まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
並みいる男たちを蹴散らして、グランプリの座を射止めるのはワタシ! 女傑スルーセブンシーズが、美浦Wコースで圧巻の走りを披露。動きを見届けた尾関調教師は、納得の表情を浮かべた。
「単走で反応をみる感じでしたが、思った以上の時計は出ましたね。折り合いは前半からついていたし、問題はないと思います」
滑らかなフットワークでスタートすると、徐々にペースアップ。直線に向いて、鞍上が軽くゴーサインを送ると、即座に反応して加速した。尾関厩舎のシンボルカラーである青色のバンデージを巻いた四肢をリズミカルに回転させ、余力残しで5ハロン65秒9-11秒2の好タイムをマーク。先週13日にも同コースで5ハロン64秒1―11秒4と抜群の動きを披露し、フランス遠征の疲れなど全く感じさせない。20日に追い切ったグランプリ出走予定馬15頭の中でただ一頭、サンスポ調教評価で最上ランクの『S』を獲得した。
年頭はまだ3勝クラスの身だったが、初富士Sを勝ってオープン入りすると、続く中山牝馬Sで重賞初制覇。宝塚記念(2着)ではメンバー最速の上がり3ハロン34秒6を繰り出し、あの〝世界最強馬〟イクイノックスをクビ差まで追い詰めた。そして、前走は欧州最高峰のレース、凱旋門賞で4着に健闘。この一年での躍進は、サクセス・ストーリーと呼ぶのにふさわしい。
「以前に比べてレース後の回復が早くなり、体質が強くなった。難しい部分も残しているが、海外遠征を経験して心身ともに成長した。凱旋門賞のときは本当に状態が良かったので、あれぐらいの状態に持っていければいいなと思っています」と指揮官は充実ぶりを口にする。
鞍上は有馬記念で史上最多の4勝を挙げ、父ドリームジャーニーの主戦だった池添騎手。さらに中山の芝では【4・1・2・0】と相性ばっちりだ。
「中山は輸送距離が短いし、コース形態も合っている。今回は初の2500メートルで走ってみないとわからないけど、前半からリズム良く走れれば巧者ぶりを発揮できると思います」
トレーナーはコース適性に絶対の自信を誇る。史上6例目の有馬記念父子制覇と史上8頭目の牝馬Vへ、スルーセブンシーズがクリスマス・イブのヒロインになる。(片岡良典)
◆鞍上はグランプリ男 スルーセブンシーズに騎乗する池添謙一騎手(44)=栗東・フリー=は有馬記念で史上最多の4勝、宝塚記念でも3勝を挙げる〝グランプリ男〟として知られている。スルーの父であるドリームジャーニーとコンビでは2009年の宝塚&有馬を制している。
池添騎手は「最初のコーナーの入り方じゃないですかね。あそこをいかにリズム良く入っていけるか」とコース攻略のポイントを語ったうえで、「(スルーと父は)サイズも体形も違いますけど、長く脚を使えるのは似ていますね。実績では見劣るけど、向かっていける勢いがある。堂々と勝負に挑んでもいいと思う」と空前の5勝目を見据えている。
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|