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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 8 | 牝3 | 54.0 | 川田将雅 | 栗 中内田充 | 476(0) | 1.58.5 | 2.7 | 1 | 34.2 | ④④⑤③ | |||
2 | 4 | 6 | 牝3 | 54.0 | C.ルメー | 美 国枝栄 | 420(-2) | 1.58.6 | 1/2 | 4.0 | 2 | 33.7 | ⑨⑨⑪⑩ | ||
3 | 6 | 9 | 牝3 | 54.0 | 池添謙一 | 栗 笹田和秀 | 448(-2) | 1.58.6 | クビ | 19.1 | 7 | 33.9 | ⑧⑧⑧⑧ | ||
4 | 4 | 5 | 牝3 | 54.0 | 坂井瑠星 | 栗 矢作芳人 | 426(-4) | 1.58.8 | 1 1/2 | 8.4 | 4 | 34.7 | ②②②② | ||
5 | 5 | 7 | 牝3 | 54.0 | 古川吉洋 | 栗 長谷川浩 | 448(-2) | 1.59.0 | 1 1/4 | 15.9 | 6 | 34.5 | ⑦⑥⑥⑥ | ||
6 | 8 | 14 | 牝3 | 54.0 | 松山弘平 | 美 宗像義忠 | 430(-2) | 1.59.3 | 1 3/4 | 27.3 | 8 | 34.4 | ⑫⑭⑪⑩ | ||
7 | 6 | 10 | 牝3 | 54.0 | 武豊 | 栗 松永幹夫 | 476(-8) | 1.59.4 | クビ | 32.7 | 10 | 34.3 | ⑫⑫⑭⑬ | ||
8 | 7 | 12 | 牝3 | 54.0 | 菱田裕二 | 栗 岡田稲男 | 482(+6) | 1.59.4 | クビ | 31.1 | 9 | 34.8 | ⑥⑥⑥⑥ | ||
9 | 1 | 1 | 牝3 | 54.0 | 福永祐一 | 栗 高野友和 | 448(+4) | 1.59.7 | 1 3/4 | 5.3 | 3 | 34.6 | ⑫⑫⑪⑬ | ||
10 | 7 | 11 | 牝3 | 54.0 | 小沢大仁 | 栗 吉岡辰弥 | 452(+10) | 2.00.1 | 2 1/2 | 88.3 | 11 | 35.4 | ⑪⑪⑧⑧ | ||
11 | 3 | 4 | 牝3 | 54.0 | 吉田豊 | 栗 矢作芳人 | 456(-6) | 2.00.9 | 5 | 12.4 | 5 | 36.9 | ①①①① | ||
12 | 8 | 13 | 牝3 | 54.0 | 藤岡康太 | 栗 鈴木孝志 | 472(-8) | 2.01.4 | 3 | 119.7 | 13 | 37.0 | ③④③③ | ||
13 | 2 | 2 | 牝3 | 54.0 | 浜中俊 | 美 新開幸一 | 456(+12) | 2.01.9 | 3 | 110.3 | 12 | 37.6 | ④③③③ | ||
14 | 3 | 3 | 牝3 | 54.0 | 鮫島克駿 | 栗 清水久詞 | 460(+6) | 2.01.9 | ハナ | 129.4 | 14 | 37.0 | ⑨⑨⑧⑩ |
ラップタイム | 12.5 - 10.9 - 12.3 - 12.3 - 12.2 - 12.0 - 11.8 - 11.5 - 11.3 - 11.7 |
---|---|
前半 | 12.5 - 23.4 - 35.7 - 48.0 - 60.2 |
後半 | 58.3 - 46.3 - 34.5 - 23.0 - 11.7 |
■払戻金
単勝 | 8 | 270円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 8 | 130円 | 1番人気 |
6 | 170円 | 2番人気 | |
9 | 340円 | 7番人気 | |
枠連 | 4-5 | 430円 | 1番人気 |
馬連 | 6-8 | 900円 | 2番人気 |
ワイド | 6-8 | 390円 | 2番人気 |
---|---|---|---|
8-9 | 830円 | 9番人気 | |
6-9 | 1,850円 | 25番人気 | |
馬単 | 8-6 | 1,630円 | 2番人気 |
3連複 | 6-8-9 | 5,360円 | 15番人気 |
3連単 | 8-6-9 | 17,780円 | 43番人気 |
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土曜日の中京芝のレース結果、近年のローズSの結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
前週の日曜日以降、中京競馬場で観測された雨量はゼロ。前日の土曜日はどんよりとした空模様ながらも、開催中の降雨はなく、芝コースは終日良馬場(JRA発表)での施行となった。
ちなみに、前週の日曜日から一昨日の金曜日までの間、継続して散水作業を施している。それにもかかわらず、土曜日朝のJRA測定クッション値は9.9。前週日曜日の朝が9.1だったので、硬い方向に推移している。
1400mで行われた9R・ききょうS(2歳オープン)は、2歳コースレコードでの決着。2000mの11R・ケフェウスS(3歳以上オープン)の勝ち時計は1分57秒6。前半1000m通過が1分0秒3だったことを踏まえれば、なかなかの水準である。時計が出やすいコンディションとみて差し支えない。
土曜日に施行された芝平地競走4鞍における勝ち馬の最終4角通過順位は3、1、5、1番手。これだけを捉えると前優勢のように思えるが、2~3着には中団以降に位置した待機勢の食い込みも見られる。枠順に関しても、1~3枠が3着以内4頭で、6~8枠は同5頭。大きな偏りはなく、内・前完全有利とは言い難いものがある。
事実、芝で行われた平地4競走の3着以内馬すべてが上がり3ハロン3位以内。上がり3ハロン最速馬は【1.0.3.0】と崩れていない。つまり、最後の直線でどれだけ脚を伸ばすことができるかがポイント。少なくとも先行力だけで押し切るのは容易ではない。その点はしっかりと頭に入れておくべきだ。
日曜日開催中の天気は不安定。雨量が多く馬場の含水率が高くなれば、上がりを要する分だけ差しタイプの優位性が増す可能性もある。雨が少量で馬場に大きな影響を及ぼさないのであれば、土曜日の傾向を踏襲する公算が高い。
判断に悩ましいが、いずれにせよ内枠完全優位の状況にまで転じるとは思えない。加えて、ローズSは繊細な馬が集う3歳牝馬限定重賞。ストレスの少ない位置からスムーズに進出する馬が有利という捉え方がベターだろう。
それゆえ、枠順に関してはゴチャつきやすい内よりも、中~外が優位に働くことも考えられる。従って、4~8枠あたりに軸足を寄せたほうが、好結果につながりやすいのではないか。
血統的には、中京芝2000mで開催された過去2年のローズSを参考にすると、ディープインパクトの血を引く馬が堅調。3着以内6頭全馬が該当する。今年もディープインパクトの血脈を保持する馬には相応の評価をすべきだろう。
また、前走5着以内から臨んだ関西馬が存在感を発揮しているのも、中京で代替開催された過去2年におけるローズSの特徴。1~3着馬6頭すべてがこの条件をクリアしていた。血統面とセットで押さえておきたい傾向だ。
今回の出走メンバーで、血統面と先述した馬場傾向(4~8枠)の要点をともに満たしているのは、⑤ラリュエル、⑨エグランタイン、⑩マイシンフォニー。よって当欄では、これら3頭を注目株として推奨する。
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出演:スガダイ(予想神) 柿谷陽介(若駒マイスター) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
日曜日に行われるローズSの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①セントカメリア【B】
栗東坂路単走。テンから速めのラップを刻んだため、最後は脚勢が衰える格好に。それでも体重のありそうな助手を背に、自らハミを取って前へ進もうとしていた点は評価したい。見映えこそしないが、少しノンビリした気性の馬ゆえに、これはこれで良い調整のように思える。
②ブルトンクール【C】
美浦南W併走。輸送を考慮して控えめの内容。重心を低い位置に保てているのはいいのだが、ハミに頼りがちで首の躍動を欠くぶん、ストライドが広がらない印象。そのため、鞍上の手ごたえの割に鋭さがひと息に映る。評価は上げづらい。
③ミナモトフェイス【C】
栗東坂路単走(映像なし)。稽古で刻んでいる時計は、好走時の中間と比較して大きな開きはない。反面、未勝利脱出から中6週の重賞挑戦であることを踏まえると、攻め切れていないような気も。状態維持に努めている印象が強く、勝ち負けまではどうか。
④パーソナルハイ【B】
栗東坂路単走。手前変換が不器用なのは相変わらずも、適度な活気があり、この馬なりにキビキビとした動き。もう少し鋭さが欲しいが、これでもオークス当時と比べれば、しっかり走れるようになっている。及第点の仕上がりにはありそうだ。
⑤ラリュエル【A】
栗東坂路単走。整える程度の内容ながら、馬場の中央付近を弾むようなフットワークで、テンポ良く進む姿は見映えがいい。フワフワする走りが目についた春先に比べると、非力な面が解消されつつあるし、四肢の回転も良くなっている。高く評価したい1頭だ。
⑥サリエラ【B】
美浦南W併走。もう1組の併せ馬が重なり、変則的な4頭併せの形に。直線で接触するかのような場面がありながらも、ラストはシャープな伸び脚を見せていた。硬さが目についた1週前追い切りと比べれば、だいぶピリッとしてきた印象。一応の態勢は整ったと判断したい。
⑦メモリーレゾン【B】
栗東CW併走。3頭併せの真ん中で僚馬を気にする場面があったものの、テンションが上がり過ぎることなく、そのうえフットワークも乱さなかった点は評価できる。四肢の可動域が若干狭く映るが、元々そういう走法の馬。深刻に捉える必要はない。順調とみていいだろう。
⑧アートハウス【A】
栗東CW単走。ハミを噛みがちではあるが、折り合いはついており、直線では手ごたえに余裕を持たせたまま上々の伸び脚を披露。大きなフットワークでリズム良く進むさまは目を引くものがある。秋緒戦とすれば優に合格点の仕上がりだろう。
⑨エグランタイン【B】
栗東坂路併走。頭の位置が高く、推進力を上に逃す完歩も時折あるが、それはいつも同じ。全体的に見ればキビキビと動けているほうだし、ラストもしぶとく脚を使っている。この馬なりに良い気配を保っている印象を持つ。
⑩マイシンフォニー【B】
栗東CW単走。首と前肢の連動性があまり高くなく、そのぶんエンジンのかかりが遅い印象。ただ、それはいつものこと。四肢のさばき自体は素軽く、力む面を見せずに最後までジワジワと脚を伸ばしていた。少なくとも、ここ数走の中間時よりデキが劣るということはない。
⑪ヴァンルーラー【C】
栗東坂路併走。手ごたえよく登っていたように思えたが、しまいにかけての伸びは平凡。最後は併走相手に譲ってもらったような同入だった。体重がありそうな乗り手の僚馬に対し、こちらはジョッキー騎乗。そのあたりを踏まえると、どうしても物足りなさを感じてしまう。
⑫ヒヅルジョウ【B】
栗東CW併走。少しモタれ癖を出し、最後は手ごたえ劣勢の形に。とはいえ、稽古ではいつもこんな感じだし、追いかけてきた相手がテーオーロイヤルであることを考えれば、よく踏ん張っていた。現状の力を出せる態勢とみたい。
⑬ベリーヴィーナス【C】
栗東CW併走(映像なし)。字面の中間過程は悪くはない。とはいえ、大きく変わった感じもなく、まだ良化余地を残しているように思える。過去2戦2連対というコース相性の良さで、どこまでカバーできるかが焦点になりそうだ。
⑭ルージュリナージュ【A】
美浦南W併走。姿勢は高めも、前肢の使い方が良く、左右のブレも少ない。体重がありそうな鞍上を背に、直線で一旦前に出たシセイヒテンに対して、慌てることなく追いつき同入。その後も勢いを弱めることなく脚を伸ばしていた。好仕上がり。
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◆アートハウス・福永助手「左回り、初めてのコースも特に問題なく、2000メートルも合っている」
◆ヴァンルーラー・小沢騎手「いろいろな競馬ができる。しぶとく長い脚を使えるので、舞台は合う」
◆エグランタイン・笹田師「左回りは気にしない。長い直線はこの馬に合っていると思う」
◆サリエラ・国枝師「ディープ産駒で軽い走りをする馬なので、何とかいい馬場でやりたい」
◆パーソナルハイ・安藤助手「夏を越えていい状態。どんな戦法でも対応は可能です」
◆ヒヅルジョウ・岡田師「広いコースは大丈夫。右にモタれるので、左回りがいい方に出ないか」
◆ブルトンクール・新開師「春よりもたくましさを増した。自分の競馬に徹してどれだけ頑張れるか」
◆ベリーヴィーナス・鈴木孝師「前走はおとなしすぎた。気性面がポイントになる」
◆マイシンフォニー・松永幹師「いつも自分の脚は使える。できれば先週くらいの良馬場でやりたい」
◆ミナモトフェイス・本田助手「右回りだと外に張る面があるので、左回りはいいと思います」
◆メモリーレゾン・長谷川師「長く脚が使えるので舞台のイメージは合う。ある程度のポジションを取るのが理想」
◆ラリュエル・安藤助手「スイッチのオンオフが利くタイプ。ハナにはこだわらない」
◆ルージュリナージュ・宗像師「稽古では落ち着いていてもレースでは燃えてしまう。1ハロン延長がポイントになる」
2012年以降(2019年以前は阪神芝1800mで施行)の所属別成績は、美浦【1.0.2.12】、栗東【9.10.8.113】。3着以内率の面では大差ない。ただし、前者の1勝はオークス覇者のヌーヴォレコルト(2014年)が挙げたもの。今年は関東馬のG1ウイナーが不在ゆえ、連対(2着以内)候補を選ぶ際は関西馬を優先したほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
②ブルトンクール ⑥サリエラ ⑭ルージュリナージュ
2012年以降、JRA重賞からの臨戦馬は【7.4.3.56】と、相応の成績を収めている。その一方、同組の2着連対圏入りは、JRA重賞で3着以内の好走歴を持っていた馬のみ。重賞組を狙う場合は、過去の戦歴をしっかり確認しておきたい。
(減点対象馬)
⑧アートハウス
2012年以降、非重賞経由で2着連対圏入りを果たした馬は9頭。そのうち8頭が2着以内(未勝利は1着)からの臨戦馬だった。例外は、2勝クラス4着から臨んだエイシンヒテン(2021年2着)1頭のみ。同馬にはオープンクラスで2着好走の経験があった。相応の実績がない、前走非重賞3着以下敗退馬は疑ってかかるべきだろう。
(減点対象馬)
⑬ベリーヴィーナス
2012年以降、前走の単勝人気が10番人気以下だった馬の複勝圏入りはゼロ。直近のレース内容を検証する際は、当時の単勝人気順位もチェックしておきたいところだ。
(減点対象馬)
④パーソナルハイ
2012年以降の3着以内馬30頭中29頭は、前走の馬体重が480キロ未満だった。一方で、480キロ以上だった馬は3着1回のみと劣勢を強いられている。これに該当する馬は過信禁物とみておきたい。
(減点対象馬)
⑩マイシンフォニー ⑬ベリーヴィーナス
2012年以降、同年6月以前からの臨戦で2着連対圏に入った馬は11頭。いずれも前走で重賞に出走していた。前走が同年の6月以前、かつ非重賞だった馬は連対(2着以内)ゼロと、今ひとつの結果に終わっている。
(減点対象馬)
②ブルトンクール ⑥サリエラ ⑦メモリーレゾン ⑪ヴァンルーラー
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2018年3着のラテュロス(14位、13番人気)、2020年2着のムジカ(11位、14番人気)など、指数下位かつ人気薄の激走が頻繁に見られるのがこのレースの特徴。U指数を頼りにこういうタイプを狙い撃ちするのは困難なので、カバーするためには手広く流すしか手立てがない。
しかし、直近5年中4回は3位以内かつ3番人気以内の馬が馬券になっているという事実も確認できる。つまり、信頼度の高い軸馬の絞り込みは可能ということだ。よって、ヒモ荒れを視野に入れつつも、馬券の中心は人気の指数上位勢からチョイスしていきたい。
最上位に取り上げるのは、2位⑧アートハウス(91.7)。オークスでは2番人気に支持されるも7着に敗れたが、それまでの戦績的にもこの敗戦だけで評価を落とすのは危険。川田騎手が引き続き手綱を取る点も心強い。同様に、コース巧者で福永騎手が5戦連続して騎乗する1位①セントカメリア(91.9)も上位に評価すべきだろう。
以下、上位2頭とほとんど指数差のない3位⑤ラリュエル(91.6)と、10位ながらもまだまったく底を見せていない⑥サリエラ(88.1)を押さえておく。
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今年も京都競馬場整備工事に伴う開催日割の変更があり、ローズSは3年連続で中京芝2000mに舞台を移して行われることになる。
代替開催された直近2年の勝ち馬をみると、20年リアアメリア(父ディープインパクト)、21年アンドヴァラナウト(父キングカメハメハ)と日本競馬を牽引してきた2大種牡馬の産駒が勝利。なお、2年前には父または母の父にディープインパクトの血を引く馬で1~4着までを占めていたが、昨年も勝ち馬アンドヴァラナウトおよび3着アールドヴィーヴルは母の父に、2着エイシンヒテンは父系祖父にディープインパクトの名が刻まれていた。今年もまずはディープインパクトの血脈に注目すべきだろう。
ラリュエルは、父ディープインパクト×母カウアイレーン(母の父キングカメハメハ)。ステイフーリッシュの半妹で、ブラックホークやピンクカメオの姪。ディープインパクト×キングカメハメハは、昨年の勝ち馬アンドヴァラナウトの父と母の父を入れ替えた血統構成であるとともに、ワグネリアンやアカイトリノムスメが出た配合でもある。近親の実績からも秘めたる資質は高そうで、小回り向きの機動力とスピードは中京でも武器となりそうだ。
パーソナルハイは、父ディープインパクト×母パーソナルダイアリー(母の父City Zip)。同産駒かつ母系でRelaunchやSeeking the Gold、Blushing Groomの血脈を併せ持つ配合は、中京芝2000mの重賞で2勝を挙げるギベオンを想起させるが、本馬自身も当該コースの未勝利で後続に4馬身差を付けて圧勝した実績がある。スムーズに運べたときのしぶとさには目を見張るものがあるだけに、今回も自分の競馬に徹してどこまでやれるかだろう。
サリエラは、父ディープインパクト×母サロミナ(母の父Lomitas)。全姉にサラキア、半兄にサリオス、近親にシュネルマイスターがいる血統。本馬はキャリアの浅さが懸念される一方で、2戦2勝と底を見せていない戦歴には良血らしさが垣間見える。また、コースこそ違うものの、全姉サラキアが18年ローズSで2着と好走していたことも強調できるだろう。レースぶりからも本格化はもう少し先かもしれないが、試金石の一戦として注目したい。
編集部(以下、編) さて、3日間開催の中日でございます。
新良(以下、新) 土曜日の結果がまだわからない状況でお話しさせていただいていますが、良い流れをつくって日曜日に向かえるようになっていてほしいですね。
編 そうなっていると信じましょう。
新 ともかく、今は日曜日のレースに集中しないといけませんね。
編 そうです、そうです。よろしくお願いします。日曜日はローズSが組まれていますが、このレースがメインターゲットということでよろしいですか?
新 はい。ここは戸崎圭太騎手からルメールに騎手に乗り替わる⑥サリエラを狙ってみたいです。
編 上にサリオスとサラキアがいる超良血馬で、ここまで2戦2勝。可能性は無限大という印象を受けます。
新 もちろん、彼らを超える成績を収めても不思議ではないでしょう。ここが試金石。どんな競馬をしてくれるのか、本当に楽しみです。
編 ルメール騎手は昨年秋の新馬戦で騎乗し、2戦目を挟んでのコンビ復活というかたちになります。陣営の意図をどう読んでいますか?
新 確実に権利を取るための起用。私はそう考えています。陣営は、線でなく、点で見て勝負に来ているはずです。
編 それはどういうことでしょうか?
新 ルメール騎手は、秋華賞ではスターズオンアースに騎乗することが決まっているんですよ。ですので、ここで権利を取っても継続騎乗は叶いません。
編 なるほど。本番を見据えて、連続して騎乗できる騎手を確保するという選択をしなかったわけですね。
新 サリエラが十分な賞金を持っていたら、そういうプランが浮上してきたかもしれませんが、そうではなく、なによりローズSの結果を優先してきたということでしょうね。
編 確かに、妥協をして権利を取れなかったら、元も子もないですからね。
新 だからここはメイチの勝負に出てくると思います。国枝栄調教師が、中途半端な状態の馬をルメール騎手に託するわけがありませんから。
編 そうなると、あとは馬がこのメンバー相手にどこまでやれるかですが……。
新 血統面の強調材料を抜きにしても、ここで通用する下地はあるとみています。過去2戦はいずれも上がり最速で、ものすごい切れ味を見せていました。条件馬のまま終わる馬のパフォーマンスではなかったですよね。
編 これぞディープインパクト産駒というレースぶりでした。
新 ローズSは阪神でやろうが中京でやろうが、とにかくディープ産駒が強い点も追い風ですよね。トライアル特有の、切れ味が問われるレースになりやすい。歴代の勝ち馬と比べても、サリエラはまったく見劣らないでしょう。
編 今年も差し馬向きの流れになりそうですかね?
新 前に行きたいクチが多いので、スローの前残りの可能性は低そうです。展開もハマるのではないでしょうか。
編 あとはもう、ルメール騎手に任せるのみですね。
新 つい先日、この秋に短期免許で騎乗する外国人騎手の来日予定が発表されました。ルメール騎手としても、お手馬を取られないように、しっかりアピールしておきたいところでしょう。
編 陣営も鞍上も本気度はかなり高そうですね。
新 3着以内ではなく、全力でアタマを取りにくると思います。単系馬券で勝負したいですね。
かつてのエリザベス女王杯トライアルで、現在の秋華賞トライアル。第4回(1986年)のメジロラモーヌ、第5回(1987年)のマックスビューティら、昭和の時代から世代トップクラスの馬による勝利が多く、平成に入ってからも、第12回(1994年)のヒシアマゾン、第21回(2003年)アドマイヤグルーヴ、第25回(2007年)のダイワスカーレット、第30回(2012年)のジェンティルドンナなど、のちに“名牝”と呼ばれる一流馬が優勝馬欄にその名を刻んでいる。平穏決着の多いレースだが、第35回(2017年)は8番人気のラビットラン、6番人気のカワキタエンカという伏兵2頭がワンツーを決め、馬連2万馬券の波乱の結末となった。
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