レモンポップ(競走馬)

注目ホース
会員登録(無料)して注目ホースに登録すると、出走情報やレース結果がメールで届きます。
今すぐ会員登録
レモンポップ
レモンポップ
レモンポップ
レモンポップ
レモンポップ
レモンポップ
レモンポップ
レモンポップ
レモンポップ
レモンポップ
レモンポップ
レモンポップ
レモンポップ
レモンポップ
レモンポップ
写真一覧
抹消  栗毛 2018年2月15日生
調教師田中博康(美浦)
馬主ゴドルフィン
生産者Mr. & Mrs. Oliver S. Tait
生産地
戦績18戦[13-3-0-2]
総賞金53,520万円
収得賞金36,950万円
英字表記Lemon Pop
血統 Lemon Drop Kid
血統 ][ 産駒 ]
Kingmambo
Charming Lassie
Unreachable
血統 ][ 産駒 ]
Giant's Causeway
Harpia
兄弟
市場価格
前走 2024/12/01 チャンピオンズカップ G1
次走予定

レモンポップの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
マークが付いたメニューはウマニティ会員専用のコンテンツになります。メールアドレスがあれば登録は簡単!今すぐ会員登録(無料)しよう!
成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/12/01 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 16122.211** 牡6 58.0 坂井瑠星田中博康 516
(+2)
1.50.1 -0.036.9ウィルソンテソーロ
24/10/14 盛岡 12 MCS南部杯 G1 ダ1600 15--------1** 牡6 57.0 坂井瑠星田中博康 514
(--)
1.35.9 -0.1----ペプチドナイル
24/06/19 浦和 11 さきたま杯 G1 ダ1400 12--------1** 牡6 57.0 坂井瑠星田中博康 522
(--)
1.26.7 -0.4----イグナイター
24/02/24 サウ 9 サウジカップ G1 ダ1800 14--------12** 牡6 57.1 坂井瑠星田中博康 --1.53.1 3.6----セニョールバスカドール
23/12/03 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 158153.811** 牡5 58.0 坂井瑠星田中博康 514
(-3)
1.50.6 -0.237.3ウィルソンテソーロ
23/10/09 盛岡 12 MCS南部杯 G1 ダ1600 14--------1** 牡5 57.0 坂井瑠星田中博康 517
(--)
1.33.8 -2.0----イグナイター
23/03/25 アラ 6 ドバイGS G1 ダ1200 14--------10** 牡5 57.0 坂井瑠星田中博康 --0000 ------シベリウス
23/02/19 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 16472.211** 牡5 58.0 坂井瑠星田中博康 518
(-4)
1.35.6 -0.236.3④④レッドルゼル
23/01/29 東京 11 根岸S G3 ダ1400 167131.611** 牡5 57.0 戸崎圭太田中博康 522
(+4)
1.22.5 -0.135.5⑤⑤ギルデッドミラー
22/11/12 東京 11 武蔵野S G3 ダ1600 16471.712** 牡4 56.0 戸崎圭太田中博康 518
(0)
1.35.6 0.035.0ギルデッドミラー
22/10/30 東京 10 ペルセウスS OP ダ1400 167131.411** 牡4 57.0 戸崎圭太田中博康 518
(+4)
1.22.7 -0.735.3④④タイセイサムソン
22/05/28 東京 11 欅ステークス OP ダ1400 16481.611** 牡4 56.0 戸崎圭太田中博康 514
(-4)
1.22.9 -0.434.6タガノビューティー
22/04/24 東京 10 鎌倉S 3勝クラス ダ1400 16481.411** 牡4 57.0 戸崎圭太田中博康 518
(+8)
1.22.8 -1.035.4ファシネートゼット
22/01/30 東京 8 4歳以上2勝クラス ダ1400 16361.511** 牡4 56.0 戸崎圭太田中博康 510
(-2)
1.24.6 -0.535.3ノーリス
22/01/05 中京 12 4歳以上2勝クラス ダ1400 168151.612** 牡4 56.0 C.デムー田中博康 512
(-2)
1.24.0 0.237.1トーセンアラン
21/12/12 阪神 12 夙川特別 2勝クラス ダ1400 16232.212** 牡3 56.0 C.デムー田中博康 514
(+8)
1.24.2 0.236.6ケイアイドリー
20/11/28 東京 9 カトレアS OP ダ1600 11112.421** 牡2 55.0 戸崎圭太田中博康 506
(-2)
1.36.4 -0.336.8タケルペガサス
20/11/07 東京 6 2歳新馬 ダ1300 146101.711** 牡2 55.0 戸崎圭太田中博康 508
(--)
1.18.2 -0.535.6サトノムスタング

レモンポップの関連ニュース

2023、24年のGⅠチャンピオンズカップとJpnⅠ南部杯を連覇するなど重賞を7勝したレモンポップ(美浦・田中博康、牡6)が、6日付で競走馬登録を抹消された。今後は北海道沙流郡日高町のダーレー・ジャパンスタリオンコンプレックスで種牡馬になる予定。通算成績18戦13勝(うち地方3戦3勝、海外2戦0勝)で重賞勝ちは他に2023年GⅢ根岸S、GⅠフェブラリーS、24年JpnⅠさきたま杯。総獲得賞金7億6020万円(うち地方2億2500万円、海外0円)。

レモンポップが美浦トレセンを退厩 田中博師「〝ポッピー〟には本当に『お疲れさま』と『ありがとう』です」 2024年12月6日(金) 12:12

1日のチャンピオンズCでGⅠ級6勝目を挙げ、ラストランを飾ったレモンポップ(美・田中博、牡6)が6日、美浦トレセンを退厩した。

田中博調教師やスタッフが笑顔で見守るなか、午前11時頃に馬運車へ。砂の王者は最後まで堂々とした立ち振る舞いで、美浦トレセンに別れを告げた。

トレーナーは「最後のチャンピオンズCは直線坂下まで無言で見ていたけど、坂を上ったくらいで涙が出た。そこから声も出た。『がんばれ!』って。涙が出たのはジョッキー時代も含めて初めて。勝ったのが分かったのは、検量室まで下りてから。ホワイトボードに(写真判定で)「2、8」の順で書かれているのを見て、涙が止まらなかった。今、思い出しても泣きそうです。大きなチャレンジに打ち勝ったレモンポップを見て、感動したなかで、自分がこんなに弱気で申し訳なかったなと。〝ポッピー〟には本当に『お疲れさま』と『ありがとう』ですね。ダートで1400、1600、1800メートルとGⅠ(級)を勝った馬もいないでしょうし、種牡馬としても大きいと思います」と話した。

担当の田端助手も「ありがとうしかありません。不安な気持ちもありましたが、最後に引退式の日に勝つなんて、夢のようでした。坂井騎手はもちろん、条件戦を勝ち上がっていく際に、大事にレースに使ってくれた戸崎騎手にも感謝しています。(産駒も)楽しみですね。体だけではなくて、性格の良さや、頭の良さが遺伝する子が生まれてきたら、いい走りをしてくれるんじゃないかと思います」と穏やかな口調で語った。

来春からは北海道日高町のダーレージャパン・スタリオンコンプレックスで種牡馬として第2の馬生が始まる。早ければ産駒は2028年初夏にデビューする予定だ。

[もっと見る]

【阪神ジュベナイルF2024】あの人気馬はココが不安 ブラウンラチェットについて、"最後にもう1つよろしいでしょうか" 2024年12月5日(木) 15:00

ジャパンカップを勝ったドウデュースチャンピオンズカップを優勝したレモンポップ。人気馬が負ける可能性を語るコーナーなのに、そのターゲットにした馬が2週続けてG1を勝利するという失態が続いています。人気になりそうな馬を見定めてから、不安材料を探すという本末転倒なスタイルを続けた挙句、自ら招いた結果と言えばそれまでですが……。

それでも、筆者はこの戦いを止める気はさらさらありません。ということで、今週末の阪神ジュベナイルフィリーズは、各メディアが上位人気馬と予測しているブラウンラチェットに白羽の矢を立てることとしました。


9月に中山の芝1800m戦で行われた新馬戦に勝利し、続く10月の東京・芝1600m戦のアルテミスSを勝って2戦2勝。右回りも、左回りも全く問題なく2戦2勝。そして、鞍上はC.ルメール騎手ですか。もう完璧ですね……。

ただ、いつも人気馬に乗っているため、当コーナーの常連となってしまったC.ルメール騎手ですが、最近はちょっと元気がないような気がします(あくまで当コーナー的な話ですが)。この秋以降のG1戦線ですが、秋華賞チェルヴィニア)や菊花賞アーバンシック)を勝利した頃は元気いっぱいで、「もしかして、毎週ルメールさんがG1を勝っちゃうのでは?」と思ったのですが、その後は天皇賞(秋)で8着(レーベンスティール)、エリザベス女王杯で5着(レガレイラ)、マイルCSで4着(ブレイディヴェーグ)、ジャパンカップで4着(チェルヴィニア)、そして先週のチャンピオンズカップで13着(ミックファイア)と、G1で馬券に絡まないケースが続いています。

ミックファイアは地方所属馬ですので、仕方がないと思いますが、他はいずれも勝ち負けを期待されていた馬ばかりです。それなのに、4着以下が続くとは……。もしかして、C.ルメール騎手、スランプでは?(考え過ぎかもしれませんが。)

今回のブラウンラチェットは、馬自体にも若干の不安があります。前走・アルテミスS時の馬体重は440キロ。競走馬としてはどちらかと言えば、小柄な部類に入るでしょう。そんな馬が初めての関西遠征となるのです。中間の調整も栗東ではなく、美浦で行い、追い切り後に輸送となるのだとか。当日の馬体重には注意したほうがいいでしょう。

そして、誰かひとりくらい指摘する人がいてもいいのでは? という話を少々。ブラウンラチェットは、ご存知フォーエバーヤングの半妹です。その母系から「実はダート馬でした」なんていうことはないでしょうか。芝で重賞を勝っている馬ですから問題ないのでしょうが、負けた時にはそんな話も成立してしまう気もします。キズナ産駒は、今年も先週までにJRAのダート戦で55勝と、意外にダートも走りますしね。


さあ、当記事の「3週連続」に「C.ルメール騎手、不振説一蹴」のお膳立てはじゅうぶんすぎるくらいに整いましたが、結末やいかに……。

[もっと見る]

チャンピオンズC連覇を達成したレモンポップが凱旋帰厩 田中博師「無事に北海道に送り出せるように」 2024年12月3日(火) 13:44

ラストランとなったチャンピオンズCで連覇を飾ったレモンポップ(美・田中博、牡6)が3日正午に美浦トレセンに凱旋帰厩した。レース後2日間、中京競馬場に滞在してから〝わが家〟に戻った砂の王者は、出迎えた田中博調教師に首筋を優しくなでられた。トレーナーは「まず無事に帰ってきてくれて何よりです。厩舎で過ごすのは残り数日ですが、しっかり体調を整えてあげて無事に北海道に送り出せるようにしたい。(レース後は)泣きましたね。こんないい終わり方ができて、厩舎としても完璧ではないけど、ある程度の達成感がありました」とすがすがしい表情を浮かべた。

レモンポップは週末に北海道日高町のダーレージャパン・スタリオンコンプレックスへ向けて出発し、種牡馬として第2の馬生を送る。

[もっと見る]

【阪神JF プレビュートーク】ランフォーヴァウ連勝の実力買う センス抜群ブラウンラチェット 2024年12月3日(火) 09:53

村瀬 ◎レモンポップ、去年と似たラップで淡々と。最後まで〝らしさ〟全開でした。

南 後続は動くに動けない。絶妙やったな。

村瀬 馬券プレは3着ドゥラエレーデが抜け。水谷さんの話もちょっとは聞くべきでした。でもステイヤーズSで3連単25万馬券を◉△△。今週はGⅠで弾けたい。

南 ワシもやな。

村瀬 今週は香港がありますけど、まずは2歳女王決定戦。

南 毎年のことやけど、戦歴が浅くて。ひとまず重賞勝ち馬からあげていくのが筋やろな。◎はランフォーヴァウ。新馬こそ出負けして6着やったけど、その後の2連勝はたいしたもの。

村瀬 デイリー杯2歳Sは自ら動いて後続をねじ伏せました。上がり最速って感じの競馬には映らなかったですけど、自在性がありますね。

南 福永師は「前走は百点満点の競馬。ここで同じようにいくかは分からないが、一戦ごとに競馬を覚えてきた。2走前は内を突いて伸びてきたし、それをフルゲートのGⅠでも生かせれば」ゆうとった。謙遜気味やけど、手応えは十分やろ。

村瀬 崩れるイメージはないですね。ただ、競馬のうまさという点では◎ブラウンラチェットもなかなかのもの。新馬をルメール騎手が絶賛してましたけど、〝意のまま〟とはまさにこの馬のこと。アルテミスSも自在に立ち回っての完勝でした。センス抜群です。

南 ジョッキーも香港やなく日本に残ったわけやしな。

村瀬 「トップレベルに行ける」っていう言葉を信じていいかな。半兄がKダービー&BCクラシック3着のフォーエバーヤング。まだ奥がありそうですからね。

南 アメリカからやってきたメイデイレディはどうなんや。デットーリ騎手が手ぶらで帰るとも思えんのやけど。

村瀬 どうですかねえ。ひとまずBCジュベナイルフィリーズターフはなかなかの強い競馬。勝ったレイクヴィクトリアはA・オブライエン厩舎所属で、5戦5勝のカルティエ賞最優秀2歳牝馬。メッチャ強いんで、この馬が来てたら1番人気だったかもですね。その比較からだと勝負になる気もします。

南 あとは右回りでどうかやろな。▲で警戒しとこか。

村瀬 今のところ△△だけど、もっと印を上げてもいいかもしれません。で、ボクが関西馬で注目しているのがビップデイジー。マイルの初戦が〝これは!〟というセンスの良さと切れ味。6頭立ての紫菊賞は当然の結果だったかと思います。9ハロンを経てのマイル戻りもいいですし、最大の惑星かな。

南 松下師は「まだトモが頼りないが、現時点で特に注文をつけるところはない」ゆうて高評価。印が回るかどうか。ダンツエランファンタジーSをV。控えたことが奏功してしぶとい競馬やった。本田師は「2走前に逃げて止まったので前走で控えたらうまくいった。マイルで新馬勝ち。距離は心配ない」ゆうとったで。

村瀬 前走は不良馬場。時計勝負がどうかでしょうね。その点、コートアリシアンは良馬場なら面白いでしょう。初戦の上がり3ハロンが33秒3、新潟2歳Sが33秒9ですから。ちょっと掛かるタイプだから流れが速くなる分にはいいし、戸崎Jも1週前に手応えを確認済みですしね。

南 ミストレスは新馬圧勝からアルテミスSで2着。矢作師は「逃げにはこだわらない。勝ち馬は強かったが、使うたびに良くなっている」ゆうとった。

村瀬 前に行く馬が多いんで、どういう競馬をするか。萩S勝ちのテリオスララはスローで押し切ってきた馬だし、アルマヴェローチェもマイルで行けるのかなあ。

南 アルマは上村師も「距離が長くなっていいタイプ。マイルへの短縮がどうか」とはゆうとった。「乗り方の工夫が必要」とも。

村瀬 なるほど。激流ならカワキタマナレアが面白いですね。1番人気のファンタジーSではレースが終わったあとにすごい脚で伸びてきた。マイルがどうかですけど、腹をくくった追い込みを見てみたい気もします。

南 杉山佳師は「前回の競馬は今回に生きると思う。京都ならマイルでも」ゆう感触やな。

村瀬 一昨年のV馬がリバティアイランドで、去年がアスコリピチェーノ。来春を占う意味でも重要な一戦だし、香港と併せてしっかり当てておきたいところですね。(夕刊フジ)

[もっと見る]

【チャンピオンズC2024ほか】次走激アツ君メモ 他力本願でもアーテルアストレアの次走に注目! 2024年12月2日(月) 14:00

週開催の全レースVTRをくまなく見直し、着順・走破時計など、数値データだけでは判断できない“視覚的要素”を踏まえ、次走狙える馬(激アツ君)をピックアップします。




【11月30日(土)】

中京2R 3歳上1勝クラス ダ1200m 曇 良
7番 スターザサンライズ(1番人気4着)

パトVで見ると、スタート後に内の馬に寄られて2度ぶつかっている。運も悪いが鞍上ももう少し上手に乗って欲しいレースだった。ダートの短距離で序盤に不利を喰らって上位は厳しいが、4角を回ってもまだ最後方だった位置取りから、直線だけで12頭を抜き去った。最速の上がりはレース映像でもはっきり分かるほど突出していて、勝ち上がりは明らかに時間の問題。次走“ヤネ”が変わる可能性は低そうだが、狙ってみたい。 【次走注目度:S】

中京4R 2歳未勝利 芝1200m 曇 良
12番 ペイドラロワール(12番人気8着)

芝の1200mでスタート、二の脚がつかないのは致命的だが、一瞬の脚という意味ではこのクラスにとどまる馬ではなさそう。レースVでは、位置取りが後ろ過ぎてゴール前の脚が見えないが、パトVで見ると、バテた馬をかわしただけのようにも見えつつ、内からでもしっかり一頭ずつパスして上がっていくのが分かる。次走、注目してみたい一頭。 【次走注目度:B】

中京7R 3歳上1勝クラス ダ1800m 晴 良
3番 ザロック(7番人気4着)

過去の成績を見ても、今日の好走が読めないむらがけタイプの馬で、クラス慣れというにはこのクラスでの出走数も多いが、今日のレースだけ見れば次走狙いたくなる。1000m通過は、1.03.9とスローペースで、前々で進めた馬が上位独占のレースで後ろから掲示板に食い込んだ。斤量の53kgも利いているのは間違いなさそうで、乗り替わりなしが条件にはなるが、次走狙ってみたい。 【次走注目度:A】

中山1R 2歳未勝利 ダ1200m 晴 稍重
8番 ユウオウマイシン(9番人気5着)

ようやく競馬自体に慣れてきた感じ。追い込みスタイルは今回に限らず、他力本願な部分があるものの、今日披露した上がり3ハロン37.6秒(トップタイ)は3位に0.4秒差。この距離での上がりという意味では、他馬への差の付け方が大きい。展開次第では馬券圏内もじゅうぶんあり得るとみて、次走さっそく期待したい。 【次走注目度:A】


【12月1日(日)】

中山5R 2歳新馬 芝2000m 晴 良
11番 ウアーシュプルング(5番人気4着)

勝ったスモーキーゴッドの勝ち方があまりに強かったので、他の馬にはなかなか目がいかないが、よく見ると勝ち負けとはあまり関係ないところだが、かなりいい脚で伸びている。初戦だったことを考えれば、次は慣れも見込めるので前進が可能。内が荒れていない分今日は届かなかったが、開催後半の内が荒れてきた馬場ならば恐らく届く脚力で、次走狙ってみたい。 【次走注目度:A】

中京11R 3歳上オープン G1チャンピオンズカップ ダ1800m 晴 良
10番 アーテルアストレア(12番人気7着)

次走来るか来ないか、と言われたら出走するレース、メンバー、距離などに左右されそうで、断言はできないが、レースVを見る限り、今日のメンバーの中では勝ち負けとは直接関係ないところで、もっとも強い競馬をした馬の一頭であることは間違いない。昨年も出走し、昨年はレモンポップから1.0秒離されての9着だったが、今年は昨年の同馬の勝ち時計と同タイムで、勝ったレモンポップとの差も0.5秒。着実に前進している。ただ一頭の牝馬での出走だったが、メンバーが変われば今日の脚ならじゅうぶん差し切れそうな予感。注目して追いかけてみたい。 【次走注目度:S】

[もっと見る]

⇒もっと見る

レモンポップの関連コラム

閲覧 1,052ビュー コメント 0 ナイス 1


チャンピオンズカップレモンポップが勝利。鞍上の坂井瑠星騎手は積極的にハナを奪いに行きラチ沿いを取り切ると、そのまま押し切った。アタマではわかっていてもなかなかできないことを大一番でやってのけるのだから、坂井瑠星騎手の度胸も素晴らしかったし、それに応える操縦性とスピードを備えた馬も素晴らしかった。実は距離延長と大外枠への懸念をしていたのだが、オッズを見ているとその不安は多くのファンも持っていたのかもしれない。

というのも、単勝こそ1番人気だったレモンポップだが、複勝は2番人気。複勝で最も人気を集めたのは、単勝3番人気のクラウンプライドだった。

レモンポップ 単勝3.8 複勝1.6-2.2
セラフィックコール 単勝4.2 複勝1.7-2.3
クラウンプライド 単勝4.4 複勝1.4-1.8
テーオーケインズ 単勝5.6 複勝1.7-2.3

ご覧の通り、単勝ひとケタオッズだった4頭の売れ方を見ると、ファンの微妙な心理が見えてくる。

レモンポップは能力的には最上位の可能性が高いが、大外枠や距離に不安があり、場合によっては失速の可能性もある。

セラフィックコールは連勝中で初対戦の馬も多く、走ってみたら一番強い可能性もあるが、逆のケースもあるし、出遅れ癖や追い込み脚質から不発リスクも高く安定は望めないので複勝は買いづらい。

一方クラウンプライドは勝ち切るほどの突き抜けた何かはなくとも、先行力があり軸としての安定感はある。

テーオーケインズは一昨年の覇者だが引退も近く、勝ち切るイメージは持てないが安定感はある。

そんな感じの売れ方で、これは単複に限らず、連複系の馬券にも表れていた。実際3連複の1番人気は、

4-9-15

で、単勝2番人気のセラフィックコールはココに入っておらず、単勝1-3-4番人気の組み合わせが3連複で1番人気だった。

ところが3連単の1番人気は、

12-15-9

なんとこちらは3連複1番人気の組み合わせに入っていないセラフィックコール頭の組み合わせがもっとも売れていた。

つまり、例えばテーオーケインズが意外と人気がないじゃん、と言って買った人は、単勝や馬単、3連単のアタマ固定などを買ったのであれば正しいのだが、3連複を買っているとしたら、実は人気をしていたので正しくない。

逆にレモンポップこんな売れてるのかよ、と思った人は、単勝を買うならばその認識は正しいが、よくよく見ると連複系はそこまで売れておらず、単勝を買わないのであれば実は意外と美味しかった。

改めてではあるが、

「オッズは券種ごとに見よ」

ということを認識させられるレースだった。単勝オッズを見て一喜一憂するのは、単勝を買う人だけでいいということである。

それでは今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週末は阪神ジュベナイルFから。

ルシフェル(ムルザバエフ騎手)

注目はルシフェル&ムルザバエフ騎手。
未勝利は2000m、前走は1800mと中距離を使われているが、掛かる面があり距離短縮はプラスになりそう。現状の阪神の馬場を考えれば外枠も悪くない。ハーツクライ産駒は総じて外国人騎手と相性が良く、リスグラシューはレーン騎手やモレイラ騎手でG1を制したし、シュヴァルグランはボウマン騎手、サリオスはムーア騎手でG1を制した。ルシフェルもムルザバエフ騎手との初コンビは悪くなさそう。大混戦ながら、有力だろう。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


登録済みの方はこちらからログイン

2023年11月26日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年11月26日号】特選重賞データ分析編(386)~2023年チャンピオンズカップ
閲覧 1,722ビュー コメント 0 ナイス 4



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


新刊『ウルトラ回収率 2024-2025』プレゼントキャンペーン!12/3(日)まで実施中詳細はこちら

最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!



<次週の特選重賞>

G1 チャンピオンズカップ 2023年12月03日(日) 中京ダ1800m


<ピックアップデータ>

【前走の条件ならびに前走のコース別成績(2016年以降)】
○条件がG1・G2、かつコースがダ [6-5-3-31](3着内率31.1%)
×条件がG1・G2以外、もしくはコースがダ以外 [1-2-4-57](3着内率10.9%)

 臨戦過程がポイント。2016年以降の3着以内馬21頭中14頭は、前走の条件がG1・G2、かつ前走のコースがダートでした。なお、前走の条件がG1・G2以外、もしくは前走のコースがダート以外だったにもかかわらず3着以内となった7頭のうち5頭は、“同年の、フェブラリーステークスならびに中京ダ1800m以上の重賞”において3着以内となった経験があった馬。年明け以降に今回と近い条件のレースで馬券に絡んでいるくらいの実績馬でない限り、前走が格の高いレースでなかった馬は強調できません。

主な「○」該当馬→テーオーケインズメイショウハリオレモンポップ
主な「×」該当馬→クラウンプライドセラフィックコールドゥラエレーデ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「生産者がノーザンファーム」の馬は2016年以降[4-4-0-12](3着内率40.0%)
主な該当馬→セラフィックコールドゥラエレーデ

[もっと見る]

2023年3月23日(木) 12:00 甘粕代三
【ドバイワールドカップデー2023】レース展望②ドバイゴールデンシャヒーン
閲覧 1,889ビュー コメント 0 ナイス 3

前回はレースに触れることなく、「ドバイの今」ばかりに終始してしまいました。ドバイに通うようになって十数年、コロナ禍の後の凋落ぶりには驚愕を隠しえず、饒舌に語りすぎてしまいました。ご寛恕下さい。
お待たせしました。日本で発売される4レースの分析に入ります。アタクシの自信あり! 実はこの4レースには入っていないのですが(笑)。

ドバイゴールデンシャヒーン(ダート1200m)
日本勢未勝利のこのレースに昨年、一昨年2着と涙を飲んだレッドルゼル(牡7・安田隆行)が3度目の挑戦。日本勢が勝鬨の声を上げる時がいよいよ到来したようです。レッドルゼルの執念をもちろん無視はできませんが、アタクシの期待、そして自信の一頭はレモンポップ(牡5・田中博康)です。

レモンポップフェブラリーSでG1ホースとなり、堂々とドバイに名乗りを上げてきました。しかし、ここまでには紆余曲折がありました。マイルのフェブラリーSを勝ったものの最適距離は1400m。根岸Sを勝って重賞ウィナーとなった直後、田中博康調教師とドバイ挑戦に関して電話で話をしました。田中調教師はゆったりとしたローテーション求めて根岸Sからドバイに直行したい意向でした。しかし、オーナーサイドの強い意向で1ハロン長いフェブラリーSを使わざるを得なくなってしまったのです。

オーナーサイドとはドバイ首長のシェイク・モハメドが日本に設けた競馬大本営、ダーレージャパン、即ち世界のゴドルフィン日本支店です。ダーレージャパンが開場して既に15年、生産馬からはG1ホ-スを輩出しているものの、自らの服飾で出走させた所有馬からはG1ホースを出すことはありませんでした。昨今は世界の競馬シーンで黄昏を感じさせる成績しか残せていないゴドルフィンとしては何としても日本でのG1の勲章が欲しかったのです。

レモンポップはオーナーサイドの期待に応えて横綱相撲といえるような堂々のG1初勝利をおさめました。レース直後に田中調教師に祝いの電話を入れたのですが、その声は思ったほど弾んではいませんでした。
「まだまだ足りないところがあるんですよ。1ハロン長いフェブラリーSは坂井君の好騎乗に助けられて勝ったようなものです。ローテーションは厳しくなりましたが、最適の1400mから1ハロン短い1200mならマイルほどの心配はありません」

田中調教師は謙虚を絵に描いたような誠実な人柄、その控えめな表現からは十分な自信が感じ取られました。中心はレモンポップで不動、さてレモンの前に立ちはだかるのはもちろん日本勢。前出のレッドルゼルは外せず、これに有終の美とまでは行かなかったもののリヤドダートスプリント3着と引退する福永祐一に快心のラストライドを飾らせたリメイク(牡4・新谷功一)、そのリメイクに僅かに及ばぬ4着だったジャスティン(牡7・矢作芳人)も挽回を図ります。

海外勢は昨年の覇者、スイッツァランド(首・セ9・B.シーマー・9‐3‐4‐12)、昨年BCスプリント2着のシーズィーロケット(米・セ9・P.ミラー・12-7-5-12)とも既に9歳、上がり目は期待できず、この2頭よりは格下ながらリヤドダートスプリント2着のガナイト(米・牡4・S.アスムッセン・7‐5‐1‐2)、ホプキンズ(米・牡5・B.バファート・3-3-0-1)、シベリウス(米・セ5・J.オドワイヤー・6-3-3-6)の3頭が前出老齢馬よりは遥かに上位。リメイクジャスティン以上レッドルゼル未満の評価をしたいと思います。特にL.デットーリ騎乗のホプキンズとR.ムーア騎乗のシベリウスからは目が離せません。

日本では日本の4頭が圧倒的な人気を集めること必至ですが、高配当は日本では人気薄の外国勢から。レモンポップから上記3頭の外国勢を買わない訳にはいかないと展望します。

さて、当地22日夕方から注目の枠順抽選。ドバイゴールデンシャヒーンよりも枠の内外が影響するドバイシーマクラシックドバイターフドバイワールドカップは枠順が決まってから展望させて下さい。
※外国馬馬名の後の丸括弧は調教国・性齢・調教師・成績の順。※国名:首=ドバイ


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

[もっと見る]

2023年2月24日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】覚えておきたいジョッキー格言・長丁場の田辺/中山記念展望
閲覧 2,162ビュー コメント 0 ナイス 2


フェブラリーSはレモンポップが好位から抜け出し完勝。デビュー以来パーフェクト連対を保ったままG1制覇を成し遂げた。当コラムで期待したドライスタウトは、外が伸びる馬場に対応しきれず4着。それでも大きく崩れてはおらず、来年以降に期待を持たせる内容だった。

レモンポップはこれで11戦8勝2着3回。多頭数の混戦になりやすいダートの短距離路線において、この安定感は素晴らしい。スタートを決め、好位で折り合って自在に運ぶことができる上に追ってからも伸びるので崩れることがない。マイルまでなら今後も安定して走ってくれそうだ。サウジCに主力を奪われるやや低調なメンバーと感じられたが、ダート界に新星誕生といえる期待が広がるレースだった。

さて、少しだけ個人的な話を。実は今年に入ってからまったく重賞が当たらず苦しんでいたのだが、先週ようやく的中が訪れた。ダイヤモンドSの◎ヒュミドールが2着に激走。1,3着が人気馬だったため大きく配当が跳ねることはなかったが、期待に応える見事な走りだった。

もっともココで披露したいのは自慢話ではなく、今後に繋がる話。ヒュミドールの鞍上は田辺騎手。田辺騎手は馬をリラックスさせて走らせるのが非常に上手なジョッキーで、短距離よりも長距離で強さを発揮する。デビューからこれまでの重賞勝利と、その距離をご覧いただきたい。

デビュー以来の重賞勝利数 44勝
スプリント重賞勝利数 1勝
2000m以上の重賞勝利数 16勝

田辺騎手のスプリント重賞制覇はデビュー以来僅か1度だけ。一方で2000m以上では16勝。昨年のアスクビクターモアでの活躍や、アルゼンチン共和国杯のブレークアップ、フローラSのエリカヴィータなど、直近1年でもすぐに好走例が浮かんでくる。ちなみにたった一度のスプリント重賞制覇は、2011年のセントウルS(エーシンヴァーゴウ)。直近でアイビスSDを制していたスピード馬で、田辺騎手のリラックス騎乗でもスンナリ位置を取れるタイプだった。

田辺騎手はやや位置取りに無頓着に見えるかもしれないが、それはリズムを重視するため。リズムを重視するだけに、道中でのスタミナを温存する技術が高く、長距離戦で上手く末脚を残すことができる。ヒュミドールの激走には、田辺騎手の技術的なアシストもあった。今後も「長丁場の田辺」には常に注意したい。

~今週末の注目馬~

というわけで、今週末からは再び中山開催、開幕週は中山記念が行われる。早速現時点での注目馬を挙げておきたい。

ソーヴァリアント横山武史騎手)

好メンバーが揃ったが、その中で注目はソーヴァリアント。心房細動明けの前走は好位から難なく抜け出して連覇を達成。健在ぶりを見せた。今回は初の1800mへの対応もカギになりそうだが、もともとスピードがあり手先の軽い立ち回り型。内回りの中山でもまったく問題ないだろう。中山芝中距離では頼りになる横山武史騎手騎乗も心強い。あとは内寄りの枠を引ければチャンスは広がるはずだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

[もっと見る]

2023年1月27日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】単複配当逆転現象が起こった背景とは?/根岸S展望
閲覧 2,025ビュー コメント 0 ナイス 5


AJCCは岩田康誠騎手騎乗のノースブリッジが勝利。道中は内でじっくりと脚を溜めて抜け出す、ジョッキーの得意パターンだった。

岩田康誠騎手は、継続騎乗で手の内に入れていくのが最近の勝負パターン。ノースブリッジには2歳時から騎乗しており、今回も2週連続で調教にまたがっていた。まさに「満を持して」の一戦だった。ノースブリッジ自身も最近にしては珍しく2年以上放牧に出さず在厩調整を続けている。これで重賞2勝目、成長力のあるモーリス産駒だけに、今年はG1戦線でも期待できそうだ。

敗れた中ではユーバーレーベンが久々に好走。東京でG1を制したことで東京を使われる機会が多かったが、本来は上りが掛かる中山の方が合うタイプ。これをキッカケに再浮上できれば面白い。

期待した◎ラーゴムは、4コーナーで外から上がって来た際にはやったかと思ったが、あとひと伸びを欠いてしまった。昨年ほど外が伸びる馬場にはならなかった点も痛かった。

また、1倍台の支持を集めたガイアフォースは5着どまり。すっかり白くなった馬体の美しさに画面越しとはいえ目を奪われたが、同コースで行われたセントライト記念の時のような伸びが見られなかった。そんなガイアフォースに絡めて、今回は配当の話を少ししてみたい。

今回1倍台のガイアフォースが飛んだことにより、上位3頭の複勝配当は、

ノースブリッジ 300円
エヒト 380円
ユーバーレーベン 270円

ご覧の通り、人気を考えればなかなかの高配当だった。複勝オッズは1倍台の馬が4着以下に敗れると期待値以上に跳ねる傾向にあり、今回もまさにその傾向通り。

さらに象徴的だったのは、土曜小倉の3R。このレースでは単勝1.3倍という断然の支持を集めたカンフーダンスが6着に敗れる波乱が起こり、複勝が大波乱。

勝った2番人気のメタマックスは、なんと単勝340円、複勝400円という理論上は考えれない逆転現象が起こった。2着のクリーデンスも、単勝オッズ17.5倍ながら複勝配当は1,160円、3着コスモジョセフも同様に、単勝オッズ22.8倍ながら、複勝配当1,220円。

単勝1倍台の馬が4着以下に敗れると、複勝は期待値以上に跳ねるケースが多い。心情的には逆転を期待できるほかの馬の単勝を買いたくなるが、相手筆頭1番手の単勝は逆に売れ過ぎになることが多い。

様々なファン心理を反映した結果の、単複逆転現象だった。こういう配当をピンポイントで狙うのは現実的ではないかもしれないが、単勝1倍台の馬が飛ぶと、途端に他の馬の複勝は跳ねる、ということくらいはアタマに入れておけば生かせるシーンがあるはずだ。

~今週末の注目馬~

というわけで、最後は根岸Sの注目馬で締めたい。現時点での狙いはコチラ。

レモンポップ戸崎圭太騎手)

レモンポップに注目。フェブラリーSに向けて好メンバーが揃ったが、その中でも安定感ならこの馬。戦績通りレースセンスが高く抜群の安定感を誇る馬。正攻法の戸崎騎手とも手が合っており、本番のマイルよりも、前哨戦でこそのタイプだ。この舞台なら武蔵野Sで敗れたギルデッドミラーを逆転することも可能とみる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

[もっと見る]

2022年11月11日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】日常と異なる競馬は波乱度が高い/エリザベス女王杯展望
閲覧 1,958ビュー コメント 0 ナイス 4


アルゼンチン共和国杯ブレークアップが好位から抜け出して勝利。田辺騎手らしい、道中リラックスさせる技術が詰まった一戦だった。

田辺騎手は馬のリズムを重視するタイプのジョッキーで、ゆえにスタミナを温存することが上手い。アスクビクターモア菊花賞制覇も同騎手の技術の賜物だったと思うが、続いての長距離重賞制覇となった。昨年のステイヤーズSも制しており、今や“長丁場の田辺”はひとつの格言になりつつある。

さて、今週末は再び4重賞。エリザベス女王杯も当然注目だが、それは最後に取り上げるとしてココでは武蔵野Sの話を少ししたい。

というのも、武蔵野ステークスは波乱度の高い重賞だ。過去5年で見ても、3連単100万超が2回、20万超が1回。1番人気の馬券圏内は4年前のサンライズノヴァ(1着)ただ一頭のみとなっている。なぜよく荒れるのかということになるが、それはいわゆる「非日常の競馬」だからだろう。

非日常とは何か、もう少しわかりやすく表現すると、普段とは異なる適性を問われる競馬…といえば良いだろうか。ダート競馬で普段問われる適性とは、いわゆる先行力、立ち回り力、パワーといった、とにかく前に行って踏ん張る力だ。基本的にダートは常に前有利。いかに上手に立ち回って粘り込めるか…というのがダート競馬だ。

しかし、武蔵野ステークスはJRAにおける唯一のダート1600mを舞台に行われる。芝スタートに加えて直線も長く、通常のダート競馬における先行力よりも直線の決め手や末脚が重要になる。つまり日常問われている適性とはまったく異なる適性が重要になる。日常と違うのだから、近走の成績などアテにならず、むしろ前年の好走馬や、同コースの実績馬が幅を利かせることになる。前述した4年前の覇者サンライズノヴァは2年前にも当レースを制覇。ソリストサンダーは一昨年11番人気で2着、昨年は3番人気で1着。エアスピネルは一昨年8番人気で3着、昨年は2番人気で2着。

この理屈だと同コースのフェブラリーSも荒れなくては道理に合わないことになるが、フェブラリーSは仮にもG1。トップホースが集まる目標の一戦だけに、紛れは少なくなる。位置づけとしては中途半端になる前哨戦のG3である武蔵野ステークスは、その分紛れも多い。

今年は恐らくレモンポップが人気を集めそうだが、馬券的な妙味はこれまでの話の流れからすれば過去2年既に好走実績があるエアスピネルサンライズノヴァも過去2度当レースを制しており、適性的には申し分ない。新興勢力ならダートに替わって底を見せていないギルデッドミラーあたりだろうか。いずれにしても、武蔵野ステークスは非日常の競馬。今年も穴馬の台頭に期待してみたい。

エリザベス女王杯展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末はエリザベス女王杯。注目馬はコチラ。

ウインマイティー和田竜二騎手)

これまでの話の続きになるが、実はエリザベス女王杯も非日常の競馬。数少ない「牝馬のスタミナ戦」である。通常牝馬限定戦はスピードと切れ味が重要になる。ところが長距離のこのレースはむしろスタミナや持久力を問われる。とりわけ阪神開催になると、スタミナ色は強くなる。
というわけで、注目はウインマイティー。牝馬のスタミナホースを多数輩出するゴールドシップ産駒。ウインマイティー自身も前走は長距離の京都大賞典で好走。根性のある和田騎手、追い比べでしぶとさを問われれば浮上してくるはずだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

[もっと見る]

⇒もっと見る

レモンポップの口コミ


口コミ一覧
閲覧 64ビュー コメント 0 ナイス 2

 自称「優馬」研究家のおがちゃんです。
馬券に絡む「優馬」の寸評の統計を取っています。

12月7日の寸評上位馬です。

< 勝ち負け >

< 好勝負 >

中京1R  ◎③プリンセッサ

< 上位争い >

中山7R  △⑩オルノア
中山9R  ○⑪レイピア

【 特注高確馬A 】

京都5R  ◎⑧ガンマジーティービ
京都9R  ◎②ナグルファル

中京1R  ◎③プリンセッサ

【 特注高確馬B 】

中山3R  ◎①ガンバルマン
中山11R ◎①セブンマジシャン

京都1R  ◎①ヒミノエトワール
京都9R  ◎②ナグルファル
京都12R ◎⑤ギャンブルルーム

【 特注高確馬C 】

京都1R  ◎①ヒミノエトワール

中京1R  ◎③プリンセッサ
中京2R  ▲⑩ハリウッドブルース
中京6R  ◎⑯ヒロノラメール

12月1日の寸評上位馬結果です。

< 勝ち負け >

中山2R  ◎⑤スティーヴバローズ 5着、2番人気

中京8R  △⑤アストラッド 6着、5番人気

< 好勝負 >

中山11R ◎⑨ペアポルックス 1着、1番人気

京都10R ◎③ライトバック 7着、1番人気

< 上位争い >

中京4R  ○⑤ラトラース 3着、1番人気

【 特注高確馬A 】

京都2R  ◎⑥キントラダンサー 3着、1番人気
京都6R  ◎⑥ソニックステップ 1着、1番人気
京都10R ◎③ライトバック 7着、1番人気

中京1R  ◎⑨ダノンヴェステル 3着、1番人気

【 特注高確馬B 】

中山3R  ○④ジョイフルニュース 1着、1番人気
中山6R  △⑨ゴメンネジロー 2着、3番人気

京都9R  ◎①エアサンサーラ 4着、1番人気

中京7R  ◎⑩ホークフィールド 1着、1番人気
中京9R  ◎⑤シルバーレイン 4着、1番人気
中京11R ◎②レモンポップ 1着、1番人気

【 特注高確馬C 】

京都2R  ▲⑤ブーディガ 1着、3番人気
京都3R  ◎③キタサンハナビラ 3着、1番人気
京都12R ○④テラステラ 3着、1番人気

中京4R  ○⑤ラトラース 3着、1番人気
中京6R  ○⑦グランプレジール 4着、1番人気
中京12R 〇③オルトパラティウム 1着、1番人気

本年までの実積

< 勝ち負け >

1着 71回  2着 57回  3着 39回  着外132回
勝率 23.7% 連対率 42.8%、複勝率 55.9%

< 好勝負 >

1着 179回  2着 120回  3着 102回  着外 407回
勝率 22.2% 連対率 37.0% 複勝率 49.6%

< 上位争い >

1着 274回  2着 233回  3着 200回  着外 938回
勝率 16.7% 連帯率 30.8% 複勝率 43.0%

 Haya 2024年12月5日(木) 07:00
【~術はあるⅡ~その先へ】2024.12.05~チャンスを逃したみた... 
閲覧 180ビュー コメント 0 ナイス 4

おはようございます!⛄
いつも訪問される方々、ありがとうございます。

本年も押し詰まってまいりました。ただ、早くも真冬並みの寒波襲来!?
我が懐も、寒波に襲われ始めて、このまま停滞するのか??
心配です…。 ^_^;

<寒波(カンパ)とは?>
寒波は、主として冬期、広い地域に2〜3日、またはそれ以上にわたって顕著な気温の低下をもたらすような寒気が到来すること。

【2024週間スケジュール】
一週間の基本的な更新スケジュールは、下記参照。
(毎朝7時ごろ更新/競馬変則日程の場合は変更あり)

月曜日 : 今週末 土、日曜の重賞(日刊馬番コンピ指数 等)
火曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日刊馬番コンピ指数 等)
水曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(血 統 等)
木曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日記)等
金曜日 : 今週末 土、日曜の重賞(データ分析 等)
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)

noteのアドレス: https://note.com/haya00  
宜しくお願い致します。

【今週のスケジュール】
03日(火)07:00頃 ステイヤーズS、チャレンジカップ
チャンピオンズカップの回顧~日刊馬番コンピ篇
04日(水)07:00頃 ステイヤーズS、チャレンジカップ
チャンピオンズカップの回顧の回顧~血統篇
05日(木)07:00頃 日記「術はあるⅡ~その先へ」
阪神ジュベナイルフィリーズの「徹底的にデータ分析篇」
06日(金)07:00頃 中日新聞杯、カペラS
の「徹底的にデータ分析篇」
07日(土)07:00頃 中日新聞杯の「予想篇」
07日(土)19:00頃 中日新聞杯の「回顧篇」
08日(日)07:00頃 カペラS、阪神ジュベナイルフィリーズの「予想篇」
09日(日)19:00頃 カペラS、阪神ジュベナイルフィリーズの「回顧篇」
10日(月)07:00頃 ターコイズS、朝日杯フューチュリティS
の「日刊馬番コンピ指数分析予想篇」
個人的に何もなければ、上記通りに更新されます。

【重賞レース予想 第11期 最終結果】
第12期(11月30日~12月28日)9日間(ステイヤーズS~ホープフルS)11戦
週末競馬は、当てる事ができたのか!?

30日(土)ステイヤーズS(G2)では4番シュヴァリエローズを推奨!
ワイド4-12,13,14 / ワイド14-12,13 / 馬連4-14  /  3連複3-4-14
結果は、ワイドが的中!(ワイド4,690円)

30日(土)ステイヤーズS(G2)推奨馬シュヴァリエローズ(②人気)は、スタート良く先行4番手。2週目2~3番手まで押し上げ最後の直線で追われると、若干反応鈍く後方から伸びてきたシルブロンとの大接戦の末ハナ差抜けて優勝!?

レースは、好位追走から先頭に立って、ゴール前の大接戦を制したシュヴァリエローズ(②人気)が、中団から脚を伸ばして最後に並んだシルブロン(⑫人気)にハナ差をつけ優勝。さらに1.3/4馬身差の3着にダンディズム(⑥人気)が入り、大波乱決着!? 馬券は、ワイド馬券のみ的中!??(ワイド 4,690円)

反省点として、馬券種の選択?? 馬連が万馬券だっただけに…残念。ただ、短期免許の外人騎手に関しては、今後要注意!? では何故?? シュヴァリエローズは優勝できたのか??  同馬は、スタート良く先行4番手追走。好位で外から被せられていたので2周目の向正面で多少強引に外に持ち出して、直線入り口で早々と先頭へ。最後はかなり詰め寄られながらも何とか押し切り優勝。相手に恵まれていたとはいえ、勝ちに出て距離を克服できたのは大きい。

30日(土)チャレンジカップ(G3)では2番エピファニーを推奨!
ワイド2-9 / 馬連2-9⇔2,5,6,9 / 3連複BOX(2-5-6-9)/ 3連単2→5-6-9→5-6-9
結果は、ハズレ…(>_______

[もっと見る]

 競馬戦略研究所所長 2024年12月4日(水) 19:31
重賞回顧 チャンピオンズC
閲覧 108ビュー コメント 0 ナイス 2

中京11Rチャンピオンズカップ(G1)
◎:2枠 4番 ペプチドナイル
◯:1枠 2番 レモンポップ
△:4枠 8番 ウィルソンテソーロ
△:7枠 14番 スレイマン
△:8枠 16番 ガイアフォース

海外遠征以外はほぼ完ぺきな成績を誇るレモンポップ。2.2倍の単勝を美味しいとみるか、危険と見るかで馬券的中の分かれ道となったレースでした。絶好枠を引いたレモンポップに何が鈴を付けに行くかに焦点が絞られたが、ふたを開けてみればレモンポップのオーラに負けて金縛り状態のレースに。こうなれば最後まで脚を残すことができ、最後に絶好調ウィルソンテソーロに強襲されましたがハナ差凌いで有終の美を飾りました。これでレースは見納めになりますが整備されたダート路線で大物の仔が出てくるとこを期待したいともいます。

 2着には中距離ダートの大将格に成長中のウィルソンテソーロ。今年も惜敗でしたが、来年こそはJRAのダートG1制覇に期待です。

 3着はインから抜けてきたドゥラエレーデ。やはりこの馬は腕っぷしが強い騎手なら走ることが今回で証明されました。次走もその辺を考慮してヤネが決まれば、好走の可能性が大です。

 所長◎のペプチドナイルは勝ちに行った分、最後が甘くなってしまいました。自力強化して来年もがんばって欲しいです。

[もっと見る]

⇒もっと見る

レモンポップの掲示板

コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。

コメント一覧
2:
  おかき   フォロワー:0人 2020年11月28日() 14:23:38
g1級
1:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年11月28日() 02:00:34
jac A

レモンポップの写真

レモンポップの厩舎情報 VIP

2024年12月1日チャンピオンズカップ G11着
厩舎の
自信
厩舎の
コメント
こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。

ウマニティVIP会員のご入会はこちらから。

レモンポップの取材メモ VIP

2024年12月1日 チャンピオンズカップ G1 1着
レース短評 こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。
レース後
コメント
こちらのコンテンツはウマニティVIP会員になるとご覧いただけます。

ウマニティVIP会員のご入会はこちらから。


レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。