ドリームジャーニー(競走馬)

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写真一覧
抹消  鹿毛 2004年2月24日生
調教師池江泰寿(栗東)
馬主有限会社 サンデーレーシング
生産者(有)社台コーポレーション白老ファーム
生産地白老町
戦績31戦[9-3-5-14]
総賞金84,797万円
収得賞金30,350万円
英字表記Dream Journey
血統 ステイゴールド
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ゴールデンサッシュ
オリエンタルアート
血統 ][ 産駒 ]
メジロマックイーン
エレクトロアート
兄弟 オルフェーヴルリヤンドファミユ
市場価格
前走 2011/06/26 宝塚記念 G1
次走予定

ドリームジャーニーの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
11/06/26 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 1651015.6710** 牡7 58.0 池添謙一池江泰寿 424
(-18)
2.11.5 1.435.4⑭⑮⑯⑮アーネストリー
11/04/03 阪神 11 産経大阪杯 G2 芝2000 15475.549** 牡7 58.0 池添謙一池江泰寿 442
(+8)
1.58.9 1.134.9⑬⑬⑬⑫ヒルノダムール
10/12/26 中山 10 有馬記念 G1 芝2500 1661212.1413** 牡6 57.0 池添謙一池江泰寿 434
(+12)
2.33.8 1.234.7⑬⑬⑬⑬ヴィクトワールピサ
10/09/26 中山 11 オールカマー G2 芝2200 10332.412** 牡6 59.0 池添謙一池江泰寿 422
(-6)
2.11.4 0.034.5⑧⑧⑥⑥シンゲン
10/06/27 阪神 10 宝塚記念 G1 芝2200 188187.844** 牡6 58.0 池添謙一池江泰寿 428
(-6)
2.13.3 0.335.9⑪⑪⑫⑫ナカヤマフェスタ
10/04/04 阪神 10 産経大阪杯 G2 芝2000 12681.213** 牡6 59.0 池添謙一池江泰寿 434
(-4)
1.59.6 0.134.6⑪⑩⑪⑧テイエムアンコール
10/02/20 京都 11 京都記念 G2 芝2200 13573.523** 牡6 59.0 池添謙一池江泰寿 438
(+12)
2.14.7 0.333.3⑧⑧⑦⑥ブエナビスタ
09/12/27 中山 10 有馬記念 G1 芝2500 16594.021** 牡5 57.0 池添謙一池江泰寿 426
(+4)
2.30.0 -0.135.2⑮⑮⑭⑧ブエナビスタ
09/11/01 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 1861210.746** 牡5 58.0 池添謙一池江泰寿 422
(0)
1.58.0 0.833.4⑰⑮⑭カンパニー
09/09/27 中山 11 オールカマー G2 芝2200 15592.612** 牡5 59.0 池添謙一池江泰寿 422
(-2)
2.11.7 0.333.6⑦⑧⑦⑥マツリダゴッホ
09/06/28 阪神 10 宝塚記念 G1 芝2200 14697.121** 牡5 58.0 池添謙一池江泰寿 424
(-2)
2.11.3 -0.334.3⑨⑩⑩⑩サクラメガワンダー
09/05/03 京都 10 天皇賞(春) G1 芝3200 186128.653** 牡5 58.0 池添謙一池江泰寿 426
(-2)
3.14.7 0.334.9⑫⑫⑪⑦マイネルキッツ
09/04/05 阪神 10 産経大阪杯 G2 芝2000 12686.931** 牡5 57.0 池添謙一池江泰寿 428
(0)
1.59.7 -0.034.0⑧⑧⑦⑥ディープスカイ
09/03/01 中山 11 中山記念 G2 芝1800 10556.242** 牡5 57.0 池添謙一池江泰寿 428
(-6)
1.49.2 0.034.2⑨⑦⑧⑦カンパニー
09/01/25 中山 11 AJCC G2 芝2200 137113.218** 牡5 57.0 池添謙一池江泰寿 434
(+4)
2.15.2 1.335.8⑬⑫⑩⑩ネヴァブション
08/12/28 中山 10 有馬記念 G1 芝2500 1471124.174** 牡4 57.0 池添謙一池江泰寿 430
(+10)
2.31.9 0.435.9⑪⑬⑬⑨ダイワスカーレット
08/11/02 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 1781714.6410** 牡4 58.0 池添謙一池江泰寿 420
(+6)
1.58.0 0.834.2⑰⑰⑯ウオッカ
08/09/15 阪神 10 朝日CC G3 芝2000 13571.711** 牡4 57.0 池添謙一池江泰寿 414
(-8)
1.58.5 -0.134.2⑪⑨⑥⑤トーホウアラン
08/08/03 小倉 10 小倉記念 G3 芝2000 15234.221** 牡4 57.0 池添謙一池江泰寿 422
(+8)
1.57.9 -0.534.4⑫⑫⑫ダイシングロウ
08/06/08 東京 11 安田記念 G1 芝1600 1881842.31110** 牡4 58.0 池添謙一池江泰寿 414
(-12)
1.33.9 1.234.3⑰⑯ウオッカ

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ドリームジャーニーの関連ニュース


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は中山牝馬S2024・血統予想をお届けします!


2022年はクリノプレミアムが15番人気で勝利をつかむ大波乱となったが、2020年3着エスポワール(1番人気)、2021年4着ホウオウピースフル(12番人気)、2022年4着スライリー(9番人気)など、オルフェーヴル産駒が人気不問で上位争いを繰り広げている。また、2023年の勝ち馬スルーセブンシーズにおいても、オルフェーヴルの全兄にあたるドリームジャーニーの産駒であることを気にとめておきたい。

ほか、キングカメハメハの直系も好相性を示しており、直仔には2011~2012年にレース史上初の2連覇を飾ったレディアルバローザ、2017年1着トーセンビクトリーなどが該当。後継種牡馬の産駒では2020年1着&2021年3着フェアリーポルカ(父ルーラーシップ)、2021年2着ロザムール(父ローズキングダム)、2023年2着ストーリア(父リオンディーズ)などが挙げられる。

クリノプレミアムは、父オルフェーヴル×母ダンシングクイーン(母の父Giant's Causeway)。本馬は2年前の勝ち馬であり、今年のメンバーでは唯一となるオルフェーヴル産駒。昨年の中山牝馬Sでも5着と健闘しており、22年京成杯AHで7番人気3着、23年中山金杯で7番人気2着など中山競馬場との相性のよさも際立つ。近走は着順こそ振るわないものの走破時計は全盛期と遜色なく、時計のかかる展開になれば出番がありそうだ。

タガノパッションは、父キングカメハメハ×母アドマイヤシルク(母の父シンボリクリスエス)。同産駒は5頭が3着以内に好走しているが、すべてが5番人気以下、3頭が10番人気以下と穴気質であることも特筆に値する。一方、同じ母の父からは20年3着エスポワールや21年1着ランブリングアレーが出ており、ドリームジャーニーオルフェーヴル兄弟の好調ぶりを鑑みれば、本馬は近親にステイゴールドがいる牝系の血筋も興味深い。

ルージュリナージュは、父スピルバーグ×母パンツァネッラ(母の父ルーラーシップ)。17年トーセンビクトリーと20年フェアリーポルカは従姉妹同士で中山牝馬Sの勝ち馬となったが、本馬の2代母シルバーフォックスも従姉の間柄であることに注目。また、前者がキングカメハメハ、後者がルーラーシップの産駒となるため、母の血統構成も評価しやすいところがある。得意とする牝馬限定の芝1800m戦であれば、一考の余地がじゅうぶんにある。


【血統予想からの注目馬】
クリノプレミアム ①タガノパッション ②ルージュリナージュ

【有馬記念】スルーセブンシーズはただ一頭の調教評価『S』! 尾関調教師「思った以上の時計」 2023年12月21日(木) 05:23

並みいる男たちを蹴散らして、グランプリの座を射止めるのはワタシ! 女傑スルーセブンシーズが、美浦Wコースで圧巻の走りを披露。動きを見届けた尾関調教師は、納得の表情を浮かべた。

「単走で反応をみる感じでしたが、思った以上の時計は出ましたね。折り合いは前半からついていたし、問題はないと思います」

滑らかなフットワークでスタートすると、徐々にペースアップ。直線に向いて、鞍上が軽くゴーサインを送ると、即座に反応して加速した。尾関厩舎のシンボルカラーである青色のバンデージを巻いた四肢をリズミカルに回転させ、余力残しで5ハロン65秒9-11秒2の好タイムをマーク。先週13日にも同コースで5ハロン64秒1―11秒4と抜群の動きを披露し、フランス遠征の疲れなど全く感じさせない。20日に追い切ったグランプリ出走予定馬15頭の中でただ一頭、サンスポ調教評価で最上ランクの『S』を獲得した。

年頭はまだ3勝クラスの身だったが、初富士Sを勝ってオープン入りすると、続く中山牝馬Sで重賞初制覇。宝塚記念(2着)ではメンバー最速の上がり3ハロン34秒6を繰り出し、あの〝世界最強馬〟イクイノックスをクビ差まで追い詰めた。そして、前走は欧州最高峰のレース、凱旋門賞で4着に健闘。この一年での躍進は、サクセス・ストーリーと呼ぶのにふさわしい。

「以前に比べてレース後の回復が早くなり、体質が強くなった。難しい部分も残しているが、海外遠征を経験して心身ともに成長した。凱旋門賞のときは本当に状態が良かったので、あれぐらいの状態に持っていければいいなと思っています」と指揮官は充実ぶりを口にする。

鞍上は有馬記念で史上最多の4勝を挙げ、父ドリームジャーニーの主戦だった池添騎手。さらに中山の芝では【4・1・2・0】と相性ばっちりだ。

「中山は輸送距離が短いし、コース形態も合っている。今回は初の2500メートルで走ってみないとわからないけど、前半からリズム良く走れれば巧者ぶりを発揮できると思います」

トレーナーはコース適性に絶対の自信を誇る。史上6例目の有馬記念父子制覇と史上8頭目の牝馬Vへ、スルーセブンシーズクリスマス・イブのヒロインになる。(片岡良典)

◆鞍上はグランプリ男 スルーセブンシーズに騎乗する池添謙一騎手(44)=栗東・フリー=は有馬記念で史上最多の4勝、宝塚記念でも3勝を挙げる〝グランプリ男〟として知られている。スルーの父であるドリームジャーニーとコンビでは2009年の宝塚&有馬を制している。

池添騎手は「最初のコーナーの入り方じゃないですかね。あそこをいかにリズム良く入っていけるか」とコース攻略のポイントを語ったうえで、「(スルーと父は)サイズも体形も違いますけど、長く脚を使えるのは似ていますね。実績では見劣るけど、向かっていける勢いがある。堂々と勝負に挑んでもいいと思う」と空前の5勝目を見据えている。

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【有馬記念】タスティエーラ&スルーセブンシーズの二頭を送り込むキャロットファーム・秋田博章代表インタビュー 2023年12月20日(水) 22:40

今年もグランプリは〝クリスマスカラー〟の勝負服に注目だ。有馬記念で過去2勝を挙げる馬主の(有)キャロットファームは、今年も日本ダービータスティエーラ(美浦・堀宣行厩舎、牡3歳)、凱旋門賞4着のスルーセブンシーズ(美浦・尾関知人厩舎、牝5歳)と強力なラインアップで挑む。同ファーム代表取締役社長の秋田博章氏(75)に手応えを聞いた。(取材構成・内海裕介)

――まず日本ダービー馬のタスティエーラから。母パルティトゥーラ、祖母フォルテピアノもキャロット所属で活躍した馬だった

「配合に関しては私はタッチしていませんが、(父の)サトノクラウンの初年度ということで期待している馬を配合させたところはあったかと思います。タスティエーラは気性的に非常に扱いやすい。ジョッキーはコントロールしやすいと思いますよ」

――持ち味を発揮したダービーで、キャロット所属馬として2017年レイデオロ以来の栄冠

レイデオロのときは(ルメール騎手の)マジックのような勝ち方でしたが、タスティエーラはゴールを知っているんじゃないかというレースでしたね。皐月賞(2着)ではパドックでもイレ込んでいましたが、ダービーでは非常に落ち着いていましたね。当週の追い切りが素晴らしかったこともあり、ダービーは自信がありました」

――秋は菊花賞に直行して2着

「デビュー戦からダービーまでの6カ月に5戦したことで、ダービー後はさすがに疲れが出ましたね。回復を優先したことでトライアルはパスし、菊花賞へ直行することになりました。そういった経緯からも、ようやく間に合ったというのが素直なところだと思いますよ」

――今回は秋2戦目

「そう、だから感覚としてはトライアルを使って有馬記念というイメージです。調整にも前走より余裕を持って臨めるのではないでしょうか」

――ダービー馬が同年の有馬記念を勝てば11年オルフェーヴル以来

「私もいつ以来かなと考えていました。古馬でも秋3戦というのは大変ですし、そういう意味でもいい状態で使えると思います。コースも問わないですし、楽しみです」

――もう1頭のスルーセブンシーズは5歳の今年、本格化を迎えた

「一番の要因は精神面の成長でしょう。父がドリームジャーニーで若いころはコントロールしにくい面がありました。今年に入って精神面、肉体面がやっと本物になった。去年とは違う馬です」

――中山牝馬Sで重賞初制覇を果たし、宝塚記念でも2着。その後、凱旋門賞挑戦が決まった

「中山牝馬を勝ったときに、今年の最大目標は有馬記念と思いました。中山が得意ですから。そう思っていたら(尾関)厩舎や牧場スタッフからまさかの凱旋門賞挑戦という話が出て、検討の結果、行くことになりまして」

――世界の晴れ舞台で4着

「正直、もう少しやれた、最低でも2着はあったのではないかと今でも思います。勝ったエースインパクトが強いことはわかっていたので、その前にいないといけなかったのが、諸々の要因が重なった結果、後ろの位置取りになってしまい…。それでもあの馬群を縫ってくる脚は見ていて爽快というか、強烈なインパクトを与えたと思います」

――帰国初戦になる

「いつもトレセンでイレ込むくらいの馬が、凱旋門賞では環境が良かったことで落ち着いていて、カイバ食いも良く、もう少し絞りたいなってところでレースだったんです。帰国した今は、いつもの体になってきた感じですね」

――6歳となる来年の春は繁殖入りが予定される。

「クラブの規約上、6歳3月が引退の期限になります。今後どうするかは、有馬記念の結果やレース後の状態をみて判断することになりますが、ここまでレース数をそう使ってないこともあり、場合によってはもう一戦ということも視野に入るかもしれません」

――勝てばドリームジャーニー(09年優勝)との父子制覇

「父ドリームジャーニー、そしてその全弟オルフェーヴルは池添騎手が自信満々に乗って有馬記念を勝利しました。今回も同様のレースを期待しています。これまでの凱旋門賞帰りは馬場が悪かったことで消耗してしまい、結果を残せなかったかもしれませんが、今年は割といい馬場でやれたので、そういう心配もないと思います」

■秋田 博章(あきた・ひろあき) 1948(昭和23)年2月25日生まれ。75歳。北海道新冠町出身。80年に獣医師として旧・社台ファームに入社。93年にノーザンファーム場長に就任し、2013年に顧問。15年から(株)キャロットクラブの取締役となり、18年に(有)キャロットファームの代表取締役社長に就任した。

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【有馬記念】歴代最多4勝の池添謙一騎手がスルーセブンシーズで「堂々」挑む 2023年12月20日(水) 05:00

今週は2023年の中央競馬を締めくくる有馬記念が中山競馬場で行われる。暮れのグランプリで歴代最多の4勝をマークするのが池添謙一騎手(44)=栗東・フリー=だ。今年はファン投票19位のスルーセブンシーズ(美浦・尾関知人厩舎、牝5歳)とのコンビで挑む。有馬記念を制した父ドリームジャーニーの背中を知る鞍上が、大一番を前に胸の内を語った。



有馬記念といえば池添謙一。歴代最多4勝を挙げる暮れのグランプリに宝塚記念(2着)以来、2度目のタッグとなるスルーセブンシーズで挑む。「クリストフ(・ルメール)が迫ってきているから離さないとね。並ばれたら言われなくなっちゃう」と笑いつつ、大一番への思いを語った。

「雰囲気がめちゃくちゃある。年末の風物詩というか。やっぱり独特なレースですし、乗っているジョッキーも気合が入りますよ。特別なレースなのかなと思います」

2009年ドリームジャーニー、11&13年オルフェーヴル、18年ブラストワンピースでV。今回の相棒であるスルーセブンシーズは、ドリームジャーニーの産駒だ。「ジャーニーの子供も、もうほとんどいない。親子制覇というのは、自分の中でも強く思います。依頼を受けてありがたいですし、結果で返すしかないです」と腕をぶす。

ただ、父娘とはいえ特長はかなり違う。「走り方は全然違います。ジャーニーはピッチ走法で、スルーは大きいストライドで走る。サイズも体形も違いますけど、長く脚を使えるのは似ていますね」と比較した。

スルーは宝塚記念で、ジャパンCを最後に引退した〝世界最強馬〟イクイノックスにクビ差2着と迫った。「4コーナーで狭くなって、進路を切り替えるロスがあった。スムーズだったら、もっと際どいレースになったんじゃないか」と悔しがる。その後は凱旋門賞に挑んで4着。今年1月にオープン入りしたばかりの5歳牝馬は、急激に力をつけた。「勢いはあると思う。そこで実績のある馬たちにぶつかっていければ」と力を込める。

ところで、有馬記念を勝つコツのようなものはあるのだろうか? 「最初のコーナーの入り方じゃないですかね。あそこをいかにリズムよく入っていけるか。リラックスして、スーッと入っていけるかだと思います」。その中山コースでスルーは【4・1・2・0】と馬券圏内を外したことがない。「コースはすごくいい。あとは(未経験の)2500メートルと枠順じゃないですかね。有馬記念って枠順がすごく大きい。まずはそこがひと勝負です」と21日に決まる枠順をポイントに挙げた。

昨年の有馬記念は腰を骨折して騎乗できなかった。ゲストとして訪問した中山競馬場で「来年こそ、この舞台に戻ってきたい」と強く思った。

「(スルーは)実績では見劣るけど、向かっていける勢いがある。堂々と勝負に挑んでもいいと思う。そんな馬の依頼があって、乗れることに対して、すごく感謝の思いが強い。その中で勝てれば最高だと思います」

競馬界屈指の勝負強い男は暮れのグランプリ5勝目をマークし、スルーセブンシーズをGⅠ馬へとエスコートする。(長田良三)

★ジャーニーとは「必ず勝つ」

池添騎手は有馬記念初勝利となった2009年を「『必ず勝つ』と強く思って乗ったレースだった」と振り返る。ドリームジャーニーとは前年からコンビを組んで、宝塚記念も勝っていた。迎えた有馬記念は、同年の2冠牝馬ブエナビスタなどがライバル。「(他の馬は)乗り替わりが結構あったんですよ。乗り替わりの人に負けたくなかった。ずっと乗っている方が強いということを見せたいと思って乗りました」。絆の強さを証明した、初Vだった。

★池江調教師が語る池添騎手のすごさ

池添騎手とのコンビで有馬記念を勝ったドリームジャーニーオルフェーヴルを管理し、2016年サトノダイヤモンドを含めてトレーナーとして最多4勝を挙げる池江泰寿調教師(54)=栗東=は鞍上の勝負強さについて「馬へのあたりが柔らかいし、思い切りもいい。肝が据わっているね」と分析する。プライベートで忘れられないシーンがある。十年ほど前の年末、ハワイで池添騎手と偶然会い、一緒にイルカショーを観賞した。「体験イベントで、彼はいきなりイルカの鼻の上に立ったんだ。他のお客さんはできなかったけど、イルカが泳いでも、何メートルか立ったまま進んで行ったよ」と驚きのシーンを振り返る。「それだけ体幹が強いし、生き物の動きに合わせるバランス感覚やコミュニケーションの取り方が、騎乗にもつながっているんだろうね」と抜群の身体能力を明かした。

■池添 謙一(いけぞえ・けんいち)1979(昭和54)年7月23日生まれ、44歳。滋賀県出身。父・兼雄はJRAの元騎手、調教師。弟・学はJRA調教師。98年3月に栗東・鶴留明雄厩舎からデビュー。2002年桜花賞アローキャリー)でGⅠ初勝利。11年はオルフェーヴルとのコンビでクラシック3冠を制覇。19日現在、JRA通算1万4636戦1363勝。重賞96勝のうちGⅠで27勝と大一番での勝負強さに定評がある。162センチ、50キロ。




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【有馬記念 GI血ェック】スルーセブンシーズに注目 有馬記念が似合う父系にスタミナ豊富な母系 2023年12月19日(火) 04:48

2018年以降の中山芝2500メートルで、もっとも多くの勝ち鞍を挙げているのはディープインパクト産駒。ただ、有馬記念を勝ったのは2014年ジェンティルドンナ、16年サトノダイヤモンドの2頭しかおらず、出走頭数を考えれば、血統的には推しづらい。

そこで注目したのはスルーセブンシーズ。父ドリームジャーニーは09年の勝ち馬で、その父ステイゴールドは11、13年勝ち馬オルフェーヴルドリームジャーニーの全弟)、12年勝ち馬ゴールドシップも輩出。ディープインパクト以上に有馬記念がよく似合う父系だ。母の父クロフネは20年優勝馬クロノジェネシス(父バゴ)と同じで、ダートでの活躍馬も出すスタミナ豊富な母系。凱旋門賞で4着と好走したようにタフなレース向きの配合で、消耗戦になればより血の力がモノをいうとみる。

05年のこのレースでディープインパクトに国内で唯一の黒星をつけたのがハーツクライ。同馬の産駒も有馬記念になると血が騒ぐようで、勝ち馬こそ19年リスグラシューのみだが、21年Vエフフォーリア(父エピファネイア)の母の父がハーツクライだ。今年は産駒3頭が登録しており、ドウデュースをピックアップ。母系はスピードが優位な配合なので消耗戦には向かないかもしれないが、瞬発力勝負になればまとめて差し切っても驚かない。

ソールオリエンスの父キタサンブラックは17年の勝ち馬。母系もスピードとスタミナのバランスがよく、今回の舞台は向くはずだ。




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【宝塚記念の注目点】最多タイのGI馬8頭が登録 上半期総決算の栄光は誰の手に!? 2023年6月21日(水) 11:32

★GI馬8頭を含む豪華メンバーが集結! ファン投票1位は歴代最多得票数更新のイクイノックス

6月25日、阪神競馬場では上半期最後のJRA・GIとなる宝塚記念が実施される。今年のファン投票1位は21万6379票を集めたイクイノックス(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎)で、その得票数は昨年のタイトルホルダーが記録した19万1394票を上回り、宝塚記念ファン投票の歴代最多得票数となった。

今年の宝塚記念には、GI3勝馬のイクイノックスを筆頭に8頭のGI馬を含む20頭が登録しており、登録のあるGI馬がすべて出走すれば、グレード制が導入された1984年以降では2020年に並ぶ最多タイのGI馬出走頭数となる。果たして、上半期を締めくくる大一番はどのような結果になるのだろうか。

★今年のJRA・GIで4勝をマーク (有)サンデーレーシング所有のGI馬2頭が参戦

馬主の(有)サンデーレーシングは、リバティアイランド桜花賞オークスソングラインヴィクトリアマイル安田記念を制しており、今年のJRA・GIで早くも4勝を挙げている。グレード制が導入された1984年以降、馬主の上半期におけるJRA・GI最多勝記録はサンデーRが5回記録している4勝だが、宝塚記念を制してこの記録を更新することができるだろうか。なお、サンデーRの所有馬は、昨年のエリザベス女王杯勝ち馬でファン投票3位のジェラルディーナ(牝5歳、栗東・斉藤崇史厩舎)、昨年の皐月賞ジオグリフ(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎)の2頭が出走を予定している。

今回、ジェラルディーナにはテン乗りとなる武豊騎手が騎乗を予定している。武騎手は歴代最多の宝塚記念4勝を挙げているが、2006年のディープインパクト以来17年ぶりに宝塚記念を制すことができるだろうか。

★歴代単独最多のJRA・GI72勝目なるか ディープインパクト産駒は3頭登録

グレード制が導入された1984年以降、種牡馬のJRA・GI最多勝記録は、サンデーサイレンスとディープインパクトが71勝で並んでいる。宝塚記念には、昨年の菊花賞アスクビクターモア(牡4歳、美浦・田村康仁厩舎)、今年の天皇賞・春勝ち馬ジャスティンパレス(牡4歳、栗東.杉山晴紀厩舎)、昨年の青葉賞勝ち馬プラダリア(牡4歳、栗東池添学厩舎)と3頭のディープインパクト産駒が登録している。ディープインパクト産駒が宝塚記念を勝てば、2016年マリアライト以来7年ぶり2回目となるが、歴代単独最多のJRAGI72勝目を挙げることができるだろうか。

★史上2組目の兄弟制覇なるか 2015年Vラブリーデイの全弟ボッケリーニ

前走の鳴尾記念で重賞3勝目を挙げたボッケリーニ(牡7歳、栗東・池江泰寿厩舎)が、兄ドリームジャーニー(2009年)・弟オルフェーヴル(12年)以来2組目の宝塚記念兄弟制覇を目指す。ボッケリーニは父キングカメハメハ、母ポップコーンジャズという血統で、15年に宝塚記念天皇賞・秋のGI2勝を挙げたラブリーデイの全弟にあたる。

ラブリーデイは15年の鳴尾記念を勝ち、次走の宝塚記念でGI初制覇を遂げたが、ボッケリーニは兄と同じように初のビッグタイトルを獲得することができるだろうか。鞍上には浜中俊騎手が予定されている。なお、ボッケリーニを管理する池江調教師は宝塚記念で3勝を挙げており、勝てば武田文吾元調教師に並ぶ歴代最多タイの4勝目となる。

★JRA・GI初制覇を目指す辻野泰之調教師 カラテ、ミクソロジーの2頭を登録

カラテ(牡7歳)、ミクソロジー(牡4歳)を登録している辻野泰之調教師(栗東)には、JRA・GI初制覇がかかる。カラテは今年の新潟大賞典で重賞3勝目を挙げ、今回は通算5回目のGⅠ挑戦となる。また、ミクソロジーは萬代橋特別、2勝クラス、万葉S、ダイヤモンドSと4連勝中で、今回がGI初挑戦となる。宝塚記念を同年の新潟大賞典勝ち馬が勝てば1992年メジロパーマー以来31年ぶり、同年のダイヤモンドS勝ち馬が勝てば76年フジノパーシア以来47年ぶりとなるが、辻野調教師は2頭出しで初のGIタイトルを手にすることができるだろうか。なお、カラテには宝塚記念初騎乗となる菅原明良騎手、ミクソロジーには西村淳也騎手が騎乗を予定している。ちなみに、辻野師は2021年の開業以来、宝塚記念の舞台となる阪神芝2200メートル戦で8戦4勝、3着1回(勝率.500、3着以内率.625)という成績を挙げている(※6月18日現在)。

★スルーセブンシーズか約1年8力月ぶりのGⅠ挑戦 父の主戦騎手・池添謙一騎手が騎乗予定

前走の中山牝馬Sで重賞初制覇を遂げたスルーセブンシーズ(牝5歳、美浦・尾関知人厩舎)は、2021年の秋華賞(11着)以来約1年8カ月ぶりのGⅠ挑戦となる。スルーセブンシーズは牡牝混合戦で5戦2勝、2着1回、3着2回と安定した成績を残しているが、久々の大舞台でどのような走りを見せるだろうか。

スルーセブンシーズは09年の宝塚記念優勝馬ドリームジャーニーの産駒で、産駒初のJRA・GⅠ制覇並びに宝塚記念の親子制覇がかかる。鞍上には、ドリームジャーニーとのコンビで宝塚記念有馬記念のGⅠ2勝を含む重賞5勝を挙げた池添謙一騎手が予定されているが、池添騎手は父に続いて、産駒のスルーセブンシーズとのコンビでも制すことができるか。なお、池添騎手は出走馬をファン投票で決定するドリームレースで武豊騎手と並ぶ最多タイの7勝をマークしており、今年の宝塚記念を勝てば、単独トップのドリームレース8勝目、宝塚記念での勝利数は武騎手に並ぶ歴代最多タイの4勝目となる。

★一昨年は逃げて2着に好走 ユニコーンライオンが2年ぶりに参戦

4月のクイーンエリザベスS(豪)以来の出走となるユニコーンライオン(牡7歳、栗東・矢作芳人厩舎)は、2年ぶりの宝塚記念参戦となる。ユニコーンライオンは2021年の宝塚記念では逃げて2着に好走しており、今回も2年前に騎乗していた坂井瑠星騎手とのコンビで出走する予定だ。ユニコーンライオンには、いずれも04年タップダンスシチー以来19年ぶりとなる外国産馬V、7歳以上馬による制覇がかかるが、今年はどのような戦法で挑むだろうか。なお、宝塚記念2着馬の翌年以降の宝塚記念の成績は3勝、2着5回(勝率.120、連対率.320)となっている。

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「完璧な配合」をまた攻めてみます。

完璧な配合とは、面白い配合と見事な配合が同時に成立したもの。『ダビスタ(セガサターン版)』から存在していますが、当初は特別な呼び名はなく、両方成立していても片方だけ(優先順位の高い見事な配合のほうだけ)コメントされる……というものでした。

これが『ダビスタ64』になると「見事に面白い」とコメントされるようになります。『ダビスタアドバンス』では「これはもしかして!!!」といわくありげなコメントをされます。そして『ダビスタ04』からは「完璧な配合」という名前になりました。


▲『ダビスタアドバンス』の見事な配合+面白い配合。



いずれにしても、単に面白い配合と見事な配合の効果を併せ持つだけで、ニトロ指数全盛の過去のシリーズでは重要視されない存在でした。

それが『ダビマス』では何かありそうな感じがします。そこで、完璧な配合の実例をまたひとつ紹介します。



初代でできる強力な配合

配合はドリームジャーニー×メゾンフォルティー。ドリームジャーニーは★4の種牡馬、メゾンフォルティーはイベント「名牝ブルードメアセール」で登場した繁殖牝馬です。

うちの牧場ではドリームジャーニーはまだ入手できていないので、友人の牧場のデータをお借りしました。





この組み合わせは、完璧な配合+底力クロス1本が成立します。

従来どおりであれば、見事な配合の効果で底力クロスが増幅され、面白い配合の効果で根性が底上げされる……つまり根性のみが補強される配合ということになります。

実際に生まれた仔の能力を以下にまとめました。左から順にスピード、スタミナ、根性、気性、体質の解析評価です。

B A B C C
B C B B B
B C B B C
B C B C B
B C B C B
B C B C B
B C B C C
B C C C B
B C C C C
B C C C C
B C C D C
B D B C C
C C B C B

根性だけでなく、スピードとスタミナもかなり高めです。

ドリームジャーニーは距離適性が長めで、母メゾンフォルティーは最高額クラスのスタミナ型牝馬だから、スタミナが全体的に高いのはわかります。

が、スピードは能力アップ要素がないのにほぼB以上という結果に。ちなみにメゾンフォルティーに他の種牡馬を付けても、そうそうスピードBは出ませんでした。

完璧な配合によって何らかの底上げがされている……と見ていいかもしれません。


▲スタミナがAまで跳ねた産駒も……!



★ダビスタ名人・横井顕もリアルタイムで遊んでいる「ダービースタリオン マスターズ」をいますぐダウンロード →
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○執筆者プロフィール
横井 顕(よこい・けん)
 ゲームが趣味かつ仕事のフリーライター。1994年に『ダービースタリオンⅡ』の公式全国大会で優勝し、以後ゲーム攻略記事に携わる。『ダービースタリオンⅢ全書』(アスキー出版)、『ダービースタリオン96全書』(アスペクト)など90年代の作品から、最近の『ダービースタリオンGOLD全書』(KADOKAWA)まで、シリーズ全般の攻略記事を執筆。現在は最新作『ダービースタリオンマスターズ』をプレイし、本サイトで攻略コラムを公開中。


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2013年6月19日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第241話宝塚記念(謎解き編)~
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第241話 「宝塚記念


08年 35.5-62.5-37.3 =2.15.3 ▼ 1±0△7 平坦戦 重
09年 34.7-61.4-35.2 =2.11.3 ▼ 6△2△3 瞬発戦
10年 34.8-61.7-36.5 =2.13.0 △ 2▼2△6 平坦戦 稍重
11年 33.6-61.3-35.2 =2.10.1 ▼ 5△2△3 瞬発戦
12年 34.3-61.3-35.3 =2.10.9 ▼10±0△5 瞬発戦

コース適性【瞬5平4消1】という通りで過去5年では瞬発戦3回、平坦戦2回となっています。
そしてその傾向通り瞬発力+底力というのが宝塚記念を制する上で重要なファクターになるのは間違いありません。
グランプリレースですから。
テン速く上がり掛かる展開がスタンダードで勝ち馬の上がりは35秒前後で、ハイペースでも粘りこめる先行馬か3~4コーナーを上手く回ってこれる機動力のある差し馬が有利だと思われます。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
エイシンデピュティ 【瞬3平8消1】
ドリームジャーニー 【瞬7平1消0】
ナカヤマフェスタ  【瞬4平1消0】
アーネストリー   【瞬4平6消0】
オルフェーヴル   【瞬6平4消0】
2着馬
メイショウサムソン 【瞬9平6消0】
サクラメガワンダー 【瞬10平0消0】
ブエナビスタ    【瞬5平4消0】
ブエナビスタ    【瞬8平5消1】
ルーラーシップ   【瞬6平3消0】

ラップギアの適性よりも2着馬の名前を見渡すと「外回り向きの馬は2着止まりなんだなぁ」と感じたのが第一印象。
勝ち馬ではドリームジャーニーナカヤマフェスタの平坦戦実績が不足している様に見えますがドリームジャーニーは戦績が内回りコース>外回りコースという馬。
ナカヤマフェスタは外回りコースでも勝利はしていますが勝利した最も格の高かったレースがセントライト記念の▼1△3△2という平坦戦でした。
ラップギアの数値だけで絞り込むのは厳しいかもしれません。
とにかく外回り向きの馬は2着までと思って予想するのがベターな気がします。

今年は登録12頭ですがオルフェーヴルは回避なのでフルメンバーでも11頭と少頭数のレースになりそうです。
中心となるのは3強と言われるゴールドシップジェンティルドンナフェノーメノの3頭。
この3頭の取捨選択がポイントになるはず。

ゴールドシップ
皐月賞有馬記念を勝っていますが機動力に長けた馬ではなくスタミナと持続脚で大マクリを決めてきた馬。
テンの脚がないので毎回後方の位置になるのがマイナスで春天ではまさに展開負けとなって結果でしょう。
例年の傾向からすれば適性としては2着候補。
しかし、開催後半で外差し馬場になる可能性が高いし週末は雨が降り続く天気予報でその点はプラス材料。

ジェンティルドンナ
桜花賞オークス、JCを勝利しているので外回り向きの馬と言えるかもしれませんがレース振りを見るとあまりそういう印象はしません。
この馬の最大の特徴は▼10を超えるような大きな加速力。
秋華賞もJCも平坦戦となっていますが逃げた馬と2番手の馬は4コーナーでは大きく離れていたレースでジェンティルドンナの上がりは33.1秒と32.8秒というもの。
11~12秒台から一気に10秒台のラップが刻める馬なのだと思われます。
結論を言ってしまうとこの馬が本命。
こういう脚が使える馬は宝塚の舞台は最適だと思います。
課題はドバイ帰りということだけ。
不良馬場は新馬戦で負けていますが前走のドバイでは勝ち時計が2.27.7と掛かるレースを2着してるのでパワーは兼備されているはず。

フェノーメノ
3歳の春までは戦績的にも東京>中山という馬でしたがステイゴールド産駒らしく秋以降パワーUPしたのでしょう。
春さっぱりだった中山コースのセントライト記念を快勝すると秋天2着、そして春天勝利とGⅠ馬の仲間入りとなりました。
3歳秋以降、位置取りも前に付けれるようになったのもパワーUPした証だと思います。
器用に立ち回れる馬というイメージでどちらかといえばジェンティルドンナに近いタイプに感じます。
蛯名Jがジェンティルドンナの方を気にするのか?ゴールドシップの方を気にするのか?というのもポイントになりそう。


「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ジェンティルドンナゴールドシップフェノーメノ
ゴールドシップが4角でマクリかかったところでジェンティルドンナが加速力で突き放す、というレース展望と予想します。
3強の1角を崩すとすれば重不良1-0-0-0でAJCCの勝ち馬ダノンバラードぐらいか。
トーセンラーはコース替わりはマイナスとみます。


(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2013年3月27日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第229話大阪杯(謎解き編)~
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第229話 「大阪杯


08年 35.5-48.4-34.8 =1.58.7 ▼5△1△ 1 瞬発戦
09年 36.0-48.9-34.8 =1.59.7 ▼2▼7△ 5 瞬発戦
10年 36.0-48.1-35.4 =1.59.5 ▼1△2△ 5 平坦戦
11年 35.8-46.7-35.3 =1.57.8 ▼3△5△ 4 平坦戦
12年 39.1-51.1-35.3 =2.05.5 ▼4▼7△10 瞬発戦 稍

ラスト4F目→3F目は過去5年全て加速が生じる瞬発戦か平坦戦というレース傾向。
ここは4コーナー区間なので(当たり前かもしれませんが)内回り向きの機動力があった方がベターでしょう。
とはいえ多くのGⅠクラスの馬がステップレースとして出走しているので外回り向きの馬でも十分勝ち負けしています。
「叩きレース」という意味合いが強いのでテンから飛ばすことはあまりなく基本後傾ラップで若干前有利となっています。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
ダイワスカーレット 【瞬8平1消0】
ドリームジャーニー 【瞬6平1消0】
テイエムアンコール 【瞬7平4消1】
ヒルノダムール   【瞬3平4消0】
ショウナンマイティ 【瞬4平1消0】
2着馬
エイシンデピュティ 【瞬2平7消1】
ディープスカイ   【瞬7平3消0】
ゴールデンダリア  【瞬5平1消0】
ダークシャドウ   【瞬4平0消0】
フェデラリスト   【瞬2平2消1】

瞬発戦実績が重要という傾向です。
但し、出走馬の大半はこのタイプになってしまうかも…。
ということなのでこのレースは馬の適性だけで予想するのは困難と思われます。
偏りのあるデータがいくつかあるのでまずはそこをチェックします。

【枠順別成績】
1~4枠 0-0-2-21 勝率 0.0% 連対率 0.0% 複勝率 8.7%
5~8枠 5-5-3-26 勝率12.8% 連対率25.6% 複勝率33.3%

とにかく外枠有利です。
毎年大阪杯の週からA→Bコースに変わります。
内回りコースを1周ちょっと走るコースレイアウトで外の馬場の方が使われていない分走りやすいのだと思われます。
過去10年で見ても4枠より内で勝利したのは07年のメイショウサムソンしかいません。

【斤量別成績】
57kg以下 5-4-1-36 勝率11.1% 連対率20.0% 複勝率22.2%
58kg以上 0-1-4-11 勝率 0.0% 連対率 6.3% 複勝率31.3%

斤量が58kg以上は実績馬ということなのですが3着が多いため複勝率は高くなっていますが実はあまり勝ちきれていません。
58kg以上だった16頭のうち11頭は休養明けだったというのも敗因の一つでやはりGⅠ前の一叩きという意味合いが強いのでしょう。
過去10年で見ても58kg以上の馬は2-3-6-20となっていてやはりイマイチです。
ここで注目なのは年齢です。

【斤量58kg以上だった馬の年齢別成績】
4歳   2-2-2- 4 勝率20.0% 連対率40.0% 複勝率60.0%
5歳以上 0-1-0-16 勝率 0.0% 連対率 5.9% 複勝率 5.9%

馬の成長度からすればピーク中であろう4歳馬は58kg以上でも問題ないが5歳以上となると割り引きが必要でしょう。
ちなみに5歳馬以上唯一の連対馬は03年のマグナーテン(出走時7歳)で暮れのJCを4着、前走AJCCを1番人気1着という晩成馬なのでレアケースかもしれません(晩成タイプは注意)

【前走クラス別成績】
GⅠ~GⅡ 4-3-5-18 勝率13.3% 連対率23.3% 複勝率66.7%
GⅢ以下  1-2-0-29 勝率 0.3% 連対率 9.4% 複勝率 9.4%

実績馬の成績がイマイチとはいえ流石に別定GⅡのレースだけに格はソコソコあった方がベターという傾向で前走GⅡ以上のクラス出走の方が優秀です。

これらをまとめると、瞬発タイプ、斤量が57kg以下(4歳馬を除く)、前走GⅡ以上、という馬は
アスカクリチャンショウナンマイティダークシャドウローズキングダムヴィルシーナ
の5頭です。
オルフェーヴルの名前がありませんが過去の傾向からすれば「あって2着」となっています。
規格外の馬なのは確かなので流石に無印はどうかなぁ。
が、その昔01年のこのレースで前年無敗を通したテイエムオペラオーが5歳になった初戦、単勝1.3倍の圧倒的人気に支持されながら4着に敗退しトーホウドリームエアシャカールで大波乱(馬連38.890円)となったケースもあります。
オルフェ、いつ消すか?今ごにょごにょ…(圧倒的な人気馬なので大きな声ではちょっと)
内回り2000mは初めての出走ですがドリームジャーニーの下だけあって適性的には全く問題はないと思います。
オルフェーヴルはギャンブル的には消しなんですが以後のGⅠでの盛り上がりを考えると勝ってゴールドシップと対戦させたいですよねぇ。

穴は上記にも名前が挙がったアスカクリチャン
このレースは血統的には母父ノーザンテースト系が多く馬券になっています。
ノーザンテーストでなくてもノーザンダンサー系を含む血統の馬が多いですし2度馬券になっているドリームジャーニーはノーザンテーストの4×3なんです。
つまりオルフェーヴルも同じなんですけど…。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
オルフェーヴルヴィルシーナダークシャドウ
このレース連対経験があるショウナンマイティダークシャドウですが基本的には外回り向きの馬だと思うので評価を下げました。
ヴィルシーナは自由自在な馬で内回り向きの機動力があります。
でも個人的にはなんとなくこの手の馬には一度横山Jに騎乗してもらいたいなぁと感じます。
もちろん内田Jが下手という訳ではないのですが、優等生のこの子には熱血教師のウチパクさんよりも人当たりのいいノリさんが担任の方がいいんじゃないかと(>あくまでイメージです)

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2011年6月26日() 20:56 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第122話宝塚記念(解決編)~
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12.3-10.5-10.8-12.7-12.4-12.1-12.1-12.0-11.5-11.7-12.0 =2.10.1
(33.6-61.3-35.2) ▼5△2△3 瞬発戦

これといった逃げ馬不在のメンバーでしたが和田J佐藤哲Jが1&2枠で前に行ける馬に乗ってるんだからやっぱりスローってことはありませんでしたね。
というぐらい厳しいレース展開。
テン、中、終い、どれを取っても速い時計でレコード決着も納得のレース内容。
(但し、今週の阪神の芝は高速馬場となっていたので時計が速いのは当たり前といえば当たり前かもしれません)

とにかくペースが速く、それでいて溜める区間が全くない展開だったので追走スピード(地脚)がない馬はノーチャンスだったでしょう。
このファクターで最上位評価だったのが勝利したアーネストリー
それが遺憾なく発揮できたレースで、その象徴と言えるのが4コーナー回っての▼5の加速。
ハイペースで走って来てのこの数字はかなり凄いです。
この加速で後続を突き放した時点で勝負ありでしたね。
秋はどこに向かうのか?秋天か?海外か?
個人的には昨年出走出来なかった有馬記念には元気な姿を見せてほしいと思います。

今年はグラスワンダーの仔がスペシャルウィークの仔に勝った宝塚記念となりました。
こういう結果を見ると時代は変わっても宝塚記念は宝塚記念なんだなぁと思いましたね。

ブエナビスタは昨年同様2着。
というかJCで降着になってからはどうにも歯がゆい結果が続きます。
能力の衰えが囁かれ始め馬体重も+12kgと何となく凡走の気配があった今回のレースでしたがなんのなんの。
いつも通りのブエナビスタでした。
内回りは未勝利戦以外勝ったことがない馬(=不得意なコース)なのでこのレース2着とはいえ現状は全く問題ないと思えます。
昨年の有馬記念を見ているかの様な追い上げで、あの位置から2着まで突っ込んで来るんだから流石だなぁと。

3着はエイシンフラッシュ
完敗の3着でした。
どうしてもあと一歩届かないレースが続きますが、まだまだ4歳馬。
今後もチャンスはあるでしょう。
昨年の秋はイマイチの状態だったので今年の春の様な状態で秋の府中に挑んで欲しいと思います。

2番人気のルーラーシップは5着。
出遅れも確かに痛かったですが逆に言えばこれのおかげで4コーナーでは外に出すことが出来た訳でマイナスばかりではなかったはず。
ブエナビスタよりも不得意なコースでこのメンバーでこの速いペースになってしまうと4コーナーでマクルことすら出来ず完敗も仕方なしといったところだと思います。
秋の府中なら主役をはれるはずです。

私の夢だったドリームジャーニーは10着と惨敗。
今回で引退のようです。
私の予想は外れましたが、結果的に引退レースでドリームジャーニーを無印にしなくて良かったと思います。
ドリームジャーニーお疲れ様、バトンは弟へ。
こういうのも競馬なんですよね。
引退記念に画像を貼り付けておこう。


(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
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2011年6月25日() 07:00 【U指数】3連複プリンセス
【宝塚記念】いよいよ夏のグランプリレースです!
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みなさん、おはようございます!
すっかり蒸し暑くなりましたが、暑さに負けずに今週も元気に頑張りましょう♪

さて、AMラジオ1242ニッポン放送の看板番組「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」の番組内で、毎週土曜日、午前7時の時報を合図にスタートする人気コーナー「勝負一発、徳さんの夢プレゼント」は聴いてくれてるよね!?

このコーナーは、番組中で発表した徳光さんか私、三連複プリンセスの予想が的中すれば、獲得払戻金の全額が1名にプレゼントされる超おトクな企画ですので、ぜひ毎週チェックしてくださいね!

そうそう、春の天皇賞では、私、3連複プリンセスの3連複が的中して、番組の視聴者に12万7650円をプレゼントしたんですよ!

でも先週のマーメイドS予想では、13番人気の3着馬が抜けていたので外れてしまいました・・・(涙)
今週の宝塚記念は雪辱を期してがんばります!

ちなみに、番組では、徳光さんが、いつも3連単のボックスで穴馬6頭を選んで、1点100円で120点の馬券を買います。

私はいつものようにU指数の高い6頭から3連複ボックスで。番組向けに1点500円で20点、全部で1万円の馬券を買っちゃいます!

どちらが的中しても好配当がプレゼントできそうですよね♪


では、今週のグランプリレース・宝塚記念の予想を発表します!


■6月27日(日)阪神競馬場
11R 第52回 宝塚記念 GI
芝・右 2200m サラ系3歳以上オープン (国際)(指定) 定量

=====================
3連複プリンセスの勝負予想!
======================
阪神競馬場で行われる夏のグランプリレースに豪華なメンバーが揃いました。
今年は年度代表馬の女傑ブエナビスタVS4歳世代という図式と言われていますが、ウマニティのU指数では、指数1番手のブエナビスタから6番手のアーネストリーまでの指数差が僅か「2.0」ですので、それほど実力差はないようです。
確かに4歳勢はハイレベルですが、古豪ドリームジャーニーの復活劇、5度の骨折を克服した不屈のシンゲンの頑張りにも期待したいです。


(予想印・馬名・U指数)
◎ 8番ブエナビスタ 102.9
○10番ドリームジャーニー 102.0
▲ 3番ルーラーシップ 101.8
△14番トゥザグローリー 101.1
△12番シンゲン 101.0
△ 2番アーネストリー 100.9

(夢馬券)
3連複6頭ボックス

2、3、8、10、12、14

(各500円×20点=合計10,000円)



一方、大穴予想・徳光さんの買い目は、
いつもの通り3連単6頭ボックスです!

=====================
大穴予想 徳光さんの勝負一発予想!
======================

(夢馬券)
3連単6頭ボックス

【ユミリーさんのアドバイスを聴いて急きょ徳光さんが変更!!】


1、4、7、9、11、14


(120点×各100円)

買い目合計=12,000円


徳光さんの特大の一発がでるといいですね!

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2011年6月22日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第121話宝塚記念(謎解き編)~
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第121話 「宝塚記念

07年 33.5-62.0-36.9 =2.12.4 ▼7▼1△2 瞬発戦 稍重
08年 35.5-62.5-37.3 =2.15.3 ▼1±0△7 平坦戦 重
09年 34.7-61.4-35.2 =2.11.3 ▼6△2△3 瞬発戦
10年 34.8-61.7-36.5 =2.13.0 △2▼2△6 平坦戦 稍重

良馬場開催が09年だけとなっていて梅雨時でもありタフな馬場になるケースが多いのがこのレース。
良馬場の09年以外の上がりを見ると全て36秒以上掛かっています。
この数字だけ見てもこのレースのタフさが分かるでしょう。
今年も雨予報となっていて例年通りとなりそうです。
良馬場となれば若干瞬発力が問われることになりますが稍重以上に馬場が渋った場合は「底力」が最重要ファクターとなるでしょう。

簡単な目安とすれば阪神内回りor中山の中距離重賞実績がある馬が狙い目となります。
有馬記念は長距離ですがレースランク上とみてここに入れます)

(Aランク)
ドリームジャーニー 宝塚記念1着、有馬記念1着、大阪杯1着
(Bランク)
ブエナビスタ 宝塚記念2着、有馬記念2着
アンライバルド 皐月賞1着
(Cランク)
アーネストリー 宝塚記念3着
エイシンフラッシュ 皐月賞3着、大阪杯3着、京成杯1着
トゥザグローリー 有馬記念3着
(Dランク)
シンゲン オールカマー1着
トーセンジョーダン AJCC1着

ランクは私が勝手に決めました。
「ブエナvs強力4歳勢」という構図になりそうな今年の宝塚記念ですが、適性とすればやはりドリームジャーニー
4歳勢の中でも最も宝塚向きだと思われたヴィクトワールピサとヒルノダムルールが共に出走して来ないという状況なのでドリームジャーニーが割って入ってくる可能性はあると思います。
脚部不安があってコース追い切りが出来ず、前走は過去最も重い442kgという馬体重でした。
当日420kg台まで絞れてくれば勝負可能とみます。

ルーラーシップの名前がここにはありませんが外回り向きの馬で阪神芝22コースは割引が必要でしょう。
・・・なんだけど、前走の圧倒的パフォーマンスを見てしまうと適性を跳ね返して勝利してしまうという可能性も否定できません。

さて、今年の春シリーズを振り返ってみるとなんだかんだ言ってポイントとなるのが大阪杯だった気がします
レコード決着となった今年の大阪杯ですがいわゆる出世レースで、1着3着のヒルノダムールエイシンフラッシュは次走春天でワンツー。
2着ダークシャドウエプソムCを圧勝などなど多くの馬が好走しています。
出走馬の次走の成績が今のところ3-3-1-5で勝率25%、連対率50%という数字。
ドリームジャーニーも実は大阪杯出走組。
元々阪神内回り中距離重賞ということで関連性も高いレースですしね。

・・・ということで(>無理やりこじつけでは?)
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ドリームジャーニールーラーシップエイシンフラッシュ

あなたのそして私の夢が走っています。
あなたの夢はブエナかルーラーか。
私の夢はドリームジャーニーです。

正直不安要素は他にもあります。
でも、いーんです。
だって宝塚記念なんだから。


(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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ドリームジャーニーの口コミ


口コミ一覧
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ステイゴールドといえば!
ドリームジャーニー
ドリームジャーニーといえば!
ヴェルトライゼンデ!

ステイゴールドといえば!
オルフェーヴル!
オルフェーヴルといえば!
ソーヴァリアント!

 藤沢雄二 2022年6月29日(水) 11:56
ウマニティPOG今シーズンのラインナップ④
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ウマニティPOGの指名馬ラインナップの4回目です。

今回紹介するのは、個人的には期待が高いのですが、世間的にはノーマークの馬たちですw

・プレシャライジングの2020(牡/栗東・友道康夫)
父:キズナ
母の父:Henrythenavigator
馬名:ジャクソンルーツ
馬主:エムズレーシング
生産牧場:ノーザンF
生年月日:2020年4月24日
ウマニティPOG落札額:3000万PP


昨シーズンのPOGで
「友道厩舎のハーツクライ産駒で、夏の小倉芝1800mで新馬戦を勝った馬」を指名しておりました。

こう書くとダービー馬を指名していたのかと思われますが、ダービー馬ではないんです。
そう、フィデルのこと。

フィデルは先日の函館の奥尻特別を勝って秋の大一番に向けてのリスタートは上々の結果でしたが、時計の針を1年前に戻すとドラフトの頃から
「3回小倉開幕週の芝1800mを川田騎手で」
という情報が出ていたこともあって、わりと上位指名じゃないと取れないぐらいの人気は博しておりました。

で、フィデルは首尾良く新馬勝ちを果たしたものの、予定していた野路菊Sをザ石の影響で回避すると
京都2歳S3着→ホープフルS4着→若葉S3着と賞金を加算できないまま休養に入ってしまいました。

POG期間内は4戦1勝という成績に終わり、上位指名の馬としては物足りないというか不完全燃焼という印象の成績でした。
でも掲示板に載った3戦は重賞が2回にリステッドが1回で、ポイントだけはそれなりに稼ぎました。
数字だけなら同じ友道厩舎できさらぎ賞2着から皐月賞とNHKマイルCに参戦したダンテスヴューより上です。

ウマニティPOGでは筆頭オーナーには1.5の、そして既走馬には0.7の係数があって、さらには1走毎に30万円(完走条件)が加算されるルールになっていますが、一般的なPOGのグロスで2000ポイント(=入着賞金の1/10,000ルール)稼ぐと「合格」というイメージでいけば、フィデルは数字的には合格なんですよ。
ただ「割に合わない」とか「エースとしてはイマイチ」みたいなネガティブなイメージがつきまとっただけの話。
これがドラフト10位ぐらいの馬であれば十分な結果には映ったと思われます。

そんなフィデルと同じ「エムズレーシングー友道厩舎」の組み合わせなのがジャクソンルーツ。
エムズレーシングというのはRound1の杉野氏の馬主法人ですね。

「本業が有名かつセレクトセールの高額馬を落札」という括りでは同時期に馬主界に参入したABCマートの三木氏と比べられてしまうのですが、三木氏は各世代で10頭ほどを抱える大所帯なのに対して杉野氏は各世代で2~3頭しか所有していません。
同じ程度の所有規模であれば、馬主の「持っている」「持っていない」というのを気にしてもおかしくありませんが、いかんせん分母が違いすぎます。
確かにフィデルのこれまではあまり「持っている」とは言えない過程ではありましたが、この1回だけで判断するのはちょっと早計かと。

さて、このジャクソンルーツ。
セレクトセールの1歳セレクションで1億円で落札された友道厩舎の馬なのに、どこのPOG本にも馬体写真が掲載されていませんでした。
巻末の索引を見ても各誌の「友道厩舎の入厩予定リスト」に名前がある程度。
とにかく派手めのバックボーンがあるにも関わらず露出が薄いので、これならドラフト10位で全然OKという感触はありました。
実際、ウマニティPOGでも無風で落札できましたし。

実はジャクソンルーツはゴールデンウィーク前に1回、栗東に入っています。
ただ4月23日に1本だけ坂路に入っただけで、ゲート試験を受けることもなく放牧に出ています。
ツイッターで検索をかけたらこの件が報知ブログのヤマタケ記者の記事にならなかったことから不安視される方もいましたが
・そもそも事前の注目度が低い(赤本と黒本で友道厩舎の期待馬について寄稿しているヤマタケ記者が文中で触れていない)
・春のGIシリーズ真っ只中でヤマタケ記者が多忙だったのでは?
大方、そんなところでしょう。
時期を考えるとPOG的には「ダービーの出走ボーダーはどうなる?」の方が需要は高いでしょうから、2歳馬の話題は注目度の高い馬に限られるのは自然なことです。

まあそれ以来、2ヶ月経っても動きがないので本当に頓挫している可能性もないわけではありませんが、別にドラフト10位クラスの馬なんだからドッシリと構えていればいいんですよ。
友道厩舎なんだし、秋口に使い出せれば問題はないと思っています。



・リアアントニアの2020(牡/美浦・黒岩陽一)
父:ドゥラメンテ
母の父:Rockport Harbor
馬名:(未定)
馬主:吉田和美
生産牧場:ノーザンF
生年月日:2020年2月3日
ウマニティPOG落札額:1330万PP


私好みのノーザンファームのワケあり物件w
この馬、実はシルクの募集ラインナップには入っていたものの取り下げになっています。
で、追加募集で復活せずに「丸ごとPOG」には黒岩厩舎の入厩予定リストに馬主:吉田和美氏というクレジットがありました。
さらに丸ごとPOGを読み進めていくと
「540kgぐらいの立派な馬体。体つきはいい。いろいろと弱い部分があるけど、血統的にも楽しみはある。7月頃の入厩を目指します」
との厩舎リポートがありました。

半姉が初っ端の阪神マイルの新馬戦を楽勝して桜花賞候補と話題になったリアアメリアですから、シルクの会員さんなら「たとえ体質が弱くても無事であるなら出資したい」と思われた方も少なくないでしょうし、あれだけ半姉がPOG的に騒がれた馬だからファンもそれなりにいることでしょう。
だから馬が順調でも推せない理由があるんですよ、ノーザンファームにもw

それはともかく、このリポートを要約すると「体質は強くなくデビューも早くはない」ということになるのですが、丸ごとPOG取材時の青写真で「7月入厩を目標」というのが実はミソで、春先の時点でそういうプランを立てられるくらいには順調ではあることがうかがえます。
そして7月入厩ということは、ゲート試験に合格して放牧を挟めば秋の中山デビューの可能性は見込めそうです。

スプリンターズS当日の中山には芝1800mの新馬戦が組まれるのがここ数年の傾向なのですが
この新馬戦を「1番人気で勝ち切った牡馬」に限定すると
2017年:グローリーヴェイズ
2019年:ポタジェ
2020年:タイトルホルダー
と結構な出世レースになっているんです。

それを踏まえて逆算すると、まあこの血統ですからね。実際に使うことになれば人気にはなるでしょう。
その上で勝ち切れば…という読みはあります。
そう考えるとPOGではワケあり物件だけに完全ノーマークというのは美味しい以外の言葉が見当たりませんw
なので秋デビュー組の大砲格として期待しております。

近況は知りませんw
もし読みが外れても年内は待ちます。



・ワーキングプライドの2020(牡/栗東・中内田充)
父:ドリームジャーニー
母の父:ハービンジャー
馬名:ビヨンドザドリーム
馬主:G1レーシング
生産牧場:社台C白老F
生年月日:2020年2月3日
ウマニティPOG落札額:150万PP


この指名馬ラインナップを「熱心に」お読みいただいている方ならお気づきかもしれませんが、今シーズンの私の指名馬は例年よりもゴールデンウィーク前にゲート試験に合格している馬を多くリストインさせました。
今シーズンは自分のリスト作成も早めに始めたというのはありますが、昨シーズンに5月後半にゲート試験に合格していてもデビューが年末から年明けになったという馬を何頭か見かけまして、その内の1頭は去年の5月25日にゲート試験に合格しておきながらまだデビューしていません。
それで5月後半のゲート試験合格でもアテにはならないな…と思った次第。
なんで今まで5月後半に注目していたかというと、ドラフト時期に重なる微妙な時期だと、急に入厩報やゲート試験合格報が入ってもフレキシブルに対応しにくいんですよね。
それにPOGプレーヤーもガチ勢の方がどちらかというと少数だしw
だから穴っぽくて狙い目ぐらいに思っていたのですけど、なんだか「策士、策に溺れる」みたいな感じで、それなら王道回帰でいいんじゃないかと。

そういう経緯で早くからゲート試験情報をチェックしていた中で目に留まったのがこの馬。
4月21日にゲート試験に合格した後は放牧に出ています。
牡馬としては小柄な420kgぐらいのサイズではありますが、祖父のステイゴールドも父のドリームジャーニーも小柄ながら活躍したのでこの父系ならサイズの小ささは気にしなくていいでしょう。

そのドリームジャーニーは種牡馬登録は続いているものの、今年の2歳世代を最後に産駒は誕生しておらず、その2020年産にしても4頭のみでなおかつ牡馬はこのビヨンドザドリームだけ。
そんな稀少性と中内田厩舎というのがポイントになったのと、POG本の取材時には本州に移動していたようでこの馬も情報が薄めになっているのが気に入りました。

現状、どこが悪いとかはないようですが成長待ちのところはあるようです。
ただゲート試験には合格しているので、栗東に戻ればデビューも早いのではないかと思います。
8月27日の小倉芝2000mか9月4日の小倉芝1800mでデビューしてくれると嬉しいです。



・スピードリッパーの2020(牝/栗東・音無秀孝)
父:ミッキーロケット
母の父:ファルブラヴ
馬名:フラッシングレート
馬主:吉田勝己
生産牧場:ノーザンF
生年月日:2020年2月23日
ウマニティPOG落札額:200万PP

今シーズンのラインナップ③で紹介したハレアカラフラのバーターw
いや、そのハレアカラフラの入厩報と同じタイミングで知ったのがこの馬。
母のスピードリッパーをPOGで指名していたから、というのが最大にして単純な理由なんですけど、4月上旬に入厩ならワンチャン宝塚記念当日の芝1800mはないかしら?とも思ったんですよね。宝塚記念を勝ったミッキーロケットの産駒だけに。

4月14日にゲート試験に合格後は放牧に出ており、一度は6月18日の阪神マイルという話もあったようですが、7月16日の小倉芝1800mの牝馬限定戦に切り替わりました。
母のスピードリッパーは函館芝1800mで新馬勝ちしたくらいなので、小回りの1800mというのは現実的だと思います。
去年のこの新馬戦は8頭立てでしたし、今年もそんなに頭数は多くはないかな~とは思っています。
先のことはわかりませんが、とりあえず新馬戦は3連単の誕生日プレゼントをいただけるように頑張って欲しいものですw

それではPart5に続きます。

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 ネアルコとハイペリオ 2020年9月16日(水) 23:51
みんな今冬発売のダビスタ買おうぜ!
閲覧 353ビュー コメント 0 ナイス 17

開発画面に今は亡きステイゴールドが種牡馬リストにいる😭キズナいるからオルフェーヴルやゴールドシップも種牡馬にいるはず。ステイゴールドのインブリードができる。ドリームジャーニーはいるかなあ、ダビスタは種牡馬めっちゃいるゲームだからドリームジャーニーもいるはずなんだが。それなら全兄弟インブリードも出来るしなあ

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コメント一覧
1:
  ふくふくたんたん   フォロワー:0人 2010年12月20日(月) 20:15:53
頑張りましたね!ありがとうございました!!

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