コパノリッキー(競走馬)

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コパノリッキー
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コパノリッキー
コパノリッキー
写真一覧
抹消  栗毛 2010年3月24日生
調教師村山明(栗東)
馬主小林 祥晃
生産者ヤナガワ牧場
生産地日高町
戦績33戦[16-3-3-11]
総賞金30,824万円
収得賞金41,620万円
英字表記Copano Rickey
血統 ゴールドアリュール
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ニキーヤ
コパノニキータ
血統 ][ 産駒 ]
ティンバーカントリー
ニホンピロローズ
兄弟 コパノチャーリーラブミーニキータ
市場価格
前走 2017/12/29 東京大賞典 G1
次走予定

コパノリッキーの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
17/12/29 大井 10 東京大賞典 G1 ダ2000 16--------1** 牡7 57.0 田辺裕信村山明 539
(--)
2.04.2 -0.6----サウンドトゥルー
17/12/03 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 161113.293** 牡7 57.0 田辺裕信村山明 546
(+9)
1.50.2 0.136.3ゴールドドリーム
17/11/03 大井 8 JBCスプリ G1 ダ1200 16--------2** 牡7 57.0 森泰斗村山明 537
(--)
1.11.4 0.0----ニシケンモノノフ
17/10/09 盛岡 11 MCS南部杯 G1 ダ1600 16--------1** 牡7 57.0 田辺裕信村山明 546
(--)
1.34.9 -0.6----ノボバカラ
17/05/05 船橋 11 かしわ記念 G1 ダ1600 10--------1** 牡7 57.0 武豊村山明 536
(--)
1.39.9 -0.4----インカンテーション
17/02/19 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 16249.0614** 牡7 57.0 武豊村山明 544
(-1)
1.36.5 1.437.3ゴールドドリーム
16/12/29 大井 10 東京大賞典 G1 ダ2000 14--------5** 牡6 57.0 戸崎圭太村山明 545
(--)
2.07.5 1.7----アポロケンタッキー
16/12/04 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 156116.3313** 牡6 57.0 C.ルメー村山明 544
(+9)
1.51.6 1.538.8サウンドトゥルー
16/11/03 川崎 11 JBCクラシ G1 ダ2100 14--------5** 牡6 57.0 田辺裕信村山明 535
(--)
2.16.0 0.7----アウォーディー
16/10/10 盛岡 11 MCS南部杯 G1 ダ1600 13--------1** 牡6 57.0 田辺裕信村山明 539
(--)
1.33.5 -0.3----ベストウォーリア
16/06/29 大井 11 帝王賞 G1 ダ2000 12--------1** 牡6 57.0 武豊村山明 547
(--)
2.03.5 -0.7----ノンコノユメ
16/05/05 船橋 11 かしわ記念 G1 ダ1600 12--------1** 牡6 57.0 武豊村山明 532
(--)
1.39.2 -0.7----ソルテ
16/02/21 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 16237.947** 牡6 57.0 武豊村山明 532
(0)
1.34.6 0.635.6⑦⑥モーニン
15/12/29 大井 10 東京大賞典 G1 ダ2000 14--------4** 牡5 57.0 武豊村山明 532
(--)
2.04.5 1.5----サウンドトゥルー
15/12/06 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 16473.317** 牡5 57.0 武豊村山明 534
(+10)
1.51.2 0.838.7サンビスタ
15/11/03 大井 10 JBCクラシ G1 ダ2000 16--------1** 牡5 57.0 武豊村山明 524
(--)
2.04.4 -0.5----サウンドトゥルー
15/10/07 船橋 11 日本テレビ盃 G2 ダ1800 12--------3** 牡5 58.0 武豊村山明 524
(--)
1.52.2 2.0----サウンドトゥルー
15/02/22 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 16242.111** 牡5 57.0 武豊村山明 536
(-2)
1.36.3 -0.136.2インカンテーション
15/01/25 中京 11 東海S G2 ダ1800 14462.511** 牡5 58.0 武豊村山明 538
(+11)
1.50.9 -0.737.5グランドシチー
14/12/29 大井 10 東京大賞典 G1 ダ2000 16--------2** 牡4 57.0 田辺裕信村山明 527
(--)
2.03.8 0.8----ホッコータルマエ

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コパノリッキーの関連ニュース

 今年最初のJRA・GIは福永騎乗の2番人気カフェファラオが、好位から抜け出してV。東京のダート1600メートルはこれで4戦4勝となり、コパノリッキー以来、史上2頭目の連覇を達成した。福永騎手は26年連続重賞勝ちで歴代4位の記録に並んだ。2着に5番人気テイエムサウスダン。白毛のアイドルホース・ソダシは4番人気で3着だった。1番人気レッドルゼルは伸びきれず6着まで。

 ◇

 昨年の覇者と、大けがから復帰した鞍上が高らかに復活を告げた。カフェファラオが1年ぶりの勝利で2014、15年のコパノリッキーに続く史上2頭目の連覇を達成。1分33秒8(重)の勝ちタイムはレースレコード&コースレコードタイの快記録だ。

 「ポイントはスタートだと思っていました。3番手を取れた時点で『これで負けたら仕方ない』と。最後まで馬から気持ちをそらさないようにしました。復帰後の7勝目で一番冷静に乗っていたと思います」

 26年連続の重賞VをGIで飾った福永騎手はゴール後に何度もガッツポーズを作り、喜びを爆発させた。16日の追い切りで初めてまたがり、気ムラな性格を確認。砂をかぶらないよう、スタートに“全集中”した。1歩目はそれほど速くなかったが、すぐに絶好のポジションを確保。抜群の手応えで直線を向くとラスト1ハロンで満を持して先頭へ。最後は2馬身半差をつける完勝劇だった。

 12月の香港スプリントで落馬骨折し、休養中に届いた今回の騎乗依頼を、意気に感じないはずがない。「信頼していただいている証し。しっかり状態を作らないといけないと強く思いました。いい仕事ができたと思います」と復帰3週目でのGI制覇に胸を張った。

 堀調教師は「馬が頑張って走ってくれたし、ジョッキーも最高にうまく乗ってくれた」と人馬に最敬礼。この日は大きさの違う3種類のチークピーシズを用意し、最終的には昨年と同じものを装着して臨んだ。「去年よりメンタルが一定のリズムで走れていたし、走りの質も良かった」とたたえた。

 今後は未定だが世界も視野に。ドバイワールドC(3月26日、メイダン、GI、ダ2000メートル)や、優先出走権を得たブリーダーズCクラシック(11月5日、キーンランド、GI、ダ2000メートル)などが候補になりそうだ。「速いタイムで走れる馬。距離は問題ないし、バランスがいいのでワンターン(しか走れない馬)のフォームではない」と福永騎手も可能性を感じている。東京の王から世界の王へ-。カフェファラオの進撃は止まらない。(漆山貴禎)

カフェファラオ 父アメリカンフェイロー、母マリーズフォリーズ、母の父モアザンレディ。鹿毛の牡5歳。美浦・堀宣行厩舎所属。米国産。馬主は西川光一氏。戦績11戦6勝(うち地方2戦0勝)。獲得賞金3億2879万5000円(うち地方350万円)。重賞は2020年GIIIユニコーンS、GIIIシリウスS、21年GIフェブラリーSに次いで4勝目。フェブラリーS堀宣行調教師が昨年に次いで2勝目。福永祐一騎手は2005年メイショウボーラーに次いで2勝目。馬名は「冠名+父名より」

★売り上げ、入場者数…フェブラリーSの売り上げは156億6193万9400円で前年比117・9%とアップ。入場者数は1万2071人(うち有料入場1万1556人)だった。

福永祐一騎手…2005年(メイショウボーラー)以来17年ぶりで、通算2勝目。JRA・GIは21年ジャパンCコントレイル)以来で、通算33勝目。18年から5年連続JRA・GI勝利となった。初コンビでのJRA・GI勝利は21年天皇賞・春ワールドプレミア)以来で、通算3勝目。JRA重賞も昨年のジャパンCコントレイル)以来で、通算158勝目。1997年から26年連続でのJRA重賞勝利となった。

堀宣行調教師…2年連続で通算2勝目。JRA・GIは本馬による21年フェブラリーS以来で、通算14勝目。JRA重賞は先週の共同通信杯ダノンベルーガ)に続く今年2勝目、通算64勝目。

★アメリカンフェイロー産駒…2年連続で通算2勝目。JRA・GIも本馬による21年のフェブラリーS以来で、通算2勝目。JRA重賞も本馬による21年のフェブラリーS以来で、通算4勝目。

★馬主・西川光一氏…2年連続で通算2勝目。JRA・GIも本馬による21年のフェブラリーS以来で、通算2勝目。JRA重賞も本馬による21年のフェブラリーS以来で、通算6勝目。

★生産者Paul P・Pompa…2年連続で通算2勝目。JRA・GIも本馬による21年のフェブラリーS以来で通算2勝目。JRA重賞も本馬による21年のフェブラリーS以来で、通算4勝目。

★外国産馬の勝利…20年(モズアスコット)、本馬による21年と3年連続で、通算7回目。

★5歳馬の勝利…19年(インティ)以来3年ぶりで、通算12回目。5歳馬のワンツー決着は15年(1着コパノリッキー、2着インカンテーション)以来7年ぶりで、通算2回目。

★レースレコード…勝ちタイム1分33秒8は16年にモーニンが記録した1分34秒0を0秒2更新するレースレコード。

★冬季五輪開催年…本レースがGIとなった97年以降、冬季五輪開催年は7回あり、98年を除く直近の6回はいずれも5歳馬が連対する結果となった。

★20日東京11R「フェブラリーS」の着順&払い戻しはこちら

【フェブラリー】22年最初のGI・ダート頂上決戦の注目点 2022年2月15日(火) 18:01

フェブラリーS連覇を狙うカフェファラオ 3年前の覇者インティも出走予定

 カフェファラオ(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎)が、コパノリッキー(2014・15年)以来2頭目のフェブラリーS連覇を目指す。カフェファラオは、昨年のフェブラリーSでGI初制覇を遂げたが、その後は未勝利で、フェブラリーSを連覇するとともに1年ぶりの勝利を挙げることができるかどうか。なお、カフェファラオにはテン乗りとなる福永祐一騎手が騎乗する予定。

 また、19年のフェブラリーS勝ち馬インティ(牡8歳、栗東・野中賢二厩舎)も、同レース以降未勝利で約3年間勝利から遠ざかっている。同馬は前走のチャンピオンズCでは4着だったが、3年前に勝利を挙げたレースで久々の白星を手にすることができるかどうか。

★昨年のフェブラリーSでは4着 JBCスプリントの覇者レッドルゼル

 レッドルゼル(牡6歳、栗東・安田隆行厩舎)は、昨年の根岸Sで重賞初制覇を飾り、続くフェブラリーSでは4着に入った。同馬はその後ドバイゴールデンシャヒーン(UAE)で2着と好走し、秋には東京盃(大井)3着の後、JBCスプリント(金沢)を制しJpnI初勝利を挙げた。レッドルゼルの1600メートル戦への出走は昨年のフェブラリーS以来で通算2回目となるが、昨年以上の走りを見せることができるかどうか。同馬には川田将雅騎手が騎乗する予定。

 また、安田隆行調教師は11年にトランセンド、13年にグレープブランデーフェブラリーSを制しており、レッドルゼルが勝てばGI昇格以降で最多タイとなるフェブラリーS3勝目となる。なお、レッドルゼル安田隆行調教師が管理し、国内外でGI6勝を挙げたロードカナロアの産駒で同産駒初のJRAダートGI制覇がかかる。ロードカナロアは2月14日現在、JRAリーディングサイヤーランキングの首位に立っているが、今年最初のJRA・GIを制すことができるだろうか。

★初のダート戦出走となった前走は12着 再びダート戦に挑む桜花賞馬ソダシ

 昨年の桜花賞ソダシ(牝4歳、栗東・須貝尚介厩舎)が、芝&ダート双方でのGI制覇を狙う。同馬はデビュー以来、芝のレースに出走を続け阪神JF桜花賞を制覇。初のダート戦出走となった前走のチャンピオンズCでは、スタートから果敢に逃げてレースの主導権を握ったが、12着に敗れている。芝&ダート双方でのGI制覇はソダシの父クロフネなど5頭が成し遂げているが、ソダシはダート戦でもGIタイトルを手にすることができるかどうか。なお、クロフネ産駒は今年JRA重賞を勝てば、歴代2位タイの18年連続JRA重賞勝利となる。

岩田康誠騎手とのコンビで5戦4勝の好成績 根岸Sを制したテイエムサウスダン

 根岸Sを制したテイエムサウスダン(牡5歳、栗東・飯田雄三厩舎)が、GI初制覇を目指す。同馬は中央+地方のダート重賞で5勝を挙げているが、JpnI出走は19年の全日本2歳優駿(川崎)の1度だけで、同レースでは5着に終わっている。テイエムサウスダン岩田康誠騎手とのコンビで5戦4勝と好成績を挙げており、今回も同騎手が騎乗する予定だが、GIタイトルを手にすることができるかどうか。Vなら、同馬を管理する飯田雄三調教師は開業22年目でJRA・GI初制覇となる。

 また、テイエムサウスダンの馬主・竹園正繼氏は「テイエム」の冠名で知られており、JRA・GI7勝を挙げたテイエムオペラオー、JRA・GI3勝を挙げたテイエムオーシャンなどの活躍馬を所有してきた。同氏の所有馬がJRA・GIを勝てば、05年阪神JFテイエムプリキュア)以来となるが、テイエムサウスダンは竹園正繼氏に久々のビッグタイトルをもたらすことができるかどうか。

★GI初制覇を目指す26年目の松田大作騎手 東海Sを制したスワーヴアラミスとのコンビで参戦

 フェブラリーSスワーヴアラミス(牡7歳、栗東・須貝尚介厩舎)に騎乗予定の松田大作騎手には、JRA・GI初制覇がかかる。同騎手は、97年にデビューし、2月14日現在、JRA通算8435戦487勝(重賞4勝)という成績をマークしている。スワーヴアラミスはGI初挑戦となった昨年のチャンピオンズCでは8着に敗れたが、前走の東海Sで重賞3勝目を挙げ、今回が2回目のGI挑戦となる。松田騎手は今回が25回目のJRA・GI騎乗となるが、デビュー26年目で初のビッグタイトルを手にすることができるかどうか。

フェブラリーS3連覇がかかるC・ルメール騎手 テン乗りとなるテオレーマに騎乗予定

 ルメール騎手は20年にモズアスコット、21年にカフェファラオに騎乗してフェブラリーSを連覇しており、今年は同一JRA・GI3連覇を目指す。ルメール騎手はテン乗りとなるテオレーマ(牝6歳、栗東・石坂公一厩舎)で参戦する予定だが、果たしてフェブラリーS3連覇となるかどうか。テオレーマが勝てば、ルメール騎手は18~20年の天皇賞(秋)以来自身2度目の同一JRA・GI3連覇となり、牝馬の優勝はGIに昇格した97年以降のフェブラリーSでは初となる。

 また、テオレーマを管理する石坂公一調教師にはJRA・GI初制覇がかかる。同調教師の父・石坂正元調教師は、ヴァーミリアンで08年、モーニンで16年のフェブラリーSを制しているが、父の制したフェブラリーSでJRA・GI初勝利を挙げることができるかどうか。Vなら、GIに昇格した97年以降では初の調教師によるフェブラリーS親子制覇となる。

★中131日でVなら、最長間隔勝利記録を大幅更新 南部杯連覇を遂げたアルクトスが今年も参戦

 アルクトス(牡7歳、美浦・栗田徹厩舎)は、昨年10月の南部杯(盛岡)で同レース連覇を遂げて以来、約4カ月ぶり(中131日の出走となる。同馬は東京のダート戦で9戦5勝、2着1回という成績を残しているが、フェブラリーSでは20年、21年と2年連続で9着に敗れている。アルクトスは前走から3カ月以上の出走間隔が空いたレースでは8戦5勝、2着1回という成績を挙げているが、3年連続参戦となる今年はどのような走りを見せるだろうか。Vなら、フェブラリーSがGIに昇格した97年以降において、前走からの最長間隔勝利記録(中84日)を大幅に更新する。なお、アルクトスに騎乗予定の田辺裕信騎手は14年のフェブラリーSで、16頭立て16番人気のコパノリッキーを勝利に導いている。

★昨年のフェブラリーSで2着と好走 悲願のGI制覇を目指す9歳馬エアスピネル

 昨年のフェブラリーS2着馬エアスピネル(牡9歳、栗東・笹田和秀厩舎)が、悲願のGI制覇を目指す。同馬はJRA・GIに10回出走しているが、15年の朝日杯FS、17年のマイルCS、昨年のフェブラリーSの2着が最高成績となっている。今回、エアスピネルにはテン乗りとなるM・デムーロ騎手が騎乗予定だが、11回目の挑戦で悲願のJRA・GI初制覇を遂げることができるかどうか。また、今年のフェブラリーSにはJpnI3勝を挙げているケイティブレイブ(牡9歳、美浦・清水英克厩舎)も出走予定で、2頭にはグレード制が導入された84年以降では初の9歳馬によるJRA・GI制覇がかかる。

根岸S9着からの巻き返しなるか 昨年の武蔵野Sを制したソリストサンダー

 1番人気に支持された前走の根岸Sで9着に敗れたソリストサンダー(牡7歳、栗東・高柳大輔厩舎)が、フェブラリーSでの巻き返しを狙う。同馬は昨年の武蔵野Sで重賞初制覇を遂げるなど東京ダート1600メートル戦で4戦1勝、2着2回という成績を挙げているが、前走から巻き返してGI初制覇を遂げることができるかどうか。なお、ソリストサンダーには引き続き戸崎圭太騎手が騎乗する予定。ちなみに、ソリストサンダーは昨年、フェブラリーS8着→かしわ記念(船橋)2着、エルムS10着→南部杯(盛岡)3着と、8着以下に敗退した次走のJpnIで3着以内に巻き返している。

★冬季五輪開催年に連対継続中のゴールドアリュール産駒 5年連続フェブラリーS参戦のサンライズノヴァ

 今年は冬季オリンピックの開催年で、フェブラリーSが実施される2月20日までの日程で中国・北京を舞台に熱戦が繰り広げられている。フェブラリーSがGIとなった97年以降、冬季オリンピック開催年は6回あるが、98年を除く直近の5回はいずれも5歳馬が連対し、1番人気馬が3着以内に入っている。さて、今年のフェブラリーSはどのような結果になるだろうか。

 また、サンライズノヴァ(牡8歳、栗東・音無秀孝厩舎)は、前回の冬季オリンピック開催年の18年から毎年フェブラリーSに出走して18年4着、19年7着、20年3着、21年11着という成績を残している。同馬の父はフェブラリーS最多勝種牡馬のゴールドアリュールで、同産駒は10年、14年、18年と直近3回の冬季オリンピック開催年すべてで連対しているが、サンライズノヴァは5回目の挑戦でフェブラリーS初勝利を挙げることができるかどうか。同馬には松若風馬騎手が騎乗する予定。

★船橋のミューチャリーが3年連続の参戦 地方馬2頭目のフェブラリーS制覇なるか

 今年のフェブラリーSには、地方・船橋競馬所属のミューチャリー(牡6歳、矢野義幸厩舎)が参戦する予定。同馬は2歳時からJpnIに出走しており、11度目の挑戦となった昨年のJBCクラシック(金沢)で、オメガパフュームチュウワウィザードテーオーケインズなどを破り、悲願のJpnI初制覇を遂げた。ミューチャリーは2020年のフェブラリーSで11着、2021年のフェブラリーSでは7着という成績だが、3年連続の参戦となる今年はどのような走りを見せるだろうか。同馬には御神本訓史騎手が騎乗する予定。なお、地方馬がフェブラリーSを勝てば、1999年のメイセイオペラ(岩手)以来、23年ぶり2頭目となる。

★今年のJRA重賞で連敗が続く1番人気馬 フェブラリーSは1番人気馬が3連勝中

 フェブラリーSの過去10年の結果を見ると、2014年に16番人気のコパノリッキーが勝利を挙げたこともあるが、1番人気馬は4勝、2着2回、3着2回という成績を残しており、2019年から3連勝中。今年のJRA重賞は年初から1番人気馬が16連敗中と苦戦しているが、今年最初のJRA・GIはどのような結果になるだろうか。なお、今週実施されるその他の重賞レースにおける過去10年の1番人気馬の勝利数を見ると、京都牝馬Sが5勝、ダイヤモンドSが6勝、小倉大賞典が2勝となっている。

フェブラリーSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★【フェブラリーS】レース展望

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【2歳新馬・中山6R】コパノリッキー産駒アローワンが2秒差圧勝 2021年12月25日() 13:35

 12月25日の中山6R(2歳新馬、ダート1800メートル)は、津村明秀騎手の2番人気アローワン(牡、美浦・鈴木伸尋厩舎)が外枠から1コーナー過ぎに先頭に立つと、4コーナー手前から後続を置き去り独走、最後は2秒0差の大差を付けて圧勝した。タイムは1分54秒3(稍重)。

 2着にはサバンナモンキー(3番人気)、さらに7馬身差遅れた3着にヒメカミノイタダキ(6番人気)が続いた。

 アローワンは、父が今年の新種牡馬のコパノリッキー、母エーシンミモザ、母の父キングカメハメハという血統。

 ◆津村明秀騎手(1着 アローワン)「前進気勢が強く、無理せずに逃げる形を取ったけど、思った以上に強い競馬で勝ってくれました。奥がありそうだし、このままテンションが上がらずにいってくれたらいい」

★25日中山6R「2歳新馬」の着順&払い戻しはこちら

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【MCS南部杯】史上7頭目!アルクトス連覇達成 2021年10月12日(火) 04:52

 交流GIマイルチャンピオンシップ南部杯が11日、盛岡競馬場で16頭で争われ、1番人気のアルクトスが好位から抜け出す圧巻の内容で連覇を飾った。脚元の関係から年内は休養の予定。年明けのフェブラリーSを目指す。2着に7番人気のヒロシゲゴールド、3着は2番人気のソリストサンダーが入った。

 ◇ 

 盛岡の夜空に今年も北斗七星が輝いた。南部杯を制したのはアルクトス。大外16番枠から3番手で流れに乗り、最後は2着ヒロシゲゴールドに2馬身半差の完勝でコパノリッキー(2016、17年)以来、史上7頭目の連覇をなし遂げた。

 「枠順が出たときから、スタートが決まればこういうレースになると思っていたし、直線も余裕がありました。年齢もいって絶好調キープが難しくなっているけど、厩舎のほうでいい状態に持ってきてくれた。今年も本当にうれしい。僕は大好きな馬です」

 カクテルライトを浴びながら殊勲の田辺騎手が笑顔を見せる。コパノリッキーの2勝も含め、このレース4勝目。「強い馬に乗せてもらっているからね。競馬は毎回盛岡でいい(笑)」と“新・南部杯男”が胸を張った。

 「昨年は鍛えて鍛えてレースを迎えたけど、今年は右前の球節のケアがあったし、馬の調子さえ整えてあげたらと思ってやってきた。レースですごく一生懸命走ってくれるし、本当にお疲れさんと言ってあげたい」

 6月のサンスポ賞さきたま杯(1着)以来の実戦で地力の高さをみせつけた愛馬に栗田調教師も最敬礼。年内は休養に入るが、来年のフェブラリーSで中央の頂点を目指す。 (内海裕介)

 ◆亀田騎手(ヒロシゲゴールド2着)「最後までしぶとく頑張ってくれたし、メンタルが強くなってきました。1600メートルでこの競馬ができたら、選択肢が増えます」

 ◆戸崎騎手(ソリストサンダー3着)「もう少しリラックスしてくれると、もっとはじけたかなと思います」

 ◆岩田望騎手(インティ4着)「きょうの馬場を考えるとすごくいい内容。こういう形の競馬が今後に生きてくれば」

 ◆福永騎手(ワイドファラオ5着)「駐立が少しよくなくて、思うようなスタートが切れなかったが、それでも先行して最後まで踏ん張ってくれた」

 ■アルクトス 父アドマイヤオーラ、母ホシニイノリヲ、母の父シンボリクリスエス。鹿毛の牡6歳。美浦・栗田徹厩舎所属。北海道新冠町・須崎牧場の生産馬で、馬主は山口功一郎氏。戦績22戦10勝(うち地方5戦3勝)。獲得賞金2億9964万3000円(うち地方1億5870万円)。重賞は2019年GIIIプロキオンS、20年交流GIマイルCS南部杯、21年交流GIIサンケイスポーツ賞さきたま杯に次いで4勝目。マイルCS南部杯栗田徹調教師が20年の同馬に次いで2勝目、田辺裕信騎手は16、17年コパノリッキー、20年の同馬に次いで4勝目。馬名の意味は「北斗七星(ギリシャ語)」。

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【鳴尾記念】GI馬の復活なるか!?宝塚記念の前哨戦と今週末の注目点はこちら! 2021年6月2日(水) 12:14

ブラストワンピースペルシアンナイトの2頭のGI馬が登録/鳴尾記念



 2018年の有馬記念勝ち馬ブラストワンピース(牡6歳、美浦・大竹正博厩舎)、2017年のマイルCS勝ち馬ペルシアンナイト(牡7歳、栗東・池江泰寿厩舎)が、鳴尾記念に登録している。鳴尾記念が6月に実施されるGIIIの芝2000メートル戦という現在の実施条件になった2012年以降、2頭のGI馬が出走すれば初めてのこととなる。また、有馬記念勝ち馬の鳴尾記念出走は1976年のイシノアラシ(4着)以来45年ぶりとなる。ブラストワンピースは昨年のAJCC以来約1年4カ月ぶり、ペルシアンナイトは2017年のマイルCS以来約3年半ぶりの勝利がかかるが、GI馬の実力を示すことができるかどうか。なお、ブラストワンピースには岩田康誠騎手、ペルシアンナイトには幸英明騎手が騎乗予定。



 また、ペルシアンナイトを管理する池江泰寿調教師は鳴尾記念で2015~18年に4連覇、2012年にも勝利を挙げており、同レース歴代最多の5勝を挙げている。池江調教師は2006年から15年連続でJRA重賞勝利を挙げているが、今年初のJRA重賞制覇を遂げて、連続年JRA重賞勝利記録を「16年」に伸ばすことができるかどうか。なお、池江調教師は鳴尾記念クラージュゲリエ(牡5歳)も登録している。



キタサンブラック、ドレフォンなど今年、産駒デビューの新種牡馬は28頭



 2019年に国内で初年度産駒が誕生した、いわゆる、今年の新種牡馬は28頭。その顔ぶれを見てみると、内国産馬はGI7勝馬のキタサンブラック、2013年・14年・16年の3世代の皐月賞馬であるロゴタイプイスラボニータディーマジェスティ、歴代最多の“統一ダートGI”11勝を挙げたコパノリッキーなどがいる。また、輸入種牡馬はアメリカでGI・3勝を挙げたドレフォンなどがいる。なお、初年度産駒の血統登録頭数が100頭を超えた種牡馬はコパノリッキー(138頭)、ドレフォン(127頭)、ザファクター(117頭)、シルバーステート(116頭)、イスラボニータ(114頭)、ビッグアーサー(110頭)、アメリカンペイトリオット(108頭)の7頭となっている。



★今週から2歳新馬戦がスタート!昨年6月にはユーバーレーベンなどがデビュー



 6月5日に開幕する3回東京と4回中京から、2歳新馬戦がスタートする。昨年の6月にデビューした馬を見てみると、今年のオークスユーバーレーベンホープフルSを制しJRA賞最優秀2歳牡馬を受賞したダノンザキッド、重賞2勝を挙げ、ダービーにも出走したワンダフルタウンなどがデビューしているが、今年も6月デビュー馬から“後のGI馬”が誕生するだろうか。なお、今年最初の新馬戦は5日の中京5R(12時15分発走)となる。



鳴尾記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★【鳴尾記念】レース展望



★【安田記念】GI6勝目か?3歳馬Vか?多数の実績馬が集結した春のマイル王決定戦の注目点はこれだ!★【安田記念】レース展望

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【フェブラリー】最新ナマ情報 2021年2月20日() 04:49

◆試練の最内枠〔1〕エアアルマス

 米国産のマジェスティックウォリアー産駒は最内の〔1〕枠(1)番。GI昇格後、1度も勝ち馬が出ていない枠となった。池添学調教師は「腹をくくって出たなりで運んでくれたら。馬群の中で競馬も試したかったので。あとはジョッキーに任せます」と語った。



◆外枠希望も…〔2〕インティ

 2年前の覇者は〔1〕枠(2)番。2013年にグレープブランデーが勝っている枠で、野中調教師は「今なら内の馬の動向を見て番手からの競馬でもと思っていたし、外の方がよかったかな。スタート次第」と話した。



◆発走まで最善を尽くす〔3〕カフェファラオ

 メンバーただ一頭の4歳馬は、内めの〔2〕枠(3)番に決定。この日は、茨城・美浦トレセン北の角馬場をダク(速歩)で周回した。「(18日の)追い切りは最後まで引っ張ったきりで、やる(追う)必要もなかった。先週の段階で気持ちの方もほぼ仕上がっている」と堀調教師。今回は馬具に工夫を凝らし、鞍上の合図をより的確に伝えるためにクロス鼻革、リングハミを装着して臨むが、さらに「東京のワンターンは現状ではベスト。チークピーシズ(集中力を保たせるために左右の視界を狭くする馬具)を着けて向かう予定だが、返し馬を見て外すことも視野に入れています」と発走まで最善を尽くす構えだ。



◆寺島師満足げ〔4〕ヘリオス

 根岸S8着のオルフェーヴル産駒は2015年にコパノリッキーが勝った〔2〕枠(4)番。寺島調教師は「いい並びですね。いいポジションを取りたいと思っていましたが、インティが(2)番だし、ついていく感じで競馬ができそう」と笑顔。



◆粘り込み狙う〔5〕サクセスエナジー

 交流重賞5勝の7歳馬は〔3〕枠(5)番。中山開催の2003年にゴールドアリュールが優勝した枠だが、東京では連対馬が出ていない。村田助手は「一昨年は2、3番手からけっこう粘っていた。(ハナに)行ければ行くし、臨機応変に対応してほしい」と話した。



◆栗田師手応え〔6〕アルクトス

 昨年の南部杯を日本レコードで押し切ったパワフルマイラーは〔3〕枠(6)番。一昨年にインティが逃げ切った枠だ。栗田調教師は「スタートが上手なので枠はどこでも大丈夫。順調に来られて何よりだし、追い切り後も良くなっているのは間違いない」と良化ぶりに自信をのぞかせる。19日は美浦坂路を4ハロン63秒3で駆け上がった後、南Bダートコースで流した。



◆B着で勝負だ〔7〕ワンダーリーデル

 根岸Sの2着馬は、過去2着3回が最高着順となる〔4〕枠(7)番に決まった。安田翔調教師は「枠はどこでもよかった。集中力もあるし、競馬を分かっている。ブリンカーは着けます。調教から悪い影響もないので」と話した。



◆力入る角居師〔8〕ワイドファラオ

 昨年のかしわ記念勝ち馬は、GI昇格元年の1997年にシンコウウインディが勝った〔4〕枠(8)番からの発走。今月末で勇退する角居調教師は「枠は内めがよかったです。間隔はあいていますが順調です。最後のGIなので結果がついてきてくれれば」と願いを込めた。



◆自分の競馬を〔9〕サンライズノヴァ

 4年連続参戦の7歳馬は、2002年アグネスデジタルなど過去2勝の〔5〕枠(9)番をゲット。「枠はどこでもよかった。最近はスタートも出るようになったし、ゲートを出て自分の競馬をしてくれたら」と音無調教師。



◆自信の笹田師〔10〕エアスピネル

 ダート5戦目の実力馬は〔5〕枠(10)番。2004年に、やはり芝から路線変更したアドマイヤドンが勝った枠だ。笹田調教師は「枠はどこでも良かった。どこからでも競馬ができるし、注文は付かない。持っている力を出せばGIでも勝てる」と意気込んだ。



◆枠こだわらず〔11〕スマートダンディー

 GI初挑戦の7歳馬は〔6〕枠(11)番。GI昇格元年の1997年にストーンステッパーが2着になったが、その後は連対例がない。「枠はどこでもいい。この馬の競馬をしてほしい」と石橋調教師。



◆内に潜り込む〔12〕ヤマニンアンプリメ

 メンバー中ただ一頭の牝馬は、過去最多タイの4勝を挙げ、昨年のV枠でもある〔6〕枠(12)番に決まった。長谷川調教師は「(4)番より内は嫌だった。欲を言えば(10)番だけど、内に行きそうな馬がいるし、それらが行ったあと、(内に)潜り込めれば」と話した。



◆大波乱Vの枠で激走気配〔13〕ソリストサンダー

 昨夏以降の充実ぶりが光る上り馬は、2014年にコパノリッキーが大波乱を演出した〔7〕枠(13)番に決定。高柳大調教師は「枠はどこでもいいし、決まったところでやるだけです。この馬なりに落ち着きもあり、充実しています」と一発を狙う。



◆過去4勝の枠〔14〕オーヴェルニュ

 東海Sの勝ち馬は、過去4勝2着3回の絶好枠〔7〕枠(14)番をゲットした。梅内助手は「内がいいかなと思っていましたが、ここ2戦は外枠で勝っていますからね。前走のようなレースができれば」と期待を込める。



◆船橋から参戦!昨年より順調〔15〕ミューチャリー

 昨年(11着)に続く2度目の挑戦となる船橋の5歳馬は、過去3勝の〔8〕枠(15)番をゲット。19日は船橋競馬場の本コースをキャンターで軽めに1周した。「昨年より順調で、不安なく調整できているのが何より。追い切り後も変わりない様子です」と矢野義調教師。



◆鞍上にお任せ〔16〕レッドルゼル

 根岸S勝ち馬は〔8〕枠(16)番。大外枠だが、2012年にはテスタマッタが優勝している。安田隆調教師は「枠は仕方ない。決まったところでやるしかない。馬体重も輸送でちょうど減っていいと思う。予定通りにきているので、あとはジョッキーに任せます」と語った。

フェブラリーSの出馬表はこちら 調教タイムも掲載

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 地方競馬の最高賞金額を誇るJBCクラシック。2011年から昨年までは1着賞金8000万円だったが、今年は2010年の大井開催以来となる1億円に増額された。昨年はミューチャリーが史上初の地方馬V。中央の降級制度の廃止の影響もあり、地方勢が中距離路線も底上げしているだけに、目が離せない。

 また、JBCクラシックチャンピオンズカップ東京大賞典と続く秋ダート三冠の1冠目に当たる。このため先を見据えて帝王賞から直行するなど、休養明けで出走してくる馬も多数。このため休養明けの実績馬vs前哨戦の日本テレビ盃マイルチャンピオンシップ南部杯の上位の上がり馬という対戦図式となる。

 しかし、休養明けかどうかに関係なく、もっとも活躍しているのが同年のフェブラリーSの優勝馬だ。過去10年では2012年のテスタマッタこそ5着だったが、同馬はダ2000mのGⅠで連対実績がなかった馬。ダ2000mのGⅠで連対実績がある、同年のフェブラリーSの優勝馬に限れば、【2・0・0・0】と信頼できる。1着の該当馬は、2014年、2015年のコパノリッキー。遡れば2008年にヴァ―ミリアンが優勝し、2011年にトランセンドが強豪スマートファルコンを相手に2着と好走している。

 さらに同年の帝王賞日本テレビ盃を連勝した馬も有力。それらの過去10年のこのレースでの成績は【2・0・0・0】。1着の該当馬は2016年のアウォーディーと、2018年のケイティブレイブだが、遡れば2011年のスマートファルコンが優勝、2010年のフリオーソこそ2着と好走している。近年は中距離路線が激戦で、JBCクラシック路線の連勝馬が滅多にいないが、出走してくれば当然、本命候補となる。

 他では前々走の平安S平安Sに出走し、優勝していた馬も有力で、過去10年のこのレースでの成績は【1・1・1・0】。1着の該当馬は2019年のチュウワウィザード、2着の該当馬は2020年のオメガパフューム 3着の該当馬は2018年のサンライズソアである。また連対したチュウワウィザードオメガパフュームは前走帝王賞からの直行だった。

 他では帝王賞の連対馬がここに直行してくる馬の成績も案外と良く、過去10年の成績は【2・2・2・1】。1着の該当馬は、2019年のオメガパフューム、2020年のクリソベリル。2着の該当馬は、2019年のチュウワウィザード、2020年のオメガパフューム。3着の該当馬は、2014年のワンダーアキュート、2015年のホッコータルマエ。2021年のテーオーケインズこそ4着に敗れたが、勝ち馬と0.4秒差だった。

 また前記の2019年、2020年のオメガパフュームクリソベリルチュウワウィザードワンダーアキュートホッコータルマエ帝王賞までにGⅠ(jpnⅠ)勝ちがあったのに対して、テーオーケインズ帝王賞が初めてのjpnⅠ勝ちだった。つまり、帝王賞が初めてのjpnⅠ勝ちではなかったことを条件に加えると【2・2・2・0】で複勝率100%となる。

 最後に比較的に本命サイトで決着するこのレースでもっとも人気薄で好走しやすいパターンを紹介しよう。前走の日本テレビ盃で4角先頭から押し切って3着以内だった馬が人気以上の成績を収めていることが多い。2015年にコパノリッキーが3番人気で優勝。2013年にソリタリーキングも5番人気で3着と好走している。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のフェブラリーSの優勝馬。
  (ダ2000m以上のGⅠで連対実績があることが条件)
 ・同年の帝王賞日本テレビ盃を連勝した馬。
 ・前々走で同年の平安Sに出走して優勝した馬。
 ・前走で同年の帝王賞に出走し、2着以内だった馬。
  (前走が初jpnⅠ制覇だった馬を除く)
 
 ●穴馬候補
 ・前走の日本テレビ盃で4角先頭から3着以内に好走した馬。


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2022年11月2日(水) 16:40 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~JBCスプリント2022~
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 JBCスプリントは、ダートスプリント路線の頂点を決める一戦。このレースは今年で第22回目を迎えるが、第6回目の川崎開催時にはまさかの『JBCマイル』として行われ、競馬関係者やファンからブーイングを食らったことがあった。それ以降は距離1000m~1400mのスプリント戦で施行されている。

 主なメンバーは、前哨戦の東京盃組やマイルチャンピオンシップ南部杯組。近年は芝のスプリンターズSからの参戦も目立つ。また1400m開催時には、JBCクラシックへの出走が叶わなかった同年の白山大賞典の優勝馬が出走したこともあった。

 本来は前走で同距離か今回と1F前後の距離を使われている馬のほうが有利なはずだが、2.5Fの距離短縮でも白山大賞典の優勝馬が連対してしまうのが、スプリント路線の現状である。2008年にスマートファルコンが、2009年にアドマイヤスバルがともに2着と好走している。近年スプリント路線はレースが充実しているので、それらが出走してくるチャンスはそうないが、前走でスプリント戦に出走している馬よりもマイル~中距離に出走している馬のほうが上という傾向は覚えておきたい。

 つまり、このレースは同年の東京盃に出走していた馬よりも、マイルチャンピオンシップ南部杯に出走していた馬が有力。特に優勝馬が有力で、それらの過去10年の成績は【2・1・1・0】。2013年にエスポワールシチーが1着、2017年にコパノリッキーが2着、2015年にベストウォーリアが3着と、JBCスプリントが1200mで施行された年でも活躍している。

 さらに同年のマイルチャンピオンシップ南部杯に出走していた、同年のフェブラリーS4着以内馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【1・1・2・0】。1着の該当馬は、2013年のエルポワールシチー。2着の該当馬は、2016年のベストウォーリア。3着の該当馬は、2013年のセイクリムズン、2015年のベストウォーリア

 また同年のマイルチャンピオンシップ南部杯に出走していた、同年のかしわ記念3着以内の馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【2・1・1・0】。1着の該当馬は2013年のエルポワールシチー、2017年のコパノリッキー。2着の該当馬は2016年のベストウォーリア、3着の該当馬も2015年のベストウォーリアである。とにかく前走で南部杯に出走していた馬の活躍が目立つので、該当馬が出走していればそれらを本命候補としたい。

 一方、同年の東京盃で連対した馬のこのレースでの成績は、過去10年で【3・1・4・10】と、凡走率が高く、あまり信頼が置けない。特に前半3Fが前半3Fが34秒1より速い年で3角6番手以下を追走して連対した馬は、百発百中で人気を裏切っている。該当馬は、2014年の1番人気馬ノーザンリバー→5着、2016年の5番人気馬ドリームバレンチノ→10着、2021年の3番人気馬リュウノユキナ→5着である。東京盃でいわゆる展開に恵まれて連対した馬は、消してこそ馬券妙味だろう。

 しかし、同年のフェブラリーSで5着以内だった同年の東京盃3着以内馬は、ここでも活躍している。前記したように東京盃の前半3Fが34秒1より速い年で3角6番手以下を追走して連対した馬を除けば、過去10年のこのレースでの成績は【2・0・1・0】。1着の該当馬は、2017年のニシケンモノノフ、2021年のレッドルゼル。3着の該当馬は、2019年のコパノキッキングである。

 その他、前々走でダートグレード、もしくは南関東のアフター5スター賞を優勝した馬で、前走東京盃を逃げた馬も活躍。このレースでの過去10年の成績は、【1・2・0・0】と連対率100%だ。1着の該当馬は、2016年のダノンレジェンド。2着の該当馬は、2014年のサトノタイガー、2018年のマテラスカイだ。遡れば2010年の優勝馬サマーウインドも前記に該当している。

 最後に穴馬を紹介すると、前々走で大井のアフター5スター賞で連対した、前走の東京盃敗退馬だ。このレースは過去10年で地方馬が3度連対しているが、2014年に6番人気で2着と好走したサトノタイガーと2020年に優勝したサブノジュニアが前記に該当している。また遡れば2010年に6番人気で2着と好走したナイキマドリードも前記に該当していることから、南関東のスプリント路線馬は人気以上に手強いと言えるだろう。

 その他、スプリント路線よりもレベルが高いマイルチャンピオンシップ南部杯で4着以下に敗れた馬が穴を開けている。過去10年では2021年の南部杯で7着に敗れたサンライズノヴァが5番人気で2着に好走、2012年の南部杯で5着に敗れたスーニも4番人気で3着と好走している。南部杯の敗退馬は、この後、中央の武蔵野Sを使ってチャンピオンズCを目指すことが多く、滅多に出走してこないが、意外と好走しているので要警戒だ。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のマイルチャンピオンシップ南部杯で優勝した馬。
 ・同年のマイルチャンピオンシップ南部杯に出走していた、同年のフェブラリーS4着以内馬。
 ・同年のマイルチャンピオンシップ南部杯に出走していた、同年のかしわ記念3着以内馬。
 ・同年のフェブラリーSで5着以内かつ、同年の東京盃で3着以内の馬。
 (前走の東京盃が前半3F34秒1以内のハイペースだった年に、3角6番手以降から連対した馬を除く)
 ・前々走でダートグレードかアフター5スター賞を優勝かつ、前走の東京盃で逃げた馬。
 ・前走の白山大賞典で優勝した馬。

 
 ●穴馬候補
 ・前々走でアフター5スター賞で連対した、前走東京盃凡退馬。
 ・前走のマイルチャンピオンシップ南部杯で4着以下だった馬。

 ●危険な人気馬
 ・前走の東京盃が前半3F34秒1以内のハイペースだった年に、3角6番手以降から連対した馬。

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2022年9月27日(火) 15:25 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~日本テレビ盃2022年~
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 日本テレビ盃は2003年~2019年までの16年間も1~4番人気馬が3着以内を独占し、全て馬複3桁配当で決着。1番人気馬が一昨年まで12年連続で3着以内というクソ堅いレースだったが、近2年は1番人気馬が馬群に沈んでいる。これは同年の中央の帝王賞の上位馬など、古馬実績馬の不出走がもたらした影響が大きい。

 日本テレビ盃JBCクラシックのステップレースで、実績馬はJBCクラシックチャンピオンズカップ東京大賞典へと続く始動戦になる。つまり、実績馬にとってこのレースの位置付けは叩き台。このため夏場に順調にレースを使われている馬が配当妙味も含めて支持されがちだが、何だかんだGⅠ馬が活躍してしまうのがこのレースである。

 実際に同年の帝王賞で4着以内だった馬で、前年以降にGⅠかGⅡを優勝していた馬の過去10年のこのレースでの成績は【2・2・4・0】。1着の該当馬は、2013年のワンダーアキュート、2018年のケイティブレイブ。2着の該当馬は、2015年のクリソライト、2017年のサウンドトゥルー。3着馬の該当馬は、2016年と2018年のサウンドトゥルー、2017年のケイティブレイブ、2019年のノンコノユメだ。また、3着以内だった全ての馬は、帝王賞で4着番人気以内に支持されていたという共通項もあった。

 さらに同年の帝王賞で3角3番手以内で4着以内だった馬に限れば、過去10年の成績は【2・1・0・0】と連対圏内まで期待できる。2013年のワンダーアキュート(1着)、2015年のクリソライト(2着)、2018年のケイティブレイブ(1着)。遡れば2011年のスマートファルコンも2010年のフリオーソも1着と前記に該当している。

 しかし、夏場に順調にレースを使われている馬も全く通用しないわけではない。2014年に当時GⅡのブリーダーズゴールドカップが牝馬限定戦へと様変わりして以降、このレースに中央の地方経由馬が出走することが少なくなったのは事実だが、そのぶん7月末に行われるマーキュリーカップのレベルが向上し、同レースの連対馬がこのレースで活躍を見せるようになった。

 同年のマーキュリーカップの連対馬の過去10年の成績は【1・2・0・1】。1着の該当馬は、2014年のクリソライト。2着の該当馬は、2013年のソリタリーキング、2020年のデルマルーヴル。唯一の4着以下は、2016年のタイムズアロー(5着)だが、同馬はマーキュリーカップまでダートグレードで連対したことがなかった。一方、連対した前記3頭にはダートグレードで優勝した実績があり、そのタイプのマーキュリーカップの同年の連対馬なら中心視もできる。

 その他、滅多に出走してこないが、前走で中央のダートグレードを優勝している馬も有力で、過去10年の成績は【2・0・1・0】。1着の該当馬は、2012年のソリタリーキング、2016年のアウォーディー。3着の該当馬は2015年のコパノリッキーだ。コパノリッキーは前走から距離延長、ソリタリーキングアウォーディーは前走で1800m以上を使われていたことから、前走で1800m以上のレースに出走している馬のほうがより信頼できるだろう。

 さらに2019年にジャパンダートダービーを勝った3歳馬クリソベリルがこのレースを優勝して以来、ジャパンダートダービー上位の3歳馬が出走してくるケースが目立っている。一昨年のジャパンダートダービーを制したダノンファラオはこのレースに出走して7着に敗れているが、遡れば2004年にジャパンダートダービーで4着だったアジュディミツオーがこのレースで2着に好走している。しかし2008年にはジャパンダートダービーで5着だったナンヨーリバーが6着に敗れていることから、同年のジャパンダートダービーで4着以内だった馬は注意したい。

 さて、最後にこのレースの穴馬を紹介しよう。4番人気以下で3着以内だった馬たちを見ていくと、「逃げ馬」という共通項があった。2012年のマグニフィカ(3着)、2014年のグラッツィア(3着)、2019年のロンドンタウン(2着)は、このレースで逃げた馬だ。また前記3頭には、それまでにダートグレード勝ちの実績があったのが共通項。昨年も2番人気ではあったが、サルサディオーネが逃げ切りVを決めているだけに、人気薄の逃げ馬には注意したい。


 まとめるとこうなる!
 
 ●本命候補
 ・同年の帝王賞で4着以内かつ、前年以降にGⅠかGⅡを優勝していた馬。
 ・同年の帝王賞で3角3番手以内で4着以内だった馬。
 ・同年のマーキュリーカップ連対馬。
  (それまでにダートグレードで優勝した実績があることが条件)
 ・前走で中央のダートグレードに出走し、優勝した馬。
 ・同年のジャパンダートダービーで4着以内の馬。
 
 ●穴馬候補
 ・今回逃げる可能性が高い馬。
  (ダートグレード勝ちの実績があることが条件)

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2022年5月4日(水) 00:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~かしわ記念2022~
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 かしわ記念は上半期の大一番、帝王賞のトライアルレースだが、GⅠだけのことはあって、同年のフェブラリーSを始め、GⅠ好走馬が多く出走してくる。しかし、意外にもこのレースは、2010年のエスポワールシチー以降、1番人気が未勝利という歴史がある。なぜ、1番人気が勝てないか? その1番人気の大半が昨年のカフェファラオのように、同年のフェブラリーSの優勝馬という傾向があるからだ。

 過去10年でフェブラリーSとこのレースを連覇したのは、前記のエスポワールシチーと2014年のコパノリッキーのみ。一方で2016年のモーニン、2018年のノンコノユメ、2020年のモズアスコット、2021年のカフェファラオは、フェブラリーSを制した後のこのレースで馬群に沈んでいる。このことからもフェブラリーSを大目標にして、そこで好走した馬を狙うのは危ういと言える。

 また、休養明けのGⅠウイナーが出走してくる年も度々あるが、それらもこのレースで苦戦している。前年の東京大賞典1着以来の出走となった2013年のローマンレジェンドは、1番人気に支持されながらも3着が精一杯。2021年に1番人気に支持されたルヴァンスレーヴも、2018年のチャンピオンズC1着以来の長期休養明けで、大差の5着に敗れている。

 では、何が有力か? 同年のフェブラリーSを除く、過去1年以内に古馬混合のGⅠで連対実績があった馬である。ただし、前記したように休養明けの馬は苦戦の傾向。過去10年の3着以内馬30頭中29頭がフェブラリーS以降のレースに出走していたことから、それらは狙い下げたいもの。① 同年のフェブラリーSを除く、過去1年以内に古馬混合のGⅠで連対実績、②同年のフェブラリーS以降に行なわれたレースに出走していることが条件で、過去10年の成績は、【6・1・2・0】である。

 1着の該当馬は、2015年のワンダーアキュート、2016年と2017年のコパノリッキー、2018年と2019年のゴールドドリーム、2021年のカジノフォンテン。2着の該当馬は、2015年のベストウォーリア。3着の該当馬は、2016年のベストウォーリア、2020年のサンライズノヴァ。カジノフォンテンを除く、8頭がマイルGⅠで連対していたのもポイントだ。

 また、前年のチャンピオンズCで5着以内かつ、前年のフェブラリーS、かしわ記念、マイルCS南部杯など、マイルGⅠで3着以内の実績がある馬も有力で、過去10年の成績は【3・0・2・0】。1着の該当馬は、2012年のエスポワールシチー、2015年のワンダーアキュート、2018年のゴールドドリーム。3着の該当馬は、2014年のワンダーキュート、2021年のインティと複勝率100%だ。

 さらに同年のフェブラリーSの1着馬は危険だとお伝えしたが、2~3着馬は意外とここでも安定した成績を収めている。それらの過去10年のこのレースでの成績は【2・3・2・2】。1着の該当馬は、2018年と2019年のゴールドドリーム。2着の該当馬は、2013年のエスポワールシチ―、2015年のベストウォーリア、2020年のケイティブレイブ。3着の該当馬は、2018年のインカンテーション、2020年のサンライズノヴァ。4着以下だったのは、2016年のノンコノユメ、2017年のベストウォーリアでともに4着である。フェブラリーSの勝ち馬よりは狙えるようだ。

 最後に穴パターンを紹介すると、前走で3角先頭だった馬が穴を開けている。2016年の2着馬ソルテ(6番人気)や2020年の優勝馬ワイドファラオ(6番人気)、遡れば2010年の2着馬フリオーソ(5番人気)も前記該当馬だ。ソルテは7連勝で、前走では南関東の重賞・フジノウェーブ記念を早め先頭から押し切って勝利していた馬。ワイドファラオは前走のフェブラリーSで逃げたものの、アルクトスと競り合って12着に失速した馬だ。フリオーソもダイオライト記念で逃げバテ5着から巻き返している。

 フリオーソは過去1年以内にJpnⅠで連対実績があったが、ワイドファラオのように2桁着順大敗からでも巻き返すのが、かしわ記念の傾向なので、それらには注意したい。ただ、ダートグレード勝ちの実績がない地方馬を狙う場合は、ソルテのように前走の南関東重賞で勝っていることが条件になりそうだ。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のフェブラリーSを除く、過去1年以内に古馬混合のGⅠで連対実績がある馬。(同年のフェブラリーS以降のレースに出走していることが条件)
 ・前年のチャンピオンズCで5着以内かつ、前年のマイルGⅠで3着以内の実績がある馬。
 ・同年のフェブラリーSで2着、3着だった馬。

 ●穴馬候補
 ・前走で3角先頭だった馬。
 (地方馬の場合、前走で南関東重賞を勝っていることが条件)

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2021年12月27日(月) 22:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~東京大賞典2021~
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 地方競馬もクライマックス。いよいよ年の瀬恒例の一年の総決算、東京大賞典が行われる。ダートの王道路線は、秋は10月のJBCクラシックから始まり、続いてチャンピオンズカップ、そして最終戦がこのレースとなる。例年、JBCクラシックチャンピオンズカップの上位馬が集うため、年によってはチャンピオンズカップ以上のハイレベルな戦いになることも少なくない。

 本来は秋のG1戦ではもっとも賞金が高い中央のチャンピオンズカップを大目標とし、東京大賞典は消化レースでもいいはずだが、東京大賞典のほうがハイレベルになることもある理由は大きく2つ。有終の美を飾りたがる日本人の国民性と、大井ダ2000mのほうが中京ダ2000mと比べて癖のないコースだからだろう。

 実際に東京大賞典よりも少しだけ賞金が高いチャンピオンズカップを目標に仕上げて、スタートの坂で出遅れた、外枠で外々を回った…などの理由で取りこぼすよりも、紛れが生じることが少ないこの舞台で、順当に勝ち上がりたい、賞金を加算して来年度に繋げたいと考えている陣営も少なくないようだ。

 最有力は同年のJBCクラシックの連対馬で、それらの過去10年の成績は【6・5・2・2】。1着の該当馬は、2011年のスマートファルコン、2013年のホッコータルマエ、2015年のサウンドトゥルー、2018年、2019年と2020年のオメガパフューム。2着の該当馬は、2013年のワンダーアキュート、2014年のコパノリッキー、2015年のホッコータルマエ、2016年のアウォーディー、2017年のサウンドトゥルー。3着の該当馬は、2017年、2018年のケイティブレイブ

 4着以下だったのは、2014年のクリソライト(8着)と2015年のコパノリッキー(4着)で前走のチャンピオンズカップで7着以下(着差0.8秒差以上)に敗れているという共通項があった。つまり、JBCクラシックから直行か、前走のチャンピオンズカップで0.7秒差以内の着差なら通用していることになる。

 また、同年のチャンピオンズカップの連対馬も有力で、その成績は過去10年で【1・3・3・1】。1着の該当馬は、2014年のホッコータルマエ。2着の該当馬は、2011年と2013年のワンダーアキュート、2016年のアウォーディー。3着の該当馬は、2010年のシルクメビウス、2012年のワンダーアキュート、2016年のサウンドトゥルーだ。

 唯一の4着以下は、2019年のゴールドドリームで4着だったが、当時は地方勢の層が厚く、南関東のノンコノユメとモジアナフレイバーに先着を許す形となった。これはJRAの降級制度が廃止されたことで地方に移籍する馬が多くなった影響だろう。地方競馬全体が底上げしているだけに、今後は東京大賞典の前哨戦である南関東の重賞、勝島王冠組にも注意したい。前記の南関東の2頭とも、勝島王冠の連対馬だった。また、昨年の東京大賞典の2着馬も、前走の勝島王冠勝ちのカジノフォンテンだった。

 逆に穴メーカーは、前走のチャンピオンズカップの3~6着からの巻き返しが大半。G1勝ちの実績があると、2017年のケイティブレイブのように前走のチャンピオンズカップで4着でも1番人気に支持される場合もある。しかし、GⅠ勝ちの実績がないと3年前のアポロケンタッキーのようにあまり人気がない。アポロケンタッキーチャンピオンズカップで4着だったが、このレースでは5番人気で優勝した。

 また、2015年のワンダーキュートは同年のかしわ記念勝ちの実績があったが、それ以降のGⅠで連対実績がなかったことが嫌われたようで、前走のチャンピオンズカップで6着ながら、6番人気という低評価。しかし、このレースでは3着と巻き返した。このようにこのレースは、チャンピオンズカップの3~6着から巻き返して来ることがしばしば。G1勝ちの実績がなかったり、その手前の成績がひと息だったりすると一気に人気を落とす傾向があるが、それらをヒモ穴に加えると、高配当をGETできるかもしれない。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のJBCクラシックの連対馬。
  (前走でチャンピオンズカップに出走している場合は、6着以内、0.7秒差以内が条件)
 ・前走のチャンピオンズカップで連対している馬。

 ●穴馬候補
 ・前走のチャンピオンズカップで3~6着(着差0.7秒差以内)だった馬。
 ・前走の勝島王冠で連対していた馬。

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2021年11月1日(月) 11:36 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~JBCクラシック2021~
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 地方競馬最高の優勝賞金額8000万円(2021年度は東京大賞典と同額)を誇る、JBCクラシック。まさに地方競馬の最高峰レースだが、過去10年で地方馬の3着以内は、2010年のフリオーソ(2着)のみと地方馬受難。中距離路線は中央馬と地方馬の実力差が大きく、容易に狙えない現状だ。

 また、JBCクラシックチャンピオンズカップ東京大賞典と続く秋ダート三冠の1冠目に当たる。このため先を見据えて帝王賞から直行するなど、休養明けで出走してくる馬も多数。このため休養明けの実績馬vs前哨戦の日本テレビ盃マイルチャンピオンシップ南部杯の上位の上がり馬という対戦図式となる。

 しかし、休養明けかどうかに関係なく、もっとも活躍しているのが同年のフェブラリーSの優勝馬だ。過去10年では、2012年のテスタマッタこそ5着だったが、同馬はダ2000mのGⅠで連対実績がなかった馬。ダ2000mのGⅠで連対実績がある、同年のフェブラリーSの優勝馬に限れば、【2・1・0・0】と信頼できる。1着の該当馬は、2014年、2015年のコパノリッキー。2着の該当馬は、2011年に強豪スマートファルコンの2着と好走したトランセンドだ。遡れば2008年にヴァ―ミリアンも優勝している。

 さらに同年の帝王賞日本テレビ盃を連勝した馬も有力。それらの過去10年の成績は【2・1・0・0】。2010年のフリオーソこそ2着だったが、2011年のスマートファルコン、2016年のアウォーディーが優勝している。

 また、同年の7月以降のレースに出走していた日本テレビ盃の優勝馬もがんばりを見せており、過去10年のこのレースでの成績は【0・2・0・0】。2014年にクリソライト、2015年にサウンドトゥルーが2着に善戦。遡れば2009年のマコトスパルビエロも2着なのがポイントでもある。2014年、2015年の優勝馬はコパノリッキー、2009年の優勝馬はヴァ―ミリアンと前記した馬だったことから、GⅠ勝ちの実績馬が相手だと、上がり馬は2着までというのが受け取れる。

 他では帝王賞の連対馬がここに直行してくる馬の成績も案外と良く、過去10年の成績は【2・2・2・0】。1着の該当馬は、2019年のオメガパフューム、2020年のクリソベリル。2着の該当馬は、2019年のチュウワウィザード、2020年のオメガパフューム。3着の該当馬は、2014年のワンダーアキュート、2015年のホッコータルマエ。ヴァ―ミリアンがこのレースで3連覇目を果たした2009年も、帝王賞からの直行だった。

 最後にもっとも人気薄で好走しやすいパターンを紹介しよう。前走の日本テレビ盃で4角先頭から押し切って3着以内だった馬が人気以上の成績を収めていることが多い。その成績は、過去10年で【2・0・3・1】。2011年に1番人気に支持されたスマートファルコン以外に、2015年にコパノリッキーが3番人気で優勝。2013年にソリタリーキングも5番人気で3着と好走している。また、唯一の4着以下は、2012年のマグ二フィカで船橋所属馬だった。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のフェブラリーSの優勝馬。
  (ダ2000m以上のGⅠで連対実績があることが条件)
 ・同年の帝王賞日本テレビ盃を連勝した馬。
 ・7月以降にレースを使われている、同年の日本テレビ盃の優勝馬。
 ・同年の帝王賞連対からの直行馬。
 
 ●穴馬候補
 ・前走の日本テレビ盃で4角先頭から3着以内に好走した馬。

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コパノリッキーの口コミ


口コミ一覧
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 暦の上では既に春。中央G1のトップバッターとして『ダートのG1 フェブラリーS』が本日施行されます。
今年の初G1で的中させて年間収支プラスに期待を持てるよう、ワクワクできるレース予想をして、レース観戦中はドキドキする展開になることを祈りたいと思います。 結果は兎も角として・・・\(^O^)/

 まず、フェブラリーSの出走馬全体の約3分の1を占める前走根岸Sからの出走馬の取捨について。

 フェブラリーSは、2011年から2021年までの11年間で174頭が出走し、その内57頭(32.8%)が根岸Sを経由しています。

 最多出走数は、昨年(2021年)と2014年の7頭。最少は2011年と今年 (2022年)の3頭で、平均5.2頭。

前走根岸SのフェブラリーSでの成績は、
  4勝-2着2回-3着3回 (11年間で、複勝圏内に入ったのは7年)

 この割合で計算すると、3着以内に入る確率は63.6%と無視できないものです。7年の内2回は2着・3着と1着・2着と2頭が同時に入賞した年もあります。

 では、根岸Sでどんな成績を残した馬たちがフェブラリーSで3着以内に入っているかというと

   根岸S1着馬 3勝-2着1回-3着1回
   根岸S2着馬 1勝-2着1回-3着0回
   根岸S3着馬 0勝-2着0回-3着2回

 つまり、根岸Sで1着~3着に限り、フェブラリーSで成績を残すことができるのです。

他のG1レースで優秀な成績を挙げていたとしても『根岸S経由』の場合は、根岸S3着以内でなければフェブラリーSでの有力馬には推奨できないというのが11年間のデータから言えるのです。

 G1での出走経験がなく、G3やOPから根岸Sで3着以内の実績があれば、フェブラリーSでも有力であると言えるのです。


 今年の根岸S経由は次の3頭です。

15.テイエムサウスダン 武蔵野S 9着→兵庫GT 1着  →根岸S 1着→フェブラリーS
7.タイムフライヤー  スワンS 14着→霜月S(OP)9着 →根岸S 6着→フェブラリーS
13.ソリストサンダー  南部杯  3着→武蔵野S 1着  →根岸S 9着→フェブラリーS

 このデータからは、G1実績のある『ソリストサンダー』は危険な有力馬?であり、G3タイトルホルダーでしかない『テイエムサウスダン』こそ有力馬として推奨できることになります。

 特に、根岸S1着馬は、3勝-2着1回-3着1回-4着1回-5着1回-6着以下2回で
フェブラリーSに不出走だった2頭を除くと

    掲示板に載る確率 77.8%
    複勝圏に入る確率 55.6%


 つぎに、根岸S経由以外の出走馬について検討してみます。

 過去10年間(2012年~2021年)のデータから前走レース別に複勝圏に入ったのは

  前走 東海S (1~3着に限定) 5頭
  前走 チャンピオンS(着順不問) 8頭(JCダート含む)
  前走 川崎記念   (1・3・6着) 3頭
  前走 東京大賞典  (2・5・7着) 3頭
  前走 武蔵野S    5着   1頭
  前走 フェアウェルS 9着   1頭
 (前走 根岸S 1~3着限定   9頭 )

 以上の通りです。比較のため『前走 根岸S』も並べてみましたが、根岸S1着馬はやはり外せないことが分かります。

 出走馬によっては、同じような臨戦過程で出走してくる傾向がありますが、レース成績が前回と比べて下がっているとフェブラリーSでの成績も下がり、前回より成績が上がっていればフェブラリーSでの成績も上がる傾向が見られます。下に示した臨戦過程で有力馬の取捨選択をする必要があります。

3.インティ      南部杯G14着→チャンピオンS4着→フェブラリーS
        2021年 南部杯G19着→チャンピオンS3着→東海S12着→フェブラリーS6着
        2020年 みやこS 15着→チャンピオンS3着→東海S3着→フェブラリーS14着
        2019年 1000万下 1着→1600万下 1着  →東海S1着→フェブラリーS1着

4.アルクトス     さきたま杯 1着→南部杯G11着              →フェブラリーS
        2021年 エルムS6着  →南部杯1着→チャンピオンS9着→根岸S4着→フェブラリーS9着
        2020年 プロキオンS1着→南部杯G12着              →フェブラリーS9着

5.レッドルゼル    ドバイCS2着→東京盃  3着 →JBCスプリント1着→フェブラリーS
       2021年 室町S  1着→カペラS 2着 →根岸S 1着    →フェブラリーS4着

6.カフェファラオ   かしわ記念 5着→函館記念 9着→チャンピオンS11着→フェブラリーS
        2021年 ジャパンDD7着→シリウスS 1着→チャンピオンS6着→フェブラリーS1着

7.タイムフライヤー  スワンS 14着→霜月S(OP) 9着→根岸S 6着   →フェブラリーS
        2021年 武蔵野S 5着→チャンピオンS8着→根岸S 3着   →(不出走)→かしわ記念9着
        2020年 シリウスS6着→武蔵野S 2着  →チャンピオンS8着→フェブラリーS5着

8.サンライズノヴァ  JBCスプリント2着→チャンピオンS5着→東京大賞典8着→フェブラリーS
        2021年 南部杯G4着→武蔵野S1着→チャンピオンS12着→フェブラリーS11着
        2020年 プロキオンS4着→南部杯 1着 →武蔵野S5着 →フェブラリー
        2019年 武蔵野S1着→チャンピオンS6着→根岸S 8着 →フェブラリーS7着
        2018年 武蔵野S12着→師走S(OP)  2着→根岸S 2着 →フェブラリーS4着

12.ミューチャリー(地)  白山大賞典2着→JBCクラシック1着→東京大賞典4着→フェブラリーS
        2021年 JBCクラシック4着→東京大賞典5着→川崎記念5着→フェブラリーS9着
        2020年 セントライト記念12着→準重賞1着 →川崎記念4着→フェブラリーS11着

14.ケイティブレイブ  JBCクラシック5着→チャンピオンS13着→川崎記念11着→フェブラリーS
        2021年 かしわ記念2着   →帝王賞 6着→フェブラリーS 不出走(休養1年2カ月)
        2020年 浦和記念 1着   →東京大賞典8着→川崎記念6着→フェブラリーS2着
        2019年 チャンピオンS11着→東京大賞典3着→川崎記念2着→フェブラリーS不出走
        2018年 チャンピオンS4着 →東京大賞典3着→川崎記念1着→フェブラリーS11着
        2017年 浦和記念 1着   →名古屋GP2着→川崎記念5着→フェブラリーS6着

16.エアスピネル    南部杯G6着→武蔵野S2着→チャンピオンS9着→フェブラリーS
        2021年 エルムS7着→武蔵野S3着→チャンピオンS7着→フェブラリーS2着


前走別のフェブラリーSでの成績と上記の臨戦過程で予想(印)を最終的にしてみます。『アルクトス』については今回南部杯からの直行で出走するわけですが、そのような例がなかったので判断するのはちょっと難しいです。南部杯経由からフェブラリーSで実績を挙げているのは、間に1・2戦挟んで出走した場合だけなので・・・(-_- )?


 では、最終予想は次の通りです。

×1.テオレーマ(牝)   レディスプレリュード2着→JBCレディ1着→TCK女王盃1着→
  2.ダイワギャグニー  毎日王冠 4着→武蔵野S 8着→京都金杯 2着→
△3.インティ      南部杯G14着→チャンピオンS4着→
×4.アルクトス     さきたま杯 1着→南部杯G11着→
○5.レッドルゼル    ドバイCS2着→東京盃3着→JBCスプリント1着→
△6.カフェファラオ   かしわ記念 5着→函館記念 9着→チャンピオンS11着→
  7.タイムフライヤー  スワンS14着→霜月S(OP) 9着→根岸S 6着→
×8.サンライズノヴァ  JBCスプリント2着→チャンピオンS5着→東京大賞典8着→
 9.サンライズホープ  シリウスS1着→チャンピオンS15着→東海S 4着→
▲10.スワーヴアラミス  みやこS 7着→チャンピオンS8着→東海S 1着→
 11.ソダシ       札幌記念 1着→秋華賞10着→チャンピオンS12着→
×12.ミューチャリー(地)  白山大賞典2着→JBCクラシック1着→東京大賞典4着→
  13.ソリストサンダー  南部杯3着→武蔵野S1着→根岸S9着→
  14.ケイティブレイブ  JBCクラシック5着→チャンピオンS13着→川崎記念11着→
◎15.テイエムサウスダン 武蔵野S 9着→兵庫GT 1着→根岸S 1着→
▲16.エアスピネル    南部杯G6着→武蔵野S2着→チャンピオンS9着→


 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。



【資料 1 フェブラリーS上位成績】
2021年
1着 カフェファラオ  ジャパンDD7着→シリウスS1着→チャンピオンS6着→フェブラリーS1着
2着 エアスピネル   エルムS7着  →武蔵野S 3着→チャンピオンS7着→フェブラリーS2着
3着 ワンダーリーデル 南部杯 5着  →武蔵野S 4着→根岸S 2着→フェブラリーS3着

2020年
1着 モズアスコット  スワンS2着  →マイルCS14着→根岸S 1着→フェブラリーS1着
2着 ケイティブレイブ 浦和記念1着  →東京大賞典8着→川崎記念6着→フェブラリーS2着
3着 サンライズノヴァ プロキオンS4着→南部杯 1着 →武蔵野S5着→フェブラリーS3着

2019年
1着 インティ     1000万下 1着→1600万下 1着→東海S 1着→フェブラリーS1着
2着 ゴールドドリーム 帝王賞1着→南部杯 2着→チャンピオンS2着→フェブラリーS2着
3着 ユラノト     武蔵野S4着→ギャラクシーS2着→根岸S2着→フェブラリーS3着

2018年
1着 ノンコノユメ   武蔵野S4着→チャンピオンS9着→根岸 1着→フェブラリーS1着
2着 ゴールドドリーム 帝王賞 7着→南部杯5着→チャンピオンS1着→フェブラリーS2着
3着 インカンテーション白山大賞典1着→武蔵野S1着→東京大賞典7着→フェブラリーS3着

2017年
1着 ゴールドドリーム ジャパンDD3着→武蔵野S2着→チャンピオンS12着→フェブラリーS1着
2着 ベストウォーリア 南部杯 2着→JBCスプリント2着 →根岸S 2着→フェブラリーS2着
3着 カフジテイク   武蔵野S3着→チャンピオンS4着 →根岸S 1着→フェブラリーS3着

2016年
1着 モーニン着    1600万下 1着→武蔵野S3着→根岸S 1着→フェブラリーS1着
2着 ノンコノユメ   ジャパンDD1着→武蔵野S1着→チャンピオンS2着→フェブラリーS2着
3着 アスカノロマン  みやこS4 着 →ベテルギュウス2着→東海S 1着→フェブラリーS3着

2015年
1着 コパノリッキー  チャンピオンS12着→東京大賞典2着→東海S 1着→フェブラリーS1着
2着 インカンテーションみやこS 1着→チャンピオンS10着→東海S 3着→フェブラリーS2着
3着 ベストウォーリア 南部杯1着→JBCクラシック5着→チャンピオンS11着→フェブラリーS3着

2014年
1着 コパノリッキー  兵庫CS 1着→霜月S 10着→フェアウェル 9着→フェブラリーS1着
2着 ホッコータルマエ JCダート3着→東京大賞典 1着→川崎記念 1着→フェブラリーS2着
3着 ベルシャザール  ブラジルC1着→武蔵野S 1着 →JCダート1着→フェブラリーS3着

2013年
1着 グレープブランデーみやこS 6着 →JCダート5着 →東海S 1着→フェブラリーS1着
2着 エスポワールシチー南部杯 1着→JCダート10着 →東京大賞典5着→フェブラリーS2着
3着 ワンダーアキュートJCダート2着→東京大賞典2着→川崎記念3着→フェブラリーS3着

2012年
1着 テスタマッタ   JCダート12着→東京大賞典3着→根岸S 3着→フェブラリーS1着
2着 シルクフォーチュン武蔵野S9着→ギャラクシーS3着→根岸S 1着→フェブラリーS2着
3着 ワンダーアキュートみやこS4着→JCダート2着→東京大賞典2着→フェブラリーS3着




【資料2 フェブラリーSにおける前走根岸Sからの出走馬の成績】
フェブラリーS1着:4頭
2020年
1着 モズアスコット  マイルCS14着→当該レース→フェブラリーS1着
2018年
1着 ノンコノユメ   チャンピオン9着→当該レース→フェブラリーS1着
2016年
1着 モーニン      武蔵野S  3着→当該レース→フェブラリーS1着
2012年
3着 テスタマッタ    東京大賞典 3着→当該レース→フェブラリーS1着

フェブラリーS2着:2頭
2017年
2着 ベストウォーリア JBCスプリント2着→当該レース→フェブラリーS2着
2012年
1着 シルクフォーチュン ギャラクシー3着→当該レース→フェブラリーS2着

フェブラリーS3着:3頭
2021年
2着 ワンダーリーデル 武蔵野S2着  →当該レース→フェブラリーS3着
2019年
2着 ユノライト    ギャラクシーS2着→当該レース→フェブラリーS3着
2017年
1着 カフジテイク   チャンピオン4着→当該レース→フェブラリーS3着

フェブラリーS4着:9頭
2021年
1着 レッドルゼル   カペラS2着  →当該レース→フェブラリーS4着
2020年
8着 ワンダーリーデル→フェブラリーS4着
2018年
2着 サンライズノヴァ 師走S   2着→当該レース→フェブラリーS4着
2017年
3着 エイシンバッケン ファイナルS2着→当該レース→フェブラリーS4着
2015年
10着 グレープブランデー →フェブラリーS4着
2014年
2着 ノーザンリバー  カペラS1着→当該レース→フェブラリーS4着
2013年
 3着 セイクリムズン   兵庫GT5着  →当該レース→フェブラリーS4着
2012年
5着 ダノンカモン →4着
2011年
2着 ダノンカモン   大和S 1着→当該レース→フェブラリーS4着


フェブラリーS5着:2頭
2019年
1着 コパノキッキング カペラS1着   →当該レース→フェブラリーS5着
2014年
4着 ブライトライン  →5着


フェブラリーS6着以下:37頭
2021年
4着 アルクトス    →9着
 7着 ヤマニンアンプリメ→10着
 8着 ヘリオス     →16着
 11着 スマートダンディー→12着
 12着 サクセスエナジー →15着
2020年
 5着 ワイドファラオ→12着
 11着 ミッキーワイルド→16着
2019年
3着 クイーンズサターン師走S3着    →当該レース→フェブラリーS11着
 5着 ワンダーリーデル  →9着
6着 ノボバカラ     →12着
 8着 サンライズノヴァ  →7着
2018年
15着 メイショウウタゲ  →14着
 6着 キングズガード   →6着
2017年
4着 キングズガード   →11着
5着 ニシケンモノノフ →5着
 7着 ブライトライン  →10着
2016年
3着 グレープブランデー チャンピオン8着→当該レース→フェブラリーS11着
4着 タガノトネール →6着
 8着 マルカフリート   7・8着→不・14着
2015年
2着 ワイドバッハ    チャンピオン6着→当該レース→フェブラリーS6着
 3着 アドマイヤロイヤル 武蔵野S  14着→当該レース→フェブラリーS12着
 4着 キョウワダッフィー →13着
13着 サトノタイガー   →16着
 16着 シルクフォーチュン →15着
2014年
1着 ゴールスキー   武蔵野S4着→当該レース→フェブラリーS10着
 3着 シルクフォーチュンカペラS3着→当該レース→フェブラリーS15着
5着 アドマイヤロイヤル→14着
 8着 ドリームバレンチノ→9着
 9着 ダノンカモン   →7着
2013年
2着 ガンジス      ギャラクシー1着→当該レース→フェブラリーS10着
6着 テスタマッタ   →7着
 9着 ダノンカモン   →8着
 11着 タイセイレジェンド→14着
2012年
2着 トウショウカズン  大和S   1着→当該レース→フェブラリーS13着
 6着 セイクリムズン→15着
 14着 エーシントップ→16着
2011年
1着 セイクリムズン  カペラS1着→当該レース→フェブラリーS14着
3着 ダイショウジェット師走S 9着→当該レース→フェブラリーS11着



【資料3 2022年出走登録馬】
アナザートゥルース みやこS3着→チャンピオンS3着→東京大賞典6着→フェブラリーS

アルクトス     さきたま杯 1着→南部杯G11着→フェブラリーS
      2021年 エルムS  6着→南部杯G11着→チャンピオンS9着→根岸S4着→フェブラリーS9着
      2020年 プロキオンS1着→南部杯G12着→フェブラリーS9着

インティ      南部杯G14着→チャンピオンS4着→フェブラリーS
      2021年 南部杯G19着→チャンピオンS3着→東海S12着→フェブラリーS6着
      2020年 みやこS 15着→チャンピオンS3着→東海S3着→フェブラリーS14着
      2019年 1000万下 1着→1600万下 1着→東海S1着→フェブラリーS1着

エアスピネル    南部杯G6着→武蔵野S2着→チャンピオンS9着→フェブラリーS
      2021年 エルムS7着→武蔵野S3着→チャンピオンS7着→フェブラリーS2着

カデナ       宝塚記念7着→毎日王冠10着→天皇賞(秋)16着→東海S5着→フェブラリーS

カフェファラオ   かしわ記念 5着→函館記念 9着→チャンピオンS11着→フェブラリーS
      2021年 ジャパンDD7着→シリウスS1着→チャンピオンS6着→フェブラリーS1着

クロパラントゥ   1勝クラス 1着→2勝クラス1着→3勝クラス1着→バレンタイン15着→フェブラリーS

ケイティブレイブ  JBCクラシック5着→チャンピオンS13着→川崎記念11着→フェブラリーS
      2021年 かしわ記念  2着→帝王賞 6着        →フェブラリーS 不出走(休養1年2カ月)
      2020年 浦和記念1着   →東京大賞典8着→川崎記念6着→フェブラリーS2着
      2019年 チャンピオンS11着→東京大賞典3着→川崎記念2着→フェブラリーS 不出走→ドバイW取消
      2018年 チャンピオンS4着 →東京大賞典3着→川崎記念1着→フェブラリーS11着
      2017年 浦和記念 1着   →名古屋GP2着→川崎記念5着→フェブラリーS6着

ゲンパチフォルツァ カペラS9着→すばるS(L)8着→バレンタイン8着→フェブラリーS

サンライズノヴァ  JBCスプリント2着→チャンピオンS5着→東京大賞典8着→フェブラリーS
      2021年 南部杯G4着→武蔵野S1着→チャンピオンS12着→フェブラリーS11着
      2020年 プロキオンS4着→南部杯G1着→武蔵野S5着→フェブラリーS3着
2019年 武蔵野S1着→チャンピオンS6着→根岸S 8着→フェブラリーS7着
2018年 武蔵野S12着→師走S(OP)  2着→根岸S 2着→フェブラリーS4着

サンライズホープ  シリウスS1着→チャンピオンS15着→東海S 4着→フェブラリーS

スワーヴアラミス  みやこS 7着→チャンピオンS8着→東海S 1着→フェブラリーS

ソダシ       札幌記念 1着→秋華賞10着→チャンピオンS12着→フェブラリーS

ソリストサンダー  南部杯3着→武蔵野S1着→根岸S9着→フェブラリーS
      2021年 福島民友(L)3着→武蔵野S2着→門司(OP)1着→フェブラリーS8着

タイムフライヤー  スワンS14着→霜月S(OP) 9着→根岸S 6着→フェブラリーS
      2021年 武蔵野S5着→チャンピオンS8着→根岸S 3着→フェブラリーS不出走 かしわ記念9着
      2020年 シリウスS6着→武蔵野S2着→チャンピオンS8着→フェブラリーS5着

タガノビューティー  武蔵野S 6着→ギャラクシーS3着→根岸S 3着→フェブラリーS

ダイワギャグニー   毎日王冠 4着→武蔵野S 8着→京都金杯 2着→フェブラリーS

テイエムサウスダン  武蔵野S 9着→兵庫GT 1着→根岸S 1着→フェブラリーS

テオレーマ(牝)    レディスプレリュード2着→JBCレディ1着→TCK女王盃1着→フェブラリーS

テーオーケインズ   帝王賞 1着→JBCクラシック4着→チャンピオンS1着→フェブラリーS

ブルベアイリーデ  シリウスS3着→武蔵野S4着→東海S3着→フェブラリーS

マルシュロレーヌ(牝) 帝王賞8着→ブリーダーGC1着→BCディスタフ1着→フェブラリーS

ミューチャリー (地) 帝王賞4着→白山大賞典2着→JBCクラシック1着→東京大賞典4着→フェブラリーS
      2021年 日本テレビ盃4着→JBCクラシック4着→東京大賞典5着→川崎記念5着→フェブラリーS9着
      2020年 セントライト記念12着→準重賞1着→川崎記念4着→フェブラリーS11着

レッドルゼル    ドバイCS2着→東京盃3着→JBCスプリント1着→フェブラリーS
      2021年 室町S 1着  →カペラS2着→根岸S 1着→フェブラリーS4着

 啓斗ミ☆ 2021年6月18日(金) 23:19
新種牡馬を考えてみる・コパノリッキー
閲覧 160ビュー コメント 0 ナイス 4

G1・Jpn1競走歴代最多勝馬。
父ゴールドアリュール、母父ティンバーカントリー共にダートで活躍。
血統的にもダートのマイルから中距離を中心とした産駒が多そう。
馬場状態を気にせず走れるパワー型。
芝への適性は疑問符が残るので、生産側もダートに振った配合をしてくると思われる。
相性が良さそうなのはボールドルーラー系やミスプロ系、ストームキャット系もいいだろうしトムフール系が入ってる牝馬も良さそう。
少し時間が経てばティズナウの牝馬も増えてくるだろうから、そこを狙うのも面白いかもしれない。
ダート中心になる為地方競馬での出走頭数が増えると思われるが、地方競馬は短距離が多いので下級条件では狙いにくいだろう

交流重賞まで辿り着ける仔が出てきたら狙ってみるのもあり。

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 ビター ティー 2020年10月13日(火) 13:02
来年のことをいうと・・・ではなく、来年の予想(予言?)を言って...
閲覧 269ビュー コメント 0 ナイス 12

 午前中のオッズでは5番人気に留まっていたサンライズノヴァ。最終オッズでは1番人気に急上昇。

 こんなはずじゃなかった、穴馬的に狙った予想を組み立てたつもりだったのになぁ。でも、連覇の可能性も高まったことになり、喜ばしこと!

 これならサンライズノヴァの複勝率100%は疑う余地はない、と決断して馬券を購入し、レースを観戦する。


 スタートしてからレースの序盤は・・・位置取りが予想より少し後ろに控えて追走する展開だなぁ、と思いながら縦長になった馬群を見つめる。

 3コーナーから4コーナーにかけて徐々に押し上げて来ると・・・よし、これなら3番手にいる人気薄の2番は楽に交わせるだろう、とヒートアップして、「◎○▲で的中確実」と思いながら応援していたのだが・・・2番が粘る粘る、距離がなかなか縮まらない。

 残り1ハロンで、交わすのは無理だなぁ。2番は買い目に入れた記憶はないから不的中なのだが、2番の馬名は何だったろう?と考えながらゴールの瞬間を迎える。

 地方馬の中で人気トップの「モジアナフレイバー」だったのか。これは3着に入れておくべきだったと反省させられる。地方交流重賞で、1頭だけは地方馬が入るのが最近の傾向。このことを忘れてはいけなかった。しかも、レベルの高い南関東代表だもの。単に『2番の馬』などと見ていて失礼いたしました。


 さて、ここからが本題。やっぱり南部杯はリピーター率が高いことを証明してくれました。1着が昨年2着のアルクトスですから。

 そもそも、南部杯は1年おきに連覇が達成されるレースだったはず。一昨年優勝のルヴァンスレーヴが昨年も幻の優勝馬となる順番の年であったのに、早々と引退してしまった(出走しなかった)。

 そこで、これまでの連覇のパターンが崩れた昨年は、5番人気のサンライズノヴァが優勝したため、今年は、きわめて特殊な例外的な連勝パターンになってしまった、と言わせていただきたい。

 すなわち、前年2着だった馬が翌年優勝し、連覇も達成したエスポワールシチーと同じ、騎手がそのまま連続して騎乗したパターンも同様でアルクトス優勝したという見解です。


 ですから、来年の南部杯優勝はアルクトス。連覇は達成される、と言っておきたい。エスポワールシチーに続く、3年連続連対での連覇達成を予想(予言?)させていただきます。

 来年のことを言うと「鬼が笑う」と言いますが、「来年の予想を言っておいて、予言通りの結果になり、笑ってみたい」と願っています。

 なぜなら、来年のことを言っても「鬼が笑う」はずがありません。盛岡には、二度と鬼がやってこないという伝説が伝わっていますから。

 鬼に(世間の競馬愛好家から)笑われずにすむなら、来年のことを言っておきたい。もう一度言います。
来年の南部杯は「アルクトスが優勝』です。

 ただし、エスポワールシチーと同様、騎手の乗り替わり(佐藤哲三→後藤浩輝)が条件なのですが・・・田邊裕信→(苗字)田○騎手?か○田騎手?、または○辺騎手?への乗り替わりでしょうか。

 まてよ、田邊騎手はコパノリッキーでも連覇しているから、乗り替わりがなくても「アルクトス優勝」かもしれないなぁ。

 こんな迷い方をしているようじゃ、連覇は難しい?

 なぜって、連覇できなかったオーロマイスターとサンライズノヴァは共に4番人気での優勝でしたが、アルクトスは6番人気と、人気薄での優勝記録を更新していますから。

 コパノリッキーは連続1番人気での連覇。エスポワールシチーも1・2番人気で4年連続準パーフェクト連対(3-1-0-0)です。アルクトスの6番人気とかけ離れた評価での連覇であることも懸念材料のひとつです。

 逆の見方をすれば、来年の予想が仮に的中すれば、大穴的中で鬼のように笑えるかもしれませんね。まずは、出走してくれることを祈っております。


 最後に、盛岡にはなぜ鬼がやってこないのでしょう。それは、盛岡の地名の別称「不来方(こずかた)」の由来に関わる伝説を知っていただければ、理解してくれることでしょう。

 長くなりましたので、そこのところは、次回のYouTube「ウマニティチャンネル」の冒頭、前週の重賞結果の振り返りで、岩手県出身で博識の「予想神スガダイさん」が触れてくれることを期待して、割愛させていただきます。


 「南部杯が行われた盛岡競馬場は、その昔「不来方』という地名で・・・」
 「コロナウイルス感染が終息したら、南部杯を是非、ライヴで観戦していただき・・・」
 「東北夏祭りの一つ『さんさ踊り』にも来県し、鬼(コロナウイルス)を克服した喜びを共有して・・・」

 

 スガダイさんのコメントに本当に注目しています。編集長のヘアスタイル(髪の色)にも・・・
 
 では、閑話休題。失礼します。

 
 
 

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