マンハッタンカフェ(競走馬)

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マンハッタンカフェ
マンハッタンカフェ
写真一覧
抹消  青鹿毛 1998年3月5日生
調教師小島太(美浦)
馬主西川 清
生産者社台ファーム
生産地千歳市
戦績12戦[6-0-1-5]
総賞金52,283万円
収得賞金11,300万円
英字表記Manhattan Cafe
血統 サンデーサイレンス
血統 ][ 産駒 ]
Halo
Wishing Well
サトルチェンジ
血統 ][ 産駒 ]
Law Society
Santa Luciana
兄弟 ニューヨークカフェサトルスマイル
市場価格1億3,650万円(1998セレクトセール)
前走 2002/10/06 凱旋門賞 G1
次走予定

マンハッタンカフェの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
02/10/06 フラ   凱旋門賞 G1 芝2400 16--------13** 牡4 59.5 蛯名正義小島太 --0000 ------MARIENBARD
02/04/28 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 11442.921** 牡4 58.0 蛯名正義小島太 504
(-6)
3.19.5 -0.034.1⑤⑤⑤⑤ジャングルポケット
02/03/23 中山 11 日経賞 G2 芝2500 8881.216** 牡4 58.0 蛯名正義小島太 510
(+6)
2.37.5 0.534.9⑤⑤④⑥アクティブバイオ
01/12/23 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 13447.131** 牡3 55.0 蛯名正義小島太 504
(+10)
2.33.1 -0.233.9⑦⑧⑪⑨アメリカンボス
01/10/21 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 152217.161** 牡3 57.0 蛯名正義小島太 494
(+4)
3.07.2 -0.134.0⑩⑨⑦⑥マイネルデスポット
01/09/16 中山 11 セントライト G2 芝2200 167145.334** 牡3 56.0 二本柳壮小島太 490
(-10)
2.13.8 0.736.3⑥⑤シンコウカリド
01/08/26 札幌 10 阿寒湖特別 1000万下 芝2600 12331.811** 牡3 54.0 蛯名正義小島太 500
(-2)
2.43.1 -0.135.8④④⑧トーセンサンダー
01/08/04 札幌 12 富良野特別 500万下 芝2600 12562.011** 牡3 54.0 蛯名正義小島太 502
(+46)
2.43.5 -0.335.6⑪⑨⑧シュプリンゲン
01/04/07 阪神 9 アザレア賞 500万下 芝2000 165104.0211** 牡3 55.0 河内洋小島太 456
(-16)
2.03.7 1.235.9⑬⑭⑩⑦シノグラフィー
01/03/04 中山 11 報知杯弥生賞 G2 芝2000 87721.454** 牡3 55.0 蛯名正義小島太 472
(-20)
2.06.8 1.138.4⑥⑥⑤④アグネスタキオン
01/02/11 東京 5 3歳新馬 芝1800 16351.711** 牡3 55.0 蛯名正義小島太 492
(-6)
1.49.8 -0.335.5イサオヒート
01/01/29 東京 6 3歳新馬 芝2000 16594.023** 牡3 55.0 蛯名正義小島太 498
(--)
2.06.5 0.234.9⑨⑧⑦トレジャー

マンハッタンカフェの関連ニュース

京都競馬場改修前(2020年以前)はディープインパクト(その全兄ブラックタイド)、ステイゴールドハーツクライの三つ巴状態が続き、これらの系統に属さない馬の連対例は2012年まで遡らなければならなかったほど。ちなみに、種牡馬としてステイゴールドディープインパクトは4勝を挙げており、これはサンデーサイレンスと並ぶ天皇賞(春)の最多勝タイ記録でもある。

一方、近年はかつて不振にあえいでいたキングカメハメハ系の躍進ぶりが際立ち、2022年タイトルホルダー(父ドゥラメンテ)、2024年テーオーロイヤル(父リオンディーズ)が該当馬として勝利をつかんだ。どちらもキングカメハメハの直仔ではなく、直系孫世代であることに注目しながら、今後も動向を注視していきたい。

サンライズアースは、父レイデオロ×母シャンドランジュ(母の父マンハッタンカフェ)。「キングカメハメハの直系孫世代」かつ「母の父がマンハッタンカフェ」という配合は、22年3着&24年1着のテーオーロイヤルを想起させる組み合わせ。また、16年3着&17年2着&18年2着、と3年連続で馬券に絡む活躍をみせたシュヴァルグランは本馬の従兄にあたるため、母系の血統背景からも天皇賞(春)に所縁ある血筋として評価しやすい。

ヘデントールは、父ルーラーシップ×母コルコバード(母の父ステイゴールド)。上記サンライズアース同様に、近年の勢いが目覚ましいキングカメハメハの直系孫世代に該当する一頭。まだ同産駒は3着内への好走例こそないものの、父の甥にあたるドゥラメンテの産駒には22年1着タイトルホルダーがいるため、いつ勝ち馬が出ても不思議ない魅力がある。一方、本馬は「母の父ステイゴールド」として初出走を果たすことにも気を配りたい。

シュヴァリエローズは、父ディープインパクト×母ヴィアンローズ(母の父Sevres Rose)。父は06年天皇賞(春)の勝ち馬で、種牡馬としても最多タイとなる勝利記録を保持。一方、本馬は母がNijinskyの直系であることも興味深く、「父×母」の配合からは99年スペシャルウィーク、11年ヒルノダムール、19&20年フィエールマンなどの勝ち馬を引き合いに出しやすい。しなやかさと持久力に富む血統構成なので、京都の長丁場は最適な舞台だろう。


【血統予想からの注目馬】
サンライズアース ⑥ヘデントール ⑨シュヴァリエローズ


【天皇賞(春)2025】直撃取材!プロ予想家最速予想 「スガダイ」「とぅっけ」の狙いは!? 注目馬&妙味ある穴馬候補に迫る! 2025年5月1日(木) 10:00

とぅっけー血統を軸に分析した「レース適性合致馬」を狙い撃ち!


適性重視の競馬予想で2024年8月から公認プロへ。パフォーマンス上昇馬を狙い撃つとぅっけプロに、天皇賞(春)の予想についてお聞きしました。

―予想のポイントはどのあたりでしょう。

最も重要なのは、「過去と昨今の天皇賞(春)では、求められる適性が違うのではないか?」という点です。

―いつを境にどの部分に変化を感じますか。

路盤改修前と後で好走馬の血統が変わっていて、改修前は米国血統やスプリント適性の高いスピード血統、改修後は反対に欧州のスタミナ血統の好走が目立ちます。

天皇賞(春)が集計対象でしょうか。

改修前7年と改修後2年に分け、京都3000m以上の天皇賞(春)菊花賞、また今開催に行われる中長距離重賞の京都新聞杯を対象に、米国血統と欧州血統における3着内数の年平均変化を調べました。

―結果をお願いします。

天皇賞(春)は、米国血統0.7頭→0頭・欧州血統2.2頭→3頭。菊花賞は、米国血統1.3頭→0.5頭・欧州血統1.8頭→3頭。京都新聞杯は、米国血統1.1頭→0.5頭・欧州血統2.2頭→2.5頭となりました。

―全レースで米国血統が減少し、欧州血統が増加していますね。

さらに、先週日曜日の10Rでは、ディープ系×欧州血統の人気薄が1着、ディープ系×米国血統の人気馬が凡走。11Rもサンデー系×欧州血統の人気薄が1着、サンデー系×米国血統の人気馬は2,4着に敗退と、過去の京都芝重賞だけでなく、今開催の京都芝も欧州血統をもつ馬が走りやすくなっています。

―芝レース全体がスタミナ志向の欧州型に向くわけですね。

そのため、阪神大賞典ダイヤモンドS、ステイヤーズSとの連動性が強まり、改修後2年の阪神大賞典勝ち馬にいたっては例外なくここを勝っています。また、前走ローテをみても、馬券圏内全6頭が前走3000m以上と、やはりスタミナに長けた馬と好相性です。

―お話いただいた傾向をふまえ、人気を集めそうなヘデントールサンライズアースの適性をお願いします。

ヘデントールは、父が欧州血統のルーラーシップ、母父がサンデー系のステイゴールドと血統的な適性はあり、前走ダイヤモンドSを快勝と好走ローテにも該当します。また、相手関係に恵まれたとはいえ、2着馬との4馬身差は過去10年最大着差(タイ)と、力の違いを見せる完勝でした。

サンライズアースはいかがでしょう。

父が欧州血統のレイデオロ、母父がサンデー系のマンハッタンカフェで、キングマンボ系×マンハッタンカフェは、昨年の勝ち馬テーオーロイヤルと同配合、近親には、天皇賞(春)で3度馬券内のシュヴァルグランと、血統的な適性はヘデントール以上ともとれますし、前走阪神大賞典を快勝と好走ローテにも該当します。また、後方からの末脚が活きにくい馬場でしたが、それなりのメンバーを相手に6馬身差をつけたというのは、展開利以上に強いパフォーマンスでした。

―どちらを上にとりますか。

甲乙つけがたいのですが、先週の傾向から高速馬場での末脚が重要になると思うので、そのぶんヘデントールを上位評価します。2頭は軸と相手の予定です。

―ほか、相手候補がいればお願いします。

シュヴァリエローズです。父はサンデー系のディープインパクト、母父が欧州血統のセーヴルロゼと血統的な適性はあり、2走前ステイヤーズS1着と好走ローテにも該当します。

―前走の日経賞12着をどうみますか。

外枠に加え逃げ馬のすぐ内という最悪な組み合わせもあり、スタート直後に前をカットされて位置をとれず、馬場も今回と正反対の時計のかかる重い馬場なら参考外とみます。馬券圏内好走時は全て良馬場と考えれば、あの展開と馬場で0.5秒差は悪い内容ではなく、着順で嫌われるようなら狙ってみたい1頭です。

シュヴァリエローズは穴っぽいですが、ほかに人気薄から期待できそうな馬はいるでしょうか。

ビザンチンドリームを挙げます。父は欧州血統のエピファネイア、母父が欧州血統のトニービン産駒のジャングルポケットで、前走3000m以上のレースに出走と好走ローテにも該当します。トニービンは改修前の特注血統なのですが、改修後も23年に人気薄で3着など、京都の長距離では安定しています。その一昨年の3着馬シルヴァーソニックとはトニービンもちとローテが一緒ですし、今回人気のヘデントール菊花賞0.1秒差でもあり、ここでもじゅうぶん好勝負可能です。

―最後にショウナンラプンタの評価をお願いします。

ショウナンラプンタは、父がサンデー系のキズナ、母父が米国の短距離G1を3勝したゼンセーショナル、母母父もダート短距離米国血統のヘネシーとなれば、血統的な適性は改修後ではなく、改修前の天皇賞(春)に向いています。

―前走の阪神大賞典1番人気4着をどうみますか。

初騎乗ということもあり、折り合いに専念したため、展開の恩恵を受けられませんでした。今回も気性面と鞍上の武豊騎手を考えると、出してポジションを取るより、馬のリズムを大事にした競馬をすると思うので、欧州血統の伸びが重要な馬場では末脚が不発に終わる可能性が高いと思います。


取材後記:はっきりとした血統傾向が出ていますね。名前が挙がった馬以外の血統構成にも注目したいです。


スガダイ―全開催プラス収支を可能にする“予想神”


群雄割拠のウマニティプロ予想MAXで13年連続ランキングトップに君臨した殿堂入り予想家。他の追随を許さない、競馬予想界のキング・オブ・キングス、スガダイプロに天皇賞(春)についてお聞きしました。

―注目馬をお願いします。

1頭目はビザンチンドリームです。

―昨年菊花賞5着、前走はレッドシーターフH1着と長丁場で結果を出していますね。

3走前の菊花賞は不利を受けた馬が多いなか、被害が最も大きかったと思います。勝負所で挟まれ、前の馬に乗っかるような感じで、落馬寸前までいっていましたから。長距離に向きそうな体形でも「気性的にどうなの?」とみていましたが、スムーズなら馬券内は確実、頭もあったかなと。

―次のAJCCは6着でしたが、このレースはいかがでしょう。

ルメートル騎手騎乗の1週前追い切りでひっかかってしまい、まったく乗りこなせていなかったんですよ。レースでも伸び切れずでしたが、「いい騎手に恵まれれば、いずれ活躍するだろうな」とみていました。

―そこからマーフィー騎手に替わり、レッドシーターフHを勝ちました。

馬券の買えないレースで鮮やかな勝利でしたね(笑) 馬券的にうまく付き合えていない気もしますが、ちゃんと乗れば強いところを証明してくれました。抜け出して最後は多少差を詰められましたけど、直線に入って一瞬で勝負を決めましたから、相手関係は低調でも評価していいと思います。

―今回のシュタルケ騎手はどうですか。

普段なら「シュタルケ騎手か……」となりますが、先週久々に重賞を勝つなど調子は良さそうですよね。ビザンチンドリーム自身も中井騎手を乗せた追い切りで、AJCC時のようにかかって終いを要すようなこともなく、そのあたりに成長も感じます。鞍上的に買うのが怖い面もありますけど、人気的にこの馬から入るのも面白いかなと。

―2頭目はどの馬になりますか。

サンライズアースですね。

―昨年のダービーでは4着と健闘し、前走は阪神大賞典を圧勝でした。

前走は半端なく強かったですよね。ダービーは15番人気でも印を打つくらい評価してきた馬で、3走前の日経新春杯は超ハイペースに付き合ってボロボロになりましたが、阪神大賞典でようやく本来の力を発揮してくれたと思います。

―どのあたりが強みになりますか。

やっぱりスタミナがありますよね。前走の後半1000mも非常に優秀でした。少し気の悪い面をもつ馬ですが、池添騎手が乗りこなして結果につなげられたので、長丁場を自分のリズムで走れば上位争い可能かなと。ただ、京都外回りより阪神内回りのほうがいい馬かもしれず、そこはちょっと気になりますけど、前に行けますし自ら上がりのかかる競馬にできれば問題ないとも思います。いずれにせよ、外して買うのは難しいでしょうね。

―注目馬3頭目をお願いします。

ジャスティンパレスを挙げます。

―一昨年の天皇賞(春)勝ち馬で、以降は中距離を中心に走ってきました。

前走の大阪杯は6着でしたが、今年のレベルを考えると悲観はいりません。走り方も京都外回り向きでしょうし、阪神開催の菊花賞3着馬ですが、それも京都であればおそらく勝っていただろうと。

―一昨年はルメール騎手、今年は鮫島駿騎手を予定しています。

騎手が大事な長距離戦ですが、さすがにルメール騎手には及びませんよね。本命まで打ちづらく、そのあたりは人気や枠順と相談になります。勝たれても不思議はないですよ。

―注目馬としてヘデントールの名前が挙がりませんでした。

押さえまでですね。菊花賞の比較でビザンチンドリームハヤテノフクノスケよりスムーズに運べましたし、前走のダイヤモンドSは圧勝とはいえ特殊な流れでもあり、あのレースで強いと判断するのはどうかなと。あと、関東馬なので連休中の輸送というハードルもあります。

ハヤテノフクノスケは期待できるでしょうか。前走は阪神3000mの3勝クラスを圧勝でしたが。

押さえは必要だと思います。この馬も菊花賞で大きな不利を受けた1頭で、そのことから長丁場を含む連勝は予想どおりでした。増えた馬体重は成長分だと思いますし、調教もよくなっています。ただ、相手強化でパフォーマンスを上げるかなと思いつつ、前走の相手が軽い点は気になりますね。

―最後にショウナンラプンタの評価をお願いします。

手が出ないという感じですね。注目馬が力を出せば能力評価で下になるので。上位のポカ待ちで買うかどうかですが、まあ買わないかなと。


取材後記:ビザンチンドリーム軸の的中だと、なかなかいい配当になりそうですね。


以上、プロ予想家2名の天皇賞(春)の見解と注目馬を紹介しました。お二方ともに高評価はビザンチンドリームサンライズアースでした。それでは、また来週お会いしましょう。

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【フェブラリーS2025】血統アナリシス Kingmambo直系が2連覇中、Strom Cat内包馬も毎年のように上位を賑わす 2025年2月22日() 12:00

2021~2022年はカフェファラオがレース史上2頭目となる2連覇を達成。同馬はMr. Prospectorへと遡る父系だが、近年は同系統に属する馬が複数頭上位入線するケースが目立ち、レモンポップが勝った翌2023年を含め、2021~2023年は該当馬によるワンツー決着でもあった。

ほか、Storm Catの血を引く馬が2019~2023年に5連覇、Miswakiの血を引く馬が2020~2022年に3連覇と勢いがあることも気に留めておきたい。とくに「父または母の父がStorm Cat系種牡馬」という馬は歴代の勝ち馬にも多く、2005年メイショウボーラー、2007年サンライズバッカス、2016年モーニン、2020年モズアスコット、2023年レモンポップが該当する。

エンペラーワケアは、父ロードカナロア×母カラズマッチポイント(母の父Curlin)。23年レモンポップ、24年ペプチドナイルとKingmambo(その父Mr. Prospector)の直系が2連覇中であることを踏まえると、まずは本馬も同種牡馬へと遡る父系を意識しやすい。また、父系と母系の双方でStorm Catの血を引く配合が興味深く、誂え向きの血統構成ともいえる。武蔵野Sはスムーズさを欠くなかで快勝しており、舞台適性も折り紙付きだろう。

ペプチドナイルは、父キングカメハメハ×母クイーンオリーブ(母の父マンハッタンカフェ)。昨年の勝ち馬なので血統適性は申し分なく、Kingmambo直系の勢いからも軽視はできない。一方、母の父に配されたマンハッタンカフェも、種牡馬として13年1着グレープブランデー、母の父として23年3着メイショウハリオを出すなど、少数精鋭の活躍をみせる。昨年は人気薄での勝利だったが、その後の戦歴からもマイルで素質が開花した印象だ。

アンモシエラは、父ブリックスアンドモルタル×母サンドクイーン(母の父ゴールドアリュール)。父系祖父Giant's Causewayはレモンポップの母の父、母の父ゴールドアリュールは03年の勝ち馬で、種牡馬としてもフェブラリーSを4勝。レースに所縁ある血統構成といえるが、本馬は01年3着トゥザヴィクトリー、04年2着サイレントディールの近親であることも特筆に値する。大味な競馬が向く血筋なので東京マイルでも楽しみは大きい。


【血統予想からの注目馬】
エンペラーワケア ⑪ペプチドナイル ⑩アンモシエラ


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【ターコイズS2024】血統アナリシス 人気不問で父または母の父Roberto系を一考、ドイツにルーツある血脈も存在感を示す 2024年12月13日(金) 12:00

重賞へと昇格した2015年以降、「父サンデーサイレンス系×母の父Roberto系」となる血統構成の2015年シングウィズジョイ、2016年マジックタイム、2017~2018年ミスパンテールの3頭で4連勝を達成。非該当馬が勝利した年においても、2019年2着エスポワール、2020年2着&2021年2着アンドラステ、2022年2着ウインシャーロット、2023年4着(3着とタイム差なし)ソーダズリング、と父または母の父にRoberto系種牡馬を配された馬が入線している。これほど血統的な偏りを見せるレースも珍しいので、該当する馬が出走した場合は素直に評価すべきだろう。

ほか、マンハッタンカフェを中心にドイツ名牝系の血脈を持つ馬も幅をきかせている。2021~2022年に2連覇を飾り、2023年にも3着入線したミスニューヨーク(母の父マンハッタンカフェ)においては、父キングズベストもドイツをルーツとする一族となり、同種牡馬は半姉にUrban Sea、甥にGalileoやSea The Starsと近親に欧州を代表する錚々たる名馬が並ぶことも併せて覚えておきたい。

イフェイオンは、父エピファネイア×母イチオクノホシ(母の父ゼンノロブロイ)。父系はRobertoの直系で、父系祖父シンボリクリスエスは15年1着シングウィズジョイ、17~18年1着ミスパンテール、19年2着エスポワールの母の父としても異彩を放つ。エピファネイア産駒はまだ馬券圏内こそないものの、20年には本馬と「父×母の父」が共通するシーズンズギフトが4着。重賞勝ちした中山芝1600mが舞台とあれば古馬相手でも侮れない。

ビヨンドザヴァレーは、父イスラボニータ×母リリーオブザヴァレー(母の父Galileo)。注目は母の父に配されたGalileoの血脈で、同馬の叔父キングズベストは21~22年に2連覇、23年も3着に好走したミスニューヨークを出している。また、Galileoはドイツをルーツとする一族であることにも一目置けるだろう。一方、本馬自身の遠縁にはファインルージュボンセルヴィーソなど中山マイル実績のある馬が多く、初コースでも楽しみが勝る。

アドマイヤベルは、父スワーヴリチャード×母ベルアリュール2(母の父Numerous)。同産駒は初出走となるが、父系祖父ハーツクライは15年3着オツウ、16年1着マジックタイムを出した。本馬は17年ヴィクトリアマイルを勝ったアドマイヤリードの半妹という血統背景も申し分なく、近年はキングカメハメハを介さないKingmambo内包馬の躍進ぶりが際立つことを考えると、それと相似な血統構成になるNumerousの血脈も評価しやすい。


【血統予想からの注目馬】
イフェイオン ⑫ビヨンドザヴァレー ②アドマイヤベル


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【阪神ジュベナイルF2024】血統アナリシス Sadler's WellsやNureyevが存在感を放つ、ビワハイジに所縁ある血脈にも要注目 2024年12月7日() 12:00

Sadler's WellsやNureyev(両者は甥と叔父の間柄)といったSpecialに遡る牝系の大種牡馬の血脈が存在感を示しており、過去10年の勝ち馬で同血脈を保持していなかったのは2018年ダノンファンタジーに限られる。なお、キングカメハメハはNureyevの血を引く代表的な血脈だが、同馬の直系は好走率こそ注目に値するものではないものの、同系統として勝利した2009年アパパネ(父キングカメハメハ)、2022年リバティアイランド(父ドゥラメンテ)の2頭が、そろって翌年に牝馬三冠の偉業を達成していることが興味深い。

ほか、2008年ブエナビスタ、2011年ジョワドヴィーヴルは姉妹制覇であるとともに、1995年ビワハイジとの母仔制覇も果たしている。2021年にはそれら姉妹の半兄アドマイヤジャパンを母の父に配されたサークルオブライフが勝利しているため、今後もビワハイジは要注目の血脈として覚えておいて損はないだろう。

コートアリシアンは、父サートゥルナーリア×母コートシャルマン(母の父ハーツクライ)。父はキングカメハメハの直系で、父系でNureyev、母系でSadler's Wellsの血を引く配合からも、新種牡馬ながら注目に値する存在。なお、父の半兄エピファネイアは、種牡馬として21年1着サークルオブライフ、23年2着ステレンボッシュを出した。本馬は12年安田記念を制したストロングリターンの姪という血統背景にも高いマイル適性を感じる。

テリオスララは、父シスキン×母シャンドランジュ(母の父マンハッタンカフェ)。京都芝1600mでは同じ母の父となるソウルラッシュマイルチャンピオンシップを制したばかりで、阪神JFの傾向を鑑みてもマンハッタンカフェビワハイジの従弟にあたる血統背景が興味深い。自身を含め、JRAで出走した兄妹がいずれもリステッド以上で勝利実績を持つ優秀な一族であり、名牝ハルーワソングを介してNureyevを持つことも特筆できそうだ。

ビップデイジーは、父サトノダイヤモンド×母ローズベリル(母の父キングカメハメハ)。本馬は母の父を介してNureyevの血を引くが、キングカメハメハを母の父に配された馬には20年1着ソダシ、22年2着シンリョクカなどが挙げられる。後者においては同じサトノダイヤモンド産駒であり、12番人気の下馬評を覆す走りであったことも気に留めておきたい。父が京都巧者であったことを考えると、イレギュラーな施行も歓迎かもしれない。


【血統予想からの注目馬】
コートアリシアン ②テリオスララ ①ビップデイジー


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【ステイヤーズSの注目点】連覇を狙うアイアンバローズ マンハッタンカフェ産駒ダンディズムにも注目 2024年11月27日(水) 15:27

★連覇を狙うアイアンバローズが登録

昨年のステイヤーズS勝ち馬アイアンバローズ(牡7歳、栗東・上村洋行厩舎)が、同レース連覇を狙う。同馬は昨年のステイヤーズS優勝後、有馬記念11着、レッドシーターフハンデキャップ(サウジアラビア)12着、ドバイゴールドカップ(UAE)8着と大敗が続いているが、昨年制したレースで1年ぶりの勝利を挙げることができるだろうか。なお、アイアンバローズには昨年も騎乗した石橋脩騎手が騎乗予定だ。

アイアンバローズステイヤーズSで3勝を挙げているオルフェーヴル産駒だ。同産駒はステイヤーズSに初めて出走した2020年以降、毎年同レースで連対しており、今年はアイアンバローズミクソロジー(牡5歳、栗東・辻野泰之厩舎)の2頭が出走する予定だ。

マンハッタンカフェ産駒ダンディズムに注目

前走の福島記念で3着に入ったダンディズム(セン8歳、栗東・野中賢二厩舎)は、JRAの現役馬で唯一のマンハッタンカフェ産駒だ。マンハッタンカフェは現役時代、菊花賞有馬記念天皇賞・春と芝2500メートル以上のGⅠで3勝を挙げ、主に長距離戦で活躍したが、同産駒はステイヤーズSでは未勝利で、09年マサライトの5着が最高成績だ。マンハッタンカフェ産駒がJRA重賞を勝てば、20年北九州記念レッドアンシェル以来4年ぶりとなるが、ダンディズムは8歳にして初の重賞タイトルを手にすることができるだろうか。同馬には戸崎圭太騎手が騎乗予定だ。

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天皇賞(春)2019

2019年4月23日(火) 16:00

覆面ドクター・英

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皐月賞で本命に推したヴェロックスは、ぶつけられての2着。当たりましたが勝ってくれていれば稼ぎが5倍くらいになっていたので、残念でした。寄られた時に、水車ムチで追い払ってくれたら良かったんですけどね(笑) 桜花賞シゲルピンクダイヤも2着、大阪杯キセキも2着と、決して2着を当てにいっているわけではないのですが、毎度の2着。いい線いってはいても、そろそろガツンと大ホームランが欲しくなってくるというのが本音です。

春の天皇賞は、ステイヤー不遇の時代だけに出走頭数も登録の段階で既にフルゲート割れ。メジロマックイーンが母父として再評価されたように、長距離戦を含め様々な条件でレースをすることは未来のために重要だと思いますが、なんせ早期デビューしてスピード重視の時代でしたからね、近年は。ただここ数年は馬場を軟らかくするようになり、京都も高速ステイヤー向きではなくなって傾向が変わって来ている印象もあります。それでは恒例の全頭診断へ。


<全頭診断>
1番人気想定 エタリオウ:「最強の1勝馬(1-7-0-2)」と言われ、父ステイゴールドもシルバーコレクターと呼ばれていたように、強敵に食らいつくも勝てないところはたしかに似ているのかもしれない。シャケトラ離脱での押し出された1番人気となりそうだが、菊花賞2着の実績はあるも、京都3200mは正直あまり向いている条件ではないのではとの印象。

2番人気想定 フィエールマン凱旋門賞にも登録した昨年の菊花賞馬だが、その菊花賞が1周目がキャンターのようなスローで、実質マイル戦のような戦いで勝った馬。本質的には中距離馬と思われる。能力でまたどうにかしてしまうのかもしれないが、ステイヤーではないうえに、AJCCでシャケトラに負けての2着と突き抜けた能力でもなさそうで、微妙。

3番人気想定 ユーキャンスマイルエタリオウと同じ友道厩舎の馬で菊花賞3着、万葉S2着、ダイヤモンドS勝ちとステイヤー路線の王道を進んでいる。が、こういうステイヤーは春の天皇賞では、一流の中距離馬に能力で負けたりもする。

4番人気想定 グローリーヴェイズ菊花賞5着だが母メジロツボネの名から分かるように、母母はメジロライアン×メジロラモーヌというメジロ伝統のスタミナ血統。菊花賞はステイヤーの流れではなく5着止まりだったが、昔よりレベルが落ちるとはいえ、日経新春杯を勝っての参戦。ディープインパクト×スウェプトオーヴァーボードの血統的字面から、スタミナが無いと思われて人気にならないならありがたい、楽しみな一頭。

5番人気想定 メイショウテッコン:楽に逃げるとしぶとい、距離に融通の利くタイプだが、マンハッタンカフェ産駒は春の天皇賞でことごとく結果が出ていないし、同型ロードヴァンドールとの兼ね合いも課題。日経賞では楽逃げで今回人気のエタリオウを封じたが、ここはあまり妙味無いか。

6番人気想定 クリンチャー:昨年のこのレースの3着馬。スタミナのある馬だが、海外遠征後は掲示板にも載れず、本来の粘りが見られない。気持ちが途切れてしまったようで、一変期待は難しいのでは。

7番人気想定 ロードヴァンドール:距離うんぬんより逃げられるかどうかの馬。メイショウテッコンとのハナ争いでやり合うと思われ、どちらにも厳しい流れになるのでは。

8番人気想定 カフジプリンス:1年半近く休んでからの3戦目の阪神大賞典では2着して、能力が落ちていないことをアピールしたが、デビュー以来ずっと京都より阪神向きの馬。矢作厩舎に一生懸命良い馬に乗せてもらっている中谷騎手も、大一番ではイマイチでは

9番人気想定 パフォーマプロミス:昨秋のアルゼンチン共和国杯を強い勝ち方で制したが、有馬記念は惨敗、京都記念はいまひとつの内容での4着。ゲートでもたついたり、直線で先頭に立つとソラを使ったりと、名門藤原英厩舎でも手を焼いていると想像する馬だが、能力はあり、ヒモにはぴったりでは。

10番人気以下想定
ヴォージュ:札幌日経オープン(2600m)と万葉S(3000m)勝ちの、よくいる三流ステイヤーで、G1では要らない。

チェスナットコート:昨秋にメルボルンCなどオーストラリア遠征を経験してきたステイヤーだが、昨年の春の天皇賞5着時より勢いが無い今年、着順上がるとは思えず。

リッジマン:ローカル2600mが得意で、昨年末のステイヤーズSの勝ち馬だが、ステイヤーズSを勝つようなスタミナたっぷりのタイプは......。天皇賞(春)の過去の歴史みてわかるように来ない。

ケントオー:かつては「ステイヤーの血が騒いだ!!」と穴で狙えたダンスインザダーク産駒(リアルシャダイもそうだったが)だが、重賞実績がほぼ無く(3年近く前の中京記念3着のみ)、大駆けは期待できず。

プリンスオブペスカ藤井勘一郎騎手と手が合うようで3月に1000万下勝ちと準オープン3着してきたが、特に「3200mで」という感じでもない格下馬で厳しいのでは。


<まとめ>

有力:グローリーヴェイズエタリオウフィエールマン

ヒモに:パフォーマプロミスユーキャンスマイルカフジプリンス

無事なら人気となっていたであろうシャケトラの骨折、予後不良は残念。春の天皇賞はこれまで向かなかったマンハッタンカフェ産駒で、阪神大賞典は強い競馬で疲れも残りそうで、しかも行きたがる気性だけに、人気で消して距離短縮の宝塚記念で狙おうと思っていたのですが......。全馬、元気でいて欲しいものです。


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2016年8月22日(月) 13:00 みんなの競馬コラム
【札幌記念他】先週の結果などふり返り byうまカレ
閲覧 1,554ビュー コメント 0 ナイス 5

学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。
先週の競馬を見てのふり返り、考えたこと等をまとめます。


札幌記念は堀厩舎のワンツーで、勝ったのはネオリアリズムの方でした。
ネオリアリズムの、母系からパワーを受け継いで、上手く言語化できませんが、前脚が伸びない走法は、まさに内回りでこそ活きるもので、望田先生のいう「父中長距離馬×母父スプリンターorマイラー」の配合系らしいものだと思っています。「フワッとした捲り」とも言えるのかなぁ、ドゥラメンテの走りを「フワッと」とは表現できないけれど、キタサンブラックネオリアリズムの走りは「フワッと」感あるじゃないですか?斤量増でも評価していたのは、前走の函館記念でもそうでしたが、重賞の流れでも掛かる、脚力と気力があるということで、それでいて人気が落ちるのであれば、外枠替わりでも狙いは立てられました。折り合ったのには道悪も影響しているんでしょうが本来ルメール騎手は、こういった馬をなだめるのが抜群に巧い…。

モーリスが出るときにいつも思うのは、望田先生のマイラーについての考察です。

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(内回りコースだった桜花賞シーザリオは)スタートそのものはよかったものの、2角までのダッシュでマイラーのラインクラフトデアリングハートに少し見劣ったために、外からデアリングハートに斜めに寄ってこられたときにズルッと後退

「ミルコ!ミルコ!ミルコ~!と叫んだけど前に入ってきやがった…」

福永祐一の代打で手綱をとった吉田稔が悔やんでも悔やみきれない2角の入り、あそこが明暗を分けたレースで、そこからはラインクラフトの後を追うように完ぺきに捌いて、内回りの短い直線を猛然と差してきましたがクビ差届かなかったところがゴールでした

今にして思えば、あのトリッキーなおむすびコースのマイル戦における数完歩のダッシュの違い、これこそがマイラーと中距離馬の違いというべきで、ラインクラフトは勝つべくして勝ったし、シーザリオは負けるべくして負けたというべきかもしれない

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視覚的、感覚的なものですがタイキシャトルダイワメジャーを知らない僕からすると、モーリスの走りを見ていると、「あぁ、トーセンラーヴィルシーナはマイラーではないな」ということを思い知らされます。
だからモーリスも、能力でGIIならばこなすかもしれないけれど、史上最高レベルに層の厚い現在の日本競馬で、天皇賞(秋)制覇、すなわち良く言われている「中距離制圧」というのは難しいのではないかと思っています。それでも、個人的に今日の走りを見て、天皇賞で無印にはできないなと感じました。

レインボーラインは、シンザン記念時からかなり注目していた馬で、「神戸新聞杯で◎を打ちたい」と思ってきました。ノーザンテースト≒Vice Regent4×4・5(Northern DancerとVictorianaが共通)とAlycidonでノーザンテーストを増幅しているのがポイントでしょう。今日は+10キロ、なかなか父産駒らしい成長をみせていますし、菊でも要警戒。

ヌーヴォレコルトは走ってはいるんですが、牡馬相手への限界をみたような気もしますね~。重い馬場がダメなことはないのでしょうが、古馬牡馬相手となると分が悪いのかもしれません。BCフィリー&メアターフは枠順と相手関係次第でしょう。

ヤマカツエースは、Kingmambo≒Ameriflora2×2ですから、一気に母父(グラスワンダー)のように、宝塚・有馬で勝負になる馬になるかなとも思っていましたが、現状はこのあたりが限界かというところ(十分なんですけどね)。

ダービーフィズはジャンポケ×マンカフェ(=マンハッタンフィズ)で今日みたいな我慢比べには強いですから、これくらいは走ってきて当然、ロジチャリスは出遅れてしまいましたが、想像以上にダメジャ×ロックオブジブラルタルという字面以上に綺麗なフォームで走る馬で、これはやっぱりBlushing Groomの影響なんでしょうかね、意外と東京の方が合うのかも。


北九州記念は、バクシンテイオーベルカントサクラバクシンオー産駒のワンツーでした。小倉1200mはサクラバクシンオー産駒が強いことで有名ですが、その原因はやはり父サクラユタカオー、曾祖父Princely Giftではないかと思います。サクラユタカオーはNasrullah3×4で、母系に入るととしては柔らかさ≒怠慢さを伝えることがあり、Princely Giftは前脚主導の走りをするので下り坂が得意であると考えられています。これは、下り坂のある京都外回りの長丁場、菊花賞天皇賞(春)でPrincely Giftを持つステイゴールドサッカーボーイが強く、ハーツクライが勝ち切れないということとも無関係ではないでしょう…と色々考える結果となりました。


●名繁殖イソノスワロー
土曜新潟1Rでは、ハーツクライ産駒のハートオブスワローが2戦目で初勝利を挙げました。母イソノスワローは、オークスイソノルーブルの娘で非常に優秀な繁殖牝馬です。イソノルーブルのナスキロ(NasrullahとPrincequillo)とFlaming Page≒Tom Foolを、デヒアの母Sister Dotで増幅させていることがポイントでしょう。ナスキロとTom Foolというのはどちらも非常に日本向きの血です。マイネルラヴを付けてもトラストワンを、アドマイヤマックスを付けてもモンストールを、スウェプトオーヴァーヴォードを付けてもラーストチカを、そしてハーツクライを付けてもハートオブスワローを輩出するのですから本当に素晴らしいです。オークス路線に乗ってきてもおかしくないのではと思っています。

●名牝系のマンカフェ×Storm Cat
土曜札幌5R(芝1500m)を制したのはマンハッタンカフェ産駒のレッドアンシェルでした。レッドジゼルレッドアルティスタの弟で、母スタイルリスティックはNathaniel(キングジョージ)=Great Heavens(愛オークス)の妹という良血馬。マンハッタンカフェ×Storm CatでRibot系のクロス(Tom Rolfe6×5)というのはショウナンマイティと同じ。前脚の可動域の小さいフォーム(今回は道悪だったために走法を変えていただけかもしれない)はRibotの影響に因るものと考えられます。ヒルノマテーラのようなイメージで、内回りでの一変を狙いたいタイプです。良馬場での走りを見てみないと何とも言えない感じではあります。

●重厚なディープ牡馬
日曜札幌5R(芝1800m)の新馬を制したのはディープインパクト産駒のディープウォーリアでした。Busted4×6・4という重厚な配合で、ディープ産駒の2歳でも気にしていた1頭。こういう欧血ベースの重厚な配合は牡馬の方が結果が出やすいのでしょう。母父デザートキングは1997年の愛2冠馬で、これも母系に流れるBusted→Bustinoの重厚なスピードで距離をこなしたのだろうと思われますが、デインヒル×Nureyevという配合で、こういうノーザンダンサー系のパワーを取り込むのはディープ産駒の必須条件。走りを見ても重厚で、クラシックは厳しいとは思いますが、長い目で見ていきたい馬です。

●ハービンジャーとしてはまずまずの配合
日曜小倉5R(芝1800m)を制したのはハービンジャー産駒のペルシアンナイトガーネットチャームファシーノオリエントワークスの半弟で、叔父にゴールドアリュールゴールスキーがいるニキーヤから広がる追分Fの牝系。ハービンジャー産駒は、Le FabuleuxかShareef Dancerをいじった配合で活躍馬が出ていますが、本馬は後者。ニキーヤの母、つまり本馬の3代母がNorthern Dancerとナスキロ(NasrullahとPrincequillo)とSickleを持っているので、ここがShareef Dancerと脈絡します。また、Flower Bowl≒Aureole6・7×7(HyperionとDonatelloとSon-in-Law)という底力のある重要血脈を継続交配しているのも魅力です。




【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)

「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。

【うまカレBlog】http://umacollege.blog.fc2.com
【Twitter】https://twitter.com/umacolle
【Facebook】https://ja-jp.facebook.com/umacolle

金沢ユウダイ
【Twitter】https://twitter.com/derby6_1
【ブログ】http://derby6-1.hatenablog.com/


執筆者:うまカレ(MYコロシアム>最新予想にリンク)

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2016年8月5日(金) 16:10 みんなの競馬コラム
【レパードステークス】血統考察 byうまカレ
閲覧 1,659ビュー コメント 0 ナイス 4

学生団体うまカレ副代表の金沢ユウダイです。
今週はレパードSを考察します。

新潟ダートの特徴は、とにかくコーナーが急であるということ。ですから、立ち回りの巧いタイプや先行馬が好走しやすいですね。とはいえ、1頭抜けたの先行馬がいると、2,3着には差し・追い込み馬が台頭することもあります。昨年のタマノブリュネットが好例です。このあたりに注目して考察していきたいと思います。

●死角は見当たらない~ケイティブレイブ
兵庫チャンピオンシップで重賞初制覇、ジャパンダートダービーでは2着だったケイティブレイブは、簡潔に言えば、深いダートをグルグル回る競馬が最も合っているタイプ。父アドマイヤマックスは芝の短距離で活躍しましたが、その母ダイナシュートはAlibhaiの血を引くファンシミン牝系で、血統界の中でも屈指のパワーを誇るStrikingの仔ヒッティングアウェー、ノーザンテーストと配された馬ですから、パワーと粘りが特徴と言っても良いタイプ。ケイティブレイブは自身がStrikingの牝系ですからStriking5×6、Ribotも入るので前脚が伸びないゴツゴツした走りで、新潟のコーナーもむしろプラスに働くでしょう。特に死角が見当たりません。

●新潟はマイナスにはならない~グレンツェント
青竜Sを制し、ユニコーンSでは3着だったグレンツェントはKingmamboらしいピッチ走法で内回り1800-2000がベストの中距離馬でしょう。今まで「大外進出」の競馬しか経験していないことが気掛かりですが、新潟1800はマイナスにはなりません。

●内枠なら抑えたい~ネクストムーブピットボス
ある程度の人気が予想されるネクストムーブピットボスもどちらかというと東京ダ向きにうつります。ネクストムーブは現1000万のナスケンリュウジンの半妹で母母がSeattle Slew≒Hopespringseternal2×3というナスキロとWar AdmiralとLa Troiennneのクロス、そこにフレンチデピュティを配された母ナスケンアイリスで、ダート馬としては柔らかみのある筋肉を持ちます。
ピットボス目黒記念3着など現OPのプロモントーリオの全弟。3代母がNasrullah4×4、母母父El Basco→母父フレンチデピュティとナスキロを継続交配されていて、父ゴールドヘイローはCaerleonの母、スキャンの母母として有名なForesser(Round Table←Princequillo×Hail to Reason←Royal Cherger≒Nasrullah)の牝系ですからここと脈絡するのでしょう。
どちらも内枠なら抑えておきたい馬です。

●コーナリングは得意ではない~レガーロ
出走馬の中でもレガーロは、特にコーナリングは得意ではないタイプといえます。A.P.Indy≒Charming Lassie2×3(Seattle SlewとLassie Dear)というすごい配合で、完全に大箱向きのストライド走法(だから大井2000mに出走できなかったのは可哀想すぎる)。新潟では辛いでしょう。

●息の長い末脚が武器~マイネルバサラ
マイネルバサラは、シニスターミニスター×サザンヘイローという配合ですが、母系に入るSadler’s WellsとBustedの影響か、息の長い末脚が武器のタイプ。先述した、「強い先行馬に付随してくる差し馬」という点では最もそれらしい馬かもしれません。

●母系のパワーがすごい~グランセブルス
兵庫CSではケイティブレイブの3着だったグランセブルスは、Strikingの牝系にPrivate AccountやWoodmanといったパワーに秀でた馬が配され、母母ピュアオブハートはプレイメイト=Numbered Account2×3、Busanda≒Striking4・5×6・3というすごいクロスを持ちます。このパワー凝縮ですから地方の深いダートは合っていたわけです。

●器用さがある~ラテールプロミーズ
中山の500万を勝ち、鳳雛Sは力負けというより、気持ちが切れてしまったような負け方だったラテールプロミーズは、2年前のレパードS2着のクライスマイルの半弟。マンハッタンカフェに、Halo的な血(本馬の場合はDrone)を持ってきた走る配合で、器用さがあるので新潟コースは向いていそうです。より配合的観点でいうと、ブエナビスタと同じ異系であるドイツのSanta Lucianaを祖とする父マンハッタンカフェアストンマーチャンの母である母母ラスリングカプスの母方にも異系のフランス血脈が入っている点が興味深いです。

●大外に持ち出せれば面白い~オーシャンビュー
古馬1000万の清里特別で0.4秒差4着と好走したオーシャンビューは、父マヤノトップガンの配合のキーを継続するFlower Bowl≒Aureole4・5×6、Aureoleという血は馬群を嫌う気性を伝えるので前走も大外に持ち出してから伸びてきました。Millicent≒ボールドリック4×3(Bold RulerとPrincequillo)があるので馬場は渋った方が斬れに磨きがかかるタイプかもしれません。巧く大外に持ち出せれば面白い1頭です。

【まとめ】
ケイティブレイブの新潟1800はプラス、グレンツェントもマイナスになることはなく、この2頭の力が抜けている。
・コース適性が高そうなのは、母母のパワーがすごいグランセブルスと、器用さがあるラテールプロミーズ
マイネルバサラは展開が向けば、オーシャンビューは直線で巧く大外に持ち出せれば面白い。

小倉記念には個人的に贔屓しているアングライフェンが出走します。
アングライフェンは叔父にトランセンドがいる血統(母母シネマスコープ)で、シネマスコープは、父トニービン×母母サニースワップスという配合。このサニースワップスの牝系は近年マイネルラクリマクロフネサプライズなど活躍馬が出ており、アングライフェンのポイントは、トニービンの4代母CallunaがHyperion×Blandford、サニースワップスの内包するAlycidonがHyperion×Donatelloで、ステイゴールドの内包するノーザンテーストの配合のキーであるLady Angelaを増幅している点にあります。
パワーを増幅した配合なのでピッチ走法で、本来は小回り向きなタイプ。だから東京2000のアメジストSを今冬制した時には本格化を感じたもので、函館記念で◎の予定でした(^^;)
付け加えれば小倉記念は、サンレイジャスパー(父ミスズシャルダン←トニービン)や、ダンスアジョイ(母父トニービン)やニホンピロレガーロ(父アドマイヤベガ)やバトルバニヤン(父ジャングルポケット)やリクエストソング(母父トニービン)やキタサンアミーゴ(母父トニービン)やサトノノブレス(母父トニービン)やクランモンタナ(母父トニービンで、昨年14番人気4着)など、トニービンの血が強いレース(もっといえばケンブリッジレーザニホンピロキースなどGrey Sovereignが強いともいえる)でもあります。


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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
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2016年7月5日(火) 11:44 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2016) ~第4回早期デビューの未出走馬
閲覧 5,009ビュー コメント 0 ナイス 8

 早いもので「ウマニティPOG 2016」も既に5週が経過。JRAだけで421頭の2歳馬がデビューを果たし、各ワールドのランキングにも少しずつ動きが出てきました。7月24日には函館2歳ステークス(2歳GⅢ・函館芝1200m)が行われ、世代最初のJRA重賞ウイナーが誕生する見込み。今シーズン最初の山場と言っていいかもしれません。

 もっとも、この時期の当コラムで再三繰り返しているように、「ウマニティPOG 2016」はまだまだ長い戦いが始まったばかり。仮想オーナー募集枠の開放スケジュールに合わせて有力馬を指名することができれば、上位進出は十分に可能です。そこで今回は、デビュー間近と思われる馬、すなわち現時点で未出走、かつ東西のトレーニングセンターに入厩している馬の中から、有力と思しき馬を紹介します。今週以降も続いていく入札の参考としていただければ幸いです。

 本稿を制作するにあたり、私はまずJRA-VANのデータから「7月3日の時点で入厩している未出走の2歳馬」「6月27日~7月3日の間に東西のトレーニングセンターで坂路調教を行った未出走の2歳馬(競走馬として未登録の馬を含む)」を抽出。その中から、注目すべきファクターごとに該当馬をピックアップし、一覧としてまとめました。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。

 まずは「注目POG馬ランキング(2016/07/03 23:00更新)」で100位以内に入っていた該当馬を紹介します。この項のみ、各馬の末尾に「注目POG馬ランキング」の順位を付記しました。なお、以下の一覧を含め、並び順は父名順→母名順です。

マジカルスペル(牡/父Creative Cause×母プラウドスペル) ※75位
ソウルスターリング(牝/父Frankel×母スタセリタ) ※20位
ミスエルテ(牝/父Frankel×母ミスエーニョ) ※17位
エアウィンザー(牡/父キングカメハメハ×母エアメサイア) ※37位
プレスト(牡/父キングカメハメハ×母ポップコーンジャズ) ※78位
ビッグディザイア(牡/父キングカメハメハ×母レッドディザイア) ※87位
コリエドール(牡/父クロフネ×母レクレドール) ※64位
トリコロールブルー(牡/父ステイゴールド×母ペンカナプリンセス) ※27位
オンリートゥモロー(牝/父ディープインパクト×母アコースティクス) ※51位
アドマイヤラッシュ(牡/父ディープインパクト×母アドマイヤマリン) ※45位
●馬名未定(牝/父ディープインパクト×母コケレール) ※25位
エイプリルミスト(牝/父ディープインパクト×母スターダムバウンド) ※86位
ワンフォーオール(牡/父ディープインパクト×母ラヴェリータ) ※35位
マイティドリーム(牡/父ディープインパクト×母ラグジャリー) ※62位
ムーヴザワールド(牡/父ディープインパクト×母リッスン) ※13位
ダノンオブザイヤー(牡/父ディープインパクト×母レディジョアン) ※57位
ピスカデーラ(牝/父ブラックタイド×母ドリームスケイプ) ※82位
ダンビュライト(牡/父ルーラーシップ×母タンザナイト) ※39位

 該当馬のうち「注目POG馬ランキング」の順位がもっとも高かったのはムーヴザワールド(リッスンの2014)。先週6月29日に入厩したばかりで、ゲート試験合格を目指していくとのことでした。個人的に指名候補として注目していたこともあり、「思ったよりも早かったな」という印象を受けたものの、順調そうなのは何より。このままデビューするのか、それともゲート試験合格後に一旦放牧を挟むのかはわかりませんが、引き続き注目しておきたいと思います。

 ここから先は、当コラムの今シーズン第1回「入札へ向けてのデータ分析」を参考に、有力と思われる馬を紹介しましょう。
 1頭あたり本賞金が900万円を超えていた調教師の管理馬は下記の通りです。

池江泰寿調教師>
ミスエルテ(牝/父Frankel×母ミスエーニョ)
プレスト(牡/父キングカメハメハ×母ポップコーンジャズ)
ソーグリッタリング(牡/父ステイゴールド×母ソーマジック
クライムメジャー(牡/父ダイワメジャー×母クライウィズジョイ)
ダノンオブザイヤー(牡/父ディープインパクト×母レディジョアン)
ビートフォーセール(牝/父ハーツクライ×母ライフフォーセール)

堀宣行調教師>
コリエドール(牡/父クロフネ×母レクレドール
オメガドラクロワ(牡/父ステイゴールド×母カチバ)

友道康夫調教師>
ラブフルーツ(牝/父キングカメハメハ×母アドマイヤトパーズ)
クラリティダイヤ(牝/父キングズベスト×母タイキダイヤ
トリコロールブルー(牡/父ステイゴールド×母ペンカナプリンセス)
ユアスイスイ(牝/父ダイワメジャー×母ケイティーズベスト)
アドマイヤラッシュ(牡/父ディープインパクト×母アドマイヤマリン)
アドマイヤミヤビ(牝/父ハーツクライ×母レディスキッパー)
ルタンデュボヌール(牡/父マンハッタンカフェ×母アドマイヤハッピー

藤沢和雄調教師>
ソウルスターリング(牝/父Frankel×母スタセリタ)
アルトリウス(牡/父キングカメハメハ×母レジネッタ
サトノアレス(牡/父ディープインパクト×母サトノアマゾネス)
ペイドメルヴェイユ(牝/父ローエングリン×母ミスティックリバー

 各馬の「注目POG馬ランキング」を確認したところ、ミスエルテ(ミスエーニョの2014)が17位、ソウルスターリング(スタセリタの2014)が20位と、Frankel産駒の2頭が上位にランクインしていました。先週7月2日の中京5R(2歳新馬・芝1400m)では同じFrankel産駒のライズイーグル(Rose of Summerの2014)がデビューし、単勝オッズ1.7倍の1番人気に支持されるなど、かなりの注目を集めていましたね。残念ながらライズイーグルは5着に敗れてしまったものの、この2頭の初陣も話題となりそうです。

 種牡馬別成績でダントツの数字をマークしていたのはディープインパクト。デビューが近いと思われる産駒は16頭います。

オンリートゥモロー(牝/父ディープインパクト×母アコースティクス)
アドマイヤラッシュ(牡/父ディープインパクト×母アドマイヤマリン)
サトノシャーク(牡/父ディープインパクト×母オジャグワ)
ワラッチャウヨネ(牝/父ディープインパクト×母クリームパフ)
●馬名未定(牝/父ディープインパクト×母コケレール)
サウンドラブリー(牝/父ディープインパクト×母サウンドバリアー
サトノアレス(牡/父ディープインパクト×母サトノアマゾネス)
クールデザイン(牝/父ディープインパクト×母シンディ)
エイプリルミスト(牝/父ディープインパクト×母スターダムバウンド)
ナンヨープルートー(牡/父ディープインパクト×母ハイカックウ)
サングレーザー(牡/父ディープインパクト×母マンティスハント)
メイショウテンシャ(牡/父ディープインパクト×母メイショウベルーガ
ワンフォーオール(牡/父ディープインパクト×母ラヴェリータ
マイティドリーム(牡/父ディープインパクト×母ラグジャリー)
ムーヴザワールド(牡/父ディープインパクト×母リッスン)
ダノンオブザイヤー(牡/父ディープインパクト×母レディジョアン)

 前述のムーヴザワールドを除くと、「注目POG馬ランキング」最上位はコケレールの2014。母がサンタラリ賞(仏GⅠ)を勝っている良血馬です。現3歳の全兄ラヴィエベールが6月11日の東京7R(3歳以上500万下・芝2400m)で2勝目をマークしたこともあり、指名した皆さんの期待度はますます高まっているはず。馬名はまだJRA-VANに登録されていないものの、今後の動向が楽しみな一頭と言えるでしょう。

 生産者別成績はノーザンファームの“一強”でしたが、こちらは該当馬が69頭もいるため、「注目POG馬ランキング」で1000位以内にランクインした馬のみを列挙しておきます。まぁ、それでも44頭ほどおり、注目度の高さを改めて実感しましたが……。気になる血統を見かけたら、ぜひチェックしてみてください。

マジカルスペル(牡/父Creative Cause×母プラウドスペル)
ランニングウインド(牡/父Discreetly Mine×母ランニングボブキャッツ)
ミスエルテ(牝/父Frankel×母ミスエーニョ)
フィアマロッサ(牝/父アイルハヴアナザー×母フィロンルージュ)
バレーロ(牡/父ヴィクトワールピサ×母ベルベットローブ)
ヴァンクールシルク(牡/父ヴィクトワールピサ×母ルシルク)
プレスト(牡/父キングカメハメハ×母ポップコーンジャズ)
バルコラベーロ(牡/父クロフネ×母アペラシオン)
クルークハイト(牝/父クロフネ×母ヴァイスハイト)
ハッシュタグ(牡/父クロフネ×母サンデースマイル2)
ジューヌエコール(牝/父クロフネ×母ルミナスポイント
シャープシューター(牡/父ゴールドアリュール×母シャーペンエッジ)
クインズゴールド(牝/父ステイゴールド×母ストールンハート)
ディアマイラブ(牝/父ステイゴールド×母ディアジーナ
トリコロールブルー(牡/父ステイゴールド×母ペンカナプリンセス)
サトノマサムネ(牡/父ゼンノロブロイ×母エリドゥバビロン)
デクレアビクトリー(牡/父ゼンノロブロイ×母クーデグレイス
ラバピエス(牡/父タートルボウル×母サルスエラ)
シェルブルック(牡/父タートルボウル×母シャルルヴォア)
シャプレドサクレ(牝/父タートルボウル×母ピュアチャプレット)
ピンクスター(牝/父タートルボウル×母レアクラシック)
ミッキークルソラ(牝/父ダイワメジャー×母クルソラ)
ユアスイスイ(牝/父ダイワメジャー×母ケイティーズベスト)
オールポッシブル(牝/父ダイワメジャー×母シーズインポッシブル)
ピンクブリザード(牝/父ダイワメジャー×母ピンクリップス)
●マイティーキュート(牝/父ダイワメジャー×母マイティースルー
ポールヴァンドル(牝/父ダイワメジャー×母レディドーヴィル)
オンリートゥモロー(牝/父ディープインパクト×母アコースティクス)
アドマイヤラッシュ(牡/父ディープインパクト×母アドマイヤマリン)
●馬名未定(牝/父ディープインパクト×母コケレール)
エイプリルミスト(牝/父ディープインパクト×母スターダムバウンド)
ムーヴザワールド(牡/父ディープインパクト×母リッスン)
カトリーヌ(牝/父ハーツクライ×母デビルズコーナー)
バラダガール(牝/父ハーツクライ×母バラダセール)
ビートフォーセール(牝/父ハーツクライ×母ライフフォーセール)
アドマイヤミヤビ(牝/父ハーツクライ×母レディスキッパー)
アドマイヤゲーム(牝/父ハービンジャー×母アドマイヤテンバ
●サンキューゴッド(牡/父ハービンジャー×母アンナヴァン)
キュイキュイ(牝/父ハービンジャー×母スナップショット)
ピスカデーラ(牝/父ブラックタイド×母ドリームスケイプ)
ルタンデュボヌール(牡/父マンハッタンカフェ×母アドマイヤハッピー
アトラーニ(牡/父ルーラーシップ×母アマルフィターナ)
ダンビュライト(牡/父ルーラーシップ×母タンザナイト)
アドマイヤウイナー(牡/父ワークフォース×母ソングバード)

※次回のコラムは8/2(火)になります。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。主な著作に『コース別 本当に儲かる血統大全』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全』(ガイドワークス)、『一口馬主の愉しみ(競馬道OnLine新書)』(スタンダードマガジン)、『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)、『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、ウマニティPOG2014では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2016年6月11日() 09:35 競馬プロ予想MAX
【エプソムカップ】血統考察 byうまカレ
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先週の安田記念ロゴタイプの復活劇でした。
血統的には、ヴィクトリアマイルからオークス、ダービー、安田記念と全てHaloのクロスを持つ馬が勝利したことになります。「Haloのクロスは切れや俊敏さを与え、何でもできる器用なタイプになる」と望田先生は仰られています。
また、直接Haloをクロスしなくとも、Haloの重要血脈であるNasrullahとBull DogとPharamond→Menowの組み合わせをクロスすれば同じような効用が得られるというのも配合の面白さだと思います。分かりやすいのはディープインパクトで、あの切れはHalo≒Sir Ivor3×5(Royal Cherger≒Nasrullah、Bull Dog=Sir Gallahad、Pharamondが共通)の影響と考えられています。

今回はGI中休み、2つの重賞を簡単に考察してみたいと思います。

「軽いスピード」が活きる
エプソムカップマイネルスターリーサンレイレーザーというCozzeneの血を引く2頭が穴を空けていることや、トーセンレーヴダノンシャークエイシンヒカリサトノアラジンといった人気のディープ産駒が堅実に走っていることからも、軽いスピードが求められていることが分かります。

ディープ産駒の中ではラングレーが最も適性がありそうです。リアルスティールの全兄ですが、リアルスティールよりは母系のパワーが発現せず、Sir Gaylord≒Secretariat的緩さで若いころは距離をこなしていました。ディープ×Storm Catの配合は多くがそうですが、ラングレーも例外なく、歳を重ねるごとにStorm Catのマイラーらしさが発現してきました。今回出走するディープ産駒の中では最も軽いタイプといえるでしょう。

3枠2頭は少し似たようなタイプで、ヒストリカルはノーザンテーストが入るので、上がりが掛かった方が良いタイプ。上がり34秒5で差し切ったアイルランドTが、最も「らしい」競馬で、6歳となり重賞で勝ち負け出来るほど、もう一段階成長したのもノーザンテーストの影響が大です。アルバートドックは、母ゴールデンドックエーがHyperionが濃いので、ヒストリカル同様に本領発揮は前に負担の掛かるレース。それでも瞬発力勝負となったリゲルSなどで好勝負出来ているのは地力の成せる業で、年齢を重ねるとある程度の位置で競馬が出来るようになるはずです。ジャスタウェイと同じようなパターンですね。

人気3頭については、
ルージュバックは、半弟のケイブルグラムこそズブいタイプに出ましたが、望田先生曰く「Blushing Groomのしなやかさが表現された馬」で、同じくBlushing Groomを引くテイエムオペラオーホエールキャプチャメジャーエンブレムのように美しい走りをします。飛びが大きいので、外枠はプラス、距離延長も歓迎で、このメンバーなら力でねじ伏せる可能性が大です。

フルーキーは切れというよりもデインヒル系らしいパワーで走るタイプで、外回りであればチャレンジCのようにスローから加速力の違いで抜け出す競馬の方が合っているはず。

ロジチャリスダイワメジャー×ロックオブジブラルタルという字面らしく550キロ前後の大型馬ですが、意外としなやかに走ることができ、東京でも大きなパフォーマンスダウンはしません。これは母母のNasrullah4×5や、ルージュバックと同じBlushing Groomの影響と考えられます。また、ダイワメジャー産駒で母系にBlushing Groomを持ちしなやかな走りをする馬という意味ではメジャーエンブレムと被ります。本来こういうパワー型を、ディープ産駒らが牙をむいて待っている東京の重賞で積極的に推す気にはなれないのだが、今回に限っては好枠も引いたし、スピードが活きる重賞であるから推してみたい気もするんですね・・・。

その他ではマイネルホウオウに注目してみたいです。
マイラーにしては少し怠慢で、ダラダラ差してくるタイプ。とはいえ先行できるスピードががりますから、今回の条件は合っていそうです。


重厚な差し馬が好走しやすい
マーメイドSは、開幕2週目の内回りにも関わらず、差し競馬になりやすく、近5年で4角3番手から馬券になったのは50キロだったコスモバルバラと、普通に強いアグネスワルツだけ。軽量の先行馬が揃うことなどが影響しているのでしょうか。
しかも差し馬といっても、重厚な差し馬、特にトニービンの血を持つ差し馬が好走しています。近5年に絞っても、グルヴェイグクリスマスキャロルシャトーブランシュらがいます。フミノイマージンにしたってフーラブライドにしたってパワースポットにしたって、「軽い」差し馬ではありませんよね。

そういう視点を持って出走馬を眺めてみると、いました、そういう差し馬が。
人気ですがシュンドルボンです。父ハーツクライの母父トニービンの斬れの源であるNasrullahとHyperionを母からたっぷりと取り込んだ配合。マイルの時計勝負という不向きな条件だった前走ヴィクトリアマイル9着は、良く走ったといえ、ここは斤量がカギですが確実に巻き返しの可能性大ではないかと思います。

他の人気馬には、なかなか追って良さが出るタイプの馬がいないので、もう1頭上げるとすればタガノエトワールでしょうか。母がトニービンを持つキングカメハメハ産駒は、トニービンの母父Hornbeamのクロスになるので、ドゥラメンテを筆頭にトニービン直仔らしい斬れを持つ馬が多いです。愛知杯はハイペースに付いて行って自滅、牡馬相手のチャレンジカップで掲示板の載れる力の持ち主でもあります。

ヒルノマテーラはHoist the Flag5×5を持つマンハッタンカフェ産駒。同じくHoist the Flagをクロスしたマンハッタンカフェ産駒には紫苑S勝ちのクインズミラーグロがいますし、Ribotの血をクロスしたマンハッタンカフェ産駒にはショウナンマイティのように内回りでアッと言わせるケースが多いです。本馬も外回りのぬるいスローペースに付き合わされていましたが、ここで一変もありそうです。

メイショウマンボも前走は直線で詰まってしまったものの、久しぶりに追ってから走る気をみせたように見えましたし、復活があるならここかもしれません。

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【参考】

『日本サラブレッド配合史―日本百名馬と世界の名血の探究』(笠雄二郎著)
望田潤さんのブログ http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
栗山求さんの連載「血統SQUARE」http://www.miesque.com/motomu/works.html
『覚えておきたい 日本の牝系100』(平出貴昭著)


「うまカレ」とは、競馬の魅力を同世代を中心に発信していこう、競馬界を若い力で持ち上げようと、関東の競馬を愛する大学生が集まり6年前に結成された学生団体です。テレビ出演や、フリーペーパー制作など様々な活動をしています。詳しくは以下のブログやSNSをご覧ください。

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2016年5月17日(火) 20:00 伊吹雅也
伊吹雅也の週末メイン「1点」分析 2016年05月17日号
閲覧 4,088ビュー コメント 0 ナイス 6

▼2016年05月22日(日) 東京11R オークス
【血統別成績(2012年以降)】
●父がディープインパクト [2-3-2-6](複勝率53.8%)
●父がハーツクライ [1-0-0-4](複勝率20.0%)
●父がスズカマンボ [1-0-0-0](複勝率100.0%)
●父がマンハッタンカフェ [0-1-0-3](複勝率25.0%)
●父がゼンノロブロイ [0-0-1-3](複勝率25.0%)
●父がステイゴールド [0-0-1-3](複勝率25.0%)
●父がその他の種牡馬 [0-0-0-40](複勝率0.0%)
→2012年以降のオークスで3着以内となったのは、スズカマンボステイゴールドゼンノロブロイディープインパクトハーツクライマンハッタンカフェの産駒だけ。なお、この6頭はいずれもサンデーサイレンス系種牡馬で、現役時代に芝2400m以上のGⅠを勝っている点も共通しています。

▼2016年05月21日(土) 京都11R 平安ステークス
【前年か同年、かつ京都、かつダートのレースにおいて3着以内となった経験の有無別成績(2013年以降)】
●あり [3-3-2-17](複勝率32.0%)
●なし [0-0-1-22](複勝率4.3%)
→京都ダートのレースに対する適性がポイント。コース替わりがプラスに働きそうな馬を重視すべきでしょう。

▼2016年05月21日(土) 東京11R メイステークス
【前走の条件別成績(2012~2014年のメイステークス、2015年のモンゴル大統領賞)】
●JRAの重賞 [1-0-1-23](複勝率8.0%)
●その他のレース [3-4-3-30](複勝率25.0%)
→好走馬の大半は前走がオープン特別や条件クラスのレースだった馬。一方、前走が重賞だった馬は人気を裏切りがちでした。

▼2016年05月22日(日) 京都10R 鳳雛ステークス
【前走の着順別成績(2014年以降)】
●2着以内 [1-2-2-4](複勝率55.6%)
●3着以下 [1-0-0-11](複勝率8.3%)
→2014年から施行されているレースですが、現在のところ前走好走馬が優勢。たとえ前走が格の高いレースだったとしても、大敗からの一変はあまり期待できません。

▼2016年05月22日(日) 新潟11R 韋駄天ステークス
【JRA、かつ芝1400m以上のレースにおける優勝経験の有無別成績(2014年以降)】
●あり [2-1-2-4](複勝率55.6%)
●なし [0-1-0-20](複勝率4.8%)
→こちらも2014年から施行されているレースで、現在のところダートや芝1200m以下のレースにしか実績がない馬は不振。特別登録を行った馬のうち、JRA、かつ芝1400m以上のレースにおいて優勝経験があるのは、オースミイージースカイキューティーセイコーライコウフレイムヘイローヘニーハウンドホウライアキコヤサカオディールの7頭だけです。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)
 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。主な著作に『コース別 本当に儲かる騎手大全』(ガイドワークス)、『一口馬主の愉しみ(競馬道OnLine新書)』(スタンダードマガジン)、『門外不出! 投票データから分かった! WIN5の鋭い買い方』(東邦出版)、『WIN5(五重勝)ほど儲かる馬券はない!! 少点数で驚愕配当をモノにする絶対的セオリー(競馬王新書)』(白夜書房)。2016年4月13日に最新刊『コース別 本当に儲かる血統大全』(ガイドワークス)が発売された。

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マンハッタンカフェの口コミ


口コミ一覧
閲覧 206ビュー コメント 0 ナイス 8

 1.藤岡康太が初GⅠがNHKマイルC<3連単で200万以上だったと思う>
   ジョーカプチーノ(マンハッタンカフェ産駒)

   マンハッタンカフェはヒルノダムール(春天)も出せたという、産駒によっては
   マイラーもステイヤーも出た

 2.ヒシアケボノ牡もいた
   トロットサンダーのマイルCSでは、3番人気くらいにスワンSの勝ちが評価されて
   角田晃一もその気
   ゴール前で、メイショウテゾロ上籠(同じ条件のシンザン記念馬が見落とされてた)が
   ヒシアケボノの先へ出て2着

   これを延々10年は馬連的中を自慢が、ウマニティにいる佐藤洋一郎だよ(^£)

 エスプレッソ 2023年12月3日() 01:39
チャンピオンズカップ 荒れると決め付け予想
閲覧 749ビュー コメント 0 ナイス 0

苦手なダート戦ですが、血統的には少しだけ偏りがあります。
まずゴリゴリのダート血統ではなく、父方か母方が芝の中距離でも走れる血統、もしくは両方とも芝で走れる血統がよく好走します。
そして、はっきりと優位差のある血統は無いものの、キンカメ産駒、ヴァイスリージェント内包馬、フォーティナイナー内包馬、中京に変更されてからはこの辺の好走が目立ちます。
と、ここ迄は昨年の私の日記のコピペです。

過去9年の3着以内馬27頭のうち父、母父共にサンデーの血を持っていなかったのはホッコータルマエなど4頭のみで、大系統にサンデーが入らないのは減点と考えていいぐらいだと思います。


予想
◎ ④ テーオーケインズ
昨年も◎に推して4着でしたが、昨年は12番枠今年は4番枠と今年の方がレースはしやすいと思います。
父はAPインディ系のシニスターミニスター、母父はサンデー系のマンハッタンカフェで最近注目の母父です。


○ ⑨ クラウンプライド
昨年の2着馬、父はサンデー系のリーチザクラウンで、母父はキングカメハメハで血統的には合うはずです。
スタートが速い馬なのでいい位置でレースできるのが強みだと思います。


▲ ② メイショウハリオ
父はAPインディ系のパイロ、母父はマンハッタンカフェと大系統だけ見るとテーオーケインズと似た配合です。jpn1を3勝とメイショウハリオの方がパワータイプで地方寄りなタイプですが、今年のフェブラリーS3着と中央の軽い馬場もこなせます。


△ ⑧ アーテルアストリア
父はクラウンプライドと同じリーチザクラウン、母父はミスプロ系ですが欧州型のワークフォースで推せる血統ではないのですが、中京千八は5戦4勝とコース巧者で全く人気もないので穴候補です。


△ ⑪ ハギノアレグリアス
父はキズナでダートでもよく走る血統ですが、母父のジェネラスは重厚と言うか今の時代には合わない気もします。


× ⑮ レモンポップ
距離は持つのではないかと思いますが、大外枠でこの馬の脚質では厳しいかと思います。
内の⑬⑭がテンはそこそこ速いタイプでスタートしてスッと前から内に切れ込むにはかなりスタミナを使うことになり、最後伸び切れない可能性は大いにあると思います。
また、サンデーの血を持たないことも不安材料です。


× ① メイクアリープ
× ⑭ アイコンテーラー


消し
⑫ セラフィックコール
父はストームキャット系ヘニーヒューズでこのレースでは好走例がなく、母父のマンハッタンカフェの瞬発力でどこまでカバーできるかですが、この馬自身スタートが絶望的に遅く後方外外を回らされ、最後凄い脚で突っ込んで5〜6着だと思います。
実績的には前走の重賞勝ちでようやくこのメンバーでそこそこの位置付けだと思います。
リスクを考えるとここは思い切って消します。

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 軸うまおやじ 2023年10月22日() 15:20
かあちゃ~ん! #京都競馬場   #菊花賞  
閲覧 168ビュー コメント 0 ナイス 3

かあちゃ~ん!

#京都競馬場   #菊花賞 

7番  #タスティエーラ 
 

#東京優駿 #日本ダービー 

1着の勝利馬として=負けられない戦いば~い!

馬券
(3着まで)の軸うまば~い!

母の父= #マンハッタンカフェ 血統を受け継ぐ=長距離~ばっちぐーば~い♪

ちなみに= #マンハッタンカフェ も #菊花賞

勝利したば~い♪

ばっちぐー♪ばっちぐー♪ばっちぐーば~い♪

#競馬予想  

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