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東京優駿(日本ダービー) G1   日程:2019年5月26日()  東京/芝2400m

東京優駿(日本ダービー)ニュース

【日本ダービー】レース展望
 今週はいよいよ競馬の祭典・日本ダービー(26日、東京、GI、芝2400メートル)が行われる。2016年に日本で生まれた7071頭の3歳馬のうち、選ばれた18頭しか出走できない狭き門をくぐり抜けた精鋭が集まる。 最大の注目は4戦4勝の皐月賞馬サートゥルナーリア(栗東・角居勝彦厩舎、牡)が、14年ぶり7頭目の無敗の2冠馬に輝くかどうかだ。6月10日の阪神新馬戦(芝1600メートル)と、かなり早い時期にデビュー勝ちしているが、1.1倍の単勝オッズが示すとおり、当時から素質の違いは明らかだった。その後<萩S、GIホープフルSと楽勝して臨んだ皐月賞は、好枠から内をロスなく進んだダノンキグリーと、外から早めに抜け出そうとしたヴェロックスを、急坂を上ってから一気に捕らえた。着差こそ頭差だったが、相手にしてみれば、勝つならこれしかない…という競馬をして差されたのだから、ショックは大きかったはずだ。舞台が東京の2400メートルに替わる点も、中山の2000メートルと違ってまぎれが少ないだけにプラスになるだろう。唯一の不安材料は、クリストフ・ルメール騎手の騎乗停止となったため、ダミアン・レーン騎手に乗り替わること。初騎乗でのダービー勝利は1954年のゴールデンウエーブまでさかのぼらなければならないが、レーン騎手の活躍ぶりを見れば、杞憂に終わる可能性はある。 皐月賞2着のヴェロックス(栗東・中内田充正厩舎、牡)は、当時、ゴール前で勝ち馬に馬体をぶつけられて一瞬、バランスを崩さすシーンがあり、着差が着差だけに惜しまれる。ジャスタウェイ産駒だが、操縦性が高く折り合えるので、距離にも対応できそう。金子真人ホールディングス(株)にとっては、金子氏の個人名義時代も含め、5度目のダービー制覇がかかる一戦だ。 皐月賞3着のダノンキングリー(美浦・萩原清厩舎、牡)は4番枠を生かして内々をロスなく進んだ。若干、力んだ面を見せたが、前に馬を置いて折り合いをつけ、直線もスペースがあいた瞬間に抜け出してきた。この馬の課題は距離。勝ち鞍が1800メートルまでしかないので、2400メートルで折り合えるか、その一点に尽きる。 4着のアドマイヤマーズがNHKマイルCを勝ったように、皐月賞の上位3頭は力が抜けた存在。ダービーもこの3頭が中心になりそうだが、別路線組では京都新聞杯勝ちのレッドジェニアル(栗東・高橋義忠厩舎、牡)が注目される。逃げ粘るロジャーバローズ(栗東・角居勝彦厩舎、牡)を中団追走から差し切った脚は、直線が長い東京ではより脅威になりそうだ。 リオンリオン(栗東・松永幹夫厩舎、牡)は同じ東京芝2400メートルの青葉賞を逃げ切り勝ち。横山典弘騎手の好騎乗が目立ったが、惜しくも騎乗停止になったため、息子の横山武史騎手に乗り替わる。ダービーでは乗り替わり自体、好走例がほとんどなく、しかも初騎乗。データ上は厳しいが、横山武騎手は小倉、新潟で開催リーディングに輝き、関東ではリーディング6位につけている。名手の父からどんな策を授けられているか、楽しみな新コンビだ。 青葉賞2着のランフォザローゼス(美浦・藤沢和雄厩舎、牡)は、最後の伸びが際立っていた。祖母がオークス&天皇賞・秋を優勝したエアグルーヴという血統面からも注目される。 皐月賞5着のクラージュゲリエ(栗東・池江泰寿厩舎、牡)ホープフルS2着の実績があるアドマイヤジャスタ(栗東・須貝尚介厩舎、牡)、皐月賞は脚部不安で回避したが、スプリングS勝ちがあるエメラルファイト(美浦・相沢郁厩舎、牡)、きさらぎ賞優勝馬で大崩れがないダノンチェイサー(栗東・池江泰寿厩舎、牡)あたりも上位を狙える。道悪になった場合、重馬場の弥生賞を勝っているメイショウテンゲン(栗東・池添兼雄厩舎、牡)が浮上しそうだ。★日本ダービーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2019年5月20日(月) 18:29 NEW!

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【日本ダービー】レースの注目点
★3歳馬7071頭の頂点に立つのはどの馬? 第86回日本ダービーに25頭が登録 5月26日、東京競馬場では3歳馬の頂点を決める「第86回日本ダービー」が実施される。2016年に生産されたサラブレッドは7071頭(持込馬、輸入された外国産馬を含む)となっているが、そのうち一生に一度の大舞台に立つことができるのはわずか18頭。今年のダービーには25頭の登録があり、そのうち重賞ウイナーは9頭を数える。果たして、3歳馬7071頭の頂点に立つのはどの馬だろうか。 注目のスタートは15時40分。なお、ダービーでは1997年のサニーブライアンから22年連続で重賞ウイナーが優勝している。★“春の二冠”制覇を狙うサートゥルナーリア 無敗での達成ならディープインパクト以来14年ぶり 皐月賞馬のサートゥルナーリア(牡、栗東・角居勝彦厩舎)は、デビュー以来4戦4勝で今年の3歳世代7071頭のうち唯一“三冠馬”になる資格を有している。同馬は、2歳時に3連勝でホープフルS(GI)を制覇すると、その後はトライアルなどに出走せず皐月賞へ直行。皐月賞史上初となる年明け初戦での優勝を果たしている。果たして、サートゥルナーリアは無敗のままダービーも制し、史上24頭目となる“春の二冠馬”に輝くことができるだろうか。 なお、無敗で皐月賞&ダービーの“二冠”制覇となれば、2005年のディープインパクト以来14年ぶり7頭目となる。★65年ぶりに“テン乗り”騎手の優勝なるか サートゥルナーリアの鞍上はD.レーン騎手 サートゥルナーリア(牡、栗東・角居勝彦厩舎)には、昨年6月10日の新馬戦から3戦目のホープフルS(GI)まではM.デムーロ騎手が騎乗し、皐月賞(GI)ではC.ルメール騎手が騎乗している。そして、ダービーでは“テン乗り”となるD.レーン騎手が騎乗予定。ダービーは今年で86回目を迎えるが、これまでのダービー馬85頭で“テン乗り”となる騎手が騎乗していたのは3頭だけで、Vなら1954年のゴールデンウエーブ以来、実に65年ぶりとなる。 短期免許を取得して騎乗中のレーン騎手は5月20日現在、JRAにおいて59戦15勝、勝率.254という好成績を挙げているが、65年ぶりの歴史的快挙を成し遂げることができるだろうか。なお、サートゥルナーリアが勝てば、2歳戦が実施されるようになった1946年以降では、最もデビューが早いダービー馬となる。★ダービー5連覇を狙うノーザンファーム サートゥルナーリアなど8頭が登録 生産牧場ノーザンファームは、昨年のダービーをワグネリアンで制し、史上初となる同一クラシック4連覇を成し遂げた。今年のダービーには皐月賞馬のサートゥルナーリア(牡、栗東・角居勝彦厩舎)、皐月賞2着のヴェロックス(牡、栗東・中内田充正厩舎)、青葉賞を制したリオンリオン(牡、栗東・松永幹夫厩舎)など8頭の生産馬が登録しているが、今年もダービーを制すことができるだろうか。 サートゥルナーリアの父ロードカナロアは、現役時代は短距離路線で活躍し、国内外でGI6勝を挙げた。ロードカナロア産駒は父と同じように短距離戦で活躍する馬が多く出ているが、同産駒で牝馬三冠馬となったアーモンドアイは芝2400mのGIで2勝を挙げている。サートゥルナーリアの母は2005年のオークス馬シーザリオで、兄のエピファネイアは2013年のダービーで2着に入っているが、果たしてサートゥルナーリアは初の2400m戦でどのような走りを見せるだろうか。★2度目のダービー連覇なるか金子真人HD(株) 皐月賞でアタマ差2着のヴェロックス 皐月賞2着のヴェロックス(牡、栗東・中内田充正厩舎)が、ダービーでリベンジを狙っている。同馬は今年、若駒S→若葉Sとリステッド競走を連勝して皐月賞に駒を進め、サートゥルナーリア、ダノンキングリーとの3頭の競り合いの末、勝ったサートゥルナーリアからアタマ差の2着となった。ヴェロックスが勝てば、皐月賞2着馬のダービー制覇は2016年マカヒキ以来3年ぶり12頭目となるが、皐月賞の雪辱を果たすことができるだろうか。なお、同馬の鞍上には2016年に皐月賞2着馬マカヒキでダービーを制した川田将雅騎手が予定されている。 また、ヴェロックスを所有する金子真人ホールディングス(株)は、歴代最多のダービー4勝を挙げている(馬主名「金子真人氏」含む)。同馬主は昨年のダービーをワグネリアンで制しており、2004、05年以来2度目のダービー連覇がかかっている。★昨年2着惜敗、ダービー初V目指す戸崎圭太騎手 皐月賞3着馬ダノンキングリーに騎乗予定 ダノンキングリー(牡、美浦・萩原清厩舎)は、デビューから3連勝で共同通信杯(GIII)を制し、無敗での皐月賞制覇を目指したものの、結果は3着で初の敗戦となった。共同通信杯を制した皐月賞3着馬はこれまでに4頭おり、1978年サクラショウリ、2001年ジャングルポケットの2頭がダービー馬となっているが、ダノンキングリーも3歳馬の頂点に立つことができるだろうか。 また、ダノンキングリーに騎乗予定の戸崎圭太騎手は、エポカドーロに騎乗した昨年のダービーではスタートから積極的に主導権をとってゴール寸前まで先頭に立っていたが、勝馬から1/2馬身差の2着に惜敗している。戸崎騎手は今回が7度目のダービー挑戦となるが、“ダービージョッキー”の称号を得ることができるだろうか。★今年も“ダービー馬はダービー馬から”誕生? 父子ダービー制覇がかかる登録馬は12頭 「ダービー馬はダービー馬から」という格言があるように、近年のダービーではダービー馬の産駒が多く優勝しており、2015年ドゥラメンテ、2016年マカヒキ、2017年レイデオロ、2018年ワグネリアンと4年連続で親子2代のダービー馬が誕生している。 今年のダービーには、2002年優勝タニノギムレット産駒が1頭、2004年優勝キングカメハメハの産駒が3頭、2005年優勝ディープインパクトの産駒が7頭、2011年優勝オルフェーヴルの産駒が1頭登録しているが、今年も格言どおりに「ダービー馬はダービー馬から」誕生するだろうか。★青葉賞を逃げ切ったリオンリオン 戦後最年少ダービーVを狙う横山武史騎手が騎乗予定 リオンリオン(牡、栗東・松永幹夫厩舎)に騎乗予定の横山武史騎手は、ダービー当日の年齢が20歳5カ月4日で戦後最年少ダービーVがかかっている。小倉に続いて先週末で開催が終了した新潟でもリーディングを獲得した若武者が、GI初騎乗となるダービーでどのような騎乗を見せるだろうか。 また、リオンリオンを管理する松永幹夫調教師はダービー初挑戦となる。同調教師は、騎手時代にダービーで10回騎乗しており、1997年の3着(メジロブライト)が最高成績となっている。調教師として初参戦する今回、悲願のダービー制覇を遂げることができるだろうか。★史上3人目のダービー連覇を狙う福永祐一騎手 1勝馬のランフォザローゼスとのコンビで参戦 昨年、悲願のダービー初勝利を挙げた福永祐一騎手は、青葉賞(GII)2着馬のランフォザローゼス(牡、美浦・藤択和雄厩舎)とのコンビで連覇を狙う。 福永騎手のダービー初騎乗はデビュー3年目の1998年で、19回目のダービー挑戦となった昨年、ワグネリアンを勝利に導いて“ダービージョッキー”となった。ランフォザローゼスは通算4戦1勝、2着3回で連対率100%と堅実な成績を残しているが、ダービーの舞台でどんな走りを見せてくれるだろうか。 なお、藤沢和雄調教師は、現役トップのダービー出走回数(20回)を誇り、レイデオロで2017年のダービーを制している。★9年連続参戦の池江泰寿調教師 ダノンチェイサーなど3頭の管理馬を登録 池江泰寿調教師(栗東)は、2011年から8年連続でダービーに管理馬を出走させており、フルゲートが18頭となった1992年以降では橋口弘次郎元調教師と並ぶダービー最多連続年出走を記録している。 池江調教師は今年のダービーにも、きさらぎ賞(GIII)勝馬のダノンチェイサー(牡)、皐月賞(GI)5着のクラージュゲリエ(牡)、すみれS(リステッド)勝馬のサトノルークス(牡)と3頭も管理馬を登録しているが、2011年のオルフェーヴル以来2度目のダービー制覇を果たすことができるだろうか。★年明けデビューでダービーVなら19年ぶり 京都新聞杯を制したレッドジェニアル レッドジェニアル(牡、栗東・高橋義忠厩舎)は、京都新聞杯(GII)で重賞初制覇を飾り、ダービーに駒を進めてきた。同馬はデビューが今年の1月13日(京都・3着)と遅く、ダービー当日がデビュー134日目となる。 過去10年のダービー馬を見ると、最もデビューが遅かった馬は2016年のマカヒキ(10月18日)で、年明けデビュー馬のダービー制覇は2000年のアグネスフライト(2月6日)までさかのぼる。アグネスフライトは京都新聞杯で重賞初制覇を飾り、ダービーも連勝しているが、レッドジェニアルも同じように年明けデビューでダービー馬に輝くことができるだろうか。なお、レッドジェニアルには酒井学騎手が騎乗する予定となっている。★30年ぶりに“芦毛のダービー馬”誕生なるか エメラルファイト&メイショウテンゲン 今年のダービーは、改元後初めて実施される“令和初のダービー”となる。平成最初のダービーとなった1989年は、ウィナーズサークルが勝ち、現在まで唯一となる“芦毛のダービー馬”が誕生したが、今年のダービーではどのようなドラマが繰り広げられるだろうか。 なお、今年のダービー登録馬で毛色が「芦毛」の馬は、エメラルファイト(牡、美浦・相沢郁厩舎)、メイショウテンゲン(牡、栗東・池添兼雄厩舎)の2頭。エメラルファイトは3月17日のスプリングS(GII)1着以来約2カ月ぶりの出走で、メイショウテンゲンは皐月賞15着からの巻き返しを狙うが、30年ぶりに“芦毛のダービー馬”が誕生するだろうか。 メイショウテンゲンに騎乗予定の武豊騎手は、現役騎手で唯一「昭和」、「平成」のダービーに騎乗しており、今回騎乗すれば“3元号”ダービー騎乗となる。武豊騎手は歴代単独トップのダービー5勝を記録しているが、“令和最初のダービー”で自身の最多勝記録を更新することができるだろうか。
2019年5月20日(月) 15:31 NEW!

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【安田記念】アーモンドアイvsダノンプレミアム
 春の東京GI5連戦を締めくくる「第69回安田記念」(6月2日、芝1600メートル)の登録が19日に締め切られ、17頭がエントリーした。 ハイライトは4歳世代を代表する2頭の初対決だ。女傑アーモンドアイはドバイターフでGI5勝目をゲット。凱旋門賞への登録は見送られ、最強マイラー決定戦に矛先を向けてきた。「海外遠征の反動もなく順調」と国枝調教師。府中の直線で自慢の末脚が炸裂しそうだ。 牡馬代表はダノンプレミアム。日本ダービー6着後は長期休養を余儀なくされたが、金鯱賞→マイラーズCを連勝し2歳王者の威厳を示した。雌雄を決する戦いは世界からも注目を集めそうだ。(夕刊フジ)★安田記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2019年5月20日(月) 11:14 NEW!

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【日本ダービー】心身充実!逆襲のヴェロックス
 令和になって初の競馬の祭典「第86回日本ダービー」が26日、いよいよ東京競馬場で行われる。2016年生まれのサラブレッドは7071頭。その頂点を目指し18頭が激突する。無敗2冠を狙うサートゥルナーリアが中心だが、“逆転”もまたダービーの歴史。皐月賞で頭差2着と苦杯をなめたヴェロックスが、抜群の仕上がりでリベンジに挑む。 皐月賞史に残る激闘だった。各馬ゴール前の叩き合いで力を振り絞り、サートゥルナーリアから頭差でヴェロックス、さらにハナ差でダノンキングリーが続いた。離された4着アドマイヤマーズがNHKマイルCを勝ったことで、改めて“3強”が浮き彫りとなった。 そこでヴェロックスは確かな手応えを得る。レース前の人気は離されていたが、「直線でサートゥルナーリアと2度ほどぶつかるタフなレース」(猿橋助手)ながら一歩もヒケを取らなかった。 「レース後も、もう少し反動があるのかなと思っていたが、ケロッとしていた。カイバは残さず食べて馬体重も増えている。大きく変わったところはないが、折り合い面をじっくり調整してきたおかげで、すごく乗りやすくなっているよ」 15日のCWコースはジェシーと併せて、「(川田)ジョッキーに負荷をかけてもらった」と、ラスト1F11秒5でスパートして3馬身半先着。19日も12秒0とシャープな伸び脚を披露し、「順調だね。逆算して丁寧に進めてきたし、体も心も余裕を持ってつくれている」と、寸分の狂いもなく仕上がっている。 東京では東スポ杯2歳Sで4着に敗れているが、「当時はまだ馬が緩かったうえ、道中で他馬と接触してポジションを下げた」と同助手。激戦を経て心身ともタフになった今、史上12頭目となる皐月賞2着からの逆転へ、ムードは高まる。(夕刊フジ)★日本ダービーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2019年5月20日(月) 11:10 NEW!

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【日本ダービー】サートゥルナーリア、無敗2冠へ
 さあダービーウイークだ!! 日本ダービー(GI、芝2400メートル)が26日、東京競馬場で行われる。4戦4勝の皐月賞馬サートゥルナーリアを管理する角居勝彦調教師(55)=栗東=に、競馬リポーターの大恵陽子が直撃インタビュー。史上7頭目となる無敗の2冠馬へ-。厩舎ゆかりの血統馬で臨む思いなど、2007年にウオッカでダービーを制した名トレーナーの胸中に迫った。 大恵 皐月賞は、最後の直線で内にヨレながらも勝利しました。 角居 (約3カ月ぶりで)不安はありましたが、いい状態でした。ただ、これまで仕上がっている馬と叩き合いになることがなかったので、精神的なものでヨレたのかもしれません。 大恵 年明け初戦が皐月賞というローテーションはダービーを見据えてのものですか。 角居 そうですね。(オーナーサイドと)ダービーを必勝でいくのであれば、そこまでに2回も輸送するのはどうかとなったので。 大恵 母のシーザリオ(※1)、その子供も管理されています。 角居 シーザリオは種馬のいいところを出すお母さんで、きょうだいで似ているのは、新馬戦を勝って自分でちゃんとクラシックに乗るところ。あまり調教師を必要としていない(笑)。 大恵 いえいえ。サートゥルはロードカナロアが出ていると。 角居 そうですね。スピードがあって、アーモンドアイのように距離の融通も利く感じです。 大恵 兄のエピファネイア(※2)とはタイプが違いますか。 角居 全然、力みがないですからね。そのあたりで距離はもつんじゃないかと思います。 大恵 先ほど、馬房を見せてもらったときもおとなしかったです。 角居 追い切り後は目が血走っている子もいるんですが、穏やかですね。全ての競走馬がこうはいきませんけどね。調教に出て行くときだけはうれしそうで、元気よく出て行きます。 大恵 規格外の速さを持っていますね。 角居 完歩(歩幅)が大きくて、普段の調教のラップも計算が狂ってくるようなフォーム。見ていてそう思うくらいだから、乗っている側はもっとそうでしょう。 大恵 他に強さの秘けつは。 角居 体幹がしっかりしていて、あまり痛いところが出てこない。バランスが崩れると、ミスステップひとつでどこかを傷めてきますから。 大恵 ルメール騎手が騎乗停止。レーン騎手に乗り替わります。 角居 (25歳と)若いのにうまいと思います。こちらからは、オーストラリアは1200メートルのレースが多いので、普段の倍走りますよ、と(笑)。 大恵 10年に皐月賞を勝って臨んだヴィクトワールピサ(3着)に続く1番人気馬での出走になりそうですね。 角居 プレッシャーだけです(笑)。最後のバトンを受け継いだ者として、重責を感じています。(ヴィクトワールピサは)1番人気で取りに行きたい気持ちが強かったような気がしますね。平常心で戦えるように頑張ります。 大恵 勝てば、無敗のダービー馬です。 角居 負けずにここまできて、ワクワクするようなパフォーマンスを見せてきての、ダービーへのチャレンジ。応援に来ていただければ、うれしいです。 大恵 角居調教師にとって、ダービーとは。 角居 ホースマンなら誰もが憧れて目指すレースです。華やかで、緊張感が漂うパドックを経験するとゾクゾクしますね。あのステージに馬を立たせるのはホースマンの名誉だと思います。 大恵 海外のビッグレースとはまた違うものですか。 角居 海外は何を負かせばいいというのはなくて、自分との戦い、馬作りを極めるという部分。ダービーは対戦相手も、生産者も、厩務員さんから助手さんまで顔が見えますから、うれしいような苦しいようなところがあります。だからこそ、より勝ちたいのかもしれないし、そこに重みも出てくると思います。 大恵 角居厩舎のダービーといえば2007年に勝ったウオッカです。牝馬で64年ぶりの快挙でした。当時の心境は。 角居 本来、ダービーというのは種馬を選定するレース。周りからは「牝馬は種馬になれないぞ」と言われていましたから。(最後の直線で)集団から飛び出したときには、これでみんなに合わせる顔があるなあと思いましたね。 大恵 サートゥルナーリアとの夢や目標はありますか。 角居 けがをさせないようにして、ちゃんと繁殖にかえすことだと思っています。もうGIタイトルを2つ取っていますからね。 大恵 凱旋門賞(10月6日、パリロンシャン、仏GI、芝2400メートル)も登録済みです。 角居 ダービーで勝ち負けすればチャンスのある1頭になるかなと思います。 ※1シーザリオ 2004年12月にデビュー。05年にオークスとアメリカンオークスを制覇し、同年の最優秀3歳牝馬などを受賞した。通算6戦5勝。 ※2エピファネイア シーザリオの3番仔で、父はシンボリクリスエス。2013年は皐月賞2着、日本ダービー2着で、菊花賞でGI初制覇。14年ジャパンCも制した。通算14戦6勝。
2019年5月20日(月) 05:09

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【日本ダービー】サートゥルナーリア、地力が違う
 皐月賞馬サートゥルナーリアの無敗2冠に期待が高まる。それまでが楽勝だったため、さすがに皐月賞は厳しい競馬になったが、先に動いたヴェロックスとダノンキングリーを、ゴール前できっちり捕らえきったのは地力の違い。東京の2400メートルに舞台が替わってもこの力関係は揺るがないだろう。 青葉賞2着のランフォザローゼスは、道悪のぶん逃げ馬を捕らえきれなかった。良馬場ならパフォーマンスは上がる。ダノンキングリー、レッドジェニアルなどが相手候補になる。★日本ダービーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2019年5月20日(月) 05:08

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【日本ダービー】ヴェロックス、CWラスト1ハロン12秒0
 競馬の祭典・日本ダービー(26日、東京、GI、芝2400メートル)を1週後に控えた19日、東西トレセンで追い切りが行われた。栗東では皐月賞2着のヴェロックスが、CWコースでシャープな伸びを披露。美浦では同3着ダノンキングリーがWコースを軽快に駆け抜けた。2016年に生産されたサラブレッド7071頭の頂点に立つのはどの馬か-。 《栗東》皐月賞2着ヴェロックスは、CWコースでラスト1ハロン12秒0(6ハロン86秒9)。シャープな伸びを披露した。「順調です。逆算して、丁寧に進めてきましたし、体も心も余裕を持って作れています」と猿橋助手は話した。 8着アドマイヤジャスタはCWでラスト1ハロン12秒2(6ハロン88秒9)。榎本助手は「長めからしまい重点で。動きはどんどんよくなっています」と語った。15着メイショウテンゲンは、CWで4ハロン60秒6-14秒6と軽め。東田助手は「左回りの感触を確かめました。疲れもなく順調です」と笑顔を見せた。 池江厩舎の3頭は、坂路で調整。皐月賞5着クラージュゲリエは、力強いフットワークで4ハロン54秒5-12秒6。兼武助手は「ある程度、負荷をかけました。体が大きくなってきていますね」と成長を口にする。14着サトノルークスは、4ハロン55秒9-12秒7を計時。同助手は「体は目に見えて変わった感じはありませんが、前走時より動けています」と上昇ぶりを伝えた。NHKマイルC4着ダノンチェイサーは56秒7-13秒0。「中2週なので、やり過ぎずやらなさ過ぎずの感じで。あとは、2400メートルの距離に対応できるか」と同助手。 青葉賞を制したリオンリオンは、CWコースを6ハロン87秒9-13秒7。「いつもの日曜と同じような感じです。いい状態をキープできています」と額田助手。 京都新聞杯を制したレッドジェニアルは、坂路で4ハロン58秒3-13秒9。中塚助手は「リズム重視のけいこ。落ち着きがあって、いい感じです」と好感触だ。2着ロジャーバローズは、4ハロン58秒0-14秒0で登坂。小滝助手は「大きめに体調を整える程度で。カイバ食いもここにきてグッと上がってきています」と順調さをアピールした。 《美浦》皐月賞3着ダノンキングリーは、Wコースで単走。4ハロンからラストだけ伸ばす内容で、56秒6-13秒7と軽快な動きをみせた。「動きはよかったし、順調にきています」と萩原調教師。 青葉賞2着ランフォザローゼスは坂路で3頭併せ。最後方から追走して並びかけると、馬なりのまま4ハロン55秒2-13秒0で併入した。「ダービーに向けて順調にピッチを上げていけている」と津曲助手。 皐月賞を右前脚の捻挫で回避したスプリングS勝ち馬エメラルファイトは、坂路単走で55秒0-12秒4。「皐月賞を回避したあとは何事もなくきているし、テンションが高くなってきたのも、この馬としてはいい傾向です」と石川騎手は語った。 ニシノデイジーは坂路2本目に単走で56秒4-12秒7。「馬なりで12秒7は優秀。適度に気合も乗ってきました」と宗方助手。★日本ダービーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2019年5月20日(月) 05:07

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【日本ダービー】横山典騎乗停止でリオンリオンに息子・武史
 18日に横山典弘騎手(51)=美・フリー=が騎乗停止処分を受けたことで、日本ダービーの鞍上が空白になっていた青葉賞馬リオンリオンは、横山武史騎手(20)=美・鈴木伸=で臨むことになった。松永幹調教師が19日、東京競馬場で明かした。トレーナーは「オーナーサイドも“若さで行こう”ということで、武史を薦めて了承を得ました。地道に力をつけている騎手。(横山典騎手と)親子だからというよりは腕を買って、ですね」と、GI初騎乗がダービーとなる若武者に期待を寄せた。 新潟競馬場で一報を受けた横山武騎手は「出るからには期待に応えたい。楽しみで仕方ないです」とレースが待ち切れない様子。小倉に続いて新潟でもリーディングを獲得した20歳が、戦後最年少ダービーVを狙う。★日本ダービーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2019年5月20日(月) 05:06

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【オークス】DMMドリームクラブ、GI初勝利
 「ラスト100メートル。外に持ち出してからの脚のよさに、やってくれると思いました。そう興奮したということは…」。その瞬間を聞かれてDMMドリームクラブの野本巧取締役(49)は、こう答えたが、声は上ずって震えていた。クラブを立ち上げて丸2年にしてのGI初制覇だ。 今後について同代表は「僕は秋華賞を、と思いますが、矢作先生は海外志向が強いので…」と、秋に念願かなった後は、香港遠征などが視野に入ることを示唆した。 生産したノーザンファームの吉田勝己代表(70)は、「レコード勝ちで、最後はすごい脚で楽だったね」と笑みを浮かべる。大阪杯からGI7連勝(昨年の宝塚記念以降、芝1600メートル以上のGIは全制覇)については「尋常じゃない。どうなるか分からないが、次も楽しみ」と、サートゥルナーリアなどの日本ダービーに思いをはせていた。 母ラヴズオンリーミーは、2月14日にディープインパクトの牡馬を産み、このほどドゥラメンテの子を受胎。そして2歳の全妹は、同じ矢作厩舎でこの秋のデビューを待っている。
2019年5月20日(月) 05:04

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【日本ダービー】サートゥルナーリアが坂路を力強く登板!
 無傷の4連勝で皐月賞を制したサートゥルナーリア(栗・角居、牡3)は19日、日本ダービー(26日、東京、GI、芝2400メートル)に向けて調整を行った。 栗東トレセンの朝一番の坂路に登場。力強い脚取りで、ラスト1ハロン12秒1(4ハロン54秒2)を馬なりでマークした。小滝助手は「2ハロンを過ぎたあたりからジワッと出していって、気を抜かせないようにしました。反応もいいし、日に日によくなっています」と好調ぶりを伝えた。★日本ダービーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2019年5月19日() 11:02

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【血統アナリシス】オークス 一撃あっても不思議はないフローラS2着馬!思わぬ伏兵と化す可能性もあるルーラーシップ産駒!
日曜日に行われるオークスの出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。予想の際にお役立てください。 ①ジョディー さかのぼると、”米国の至宝”ラトロワンヌにつながる名門牝系の出自。そのうえ、母父のモンズーンはBMSとして2017年の勝ち馬ソウルスターリングを送り出しており、相応のポテンシャルを秘めているものと推察される。ただし、欧州色の濃い母に、スピード持続力型のダイワメジャーを重ねているゆえ、瞬発力を要求されると足りない印象。上位争いに加わるには、上がりを要する競馬になるか、もしくは早めに仕掛けて我慢比べに持ち込むことが不可欠となる。 ②クロノジェネシス 近親にフサイチエアデール、その仔としてフサイチリシャールがいる筋が通った一族の出自。半姉には先週のヴィクトリアマイルを制したノームコアがいるように、ファミリーの近況が活気付いている点は好印象だ。父レッドゴッド系の当該コース成績が芳しくないところは不安材料の一方、母父にクロフネを配する馬は、リリーノーブル、アドマイヤミヤビ、アイスフォーリスといった面々が当レースで馬券に絡んでいる。最も得意とするスピードの持続力を問われる競馬になれば、ここでも好戦可能だろう。 ③コントラチェック 2014年のオークスで3着に入ったバウンスシャッセ、昨年の京王杯SCを制したムーンクエイクの半妹にあたる良血馬。ディープインパクト×欧州牝系の当レースにおける相性も良く、コース替わりと距離延長は問題なさそう。ただ、きょうだいを含め近い親族をみると、G1では善戦止まりの馬が大勢を占めている。その点を勘案すれば、アタマまではどうか。レース傾向に合う血統構成を評価したうえで、連下候補に留めておくのが正解かもしれない。 ④シェーングランツ 2017年の勝ち馬ソウルスターリングの半妹。母父のモンズーンは優れた底力を伝えて世界的に成功を収めている万能型。母のスタセリタは仏オークスなど、仏・米で6つのG1を制した。欧州の王道を固めた牝系に、当レースで3頭の勝ち馬を輩出しているディープインパクトを重ねているのだから、潜在的な舞台適性については申し分がない。尻下がりの着順をみるに勝ち切るまではともかく、連下争いなら食い込みあっても驚けない存在だ。 ⑤エールヴォア 4代母にダイナサッシュ、5代母にロイヤルサッシュを擁する国内有数の名牝系。伯父にドリームパスポート、一族にはサッカーボーイやステイゴールド、バランスオブゲームといった面々が名を連ねるように、ポテンシャルはここに入っても見劣りしない。ただ、ダート色の濃いワイルドラッシュを母父に持つため、速い上がりの瞬発力勝負になると後れをとる可能性が高くなる。特長を活かすには、シビアな流れ、あるいはタフな競馬質が望ましい。 ⑥アクアミラビリス 半姉のクイーンズリングはエリザベス女王杯を含む重賞4勝。伯母には、仏1000ギニーの勝ち馬トレストレラがいる。母父のアナバーはBMSとして、トレヴやラッシュラッシーズなどを送り出しているように、牝馬の相がすこぶるいい。本馬は父がヴィクトワールピサに替わったが、姉と同様にキレとパワーを兼備したタイプで、距離の融通も利きそう。気性面の不安があるぶん、安定感を欠くものの、ハマッた時の爆発力は半端ではない。見限れない1頭だ。 ⑦シャドウディーヴァ 父のハーツクライは、東京芝G1における重要サイアーのひとつ。北米のマイル重賞で活躍したスピードタイプを母に持ち、母父のダンシリは欧州にて種牡馬・BMSの双方で成功を収めているうえ、ハービンジャーの父でもある。速力と持久力のバランスが良く、日本の高速馬場に適した血統構成と言えよう。父がやや晩成型のため、本格化はもう少し先かもしれない反面、一戦ごとに上昇を辿っているのも事実。その成長力は侮れないものがある。一撃あっても不思議はない。 ⑧ダノンファンタジー 父であるディープインパクトの産駒は当舞台で好成績。母はアルゼンチンの中距離G1を2勝。近親にはブラジルのG1馬や南アフリカの重賞ウイナーが複数並ぶ。各要素をバランス良く兼ね備えた好配合と判断できる。父×南米牝系の組み合わせは、2016年の日本ダービー馬マカヒキと同じ。父×ナスルーラ系かつ南米牝系という点は、2015年のオークス3着馬クルミナルを想起させる。折り合い面に課題を残しているのは厄介だが、額面上のプロフィールはここに入ってもヒケをとらない。 ⑨ウインゼノビア 父はジャパンカップを制したスクリーンヒーロー。一族にはクィーンスプマンテなどの名が見られる。意外性に富んだ血統構成と言えよう。祖母のレディゴシップはタイトル獲得こそ成らなかったが、重賞戦線で堅実駆けしていた馬。阪神JFを除くと、大きく崩れていない本馬のブレが少ない戦績は祖母譲りなのかもしれない。一方で、スタミナとパワーが強調されているぶん、速い上がりの決め手勝負ではパンチ不足。東京のG1となればなおさらだ。上位争いに加わるには、持ち味のしぶとさを活かせる展開、あるいは上がりを要する馬場の出現が必須となる。 ⑩カレンブーケドール 父のディープインパクトは3頭のオークス馬を輩出。母はチリの年度代表馬に選出された名牝で、その父スキャットダディは米三冠馬ジャスティファイなどを送り出している。父×南米牝系配合馬という点は、サトノダイヤモンドやマカヒキと同じ。父×ストームキャット系は、多数のG1馬が出現しているニックス配合。当レースと相性の悪いスイートピーS勝ち馬ではあるが、血統構成的に大きな減点材料は見当たらない。完全無視は禁物の1頭だ。 ⑪シゲルピンクダイヤ 母父、祖母の父はともに英ダービー馬、一族には愛ダービー馬がいるように、母はスタミナに特化した血統構成。サンデーサイレンス系×欧州牝系配合馬の当レースにおけるパフォーマンスも上々だ。ダイワメジャー産駒の東京芝2400mにおける重賞成績が振るわない点は気がかりだが、追ってバテない持久力は牝馬とすれば上質の部類。母方の良さと、父方由来のしぶとさがうまく噛み合うようであれば、ここでも上位争いに絡んでくる可能性はある。 ⑫ウィクトーリア 母は秋華賞馬で、半兄に札幌2歳S勝ち馬ブライトエンブレム、一族にはナリタセンチュリーや仏G1ロワイヤルオーク賞の勝ち馬がいる。スピードの持続力に長けた中距離タイプで、牝馬同士の争いなら2400mへの距離延長は問題ないだろう。差し切ったフローラSは父、逃げ切り勝ちは母譲りの機動力というように、両親の良さが巧くミックスしている印象。持ち味であるスピードの持続力が優位に働くレース展開になれば、上位進出の可能性は十分にある。 ⑬ラヴズオンリーユー 母のラヴズオンリーミーは不出走ながら、カルティエ賞最優秀2歳牝馬に輝いたランプルスティルトスキンの半妹にあたり、祖母はキングマンボの全妹、3代母は世界最強マイラーのミエスクという超一流の牝系の出自。そのうえ、全兄のリアルスティールはドバイターフを制している。潜在能力は優にG1級と言えよう。母父、母母父がパワー&スピードタイプのため、本質は中距離がベターかもしれないが、牝馬同士のレースなら2400mをこなせても不思議はない。要注目の1頭だ。 ⑭フェアリーポルカ 母は未勝利馬ながら、祖母は名繁殖牝馬のフェアリードール。一族にトゥザヴィクトリーほか、数多くの重賞ウイナーが並ぶ優良牝系だ。父のルーラーシップは日本ダービー馬×オークス馬の配合、近親のリオンリオンはさきの青葉賞を制している。東京芝2400mにマッチした適性を備えるだけでなく、ファミリーの近況が活気付いている点は心強い。持ち味を存分に活かせる持続力勝負になれば、思わぬ伏兵と化す可能性もある。 ⑮ノーワン きょうだいに目立った存在はいないものの、母はフサイチコンコルドと同血、一族からは愛オークス2着馬など、活躍馬が多数出ており、ここで通用してもおかしくない下地はある。ハーツクライ×カーリアン×サドラーズウェルズという配合をみるに、距離延長はまったく問題なし。欧州血脈が強調されているぶん、極端な高速決着になった場合の不安は残るものの、秘めた持久力と底力は一級品。前走で大敗を喫しているとはいえ、無印にはできない存在だ。 ⑯ビーチサンバ 父は芝、ダートの双方でG1を制したクロフネ。母は重賞4勝かつG1で3度の2着を記録、全兄は2歳王者という良血馬。ノームコアや当レースに出走予定のクロノジェネシスなど、近い親族がG1で好成績を挙げている点も好感が持てる。一方で、スピード&パワー型のマイラーであることは間違いなく、一気の距離延長は不安材料。阪神→東京のコース替わりもプラスに作用するとは思えない。そのあたりを踏まえると、前回以上のパフォーマンスを見込めるかどうかについては疑問符が付く。積極的には手が出ない。 ⑰メイショウショウブ 祖母を基点とする親族に重賞級はいないが、3代母から広がる一族にはアドマイヤムーンなど活躍馬の名が多数見られる。それゆえ、牝系の活力面についてはマイナスにとらえる必要はない。ただ、ヘイロー3×5のクロスならびに父ダイワメジャーの影響によるものなのか、短距離指向が強いタイプに仕上がっている印象。身体能力に長けた母父、持久力に優れた祖母父系の血脈が活性化するようであれば面白いが……。いずれにせよ、本馬より適性上位の馬が多数並ぶ今回はプラス要素に乏しい感。劣勢は否めないだろう。 ⑱フィリアプーラ 2011年の朝日杯FS勝ち馬アルフレードを半兄に擁し、祖母はサクラバクシンオーの全妹、3代母はアンバーシャダイの全妹という、国産トップクラスのボトムラインの持ち主。その牝系にサンデーサイレンスとハービンジャーを重ねているのだから、相応のポテンシャルを秘めているものと思われる。ただ、現状は腰の甘さが目立ち、ここに入ると完成度の面で見劣る印象。今回の結果がどうのこうのではなく、長い目でみるべき馬だろう。 ウマニティ重賞攻略チーム
2019年5月18日() 16:00

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【日本ダービー】ヴェロックス、CW一番時計
 《栗東》皐月賞2着のヴェロックス(中内田、牡)は、主戦の川田騎手を背に、CWコースでビッシリ追われて素晴らしい動きを披露。先行させたジェシー(1600万下)を半マイルすぎに並びかけると、ラスト1ハロンは11秒5と鋭く伸びて3馬身半先着。全体6ハロン78秒5はこの日の一番時計だ。 猿橋助手は「川田騎手が乗ってしっかり負荷をかけられた。皐月賞後は在厩させて折り合いを丁寧に調整。運動量を増やしながら体も増えて、心肺機能もアップしています」と仕上がりのよさをアピール。続けて「日曜には左回りで走らせてきたし、長く脚を使えるので距離ももつと思う」と前向きに語った。 《美浦》皐月賞12着からリベンジを狙うシュヴァルツリーゼ(堀、牡)は、Wコース3頭併せ。5ハロン68秒5-12秒3(馬なり)で併入した。「1週前なので石橋騎手に感触を確かめてもらいました。前走は経験の浅さが出てしまいましたね。中間は在厩調整で順調に来ているし、東京で巻き返しは可能だと思います」と森助手。★日本ダービーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2019年5月17日(金) 05:08

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【日本ダービー】トーラスジェミニ、体調整わず回避
 日本ダービーに登録のあるトーラスジェミニ(美・小桧山、牡)は、体調が整わないために回避する。
2019年5月17日(金) 05:07

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【オークス】キーマンズトーク・ラヴズオンリーユー矢作師
 19日に東京競馬場で行われる牝馬クラシック第2冠「第80回オークス」(GI、芝2400メートル)は、1冠目の桜花賞を制覇したグランアレグリアが不在で混戦の様相を呈している。ならば、別路線組にもチャンス。デビュー3連勝で忘れな草賞を制したラヴズオンリーユーの評価がグングン上がっている。ドバイターフ馬リアルスティールの全妹。史上5頭目の無敗樫制覇もかかり、矢作芳人調教師(58)の期待も高まるばかりだ。 --デビューから3戦3勝。忘れな草賞は本当に強い競馬だった 矢作芳人調教師「状態自体は、ここ(忘れな草賞)を使ってから上がっていく、そんな感じだった。本調子ではないけど、このメンバーならと思っていた。キャリアの浅さというか、若さをのぞかせながらも、期待どおりのレースをしてくれたね」 --桜花賞組と同じく中5週。やや間隔は空いたが調整は 「(トレセンに近い)ノーザンファームしがらきに放牧に出して、少しリフレッシュしてから、3週間ほど前に帰ってきた。1週前は、ジョッキー(ミルコ・デムーロ騎手)を乗せて、あれが実質的な最終追い切りになった」 --その1週前はCWコースで一杯に追われるエイトシャイデン(古馬OP)を相手に、馬なりのまま2馬身先着した 「動きは良かったし、レベルの高い併せ馬ができたと思う」 --総仕上げの今週は坂路で単走。ラスト1F12秒8(馬なり)で、いい気配だった 「指示としては、馬なりというよりは楽走。手綱を取った瑠星(坂井騎手)がうまく乗ってくれたね。ここまでは非常に順調にきている。GIで相手が強くなるわけだから、当然、前走からの上積みがなければ勝負にならないが、それだけのものはあると思う。あとは馬体だけだね」 --馬体重はどれぐらいが理想か 「前走(456キロ)よりは少し減るんじゃないかな。ただ、白菊賞(452キロ)よりは減らないでほしい。カイバは食べているけど、なかなか実になりづらい。それもあって、レース前々日の金曜(17日)に輸送することにした」 --すべての馬にいえることだが、初めて経験する東京2400メートルという舞台は 「一般的に、馬にとって左回りは問題ない。距離に関しては、将来的には2000メートルくらいがベストになるんじゃないかと思うけど、心肺機能が高いのでこなしてくれると思っている」 --これまでの3戦は9頭以下の少頭数。フルゲートの18頭立てというのもカギになるか 「多頭数は経験していないし、2400メートルでもあり、こすられたり、もまれ込んだりしたらどうなのかというところは確かにある。スムーズな競馬をしたい」 --加えて大観衆のなか、スタンド前からの発走になる 「対策としてはファンファーレが終わるまでメンコを着けて、直前に外すようにするよ」 --忘れな草賞を勝った馬の制覇は過去4頭。桜花賞組との力関係はどう見ているか 「もちろん期待はしているが、対戦していないので、ウチのが強いでしょうとは言えない。あくまでチャレンジャーとして、ベストの形で出走できるようにしたい」 --全兄は内外の重賞を3勝したリアルスティール。どうしても比較されてしまう 「成長が遅くて、ちゃんと歩けないところなんかは似ているが、筋肉の柔らかさ、質の高さは兄より上だと思う」 --その兄は4歳でGI(ドバイターフ)を制したが、ひと足早くここで無敗のままオークスを勝つと、2006年のカワカミプリンセス以来、13年ぶり5頭目の快挙となる 「入厩したときから大きな夢を持たせてくれている馬。ワクワク、ドキドキしている。何とか先々に夢のつながるレースをしてほしいね」(夕刊フジ)★ミルコ・デムーロ勝てばクラシック完全制覇 鞍上のミルコ・デムーロ騎手(40)はオークスを勝てば、史上10人目のクラシック完全制覇がかなう。「忘れな草賞は楽勝、直線は馬なりでした。もうちょっと距離が延びても大丈夫だと思います。(オークスは)勝ったことがないので勝ちたいだけですね」と力を込めた。桜花賞は16年ジュエラー、皐月賞は03年ネオユニヴァース、04年ダイワメジャー、13年ロゴタイプ、15年ドゥラメンテ、ダービーは03年ネオユニヴァース、15年ドゥラメンテ、菊花賞は17年キセキで優勝している。 ■やはぎ・よしと 1961年3月20日生まれ。東京都出身。父・和人は大井競馬場の元調教師。名門・開成高校を卒業後、オーストラリアでの修行を経て84年に栗東TC入り。2004年に調教師免許を取得し、翌年に開業。10年朝日杯FS(グランプリボス)でGI初制覇を飾り、12年にはディープブリランテで日本ダービーV。14、16年にはJRA全国リーディングに輝いた。先週まで重賞31勝(うちGI5勝)を含むJRA通算586勝。★オークスの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2019年5月16日(木) 11:10

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【日本ダービー】ヴェロックス逆転Vへ猛時計
 ダービー獲りへ、皐月賞2着ヴェロックスが猛時計を弾き出した。 栗東CWコースで、飛ばし気味に先行した外ジェシー(古馬1600万下)の1馬身後ろにピタリとつけた。軽快なラップを刻み、抜群の手応えで直線へ。川田騎手のGOサインに素早く反応すると、一杯に追われたラスト1Fで4馬身突き放した。6F78秒9-63秒8-49秒8-36秒6-11秒4に逆転への気迫が感じられた。 「予定どおりにビシッと。中間は厩舎に置いて調整。前走がタフなレースだったからもう少し苦しくなるかと思ったが、ケロッとしてカイバ(食い)も落ちず、馬体もシンプルに増えてきた。折り合い面を丁寧にやってきたことで、すごく乗りやすくもなっている」と猿橋助手。2400メートルは「もつと思うし、長くいい脚を使うから」と不安なしを強調した。(夕刊フジ)★日本ダービーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2019年5月16日(木) 11:00

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【オークス】ラヴズオンリーユー、記録的V確信追い!
 桜花賞馬不在で混戦模様のオークスに出走する3戦3勝のラヴズオンリーユー(栗東・矢作芳人厩舎、牝3歳)の追い切りが15日、滋賀・栗東トレセンで行われた。1週前にハードに追われて態勢は整っており、この日は坂路4ハロン54秒7-12秒8の調整程度。軽快なフットワークで、体調の良さを見せつけた。調教評価は最高の『S』。コンビを組むミルコ・デムーロ騎手(40)は、史上10人目となるクラシック完全制覇へ「勝ちたい」と闘志を燃やした。 史上5頭目の無敗の樫の女王へ、3戦3勝のラヴズオンリーユーが軽快に坂路を駆け上がった。朝日を浴びながら調整役を務めた坂井騎手を背に4ハロン54秒7。14秒5-14秒0-13秒4-12秒8と1ハロンごとに加速するラップを踏み、脚さばきは力強かった。 「1週前が実質的な最終追い。レベルの高い併せ馬を消化できました。きょうは馬なりというより“楽走”の指示でしたが瑠星(坂井騎手)がうまく乗ってくれた」 矢作調教師が笑みを浮かべた。実質的な最終追い切りの8日にはM・デムーロ騎手が騎乗してCWコースで6ハロン81秒0-11秒5を馬なりでマーク。直線だけでエントシャイデン(OP)を突き放して2馬身先着と調整は万全だ。 2走前の白菊賞1着後、フレグモーネ(急性の化膿性疾患)を発症。トライアルを使えず桜花賞は見送ったが、前走の忘れな草賞で3戦連続となるメンバー最速の上がりを駆使して3馬身差V。デビュー3連勝と勢いに乗ってGI舞台へ駒を進める。 2016年のドバイターフを制したリアルスティールの全妹と血統も魅力的だ。「筋肉の柔らかさと質の良さは兄より上」とトレーナーが言えば、17年毎日王冠1着など兄に2回またがったM・デムーロ騎手も「背中が一緒。兄は少し硬かったけど、(妹は)柔らかい。この馬はすごく背中がいいし、跳びがきれい」と素質を高く評価する。M・デムーロ騎手は勝てば史上10人目のクラシック完全制覇。オークスは過去4回で3着が最高だけに、「勝ちたいです」と闘志を燃やした。 勝利への鍵は、長距離輸送後の馬体重と折り合い。トレーナーは「一番良くなかった白菊賞(452キロ)のときより減らないで欲しい」と願う。そこで秘策を用意。環境に適応する時間を多く取れるよう、東京競馬場には通常の土曜ではなく金曜に輸送。スタンド前発走で歓声にイレ込まないよう、ファンファーレが鳴り終わるまでメンコ(耳覆い)で雑音をシャットアウトし、直前で外す作戦で臨む。 「GIでは上積みがないと勝負できないが、かなり上積みは大きい。先々に夢がつながるレースをして欲しい」と矢作師は結んだ。 混戦模様の大一番に無敗で臨むのはこの馬だけ。06年カワカミプリンセスと同じ、史上最少のキャリア3戦でのオークス制覇へ。歴史に名を刻む準備は整った。 (渡部陽之助)★オークスの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★クラシック完全制覇 皐月賞、日本ダービー、菊花賞、桜花賞、オークスのクラシックレースを全て制した騎手は、栗田勝、保田隆芳、菅原泰夫、武豊、河内洋、池添謙一、岩田康誠、川田将雅、C・ルメールの9人。
2019年5月16日(木) 05:14

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【東西現場記者走る】ピンクダイヤに渡辺師満足!
 牝馬クラシック2冠目のオークスで、GI連載『東西現場記者走る』を担当するのは、皐月賞○◎に続く“連載連勝”を狙う東京サンスポの千葉智春記者(34)。栗東トレセンでの3日目は、桜花賞2着馬シゲルピンクダイヤの追い切りに注目した。テンション面を考慮した調教過程で、当日も馬具を工夫。近3走全て上がり最速をマークしている切れ者に、和田騎手も期待を口にした。 追い切り日は、日本ダービーを翌週に控えて報道陣も熱気ムンムン。朝イチのCWコースを皐月賞馬サートゥルナーリアが豪快に突き抜ける姿に、「果たして来週は…」と想像しながらターゲットのシゲルピンクダイヤの登場を待った。 デビュー2戦目で勝利後、右前脚の繋靱帯炎で休養したが、4カ月ぶりのチューリップ賞で2着と地力を誇示。前走の桜花賞も鋭く伸びて2着と、一気に世代上位の存在となった。2000年以降のオークスで、近3戦全て上がり3ハロン最速かつ連対、キャリアで4着以下のない馬は【2・2・0・0】と好成績を収めているだけに見逃せない。 この日、記者席の隣の部屋では調教見学ツアーが行われていた。その中に、マイク片手にファンと触れ合うピンクダイヤの主戦、和田騎手の姿が…。最終追い切りには乗らないということで、出待ちして直撃した。 「マイルしか走っていないけれど、前めでもしっかりと脚を使う。2400メートルはやってみないと分からないけど、折り合いを欠く感じはない」 能力を感じる一方で「正直、扱いは難しい」という。テンションが上がりやすく、近2走も出遅れが影響した。「無事にゲートを切れたらそれでいい。走り出したら乗りやすい」と、スタートに細心の注意を払う。 気掛かりな相棒は、9時過ぎに坂路へ。リズム良くペースを上げ、馬なりで4ハロン53秒2-12秒3をマークした。力強く地面をとらえた脚どりに好印象。自ら騎乗した渡辺調教師も満足そうだ。 「動きは良かったですね。チップの入れ替えで今は馬場が悪いが、ブレなく走ってくれました」 気性面を考慮し、中間は「気持ちはのびのびと」調整した。併せ馬も1週前に1本だけ。それでも乗り込み量は豊富で「具合は本当にいい」と自信を口にした。ジョッキー時代にしのぎを削った和田騎手とも相談し、レース当日は他馬と離れて輪乗りし、メンコは二重にしてゲート裏で外す予定。細心の注意を払った上で、「レースはジョッキーに任せています」と全幅の信頼を置く。 中学時代に和田騎手のテイエムオペラオー、渡辺調教師(当時騎手)のナリタトップロードによる3冠路線の激闘を見ていただけに、このコンビで戴冠も…と想像がふくらむが、まだ折り返し地点。美浦に向けて栗東を後にした。 (千葉智春)★オークスの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載★現場記者走るとは 2014年の春に始まったGI限定の連載企画。東西サンスポの精鋭記者がトレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の日曜付の紙面。千葉記者は前回密着した皐月賞の本命がヴェロックスで、馬単○◎で的中した。
2019年5月16日(木) 05:12

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【日本ダービー】2冠へ順調!サートゥル、3頭併せ最先着
 《栗東》4戦無敗で皐月賞を制したサートゥルナーリア(角居、牡)は、初コンビのレーン騎手を背にCWコースでの3頭併せで抜群の動きを披露。最後方追走から外を回って持ったままで抜け出し、5ハロン69秒4-11秒8で、タニノミッション(3歳500万下)に3馬身、タニノフランケル(OP)に2馬身半先着した。ヴィクトリアマイル優勝で波に乗る鞍上は「とてもパワフルで満足できる調教だった。レースVTRを見て能力があると思っていたけど、思った通りで気になるところは何もなかった。力を出せれば勝てるチャンスは十分にある」と好感触を伝えた。 青葉賞を勝ったリオンリオン(松永幹、牡)は坂路で併せ馬。4ハロン54秒1-13秒1でウレキサイト(3歳500万下)と併入した。松永幹調教師は「動きはよかったですよ。体をうまく使って走れるようになっている」と目を細めた。 京都新聞杯を制したレッドジェニアル(高橋忠、牡)は4ハロン53秒2-12秒5で登坂。併せ馬で1馬身先着した。高橋忠調教師は「前走と同じくらいの状態。変にテンションが上がることもない」と語った。同2着ロジャーバローズ(角居、牡)は、坂路で4ハロン52秒7-12秒4。辻野助手は「前走後にガタッとくることはなく、疲れもないですね。落ち着いています」とうなずいた。 皐月賞5着クラージュゲリエ(池江、牡)は、CWで同14着の僚馬サトノルークス(牡)などと3頭併せ。6ハロン82秒8-11秒8で、中サトノと併入、外アイスバブル(OP)に2馬身半先着した。「クラージュはおとなし過ぎるくらいで精神的に成長している。サトノも反応が良化。距離が延びるのもいい」と池江調教師。 同15着メイショウテンゲン(池添兼、牡)はCWで僚馬と併入。タイムは6ハロン82秒5-12秒1だった。騎乗した新パートナーの武豊騎手は「動きは良かった。重馬場の弥生賞でいい勝ち方をしているし、雨待ちだね」と道悪を望んだ。 《美浦》皐月賞3着ダノンキングリー(萩原、牡)はWコース6ハロン79秒8-12秒8の好時計。シェーナ(1000万下)に1馬身先着した。「前走の疲れは特に感じないので大丈夫。距離がさらに延びることに関しても特に心配はしていない」と萩原調教師。 右前脚捻挫で皐月賞を回避したスプリングS勝ちのエメラルファイト(相沢、牡)はWコース5ハロン69秒3-12秒5でクビ差先着。「本当はもうちょっと速い時計を出したかった。来週もビシッと追う」と相沢調教師は意欲的だ。 青葉賞2着のランフォザローゼス(藤沢和、牡)は福永騎手を背にWコース5ハロン69秒3-13秒3。馬なりで併入した。「攻め馬では目立たないタイプだと思うので動ける範囲でやった。前走から上積みもあるようなので楽しみ」と福永騎手。★日本ダービーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2019年5月16日(木) 05:07

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【日本ダービー】レーン絶賛!サートゥル2頭突き放した
 4戦4勝。無敗の2冠Vへサートゥルナーリアが栗東CWコースで切れた。レーンを背に、先行するタニノフランケル(古馬OP)、タニノミッション(3歳500万下)を楽な手応えで追いかけ、4角で外へ。持ったままスムーズに加速し、一杯に追われた内の2頭を2馬身半突き放した。6Fからゆったり87秒0-70秒1-53秒6-38秒7。ラスト1Fを11秒3と力強く伸びた。 「仕上がりがとても良く、動きもパワフル。ビデオで見たイメージどおり、いいフィーリングでした。調子の良さ、この馬の力を出せればいい勝負になるでしょう。バランスがとても良く、距離は心配していません」とジョッキー。当然とはいえ、皐月賞馬の第一印象は上々だ。(夕刊フジ)★日本ダービーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2019年5月15日(水) 10:52

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【めざせクラシック】サトノポーラスター6月東京デビュー
 デスク まずは美浦から話を聞こうか。 板津 プリンシパルSを勝ったザダルは、デビュー3戦すべてでタイム差なしの際どい争いをモノにしてきました。「もっている男ですね」と大竹調教師は笑顔。日本ダービーは中1週となるため、出否の判断はもう少し様子を見てからですが「レース後もいつもの感じ」と大きなダメージはないようです。 デスク 大一番に出てくるようなら、無視できない存在になりそうやな。 板津 次は、6月の東京開催でデビュー予定の2歳馬の話を。ダイワメジャー産駒のサトノポーラスターの感触がいいですね。見栄えがする500キロ超の栗毛馬で、普段は辛口な大和田調教師が「まだ気持ちのコントロールという点では2歳っぽさが残りますが、一瞬の動き、スピードは光るものがありますね」と歯切れのいいコメント。近親にBCクラシックを勝ったキャットシーフ(母ゼラスキャットと血統構成は同じ)ほか、多くの米GI馬がいる良血馬です。6月8日か16日の東京芝1400メートルが目標で、石橋騎手の予定です。 デスク 栗東からは? 宇恵 函館でデビュー予定のビアンフェが、こちらで調教を積んでいますよ。 デスク 新種牡馬キズナ産駒か。 宇恵 すでにゲート試験は合格済み。中竹調教師は「スピードタイプだね。血統も、走りも、格好もスプリンターといった感じ。仕上がりは順調に進んでいるし、このまま行けば初戦から力を出せると思うよ」と話していました。 デスク 半姉のブランボヌールが15年の函館2歳Sの勝ち馬。早い時期から楽しめそうな血筋やな。
2019年5月15日(水) 05:03

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ワグネリアンが札幌記念で復帰 マカヒキは宝塚記念へ
 昨年の日本ダービー馬で大阪杯3着ワグネリアン(栗・友道、牡4)は、札幌記念(8月18日、札幌、GII、芝2000メートル)での復帰を視野に入れていることが14日、わかった。僚馬で大阪杯4着マカヒキ(牡6)は引き続き岩田騎手とのコンビで、宝塚記念(6月23日、阪神、GI、芝2200メートル)に向かう。★ワグネリアンの競走成績はこちら★マカヒキの競走成績はこちら
2019年5月14日(火) 17:17

 1,017

【GI血ェック】オークス
 3歳春の牝馬にとって東京芝2400メートルのオークスは、スタミナと底力が問われる一戦。シェーングランツは血統のよさだけでなく、高い適性を持ちあわせている。 三冠馬の父ディープインパクトは、同舞台の日本ダービーやジャパンCを制覇。種牡馬としても幅広いカテゴリーで一流馬を輩出し、オークスでも2012年のジェンティルドンナなど3頭の勝ち馬を送り出している。 母スタセリタは仏オークスをはじめ、仏&米でGI通算6勝の名牝。母の父はモンズンで、その子供には11年の2着馬ピュアブリーゼや、日本で産駒が活躍中のノヴェリストがいる。非常にスタミナに優れた牝系だ。半姉は17年の優勝馬ソウルスターリング(父フランケル)。父がディープに替わり、さらに距離の融通性が広がっている。昨秋のアルテミスSを快勝した東京競馬場。阪神芝1600メートルでの近3走は崩れているが、コース替わりと距離延長は大きなプラス材料といえそうだ。 父ディープ×母の父ストームキャットの配合を持つ、ラヴズオンリーユーも好勝負が見込める。ドバイターフを制したリアルスティールを筆頭に、一族には好素質馬がそろう。★オークスの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2019年5月14日(火) 05:01

 4,158

【日本ダービー】絶好調レーン背にサートゥルナーリア無敗2冠だ
 令和初の競馬の祭典「第86回日本ダービー」(26日、東京、GI、芝2400メートル)の登録が12日に締め切られ、25頭がエントリーした。15年ドゥラメンテ以来の2冠を目指すのは、サートゥルナーリア。無敗2冠制覇となれば05年ディープインパクト以来の快挙だ。 母がオークス馬シーザリオ、半兄が菊花賞馬エピファネイアというクラシック血脈で、デビューからの4戦すべて1番人気。皐月賞は厳しい頭差Vに見えたが、勝ちは勝ち。1冠をしっかり手中に収めたところが本物の強さだろう。 「ゴール前で抜かせなかったのはこの馬の底力。クラシックは簡単に勝たせてもらえないと思っていたとおり、相手も良くなっていて、初めてキツい競馬をした」と辻野助手。 放牧から帰厩したのは3日。「前走で走り切った感じだったので、少しずつ負荷を上げていければという感じ。放牧で馬がほっこりしていたが、追い切りをかけるとピリッとしてきたね」と、先週8日のCWコース3頭併せはラスト1F11秒5(5F68秒5)で伸び、最先着を果たした。 「基本的に落ち着いた性格。休み休みで、1回使うと気が抜けるサイクルができているかもしれないが、兄みたいに張り詰めているよりはいい。1週前追いはジョッキーに乗ってもらう。あと2週あれば、きっちり仕上がるでしょう」 デビュー3戦はミルコが跨がり、皐月賞でルメールにスイッチ。そのルメールがNHKマイルCで騎乗停止となったが、替わりに確保したレーンがものすごい勢い。鞍上不在のピンチをチャンスに切り換えられるのも運の強さだ。無敗2冠が眼前に近づいてきた。(夕刊フジ)★日本ダービーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2019年5月13日(月) 10:25

 1,375

【日本ダービー】ノーザンF生産馬は8頭登録
 大阪杯のアルアインから桜花賞グランアレグリア、皐月賞サートゥルナーリア、天皇賞・春フィエールマン、NHKマイルCアドマイヤマーズ、ヴィクトリアマイルとGI6連勝中のノーザンファーム生産馬は、ダービーにもサートゥルナーリアを筆頭にアドマイヤジャスタ、ヴェロックス、クラージュゲリエ、サトノルークス、ダノンチェイサー、ランフォザローゼス、リオンリオンの8頭が登録。ダービーは15年ドゥラメンテから、16年マカヒキ、17年レイデオロ、18年ワグネリアンと4連勝中で、V5なるかも注目される。 なお、オークスにはウィクトーリア、エアジーン、グラディーヴァ、クロノジェネシス、コントラチェック、シャドウディーヴァ、ジョディー、ダノンファンタジー、ビーチサンバ、フィリアプーラ、フェアリーポルカ、ラヴズオンリーユーがエントリーしている。(夕刊フジ)★日本ダービーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
2019年5月13日(月) 10:25

 2,208

【ヴィクトリア】ノームコア、世界最速V!
 ヴィクトリアマイルが12日、東京競馬場で18頭によって行われ、レーン騎乗で5番人気のノームコアが7番手から鋭く伸びて、1分30秒5の世界最速タイムでGI初制覇を達成。外国人短期免許で初来日したレーン騎手は3週目でGIを優勝した。2着に4番人気のプリモシーンが入り、1番人気のラッキーライラックは4着。 令和が幕を開けると同時に“新風”の勢いは一気に加速した。初めてJRA外国人短期免許を取得したレーン騎手が、3週目でGI制覇。ノームコアを巧みに操り、1分30秒5の世界最速タイムで新女王へと導いた。 「来日する機会を与えてもらい、感謝しています。海外でGIを勝つことが初めて。最高の気持ちです」 ジョッキーの表情が思わず緩む。デビュー2戦目以来、1年8カ月ぶりのマイル戦だったが、スタートを決めて7番手を確保。前半1000メートル56秒1というハイラップにも、難なく流れに乗った。直線に向くときも手応え十分で「スペースさえできれば、自信を持っていました」と回顧。実際に前が開くと、末脚を一気に爆発させて鋭く抜け出し、外から迫ったプリモシーンをクビ差で退けて、騎乗停止になったルメール騎手の代役を見事に果たした。 日本馬が世界で活躍する姿を見て日本に憧れを持った25歳。「日本に嫌いなところはないし、いつか乗りたい」と意を強くし、尊敬する母国の先輩ボウマン騎手らにアドバイスも仰いだうえで来日した。レース以外でも7日に北海道の社台スタリオンステーションを訪れ、短期免許が終了する6月後半には、京都や富士山を訪れるプランもあるという。多忙のなかでもなじむ努力を惜しまず、早々に溶け込んでいる。 母国のオーストラリアでも12日は『母の日』になっており、「これから電話します」とジョッキー。まさに遠く離れた母親に最高のプレゼントを送ることができた。 このあとはオークス(19日、東京、GI、芝2400メートル)のコントラチェック、日本ダービー(26日、東京、GI、芝2400メートル)のサートゥルナーリアなど有力馬への騎乗が続く。 「すごく楽しみ。焦るといいことはない。落ち着いて、何が起きてもスムーズにリカバリーできるように意識しています。きょうのような結果を残せるように頑張ります」と気持ちを引き締めた。佳境を迎えた春のGIシーズン。年明けには誰もが予想できなかった“レーン旋風”が、新緑のターフになびく。(斉藤弘樹)★12日東京11R「ヴィクトリアM」の着順&払戻金はこちら★萩原師GI3勝目「実を結びましたね」 萩原調教師は、2009年日本ダービー(ロジユニヴァース)、18年チャンピオンズC(ルヴァンスレーヴ)に次ぐGI3勝目。無理をさせず成長を促したことが飛躍につながった。過去最高の470キロでのVに「オーナーの判断がよかった。実を結びましたね。まだまだ伸びる余地はあると思います」と語った。★池谷オーナーGI初V「ダミアンすごい」 馬主歴30年にして初のGI制覇に、池谷誠一オーナー=(株)ネクサス代表取締役=は、満面の笑み。「びっくりした。マイルの条件が合うとは思わなかったし、GII、GIIIならともかく、まさか勝つとはね」と控えめに切り出して、「ダミアンは、すごい。あの乗り方でしか勝てないっていう乗り方でギリギリもたせた」とレーン騎手をたたえた。 生産者のノーザンファームは、大阪杯からGI6連勝。吉田勝己代表(70)は、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われたマラソン大会に出席し、会場で「レーンさまさまだね。ロスのないレースで安心して見ていられた」と語った。オークスは半妹クロノジェネシス(父バゴ)が控えており、2歳の半妹クロトノーナ(美・大和田、父ルーラーシップ)、1歳の半弟(父モーリス)からも目が離せない。
2019年5月13日(月) 05:06

 2,405

【プリンシパル】ザダル、無傷3連勝
 悪天候(ひょう)の影響で延期された日本ダービートライアルのプリンシパルS(3歳L、芝2000メートル)が12日、東京競馬場で14頭によって行われ、5番人気のザダル(美・大竹、牡、父トーセンラー、母シーザシー)が好位から抜け出してV。デビューからの3連勝を飾った。「よくなっていました。狭いところに突っ込んだら、馬も反応してくれました」と石橋騎手。権利を取った日本ダービーへの出走は中1週になるため、様子を見て決められる。★12日東京10R「プリンシパルS」の着順&払戻金はこちら
2019年5月13日(月) 05:03

 421

【日本ダービー】皐月賞馬のサートゥルナーリアなど25頭がエントリー
 5月26日に東京競馬場で行われる2019年クラシック戦線の二冠目・第86回日本ダービー(3歳オープン、牡馬・牝馬、定量、GI、芝2400メートル、フルゲート18頭、1着賞金=2億円)の最終登録馬が発表された。 デビューから無傷の4連勝で皐月賞を制したサートゥルナーリア、皐月賞で僅差の2、3着に善戦したヴェロックス、ダノンキングリー、青葉賞を制したリオンリオン、プリンシパルSで最終切符を獲得したザダル、京都新聞杯で重賞初制覇を果たしたレッドジェニアルなど25頭がエントリー。 タガノディアマンテまでの18頭が出走可能となっており、ヴィントなど収得賞金900万円以下の7頭が除外対象となっている。登録馬は以下の通り。《優先出走=  皐月賞1~5着》(※4着馬は未登録)サートゥルナーリア 57kg(牡、栗東・角居勝彦厩舎)ヴェロックス    57kg(牡、栗東・中内田充厩舎)ダノンキングリー  57kg(牡、美浦・萩原清厩舎)クラージュゲリエ  57kg(牡、栗東・池江泰寿厩舎)《優先出走=  青葉賞1~2着》リオンリオン    57kg(牡、栗東・松永幹夫厩舎)ランフォザローゼス 57kg(牡、美浦・藤沢和雄厩舎)《優先出走=プリンシパルS1着》ザダル       57kg(牡、美浦・大竹正博厩舎)《以下、収得賞金順》エメラルファイト  57kg(牡、美浦・相沢郁厩舎)ニシノデイジー   57kg(牡、美浦・高木登厩舎)メイショウテンゲン 57kg(牡、栗東・池添兼雄厩舎)レッドジェニアル  57kg(牡、栗東・高橋義忠厩舎)ダノンチェイサー  57kg(牡、栗東・池江泰寿厩舎)アドマイヤジャスタ 57kg(牡、栗東・須貝尚介厩舎)サトノルークス   57kg(牡、栗東・池江泰寿厩舎)ロジャーバローズ  57kg(牡、栗東・角居勝彦厩舎)ナイママ      57kg(牡、美浦・武藤善則厩舎)シュヴァルツリーゼ 57kg(牡、美浦・堀宣行厩舎)タガノディアマンテ 57kg(牡、栗東・鮫島一歩厩舎)《以下、除外対象(繰り上がり順。※収得賞金が同一の馬は抽選)》ヴィント      57kg(牡、栗東・千田輝彦厩舎)※900万円トーラスジェミニ  57kg(牡、美浦・小桧山悟厩舎)※900万円ヒルノダカール   57kg(牡、栗東・北出成人厩舎)※900万円ヒーリングマインド 57kg(牡、栗東・松田国英厩舎)※900万円マイネルサーパス  57kg(牡、美浦・高木登厩舎) ※900万円カフジジュピター  57kg(牡、栗東・矢作芳人厩舎)※400万円ディスモーメント  57kg(牡、栗東・矢作芳人厩舎)※400万円★日本ダービーの特別登録馬はこちら 調教タイムも掲載
2019年5月12日() 18:35

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【日本ダービー】特別登録馬
2019年5月26日(日)に東京競馬場で行われる日本ダービー(GI)の登録馬は以下の通り。アドマイヤジャスタ 牡3エメラルファイト 牡3カフジジュピター 牡3クラージュゲリエ 牡3サトノルークス 牡3サートゥルナーリア 牡3ザダル 牡3シュヴァルツリーゼ 牡3タガノディアマンテ 牡3ダノンキングリー 牡3ダノンチェイサー 牡3ディスモーメント 牡3トーラスジェミニ 牡3ナイママ 牡3ニシノデイジー 牡3ヒルノダカール 牡3ヒーリングマインド 牡3マイネルサーパス 牡3メイショウテンゲン 牡3ランフォザローゼス 牡3リオンリオン 牡3レッドジェニアル 牡3ロジャーバローズ 牡3ヴィント 牡3ヴェロックス 牡3◆日本ダービー(GI)の重賞攻略はこちら。
2019年5月12日() 17:30

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【プリンシパル】5番人気ザダルが3連勝でダービー切符奪取!
 5月12日の東京10Rで行われたプリンシパルステークス(リステッド、3歳オープン、芝2000メートル、14頭立て、1着賞金=2000万円)は、石橋脩騎手騎乗の5番人気ザダル(牡、美浦・大竹正博厩舎)が中団待機から直線インから伸びたエングレーバー(7番人気)をクビ差かわして1着となり、日本ダービー(5月26日、GI、東京競馬場、芝2400メートル)の優先出走権を獲得した。タイムは1分58秒3(良)。 クビ+2馬身差の3着にはヒシゲッコウ(3番人気)が続き、1番人気に支持されたルヴォルグは6着に敗れた。 ◆大竹正博調教師(1着 ザダル)「今回はレースが延びたことが、むしろ良かったですね。先週は競馬場でのテンションが高かったのですが、きょうは落ち着いていましたからね。きょうは厳しい競馬だったし、ダービーは中1週になるので、様子を見ながら決めたいと思います」★12日東京10R「プリンシパルS」の着順&払戻金はこちら
2019年5月12日() 15:28

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【血統アナリシス】ヴィクトリアマイル 本領発揮を予感させる阪神牝馬Sの覇者!1枠のディープインパクト産駒もチャンス十分!
日曜日に行われるヴィクトリアマイルの出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。予想の際にお役立てください。 ①アマルフィコースト 父のダイワメジャーは多数の東京芝マイルG1馬を輩出。祖母は仏G1 1000ギニーを制しているように牝系の質も高い。父×ハイシャパラルの配合は、さきの桜花賞2着馬シゲルピンクダイヤと同じ。父×サドラーズウェルズ系という点は、2016年のNHKマイルC優勝馬メジャーエンブレムと共通する。持ち味を最大限に発揮できる我慢比べになれば、上位争いに絡んできても不思議はない。 ②レッドオルガ 父ディープインパクトの産駒はヴィクトリアマイルで毎年のように上位進出。半兄にはレッドアリオン、クラレント、リディルといったマイルレンジの活躍馬が並ぶ。さらに、全姉レッドアヴァンセは昨年の当レースで3着、半弟レッドヴェイロンも昨年のNHKマイルCで3着と好走している。高い東京芝マイル適性を持つと同時に、活力もある旬のファミリーと言えよう。持ち味を最大限に発揮できる持続力勝負になれば、チャンスは十分にある。 ③クロコスミア 母はオープン特別の菜の花賞を制し、紫苑Sでも2着と気を吐いたスピードタイプ。スタミナ型サンデーサイレンス系×スピード型牝馬の組み合わせは、近年のヴィクトリアマイルで攻勢を強めつつある配合のひとつだ。母系に力の要る馬場を得意とする血脈が並ぶため、スピード決着になると分が悪い一方、コースを問わず走れるタイプだけに怖さはある。上がりが極端に速くならないと読むのであれば、ヒモに組み込む手もアリだろう。 ④ノームコア 半妹のクロノジェネシスは、牝馬クラシック戦線で好成績。祖母の全姉フサイチエアデール、その仔のフサイチリシャールとビーチサンバはマイルG1で好パフォーマンスを示している。一方で、ハービンジャー産駒の当該コース成績(上級条件)が芳しくない点は気がかり。また、父×クロフネという馬力が強調された配合ゆえに、軽い馬場で高速時計を求められると確度はグンと落ちる。母系のポテンシャルを評価したうえでの、押さえ扱いが妥当ではないか。 ⑤メイショウオワラ 父は優れたスピード持続力を武器に日本ダービーを制したディープブリランテ。母はダートを主戦場としたスピードタイプで、その父はチャンピンマイラーのタイキシャトル。血統と本馬自身の成績が示すとおり、パワー寄りのマイラータイプと判断できる。ゆえに、軽い芝でハイレベルの加速力を求められると厳しい印象。その点を踏まえると、東京芝のG1で変わり身を望めるかどうかについては疑問符がつく。今回は見送りが正解ではないか。 ⑥ラッキーライラック 父はクラシック三冠を含むG1 6勝のオルフェーヴル。米G1勝ち馬の母、一族にミッキーアイルやアエロリットなどを擁する牝系についても上質と言えよう。スピードの持続力と機動力に優れており、長くいい脚を使える馬が幅を利かせやすい東京芝コースは合うはず。父から気難しさを受け継いでいる点は厄介だが、展開に左右されない自在性は大きな強み。要注目の1頭だ。 ⑦ミッキーチャーム 父のディープインパクトは、当レースにおける重要サイアーのひとつ。英チャンピオンスプリンターのアバーナントを祖母に持ち、母父のダンシリ(ダンチヒ系)は、欧州にて種牡馬、BMSの双方で成功を収めている。スピードとスタミナのバランスが良く、底力も優れた血統構成と言えよう。デインヒルを母方に擁する父産駒には、ミッキーアイルやサトノアレス、ダノンプレミアムなど、マイルのG1ホースが後を絶たない。状態ひとつで、本領発揮のシーンもありえる。 ⑧デンコウアンジュ サドラーズウェルズ系×ニジンスキー系という、スタミナ型ノーザンダンサー系同士の組み合わせ。それゆえ、本質は中距離がベター。2017年の当レースで2着に健闘したのは、祖母の父サンデーサイレンス、3代母の父パーソロンの持つスピードと底力があってこそのものだろう。とはいえ、軽い芝でのスピード勝負では分が悪い。上位に食い込むには、血の特長を最も活かせる上がりを要する競馬、あるいは適度に時計を要する決着が望ましい。 ⑨プリモシーン 父はヴィクトリアマイルで、毎年のように上位入線馬を送り出しているディープインパクト。母は豪G1を4勝した女傑で、近親には香港マイルの勝ち馬など、多数の活躍馬が並ぶ。スピードとパワーだけでなく、底力をも兼ね備えた上質の牝系だ。ディープインパクト×ダンチヒ系の配合に加え、ノーザンダンサーの多重クロスを内包している点は、2012年の2着馬ドナウブルーを想起させる。血統構成はここに入っても見劣りしない。 ⑩ミエノサクシード 父のステイゴールドは、2017年の勝ち馬アドマイヤリードを輩出。母父のエーピーインディはBMSとして、2010年の2着馬ヒカリアマランサスと、2015年の2着馬ケイアイエレガントを送り出している。近い親族に活躍馬がいないため、活力面の後押しこそ見込めないものの、血統構成自体は決して悪くない。意外性に富んだ組み合わせゆえに、思わぬパフォーマンスを示す可能性もある。完全無視は禁物の1頭だ。 ⑪アエロリット クロフネ産駒は本馬を含めて、東京芝マイルG1を3勝。ダイヤモンドビコー、ミッキーアイル、ラッキーライラックなどの活躍馬が並ぶ近親をみるに、母系の活力と底力についても不足はない。ただし、スピードとパワーが強調された血統構成ゆえに、瞬発力勝負は不向き。勝ち切るには、高速馬場や道悪といった極端な馬場の出現、あるいは自身から動いて押し切るかたちに持ち込むことが不可欠となる。 ⑫ワントゥワン ディープインパクト×ノーザンダンサー系の組み合わせは当レースにおける活躍配合のひとつ。母のワンカラットは重賞4勝の実績馬、叔母には2016年の桜花賞馬ジュエラーがいるように、牝系についても一本筋が通っている。ただ、大敗直後の相手強化で巻き返すケースが少ない父産駒の特徴を踏まえると、G2最下位→G1の臨戦過程は心配材料。加えて、加齢に伴う衰えも気になるところ。それなりの走りを見せたとしても、馬券圏内に届くイメージまでは湧いてこない。 ⑬サトノワルキューレ 父にディープインパクトを持つ点は悪くないのだが、母父はミスプロを経由しないネイティヴダンサー系(レイズアネイティヴ系)で、やや本流とはズレる印象。サンデーサイレンス系×ネイティヴダンサー系配合馬のリスグラシューが勝ちみに遅いように、本馬も似たような傾向にある。また、母系をみるに中~長距離指向が強い血統構成であることは間違いなく、府中のマイルG1では後手を踏む可能性が高い。よほど展開に恵まれないと、上位進出は厳しいのではないか。 ⑭レッツゴードンキ 父のキングカメハメハは、ロードカナロアを筆頭格に、東京芝のマイルG1で多数の活躍馬を輩出。一方、ダートのスピードタイプである母マルトクの血が影響しているせいか、加齢に伴い短距離指向が強くなっている点は気がかり。持ち味である身体能力の高さや、3代内に固められた欧州血脈由来のしぶとさを活かすことができれば、面白い存在だが……。いずれにせよ、この舞台で上位争いに加わるには、展開や馬場など何らかの恩恵がほしい。 ⑮カンタービレ ディープインパクト×ガリレオという、日本と英・愛のチャンピオンサイアー同士の配合馬。欧州型の血で固められた母系をみるに、スピードの持続力とスタミナに優れた中距離馬と言えよう。その点を鑑みると、府中のマイルで全体、上がりともに高速タイムを要求されると、力を発揮できない可能性もある。首位争いに加わるには、ソフトな馬場の出現、もしくは適度に上がりを要する展開が好ましい。 ⑯ソウルスターリング 父はG1 10勝のフランケル、母はG1 6勝のスタセリタという超良血馬。コテコテの欧州配合でありながら、日本の競馬で実績を残しているのは、父の有する類まれなスピード持続力と適応力の賜物だろう。ただし、一昨年の秋以降、馬券に絡んだのはクイーンS3着の1度だけ。崩れたリズムを取り戻せない現状では狙いづらい。馬場や展開に恵まれた際の、掲示板争いまでが精一杯ではないだろうか。 ⑰サウンドキアラ 父は当レースと好相性のディープインパクト。母はフィリーズレビューの勝ち馬、3代母に米殿堂入りを果たした”鉄の女”レディーズシークレットを擁する牝系についても上質と言えよう。反面、近い親族を確認すると、地方ダートに良績が集中しており、ここに入ると活力不足の感。遠縁にビリーヴなどの活躍馬がいるものの、マイルG1で即通用するだけの根拠に乏しい。今回はスキルアップの場。堅実さを活かして掲示板争いに入ってくれば、上出来ではないか。 ⑱フロンテアクイーン 父はスタミナ血統、対照的に母はスピード&仕上がり早タイプと、双方の弱みを補完した配合が大きな特長。その一方で、抜けた要素に欠け、ひと押し足りないレースが続いていた。だが、年を重ねると同時に体型も進化し、父系譲りの馬力を徐々に発揮。中山牝馬Sでは待望の重賞制覇を果たした。地味な血統構成から注目度は低いものの、その成長力は侮れないものがある。浮上する場面があっても驚けない。 ウマニティ重賞攻略チーム
2019年5月11日() 16:00

 7,601

【日本ダービー】サトノルークスCW11秒6
 《栗東》皐月賞8着のアドマイヤジャスタ(須貝、牡)は、坂路で4ハロン52秒5-12秒3。「ここまで調整は順調です。体形が横に伸びた印象ですね。馬のムードは悪くないですよ」と北村助手は近況を伝えた。 同14着サトノルークス(池江、牡)は、CWで6ハロン82秒3-11秒6。「抑えの利いた調教ができました。いい意味で変わりないです。広いコースの方が良さそうなので」と兼武助手。 《美浦》同12着シュヴァルツリーゼ(堀、牡)はWコース5ハロン69秒2-12秒6(馬なり)で、外の僚馬に併入。「前走のダメージはない。これからピッチを上げて、いい状態で出走させたい」と森助手は見据えた。
2019年5月10日(金) 05:02

 359

【日本ダービー】サートゥルナーリア、3頭併せ最先着
 日本ダービー(26日、東京、GI、芝2400メートル)の2週前追い切りが8日、東西トレセンで行われた。 《栗東》無傷の4連勝で皐月賞を制したサートゥルナーリア(角居、牡)はCWコースで5ハロン68秒5-11秒5。僚馬2頭を追いかける形から、馬なりで最先着した。「いい感じで(3日に)放牧から帰ってきました。時計を出したことで、気持ちも乗ってくると思いますし、あと2週あればきっちりと仕上がるでしょう」と辻野助手。1週前追い切りには新コンビのレーン騎手が騎乗する予定。 皐月賞2着のヴェロックス(中内田、牡)は坂路を馬なり単走で4ハロン58秒8-13秒1。「普段の乗る距離を増やすなどしてベースを作っています。左回りなども、成長した今なら大丈夫だと思いますし、距離も問題ない」と猿橋助手は前向き。 《美浦》右前脚の捻挫で皐月賞を回避したスプリングS勝ち馬エメラルファイト(相沢、牡)はWコースで5ハロン69秒7-12秒6を馬なりでマーク。「日曜(5日)から時計を出し始めた。脚元は治っているが、十分にケアしながら進めていきたい」と相沢調教師は慎重だった。
2019年5月9日(木) 05:07

 450

ラストドラフト、右脚不安で日本ダービー回避
 京成杯勝ち馬で、皐月賞7着後は日本ダービーを予定していたラストドラフト(美・戸田、牡3)が8日、右前深管に不安を発症したため同レースを回避することになった。「金曜(10日)に放牧へ出し、今後に備えます」と戸田調教師は話した。ラストドラフトの競走成績はこちら
2019年5月9日(木) 05:02

 229

【3歳次走報】レッドジェニアル、酒井騎手で日本ダービー
 ★京都新聞杯1着レッドジェニアル(栗・高橋忠、牡)は、引き続き、酒井騎手とのコンビで日本ダービー(26日、東京、GI、芝2400メートル)に参戦する。青葉賞2着ランフォザローゼス(美・藤沢和、牡)は、福永騎手で、皐月賞15着メイショウテンゲン(栗・池添兼、牡)は、武豊騎手との新コンビで向かう。ほか京都新聞杯2着ロジャーバローズ(栗・角居、牡)、4着ナイママ(美・武藤、牡)も出走する。 ★無傷の3連勝で兵庫CSを制したクリソベリル(栗・音無、牡)は、ジャパンダートダービー(7月10日、大井、交流GI、ダ2000メートル)に向かう。 ★京都新聞杯10着ヴァンケドミンゴ(栗・藤岡、牡)は、ラジオNIKKEI賞(6月30日、福島、GIII、芝1800メートル)を目標にする。
2019年5月9日(木) 05:01

 340

メイショウテンゲンは武豊騎手で日本ダービーへ
 弥生賞の勝ち馬で、皐月賞15着のメイショウテンゲン(栗・池添兼、牡3)は、武豊騎手との新コンビで日本ダービーに向かう。★メイショウテンゲンの競走成績はこちら
2019年5月8日(水) 08:16

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【3歳次走報】ダノンチェイサー、アヴドゥラ騎手で日本ダービー
 ★NHKマイルC4着ダノンチェイサー(栗・池江、牡)は、アヴドゥラ騎手で日本ダービー(26日、東京、GI、芝2400メートル)に向かう。18着ロードグラディオ(栗・西浦、牡)は、ユニコーンS(6月16日、東京、GIII、ダ1600メートル)へ。 ★皐月賞5着クラージュゲリエ(栗・池江、牡)は、日本ダービーに向けて7日、放牧先から栗東トレセンに帰厩した。 ★京都新聞杯を制したレッドジェニアル(栗・高橋忠、牡)は、馬の状態を確認して問題なければ、日本ダービーに向かう。
2019年5月8日(水) 05:00

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ダノンチェイサー、日本ダービーはアヴドゥラ騎手で
 NHKマイルC4着ダノンチェイサー(栗・池江、牡3)は、当初の予定通り日本ダービー(26日、東京、GI、芝2400メートル)に向かう。鞍上はアヴドゥラ騎手に決定。池江調教師は「幸い、大きなけがはなかったですし、日本ダービーに向けて調整していきたい」と話した。★ダノンチェイサーの競走成績はこちら
2019年5月7日(火) 13:03

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【京都新聞杯】令和初の重賞ウイナーはジェニアル!
 京都新聞杯(芝2200メートル)が4日、京都競馬場で14頭によって争われ、酒井騎乗で11番人気のレッドジェニアルが中団から鮮やかに差し切って重賞初制覇。令和初のJRA重賞ウイナーに輝くとともに、日本ダービー(26日、東京、GI、芝2400メートル)へ弾みをつけた。2着は2番人気のロジャーバローズ。1番人気のタガノディアマンテは5着に敗れた。 快晴に恵まれたゴールデンウイークの淀で、令和初の重賞タイトルを手にしたのは11番人気の伏兵レッドジェニアルだ。鮮やかに差し切って重賞初制覇。賞金を加算して日本ダービー出走を確実にした。 「本当にしばらく重賞を勝っていなかったので、とにかくうれしいです」と2014年の菊花賞(トーホウジャッカル)以来、4年半ぶりの重賞制覇となった酒井騎手が顔をほころばせた。 外め(12)番枠から抜群のスタートを切ると、スッと中団馬群へもぐり込んだ。前に壁が作れなかった前走と違い、リラックスして脚をためられたことで、直線に向いて末脚が爆発。「4コーナーを回るときに手応えはあったし、手応え通りしっかり反応してくれました」。メンバー最速の上がり3ハロン34秒7の脚を繰り出して、逃げ粘るロジャーバローズをゴール前でクビ差捕らえた。 デビュー当初から高い能力を感じていた陣営が、出世の妨げとなっていた精神面に工夫をこらし、ギリギリで競馬の祭典に間に合った。 「(装着する)鞍を厩舎で置くなど、なるべくテンションを上げないようにしたのがよかった。無駄なエネルギーを使わなかったし、馬の理解度もありました」と高橋忠調教師は一戦ごとの成長を口にした。距離適性を考慮して、デビューから5戦は全て2000メートル以上を選択したことも実を結んだ。 トレーナーは「東京に行ってどうなるか」と長距離輸送をポイントに挙げたが、鞍上は「きょうのような競馬をすれば、しっかり走れる力を証明できた。ダービーの大舞台でも頑張ってくれると思います」と力を込めた。フランス語で“素晴らしい”を意味するジェニアル。その名のとおりの輝く未来に向けて、快進撃を続ける。 (斉藤弘樹)レッドジェニアル 父キングカメハメハ、母レッドアゲート、母の父マンハッタンカフェ。黒鹿毛の牡3歳。栗東・高橋義忠厩舎所属。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。馬主は(株)東京ホースレーシング。戦績5戦2勝。獲得賞金6430万8000円。重賞初勝利。京都新聞杯は高橋義忠調教師、酒井学騎手ともに初勝利。馬名は「冠名+素晴らしい(仏)。王道を突き進む快進撃を期待して」。
2019年5月5日() 05:04

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【めざせクラシック】ダービー目指すルヴォルグ注目
 デスク いよいよオークスと日本ダービーが迫ってきたな。まず美浦から話を聞こうか。 千葉 フラワーCを圧勝したコントラチェックがオークスに向けて先週、帰厩しました。「疲れも取れて、帰ってきてからも順調。2400メートルは大丈夫だと思う。ほとんどの馬にとっても未知な距離だしね」と藤沢和調教師は距離延長に自信の口ぶりです。 デスク 大一番でも楽しみだな。 千葉 僚馬のルヴォルグは、今週のプリンシパルSで日本ダービー切符を目指します。トレーナーは「前走はペースが遅かったけどよく伸びてきた。休み明けを使って良くなっている」と楽しみな様子です。あと、スプリングS8着から反撃を期すのがシークレットラン。田村調教師は「体も絞れていい状態。前走は2コーナーの入りが厳しく、もったいなかった。乗っている助手は東京の方がいいと言っているから」と意欲的でした。 宇恵 栗東からは2歳馬の情報を。まずは、すでにゲート試験に合格しているペプチドサクラの話からいきましょう。 デスク 新種牡馬キズナ産駒だな。 宇恵 「スピードがあって、身のこなしがいい。馬体は今の段階で440キロくらい。気のいいタイプです」と武英調教師は即戦力として期待。6月の阪神開催デビューが見込まれています。 デスク 来年のクラシックを目指して、動きが出てきたな。他には? 宇恵 バトーデュシエルはうまく育てば先々の活躍が期待できる素材のようですよ。父はロードカナロア。今はゲート試験合格を目指して慎重に調整が進められています。安田翔調教師によると「まだ子供っぽい面が残っていますが、いいモノを持っています。奥がありそうな馬です。間に合えば夏の中京、もしくは新潟でデビューできれば」との見通しです。
2019年5月2日(木) 05:02

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【クラシック言いたい放題】日本ダービー
 しの 今年はディープインパクト以来、無敗の皐月賞馬が誕生したわ。日本ダービーもサートゥルナーリア1強ムードになりそうよ。 村瀬 皐月は「意外と接戦だった」と言う人と、「ぶっつけであの強さ。次はもっと差が広がる」と言う人に分かれた。細江純子さんも言ってたとおり、「このくらいの仕上げで大丈夫だろう」というつくりだったと思う。デルタブルース、ハットトリック、ヴィクトワールピサ、ラキシス…担当の滝川助手ってすごいんですねえ。 南 わずかな差でも、ルメールは「完勝だった」と言うとったな。攻め馬に2度乗っただけで、2冠獲り宣言が飛び出したほどのポテンシャルや。1冠目は、勝ってもまだ能力を出し切ってないとみとるんやろ。 大王 ボクも2冠は堅いとみている。相手も皐月賞上位組が優勢だ。 村瀬 ゆりかもめ賞の圧勝で唯一、サートゥルを脅かす存在とみていたサトノジェネシスが春全休。こうなるとやはり皐月の2、3着が相手になるのか。 大王 2着ヴェロックスの中内田厩舎は、昨年のダービー(ダノンプレミアムが1番人気で6着)が糧になっていそう。 村瀬 少頭数戦ばかりだったからどうかと思ったけど、18頭立てであの競馬。東京の大箱ならさらにいいだろうね。 しの ちなみに平成で2冠馬が誕生した年は9回ありましたが、そこで皐月賞2、3着がダービーでもそのまま上位になったことはなし。3着が4回あるだけで、2着はゼロです。 大王 でもダノンキングリーは共同通信杯がやたらと強かった。ディープインパクト×ストームキャットはキズナと同じ。距離が延びても長い直線で瞬発力が生きるはずだ。 村瀬 同じく距離不安がささやかれた去年2着のエポカドーロより、よっぽど好走のイメージは湧くよね。 水谷 皐月賞は確かにハイレベルやったと思うが、“ハイレベルすぎる”ように映っているのが、今年は“肝”にならんかな。 しの さすが、穴党らしい斜め目線でいらっしゃるわ。 水谷 2000メートルが「ベスト中のベスト」だった感じで、2400メートルに延びてさらにパフォーマンスを上げるようには思えへん。そのへんに付け入る隙がありそうや。 村瀬 別路線となると、青葉賞組。 水谷 ランフォザローゼスはまた勝てんかったが、リオンリオンのタフなペースの逃げの4番手から、直線はジワジワ伸びてハナ差2着。もどかしいほど切れんが、ここまでの安定感は母系の優秀さを背景とした底力の証しや。皐月賞組にジワリジワリと割って入る可能性はあるやろ。 大王 逃げ切ったリオンリオンは、さすが横山典騎手だった。本番でどういう展開を作り出すのか、競馬学校同期の松永幹調教師の馬で大一番に臨むんだから、ドラマになるよね。 村瀬 ほかは5・4京都新聞杯に向かうワグネリアンの全弟カントル、5・4プリンシパルSを予定しているルヴォルグが一発勝負でチケットを獲るかにも注目。 しの 本番まであと20日あまり。令和最初の日本ダービーは大いに盛り上がりそうですね。(夕刊フジ)
2019年5月1日(水) 11:31

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今週の重賞レース

2019年5月26日(
目黒記念  G2
東京優駿  G1

競馬番組表

2019年5月25日(
2回東京11日目
3回京都11日目
2019年5月26日(
2回東京12日目
3回京都12日目
総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 シュヴァルグラン 牡7
100,070万円
2 レイデオロ 牡5
85,655万円
3 アーモンドアイ 牝4
72,022万円
4 オジュウチョウサン 牡8
66,681万円
5 スワーヴリチャード 牡5
54,977万円
6 マカヒキ 牡6
51,710万円
7 アルアイン 牡5
48,870万円
8 アップトゥデイト 牡9
47,571万円
9 キセキ 牡5
46,841万円
10 レッツゴードンキ 牝7
44,174万円
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3歳
1 アドマイヤマーズ 牡3
27,353万円
2 サートゥルナーリア 牡3
22,716万円
3 グランアレグリア 牝3
19,878万円
4 ダノンファンタジー 牝3
18,337万円
5 ラヴズオンリーユー 牝3
17,295万円
6 クロノジェネシス 牝3
14,611万円
7 ファンタジスト 牡3
11,012万円
8 ヴェロックス 牡3
10,942万円
9 ニシノデイジー 牡3
9,910万円
10 ケイデンスコール 牡3
8,801万円
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