テーオーケインズ(競走馬)

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写真一覧
抹消  栗毛 2017年4月27日生
調教師高柳大輔(栗東)
馬主小笹 公也
生産者ヤナガワ牧場
生産地日高町
戦績25戦[10-3-4-8]
総賞金29,968万円
収得賞金22,200万円
英字表記T O Keynes
血統 シニスターミニスター
血統 ][ 産駒 ]
Old Trieste
Sweet Minister
マキシムカフェ
血統 ][ 産駒 ]
マンハッタンカフェ
カフェピノコ
兄弟 テーオーラフィットテーオードラッカー
市場価格
前走 2023/12/03 チャンピオンズカップ G1
次走予定

テーオーケインズの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/12/03 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 15345.644** 牡6 58.0 松山弘平高柳大輔 504
(+8)
1.50.9 0.337.3レモンポップ
23/11/03 大井 11 JBCクラシ G1 ダ2000 10--------3** 牡6 57.0 松山弘平高柳大輔 496
(--)
2.06.0 0.9----キングズソード
23/06/28 大井 11 帝王賞 G1 ダ2000 12--------3** 牡6 57.0 松山弘平高柳大輔 508
(--)
2.01.9 0.0----メイショウハリオ
23/03/25 アラ 9 ドバイWC G1 ダ2000 15--------4** 牡6 57.0 O.マーフ高柳大輔 --0000 ------ウシュバテソーロ
23/02/01 川崎 11 川崎記念 G1 ダ2100 10--------2** 牡6 57.0 松山弘平高柳大輔 493
(--)
2.16.1 0.1----ウシュバテソーロ
22/12/04 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 166121.514** 牡5 57.0 松山弘平高柳大輔 494
(-7)
1.52.2 0.336.8⑥⑥④④ジュンライトボルト
22/11/03 盛岡 12 JBCクラシ G1 ダ2000 15--------1** 牡5 57.0 松山弘平高柳大輔 501
(--)
2.02.1 -0.4----クラウンプライド
22/06/29 大井 11 帝王賞 G1 ダ2000 9--------4** 牡5 57.0 松山弘平高柳大輔 495
(--)
2.04.4 1.1----メイショウハリオ
22/05/21 中京 11 平安S G3 ダ1900 16241.811** 牡5 59.0 松山弘平高柳大輔 500
(--)
1.57.0 -0.435.9④④ケイアイパープル
22/02/26 サウ 8 サウジカップ G1 ダ1800 14--------8** 牡5 57.0 松山弘平高柳大輔 --1.53.0 2.5----エンブレムロード
21/12/05 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 16363.311** 牡4 57.0 松山弘平高柳大輔 498
(+6)
1.49.7 -1.035.5⑤⑤⑥⑥チュウワウィザード
21/11/03 金沢 10 JBCクラシ G1 ダ2100 12--------4** 牡4 57.0 松山弘平高柳大輔 492
(--)
2.13.5 0.4----ミューチャリー
21/06/30 大井 11 帝王賞 G1 ダ2000 13--------1** 牡4 57.0 松山弘平高柳大輔 497
(--)
2.02.7 -0.6----ノンコノユメ
21/04/18 阪神 11 アンタレスS G3 ダ1800 16242.911** 牡4 56.0 松若風馬高柳大輔 494
(0)
1.49.0 -0.337.0⑥⑥⑤ヒストリーメイカー
21/03/21 中京 11 名古屋城S OP ダ1800 15342.111** 牡4 57.0 松山弘平高柳大輔 494
(+4)
1.49.3 -0.537.2アッシェンプッテル
20/12/29 大井 10 東京大賞典 G1 ダ2000 16--------6** 牡3 55.0 松山弘平高柳大輔 490
(--)
2.07.1 0.2----オメガパフューム
20/12/20 阪神 10 ベテルギウス (L) ダ1800 16352.712** 牡3 55.0 松山弘平高柳大輔 490
(+2)
1.51.9 0.036.0⑤⑥⑨⑧オーヴェルニュ
20/11/14 阪神 10 摩耶S 3勝クラス ダ1800 16122.011** 牡3 55.0 松山弘平高柳大輔 488
(0)
1.52.3 -0.336.7⑤④⑤タイガーインディ
20/10/31 京都 12 3歳以上2勝クラス ダ1800 147112.111** 牡3 55.0 松山弘平高柳大輔 488
(+6)
1.50.3 -0.736.2⑥⑥⑤サンライズホープ
20/05/24 京都 10 鳳雛S (L) ダ1800 16235.326** 牡3 56.0 藤岡佑介高柳大輔 482
(+4)
1.52.1 1.137.6⑮⑮⑮⑭ミヤジコクオウ

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テーオーケインズの関連ニュース

松山弘平(35)=栗・フリー=騎乗の9番人気パンジャタワーが、中団から直線で外から伸びて優勝。1分31秒7の好タイムでGⅠ初制覇となった。2着はマジックサンズ、3着はチェルビアット。1番人気のアドマイヤズームは落鉄の影響もあり、14着と大敗。3連単は150万5950円の大波乱となった。



混迷のマイル戦線を一刀両断した。9番人気のパンジャタワーが外からライバルを抜き去ってGⅠ初制覇。3歳マイル王の座に就いた。

「本当に強い競馬をしてくれました。外から差し切ってくれて、強かったなと改めて思いました」

2021年チャンピオンズCテーオーケインズ)以来、約3年5カ月ぶりのJRA・GⅠに、松山騎手は拳を何度も空に突き上げて喜んだ。

ハイペースを見越したわけではないが、外の中団やや後方、いつもより1~2列後ろのポジションを進んだ。距離を意識して、馬のリズムを優先。それが見事にはまった。抜群の手応えで直線に向き、半ばで先頭に躍り出た。最後は「少し抜け出すのが早くて内から詰められ、どっちが勝ったのかわからないくらい無我夢中で追っていました」と、鞍上が振り返る大接戦。アタマ差で歓喜のゴールへと飛び込んだ。

橋口調教師は18年に京都で行われたJpnⅠ・JBCスプリントグレイスフルリープ)を制しているが、GⅠはこれが初制覇。「最後は負けたように見えたので…。びっくりしました。本当にうれしいです」と勝利をかみ締めた。

準備は万全だった。朝日杯FS12着の敗因を距離と判断。マイルを克服するために、中間はそれまでの坂路主体の追い切りからスタミナをつけるためCWコースでの追い切りへ移行。1週前追い切りではセイウンハーデスを子供扱い。その僚馬が前日にエプソムCを優勝したことで自信を深めた。06年にロジックで制した橋口弘次郎元調教師との親子調教師制覇には、「勝ったぞ、と伝えます」と、満面の笑み。

今後のローテーションは未定。抜群のスピードと筋肉質の馬体から、いずれはスプリント路線での活躍を見込んでいた陣営だったが、この勝利で方針転換となりそうだ。「マイルGⅠを、しかもこの時計で勝って、距離が…とはもう言えませんね」。どの路線に行こうとも、GⅠホースという金看板を背負ったパンジャタワーなら、また豪快な走りを見せてくれるに違いない。(松永昌也)

パンジャタワー 父タワーオブロンドン、母クラークスデール、母の父ヴィクトワールピサ。鹿毛の牡3歳。栗東・橋口慎介厩舎所属。北海道新ひだか町・チャンピオンズファームの生産馬。馬主は㈱Deep Creek。戦績5戦3勝。重賞は2024年GⅡ京王杯2歳Sに次いで2勝目。獲得賞金1億8567万円。NHKマイルCは松山弘平騎手、橋口慎介調教師ともに初勝利。馬名は「冠名+父名の一部」。

★アラカルト

松山弘平騎手 5回目の騎乗で初勝利。JRA・GⅠは21年チャンピオンズCテーオーケインズ)以来で通算6勝目。JRA重賞はサンスポ杯阪神牝馬Sサフィラ)以来で今年2勝目、通算50勝目。

橋口慎介調教師 2頭目の出走で初勝利。GⅠ級勝利は京都開催の18年JBCスプリントグレイスフルリープ)があるが、GⅠは初勝利。JRA重賞は10日のエプソムCセイウンハーデス)に続く今年3勝目、通算7勝目。

タワーオブロンドン産駒 産駒初出走で勝利。新種牡馬産駒の優勝は20年のラウダシオン(父リアルインパクト)以来。

◆馬主・(株)Deep Creek 所有馬初出走で勝利。JRA・GⅠは本馬による2戦目の出走で初勝利。JRA重賞は24年京王杯2歳S以来で、通算2勝目。

◆生産牧場・チャンピオンズファーム 生産馬のべ3頭の出走で初勝利。JRA・GⅠはのべ11頭の出走で初勝利。JRA重賞はスプリングSピコチャンブラック)以来で今年2勝目、通算5勝目。

◆関西馬の勝利 24年(ジャンタルマンタル)に続く勝利で、通算成績は関西馬19勝、関東馬11勝。

◆単勝9番人気馬の勝利 23年(シャンパンカラー)以来で通算4勝目。

◆馬番⑪の勝利 23年(シャンパンカラー)以来で通算4勝目。馬番⑬と並び最多勝タイ。

★入場&売り上げ

NHKマイルCの入場人員は3万6836人で前年比72・1%。売り上げは185億3343万500円で同102・9%だった。

【アンタレスS2025】血統アナリシス Kingmamboやジェイドロバリーの血を引く馬の上位争いが続く 2025年4月18日(金) 12:00

2012年から施行場を阪神ダート1800mへと移しているが、それ以降の勝ち馬の大半が父または母の父にMr. Prospector系の種牡馬を配されている。また、Kingmamboやジェイドロバリーの血脈を持つ馬の好走が目立ち、現行条件で種牡馬として唯一複数回勝利しているキングカメハメハもKingmamboの直仔であることはポイントとなるだろう。ちなみに、KingmamboとジェイドロバリーはともにMr. Prospector直仔であるとともに、前者の母の父Nureyevと後者の母Numberが兄妹という近しい関係にある。

ほか、前述したKingmamboを筆頭にNureyevの血を引く馬も好相性を示しており、Mr. Prospectorの血を引かずに勝利した2016年アウォーディージャングルポケット(=母の父Nureyev)産駒だった。

マーブルロックは、父シニスターミニスター×母サニーロック(母の父キングカメハメハ)。阪神ダート1800mは、同産駒が最も勝利数を稼いでいる得意コースであり、アンタレスSにおいても21年1着テーオーケインズ、23年3着キングズソードが好走馬として挙げられる。一方、本馬は近親に97年の二冠馬サニーブライアンがおり、「逃げ」を得意とする先方には同馬を彷彿とさせるものがある。重賞戦線でも自分のかたちで運べれば侮れない。

ミッキーヌチバナは、父ダノンレジェンド×母ヌチバナ(母の父キングカメハメハ)。本馬は昨年のアンタレスSで重賞初制覇を達成。阪神ダート1800mは、全5勝のうち4勝を記録する得意舞台であり、馬券圏外に敗れたのも11走で1度しかない。母の父はレース傾向からも特筆に値する血脈で、3代母ニキーヤを介してNureyevを強調した母系の配合も申し分ない。リピート好走も少なくないだけに、昨年の勝ち馬として敬意を払うべきだろう。

ヤマニンウルスは、父ジャスタウェイ×母ヤマニンパピオネ(母の父スウェプトオーヴァーボード)。同産駒は初出走となるが、配合パターンでみれば「父サンデーサイレンス系×母の父フォーティナイナー系」は14年1着&15年3着のナムラビクターが出ている。本馬は2代母の父がジェイドロバリーであることを評価しやすく、勝ち馬では15年クリノスターオー、21年テーオーケインズ、23年プロミストウォリアが同血脈を保持していた。


【血統予想からの注目馬】
マーブルロック ③ミッキーヌチバナ ⑨ヤマニンウルス


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【チャンピオンズC2024】血統アナリシス Kingmamboの血脈が存在感を放ち、直近2年は直系で2連覇中 2024年11月30日() 12:00

2014年にレース名の改称、施行場所の変更と装いを新たにした本競走は、ホッコータルマエ(父キングカメハメハ)の勝利で幕が上がった。それ以降もKingmamboの血脈を持つ馬が幅をきかせており、同じキングカメハメハ産駒のチュウワウィザードが2020年1着&2021年2着とリピーターとして活躍、2022年ジュンライトボルトがG1初制覇を飾るほか、2019年には母の父エルコンドルパサークリソベリルが3歳ながらに古馬勢を一蹴、2015年にはスズカマンボ産駒のサンビスタが牝馬によるダートG1制覇という偉業を達成、2023年にはLemon Drop Kid産駒のレモンポップが大外枠をものともせず快勝している。

なお、2021年の勝ち馬テーオーケインズにおいても2代母の父がジェイドロバリーであることは興味深く、同馬のMr. Prospector、Northern Dancer、Specialから成る血統構成はKingmamboを想起させるものだろう。また、2017年1着&2019年2着&2020年2着とリピート好走したゴールドドリームはジェイドロバリーの近親にあたり、その3代母Statisticが年子の全妹であることも気にとめておきたい。

レモンポップは、父Lemon Drop Kid×母Unreachable(母の父Giant's Causeway)。父はKingmamboの直仔で、従兄にA.P. Indyがいる北米を代表する一族。本馬は国内のダート戦に限れば目下6連勝中と勢い目覚ましく、そのうち5戦がG1/Jpn1であることからも価値が高い。昨年は自身最長距離となる1800mや不利とされる大外枠を懸念されたが、それを払拭する完勝だったとあれば、史上2頭目、現競走名では初の2連覇にも期待が高まる。

ペプチドナイルは、父キングカメハメハ×母クイーンオリーブ(母の父マンハッタンカフェ)。同産駒からは14年ホッコータルマエ、20年チュウワウィザード、22年ジュンライトボルトと定期的に勝ち馬が出ており、JCダートでも13年1着ベルシャザールが挙げられる。一方、母の父は芝を含めた昨今のG1戦線のトレンドといえ、本競走でも21年1着テーオーケインズが該当。本馬はKingmamboを母系から強調した配合も評価しやすい。

クラウンプライドは、父リーチザクラウン×母エミーズプライド(母の父キングカメハメハ)。「父サンデーサイレンス系×母の父Kingmambo系」は、19年1着クリソベリル、22年3着ハピなどが出た組み合わせで、本馬自身も22年に勝ち馬とタイム差のない2着に好走。また、父系祖父スペシャルウィークの血脈もポイントで、14年3着ローマンレジェンド、18年3着サンライズソア、22年1着ジュンライトボルトと上位好走馬に散見される。


【血統予想からの注目馬】
レモンポップ ④ペプチドナイル ①クラウンプライド


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【チャンピオンズCの注目点】王者の牙城崩すのは? ウィルソンテソーロなどJRA・GⅠ初制覇狙う 2024年11月24日() 22:18

★昨年のチャンピオンズCでは2着に好走 JBCクラシックを制したウィルソンテソーロ

ウィルソンテソーロ(牡5歳、美浦・小手川準厩舎)は、2着と好走した昨年に続くチャンピオンズC出走となる。同馬は今年初戦のフェブラリーSでは8着、続くドバイワールドCで4着となった後は、帝王賞2着、コリアC2着と好走を続け、前走のJBCクラシックで〝統一ダートGⅠ〟初勝利を挙げている。JBCクラシック勝ち馬が同年のチャンピオンズCを勝てば、2007年ヴァーミリアン以来17年ぶり2頭目となるが、ウィルソンテソーロは昨年以上の走りを見せることができるだろうか。同馬には川田将雅騎手が騎乗予定となっている。なお、ウィルソンテソーロがチャンピオンズCを勝てば、同馬を管理する小手川準調教師はJRA・GⅠ初制覇となる。

★レース史上初の7歳馬Vを目指すハギノアレグリアス

チャンピオンズCでは7歳以上馬の勝利は一度もなく、2013年ワンダーアキュート(※当時の名称はジャパンCダート)、20年ゴールドドリームの2着が最高成績。今年のチャンピオンズCには、昨年に続きシリウスSを制しての参戦となるハギノアレグリアス(牡7歳、栗東・四位洋文厩舎)が登録しているが、史上初の7歳馬によるチャンピオンズC制覇を遂げることができるだろうか。なお、ハギノアレグリアスにはJRA・GⅠ初制覇がかかる岩田望来騎手が騎乗予定となっている。

★昨年の3着馬ドゥラエレーデ 芝&ダート双方でGⅠ制覇なるか

昨年のチャンピオンズC3着馬ドゥラエレーデ(牡4歳、栗東・池添学廐舎)は、2022年ホープフルS以来の勝利を目指す。芝GⅠ勝ち馬がチャンピオンズCを勝てば、01年クロフネ、02年イーグルカフェ(いずれも当時の名称は「ジャパンCダート」)に続く3頭目となるが、ドゥラエレーデはダートでもビッグタイトルを手にすることができるだろうか。なお、ドゥラエレーデは父ドゥラメンテ、母マルケッサという血統で、チャンピオンズCを勝てばドゥラメンテ産駒初のJRAダート重賞制覇となる。

安田記念4着以来半年ぶりの出走 フェブラリーS2着のガイアフォース

ガイアフォース(牡5歳、栗東・杉山晴紀厩舎)は、ダート戦初挑戦となった今年のフェブラリーSで2着に好走したが、次走は再び芝のレースに戻り安田記念で4着に入った。ガイアフォース安田記念以来半年ぶり(中181日)の出走となるが、2度目のダート戦となるチャンピオンズCで勝利を挙げることができるだろうか。同馬にはJRA・GⅠ初制覇がかかる長岡禎仁騎手が騎乗予定となっている。なお、前走が芝のレースだった馬、ダート戦未勝利の馬がチャンピオンズCを勝てば、いずれも02年イーグルカフェ以来22年ぶり2頭目となる。また、ガイアフォースの毛色は芦毛だが、芦毛馬がチャンピオンズCを勝てば01年クロフネ以来23年ぶり2頭目となる(※チャンピオンズCは13年までは「ジャパンCダート」の名称)。

★2戦2勝の横山武史騎手とのコンビで参戦 3年連続の出走となるクラウンプライド

クラウンプライド(牡5歳、栗東・新谷功一厩舎)は2022年(2着)、23年(11着)に続く3年連続のチャンピオンズC出走となる。同馬は2走前のマーキュリーCで初めて横山武史騎手が騎乗して勝利を挙げると、続くコリアCでも横山武史騎手が騎乗して、2着ウィルソンテソーロに5馬身差をつける圧勝で同レース連覇を遂げた。クラウンプライドには、今回も横山武史騎手が騎乗予定だが、3度目の挑戦でチャンピオンズC初勝利を挙げることができるだろうか。Vなら、同馬を管理する新谷功一調教師はJRA・GⅠ初制覇となる。

横山武史騎手のレース当日の年齢は「25歳11カ月10日」で、クラウンプライドが勝てば、昨年のチャンピオンズCを制した坂井瑠星騎手の同レース最年少優勝記録(26歳6力月3日)を更新する。また、横山武史騎手は11月24日現在、今年のJRA競走で94勝を挙げており、4年連続4回目のJRA年間100勝が迫っている。

★大井からミックファイアが参戦 地方馬初の制覇なるか

今年のチャンピオンズCには、地方・大井所属のミックファイア(牡4歳、渡辺和雄厩舎)が出走予定。同馬は昨年のジャパンダートダービー勝ち馬で、JRAでの出走は今年のフェブラリーS(7着)以来2回目となる。チャンピオンズCでの地方馬の最高成績は2002年トーホウエンペラー(岩手)の6着だが、ミックファイアは地方馬初の勝利を挙げることができるだろうか。同馬にはC・ルメール騎手が騎乗予定となっている。なお、地方馬がJRA・GⅠを勝てば、1999年のフェブラリーSを制したメイセイオペラ以来2頭目となる。

ミックファイアは父シニスターミニスター、母マリアージュという血統。11月24日現在、シニスターミニスター産駒はJRA通算500勝中491勝がダート戦で、21年のチャンピオンズCでは同産駒のテーオーケインズが勝利を挙げている。

★中京・ダート1800メートル戦で現役最多勝の松山弘平騎手 セラフィックコールにはC・デムーロ騎手が騎乗予定

中京・ダート1800メートル戦における現役騎手の成績を見ると、松山弘平騎手が騎乗回数(402回)、勝利数(44勝)ともにトップとなっており、2021年にはテーオーケインズに騎乗してチャンピオンズCを制している。松山騎手は今年のチャンピオンズCではミトノオー(牡4歳、美浦・牧光二厩舎)に騎乗予定となっている。ミトノオーと松山騎手のコンビは、5月に平安Sを制したものの、その後はエルムS5着、みやこS14着に敗れているが、大一番で巻き返すことができるだろうか。

また、帝王賞8着以来の出走となるセラフィックコール(牡4歳、栗東・寺島良厩舎)は、C・デムーロ騎手との新コンビで挑む予定となっている。同騎手は11月24日現在JRA重賞14勝を挙げているが、すべて芝のレースでのもので、JRAダート重賞では14年フェブラリーSでの3着が最高成績だ。さて、同騎手はJRAダート重賞初勝利をGⅠで挙げることができるだろうか。なお、ミトノオーを管理する牧光二調教師、セラフィックコールを管理する寺島良調教師ともにチャンピオンズCを勝てば、JRA・GⅠ初制覇となる。

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【川崎記念2024】山崎エリカのDG攻略 穴馬候補は前年名古屋グランプリの入着馬 2024年4月2日(火) 13:25

 川崎記念は1月末または2月初旬に行われていたが、今年から4月上旬に移動。5月にかしわ記念、6月に帝王賞が行われる状況下での4月初旬の移動は、春のチャンピオンロードの第一戦を意味するもの。これまでの川崎記念は、昨年の優勝馬ウシュバテソーロのように、ドバイワールドCを目指す実績馬が度々出走していたが、ドバイワールドCと同時期の開催となったことで、今後は上がり馬が帝王賞を目指す舞台となりそうだ。

 また川崎記念ダイオライト記念の順番が入れ替わり、ダイオライト記念が川崎記念のトライアルレースに設定されたことで、今後はダイオライト記念の上位馬が活躍する舞台になっていくのだろう。今後、ダイオライト記念の上位馬は要警戒だ。

 ちなみにこれまでの川崎記念の1番人気馬の過去10年の成績は、【6・4・0・0】と連対率100%。しかし、今後は上がり馬の対戦図式となることで、データクラッシュが想定される。そこで1番人気馬の内訳を見ていくと、前走の東京大賞典3着以内馬だった馬が8頭。前走のチャンピオンズCで4着以内だった馬が2頭。

 もちろん、前走の東京大賞典で3着以内だった馬の中には、チャンピオンズCで4着以内だった馬も含まれるが、全ての連対馬がどちらかの条件を満たしていた。今後も前記の条件を満たした馬が1番人気に支持された場合は、最有力となるだろう。

 次に前年のチャンピオンズCの4着以内だった馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【5・3・0・0】。1着の該当馬は、2014年、2015年のホッコータルマエ、2018年のケイティブレイブ、2021年、2022年のチューワウィザード。2着の該当馬は、2016年、2017年のサウンドトゥルー、2023年のテーオーケインズである。また前年のチャンピオンズCで5着だったアウォーディーが、このレースで3着に好走している。このことから馬券圏内を狙うのであれば、チャンピオンズC5着まで視野に入る。

 さらに前年のJBCクラシックの連対馬も有力で、過去10年の成績は【3・4・1・1】。1着の該当馬は、2014年のホッコータルマエ、2020年のチュウワウィザード、2018年のケイティブレイブ。2着の該当馬は、2016年のサウンドトゥルー、2019年のケイティブレイブ、2021年のオメガパフューム、2023年のテーオーケインズ。3着の該当馬は、2018年のアウォーディー。2018年のサウンドトゥルーこそ、行った、行ったの展開もあって5着に敗退しているが、おおむね信頼できる。

 今度は穴馬候補を紹介しよう。一番は前年の名古屋グランプリで3着以内の馬だ。該当馬は2014年の3着馬トウショウフリーク、2016年の3着馬アムールブリエ、2018年のミツバ、2020年の3着馬デルマルーヴル、2022年の3着馬ヴェルテックス。過去10年は3着ばかりだが、2008年のフィールドルージュ、2007年のヴァーミリアン名古屋グランプリを勝って、このレースも優勝している。

 さらに大穴を狙うのであれば、コーナーがきつくてペースが上がりにくい川崎らしく、逃げ馬の一発だ。逃げ馬はシンプルに強いこともあり、2018年のケイティブレイブなどの1番人気馬も優勝しているが、2017年には中央の準オープンを勝ち上がったばかりの5番人気馬オールブラッシュが逃げ切り勝ちを決めている。

 他に逃げて3着以内だった馬を挙げると、2014年のトウショウフリーク(2番人気・3着)、2015年のサミットストーン(6番人気・3着)、2019年のオールブラッシュ(2番人気・3着)、2021年のカジノフォンテン(4番人気・1着)。過去10年で逃げ馬が6頭も馬券に絡んでいる。

 またコーナーがきついコースは内枠有利になるので、馬番1番も穴メーカーとなる。該当馬は2016年のサウンドトゥルー(2番人気・2着)、2021年のカジノフォンテン(4番人気・1着)、2022年のエルデュクラージュ(9番人気・2着)、2023年にニューモニュメント(5番人気・3着)の4頭。遡れば2012年にランフォルセが5番人気で2着、2013年にグラッツィアが3番人気で3着と善戦している。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・前走の東京大賞典3着以内か、前走のチャンピオンズカップで4着以内の1番人気馬。
 ・前年のチャンピオンズCで5着以内の馬。
 ・前年のJBCクラシックの連対馬。
 ・ダイオライト記念の上位馬。

 ●穴馬候補
 ・前年の名古屋グランプリで3着以内の馬。
 ・逃げ馬。
 ・馬番1番。

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【中京1R】テーオードラッカーが断然の人気に応える 兄はテーオーケインズ 2024年3月24日() 10:15

24日の中京1R・3歳未勝利(ダート1200m)は、川田将雅騎手騎乗の1番人気テーオードラッカーが単勝1.3倍の圧倒的支持に応えて快勝。最内枠から好発を決めてハナに立つと、そのまま後続を寄せ付けず、5戦目で未勝利脱出を決めた。勝ちタイムは1分10秒7(重)。2着に3番人気のストライクオン、3着は5番人気のスリーボビー

勝ったテーオードラッカーは、父コパノリッキー、母マキシムカフェ、母の父マンハッタンカフェという血統の3歳牡馬。半兄はダートG1で3勝を挙げたテーオーケインズ。栗東・高柳大輔厩舎の管理馬で、生産者はヤナガワ牧場。馬主は小笹 公也氏。通算成績5戦1勝。

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チャンピオンズカップレモンポップが勝利。鞍上の坂井瑠星騎手は積極的にハナを奪いに行きラチ沿いを取り切ると、そのまま押し切った。アタマではわかっていてもなかなかできないことを大一番でやってのけるのだから、坂井瑠星騎手の度胸も素晴らしかったし、それに応える操縦性とスピードを備えた馬も素晴らしかった。実は距離延長と大外枠への懸念をしていたのだが、オッズを見ているとその不安は多くのファンも持っていたのかもしれない。

というのも、単勝こそ1番人気だったレモンポップだが、複勝は2番人気。複勝で最も人気を集めたのは、単勝3番人気のクラウンプライドだった。

レモンポップ 単勝3.8 複勝1.6-2.2
セラフィックコール 単勝4.2 複勝1.7-2.3
クラウンプライド 単勝4.4 複勝1.4-1.8
テーオーケインズ 単勝5.6 複勝1.7-2.3

ご覧の通り、単勝ひとケタオッズだった4頭の売れ方を見ると、ファンの微妙な心理が見えてくる。

レモンポップは能力的には最上位の可能性が高いが、大外枠や距離に不安があり、場合によっては失速の可能性もある。

セラフィックコールは連勝中で初対戦の馬も多く、走ってみたら一番強い可能性もあるが、逆のケースもあるし、出遅れ癖や追い込み脚質から不発リスクも高く安定は望めないので複勝は買いづらい。

一方クラウンプライドは勝ち切るほどの突き抜けた何かはなくとも、先行力があり軸としての安定感はある。

テーオーケインズは一昨年の覇者だが引退も近く、勝ち切るイメージは持てないが安定感はある。

そんな感じの売れ方で、これは単複に限らず、連複系の馬券にも表れていた。実際3連複の1番人気は、

4-9-15

で、単勝2番人気のセラフィックコールはココに入っておらず、単勝1-3-4番人気の組み合わせが3連複で1番人気だった。

ところが3連単の1番人気は、

12-15-9

なんとこちらは3連複1番人気の組み合わせに入っていないセラフィックコール頭の組み合わせがもっとも売れていた。

つまり、例えばテーオーケインズが意外と人気がないじゃん、と言って買った人は、単勝や馬単、3連単のアタマ固定などを買ったのであれば正しいのだが、3連複を買っているとしたら、実は人気をしていたので正しくない。

逆にレモンポップこんな売れてるのかよ、と思った人は、単勝を買うならばその認識は正しいが、よくよく見ると連複系はそこまで売れておらず、単勝を買わないのであれば実は意外と美味しかった。

改めてではあるが、

「オッズは券種ごとに見よ」

ということを認識させられるレースだった。単勝オッズを見て一喜一憂するのは、単勝を買う人だけでいいということである。

それでは今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週末は阪神ジュベナイルFから。

ルシフェル(ムルザバエフ騎手)

注目はルシフェル&ムルザバエフ騎手。
未勝利は2000m、前走は1800mと中距離を使われているが、掛かる面があり距離短縮はプラスになりそう。現状の阪神の馬場を考えれば外枠も悪くない。ハーツクライ産駒は総じて外国人騎手と相性が良く、リスグラシューはレーン騎手やモレイラ騎手でG1を制したし、シュヴァルグランはボウマン騎手、サリオスはムーア騎手でG1を制した。ルシフェルもムルザバエフ騎手との初コンビは悪くなさそう。大混戦ながら、有力だろう。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年12月1日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】今後は数十年に1頭の名馬が数年に1頭は出現する/チャンピオンズC展望
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ジャパンカップイクイノックスが人気に応えて完勝。スタートからゴールまで、まったく隙のない勝利でG1・6連勝を飾った。中山でも、阪神でも、海外でもまったく崩れなかったイクイノックスにとって唯一の不安といえば中3週のローテーションだったが、それもすべて杞憂だったということ。

さて、その後の動向に注目が集まったが、さる木曜日に引退→種牡馬入りが発表された。有馬記念に出てきてくれるならば久々の秋G1・3冠が楽しみでもあったが、出て来ないのであれば、それはそれで無事の種牡馬入りを喜び、同時に有馬記念は混戦になり予想の面では面白くなる。個人的にはどちらでも楽しみだなぁと思って続報を待っていたが、連戦の疲れも考慮し、無理する局面ではなかったということだろう。月並みではあるが、産駒のデビューを楽しみに待ちたい。

それにしても、サンデーサイレンスの血がブラックタイドからキタサンブラック、そしてイクイノックスと繋がっていくことに競馬の面白さを感じる。ブラックタイドは言うまでもなくディープインパクトのひとつ年上の同血兄になるわけだが、現役時のパフォーマンスは派手に追い込んだスプリングSの勝利があるくらいで、どちらかといえば人気や期待が先行した存在だった。それが、種牡馬として数少ない可能性の中からキタサンブラックを輩出し、そのキタサンブラックの初年度産駒が世界最強馬にまで上り詰めるのだからおもしろい。

また、名馬の引退は時に喪失感も覚えるかもしれないが、その点は問題ない。今の日本競馬のレベルならば、イクイノックス級の名馬は3~5年に1頭くらいは出現すると考えていいだろう。

こんなことをいうと、

「いやいや、世界最強馬で、史上最強クラスの名馬、そう簡単には現れない」
「数10年に1頭の存在だ」

とでも言われそうだが、少なくとも令和を跨いだ馬だけを見渡しても、G1・8勝のアーモンドアイ、無敗の3冠馬コントレイルなどが出現しているし、ダートに目を転じてもドバイを制したウシュバテソーロ、BCディスタフを制したマルシュロレーヌなど、続々と超一線級が出現している。それだけ今の日本競馬は血統面、調整面含めて総合的にレベルが上がっている上に、使うレース数も減っているので、無敗や、それに準ずる成績で圧倒的なパフォーマンスを見せる大物が登場しやすくなっている。かつてなら何割かは故障で離脱するようなケースもあったかもしれないが、今はそういったことも肌感覚レベルにはなるが減っているように思える。

もちろんそれは現場の多くの馬に携わる方の不断の努力によって成し得ていることなので、結果だけを見て今後も同じように続くと簡単に言い切れるものではないかもしれない。だが少なくとも出てきている結果だけを見るならば、今後も同じクラスの名馬が一定スパンの間に出現すると考えるのが自然だろう。

イクイノックス、お疲れ様。そして、また新たな名馬の出現を楽しみに待ちたい。

それでは今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週末はチャンピオンズカップから。

テーオーケインズ松山弘平騎手)

注目はテーオーケインズ松山弘平騎手。
JBCクラシックは伸び切れなかったが、新しい大井の馬場も合わなかったのかもしれい。道中は少し力みも見られた。もともとベテランが強いダート路線で、まだまだ衰えを心配する段階ではない。昨年は断然人気で4着に敗れたが、今年は内枠を引けたのも好材料。巻き返しに期待したい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年11月26日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年11月26日号】特選重賞データ分析編(386)~2023年チャンピオンズカップ
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


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最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!



<次週の特選重賞>

G1 チャンピオンズカップ 2023年12月03日(日) 中京ダ1800m


<ピックアップデータ>

【前走の条件ならびに前走のコース別成績(2016年以降)】
○条件がG1・G2、かつコースがダ [6-5-3-31](3着内率31.1%)
×条件がG1・G2以外、もしくはコースがダ以外 [1-2-4-57](3着内率10.9%)

 臨戦過程がポイント。2016年以降の3着以内馬21頭中14頭は、前走の条件がG1・G2、かつ前走のコースがダートでした。なお、前走の条件がG1・G2以外、もしくは前走のコースがダート以外だったにもかかわらず3着以内となった7頭のうち5頭は、“同年の、フェブラリーステークスならびに中京ダ1800m以上の重賞”において3着以内となった経験があった馬。年明け以降に今回と近い条件のレースで馬券に絡んでいるくらいの実績馬でない限り、前走が格の高いレースでなかった馬は強調できません。

主な「○」該当馬→テーオーケインズメイショウハリオレモンポップ
主な「×」該当馬→クラウンプライドセラフィックコールドゥラエレーデ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「生産者がノーザンファーム」の馬は2016年以降[4-4-0-12](3着内率40.0%)
主な該当馬→セラフィックコールドゥラエレーデ

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2023年11月2日(木) 10:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~JBCクラシック2023~
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 地方競馬の最高賞金額を誇るJBCクラシック。2011年から昨年までは1着賞金8000万円だったが、昨年より2010年の大井開催以来となる1億円に増額された。一昨年はミューチャリーが史上初の地方馬V。中央の降級制度の廃止の影響もあり、地方勢が中距離路線も底上げしているだけに、目が離せない。

 また、JBCクラシックチャンピオンズカップ東京大賞典と続く秋ダート三冠の一冠目に当たる。このため先を見据えて帝王賞から直行するなど、休養明けで出走してくる馬も多数。このため休養明けの実績馬vs前哨戦の日本テレビ盃マイルチャンピオンシップ南部杯の上位の上がり馬という対戦図式となる。

 しかし、休養明けかどうかに関係なく、もっとも活躍しているのが同年のフェブラリーSの優勝馬だ。ダ2000m以上のJpnⅠ・GⅠで連対実績がある、同年のフェブラリーSの優勝馬に限れば、【2・0・0・0】と信頼できる。1着の該当馬は、2014年、2015年のコパノリッキー。遡れば2008年にヴァ―ミリアンが優勝し、2011年にトランセンドが強豪スマートファルコンを相手に2着と好走している。

 さらに同年の帝王賞日本テレビ盃を連勝した馬も有力。それらの過去10年のこのレースでの成績は【2・0・0・0】。1着の該当馬は2016年のアウォーディーと、2018年のケイティブレイブだが、遡れば2011年のスマートファルコンが優勝、2010年のフリオーソこそ2着と好走している。近年は中距離路線が激戦で、JBCクラシック路線の連勝馬が滅多にいないが、出走してくれば当然、本命候補となる。

 他では前々走で平安Sに出走し、優勝した馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【2・1・1・0】。1着の該当馬は、2019年のチュウワウィザード、2022年のテーオーケインズ。2着の該当馬は2020年のオメガパフューム 3着の該当馬は2018年のサンライズソアである。また連対したチュウワウィザードオメガパフュームは前走帝王賞からの直行だった。

 他では帝王賞の連対馬がここに直行してくる馬の成績も案外と良く、過去10年の成績は【2・2・2・1】。1着の該当馬は、2019年のオメガパフューム、2020年のクリソベリル。2着の該当馬は、2019年のチュウワウィザード、2020年のオメガパフューム。3着の該当馬は、2014年のワンダーアキュート、2015年のホッコータルマエ。2021年のテーオーケインズこそ4着に敗れたが、勝ち馬と0.4秒差だった。

 また前記の2019年、2020年のオメガパフュームクリソベリルチュウワウィザードワンダーアキュートホッコータルマエ帝王賞までにJpnⅠ・GⅠ勝ちがあったのに対して、テーオーケインズ帝王賞が初めてのJpnⅠ勝ちだった。つまり、帝王賞が初めてのJpnⅠ勝ちではないことを条件に加えると【2・2・2・0】で複勝率100%となる。

 最後に比較的に本命サイトで決着するこのレースでもっとも人気薄で好走しやすいパターンを紹介しよう。前走の日本テレビ盃で4角先頭から押し切って3着以内だった馬が人気以上の成績を収めていることが多い。2015年にコパノリッキーが3番人気で優勝。2013年にソリタリーキングも5番人気で3着と好走している。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のフェブラリーSの優勝馬(ダ2000m以上のJpnⅠ・GⅠで連対実績があることが条件)。
 ・同年の帝王賞日本テレビ盃を連勝した馬。
 ・前々走で同年の平安Sに出走して優勝した馬。
 ・前走で同年の帝王賞に出走し、連対した馬(前走が初JpnⅠ制覇だった馬を除く)。
 
 ●穴馬候補
 ・前走の日本テレビ盃で4角先頭から3着以内に好走した馬。

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2023年6月27日(火) 11:10 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~帝王賞2023~
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 いよいよ上半期のダート総決算となる帝王賞帝王賞は2011年から昨年までの過去10年で地方馬の連対はゼロだったが、2021年に大井のノンコノユメが2着に善戦した。また、一昨秋のJBCクラシックを大井のミューチャリーが制したように、JRAの降級制度の廃止に伴い、地方競馬が底上げしているのは確か。中距離路線も地方馬を侮れない。

 さて、帝王賞ではどのような馬が活躍しているのかを紹介すると、前年のJBCクラシック東京大賞典の連対馬が、このレース上位の大半を占める。特に前年のJBCクラシック東京大賞典ともに連対していた馬は有力だが、2021年に1番人気に支持されたオメガパフュームが前記の条件を満たしながらも5着に敗れている。オメガパフュームは、川崎記念以来の休養明けの一戦だった。

 このことから前年のJBCクラシック東京大賞典ともに連対かつ、同年の2月以降に出走していた馬を本命候補としたい。それらの過去10年のこのレースでの成績は【1・1・1・0】と複勝率100%だ。1着の該当馬は2014年のワンダーアキュート、2着の該当馬は2020年オメガパフューム、3着の該当馬も2022年のオメガパフュームだ。遡れば2009年のヴァーミリアン、2011年のスマートファルコンも前記に該当し、このレースを優勝している。

 また2021の帝王賞で4歳馬のテーオーケインズが優勝したように、
海外のレースに出走していた場合はカウントせず、国内の近2走で一度はダートグレードを優勝の2連勝以上馬も、過去10年のこのレースでは【4・4・1・0】と活躍している。

 1着の該当馬は、2013年と2015年ホッコータルマエ、2020年のクリソベリル、2021年の1着テーオーケインズ。2着の該当馬は、2014年のコパノリッキー、2019年のチュウワウィザード、2020年のオメガパフューム、2022年の2着オメガパフューム。2021年の3着クリンチャー。特に近年はのJBCクラシック東京大賞典の優勝馬は海外へ行くことが多いせいか、このタイプの活躍が目立つ。

 他では、前々走でダートレースに出走し、0.8秒差以上の圧勝を収めていた馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【0・3・1・0】。2着の該当馬は、2017年のクリソライト、2019年と2022年のチュウワウィザード。3着の該当馬は、クリンチャーである。過去10年では1着こそないが、2011年には前記パターンのスマートファルコンが優勝していることから、このパターンも注意したい。

 最後に穴馬のパターンを紹介すると、過去10年で4番人気以下で連対した13頭中、約半数の6頭が前走でダ1600m戦に出走して、3着以下に敗れているという共通項があった。該当馬は2013年のワンダーアキュート(3着)、2015年のクリソライト(2着)、ハッピースプリント(3着)、2016年のコパノリッキー(1着)、2018年のサウンドトゥルー(3着)、2019年のノンコノユメ(3着)。

 また、それらには過去1年以内にダ1900m以上のGⅠ、jpnⅠで連対しているという共通項もあった。前走ダ1600m戦に出走して3着以下に敗れた、過去1年以内にダ1900m以上のGⅠ、jpnⅠで連対実績のある馬の巻き返しには要注意だ。

 さらに4番人気以下で連対した馬の3頭は、【1】前走で平安S以外のGⅢ、jpnⅢで連対していた馬。残る3頭は【2】前走で平安Sで2着以下の馬。【1】の該当馬は、2014年の3着馬ソリタリーキング、2021年の1着馬テーオーケインズと3着馬のクリンチャー。【2】の該当馬は、2017年の1着馬ケイティブレイブと2着馬クリソライト、2022年の1着馬メイショウハリオであり、それらは前々走のダートグレードで連対か中央のオープンを勝利している実績があった。

 つまり、前走でダートグレードで連対か、前々走でダートグレードで連対か、中央のオープン・リステッドを勝利していることが条件の前走平安S2着以下馬が穴メーカーとなる。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・前年のJBCクラシック東京大賞典で連対かつ、同年の2月以降に出走していた馬。
 ・海外のレースに出走していた場合はカウントせず、国内のレース近2走で一度はダートグレードを優勝している2連勝以上の馬。
 ・前々走でダートグレードレースに出走し、0.8秒差以上の圧勝を収めた、同年の5月以降出走馬。
 

 ●穴馬候補
 ・前走ダ1600m戦に出走して3着以下に敗れた、過去1年以内にダ1900m以上のGⅠ、jpnⅠで連対実績のある馬。
 ・前走、平安S以外のGⅢ、JpnⅢで連対している馬。
 ・前々走でダートグレードで連対か、中央のオープン・リステッドで優勝していることが条件の前走平安Sで2着以下馬。

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2022年12月9日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】穴本命→「なんとなく相手に人気馬」は大勝利を逃す諸悪の根源/阪神JF展望
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先週のチャンピオンズカップジュンライトボルトが勝利。石川裕紀人騎手は今年に入ってから、特にダートでの活躍が目立っており、今回の騎乗ぶりも良い意味で驚きはなかった。大一番で物怖じしない騎乗も想定通り。

もっとも、先週当コラムでジュンライトボルトを注目馬として推奨したものの、最終的な本命は◎ハピにした。ハピの横山典騎手は先週4勝の固め打ちで2900勝のメモリアル勝利も達成。ついでにG1制覇…となれば最高だったが、3着。それでも、これまでとは異なる先行策からのソツのない立ち回りはさすがといえるものだった。

「継続騎乗で馬を手の内に入れていく」

という横山典騎手スタイルが、キレイにハマった一戦だった。

予想を改めて振り返ると、◎ハピ、○ノットゥルノ、▲ジュンライトボルトとして、断然人気のテーオーケインズを4番手まで落とせたのもポイントだった。

当然有力馬の一頭とみたテーオーケインズだったが、あまり考えずに対抗にしてしまうことだけは避けようと考えていた。断然人気馬がいるレースにおいては、本命を別の穴馬にした場合ついつい、

「相手はとりあえず人気の○○(先週で言えばテーオーケインズ)でいいか」

というある種の思考停止に陥ってしまいがちだが、それは大きな落とし穴にハマることになる。というのも、「穴本命+人気馬の2頭軸」にしてしまうと、結局それでは実質的に人気馬を本命にして相手を少し捻ったというありきたりな結論と変わらないことになってしまうためだ。

もちろん無理に評価を下げることはない。ただ、本命馬を考えるのと同じくらい頭を使って対抗以下の序列も考えることで、断然人気馬が飛んだ場合の大きな配当を手にするチャンスが広がるというもの。先週のチャンピオンズCも、3→4→6番人気の決着ながら、3連複万馬券、3連単は8万馬券。

そして、こういった考え方は、目の前のレースでどの馬を買うか…という予想力とは異なるものでもある。より複雑化し、また研究が進むスピードが速くなったことにより、現代競馬の予想方法は陳腐化しやすい。一方で”予想力以外のチカラ”は競馬の構造が変化(例えば券種が増えるなど)しない限り不変なので、その力を身に着ける方が収支を改善する上では重要かつ効率的になってくる。

予想力以外…とは何かということであるが、例えば買い方、さらに言えばレース選択であったり、オッズの見方であったり…である。

というわけで、この流れで少し宣伝になるが、今回の新刊では以上で述べた予想力以外のチカラを「馬券力」と定義した。詳細を知りたい方はぜひ新刊『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』を読んでいただきたい。

急速にインフレが進むこの時代に、二千円でお釣りが来て、それでいて何か一つでも得ることができて、1%でも収支が上がれば元はすぐに取れるはずだ。

~今週末の注目馬~

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は阪神ジュベナイルフィリーズ。注目馬はコチラ。

モリアーナ武藤雅騎手)

今回の注目はモリアーナ武藤雅騎手のコンビ。
モリアーナは2戦2勝の無敗馬。しかも内容が濃く、デビュー戦の東京芝1600mでは上がり33秒0で突き抜け、2戦目の札幌芝1800mでは逆に上がり36秒1で2番手からしぶとく伸びてきた。地力はあるので、注目されていない段階となる今回が狙いどころだ。

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○TARO プロフィール

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テーオーケインズの口コミ


口コミ一覧

テーオーケインズ引退

 おっちゃんパパ 2023年12月8日(金) 14:20

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今年は、G1馬の引退が、例年より多い気がします。来年の新星に期待します。引退されるお馬さん、お疲れ様でした!そしてありがとうm(_ _)m

 Haya 2023年12月7日(木) 07:00
【~術はあるⅡ~その先へ】2023.12.07. 
閲覧 159ビュー コメント 0 ナイス 3

おはようございます!(=^・^=)
いつも訪問される方々、ありがとうございます。

本年も押し詰まってまいりました。
ただ、早くも真冬並みの寒波襲来!?

我が懐も、寒波に襲われ始めて、このまま停滞するのか??
心配です…。 ^_^;

<寒波(カンパ)とは?>
寒波は、主として冬期、広い地域に2〜3日、またはそれ以上にわたって顕著な気温の低下をもたらすような寒気が到来すること。

【2023週間スケジュール】

一週間の基本的な更新スケジュールは、下記参照。
(毎朝7時ごろ更新/競馬変則日程の場合は変更あり)

月曜日 : 今週末 土、日曜の重賞(日刊馬番コンピ指数 等)
火曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日刊馬番コンピ指数 等)
水曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(血 統 等)
木曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日記)等
金曜日 : 検討中??
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)

noteのアドレス: https://note.com/haya00  

宜しくお願い致します。

【重賞レース予想 第11期 途中経過】
第12期(12月02日~12月28日)9日間(ステイヤーズS~ホープフルS)11戦

週末競馬は、当てる事ができたのか!?

2日(土)ステイヤーズS(G2)では10番シルブロンを推奨!
ワイド(10-1,4,7) 
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

2日(土)ステイヤーズS(G2)で推奨馬シルブロン(5人気)は、スタートが若干悪く行き脚なく後方14,13番手追走から少し押し上げながら直線で一気に突き抜け優勝…のはずが?? 追い出されて伸びてはいるが先団に届かず7着…残念。

レースは、2番手から1周目3コーナーから先頭に立って大逃げに持ち込んだアイアンバローズ(8人気)が、中団から脚を伸ばしたテーオーロイヤル(2人気)に2.1/2馬身差をつけ優勝。さらにクビ差の3着にマイネルウィルトス(3人気)が入り、中波乱決着!?

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。

反省点として、軸馬選択の失敗!? 最近、データで導き出した馬から選択も、レース後の検証で馬券の買い方(流し→BOX)を変えれば当たっている…残念。では何故?? アイアンバローズは優勝できたのか?? 同馬は、2周目からハナを奪い先頭へ。他馬を引き離して逃げ、早めに並ばれるも、直線で突き放して優勝。3度目の正直で重賞初制覇!! 勝利に導いた石橋脩騎手の好判断もあり、理想的なペースに結びついた。ただ、展開が嵌った感が強く、次走は狙いづらい。

2日(土)チャレンジカップ(G3)では6番ガイアフォースを推奨!
単勝(6番ガイアフォース) 
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

2日(土)チャレンジカップ(G3)で推奨馬ガイアフォース(1人気)は、スタート良く先行3番手追走のまま直線で一気に突き抜け優勝…のはずが?? 追い出されても反応無く馬群へと沈み込んで6着…残念。

レースは、中団から脚を伸ばした横山和生騎手騎乗のベラジオオペラ(3人気)が、中団から最内を突いて伸びたボッケリーニ(2人気)との大接戦を制し、ハナ差をつけ優勝。さらに1.1/4馬身差の3着にイズジョーノキセキ(9人気)が入り、ほぼ本命決着!?

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。

反省点として、軸馬選択の失敗!? 当レースのデータの一つ「馬齢3歳[4-0-2-5]複勝率54.5%」を軽視していた…残念。では何故?? ベラジオオペラは優勝できたのか?? 同馬は、好スタートから、中団馬群に控えて折り合いもスムーズ。直線で労せず進路を確保して、1ハロン標過ぎに抜け出すも内から詰め寄られるも、押し切って優勝。ダービー以降、秋に向けて立ち上げる段階で思うように体調が戻らず、その復帰は12月まで長引いた。現状は適性距離18~2000㍍あたり、瞬発力より持続力勝負に強いタイプだけに、次走(中山金杯、中山記念)も内目の枠が取れた時が狙い目か!?

3日(日)チャンピオンズC(G1)では4番テーオーケインズを推奨!
単勝(4番テーオーケインズ)/ ワイド(4-3,5,6,14) 
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

3日(日)チャンピオンズC(G1)で推奨馬テーオーケインズ(4人気)は、スタート良く先行3、4番手追走から直線で一気に突き抜け優勝…のはずが?? 想定外の展開がスローでは、最後の伸びを欠き4着…残念。

レースは、先手を取ったレモンポップ(1人気)が、そのままゴールまで逃げ切り、直線外から猛然と追い上げたウィルソンテソーロ(12人気)に1.1/4馬身差をつけ優勝。さらにクビ差の3着にドゥラエレーデ(9人気)が入り、ヒモ荒れの大波乱決着!?

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。

反省点として、軸馬選択の失敗!? 展開(逃げ馬を軽視)を見誤った…残念。では何故?? レモンポップは優勝できたのか?? 同馬は、大外からダッシュ良くハナへ。リズム良く逃げて、直線に入り坂を上がって後続を振り切り、そのまま押し切って優勝。初距離も難なく克服して、JRAダートG1春秋制覇を達成し、ダート路線に新たなスターが誕生!! 来年のフェブラリーSは、抜けた存在だけに要注目!!

【短 評】
週末、3戦3敗…完敗みたいな感じ。なかでも、G1チャンピオンズカップでの逃げ馬レモンポップを軽視したのが間違い?? アーモンドアイが天皇賞秋(芝2000㍍)に挑戦し、優勝した時を思い出した。状況は、芝とダートの違いだけで、まったく同じ!! で、あの時も馬券を外した事を思い出した…反省。完全に今期も出遅れ!? ただ、まだ始まったばかりだけに、焦る必要はないはず!! 今週末(中日新聞杯、カペラS、阪神ジュベナイルF)3レースもあるだけに、十分巻き返せる。頑張ります。

【先週重賞レースの馬番コンピ 回顧篇】
(ステイヤーズS)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数3位"
11番テーオーロイヤルが該当=結果2着的中!(複勝220円)

(チャレンジカップ)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数1位"
6番ガイアフォースが該当=結果6着ハズレ…(ノД`)・゜・。

(チャンピオンズC)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数4位"
15番レモンポップが該当=結果1着的中!(複勝210円)


【今週末重賞レースの馬番コンピポイント篇】

(中日新聞杯)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ9位”

*無条件
過去10年内(1-2-1-6/10)
勝率10%/連対率30%/複勝率40%/単勝回収値140/複勝回収値244
近5年 (1-2-1-1/5)
勝率20%/連対率60%/複勝率80%/単勝回収値280/複勝回収値488

昨年は、中団でレースを進めたキラーアビリティ(5人気)が、直線で間を割って追い込み、先に抜け出したマテンロウレオ(4人気)をゴール前で差し切って、クビ差優勝。さらにクビ差の3着にアイコンテーラー(10人気)が入り、中波乱決着!?

【1着=5人気=指数3位
        ⇒2着=4人気=指数2位 ⇒ 3着=10人気=指数15位】

過去10年の優勝馬中9頭は芝2000㍍の勝利歴があり、また2000㍍の複勝率は8頭が50%以上。2000㍍戦初出走の20年ボッケリーニも1800㍍戦で3勝2着3回の実績。ただし、前走2000㍍戦を走っていた馬は1勝のみだけに、別の距離からの参戦を重視。

推薦推し指数9位は、昨年(13着)外れているだけに、今年こそ期待大!?


(カペラS)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ1位”

*無条件
過去10年内(1-3-4-2/10)
勝率10%/連対率40%/複勝率80%/単勝回収値34/複勝回収値134
近5年 (1-3-1-0/5)
勝率20%/連対率80%/複勝率100%/単勝回収値68/複勝回収値166

昨年は、後方からとなったリメイク(2人気)が、直線で一気に各馬を差し切り、最後は2着のリュウノユキナ(1人気)に4馬身差をつけ優勝。さらにアタマ差の3着にジャスティン(7人気)が入り、本命決着!?

【1着=2人気=指数2位
         ⇒2着=1人気=指数1位 ⇒ 3着=7人気=指数5位】

過去10年の連対馬20頭中18頭がダート複勝率50%以上だけに、ダート複勝率50%以下の馬は要注意?? 08年2人気に推されたカルナバリート[6-0-0-7]複勝率46%=13着敗退。15年2人気に推されたサウンドガガ[8-2-1-13]複勝率42%=11着敗退。近年では、21年1人気に推されたモズスパーフレア(ダート未勝利)=4着敗退。

推薦推し指数1位は、昨年(2着)馬券に絡んでいるが、今年も期待大!?


(阪神ジュベナイルF)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ2位”

*無条件
過去10年内(1-4-2-3/10)
勝率10%/連対率50%/複勝率70%/単勝回収値41/複勝回収値115
近5年 (0-2-2-1/5)
勝率0%/連対率40%/複勝率80%/単勝回収値0/複勝回収値144

昨年は、中団に付けたリバティアイランド(1人気)が、直線で外から各馬を差し切り、内から伸びたシンリョクカ(12人気)に2.1/2馬身差をつけ優勝。さらにクビ差の3着にドゥアイズ(10人気)が入り、中波乱決着!?
【1着=1人気=指数1位
        ⇒2着=12人気=指数9位 ⇒ 3着=10人気=指数10位】

生誕(生まれ月)について過去32年で最多13勝(3月以内33頭)の4月生まれだが、過去10年ではわずか1勝(3着以内7頭)…近年低迷。2&3月生まれが4勝ずつで要マーク!? 複勝率27%、複勝回収率77%の2月生まれに妙味あり??
推薦推し指数2位は、昨年(11着)外れているだけに、今年こそ期待大!?


詳細は、noteまで訪問して下さい。
noteのアドレス: https://note.com/haya00  
宜しくお願い致します。

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 競馬戦略研究所所長 2023年12月6日(水) 07:38
重賞回顧 チャンピオンズカップ
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2023年12月03日 中京 11Rチャンピオンズカップ(G1)
◎:4枠 6番 グロリアムンディ
◯:8枠 15番 レモンポップ
△:3枠 4番 テーオーケインズ
△:3枠 5番 ドゥラエレーデ
△:6枠 11番 ハギノアレグリアス


不利と言われた大外枠からスタートを切ると思い切ってハナを取りにいたのがレモンポップの勝因でしょう。距離がどうこう言われても、自分のペースで行ければしめたもの。長い直線を意識して直線に向いても真っすぐ走れるだけの余裕の脚がありました。逃げて強襲してきたウィルソンテソーロを除いては、上りも一番。この馬の真価が見えました。

 2着のウィルソンテソーロは1頭だけ違う脚を使い追い込んできましたが、2番手に上がったところがゴールでした。不向きの展開の中、2着は立派。元々4連勝して、交流重賞で3連勝。今回の人気凋落は、原騎手には悪いですが、初騎乗も要因でしょう。これから叶うなら、この馬とさらに成長して来年は主役で帰ってきて欲しいです。

 3着はドゥラエレーデ。ダート適性はあると思っておりましたが、3歳馬で今回の競馬は褒めていいでしょう。所長的には2着に粘って欲しかったですが、来年が楽しみになりました。

 所長◎のグロリアムンディは3角前ではルメール騎手の手が動く状況「スタミナが切れた」とルメール騎手が離していましたが、遠征が裏目に出てしまったようです。次走の立て直しに期待です。

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