週開催の全レースVTRをくまなく見直し、着順・走破時計など、数値データだけでは判断できない“視覚的要素”を踏まえ、次走狙える馬(激アツ君)をピックアップします。
【1月27日(土)】
小倉6R 3歳未勝利 芝1200m 晴 良
2番
レギウス(10番人気4着)
パトVで見てみるとスタートから左右に走りがブレ、鞍上が方向を定めるうちにポジションを取られて後方からになっている。気性が激しそうだが競走能力そのものは確か。直線は外に持ち出してから追ったが、進路替えは残り150mからと、映像からもロスが多いことが分かり、よく4着まで届いたという印象だ。次回は10番人気という訳にはいかないだろうが、上位人気にならなければぜひ狙ってみたい。 【次走注目度:S】
東京4R 3歳1勝クラス ダ1600m 晴 良
10番
バナマンテソーロ(9番人気5着)
前に行きたかった感じのスタートだが、芝の走りがぎこちなくダートに入った時には最後方。やむなく外に出し追走したが1角手前で早くも2度ムチが入っている。直線手前でまたムチが入り直線は大外をグイグイ押して5着。今日の流れで4角13番手はきつかったが、過去好走歴のあるダート1800mなら面白い。上がりが速くバテないので、次走ダート1800mに出てきたら狙ってみたい。 【次走注目度:B】
【1月28日(日)】
東京11R 4歳上オープン G3
根岸ステークス ダ1400m 曇 良
6番
シャマル(9番人気7着)
レースVを見る限り非常に強い勝ち方の
エンペラーワケア。本番
フェブラリーSでも人気になるだろうし上位に来るだろう。ただ、ダートの1400mと1600mは「似て非なるもの」。200m延び、ステップレースで調整してきた馬が調子を上げてくることを考えると、今日の内容で次走狙ってみたくなるのは
シャマル。そもそもプレレーティングではトップで、『
金言録』の記事でも触れたが、父は親子2代
フェブラリーSを制し、母の父
アグネスデジタルも覇者。血統的にも実力的にも限りなく本番に近い存在だ。肝心なレースレビューだが、8ヶ月ぶりの実戦となった今回、スタート、二の脚は群を抜いて良く、あっという間に3番手を確保した。着順以上に内容はいい。久々の実戦で、直線仕掛けてからの反応と伸びはイマイチだったがあくまでここは叩き台。今回でピリッとしてきて、本番での距離延長に1400m適性の高い馬が失速すれば、今度こそ出番だ。人気にはならなさそうなので
フェブラリーSでぜひ狙ってみたい。 【次走注目度:S】
京都11R 4歳上オープン G3
シルクロードステークス 芝1200m 曇 良
4番
ルガル(2番人気1着)
『
レーティング』の記事では本命に推したが、ここまで楽勝するとは思っていなかった。1200mのレース、さらに57.5kgの斤量を背負ったにしては、2着以降との着差、ゴール前の手応えの差が大き過ぎる内容だった。パトVで見ると、スタートはズバ抜けていい感じでもないが、二の脚がついて自然といいポジションが取れている。これは本番の
高松宮記念で58kgを背負う馬にとっては非常に大きなアドバンテージだ。2番手追走から直線入り口も持ったままで、直線では馬なりで先頭に立っている。そこからムチが入ったが、余程手応えが良かったのか、ゴール前は鞍上が手綱を緩める内容。本番は左回りだが、新潟、中京の過去の成績を見る限り左回りで大きくパフォーマンスが落ちるとは考えづらい。
高松宮記念でぜひ狙ってみたい。 【次走注目度:S】
(文:のら~り)
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