U指数は、オッズにとらわれることなく純粋に馬の能力だけを評価します。
不当に人気のない隠れた実力馬もしっかりピックアップするので、思いがけない高配当をヒットさせることも少なくありません。
下表は2011年~2015年のレースにおいてU指数の順位別に着順を集計したものです。
U指数の順位が高い馬ほど好成績を収めています。
U指数が馬の能力を正しく評価している裏付けといえるでしょう。
的中率は毎年26%前後で安定しています。
レースごとに購入金額や買い方を工夫すれば、回収率100%超えも可能ではないでしょうか。
U指数にはレース発走前に算出される予想U指数と、レース後に算出される結果U指数の2つがあり、いずれも走破タイムをベースに下記のファクターを加えて計算されています。
U指数には、平均的な成績と比較して好成績を収めている条件がいくつかあります。
U指数の得意条件を把握しつつ上手に活用することで、より精度の高い予想を行うことができます。
ダート戦や中距離戦で信頼度は更に上昇!
北海道での開催は特に注目!
U指数の数値は馬齢やクラスによって価値が変わってきます。仮にU指数「90.0」の馬がいたとして、馬齢が2歳ならばGIを勝つような高い能力の持ち主ですが、これが古馬になると1000万下をようやく勝てるくらいの平凡な馬、という評価になります。
下表を参考にすれば、そのレースの出走馬の能力レベルをおおよそ掴むことができるでしょう。
U指数80以上なら2勝目を狙える素質あり!
U指数90以上ならクラシック級!
U指数99以上なら重賞でも勝ち負け!
U指数を利用していると遭遇する、よくあるケースの対処法をご紹介します。
例)2013年有馬記念の予想U指数上位馬
U指数1位と2位以下との差が2.0以上ついているような場合は、U指数1位の馬が勝つ確率は非常に高いといえます。1位の馬を中心に予想を組み立てていきましょう。
もし指数の高さに人気が伴っていなければ、ボーナスレースの可能性もあります。
例)2015年有馬記念の予想U指数上位馬
出走メンバーのU指数にほとんど差が出ていないようなレースは、U指数下位の馬にも逆転のチャンスが十分にあります。
そんなレースで断トツの1番人気に推されている馬がいれば、疑ってかかってみることで馬券妙味はよりアップするかもしれません。