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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | 12 | 牡3 | 57.0 | D.レーン | 美 堀宣行 | 478(0) | 2.25.2 | 8.3 | 4 | 33.5 | ④④④④ | |||
2 | 3 | 5 | 牡3 | 57.0 | 横山武史 | 美 手塚貴久 | 460(-2) | 2.25.2 | クビ | 1.8 | 1 | 33.3 | ⑥⑥⑥⑥ | ||
3 | 6 | 11 | 牡3 | 57.0 | 松山弘平 | 美 武井亮 | 494(-4) | 2.25.2 | ハナ | 25.6 | 6 | 33.4 | ⑯⑭⑥⑥ | ||
4 | 1 | 1 | 牡3 | 57.0 | 横山和生 | 栗 上村洋行 | 494(-2) | 2.25.2 | ハナ | 54.9 | 9 | 33.0 | ⑧⑧⑪⑪ | ||
5 | 7 | 15 | 牡3 | 57.0 | 北村宏司 | 美 木村哲也 | 488(+4) | 2.25.4 | 1 | 166.8 | 15 | 33.4 | ⑥⑦⑨⑨ | ||
6 | 2 | 3 | 牡3 | 57.0 | 丸田恭介 | 美 奥村武 | 496(+2) | 2.25.4 | アタマ | 287.2 | 16 | 34.0 | ②②②② | ||
7 | 7 | 13 | 牡3 | 57.0 | 戸崎圭太 | 美 久保田貴 | 490(-2) | 2.25.6 | 1 1/4 | 143.8 | 14 | 34.1 | ③③③③ | ||
8 | 7 | 14 | 牡3 | 57.0 | 武豊 | 栗 西村真幸 | 490(-4) | 2.25.6 | クビ | 6.9 | 3 | 33.5 | ⑫⑩⑨⑨ | ||
9 | 5 | 10 | 牡3 | 57.0 | 岩田望来 | 栗 友道康夫 | 494(-6) | 2.25.6 | クビ | 24.9 | 5 | 33.2 | ⑪⑩⑫⑫ | ||
10 | 4 | 7 | 牡3 | 57.0 | 吉田隼人 | 栗 須貝尚介 | 500(-6) | 2.25.7 | 1/2 | 88.2 | 12 | 33.4 | ⑩⑩⑭⑫ | ||
11 | 8 | 18 | 牡3 | 57.0 | 川田将雅 | 栗 友道康夫 | 490(-4) | 2.25.9 | 1 1/4 | 42.7 | 7 | 33.1 | ⑭⑮⑭⑮ | ||
12 | 4 | 8 | 牡3 | 57.0 | 津村明秀 | 美 斎藤誠 | 506(+2) | 2.26.0 | クビ | 89.7 | 13 | 34.3 | ④④④④ | ||
13 | 8 | 16 | 牡3 | 57.0 | 田辺裕信 | 美 久保田貴 | 476(0) | 2.26.0 | クビ | 322.2 | 17 | 36.1 | ①①①① | ||
14 | 2 | 4 | 牡3 | 57.0 | 横山典弘 | 栗 昆貢 | 484(-4) | 2.26.2 | 1 1/4 | 68.4 | 10 | 33.1 | ⑮⑯⑯⑰ | ||
15 | 5 | 9 | 牡3 | 57.0 | 石川裕紀 | 美 相沢郁 | 482(+2) | 2.26.3 | 3/4 | 411.1 | 18 | 34.0 | ⑧⑧⑫⑫ | ||
16 | 3 | 6 | 牡3 | 57.0 | M.デムー | 栗 須貝尚介 | 486(-12) | 2.27.1 | 5 | 80.4 | 11 | 34.3 | ⑰⑰⑯⑮ | ||
17 | 1 | 2 | 牡3 | 57.0 | C.ルメー | 美 木村哲也 | 520(-4) | 2.30.3 | 大差 | 4.5 | 2 | 38.5 | ⑫⑬⑥⑥ | ||
中止 | 8 | 17 | 牡3 | 57.0 | 坂井瑠星 | 栗 池添学 | 512(--) | -- | -- | 44.3 | 8 | 止 |
ラップタイム | 12.6 - 10.7 - 12.0 - 12.6 - 12.5 - 12.4 - 12.8 - 12.4 - 11.9 - 11.6 - 11.9 - 11.8 |
---|---|
前半 | 12.6 - 23.3 - 35.3 - 47.9 - 60.4 |
後半 | 59.6 - 47.2 - 35.3 - 23.7 - 11.8 |
■払戻金
単勝 | 12 | 830円 | 4番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 12 | 200円 | 4番人気 |
5 | 120円 | 1番人気 | |
11 | 380円 | 5番人気 | |
枠連 | 3-6 | 560円 | 2番人気 |
馬連 | 5-12 | 690円 | 3番人気 |
ワイド | 5-12 | 360円 | 3番人気 |
---|---|---|---|
11-12 | 1,970円 | 19番人気 | |
5-11 | 820円 | 8番人気 | |
馬単 | 12-5 | 2,330円 | 6番人気 |
3連複 | 5-11-12 | 4,700円 | 12番人気 |
3連単 | 12-5-11 | 29,810円 | 79番人気 |
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土曜日の東京芝のレース結果、近年の日本ダービーの結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間は火曜日に14.5ミリの降水を観測するも、その後の天気に恵まれたことや、B→C変更週に気温の上昇も重なって、土曜日の芝コースは終日良馬場(JRA発表)での開催。3~4角における内柵沿いの一部を除けば、芝の状態もおおむね良好だったようだ。
芝平地競走5鞍における勝ち馬の最終4角通過順位は3、9、1、5、10番手。Cコース初日らしく、最後の直線で内寄りに進路を取る馬が良い踏ん張りを見せていた。その一方、多少の距離ロスがありながらも、馬混みを避けて運んでいた馬の活躍も目を引く。
実際、上がり3ハロン最速馬(タイを含む)は【2.2.1.1】と堅調。1~3着15頭中9頭を4角5番手以降の通過馬で占めている。つまり、最後の直線でどれだけ脚を伸ばすことができるかが重要。少なくとも先行力だけで押し切るのは容易ではない。その点はしっかりと頭に入れておくべきだ。
日曜日の天気は夕方から下り坂で、開催中も雲の多い空模様となる見通し(28日7時の時点)。ただ、予報通りであれば雨が降ったとしても、開催中の降水量はそれほどでもなさそうで、馬場に大きな影響を与えるほどではないものと思われる。
降雨がなく馬場の乾燥が進めば、全体時計、上がりタイムともに速くなり、土曜日の傾向に拍車がかかる可能性もある。雨が降れば、それはそれで持久力に勝る差し馬の優位性が増しそうだ。ゆえに枠順や位置取りには固執せず、単純に末脚のしっかりしたタイプを重視すべきだろう。
なお、近年の日本ダービーは、前走の芝競走において上がり3ハロン順位が5位以内、かつ近2走内に芝の重賞にて上がり3ハロン3位以内での連対歴を持つ馬が好調。過去5年の勝ち馬すべてが、この条件をクリアしている。上がりの脚という点は先述した傾向にも重なることから、見逃せないデータといえよう。
また、日本ダービー連対馬を父に持つ馬が幅を利かせているのも、近年における当レースの特徴。とりわけ、前走2着以内または前走の単勝人気が1番人気だった馬の好走頻度が高く、過去5年の優勝馬5頭全馬が該当する。先述した上がりの要素とセットで押さえておきたい傾向だ。
今回の出走メンバーで、要点(近2走の内容+父+前走の着順・人気)を満たしているのは、⑪ハーツコンチェルト、⑬シーズンリッチ、⑱サトノグランツ。いずれも単勝20倍以上(28日7時の時点)の伏兵で、配当妙味は十分にある。この3頭のうち、最低1頭は馬券に絡むという前提で、フォーメーションを組んでみるのもひとつの手だろう。
プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」×POG青本の頭脳「柿谷陽介」が日本ダービーを大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!
出演:スガダイ(予想神) 柿谷陽介(POG青本の頭脳) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
毎週プロ予想MAXの予想家に週末重賞への見解、注目馬を紹介する連載「プロ予想家最速予想」。第17回は日本ダービーについてキムラヨウヘイプロ・霧プロの2名にお話を伺いました。早速、レースへの見解と注目馬を紹介していきます。
【キムラヨウヘイ】ー多数メディアで躍動する競馬予想界の新星
競走馬ごとのプロファイリングポイント(買い要素・消し要素)を元に、競馬予想界に新風を吹き込むキムラヨウヘイプロに日本ダービーの予想をお聞きしました。
―予想のポイントからお願いします。
ポイントは2つあって、1つ目は差し有利、2つ目は皐月賞組優勢ということです。
―では、1つ目の差し有利からご説明を。
ロジャーバローズが勝った年までは、内枠か、先行馬が有利でした。実際、2019年以前で穴をあけたのは、※ロジャーバローズ、コズミックフォース、サトノラーゼン、マイネルフロストなど、1枠か2枠の馬、もしくは4角を1番手か、2番手で通過した馬たちです。
ただ、ここ2年は東京芝G1の傾向と同じく、外差し有利に変貌しています。
※19年ロジャーバローズ(12番人気1着・1枠1番・4角2番手)、18年コズミックフォース(16番人気3着・4角2番手)、15年サトノラーゼン(5番人気2着・1枠1番)、14年マイネルフロスト(12番人気3着・2枠3番)
―たしかに一昨年、昨年のダービーは差し決着でしたね。これは、馬場の造りが変わったんでしょうか。
そうですね、2020年の秋から東京の芝は差しが決まりやすくなっているんですよ。それ以降、東京芝G1の人気薄激走馬は軒並み4角2桁位置からの追い込み馬です。先週行われたオークスでも15番人気3着のドゥーラが4角14番手、一昨年16番人気3着のハギノピリナも4角12番手でしたね。
―ありがとうございます。続いて2つ目、皐月賞組優勢についてお願いします。
2019年までは穴をあけた馬が、ほぼすべてトライアルレース組なんですよね。青葉賞か、京都新聞杯か、プリンシパルSか。ただ、ここ3年は3着以内9頭中8頭が皐月賞組です。年々皐月賞のレベルが上がるとともに、ダービートライアルにメンバーが揃わなくなっていると。なので、今年も順当に皐月賞組が狙い目かなと思います。
―となると、青葉賞のスキルヴィング、京都新聞杯のサトノグランツは…
積極的には買いたくないですね。
―今年もトライアルのレースレベルは高くないという見立てですか。
高くはないですね。青葉賞で余裕の勝ち方をしたスキルヴィングは、一枚上の馬かなとも思いますが、同程度の能力をもつ馬は皐月賞組にごろごろいるだろうと。京都新聞杯も年々レべルが下がっていて、能力的に足りないと思います。
―ルメール騎手が、皐月賞3着馬ではなく、スキルヴィングへ騎乗する点についてはどう思われますか。
まあ、こちらのほうに脈を感じているんでしょうね。ノーザンファームというのもあるかもしれませんが。
―それでは、1つ目の差し有利と、2つ目の皐月賞組優勢を踏まえて狙い馬をお願いします。ソールオリエンスになっちゃいますね、1頭目は。流れは向きましたが、最内枠という絶対的な不利もありました。見た目のインパクトほど強いとは思いませんが、評価しなければいけない勝ちだったのかなと。
―東京と中山だと、どちらがいいと見ていますか。
東京ですね。キタサンブラック産駒は中山の芝内回りコースは本当に走らなくて、勝った馬はイクイノックス、ソールオリエンス、あとほんの数頭です。さらにパフォーマンスを上げてくると思いますよ。
―他馬に逆転の余地はあるでしょうか。
2着タスティエーラ、3着ファントムシーフにはあると思います。
―タスティエーラは、皐月賞で唯一先行して好走しましたが、前走内容も含め見解をお願いします。
強いは強いですよね。枠順の比較では恵まれてますけど、展開的にはソールオリエンスより厳しかったですし。ただ、ダービー狙いなら共同通信杯、弥生賞、皐月賞というローテは組まないはずなので、本音は皐月賞で勝負したかったんじゃないかなと。ローテや東京替わりを不安視されて売れないならそれはそれでいいかなとも思いますが。
―なるほど。ファントムシーフはどうでしょうか。
前走は本命を打っていたんですけど、落鉄の影響は大きかったんじゃないかと思いますね。いきなり手応えが悪くなって……落鉄がなかったらというパフォーマンスでした。東京のほうがいい気もしていて、ただまあ、ハービンジャー産駒が東京2400の瞬発力勝負を勝てるのかと。
―逆に皐月賞4着以下の馬は厳しいという感じですかね。
そうですね、4着から9着くらいまでの馬は展開利がありましたし、別路線組もそれほど評価してないという感じです。ノーザンファーム馬は、不得意な時計のかかる皐月賞で凡走した後、得意な良馬場のダービーで巻き返すというパータンがあるので、フリームファクシは穴としていいかもしれませんが。
―まとめると、皐月賞の上位3頭が、4着以下と別路線組より上で、そのなかでも勝ち馬がやや優勢と。やっぱりこう、ダービーというのは予想家として力が入るレースなんでしょうか。
ああ、ダービー。楽しみなんですけど、ダービーはあんまり(笑)。有馬記念は入りますね。
―(笑)。
取材後記:最後はダービー以外の質問も。競馬ファン時代のキムラさんの好きな馬が、スイフトカレント、カンパニーだと判明しました。
【霧】ー25週キングの座に君臨!競馬予想界のファンタジスタ
戦歴やレース内容、指数の研究により、的確に出走馬間の力関係を把握。そこへ長年の馬券生活で育まれた豊富な血統知識をブレンドし、コンスタントに人気薄の激走を見抜く霧プロ。今年の日本ダービーはどう映っているのでしょう?
―予想のポイントからお願いします。
皐月賞は重馬場のうえにペースも速くて、結果は戦法や展開に左右されたものだと思うんですよね。その結果がどれだけダービーに直結するのか、そこが重要なポイントになると考えています。
―単純に捉えると、前に行った馬が苦しい展開だったのかなと。そうなると、先行して唯一好走したタスティエーラは高評価ですか。
強かったは強かったんですけど、重馬場に強いタイプだと思いますし、位置取りもちょうどよかった感じもします。
―東京か、中山だとどうでしょうか。
中山のイメージですね。東京だと、共同通信杯のように伸び切れないような。ただ、走りに前向きさのなかった新馬戦は、ムーア騎手の豪腕によって走っている感じがしたので、走らされると動く、外国人騎手が合うタイプなのかもしれません。
―そういう見方もありますか、勉強になります。では、勝ち馬のソールオリエンスはどうでしょうか。タスティエーラとは反対に流れは向いたかと。
強いのはもちろん強いでしょうけど、展開も馬場もドハマりして、余計に強く見えている可能性もあるかなと思っています。はたして見た目ほどに差はあるのかと。馬場とペースが極端すぎたのでねえ。道中一貫して2桁位置にいた馬の勝ち方ではないんですよね。
―それだけ特殊な条件下だったと。そう言われると評価が難しくなりますね。ソールオリエンスは東京か、中山だとどうでしょう。
中山が向くのはたしかでしょうけどね。東京の新馬戦は高いレベルでしたけど、勝ち方が地味だったんですよね。2着馬が強いというのもありますが。
―クビ差でしたかね。距離はこなせそうですか。
距離は伸びていいと思いますよ。お母さんの方が重たいですし。イメージ的にはタイトルホルダーとアスクビクターモアの母系が混じっているような。
―ありがとうございます。皐月賞で最も評価できる走りをしたのはどの馬になりますか。
条件が特殊すぎて判断しにくいですが、本来広いコースの良馬場のほうがいいタイプで、落鉄しながら3着のファントムシーフは良かったかな。距離も2400mになるのはいいですしね。皐月賞の上位3頭なら、現時点ではこの馬からと考えています。
―ファントムシーフですか。とても魅力的なのですが、ルメール騎手が青葉賞馬のスキルヴィングに騎乗するのは気になるところです。スキルヴィングをどう見ていますか。
う~ん、今のところは物凄く切りたい(笑)。それほどレースレベルが高くないんですよね。3歳路線全体の話をすると、皐月賞の戦前は大混戦の様相だったのに、結果を鵜呑みにしづらい条件下でのレースが終わった途端、1強にスキルヴィングが続くという構図になっている。これは一体、なんなんだと。
―(笑)。たしかに、あれだけ混沌としていたのが遠い昔のような。
もう少しいうと、皐月賞が道悪になるケースは少なくて、道悪の皐月賞の結果ってあまりダービーに直結していないんですよ。渋った皐月賞を勝って、ダービーも勝ったのってコントレイルくらいじゃないかな。
―混沌に引き戻されるような話ですね。あくまで現状ですが、どの馬から入ろうと考えていますか。
そうですね、本命サイドからいくか、中穴サイドからいくか、大穴からいくか…。
―大穴を聞きたいです。
これ面白いかなという馬がいて、ノッキングポイントですね。
―思った以上に大穴です。NHKマイルCに登録すらしてこないのはなぜなんだと思っていました。新馬戦は強かったですよね。
そうなんですよ、物凄い強い内容だったんです。出世していく馬は新馬戦で光るものを見せるので。
―ただ、問題はその後ですよね。順調にいかなかった原因などあるでしょうか。
はっきりと断言はできないですが、デビュー戦以降、調教ががくっと悪くなっていたんですよ。中間の調教内容はデビュー戦が一番良かったくらいで。時計が出ているときでも、無理して出しているような感じなんです。
―なるほど。それはここ最近も同じですか。
2走前くらいから、ちょっとずつ戻ってきたかなという感じがしてて。この中間は木村調教師が「脚の可動域が狭くなっていた時期があった」と、話をしていたんですよね。私自身も1年で20センチ背が伸びて脚が遅くなりましたからね(笑)。走り方がわからなくなって。
―(笑)。距離はかなり伸びますが、どうでしょうかね。
お母さんのチェッキーノがオークスの2着馬なので、守備範囲だと思いますし、2走前に東京マイルで勝ったときも、ルメール騎手が「少し忙しかった」と言っているんですよね。今回は久々に追い切りもよかったです。
取材後記:キタサンブラックの子はなぜキレるのか問題は、当馬が現役時代差しに構えていたら、キレる馬だった可能性アリ説も有力でした。謎は深まるばかりです…。
以上、プロ予想家2名の日本ダービーの見解と注目馬を紹介しました。お二方ともに人気になりそうなスキルヴィングには懐疑的でしたね。
(文・垣本大樹)
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日曜日に行われる日本ダービーの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ベラジオオペラ【C】
栗東CW併走。ブレの少ないフォーム、トビの大きな走りは健在だが、最後は遅れる形でのゴール。無理をせず手ごたえに余裕を残していたとはいえ、あくまで挑戦者の立場。もう少しネジを締めて欲しかったような気も。その点を踏まえると、評価を上げるには躊躇してしまう。
②スキルヴィング【B】
美浦南W併走。直線を向いて間もなくモタつくような場面もあったが、その後は安定したフットワークで走れていた。3頭併せの真ん中で両サイドから圧を受けながらも、最後まで集中力を維持していたことも評価できる。及第点の仕上がりだろう。
③ホウオウビスケッツ【B】
美浦南W単走。適度な前傾姿勢を保って走れていたし、鞍上の軽い促しに対しても、きちんと反応していた。厳しく見れば、もっと後肢を使って欲しいが、大きく割り引くほどではない。概ね自身のパフォーマンスは示している印象。この馬なりに順調だろう。
④トップナイフ【B】
栗東CW併走。頭の位置こそ高めだが、1週前に比べると競る意欲が出てきたし、仕掛けに対する反応も良くなっている。派手さはないものの、ブレの少ないフォームでジワジワと脚を伸ばす姿をみるに、距離延長自体は問題なさそう。侮れない1頭だ。
⑤ソールオリエンス【A】
美浦南W併走。前進気勢が強いなかでも折り合いはついており、この馬とすればコーナリングと手前変換もスムーズだった。四肢の動きに淀みはなく、踏み込みもしっかりしている。集中力が高く、ラストの反応も良かった。いい態勢で本番に臨めそうだ。
⑥ショウナンバシット【B】
栗東CW併走。中身の濃い攻めを1週前に施した効果もあってか、当時の反応の鈍さが大分解消され、後肢の送り出しも良くなった。最後まで気を抜かずに走れていたのもいい傾向。前回よりデキが劣るという印象はなく、あとは実戦に行っての集中力次第。それが焦点となろう。
⑦フリームファクシ【B】
栗東CW併走。鞍上と息が合わなかったのか、少しモタつく場面も。手ごたえ劣勢で終えた点もいただけない。ただ、四肢の回転は悪くなく、ゴール前の脚どりもしっかりしていた。判断するに難しいが、上々の動きを披露した1週前追い切りを加味してのB判定とする。
⑧メタルスピード【B】
美浦南W併走。ひと蹴りごとの進みが大きく、先行する僚馬に楽々と追いつく。併せた際に若干の硬さが見られたものの、許容範囲の部類。折り合いは欠いておらず、ラストの反応も悪くなかった。少なくとも、前回のデキを下回るということはない。
⑨グリューネグリーン【C】
美浦南W併走。リラックスしているし、四肢の回転も滑らか。反面、一旦抜け出して1頭になってからは、今ひとつ気持ちが乗らないような走り。併走相手のライラックと馬体を並べて終える形は予定通りなのかもしれないが、何かしら物足りなさを覚える内容だった。
⑩シャザーン【A】
栗東坂路単走。サッと流す程度の内容ながら、整ったフォームでキビキビと登坂。少しこわばった様子に見えた前回の最終追いに比べると、リラックスして走れており、そのぶん体の使い方が良くなったように感じる。ラストの反応も上々。いい雰囲気で東上できそうだ。
⑪ハーツコンチェルト【B】
美浦南W単走。ムキになることなく、きちんと折り合いをつけて走れていたのは良い傾向。ひと頃見られた硬さが解消され、本来の伸びやかなフォームを取り戻してきている。このひと追いでさらに上向くようであれば、面白い存在になるかもしれない。
⑫タスティエーラ【B】
美浦南W併走。強い前進気勢を示したかと思えば、抜け出してから気を抜く仕草を見せるなど、難しい面は相変わらず。とはいえ、脚元の動きは力強く、フォームも安定している。デキ落ちという印象はなく、ようは実戦でジョッキーが上手にコントロールできるか否か。その1点に尽きる。
⑬シーズンリッチ【B】
美浦南W併走。パートナーを気にするなど、幼い面を出しながらも、いい意味での荒々しさがあり、フットワークは上質。ラストの反応と伸びも悪くなかった。本格化はまだ先かもしれないが、素材の良さが垣間見える内容。ぞんざいには扱えないように思える。
⑭ファントムシーフ【A】
栗東CW併走。やや首が高い走法はいつものこと。コーナーから気合乗りが良く、僚馬を捉えに行く際の動きも鋭い。相手が抵抗する素振りを見せると、馬自ら脚いろを強め、最後は体勢有利の形でゴール。ガッツリ追えば、まだまだ伸びそうな余韻を残しているのもいい。好気配。
⑮ノッキングポイント【B】
美浦南W併走。気負いがちではあるが、3頭併せの真ん中でも臆することなく走れていた点は評価できる。1週前に見せた可動域の広いフォームも光るものがあった。調整は順調に進んでいる様子なので、あとは実戦で気分を損ねず運べるかどうか。そのあたりが好凡走の鍵を握る。
⑯パクスオトマニカ【C】
美浦南W単走。単走表記だが、併せ馬に近い形の追い切り。脚元の動き自体は悪くないのだが、目標とする僚馬に待ってもらったにもかかわらず、追いつくまでに時間を要していたのは気がかり。実戦向きのタイプとはいえ、今回は期待よりも不安のほうが大きい。
⑰ドゥラエレーデ【B】
栗東坂路単走。直線の中盤あたりまでは、口向きの悪い面を出していた。その点はいただけないが、ラストにかけてのトビの大きな走りは秀逸。これを見せられると、安易に低評価をつけることはできないように思える。判断に悩ましいが、今回はB判定としておきたい。
⑱サトノグランツ【A】
栗東坂路単走。21日に実質的な最終追いを施しているので、軽めの調整。細かい部分で雑なところはあるが、四肢のさばきは力強く活気も適度。終盤の軽い促しに対する反応も良かった。1週前追いで見られた、前さばきの硬さが解消されつつあるのも好印象。上々の仕上がり。
グリューネグリーン・相沢調教師「皐月賞時より数段いい。逃げにこだわらず2、3番手でも」
ショウナンバシット・須貝調教師「使うごとに成長。ジョッキーがすごく楽しみにしている」
シーズンリッチ・戸崎騎手「いい感じに起きた走りができている。距離もこなせていいはず」
スキルヴィング・木村調教師「たくましくなって前走後も馬体はしぼまなかった。元気もいい」
ソールオリエンス・手塚調教師「動きも息も良かった。理想は速い時計の良馬場だと思う」
タスティエーラ・堀調教師「前走は次につながる競馬。いろんな部分がいいほうに向いている」
ドゥラエレーデ・池添調教師「仕上がったのでオーバーワークを避けた。前で競馬をしたい」
トップナイフ・昆調教師「皐月賞のダメージは少なかった。操作性がいいので距離は大丈夫」
ノッキングポイント・北村宏騎手「隙なく集中して走れていた。距離はあまり心配なさそう」
パクスオトマニカ・田辺騎手「体調面は変わりない。スタートが良ければハナに行きたい」
ハーツコンチェルト・武井調教師「動きは上々。やる気がありながら折り合いもついていた」
ファントムシーフ・武豊騎手「大きな癖もなく、乗りやすい。東京2400メートルは合いそう」
フリームファクシ・須貝調教師「敏感なところがある。ゆったりとリズムを取れる競馬がいい」
ベラジオオペラ・横山和騎手「馬がやる気になってきた。メンタル面の強さが生きると思う」
ホウオウビスケッツ・丸田騎手「ほぼ助走なしで1ハロン11秒3。乗っていて気持ちが良かった」
メタルスピード・津村騎手「動きが良化。距離延長はプラスに出る」
(夕刊フジ)
2013年以降(過去10年)の1~3着馬30頭のキャリアを確認すると、3戦から9戦までの間。ただし、キャリア3戦馬やキャリア9戦馬の好走(3着以内)は、複勝率100%の重賞ウイナーに限られる。その点には注意したい。
(減点対象馬)
④トップナイフ
2013年以降の1~2着馬20頭における前走使用レースを検証すると、皐月賞、京都新聞杯、毎日杯の3パターンに集約される。これ以外の臨戦馬は過信禁物とみるべきだろう。
(減点対象馬)
②スキルヴィング ⑪ハーツコンチェルト ⑯パクスオトマニカ ⑰ドゥラエレーデ
前走の着順に関しては、G1であれば7着以内、G2なら2着以内、それ以外の場合は1着が一応の目安。2013年以降の2着以内全馬がこの条件を満たしていた。
(減点対象馬)
①ベラジオオペラ ③ホウオウビスケッツ ⑦フリームファクシ ⑨グリューネグリーン ⑮ノッキングポイント
国内戦を経由してきた馬の前走における単勝人気については、皐月賞なら7番人気以内、それ以外であれば2番人気以内がひとつの基準。2013年以降の1~2着全馬が該当する。勝ち負けを演じるには、前走での人気も影響することを頭に入れておきたい。
(減点対象馬)
④トップナイフ ⑥ショウナンバシット ⑧メタルスピード ⑨グリューネグリーン ⑩シャザーン ⑬シーズンリッチ
2013年以降の1~2着馬20頭すべてに、芝1800m以上のJRA重賞において2着以内の好走歴があった。重賞で2着以内に入った経験がなかった馬や、重賞連対(2着以内)歴が1800m未満の距離に偏っていた馬は、低調な結果に終わっている。
(減点対象馬)
⑥ショウナンバシット ⑧メタルスピード ⑩シャザーン ⑯パクスオトマニカ
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日本ダービーは、上位人気3頭もしくは、上位人気2頭+人気薄の穴馬1頭という組み合わせで決着することが多いレース。U指数についてもその構図は似ており、上位勢で順当に決まるか、あるいはそこに指数下位の馬が1頭割って入るパターンが続いている。つまり、軸にふさわしいのは指数も人気も上位の馬で、3着以内にそのうち2頭以上が入ってくる可能性が高いということ。2020年3着のヴェルトライゼンデ(4位、10番人気)や2021年3着のステラヴェローチェ(2位、8番人気)のように、人気の盲点になっている実力馬を労せずチョイスできるケースもあるので、今年も積極的に指数上位を狙っていくスタンスを貫きたい。
例年の傾向からも絶対に外すわけにはいかないのが、U指数上位3頭だ。3位と4位の間に2.6の指数差が生じており、ワンランク上の“淒馬グループ”を形成している。1位⑤ソールオリエンス(99.2)、2位⑫タスティエーラ(98.1)、3位⑭ファントムシーフ(96.7)と、奇しくも皐月賞上位の着順通りの並びとなった。馬券はこの3頭を中心に組み立てたい。
最後に1頭、皐月賞組のなかで人気妙味のありそうな4位タイ⑩シャザーン(94.1)に注目する。
2018~2021年まで4連覇、種牡馬として日本ダービー通算7勝の金字塔を打ち立てたディープインパクトだが、昨年は勝利を逃し、現3歳世代がラストクロップとなる今年は産駒が不在。時代の変わり目を感じる一戦となりそうだが、昨年は2着にキタサンブラック産駒のイクイノックスが入線するなど、相変わらずディープインパクト(ウインドインハーヘア)に所縁ある血統背景を持つ馬の勝ち負けが続いている。
ほか、近年は母系にSeattle Slewの血を引く馬の勝利が続いており、21年シャフリヤール(母の父Essence of Dubai)、22年ドウデュース(母の父Vindication)の2頭においては母の父が同系統の種牡馬。なお、21年にハナ差2着の惜敗に泣いたエフフォーリアも父系祖父シンボリクリスエスを介して同血脈を保持していた。
スキルヴィングは、父キタサンブラック×母ロスヴァイセ(母の父シンボリクリスエス)。近親に09年の勝ち馬ロジユニヴァースがいる血統。父は昨年2着のイクイノックスを出しており、父系祖父ブラックタイドがディープインパクトの全兄という血統背景も特筆に値する。一方、母の父も17年に1着レイデオロと3着アドミラブルが揃って好走するなど相性がよく、Robertoの底力やSeattle Slewの持続力は大舞台でこそ活きてくるものだろう。
ハーツコンチェルトは、父ハーツクライ×母ナスノシベリウス(母の父Unbridled’s Song)。14年ワンアンドオンリー、22年ドウデュースと父は今回出走するメンバーのなかでは唯一勝ち馬を出している種牡馬。なお、同じ「父×母の父」となる配合からは17年2着スワーヴリチャードが出ており、母の父に焦点を当てれば20年1着コントレイルも該当する。左回りでは「1-1-1-0」と底を見せておらず、この父であることを鑑みても広いコースでこそ。
ドゥラエレーデは、父ドゥラメンテ×母マルケッサ(母の父オルフェーヴル)。父は15年の勝ち馬で、その父キングカメハメハ、2代母エアグルーヴ、3代母ダイナカールと東京芝2400mのG1で真価を発揮してきた一族。また、母の父も11年のクラシック三冠馬であり、本馬においては16年2着サトノダイヤモンドの甥にあたる続柄にも着目できるだろう。今回を含め、すべて異なる騎手という経緯は気になるものの、血統構成からも軽視はできない。
編集部(以下、編) さぁ、今年も日本ダービーの日がやってまいりました。
新良(以下、新) 気が引き締まります。関係者にとってもファンにとっても、このレースは特別な存在ですからね。勝ちたいし、馬券を当てたい。これは全員共通の願いでしょう。
編 ただし、乗り替わりという観点で見ると……。
新 まさに鬼門といえるレースですね。G1は継続騎乗が強い。クラシックはその傾向が顕著。そして、日本ダービーはそのなかでも特別。そんな状況ができあがっています。
編 過去10年で乗り替わりは1勝、2着1回、3着2回。うーん、厳しい! というのが正直なところですよね。
新 でも、ゼロではないですし、唯一勝利を挙げたシャフリヤール(川田将雅騎手→福永祐一騎手)を、私はこのコーナーで取り上げて的中させました。
編 そうでした、そうでした。シャフリヤールの指名は本当にお見事でした。
新 厳しい状況なのは承知のうえで、最先着を果たす馬に迫っていきます。できれば、馬券になってほしいですね。
編 よろしくお願いします。新良さんはどの乗り替わり馬を狙うことにしましたか?
新 角田大河騎手から戸崎圭太騎手に乗り替わる⑬シーズンリッチの一発に期待しています。
編 これはかなり強力な乗り替わりですね。しかも戸崎騎手は、ヴィクトリアマイルでテン乗りのソングラインを勝利に導いたばかり。勢いも感じさせます。
新 2018年はエポカドーロで2着、2019年はダノンキングリーでクビ差2着、2021年はグレートマジシャンで4着と、近年の戸崎騎手は悔しい結果が続いています。勝ててはいないものの、ダービーでどう乗ればいいかについては、しっかり理解できていることでしょう。
編 そんな鞍上の思いに、馬が応えられるかどうかがポイントになりそうです。
新 先ほど触れた、ダービーの過去10年に乗り替わりで馬券になった4頭のうち3頭は、前走が関西圏の重賞勝ち馬という共通点があります。2014年3着のマイネルフロストと2021年1着のシャフリヤールは毎日杯、2015年2着のサトノラーゼンは京都新聞杯、という内訳です。
編 それが意味することとは?
新 どの馬も単勝10倍以上の評価にとどまっていましたので、力の裏付けはあるのに、乗り替わりによって必要以上に軽視されてしまった可能性があると、私は分析しています。
編 なるほど。シーズンリッチもそのパターンに該当するかもしれないということですね。
新 はい。まさにこのコーナーで注目すべき馬であり、ダービーで穴を狙う極意と言っていいかもしれません。
編 下馬評は低くても、期待したくなりますね。
新 もうひとつ触れておきたいのは、ダービーにおける短期免許の外国人騎手の扱いについてです。
編 とても気になります。今年は松山弘平騎手からレーン騎手に乗り替わるタスティエーラに注目が集まっていますから。
新 乗り替わりのケースは当然期待されますが、じつは馬券になっていないんですよ。2013年はC.デムーロ騎手に乗り替わったロゴタイプが2番人気5着。2019年はレーン騎手に乗り替わったサートゥルナーリアが1番人気4着。いずれも人気を裏切っています。
編 つまり、タスティエーラは危険な人気馬になり得るということですね。
新 思いきってバッサリ切ってしまうのも、アリかもしれないですね。過剰人気することは間違いないので。ダービーの乗り替わりは、人気の外国人騎手ではなく、人気の盲点になっている馬と騎手のコンビを狙うべきなんです。
編 わかりました。シーズンリッチと戸崎騎手が、穴馬券の使者になってくれますように……。
新 期待しましょう。勝てないまでも、頑張って2着、3着には食い込んでほしいですね。
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「競馬の祭典」と称される、日本競馬の頂点に君臨するレースで、その年の3歳ナンバーワンを決める大一番。皐月賞に続く、クラシックの2冠目としても知られる。名馬、名勝負の宝庫であり、そのすべてをわずかなスペースで語り尽くすことはできない。それほど偉大なレースである。過去にはセントライト、シンザン、ミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴル、コントレイルの8頭が、1冠目の皐月賞に続きこのレースを制し、さらには秋の菊花賞にも勝って3冠馬となった。平成以降だけを見ても、約20万人の大観衆が集まり場内に「ナカノコール」が響き渡ったアイネスフウジンの第57回(1990年)、父シンボリルドルフに次いで親子制覇を達成したトウカイテイオーの第58回(1991年)、名手・柴田正人騎手が19回目の挑戦で涙の戴冠を果たしたウイニングチケットの第60回(1993年)、戦後初めてキャリア3戦目で頂点をきわめたフサイチコンコルドの第63回(1996年)、64年ぶりにして史上3頭目の牝馬による制覇となったウオッカの第74回(2007年)など、話題性にあふれる年は枚挙にいとまがない。