂井瑠星騎手はホールネスとのコンビで日経新春杯に挑む 2025年1月18日() 18:00

栗東所属リーディングジョッキー上位3名の1月19日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。


松山弘平騎手】
1月19日(日)中京競馬場
3R 3歳未勝利(ダ1,400m) ワンウェイトゥヘル
7R 4歳上1勝クラス(ダ1,800m) エノラブエナ
9R 西尾特別(芝2,000m) ムガ
10R 豊川特別(ダ1,200m) ドゥータップ
11R 日経新春杯・G2(芝2,200m) サトノグランツ

11Rの日経新春杯サトノグランツに騎乗。一昨年は京都新聞杯神戸新聞杯の重賞2勝の活躍をし日本ダービー菊花賞にも挑戦した。そして、昨年は勝利こそあげられなかったが国内外の重賞で4戦ともに5着以内の安定感ある走りを見せてくれた。今回は松山弘平騎手が初騎乗となるが、普段通りの力を発揮できれば上位争いを期待できる存在だろう。10Rの豊川特別ではドゥータップに騎乗する。初勝利をあげるのに時間はかかってしまったが、その後は安定した走りを披露し前走では昇級初戦ながら0秒1差の2着と、このクラスでも勝負できる力があるところを見せてくれた。斤量がデビュー以来、最も重い58キロになる点が気がかりではあるが本命候補の1頭だ。


坂井瑠星騎手】
1月19日(日)中京競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,200m) ミッシオーネ
5R 3歳新馬(芝2,000m) セナスタイル
7R 4歳上1勝クラス(ダ1,800m) ジーティーパワー
9R 西尾特別(芝2,000m) マンデヴィラ
10R 豊川特別(ダ1,200m) ペプチドハドソン
11R 日経新春杯・G2(芝2,200m) ホールネス

メインレースの日経新春杯ではホールネスに騎乗。デビュー以降、【4-1-2-0】の成績で昨年のエリザベス女王杯では3着と好走をした。オープンクラスに昇級してからは初めての牡馬との戦いになるが、充実著しい今ならば十分に勝負できる力はあるだろう。9Rの西尾特別ではマンデヴィラに騎乗する。2勝クラス昇級後はあと一歩の競馬が続いていて勝利には手が届いていないが、先行はできているだけに坂井瑠星騎手とは手が合いそうでこの辺りでクラス卒業を目指したい。


藤岡佑介騎手】
1月19日(日)中山競馬場
9R 若潮S(芝1,600m) ワンダイレクト
10R ジャニュアリーS(ダ1,200m) エーティーマクフィ

10RのジャニュアリーSはエーティーマクフィに騎乗。オープンクラス昇級後は【0-4-2-2】と安定感があり、特に1,200m戦では2、3着と好走をしている。藤岡佑介騎手とはコンビで【2-5-1-2】と相性抜群で、今回は上位争いだけでなく勝利を期待したい。9Rの若潮Sではワンダイレクトに騎乗する。2023年の弥生賞ではタスティエーラから0秒2差の3着と好走をした実績を持っている。3勝クラスでは初戦こそやや離されたが、2戦目はスタートで後手を踏みながら0秒3差の6着と勝負ができることを証明してくれた。今回でクラス卒業の目途をたてたいところだ。

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【有馬記念の注目点】ドウデュースと武豊騎手が偉業へ挑む! 連覇・秋古馬三冠・歴代賞金王達成なるか 2024年12月16日(月) 16:07

★ファン投票トップ10のうち8頭が出走予定 今年はGⅠ馬10頭含む22頭が登録

12月22日、中山競馬場では有馬記念が実施される。今年は歴代最多得票数となる47万8415票を集め、インターネット投票での受付が実施されるようになった1998年以降で最も高い得票率(88.6%)を記録したファン投票1位のドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)を筆頭に、ファン投票2位ダノンデサイル(牡3歳、栗東・安田翔伍厩舎)、3位べラジオオペラ(牡4歳、栗東・上村洋行厩舎)、5位ブローザホーン(牡5歳、栗東・吉岡辰弥厩舎)、7位アーバンシック(牡3歳、美浦・武井売厩舎)、8位ディープボンド(牡7歳、栗東・大久保龍志厩舎)、9位スタニングローズ(牝5歳、栗東・高野友和厩舎)、10位ジャスティンパレス(牡5歳、栗東・杉山晴紀厩舎)とファン投票トップ10に入った8頭を含む22頭が登録しており、そのうちGⅠ馬(JRA+海外)は10頭と豪華なメンバーが顔を揃えたが、年末の大一番を制すのはどの馬か。なお、有馬記念では2019年リスグラシューから5年連続でGⅠ馬が勝利を挙げている。

天皇賞・秋ジャパンC連勝のドウデュース 史上5頭目の連覇なるか

ファン投票1位のドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)が、史上5頭目の有馬記念連覇を目指す。今年初戦のドバイターフ(UAE)が5着、続く宝塚記念が6着と春は連敗を喫したが、秋初戦の天皇賞・秋を制し、続くジャパンCも連勝してJRA・GⅠ5勝目を挙げた。同一年の天皇賞・秋ジャパンC→有馬記念3連勝は2000年テイエムオペラオー、04年ゼンノロブロイが達成しているが、ドウデュースはファンの期待に応えて今年もグランプリを制すことができるだろうか。なお、同一年の天皇賞・秋ジャパンC、有馬記念をすべて制した内国産馬には2億円の褒賞金が交付される。

★3度“有終V”を決めた武豊騎手 ドウデュースでも有終の美を飾るか

ドウデュース(牡5歳)は、有馬記念がラストランになることが決まっており、同日の中山競馬場では最終レース終了後に引退式が実施される。古馬にとって1年を締めくくる大一番となる有馬記念が引退レースとなる馬は多く、過去10年では2014年ジェンティルドンナ、17年キタサンブラック、19年リスグラシューが引退レースとして挑んだ有馬記念で勝利を挙げているが、ドウデュースは現役最後のレースを勝利で飾ることができるだろうか。

ドウデュースには、池添謙一騎手と並び歴代最多タイの有馬記念4勝を挙げている武豊騎手が騎乗する予定。武豊騎手が挙げた有馬記念4勝のうち、1990年オグリキャップ、06年ディープインパクト、17年キタサンブラックは有馬記念が引退レースとなった馬だった。果たして、武豊騎手はドウデュースでも有終の美を飾る勝利を挙げることができるだろうか。

★勝てば歴代賞金王のドウデュース 友道康夫調教師はJRA年間獲得賞金歴代1位に

有馬記念の1着賞金は5億円で、ジャパンCと並び国内最高額となっている。ドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)はJRAで17億5347万9000円、海外で2239万6800円を獲得しており、有馬記念を勝てばJRA獲得賞金、JRA以外の競走も含めた総獲得賞金ともに歴代1位となる。JRA獲得賞金で20億円を超えれば史上初だが、ドウデュースはGⅠ3連勝で大台を突破することができるだろうか。なお、ドウデュースは今年のJRAでの獲得賞金が7億2621万6000円で、有馬記念を勝てばJRA年間獲得賞金でも2000年のテイエムオペラオーを抜いて歴代1位となる。

また、ドウデュースを管理する友道康夫調教師は、今年のJRA獲得賞金が22億6506万2000円(※12月15日現在)で、2位以下を大きく引き離してトップとなっている。調教師のJRA年間最高獲得賞金記録は池江泰寿調教師が11年に記録した「23億8601万7000円」で、ドウデュース有馬記念を勝てば池江泰寿調教師の記録を大幅に塗り替えることになる。

★今年も3世代のダービー馬が出走予定 ダノンデサイルドウデュース、シャフリヤール

今年の有馬記念には、今年のダービー馬ダノンデサイル(牡3歳、栗東・安田翔伍厩舎)、2022年のダービー馬ドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)、21年のダービー馬シャフリヤール(牡6歳、栗東・藤原英昭厩舎)と3世代のダービー馬が登録している。3頭のダービー馬が出走するのは昨年に続く2回目で、昨年はドウデュースが“先輩“ダービー馬シャフリヤール、“後輩”ダービー馬タスティエーラを破って勝利を挙げたが、今回はどのような結果になるだろうか。

シャフリヤールは22年にドバイシーマクラシック(UAE)を制しているが、21年のダービー以降、国内のレースでは未勝利。昨年の有馬記念では5着に入っているが、約3年半ぶりとなる日本での勝利を挙げることができるだろうか。同馬にはC・デムーロ騎手が騎乗する予定。

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【3歳以上次走報】タスティエーラは来春も香港遠征を視野に 2024年12月12日(木) 20:41

★香港C3着タスティエーラ(美・堀、牡4)は、来春も選択肢の一つとして香港遠征を視野に入れる。来年4月27日にクイーンエリザベスⅡC(シャティン、GⅠ、芝2000メートル)が行われる予定。

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タスティエーラの関連コラム

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有馬記念武豊騎手騎乗のドウデュースが、鮮やかに差し切り勝ち。スタートは決して良くなかったものの、その後はじっくり溜めて、3コーナーから徐々に進出。直線は粘るタイトルホルダースターズオンアースを測ったように差し切った。

期待した◎タイトルホルダーも、絶好枠を生かしての逃げ。4コーナーでは後続を突き放し、直線もギリギリ一杯まで粘り込んだ。引退レースでの見事な3着激走だった。

また、勝ち切れなかったとはいえ大外枠の不利を克服して2着に粘ったスターズオンアース&ルメール騎手も素晴らしかった。とにかくゲートに集中し、トップスタートからスッと2番手を確保すると、そこからはいつも通りの運び。道中はスムーズにリラックスさせ、直線も最後まで持たせた。惜しむらくは2週目の3コーナー入り口で内ラチに接触したことで少しリズムを崩してしまったこと。あそこがなければもっと際どかったかもしれない。以前より器用さも出て来ており、今後もコースや距離を問わず走れそうで、崩れるイメージはあまりわかない。とにかく順調に使えれば2024年も大いに活躍に期待ができるだろう。

4着ジャスティンパレスは、中山のコーナー適性があまりない中でもよく追い込んできた。最後の脚は目立っており、得意の京都の長丁場なら改めて期待大。天皇賞(春)は順調に行けば勝ち負け濃厚だろう。

今年は3歳勢の出番はなかったが、タスティエーラは再三不利を受けながらもラストで伸びて来ており、改めて地力の高さを印象付けた。こちらは父同様に宝塚記念か、あるいは気は早いが暮れの香港ヴァーズあたりが最も合いそうだ。スタミナ豊富なので、天皇賞(春)でも十分に好勝負可能だろう。以前から申し上げている通り、外国人騎手が合うタイプだ。

それにしても、天皇賞(秋)直前にケガをしてしばらく戦線を離れながらも、暮れに戻って来てグランプリを勝つのだから、武豊騎手はすごい。

ドウデュースも私も帰ってきました」

という第一声で思い出したのは、2013年の日本ダービーキズナで制した後のインタビューだ。当時の武豊騎手は落馬の影響などもあり長きに渡る不振にあえいでいたが、そんな状況からの復活を遂げたのが、あのダービーだったように思う。当時もレース後のインタビューで同じように、「帰ってきました」と口にしていた。

ドウデュース自身もこれで完全復活。順調なら来年は再度秋のフランスの大舞台に挑むことになるのかもしれない。今からその瞬間を楽しみに待ちたい。3歳時とは違い、馬体を見ても明らかにパワーをつけた今なら、また異なる結果がもたらされる可能性もありそうだ。

~ホープフルSの注目馬は?~

さて、最後はホープフルSの注目馬で締めたい。注目はこの馬。

レガレイラ(ルメール騎手)

注目はレガレイラ&ルメール騎手。とにかく追ってからグッとギアが入る走りが素晴らしく、牝馬同士のスローの決め手比べよりは、牡馬相手でも暮れの中山のタフな馬場のほうが合いそうなタイプ。前走は究極の上がりのレースになり、位置取り負けしただけ。中山芝2000mなら巻き返せるとみる。抽選対象(11/14)だったが突破をはたし出走が叶ったここは有力だろう。

……というわけで、いよいよホープフルSで2023年の中央競馬は終わり。そして、2018年10月より続いて来た本コラムも今回でひと区切り、ラストとなります。5年間、テーマもすべて自分自身で決め、本当に好きなように書かせていただきました。一度も途切れずに続けられたことは自信になりましたし、今後もこれまで通りコツコツ続けて行く選択肢もあったのですが、自分自身のさらなる成長のために、キリの良いところでひと区切りとさせていただきました。今までお付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございました。何か一つでも、お役に立てたなら幸いです。またどこかでお会いしましょう。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年12月22日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】実は怪しい「内枠有利説」も、今年は本当に内枠有利になるかもしれないその理由とは?
閲覧 3,209ビュー コメント 0 ナイス 3


思えば初めて枠順抽選があった有馬記念から、数えること今年で10回目になる。……たぶん。

たぶん、というのはコロナ禍でどうだったか……などについて調べていないためだ。調べればい話なのだが、正直本稿の趣旨とはあまり関係ないので割愛した。ご容赦を。

何はともあれ、有馬記念の枠順抽選、最初は2014年。ただ、この時はシステムが違った。

まず抽選をして→選ぶ順番を決める→そして抽選で決まった順に→入りたい枠を指名する

といった流れだった。現在のやり方との大きな違いは、陣営が入りたい枠を指名できるという点だ。

ところが、ここでなんとも具合の悪いことが起こってしまった。最初に枠を選ぶ権利を得て、2枠4番を選択したのがジェンティルドンナ。2番目に枠を選ぶ権利を得て、3枠6番を選択したのがトゥザワールド

ココまで書いたら勘のいい方はおわかりだと思うが、なんとこの2頭がレースでも1~2着になってしまった。しかもジェンティルドンナは4番人気1着、トゥザワールドは9番人気2着。馬連は万馬券である。

「なってしまった」

というのも変な話なのだが、これは主催者としては歓迎せざる事態だったと思われる。そりゃそうだろう。できる限り競馬は公平であると示す努力を日々しているにも関わらず、枠順という人間が決める要素によって、こうも有利不利があることがわかってしまうと、

「なんだ、実力よりも枠が大事なのかよ」

と思われてしまう。ましてライト層が多い有馬記念でそういった事態が起こるインパクトは大きい。枠が結果を大きく左右するということをあまりに公然と知られてしまうのは、主催者にとっては嬉しい話ではないのだ。

ただ、この出来事のインパクトは大きく、それまでも内枠有利だと思われていた有馬記念が、より一層そう(内枠有利だと)思われるようになった。それを意識してなのかどうか確実なことは言えないが、恐らくそんな状況を受けて、翌年からは選択制ではなく、今と同じように抽選で枠が決まるというシステムになった。つまり、陣営に選択権はなくなった。

とはいえ、以後も内枠が欲しいという各陣営の願いは変わらず続いている。だが、続かなかったこともある。それは、

「内枠有利」

という傾向そのものである。

とりわけ近年はむしろ外枠有利とまではいわずとも、内枠はあまり良くない。直近5年をみると顕著で、1~2枠はほぼ壊滅。もちろん外枠有利ではないのだが、代わりに台頭しているのが内過ぎず、外過ぎない中枠だ。

<参考>過去5年

1~2枠(0-1-0-19)
3~5枠(5-2-3-20)
6~8枠(0-2-2-26)

この通り、ハッキリ「中枠有利」の結果が現れている。1~2枠から馬券圏内まで突っ込んできたのは、昨年2枠3番から2着に入ったボルドグフーシュのみ。この馬とて後方に下げて外をマクって来たもので、イメージするような「内枠先行」ではなかった。

理由を説明すると、

1,コース自体は外枠不利
2,馬場が良ければ内枠有利
3,馬場が悪くなると内枠有利ではなくなる
4,かといって外枠はやっぱり不利
5,内枠不利で外枠も不利なので、最も有利になるのは中枠

ということになる。

こういうことを書くと、

「いやいや、イクイノックスがたまたま中枠に入っただけじゃないか」

とか、

「ほかの強い馬も中枠に入ったのではないか」

とか、

「たった5年程度のデータではサンプル数が……」

とか、

「たったひとつふたつ枠がズレるだけでそんなに違うのか」

とか、いかにもそれらしい反論が来そうではあるが、そういう意見もあることを踏まえた上で、すべて反論するほどの時間もないので話を進めたい。(最後の質問だけは明確に、違う、と伝えたい。枠が1つズレるだけでレースの動きは全く異なるケースが多々ある)

前述の仮説が正しいとすると、コース形態は外枠不利で不変であるが、馬場が悪くなると内枠も不利になる。そして、馬場が悪くなるかどうかは天候も大いに関係してくる。

そこで気になるのは今年の天候推移だ。実は過去5年の有馬記念が行われる12月の中山開催においては、必ず芝がやや重に悪化する日があった。12月の前半開催であれ有馬記念当週であれ、開催中の馬場悪化は、当該週のみならず、その後の馬場状態にも大なり小なり影響を与えるのが競馬という競技だ。4週目の日曜日に行われる有馬記念は、開催中の馬場悪化の有無の影響を受けやすい。だから、近年は内枠有利になっていないという側面がある。

ところが、今年の中山は好天に恵まれている。3週目まではずっと良馬場で、4週目を迎え寒さこそ厳しくなってきてはいるが、幸いにして有馬記念が行われる週末も晴れ予報。このままいくと、

「ずっと良馬場のまま有馬記念を迎える」

ことになる。仮にそうなれば、2017年以来6年ぶりのことである。

となると気になるのは2017年の有馬記念の結末だが、この年に限っていえば、実はイメージ通りの内枠有利だった。キタサンブラックの逃げ切りは馬の力が違った可能性があるにしても、2着に突っ込んだのは2枠3番に入った8番人気の牝馬クイーンズリングだった。クイーンズリングは道中インをロスなく立ち回ると、直線もしぶとく内から伸びて2着確保。外から伸びて来たシュヴァルグランスワーヴリチャードルージュバックといった馬たちの追撃を退けての好走だった。

つまり、有馬記念の「内枠有利説」は案外怪しいものでもあるのだが、今年に関しては「空模様の関係で」本当に内枠有利になる可能性が高い。

有馬記念の注目馬は?~

以上を踏まえて、最後に有馬記念の注目馬を挙げたい。

タイトルホルダー横山和生騎手)

引退レースとなるタイトルホルダーに注目。今回は絶好の2枠4番を引けたのがまず大きい。過去2度の有馬記念はいずれも外枠で、しかもパンサラッサがいたりしてレースの組み立てが難しかった。今年はその点スンナリと内枠から先手を取れそうで、明確に絡んでくるような馬もいない。まして有力馬はいずれも溜めるタイプで、早めに押し上げて来る地力上位馬はタスティエーラくらいだろう。過去2年よりマークも薄くなりそうなので、ラストランでの激走のチャンスありとみている。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年12月21日(木) 11:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 有馬記念2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月24日(日)中山11R 第68回有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

🏇『過去5年の成績(2018年~2022年)』は👉こちら👈
🎯12月21日(木)17時~『有馬記念公開抽選』は👉こちら👈

【登録頭数:20頭】(フルゲート:16頭)


<前走:ジャパンカップ 東京芝2400m(レース映像)> 中3週

スターズオンアース(3着 496kg(+12kg))<B>
🏇『前走の追い切り
前走は天皇賞(秋)回避明け&休み明けで、最終追い切りまでビッシリ追っていたので太め残り懸念から軽視。ただ実際にはプラス体重でもそれほど太い感じには見えず、仕上がりは良かった。この中間は前走の反動が出るのではないかと気になっていたが、1週前追い切りでは3頭併せの内で力強く先着していて疲れはなさそう。ただ右回りは前半の行きっぷりが悪くなるので、そのあたりはポイントになりそう。

ドウデュース(4着 504kg(-8kg))<A>
🏇『前走の追い切り
天皇賞(秋)ジャパンカップと秋2戦を使われてきて、前走時も良化気配を感じさせていたが、この中間の1週前追い切りでは頭の位置が低くなって首が前に出る走りに変わり、前走時からの上積みに期待できそうな気配。他にも、追い切りに入る時の一歩目がスッと流れるようにスムーズになっているように見えた。馬の出来が良くなってきたことと、武豊騎手との相性の良さがマッチした感じで、前走からのさらなる上積みに期待。

タイトルホルダー(4着 476kg(+4kg))<B>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
前走はオールカマーから間隔が空いていたこともあってか、動きこそ良く見せていたように思うが、1週前、最終追い切りと併せ馬での追い切りで叩き台という印象だった。この中間は、単走追いで好時計を出すこの馬の好調子時のパターンできており、引退レースに向けて調子を上げてきている模様。

ディープボンド(10着 494kg(-14kg))<D>
🏇『前走の追い切り
今年で3年連続の出走となり2年前には2着に好走しているが、年々追い切りの動きがズブくなっている。この中間の1週前追い切りも、若い頃に比べると走る気持ちが感じられない動きだった。


<前走:菊花賞 京都芝3000m(レース映像)> 中8週

タスティエーラ(2着 480kg(+2kg))<A>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
ダービーからの休み明けで臨んだ菊花賞だったが、入念な乗り込みで当日のパドックでもスッキリとしていて仕上がりは良かった。この中間も前走時以上の入念な乗り込みで、2週前、1週前と南Wで好時計で先着しており、あいだの日曜日にも3週連続坂路で速めの時計をマーク。かなりの上積みが窺える。

ソールオリエンス(3着 464kg(+4kg))<A>
🏇『前走の追い切り
今回は春のクラシックほどの人気にはならないと思われるが、条件も鞍上もプラス材料で思い切ったレースができそうな点も強みになる。切れる脚のある馬で仕掛けどころが難しいところはあると思うが、調教内容を見ても併せ馬で遅れることはなく、終いの時計もしっかり出ていて末脚が切れる。


<前走:エリザベス女王杯 京都芝2200m(レース映像)> 中5週

ハーパー(3着 484kg(+4kg))<B>
🏇『前走の追い切り
秋に入って馬体が大きく増えており、前走時もさらに増えていたが、パドックでは太め感はなく春からの成長分と言って良さそう。前走時は坂路での調整のみだったが、この中間は本来のCW中心の調教内容に戻っており、1週前追い切りでは同厩舎のドウデュースとの併せ馬を消化。動きはやや見劣ったもののしぶとく喰らい付いていて前走以上の動き。

ライラック(4着 442kg(-6kg))<D>
🏇『前走の追い切り
牝馬限定なら好走するが、今年の春3戦のように牡馬相手だとやや力が足りない面がある馬。この中間の追い切りでは、1週前に好時計が出ていて併走馬を突き放しているが、内ラチ沿いを走ってのもので直線の走りも前走時のほうが迫力があった印象。やや物足りない動きに見えた。


<前走:京都大賞典 京都芝2400m(レース映像)> 中10週

プラダリア(1着 470kg(+6kg))<B>
🏇『前走の追い切り
京都大賞典から少し間隔が空いているが、前走時のように1週前、最終追い切りと強めに追われた時は好走する馬で、1週前は気合乗りも良く終い追われてしっかり伸びて状態は良さそう。輸送はあるものの最終追い切りもCWを長めから強めに追われたほうがこの馬の好走パターンに当てはまる。最終追い切りにも注目したい。

ブローザホーン(中止 414kg(-8kg))<C> ※除外対象馬
🏇『前走の追い切り
前走(競走中止)から間隔を空けて、この中間南Wを馬なりで長め4本。かなり小柄な馬なので本数は足りているが、時計はそれほど目立たず。


<前走:アルゼンチン共和国杯 東京芝2500m(レース映像)> 中6週

ヒートオンビート(3着 476kg(-8kg))<B>
🏇『前走の追い切り
毎回パドックでは小気味良い動きで良く見せる馬。この中間もかなり乗り込まれていて、1週前追い切りではいつも通り3頭併せの内に併せて動きも前走時並みに良い。好調キープ。

ディアスティマ(13着 488kg(+4kg))<E> ※除外対象馬
🏇『前走の追い切り
休み明けの前走を一度使われたが、この中間の追い切りでは時計平凡で併走遅れが続き、調子が上がってきていない印象を受ける。


<前走:その他のレース出走馬>

スルーセブンシーズ凱旋門賞:4着 芝2400m 3ヶ月)<A>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
凱旋門賞からの休み明けだが、入念な乗り込みで2週前、1週前には南Wで好時計。1週前の動きを見ても、宝塚記念の時よりもハードに追われていて状態面はかなり良さそう。

シャフリヤール(BCターフ:3着 芝2400m 中6週)<C>
🏇『前走の追い切り
🏇『12月6日香港での追い切り
BCターフ後に、有馬記念ではなく香港ヴァーズ出走を選択している時点で、中山2500mに関して何らかの不安要素があってのこと。状態面に関しても、香港での取り消し後のバタバタや、米国遠征から約1ヶ月半ほど坂路やCWなどトレセンでの調整ができていない点もマイナス材料になる。

ウインマリリン(BCフィリー&メアターフ 芝2400m 中6週)<D>
🏇『前走の追い切り
米国から帰国後、美浦で調整されているが、1週前追い切りは舌を出して走っていて動きも重く、伸び脚平凡といった様子。

ジャスティンパレス天皇賞(秋):2着 芝2000m 468kg(-2kg) 中7週)<B>
🏇『前走の追い切り
1週前にCWで強めに追われる馬で、休み明けの前走時はモタモタした動きであまりよく見えなかった。この中間の1週前追い切りでは重め感が解消し、直線でも一気に突き放してみせた。出来は前走以上。

アイアンバローズステイヤーズS:1着 芝3600m 504kg(-10kg) 中2週)<C>
🏇『前走の追い切り
2走前の京都大賞典の時は、追い切りでもパドックでもうるさい面を見せていて集中力を欠いていたが、前走時は坂路での調教中心に変えてきたことも手伝ってか追い切りの動きもパドックも集中していた様子で、好仕上がり。この中間も坂路での調整が続けられているが、1週前追切は終いに頭が上がり気味で、前走時の仕上がりには及ばない動きだった。

ホウオウエミーズ福島記念:1着 芝2000m 450kg(±0kg) 中5週)<B>
🏇『前走の追い切り
前走時の追い切りでもかなりの動きを見せていたが、この中間の1週前追い切りでも強めに追われて伸び脚上々で、出来は引き続き良さそう。

マテンロウレオ(チャレンジC:5着 芝2000m 484kg(+14kg) 中2週)<C> ※除外対象馬
追い切りでは速い時計が出る馬だが、1週前追い切りの映像からは力みがあって押さえが効かず、走り過ぎてしまっている感じあり。

ドゥラエレーデ ※出走回避


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、タスティエーラソールオリエンスドウデューススルーセブンシーズの4頭をあげておきます。


◇今回は有馬記念編でした。
12月に入っても暖かい日が多く、例年だとキリの影響で動きがしっかり確認できないことがある有馬記念の追い切りも、今年はそんな気配もないのかななどと思っていたら1週前に一気の冷え込み。何とか冬を間に合わせたような形で、急な季節の変化に人間の体もついていかなくてはならず、体調管理には気をつけて週末の有馬記念に臨みたいところですね。人が大変なら馬も大変、気を遣うこともこれまで以上にあると思います。今年最後の大一番で余力がどれだけ残っているかも重要なレースでもありますので、例年以上に状態面のチェックはしっかり行っていきたいと思います。
過去5年の連対馬の調教内容は、「最終追い切り=馬なり」の馬が7頭とまず目立つところ。ただ、間隔を空けて臨んだ馬は最終追い切り等で強めに追ってきていた馬も多く、昨年の勝ち馬イクイノックスもほぼ馬なりの調整だったものの、1週前の日曜日だけは坂路で一杯に追われていました。1週前か最終追い切りで強めの追い切りを消化できるだけの状態にあるという点は、過去5年の連対馬に共通しているところで、今年もそのあたりは一つのポイントとなりそうです。
毎年いろいろなドラマが生まれる有馬記念。混戦模様の今年は一体どんな結末を迎えるのでしょうか。暗いニュースが多い世の中ですが、大谷選手や阪神タイガースに続き最後は競馬が盛り上げて、明るい話題を届けてもらいたいですね。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年11月24日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】今年は東スポ杯以上に京都2歳Sに注目!/ジャパンカップ展望
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マイルCSは最終的に本命にしたナミュールが勝利。当日乗り替わりで一瞬不安になったが、改めてレースを見直すと2戦目の赤松賞では溜めるレースをして強烈な末脚を繰り出していた。藤岡康太騎手ならこれまでと異なる面を出してくれるかも…と期待を持ちつつ、人気がみるみる落ちて行くのを眺めていた。

結果としては展開や馬場を考えると、むしろ乗り替わりがプラスに働いた面もあった。ムーア騎手だったならば、恐らく早めに動いてしまい、勝ち切ることはなかっただろう。展開や馬場、そして当日のジョッキー変更など、様々な巡り合わせによって成し遂げられた、待望のG1制覇だった。

先週はもうひとつ、出世レースとして注目された東京スポーツ杯2歳ステークスが行われたが、こちらは平凡な内容。近年と比べるとメンバーレベルも低く、今年は出世レースにはならないかもしれない。むしろ今週末の京都2歳ステークスの方に素質馬が揃った。

オールナットシンエンペラーなどのキャリア1戦組に加えて、パワーホールホウオウプロサンゲなどキャリア2戦以上の組も充実している。今年の2歳世代の出世レースは、京都2歳ステークスになるかもしれない。

それでは今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週末はもちろんジャパンカップから。

ダノンベルーガ(モレイラ騎手)

注目はダノンベルーガ&モレイラ騎手。
天皇賞(秋)は伸びあぐねたが、結果的には溜める競馬で距離延長に向けて…と考えれば悪い内容ではなかった。モレイラ騎手はとにかく芝の中長距離に強く、レーベンスティールセントライト記念を勝利し、ゼッフィーロアルゼンチン共和国杯を勝利、菊花賞でもタスティエーラを2着に持ってきている。もともとダノンベルーガは世代屈指の能力上位馬。陣営も当初からジャパンカップを目標にしてきたフシがある。ハーツクライ産駒が強いレースでもあり、そろそろ巻き返しが怖い。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年10月19日(木) 15:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック 菊花賞2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


10月22日(日) 京都11R 第84回菊花賞(3歳G1・芝3000m)

【登録頭数:17頭】(フルゲート:18頭)


<前走:セントライト記念 中山芝2200m(レース映像)> 中4週

ソールオリエンス(2着 460kg(±0kg))<B> 優先出走馬
☆『前走の追い切り
休み明けの前走はパドックではまだ馬体に余裕がある感じで緩さがあった。前走を使われてのこの中間も、南Wで2週前、1週前と追われて好時計が出ている。ただ、1週前の併せ馬では直線強めに追われたものの併走相手のウインマリリンを突き放すことができず、重さを残した印象の走りだった。

ウインオーディン(6着 482kg(+4kg))<B>
休み明けを2回使われてこの中間は南Wと坂路で入念な調整。1週前追い切りでは楽な手応えで先着と、上積みが期待できそう。


<前走:神戸新聞杯 阪神芝2400m(レース映像)> 中3週

サトノグランツ(1着 492kg(+2kg))<A> 優先出走馬
☆『前走の追い切り
前走は阪神での重賞勝ちも春には京都コースで重賞を勝っていてコース適性は高い。前走時は、休み明けだったが最終追い切りの動きがかなり良く、パドックでもスッキリした馬体を見せ好仕上がりだった。この中間も坂路中心にプールも併用しての調整となっており、1週前追い切りでは3頭併せで素軽い動き。上積みが見込める。

サヴォーナ(2着 528kg(+12kg))<A> 優先出走馬
前走は休み明け、コラムでも指摘した通り馬体が増えていてパドックでは明らかにお腹の辺りに余裕があった。それでもレースでは好位からしぶとく伸びて差のない2着に好走。この中間は1週前にCWで強めに追われて併せて先着と、前走を使われての上積みには十分期待がもてる。

ファントムシーフ(4着 502kg(+12kg))<C> 優先出走馬
☆『前走の追い切り
休み明けの前走、馬体重は10キロ以上増えていたが太め感はなかった。この中間は、1週前に3頭併せの外を一杯に追われ力強く伸びて先着を披露。ただ、前走のレース内容やこの中間の追い切りと頭が高くなり前に伸びるというより上に抜けてしまう感じの走りになっている点がどうか。

ハーツコンチェルト(4着 492kg(-2kg))<C>
☆『前走の追い切り
休み明けの前走時は、マイナス体重も動きが鈍くまだ締まりそうな馬体だった。この中間、1週前追い切りでは前走でも併せた未勝利馬にしぶとく食い下がられていて、調子の良し悪しというよりは右回りだと反応が鈍い。

ショウナンバシット(7着 486kg(±0kg))<A>
休み明けの前走は最終追い切りで抑えきれないほど気合乗り抜群で、かなり良い出来に見えて本命◎に指名。ただ、レースでは勝ち馬の後ろを追走してきて直線でジリジリしか伸びなかった。この中間も2週前、1週前とCWで速い時計をマーク、1週前を見ると楽な手応えでここもかなり良い動きと、出来自体は引き続き良好に映る。

マイネルラウレア(8着 496kg(-6kg))<C>
休み明けの前走時は、追い切りでの動きが重く当日マイナス体重でも緩さが残っていた感じ。休み明け2戦目となる今回、1週前にCWで追い切られたが前走時よりも時計がかかっていて、良化は思いのほかスローとの印象。

シーズンリッチ(10着 498kg(+8kg))<D>
☆『前走の追い切り
前走のパドックではいつものうるさい面はまだマシだったが、レースではペースが緩むと行きたがってしまい4角早め先頭も直線早々に脚が上がってしまった。この中間も栗東での調整が続くが、頭が上がり気味の走りで物足りない内容。

ナイトインロンドン(11着 482kg(+6kg))<B>
☆『前走の追い切り
前走は追い切りの動きが良く状態十分といった具合に映ったが、パドックでは周りを気にしていてやや集中力を欠く感じだった。この中間も1週前に南Wで追い切られて動きは前走時よりも良く、競馬場は違うが長距離輸送も2度目となるため、前走よりも気持ちの面で良いほうに向きそう。


<前走:その他のレース出走馬>

タスティエーラ日本ダービー:1着 芝2400m 478kg(±0kg) 5ヶ月)<A>
☆『前走の追い切り
ダービーからの休み明けになるが時計を出し始めた3週前からいきなり3頭併せで速い時計を出して先着と重め感はまったくなく元気な走りで牧場での調整が順調だった感じ。1週前の追い切りでも直線強めいに追われて一気に突き放し力強い動き。今回は長距離輸送があるので1週前でこれだけ出来ていれば直前は馬なりで十分な仕上がり。

トップナイフ札幌記念:2着 芝2000m 482kg(-2kg) 中8週)<B>
前走は軽めの調整2本で出走だったので軽視したが、ジョッキーの好騎乗で2着に好走。この中間は栗東CWを中心に乗られていて、日曜には坂路でも速い時計と、反動よりは上積みのほうを感じ取れる過程となっている。

ノッキングポイント新潟記念:1着 芝2000m 494kg(+6kg) 中6週)<C>
☆『前走の追い切り
前走は古馬相手に重賞制覇。状態も良かったとは思うが、好騎乗、枠順、斤量面と恵まれた面もあり、すべてが上手くいった感じだった。この中間も南W中心の調整で、日曜には改修された坂路での調整に戻って優秀な時計をマーク。ただ前走時もパドックでチャカチャカした面を出しており、距離延長がプラスにはなるかというそうではなく……。

ドゥレッツァ(日本海S:1着 芝2200m 456kg(-6kg) 中8週)<A>
前走3勝クラス勝ちで未勝利から4連勝。その間京都新聞杯1、2着馬に先着していて能力は高い。これまでの調教では併せ馬で遅れたことがなく、この中間は1週前追い切りで抑えきれない手応えから直線併走相手を一気に突き放す上々リハを見せてきた。引き続きかなりの好状態だろうう。

ダノントルネード(日本海S:8着 芝2200m 514kg(±0kg) 中8週)<D>
☆『前々走の追い切り
休み休み使われてきている馬だが、前走時のパドックでは馬体重こそ増減なしでもふっくらした感じがなく硬さを感じる馬体だった。この中間も併せ馬での追い切りが1本のみで、1週前も月曜こそ坂路で終い速い時計を出しているものの水、土、日と軽めの調整に終始。ビシッと追われていない点はマイナスになりそう。

パクスオトマニカ(レパードS:15着 ダ1800m 488kg(+2kg) 中10週)<D>
☆『前走の追い切り
前走はダートが向かないところもあったかもしれないが、追い切りでも終いの時計がかかっていた。この中間も南Wで乗られているが、春の良い時と比べるとまだ物足りない。

リビアングラス(阿賀野川特別:1着 芝2200m 500kg(+12kg) 中8週)<A>
☆『前々走の追い切り
デビュー戦の時から毛艶が良く好馬体で、パドックでは毎回目にとまる馬。跳びが大きく切れる感じはないが、先行力がありしぶとさも兼ね備える。淀の3000mは絶好の舞台だろう。休み明けの前走は馬体が増えていたが太め感はなく、むしろ迫力が増した感じで成長著しい。ローテーションに余裕があり、この中間はこれまでの坂路中心からCWを長めからのメニューに変えてきている。併せ馬でも先着をはたすなど、休み明けを使われての上積みが感じられる。


<参考:出走予定馬の対戦成績>
◇ホープフルS(レース映像)中山芝2000m
2着:⑧トップナイフ、4着:①ファントムシーフ、7着:②ハーツコンチェルト
共同通信杯レース映像)東京芝1800m
1着:⑧ファントムシーフ、4着:⑥タスティエーラ、5着:⑪ウインオーディン、6着:④シーズンリッチ
◇弥生賞(レース映像)中山芝2000m
1着:⑥タスティエーラ、2着:④トップナイフ
皐月賞レース映像)中山芝2000m
1着:①ソールオリエンス、2着:⑭タスティエーラ、3着:⑦ファントムシーフ、5着:④ショウナンバシット、7着:⑧トップナイフ、8着:⑥ウインオーディン、14着:⑱マイネルラウレア
京都新聞杯レース映像)京都芝2200m
1着:⑥サトノグランツ、2着:⑦ダノントルネード、3着:⑫リビアングラス、5着:②マイネルラウレア
日本ダービーレース映像)東京芝2400m
1着:⑫タスティエーラ、2着:⑤ソールオリエンス、3着:⑪ハーツコンチェルト、5着:⑮ノッキングポイント、7着:⑬シーズンリッチ、8着:⑭ファントムシーフ、11着:⑱サトノグランツ、13着:⑯パクスオトマニカ、14着:④トップナイフ、16着:⑥ショウナンバシット


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、タスティエーラドゥレッツァリビアングラスサトノグランツショウナンバシットサヴォーナの6頭をあげておきます。



◇今回は菊花賞編でした。
菊花賞と言えば、芝3000mという出走馬にとって未知の距離とともにポイントとなるのが、3コーナーからの下り坂ではないかと思います。特にここ2年はリニューアル工事で開催がなかったこともあり、京都競馬場でレースを経験したことのある馬も出走馬中4頭で、それら馬たちも京都新聞杯の1回のみ。1度しか走っていないからあまり参考にならないと考えるか、経験できている点は大きなプラスになると考えるかは意見が分かれるところだと思いますが、私個人としては特殊なコースであることから1度でもこのコースを走っている点はプラスになるのではないかと思っています。さらに、当時騎乗していた騎手が今回も同じ馬とタッグを組んで出てくる場合は相当メリットが大きいと踏んでいます。
そのほか、京都競馬場で開催された過去5年(2016年から2020年)の連対馬の調教内容について見てみたところ、1週前にCW及び南Wで追い切られていた馬が10頭中9頭、最終追い切りはCW及び南W5頭、坂路4頭、芝コース1頭となっており、1週前にWコースで追い切っていた馬がほとんどだった点が特に目立ちます。やはり長距離戦ということで、中間に長めからの追い切りは必要になってくるということでしょうか。坂路だけササっとやっている馬は軽視したほうが良さそうです。
最後に、個人的なおススメポイントとして、長距離での実績が良い騎手と何だかんだで距離が長いのでロスなく走れる内枠の馬は注意、この2点を記して締めくくりたいと思います。


菊花賞出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年10月15日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年10月15日号】特選重賞データ分析編(380)~2023年菊花賞
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


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<次週の特選重賞>

G1 菊花賞 2023年10月22日(日) 京都芝3000m外


<ピックアップデータ>

【“同年4月以降の、JRAの、G1・G1のレース”において3着以内となった経験の有無別成績(2019年以降)】
○あり [4-3-3-18](3着内率35.7%)
×なし [0-1-1-42](3着内率4.5%)

 皐月賞以降の戦績が最大のポイント。G3やオープン特別、条件クラスのレースを主戦場としてきた馬は疑ってかかるべきでしょう。なお“同年4月以降の、JRAの、G1・G1のレース”において3着以内となった経験がなかったにもかかわらず3着以内となった2頭は、いずれも父がエピファネイアでした。

主な「○」該当馬→ソールオリエンスタスティエーラダノントルネードハーツコンチェルト
主な「×」該当馬→ドゥレッツァノッキングポイント


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が3着以内」だった馬は2019年以降[3-4-4-31](3着内率26.2%)
主な該当馬→ソールオリエンスタスティエーラドゥレッツァノッキングポイント

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タスティエーラの口コミ


口コミ一覧
閲覧 299ビュー コメント 0 ナイス 26

こんばんみぃ~♪

明日は朝から餅つきのお手伝いに参加するんで朝は色々と大忙しなんで

今日載せちゃいますね、買うレースも決まったしね。

土曜日はタコ助・ノーホーラで終わったんで日曜日は派手に大当たりしたい。

国内・海外でGIが5個も買えるしね。その他、国内のGⅢとオープン特別と準オープンも買いまっせ!

中山10R 師走ステークス

◎⑨アクションプラン
△⑤カンピオーネ
△⑦ブレイクフォース
△⑫ロードアヴニール
△⑬チュウワハート
△⑭サンデーファンデー

馬連⑨ー⑤・⑦・⑫・⑬・⑭への5点。

前走は崩れたけど休み明けの影響かな?府中でも好走してるけど中山の方がより合うタイプだしね。
叩いた効果と舞台替わりでガラリ一変してホシーノ☆彡 オープンでも差の無い競馬が出来てるしね。

シャティン4R 香港ヴァーズ

◎⑥マルキザ
〇①ウィズアウトアファイト
▲⑬ステレンボッシュ
△⑤イレジン
△②ジアヴェロット
△④ドバイオナー

馬連⑥ー①・②・④・⑤・⑬への5点。
馬単⑥ー①・②・④・⑤・⑬への5点。
三連複①・⑥ー②・④・⑤・⑬への4点。
三連単⑥ー①ー②・④・⑤・⑬への4点。
三連単⑥ー②・④・⑤・⑬ー①への4点。

昨年、ジュンコでここを勝った名門A・ファーブル厩舎が送り込んで来た秘密兵器。
初GIだった前走は60kgが影響して5着だったけどその前は⑤リアットやジュンコと僅差の競馬。
それと比較すればここでも十分やれる。腕利きのバルザローナ騎手が継続騎乗してるのも買い材料。

中山11R カペラステークス

◎⑬スズカコテキタイ
〇⑨クロジシジョー
▲⑥ガビーズシスター
△⑪チカッパ
△⑦クインズメリッサ
△②インユアパレス

馬連⑬ー②・⑥・⑦・⑨・⑪への5点。
馬単⑬ー②・⑥・⑦・⑨・⑪への5点。
三連複⑨・⑬ー②・⑥・⑦・⑪への4点。

逃げ馬が揃って展開面の恩恵がありそうなのと叩き3戦目でようやく良くなったスズカコテキタイから。
冬場に走るタイプで4連勝した実績も。追えるイワータぱぱさんへの乗り替わりも好材料。
57kgで走れるのも良いと思うし何より中山に替わるのが大きな買い材料。

中京11R 知立ステークス

◎⑧アシャカタカ
△③トーホウディアス
△⑤アンクルクロス
△⑦ヤマニンアンフィル
△⑫スリーアイランド

馬連⑧ー③・⑤・⑦・⑫への4点。

ここは逆に行く馬いなくて逃げ一車。中京でも勝鞍あるし前走惨敗からのガラリ一変。
状態も良いらしいんでね。

京都11R 阪神ジュベナイルフィリーズ

◎⑨ショウナンザナドゥ
〇⑫アルマヴェローチェ
▲①ビップデイジー
△④ジャルディニエ
△⑩ブラウンラチェット
△⑬コートアリシアン

枠連⑤ー⑤と馬連⑨ー①・④・⑫・⑬への5点。
馬単⑨ー①・④・⑩・⑫・⑬への5点。
三連複⑨・⑫ー①・④・⑩・⑬への4点。
三連単⑨ー⑫ー①・④・⑩・⑬への4点。
三連単⑨ー①・④・⑩・⑬ー⑫への4点。

9分の2の抽選を潜り抜けた幸運に賭けてみよう。血統馬だし休み明けの前走より出来が上がってるしね。
前走も強い内容の3着だったし新馬・未勝利の競馬ぶりを見ててもGIで十分やれると思うのよ。
池添クンもそろそろ本業で良いとこ見せてホシーノ☆彡

シャティン5R 香港スプリント

◎⑫ヘリオスエクスプレス
〇①カーインライジング
▲⑬ハウディープイズユアラブ
△③ルガル
△⑦スターラスト

馬連⑫ー①・③・⑦・⑬への4点。
馬単⑫ー①・③・⑦・⑬への4点。
三連複①・⑫ー③・⑦・⑬への3点。
三連単⑫ー①ー③・⑦・⑬への3点。
三連単⑫ー③・⑦・⑬ー①への3点。

香港のニューヒーローのカーインライジングが強いのは百も承知でありますがね。
外目の枠を引いたんで付け入る隙がないかと。ここ2走も外目からの楽勝だったけどね。
GIでいつもより流れが厳しくなる事を期待してヘリオスエクスプレスの差し脚に期待。
差馬だけど安定した成績なんでここでも崩れずに行けそう。名手ボウマン騎手の手腕にも期待します。

シャティン7R 香港マイル

◎⑩チェンチェングローリー
〇⑥ギャラクシーパッチ
▲⑫ジャンタルマンタル
△②ヴォイッジバブル
△③アンティノ
△⑦ドックランズ

馬連⑩ー②・③・⑥・⑦・⑫への5点。
馬単⑩ー②・③・⑥・⑦・⑫への5点。
三連複⑥・⑩ー②・③・⑦・⑫への4点。
三連単⑩ー⑥ー②・③・⑦・⑫への4点。
三連単⑩ー②・③・⑦・⑫ー⑥への4点。

スプリントとマイルは香港独壇場だな。ジャンタルマンタルならやれそうだけど休み明けがどうか?
GI初挑戦だけど前哨戦の前走でヴォイッジバブルを差の無いとこまで追い詰めて2着。
➁・④・⑬がハナ争いをしてくれたら展開も向きそう。ティータン騎手の手腕に期待だね。

シャティン8R 香港カップ

◎①ロマンチックウォリアー
〇⑪ウイングスパン
▲②スピリットダンサー
△④タスティエーラ
△⑤カリフ

馬連①ー②・④・⑤・⑪への4点。
馬単①ー②・④・⑤・⑪への4点。
三連複①・⑪ー②・④・⑤への3点。
三連単①ー⑪ー②・④・⑤への3点。
三連単①ー②・④・⑤ー⑪への3点。

ここはロマンチックウォリアーでどもならん。A・オブライエン厩舎のウイングスパンとの二頭軸で。
前走のBCターフも見せ場あったしね。良い枠貰ったんでスムーズに先行出来れば2着に残せるかも?

今日はここまでよぉ~。

 赤萬坊 2024年11月24日() 09:44
ジャパンカップ おおざっぱ予想
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◎ドウデュース
◯ジャスティンパレス
▲チェルヴィニア
△ドゥレッツァ
△ソールオリエンス
△スターズオンアース

単勝3
三連複3軸→4.9.10.12.14
三連単3→4.10.12.14→9

この秋の古馬三冠(天皇賞秋・ジャパンカップ・有馬記念)は
順調に出走してくるなら全部◎はドウデュースと決めてたので
ここもなんら躊躇する事もなく◎ドウデュース
天皇賞秋は見事な完勝でまず一冠突破
ここが勝負どころではあるが、黄綬褒章武豊がなんとかしろぃ!

相手は難しい、マイルCSのチャリンもそうだったが
香港馬以外の外国馬は無視で良い、来たら事故で諦めよう

ジャスティンパレスにチェルヴィニアにスターズなどありきたりではあるがしゃーない
天皇賞秋でもタスティエーラが頑張ったように
この世代のドゥレッツァとかソールオリエンスが頑張ってくれると
嬉しいのだが…さて

何はともあれドウデュースが来ないことにはね(`・ω・´)ヤッタレ

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 サンダーガルチ 2024年11月3日() 11:30
アルゼンチン共和国杯 ショウナンバシット
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ショウナンバシットには思い出がある。

どちらかというと苦い思い出だが。

タスティエーラが勝ったダービーで、
出走馬の血統評価をした際、ショウナ
ンバシットを出走馬中最も優秀な配合
と評価した。

しかし結果は16着惨敗。若葉Sを勝ち
皐月賞で5着に入ったものの、まだま
だ力が付ききっていなかったようだ。

その後も惨敗続きだったが、夏の北海
道の長距離戦で2連勝。

ようやくここにきて本格化したかなと
いう印象がある。

Lyphardのクロスを持ち、アメリカ系の
スタミナを持つ配合は明らかにステイ
ヤータイプ。

使い詰めが心配だが、ここで好レース
をしてくれたなら、来年春へ期待が広
がる。

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コメント一覧
1:
  YASUの小心馬券   フォロワー:48人 2024年3月29日(金) 14:56:41
大阪杯2024
昨年のダービー馬、最も強い競馬だったのは皐月賞②着時と今でも思っている。
この世代のレベルが取りざたされているが、トップクラスはドヴァイ遠征でこの相手なら能力上位と考えます。
近走位置取りが悪い競馬が続いていての内枠配置は微妙な材料だが、元来は好位をとれていた馬、阪神内回りにも適性ありそう。

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2024年10月27日天皇賞(秋) G12着
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2024年10月27日 天皇賞(秋) G1 2着
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