テーオーケインズ(競走馬)

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写真一覧
抹消  栗毛 2017年4月27日生
調教師高柳大輔(栗東)
馬主小笹 公也
生産者ヤナガワ牧場
生産地日高町
戦績25戦[10-3-4-8]
総賞金29,968万円
収得賞金22,200万円
英字表記T O Keynes
血統 シニスターミニスター
血統 ][ 産駒 ]
Old Trieste
Sweet Minister
マキシムカフェ
血統 ][ 産駒 ]
マンハッタンカフェ
カフェピノコ
兄弟 テーオーラフィットキングイマデショウ
市場価格
前走 2023/12/03 チャンピオンズカップ G1
次走予定

テーオーケインズの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/12/03 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 15345.644** 牡6 58.0 松山弘平高柳大輔 504
(+8)
1.50.9 0.337.3レモンポップ
23/11/03 大井 11 JBCクラシ G1 ダ2000 10--------3** 牡6 57.0 松山弘平高柳大輔 496
(--)
2.06.0 0.9----キングズソード
23/06/28 大井 11 帝王賞 G1 ダ2000 12--------3** 牡6 57.0 松山弘平高柳大輔 508
(--)
2.01.9 0.0----メイショウハリオ
23/03/25 アラ 9 ドバイWC G1 ダ2000 15--------4** 牡6 57.0 O.マーフ高柳大輔 --0000 ------ウシュバテソーロ
23/02/01 川崎 11 川崎記念 G1 ダ2100 10--------2** 牡6 57.0 松山弘平高柳大輔 493
(--)
2.16.1 0.1----ウシュバテソーロ
22/12/04 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 166121.514** 牡5 57.0 松山弘平高柳大輔 494
(-7)
1.52.2 0.336.8⑥⑥④④ジュンライトボルト
22/11/03 盛岡 12 JBCクラシ G1 ダ2000 15--------1** 牡5 57.0 松山弘平高柳大輔 501
(--)
2.02.1 -0.4----クラウンプライド
22/06/29 大井 11 帝王賞 G1 ダ2000 9--------4** 牡5 57.0 松山弘平高柳大輔 495
(--)
2.04.4 1.1----メイショウハリオ
22/05/21 中京 11 平安S G3 ダ1900 16241.811** 牡5 59.0 松山弘平高柳大輔 500
(--)
1.57.0 -0.435.9④④ケイアイパープル
22/02/26 サウ 8 サウジカップ G1 ダ1800 14--------8** 牡5 57.0 松山弘平高柳大輔 --1.53.0 2.5----エンブレムロード
21/12/05 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 16363.311** 牡4 57.0 松山弘平高柳大輔 498
(+6)
1.49.7 -1.035.5⑤⑤⑥⑥チュウワウィザード
21/11/03 金沢 10 JBCクラシ G1 ダ2100 12--------4** 牡4 57.0 松山弘平高柳大輔 492
(--)
2.13.5 0.4----ミューチャリー
21/06/30 大井 11 帝王賞 G1 ダ2000 13--------1** 牡4 57.0 松山弘平高柳大輔 497
(--)
2.02.7 -0.6----ノンコノユメ
21/04/18 阪神 11 アンタレスS G3 ダ1800 16242.911** 牡4 56.0 松若風馬高柳大輔 494
(0)
1.49.0 -0.337.0⑥⑥⑤ヒストリーメイカー
21/03/21 中京 11 名古屋城S OP ダ1800 15342.111** 牡4 57.0 松山弘平高柳大輔 494
(+4)
1.49.3 -0.537.2アッシェンプッテル
20/12/29 大井 10 東京大賞典 G1 ダ2000 16--------6** 牡3 55.0 松山弘平高柳大輔 490
(--)
2.07.1 0.2----オメガパフューム
20/12/20 阪神 10 ベテルギウス (L) ダ1800 16352.712** 牡3 55.0 松山弘平高柳大輔 490
(+2)
1.51.9 0.036.0⑤⑥⑨⑧オーヴェルニュ
20/11/14 阪神 10 摩耶S 3勝クラス ダ1800 16122.011** 牡3 55.0 松山弘平高柳大輔 488
(0)
1.52.3 -0.336.7⑤④⑤タイガーインディ
20/10/31 京都 12 3歳以上2勝クラス ダ1800 147112.111** 牡3 55.0 松山弘平高柳大輔 488
(+6)
1.50.3 -0.736.2⑥⑥⑤サンライズホープ
20/05/24 京都 10 鳳雛S (L) ダ1800 16235.326** 牡3 56.0 藤岡佑介高柳大輔 482
(+4)
1.52.1 1.137.6⑮⑮⑮⑭ミヤジコクオウ

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テーオーケインズの関連ニュース

2021年チャンピオンズCなどを勝ったテーオーケインズ(栗・高柳大、牡6)が8日、競走馬登録を抹消された。今後は北海道新ひだか町のアロースタッドで種牡馬となる予定。通算25戦10勝(うち地方8戦2勝、海外2戦0勝)、重賞は前述のチャンピオンズCと21年JpnⅠ帝王賞、22年JpnⅠJBCクラシックなど5勝。総獲得賞金は6億7481万5900円(うち地方2億5000万円、海外1億2513万1900円)。

松山弘平騎手「長きにわたってコンビを組ませていただいて、海外での騎乗などたくさんの経験をさせていただきました。感謝してもしきれません。一番の思い出は、やはり2年前のチャンピオンズCです。6馬身差の強い競馬で、相当な能力がある馬だなと感じました。種牡馬としてもいい子を出してくれると思います。子供に乗れる日を楽しみにしています」

高柳大輔調教師「これまで厩舎を引っ張ってくれて、自分自身も思い入れの深い馬です。次のステージのことを考えると、ここが引き際としては良かったでのはないかと思っています。いい子に期待したいです」

【阪神JF ズバッと!言いたい放題】前走ケタ違いのスピード見せたキャットファイト、期待十分! 2023年12月7日(木) 11:06

しの 来年のクラシックに向けて、2歳GⅠのスタートです。今週は牝馬戦。

大王 ルシフェルはL萩Sで牡馬を一蹴。全3戦で上がり最速をマークと脚質は阪神外回り向きだし、豪腕ムルザバエフに賭けたい。

水谷 「一生懸命に走るところ、リラックスするところを知っている賢い馬。ポテンシャルは高い」と斉藤崇調教師。

大王 ボンドガールも楽しみだったんだけど回避が決定。

東京サンスポ・綿越 5日に放馬。水曜午後に右前肢の打撲と診断されて、「不安がある状態で出走はできないと判断。オーナーやファンには申し訳ない気持ちです」と、手塚調教師は残念そうでした。

しの 先のある馬ですしね。春を楽しみに待ちましょう。

大王 ステレンボッシュは赤松賞勝ち。マイルはピッタリでルメールが手綱を取るのも心強い。

水谷 栗東で調整中で、「中2週だけに行きたがるところはあったが、無理はしていない。追い切りに乗ったルメールも『いい感触』と言っていた」と国枝調教師。

しの 私はアスター賞をレコード勝ちしたキャットファイトを狙いたい。高速馬場だったとはいえ、上がり3ハロン33秒7での5馬身差圧勝はケタ違いでしょう。

綿越 追い切りも好反応。「切れる脚を使えるし、レースもうまい。楽しみ」と、上原調教師は期待していましたよ。

水谷 新潟2歳Sアスコリピチェーノも栗東滞在。黒岩調教師は「体調、精神面とも安定しているのでしっかりやった。切れるというよりいい脚を長く使える」と。

大王 サリオスの全妹サフィラアルテミスSチェルヴィニアの2着。ここもチャンス。

水谷 松山騎手も「完成度が高いし、いい末脚を備えている。この舞台は合う」とやる気やで。

大王 コラソンビート京王杯2歳SをレコードV。未勝利戦を3馬身差で快勝しているようにマイルも問題ない。

しの 抽選対象ではアトリウムチャペル。牡馬相手のデビュー戦で、前が壁になりながらも突き抜けました。7ハロンの割にペースは緩かったし、マイルは大丈夫そう。

大王 タガノエルピーダも新馬戦が好内容。抽選突破なら面白い。

水谷 ワシの◎候補も抽選対象。今年は飛び抜けた存在がおらんし、スウィープフィートにもチャンスがあるで。

しの そういえば先週は惜しかった。

水谷 ◎ドゥラエレーデテーオーケインズを競り落としたところで、〝できた!〟とほくそ笑むとこやったわ。

しの 人気を考えたらかなり凹みますね。

水谷 そんなことないで。こういう惜敗は好リズムの証し。年末まで押せ押せで攻め続けるで。(夕刊フジ)

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【レースV職人 豚ミンCの爆穴はコレ!】カペラS2023 先週ドゥラエレーデ9番人気3着! 大混戦のダート重賞で期待したい2頭とは? 2023年12月6日(水) 17:00


これまで幾度となく大穴を本命にし、的中を重ねてきたレースV職人・豚ミンCプロが週末重賞の爆穴候補を推奨する当連載! 先週のチャンピオンズCは、推奨馬ドゥラエレーデが9番人気3着へ好走しました! 今週のカペラSにもぜひご注目ください。それでは早速、豚ミンCプロから届いた先週の振り返りと今週の見解を確認しましょう。


チャンピオンズCの振り返り】
人気馬に距離不安や脚質不安などがあり、微妙に人気が割れていましたが、勝ったのは今年のフェブラリーSも制した1番人気のレモンポップでした。成績的にも多くの人が距離不安を挙げていたと思いますが、前回のコラムでも書いたとおり、血統的にも問題なく、フェブラリーSであの競馬ができるのであればやはり簡単に負けることはなかったというところでしょう。というか父と母父を見れば中距離は大丈夫なはずで、ドバイですが1200mではあっさり負け、距離が延びたマイルの南部杯では圧勝。そもそもですが、マイル以上のほうが元々いいのでは? という話のような気もします。今日は鞍上も最後は脚が上がったとコメントしていましたし、「2000mだとさすがに無理だろう」となりそうですが、長い距離を使ってきた馬たちも今日は最後に止まっていたので関係ないかも(坂井Jは後ろの馬たちは見えていないので分からなかったはず)。そのことから、次走どこか分かりませんが、多少距離が延びても楽しみですね。あと忘れてはいけないのが坂井Jの立ち回り。8枠は不利だったと思いますが、行くと思われていたケイアイシェルビーはそこまで行き脚もなく、ドゥラエレーデも逃げなくていいやというような競馬を選んだので、ほぼ消耗なく先手を取ることに成功しました。それもあって勝ちに繋がったのは間違いないと思いますが、JRAのインタビューでも「事前に準備する」と言っていたように、色々想定していたのでしょう。こういう騎手は馬券を買う側からしたら心強いので積極的に本命にしたくなりますよね。ジョッキーカメラを見ても、声を掛けながらの競馬。馬に乗っていたときの私も、いつも「ホォーホォー」とか「大丈夫、大丈夫」と常に声を出しながら乗っていたので、親しみを感じました。ま、私の場合は下手だったので、自分に向けて言っていたようなものですけどね(笑)。去年は年間100勝まであと少しでした。今年は来週にでも決めてくれるでしょう!

対して2番人気のセラフィックコールはみなさんの想像どおりの結果に……。スタートはクリアし、最初のコーナーをロスなく回ったところまではよかったのですが、結果的に終始ロスなく乗った馬が上位に来ており、3角から外を回ったこの馬には厳しいレースになりました。ただ、「セラフィックコールって、いつも同じ競馬ばかり」と思われがちですが、八王子特別では多少周りに馬がいる競馬も実はしているんですよね。もしかしたらその時乗っていたレーンJなら、結果は違っていたかもしれませんね。あと個人的な話ですが、デムーロJは9レースと10レースで本命にしていてひどい競馬だったので、メインで勝たないでくれてよかったです(笑)。

続いて3番人気のクラウンプライドは……、まぁ最初のコーナーで終了でしたよね。敗因はほかにもあるのでしょうけど、1コーナーであの入りをして、3コーナーからも外を回ってとなると馬券には基本来ないです。おそらく無難にと、この馬を本命にした人は多かったと思いますが、どうであれうまく乗られないと競馬は当たらないので、仕方ないといったところでしょうか。4番人気のテーオーケインズは逆に文句の言いようがない最高の立ち回りをしての4着。以前なら最低でも馬券にはなっていたでしょう。これも前回のコラムで書いたとおり、間隔を空けて強い競馬をしていた馬が最近は勝ちきれなくなったということで落ち目だったはず。完璧に乗られて馬券圏外だったので消しで正解でした。

そしてそして、振り返らなければならない注目馬2頭。マイルCSでもジャスティンカフェダノンザキッドを挙げて馬券圏外のほうを本命。今回もグロリアムンディドゥラエレーデを挙げて、来なかったほうを本命といつもどおりでした(笑)。ドゥラエレーデに関しては伊達にダート連対率100%ではなかったですね。たぶんムルザバエフJもいいイメージがあったはずで、馬もそれに応えているように見えました。その分の粘って3着だったと思います。それとちょっと気になったのが前売りの人気。前売りから売れるとは思っていなく、しばらく単勝10倍前後だったのでビックリでした。ただ、3連系を見ると上位にはなく、最終的にある程度付くというのは容易に分かりましたよね。でもメイクアリープと同じくらいのところ、結果的にはそれなりには売れています。本来は50倍近くあってもいいと思いました。

あ、ちょうどオッズのことに触れたので、ここでちょっとその辺りのオッズの見方というか、判断の仕方について認めておきたいと思います。まずSNS等で「○○さん」が本命にしたらオッズが動くとかよく見かけますが、たしかに票数が少ない時は動くかもしれませんが、影響があったと判断するのは最終的に締め切ったオッズ。そこで本来より売れているのかそれとも普通なのかを見るのですが、前日や数分前は30倍だったのに、締め切ったら10倍。なので「○○さんが言ったから影響あった!」ではないですよ(笑)。私たちが単勝や複勝のオッズを判断する時は必ず3連系を見ます。そこで3連系では上位人気にいないのに単勝は上位人気、となっていたら売れていると判断します。例えば今回のチャンピオンズCで言うと、私が本命にしたグロリアムンディ。3連復の人気を見ると6番が出てくるのは8番人気のところ。その人気の前に出てくる数字を見ると2番・4番・9番・11番・12番・15番。細かい説明は省きますが、ざっくり言うとその次辺りの単勝オッズになるのが妥当ということになります。なので最終的な単勝・複勝を見ると、何も影響がない普通のオッズだったということになりますよね。たしか前日に20倍~30倍くらいあったと思いますが、そこのあなた、それより下がったので売れたと思っていません? それだと競馬初心者の部類に入ってしまいますよ。3連系を見て、前日からその辺りにあったからだいたいこれくらいになるだろうと判断できるようになっておきましょう。この判断ができるようになれば、「あれ? 新聞にいっぱい印は打たれているのに10倍付いてるからおいしい」と思って買い、締め切ったら3倍や5倍で、何もおいしくなく買って失敗でした、みたいなことはなくなります。なぜなら最終的に人気する馬は3連系では最初からしっかり上位にありますので。私らは当たり前のようにいつもこういうのを見ていますが、SNS等を見ていると意外とこういうことを知っている人は少なそう……。「○○さんが言ったからオッズが下がってしまいましたよ」なんてしょっちゅう見かけますのでね。そのレベルからひとつ上がって、競馬で勝てるように近づけたらと思います。というか、そもそもG1では影響しません(笑)。ちなみに最近たまたま見た動画でも(けっこう有名らしい)、締め切り前○倍だったのに○倍まで下がったって驚いているのを見かけて、何も分かってないんだなぁって思いました(^_^;)。

とまぁ脱線しましたが、もう1頭挙げたグロリアムンディに話を戻すとこの馬、中京コースでは呪われているんですかね。去年はどうしようもなく、雅Sは勝ったものの不利を受けていて、今回も2角で内からぶつけられその後も終始包まれてと……。さっきも書きましたが、9レースも10レースも私の本命がひどいことになっていたので、私のせいもありましたかね……。なんかすみませんm(_ _)m。あとクラウンプライドと共にもしかしたら韓国帰りは厳しかったりしたのかもしれません。ただ、これで終わる馬ではないはず。今後巻き返しに期待しています。


カペラSの見解】
今週は『直撃~最速予想』がありますので、G1ではなくカペラSを取り上げてみました。さてカペラSですが、オープンの中山ダート1200m。もう想像するだけでも差しが決まるだろうと思ってしまいますよね。過去の結果を見てもそのとおりで、普通に差しが決まるレースです。しかし前に行く馬もまったく来ないわけではなく、ただスピードがありますという馬は最後止まってしまいますが、前に行って多少溜めが利く馬はもう一踏ん張りする感じです。先行して勝ったダンシングプリンスジャスティンダノンレジェンドなんかは皆そうですよね。とは言っても、展開が非常に重要な1戦であることには違いないので、しっかり脚質は確認したいところですね。

それでは、いつもどおり人気と思われる馬から少し考えていきたいと思います。まずはリュウノユキナ。このレース2年連続2着の馬です。今年もずっと堅実に上位に入り、ここ3年間はほぼ馬券圏内に入っていてすごい馬ですよね。中央に来てダートを使ってからは、砂を被ってダメだったり、1400mでは暴走したりと、力はあるけどそれが発揮できずにいてもどかしい馬だったんですけどね。よく本命にしていたので懐かしいです。そんな馬が急に内で我慢できるようになって力を発揮できる馬に変身したのでビックリしたものです。で、今回はどうなの? というところですが、2年連続でちょっとうまく行きすぎなところはあるんですよね。去年はNSP(ノー・ストレス・ポジション)発動で、一昨年も一瞬発動しているんですよね。そのことから、外々を回されたりした時はちょっと怪しい気がするので、外枠に入ったら無印も考えています。まさかまた1番に入らないですよね……。

で、次の人気は……。ちょっと分からないですね。割れそうなので一応、前走勝っているアイスリアンに触れておきます。前走は西村Jだから勝ったような競馬でした。外目の枠でしたが、3角前に内が開き、そこへスッと入れてロスなく回ってと。しかも微妙にNSPも発動で恵まれもしました。あんな完璧に乗られて勝ってはレース内容での上積みがないので、次走買うのは難しくなる競馬でしたが、混戦になりそうなカペラSを考えると、あの競馬はプラスになるはず。2走前の中山で勝ったレースを見ても、3勝クラスではありますが好位から堂々の押し切り。あと何メートル走っても抜かれそうになく、今充実しているのは間違いないですね。これらのことから人気次第では押さえたほうがいい1頭になりそうです。

ほか、登録しているメンバーを見ても混戦そうでさらにこの舞台。荒れそうなのでなんとか当てたいところですが、また逆の選択をしそうで怖いです(>_<)。


以上、先週の振り返りとレース見解でした。先週はドゥラエレーデが9番人気3着、お見事でしたね! オッズの話も参考になるのではないでしょうか。さて、カペラSはなかなかの混戦模様。それでは、豚ミンCプロのカペラSの注目馬を発表します!


※以下、注目馬は出走確定前に選定している為、当日上位人気になる可能性、出走取り消しの可能性がございます。又、枠が確定してから見直す場合もある為、注目馬に挙げていない人気薄をプロ予想MAXで本命にする可能性もございます。


■注目馬①ベルダーイメル
そこまで人気するキャラではないはずなので挙げましたが、さすがに前走好走してしまったので穴にはならないですかね。ほとんどのレースで先行して揉まれない競馬を選択して、それで好走したり負けたりのこの馬ですが、去年勝った福島民友Cと2走前穴をあけたグリーンCCではどちらも内で我慢する競馬で、乗っていたのは我らが柴田善臣Jでした。これってなにかリュウノユキナに近いものがあって、柴田Jの力なんですかね。舞台的にも距離短縮馬はいいはずで、前走マイルを走っていたこの馬にはプラスのはず。2年前3着したオメガレインボーも距離短縮で本命にして馬券になってくれたので、この馬にも期待したいところです。あとは枠ですね……。

■注目馬②オメガレインボー
先ほど書いとおり2年前の3着馬です。前走の室町Sでは、直線に入って外に出そうとしましたが出せずに内を選択。それが裏目に出、今度は前が壁となり、けっきょくほとんど追えずに終わってしまいました。それでも伸びていたので、直線捌けていれば馬券圏内でもおかしくなかったというレースでした。去年も出走して5着でしたが、しまいはしっかり脚を使っていたので舞台としては悪くないはず。同じように乗って終始スムーズなら、でしょう。あとはこの馬もどの程度の人気になるか、ちょっと分からないのでオッズ次第で。


以上、豚ミンCプロの注目馬とコメントをお届けしました。今週は2頭推奨でしたね。枠とオッズ次第ではじゅうぶん期待できそうですね。それでは、また来週お会いしましょう。


(文・垣本大樹)

ーーーーー【豚ミンC・的中ハイライト】ーーーーー


【プロ出馬表ハイライト】
■3(日)中山4R 2歳新馬

グラスブランシュ(6人気12.1倍⇒1着)○サンリコリス(3人気8.0倍⇒3着)▲スマイルアクセス(5人気10.4倍⇒2着) 印3頭決着 「血統と兄姉を見て印は内枠から順に付けただけですが、◎だけは良さそうな馬に付けてあります」


豚ミンCプロのプロ出馬表「有利不利プロファイル」は豚ミンCプロのレースコメント、ひと言コメントに加え、すべての馬の過去走を含めた有利不利メモが閲覧できます。またプロ予想MAXではオッズの関係で非公開となっているレースもプロ出馬表で特別公開されています!「レースVTRを見たいけどチェックする時間がない」「レースVTRをどう見たらいいか分からない」そんなあなたに打ってつけの出馬表です!



【プロ予想MAXハイライト】
■3(日)中京7R 3歳以上1勝クラス

8番人気◎シャドウアイルの単勝60.8倍を600円、複勝5.4倍を1,100円で、42,420円の払い戻し! 回収率2,121%!

■3(日)阪神8R 3歳以上2勝クラス
3番人気◎ゼットレヨンの単勝10.4倍を1,600円で、1番人気ディキシーガンナーとの馬連9.3倍を500円、馬単25.3倍を200円で26,350円の払い戻し! 回収率878%!


自分で予想する時間がない!という方には豚ミンCプロの最終結論が1レースごとに購入できるプロ予想MAXがおすすめです!毎年当たり前のように年間プラスを達成する豚ミンCプロの予想精度をご体感ください!(出馬表確定前は前週ページに遷移します。)




豚ミンCプロフィール】
ウマニティ公認プロ予想家。毎年当たり前のように年間プラスを達成する圧巻の予想精度を誇る。レースリプレイを見直し、各馬の基本能力を見抜く。そのうえで、条件が合い、妙味のある馬を狙い撃つ。具体的には、馬場状態・展開・騎手を見て自分が思っているよりオッズが付くようなら「買い」と判断し、その馬の馬券を買うというスタンスで、特に騎手に関してはかなり重点をおいている。

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【霧プロの重賞レースおさらい帳】チャンピオンズC2023 距離と枠、二つの試練も関係なし! レモンポップが中央ダートG1完全制覇 2023年12月4日(月) 13:00


自分が◎を託す馬が逃げ馬だった時、直線を向いた時の手応えを見るのに変なドキドキ感はないだろうか。鞍上の手が激しく動いているのに後続に詰められ、一発で「アカン」と絶望する時もあれば、ゴーサインを出されるや否や、二番手以下との差が”ふわ~っ”と広がっていく時もある。あの安心感は何度味わっても良いものだが、今回のレモンポップの逃走劇は、正にこのシチュエーションそのものだった。

管理する陣営すらも「マイルですら長い」と評していた馬が、初の1800mで大外枠。どのような戦法に打って出てくるのか注目されていたが、鞍上の坂井騎手は迷いなく逃げの形を取った。大外枠のロスを抑えながら、マイペースで運ことで距離不安への対応を可能とする戦法だが、他馬に絡まれてペースが上がれば自分の首を絞めかねない諸刃の剣。この最序盤がレモンポップにとって最大の勝負所だった。

結果的に、この選択は奏功する。
ドゥラエレーデケイアイシェルビーが気合を入れてついてきたものの、競りかけては来ず。道中も極端な動きを見せるような馬が現れなかったことで、驚くほどスムーズで負荷も少ない、理想的な逃げに持ち込めたのだ。初めて逃げた前走の南部杯もそうだったが、こうなった時のレモンポップは極めて強い。十分に脚を溜め、直線を向いて”ふわ~っ”と差を広げた時、大勢は決した。

同じ中央のダートG1でも、フェブラリーSとは求められる適性をはじめ、何もかもが異なる舞台なのがチャンピオンズカップ。その両レースで完勝を収めたのは、単純にレモンポップの高い基礎能力があってこそだろう。
これまでに本馬が刻んできた蹄跡を振り返ると最もパフォーマンスが高いのは1400m戦だが、そこで培われたテンの速さがここ2走、逃げという戦法に生きている。番手で流れに乗って、他馬の動きや展開に応じて動くという競馬よりも、自分の競馬に徹したほうがストレートに能力の高さを活かせるのだろう。
今回に関しては相当に楽な形で運べただけに、1800mという距離への対応力は水準級という評価に留めたいが、その気になればこの距離でも勝てるという実績を作ったのは、今後の本馬のキャリアを考えれば非常に大きな一歩。来年以降も非常に楽しみな存在だ。

2着には4コーナー最後方近くからウィルソンテソーロが豪快に追い込んできた。
レモンポップの直後から進めていたドゥラエレーデテーオーケインズがそのまま上位を占める流れの中で、発馬が上手く決まらなかったのはかなり痛かったが、その後徹底してインでロスを抑えながら運んだのは鞍上の原騎手のファインプレー。レースが動き出す3コーナー過ぎでもじっと我慢したことが、最後の伸び脚に繋がった。
ダートに転じてから連勝を重ね、近走は交流重賞でも存在感を発揮していた馬だが、好位~中団から無難に運ぶ優等生的なイメージがあっただけに、こうして追い込んでくる荒々しさを秘めていたというのは驚き。これがG1二度目の騎乗だった原騎手と共に、今後の飛躍に繋がる一戦になったかもしれない。

3着のドゥラエレーデは未勝利勝ち上がりがダートで、UAEダービーでデルマソトガケの2着という実績があったが、ダートの一線級が揃ったここでも意外性を発揮した。
他に例を見ない超変則ローテを歩み続ける馬で、真の適性がどの舞台にあるのか非常に分かりにくい馬だが、今回の好走は今後の挑戦の幅を更に広げるもの。恐らくは来年以降もあらゆる条件のレースに顔を出してくると思われる。
未勝利クラスにおける芝とダートのパフォーマンス差と今回の結果を踏まえると、ダートの中距離がベストなのかもしれないが、今回は流れが向いた面もあり、断言するには至らない。レースの度に扱いに悩まされるのは間違いなさそうだ。

4着のテーオーケインズは状態も位置取りも理想的なように映ったが、最後にジリっぽくなってしまうのは近走と変わらなかった。同世代のメイショウハリオハギノアレグリアスも勝負を決めるような決め手は発揮できず、良くも悪くも彼らの現在地はこの辺りなのかもしれない。

一方、セラフィックコールクラウンプライドは人気に応えられず惨敗。
セラフィックコールはこれまで通りの最後方追走から大外回しというレースぶりだったが、連勝中に見せていたような爆発力が鳴りを潜めた。単純に流れが向かなかったことや、現状における一線級との力差も敗因に挙げられるが、3走前に走った東京でも苦戦を強いられていただけに、左回りだと若干パフォーマンスを落とす面があるのかもしれない。特に今回は外を回す馬には厳しい中京コースでもあり、あらゆる部分が本馬向きではなかった。
とは言え、今後も一線級の中で走るにあたって、こうした極端過ぎる戦法しか取れないというのは痛い。爆発力を秘めているのは間違いないが、毎回それがハマるとも思えず、今後の付き合い方には非常に悩まされる。

クラウンプライドはこの中間、調教でもかなりの気難しさを出しており、それがレースでも悪い方向に出てしまった印象。力みながら終始外を回るというレースぶりは昨年のテーオーケインズが陥った状態と似ており、力を出し切れなかった印象が強い。一息入れて通常のテンションに戻ってくれば巻き返しがあって何ら不思議ない馬なだけに、次走以降の反撃に期待したいところだ。


(きり)プロフィール
ウマニティ公認プロ予想家。レース研究で培った独自の血統イメージに加え、レース戦績や指数等から各馬の力関係・適性を割り出す”予想界のファンタジスタ”。2023年1月には、長年の活躍が認められ殿堂プロ入りを果たす。

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【チャンピオンズC】レモンポップ大外枠も初距離もなんのその!史上4頭目の年間統一王者だ 2023年12月4日(月) 06:59

坂井瑠星(26)=栗・矢作=騎乗で1番人気のレモンポップが逃げ切り、2月のフェブラリーSに続きJRAのダートGⅠを制覇。初距離、初のコーナー4つのコースを克服して史上4頭目の年間統一王者となった。2着に12番人気ウィルソンテソーロ、3着に9番人気ドゥラエレーデが入り、3連単は190万2720円の波乱の決着となった。

懸命のムチに応え、レモンポップが後続を振り切った。鞍上の坂井騎手は会心のガッツポーズ。初距離、大外枠を克服した相棒の鼻面を、何度もなでてねぎらった。

「距離に不安があったので、ロスなく行きたかった。この馬の能力で勝てました。堂々とチャンピオンと言っていいと思います」

これまで経験した最長距離は1600メートル。中京でこのレースが行われるようになった2014年年以降、大外枠から勝った馬はなし。Wの試練をあっさりとクリアした。スタートを決めると、迷いなくハナへ。「たくさん(作戦を)考えた中の一つ。行き切ってラチ沿いを通ればと思っていました」。持ったままで直線へ向くと、鞍上の激励に応えて追撃を1馬身¼差で振り切った。

同一年にフェブラリーSチャンピオンズC(ジャパンCダート時代を含む)を制したのは過去3頭しかいない。史上4頭目の快挙に、田中博調教師も「大きな仕事をしてくれました。この馬には驚かされる。自分たちの想像をはるかに超えてくれるので、感謝しかない」と万感の表情だ。

1800メートル、コーナー4つのコースも初とあって入念に準備を進めてきた。美浦Wコースで7ハロンと長めから追い切り、道中でタメが利くように走りのバランスも調整した。師が「ギリギリのところまで攻めて仕上げました。この1週間は、大きな風船を、変な触り方をしたら壊れるんじゃないか」というほど追い込んだ。レースで鍛錬の結果を出した相棒を、鞍上も「距離も枠も明らかに不利でしたけど、この馬には関係なかった。すごい馬です」とたたえた。

「これだけの馬ですから、海外も選択肢になります。いいチョイスができれば」とトレーナー。戦前の不安説を一蹴。来春はサウジC(ダ1800メートル)や、今春も行ったドバイ遠征などが視野に入ってきそうだ。(長田良三)

レモンポップ 父レモンドロップキッド、母アンリーチャブル、母の父ジャイアンツコーズウェイ。栗毛の牡5歳。美浦・田中博康厩舎所属。米国産。馬主はゴドルフィン。戦績14戦10勝(うち地方1戦1勝、海外1戦0勝)。獲得賞金4億8175万6000円(うち地方7000万円)。重賞は2023年GⅢ根岸S、GIフェブラリーS、JpnI南部杯に次いで4勝目。チャンピオンズC坂井瑠星騎手、田中博康調教師ともに初勝利。馬名は「レモンスカッシュ」。

チャンピオンズCアラカルト

◆入場&売り上げ チャンピオンズCの入場者数は2万8611人で前年比202・5%、売り上げは169億3021万5400円で同106・9%だった。

坂井瑠星騎手 2回目の騎乗で初勝利。前回は2021年(アナザートゥルース)の3着。JRA・GⅠは同馬で制したフェブラリーS以来で今年2勝目。通算4勝目。重賞もフェブラリーS以来の今年2勝目で通算14勝目。

田中博康調教師 初出走で勝利。JRA・GⅠはフェブラリーS以来で今年、通算ともに2勝目。重賞は産経賞オールカマーローシャムパーク)以来で今年、通算ともに6勝目。

◆レモンドロップキッド産駒 初出走で勝利。JRA・GⅠはフェブラリーS以来で今年、通算ともに2勝目。重賞もフェブラリーS以来で今年、通算ともに3勝目。

◆馬主…ゴドルフィン(H.H.シェイク・モハメド名義を含む) JRA・GⅠはフェブラリーS以来で今年2勝目。通算5勝目。重賞もフェブラリーS以来の今年3勝目で通算30勝目。

◆同年のフェブラリーS優勝馬による勝利 17年ゴールドドリーム以来、6年ぶり4頭目。

◆外国産馬の勝利 02年イーグルカフェ以来、21年ぶり3頭目。

◆逃げ切り 中京競馬場で実施されるようになった14年以降で初めて。

◆1番人気の勝利 21年テーオーケインズ以来、2年ぶり9回目。

◆5歳馬の勝利 22年ジュンライトボルトに続く、2年連続11回目。

◆関東馬の勝利 18年ルヴァンスレーヴ以来、5年ぶり4回目。




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【チャンピオンズC】レースを終えて…関係者談話 2023年12月4日(月) 04:55

◆松山騎手(テーオーケインズ4着)「理想的なこの馬のパターンの競馬ができました。最後は苦しくなりましたが、精いっぱい走ってくれました。勝てなくて悔しいです」

◆浜中騎手(メイショウハリオ5着)「ポジションはもう少し取りたかった。最後は伸びていますが、勝った馬は総合力が高かったですね」

◆岩田望騎手(ハギノアレグリアス6着)「理想のポジションが取れました。最後まで頑張ってくれましたが、外を回った分もあったかもしれません」

◆幸騎手(メイクアリープ7着)「競馬が上手で最後も伸びていた。控える競馬もできてきているので、これからが楽しみです」

◆松若騎手(ノットゥルノ8着)「ゲートで脚を滑らせました。もう少し前で競馬をしたかったです」

◆横山武騎手(アーテルアストレア9着)「馬のリズムを優先して乗りました。思ったより前が止まらなかったですね。能力は出し切ってくれました」

◆川田騎手(クラウンプライド11着)「パドックを出てから、気持ちが後ろ向きな瞬間が多く、いつもと全く違う競馬になりました。気持ちが入らないままレースが終わってしまいました」

◆藤懸騎手(ケイアイシェルビー12着)「思い描いたレースはできました。勝ち馬と同じ位置で頑張ってはいるんですが、力の差を感じました」

◆ルメール騎手(グロリアムンディ13着)「いいポジションだったけど、3、4コーナーで手応えがなくなってしまった」

◆モレイラ騎手(アイコンテーラー14着)「初めて砂をかぶる経験をして、やる気をなくしてしまった。力を出し切れなかった」

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テーオーケインズの関連コラム

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チャンピオンズカップレモンポップが勝利。鞍上の坂井瑠星騎手は積極的にハナを奪いに行きラチ沿いを取り切ると、そのまま押し切った。アタマではわかっていてもなかなかできないことを大一番でやってのけるのだから、坂井瑠星騎手の度胸も素晴らしかったし、それに応える操縦性とスピードを備えた馬も素晴らしかった。実は距離延長と大外枠への懸念をしていたのだが、オッズを見ているとその不安は多くのファンも持っていたのかもしれない。

というのも、単勝こそ1番人気だったレモンポップだが、複勝は2番人気。複勝で最も人気を集めたのは、単勝3番人気のクラウンプライドだった。

レモンポップ 単勝3.8 複勝1.6-2.2
セラフィックコール 単勝4.2 複勝1.7-2.3
クラウンプライド 単勝4.4 複勝1.4-1.8
テーオーケインズ 単勝5.6 複勝1.7-2.3

ご覧の通り、単勝ひとケタオッズだった4頭の売れ方を見ると、ファンの微妙な心理が見えてくる。

レモンポップは能力的には最上位の可能性が高いが、大外枠や距離に不安があり、場合によっては失速の可能性もある。

セラフィックコールは連勝中で初対戦の馬も多く、走ってみたら一番強い可能性もあるが、逆のケースもあるし、出遅れ癖や追い込み脚質から不発リスクも高く安定は望めないので複勝は買いづらい。

一方クラウンプライドは勝ち切るほどの突き抜けた何かはなくとも、先行力があり軸としての安定感はある。

テーオーケインズは一昨年の覇者だが引退も近く、勝ち切るイメージは持てないが安定感はある。

そんな感じの売れ方で、これは単複に限らず、連複系の馬券にも表れていた。実際3連複の1番人気は、

4-9-15

で、単勝2番人気のセラフィックコールはココに入っておらず、単勝1-3-4番人気の組み合わせが3連複で1番人気だった。

ところが3連単の1番人気は、

12-15-9

なんとこちらは3連複1番人気の組み合わせに入っていないセラフィックコール頭の組み合わせがもっとも売れていた。

つまり、例えばテーオーケインズが意外と人気がないじゃん、と言って買った人は、単勝や馬単、3連単のアタマ固定などを買ったのであれば正しいのだが、3連複を買っているとしたら、実は人気をしていたので正しくない。

逆にレモンポップこんな売れてるのかよ、と思った人は、単勝を買うならばその認識は正しいが、よくよく見ると連複系はそこまで売れておらず、単勝を買わないのであれば実は意外と美味しかった。

改めてではあるが、

「オッズは券種ごとに見よ」

ということを認識させられるレースだった。単勝オッズを見て一喜一憂するのは、単勝を買う人だけでいいということである。

それでは今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週末は阪神ジュベナイルFから。

ルシフェル(ムルザバエフ騎手)

注目はルシフェル&ムルザバエフ騎手。
未勝利は2000m、前走は1800mと中距離を使われているが、掛かる面があり距離短縮はプラスになりそう。現状の阪神の馬場を考えれば外枠も悪くない。ハーツクライ産駒は総じて外国人騎手と相性が良く、リスグラシューはレーン騎手やモレイラ騎手でG1を制したし、シュヴァルグランはボウマン騎手、サリオスはムーア騎手でG1を制した。ルシフェルもムルザバエフ騎手との初コンビは悪くなさそう。大混戦ながら、有力だろう。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年12月1日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】今後は数十年に1頭の名馬が数年に1頭は出現する/チャンピオンズC展望
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ジャパンカップイクイノックスが人気に応えて完勝。スタートからゴールまで、まったく隙のない勝利でG1・6連勝を飾った。中山でも、阪神でも、海外でもまったく崩れなかったイクイノックスにとって唯一の不安といえば中3週のローテーションだったが、それもすべて杞憂だったということ。

さて、その後の動向に注目が集まったが、さる木曜日に引退→種牡馬入りが発表された。有馬記念に出てきてくれるならば久々の秋G1・3冠が楽しみでもあったが、出て来ないのであれば、それはそれで無事の種牡馬入りを喜び、同時に有馬記念は混戦になり予想の面では面白くなる。個人的にはどちらでも楽しみだなぁと思って続報を待っていたが、連戦の疲れも考慮し、無理する局面ではなかったということだろう。月並みではあるが、産駒のデビューを楽しみに待ちたい。

それにしても、サンデーサイレンスの血がブラックタイドからキタサンブラック、そしてイクイノックスと繋がっていくことに競馬の面白さを感じる。ブラックタイドは言うまでもなくディープインパクトのひとつ年上の同血兄になるわけだが、現役時のパフォーマンスは派手に追い込んだスプリングSの勝利があるくらいで、どちらかといえば人気や期待が先行した存在だった。それが、種牡馬として数少ない可能性の中からキタサンブラックを輩出し、そのキタサンブラックの初年度産駒が世界最強馬にまで上り詰めるのだからおもしろい。

また、名馬の引退は時に喪失感も覚えるかもしれないが、その点は問題ない。今の日本競馬のレベルならば、イクイノックス級の名馬は3~5年に1頭くらいは出現すると考えていいだろう。

こんなことをいうと、

「いやいや、世界最強馬で、史上最強クラスの名馬、そう簡単には現れない」
「数10年に1頭の存在だ」

とでも言われそうだが、少なくとも令和を跨いだ馬だけを見渡しても、G1・8勝のアーモンドアイ、無敗の3冠馬コントレイルなどが出現しているし、ダートに目を転じてもドバイを制したウシュバテソーロ、BCディスタフを制したマルシュロレーヌなど、続々と超一線級が出現している。それだけ今の日本競馬は血統面、調整面含めて総合的にレベルが上がっている上に、使うレース数も減っているので、無敗や、それに準ずる成績で圧倒的なパフォーマンスを見せる大物が登場しやすくなっている。かつてなら何割かは故障で離脱するようなケースもあったかもしれないが、今はそういったことも肌感覚レベルにはなるが減っているように思える。

もちろんそれは現場の多くの馬に携わる方の不断の努力によって成し得ていることなので、結果だけを見て今後も同じように続くと簡単に言い切れるものではないかもしれない。だが少なくとも出てきている結果だけを見るならば、今後も同じクラスの名馬が一定スパンの間に出現すると考えるのが自然だろう。

イクイノックス、お疲れ様。そして、また新たな名馬の出現を楽しみに待ちたい。

それでは今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週末はチャンピオンズカップから。

テーオーケインズ松山弘平騎手)

注目はテーオーケインズ松山弘平騎手。
JBCクラシックは伸び切れなかったが、新しい大井の馬場も合わなかったのかもしれい。道中は少し力みも見られた。もともとベテランが強いダート路線で、まだまだ衰えを心配する段階ではない。昨年は断然人気で4着に敗れたが、今年は内枠を引けたのも好材料。巻き返しに期待したい。

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○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年11月26日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年11月26日号】特選重賞データ分析編(386)~2023年チャンピオンズカップ
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


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<次週の特選重賞>

G1 チャンピオンズカップ 2023年12月03日(日) 中京ダ1800m


<ピックアップデータ>

【前走の条件ならびに前走のコース別成績(2016年以降)】
○条件がG1・G2、かつコースがダ [6-5-3-31](3着内率31.1%)
×条件がG1・G2以外、もしくはコースがダ以外 [1-2-4-57](3着内率10.9%)

 臨戦過程がポイント。2016年以降の3着以内馬21頭中14頭は、前走の条件がG1・G2、かつ前走のコースがダートでした。なお、前走の条件がG1・G2以外、もしくは前走のコースがダート以外だったにもかかわらず3着以内となった7頭のうち5頭は、“同年の、フェブラリーステークスならびに中京ダ1800m以上の重賞”において3着以内となった経験があった馬。年明け以降に今回と近い条件のレースで馬券に絡んでいるくらいの実績馬でない限り、前走が格の高いレースでなかった馬は強調できません。

主な「○」該当馬→テーオーケインズメイショウハリオレモンポップ
主な「×」該当馬→クラウンプライドセラフィックコールドゥラエレーデ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「生産者がノーザンファーム」の馬は2016年以降[4-4-0-12](3着内率40.0%)
主な該当馬→セラフィックコールドゥラエレーデ

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2023年11月2日(木) 10:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~JBCクラシック2023~
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 地方競馬の最高賞金額を誇るJBCクラシック。2011年から昨年までは1着賞金8000万円だったが、昨年より2010年の大井開催以来となる1億円に増額された。一昨年はミューチャリーが史上初の地方馬V。中央の降級制度の廃止の影響もあり、地方勢が中距離路線も底上げしているだけに、目が離せない。

 また、JBCクラシックチャンピオンズカップ東京大賞典と続く秋ダート三冠の一冠目に当たる。このため先を見据えて帝王賞から直行するなど、休養明けで出走してくる馬も多数。このため休養明けの実績馬vs前哨戦の日本テレビ盃マイルチャンピオンシップ南部杯の上位の上がり馬という対戦図式となる。

 しかし、休養明けかどうかに関係なく、もっとも活躍しているのが同年のフェブラリーSの優勝馬だ。ダ2000m以上のJpnⅠ・GⅠで連対実績がある、同年のフェブラリーSの優勝馬に限れば、【2・0・0・0】と信頼できる。1着の該当馬は、2014年、2015年のコパノリッキー。遡れば2008年にヴァ―ミリアンが優勝し、2011年にトランセンドが強豪スマートファルコンを相手に2着と好走している。

 さらに同年の帝王賞日本テレビ盃を連勝した馬も有力。それらの過去10年のこのレースでの成績は【2・0・0・0】。1着の該当馬は2016年のアウォーディーと、2018年のケイティブレイブだが、遡れば2011年のスマートファルコンが優勝、2010年のフリオーソこそ2着と好走している。近年は中距離路線が激戦で、JBCクラシック路線の連勝馬が滅多にいないが、出走してくれば当然、本命候補となる。

 他では前々走で平安Sに出走し、優勝した馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【2・1・1・0】。1着の該当馬は、2019年のチュウワウィザード、2022年のテーオーケインズ。2着の該当馬は2020年のオメガパフューム 3着の該当馬は2018年のサンライズソアである。また連対したチュウワウィザードオメガパフュームは前走帝王賞からの直行だった。

 他では帝王賞の連対馬がここに直行してくる馬の成績も案外と良く、過去10年の成績は【2・2・2・1】。1着の該当馬は、2019年のオメガパフューム、2020年のクリソベリル。2着の該当馬は、2019年のチュウワウィザード、2020年のオメガパフューム。3着の該当馬は、2014年のワンダーアキュート、2015年のホッコータルマエ。2021年のテーオーケインズこそ4着に敗れたが、勝ち馬と0.4秒差だった。

 また前記の2019年、2020年のオメガパフュームクリソベリルチュウワウィザードワンダーアキュートホッコータルマエ帝王賞までにJpnⅠ・GⅠ勝ちがあったのに対して、テーオーケインズ帝王賞が初めてのJpnⅠ勝ちだった。つまり、帝王賞が初めてのJpnⅠ勝ちではないことを条件に加えると【2・2・2・0】で複勝率100%となる。

 最後に比較的に本命サイトで決着するこのレースでもっとも人気薄で好走しやすいパターンを紹介しよう。前走の日本テレビ盃で4角先頭から押し切って3着以内だった馬が人気以上の成績を収めていることが多い。2015年にコパノリッキーが3番人気で優勝。2013年にソリタリーキングも5番人気で3着と好走している。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のフェブラリーSの優勝馬(ダ2000m以上のJpnⅠ・GⅠで連対実績があることが条件)。
 ・同年の帝王賞日本テレビ盃を連勝した馬。
 ・前々走で同年の平安Sに出走して優勝した馬。
 ・前走で同年の帝王賞に出走し、連対した馬(前走が初JpnⅠ制覇だった馬を除く)。
 
 ●穴馬候補
 ・前走の日本テレビ盃で4角先頭から3着以内に好走した馬。

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2023年6月27日(火) 11:10 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~帝王賞2023~
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 いよいよ上半期のダート総決算となる帝王賞帝王賞は2011年から昨年までの過去10年で地方馬の連対はゼロだったが、2021年に大井のノンコノユメが2着に善戦した。また、一昨秋のJBCクラシックを大井のミューチャリーが制したように、JRAの降級制度の廃止に伴い、地方競馬が底上げしているのは確か。中距離路線も地方馬を侮れない。

 さて、帝王賞ではどのような馬が活躍しているのかを紹介すると、前年のJBCクラシック東京大賞典の連対馬が、このレース上位の大半を占める。特に前年のJBCクラシック東京大賞典ともに連対していた馬は有力だが、2021年に1番人気に支持されたオメガパフュームが前記の条件を満たしながらも5着に敗れている。オメガパフュームは、川崎記念以来の休養明けの一戦だった。

 このことから前年のJBCクラシック東京大賞典ともに連対かつ、同年の2月以降に出走していた馬を本命候補としたい。それらの過去10年のこのレースでの成績は【1・1・1・0】と複勝率100%だ。1着の該当馬は2014年のワンダーアキュート、2着の該当馬は2020年オメガパフューム、3着の該当馬も2022年のオメガパフュームだ。遡れば2009年のヴァーミリアン、2011年のスマートファルコンも前記に該当し、このレースを優勝している。

 また2021の帝王賞で4歳馬のテーオーケインズが優勝したように、
海外のレースに出走していた場合はカウントせず、国内の近2走で一度はダートグレードを優勝の2連勝以上馬も、過去10年のこのレースでは【4・4・1・0】と活躍している。

 1着の該当馬は、2013年と2015年ホッコータルマエ、2020年のクリソベリル、2021年の1着テーオーケインズ。2着の該当馬は、2014年のコパノリッキー、2019年のチュウワウィザード、2020年のオメガパフューム、2022年の2着オメガパフューム。2021年の3着クリンチャー。特に近年はのJBCクラシック東京大賞典の優勝馬は海外へ行くことが多いせいか、このタイプの活躍が目立つ。

 他では、前々走でダートレースに出走し、0.8秒差以上の圧勝を収めていた馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【0・3・1・0】。2着の該当馬は、2017年のクリソライト、2019年と2022年のチュウワウィザード。3着の該当馬は、クリンチャーである。過去10年では1着こそないが、2011年には前記パターンのスマートファルコンが優勝していることから、このパターンも注意したい。

 最後に穴馬のパターンを紹介すると、過去10年で4番人気以下で連対した13頭中、約半数の6頭が前走でダ1600m戦に出走して、3着以下に敗れているという共通項があった。該当馬は2013年のワンダーアキュート(3着)、2015年のクリソライト(2着)、ハッピースプリント(3着)、2016年のコパノリッキー(1着)、2018年のサウンドトゥルー(3着)、2019年のノンコノユメ(3着)。

 また、それらには過去1年以内にダ1900m以上のGⅠ、jpnⅠで連対しているという共通項もあった。前走ダ1600m戦に出走して3着以下に敗れた、過去1年以内にダ1900m以上のGⅠ、jpnⅠで連対実績のある馬の巻き返しには要注意だ。

 さらに4番人気以下で連対した馬の3頭は、【1】前走で平安S以外のGⅢ、jpnⅢで連対していた馬。残る3頭は【2】前走で平安Sで2着以下の馬。【1】の該当馬は、2014年の3着馬ソリタリーキング、2021年の1着馬テーオーケインズと3着馬のクリンチャー。【2】の該当馬は、2017年の1着馬ケイティブレイブと2着馬クリソライト、2022年の1着馬メイショウハリオであり、それらは前々走のダートグレードで連対か中央のオープンを勝利している実績があった。

 つまり、前走でダートグレードで連対か、前々走でダートグレードで連対か、中央のオープン・リステッドを勝利していることが条件の前走平安S2着以下馬が穴メーカーとなる。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・前年のJBCクラシック東京大賞典で連対かつ、同年の2月以降に出走していた馬。
 ・海外のレースに出走していた場合はカウントせず、国内のレース近2走で一度はダートグレードを優勝している2連勝以上の馬。
 ・前々走でダートグレードレースに出走し、0.8秒差以上の圧勝を収めた、同年の5月以降出走馬。
 

 ●穴馬候補
 ・前走ダ1600m戦に出走して3着以下に敗れた、過去1年以内にダ1900m以上のGⅠ、jpnⅠで連対実績のある馬。
 ・前走、平安S以外のGⅢ、JpnⅢで連対している馬。
 ・前々走でダートグレードで連対か、中央のオープン・リステッドで優勝していることが条件の前走平安Sで2着以下馬。

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2022年12月9日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】穴本命→「なんとなく相手に人気馬」は大勝利を逃す諸悪の根源/阪神JF展望
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先週のチャンピオンズカップジュンライトボルトが勝利。石川裕紀人騎手は今年に入ってから、特にダートでの活躍が目立っており、今回の騎乗ぶりも良い意味で驚きはなかった。大一番で物怖じしない騎乗も想定通り。

もっとも、先週当コラムでジュンライトボルトを注目馬として推奨したものの、最終的な本命は◎ハピにした。ハピの横山典騎手は先週4勝の固め打ちで2900勝のメモリアル勝利も達成。ついでにG1制覇…となれば最高だったが、3着。それでも、これまでとは異なる先行策からのソツのない立ち回りはさすがといえるものだった。

「継続騎乗で馬を手の内に入れていく」

という横山典騎手スタイルが、キレイにハマった一戦だった。

予想を改めて振り返ると、◎ハピ、○ノットゥルノ、▲ジュンライトボルトとして、断然人気のテーオーケインズを4番手まで落とせたのもポイントだった。

当然有力馬の一頭とみたテーオーケインズだったが、あまり考えずに対抗にしてしまうことだけは避けようと考えていた。断然人気馬がいるレースにおいては、本命を別の穴馬にした場合ついつい、

「相手はとりあえず人気の○○(先週で言えばテーオーケインズ)でいいか」

というある種の思考停止に陥ってしまいがちだが、それは大きな落とし穴にハマることになる。というのも、「穴本命+人気馬の2頭軸」にしてしまうと、結局それでは実質的に人気馬を本命にして相手を少し捻ったというありきたりな結論と変わらないことになってしまうためだ。

もちろん無理に評価を下げることはない。ただ、本命馬を考えるのと同じくらい頭を使って対抗以下の序列も考えることで、断然人気馬が飛んだ場合の大きな配当を手にするチャンスが広がるというもの。先週のチャンピオンズCも、3→4→6番人気の決着ながら、3連複万馬券、3連単は8万馬券。

そして、こういった考え方は、目の前のレースでどの馬を買うか…という予想力とは異なるものでもある。より複雑化し、また研究が進むスピードが速くなったことにより、現代競馬の予想方法は陳腐化しやすい。一方で”予想力以外のチカラ”は競馬の構造が変化(例えば券種が増えるなど)しない限り不変なので、その力を身に着ける方が収支を改善する上では重要かつ効率的になってくる。

予想力以外…とは何かということであるが、例えば買い方、さらに言えばレース選択であったり、オッズの見方であったり…である。

というわけで、この流れで少し宣伝になるが、今回の新刊では以上で述べた予想力以外のチカラを「馬券力」と定義した。詳細を知りたい方はぜひ新刊『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』を読んでいただきたい。

急速にインフレが進むこの時代に、二千円でお釣りが来て、それでいて何か一つでも得ることができて、1%でも収支が上がれば元はすぐに取れるはずだ。

~今週末の注目馬~

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は阪神ジュベナイルフィリーズ。注目馬はコチラ。

モリアーナ武藤雅騎手)

今回の注目はモリアーナ武藤雅騎手のコンビ。
モリアーナは2戦2勝の無敗馬。しかも内容が濃く、デビュー戦の東京芝1600mでは上がり33秒0で突き抜け、2戦目の札幌芝1800mでは逆に上がり36秒1で2番手からしぶとく伸びてきた。地力はあるので、注目されていない段階となる今回が狙いどころだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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テーオーケインズの口コミ


口コミ一覧

テーオーケインズ引退

 おっちゃんパパ 2023年12月8日(金) 14:20

閲覧 92ビュー コメント 0 ナイス 8

今年は、G1馬の引退が、例年より多い気がします。来年の新星に期待します。引退されるお馬さん、お疲れ様でした!そしてありがとうm(_ _)m

 Haya 2023年12月7日(木) 07:00
【~術はあるⅡ~その先へ】2023.12.07. 
閲覧 130ビュー コメント 0 ナイス 3

おはようございます!(=^・^=)
いつも訪問される方々、ありがとうございます。

本年も押し詰まってまいりました。
ただ、早くも真冬並みの寒波襲来!?

我が懐も、寒波に襲われ始めて、このまま停滞するのか??
心配です…。 ^_^;

<寒波(カンパ)とは?>
寒波は、主として冬期、広い地域に2〜3日、またはそれ以上にわたって顕著な気温の低下をもたらすような寒気が到来すること。

【2023週間スケジュール】

一週間の基本的な更新スケジュールは、下記参照。
(毎朝7時ごろ更新/競馬変則日程の場合は変更あり)

月曜日 : 今週末 土、日曜の重賞(日刊馬番コンピ指数 等)
火曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日刊馬番コンピ指数 等)
水曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(血 統 等)
木曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日記)等
金曜日 : 検討中??
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)

noteのアドレス: https://note.com/haya00  

宜しくお願い致します。

【重賞レース予想 第11期 途中経過】
第12期(12月02日~12月28日)9日間(ステイヤーズS~ホープフルS)11戦

週末競馬は、当てる事ができたのか!?

2日(土)ステイヤーズS(G2)では10番シルブロンを推奨!
ワイド(10-1,4,7) 
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

2日(土)ステイヤーズS(G2)で推奨馬シルブロン(5人気)は、スタートが若干悪く行き脚なく後方14,13番手追走から少し押し上げながら直線で一気に突き抜け優勝…のはずが?? 追い出されて伸びてはいるが先団に届かず7着…残念。

レースは、2番手から1周目3コーナーから先頭に立って大逃げに持ち込んだアイアンバローズ(8人気)が、中団から脚を伸ばしたテーオーロイヤル(2人気)に2.1/2馬身差をつけ優勝。さらにクビ差の3着にマイネルウィルトス(3人気)が入り、中波乱決着!?

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。

反省点として、軸馬選択の失敗!? 最近、データで導き出した馬から選択も、レース後の検証で馬券の買い方(流し→BOX)を変えれば当たっている…残念。では何故?? アイアンバローズは優勝できたのか?? 同馬は、2周目からハナを奪い先頭へ。他馬を引き離して逃げ、早めに並ばれるも、直線で突き放して優勝。3度目の正直で重賞初制覇!! 勝利に導いた石橋脩騎手の好判断もあり、理想的なペースに結びついた。ただ、展開が嵌った感が強く、次走は狙いづらい。

2日(土)チャレンジカップ(G3)では6番ガイアフォースを推奨!
単勝(6番ガイアフォース) 
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

2日(土)チャレンジカップ(G3)で推奨馬ガイアフォース(1人気)は、スタート良く先行3番手追走のまま直線で一気に突き抜け優勝…のはずが?? 追い出されても反応無く馬群へと沈み込んで6着…残念。

レースは、中団から脚を伸ばした横山和生騎手騎乗のベラジオオペラ(3人気)が、中団から最内を突いて伸びたボッケリーニ(2人気)との大接戦を制し、ハナ差をつけ優勝。さらに1.1/4馬身差の3着にイズジョーノキセキ(9人気)が入り、ほぼ本命決着!?

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。

反省点として、軸馬選択の失敗!? 当レースのデータの一つ「馬齢3歳[4-0-2-5]複勝率54.5%」を軽視していた…残念。では何故?? ベラジオオペラは優勝できたのか?? 同馬は、好スタートから、中団馬群に控えて折り合いもスムーズ。直線で労せず進路を確保して、1ハロン標過ぎに抜け出すも内から詰め寄られるも、押し切って優勝。ダービー以降、秋に向けて立ち上げる段階で思うように体調が戻らず、その復帰は12月まで長引いた。現状は適性距離18~2000㍍あたり、瞬発力より持続力勝負に強いタイプだけに、次走(中山金杯、中山記念)も内目の枠が取れた時が狙い目か!?

3日(日)チャンピオンズC(G1)では4番テーオーケインズを推奨!
単勝(4番テーオーケインズ)/ ワイド(4-3,5,6,14) 
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

3日(日)チャンピオンズC(G1)で推奨馬テーオーケインズ(4人気)は、スタート良く先行3、4番手追走から直線で一気に突き抜け優勝…のはずが?? 想定外の展開がスローでは、最後の伸びを欠き4着…残念。

レースは、先手を取ったレモンポップ(1人気)が、そのままゴールまで逃げ切り、直線外から猛然と追い上げたウィルソンテソーロ(12人気)に1.1/4馬身差をつけ優勝。さらにクビ差の3着にドゥラエレーデ(9人気)が入り、ヒモ荒れの大波乱決着!?

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。

反省点として、軸馬選択の失敗!? 展開(逃げ馬を軽視)を見誤った…残念。では何故?? レモンポップは優勝できたのか?? 同馬は、大外からダッシュ良くハナへ。リズム良く逃げて、直線に入り坂を上がって後続を振り切り、そのまま押し切って優勝。初距離も難なく克服して、JRAダートG1春秋制覇を達成し、ダート路線に新たなスターが誕生!! 来年のフェブラリーSは、抜けた存在だけに要注目!!

【短 評】
週末、3戦3敗…完敗みたいな感じ。なかでも、G1チャンピオンズカップでの逃げ馬レモンポップを軽視したのが間違い?? アーモンドアイが天皇賞秋(芝2000㍍)に挑戦し、優勝した時を思い出した。状況は、芝とダートの違いだけで、まったく同じ!! で、あの時も馬券を外した事を思い出した…反省。完全に今期も出遅れ!? ただ、まだ始まったばかりだけに、焦る必要はないはず!! 今週末(中日新聞杯、カペラS、阪神ジュベナイルF)3レースもあるだけに、十分巻き返せる。頑張ります。

【先週重賞レースの馬番コンピ 回顧篇】
(ステイヤーズS)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数3位"
11番テーオーロイヤルが該当=結果2着的中!(複勝220円)

(チャレンジカップ)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数1位"
6番ガイアフォースが該当=結果6着ハズレ…(ノД`)・゜・。

(チャンピオンズC)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数4位"
15番レモンポップが該当=結果1着的中!(複勝210円)


【今週末重賞レースの馬番コンピポイント篇】

(中日新聞杯)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ9位”

*無条件
過去10年内(1-2-1-6/10)
勝率10%/連対率30%/複勝率40%/単勝回収値140/複勝回収値244
近5年 (1-2-1-1/5)
勝率20%/連対率60%/複勝率80%/単勝回収値280/複勝回収値488

昨年は、中団でレースを進めたキラーアビリティ(5人気)が、直線で間を割って追い込み、先に抜け出したマテンロウレオ(4人気)をゴール前で差し切って、クビ差優勝。さらにクビ差の3着にアイコンテーラー(10人気)が入り、中波乱決着!?

【1着=5人気=指数3位
        ⇒2着=4人気=指数2位 ⇒ 3着=10人気=指数15位】

過去10年の優勝馬中9頭は芝2000㍍の勝利歴があり、また2000㍍の複勝率は8頭が50%以上。2000㍍戦初出走の20年ボッケリーニも1800㍍戦で3勝2着3回の実績。ただし、前走2000㍍戦を走っていた馬は1勝のみだけに、別の距離からの参戦を重視。

推薦推し指数9位は、昨年(13着)外れているだけに、今年こそ期待大!?


(カペラS)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ1位”

*無条件
過去10年内(1-3-4-2/10)
勝率10%/連対率40%/複勝率80%/単勝回収値34/複勝回収値134
近5年 (1-3-1-0/5)
勝率20%/連対率80%/複勝率100%/単勝回収値68/複勝回収値166

昨年は、後方からとなったリメイク(2人気)が、直線で一気に各馬を差し切り、最後は2着のリュウノユキナ(1人気)に4馬身差をつけ優勝。さらにアタマ差の3着にジャスティン(7人気)が入り、本命決着!?

【1着=2人気=指数2位
         ⇒2着=1人気=指数1位 ⇒ 3着=7人気=指数5位】

過去10年の連対馬20頭中18頭がダート複勝率50%以上だけに、ダート複勝率50%以下の馬は要注意?? 08年2人気に推されたカルナバリート[6-0-0-7]複勝率46%=13着敗退。15年2人気に推されたサウンドガガ[8-2-1-13]複勝率42%=11着敗退。近年では、21年1人気に推されたモズスパーフレア(ダート未勝利)=4着敗退。

推薦推し指数1位は、昨年(2着)馬券に絡んでいるが、今年も期待大!?


(阪神ジュベナイルF)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ2位”

*無条件
過去10年内(1-4-2-3/10)
勝率10%/連対率50%/複勝率70%/単勝回収値41/複勝回収値115
近5年 (0-2-2-1/5)
勝率0%/連対率40%/複勝率80%/単勝回収値0/複勝回収値144

昨年は、中団に付けたリバティアイランド(1人気)が、直線で外から各馬を差し切り、内から伸びたシンリョクカ(12人気)に2.1/2馬身差をつけ優勝。さらにクビ差の3着にドゥアイズ(10人気)が入り、中波乱決着!?
【1着=1人気=指数1位
        ⇒2着=12人気=指数9位 ⇒ 3着=10人気=指数10位】

生誕(生まれ月)について過去32年で最多13勝(3月以内33頭)の4月生まれだが、過去10年ではわずか1勝(3着以内7頭)…近年低迷。2&3月生まれが4勝ずつで要マーク!? 複勝率27%、複勝回収率77%の2月生まれに妙味あり??
推薦推し指数2位は、昨年(11着)外れているだけに、今年こそ期待大!?


詳細は、noteまで訪問して下さい。
noteのアドレス: https://note.com/haya00  
宜しくお願い致します。

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 競馬戦略研究所所長 2023年12月6日(水) 07:38
重賞回顧 チャンピオンズカップ
閲覧 109ビュー コメント 0 ナイス 1

2023年12月03日 中京 11Rチャンピオンズカップ(G1)
◎:4枠 6番 グロリアムンディ
◯:8枠 15番 レモンポップ
△:3枠 4番 テーオーケインズ
△:3枠 5番 ドゥラエレーデ
△:6枠 11番 ハギノアレグリアス


不利と言われた大外枠からスタートを切ると思い切ってハナを取りにいたのがレモンポップの勝因でしょう。距離がどうこう言われても、自分のペースで行ければしめたもの。長い直線を意識して直線に向いても真っすぐ走れるだけの余裕の脚がありました。逃げて強襲してきたウィルソンテソーロを除いては、上りも一番。この馬の真価が見えました。

 2着のウィルソンテソーロは1頭だけ違う脚を使い追い込んできましたが、2番手に上がったところがゴールでした。不向きの展開の中、2着は立派。元々4連勝して、交流重賞で3連勝。今回の人気凋落は、原騎手には悪いですが、初騎乗も要因でしょう。これから叶うなら、この馬とさらに成長して来年は主役で帰ってきて欲しいです。

 3着はドゥラエレーデ。ダート適性はあると思っておりましたが、3歳馬で今回の競馬は褒めていいでしょう。所長的には2着に粘って欲しかったですが、来年が楽しみになりました。

 所長◎のグロリアムンディは3角前ではルメール騎手の手が動く状況「スタミナが切れた」とルメール騎手が離していましたが、遠征が裏目に出てしまったようです。次走の立て直しに期待です。

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コメント一覧
2:
  HELPRO   フォロワー:2人 2022年12月4日() 15:36:42
松山も競馬学校上がりのただの鞍上。石川に負けた上に4着とは救い様無し。恥知らずは此奴も同じ!
1:
  HELPRO   フォロワー:2人 2021年12月5日() 15:41:36
文句なしの完勝。松山は武より上手い。

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2023年12月3日チャンピオンズカップ G14着
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厩舎の
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2023年12月3日 チャンピオンズカップ G1 4着
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