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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 12 | 牝3 | 54.0 | 岩田望来 | 栗 辻野泰之 | 444(0) | R1.43.0 | 23.2 | 7 | 33.2 | ⑨⑦ | |||
2 | 3 | 5 | 牝3 | 54.0 | C.ルメー | 美 宮田敬介 | 460(-6) | 1.43.2 | 1 1/2 | 2.1 | 1 | 32.9 | ⑬⑬ | ||
3 | 5 | 10 | 牝3 | 54.0 | 川田将雅 | 栗 吉岡辰弥 | 442(+14) | 1.43.5 | 1 3/4 | 15.4 | 5 | 33.4 | ⑫⑪ | ||
4 | 5 | 9 | 牝3 | 54.0 | 吉田隼人 | 栗 茶木太樹 | 472(0) | 1.43.6 | クビ | 59.2 | 10 | 33.3 | ⑯⑬ | ||
5 | 6 | 11 | 牝3 | 54.0 | 横山武史 | 栗 上村洋行 | 432(-14) | 1.43.7 | 3/4 | 23.6 | 8 | 34.0 | ⑤⑥ | ||
6 | 1 | 1 | 牝3 | 54.0 | 秋山真一 | 栗 小林真也 | 472(+6) | 1.43.8 | 3/4 | 110.3 | 14 | 33.7 | ⑨⑪ | ||
7 | 3 | 6 | 牝3 | 54.0 | 木幡巧也 | 美 小島茂之 | 478(+10) | 1.43.9 | クビ | 43.2 | 9 | 33.9 | ⑨⑩ | ||
8 | 1 | 2 | 牝3 | 54.0 | 武豊 | 栗 音無秀孝 | 474(+4) | 1.44.1 | 1 | 5.7 | 3 | 34.6 | ⑤④ | ||
9 | 8 | 17 | 牝3 | 54.0 | 松山弘平 | 栗 吉岡辰弥 | 450(-2) | 1.44.1 | アタマ | 88.3 | 12 | 34.8 | ②③ | ||
10 | 7 | 13 | 牝3 | 54.0 | 浜中俊 | 美 田村康仁 | 470(-2) | 1.44.2 | 1/2 | 76.4 | 11 | 35.0 | ②② | ||
11 | 2 | 3 | 牝3 | 54.0 | 和田竜二 | 栗 松永幹夫 | 446(+12) | 1.44.2 | クビ | 117.2 | 15 | 34.4 | ⑦⑦ | ||
12 | 7 | 14 | 牝3 | 54.0 | J.モレイ | 栗 清水久詞 | 470(+8) | B | 1.44.2 | アタマ | 8.1 | 4 | 34.7 | ④④ | |
13 | 2 | 4 | 牝3 | 54.0 | 藤岡康太 | 栗 中竹和也 | 450(+4) | 1.44.5 | 1 3/4 | 98.5 | 13 | 34.2 | ⑬⑬ | ||
14 | 4 | 7 | 牝3 | 54.0 | 坂井瑠星 | 栗 矢作芳人 | 460(+16) | 1.44.5 | ハナ | 5.5 | 2 | 34.7 | ⑦⑦ | ||
15 | 8 | 15 | 牝3 | 54.0 | 鮫島克駿 | 栗 橋口慎介 | 448(+8) | 1.44.6 | クビ | 19.9 | 6 | 34.4 | ⑬⑬ | ||
16 | 8 | 16 | 牝3 | 54.0 | 池添謙一 | 栗 笹田和秀 | 432(+16) | 1.44.9 | 1 3/4 | 234.9 | 17 | 34.3 | ⑰⑰ | ||
17 | 4 | 8 | 牝3 | 54.0 | 菱田裕二 | 栗 中村直也 | 454(-2) | 1.45.1 | 1 1/2 | 122.0 | 16 | 36.1 | ①① |
ラップタイム | 12.4 - 10.8 - 11.2 - 11.3 - 11.6 - 11.7 - 11.2 - 11.0 - 11.8 |
---|---|
前半 | 12.4 - 23.2 - 34.4 - 45.7 - 57.3 |
後半 | 57.3 - 45.7 - 34.0 - 22.8 - 11.8 |
■払戻金
単勝 | 12 | 2,320円 | 7番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 12 | 500円 | 8番人気 |
5 | 130円 | 1番人気 | |
10 | 330円 | 5番人気 | |
枠連 | 3-6 | 940円 | 4番人気 |
馬連 | 5-12 | 2,150円 | 8番人気 |
ワイド | 5-12 | 830円 | 8番人気 |
---|---|---|---|
10-12 | 3,160円 | 33番人気 | |
5-10 | 780円 | 5番人気 | |
馬単 | 12-5 | 7,250円 | 25番人気 |
3連複 | 5-10-12 | 8,450円 | 27番人気 |
3連単 | 12-5-10 | 67,000円 | 204番人気 |
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土曜日の阪神芝のレース結果、近年のローズSの結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
前週日曜日の夕方から夜にかけて相当量の雨が降ったものの、その後に観測されたトータル降水量は2.5ミリだけ。水曜日から散水作業を再開し、金曜日まで連日施しているように、路盤は良好な状態。加えて、火曜日には芝刈りを実施している。高い気温も手伝って、芝の生育は順調のようだ。
芝コースを見渡すと、前週の開催を経たぶんだけ、細かい凸凹らしきものが出てきてはいるものの、競走の弊害になるような大きな傷みは皆無。散水の影響がうっすらと残る時間帯の下級条件における非力な馬を除けば、概ね走りやすい馬場状態だったように思える。
土曜日施行の芝平地競走5鞍における勝ち馬の最終4角通過順位は1、11、4、3、6番手。内寄りを通った逃げ、先行、好位差しが相応の頑張りを見せる一方、最後の直線で馬場の3分あたりを選択した差し馬の伸び脚も目を引く。そのあたりは留意すべきだろう。
事実、上がり3Fタイム1~2位をマークした馬は【4.4.1.1】の好成績。芝5競走の勝ち馬はいずれも、上がり3Fタイム3位以内でフィニッシュしている。ゆえに先行有利と決めつけるのは早計。末脚の重要度が高いコンディションであることに変わりはない。
枠順については有利不利が少ない印象。1~4枠が3勝を含む3着以内馬7頭、5~8枠は2勝を含む3着以内馬8頭となっており、その差は無きに等しい。従って、過度のこだわりは禁物。フラットに近い状態、という程度の認識でいいだろう。
日曜日開催中の降水確率は10%前後(17日7時の時点)。予報通りであれば雨が降ったとしても、量はそれほどでもなさそうで、馬場に深刻な影響を与えるほどではないものと思われる。突発的な大雨でもない限り、土曜日の傾向を踏襲する可能性は高い。
となれば、ワンターンの芝外回り1800mで行われるローズSは末脚性能の高さが問われる一戦となりそう。それゆえ枠順には固執せず、シンプルに末脚のしっかりしたタイプを重視するのが得策のように思える。
なお、阪神で施行された直近5回のローズSにおける勝ち馬5頭は、みな上がり3Fタイム33秒台でフィニッシュ。また、上がり3Fタイム最速馬は【3.1.0.1】の好パフォーマンスを示している。JRA発表の馬場状態に関係なく、当レースは末脚の要求度が非常に高い。
前日のトレンドや日曜日の馬場想定、直近のレース傾向を踏まえると、頼りになるのは近走でメンバー上位の上がり3Fタイムをマークしている馬だろう。そのなかでも、前走の上がり3Fタイムが34秒0未満、かつ前走の着順が1着という、勢いのある馬に注目したい。
今回の出走メンバーで条件を満たす馬は、⑤ブレイディヴェーグ、⑨アンリーロード。よって当欄では、この2頭を注目株として推奨する。
毎週プロ予想MAXの予想家に週末重賞への見解、注目馬について取材、紹介する連載「プロ予想家最速予想」。第33回はローズSについて伊吹雅也プロ・スガダイプロの2名にお話を伺いました。早速、レースへの見解と注目馬を紹介していきます。
【伊吹雅也】ー本質を見抜く的確なデータ分析
ウマニティ、JRA公式HPをはじめ、多数の媒体で鋭い見解を披露。独自、かつ的確なデータ分析で目から鱗の穴馬を推奨する伊吹雅也プロにローズSの予想についてお聞きしました。
―4年ぶりに阪神芝1800mでの開催となります。コース適性の観点から推せる馬・推せない馬をお願いします。
今春3月28日にリリースした単行本『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』の「血統偏差値」ランキングを見ると、阪神芝1800m外で優秀な数字をマークしていた種牡馬はドゥラメンテやモーリスあたりです。
―意外とお父さん非サンデー系が強いんですね。
2023年1~4回阪神の成績を加味すると、キズナの3着内率や複勝回収率も悪くない水準に達しています。今回のメンバー構成なら、キズナ産駒のコンクシェル・レミージュあたりが楽しみです。
―コンクシェルは勢い的にも怖い1頭ですね。今年は直行ローテを組む馬が多く、オークス組が少ない印象です。そのなかで先行して4着と新味を見せたラヴェルが出てきます。スローのキレ比べが得意な馬と思っていたのですが、阪神外回りでどう乗るのがベストとお考えでしょうか。
母の父がダイワメジャーで、近親にもダートのレースで活躍したバーデンヴァイラーやマルシュロレーヌらがいる血統ですから、オークスで見せたような競馬が意外と合っているのかもしれませんね。「どう乗るのがベストか」は展開次第ですし、陣営や鞍上の選択を信じるしかありませんが、ラヴェル自身はいかにもこのレースが合っていそうなタイプなので、どんな展開でもそれなりに格好をつけてくれるのではないかと思います。
―鞍上継続も心強いですね。反対に新興勢力からブレイディヴェーグについてです。前走は勝ち時計、上がりともに優秀だったかと思います。相手強化でも期待できるでしょうか。
前走の内容を高く評価して良いかどうかは微妙なところです。出走馬11頭のうち、2023年に1勝クラス以上のレースで3着以内となった経験があった馬は2頭だけでした。さらに、次走以降のレースで3着以内となった馬も現在のところ2頭だけ。メンバー構成に恵まれたと見るべきではないでしょうか。
―なるほど。それを聞くとかなり恵まれていますね。
ローズSの傾向を見ても、前走のレースがオークス以外、かつ前走との間隔が中8週以上の馬は2018年以降[0-1-0-18](3着内率5.3%)。オークスからの直行組を除くと、休養明けの馬は期待を裏切りがちでした。オッズ次第ではあるものの、基本的には疑ってかかったほうが良さそうです。
―想定オッズどおり1番人気なら妙味はありませんね。では、現状軸として考えている馬を理由とあわせてお願いします。
“JRAの、G1のレース”において13着以内となった経験がある馬は2018年以降[4-2-3-20](3着内率31.0%)。ビッグレースで善戦したことのある馬はそれなりに信頼できます。オークスで健闘したラヴェルとソーダズリングは有力と見て良いのではないでしょうか。
―どうしても今年は勝ち馬の影に隠れがちですが、G1で上位に走ったわけですからね。人気サイドで危険と感じる馬はいるでしょうか。
前走の距離が1800m以下だった馬は2018年以降[0-2-1-29](3着内率9.4%)と不振。該当馬は2009年以降まで集計対象を広げても[1-4-8-91](3着内率12.5%)でしたから、この条件に引っ掛かっているココナッツブラウンらは過信禁物と見るべきでしょう。
―となると短縮ローテのほうがいいんですね。条件に引っ掛かるほかの馬にも注目しておきます。最後に現状、穴馬として考えている馬をお願いします。
同じく2018年以降のローズSを振り返ってみると、“JRAの、G1のレース”において13着以内となった経験がなかったにもかかわらず3着以内となった6頭は、いずれも前走の着順が2着以内、かつ前走の上がり3ハロンタイム順位が2位以内でした。この条件をクリアしているうえ、阪神芝1800m外のレースと相性が良いキズナ産駒でもあるコンクシェルとレミージュは、しっかり押さえておきたいです。
取材後記: レミージュはエリカ賞で大波乱を起こした馬でもう一発に期待したいですね。伊吹さんの著書『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』絶賛発売中です! 回収率向上のお伴にぜひ。
【スガダイ】ー全開催プラス収支を可能にする“予想神”
群雄割拠のウマニティプロ予想MAXで13年連続ランキングトップに君臨。他の追随を許さない、競馬予想界のキング・オブ・キングス、スガダイプロにローズSについてお聞きしました。
―久々の阪神開催ですが、どの馬に注目されていますか。
コンクシェルです。
―ここ2戦は逃げに転じて圧勝ですが、重賞でも期待できるでしょうか。
まず、3月のアネモネSで13番人気2着へ好走したんですよね。その時が初ブリンカー、その後も着用していましたが、3走前に鞍上の進言で外すとずぶくてずぶくて進んでいかないという(笑)。で、付け直して、坂井瑠星へ乗り替わり、逃げるという選択肢を取ったら圧勝続きと。2走前は時計優秀、前走は相手が弱いとはいえまったくの大楽勝。それに2戦とも逃げて上がり最速。2走前なんかは時計が速いなかで、追い出されてからしっかり伸びていましたからね。
―モレイラ騎手は当然いい騎手だと思いますが、この乗り替わりはどうですか。
逃げ馬なら坂井瑠星のほうが若干信頼度あるかなという気もしますけど、まあ、モレイラなら大きく割り引く必要はないですし、相手の出方次第ですが、基本的には逃げられそうな組み合わせですからね。この馬の逃げ切りに期待したいと思います。
―ありがとうございます。差し勢からブレイディヴェーグの評価をお願いします。
一番強いのはこの馬かもしれないですよね。新馬戦は落としましたけど、あまりにもスローのなか位置取りが悪く、32秒台前半の脚を使っても勝てないレースでした。2戦目、3戦目は素晴らしい内容で、これ以上ないという内容で走っていますから。
―文句なしという感じですかね。重箱の隅をつつくとすれば何かあるでしょうか。
関東馬で阪神競馬場でどうかというくらいです。ここはどの馬も鬼門というかね、京都ならともかく阪神に出張してきた馬への扱いがよくないってところで(笑)。出張馬房問題がずっとありますので、そこくらいじゃないですか。阪神でも走れるようなら、秋華賞でも面白い存在になると思うので頑張ってほしいですね。
―環境との戦いもありますね。春のクラシック組が少ないなか、オークスで善戦したラヴェルはどうでしょう。
オークスは結果的に超早仕掛けになってしまいましたよね。ただ、ああいう競馬もできるとわかりました。デビュー前からゲートに難があった馬で、毎回出遅れていてオークスで初めてまともに出たという。阪神JFや桜花賞は大敗していますけど8枠でしたからね。
―アルテミスSではリバティアイランドより速い上がりを使って差し切りを決めましたが、どう乗るのがベストでしょうか。
これねえ、迷いますよねこうなると(笑)。前走のような好位からの競馬をいつもできるといいだろうし、距離が短くなれば確実にパフォーマンスが上がるよねという競馬だったと思いますけど。人気になるでしょうし、なにせゲートを出たのは前回初めてですよという。
―サウスポー説はないですかね。
阪神JFと桜花賞は外枠って言いましたけど、高いレベルで走ったのはアルテミスSとオークス、どっちも府中なんですよね。たしかに疑念は残ります。ただ、馬は良くなっていますよ。春はほんとガリガリのまま走っていましたから。増えているのはいいです。まあ、ゲートとコース相性を考えると、この馬中心で買うのは怖いですね。
―不安要素も多々ありますね。ブライトジュエリーはどうでしょうか。前走は馬の間を割り、最後もよく伸びていたように見えます。
この馬は押さえますね。経験馬相手の未勝利戦が非常に強い競馬ですし、フローラSはコースロスなく走れたとはいえ、そもそも2戦目で重賞ですからね。けっこうきついですよ。そのなかで3着は立派だったと思います。前走は1勝クラスとしてはレベルの高いレースでしたから、そこを勝ったのは評価できますね。ほかにもいい馬がいるので、人気との兼ね合いではありますけど。
―最後に、名前が挙がった以外で気になる馬がいればお願いします。
ココナッツブラウンですかね。強くなる可能性は十分にもっている馬ですね。調教は遅れているので当日の気配次第ですが。あとソーダズリング。前走はさすがに距離が長く、1800mくらいがベストかなと。フローラSにしても微妙に長いなと感じたので。トライアルならと思うので押さえは必要かなと。もう1頭はラファドゥラ。東京マイルの2走前は長い休み明けのなか、馬場が速かったにせよ走破時計は優秀ですし、前走は福島という求められる適性が変わるなか、鮮やかな勝ち方だったので、なかなか侮れないかなと。人気がないなら面白いと思いますよ。
取材後記: まだ能力や適性の全貌が明らかになっていない若い馬の話は面白いですね。中穴っぽいところから複数名前が挙がり楽しみです。
以上、プロ予想家2名のローズSへの見解と注目馬を紹介しました。お二人ともコンクシェルを高評価。穴馬で挙がったレミージュとラファドゥラに期待です!
(文・垣本大樹)
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日曜日に行われるローズSの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①フォーチュンコード【B】
栗東CW併走(13日)。姿勢こそ高めだが、完歩は大きく、ゆったりとした走り。遊びが多く瞬時のキレこそ欠くものの、それなりにジワジワと加速。ゴールを迎えても余力はあった。体調は悪くなさそうなので、あとは実戦に行っての操縦次第。ジョッキーが上手に誘導できれば、という条件付きの狙いとなろう。
②ソーダズリング【A】
栗東坂路併走(13日)。右手前のまま走っていたように見えたが、鞍上は意に介しておらず、手応えも楽。割り引く必要はないだろう。体幹しっかりの整ったフォームは見映えがするし、脚元の力感も十分。ラストの反応と伸びも良かった。もともと攻め駆けする馬ということを考慮しても、気配の良さは目を引くものがある。高く評価したい。
③レミージュ【C】
栗東坂路併走(13日)。休養効果もあってか、この馬らしい伸びやかなフォームを取り戻しつつある様子。ただ、タメをつくった割にラストのキレはさほどなく、上がりの要求度が高いコンディションになると辛いかも。現状の走りを活かすには、他馬のスピードやキレが削がれる馬場の出現、もしくは展開の恩恵が不可欠のように思える。
④アリスヴェリテ【C】
栗東坂路単走(13日)。間隔が詰まることを考慮して軽めの内容。フォームやフットワークは悪くないものの、舌を出しながらの走りは相変わらず。抑え気味の調整とはいえ、ラストの伸びも物足りない。詰めの甘い結果が続いているだけに、もう少しネジを締めて欲しかったような気も。善戦はできても、勝ち負けまではどうか。
⑤ブレイディヴェーグ【B】
栗東CW併走(13日)。少し掛かる面を見せ、早めに抜け出すとソラを使った。ただ、前進気勢が強いなかでも折り合いはついていたし、手前替えもスムーズ。フォームも安定している。まだ上の走りがあるように思えるので、評価はBにとどめておくが、素材の良さを窺い知れる内容だった。
⑥ラファドゥラ【B】
栗東CW併走(13日)。舌を出して手前をコロコロ替えていた点はいただけないが、抽選除外となったラジオNIKKEI賞の当該週(翌週の織姫賞1着)も、攻めの強度は違えど似たような様子だった。その当時よりも完歩は広く、脚さばきにも力感がある。体調自体は良さそうなので、あとは実戦に行っての集中力次第。それが焦点となる。
⑦ラヴェル【B】
栗東坂路単走(13日)。鞍上が抑え切れないほどの手応えで、馬自らハミを取り登坂。ラストで急失速した点はいただけないが、それまでの推進力に満ちたパワフルな走りは秀逸。これを見せられると、安易に低評価をつけることはできないように思える。判断するに難しいが、今回はB判定としたい。
⑧ユリーシャ【F】
栗東坂路単走(13日・映像なし)。字面の中間内容をみる限り、大きな変化はない。攻め不足気味だった、前走を使われての上積みはそれなりにありそうだが、動きを映像で確かめることができないため、判断するに悩ましい。なんにせよ、当日の気配はしっかり確認しておいたほうがいいだろう。
⑨アンリーロード【B】
栗東CW併走(13日)。上体こそ気持ち高く映るが、前肢の使い方が良く、しっかり地面を叩いて走れている。抜け出す際の加速に若干手間取る面を見せるも、勢いに乗ってからのフォームは実に力強い。ゴール直後も気合をつけて、しっかりと負荷をかけていた。この1本でさらに上向くようなら、怖い存在になりそうだ。
⑩マラキナイア【B】
栗東坂路単走(13日)。気持ちの乗りが良く、膝も高く上がっている。この馬とすれば頭の位置が安定しているほうだし、促しに対する反応も悪くなかった。春先の登坂では非力な面が目についたが、それが解消されつつある印象。操縦性もアップしたように思える。及第点の仕上がりだろう。
⑪ココナッツブラウン【B】
栗東CW併走(13日)。外の僚馬2頭が先に仕掛けて前に出たが、鞍上が強く追わずともジワジワと差を詰めていた。最後は先着を許したものの、手応えには余裕があったし、フットワークも安定している。ゆえに遅れ自体を深刻に捉える必要はないだろう。少なくともデキ落ちという印象はない。
⑫マスクトディーヴァ【B】
栗東坂路単走(13日)。余力残しの内容。前を行く僚馬にリードしてもらうような形ながらも、しっかりとした脚どりで登坂。低い重心を保ち、整ったフォームで走れている。厳しく見れば、もう少し動きにキレが欲しいが、大きく割り引くほどではない。この馬なりに順調だろう。
⑬リサリサ【B】
美浦南W併走(13日)。この馬なりに体を使って、キビキビとした走り。四肢のさばきは素軽く、手前替えも至ってスムーズ。ゴールを迎えても鞍上の手応えには余力があった。コンスタントに使われているが、動きを確認する限り、その影響はさほど窺えない。良い意味での平行線だろう。
⑭コンクシェル【B】
栗東CW併走(13日)。外にいた他の単走馬の勢いがよかったため、そのぶん見映えは悪くなってしまったが、目標の僚馬にはきっちりと先着。この馬とすれば前肢を柔らかく使えていたし、仕掛けに対する反応も悪くなかった。大きな上積みまではどうかも、それなりに状態をキープしているように思える。
⑮ブライトジュエリー【B】
栗東坂路単走(14日)。1週前はやや難しい面を出し、ラストの反応も鈍くなってしまった。そのため、当該週はテンション面を重視した軽めの内容。気負い過ぎることなくタメをつくれていたし、鞍上の軽い促しにもきちんと対応していた。状態は悪くなさそうなので、ようは本番での折り合いひとつ。それが好凡走の鍵を握る。
⑯トリオンファルマン【C】
栗東坂路併走(13日)。低い重心を保ち、スムーズな脚さばき。体の使い方も悪くはない。ただ、促しに対する反応が渋く、なかなかギアが上がらない様子。鞍上が仕掛けて体勢有利の形に持ち込んだとはいえ、何か物足りなさを覚える内容だった。水曜追い切りの段階では、可もなく不可もなし、といった感じ。評価は上げづらい。
⑰セーヌドゥレーヴ【B】
栗東坂路併走(13日)。直線半ばまでは四肢と首の連動性が低く、脚どりも安定しない。だが、鞍上が立て直しを図ると、チップを高々と蹴り上げて登坂。ゴール前の反応も良かった。直線における前半と後半のギャップが激しく判断に悩ましいが、今回は後半を評価してのB判定としておきたい。
◆アリスヴェリテ・柴田助手「折り合いもつくし、1800メートルも問題ない」
◆アンリーロード・吉田隼騎手「後肢が緩い感じはある。落ち着いてくれてさえいれば」
◆ココナッツブラウン・上村師「当日のテンションが鍵だが、最後の脚は光るものがある」
◆コンクシェル・清水久師「どこの競馬場でも対応してくれる馬」
◆セーヌドゥレーヴ・田嶋助手「未勝利戦を勝ってから、競馬内容が良くなった」
◆ソーダズリング・田中助手「武豊騎手も素質を評価してくれている。大舞台へ連れて行ってあげたい」
◆トリオンファルマン・笹田師「きょうだいと似て競馬でしっかりと走るし、同世代同士でどこまで」
◆フォーチュンコード・小林師「開幕2週目で前残りが予想されるので、後ろ過ぎないところで運びたい」
◆ブレイディヴェーグ・沢江助手「切れる脚を使える馬。能力は相当なものだと感じる」
◆マスクトディーヴァ・辻野師「コーナーをゆったり走れるほうがいいです」
◆マラキナイア・田嶋助手「夏前のもたもたした面が解消したし、ここでもやれていい」
◆ユリーシャ・中村師「前半力まなければコースも問題はないはず」
◆ラヴェル・福岡助手「思ったより時計は速かったけど、それだけ状態がいい。充実期に入ったかな」
◆ラファドゥラ・埜口厩務員「自在性があるし、坂のある阪神も問題ない」
◆リサリサ・高木助手「能力はある。2ハロン延びてスタミナ面や適性面がどう出るか」
◆レミージュ・松永幹師「ハナにはこだわらないので、出たなりで運べれば」
阪神施行の直近7回(2013~2019年)における所属別成績は、栗東【6.7.6.80】、美浦【1.0.1.9】。3着以内率の面では大きな差はない。ただし、後者の1勝はオークス覇者のヌーヴォレコルト(2014年)が挙げたもの。今回は関東馬のG1ウイナーが不在ゆえ、連対(2着以内)候補を選ぶ際は関西馬を優先したほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
⑤ブレイディヴェーグ ⑥ラファドゥラ ⑬リサリサ
阪神で行われた直近7回における1~3着馬21頭のキャリアを確認すると、3戦から10戦までの間で収まっている。その一方、キャリア7~10戦の2着連対圏入りは、G1・G2からの参戦馬のみ。気に留めておきたい傾向といえよう。
(減点対象馬)
①フォーチュンコード ④アリスヴェリテ ⑧ユリーシャ ⑬リサリサ ⑭コンクシェル ⑰セーヌドゥレーヴ
阪神施行の直近7回における3着以内馬21頭の前走をクラス(レース格)で分けると、G1、G2、2勝クラス(旧1000万下)、1勝クラス(旧500万下)、未勝利の5パターン。これ以外のステップで臨んだ馬は複勝圏に達していない。
(減点対象馬)
⑧ユリーシャ ⑬リサリサ ⑯トリオンファルマン
前走の着順に関してはG1・G2なら問わないが、2勝クラスであれば6着以内、1勝クラス・未勝利の場合は1着がマスト。阪神で行われた直近7回、1~2勝クラス・未勝利組で複勝圏入りした全馬がこの条件をクリアしている。
(減点対象馬)
④アリスヴェリテ
前走の単勝人気については、G1であれば9番人気以内、G2は8番人気以内、それ以外なら4番人気以内が一応の目安。阪神施行の直近9回、3着以内に入った全馬がこの条件を満たしていた。
(減点対象馬)
①フォーチュンコード ③レミージュ ⑦ラヴェル ⑧ユリーシャ ⑨アンリーロード ⑯トリオンファルマン
阪神で行われた直近7回、同年6月以前からの臨戦で2着連対圏入りを果たした馬は8頭。いずれも前走で重賞に出走していた。前走が同年の6月以前、かつ非重賞のレースだった馬は連対(2着以内)ゼロと、今ひとつの結果に終わっている。
(減点対象馬)
⑤ブレイディヴェーグ ⑨アンリーロード ⑩マラキナイア ⑫マスクトディーヴァ ⑯トリオンファルマン
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2018年3着のラテュロス(14位、13番人気)、2020年2着のムジカ(11位、14番人気)など、指数下位かつ人気薄の激走が頻繁に見られるのがこのレースの特徴。U指数を頼りにこういうタイプを狙い撃ちするのは困難なので、カバーするためには手広く流すしか手立てがない。
しかし、直近5年中4回は3位以内かつ3番人気以内の馬が馬券になっているという事実も確認できる。2022年は、U指数2位で1番人気のアートハウスが勝利した。つまり、信頼度の高い軸馬の絞り込みは可能ということだ。よって、ヒモ荒れを視野に入れつつも、馬券の中心は人気の指数上位勢からチョイスしていきたい。
まず注目したいのは、1勝クラス、2勝クラスといずれも5馬身差の圧勝を決めて連勝中の2位⑭コンクシェル(93.3)。逃げの作戦をとるようになってから覚醒した感があり、競り合う同型が見当たらないメンバー構成は歓迎できる。初めてコンビを組むモレイラ騎手の手腕にも期待したい。
3位⑮ブライトジュエリー(92.6)も有力視できる1頭。春にはフローラSで3着に入り、それ以外のレースはしっかり勝ちきっている。ポテンシャルで押しきるシーンがあっても不思議はないだろう。
ほかでは、U指数トップ評価を受けている⑫マスクトディーヴァ(94.9)と、これまで3戦2勝、2着1回とまだ底を見せていない5位⑤ブレイディヴェーグ(91.2)を押さえておきたい。
阪神芝1800mの外回りへと舞台を移した2007年以降、ディープインパクト産駒が6勝、2着4回、3着3回(中京芝2000mで施行された2020~2022年は除く)と他の種牡馬の追随を許さぬ成績を残し、2012年および2018年においては同産駒で1~3着を独占。
なお、別場所での施行ながら2020年も直仔リアアメリアとオーマイダーリンが1・3着、2着にも母の父にディープインパクトを配されたムジカが入り、「父または母の父ディープインパクト」の組み合わせながら3連単は113万馬券の大波乱となった。翌2021年もディープインパクトの孫世代で1~3着を占めるなど、今もなお父系祖父あるいは母の父として異彩を放ち続けている。
ブレイディヴェーグは、父ロードカナロア×母インナーアージ(母の父ディープインパクト)。昨今は母の父としても勢いのあるディープインパクトだが、キングカメハメハ系との配合からは21年1着アンドヴァラナウトや同年3着アールドヴィーヴルが出た。本馬はオークスと秋華賞を制したミッキークイーンの姪という血統背景も申し分なく、同馬は15年ローズSの2着馬でもある。阪神外回りであれば一族特有の瞬発力も活かしやすいだろう。
マスクトディーヴァは、父ルーラーシップ×母マスクオフ(母の父ディープインパクト)。「父×母の父」の大まかな配合は上記プレイディヴェーグと共通するが、父がルーラーシップであるぶん、その姪にあたるアンドヴァラナウトとはより近い血統構成となる。近親には洋芝やダートの重賞勝ち馬が並ぶようにパワーを問われる馬場への適性が高く、本馬も全2勝を道悪の芝戦で挙げていることが特徴的。ひと雨が叶えばおもしろい存在となりそうだ。
ココナッツブラウンは、父キタサンブラック×母ルアーズストリート(母の父キングカメハメハ)。同じ母の父からは13年の勝ち馬デニムアンドルビーが出ているが、同馬は父がディープインパクトとなるため、その全兄ブラックタイドが本馬の父系祖父であることも評価しやすい。ほか、当時のコースレコードで09年ローズSを制したブロードストリートが伯母にいることも興味深く、はじめての阪神競馬場やワンターンコースでも楽しみはある。
編集部(以下、編) 3日間開催の中日の日曜日にはローズSが組まれています。
新良(以下、新) もう恒例の番組構成になりましたね。
編 メインターゲットはこのレースでよろしいですか?
新 はい。確実性の高そうなところで勝負しようと思っています。
編 確実性が高い! それは楽しみです。具体的な狙い目を教えてください。
新 戸崎圭太騎手からルメール騎手に乗り替わる⑤ブレイディヴェーグを狙います。
編 なかなか豪華なリレーですね。戸崎騎手が跨った前走も完勝でしたが、ルメール騎手にスイッチしたとなれば、まさに盤石と言いますか、さらに高いパフォーマンスに期待できるといったところでしょうか。
新 おっしゃる通りで、ポテンシャルの高い馬にナンバーワン騎手という、最高の組み合わせだと思います。
編 初勝利はルメール騎手とのコンビだったので、なんの心配もなさそうでうすね。
新 まったくないでしょう。ルメール騎手もこの馬の能力を評価しているからこそ、トライアルという大事な場面で、騎乗することを選んだはずです。
編 陣営とジョッキーが相思相愛かもしれないと。
新 それは間違いないでしょうね。しかも、ルメール騎手は全力でこのレースを獲りにくると考えています。
編 全力で! そこまで力が入る理由はなにかあるのでしょうか?
新 いくつかあって、まずはルメール騎手にはオークス2着のハーパーというお手馬がいるという点です。
編 つまり、ブレイディヴェーグにはトライアルだけの騎乗という可能性もあるから、一戦必勝の態勢で臨んでくると?
新 そういうことです。走ってみたら想像以上に強くて、本番ではハーパーではなくこちらに騎乗する、ということもあるかもしれませんが、いずれにせよ1着しか見ていないでしょう。
編 ほかにも理由があるんですよね?
新 はい。次に挙げられるのは、この馬がリバティアイランドと同じサンデーレーシングの馬であるという点です。
編 そのこととルメール騎手の本気度の高さとは、なにが関連しているのでしょうか?
新 同じ馬主なので、秋華賞で対決することになっても、エースのリバティアイランドを潰しにいくような強引な競馬はできないでしょう。暗黙の了解で、サポート役に回る可能性があります。
編 となれば、エースのいないトライアルで、しっかり賞金を稼いでおきたいところですよね。
新 おそらく、ルメール騎手もそんな意識を持っているんじゃないでしょうか。だから、ここは全力投球でくると予想したんです。阪神芝1800mのコース勝率は20.0%で、川田騎手に次ぐ2位。うまく馬をエスコートしてくれると思います。
編 わかりました。非常に説得力があります。馬のほうは、能力的にここでもやれると評価しているわけですよね。
新 もちろんです。とにかくここ2戦の内容が強かった。直線の切れ味が問われる舞台で連勝していて、馬場悪化にも対応しています。多少の雨なら、しっかりこなしてくれるでしょう。
編 そういった点が評価されてか、下馬評では1番人気になりそうです。
新 それだけの価値のある素質馬であると、私もみています。近親にミッキークイーンのいる良血で、まだまだ先はありそう。人気でも買うしかありません。一気の重賞制覇に期待しましょう。
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かつてのエリザベス女王杯トライアルで、現在の秋華賞トライアル。第4回(1986年)のメジロラモーヌ、第5回(1987年)のマックスビューティら、昭和の時代から世代トップクラスの馬による勝利が多く、平成に入ってからも、第12回(1994年)のヒシアマゾン、第21回(2003年)アドマイヤグルーヴ、第25回(2007年)のダイワスカーレット、第30回(2012年)のジェンティルドンナなど、のちに“名牝”と呼ばれる一流馬が優勝馬欄にその名を刻んでいる。平穏決着の多いレースだが、第35回(2017年)は8番人気のラビットラン、6番人気のカワキタエンカという伏兵2頭がワンツーを決め、馬連2万馬券の波乱の結末となった。