2016年11月18日(金) 11:00
岡村信将
【ラップギア岡村信将のスペシャルG1展望】~2016マイルチャンピオンシップ~
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【濃霧注意報DX】~マイルチャンピオンシップ(2016年)展望~
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今週のメインはマイルチャンピオンシップ。
その名の通り、マイル戦のチャンピオンを決めるレースなのですが、一口に”マイラー”と言っても、その中身は大きく2つに分けられると私は考えています。それは即ち、”短距離寄りのマイラー”と”中距離寄りのマイラー”。
どちらも1600mという距離をこなすことに変わりはないのですが、1200mや1400mでもスピード負けしない前向きさを持つのが前者で、ある程度溜めが利いて1800mや2000mでもしっかりした脚を使えるのが後者と言えるでしょうか。
このうち、マイルCSというレースでより力を発揮できるのはどちらのタイプの馬なのか……近年の結果を振り返りつつ、有力馬に触れていこうと思います。
■2016秋シーズン 『競馬プロ予想MAX』presents連載コラムについて詳しくはこちらをご覧ください。
⇒http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7807
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昨年……15年の1~3着馬は、モーリス、フィエロ、イスラボニータ。
一昨年……14年は、ダノンシャーク、フィエロ、グランデッツァ。
13年は、トーセンラー、ダイワマッジョーレ、ダノンシャーク。
更に遡って12年は、サダムパテック、グランプリボス、ドナウブルー。
当レースの好走馬だけあって、どの馬もマイルのイメージが非常に強い馬達です。
が、モーリス、イスラボニータ、サダムパテックは2000mのG1でも好走出来る適性の持ち主でしたし、トーセンラーに至っては3200mですらこなしていた馬。ダノンシャーク、フィエロ、ドナウブルーは1400mだと追走に苦労して脚がイマイチ溜まらない内容が目立っていますし、グランデッツァとダイワマッジョーレも本来は1800m前後がベストだった馬。血統的には短距離寄りのサクラバクシンオー産駒・グランプリボスですら、マイル~1800mの方が高いパフォーマンスを示しています。
同じ距離の重賞は多々あれど、やはりここはG1。スピードだけでは押し切れず、最後の最後まで脚を伸ばすことのできるスタミナや底力が重要ということなのでしょう。
この点を踏まえると、最も勝利に近い位置にいそうなのがサトノアラジン。昨秋のマイル路線転向以来、コンスタントにG1級のパフォーマンスを発揮しており、戴冠も時間の問題であるように感じる馬です。
2度の重賞勝ちはいずれも1400mでのものですが、全姉にエリザベス女王杯の勝ち馬ラキシスがいるという血統面や、3歳時に菊花賞でも見せ場を作ったという点からも、”中距離寄りのマイラー”というイメージをかなり強く感じます。
本馬の武器はやはり迫力ある末脚と言えますが、全姉ラキシス同様、本馬の末脚は大きなストライドで徐々に加速していくもの。仕掛けてから瞬時にギアチェンジするタイプではない分、直線でゴチャついたり、追い出しが遅れてしまったりするとその威力は半減します。
2走前の安田記念が正にそんな感じの負け方でしたが、前走のスワンSは大外から一気に突き抜けての快勝。多少の距離ロスはあっても、スムーズに脚を伸ばし続けられる形になった方が持ち味が生きる印象があります。あまり内過ぎない枠を引いて勝負所で外を回すことができれば、勝ち負けに加わってくる可能性はかなり高いのではないでしょうか。
昨年の当レースでこのサトノアラジンに先着しているのがイスラボニータ。 |
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第213回『凄馬出馬表分析&馬券検討』~毎日王冠 G2
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みなさんこんにちは!
本日は東京11R「毎日王冠 G2」の『凄馬出馬表』を分析したいと思います。
今回も「U指数」だけでなく、U指数のポイントに【調教評価】、【厩舎評価】、【斤量補正】を数値化し加算減算しU指数を補正することで「総合ポイント」を算出しました。
★「U指数」について詳しくはこちらをご覧ください→U指数についてページ
U指数1.0ポイントは約1馬身差にあたるので、これを目安に以下のような重み付けをしました。
【調教評価】は競馬エイトの調教評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「5」・・・「-1.0ポイント」
「6」・・・「±0.0ポイント」
「7」・・・「+1.0ポイント」
「8」・・・「+2.0ポイント」
【厩舎評価】は競馬エイトの厩舎コメントの評価を参考にしました。
重み付けは以下の通りです。
「△」・・・「-1.0ポイント」
「○」・・・「±0.0ポイント」
「◎」・・・「+1.0ポイント」
【斤量補正】は1.0kg=「0.5ポイント」として以下の基準体重との差分に乗算しました。
「牡馬」・・・「57.0kg」
「牝馬」・・・「55.0kg」
上記の補正を行った『凄馬出馬表』(画像)をご覧ください。
第1グループ(橙)は、ロゴタイプ1頭。
第2グループ(黄)は 、ディサイファから1.0ポイント差(約1馬身差)内のダノンシャーク、アンビシャス、クラレントまでの4頭。
第3グループ(薄黄)は、ルージュバックから同差内のステファノス、ロサギガンティアの3頭となっていて、以下は第4G(灰)となっています。
ロゴタイプが少し2位以下を離し、第2G以下は拮抗した状態というのがこの凄馬出馬表の見立てとなっています。しかし、天気のこともありますし、展開ひとつ、馬場ひとつで下位グループ勢にまで馬券内十分のメンバー構成とみていいのではないでしょうか(さすがにロンギングダンサーは離され過ぎの印象ですが。)
そんな中、今回の私の◎はヒストリカルとします。安心感はまったくないものの^_^;近走と比べれば鞍上強化され、何と言っても少頭数でもマイネルミラノがいることで瞬発力だけが求められるレースにはならなそうなことがこの馬にとっては追い風とみています。同じ東京1800の今年のエプソムカップでも上がり2位の脚を使って2着とは0秒2差の6着。その時から今回1キロ軽くなりますし、当時と同じマイネルミラノが作る流れであれば適性外のレースということはないはず。適度に上がりが掛かりそうなこと、日曜も降雨がありそうで時計勝負にもならなそうなこと等いくつかの条件が噛み合えばチャンスは更に広がるのではないでしょうか。年齢的にも嫌われるのでしょうが、兄弟が8歳になっても活躍していた晩成血統という点を考えれば、むしろ今回なめられていることを妙味と捉えて狙ってみたいと思っています。あとは、人気薄で不気味な鞍上のマジックに託します。
○はステファノス。宝塚記念を中心とした前走2000m以上戦出走馬が毎年馬券に絡む傾向から今年はこの馬に期待。今週もまずまずの内容だったとは思うのですがそれ以上に1週前追い切りから、休み明けの人気馬の中でも最も期待できるとみて対抗評価とします。
▲はロサギガンティア。近走1400m~1600mにシフトしていっている戦歴から人気しなさそうですが、逆にその経験から今回好位でのレース運びという可能性もありそう。大外枠からでも鞍上の手腕込みで期待したいと思いますし、過去の稍重での戦績を見ても降れば恵みの雨になるとみています。
☆にダノンシャーク。「前走G1・休み明けで今回乗替り」の馬がこのレース(近15年)単複回収率ともに100%超のレースということでこの馬にも穴を期待。
以下、△にディサイファ、アンビシャス、ロゴタイプ、マイネルミラノ、クラレント、ルージュバック、ウインフルブルームと手広く抑えます。
今回の私の馬券は、◎の単複勝負の予定ですが、当コラムでは◎からの3複で勝負としたいと思います。
【3複フォーメーション】
◎=○▲☆(5,7)=印
1=2,5,7,8,12=2,3,5,6,7,8,9,10,11,12(35点)
とまあ、ここまで書きましたがなんだかんだで3連休の重賞で穴狙い出来そうなのはここだけかな、というのが◎ヒストリカルの最大の理由だったりして……。 |
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先週の回顧~(4/23~4/24)スガダイプロが◎アウェイクほか的中ラッシュ!
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『凄馬出馬表&馬券検討』4/23~4/24の結果(マイラーズカップG2・福島牝馬ステークスG3)
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4月24日(日)に行われました京都11Rの「マイラーズカップG2」です。
レース結果(着順)の凄馬出馬表(画像)をご覧ください。
1着:総合ポイント【12位】△クルーガー(9.1倍)
2着:総合ポイント【2位】▲ダノンシャーク(9.3倍)
3着:総合ポイント【3位】△クラレント(33.5倍)
第4グループ・総合ポイント12位のクルーガーが1着、第2グループ・総合ポイント2位のダノンシャークが2着、第2グループ・総合ポイント3位のクラレントが3着という結果でした。
「今年はエアレーションの影響か、枠や内外の有利不利は無さそう......」とか予想編で書いた途端、思いっきり内枠決着(苦笑)。まあ、だからこそ競馬は奥深くて面白いのですが。とは言え、仮に内枠イメージの予想だったとしても▲ダノンシャーク、△クラレントはまだしも△クルーガーは私にはちょっと狙いにくかったので完敗ですね。
【3複流し軸2頭】
◎○=印
7,14=1,2,3,4,9,10(6点)払い戻し0円
4月23日(土)に行われました福島11Rの「福島牝馬ステークスG3」です。
レース結果(着順)の凄馬出馬表(画像)をご覧ください。
1着:総合ポイント【2位】△マコトブリジャール(53.1倍)
2着:総合ポイント【5位】△シャルール(2.8倍)
3着:総合ポイント【1位】△オツウ(42.3倍)
第1グループ・総合ポイント2位のマコトブリジャールが1着、第1グループ・総合ポイント5位のシャルールが2着、第1グループ・総合ポイント1位のオツウが3着という結果でした。
ハイペースと決め打ちしていましたが、レース当日、前が残っていたので嫌な予感、、。やはり前残り決着でした(+_+)
そんな自分の予想はさておき、凄馬出馬表は素晴らしかったですね、波乱の立役者となった2頭マコトブリジャール、オツウが総合ポイント1位、2位( ゚Д゚)御見それしました!
【3連複1頭軸ながし】
7
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1,3,4,6,8,9,12,15,16
計36点 払い戻し0円 |
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