ヘリオス(競走馬)

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写真一覧
現役 セ7 黒鹿毛 2016年2月23日生
調教師西園正都(栗東)
馬主黒川 暁子
生産者桑田牧場
生産地浦河町
戦績35戦[8-7-4-16]
総賞金17,000万円
収得賞金10,480万円
英字表記Helios
血統 オルフェーヴル
血統 ][ 産駒 ]
ステイゴールド
オリエンタルアート
アンジュシュエット
血統 ][ 産駒 ]
フレンチデピュティ
ショウナンガッド
兄弟 ウォーターアンクインディバローズ
市場価格
前走 2023/11/11 東京中日S杯武蔵野S G3
次走予定

ヘリオスの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/11/11 東京 11 武蔵野S G3 ダ1600 164855.91010** セ7 57.0 菅原明良西園正都B 480
(0)
1.36.2 1.036.8⑥⑧ドライスタウト
23/10/29 東京 10 ペルセウスS OP ダ1400 13116.241** セ7 58.5 戸崎圭太西園正都B 480
(0)
1.23.6 -0.036.4エーティーマクフィ
23/10/04 大井 11 東京盃 G2 ダ1200 13--------6** セ7 56.0 武豊西園正都 480
(--)
1.11.3 1.3----ドンフランキー
23/08/31 佐賀 11 サマーチャン G3 ダ1400 12--------5** セ7 58.5 武豊西園正都 477
(--)
1.26.3 0.7----サンライズホーク
23/05/02 名古 11 かきつばた記 G3 ダ1500 12--------3** セ7 58.5 武豊西園正都 479
(--)
1.31.8 0.7----ウィルソンテソーロ
23/03/14 高知 4 黒船賞 G3 ダ1400 12--------2** セ7 56.0 武豊西園正都 476
(--)
1.28.9 0.6----シャマル
23/02/19 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 1671463.7137** セ7 58.0 武豊西園正都B 474
(+8)
1.36.6 1.037.4レモンポップ
23/01/29 東京 11 根岸S G3 ダ1400 161214.7515** セ7 57.0 武豊西園正都B 466
(+3)
1.25.0 2.538.4レモンポップ
22/11/03 盛岡 11 JBCスプリ G1 ダ1200 14--------3** セ6 57.0 武豊寺島良 463
(--)
1.09.8 0.7----ダンシングプリンス
22/10/10 盛岡 12 MCS南部杯 G1 ダ1600 16--------2** セ6 57.0 武豊寺島良 472
(--)
1.34.6 0.0----カフェファラオ
22/06/01 浦和 11 さきたま杯 G2 ダ1400 11--------5** セ6 56.0 武豊寺島良 462
(--)
1.25.9 0.6----サルサディオーネ
22/05/03 名古 11 かきつばた記 G3 ダ1500 12--------2** セ6 57.5 武豊寺島良 469
(--)
1.32.0 0.2----イグナイター
22/03/16 高知 4 黒船賞 G3 ダ1400 11--------2** セ6 56.0 武豊寺島良 470
(--)
1.30.5 0.2----イグナイター
22/01/30 東京 11 根岸S G3 ダ1400 16476.742** セ6 56.0 武豊寺島良B 470
(+4)
1.23.3 0.236.3④④テイエムサウスダン
21/11/21 東京 11 霜月S OP ダ1400 16473.511** セ5 57.0 松田大作寺島良B 466
(-6)
1.23.7 -0.236.1フルデプスリーダー
21/10/10 東京 10 グリーンCC (L) ダ1400 167133.621** セ5 57.0 横山武史寺島良B 472
(+16)
1.22.3 -0.635.8スリーグランド
21/05/29 東京 11 欅ステークス OP ダ1400 16364.234** セ5 57.0 横山武史寺島良B 456
(-8)
1.22.5 0.637.1タガノビューティー
21/04/24 東京 11 オアシスS (L) ダ1600 15356.833** セ5 57.0 C.ルメー寺島良B 464
(+2)
1.35.3 0.136.6タガノビューティー
21/02/21 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 162448.61216** セ5 57.0 M.デムー寺島良B 462
(-4)
1.37.7 3.338.7カフェファラオ
21/01/31 東京 11 根岸S G3 ダ1400 165910.658** セ5 56.0 北村宏司寺島良B 466
(+2)
1.22.9 0.636.3④④レッドルゼル

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ヘリオスの関連ニュース

アルゼンチン共和国杯5着セファーラジエル(栗・高柳大、牡5)は、ステイヤーズS(12月2日、中山、GⅡ、芝3600メートル)を目指す。

武蔵野S2着タガノビューティー(栗・西園正、牡6)と同厩で同10着ヘリオス(騸7)は年内休養。来年は根岸S(1月28日、東京、GⅢ、ダ1400メートル)から始動する。

【回収率予報ニュース! 2023/11/11(土)版】武蔵野S、デイリー杯2歳Sほか 2023年11月11日() 09:20

皆さん、こんにちは。ウマニティ編集部です。本日は【回収率予報ニュース!2023/11/11(土)版】をお届けします。

登場してもらうのは、22年のプロ予想家デビュー以来活躍中の回収率予報官プロ。その名の通り、回収率を予測(予報)するという予想スタイルの中枢を担う「予測回収率」にまつわる「危険馬」「穴馬」の紹介を当欄では行っていただきます。


≪2023/11/11(土) 買ってはいけない 武蔵野Sデイリー杯2歳Sほか≫

「買ってはいけない」とは・・・予測回収率が低く、文字通り馬券購入の際には避けることをおすすめする馬。
なお、予測回収率が高い馬は「プロ予想MAX」提供予想の「一言コメント」および「コメント」欄に記載しています。

メインレースの単勝の予測回収率が低い馬です。
馬券購入の際には避けることをおすすめします。
(2022年実績:894件中/1着24件/払戻31,950円/回収率36%)

■福島11R ダート1700m 3歳上3勝クラス 15:20 奥羽ステークス
 ① 60% 13.2倍(4) ヴィブラフォン
 ④ 50% 108.9倍(15) リファインドマナー
 ⑤ 60% 31.1倍(10) ステイブルアスク

■東京11R ダート1600m 3歳上オープン 15:30 G3 武蔵野S
 ① 60% 3.6倍(1) ペリエール
 ⑧ 50% 34.1倍(10) ヘリオス

■京都11R 芝1600m 2歳オープン 15:45 G2 デイリー杯2歳S
 ⑥ 60% 70.1倍(11) テイエムチュララン

・買ってはいけない 各レースの人気馬

各レースの出走馬で、単勝オッズ6.0以下かつ予測回収率60%以下の一覧です。
(2022年実績:705件中/1着113件/払戻41,300円/回収率59%)

福島03R ⑮ 60% 3.8倍(1) マースフルガール
福島08R ⑪ 60% 5.3倍(2) アオラキ
東京11R ① 60% 3.6倍(1) ペリエール

※表は左から、レース、馬番、予測回収率、単勝オッズ、人気順、馬名です。
※オッズはデータ作成の前日夜時点のものです。
※オッズや人気順が変わっても予測回収率は変わりません。
※回収率予報の説明や使い方はこちら
 https://note.com/hrrf


≪2023/11/11(土) 単勝万馬券を狙え≫

対象レースの単勝の予測回収率90%以上の出走馬で最もオッズの高い馬です。
単勝以外の券種でも、この馬を絡めるとオトクですよ。
(2022年7月30日札幌11R、1着フォーワードアゲン/単勝払戻13,420円)

福島09R ③ 90% 174.0倍(12) クラウンローゼン

※表は左から、レース、馬番、予測回収率、単勝オッズ、人気順、馬名です。
※オッズはデータ作成時点のものです。
※オッズや人気順が変わっても予測回収率は変わりません。
※回収率予報の説明や使い方はこちら
 https://note.com/hrrf

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【ROBOTIPの勝率予測】武蔵野S2023 騎手重視予測からはダートで変わり身を見せたペースセッティングから 2023年11月10日(金) 17:00

こんにちは。ウマニティのROBOTIP開発プロジェクトメンバーの劉備です。
土曜重賞の武蔵野S(G3)は、わたくし劉備が担当させていただきます。

わたくし劉備ROBOTIP設定は騎手を重視しますので「競走馬」30%、「騎手」70%を基本ベースとしています。適性については、レース条件に応じて、騎手の「距離」、「トラック」、「周回方向」、「G前の坂の有無」の各適性を配合していきます。補正は、レース条件に関係なく「斤量」「調教評価」の2点を補正ONにします。
これが劉備のROBOTIP設定の基本方針となります。

さて、今回の武蔵野Sの舞台となる東京ダート1600mは、2コーナーのポケットからスタートしてコーナーを2つ回るコース。ここはそんな舞台を考慮して、距離適性50%、トラック適性40%、周回方向適性10%のセッティングといたしました。

この設定によって算出された勝率予測は以下の通りとなります。

劉備ROBOTIPが弾き出した武蔵野S全馬の勝率
(順位・馬番・馬名・勝率)

1 ⑯ペースセッティング 11.19%
2 ⑫レッドルゼル    10.38%
3 ⑦タイセイサムソン  10.32%
4 ①ペリエール     10.28%
5 ⑤セキフウ      8.73%
6 ③ドライスタウト   7.39%
7 ⑬ステラヴェローチェ 6.21%
8 ⑧ヘリオス      5.13%
9 ④タガノビューティー 4.97%
10 ⑪メイショウウズマサ 4.90%
11 ⑮カテドラル     4.76%
12 ⑭ヴァルツァーシャル 4.31%
13 ⑩ケイアイシェルビー 4.05%
14 ②ベルダーイメル   3.49%
15 ⑨マルモリスペシャル 2.53%
16 ⑥ライラボンド    1.36%

ROBOTIPの基本的な考え方は、平均勝率(16頭立ての場合は6.25%)を上回る馬のみを馬券対象としますので、今回の武蔵野Sでは上位6頭までが対象馬となります。
勝率の差で隊列を組むと以下の並びになります。

⑯>⑫⑦①>⑤>③

ご覧のようにペースセッティングが2番手グループ3頭をわずかに抑え勝率予測で1位評価と相成りました。ここはダートに路線変更後の前走で快勝、団野大成騎手との相性もバッチリのペースセッティングを軸馬候補としたいと思います。馬券は以下の計10,000円(6点)で勝負いたします。

【劉備の武蔵野S勝負馬券】

単勝

2,000円

馬連ながし
⑯-①⑦⑫
3点×各2,000円=6,000円

馬連ながし
⑯-③⑤
2点×各1,000円=2,000円

**************************************
ROBOTIPは自分の競馬予想理論に従って6つの能力指数(競走馬・騎手・血統・調教師・馬主・生産者)と、5つの適性(距離・トラック・馬場状態・周回方向・G前の坂)を自由に配合して出走馬の勝率を予測するロボットです。
ROBOTIPはウマニティに会員登録(無料)すると無料でご利用頂けます。
⇒詳しくはこちらへ!

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【逃げ馬の作る展開から勝ち馬を見極める】武蔵野S2023 差し馬優勢のダート重賞! 激流を味方に台頭するのは? 2023年11月10日(金) 17:00


東京ダート1600mで施行される別定G3。

一応、チャンピオンズCの前哨戦にあたり、1着馬に優先出走権が与えられる。ただ、過去10年武蔵野S組は、本番で【1-2-0-24】。

出走馬を見ると、中京ダート1800mに比べ、明らかに東京ダート1600m向きの馬が多く、今年もG1前哨戦の意味を成すかは微妙なところ。

ただ、なかなか骨っぽく、楽しみな組み合わせなのは間違いない。データは過去10年分を使用する。

逃げた馬の成績は【1-0-1-8】。内訳は2016年8番人気1着タガノトネール、2022年7番人気3着バスラットレオン

昨年のバスラットレオンは、前半3ハロンを35秒8で入った。35秒台の年は2度あり、もう1年の2017年が35秒1だから、かなり恵まれたペースだったとわかる。

タガノトネールの2016年は前半3ハロン34秒5も、脚抜きのいい前有利のコンディション。こちらは馬場に恵まれた。

一方、3着以内の30頭中18頭は上がり3位以内、上がり最速馬の複勝率75%と、直線の長い東京らしく、速い上がりを使える馬が順当に強い。中団から後方に構えた馬が、全10勝中8勝を挙げている。

また、同じ舞台のG1、冬場の乾燥したダートで施行されるフェブラリーSより、速い時計での決着になりやすい点にもポイント。

東京ダート1600mのスタートは、2コーナー奥のポケット。

スタートから150mほどは芝。ダートと芝の境が斜めなので、外枠の馬は30mほど長く芝を走る。逃げたい馬は、この部分でスピードに乗りたい。

3コーナーまでは640mと長いが、上級条件になるほどペースは緩みにくく、コーナリングは下りながらで息を入れにくい。

501mの直線では当然瞬発力を求められるが、はじめ良し・中良し・しまい良しと総合力を問われるコース。

逃げ馬に注目すると、直近3走以内で逃げた馬が5頭いる。逃げたさいのテン1ハロンのラップを並べてみる。

ケイアイシェルビー
東京ダート1600m(不良) 12秒4

タイセイサムソン
東京ダート1600m(重) 12秒5

ヘリオス
東京ダート1400m(良) 12秒5

ペースセッティング
阪神芝1600m(良) 12秒1

メイショウウズマサ
東京ダート1600m(良) 12秒4

ペースセッティングの12秒1は2走前の芝、初ダートの前走は好位抜け出しで4馬身差の快勝。逃げずに勝てたのも収穫だった。

そのほか大きな差はなく、鞍上の思惑ひとつになりそう。

ただ、重馬場とはいえ、東京ダートマイルに1分33秒8の走破時計をもつタイセイサムソンは逃げたいだろうし、この組み合わせで楽なペースになる率は低い。

東京は金曜に一雨の予報があり、馬場の読みづらさは厄介だが、差しに向く展開とみたい。

タガノビューティー。ワンターンの左回りはベスト舞台で、今年5月にはかしわ記念でメイショウハリオの0秒1差2着。前走のマイルCS南部杯4着は、勝ち馬にこそ大差も、2着で次走JBCスプリントを勝つイグナイターとは0秒2差ならまだ健在。

雨が降るときつくなるので、レース時の馬場には注意したいが、良馬場で流れるなら期待したい。

馬券は◎の単複。


(文・垣本大樹)

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【重賞データ分析】武蔵野S2023 首位ドライスタウト、2番手セキフウに、タガノビューティー、レッドルゼルと続く態勢 2023年11月10日(金) 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!武蔵野S・データ分析 をお届けします!


【馬齢】
2013年以降(過去10年)の1~3着馬延べ30頭の馬齢をみると、3歳から8歳まで幅広い。ただし、6~8歳の2着連対圏入りは、東京ダート1600mの重賞で3着以内の好走歴を有していた馬、もしくは東京ダート1600mのOP特別において1着経験があった馬に限られる。気に留めておきたい傾向だ。

(減点対象馬)
ベルダーイメル ⑧ヘリオス ⑪メイショウウズマサ ⑮カテドラル

【所属】
2013年以降、栗東所属馬の【9.9.10.88】に対し、美浦所属馬は【1.1.0.40】と劣勢。しかも、後者で2着以内に入った2頭は、ともに前走1着馬。前走敗退の関東馬は狙いづらい印象を受ける。

(減点対象馬)
ペリエール ⑥ライラボンド ⑦タイセイサムソン ⑭ヴァルツァーシャル

【前走クラス】
2013年以降の1~2着馬延べ20頭はいずれも、前走でOPクラスのレースに出走していた。条件クラスからの参戦馬は、2着連対圏に届きそうで届かない状況が続いている。

(減点対象馬)
ペースセッティング

【前走着順】
前走の着順については、JRA重賞なら9着以内、JRA以外の重賞は6着以内、非重賞であれば3着以内がひとつの基準。2013年以降の1~2着全馬が、この条件をクリアしていた。

(減点対象馬)
ライラボンド ⑨マルモリスペシャル ⑩ケイアイシェルビー ⑪メイショウウズマサ ⑭ヴァルツァーシャル ⑮カテドラル

【前走人気】
前走の単勝人気に関しては、JRA重賞であれば6番人気以内、JRA重賞以外の場合は5番人気以内が一応の目安。2013年以降、この条件を満たしていなかった馬は、2着連対圏に達していない。

(減点対象馬)
ベルダーイメル ⑥ライラボンド ⑨マルモリスペシャル ⑬ステラヴェローチェ ⑮カテドラル


【データ予想からの注目馬】
上記5項目で減点がないのは、③ドライスタウト、④タガノビューティー、⑤セキフウ、⑫レッドルゼルの4頭。

ドライスタウトを1番手に挙げたい。2013年以降、地方交流重賞3着以内からの参戦馬は【4.2.0.10】の好成績。また、前走が地方交流重賞で単勝4番人気以内の支持を集めていた馬は【5.4.2.12】と高値安定の成績を収めている。上位争いに加わってくる公算が大きい1頭と判断したい。

同じく前走地方交流重賞4番人気以内馬に当てはまる、⑤セキフウを2番手にピックアップ。以下、④タガノビューティー、⑫レッドルゼルらが続く。

<注目馬>
ドライスタウト ⑤セキフウ ④タガノビューティー ⑫レッドルゼル

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【武蔵野S】レース展望 2023年11月6日(月) 15:47

東京の土曜メインは武蔵野S(11日、GⅢ、ダ1600メートル)。1着馬にチャンピオンズC(12月3日、中京、GⅠ、ダ1800メートル)の優先出走権が与えられる重要前哨戦で、過去にはクロフネ(2001年)、ベルシャザール(13年)がこのレースと前身のジャパンCダートを連勝している。

ペリエール(美浦・黒岩陽一厩舎、牡3歳)は3カ月半の休み明けだった前走のグリーンチャンネルCで3着に敗退したが、その後気配はグンと上昇して息遣いも良くなった。UAEダービー4着以外は全て馬券圏内で、東京マイルは【2・0・1・0】と安定。ユニコーンSに次ぐ、2度目の重賞制覇のチャンスだ。

タイセイサムソン(美浦・奥村武厩舎、牡5歳)は、2走前のアハルテケSを含めて東京マイルで2勝。前走のエルムS(9着)はハナを切ってレースを進めたが、後続に早めに来られる厳しい形。小回りコースや右回りも合わず、度外視していいだろう。全5勝中4勝を挙げている得意の東京なら巻き返せる。

メンバー最多の9勝を挙げているレッドルゼル(栗東・安田隆行厩舎、牡7歳)はドバイゴールデンシャヒーン6着以来になるが、2走前のフェブラリーSで2着に好走。しまい一手の脚質でも、エンジン点火後の切れ味は抜群で、まとめて差し切る力はある。

JpnⅠ全日本2歳優駿勝ちがあるドライスタウト(栗東・牧浦充徳厩舎、牡4歳)は、前走のJpnⅢオーバルスプリントで重賞2勝目をマーク。東京での2勝はともにダ1400メートル。広いコースでは3走前のフェブラリーS(4着)の内容からもマイルの克服が鍵になる。

ヘリオス(栗東・西園正都厩舎、騸7歳)にも同様のことがいえる。東京ダートは【4・1・1・5】と成績はいいが、勝ち鞍はいずれも7ハロン戦で距離延長の克服がポイントになる。

ヘリオスと同厩のタガノビューティー(牡6歳)は全7勝中5勝を東京でマーク。重賞未勝利ながらもリステッド&オープン特別を3勝。器用さに欠ける面はあるが、差し脚が生きる展開になれば上位争いは可能だ。

エルムS勝ちのセキフウ(栗東・武幸四郎厩舎、牡4歳)や、3勝クラスながら初ダートの桂川Sを圧勝したペースセッティング(栗東・安田隆行厩舎、牡3歳)も争覇圏内。他ではグリーンチャンネルC2着のベルダーイメル(栗東・本田優厩舎、牡6歳)は今回、斤量が60キロから57キロと3キロ減になるのは有利だ。

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 JBCスプリントは、ダートスプリント路線の頂点を決める一戦。このレースは今年で第22回目を迎えるが、第6回目の川崎開催時にはまさかの『JBCマイル』として行われ、競馬関係者やファンからブーイングを食らったことがあった。それ以降は距離1000m~1400mのスプリント戦で施行されている。

 主なメンバーは、前哨戦の東京盃組やマイルチャンピオンシップ南部杯組。近年は芝のスプリンターズSからの参戦も目立つ。また1400m開催時には、JBCクラシックへの出走が叶わなかった同年の白山大賞典の優勝馬が出走したこともあった。

 本来は前走で同距離か今回と1F前後の距離を使われている馬のほうが有利なはずだが、2.5Fの距離短縮でも白山大賞典の優勝馬が連対してしまうのが、スプリント路線の現状である。2008年にスマートファルコンが、2009年にアドマイヤスバルがともに2着と好走している。近年はダートグレードが充実しているので、中距離馬が出走してくることはそうないが、前走でスプリント戦に出走している馬よりも、マイル~中距離に出走している馬のほうが上という傾向は覚えておきたい。

 つまり、このレースは同年の東京盃に出走していた馬よりも、マイルCS南部杯に出走していた馬が有力。特に優勝馬が有力で、それらの過去10年のこのレースでの成績は【2・1・1・0】。2013年にエスポワールシチーが1着、2017年にコパノリッキーが2着、2015年にベストウォーリアが3着と、JBCスプリントが1200mで施行された年でも活躍している。

 さらに同年のマイルチャンピオンシップ南部杯に出走していた、同年のフェブラリーS4着以内馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【1・1・2・0】。1着の該当馬は、2013年のエルポワールシチー。2着の該当馬は、2016年のベストウォーリア。3着の該当馬は、2013年のセイクリムズン、2015年のベストウォーリア

 また同年のマイルチャンピオンシップ南部杯に出走していた、同年のかしわ記念3着以内の馬も有力。過去10年のこのレースでの成績は【2・2・1・0】。1着の該当馬は、2013年のエルポワールシチー、2017年のコパノリッキー。2着の該当馬は2016年のベストウォーリア、2022年のテイエムサウスダン、3着の該当馬も2015年のベストウォーリアである。とにかく前走で南部杯に出走していた馬の活躍が目立つので、該当馬が出走していればそれらを本命候補としたい。

 一方、昨年のJBCスプリントで1番人気に支持されたレッドルゼルが4着に敗れたように、同年の東京盃で連対した馬のこのレースでの成績は、過去10年で【2・2・4・10】と、凡走率が高く、あまり信頼が置けない。特に前半3Fが前半3Fが34秒1より速い年で、3角6番手以下で連対した馬は、百発百中で人気を裏切っている。該当馬は、2014年の1番人気馬ノーザンリバー→5着、2016年の5番人気馬ドリームバレンチノ→10着、2021年の3番人気馬リュウノユキナ→5着である。東京盃でいわゆる展開に恵まれて連対した馬は、消してこそ馬券妙味だろう。

 その他、有力なのは同年のクラスターCの勝ち馬で、JBCスプリントが1200m以下で行われた年に限れば、過去10年のこのレースでの成績は【0・2・1・0】。2着の該当馬は、2015年のダノンレジェンド、2020年のマテラスカイ、3着の該当馬は、2017年のブルドックボス。今年はJBCスプリントが大井の1200mで行われるので、1200mのみをピックアップしたが、JBCスプリントが1400mで行われた年も、1400mのダートグレードで連対実績があるクラスターCの勝ち馬は活躍している。

 あとは前々走でダートグレードか南関東のアフター5スター賞を優勝した馬で、前走東京盃を逃げた馬も活躍。過去10年のこのレースでの成績は【1・2・0・0】と連対率100%だ。1着の該当馬は、2016年のダノンレジェンド。2着の該当馬は、2014年のサトノタイガー、2018年のマテラスカイだ。遡れば2010年の優勝馬サマーウインドも前記に該当している。

 最後に穴馬を紹介すると、前々走で大井のアフター5スター賞で連対した、前走の東京盃敗退馬だ。このレースは過去10年で地方馬が3度連対しているが、2014年に6番人気で2着と好走したサトノタイガーと2020年に優勝したサブノジュニアが前記に該当している。また遡れば2010年に6番人気で2着と好走したナイキマドリードも前記に該当していることから、南関東のスプリント路線馬は人気以上に手強いと言えるだろう。

 その他、マイルチャンピオンシップ南部杯で4着以下に敗れた馬が穴を開けている。過去10年では2021年の南部杯で7着に敗れたサンライズノヴァが5番人気で2着に好走、2022年も南部杯で2着だったヘリオスが4番人気で3着と善戦している。遡れば2012年の南部杯で5着に敗れたスーニも4番人気で3着だった。南部杯の敗退馬は、この後、中央の武蔵野Sを使ってチャンピオンズCを目指すことが多く、滅多に出走してこないが、意外と好走しているので要警戒だ。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のマイルチャンピオンシップ南部杯で優勝した馬。
 ・同年のマイルチャンピオンシップ南部杯に出走していた、同年のフェブラリーS4着以内馬。
 ・同年のマイルチャンピオンシップ南部杯に出走していた、同年のかしわ記念3着以内馬。
 ・同年のクラスターCの優勝馬(JBCスプリントが1200mで行われる年のみ)
 ・前々走でダートグレードかアフター5スター賞を勝利かつ、前走の東京盃で逃げた馬。
 ・前走の白山大賞典で優勝した馬。


 ●穴馬候補
 ・前々走でアフター5スター賞で連対した、前走東京盃の敗退馬。
 ・前走のマイルチャンピオンシップ南部杯で4着以下だった馬。

 ●危険な人気馬
 ・前走の東京盃が前半3F34秒1以内のハイペースだった年に、3角6番手以降から連対した馬。


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2023年3月13日(月) 10:00 山崎エリカ
【山崎エリカのダートグレード攻略】~黒船賞2023~
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 黒船賞は高知競馬で唯一のダートグレード競走。このレースは前年のJBCスプリント以来の別定戦ということもあり、かつては前年のJBCスプリントの連対馬が度々出走していたが、近年それらは高額賞金が用意されているサウジアラビアのリヤドダートスプリントやドバイのドバイゴールデンシャヒーンに向かう傾向。このため新興勢力や地方馬が活躍する機会が増えた。

 同年のJRAオープン特別、リステッド競走を勝利した新興勢力の過去10年のこのレースでの成績は、【2・3・0・0】と連対率100%。1着の該当馬は、2019年のサクセスエナジー、2021年のテイエムサウスダン。2着の該当馬は、2016年のニシケンモノノフ、2019年のヤマニンアンプリメ、2021年のスリーグランド。昨年は前記に該当しているピンシャンが直前で出走取消になってしまったが、このタイプはここで最有力と言える。

 また万が一、JBCスプリントの連対馬が出走してくれば当然有力。過去10年のこのレースでの成績は【1・2・0・1】となっている。1着の該当馬は、2013年のセイクリムズン、2016年のダノンレジェンド。2着の該当馬は、2014年と2015年のドリームバレンチノ。唯一、4着以下に敗れたのは、2012年のスーニで4着。同馬は2010年のこのレースの覇者だが、2012年は斤量59㎏を背負っていた。つまり、斤量59㎏未満の前年のJBCスプリントの連対馬ならば、軸馬として信頼できることになる。

 さらにスプリント路線よりもレベルの高いマイル路線組も有力。前年のマイルCS南部杯で3着以内だった馬の過去10年の成績は、【1・1・1・0】。1着の該当馬は2013年のセイクリムズン、2着の該当馬は2018年のキングズガード、3着の該当馬馬はモジアナフレイバー。また2012年には前年のマイルCS南部杯で2着のダイショウジェットが、このレースでも2着に好走している。

 他では同年の根岸Sの3着以内馬も活躍。それらの過去10年のこのレースでの成績は【1・2・1・1】。1着の該当馬は、2013年のセイクリムズン。2着の該当馬は、2012年のトウショウカズン、2022年のヘリオス。3着の該当馬は、2016年のタールタン。唯一の4着以下は、2015年のワイルドバッハで5着。1~3着馬は根岸Sを3角6番手以内だったのに対して、ワイルドバッハは15番手だった。東京ダ1400mで行われる根岸SはJRA屈指の追い込みが決まるレース。「根岸Sで3角6番手以内で3着以内だった馬」という条件で狙いたい。

 また、前年のカペラS3着以内馬かつ、前走でダ1200m~1400mに出走している馬も活躍している。それらの過去10年のこのレースでの成績は【1・1・1・0】。1着の該当馬は2015年のダノンレジェンド、2着の該当馬は2020年のテーオージーニアス、3着の該当馬は2018年のブルドックボスだ。カペラSで3着以内でも2022年に前走でダ1600mのフェブラリーSに出走していた二シケンモノノフは1番人気で5着、2019年に前走で芝1200m戦に出走していたサイタスリーレッドは2番人気で7着と、むしろ人気を裏切る傾向があるのでご注意を!!

 最後に穴パターンを紹介すると、前年の兵庫ゴールドトロフィーの5着以内馬だった地方馬だ。2018年に9番人気で優勝したエイシンヴァラーも、2022年に3番人気で優勝したイグナイターも、2015年に5番人気で3着したタガノジンガロも、前記の条件を満たしていた。また、前記3頭とも園田所属馬という共通項があった。2018年のエイシンヴァラーは、第1回(1998年)のリバーセキトバ以来の地方馬の優勝だったが、近年は地方馬が底上げしているだけに、該当馬が出走していれば、積極的に狙いたい。


 まとめるとこうなる!

 ●本命候補
 ・同年のJRAオープン特別、リステッド競走を勝利している馬。
 ・斤量58kg以下の前年のJBCスプリントの連対馬。
 ・前年のマイルCS南部杯の3着以内馬。
 ・同年の根岸Sで3角6番手以内で3着以内だった馬。
 ・前走でダ1200m~1400mに出走している、前年のカペラSで3着以内馬。
 
 ●穴馬候補
 ・前年の兵庫ゴールドトロフィーで5着以内の地方馬。

 ●危険な人気馬
 ・前走でダ1200m~1400m以外に出走していた、前年のカペラS3着以内馬。

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2023年2月12日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年02月12日号】特選重賞データ分析編(345)~2023年フェブラリーステークス
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 フェブラリーステークス 2023年02月19日(日) 東京ダ1600m


<ピックアップデータ>

【“JRA、かつ左回り、かつ1900m未満、かつ重賞のレース”において1着となった経験の有無別成績(2018年以降)】
○あり [5-4-4-31](3着内率29.5%)
×なし [0-1-1-32](3着内率5.9%)

 東京ダ1600mのレースが合いそうな馬を素直に重視したい一戦。2018年以降の3着以内馬15頭中13頭は、左回りのJRA重賞を勝ったことがある馬でした。右回りのレースや地方のダートグレード競走を主戦場としてきた馬は扱いに注意するべきでしょう。

主な「○」該当馬→ソリストサンダーレッドルゼル
主な「×」該当馬→ショウナンナデシコスピーディキックヘリオスメイショウハリオ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「父がミスタープロスペクター系種牡馬」の馬は2018年以降[4-2-1-15](3着内率31.8%)
主な該当馬→スピーディキックレッドルゼル

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2023年1月22日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年01月22日号】特選重賞データ分析編(342)~2023年根岸ステークス
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<次週の特選重賞>

G3 根岸ステークス 2023年01月29日(日) 東京ダ1400m


<ピックアップデータ>

【前走との間隔別成績(2019年以降)】
×中3週以内 [0-0-1-17](3着内率5.6%)
○中4週以上 [4-4-3-35](3着内率23.9%)

 臨戦過程がポイント。2019年以降の3着以内馬12頭中11頭は、前走との間隔が中4週以上でした。今年のすばるステークスなどを経由してきた馬は強調できません。

主な「○」該当馬→オーロラテソーロテイエムサウスダンヘリオスホウオウアマゾン
主な「×」該当馬→セキフウバトルクライ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走のコースが国内、かつ前走の着順が1着・前走の1位入線馬とのタイム差が0.4秒以内」だった馬は2019年以降[3-4-3-23](3着内率30.3%)
主な該当馬→オーロラテソーロセキフウバトルクライ

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2022年1月23日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年01月23日号】特選重賞データ分析編(290)~2022年根岸ステークス
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■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
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<次週の特選重賞>

G3 根岸ステークス 2022年01月30日(日) 東京ダ1400m


<ピックアップデータ>

【“前年以降、かつ東京、かつオープンクラスのレース”において6着以内となった経験の有無別成績(2014年以降)】
○あり [6-8-8-49](3着内率31.0%)
×なし [2-0-0-52](3着内率3.7%)

 コース適性が最大のポイント。前年に東京の重賞やオープン特別で上位に食い込んだ実績のない馬は安定感を欠いていました。東京のレースを主戦場としてこなかった馬は強調できません。

主な「○」該当馬→エアアルマスソリストサンダーヘリオス
主な「×」該当馬→ジャスティンテイエムサウスダンレピアーウィット


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の距離が1500m超」だった馬は2014年以降[6-3-5-21](3着内率40.0%)
主な該当馬→ソリストサンダーレピアーウィット

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2021年2月18日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック フェブラリーS2021 
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


2月21日(日) 東京11R 第38回フェブラリーステークス(4歳以上G1・ダート1600m)


【登録頭数:23頭】(フルゲート:16頭)


<優先出走馬>

オーヴェルニュ(A)中3週
前2走馬体を増やしながらの今回中3週。1週前に坂路でしっかり追い切られ、動きも前走以上に良く連勝中の勢いを感じる好内容だった。

レッドルゼル(C)中2週
これまでの調教内容を見るとスプリンター色が強い感じがする馬の初となる1600m参戦。調整面からは、これまで1週前追い切りでは強めに追われることがほとんどだったが、今回は中2週で関東への輸送ということもあって、上積みを期待するほどの余裕は感じられない。


<賞金上位馬>

サンライズノヴァ(C)中10週
3年連続出走してきて、4着(3人気)、7着(6人気)、3着(3人気)。後方から行く馬で展開がハマれば勝ち切れる力はあるが、その逆も多く同じ東京のこの条件でもムラがある成績。状態に関しては、大型馬の休み明けで1週前追い切りの動きを見るとやや重たい感じ。終いの伸び脚が物足りない印象を受けた。

インティ(E)中3週
2年前にこのレースを制してから勝ち星がなく、たまに好走することはあっても展開が向いた時ぐらいで2年前の連勝してきていた時の勢いはない。調教に関しても、調子の良かった頃は坂路でビシビシと強めに追われていたが、近走はCW馬なり調整主流と控えめな内容が多く、自力で勝ち切るだけのムードは感じられない。

サクセスエナジー(D)中2週
2年前にこのレースに出走したことはあるが、主にスプリント路線を使われてきている馬。前走結果から、この距離で急に好走するという印象は沸きづらい。1週前追い切りも、首が上がり気味で伸び脚もイマイチ。

アルクトス(A)中2週
かなり大きな馬で、前走根岸Sではしっかり乗り込まれていたものの、調教内容、レース内容といかにもフェブラリーSに向けての叩き台といった感じだった。その前走のパドックでは思いのほか締まった馬体で、今回の1週前追い切りでは軽めの調整ながら気合乗り良くしっかりと前肢を前に運んでの軽快な走りを披露。一度使われての上積みが窺え、状態はかなり良さそう。

ワイドファラオ(D)3ヶ月半
みやこSからの休み明け。乗り込み量は豊富でこれまでと同じような時計は出ている。ただ、1週前の動きを見ると良い時のような全身を使った走りができておらず、力強さがない。

ヤマニンアンプリメ(D)中2週
前走時の調教では乗り込み量は多かったものの、物足りない内容だった。中2周のこの中間も、1週前軽めの調整で動きも平凡と、特に良くなった感じはない。

カフェファラオ(C)中10週
チャンピオンズカップから間隔は空いたが、乗り込み量は豊富。ただ併せ馬で遅れていて、1週前追い切りの動きを見ても昨年のユニコーンS時のような迫力はみられない。

エアスピネル(B)中10週
もともと間隔を空けて使うことが多かった馬なので、今回の中10週も特に問題はない。この中間も乗り込み量は豊富で、坂路でも速い時計は出ていて仕上りは良さそう。

ソリストサンダー(A)中4週
前走も馬体増での快勝で勢いのある馬で、この中間もしっかり乗り込まれている。1週前には強めに追われて好時計をマークしてきており、最終追い切りで坂路・馬なり・好時計でくることができれば理想的。

エアアルマス(C)中10週
チャンピオンズカップでも◎にした馬で、この中間も2週前に坂路、1週前にCWで好時計。ただし、強めに追われていない点と左回りでの成績が悪いところが気になる。

スマートダンディー(C)中2週
1400m戦を中心に使われてきた馬で1600mは何度か走っているが勝ち鞍はない。1週前にCWを長めから強めに追われていて、調子自体は悪くなさそうだが。

[地]ミューチャリー(C)中3週
南関東では上位の馬で、調教でも好時計が出る馬。ただかなり良い状態で出走しても中央のトップクラスとはなかなか差が詰まってこない。厳しい流れになるこの距離も、極端な競馬でハマらないと上位争いはまではどうか。

ワンダーリーデル(B)中2週
休み明けの前走は、馬体も増えていたが乗り込み量は豊富で坂路で好時計もでていた。流れが向いたとはいえ直線の伸び脚は良く、今回は前走を使われての上積みも期待できそう。

ヘリオス(C)中2週
芝でもダートでもこの距離を使われていない馬で、ペースに戸惑いそう。出来に関しても1週前は軽めの調整で物足りない動き。


<除外対象馬>

[地]ワークアンドラブ(C)中7週
この中間も追い切りでは2週連続好時計が出ていて出来自体は悪くなさそうだが、ここは相手が強い。

ハイランドピーク(D)中5週
この中間は南Wで時計を出しているが、内めを回ってのもので時計的に物足りない。

デュードヴァン(D)中3週
前走◎で狙い、展開がハマった感じも最後のもうひと伸びといったところで止まってしまっての惜しい4着。この中間は、速い時計を出しておらず上積みはなさそう。

タガノビューティー(C)連闘
この条件は向いているがもうワンパンチ足りないところがあり、先週も状態が良さそうだったが勝ち切れなかっただけに・・・。

タイサイ(D)中1週
前走から中1週でこの中間は速い時計なし。前走時も特に好時計が出ていた訳でもなく、変わり身は感じられず。

サザンヴィグラス(B)中5週
この中間も1週前に好時計が出ていて状態は良好。2歳時門別の頃から能力を感じさせる馬なので、JRAでも経験を積んで行けばまだまだ良くなっていきそう。

ロードグラディオ(D)連闘
オープンではまだ力が足りない感じで、重賞で好走するようになってこないとここでは厳しい。


※このコラムからの推奨馬はアルクトスオーヴェルニュソリストサンダーの3頭をあげておきます。


◇今回はフェブラリーS編でした。
昨年から世界中で猛威をふるう新型コロナウイルスの影響が、競馬の世界にもかなり出ています。その中の一つ、短期免許で来日する外国人ジョッキーがみられなくなった点は大きいように思います。D.レーン騎手が帰国して以降、来日する外国人騎手はゼロ。いつもと何かが違うと感じていた点は、無観客とともにこのあたりがあったからかもしれません。ただ、見方を変えると日本人ジョッキーにはチャンス到来のシーンでもあり、特に若い騎手たちは経験を積んで行けばどんどん成長していく時期だと思うので、思い切った騎乗でぜひこのチャンスを活かしてもらいたいものです。

それでは次回、弥生賞編でお会いしましょう。


フェブラリーS出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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ヘリオスの口コミ


口コミ一覧
閲覧 53ビュー コメント 0 ナイス 2

ベルダーイメルなんでこんな人気無いんだ?1番人気がペリエールだべ?ルメール人気?にしても1番人気と8番人気て差がありすぎない?ペリエールに先着してるで前走。しかも上がりがベルダーイメルのが速い上に斤量4キロも重かったんやで、今回は1キロしか差ないで。騎手も柴田善臣ならええやん、もう結構な歳だし2年重賞勝ってないけど強い馬に乗ってないだけで上手い騎手だと思うで。前走不良馬場だったからみんな度外視しているのか?ダートの不良馬場ってよくわかんないんだよな私、そこはたしかに不安材料ではある。オルフェーヴル産駒だからとか関係無しにベルダーイメル良いと思うわ、単勝応援馬券とガチ馬券で複勝も買おうかな、ただあくまでもペリエールが強い馬ってのが前提なんだよねこの考え方は

ヘリオスもこれだけ実績がありながら人気なさすぎるわ、ヘリオスも単複買おうかな、ヘリオスベルダーイメルの馬連も買おうかな

 競馬が大好き(複勝男 2023年11月9日(木) 23:42
武蔵野ステークス 2
閲覧 72ビュー コメント 0 ナイス 3

武蔵野ステークス

11月11日 土曜日 東京競馬場

ダート1600M GⅢ 3歳以上

出走馬の個人的な評価

競馬ブックポイント ◎3ポイント ○2ポイント ▲1ポイント ◬0.5ポイント

ペリエ―ル 29ポイント
(前走内容が少し期待外れ。叩き2走目で上積みも見込め馬相手は強くなるが、本来の力を出せそう。ただ今回も前走と同じような馬場になりそうなので。)

ドライスタウト 12.5ポイント
(距離延長でどうかですが今年のフェブラリーステークスは4着で悪い内容でもないから今回の相手なら問題はなさそう。今回は横山武騎手になり替わって新味を出せれば。馬の地力も上位なので。)

レッドルゼル 9.5ポイント
(海外帰りで状態がどこまでなのかですね。距離はこの馬にとって長いと思うのでイも馬場なら対応は出来そうですが差しが効かなくなるので難しいところ。横山典騎手になってどういうレースをするか?追い込みなのでそれをするかなと思ってますが。)

タガノビューティー 7.5ポイント
(叩き2走目で上積みもあれば今回は得意の東京コースなので期待は出来そう。あとは馬場がどうなっているかと思う。差しなので・・・前有利の馬場だとしんどい。)

ペースセッティング 6ポイント△4こ
(昇級初戦で今回は相手が一気に強くなっているのでさすがにいきなりはどうか?前走が初ダートで逃げれなかったのにあっさり勝てていたから今回も不安はないが、あるなら距離延長になってのスタミナ面になるかな。)

ステラヴェローチェ 6ポイント△1こ
(初ダートなのでさすがに今回の相手ではしんどいと思うし、先行が出来ればそれなりに砂を被る可能性も軽減できるので、ただ前走の長期休養明けのレースが悪くない内容だった分叩き2走目で上積みもあれば前進もあるかも。)

タイセイサムソン 3ポイント
(エルムSより今回の相手は強いが東京マイルなのでこの馬の得意な条件で更に馬場もこの馬に向いてきそう。逃げてそのまま押し切れるイメージもあるかなと。)

ヘリオス 1.5ポイント
(前走ペルセウスS逃げ切りでまだ衰えていないと思う。今回も逃げるイメージですが乗り替わりと距離延長が気になりますね。番手でも大丈夫ですがそれでは安定感は下がっているので。)

セキフウ 1ポイント
(エルムS勝利で今回距離短縮で相手も揃ったのでどれくらい出来るかになる。差す競馬になるので展開が向くかどうか馬場が道悪でもこの馬は適性が高いので気にはならないかな。)

ベルダーイメル 0ポイント△7こ
(グリーンチャンネルCは60Kgを背負って2着に激走。その反動は気になるが、今回3Kg減と道悪馬場になりそうなので今回も伏兵扱いだけに期待は出来そう。)

ケイアイシェルビー 0ポイント△3こ
(グリーンチャンネルCは逃げて5着で今回も逃げるかどうか?まだこのクラスでの経験値が足りない感じで今回の方が相手強化なので少ししんどいような。)

マルモリスペシャル 0ポイント 着差0.5
(距離延長で相手強化?1200Mがベストかなと思っているだけにどうか?重馬場になりそうなのでそこでチャンスは出てきそう。)

ヴァルツァーシャル 0ポイント 着差0.6
(少し頭打ちな状況かなと、ただ経験値は高いと思うので、この馬の好走展開になるかどうか?コース実績もあるので。)

メイショウウズマサ 0ポイント 着差1.0
(道悪で逃げるのが理想で今回はチャンスが来たかなと、ただ相手は強いし同型もいるので行ききれるかどうか?力は少し劣ってるかなと。)

ライラボンド 0ポイント  着差1.4
(OP2戦目が重賞なので今回も厳しそう。追い込みだけに道悪になるのも辛いと思う。)

カテドラル 0ポイント 着差1.7
(ダートのマイルでどうなるか?相手も強いのでさすがに馬券内には厳しいかなと。距離は大丈夫そうなので。)

現時点予想

◎ ドライスタウト
○ ペリエ―ル
▲ ベルダーイメル
△ レッドルゼル
穴 タイセイサムソン

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 ゼファー 2023年11月9日(木) 23:32
第28回東京中日スポーツ杯武蔵野ステークスGⅢ
閲覧 83ビュー コメント 0 ナイス 1

< 馬 場 状 態 >


< 逃げ馬・逃げる意識が強い騎手 >想定以上の力が発揮される可能性が高いので注目!
ハナ:ヘリオス
番手:タイセイサムソン
3番:ケイアイシェルビー
4番:メイショウウズマサ
5番:ペースセッティング

< 馬券ポイント >


< 馬券 >
◎:ペリエール:
○:ドライスタウト:
▲:該当無し
★:○がラストで垂れれば、ベルダーイメル・タガノビューティー・レッドルゼルが、2着へ

鼻:ヘリオス

△:3連単:ペリエール → ドライスタウト → 総流し

< 馬券の組み立て >
1.◎ → ○ → ▲ 人気馬上位で、3連単を1点だけ買うとすれば、どうする保険馬券
2.◎(1番人気) → ○(2〜4番人気) → ▲★鼻△△△(6点)これ王道の3連単!
3.○ → ◎ → ★(1点)
4.◎・○ → ★ → ◎・○(2点)サンドイッチ馬券!!
4.鼻(単勝)、鼻 → 番手 等、(3点)
5.残り、3点はセンスで、合計:15点 を基本馬券に抑えろ!!

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コメント一覧
2:
  HELPRO   フォロワー:0人 2022年1月30日() 15:59:23
追えない鞍上は所詮は鞍上モドキ。今回の鞍上が示したのは正にこの事。やはり盛りを過ぎた人間に期待してはダメ。もちろん人気の元地方も要らない。人気薄だからこそ良い証拠!
1:
  HELPRO   フォロワー:0人 2022年1月30日() 07:04:36
武豊を乗せるのだからまさか松田に劣る結果には成れないハズ。
ヘリオスのためにも連対を望む。(恵まれてんだから着外なんかに成るなよ日本記録保持者さん!

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2023年11月11日東京中日S杯武蔵野S G310着
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2023年11月11日 東京中日S杯武蔵野S G3 10着
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