レーベンスティール(競走馬)

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レーベンスティール
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レーベンスティール
写真一覧
現役 牡4 鹿毛 2020年3月8日生
調教師田中博康(美浦)
馬主有限会社 キャロットファーム
生産者広富牧場
生産地日高町
戦績 9戦[4-2-1-2]
総賞金12,769万円
収得賞金5,750万円
英字表記Lebensstil
血統 リアルスティール
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
ラヴズオンリーミー
トウカイライフ
血統 ][ 産駒 ]
トウカイテイオー
ファヴォリ
兄弟 ルーチェデラヴィタサーチュイン
市場価格2,090万円(2021北海道セプテンバーセール)
前走 2024/06/09 エプソムカップ G3
次走予定 2024/09/22 産経賞オールカマー G2

レーベンスティールの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/06/09 東京 11 エプソムC G3 芝1800 18363.611** 牡4 59.0 C.ルメー田中博康 482
(-4)
1.44.7 -0.333.7⑤⑦⑦ニシノスーベニア
24/05/05 新潟 11 新潟大賞典 G3 芝2000 168153.4111** 牡4 58.0 津村明秀田中博康 486
(+3)
2.01.1 1.034.7⑦⑥ヤマニンサルバム
23/12/10 香港 4 香港ヴァーズ G1 芝2400 8--------8** 牡3 55.0 J.モレイ田中博康 483
(--)
2.32.1 2.0----ジュンコ
23/09/18 中山 11 セントライト G2 芝2200 15343.821** 牡3 56.0 J.モレイ田中博康 470
(-4)
2.11.4 -0.333.9⑥⑥⑦⑦ソールオリエンス
23/07/02 福島 11 ラジNIK賞 G3 芝1800 167141.913** 牡3 56.0 戸崎圭太田中博康 474
(-2)
1.47.0 0.134.4⑪⑩⑩⑩エルトンバローズ
23/05/14 東京 5 3歳1勝クラス 芝1800 13331.611** 牡3 56.0 D.レーン田中博康 476
(-4)
1.47.4 -0.833.0ワイドアラジン
23/03/25 中山 6 3歳1勝クラス 芝1800 11791.612** 牡3 56.0 戸崎圭太田中博康 480
(+2)
1.54.6 0.035.7セオ
22/12/10 中山 4 2歳未勝利 芝1800 16121.311** 牡2 55.0 T.マーカ田中博康 478
(-2)
1.48.4 -0.635.6サルヴァトーレ
22/11/13 東京 5 2歳新馬 芝1800 9663.122** 牡2 55.0 T.マーカ田中博康 480
(--)
1.50.8 0.033.2ソールオリエンス

レーベンスティールの関連ニュース

産経賞オールカマー(GⅡ、芝2200メートル)が22日、中山競馬場で行われる。

GⅠにもつながる必見の中距離戦で、主役を務めるのはレーベンスティール(美浦・田中博康厩舎、牡4歳)だ。今年初戦となった5月の新潟記念は本来の走りからほど遠いパフォーマンスで11着と人気を裏切ったが、2戦目のエプソムCで本領発揮。59キロを背負いながら中団からしまい3ハロン33秒7と鋭く伸び、鮮やかに重賞2勝目を勝ち取った。秋初戦の舞台となる中山芝2200mでは昨年、セントライト記念で皐月賞ソールオリエンスを下してV。適性は文句なしだ。もともと休み明けも苦にしないタイプで、今回がキャリア10戦目と伸びしろも十分。きっちりと重賞連勝を飾り、さらなる高みへ弾みをつけたい。

ステラヴェローチェ(栗東・須貝尚介厩舎、牡6歳)は、前走・札幌記念で0秒4差3着。GⅠの大阪杯でも4着と差のない走りをみせており、GⅡなら流れひとつで勝機は十分だ。3歳時に皐月賞3着、有馬記念4着と中山でも崩れていない。神戸新聞杯以来となる重賞3勝目を狙う。

サヴォーナ(栗東・中竹和也厩舎、牡4歳)は今年1月の日経新春杯ブローザホーンから0秒1差2着。昨年の神戸新聞杯でも頭差2着と好走している。勝ちみに遅いきらいはあるが、潜在能力はひけを取らない。前走(函館記念4着)から1ハロン延長も好材料だろう。

サリエラ(美浦・国枝栄厩舎、牝5歳)は、久々の中距離参戦。春の天皇賞では12着と大敗したが、ダイヤモンドS2着、目黒記念3着など実力は互角。はまったときの決め手は牡馬顔負けのものがあり、展開次第で出番があっていい。

ミクソロジー(栗東・辻野泰之厩舎、牡5歳)はレコードで勝った昨年2月のダイヤモンドS以来、1年7カ月ぶりの復帰戦を迎える。常識的には厳しいが、4連勝中で底を見せていない魅力はある。

キラーアビリティ(栗東・斉藤崇史厩舎、牡5歳)は当初、オーストラリア遠征を予定してたが、現地の厳しい出走基準などを考慮して国内のここに目標を切り替えた。2月のサウジ遠征では2着と復調の兆しを見せており、GⅠ(ホープフルS)を制した中山で久々の美酒といきたい。

ラーグルフ(美浦・宗像義忠厩舎、牡5歳)は新潟記念の予定を外傷で回避し、仕切り直しの一戦。近走はリズムが悪いが、中山金杯Vに中山記念2着と実績を残すコースできっかけをつかめるか。

【オールカマー2024】出走予定馬最速チェック 重賞2勝のレーベンスティールなど10頭を診断 2024年9月17日(火) 11:00


キラーアビリティ
3年前のホープフルS勝ち馬。翌年は皐月賞13着、ダービー6着とクラシックではふるわず。古馬初対決のアルゼンチン共和国杯も8着に敗れたが、次の中日新聞杯で復活勝利。最内枠から出遅れ、1000m通過61秒9のスロー。流れは向かなかったが、馬群を割りよく伸びた。折り合い難でムラ駆けだが、脚が溜まると怖い。

サヴォーナ
昨年は京成杯4着後、1勝クラスは芝2400mを連戦。青葉賞は6着でダービーの権利を取れず。その後、夏に福島の2勝クラスを勝ち、秋初戦の神戸新聞杯は10番人気2着と穴をあけ、レコード決着にも対応した。今年4戦の最高着順は日経新春杯2着で、前崩れの流れを好位から踏ん張った。タフな馬場のほうが良さは出そう。

サリエラ
3歳時にローズS2着。昨年の目黒記念(1番人気3着)は8枠16番だった。次の新潟記念は再度1番人気も7着。久々の分か伸びを欠いた。秋のエリザベス女王杯は、逆行する展開のなか0.3差6着。最速の上がりを使い力はある。小柄でひ弱な印象もあるが、母サロミナ、全姉にサラキアいる晩成血統。重賞は未勝利でひと花咲かせたい。

ステラヴェローチェ
3年前の皐月賞とダービー3着馬。秋は不良馬場の神戸新聞杯を勝ち、菊花賞4着、有馬記念4着。前途洋々だったが、脚部不安のため2度の長期休養を挟んだ。昨年10月の復帰後は徐々に調子を上げ、今年の大阪城S1着。大阪杯4着は前有利の流れを追い込み、安田記念9着は外枠でかかった。前走の札幌記念は3着と力は上位。

ニシノレヴナント
キャリア全4勝は芝2400m以上。3勝クラスを突破した3走前(中山芝2500m)は、今夏ローカル重賞で存在感を示したキングズパレスに競り勝っている。2走前のダイヤモンドSは4番人気7着で、超ステイヤーという感じではない。前走のメトロポリタンSは、平均気味のラップを伸びきれず。スタート不安定で他力本願な面も。

フェーングロッテン
一昨年はラジオNIKKEI賞を勝ち、対古馬戦の新潟記念でも3着に走った。ひとつ年をとり、昨年の上半期は中山金杯(3着)→金鯱賞(2着)→鳴尾記念(2着)と好走。この間はいずれも逃げていたが、たまたま逃げ馬不在のなかでレースをけん引したもの。テンは速くない。その後5戦中4戦は、行き脚つかず2桁着順。唯一掲示板の2走前は番手の競馬。前につけたい。

ヤマニンサンパ
昨年下半期のケフェウスS、カシオペアS、アンドロメダSを連続3着。この時の勝ち馬エピファニーアルナシームは後にG3を勝ち、ディープモンスター小倉記念で3着に走った。当馬はその後、約7カ月ぶりの鳴尾記念4着から、前走の宝塚記念を9着。未勝利戦の1着以外、3着以内はすべて右回り。2200mをこなせれば。

ラーグルフ
昨年は中山金杯を勝ち、相手強化の中山記念でも2着と健闘した。内枠から上手く立ち回った前者に対し、後者は外枠から4角外の大味な競馬。能力を示しただけに、近4走の凡走は案外だが、折り合いに難しい面がある。予定した新潟記念を、調教中のアクシデントで回避し仕切り直しの一戦。デキ落ちなく、力を出し切れば違うはず。

リカンカブール
今年の中山金杯勝ち馬。Cコースの初週の高速馬場、1000m通過60秒5と緩め。この流れを好位から運び、展開は向いた。ただ、後半5ハロンは11秒台のラップが続き58秒4。3勝クラス突破も、内回り戦で持続力に長ける。今回は外回りでも、持続ラップになりがちなコース。重賞制覇時と同様、内枠からロスなく運びたい。

レーベンスティール
新馬戦は昨年の皐月賞ソールオリエンスの2着だった。ラジオNIKKEI賞3着から臨戦したセントライト記念は、新馬戦の雪辱を晴らし重賞初制覇。内枠から好位をとり、流れも味方した。その後2戦は大敗するも、前走のエプソムCは59キロを背負い復活勝利。2ハロン目以降、11秒台の続く、地力を問われる流れでもあった。

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【産経賞オールカマー プレビュートーク】レーベンスティールGⅠ獲りへ大事な秋初戦 2024年9月17日(火) 09:04

村瀬 海外馬券もあって大変な3日間開催でしたけど、そのアイリッシュチャンピオンS、セントライト記念、ローズSをすべて的中。報われました。

南 ワシはちょっとズレてたな。修正せなアカン。

村瀬 今週は中山で産経賞。確実にGⅠの蹄音が聞こえてくるメンバーですね。もちろん◎はレーベンスティール

南 エプソムCは強かった。

村瀬 香港で調子を落として、新潟大賞典で惨敗したときはどうなるかと思いましたが、やっぱり力がありますね。

南 セントライト記念でソールオリエンスを完封しとるからな。このコースもええやろ。

村瀬 前走は59キロを背負ってあの切れ味。本質的に9ハロンが一番合う気もしますけど、オールマイティーなんでしょう。この馬はGⅠホースにならないと。ひとまず大事な秋初戦ですね。1週前はWコースで6ハロン82秒2、ラスト1ハロン11秒5。調整も順調のようですから。

南 逆らうとしたら◎ステラヴェローチェやろか。この馬は屈腱炎での長期休養からよう立ち直った。

村瀬 札幌記念は特殊な展開だったとはいえ、プログノーシスシャフリヤールに先着しましたからね。幅広い距離をこなすけど、2000メートル前後がいいんでしょう。

南 1週前は坂路で4ハロン50秒7の好時計。元気いっぱいやな。須貝師は「前走はうまく折り合っていたし、十分な内容。使っても脚元が気にならなくなった」ゆうとった。

村瀬 サリエラは春の天皇賞で惨敗。ちょっと力んだかな。難しいけど、エリザベス女王杯(6着)で最後にすごい脚で追い込んできたし、ダイヤモンドSでテーオーロイヤルとクビ差の2着。折り合えばあんな馬じゃない。

南 サヴォーナもGⅡなら足りるはず。「大人になって気性面が落ち着いてきた」と柴田助手。まだ成長しとる感じやで。初距離やけど、11ハロンは合うんちゃうか。

村瀬 ま、ここはレーベンの相手探し。抜けないようにしなきゃな。(夕刊フジ)

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【産経賞オールカマー】1週前 関係者談話 2024年9月17日(火) 04:56

アウスヴァール・昆師「調子はいいですよ。自分の形でいって、しぶとさを生かせれば」

アルビージャ・手塚師「時計的(6ハロン82秒2)には動けていたので良かったと思う。中身もできている」

サヴォーナ・柴田助手「大人になって、気性面が落ち着いています。いい雰囲気ですよ」

サリエラ・国枝師「1週前追いの動きはまずまず。暑さも問題なさそう。前走は気合が入りすぎていた。距離はこれぐらいがいいだろう」

ステラヴェローチェ・須貝師「札幌記念は十分、内容としては良かった。うまく折り合いも付いていました」

ニシノレヴナント・上原博師「放牧から、いい感じで美浦へ戻ってきた。中山の2000メートル以上なら安定している」

フェーングロッテン・宮本師「動きは良かったと思いますが、周りに馬がいなかったので集中できた面も。気持ちひとつだと思います」

ミクソロジー・辻野師「思っている以上に良化がスローですね。距離はこれぐらいから少しずつ延ばしていければ」

ヤマニンサンパ・斉藤崇師「(1週前追い切りを)しっかりやったのでこれで上がってくると思います」

ラーグルフ・宗像師「仕切り直しの一戦。中山は悪くないし、当週に追い切れば、もう一段階上がってきそうです」

レーベンスティール・田中博師「去年の今ごろに比べると体質強化して、少しずつ完成の域に近づいているのかと思います」

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【産経賞オールカマー】特別登録馬 2024年9月16日(月) 17:30

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【産経賞オールカマー】1週前追い レーベンスティールは美浦Wコース3頭併せでラスト11秒5 田中博師「少しずつ完成の域に」 2024年9月12日(木) 14:32

《美浦》エプソムC優勝のレーベンスティール(田中博、牡4)は、Wコースで3頭併せ。馬なりで6ハロン82秒2-11秒5をマークし、中バロネッサ(1勝)、外サンダーアラート(2勝)と併入した。「1週前の動きとしては順調。去年の今ごろに比べると体質強化して、少しずつ完成の域に近づいているのかと思います」と田中博調教師はうなずいた。

天皇賞・春12着以来のサリエラ(国枝、牝5)は、Wコースで5ハロン66秒3-11秒6。ゴール前で仕掛けられ、内サトノエピック(OP)に半馬身遅れ、外マイモーメント(1勝)と併入でフィニッシュした。「3頭併せで動きはまずまず。暑さも問題なさそう。前走は気合が入りすぎていた。距離はこれぐらいがいいだろう」と国枝調教師。

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レーベンスティールの関連コラム

閲覧 1,976ビュー コメント 0 ナイス 2

ウマニティ会員の皆さん、お久しぶりです。甘粕代三です。
今年も香港国際競走の季節がやって参りました。今年は史上最多の14頭の日本勢が1200mから2400mの4レースに挑戦! アタクシも負けてはいられず、と例年より早く2日(土)に香港入り、毎朝シャティン競馬場に駆け付けては日本勢、これを迎え撃つ地元香港勢に欧米、中東各馬の状態を観察しています。今年の結論を一言でいえば、日本勢2勝は当確、上手くすれば4勝のグランドスラムの可能性も十分あり!

というのは香港勢の横綱、大関であるマイル王ゴールデンシックスティ、中距離王ロマンチックウォリアーのいずれにも大きな死角があるからです。さあ、アタクシの気の早い結論が与太なのか、モーゼかキリストはたまたモハメドの如き大予言なのか、発走順に仔細に検討して参ります。

香港ヴァーズ(シャティン芝2400m)
このレースの直近10年は日本勢が4勝、欧州4勝、そのうち3勝がアイルランドの名伯楽エイダン・オブライエン厩舎、残る1勝がフランスの名門アンドレ・ファーブル厩舎、地元香港勢2勝と日欧がっぷり四つの様相を呈しています。今年も大きく言えば、この状況に変化はありません。しかし、香港唯一のA級ステイヤーで今年カタールのローカルG1、エミール・トロフィーを楽勝したロシアンエンペラーが選出後に脚部不安発生。残る香港3騎はこのメンバーでは馬場掃除が関の山。日欧が覇を競うことになります。

ロシアンエンペラー回避後の10頭中、日本勢は4頭と最多、アイルランド・オブライエン厩舎が1頭、フランス・ファーブル厩舎1頭、イギリスの1頭を香港勢3頭が迎え撃つ顔付けになりました。この中で圧倒的な存在感を示しているのは勿論、日本4騎です。米ブリーダーズカップターフ3着と終に復活の兆しを見せ、ロスアンゼルスから香港に直行したダービー馬、シャフリヤール。前走アルゼンチン共和国杯で重賞勝ち馬となったゼッフィーロ、父に香港横綱モーリス、母にあの名牝ジェンティルドンナを持つジェラルディーナ、3歳の若駒ながら渡海の挑戦を敢行したレーベンスティールの4騎はいずれ菖蒲か杜若。この4頭だけで3連単、香港ならではの4連単も十分視野に入ります。日本勢香港ヴァーズ史上最強の顔付けと言っても差し支えありません。

この中で最も注目しなければならないのはレーベンスティールです。前走セントライト記念は休み明けながら皐月賞ソールオリエンスを子供扱いする1馬身3/4差の圧勝。セントライト記念から香港のローテーションも最適なら、香港シャティン競馬場の隅から隅まで知り尽くした雷神ことJ.モレイラが引き続き鞭を取るのは正に鬼に金棒! おまけに3歳馬ゆえ5ポンドのアローアンス。5日朝には僚馬、ローシャムパークとパドックをスクーリング。初見参のシャティン競馬場に物見することもなく2頭であたりを睥睨するかのような落ち着きぶりでした。日本勢では筆頭の評価をせざるを得ません。

残る日本勢3騎の評価は今日5日の時点でシャフリヤールゼッフィーロジェラルディーナの順。レース前日の9日までの状態を見て最終的評価を下しましょう。

さて欧州勢ですが、やはりエイダンのウォームハートが不気味です。ヨークシャー・オークス、ベルメイユ賞と欧州G1を連覇。その後、米ブリーダーズカップフィリーズ&メアで惜しくも2着に終わりましたが、サンタアニアでの2着は日本より遅く時計がかかり、欧州よりは早く時計が早い香港シャティンの芝適性を示すものです。欧州で最も時計のかかるドイツはバーデン大賞典でようやくG1ウィナーに上り詰めたジュンコよりは数段上と見ます。おまけに3歳牝馬は9ポンドのアローアンス、これが最後の直線で大きくモノをいうことは間違いありません。日本勢との比較で言えば、シャフリヤールと横一線と評価しておきます。

さて、明日は香港スプリントの展望。日本勢が苦戦したこのレース、今年は少々様相が異なってきています。明日のスプリント展望も乞う、ご期待!


★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港国際競走4レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。


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2023年11月24日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】今年は東スポ杯以上に京都2歳Sに注目!/ジャパンカップ展望
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マイルCSは最終的に本命にしたナミュールが勝利。当日乗り替わりで一瞬不安になったが、改めてレースを見直すと2戦目の赤松賞では溜めるレースをして強烈な末脚を繰り出していた。藤岡康太騎手ならこれまでと異なる面を出してくれるかも…と期待を持ちつつ、人気がみるみる落ちて行くのを眺めていた。

結果としては展開や馬場を考えると、むしろ乗り替わりがプラスに働いた面もあった。ムーア騎手だったならば、恐らく早めに動いてしまい、勝ち切ることはなかっただろう。展開や馬場、そして当日のジョッキー変更など、様々な巡り合わせによって成し遂げられた、待望のG1制覇だった。

先週はもうひとつ、出世レースとして注目された東京スポーツ杯2歳ステークスが行われたが、こちらは平凡な内容。近年と比べるとメンバーレベルも低く、今年は出世レースにはならないかもしれない。むしろ今週末の京都2歳ステークスの方に素質馬が揃った。

オールナットシンエンペラーなどのキャリア1戦組に加えて、パワーホールホウオウプロサンゲなどキャリア2戦以上の組も充実している。今年の2歳世代の出世レースは、京都2歳ステークスになるかもしれない。

それでは今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週末はもちろんジャパンカップから。

ダノンベルーガ(モレイラ騎手)

注目はダノンベルーガ&モレイラ騎手。
天皇賞(秋)は伸びあぐねたが、結果的には溜める競馬で距離延長に向けて…と考えれば悪い内容ではなかった。モレイラ騎手はとにかく芝の中長距離に強く、レーベンスティールセントライト記念を勝利し、ゼッフィーロアルゼンチン共和国杯を勝利、菊花賞でもタスティエーラを2着に持ってきている。もともとダノンベルーガは世代屈指の能力上位馬。陣営も当初からジャパンカップを目標にしてきたフシがある。ハーツクライ産駒が強いレースでもあり、そろそろ巻き返しが怖い。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年11月17日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】残り1ヶ月半、逆転への秘策/マイルCS展望
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エリザベス女王杯ブレイディヴェーグが勝利。これで秋G1は、

スプリンターズS ママコチャ=川田騎手
秋華賞 リバティアイランド=川田騎手
菊花賞 ドゥレッツァ=ルメール騎手
天皇賞(秋) イクイノックス=ルメール騎手
エリザベス女王杯 ブレイディヴェーグ=ルメール騎手

ご覧の通り、お馴染みの2人しか勝っていない。今週もシュネルマイスターセリフォスという有力馬に騎乗する両ジョッキー。果たしてまだこの記録は続くのだろうか…。

さて、気づけば今年もあと1ヶ月半ほど。勝っている人はそのままでいいかもしれないが、負けている人は一発逆転を考える時期かもしれない。

もちろん、本来競馬の収支は1年でリセットされるものではないので淡々と続けるのが基本なのだが、それでも年の瀬へ向けてどうにかしたいという気持ちもわかる…というか私自身もそうだ。

そこで、収支を逆転するためにどうすべきかを考えてみた。

ひとつはレートを上げて勝負すること…なのだが、これはさらに収支を悪化させる危険が伴う上に、予算的に負荷をかけることになるのでオススメできない。

そこでもうひとつ、

「荒れるレースで勝負する」

ということだ。

勝負というとどうしても、自信のあるレース=期待している馬がキッチリ走るレース、を選んでしまいがちだが、それだと爆発的な回収はできない。戦う場(レース)を選べるというのが競馬のメリットでもあるのだから、より波乱度の高い難解なレースで勝負して、高配当をまとめて取るというのが一撃で回収するためには良いかもしれない。

シンプルに考えて、自分が難しいと思うレースは多くの人にとっても難しいのだから、その中で少しでもアドバンテージがあれば勝負に行っていい。私自身も今年は負けているので、ちょっと荒れそうなところで強気な勝負をしていこうと思っている。

それでは最後に今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週はマイルチャンピオンシップから。

エルトンバローズ西村淳也騎手)

注目はエルトンバローズ西村淳也騎手。
ラジオNIKKEI賞ではレーベンスティールを、毎日王冠ではソングラインシュネルマイスターを退けて重賞連勝中。恵まれたように見えるが、「恵まれるのも才能」を地で行くタイプだ。今回はマイル短縮になるが、もともと未勝利と1勝クラスはマイル戦で、スピードもあるのでまったく問題ないはず。馬場読み力に長け、今年ブレイクしている西村淳騎手の手綱にも期待したい。G1になるとジョッキーが人気に与える影響がより大きくなる分そこまで期待されないかもしれないが、一発狙ってみても面白い。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年9月22日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】母系を眺める楽しみ/神戸新聞杯展望
閲覧 1,230ビュー コメント 0 ナイス 2

先週はローズSとセントライト記念、秋G1へ向けて重要な3歳のトライアル2レースが行われた。

印象に残ったのはローズS、マスクトディーヴァの末脚。展開が向いた面はあったとはいえ、直線は強烈な伸びを見せ差し切り勝ち。人気のブレイイディヴェーグを1馬身半突き放す完勝で、レコードのおまけつきだった。

強烈な末脚の源泉となっているのは、母母ビハインドザマスクだろう。ビハインドザマスクは20世紀末に台頭した牝馬で、強烈な末脚を武器とした。3連勝で臨んだ2000年のセントウルSでは、当時人気を集めていたブラックホークを並ぶ間もなく差し切り勝ち、重賞初制覇。その後G1には縁がなかったが、引退レースとなった京都牝馬Sでは、牝馬で58キロを背負いながらやはり上がり最速の鋭い末脚を披露し差し切り勝ち。

そのビハインドザマスクディープインパクトの間に生まれたマスクオフの産駒が今回ローズSを制したマスクトディーヴァ。あのローズSを見ると、祖母の末脚を思い出さざるを得なかった。

翌日のセントライト記念は、レーベンスティールが勝利。リーベンスティールの血統表を眺めると、母父トウカイテイオーが話題になっているが、母母父のリアルシャダイも懐かしい。リアルシャダイは20世紀末~2000年代にかけてステイヤーを多く輩出した名種牡馬。1995年、ライスシャワーが2度目の制覇を成し遂げた天皇賞(春)では、2着ステージチャンプ、3着ハギノリアルキングも含め、産駒のワンツースリーという偉業を成し遂げている。本校執筆時点でレーベンスティールの今後のローテは明らかになっていないが、母系を眺める限りスタミナは豊富にありそうだ。是非、菊花賞ソールオリエンスとの再戦を観たい。

母系を眺めていると思わぬ名馬、名牝に出会うことがある。今年の札幌記念で2着と健闘したトップナイフは、父デクラレーションオブウォー、母の父スピニングワールド。これだけ見るとやや地味な血統なのかなと思えるが、さらにさかのぼってみると3歳母にワンスウェドの名前を見つけることができる。ワンスウェドは、あのテイエムオペラオーの母。つまり母母ビクトリーマッハがテイエムオペラオーの異父姉ということになる。そう考えると、タフな馬場の2000m戦だった札幌記念での激走もなんとなく説明がつくような気がする。

即馬券に繋がるような類の話ではないかもしれないが、母系を眺める楽しみを感じる今年の3歳戦線だ。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】 9/17(月)中山12R レディアス 2番人気3着

外からキッチリ伸びて来て3着確保。展開不向きもラストは目立った。叩き良化型で使いつつ良くなるタイプで、1200mもこなすが過去の実績や今回の内容から1400mの方がより流れに乗りやすそう。この後、仮に東京替わりで距離が延びても問題なく、現級なら軸で信頼できる。

~今週末の注目馬~

今週は神戸新聞杯から。

ナイトインロンドン和田竜二騎手)

注目はナイトインロンドン和田竜二騎手。

3連勝で挑むナイトインロンドンが面白い。前走の阿寒湖特別は完勝。2~3着に下したライリッズミステリーウェイも次走即勝ち上がっており、相手も揃った一戦だった。母父メジロマックイーンから豊富なスタミナを受け継いでいる印象で、菊花賞で是非見たい上がり馬。今回はさらに相手も揃ってはいるが、いきなりの重賞で通用しておかしくない。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年9月14日(木) 13:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック セントライト記念2023
閲覧 2,230ビュー コメント 0 ナイス 3



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


9月18日(月) 中山11R 第77回セントライト記念(3歳G2・芝2200m)


【登録頭数:17頭】(フルゲート:18頭)


<前走:日本ダービー出走馬 芝2400m(レース映像)> 4ヶ月

ソールオリエンス(2着、460kg(-2kg))<B>
前走のダービーでは道中行きたがる面を見せていて、決め手が活きる展開にもならず人気も背負っていることもあり個性を活かすレースができず。この中間は、これまで通り乗り込まれていて良い時計も出ているが、1週前追い切りでは併せたキングズレインにしぶとく食い下がられて突き放せなかった。そのあたりに物足りなさを感じた。
☆『前々走の追い切り』、☆『前々走のジョッキーカメラ
☆『前走の追い切り

シャザーン(9着、494kg(-6kg))<D>
前走時は、使い込まれて追い切りの動きがかなり良かったが、今回休み明けで1週前追い切りは伸び脚平凡で物足りない動き。
☆『前走の追い切り

グリューネグリーン(15着、482kg(+2kg))<D>
休み明けだが乗り込み量もそれほど多くなく、1週前にはこれまで追ったことがなかったPコースで追われた。これまでどおりではない点はマイナス。
☆『前走の追い切り


<前走:ラジオNIKKEI賞出走馬 芝1800m(レース映像)> 中10週

シルトホルン(2着、458kg(±0kg))<B>
先行力のある馬だが1800mまでしか経験がなく2200mは一気の距離延長。レースで大野騎手が騎乗する時には、大野騎手騎乗で追い切られてきた馬だが、この中間も2週前、1週前と同騎手が騎乗して馬なりで好時計をマークしている。
☆『前走の追い切り

レーベンスティール(3着、474kg(-2kg))<A>
新馬戦でソールオリエンスとのマッチレースに敗れたとはいえ、素質はかなり高い。毎回パドックでは良く見せる馬だが、これまでスローペースのレースが多く行きたがる面を見せていた。前走は折り合い重視のレースを意識したのか、後方からのレースとなって結果的に直線脚を余す形となってしまったがレース内容に幅が出てプラスにはなったと思う。この中間も乗り込み豊富で、南Wで好時計を計時。1週前の動きを見ても、力強い走りで状態は良さそう。
☆『前走の追い切り


<前走:西部日刊スポーツ杯出走馬 芝2000m> 中4週

ウィズユアドリーム(1着、496kg(±0kg))<B>
前走はスタートからマイペースの競馬での逃げ切り勝ち。土曜追いの吉岡厩舎で、前走時は古馬1勝クラスの馬と併せて遅れていたが、この中間は古馬2勝クラスと併せて先着と上々。先週土曜には、CWで強めに追われて終い好時計とさらなる上積みにも期待がもてる。

セブンマジシャン(2着、488kg(+2kg))<B>
京成杯とスプリングSでは、ダービー上位入線のソールオリエンス、べラジオオペラを抑えて1番人気で出走していた馬。坂路で好時計の出る馬だが、休み明けの前走時はこの馬らしい時計が見られず、パドックでも胸前のあたりに余裕があって出来自体は物足りなかった。この中間は、1週前に坂路でこの馬らしい時計が出ており変わり身が見込めそう。
☆『前々走の追い切り


<前走:阿賀野川特別出走馬 芝2200m> 中3週

ウインオーディン(2着、478kg(-4kg))<D>
皐月賞からの休み明けで迎えた前走は、馬体重の割に細く見えてトモも寂しく映った。それでも、重賞2着馬が2勝クラスでのレースで敗れたとはいえ力上位の内容だった。この中間、中3週での出走も1週前は馬なりでの調整で、時計こそ出ていたものの物足りない内容。
☆『前々走の追い切り

コレオグラファー(4着、480kg(±0kg))<C>
休み明けの前走時、追い切りでは好時計が出ていてパドックでも毛艶も良く仕上がりは良さそうだった。先週の1週前追い切りでは、強めに追われていたが時計はそれほど目立たず大きな変わり身まではどうか。


<前走:その他のレース出走馬>

ドゥラエレーデ宝塚記念:10着 芝2200m 506kg(-6kg)3ヶ月)<B>
宝塚記念以来となるこの中間は、坂路中心に乗り込まれ、あいだの日曜にも速い時計が出ている。1週前追い切りの動きを見るとまだ重め感はあるが、ここ2戦と比べると良化の印象。変わり身も期待できそう。
☆『前走の追い切り

キングズレイン(町田特別:1着 芝2400m 480kg(±0kg)3ヶ月)<B>
ホープフルS3着馬だが、右回りだと行きっぷりが悪く後方からのレースになってしまうため、今回のこのコースも条件的には向かない。この中間は、3週前、2週前と強めに追われて1週前にはソールオリエンスとの併せ馬を敢行。遅れはしたものの動きは良好、状態は上々だと思うが、人気が先行しそう。
☆『前々走の追い切り

コスモサガルマータ(月岡温泉特別:1着 芝2000m 494kg(+6kg)中5週)<A>
2走前の京都2歳Sでは見た目にも分かるくらいの太め残り。2番人気で11着と人気を裏切る形になってしまったがレース内容自体はかなり濃く、さすがムーア騎手といった印象。長期休み明けとなった前走は、スッキリした感じで好仕上がりと休ませて馬も良くなっていた。この中間も引き続き坂路で好時計が出ていて、叩き2戦目での上積みが感じられる。
☆『前々走の追い切り

シルバープリペット(新潟1勝クラス:1着 芝2400m 456kg(+6kg)中3週)<C>
前走は休み明けで久しぶりに追い切りもしっかりと消化、南Wでの時計も良化して、出来も良かった。反面、パドックではややトモが寂しい感じにも映ったので、ここでの上積みまではどうか。

フレーヴァード(札幌1勝クラス:1着 芝2000m 446kg(+6kg)中6週)<B>
ルージュバックの仔で派手な勝ち方をする馬だが、前に行けないところがありルメール騎手の好騎乗で2勝できたような部分もある。この中間、併せ馬にならないくらい直線で2頭を離してのフィニッシュとなった1週前追い切りでは、やや重心は高めも力強い走りを披露しており好状態。

アームブランシュ(稲城特別:2着 芝2400m 458kg(-2kg)3ヶ月半)<C>
弥生賞の頃までは併せ馬で遅れることが多かったが、その後レースを使われるごとに時計もしっかりしてきて馬なりでも先着できるようになってきた。ただ、この中間は新馬や古馬1勝クラスといった楽な相手と併せても強めに追われて併入までと、ちょっとモタついている感じ。

ウイニングライブ(南相馬特別:6着 芝2000m 428kg(-4kg)中8週)<E>
前走から間隔を空けての出走も、小柄な馬で乗り込み量も少なく強めの追い切りもない。

エンライトメント(函館未勝利:1着 芝1800m 472kg(±0kg)中9週)<D>
前走未勝利勝ちから間隔を空けての出走も、この中間はこの馬としては平凡な時計で乗り込み量も少ない。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、レーベンスティールコスモサガルマータの2頭をあげておきます。


<参考:出走予定馬の対戦成績>
◇京都2歳S(レース映像
1着:⑦グリューネグリーン、11着:⑩コスモサガルマータ

◇ホープフルS(レース映像
1着:⑪ドゥラエレーデ、3着:⑮キングズレイン、6着:⑨セブンマジシャン、11着:⑥グリューネグリーン

◇京成杯(レース映像
1着:④ソールオリエンス、3着:⑦セブンマジシャン

◇弥生賞(レース映像
4着:③アームブランシュ、8着:⑩グリューネグリーン

◇スプリングS(レース映像
6着:⑮セブンマジシャン、9着:⑧シルトホルン

皐月賞レース映像
1着:①ソールオリエンス、6着:⑪シャザーン、8着:⑥ウインオーディン、11着:③グリューネグリーン


◇今回はセントライト記念編でした。
近年は菊花賞をパスする馬も多いとはいえ、目指す馬には重要なステップとなるこのレース。ですが、これだけ暑い夏が続くと夏場に使われてきている馬には不利になることが多いためか、過去5年の連対馬10頭を見てみると8頭が2ヶ月以上の休み明けでの出走で、8月にレースを使った馬の連対は1頭のみ。それと併せて連対馬の調教内容を調べてみたところ、休み明けの馬が多く好走していることもあり強めに追われている馬が多く見られました。関西馬に関しては連対馬4頭中4頭が1週前に強めの追い切りを、関東馬に関しても休み明けの4頭の内3頭は1週前か最終追い切りでビッシリ追われていて、ほかのレースよりも強めの追い切りで仕上げてきている馬の好走が目立つところがあります。これらの傾向から、菊花賞への叩き台として使ってくる馬よりも、ビッシリ追って出走権を取りにきている馬を狙うことをお勧めします。


セントライト記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年7月7日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】昨年から一転してノーザンファーム2歳勢がロケットスタート/七夕賞展望
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先週の東西重賞はともに内枠有利の流れ。CBC賞は逃げたジャスパークローネが勝利、ラジオNIKKEI賞は道中好位のインを追走したエルトンバローズが抜け出した。

最終的な本命はCBC賞が◎サンキューユウガ、ラジオNIKKEI賞は◎コレペティトールサンキューユウガは最高の立ち回りで2着を確保したが、今回に関しては馬場状態や枠順などすべての条件が向いたことは覚えておきたい。次走以降、今回以上の競馬をするのはなかなか難しいかもしれない。一方のコレペティトールはスタートで少し立ち遅れたことが響いた。もっとも、こちらも内枠を上手く生かせてはいたので、今回以上となると少々厳しいかもしれない。

負けた組の中ではやはりラジオNIKKEI賞で3着だったレーベンスティールのラストの脚が目についた。もともと小回り向きのタイプではないので流れに乗れず差し遅れたのは仕方ないところ。騎乗についてはいろいろ言われそうな内容ではあったが、そもそも上手く乗ることが難しいシチュエーションでもあった。福島芝1800mの開幕週はストレートに能力が発揮される舞台ではない。

~ノーザンファーム産の2歳勢がロケットスタート

さて、少しだけ2歳戦の話題を。先月から始まった2歳戦線もはや1ヶ月あまりが過ぎたが、最初の開催ではノーザンファーム勢が大活躍。やや低調だった昨年から一転、素晴らしいスタートを切った。

最初の開催で2歳戦は合計29レース行われたが、そのうち13レースでノーザンファーム生産馬が勝利。複勝率も60%を超えており、近年の中でも屈指の好スタートといっていい。参考までに昨年の最初の開催との比較を見てみたい。

・2歳戦最初の開催におけるノーザンF勢の成績

2022年 (8-7-5-26)複勝率 43.5% 複勝回収値 66円
2023年 (13-6-8-17)複勝率 61.4% 複勝回収値 127円

ご覧の通り、明らかに今年の方が良い。近年の中では2018年の2歳世代はノーザンファーム勢が絶好調で、サートゥルナーリアグランアレグリアアドマイヤマーズダノンファンタジーケイデンスコールなど、最初の開催にデビューした組がその後大活躍。

今年も素質を感じさせる馬が多く勝ち上がっており、特にボンドガールアマンテビアンコダノンエアズロックあたりは先々も大いに期待できそうだ。世代によってかなり明確に好不調が分かれる傾向があるので、今年の2歳勢は好調…かもしれない、くらいはアタマに入れておくと今後2歳戦の馬券を買う上でもヒントになるかもしれない。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】イルクオーレ 7/1(土)函館11R 4番人気4着

トップスタートから2番手追走も、大外枠で位置を収められなかった。それでも直線はしぶとく粘って見せ場を作っており、現級でも上位の能力は見せた。順調なら次走は札幌前半開催に使えそう。逃げでも番手でも安定した立ち回りが可能なので、あとは馬場や展開、枠次第で圏内好走が叶うだろう。

~今週末の注目馬~

今週は七夕賞から。

レッドランメルト田辺裕信騎手)

注目はレッドランメルト田辺裕信騎手。
もともと3連勝で重賞に挑戦し、小倉大賞典では1番人気の支持を集めた実力馬。直近3戦は戦績だけ見れば重賞の壁に阻まれたように見えるが、枠や馬場が向かなかった面も大きかった。田辺騎手との初コンビでリラックスして運べれば一発が怖い。


※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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レーベンスティールの口コミ


口コミ一覧
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9月22日 日曜日 中山競馬場 右回り Cコース

オールカマー

芝2200M GⅡ 3歳以上 

過去10年馬券内父系

サンデーサイレンス系   4-8-8 登録馬 9頭
ヘイルトゥリーズン系   3-0-1     2頭
ミスタープロスペクター系 1-2-1     1頭
ノーザンダンサー系    1-0-0     1頭
ナスルーラ系       1-0-0     1頭
ブランドフォード系    0-0-0     1頭 計15頭 フルゲート17頭

過去10年別頭数

2回 12、15、16頭
1回 9、10、13、17頭

過去10年人気別馬券内

7回 3番人気
6回 1番人気
4回 2、5番人気
3回 6、7番人気
2回 4番人気
1回 9番人気

過去10年最高オッズ

単勝 3890円 複勝 600円 枠連 10080円 馬連 10970円 馬単 23660円
ワイド 3650円 3連複 32870円 3連単 246180円

このレースの傾向として(競馬ブック参考)

○ 芝1800M以上でGⅡGⅢ勝ちか、GⅠ連対以上。
○ 前走GⅠからが14馬券内
○ 前走GⅠ以外からは一桁着順まで
○ 4歳、次点5歳 
○ 牝馬
○ 1番人気が思っているほど良くないがあまり荒れていない。

実績

GⅠ馬
     キラーアビリティ

GⅠ2着
     ステラヴェローチェ

GⅡ勝ち
     レーベンスティール

GⅢ勝ち
     フェーングロッテン ミクソロジー ラーグルフ リカンカブール

重賞2着
     サヴォ―ナ サリエラ ナイママ ロバートソンキー

重賞3着
     アウスヴァール 

OP3着
     ヤマニンサンパ

OP4着
     アルビージャ

OPクラス
     ニシノレヴナント

 ベスト タイムズ 2024年9月18日(水) 02:02
オールカマー G2
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ステラヴェローチェ

ミクソロジー

リカンカブール

レーベンスティール

ロバートソンキー

.

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 極駒eX 2024年9月17日(火) 23:55
産経賞オールカマー【指数😀特集】
閲覧 22ビュー コメント 0 ナイス 0

産経賞オールカマー G2
9月22日(日) 中山/芝2200m 15頭
1位   ステラヴェローチェ   99.2😀
2位   サヴォーナ   98.1
3位   ヤマニンサンパ   97.9
4位   レーベンスティール   97.5😀
5位   サリエラ   97.3

【特集】
重賞2勝😀レーベンスティール、前走札幌記念3着😀ステラヴェローチェなど15頭が登録

😀レーベンスティール
新馬戦は昨年の皐月賞馬ソールオリエンスの2着だった。ラジオNIKKEI賞3着から臨戦したセントライト記念は、新馬戦の雪辱を晴らし重賞初制覇。内枠から好位をとり、流れも味方した。その後2戦は大敗するも、前走のエプソムCは59キロを背負い復活勝利。2ハロン目以降、11秒台の続く、地力を問われる流れでもあった

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2024年6月9日エプソムカップ G31着
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2024年6月9日 エプソムカップ G3 1着
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