イクイノックス(競走馬)

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写真一覧
抹消  青鹿毛 2019年3月23日生
調教師木村哲也(美浦)
馬主有限会社 シルクレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績10戦[8-2-0-0]
総賞金175,655万円
収得賞金109,240万円
英字表記Equinox
血統 キタサンブラック
血統 ][ 産駒 ]
ブラックタイド
シュガーハート
シャトーブランシュ
血統 ][ 産駒 ]
キングヘイロー
ブランシェリー
兄弟 ヴァイスメテオールミスビアンカ
市場価格
前走 2023/11/26 ジャパンカップ G1
次走予定

イクイノックスの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/11/26 東京 12 ジャパンC G1 芝2400 18121.311** 牡4 58.0 C.ルメー木村哲也 498
(+4)
2.21.8 -0.733.5リバティアイランド
23/10/29 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 11671.311** 牡4 58.0 C.ルメー木村哲也 494
(+2)
1.55.2 -0.434.2ジャスティンパレス
23/06/25 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 17351.311** 牡4 58.0 C.ルメー木村哲也 492
(--)
2.11.2 -0.034.8⑯⑯⑬⑨スルーセブンシーズ
23/03/25 アラ 8 ドバイシーマ G1 芝2410 10--------1** 牡4 56.5 C.ルメー木村哲也 --2.25.6 ------ウエストオーバー
22/12/25 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 16592.311** 牡3 55.0 C.ルメー木村哲也 492
(+4)
2.32.4 -0.435.4⑧⑨⑥ボルドグフーシュ
22/10/30 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 15472.611** 牡3 56.0 C.ルメー木村哲也 488
(+4)
1.57.5 -0.132.7⑩⑩⑨パンサラッサ
22/05/29 東京 11 東京優駿 G1 芝2400 188183.822** 牡3 57.0 C.ルメー木村哲也 484
(-8)
2.21.9 0.033.6⑯⑯⑯⑭ドウデュース
22/04/17 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 188185.732** 牡3 57.0 C.ルメー木村哲也 492
(+10)
1.59.8 0.134.6⑦⑤④ジオグリフ
21/11/20 東京 11 東スポ2歳S G2 芝1800 12112.611** 牡2 55.0 C.ルメー木村哲也 482
(+8)
1.46.2 -0.432.9⑨⑩⑧アサヒ
21/08/28 新潟 5 2歳新馬 芝1800 15224.621** 牡2 54.0 C.ルメー岩戸孝樹 474
(--)
1.47.4 -1.034.5メンアットワーク

イクイノックスの関連ニュース


天皇賞(秋)は東京芝2000mで施行されるG1。

近2回はイクイノックスの連覇だった。どちらも記憶に残るが、昨年の勝ち時計1分55秒2は特に衝撃。1000m通過57秒7を3番手、上がり3ハロンを34秒2でまとめた。どうしたって負けないだろうこの馬、という圧巻の強さ。

絶対王者が引退した分、チャンスは広がる。新たなチャンピオンはどの馬なのか。過去10年のデータを使用し、勝ち馬を探っていきたい。

逃げた馬の成績は[0-1-2-7]。馬券内に粘った馬は、2018年6番人気3着キセキ、2019年6番人気3着アエロリット、2022年7番人気2着パンサラッサ

1000m通過を見ると、キセキは59秒4、アエロリットは59秒0で、秋東京の高速馬場なら極端に速くない。近2年と不良馬場の2017年を除くと、59秒0~60秒8に収まっている。

パンサラッサは大逃げを打ち1000m通過57秒4、上がり3ハロンは36秒8。勝ったイクイノックスは上がり32秒7、番手から最下位に沈んだバビットすら上がり34秒6。パンサラッサだけまったく違う競馬をしている。

昨年は昨年で速かった。11頭と落ち着いた頭数ながら、逃げたいジャックドールが8枠を引き、さらにガイアフォースにつつかれ、1000m通過57秒7。速いけれど、イクイノックスに勝つなら、普通に乗っていたら勝てないだろうし、結果的に11着に沈んだが、一概に悪手とも言えない。

直近2回の天皇賞(秋)は、特殊な流れだった。

今年行きそうな馬は、岩田親子が騎乗するホウオウビスケッツ(岩田望騎手)とノースブリッジ(岩田康騎手)。大野騎手で参戦のシルトホルンもいる。

3頭とも前に行く馬らしくキレ不足なら、引きつけ過ぎるとよくないが、かと言って、パンサラッサジャックドールのようなペースで飛ばしていくとも思えない。

久々にいつもの天皇賞(秋)に戻りそうな感じがする。では、いつもの天皇賞(秋)とはなんなのか。

▼過去10年・平均(良)
12.8-11.4-11.7-11.8-11.8-11.8-11.6-11.2-11.3-11.7

G1らしくないというのか、らしいというのか。最後に失速しているが、それは条件戦のように中弛みしないからで、やはりG1らしいのかもしれない。

3着以内30頭中19頭は上がり3位以内でも、直線だけ速く走ればいいレースではなく、引き締まった流れに乗りつつ、脚を使えるかどうか。

ラップだけ見ればその解釈になる。ただ、アエロリットのようなマイラーも残るので、馬場に依存する側面も多分にあり、挙げた平均ラップくらいなら、持続系の流れとはいえ、過度にスタミナを問われるわけでもない。

天皇賞(秋)は、わかりやすいようでややこしい。

残してきた数字や実績ならリバティアイランドになるが、逆転を狙うなら◎レーベンスティール。2走前のエプソムCでは59キロを背負い完勝した。これが、3ハロン目の11秒3からラストまで11秒台の続く、天皇賞(秋)っぽい流れ。馬券は◎の単勝。

【天皇賞(秋)2024】血統アナリシス トニービン特有の瞬発力と持久力が真価を発揮する舞台 2024年10月26日() 12:00


2011年にトーセンジョーダンが記録した1分56秒1という勝ちタイムは、2023年にイクイノックスが更新(1分55秒2)するまで、長きにわたりJRAの芝2000mレコードとして君臨。また、トーセンジョーダンの従兄には2009年天皇賞(秋)で8歳にしてG1初制覇となったカンパニーがおり、どちらもトニービンの直系という点でも共通する。2着に4馬身差をつけた2013年ジャスタウェイしかり、天皇賞(秋)では多くのトニービン内包馬が記憶に残るパフォーマンスを披露してきた。

ほか、2020年に史上2頭目となる2連覇を達成したアーモンドアイをはじめとして、2015年1着ラブリーデイ、2018年1着レイデオロなど、近年はキングカメハメハの直系も幅をきかせている。一方、ディープインパクト産駒は【1.9.3.44】と勝ちあぐねる傾向にあり、2021年には1番人気コントレイルが2着、2番人気グランアレグリアが3着に敗れた。瞬発力特化型よりも持久力を兼ね備えたタイプが狙い目といえ、2021年1着エフフォーリア、2022~2023年1着イクイノックスの血統構成を鑑みても、オールドファンには懐かしい「府中のトニービン」の格言が健在といえるだろう。

リバティアイランドは、父ドゥラメンテ×母ヤンキーローズ(母の父All American)。キングカメハメハの直系孫世代で、母系でもSex Appeal~Best in Showの血を引く配合は、2019~20年に連覇したアーモンドアイを彷彿させるが、牝馬三冠などの実績面からも同馬を引き合いに出しやすい部分がある。また、本馬は父系に配されたエアグルーヴが1997年の勝ち馬であり、同馬を介してトニービンの血脈を持つことも特筆に値するものだろう。

ドウデュースは、父ハーツクライ×母ダストアンドダイヤモンズ(母の父Vindication)。本馬は3代母Darling Dameがダンシングブレーヴの従妹かつ同じLyphard産駒であることが興味深く、そこにサンデーサイレンス、トニービン、Allegedを5代以内で併せ持つため、2022~23年の勝ち馬イクイノックスとは血統構成の共通点が多い。昨年は帰国初戦、長期休養明けで案外な結果だったが、持久力に富んだ差し脚はあつらえ向きといえそうだ。

タスティエーラは、父サトノクラウン×母パルティトゥーラ(母の父マンハッタンカフェ)。なによりも注目したいのが4代母クラフテイワイフの血脈で、同馬を牝祖とする一族からは2007年3着&2009年1着カンパニー、2011年1着トーセンジョーダンが出ている。それら2頭と違って本馬はトニービンの直系でこそないものの、父サトノクラウンは2017年にクビ差2着の惜敗とあれば、天皇賞(秋)に所縁ある血筋として興味が尽きない。


【血統予想からの注目馬】
リバティアイランド ⑦ドウデュース ④タスティエーラ


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【天皇賞・秋】ダノンベルーガ無冠の大器が輝く舞台 2024年10月26日() 11:29

イクイノックスが引退したとはいえ、現5歳世代は日本ダービードウデュースをはじめ層が厚い。なかでも当欄が期待をかけるのは無冠の大器ダノンベルーガだ。

この馬が最も輝ける舞台は東京芝2000メートル。それは過去2年の天皇賞・秋を見れば明白だ。特に日本レコード決着となった昨年は後方待機の2、3着馬とは違い、怪物イクイノックスに食らいついていく形での4着だけに立派だった。

ここまで5戦連続でモレイラ騎手が手綱を取ってきたが、馬群でもたつくケースが多かった。やはり共同通信杯を圧勝したように、外めを伸び伸び走らせたほうがいい。そこで新コンビのC・デムーロ騎手だ。JRA・GⅠ4勝はすべて外からの差し切り。ベルーガにはまさにピッタリだろう。

堀調教師も「鞍上とは手が合いそう」とコメント。最終追い切り後も「ピリッとしてきた感じがあっていい印象」と手応えを明かす。共同通信杯V後、2年半ためにためたうっぷんをここで晴らす。

究極の3連単はベルーガを1着に固定した12点で勝負する。(夕刊フジ)

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【天皇賞(秋)2024】直撃取材!プロ予想家最速予想 「豚ミンC」「ジャンヌ」の狙いは!? 注目馬&妙味ある穴馬候補に迫る! 2024年10月24日(木) 11:30


ジャンヌーラップ適性で人気薄の好走パターン、人気馬の凡走パターンを見破る!


出走各馬の得意なラップ、不得意なラップを照らし合わせ、期待値の高い馬を狙い撃ち! 独自のラップ理論を武器に驚きの穴馬を推奨するジャンヌプロに、天皇賞(秋)の予想についてお聞きしました。

―どの馬に注目していますか。

リバティアイランドでしょう。

―今回の出走馬でも抜けているとみますか。

問題にしないと思いますよ。

レーベンスティールは相手にならないでしょうか。

そうですね。ただ、ルメール騎手の場合は馬が走るというよりルメール騎手が走るので、その分のプラスは考えるべきですね。馬名をすべて『ルメール』にしたほうがいい。

―(笑)。レーベンスティールはエプソムCが強かったと思うのですが、リバティアイランドのパフォーマンスと比較すると物足りませんか。

エプソムCの内容的に持続力の馬というか、いや、どう説明しようかな……、仮に馬の能力をゲームみたいにランク付けするなら、リバティアイランドはSS、レーベンスティールはAからちょいSくらいなので、そもそも評価が違うわけです。

―適性云々に先立ってということですね。やはり適性より能力になりますか。

それは当然そうですよ。例えば、ウサイン・ボルトがマラソンに出たらボルトは勝てませんよね。ただ、ボルトと僕がマラソンを走ったらボルトが勝つんですよ。

―第一に基礎能力ですね。私が絶好調でも、風邪を引いているマイク・タイソンに余裕で負けるという。

そうそう。そのうえでレーベンスティールのエプソムCはまったく緩みのないラップで、どちらかと言えば持続力に長けるイメージですね。オールカマーも持続力の活きる舞台で、好位から上がり34秒1と強い競馬ではありますけど、東京芝2000mなら瞬発力の面で少し割引かなと。

―少し私の考えを言ってもいいですか。

どうぞどうぞ。

―条件戦のように道中緩まないなら、直線だけ速ければいいわけではなく、持続力も重要で、その点でエプソムCが天皇賞(秋)とリンクするように思うのですが、やはりこう、瞬発力が優位に働きますか。

その見立てです。天皇賞(秋)はG1であり古馬戦であり、直線だけ速く走るレースではないというのは仰るとおりなんですよ。ただ、レースレベルの相違を前提に、持続力か瞬発力かなら、瞬発力が問われるし、勝つにはその属性が必要だという話ですね。

―能力が高く、瞬発力にも長けたリバティアイランドには隙がないと。

でも、ルメール騎手がそこを分かっていないわけはないので、レーベンスティールは好位につけると思うんですよ。

リバティアイランドより前にいないとダメですね。

反対に、リバティアイランドは絶対にレーベンスティールをマークします。仮に川田騎手以外なら、ドウデュースから買おうと思っていました。

―新馬から一貫したコンビです。

川田騎手は、リバティアイランドを手の内に入れているので、臨機応変に乗ってくれますよ。桜花賞は大外をぶん回すハープスターのようなレースで、あれは基礎能力と瞬発力への信頼だと思いますが、オークス秋華賞、ジャパンCは違う乗り方ですし、若干スタミナ面に不足があるのも分かっているはずです。

―それでも昨年のジャパンCは2着でした。

レース運び的には勝ってよかったです。それがイクイノックスに千切られ、スターズオンアースにも詰められたので、距離の壁みたいなものはあると思うんですよ。

―前走はドバイの2410mを1番人気3着でしたが、その影響もありますか。

仮説が実証されたという意味でむしろ良かったですね。あれは弱いから負けたのではなく、適性がないから負けた一戦です。

―今回の2000mはベストですかね。

いや、まだ長いと思いますね。ベストはマイルから1800mじゃないですか。

―とはいえ、今回のメンバーなら、ということですね。

相対的に上になります。割引く要素を無理に挙げるなら、距離よりもピークを過ぎた可能性で、三冠牝馬って古馬ではいまいちなケースがわりとあるので。まあ、これは走ってみないと分かりません。あとは海外帰りですが、昨今の調教技術を考えれば心配ないでしょう。

―想定の単勝3.7倍はかなりおいしいですか。

ぶち込んでいいんじゃないですか。3倍以上なら単勝だけ買いたいですね。個人的には揺るがないです。

―外枠でもいきますか。

いや、白か黒に入るので大丈夫です。このクラスの馬が内枠に入らないことってほぼないでしょう。抽選という謎のシステムで内枠に入るはずです。

―(笑)。「川田騎手でなければドウデュース」というお話でしたが、それはレーベンスティールより瞬発力があるという考えですか。

そうですね。ドウデュースも瞬発力のタイプなので、リバティに対抗できるならこの馬じゃないですかね。ここで言う瞬発力は、如何にトップスピードへ速く到達できるかという意味ですよ。東京コースはそれが必要なので有力だと思います。

―使える脚が短い印象はないですか。

ないですね。

―あとはどうですかねえ……3強ですか。

リバティアイランドが抜けた存在で、1プラス2強ですね。

―仮にほかから狙うならどうでしょう。穴なら前ですか。

いや、スローでもレーベンスティールが好位につけ、リバティがそれをマークするなら厳しいですよね。離した逃げで2頭が牽制し合えばいいですけど、その展開はまあ少ないです。展開決め打ちで末脚に賭けるとすれば、タスティエーラか、ダノンベルーガですか。脚質的にはニシノレヴナントもいいですけど、ちょっとねえ。

―先ほどのランクで言うとDの馬みたいな。

そうそう(笑)。あと、圧倒的に外枠が不利なのでそこは注意です。穴で期待する馬が外枠だと苦しいでしょう。


取材後記:リバティアイランド有馬記念に出てきたら嫌うとのこと。今回は何倍つくでしょうか。


豚ミンCー庶民にやさしく、効き目抜群ですぐはつらつ!その“神眼“で見抜く◎!!


10年間の厩務員生活を経て、友人のすすめをきっかけにプロ予想家へ。レースリプレイの検証で妙味ある穴馬を見抜く豚ミンCプロに、天皇賞(秋)の予想についてお聞きしました。

―予想のポイントからお願いします。

去年は「もしかしたら馬じゃないかも」っていうのがいましたからね。今年は基本的に、みな馬なのは確実だと思うので、いつものように、うまく乗られる馬、その時の馬場にあった立ち回りをしてもらえる馬を探すのがポイントかと思います。

―人気サイドからお聞きします。何度も解説いただいたドウデュースですが、今回は長い直線の東京になります。馬券的にはどう扱う予定でしょうか。

舐められるようなら馬券には加えたいと思っています。タイプ的に合わないとはいえ、力はあるので、立ち回り次第では馬券になってもおかしくないですからね。最近だとローシャムパークに「基本的に府中は合いませんよ」と言い、毎日王冠では10着でしたが、あれも展開と立ち回り次第です。

―きれいに飛びましたね。

あとモリアーナも何回走っても長く脚を使えず、「府中は合わない」とさんざん言っているように、府中牝馬Sは8着でした。こちらは毎日王冠みたいな展開になり、内で脚を溜めると可能性はあったので△に加えましたが、流れたのでその時点でアウトでした(笑)。

―思った以上に人気でした。

「どちらも合わないよ」と言っているのに、2番人気と3番人気だったので、私の言うことは誰も聞いていないようです(笑)。まあ、そういう人が多いとこちらは助かりますがね。少し脱線しましたが、ドウデュースに関しては、内目の枠に入り7倍くらいつくなら考えようかな、というところです。

レーベンスティールですが、この馬もエプソムC当時に別コラムでお聞きしました。ルメール騎手でスムーズなら上位というお話で、結果エプソムCを勝ち、続くオールカマーも勝ちました。G1でもやれるでしょうか。

エプソムCは力上位なので、普通に回ってきてあっさりでしたね。オールカマーは相手関係より、馬場のほうが敵でした。「スタートさえ決まれば」のなか、五分に出て大きなロスなく回り、直線捌いてきましたが、最後は危なかったですね……。隣にいたリカンカブールを外に押し出したのでことなきを得ましたが、あれは普通アウトですよ。

―怪我が一番怖いです。

あれで過怠金も取らないなら、みな「少しくらいならいい」と思うので、先まで考えると事故の元になります。なぜ何も制裁がなかったのか不思議でした……。レーベンスティールは、またルメール騎手が乗るということなので、ここでも力上位だと思いますよ。

―東京芝2000mでリバティアイランドより上と見ますか、下と見ますか。

五分だと思っていますが、ルメール騎手はG1であまり変な立ち回りになることは見たことありませんのでね。川田騎手は、秋華賞では「どうした!?」と思いましたからね(10/15取材時点)。そのあたりだけだと思います。

―軸予定はレーベンスティールになりますか。

そうですね。力上位だと思っていますし、ルメール騎手だからというだけで、もういいと思っています。

―人気サイドで厳しいかな、という馬はいますか。

どれくらい人気か分かりませんが、去年2着のジャスティンパレスですかね。イクイノックスが強くなった後の2着馬は、基本的に後ろから恵まれた馬です。その原因はイクイノックスが強すぎて前が苦しくなることなので、その形で去年2着なら、今年もというのはなかなか難しいと思っています。

―ほかですとダノンベルーガが気になるのですが、この馬のベスト距離はどのあたりでしょうか。

「短距離ではないだろう」くらいしかレースを見た感じでは言えないですよね(笑)。馬に聞きたいくらい全然分からないです。

―能力的にはどうでしょう。

いつも無難なところで終わっているので、今回もそんな感じで終わる気しかしません。モレイラJであれですからね。モレイラJより気持ちの強い外国人ジョッキーが乗ればもうひと押しあるかもしれませんよ。

―人気薄で狙えそうな馬がいればお願いします。

無理に挙げるならキングズパレスでしょうか。松岡騎手から解放されましたからね。変わってくるなら今回かと思いますが、「力関係が厳しくなるG1で替えてもね」といったところです。

―ワケアリ凡走から一変などもないでしょうか。

ドスローの毎日王冠シルトホルンマテンロウスカイはスムーズではなかったですけど、通用するかというと、うーん……という感じですね。

―最後に挙がった馬以外に注目馬がいればお願いします。

ノースブリッジです。前走の札幌記念は完全に恵まれて勝っただけですが、メンバーを見るとまた同じように残ることも考えられそうなので。ただ、その逃げかポツン2番手を狙い、毎日王冠シルトホルン、府中牝馬S◎ラリュエルは、どちらもまったく違うことになってしまいました。ほぼそうならないと思いながら、最初から諦めて見ているでしょうね(笑)。


取材後記:上位はなかなか強力そうですね。前残りも念頭に置きたいです。


以上、プロ予想家2名の天皇賞(秋)への見解と注目馬を紹介しました。上位勢を信頼しつつ、どう馬券を組むかでしょうか。それでは、また来週お会いしましょう。

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【天皇賞・秋 プレビュートーク】リバティアイランドに父ドゥラメンテ譲りの貫禄 ドウデュースは武豊騎手も気合い十分 2024年10月22日(火) 09:00

村瀬 菊花賞は◎アーバンシックで会心でした。ルメール騎手、全盛期のメッシのドリブルを見ているみたい。もう異次元です。

南 例えがよう分からんけど、まあすごすぎやな。

村瀬 今週はレーベンスティールに騎乗。うーん、これは迷うなあ。

南 ま、ひとまずは馬優先で予想せな。

村瀬 そうですね。いろいろ分析したうえで、そこにルメールを足して改めて天秤にかけるイメージかな。

南 週明けは◎ドウデュースでいっとこか。有馬記念の◎は会心やった。相変わらず攻めは抜群やで。

村瀬 1週前はCWで6ハロン79秒9、ラスト1ハロン11秒0ですか。さすがとしか言いようがない。

南 武豊騎手も感心しきりや。「いつもいいけど、相変わらずいいね。やっぱり普通じゃないですよ」やて。「春は馬っ気がすごくてね。季節的なものか、人馬ともにモヤモヤした結果になった。力を出し切っていないし、こんなもんじゃない」と。

村瀬 ドバイでは前が詰まったけど、宝塚記念は案外でした。ま、敗因は分析済みというわけですね。

南 そやな。「年内いっぱいと決まっているし、すべて結果を出したい。去年はケガをして乗れなかったが、今年は楽しみ」ゆうてレジェンドは気合十分や。

村瀬 東京は長休明けだった昨年こそ結果が出なかったけど、何せイクイノックスを破ってのダービー馬ですからねえ。

南 対抗は当然、リバティアイランドやな。

村瀬 ボクは◎でいこうかと。何か帰厩後の写真を見るとゴツくなってません?

南 福永助手によると500キロあるらしいで。去年のジャパンCが470キロやから、相当なパンプアップ。「帰厩してからも減らないし、実が入ったようでビシビシやれている」と。3歳時もすごかったけど、これが本格化のサインかもしれへんな。

村瀬 父ドゥラメンテの雰囲気に近づいてきたような…。これがいいほうに出れば怖ろしい。

南 CWの1週前も良かったで。ラスト1ハロン10秒8をマークしてあっさり3馬身先着や。ドバイでは外を回って3着やったやろ。あそこは外の芝が長くて伸びないらしいんや。負けはしたけど、逆に陣営は改めて力を確認したとのこと。ここは勝負やろな。

村瀬 春を靭帯の炎症で全休したのは寂しかったけど、だからこそ秋は楽しみですね。イクイノックスのいないターフにこの馬は欠かせません。川田Jも先週の落馬でヒヤリとしたけど、大丈夫そうですしね。

南 そやな。で、3番手がルメール騎手のレーベンスティールで一致。

村瀬 もともと素質はすごかったし、セントライト記念でソールオリエンスを問題にしなかった馬ですからね。ここ2戦の完勝ぶりには納得。

南 ジョッキーも手応えありみたいやしな。

村瀬 1週前に手綱を取って6ハロン80秒2、ラスト1ハロン11秒2。2200メートルより2000メートルのほうがいいという感触みたいだし、ここも狙ってると思いますよ。

南 ソールオリエンス宝塚記念で久々に底力を見せた。ダノンベルーガはクリスチャン騎手が乗るし、そのあたりの関東馬がドウデュースリバティアイランドにどう勝負を仕掛けてくるかが見もの。

村瀬 ですね。タスティエーラを含めて、この関東3騎はまだ奥があるのかどうか、ここではっきりすると思います。

南 ワシはステラヴェローチェにも注目。須貝師は「脚元は大丈夫。攻めの調整ができている」ゆうてかなりの好感触。ジャスティンパレスは坂路でまずまずやけど、絶好調とまでいくかどうか。当週の追い切りに注目やな。(夕刊フジ)

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【天皇賞・秋 GⅠ血ェック】ソールオリエンスは王道中の王道といえる父サンデーサイレンス系×母の父ノーザンダンサー系 2024年10月22日(火) 04:58

驚異的なレコードタイムで決した昨年に代表されるように、近年、非常にハイレベルな決着をみる古馬10ハロンの最高峰。血統的な傾向も王道中の王道といえる父サンデーサイレンス系×母の父ノーザンダンサー系という組み合わせが目立つ。イクイノックスが一昨年、昨年と連覇を達成。2018年に4番人気のサングレーザーが、20年に5番人気のフィエールマンがいずれも2着に食い込むなど、人気以上に好走している。

ソールオリエンスイクイノックスの父であり、自身も17年に優勝しているキタサンブラックの産駒で母の父がノーザンダンサー系のモティヴェイター。持続力がある末脚はこの舞台にふさわしく、同距離の皐月賞を制しているクラシックホースに復権の絶好機がやってきた。

昨年2着のジャスティンパレスは父がGⅠ7勝のディープインパクトで母の父がノーザンダンサー系ロイヤルアンセム。〝リピーター〟が強いレース傾向も頼もしく、今年も上位をにぎわす。

リバティアイランドは父がキングマンボ系で母の父がヘイルトゥリーズンの系統となり、これは19、20年と連覇した名牝アーモンドアイと重なる。大舞台に強く、牡馬を圧倒する可能性も十分だ。

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ジャパンカップイクイノックスが人気に応えて完勝。スタートからゴールまで、まったく隙のない勝利でG1・6連勝を飾った。中山でも、阪神でも、海外でもまったく崩れなかったイクイノックスにとって唯一の不安といえば中3週のローテーションだったが、それもすべて杞憂だったということ。

さて、その後の動向に注目が集まったが、さる木曜日に引退→種牡馬入りが発表された。有馬記念に出てきてくれるならば久々の秋G1・3冠が楽しみでもあったが、出て来ないのであれば、それはそれで無事の種牡馬入りを喜び、同時に有馬記念は混戦になり予想の面では面白くなる。個人的にはどちらでも楽しみだなぁと思って続報を待っていたが、連戦の疲れも考慮し、無理する局面ではなかったということだろう。月並みではあるが、産駒のデビューを楽しみに待ちたい。

それにしても、サンデーサイレンスの血がブラックタイドからキタサンブラック、そしてイクイノックスと繋がっていくことに競馬の面白さを感じる。ブラックタイドは言うまでもなくディープインパクトのひとつ年上の同血兄になるわけだが、現役時のパフォーマンスは派手に追い込んだスプリングSの勝利があるくらいで、どちらかといえば人気や期待が先行した存在だった。それが、種牡馬として数少ない可能性の中からキタサンブラックを輩出し、そのキタサンブラックの初年度産駒が世界最強馬にまで上り詰めるのだからおもしろい。

また、名馬の引退は時に喪失感も覚えるかもしれないが、その点は問題ない。今の日本競馬のレベルならば、イクイノックス級の名馬は3~5年に1頭くらいは出現すると考えていいだろう。

こんなことをいうと、

「いやいや、世界最強馬で、史上最強クラスの名馬、そう簡単には現れない」
「数10年に1頭の存在だ」

とでも言われそうだが、少なくとも令和を跨いだ馬だけを見渡しても、G1・8勝のアーモンドアイ、無敗の3冠馬コントレイルなどが出現しているし、ダートに目を転じてもドバイを制したウシュバテソーロ、BCディスタフを制したマルシュロレーヌなど、続々と超一線級が出現している。それだけ今の日本競馬は血統面、調整面含めて総合的にレベルが上がっている上に、使うレース数も減っているので、無敗や、それに準ずる成績で圧倒的なパフォーマンスを見せる大物が登場しやすくなっている。かつてなら何割かは故障で離脱するようなケースもあったかもしれないが、今はそういったことも肌感覚レベルにはなるが減っているように思える。

もちろんそれは現場の多くの馬に携わる方の不断の努力によって成し得ていることなので、結果だけを見て今後も同じように続くと簡単に言い切れるものではないかもしれない。だが少なくとも出てきている結果だけを見るならば、今後も同じクラスの名馬が一定スパンの間に出現すると考えるのが自然だろう。

イクイノックス、お疲れ様。そして、また新たな名馬の出現を楽しみに待ちたい。

それでは今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週末はチャンピオンズカップから。

テーオーケインズ松山弘平騎手)

注目はテーオーケインズ松山弘平騎手。
JBCクラシックは伸び切れなかったが、新しい大井の馬場も合わなかったのかもしれい。道中は少し力みも見られた。もともとベテランが強いダート路線で、まだまだ衰えを心配する段階ではない。昨年は断然人気で4着に敗れたが、今年は内枠を引けたのも好材料。巻き返しに期待したい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年11月22日(水) 17:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック ジャパンC2023
閲覧 1,447ビュー コメント 0 ナイス 7



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


11月26日(日)東京12R 第43回ジャパンカップ(3歳以上G1・芝2400m)
※注意※ジャパンカップは12Rです。

🏇『過去5年(2018年~2022年』は👉こちら👈


<外国馬招待馬>

イレジン(コンセイユドパリ賞:1着 芝2200m(2.17.9) 中5週)<C>
☆前々走2着(フォワ賞)の『レース映像
凱旋門賞の前哨戦・フォワ賞に出走して好成績を収めているが、セン馬のため凱旋門賞には出走できず。昨年はロイヤルオーク賞、今年はコンセイユドパリ賞に出走して共に勝利していて勢いはありそうだが、2年前のフォワ賞ではここにも出走するディープボンドに敗れており、これまでのレースを見ても持ち時計が遅く速い時計の競馬には向かない感じあり。


<前走:天皇賞(秋) 東京芝2000m(レース映像)> 中3週

イクイノックス(1着 494kg(+2kg))<A>
☆『前走の追い切り
☆『前走のジョッキーカメラ
前走の天皇賞(秋)では追い切り、パドック、レース内容と予想以上に完璧に近い内容。この中間も1週前に併せ馬で持ったまま楽に先着。日曜日にも坂路で速い時計を出していて、引き続き良い状態で最終追い切りを迎えられそう。

ダノンベルーガ(4着 500kg(-8kg))<C>
☆『前走の追い切り
この中間は1週前の木曜に追い切り1本と、昨年と比べても本数は少なく、動きを見ても併せ馬で併走相手に見劣る動きで期待していたほど良くなってこない。

ドウデュース(7着 512kg(+4kg))<A>
☆『前走の追い切り
休み明けの前走時は、パドックではフックラとまだ締まりそうな馬体。この中間もプールで毎日のように泳ぎ、1週前追い切りでは力強い動きを見せている。前走からの変わり身はあって良さそう。

エヒト(8着 462kg(-4kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時のパドックで細い感じには見えなかったが、休み明けから使われるごと馬体が減ってきていて、この中間も何とか先週金曜に1週前の時計が出せたくらいで余裕はない。


<前走:京都大賞典 京都芝2400m(レース映像)> 中6週

ディープボンド(3着 508kg(+6kg))<B>
☆『前走の追い切り
なかなか勝ちきれないレースが続くが、休み明けの前走は追い切りでは硬さのない走りで上々の仕上がり。この中間も前走時と同じような、坂路、坂路、CWで一杯に追われるという入念な過程を踏んできているが、1週前追い切りの動きを見ると走りが硬くやや物足りないようにも見えた。ただ1週前に良く見えた時は意外と最終追いがイマイチだったりすることがある馬なので、今回は逆に最終追い切りで硬さのないスッキリした動きなら狙いたい。

ヴェラアズール(7着 526kg(+6kg))<D>
☆『前走の追い切り
昨年は一番勢いがあった時期で、レースでも内に突っ込んでいったムーア騎手の好騎乗があっての勝利。ここ1年不振が続いているが、個人的な見解としては、胸前の筋肉が発達して前脚をかき込む走りに変わってしまっていることが影響しているのではないかと思う。胸前の筋肉が発達している割にトモの筋肉がそれと比例して成長していないぶん、前が強すぎてバランスが取れておらず、それが理由で終いの伸びが甘くなってしまい、良い頃のスピード感のある走りが近走では追い切りで見られていない。そのあたりは坂路での終いの時計にも表れていて、この点はデビューから坂路中心の追い切りだったものがここ1年はCW中心に変わっていることも影響しているのではないだろうか。今の走り方だと時計勝負の高速競馬には向かないので、合う条件に変えたほうが良さそう。

インプレス(12着 536kg(+12kg))<C>
併せ馬で遅れることがあまりない馬で、この中間は併せた相手も前走時よりも上のクラスの馬で状態面は悪くない。ただレースで前に行けなかったり、追い出されてモタれる面があったりとロスが多い点が懸念材料としてあり、このクラスになってくるとレース結果にも大きく影響してきてしまう。


<前走:オールカマー 中山芝2200m(レース映像)> 中8週

タイトルホルダー(2着 472kg(-2kg))<B>
☆『前走の追い切り
休み明けのオールカマーを使われてこの中間は坂路と南Wでの調整。乗り込み量も豊富で、2週前の単走での追い切りでは良い時のものに近い動きを見せた。1週前の併せ馬は反応がイマイチに感じたが、それでも本数も乗られていて反動はなさそうなので、最終追いは単走で速い時計が出ていれば理想的。

チェスナットコート(15着 462kg(-15kg))<E>
前走のパドックを見ると、日経賞で2着に好走した頃のスラっとした感じからガッチリとしたダート馬の馬体に変わっていて、年齢的にも大きく変わる感じはない。


<前走:その他のレース出走馬>

パンサラッサ(ドバイWC:10着 ダ2000m 8ヶ月)<D>
☆『前走の追い切り
繋靭帯炎による休養からの休み明け。矢作厩舎なのでそれほど乗り込まれていないが、1週前がCWでの併せ馬で本来の調整内容ではない。動きを見ても大差先着はしているが、内外の併走相手はまともに追われておらず、追い比べの併せ馬にはなっていないので仕上がっている調教内容ではない。

リバティアイランド秋華賞:1着 芝2000m 476kg(+10kg) 中5週)<A>
☆『前走の追い切り
☆『前走のジョッキーカメラ
同じ休み明けでも桜花賞時と比べると前走の秋華賞の時にはかなり攻めた内容の調整で、+10キロでも仕上がりは良かった。休み明け2戦目は気合乗りが良くなったり、テンションが高めになる馬。前走が前述の攻めの調整内容だったことを考えると、馬体は仕上がっておりこの中間は単走で馬なりでの調整で十分。あとは最終追いで川田騎手が騎乗して反応を確かめる程度で仕上がる。

スターズオンアースヴィクトリアマイル:3着 芝1600m 484kg(±0kg) 6ヶ月半)<C>
☆『前走の追い切り
蹄の不安で天皇賞(秋)を回避。1週間休ませての仕上げ直しで1週前追い切りこそ南Wでの併せ馬だったが、日曜日にも2週連続で坂路で速い時計を出していて急仕上げ気味。

スタッドリー(ケフェウスS:2着 芝2000m 512kg(-6kg) 中9週)<D>
休み明け2戦目だが前走から中8週での出走の割に追い切りの本数が少なく、強めにも追われてもいない。1週前の動きを見ても前が上がり気味でバネがない走り。

フォワードアゲン(ケフェウスS:6着 芝2000m 426kg(±0kg) 中9週)<D>
この中間、乗り込み入念で速い時計は出ているが内めを走ったものばかり。1週前追い切りの動きを見ると、併せ馬ではないが外めを走っている他厩舎の馬にスイスイ抜かれている。

ショウナンバシット菊花賞:11着 芝3000m 492kg(+6kg) 中4週)<C>
☆『前走の追い切り
乗り込みは豊富なこの中間だが、春の調子が良かった時のような坂路での好時計が出てこない。

トラストケンシンダイヤモンド゙S:11着 芝3400m 472kg(-2kg) 9ヶ月)<E>
長期休養明けもこの中間美浦坂路での4本のみで目立つ時計も出ていない。

ウインエアフォルク(古都S:5着 芝3000m 470kg(-6kg) 中3週)<D> ※除外対象馬
前走時までは南Wで終い良いタイムもマークされていたが、この中間は内めを走って平凡な時計で上積みなし。

クリノメガミエース(兵庫クイーンC:4着 ダ1870m 482kg(-2kg) 中3週)<E> ※除外対象馬
この馬なりに前走時よりも追い切りで好タイムは出ているが、芝のレースは1回しか走ったことがなく距離も長めでの勝利が少ない。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、イクイノックスリバティアイランドドウデュースの3頭をあげておきます。


◇今回はジャパンカップ編でした。
先日、北海道の浦河にある『軽種馬育成調教センター(BTC) 』を見学させてもらえる機会があり、渋谷区と同じくらいの広さがあるというその壮大なスケール感に圧倒されてきました(個人的にはここに夏場だけオープンする宿泊施設や、馬のアミューズメントパークつきの競馬場でも作ってしまえばいいのに……と思ってしまいました)。緑一杯の果てしなく続く芝コースに、屋内コースだけでも1000mある坂路、直線1000mのウッドチップ、600mのダートトラックコースと、雪の降る季節でも十分に調教できる施設が備わっていて、調教技術の進歩とこれだけの施設で調教されている日本の馬が強くなっているのにも納得しました。日本のトップが世界1であるということはそれ以外の馬たち全体もレベルアップしているということでもあり、どうしても強い馬がJRAに集中してしまうのは仕方がありませんが、昨今では地方競馬にも確実にレベルの上がっている馬たちが多くなってきているのも事実。これから先地方から強い馬が出てくる機会が多くなって交流レースがさらに盛り上がっていくのではと期待しています。
そんなハイレベルの日本馬トップが出走する今年のジャパンカップ。過去5年の連対馬の調教内容を調べてみたところ、1週前、最終追い切りと2週連続馬なりでの調整の馬が半分の5頭というのが目立ちました。このレースに関しては、秋華賞菊花賞天皇賞(秋)など秋の最初の目標になるレースがあり、そこを使って参戦してくる馬も多いことからこのような傾向が表れているのではないかと思います。そのことから、前走秋のG1レースを好走している場合は馬なり中心の調整タイプを、ジャパンカップを目標に使ってきているローテなら1週前か最終追い切りで強めの追い切りを行っている馬を狙ってみることをおススメします。


ジャパンカップ出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年11月17日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】残り1ヶ月半、逆転への秘策/マイルCS展望
閲覧 1,175ビュー コメント 0 ナイス 3


エリザベス女王杯ブレイディヴェーグが勝利。これで秋G1は、

スプリンターズS ママコチャ=川田騎手
秋華賞 リバティアイランド=川田騎手
菊花賞 ドゥレッツァ=ルメール騎手
天皇賞(秋) イクイノックス=ルメール騎手
エリザベス女王杯 ブレイディヴェーグ=ルメール騎手

ご覧の通り、お馴染みの2人しか勝っていない。今週もシュネルマイスターセリフォスという有力馬に騎乗する両ジョッキー。果たしてまだこの記録は続くのだろうか…。

さて、気づけば今年もあと1ヶ月半ほど。勝っている人はそのままでいいかもしれないが、負けている人は一発逆転を考える時期かもしれない。

もちろん、本来競馬の収支は1年でリセットされるものではないので淡々と続けるのが基本なのだが、それでも年の瀬へ向けてどうにかしたいという気持ちもわかる…というか私自身もそうだ。

そこで、収支を逆転するためにどうすべきかを考えてみた。

ひとつはレートを上げて勝負すること…なのだが、これはさらに収支を悪化させる危険が伴う上に、予算的に負荷をかけることになるのでオススメできない。

そこでもうひとつ、

「荒れるレースで勝負する」

ということだ。

勝負というとどうしても、自信のあるレース=期待している馬がキッチリ走るレース、を選んでしまいがちだが、それだと爆発的な回収はできない。戦う場(レース)を選べるというのが競馬のメリットでもあるのだから、より波乱度の高い難解なレースで勝負して、高配当をまとめて取るというのが一撃で回収するためには良いかもしれない。

シンプルに考えて、自分が難しいと思うレースは多くの人にとっても難しいのだから、その中で少しでもアドバンテージがあれば勝負に行っていい。私自身も今年は負けているので、ちょっと荒れそうなところで強気な勝負をしていこうと思っている。

それでは最後に今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週はマイルチャンピオンシップから。

エルトンバローズ西村淳也騎手)

注目はエルトンバローズ西村淳也騎手。
ラジオNIKKEI賞ではレーベンスティールを、毎日王冠ではソングラインシュネルマイスターを退けて重賞連勝中。恵まれたように見えるが、「恵まれるのも才能」を地で行くタイプだ。今回はマイル短縮になるが、もともと未勝利と1勝クラスはマイル戦で、スピードもあるのでまったく問題ないはず。馬場読み力に長け、今年ブレイクしている西村淳騎手の手綱にも期待したい。G1になるとジョッキーが人気に与える影響がより大きくなる分そこまで期待されないかもしれないが、一発狙ってみても面白い。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年11月4日() 10:00 TARO
【TAROの競馬研究室】晴れればルメ馬場、雨降れば危ルメ馬場の東京芝/みやこステークス展望
閲覧 1,397ビュー コメント 0 ナイス 2


注目された天皇賞(秋)イクイノックスが圧勝。ジャックドールのハイペース逃げにも動じることなく、スッと手応え良く3番手につけ、直線は悠々と抜け出すだけ。ゲートで遅れた後方待機組が2~3着に突っ込んできたのをみても展開は厳しかったが、ただ一頭レベルが違った。これで昨年の天皇賞(秋)から、海外を含めてG1・5連勝。まさに向かうところ敵なし。

もっとも、2着以下も注目馬多数。2着ジャスティンパレスはスピード競馬にも対応。展開が向いたにしても中身の濃い競馬だった。距離が延びるジャパンカップではさらに差が詰まる可能性もある。

3着プログノーシスは位置取りこそハマったが少し仕掛けが早かった。タイプ的にはマイルCSで見たいが、連戦で使えるタイプの厩舎ではないだけにどうだろうか。距離は2000mが限界か。逆に有馬記念あたりも良さそうだが、そうなると騎手を選ぶことにもなる。現実的ではないか。

5着ガイアフォースも強気に攻めていって能力を証明した。こちらはマイルCSなら有力。京都外回りは合う。

惨敗組の中ではドウデュース。良くも悪くもマッチョになってきており、3歳時のような溜めて鋭く伸びるタイプではなくなっている。ジャパンカップで期待したいところだが、今回の内容を見る限り、仮に武豊騎手に手綱が戻ってもどうかなというのが正直なところ。有馬記念、あるいはマイルで再び見たい気もする。

ジャックドールはレースを盛り上げる逃げを打ったが、一度でいいから外国人騎手で見てみたい。香港カップなら有力では。

ちなみにルメール騎手は今年の秋開催の東京芝で12勝。複勝率は73%と、いい馬に乗っているにしても、それを上回る圧倒ぶりだ。

今の東京芝はルメール騎手のスタイルに極めて合っていることも大きい。乾いて差しが届く「ルメ馬場」が続くならば、人気でも嫌ってはいけないか。

ちなみに秋の東京開催、唯一良馬場ではなかった10/9(月)は、ルメール騎手(0-1-1-3)と不発。雨が降ってタフな馬場になると切れ味をそがれるので、一転して「危ルメ馬場」にになる。ルメール騎手の人気馬を素直に信じるかどうかは、空模様次第ということになる。

それでは最後に今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週はみやこステークスから。

ワールドタキオン斎藤新騎手)

注目はワールドタキオン斎藤新騎手。
前走のエルムSは、好スタートから好位追走、逃げ馬が早々にバテたことで早めに動かされる形で厳しい流れだったが、それでも最後は地力で2着に粘り通す強い内容。出戻り後はずっと好内容を続けており、重賞でも安定して走れそうだ。

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2023年10月25日(水) 16:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 天皇賞(秋)2023
閲覧 1,733ビュー コメント 0 ナイス 4



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



10月29日(日) 東京11R 第168回天皇賞(秋)(3歳以上G1・芝2000m)

【登録頭数:13頭】(フルゲート:18頭)


<前走:宝塚記念 阪神芝2200m(レース映像)> 4ヶ月

イクイノックス(1着 492kg(海外競馬出走))<A>
☆『前走の追い切り
昨年はダービーからの休み明けだったが、今年は宝塚記念からの休み明けで迎える。この中間の追い切りの本数はほぼ同じだが、今年のほうが2週前には長めから速い時計を出している。大目標はジャパンカップになると思うが、ここでも世界チャンピオンとして負けられないデキで出走してくることになりそう。

ジャスティンパレス(3着 492kg(-2kg))<B>
☆『前走の追い切り
前走の宝塚記念では3着に敗れたものの、春は安定した内容のレースができた。そこからの休み明けで、この中間はこれまでと同じような乗り込み量で順調に調整されている。ただ1週前追い切りの動きを見ると、いつもと比べるとズブい感じが強くやや重め残りの印象を受けた。


<前走:札幌記念 札幌芝2000m(レース映像)> 中9週

プログノーシス(1着 476kg(+2kg))<A>
☆『前走の追い切り
この中間も坂路で乗り始めて、2週前、1週前とCWを長めからという、これまで同様の調整内容で順調さがうかがえる。川田騎手が騎乗しての1週前追い切りでは、馬なりも迫力のある走りで楽に先着と、前走以上に調子を上げてきている感じあり。

ダノンベルーガ(4着 508kg(海外競馬出走))<B>
☆『前走の追い切り
前走は休み明けで苦手な右回り参戦。追い切りでの動きもあまりよく見えなかった。今年は一度使われていることもあり、1週前追い切りでは強めには追っていたものの直線スッと前に出ると一気に突き放して先着の好内容を披露してきた。昨年の1週前が、古馬1勝クラスを相手に前に出るのにモタモタしていたところがあったことを思うと、叩き2戦目で反応も良く昨年よりも好状態で臨める見込み。

ヒシイグアス(5着 502kg(+16kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時のパドックでは緩さがあり、太め残りの馬体だった。この中間、1週前追い切りでは併せ馬の内でモタモタした様子で先着できず、良くなるには時間がかかりそう。

ジャックドール(6着 516kg(+8kg))<B>
☆『前走の追い切り
昨年と同じローテーションで、この中間の調整内容も1週早く乗り出している点以外は内容的にも同等。1週前追い切りの動きを見ると、昨年はのんびりした感じがあったが今年は気合乗りがかなり良く、出来に関しては今年のほうが上か。


<前走:オールカマー 中山芝2200m(レース映像)> 中4週

ガイアフォース(5着 490kg(-2kg))<A>
☆『前走の追い切り
春はマイル戦を2回走ってともに差のない競馬だったが、直線での伸び脚とゴール後の余力などを見ると明らかに距離不足。休み明けの前走時に関しては、マイナス体重だったがお腹の辺りに緩さがあり、直線伸びきれなかったのはそのあたりが影響したかもしれない。デビュー前からすべて坂路で時計を出してきた馬だが、この中間は初めてCWで追い切られて3頭併せの外を先着。休み明けを一度使われての上積みに期待がもてる内容だった。

ノースブリッジ(7着 500kg(+12kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時はパドックでかなりイレ込んでいて、その影響はかなりあったはず。毎回パドックでは一番後ろを周回するので気性的な難しさはありそう。近走は休み明けで使われることが多く、これまでは1週前に強めに追っていることが多かったが、今回は馬なりでの調整となっている。前走からの上積みは見込める。

エヒト(11着 466kg(-6kg))<C>
七夕賞から月1ペースで使われてきて、この中間も坂路での調整。1週前に強めに追われマークした時計も、森厩舎の馬でこれくらいならザラというもので、それほど高い評価は与えられない。

アサマノイタズラ(14着 510kg(-8kg))※出走回避予定


<前走:その他のレース出走馬>

ドウデュース京都記念:1着 芝2200m 508kg(海外競馬出走) 8ヶ月半)<B>
☆『前走の追い切り
早い段階でここを復帰初戦の目標と定め調整されてきていて、かなりの乗り込み量。1週前には武豊騎手が騎乗しての追い切りで、一杯に追われて力強い走りで先着。京都記念の時よりも馬体が増えていそうだが、その分パワーが増している印象を受けた。

スターズオンアースヴィクトリアマイル:3着 芝1600m 484kg(±0kg) 5ヶ月半)※出走回避予定

アドマイヤハダル毎日王冠:4着 芝1800m 488kg(-6kg) 中2週)<B>
☆『前走の追い切り
前走の毎日王冠では、ゴール前での追い比べでわずかに及ばなかったが差のない4着と好走。この中間も、1週前に馬なりで先着と引き続き出来は良さそう。ただ前走の内容を見ると、長く良い脚を使うというよりは、一瞬の切れる脚を使うタイプで東京では仕掛けるタイミングがかなり難しい。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、イクイノックスプログノーシスダノンベルーガガイアフォースの4頭をあげておきます。


🏇『過去5年のダイジェスト


◇今回は天皇賞(秋)編でした。
今年で168回となる天皇賞(秋)。記念の『第100回』からしっかり競馬を観るようになって、春秋合わせて68回も天皇賞を観ていることになり、時間が過ぎて行くのは早いものだと感じます。それと同時に、最初にしっかり観たレースということで何か初心に戻る気持ちにもなるレースでもあります。長く競馬を見ていると忘れていく記憶も多くなってきているのも事実ではありますが、最初に観ていた頃の記憶はなかなか消えることはなく、それだけ強烈なものとして脳に刻まれているのかもしれません。今年は11頭と少頭数でのレースになりそうですが、あの時も14頭と少ない頭数で不利な大外枠から先行したスーパークリークが早めに抜け出して後続の追撃を押し切る内容での勝利。
今年も好メンバーが揃いました。脳に刻まれるような、記憶に残るレースになることを期待しています。


天皇賞(秋)出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年10月22日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年10月22日号】特選重賞データ分析編(381)~2023年天皇賞(秋)
閲覧 2,084ビュー コメント 0 ナイス 3



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!


<次週の特選重賞>

G1 天皇賞(秋) 2023年10月29日(日) 東京芝2000m


<ピックアップデータ>

【“前年以降の、東京・京都の、G1のレース”において“着順が5着以内、かつ上がり3ハロンタイム順位が3位以内”となった経験の有無別成績(2018年以降)】
○あり [5-3-4-8](3着内率60.0%)
×なし [0-2-1-48](3着内率5.9%)

 コース適性が高い差し馬に注目したい一戦。東京や京都のビッグレースで出走メンバー中3位以内の上がり3ハロンタイムをマークしつつ上位に食い込んだことのある馬は堅実でした。今年もこの条件をクリアしている馬はそう多くないので、しっかりチェックしておきましょう。

主な「○」該当馬→イクイノックスダノンベルーガ
主な「×」該当馬→エヒトジャックドールヒシイグアスプログノーシス


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が3着以内」だった馬は2018年以降[5-4-4-22](3着内率37.1%)
主な該当馬→イクイノックスプログノーシス

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イクイノックスの口コミ


口コミ一覧

天皇賞 4頭で勝負します

 エスプレッソ 2024年10月26日() 18:04

閲覧 120ビュー コメント 0 ナイス 2

今年も天皇賞はいいメンバーが揃いましたね


近年の天皇賞は比較的堅いレースになっています。

過去10年の3着以内の単勝オッズは
10倍未満が 18頭
10倍代が 7頭
20〜50倍が 4頭
50倍以上が 1頭


関東馬は人気サイドが多く
単勝オッズ10倍未満の馬は 11頭
単勝オッズ10倍代の馬は 3頭
20〜50倍の馬が(20、0倍)が 1頭


関西馬は
10倍未満の馬が 7頭
10倍代の馬が 4頭
20〜50倍未満の馬が 3頭
50倍以上の馬が 1頭


近6年は関東馬が優勝していますが、アーモンドアイとイクイノックスで4勝なので仕方ない結果かと思います。

関東馬を買うなら人気サイドか人気の盲点的な馬
関西馬も人気サイドか中穴までと言う馬が良さそうです。

また、過去10年の3着以内馬ほとんどがG1の常連と言っていい馬がほとんどです。


血統的にはキンカメの系統か、欧州要素のあるヘイルトゥリーズン系が19連対中です。



予想


◎ ① ベラジオオペラ

今年はスピードのある逃げ馬が不在で、ここ2年の様なハイペースにはならず3〜6ハロンは11秒後半か12秒台のゆったりした流れになりそうで、内の前目でレースできるこの馬が1番展開が向くと思います。
今週からBコースで内外の差がないのもプラスになると思います。



○ ⑦ ドウデュース

昨年は急な乗り替わりと、脚を溜めずにこの馬にしては前目にポジションを取った事が敗因だと思います。
イクイノックスに勝ったダービーと有馬記念の強さは別格だと思っています。
枠も真ん中から名手武豊なら上手く乗ってくれると思います。
ただこの馬は叩き良化型だと思います。

▲ ⑫ リバティアイランド

実力ならドウデュースと2強だと思いますが、昨年のJCより馬体重が16〜20キロプラスになりそうで、どこまで成長分なのか?
鞍上も秋天は未勝利なのも割引です。
ドウデュースほどではないがこの馬も一度叩いた方が良さそうなタイプだと思います。


△ ⑭ レーベンスティール

8枠はやはり割引です。
ルメールなので一応買おうと思います。
レベル的にはそれほど高いとは思っていません。


以上3頭プラス1頭で3連複、3連単を買おうと思います。


Cデムーロは気になる存在ですが、ただダノンベルーガはドウデュースと同じ成長力のあるハーツクライ産駒でも、母方が早熟血統で5歳になって成長するとは思えません。


ソールオリエンスはダービーから重馬場なら買いだと思っています。

 ジュン☆彡 2024年10月23日(水) 13:26
2024年・天皇賞(秋)サイン馬券予想🎵 
閲覧 24,275ビュー コメント 3 ナイス 15

💬ベホマスライム
 意外とカワイク無いなぁ~😓💦
 キングスライムとかの方が
 なんかカワイクね?

天皇賞(秋) G1
日程:2024年10月27日(日)
東京/芝2000m
【🎠天皇賞(秋)出馬表🐎】
https://umanity.jp/sp/racedata/race_8.php?code=2024102705040811
①ベラジオオペラ 牡4
 横山和生(58.0)
 上村洋行(栗東)

②マテンロウスカイ せん5
 横山典弘(58.0)
 松永幹夫(栗東)

③ステラヴェローチェ 牡6
 佐々木大輔(58.0)
 須貝尚介(栗東)

④タスティエーラ 牡4
 松山弘平(58.0)
 堀宣行(美浦)

⑤ノースブリッジ 牡6
 岩田康誠(58.0)
 奥村武(美浦)

⑥ソールオリエンス 牡4
 横山武史(58.0)
 手塚貴久(美浦)

⑦ドウデュース 牡5
 武豊(58.0)
 友道康夫(栗東)

⑧キングズパレス 牡5
 A.シュタルケ(58.0)
 戸田博文(美浦)

⑨ホウオウビスケッツ 牡4
 岩田望来(58.0)
 奥村武(美浦)

⑩ダノンベルーガ(B)牡5
 C.デムーロ(58.0)
 堀宣行(美浦)

⑪ジャスティンパレス 牡5
 坂井瑠星(58.0)
 杉山晴紀(栗東)

⑫リバティアイランド 牝4
 川田将雅(56.0)
 中内田充正(栗東)

⑬シルトホルン 牡4
 大野拓弥(58.0)
 新開幸一(美浦)

⑭レーベンスティール 牡4
 C.ルメール(58.0)
 田中博康(美浦)

⑮ニシノレヴナント せん4
 田辺裕信(58.0)
 上原博之(美浦)

【サイン馬券①】
🏇💬
①ベラジオオペラの
頭文字「ベ」
⑨ホウオウビスケッツの
頭文字「ホ」
②マテンロウスカイの
頭文字「マ」で
『ベホマ』予想~👍
これまでの馬券負けを
全回復(ベホマ)出来るかなぁ~🤣
三連複&三連単&馬連
&ワイドBOX買い~👍
三連単(①-⑨-②)とか
🎯当たれば万馬券🎯❔

【サイン馬券②】
⑦ドウデュース
⑪ジャスティンパレス
③ステラヴェローチェ
🏇💬
⚾ドジャースっぽいので
この三頭も押さえとく❔
馬連(③⑦⑪)BOX買いで~👍

【サイン馬券③❔】
🏇💬
しかし3着圏内
ハズした事無い
⑫リバティアイランドや
ルメール騎手騎乗予定の
⑭レーベンスティール、
元My POG馬の
⑪ジャスティンパレスも
気になるなぁ~😓💦
⑫リバティと⑭レーベンを
二頭軸にして
あと一頭は人気上位から
五頭ほど流せば的中するかなぁ~🎯
・・・天皇賞(秋)は外枠ぶっちゃけ
鬼門なので知らんけど~👹(^Д^)👹
⑫リバティアイランドが
川田騎手騎乗なら毎度お馴染み
ルメ川(ルメール&川田)馬券で
鉄板🏇🎫(⑫-⑭)二軸かなぁ~😔(゚-゚)😔
二桁馬番不安はあるけど~😅(°∇°;)😅
(外枠懸念しつこい・・・😓💦❔)

【サイン馬券④❔】
🏇💬偶数年開催予想~👍
2018年
天皇賞(秋)
1着④レイデオロ
2着⑨サングレーザー
3着⑩キセキ
【3連単】
④ - ⑨ - ⑩ 24,230円
【3連複】④ - ⑨ - ⑩

2020年
天皇賞(秋)
1着⑨アーモンドアイ
2着⑥フィエールマン
3着⑦クロノジェネシス
【3連単】
⑨ - ⑥ - ⑦ 4,130円
【3連複】⑥ - ⑦ - ⑨

2022年
天皇賞(秋)
1着⑦イクイノックス
2着③パンサラッサ
3着⑤ダノンベルーガ
【3連単】
⑦ - ③ - ⑤ 23,370円
【3連複】③ - ⑤ - ⑦

2023年(奇数年だけど前年なので☑)
天皇賞(秋)
1着⑦イクイノックス
2着⑥ジャスティンパレス
3着⑨プログノーシス
【3連単】
⑦ - ⑥ - ⑨ 6,960円

2024年
天皇賞(秋)
1着①~②予想
2着③  予想
3着④~⑦予想
【3連複&3連単】
①~② - ③ - ④~⑦
BOX予想・フォーメーション買い❔
💬コレ書いてる時は
 枠順も決まってないのに
 「無茶しやがって」的な予想~🤣
 とりあえず最終日ギリギリまで
 この競馬日記📝
 更新しまくるかも~φ(..)

【天皇賞(秋)過去の傾向】
(1)奇数番が着内に来る事が多い。
(2)毎年馬番⑦⑨⑤が着内に来る事が多い。
(3)外枠が来ない❔
💬枠順、決まったら☑、
 去年と同じロトくじ
 当選買いパターンで
 (写メ・イメージ参照)
 三連単③-⑤-①が来たら
 凄いけど~Σ( ̄□ ̄)!!!
・・・あ、コレ
 ロト6の5等🎯
 1,000円だったので
 ロト“6”、“5”等、
 “1”,000円って事で
 三連単⑥-⑤-①の
 お告げかなぁ~😅(°∇°;)😅
 24日(ロト6)か25日(ロト7)に
 末等でも当たったら🎯
 写メ・イメージ
 切り替えますから
 そこら辺よろしくです~🙋
 (なんとなく最新🎯が良さそう)💦

【参考記事】
天皇賞(秋)過去レース結果・検証https://umanity.jp/sp/home/view_diary.php?id=cfbd56d394&owner_id=35f92588d5
💬去年(2023年)の予想はぶっちゃけ
 神がかってました(自分で言うか~🤣)。
   

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 🍀マリー 2024年9月15日() 00:18
気が早いけど…。(; ̄ー ̄A 
閲覧 88ビュー コメント 0 ナイス 6

シンハを落選したことで、気持ちはもう来年の「24」当歳馬です。


その中でもやはり見ればみるほど素晴らしいのが「マルシュロレーヌの24」です。
出来れば避けたい初仔ではなく、2番仔のキタサン産駒の牡馬です。(o^-')b


そもそもキャロで活躍したマルシュの仔なのですから、普通でも当然注目され人気します。
入厩先や測尺も問題なければ超人気の一頭×2抽選になりえる一頭かもしれません、、、。
価格は最低でも25~で、一口30万円も十分あり得ます。それでも×2はあり得るかもしれないと思えるのは…、、、。

母が若い、期待の2番仔、キタサンの牡馬、そして配合がキタサンの代表産駒であるイクイノックスを少し類似させる部分もあるからです。


※ ここからは画像も参照してほしいと思います。
上がイクイノックスの血統表、下がマルシュロレーヌの24です。


もちろん同じじゃないです。
でも、、画像のようにリファール(赤枠)が効いており、イクイノはヘイロー(緑枠)となりますが、マルシュの仔はサンデー(緑枠)となります。
ヘイローとサンデーの違いなどはあれども似ているところもある訳です。

イクイノは母のシャトーブランシュが芝の重賞を勝っている馬でトニービンの血を持っていますが、マルシュの仔はそれがありません、、、。
しかしながら、、オルフェの血が入るのでクオリティー負けは感じません、、、。
一方、マルシュの仔は母系がキョウエイマーチからのライン(キャロでとても活躍している母系)がありますから、やはり質では劣りませんよね。
ダンシングブレーヴの血も共通しています。マルシュの仔は、ノーザンテースト(紫枠)のクロスがどう出るかわかりませんが…。

イクイノの方がやはり芝のクラシックを意識させる血が散見するのに対し、マルシュの仔は母のダートのイメージもあって似て非なるものではあるのは確かです。
ですが、期待度では劣るものではなく、マルシュ自身も3勝クラスまでは芝で勝ってます。
芝、ダートの二刀流の可能性を秘めていて、イクイノとは少し違う角度にはなるとしても、将来は大きなところを狙える一頭だと思える、とても可能性の秘めた馬だとは思います。

国内の芝ならマイルから中距離のG1を…、、、海外ならBCクラシックや、ターフを意識させてくれるそんな一頭だと思えます。(^^)/


来年に向けての、私の備忘録とします。

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3:
  TERAMAGAZINE   フォロワー:69人 2022年10月30日() 15:49:19
戦績 4戦[2-2-0-0]
2:
  🟦 ファンダム🟦   フォロワー:101人 2021年11月22日(月) 10:36:51
今後の活躍に期待しています!
1:
  ウナガッパ   フォロワー:0人 2021年9月3日(金) 06:59:25
私もこの僚馬の活躍に期待しています‼️

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2023年11月26日ジャパンカップ G11着
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