ソールオリエンス(競走馬)

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写真一覧
現役 牡3 鹿毛 2020年4月4日生
調教師手塚貴久(美浦)
馬主有限会社 社台レースホース
生産者社台ファーム
生産地千歳市
戦績 5戦[3-2-0-0]
総賞金42,281万円
収得賞金19,500万円
英字表記Sol Oriens
血統 キタサンブラック
血統 ][ 産駒 ]
ブラックタイド
シュガーハート
スキア
血統 ][ 産駒 ]
Motivator
Light Quest
兄弟 ヴァンドギャルドアルベルティーヌ
市場価格
前走 2023/09/18 朝日セントライト記念 G2
次走予定

ソールオリエンスの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/09/18 中山 11 セントライト G2 芝2200 158141.612** 牡3 56.0 横山武史手塚貴久 460
(0)
2.11.7 0.334.0⑩⑩⑨⑨レーベンスティール
23/05/28 東京 11 東京優駿 G1 芝2400 18351.812** 牡3 57.0 横山武史手塚貴久 460
(-2)
2.25.2 0.033.3⑥⑥⑥⑥タスティエーラ
23/04/16 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 18115.221** 牡3 57.0 横山武史手塚貴久 462
(0)
2.00.6 -0.235.5⑮⑮⑮⑰タスティエーラ
23/01/15 中山 11 京成杯 G3 芝2000 9442.721** 牡3 56.0 横山武史手塚貴久 462
(+2)
2.02.2 -0.434.5⑤⑤⑤⑤オメガリッチマン
22/11/13 東京 5 2歳新馬 芝1800 9551.411** 牡2 55.0 戸崎圭太手塚貴久 460
(--)
1.50.8 -0.033.3レーベンスティール

ソールオリエンスの関連ニュース

今週末の中央競馬は3日間開催。日曜の東京メインは天皇賞・秋へのステップレース、毎日王冠が行われる。注目は3連勝でラジオNIKKEI賞を制した、3歳馬エルトンバローズだ。ソングラインシュネルマイスターといった年長GⅠ馬と初対戦になるが、伸びゆく勢いは魅力。先行、差しと自在に動ける強みを生かして、秋の注目馬となる。

勢いに乗って、強いお姉さんやお兄さんを撃破する。3歳馬エルトンバローズが毎日王冠にスタンバイ。田中助手が近況を伝える。

「順調に調整を進めることがきています。馬体は全体的に大きくなっており、追い切りの動きも悪くないですよ」

これまで7戦して【3・3・0・1】という堅実派。初勝利まで5戦を要したが、4月の初Vから2連勝して迎えたラジオNIKKEI賞では、好位から直線で突き抜けて重賞初制覇。「開幕週で、ある程度、位置を取って運べたことが良かった。(西村淳)ジョッキーもうまく乗ってくれました」。当時3着のレーベンスティールが、のちにセントライト記念で皐月賞ソールオリエンスを完封したことを思えば、価値ある勝利だ。

前走後は滋賀県のチャンピオンズファームで夏休み。9月13日に栗東に帰厩した。同27日の1週前追い切りでは、CWコースで6ハロン80秒4(ラスト1ハロン11秒3)の自己ベストタイをマーク。この日は引き運動で調整し、久々でも動ける態勢だ。

今回の舞台は東京芝1800メートル。キャリアで唯一、大敗したのが左回りの中京(9着、芝2200メートル)だが「あのときは内にモタれてしまったこともありますが、距離も一気の2ハロン延長でしたから。長距離輸送を苦にするタイプではないですし、開幕週の馬場はいいと思います」と今なら違う結果が出せそうだ。

「相手は強いけど、稽古で(僚馬でGⅠ馬の)ジャスティンパレスと併せてもあおるぐらいに走れる馬。素質はあるし、能力を信じたいです」

杉山晴厩舎は今年43勝を挙げて全国リーディングトップを快走中。鞍上の西村淳騎手も1日に節目のJRA通算300勝に到達した。「勢いがあるので、それにうまく乗りたいです」と田中助手。馬も人も勢い十分の陣営が、秋の東京開幕ウイークで主役となる。(増本隆一朗)

★3歳馬は連対率で世代別トップ

毎日王冠はひと夏を経て、3歳馬と古馬が本格的にぶつかるレースだ。過去10年で3歳馬の成績は【3・1・0・11】。連対率26・7%は世代別ではトップとなっている。2019─21年には3歳馬が3連覇している。斤量で2─3キロのアドバンテージがあることもあって、力のある馬ならば、年長馬の壁を打ち破ることは十分に可能だ。




【あの人気馬はココが不安】スプリンターズS2023 今週のあの馬にも馬場の罠が待ち受ける?! 2023年9月28日(木) 15:00


先日のオールカマーで当コーナーがターゲットにしたジェラルディーナは6着でした。当時、筆者は今の中山が外からの差し・追い込みが決まりにくい馬場であることをその理由としていました。天候など、馬場傾向に変化を及ぼす可能性はいくつかあったのですが、ジェラルディーナに味方してくれなかったようです。
では今週末のスプリンターズステークスはどうなのでしょうか? ジャスパークローネテイエムスパーダという、前哨戦となる重賞で逃げ切り勝ちを決めた馬が2頭いるのですから、流れはかなり速くなりそうです。前走のセントウルステークスで後方から追い込んで2着に浮上したアグリに順番が回ってくるのではないか、と期待している方も多いでしょう。しかし、今回のターゲットはこのアグリなのです。

その理由は先々週のセントライト記念でのソールオリエンスや、前述したオールカマーでのジェラルディーナが陥った馬場傾向という罠にアグリも引っかかってしまうのではないか、という点です。展開などというモノはゲートが開いてみないとわからない要素も多いので、あまり断定的に書くべきではないのですが、それでも今回のアグリはその展開という角度で考えると、前走と同様に大外直線一気の形では、不安ありと言わざるを得ません。
今回も横山典弘騎手が手綱を取る予定です。果たしてノリさんが馬場を意識して、違う戦術に打って出るでしょうか? 高松宮記念(7着)で手綱を取った息子の横山和生騎手が2~3番手からのレースをしていますので、戦術を変える可能性はゼロとは言えません。しかし筆者の頭の中では、「親父さんがそんなことをするかな?」という疑問のほうが支配しています。

セントライト記念やオールカマーとは距離が1000mも違うだろう、とのご意見もあるでしょう。ごもっともな指摘なのですが、1000m短いのですから、横山典弘騎手が前走と同じようなレースをするとしたらさらに不安です。一応、6ハロン戦では前走の2着が最高で、まだ勝ち星がない馬でもありますし。あと1ハロン長ければ、「絶対に買い」と言い切れるのですが、そんなタラレバはここでは何の意味もありません(笑)。

同馬を管理する安田隆行調教師にとって、このレースはカレンチャンロードカナロアといった管理馬が活躍した思い出深いレースではないでしょうか。今回が最後のスプリンターズステークスだというのに、こんな難癖をつけなければならないとは……。横山典弘騎手にとっても、久しぶりのG1勝利となるビッグチャンスだというのに、こんな話を書いてしまいました。読者の皆さん同様、「他の馬をターゲットにしようぜ」という思いが筆者の頭の中でも駆け巡った今回。ただそれと同時に、「ウマニティ内のヒール(悪役)なんだ」という声も聞こえてきてしまい......(ってこれは筆者だけの話ですね^^;)。


(文・菅野一郎)

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【スプリンターズSの注目点】レースの主導権を握るのはどの馬か? 角田大河騎手は武豊騎手超えを狙う! 2023年9月26日(火) 18:42

★逃げて今年の重賞を制した馬が3頭登録 レースの主導権争いに注目!

今年のスプリンターズSには、CBC賞北九州記念と逃げて重賞を連勝したジャスパークローネ(牡4歳、栗東・森秀行厩舎)、産経賞セントウルSを逃げ切ったテイエムスパーダ(牝4歳、栗東・木原一良厩舎)、チューリップ賞、葵Sで逃げ切り勝ちを収めたモズメイメイ(牝3歳、栗東・音無秀孝厩舎)と逃げて今年の重賞を制した馬が登録している。果たして、今年のスプリンターズSで主導権を握るのはどの馬か。

モズメイメイは、前走の北九州記念では10着に敗れたが、今回は2戦ぶりに武豊騎手が騎乗する予定。武豊騎手のモズメイメイ騎乗時の成績は3戦3勝だが、GIでも相性の良さを発揮することができるだろうか。なお、3歳馬がスプリンターズSを勝てば2021年のピクシーナイト以来2年ぶりで、スプリンターズSがGIに昇格した1990年以降では7頭目となる。(※3歳馬はドルチェモア(牡、栗東・須貝尚介厩舎)も登録している)。

安田隆行調教師は最後のスプリンターズS挑戦 アグリジュビリーヘッドの2頭で参戦予定

スプリンターズSアグリ(牡4歳)、ジュビリーヘッド(牡6歳)の2頭を出走させる予定の安田隆行調教師(栗東)は、スプリンターズSがGIに昇格した1990年以降、藤沢和雄元調教師と並ぶ最多タイの3勝を挙げている。同調教師はGI昇格以降のスプリンターズS出走回数では単独トップ(17回)で、2011年はカレンチャン、2012・13年はロードカナロアで同一JRA・GI3連覇を遂げている。安田隆行調教師は来年の2月末で定年を迎えるため、今回が最後のスプリンターズS挑戦となるが、同レース4勝目を挙げることができるだろうか。なお、アグリは前走のセントウルSで2着に入っているが、2012・13年に連覇したロードカナロアは2年連続でセントウルS2着→スプリンターズS1着となっている。また、アグリに騎乗予定の横山典弘騎手は、レース当日の年齢が「55歳7カ月9日」で、武豊騎手が持つJRA・GI最年長優勝記録(54歳0カ月19日)の更新がかかる。同騎手は9月9日の紫苑SではJRA重賞最年長優勝記録を更新(55歳6カ月18日)したが、JRA・GIの最年長優勝記録も更新することができるだろうか。

★今年の中山重賞で連対率.538をマーク 3年連続のJRA年間100勝も迫る横山武史騎手

スプリンターズSキミワクイーン(牝4歳、美浦・奥村武厩舎)に騎乗予定の横山武史騎手は、9月26日現在、今年のJRA競走で92勝を挙げており、3年連続3回目のJRA年間100勝まであと8勝としている。同騎手は今年、中山で実施された重賞で3勝、2着4回(勝率.231、連対率.538)という成績を収めており、ソールオリエンスとのコンビで皐月賞を制している。横山武史騎手はスプリンターズSを勝てば、現在中山で実施されているJRA・GⅠ4レースの完全制覇となるが、同レース初勝利を挙げることができるだろうか。なお、横山武史騎手とキミワクイーンのコンビは、今年の函館スプリントSを制すなど通算6戦3勝、2着2回(勝率.500、連対率.833)という成績を挙げている。

★騎手&調教師双方でのV狙う中舘英二調教師 角田大河騎手は最年少優勝記録更新に挑戦

アイビスサマーダッシュで隔年制覇を遂げたオールアットワンス(牝5歳)は、スプリンターズSがGⅠ初挑戦となる。同馬が中山で出走するのはデビュー2戦目の2020年カンナS(1着)以来3年ぶり2回目となるが、初のGⅠでどのような走りを見せるだろうか。なお、オールアットワンスを管理する中舘英二調教師は、騎手時代の2007年にアストンマーチャンに騎乗してスプリンターズSを制しており、オールアットワンスが勝てば調教師として初のJRA・GⅠタイトル獲得、並びにスプリンターズSでは初の騎手&調教師双方での優勝となる。

また、エイシンスポッター(牡4歳、栗東・吉村圭司厩舎)に騎乗予定の角田大河騎手は、レース当日の年齢が「20歳4力月11日」で、武豊騎手が持つスプリンターズS最年少優勝記録(21歳9力月2日)の更新がかかる。角田大河騎手は今回が3回目のJRAGⅠ挑戦となるが、初勝利を挙げることができるだろうか。ちなみに、同騎手の父・角田晃一調教師は騎手時代、20歳の時にGⅠ初勝利を挙げている(1991年桜花賞)。

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【逃げ馬の作る展開から勝ち馬を見極める】神戸新聞杯2023 スローペースでも逃げ馬は不振?狙い馬の特徴からアノ馬一択! 2023年9月23日() 17:00

4年ぶりに阪神芝2400mで施行されるG2。

菊花賞ではセントライト記念組【3-3-1-43】に対し、神戸新聞杯組【6-5-4-51】と優位に立っている。

先週のセントライト記念では、賞金加算が至上命題のレーベンスティールが、菊花賞を目標とするソールオリエンスを逆転。

収得賞金による仕上げ度合いにも注意が必要。

ラスト一冠へ駒を進めるのはどの馬か。データは中京開催の2020年~2022年を除く、過去10年分を使用する。

逃げた馬の成績は【1-0-1-5】。

内訳は2015年3番人気1着のリアファルと2018年6番人気3着のメイショウテッコン。どちらの年もスローペース。

ただ、リアファルは凝縮した馬群を引き連れ、上がり2位の脚を使い突き放す形。

一方、メイショウテッコンの年は縦長馬群、キレる脚のない逃げ馬にとって最も理想的な形。同じスローからの逃げ切りでも内容は異なる。

阪神芝2400mは、内回りの直線入口付近からスタート。

1ハロン目に急坂、1コーナーまでは500m弱ある。

外回りらしく淡々とした流れになりやすく、下りの始まる残り3ハロンからの瞬発力勝負が多い。

神戸新聞杯でも、前半1000mを60秒を切ったのは2013年の1度のみ。

7年中5年は61秒台と傾向どおり緩め、平均61秒5と脚の溜まる流れになる。

スローペースのわりに逃げ馬が苦戦しているのは、スローペースだからこそ凝縮型の馬群が多く、ゆえに前に位置を取るメリットが少なくなるからだろう。

実際、位置取りよりも瞬発力が優位に働いており、上がり3ハロン最速馬は必ず馬券に絡み、連対馬14頭中12頭は上がり3ハロン1位か2位。

多少出脚が悪くても、瞬発力があれば問題ない。

逃げ馬の取捨を考えるとき、スローで引きつけつつ速い上がりを使える(リアファル型)、スローだが縦長の馬群を想定できる(メイショウテッコン型)かが重要になりそう。

そこで、今年の逃げ馬に注目してみると、前走逃げた馬はサヴォーナ一頭のみ。

元々差しに構えていた馬で、前走のテン1ハロン13秒3と、長距離戦を考えても遅め。

ただ、行きたい馬がいないので、逃げに徹すればハナを切れる可能性はある。

逃げたのが一戦で判断は難しいところだが、リアファルメイショウテッコンかで言えば、リアファル型。

人気もふまえると、期待してみたくもなる。

サヴォーナ。振り返ると5着だった新馬戦の勝ち馬はセブンマジシャン、京成杯ではソールオリエンスの4着となかなか骨っぽい相手と走っている。

内容を見ても、ゆりかもめ賞ではスキルヴィングの0秒5差2着、ゆきやなぎ賞ではサトノグランツの0秒1差2着と、想定人気ほど差はない。

同じ舞台の1勝クラスを、最速の上がりを使い快勝しているように、末脚を活かす競馬を続けてきたものの、前走で新しい形を見つけた。

鞍上チェンジは気になるところだが、差す形で善戦止まりが続いたのだから、脚質転換があってよさそう。

馬券は◎の単複。ハーツコンチェルトロードデルレイとの馬連・ワイド。

(文・垣本大樹)

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【あの人気馬はココが不安】オールカマー2023 ジェラルディーナもソールオリエンス同様に届かず……では? 2023年9月21日(木) 15:00


ウマニティにおけるヒール(悪役)を自認する筆者ですが(笑)、さすがにオールカマータイトルホルダーをターゲットにして、アレコレと難癖をつける気にはなれません。イチ競馬ファンとして、そこは丁重にパスさせていただきます。

代わりにターゲットに指名すべきは、ジェラルディーナとなります。しかしデータを紐解いても、なかなか格好の不安データというものが見つかりません。そもそも昨年の勝ち馬ですしね。今回は団野大成騎手との初コンビとなる点を指摘する人もいますが、以前から調教では騎乗していて、恐らく手の内に入れているでしょうから、この乗り替わりも不安材料とは言えないでしょう。

指摘するべき点があるとすれば、今年に入ってからの成績でしょうか。昨年はこのレースを勝って、その後にエリザベス女王杯も勝利してG1馬となり、有馬記念でも3着に入って本格化した印象を受けたのですが、今年は大阪杯で6着、香港のクイーン・エリザベス2世カップで6着、そして宝塚記念で4着と、馬券圏内に入ることができていません。

「G1で相手も強いのだから、この結果も仕方がない」という結論でいいのかもしれません。しかし、気になるのはそのレースぶりです。昨年のオールカマーを勝利した時は、道中5~6番手から差し切って勝ちましたが、続くエリザベス女王杯は10番手以下のポジションでレースを進め、最後の直線で末脚を爆発させての勝利でした。

この頃から再び若駒の頃のようなゲートへの課題を見せ始めたようで、その後に国内で行われた有馬記念大阪杯宝塚記念はいずれもスタート直後は10番手以下のポジションからレースを進めています。有馬記念大阪杯は最後の直線まで脚を溜めましたが、届かず……。前走の宝塚記念では、手綱を取った武豊騎手によると3コーナーでハミを取ったのでポジションを上げて早めに抜け出す競馬を試みた、ということのようでしたが、結果は4着。

団野大成騎手がどのように判断するのかは、ゲートが開いてみないとわかりませんが、恐らく今回もスタートは良くないでしょう。宝塚記念が結果的に早仕掛けだったことから、再び4コーナーまで我慢させるのかもしれませんが、そうだとするときっと思い出す人が多いでしょう。同じ中山・芝2200m戦で争われた先日のセントライト記念を。

セントライト記念で大外直線一気を試みたソールオリエンスは、前を行くレーベンスティールを捕まえ切れずに2着に敗れました。今の中山はそんな馬場なのです。1週間足らずで、馬場傾向が劇的に変わるとは思えません。ジェラルディーナに終いの脚が戻ってきたとしても、ソールオリエンスと同様の結果になってしまうのでは……?
2着は十分にあり得ますので、ノーマークにはできませんが、ジェラルディーナを馬単や3連単の頭で買うのは、あまりオススメできません。捕まえ切れない馬がどの馬か? を考えるのが、有効な馬券戦術になると思われます。


(文・菅野一郎)

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【3歳以上次走報】ソールオリエンス、キングズレインは菊花賞へ 2023年9月20日(水) 22:56

皐月賞馬でセントライト記念2着ソールオリエンス(美・手塚、牡3)は、菊花賞(10月22日、京都、GⅠ、芝3000メートル)で2冠制覇を目指す。僚馬で同5着キングズレイン(牡3)も菊花賞へ。出走がかなわない場合は古都S(10月29日、京都、3勝、芝3000メートル)を予定。

ローズS8着ソーダズリング(栗・音無、牝3)は、三年坂S(10月22日、京都、3勝、芝1600メートル)へ。

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ソールオリエンスの関連コラム

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先週はローズSとセントライト記念、秋G1へ向けて重要な3歳のトライアル2レースが行われた。

印象に残ったのはローズS、マスクトディーヴァの末脚。展開が向いた面はあったとはいえ、直線は強烈な伸びを見せ差し切り勝ち。人気のブレイイディヴェーグを1馬身半突き放す完勝で、レコードのおまけつきだった。

強烈な末脚の源泉となっているのは、母母ビハインドザマスクだろう。ビハインドザマスクは20世紀末に台頭した牝馬で、強烈な末脚を武器とした。3連勝で臨んだ2000年のセントウルSでは、当時人気を集めていたブラックホークを並ぶ間もなく差し切り勝ち、重賞初制覇。その後G1には縁がなかったが、引退レースとなった京都牝馬Sでは、牝馬で58キロを背負いながらやはり上がり最速の鋭い末脚を披露し差し切り勝ち。

そのビハインドザマスクディープインパクトの間に生まれたマスクオフの産駒が今回ローズSを制したマスクトディーヴァ。あのローズSを見ると、祖母の末脚を思い出さざるを得なかった。

翌日のセントライト記念は、レーベンスティールが勝利。リーベンスティールの血統表を眺めると、母父トウカイテイオーが話題になっているが、母母父のリアルシャダイも懐かしい。リアルシャダイは20世紀末~2000年代にかけてステイヤーを多く輩出した名種牡馬。1995年、ライスシャワーが2度目の制覇を成し遂げた天皇賞(春)では、2着ステージチャンプ、3着ハギノリアルキングも含め、産駒のワンツースリーという偉業を成し遂げている。本校執筆時点でレーベンスティールの今後のローテは明らかになっていないが、母系を眺める限りスタミナは豊富にありそうだ。是非、菊花賞ソールオリエンスとの再戦を観たい。

母系を眺めていると思わぬ名馬、名牝に出会うことがある。今年の札幌記念で2着と健闘したトップナイフは、父デクラレーションオブウォー、母の父スピニングワールド。これだけ見るとやや地味な血統なのかなと思えるが、さらにさかのぼってみると3歳母にワンスウェドの名前を見つけることができる。ワンスウェドは、あのテイエムオペラオーの母。つまり母母ビクトリーマッハがテイエムオペラオーの異父姉ということになる。そう考えると、タフな馬場の2000m戦だった札幌記念での激走もなんとなく説明がつくような気がする。

即馬券に繋がるような類の話ではないかもしれないが、母系を眺める楽しみを感じる今年の3歳戦線だ。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】 9/17(月)中山12R レディアス 2番人気3着

外からキッチリ伸びて来て3着確保。展開不向きもラストは目立った。叩き良化型で使いつつ良くなるタイプで、1200mもこなすが過去の実績や今回の内容から1400mの方がより流れに乗りやすそう。この後、仮に東京替わりで距離が延びても問題なく、現級なら軸で信頼できる。

~今週末の注目馬~

今週は神戸新聞杯から。

ナイトインロンドン和田竜二騎手)

注目はナイトインロンドン和田竜二騎手。

3連勝で挑むナイトインロンドンが面白い。前走の阿寒湖特別は完勝。2~3着に下したライリッズミステリーウェイも次走即勝ち上がっており、相手も揃った一戦だった。母父メジロマックイーンから豊富なスタミナを受け継いでいる印象で、菊花賞で是非見たい上がり馬。今回はさらに相手も揃ってはいるが、いきなりの重賞で通用しておかしくない。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年9月14日(木) 13:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック セントライト記念2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


9月18日(月) 中山11R 第77回セントライト記念(3歳G2・芝2200m)


【登録頭数:17頭】(フルゲート:18頭)


<前走:日本ダービー出走馬 芝2400m(レース映像)> 4ヶ月

ソールオリエンス(2着、460kg(-2kg))<B>
前走のダービーでは道中行きたがる面を見せていて、決め手が活きる展開にもならず人気も背負っていることもあり個性を活かすレースができず。この中間は、これまで通り乗り込まれていて良い時計も出ているが、1週前追い切りでは併せたキングズレインにしぶとく食い下がられて突き放せなかった。そのあたりに物足りなさを感じた。
☆『前々走の追い切り』、☆『前々走のジョッキーカメラ
☆『前走の追い切り

シャザーン(9着、494kg(-6kg))<D>
前走時は、使い込まれて追い切りの動きがかなり良かったが、今回休み明けで1週前追い切りは伸び脚平凡で物足りない動き。
☆『前走の追い切り

グリューネグリーン(15着、482kg(+2kg))<D>
休み明けだが乗り込み量もそれほど多くなく、1週前にはこれまで追ったことがなかったPコースで追われた。これまでどおりではない点はマイナス。
☆『前走の追い切り


<前走:ラジオNIKKEI賞出走馬 芝1800m(レース映像)> 中10週

シルトホルン(2着、458kg(±0kg))<B>
先行力のある馬だが1800mまでしか経験がなく2200mは一気の距離延長。レースで大野騎手が騎乗する時には、大野騎手騎乗で追い切られてきた馬だが、この中間も2週前、1週前と同騎手が騎乗して馬なりで好時計をマークしている。
☆『前走の追い切り

レーベンスティール(3着、474kg(-2kg))<A>
新馬戦でソールオリエンスとのマッチレースに敗れたとはいえ、素質はかなり高い。毎回パドックでは良く見せる馬だが、これまでスローペースのレースが多く行きたがる面を見せていた。前走は折り合い重視のレースを意識したのか、後方からのレースとなって結果的に直線脚を余す形となってしまったがレース内容に幅が出てプラスにはなったと思う。この中間も乗り込み豊富で、南Wで好時計を計時。1週前の動きを見ても、力強い走りで状態は良さそう。
☆『前走の追い切り


<前走:西部日刊スポーツ杯出走馬 芝2000m> 中4週

ウィズユアドリーム(1着、496kg(±0kg))<B>
前走はスタートからマイペースの競馬での逃げ切り勝ち。土曜追いの吉岡厩舎で、前走時は古馬1勝クラスの馬と併せて遅れていたが、この中間は古馬2勝クラスと併せて先着と上々。先週土曜には、CWで強めに追われて終い好時計とさらなる上積みにも期待がもてる。

セブンマジシャン(2着、488kg(+2kg))<B>
京成杯とスプリングSでは、ダービー上位入線のソールオリエンス、べラジオオペラを抑えて1番人気で出走していた馬。坂路で好時計の出る馬だが、休み明けの前走時はこの馬らしい時計が見られず、パドックでも胸前のあたりに余裕があって出来自体は物足りなかった。この中間は、1週前に坂路でこの馬らしい時計が出ており変わり身が見込めそう。
☆『前々走の追い切り


<前走:阿賀野川特別出走馬 芝2200m> 中3週

ウインオーディン(2着、478kg(-4kg))<D>
皐月賞からの休み明けで迎えた前走は、馬体重の割に細く見えてトモも寂しく映った。それでも、重賞2着馬が2勝クラスでのレースで敗れたとはいえ力上位の内容だった。この中間、中3週での出走も1週前は馬なりでの調整で、時計こそ出ていたものの物足りない内容。
☆『前々走の追い切り

コレオグラファー(4着、480kg(±0kg))<C>
休み明けの前走時、追い切りでは好時計が出ていてパドックでも毛艶も良く仕上がりは良さそうだった。先週の1週前追い切りでは、強めに追われていたが時計はそれほど目立たず大きな変わり身まではどうか。


<前走:その他のレース出走馬>

ドゥラエレーデ宝塚記念:10着 芝2200m 506kg(-6kg)3ヶ月)<B>
宝塚記念以来となるこの中間は、坂路中心に乗り込まれ、あいだの日曜にも速い時計が出ている。1週前追い切りの動きを見るとまだ重め感はあるが、ここ2戦と比べると良化の印象。変わり身も期待できそう。
☆『前走の追い切り

キングズレイン(町田特別:1着 芝2400m 480kg(±0kg)3ヶ月)<B>
ホープフルS3着馬だが、右回りだと行きっぷりが悪く後方からのレースになってしまうため、今回のこのコースも条件的には向かない。この中間は、3週前、2週前と強めに追われて1週前にはソールオリエンスとの併せ馬を敢行。遅れはしたものの動きは良好、状態は上々だと思うが、人気が先行しそう。
☆『前々走の追い切り

コスモサガルマータ(月岡温泉特別:1着 芝2000m 494kg(+6kg)中5週)<A>
2走前の京都2歳Sでは見た目にも分かるくらいの太め残り。2番人気で11着と人気を裏切る形になってしまったがレース内容自体はかなり濃く、さすがムーア騎手といった印象。長期休み明けとなった前走は、スッキリした感じで好仕上がりと休ませて馬も良くなっていた。この中間も引き続き坂路で好時計が出ていて、叩き2戦目での上積みが感じられる。
☆『前々走の追い切り

シルバープリペット(新潟1勝クラス:1着 芝2400m 456kg(+6kg)中3週)<C>
前走は休み明けで久しぶりに追い切りもしっかりと消化、南Wでの時計も良化して、出来も良かった。反面、パドックではややトモが寂しい感じにも映ったので、ここでの上積みまではどうか。

フレーヴァード(札幌1勝クラス:1着 芝2000m 446kg(+6kg)中6週)<B>
ルージュバックの仔で派手な勝ち方をする馬だが、前に行けないところがありルメール騎手の好騎乗で2勝できたような部分もある。この中間、併せ馬にならないくらい直線で2頭を離してのフィニッシュとなった1週前追い切りでは、やや重心は高めも力強い走りを披露しており好状態。

アームブランシュ(稲城特別:2着 芝2400m 458kg(-2kg)3ヶ月半)<C>
弥生賞の頃までは併せ馬で遅れることが多かったが、その後レースを使われるごとに時計もしっかりしてきて馬なりでも先着できるようになってきた。ただ、この中間は新馬や古馬1勝クラスといった楽な相手と併せても強めに追われて併入までと、ちょっとモタついている感じ。

ウイニングライブ(南相馬特別:6着 芝2000m 428kg(-4kg)中8週)<E>
前走から間隔を空けての出走も、小柄な馬で乗り込み量も少なく強めの追い切りもない。

エンライトメント(函館未勝利:1着 芝1800m 472kg(±0kg)中9週)<D>
前走未勝利勝ちから間隔を空けての出走も、この中間はこの馬としては平凡な時計で乗り込み量も少ない。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、レーベンスティールコスモサガルマータの2頭をあげておきます。


<参考:出走予定馬の対戦成績>
◇京都2歳S(レース映像
1着:⑦グリューネグリーン、11着:⑩コスモサガルマータ

◇ホープフルS(レース映像
1着:⑪ドゥラエレーデ、3着:⑮キングズレイン、6着:⑨セブンマジシャン、11着:⑥グリューネグリーン

◇京成杯(レース映像
1着:④ソールオリエンス、3着:⑦セブンマジシャン

◇弥生賞(レース映像
4着:③アームブランシュ、8着:⑩グリューネグリーン

◇スプリングS(レース映像
6着:⑮セブンマジシャン、9着:⑧シルトホルン

皐月賞レース映像
1着:①ソールオリエンス、6着:⑪シャザーン、8着:⑥ウインオーディン、11着:③グリューネグリーン


◇今回はセントライト記念編でした。
近年は菊花賞をパスする馬も多いとはいえ、目指す馬には重要なステップとなるこのレース。ですが、これだけ暑い夏が続くと夏場に使われてきている馬には不利になることが多いためか、過去5年の連対馬10頭を見てみると8頭が2ヶ月以上の休み明けでの出走で、8月にレースを使った馬の連対は1頭のみ。それと併せて連対馬の調教内容を調べてみたところ、休み明けの馬が多く好走していることもあり強めに追われている馬が多く見られました。関西馬に関しては連対馬4頭中4頭が1週前に強めの追い切りを、関東馬に関しても休み明けの4頭の内3頭は1週前か最終追い切りでビッシリ追われていて、ほかのレースよりも強めの追い切りで仕上げてきている馬の好走が目立つところがあります。これらの傾向から、菊花賞への叩き台として使ってくる馬よりも、ビッシリ追って出走権を取りにきている馬を狙うことをお勧めします。


セントライト記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年5月31日(水) 12:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第2回 ワールド上位者レビュー~
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 ダービーデイの先週末5月28日をもって「ウマニティPOG 2022」が終了し、各ワールドの最終順位が確定しました。今回は、前シーズンの結果を分析していきたいと思います。

 なお、JRAのレースにおいて1億円以上の本賞金を獲得した馬は下記の11頭です。

タスティエーラ(牡 父サトノクラウン/母パルティトゥーラ 堀宣行厩舎) 44700万円
リバティアイランド(牝 父ドゥラメンテ/母ヤンキーローズ 中内田充正厩舎) 37400万円
ソールオリエンス(牡 父キタサンブラック/母スキア 手塚貴久厩舎) 36700万円
シャンパンカラー(牡 父ドゥラメンテ/母メモリアルライフ 田中剛厩舎) 16130万円
ハーパー(牝 父ハーツクライ/母セレスタ 友道康夫厩舎) 12600万円
ファントムシーフ(牡 父ハービンジャー/母ルパン2 西村真幸厩舎) 12400万円
オオバンブルマイ(牡 父ディスクリートキャット/母ピンクガーベラ 吉村圭司厩舎) 11800万円
ベラジオオペラ(牡 父ロードカナロア/母エアルーティーン 上村洋行厩舎) 11670万円
ハーツコンチェルト(牡 父ハーツクライ/母ナスノシベリウス 武井亮厩舎) 11650万円
モズメイメイ(牝 父リアルインパクト/母インラグジュアリー 音無秀孝厩舎) 11230万円
ドルチェモア(牡 父ルーラーシップ/母アユサン 須貝尚介厩舎) 11000万円

 複数の産駒が本賞金額1億円のラインを突破した種牡馬は、ドゥラメンテハーツクライのみ。ディープインパクトの直仔がごくわずかな頭数しかいなかったこともあり、混戦模様に拍車がかかりました。ちなみに、ハーツクライは現2歳世代が、ドゥラメンテは現1歳世代がラストクロップ。少なくとも向こう数年は、種牡馬の勢力図がダイナミックに変わり続けていくのではないでしょうか。
 また、本賞金額1位のタスティエーラと2位のリバティアイランドはいずれもノーザンファームの生産馬でしたが、他に1億円を超えたノーザンファーム生産馬はハーパーのみ。一方、社台ファームの生産馬はシャンパンカラーソールオリエンスベラジオオペラモズメイメイと4頭がランクインを果たしています。このような展開を予想できたか否かが、最大のポイントだったのかもしれません。

 最高位クラスのスペシャルワールドで優勝を果たしたのはたけぼう54さん。2シーズン前の「ウマニティPOG 2020」に続く2度目の制覇となりました。
 たけぼう54さんはオークスデイの5月21日時点で3位につけていたものの、当時のトップだった四白流星タイテエムさんとは3億8134万円差。私はこの状況を確認した時点で「さすがに逆転は難しいかな……」と思っていたのですが、日本ダービータスティエーラが1着、ハーツコンチェルトが3着となり、ラストウィークだけで5億6310万円の上積みに成功しています。日本ダービーは最後の最後までもつれましたし、見守っていたご本人も相当に力が入ったのではないでしょうか(笑)。
 他のワールドと違い、1頭1オーナー制のスペシャルワールドは、他のプレイヤーが先に獲得してしまうともうその馬には入札できません。そんな中、たけぼう54さんはタスティエーラを第2回入札で獲得。第1回入札で完全にスルーされたうえ、第2回入札でも他に入札したプレイヤーは皆無でした。この馬の可能性を見抜いただけでなく、「第2回入札でも獲得できる」と見て第1回入札のラインナップからあえて外したあたりもお見事です。
 ちなみに、ハーツコンチェルトを獲得したのは8月26日に開札された第13回入札。ハーツコンチェルトのデビュー戦は9月18日でしたから、容易に指名できるであろうギリギリのタイミングまでこの馬の近況やウォッチリスト件数などをチェックしていたのでしょう。スペシャルワールドだとなかなか真似しづらいのですが、他のワールドは仮想オーナー数が定期的に開放されるので、同様の作戦が功を奏する確率は比較的高いはず。ぜひ参考にしてみてください。

 G1ワールドを制したのはTomoya_幹也さん。総獲得賞金の13億4091万円は全ワールドを通じてトップの数字でした。
 Tomoya_幹也さんはタスティエーラリバティアイランドの獲得に成功。このうちタスティエーラは第1回入札で指名していて、獲得賞金が1.5倍となる筆頭仮想オーナーになっています。筆頭仮想オーナーとなれるのは各馬を最初に落札したプレイヤーで、複数いる場合は「①落札額が高い順②入札時間が早い順」で決定。ランキング上位の争いにはこのボーナスポイントが大きく影響してきますから、可能な状況であれば積極的に筆頭仮想オーナーの座を狙っていきましょう。
 リバティアイランドの方は第4回入札で一旦競り負けてしまったものの、続く第5回入札でしっかり確保。第4回入札の段階で心が折れていたら、G1競走3勝分の獲得賞金を失っていたかもしれませんね。仮想オーナー数が定期的に開放されるスペシャル以外のワールドは、こうした駆け引きも醍醐味のひとつです。

 G2ワールドを制したのはミルノルさん。ソールオリエンスタスティエーラリバティアイランドの3頭がG1を計5勝しました。ちなみに、タスティエーラを獲得したのはデビュー直前の第26回入札、ソールオリエンスを獲得したのは新馬勝ちから約1か月後の第28回入札。ソールオリエンスと同じ第28回入札では、既にオープン特別勝ちの実績があったファントムシーフの獲得にも成功しています。仮想オーナー馬数の枠をあえて残し、晩秋までじっくり入札に取り組んだのが最大の勝因だったのではないでしょうか。

 G3ワールドはタスティエーラの筆頭仮想オーナーだったマーシー'さんが、オープンワールドはタスティエーラリバティアイランドを指名していた皇帝FFさんが制しました。お二方とも、参加した最初の入札でタスティエーラを獲得していたプレイヤーです。タスティエーラは現3歳世代が初年度産駒だったサトノクラウンの産駒で、種牡馬の実績を重視するプレイヤーにとっては狙いづらかったはず。ただ、キングカメハメハディープインパクトの直仔がいなくなったところでもありますから、冒頭で指摘したように、今後も向こう数年は種牡馬の実績に囚われない指名を心掛けた方が良いのかもしれません。
 
 
■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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2023年5月26日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】日本ダービーの穴は皐月賞○○馬/日本ダービー展望
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オークスリバティアイランドが好位から難なく抜け出し2冠達成。ゲートや距離など、懸念した課題をあっさりとクリアして、6馬身差の完勝だった。順調なら秋華賞もかなり有力で牝馬3冠の期待が大きく膨らみそうだ。

2着ハーパーリバティアイランドの後ろをマークする形で追走。強い馬の後ろは進路ができるということを上手く利用した好騎乗だった。今回は相手が悪かった。3着ドゥーラは昨年札幌2歳Sの勝ち馬。札幌2歳Sでは今回穴人気していたドゥアイズを下しており、その後のチグハグな内容で人気急落だったが、ポテンシャルは高かった。

15番人気ドゥーラの3着激走により、オークスはこれで4年連続2ケタ人気馬が馬券圏内。カレンブーケドールウインマイティースタニングローズはその後も活躍しており、結果的にはオークス時点での人気がなさ過ぎただけ。ドゥーラも今後の成長次第では期待できそうだ。

さて、今週末はいよいよ競馬の祭典・日本ダービー。同じ東京芝2400mが舞台になるが、オークス桜花賞から800mの距離延長、3歳牝馬にとって過酷ともいえる2400m。一方、日本ダービー皐月賞から400mの距離延長。中山最終週の皐月賞はスタミナも問われるレースで、そこで好走できている馬の多くは、距離不安はない。したがって、基本的には皐月賞で上位好走馬や上位評価を受けていた馬が順当に走るレースだ。

人気面の傾向を見ても明らかで、過去10年の連対馬20頭のうち19頭は5番人気以内。逆にいえば6番人気以下で連対圏まで来た馬は2019年の勝ち馬・ロジャーバローズただ一頭だけ。同じ2013年~2022年の10年間でのオークスのデータを見ると、6番人気以下の馬が5連対と健闘しており、波乱度でいえば日本ダービーオークス。ダービーは基本的に人気馬の中から軸を選ぶレース。

一方で3着まで広げると、過去10年で6番人気以下の馬が下記の通り6頭馬券に絡んでいる。穴を狙うならこのゾーンだろうか。

2013年 アポロソニック 8番人気3着
2014年 マイネルフロスト 12番人気3着
2018年 コズミックフォース 16番人気3着
2020年 ヴェルトライゼンデ 10番人気3着
2021年 ステラヴェローチェ 9番人気3着
2022年 アスクビクターモア 7番人気3着

前述した伏兵で唯一連対(勝利)したロジャーバローズは1枠1番だったが、穴をあけた上記6頭のうち5頭も真ん中より内寄りの枠に入っていた。というわけで、日本ダービーは5番人気以内の能力上位馬と内枠の伏兵でだいたい決まるというのが過去の傾向…と書いてはみたものの、ありきたりでまったく面白くない。

加えて近年のダービー当日の馬場は以前ほど内有利にはならなくなっており、果たして上記のデータ通りに決まるのだろうか?

というわけで、別の視点でもう一つ。近年は皐月賞当日の馬場悪化が顕著で、明らかに当日は内枠が不利な馬場になっている。その視点で見ると、ヴェルトライゼンデ皐月賞で4枠8番、ステラヴェローチェは同2枠3番、アスクビクターモアは同1枠2番。いずれも不利な内枠でひとケタ着順に踏ん張っていた。

この理論で行くならば、今年も皐月賞内枠馬の巻き返しが怖い。4番枠で5着のショウナンバシット、8番枠で7着のトップナイフ、5番枠で9着のフリームファクシが該当するが…。どうも歯切れが悪いのはこの3頭いずれも中山の方が合っていそうな点。そこでもう一頭穴馬を考えるならばベラジオオペラはどうか。皐月賞は外枠だったが、道中外からマクられ、内で苦しい競馬。それでもラストはそこそこ粘っていた。スタミナもありそうなので、少し相手に加えてみてもいいかもしれない。

~今週末の注目馬~

というわけで今週も、最後は日本ダービーの注目馬で締めたい。

タスティエーラ(ダミアン・レーン騎手)

注目はタスティエーラ&ダミアン・レーン騎手。
共同通信杯→弥生賞→皐月賞日本ダービーという最近のトップホースにしてはやや詰まったローテでの参戦になるが、差し遅れた共同通信杯から弥生賞ではキッチリ巻き返し、皐月賞でもソールオリエンスの差し脚には屈したものの2着と好走。トップレベルの能力を見せた。
今回さらにプラスになりそうなのがレーン騎手の騎乗。前2走の手綱を取った松山騎手も上手く乗っていたが、本馬に関していえば追わせるタイプなので外国人騎手と手が合いそう。実際デビュー戦でムーア騎手が騎乗した際の伸びが一番良かった。ヴィクトリアマイルソダシオークスコナコーストと、レーン騎手はG1での乗り替わりで結果を出し切れていない影響で多少人気面が甘くなりそうな点もプラス。ソフトタイプ向きでいかにも手が合わなそうだったコナコーストとは異なり、タスティエーラはハードに追われて伸びる馬。この乗り替わりはプラスになる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年5月25日(木) 08:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック+『ウマニティプロ総勢24名の注目馬一挙大公開SP!』 日本ダービー2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


5月28日(日) 東京11R日本ダービー東京優駿)(3歳G1・芝2400m)




⛅⛈☀☂今週の馬場状態が気になる方は
『東京競馬場の馬場状態』で確認を!




【登録頭数:19頭】(フルゲート:18頭)


<前走:皐月賞出走馬>(中5週)

ソールオリエンス(1着、462kg(±0kg))<A><優先出走馬>
今回は中5週での出走となるが、これまでと同じような調整内容で1週前追い切りでは抜群の伸び脚を披露。前走からの上積みも期待できそう。

タスティエーラ(2着、478kg(-6kg))<A><優先出走馬>
皐月賞はあの馬場を早めに動いて普通なら勝っていた内容で、地味な馬だが一番強い競馬だった。この中間も2週前、1週前と南Wで追い切られていて動きも素軽さが出てきている。初騎乗となるDレーン騎手とも相性は抜群で、ここも前走以上の出来で出走の公算大。

ファントムシーフ(3着、494kg(-8kg))<B><優先出走馬>
前走時の追い切りでは終い伸びきれていない感じだったが、1週前追い切りではラストの伸び脚もしっかりしており使われてきての上積みが窺えた。ただどちらかというとパワー型の走りをしており、上りが速くなるようだと分が悪いかもしれない。

メタルスピード(4着、504kg(±0kg))<B><優先出走馬>
使い詰めできていた前走だったが、最終追い切りでは持ったまま馬なりで楽に先着と好仕上りだった。この中間も併せ馬で先着と、引き続き良い状態をキープ出来ている。

ショウナンバシット(5着、498kg(+2kg))<C><優先出走馬>
前走はパドックでは無駄肉がなく好馬体で好仕上がり。レースでは、ロスなく内を追走して直線に向き、スムーズに外に出してそこから伸びそうで伸びきれずの5着。この中間も入念に乗り込まれていて出来は良さそうだが、左にモタれるところがあり、追い切りでも終い伸びきれず遅れることが多く、その終いの甘さをどうカバーできるか。

シャザーン(6着、500kg(+4kg))<A>
休み明けの未勝利から前走の皐月賞までは追い切りでは重さがあり、パドックではまだ絞れそうな馬体に映った。素質だけでここまで来た感じだったが、この中間はこれまで通りのCWに加え、日曜日の坂路も2回速い時計を出してビッシリと仕上げてきた様子。1週前追い切りでは素軽さが出てきていて、馬体が前に伸びる走るに変わっている。デビュー以来ベストの状態でレースを迎えられそう。

トップナイフ(7着、488kg(+4kg))<C>
前走時は直前の追い切り内容が軽すぎたこともあり評価を下げた。この中間は、これまで通りのCWを長めからに加えて、日曜日にも坂路で時計を出しており、2~3走前と同じような調整内容に戻った。ただ1週前追い切りは、持ったままの併走相手に対して手綱をしごいて何とか少し前に出たといった具合で、首も高く伸びきれていない動きだった。

フリームファクシ(9着、506kg(+4kg))<C>
休み明けの前走時、パドックでは毛艶こそ良かったもののまだ絞れそうな馬体に見えた。CWを長めから3本追われているこの中間だが、1週前追い切りの時点でもまだ重さが残る動き。残り1週でどこまで上積みがあるか。

ベラジオオペラ(10着、496kg(-4kg))<B>
前走時は追い切りの動きも良く、パドックでも無駄肉がなく毛艶もピカピカで好仕上がりだったが、道悪のハイペースを先行する形で早めに脚が上がってしまった。この中間も乗り込み豊富で1週前追い切りでは力強く伸びて先着と、調子落ちは感じられない。

グリューネグリーン(11着、480kg(-4kg))<C>
新馬、未勝利と東京でのレースを見ると左回りのほうが向く印象。前走時は追い切りの動きがかなり良く出来は良かったはずだが、馬場の悪いところを先行する競馬になってしまったことがすべて。1週前追い切りは、伸びきれず併走遅れで重い動きに映った。

ホウオウビスケッツ(17着、494kg(±0kg))<C>
普段の追い切りでもかなり速い時計が出る馬。1週前追い切りでは行きたがるところを抑えながらの内容で、調子は悪くないと思うがスピードがあり過ぎる印象。短距離向きでこの距離は向かないのではないか。






<前走:青葉賞出走馬>(中3週)

スキルヴィング(1着、524kg(±0kg))<A><優先出走馬>
休み明けの前走時、パドックではやや余裕が感じられた。この中間もしっかりと乗り込まれ、疲れはなさそうで休み明け2戦目での上積みが期待できそう。

ハーツコンチェルト(2着、498kg(-10kg))<B><優先出走馬>
前走時はしっかり乗り込まれていて、追い切りの動きも上々で仕上がりは良かった。この中間も1週前は馬なりでの調整も、疲れなど感じさせない良い動きを披露していた。





<前走:その他のレース出走馬>

ドゥラエレーデ(UAEダービー:2着、前走海外出走 中2週)<C>
前走UAEダービーに出走しての帰国初戦。この中間はプール調教とCWを長めからの追い切りが多く、調整過程がこれまでと違う。1週前の動きを見ると強めに追われて疲れ自体はなさそうだが、何かを元に戻そうとしているような印象を覚えた。

サトノグランツ京都新聞杯:1着、494kg(+4kg)中2週)<C>
京都新聞杯からの中2週での出走。この中間は、1週前追い切りは馬なりでの調整だったが、フラつくなどやや疲れを残しているか。

シーズンリッチ毎日杯:1着、492kg(-8kg)中8週)<C>
前走から中8週で乗り込み豊富。時計も上々だが、行きたがる面があり距離延長は折り合い面でマイナスとなりそう。

ノッキングポイント毎日杯:2着、484kg(-2kg)中8週)<B>
この中間は間隔が空いていることもあり、南Wに加えて坂路でも速い時計が出ていて、優秀な内容を見せている。なかなか乗り難しそうな馬だが、出来は引き続き良好といった感触。

パクスオトマニカ(プリンシパルS:1着、494kg(-2kg)中2週)<D><優先出走馬>
前走のパドックではトモが寂しく映り、どちらかというと間隔を空け気味で使われてきた馬だけに回復には時間を要しそう。1週前は金曜日に南Wで時計を出しているが、平凡なタイムだった。

トーセントラム(プリンシパルS:7着、432kg(-2kg)中2週)<E><除外対象馬>
休み明けから連闘、中2週での出走だが、前走時がかなり緩めでこの中間も速い時計はなく変わり身なし。





※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、タスティエーラソールオリエンスシャザーンスキルヴィングの4頭をあげておきます。



◇今回は日本ダービー編でした。
時間が経つのは早いもので今週は日本ダービー行われます。このレースに関しても過去5年に連対した馬の追い切り内容について調べてみました。
今回特に目立ったのは、最終追い切りの内容で、2年前の2着馬エフフォーリア以外の9頭が馬なりでの調整。勝ち馬に関しては5頭すべてが馬なりでの調整となっていた点です。
逆に、1週前追い切りでは10頭中8頭が強めか一杯に追われていたことから、どのようなローテーションで出走することになっても、1週前には仕上げられる状態にあった馬たちが近年のダービーを制しているという結果になっていました。
近年はダービーに限らず、その他のG1レースでも最終追い切りは馬なり調整で勝利する例が多くなっている傾向がありますので、今後も中間の調整内容には特に注目して頂いて馬券の参考にしてもらえたらと思います。







そして、今回のコラムでは『日本ダービー特別編』として、中央、地方、香港競馬などで活躍されているウマニティプロ予想家の方々に、1週前段階での注目馬の見解について伺っていますのでぜひ参考にしてみて下さい。
※あくまでも1週前時点での注目馬ですので変更の可能性があります。最終結論は、レース当日の各予想家のページで確認して下さい。


~~~~~【暴君アッキープロ】~~~~~

ソールオリエンス
皐月賞の指数は水準レベルです。東京2400mになってプラスかマイナスかならプラスです。皐月賞は、内が重く外差し馬場でしたので1番枠を引いた時点で厳しい状況。勝ち切るには外を回るしかないためああいった後方からのレースを選択していましたが、ダービーでは積極的にポジション取りにいくとみています。また、仮に後方からでも直線の脚力勝負でも、十分勝ち負けになると思います。ソールオリエンスは、ディープ産駒ではないので母系が重い欧州血統でダービーは合わない、とかは考えないほうが良いと思います。

ファントムシーフ
ダービーより皐月賞向きの感じはしますが、上位の1頭だと思います。

フリームファクシ
皐月賞大敗組ならフリームファクシ皐月賞よりダービーのほうが向いていますし、皐月賞が軽い馬場なら勝ち負けになっていたかもしれません。

スキルヴィング
青葉賞の指数は高くありません。ただ、青葉賞を高指数勝ちの馬はダービーでは厳しい結果になるので、逆に良いかもと思います。


~~~~~【豚ミンCプロ】~~~~~

ショウナンバシット
前走は終始馬場の悪い内を通って見せ場を作りました。距離のロスはなく乗ってきましたがこちらが思っているより内は消耗したと判断して、もしかしたら力は上位にあるかもという感じです。人気がなければ押さえておきたい1頭ではないでしょうか。


~~~~~【単勝・連軸研究プロ】~~~~~

タスティエーラ
皐月賞同様、ソールオリエンスより器用に立ち回れば逆転するかも。

シーズンリッチ
成長力がありそうで追いかけたい馬。勝ち切るのは厳しくても差のない競馬を期待。

ソールオリエンス
皐月賞印象的+無敗で逆らいづらい。


~~~~~【イレコンデルパサープロ】~~~~~

◇ダービー注目馬◇
ソールオリエンスは語る必要はないかと思いますので、その他から挙げます。
シャザーンです。
新馬戦で最後の直線ダノントルネードに並ばれ一度は完全に交わされてから差し返した勝負根性、すみれSでペース不向きのなか最後方から一頭だけ脚の回転が違った勝ち方で着差以上の内容、といったあたりを評価しています。ショウナンバシットを物差しにすると、力は大分上に見えます。
右回りでも重馬場でも走りますが、左回りの良馬場でまだ奥があるように感じています。
根拠は新馬戦からの馬体重の増加と、一週前追い切りの内容で、上昇度においてはこの馬に1番魅力を感じています。
ソールオリエンスにどこまで肉薄出来るのか、はたまた逆転まであるのか、非常に楽しみにしています。


~~~~~【ウマビッシュプロ(地方競馬プロ)】~~~~~

今年も競馬の祭典がやってきましたね。自分なりに気になる馬をピックアップしました。
ダービー週はCコース変更により、内枠先行有利な馬場になると思われますが……。近年は早い上がりを出せる馬が、有利な競馬が多くなっている印象です。血統的には、頂上決戦らしくリーディング上位の種牡馬が走ってますね。
人気が予想されるソールオリエンススキルヴィングキタサンブラック産駒2頭は、共に末脚がしっかりしており有力ですが、割って入れるような穴馬を狙っていこうと思います。

シーズンリッチ
ドゥラメンテと母父ハーツクライから距離延長は好材料。

ハーツコンチェルト
青葉賞の内容からスキルヴィングと差もなく、人気観点からこっちを狙っていきたいところ。

フリームファクシ
ルーラーシップ母父スペシャルウィークで府中2400mはドンピシャかなと。

今後、何年も記憶に残るような競馬と馬券をと期待しております!


~~~~~【にしのけいごプロ】~~~~~

ショウナンバシット
皐月賞は内枠を引かされて、馬場の悪いインを通る競馬で一瞬見せ場。鞍上も馬場で脚取られていた旨コメントを出していて、良馬場で巻き返したい

タスティエーラ
先行馬の中で唯一の掲示板、ハイペースの流れのなか一旦先頭の皐月賞では、強い競馬をした1頭で。

ファントムシーフ
皐月賞は向う正面で早々と落鉄していたとのこと。馬場も悪く落鉄の影響は相当響いたハズで。





~~~~~【回収率予報官プロ】~~~~~

<ダービーの注目馬>
タスティエーラベラジオオペラ
タスティエーラは、前走の重馬場だった皐月賞でのタイムなどを素直に評価。
ベラジオオペラは、皐月賞で良いところがなく期待に応えられなかったが、本来の実力から見て過小評価となると予測。
皐月賞を制したソールオリエンスは当然高評価だが、やはり過剰人気になることは避けられないであろう。
スキルヴィングも人気を集めそうだが、前走、前2走とも評価できるファクターがほとんどなく避けるべき。
以上から、現時点で評価可能なファクターで回収率を予測すると、妙味があり注目するのはタスティエーラベラジオオペラとなった。
(最終的な回収率予測はファクターが出揃うレース前日深夜となります。)

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【回収率予報ニュース! 日曜版】
毎週土曜、日曜日に公開中です!!


~~~~~【覆面ドクター・英プロ(地方競馬、香港競馬プロ)】~~~~~

ソールオリエンス
新馬、京成杯皐月賞と無敗の3連勝でダービーに挑む。皐月賞も着差自体は大きくないが、一頭次元の違う脚で追い込んできたように、能力がかなり高い。京成杯のエンジンがかかってからグッと沈み込むようなフォームでの豪快な末脚を見て、皐月賞も本命打ったが、距離が延び、東京競馬場に替わって、皐月賞より競馬がしやすくなるここも本命を打つ予定。血統的にも、キタサンブラック×サドラー系のモティベーター牝馬という距離不安の無い配合。かつて、サドラー系は瞬発力が足りず日本向きでないとか、東京の長い直線は向かないなどと言われていたが、モティベーターはサドラー系の中でも日本適性が高い様子。また、キタサンブラックが父となるとサンデーやディープで引き出せなかったサドラー系の良さを引き出せるのでは。
(競馬日記『覆面ドクター・英の ダービー 東京優駿 2023』で、G1全頭診断を継続していますので、よかったらお読み下さい。)


~~~~~【ジャンヌプロ】~~~~~

注目馬はトップナイフ
そもそも相手なりに走るタイプで掲示板には載ってきそう。あとは5か3か1か。ダービーは皆さんご存知の通り究極の瞬発力勝負。持続力勝負となった皐月賞の上位組は、一段評価を落としたい。トップナイフは、ホープフルステークスや弥生賞のように瞬発力勝負になったほうが上昇が見込め、人気が全く無さそうな今回は妙味充分だろう。さらに言うと、皐月賞は出遅れで試合終了。おそらく出ていても馬券にはなっていないと思うが、少なくとも参考外で良い。もう一つ、ダービーで重要なのは枠。圧倒的に内枠有利になるのでそこだけは枠を見てから決めるしかないが、火曜日時点ではトップナイフで。ホープフルステークス勝ち馬のドゥラエレーデも、当然注目したい。


~~~~~【山口吉野プロ】~~~~~

日本ダービー登録馬のベスト指数と前走回顧コメントです。

【ベスト指数】
89 タスティエーラ(芝20)
88 スキルヴィング(芝24)
87 ソールオリエンス(芝20)
85 ファントムシーフ(芝20)
85 ベラジオオペラ(芝18)
85 メタルスピード(芝20)
84 ノッキングポイント(芝16)
83 ハーツコンチェルト(芝24)
82 パクスオトマニカ(芝18)
82 フリームファクシ(芝20)
81 シャザーン(芝20)
81 ショウナンバシット(芝20)
80 ホウオウビスケッツ(芝20・芝18)
79 サトノグランツ(芝24)
79 シーズンリッチ(芝18)
79 ドゥラエレーデ(芝18)
78 トップナイフ(芝20)
77 グリューネグリーン(芝20)
71 トーセントラム(芝16)

【前走回顧コメント】
グリューネグリーン 皐月賞11着
押してハイペース先行インで失速。荒れた内を通る。枠や展開が噛み合わなかった。

サトノグランツ 京都新聞杯1着
スローペース中団馬群から伸びた。自力上位で勝てたが、もっと長い距離で上がりが掛かる状況の方が良さそう。

シーズンリッチ 毎日杯1着
中団インから馬群を突いて伸びた。折り合いが課題の馬なので、速めの流れで壁を作れる状況が良かった。距離延長ローテや外枠で流れが緩むと自滅のリスクが高まる。

シャザーン 皐月賞6着
押してハイペース後ろ目外からそれなりに伸びた。まだ揉まれる形の経験がないが、折り合いの不安はないので安定感がある。

ショウナンバシット 皐月賞5着
ハイペース後ろ目インからコーナーで徐々に進出し、直線外目に出してそれなりに伸びた。これまでは緩い流れで掛かって自滅していたが、ハイペースで折り合えたので本領発揮した。道悪も合う。距離延長ローテや外枠で流れが緩むと掛かって自滅するリスクが大きくなる。

スキルヴィング 青葉賞1着
向こう正面で接触不利。ハイペース後ろ目外でロスあったがよく伸びた。スタートが決まったのは収穫。折り合いの不安がなく安定感がある。

ソールオリエンス 皐月賞1着
1馬身出遅れ。ハイペース後方外で4角置かれたが、直線鋭く伸びた。コーナーかなり左にモタレ気味。コーナー加速できず不器用なので中山の多頭数は合わないが、外を回ることがマイナスにならない内荒れ馬場の縦長ハイペースという恵まれた状況が発生したうえ、展開も向いた。能力は高いが、ごちゃついたり上がりが速い状況だと崩れるリスクが大きくなる。広いコースや少頭数のハイペースが理想。

タスティエーラ 皐月賞2着
ハイペース好位外から伸びた。展開を考慮すると内容は一番強い。上がりが掛かる状況が良かったし、道悪も合うか。

トーセントラム プリンシパルS7着
2馬身出遅れ。押してスローペース殿から3~4角で徐々に進出し、ロスあり伸びず。常にスタートが課題だし、1600~1800mで溜める形のほうが良さそう。

トップナイフ 皐月賞7着
2馬身出遅れ。ハイペース後方から外に出して伸びきれず。出遅れたが展開は向いた。上がりが掛かる状況が合う。

ドゥラエレーデ ホープフルS1着
やや掛かってスローペース2番手から伸びた。2000mをこなせたし、コーナーでモタレる面も大丈夫だった。渋太さを生かす形が合う。

ノッキングポイント 毎日杯2着
中団馬群から外に出して伸びた。距離延長ローテでも壁を作って折り合えたのは収穫。大トビなので広いコースのハイペースがベストだろう。

ハーツコンチェルト 青葉賞2着
ハイペース後方から馬群を突いてよく伸びた。スタートが決まったのは収穫。距離延長や東京替わりが良かったし、展開も向いたので勝ち馬には力負けの形。

パクスオトマニカ プリンシパルS1着
押してスローペースハナで押し切る。逃げなくても問題はなく、血統的に距離延長は対応できそうだが、今回ほど楽な展開になるレースは今後あまりなさそう。

ファントムシーフ 皐月賞3着
ハイペース中団外から伸びた。向こう正面で後ろ脚を落鉄。大トビでワンペースなので中山の多頭数向きではないが、縦長のハイペースが良かった。広いコースや少頭数で上がりが掛かる状況が理想。

フリームファクシ 皐月賞9着
やや掛かってハイペース中団馬群から伸びず。近走より折り合いはマシだったが、不器用なので中山の多頭数は合わなかった。道悪も響いたか。広いコースや少頭数のハイペースが理想。

ベラジオオペラ 皐月賞10着
押してハイペース先行で失速。コーナー左にモタレ気味。展開不向きで悲観する内容ではない。

ホウオウビスケッツ 皐月賞17着
押してやや掛かってハイペース好位で失速。気性面で1600m前後の方が良さそう。

メタルスピード 皐月賞4着
ハイペース中団外から伸びた。折り合って2000mをこなせたのは収穫。道悪や上がりが掛かる状況が合う。




~~~~~【世紀末覇者 券王プロ】~~~~

私の注目馬はメタルスピードです。
前回皐月賞では実馬券も握っていまして悶絶した悔しい思いをした馬です。今回は、適性、距離、枠、騎手、天候など理由付け云々関係なく注目しています。おそらく紐の末席には入れたいと思っていますが……。


~~~~~【菊池竜将プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

近年では、ロジャーバローズが2番手から波乱を演出しています。ホープフルSの再現は十分にありそうですが、人気が無いですね。2歳だったから? 上位人気馬の近走印象が強いから? この2頭強いですよ。
1.トップナイフ
2.ドゥラエレーデ
トップナイフに騎乗予定の)横山典弘騎手は次戦を見据える傾向がある(私見)ので、初対戦組に脚を測られたくないから敢えてあの着順に落としたのでしょう。
ドゥラエレーデは、札幌デビューから東スポ杯、ホープフルと見てソールオリエンス何が劣っているのでしょうか? 臨戦過程くらいでは。


~~~~~【龍馬勝負予想プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

私の注目馬はグリューネグリーンです。
皐月賞は、内が悪く更にペースも速く、この馬には全く不向きな展開、馬場、ペース。巻き返すのはこの手の馬だと思います。また人気も全くないはずで、狙い目とみます。


~~~~~【夢月プロ】~~~~~

ファントムシーフ
皐月賞は直線で前が壁になり進路変更をする不利。
外に出せなかった事で最後まで内に切れ込む形となり見た目以上に厳しい不利だった。
落鉄しながら不得手の馬場で3着に食い込んだのも立派で、広いコースなら巻き返しが期待出来そう。


~~~~~【蒼馬久一郎プロ】~~~~~

ソールオリエンス皐月賞での大外からの追い込み、またオークスリバティアイランドがあっさり2冠を達成したことから過剰人気になると考えられる。皐月賞は重馬場、いろいろな要素がかみ合った上での勝利であり死角はある。
枠順、馬場状態がわからない中で予想するのは難しいが、スキルヴィングが馬券的には面白そう。ルメールへの乗り替わりだが、青葉賞組ということでさほど人気にならないことが予想される。




~~~~~【馬侑迦プロ】~~~~~

牝馬クラシックは前残りの展開を強引に差し切ったリバティアイランドが圧勝!
牡馬も同じような直線ゴボウ抜き1冠ソールオリエンスの圧勝なるか? ◎は当日まで悩んで考えますが、リバティ並みの1人気になるようなら少し逆らってみても良いかな、とも......。現時点での本命は、あれだけ悪い馬場を前半1000m58.5秒と速いペースで前総崩れの中、早め先頭から2着に粘ったタスティエーラを考えています。


~~~~~【シムーンプロ】~~~~~

注目馬:スキルヴィング
青葉賞は安全策で外々を回したが快勝。上手に乗った2着馬も強い馬なので評価は上がる。タイトに乗ればG1でも勝機がありそう。青葉賞馬はダービーを勝てないジンクスが崩れてもいい。


~~~~~【皿屋敷プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

根拠薄弱でお馴染みですが(笑)、ロマンを求めてスキルヴィングを本命に考えています。
一強ムードに風穴を開けるのは、長い歴史に沈黙してきた青葉賞馬! ワンチャンスあればいいなーと思っております!


~~~~~【サウスプロ(地方競馬、香港競馬プロ) 】~~~~~

【第90回日本ダービー注目馬】
始めに5月23日(火)現在の注目馬であることをお断りしておきます。
日本ダービーを予想するポイントとしては、毎年皐月賞の分析と他路線組が通用するかどうかの2点だと思っています。

皐月賞馬の2冠はあるか?
結果として皐月賞で一番に輝いた馬がどうかですが、今年のソールオリエンスについてはかなり力があると見ています。
手前の替え方やそこから来るコーナーワークの粗削りさはありますが、皐月賞で見せた末脚には一目置きます。
嵌りすぎた点と雨馬場での皐月賞だったことで、良馬場で巻き返す馬がいるかもしれませんが、有力馬の一角としては外せません。
少なくとも皐月賞組でこの馬よりダービーで評価する馬はいません。回りも左の方が向きそうですし。横山武史騎手が落ち着いて構えて乗れれば。

他に安定性という意味で今年は青葉賞勝ち馬のスキルヴィングを挙げたいです。
青葉賞組のダービー制覇は鬼門ですが、反面2着3着には多くの馬が絡んできています。
スキルヴィングも頭はどうかも2着3着の軸には向いていると見ます。
まだまだ上がり目のある勝ちっぷりで、ダービーを見据えた乗り方をルメールがしたと思います。
有力馬の中でも唯一この馬だけがデビュー戦からずっと同じ鞍上で臨む点も大いに評価します。
青葉賞からのローテーションということで最終追い切りまで状態は見たいところですが。
結論として、3着までの軸という意味で◎ソールオリエンススキルヴィングとします。
ダービーデーはワイドの払い戻し率が高いので、1点大きな比重でソールオリエンススキルヴィングのワイド。3連複も2頭軸でいきたいですね!


~~~~~【雅夢。プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

私の注目馬(馬券に絡む馬)です。

ファントムシーフ
ソールオリエンス
ドゥラエレーデ
スキルヴィング

久しぶりに浦河産のダービー馬の誕生を見てみたいのもあり、ファントムシーフを本命にしました。
父ハービンジャーの子は2000m、2400mの根幹距離の成績は優秀ですし、今回の出走予定メンバーを見ていてもハイペースな流れになるとは思えず。中団前目で道中ゆっくりと運べれば、後続有力馬の追い込みも交わせそうとみますが……。距離延長+武豊マジックをプラスと捉えて馬券の中心に指名します。




~~~~~【automnenoceプロ(地方競馬プロ)】~~~~~

ダービー注目馬1頭目は、

ソールオリエンス
1946年以降史上最少キャリア3戦無敗で皐月賞を制したこの馬の扱いをどうするか。皐月賞の内容は、外有利のなか最内枠にもかかわらず後方2番手から差し切る競馬で、2着馬に0.2秒差の勝ち。
過去皐月賞馬(2010年以降~)で2着に0.2秒差以上つけた馬はダービーでも高確率で馬券になっています。

2021年
エフフォーリア2着に0.5秒差→ダービー2着
2018年
エポカドーロ2着に0.3秒差→ダービー2着
2016年
ディーマジェスティ2着に0.2秒差→ダービー3着
2015年
ドゥラメンテ2着に0.2秒差→ダービー1着
2014年
イスラボニータ2着に0.2秒差→ダービー2着
2012年
ゴールドシップ2着に0.4秒差→ダービー5着
2011年
オルフェーヴル2着に0.5秒差→ダービー1着
2010年
ヴィクトワールピサ2着に0.2秒差→ダービー3着

ただし、この期間に4角1~2番手で前に行った馬が馬券になっていた傾向から、ここ2年は強い競馬した馬がそのまま馬券に来ているイメージです。
もっとも運のある馬が勝つという格言から少し変わってきているのかなと。

あとは馬場に関しても、エアレーションの影響もあってか開幕週でも差しが決まっている傾向から、馬場が踏み固められてきてそこまで差が出にくくなっている感じも。

そして、ファントムシーフ
もし逆転があるのなら、東京替わりのこの馬に展開が向いた時ではないかと。いずれにしても土曜日の馬場を確認したいですね。


~~~~~【Curry1996プロ】~~~~~

ドゥラエレーデ
ケンタッキーダービーを目指している途中、左前脚の球節に疲れが出て路線を国内戦に変更し異例のローテンションで迎える。ただ血統的にも十分勝負になると思います。

トップナイフ
2歳G1ホープフルS2着の実力馬。前走の皐月賞はスタートで出遅れ7着となりましたが、すんなり先行出来る条件で再考したいと考えています。


~~~~~【教授プロ】~~~~~

ダービーの中心は、今年もやはり皐月賞組になると考えます。私の指数では、皐月賞が今年の3歳牡馬のベストレースで、別路線組はこれに敵いません。
ソールオリエンス皐月賞の勝ち時計は2分00秒6、上り3F35秒5。同日の野島崎特別モカフラワーとほぼ同じですが、これは野島崎特別直後のひと雨で更に馬場が悪化したためで、実際は皐月賞の勝ち時計のほうが1秒以上優秀と捉えています。
ただし、皐月賞は馬場状態を考えると明らかに先行馬のオーバーペース。外差しが効く馬場でもありました。今週末から東京芝はCコース替わりとなりますから、ダービー当日は外差し馬場にはならないでしょう。

現時点での構想ですが、圧倒的1番人気の追い込み馬、ソールオリエンスを本命にするのは馬券的に非常に非効率だと考えています。前哨戦でソールオリエンスの大外差しが気持ちよく嵌ったことで、逆に他の皐月賞組の期待値が上がりやすくなりました。
当日のオッズを見て、最も期待値の高い馬を本命に選びます。万一、ソールオリエンス圧勝で終わったとしても、2、3着のワイドと3連複で馬券的な実利を獲る。そんな戦略で臨みます。そして、ソールが3着以下なら爆勝です。


~~~~~【プロ】~~~~~

重馬場のハイペースという、あまりない状況下だった皐月賞
上位勢の走りは確かに目立ったが、ダービーは展開、天候、馬場傾向とも全く違ったものになる可能性がある。
結果がガラッと変わることも視野に入れて、強気に狙っていきたい。

ファントムシーフ
皐月賞上位馬の中で、最も舞台不向きだったと感じたのが本馬。そんな中で道中落鉄があっての3着確保というのは能力の証明と言える。中間の調教の印象もかなり良かったし、ベストと思える広々としたコースと良馬場に変われば逆転があっても。

シャザーン
小頭数の緩い流れしか経験してこなかった中で、皐月賞のような激流に対応したのは好感。4角付近で見せた一瞬の脚の速さは目を引いたし、本来は好位でも運べる馬。早めの競馬であの瞬発力を発揮できたら面白そうだし、調教の動きからも、それが可能なだけの体調にありそう。

ノッキングポイント
デビュー戦がとにかく強かった馬だが、その後は調教の動きからして下降線を辿った。木村調教師曰く「脚の可動域が狭くなった時期があった」とのことなので、初戦後の不振は能力によるものではなかった可能性がある。この中間の動きは初戦時並かそれ以上の動きなので、ようやく戻ってきた印象。この相手にどれだけやれるか注目したい。

🗞ウマニティのニュース記事
【霧プロの重賞レースおさらい帳】
【霧プロのキーホース診断】
毎週公開中です!!


※そして、最後に『ウマニティのエース』スガダイプロの注目馬については、YouTubeのウマニティチャンネル等でご確認ください※



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2023年5月21日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年05月21日号】特選重賞データ分析編(359)~2023年日本ダービー
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 東京優駿日本ダービー) 2023年05月28日(日) 東京芝2400m


<ピックアップデータ>

【“中山芝2000m内、かつG1・G2のレース”において3着以内となった経験の有無別成績(2019年以降)】
○あり [2-4-4-13](3着内率43.5%)
×なし [2-0-0-46](3着内率4.2%)

 牡馬クラシック戦線の王道を歩んできた馬に注目したい一戦。2019年以降の3着以内馬12頭中10頭は“中山芝2000m内、かつG1・G2のレース”において3着以内となった経験がある馬でした。ホープフルステークス・弥生賞・皐月賞のどこかで好走を果たした馬は、相応に高く評価するべきでしょう。

主な「○」該当馬→ソールオリエンストップナイフ
主な「×」該当馬→サトノグランツショウナンバシットスキルヴィングメタルスピード


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が1着・前走の1位入線馬とのタイム差が0.5秒以内」だった馬は2019年以降[4-4-3-28](3着内率28.2%)
主な該当馬→サトノグランツスキルヴィングソールオリエンスメタルスピード

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ソールオリエンスの口コミ


口コミ一覧
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先週の日曜のメインから神戸新聞杯を回顧。
勝ったのは、サトノグランツでした。
スタートは、五分に出ました。
道中は中団を追走。
勝負所でペースを上げて直線へ。
直線で上がり三ハロン33秒台の脚で差し切りました。
直線での狭い馬群をこじ開けて伸びてきたのは、春からの成長を感じるところでした。
本番の菊花賞につながるレースだったと思います。


さて、今日の本題に入りたいと思います。今回は今年の菊花賞について。
先週の神戸新聞杯を終えて、一通りのトライアルは終わりました。
トライアルの結果は
・セントライト記念
1着:レーベンスティール
2着;ソールオリエンス
3着:シャザーン

・神戸新聞杯
1着:サトノグランツ
2着;サヴォーナ
3着:ファントムシーフ

皐月賞馬のソールオリエンス、ダービー3着馬のハーツコンチェルトが負けたことと
菊花賞が、未知の3000Mというのも盛り上がりそうな予感がします。
その中で、現時点の注目馬を何頭かあげたいと思います。

①タスティエーラ
ダービーを勝った後、菊花賞へ直行のローテーション。
先に書いたようにソールオリエンス、ハーツコンチェルトが前哨戦で負けたことで
一抹の不安がよぎりますね。
鞍上もレーン騎手が騎乗できないので、乗り替わりが確定。
その鞍上がモレイラ騎手という話もあり、注目を浴びそう。
最終追い切りで状態を確認したいところ。

②サトノグランツ
神戸新聞杯を勝って、最後の一冠にコマを進めるのは
父サトノダイヤモンドと同じ。その父は菊花賞を勝っていて
未知の距離にも対応しそうな気がします。
京都の菊花賞はスローの上がり勝負になりやすいことを思えば、
神戸新聞杯で時計勝負にも対応できた点は大きいと思います。
あとは川田騎手が菊花賞に縁がないのが気になるところですが、今年はチャンスが回ってきそう。
川田騎手もまだ成長の余地があるといっているようにまだ強くなる感じがします、

③レーベンスティール
セントライト記念で、新馬戦で負けたソールオリエンスに雪辱して見事、勝ちました。
この馬の成長度合いもきになるところ。近年は、菊花賞に直結するレースでもあり
セントライト記念を勝ったこの馬も無視ではできない存在。
問題は鞍上。セントライト記念で騎乗したモレイラ騎手は、タスティエーラに騎乗という話があり
そうなると乗り替わりになるわけですが、誰を配してくるのか注目したいですね。

④サヴォーナ
神戸新聞杯で2着でしたが、あわやのシーンもありました。
もともと距離が伸びて良いタイプで、菊花賞向きと言われています。
青葉賞で6着に負けて、放牧に出して、秋に備えました、
その成果もあって、復帰戦の信夫山特別を勝って、神戸新聞杯で権利を獲得しました。
時計勝負になってもレコード決着の神戸新聞杯で2着なら対応できると思います。
メンバーは強化されますが、どこまでやれるか注目したいですね。


最後に、スプリンターズステークスについて。現時点での私の注目馬はナムラクレアですね。
前走のキーランドカップは1着でした。
中団追走から徐々に進出して直線で差し切りました。
本番でもこのレースができれば、タイトルも獲れると思いますが・・・、
高松宮記念が2着だったようにGⅠでは何か足りない気がしなくはない。
あとは運も必要かもしれませんね、(枠順とか)

 キタクロ 2023年9月21日(木) 12:34
勝手にG1予想
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来月から秋G1開幕ということで
秋の2歳G1以外を予想してみました

スプリンターズS ナムラクレア

秋華賞 リバティアイランド

菊花賞 ソールオリエンス

天皇賞秋 イクイノックス

エリ女 ジェラルディーナ

マイルCS シュネルマイスター

ジャパンC  ドウデュース

チャンピオンズC クラウンプライド

有馬記念 イクイノックス

JCはイクイノックスというより
陣営が入れ込んで2着とかになりそう
それでおかわり有馬の予想

イクイノックスが出なかったら
ソールオリエンスかと

それでJCはリバティと言いたいが
2400の川田何だよなー

でるなら57のシャフリヤールに一発
58だと走らない57ならなんとか
希望でしかないけれど

ということでひとまずドウデュース


この時期が一番楽しいよね

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 Haya 2023年9月21日(木) 07:00
【~術はあるⅡ~その先へ】2023.09.21. 
閲覧 126ビュー コメント 0 ナイス 5

おはようございます!(=^・^=)
いつも訪問される方々、ありがとうございます。

いよいよ来週末(10/1)はG1「スプリンターズS」、
最初に吹く秋風は、葦駄天たちの激戦!!

<スプリンターズS(G1)とは?>
本競走は、昭和42年に創設された重賞競走。当時3歳以上の馬が出走できる唯一の1200mの重賞競走であった。59年のグレード制実施当初はG3だったが、62年にG2へ、平成2年にはG1へと格上げされた。平成12年より施行時期を従来の12月から10月上旬とし、秋競馬の開幕を飾るG1競走として施行されている。


【2023週間スケジュール】

一週間の基本的な更新スケジュールは、下記参照。
(毎朝7時ごろ更新/競馬変則日程の場合は変更あり)

月曜日 : 今週末 土、日曜の重賞(日刊馬番コンピ指数 等)
火曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日刊馬番コンピ指数 等)
水曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(血 統 等)
木曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日記)等
金曜日 : 検討中??
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)

noteのアドレス: https://note.com/haya00  

宜しくお願い致します。

【重賞レース予想 第9期途中経過】
第09期(09月09日~10月01日)7日間(紫苑S~スプリンターズS)9戦

週末変則競馬は、当てる事ができたのか!?

17日(日)ローズS(G2)では5番ブレイディヴェーグを推奨!
馬連(5‐2,9,11) 
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

17日(日)ローズS(G2)で推奨馬ブレイディヴェーグ(1人気)は、スタートで後手を踏み後方追走のまま、直線で一気に突き抜けて優勝…のはずが、中団から脚を伸ばしたマスクトディーヴァ(7人気)が、後方から馬群を捌いて追い込んだ同馬に1.1/2馬身差をつけ優勝。さらに1.3/4馬身差の3着にマラキナイア(5人気)が入り、中波乱決着!?

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。

反省点として、相手馬の選択!? レースの傾向から、瞬発力勝負!! と予想して、ハイブリッド新聞(推定)後半3F1位ブレイディヴェーグを軸に2~4位までの3点で勝負したら、5・6位のマラキナイア・マスクトディーヴァが3・1着に…残念。買い目の絞りすぎたのが敗因か…反省。では何故? マスクトディーヴァは優勝できたのか?? 同馬の母系に入るビハインドザマスクは現役時を含めてスピード系の印象がかなり強く、同馬に関して言えばむしろフットワークは大きめだけに、距離は今日と同じ1800~2200㍍がベストか?? 本番(秋華賞)に向けても見通しが立つ内容だったが、中3週というローテーションは少々厳しい??

18日(月)セントライト記念(G2)では14番ソールオリエンスを推奨!
馬連(14-4,7,12) 
結果は、的中!(馬連310円)

18日(月)セントライト記念(G2)で推奨馬ソールオリエンス(1人気)は、出脚が無く後方追走のまま直線で一気に突き抜けて優勝…のはずが、中団から脚を伸ばしたレーベンスティール(2人気)が、中団後方から脚を伸ばした同馬に1.3/4馬身差をつけ優勝。さらに1.1/4馬身差の3着にシャザーン(3人気)が入り、久々の本命決着!!

馬券は、的中! ただ、元返し…残念。

反省点として、馬券種の選択!? 本当に馬券の買い方だけはヘタ…反省。傾向からいっても内枠有利で、推奨馬ソールオリエンスにとっては不利だっただけに、2着入線は上出来。では何故? レーベンスティールは優勝できたのか?? 同馬は、シンボリルドルフ、トウカイテイオー、リアルシャダイという90年代に呼び戻すかのような母系と、21世紀を象徴する無敗の三冠馬ディープインパクトの血が血統表の奥にあるだけに、今後大きな期待しかない!!

【短 評】
週末、2戦1敗1分…ダメダメみたいな感じ。変則3日間の重賞2レース共に本命レースだっただけに、「千載一遇」のチャンスを逃したのか?? 如何に儲けを導き出すのか?? 当てることが、儲けに繋がるはずだが、もうひと工夫が必要みたい…反省。今週末(オールカマー、神戸新聞杯)こそ、儲けを導き出す!! 頑張ります。

【先週重賞レースの馬番コンピ 回顧篇】
(ローズS)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数1位"
5番ブレイディヴェーグが該当=結果2着的中!(複勝130円)

(セントライト記念)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数1位"
14番ソールオリエンスが該当=結果2着的中!(複勝110円)

【今週末重賞レースの馬番コンピポイント篇】

(オールカマー)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ3位”

*無条件
過去10年内(3-2-1-4/10)
勝率30%/連対率50%/複勝率60%/単勝回収値195/複勝回収値119
近5年 (1-1-1-2/5)
勝率20%/連対率40%/複勝率60%/単勝回収値94/複勝回収値102

昨年は、先行5,6番手につけたジェラルディーナ(5人気)が先に抜け出し、
   中団から差してきたローバートソンキー(6人気)を押さえ込んで優勝!!
【1着=5人気=指数6位⇒2着=6人気=指数5位⇒3着=7人気=指数7位】
昨年は、4角まで内ラチ沿いを走った4頭が1~4着を独占したように、
    例年より先行有利の展開も、非根幹距離から波乱含みの混戦模様!?
推薦推し指数3位は、昨年(13着)外しているだけに、今年こそは期待大!?


(神戸新聞杯)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ1位”

*無条件
過去10年内(7-1-0-2/10)
勝率70%/連対率80%/複勝率80%/単勝回収値116/複勝回収値89
近5年 (3-0-0-2/5)
勝率60%/連対率60%/複勝率60%/単勝回収値104/複勝回収値66

昨年は、先行3、4番手につけたジャスティンパレス(5人気)が先に抜け出し、
     中団から差してきたヤマニンゼスト(12人気)を押さえ込んで優勝!
【1着=5人気=指数4位⇒2着=12人気=指数12位⇒3着=4人気=指数3位】
例年、有力馬の参戦が多いレースも、1人気[6-1-0-3]と優秀。
     阪神に戻り、堅い決着傾向が強い本命サイドのレースへ!?
         ちなみに、過去7回(阪神開催)の馬連平均配当は千円台。
推薦推し指数1位は、昨年(7着)外しているだけに、今年こそは期待大!?

詳細は、noteまで訪問して下さい。
noteのアドレス: https://note.com/haya00  
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コメント一覧
3:
  HELPRO   フォロワー:0人 2023年9月18日(月) 15:59:37
良馬乗せても技術が無い。親お陰も鞍上能力が低すぎ。次世代の代表馬も武史に乗せては鹿戸厩舎の二の舞必至。一日も早くお陰者を除外しないとダメでしょう。
横山武史ちゃん、あんたは一生お陰野郎。親が居なくなったらみうらっちと同じ目に成るでしょう。芥だね!
2:
  HELPRO   フォロワー:0人 2023年5月12日(金) 06:07:51
良かったね皐月賞獲れて。親のお陰で勝てるとは流石は厳選教育は凄いね。
ところでいつまで親を頼って行けるのですか?ぜひとも教えて下さい。
1:
  HELPRO   フォロワー:0人 2023年4月16日() 15:54:39
勝てば官軍とは横山武史の事。

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2023年9月18日朝日セントライト記念 G22着
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2023年9月18日 朝日セントライト記念 G2 2着
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