ソウルラッシュ(競走馬)

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写真一覧
現役 牡6 黒鹿毛 2018年3月28日生
調教師池江泰寿(栗東)
馬主石川 達絵
生産者下河辺牧場
生産地日高町
戦績20戦[7-2-2-9]
総賞金39,790万円
収得賞金15,150万円
英字表記Soul Rush
血統 ルーラーシップ
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
エアグルーヴ
エターナルブーケ
血統 ][ 産駒 ]
マンハッタンカフェ
キャットアリ
兄弟 ディオジョアジョルナータ
市場価格
前走 2024/06/02 安田記念 G1
次走予定

ソウルラッシュの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/06/02 東京 11 安田記念 G1 芝1600 185104.023** 牡6 58.0 J.モレイ池江泰寿 510
(-2)
1.32.4 0.133.1⑩⑪ロマンチックウォリ
24/04/21 京都 11 マイラーズC G2 芝1600 177142.411** 牡6 57.0 団野大成池江泰寿 512
(+5)
1.32.5 -0.334.6⑧⑥セリフォス
23/12/10 香港 7 香港マイル G1 芝1600 14--------4** 牡5 57.0 J.モレイ池江泰寿 507
(--)
1.34.5 0.4----ゴールデンシックスティ
23/11/19 京都 11 マイルCS G1 芝1600 16115.832** 牡5 58.0 J.モレイ池江泰寿B 508
(+2)
1.32.5 0.033.6⑨⑧ナミュール
23/09/10 中山 11 京成杯AH G3 芝1600 11223.721** 牡5 59.0 松山弘平池江泰寿B 506
(+4)
1.31.6 -0.033.6ウイングレイテスト
23/06/04 東京 11 安田記念 G1 芝1600 1851010.869** 牡5 58.0 松山弘平池江泰寿B 502
(-10)
1.32.2 0.833.6⑫⑫ソングライン
23/04/23 京都 11 マイラーズC G2 芝1600 158154.533** 牡5 58.0 松山弘平池江泰寿B 512
(+8)
1.31.6 0.133.5⑦⑤シュネルマイスター
22/11/20 阪神 11 マイルCS G1 芝1600 176117.754** 牡4 57.0 松山弘平池江泰寿B 504
(+4)
1.32.8 0.333.7⑨⑥セリフォス
22/10/22 東京 11 富士S G2 芝1600 167134.432** 牡4 57.0 松山弘平池江泰寿B 500
(+2)
1.32.1 0.133.5⑦⑩セリフォス
22/06/05 東京 11 安田記念 G1 芝1600 1871410.0613** 牡4 58.0 浜中俊池江泰寿B 498
(-2)
1.32.9 0.633.3⑬⑬ソングライン
22/04/24 阪神 11 マイラーズC G2 芝1600 157137.861** 牡4 56.0 浜中俊池江泰寿B 500
(0)
1.33.3 -0.134.1⑬⑬ホウオウアマゾン
22/03/27 中山 10 春興S 3勝クラス 芝1600 16482.211** 牡4 56.0 浜中俊池江泰寿B 500
(+6)
1.34.1 -0.335.8ウインシャーロット
21/12/25 中山 12 クリスマスC 2勝クラス 芝1600 16482.111** 牡3 56.0 浜中俊池江泰寿B 494
(-4)
1.34.1 -0.134.5⑤④ウインシャーロット
21/12/04 中京 9 3歳以上1勝クラス 芝1600 168163.921** 牡3 56.0 浜中俊池江泰寿B 498
(-2)
1.33.6 -0.234.0⑥⑥⑥メモリーエフェクト
21/10/03 中京 7 3歳以上1勝クラス 芝2200 16595.837** 牡3 54.0 藤井勘一池江泰寿B 500
(-4)
2.13.2 0.736.6⑦⑦⑥⑥テーオーロイヤル
21/09/11 中京 8 3歳以上1勝クラス 芝2000 13575.344** 牡3 54.0 岩田望来池江泰寿B 504
(+16)
1.59.8 0.434.6⑤⑥⑥⑥ジャックドール
21/05/16 中京 5 3歳1勝クラス ダ1800 15357.136** 牡3 56.0 荻野極池江泰寿 488
(+4)
1.54.5 1.039.4⑧⑧⑦⑦スウィープザボード
21/04/24 東京 8 新緑賞 1勝クラス 芝2300 6664.534** 牡3 56.0 田辺裕信池江泰寿 484
(-8)
2.19.1 0.734.8アルビージャ
21/02/14 小倉 10 あすなろ賞 1勝クラス 芝2000 12686.846** 牡3 56.0 荻野極池江泰寿 492
(-4)
2.01.3 0.834.5⑥⑥⑧⑨ワールドリバイバル
20/12/13 中京 5 2歳新馬 芝2000 128114.221** 牡2 55.0 荻野極池江泰寿 496
(--)
2.03.1 -0.335.7⑥⑥⑥⑥レイトンヒル

ソウルラッシュの関連ニュース

★シリウスSを連覇したハギノアレグリアス(栗・四位、牡7)は、チャンピオンズC(12月1日、中京、GⅠ、ダ1800メートル)か東京大賞典(12月29日、大井、GⅠ、ダ2000メートル)へ。僚馬で白川郷Sを勝利したディープリボーン(牡4)は、カノープスS(11月24日、京都、OP、ダ1900メートル)に駒を進める。

★シリウスS10着ハピ(栗・大久保、牡5)は、みやこS(11月3日、京都、GⅢ、ダ1800メートル)で巻き返しを図る。

安田記念3着ソウルラッシュ(栗・池江、牡6)は、予定している富士S(19日、東京、GⅡ、芝1600メートル)を団野騎手とのコンビで挑む。

★スプリンターズS15着ダノンスコーピオン(栗・福永、牡5)は、スワンS(26日、京都、GⅡ、芝1400メートル)へ。

【京成杯AH2024】逃げ馬の作る展開から推理 アスコリピチェーノ参戦も、開幕週の高速馬場なら逃げるが勝ち! 2024年9月7日() 17:00


京成杯AHは中山芝1600mで施行されるハンデG3。

今週末から4月以来の中山開催が始まる。京成杯AHはサマーマイルシリーズ最終戦でありながら、マイルCSの前哨戦でもある。

2020年~2022年は、関屋記念中京記念から臨戦した馬が勝ち、昨年は安田記念からステップしたソウルラッシュが59キロを背負いながら辛勝。続くマイルCSでも2着へ走った。

今年は上半期、桜花賞とNHKマイルCでいずれも2着に入ったアスコリピチェーノに人気が集まりそう。サマーシリーズを走ってきた馬は、古馬の意地を見せられるのか。データは過去10年分を使用する。

逃げた馬の成績は[1-2-0-7]。馬券内3頭の内訳は、2019年4番人気1着トロワゼトワル、2020年3番人気2着スマイルカナ、2021年12番人気2着コントラチェック

京成杯AHと言えば、トロワゼトワルの印象が強い。2019年の勝ち時計1分30秒3は、マイルの世界レコード。秋の中山はとにかく速い。半マイル44秒2で飛ばしながら、後半3ハロンを11.4-11.5-12.0でまとめ、2着に3馬身1/2差をつけた。

トロワゼトワルは一時期、芝1200mを走っていた馬。2着ディメンシオンも、ラストランのキーランドC3着。これがキャリア2度目のスプリント戦だった。また、3着のジャンダルムは、後にスプリンターズSを制覇する。超高速馬場では、スプリント能力が活きる。

トロワゼトワルは、スマイルカナが逃げた翌年も1着。この年は半マイル46秒7と緩いペース、番手から最後はハナ差競り勝った。異なる内容の競馬で連覇を決め、京成杯AHと水が合う。

逃げ馬は複勝率30%に止まるものの、対象期間中の脚質別成績は前の馬優勢に出る。

▼脚質別成績
逃げ[1-2-0-7] 10.0% 30.0% 30.0%
先行[3-4-5-24] 8.3% 19.4% 33.3%
中団[4-1-4-39] 8.3% 10.4% 18.8%
後方[1-2-0-36] 2.6%  7.7%  7.7%
※右から勝率・連対率・複勝率

中山マイルは1コーナーのポケットからスタートすると、3コーナーを過ぎるまで下りが続く。速い流れになりやすく、ハイラップを踏んだ前の馬にとって、最後の急坂は関門になる。ただ、開幕週なら逃げ・先行馬は強気に出たいところだ。

ハナ候補筆頭はセルバーグだろう。オーキッドロマンスエエヤンもいるが、逃げなければどうにもならない度合で抜けている。重賞の馬券内2度もハナで、いずれも緩みない流れをつくった。この馬が飛ばせば、全体時計も速くなりそう。

セルバーグはやはり狙わなければならない。開幕週で買わずに走られるとがっくりくるから◎はセルバーグ。4走前の小倉大賞典は、1000mを57秒2で入りながら3着に粘った。そこから3走は着順が大きいものの、新潟大賞典12着は距離が長く、エプソムC7着は大外枠、中京記念12着はテーオーシリウスとかなり競り合っていた。

相手は京王杯2歳Sをレコード勝ちのコラソンビートを狙いたかった。ただ、痛恨の大外枠。それなら安定感があるディオにする。④⑬のワイド一点で。

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【京成杯AH2024】血統アナリシス ハーツクライを中心にサンデーサイレンスとトニービンを併せ持つ馬が活躍 2024年9月7日() 12:00


2019年に芝1600mの日本レコードを更新する逃げ切り勝ちを収めたトロワゼトワルは翌2020年も勝利し、レース史上4頭目となる2連覇を達成。そのトロワゼトワルは母の父がハーツクライとなるが、2021年にはハーツクライ産駒のカテドラルが7番人気の人気薄で勝利をつかんでいる。なお、ハーツクライを「サンデーサイレンスとトニービン、Lyphardの血脈を併せ持つ馬」と解釈すれば、2018年1着ミッキーグローリーの血統構成などにも共通点を見いだせるだろう。

また、かつてはディープインパクト産駒が毎年のように上位を賑わせていたことも特徴のひとつで、2015年2着エキストラエンド(11番人気)、2017年2着ガリバルディ(11番人気)、2021年2着コントラチェック(12番人気)の3頭は2桁人気での激走だった。2022年にも12番人気のミッキーブリランテ(父ディープブリランテ)が2着と健闘していることを鑑みれば、今後はディープインパクトの孫世代などにも人気不問で気を配る必要がありそうだ。

サンライズロナウドは、父ハービンジャー×母ヴァイスハイト(母の父アドマイヤベガ)。まだ同産駒は好走例こそないものの、父系曽祖父デインヒルは02~03年に連覇したブレイクタイムを出した。本馬は母の父が「サンデーサイレンス×トニービン」のアドマイヤベガであることも興味深く、21年1着カテドラルの父系と母系を入れ替えたような配合ともいえる。同産駒の近親には中山実績のある馬が多いだけに、初コースでも楽しみは大きい。

エエヤンは、父シルバーステート×母シルクヴィーナス(母の父ティンバーカントリー)。父はディープインパクトの直仔で、種牡馬としては中山芝1600mで最多となる13勝を記録。本馬自身も当該コースでは【3.1.0.0】と連対を外しておらず、敗れた一戦も重賞で勝ち馬と0秒1差の接戦だった。コース実績はもちろんのこと、22年1着ファルコニアを想起させる「ディープインパクト系×Woodman系」の組み合わせからも注目すべき存在だろう。

ドルチェモアは、父ルーラーシップ×母アユサン(母の父ディープインパクト)。同産駒からは昨年の勝ち馬ソウルラッシュが出ているが、本馬は母の父がサンデーサイレンス直仔、2代母の父がStorm Catなど、母系を含めた種牡馬の配列にも共通点を見いだせる。近走の成績はお世辞にも評価できないものの、母も自身もG1ウィナーの肩書きがあるだけに、きっかけひとつで変わっても不思議はない。そういう意味では転厩がいい刺激になれば。


【血統予想からの注目馬】
サンライズロナウド ⑥エエヤン ⑭ドルチェモア


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【産経賞セントウルS】松山弘平騎手、サマージョッキーズS2年連続王者頂く 新コンビ・ストーンリッジと「いい結果を出したい」 2024年9月6日(金) 08:45

今週はサマースプリント、マイルとともにサマージョッキーズシリーズも最終週。現在、35ポイントで首位に立つ松山弘平騎手(34)=栗・フリー=は2年連続での優勝を狙う。最終戦の産経賞セントウルSには、ストーンリッジとのコンビで参戦。「夏は好き」と公言する腕利きが、シリーズ初の連覇を決める。

歴史的な猛暑に襲われた今年の夏も、JRAのこよみの上では終了。同時にサマーシリーズもフィナーレを迎える。この夏、重賞2勝の松山騎手が、史上初のサマージョッキーズシリーズ連覇へ意気込んだ。

「昨年、初めて(タイトルを)取らせていただき、すごくうれしかったですね。2年連続で取れるように頑張りたい。最後にセントウルSに乗せてもらえるので、いい結果を出したいです」

米子S、北九州記念関屋記念を勝ち、現在、35ポイントで2位の岩田康騎手に7ポイント差をつけてトップ。産経賞セントウルSはGⅡなので、5着でも3ポイントを獲得する。岩田康騎手が京成杯AH(GⅢなので1着は10ポイント)をディオで制したとしても、同点優勝となる。

今回の相棒、ストーンリッジとは初コンビ。4日の追い切りに騎乗して栗東坂路で4ハロン50秒3─12秒7の一番時計を計時した。「1年以上ぶりなのがどうかですが、動きは良かったです」と好感触。昨年の北九州記念3着以来ながら、きさらぎ賞でも2着に入ったことのある素質馬で、能力は引けを取らないはずだ。

昨年は最終週の京成杯AHをソウルラッシュで制し、シリーズ優勝を決めた。実は「寒いのよりも暑い方が好き。なので、夏は好きです」と話す。調整ルームでは夏でも窓を開けず、クーラーなしで寝ている。汗をかいて起床しても「全く不快に思わない。体重が落ちてラッキーぐらいに思っています」と笑う。

「一レースずつ大切に乗って結果、そう(シリーズ制覇に)なってくれれば、ですね」

汗をかく時期は、いつも以上にコンディション良好。史上初の連覇を果たして〝夏は松山〟を印象付ける。

◆松山騎手・今週の騎乗馬

<土曜・中京>

1RアートレスマインドB

4Rハルフロンティア A

5RビッキーファーストB

6RマイネルフォーコンB

7RエノラブエナA

8RステラスプレンダーA

10RミタマB

11RデンコウリジエールC

12RタカネノハナコサンB

<日曜・中京>

2RアカオーB

3RメイショウマサツラC

4RパンジャタワーA

5RレッドヴァリアートA

6RアキミューミューB

7RヒルノデプラーツB

9RショーヘーフェイスB

10RペプチドヤマトB

11RストーンリッジB

12RストレングスB

(A=単争い、B=連候補、C=微妙。評価は取材記者)

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【京成杯AHの注目点】サマーマイルシリーズ最終戦 逆転戴冠か39年ぶり3歳牝馬Vか中山巧者か 2024年9月3日(火) 16:10

★昨年Vソウルラッシュの弟ディオが出走予定 逆転でシリーズチャンピオンの座に就くか

8日の中山では、サマーマイルシリーズ最終戦の京成杯オータムハンデキャップが実施される。今年の同シリーズは18ポイントを獲得しているトゥードジボンがシリーズチャンピオンの条件を満たして首位に立っているが、同馬は京成杯AHに登録していない。京成杯AH登録馬でシリーズチャンピオンの可能性があるのは米子S、関屋記念ともに2着で9ポイント獲得のディオ(牡5歳、栗東・辻野泰之厩舎)だけで、同馬が勝てば逆転でシリーズチャンピオンになり、2着以下だった場合はトゥードジボンがシリーズチャンピオンになる。また、今年のサマーマイルシリーズは、ここまで3レースが実施されたが、いずれも5歳馬が1・2着を占めている。京成杯AHでは5歳馬が2020年から4連勝中で、過去10年では7勝を挙げている、今年のサマーマイルシリーズ最終戦はどのような結果になるだろうか。

ディオは父リオンディーズ、母エターナルブーケという血統で、昨年の京成杯AHを制したソウルラッシュの半弟にあたる。ディオには、9月3日現在のサマージジョッキーズシリーズランキング2位で、シリーズチャンピオンの可能性を残している岩田康誠騎手が騎乗する予定だが、ソウルラッシュに続く勝利で京成杯AH兄弟制覇となるだろうか。

★昨年の2歳女王アスコリピチェーノが登録 中山芝1600メートル戦で連対率100%のエエヤンも参戦

昨年の阪神JFを制し、JRA賞最優秀2歳牝馬を受賞したアスコリピチェーノ(牝3歳、美浦・黒岩陽一厩舎)が、京成杯AHに登録している。同馬は今年、桜花賞、NHKマイルCと2戦続けて2着に入っているが、古馬との初対戦となる京成杯AHを制して、阪神JF以来の勝利を挙げることができるだろうか。アスコリピチェーノにはC・ルメール騎手が騎乗予定だ。なお、今年の京成杯AHには、キャットファイト(牝3歳、美浦・上原博之厩舎)、コラソンビート(牝3歳、美浦・加藤士津八厩舎)も登録しているが、3歳牝馬が京成杯AHを勝てば1985年エルプス以来39年ぶり5頭目となる。

また、昨年のニュージーランドT以来の勝利を目指すエエヤン(牡4歳、美浦・伊藤大士厩舎)は、中山芝1600メートル戦で4戦3勝、2着1回で連対率100%を記録しており、同条件で実施された今年のダービー卿CTでは2着に入っている。エエヤンにはテン乗りとなる田辺裕信騎手が騎乗予定だが、重賞2勝目を挙げることができるだろうか。

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【関屋記念2024】重賞レースおさらい帳 後続に影も踏ませぬ完封勝利! トゥードジボンが逃げ切って重賞初制覇 2024年8月12日(月) 13:00


競馬は前に行った馬のほうが有利。

長年の競馬歴の中でそれは重々理解しているつもりなのだが、いざ予想を始めると、逃げ馬の評価というのは本当に難しい。

逃げると言われている馬が逃げられないのは日常茶飯事だし、なんだかんだで差し馬が脚を伸ばしてくるんだろ? といった邪念にも囚われる。長い直線の舞台であれば尚更のことだ。


おそらく多くの方がそうだったのであろう。

今回の関屋記念におけるトゥードジボンの人気は単勝オッズ6.6倍。上位人気ではあるのだが、どこか頼りなさも感じる絶妙な数字だ。長い長い新潟外回りの直線を、逃げという戦法で乗り切れるのかという不安は漠然と存在していたはずだ。


しかしそんな不安をよそに、トゥードジボンは完璧な逃げ切り勝ちを演じた。

速いラップを刻んだのは2ハロン目だけで、その後は他馬との競り合いも発生せず、たっぷりと息を入れての運びが実現。速い上がりも使えるタイプの逃げ馬であるトゥードジボンにとってはこれ以上ない展開であり、ラスト3ハロンのラップは11秒2、10秒9、11秒2。まるで勢いの付いた差し馬であるかのような時計を逃げ馬に刻まれては、後続になす術はなかった。


この勝利で初の重賞タイトルを手にすると共に、前走の米子Sに続いてサマーマイルシリーズの2勝目も挙げることとなったトゥードジボン。文字通り充実の夏となったが、今回を含め、序盤から逃げの形に持ち込んだ時は6戦5勝。改めて自身の戦法を決定付ける勝利になったと思う。

近走のローテから、ひとまずの目標はサマーマイルシリーズ制覇ということになるのだろうが、その先を考えた時、やはりG2やG1への挑戦は避けられないものになるはず。

相手が強化されてレースの格が上がるほど、道中の流れは厳しくなるが、それすらも跳ね除けるほどの強靭な逃げ戦法を身に付けられるのか、今後のさらなる成長に期待がかかる。


2着に入ったディオは、前走の米子Sに続いてトゥードジボンの後塵を拝する形に。

米子Sでは本馬が58kg、トゥードジボンが57kgと斤量差があったが、今回は同斤量。

にも関わらず、着差の1馬身半差は全く詰まらなかった。

それでも本馬としては過去最高レベルのパフォーマンスを発揮しており、はっきりと重賞タイトルを意識できるところまで来ているのは確か。半兄のソウルラッシュ同様、展開問わず伸びてくる堅実性を備えているのは心強く、G3クラスならば無視できない存在になりそうだ。


1番人気に推されたジュンブロッサムは、道中後方から意地の追い込みを見せて3着を確保。

完全にトゥードジボンに支配された流れを思えば強い競馬を見せたと言えるが、肝心なところで出負け気味になったり、道中のリズムが整うまでに時間が掛かったりと、人気を裏切るパターンにハマってしまった。

基礎能力は間違いなく重賞級だが、マイルという距離に関する適性はやや疑問。個人的には1800m~2000mくらいあったほうが、より良さが出るように思うが、陣営はこの後どのような路線を選択してくるだろうか。


4着には3歳馬のロジリオンが飛び込んだが、上位を脅かすほどの脚色ではなく、ジリジリとなだれ込んだ形。序盤の緩い流れの中で折り合いに苦労するシーンもあったし、1400mがベストというイメージは変わらなかった。

このままマイルへの挑戦を続けるか、距離を短くしてスプリント路線に転じるか。母系の血統からダートを試すのも面白そうで、真の適性や路線が定まるのはまだ時間が掛かりそうだ。


紅一点のプレサージュリフトは5着。

道中は我慢が利いていたし、直線も反応良く脚を伸ばしてきたが、残り2ハロンを切ったあたりで一気に失速。最後はフラつく格好でのゴールとなった。

やや違和感を感じる挙動で、能力以外の要因があったように思えてならないが、レース後に歩様が乱れたとの情報もあり、続報や陣営の見解を待ちたい。


その他で目立ったのは6着のサンライズロナウド

道中はそろっと乗る形で後方に控えたが、直線では一瞬前を飲み込むかのような末脚を見せていた。

現役屈指の気性の難しさがある馬で、調教ではまともな追い切りができず、レースでも極端な戦法を取らざるを得ないが、どのレースでも見せ場を作ってくるあたり、高い能力を持つのは間違いない。

最後に脚が鈍ったあたり、ベストは1400m近辺という印象が強いが、常に警戒はしておきたい存在と言える。


もう1頭の3歳馬ディスペランツァは、脚質的に展開が不向きだったし、直線も内にモタれるような走りで伸び切れなかった。

末脚の破壊力は右回りのほうが高いように思えるだけに、舞台を変えての反撃に期待したい。


※筆者都合により、来週の当記事は休載いたします。ご了承下さい。

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香港マイル(シャティン芝1600m)
世界のマイル王、ゴールデンシックスティの動向に世界中の注目が集まっています。明けて8歳(南半球生産馬は8月1日に加齢)の老雄は昨季4月30日チャンピオンズマイルを圧勝後に休養。今季は一度も使われることなく、香港マイルにぶっつけという異例のローテーションとなりました。このローテーションを敢えて執ったのか、取らざるを得なかったのか。

今季節開幕直後、ゴールデンのC.ホー調教師にローテーションを確認したところ、自信なさげに語っていたことを今更ながら思い出します。
「明けて8歳、人間でいえば自分と同じくらいの年寄りなんでエンジンのかかりが遅いのは仕方ない。ゆっくり仕上げていってこれまでと同じようにトライアルのジョッキークラブ・マイルから本番に迎えればいいんだけど……」

しかし、11月19日のトライアルにゴールデンの姿はありませんでした。香港ジョッキークラブは陸続きの広東省広州市郊外に、放牧用の外厩として従化トレーニングセンターを持っています。しかしゴールデンは従化に放牧されることもなく、シャティン競馬場内厩で舎飼い。夏のシーズンオフを過ごし仕上げを急いできました。香港には騎手が勝負服を着て行われる実戦形式の調教、バリヤトライアルがあり、出走直前に本追い切りとして使われています。ゴールデンはこのバリヤトライアルを開幕から3本を消化しただけ。仕上がりが万全とはとても、とても考えられません。ゴールデンには大きな死角あり、と見ています。

昨年のこのレースで4歳ながらゴールデンを破ったカリフォルニアスパングルですが、その後はゴールデンに2戦2敗。ゴールデン不在の今季こそ世代交代の狼煙を上げるものと期待されながら、今季開幕早々に鞍上をめぐって大騒動が勃発しました。今季初戦のシャティントロフィーを前に主戦だったZ.パートンがカリフォルニアを捨てて、ビューティーエターナルを選んだのです。エターナルは昨季、Z.パートンが鞭を執って10戦7勝、クラス4からプレミアカップで重賞ウィナーの上り詰めた上り馬です。Z.パートンはこの馬の将来性にかけて、実績上位のカリフォルニアを捨てたのです。

カリフォルニアのA.クルーズ調教師はこれに激怒、公然とZ.パートンは誤った選択をしたと非難し、気の強いZ.パートンも猛烈に反論。A.クルーズ調教師はカリフォルニアにH.ボウマンを迎え、因縁のシャティントロフィーを軽快に逃げ切って大いに面目を施しました。しかし、そのH.ボウマンが落馬負傷のため、遺恨レース第2幕のジョッキークラブ・マイルでは愛弟子、M.チャドウィックが騎乗。逃げながらエターナルに差されて5頭立ての4着と逆襲に遭ってしまいます。
ここ香港マイルで復讐を果たさんとA.クルーズ調教師は欧州からあのC.スミヨンを招きました。この遺恨対決第3幕はゴールデン復活なるかどうか、が今年の香港マイルの大きな焦点となっています。

さて、日本からはダノンザキッドセリフォスソウルラッシュナミュールディヴィーナの5頭が名乗りを上げました。これまで最多の出走頭数です。しかし、香港マイラー陣はスプリンター以上のレベルを誇り、10年で8勝。その厚い壁を破ったのは2015年モーリスと2019年アドマイヤマーズの2頭だけです。今年の5頭からモーリスアドマイヤマーズに比肩しうる馬はどうやら見当たりません。この中では4歳秋にしてようやく本格化、マイルチャンピオンシップでは並みいる牡馬を一蹴して悲願のG1ウィナーとなったナミュールが香港3騎に最も肉薄できると見ています。

明日はラストの香港カップの展望。乞う、ご期待!

(写真提供:HKJC)


★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港国際競走4レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。


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2023年11月12日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年11月12日号】特選重賞データ分析編(384)~2023年マイルチャンピオンシップ
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!


<次週の特選重賞>

G1 マイルチャンピオンシップ 2023年11月19日(日) 京都芝1600m外


<ピックアップデータ>

【生産者別成績(2015年以降)】
○Northern Farm・追分ファーム・社台C白老ファーム・社台ファーム・ノーザンファーム [7-7-8-56](3着内率28.2%)
×Northern Farm・追分ファーム・社台C白老ファーム・社台ファーム・ノーザンファーム以外 [1-1-0-59](3着内率3.3%)

 近年はいわゆる“社台グループ”の馬が優勢。生産者がNorthern Farm・追分ファーム・社台C白老ファーム・社台ファーム・ノーザンファームでなかった馬はほとんど上位に食い込めていません。今年もこの条件に引っ掛かっている馬は思い切って評価を下げるべきでしょう。

主な「○」該当馬→ジャスティンカフェセリフォスダノンザキッド
主な「×」該当馬→エルトンバローズソウルラッシュバスラットレオン


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が5着以内」だった馬は2015年以降[8-8-8-63](3着内率27.6%)
主な該当馬→エルトンバローズセリフォスソウルラッシュ

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2023年9月3日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年09月03日号】特選重賞データ分析編(374)~2023年京成杯オータムハンデキャップ
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。



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<次週の特選重賞>

G3 京成杯オータムハンデキャップ 2023年09月10日(日) 中山芝1600m外


<ピックアップデータ>

【枠番別成績(2018年以降)】
×1~4枠 [1-0-4-32](3着内率13.5%)
○5~8枠 [4-5-1-29](3着内率25.6%)

 近年は外枠有利。なお、枠番が1~4枠、かつ“JRAの、G1のレース”において3着以内となった経験がない馬は2018年以降[0-0-1-25](3着内率3.8%)でした。ビッグレースで上位に食い込んだことがある実績馬でない限り、内寄りの枠に入ってしまった馬は強調できません。

主な「○」該当馬→未定
主な「×」該当馬→未定


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「調教師の所属が栗東」の馬は2018年以降[4-3-4-27](3着内率28.9%)
主な該当馬→ソウルラッシュミスニューヨークラインベック

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2023年6月9日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】改めて東京競馬場の排水性の良さを知った週末/エプソムC展望
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豪華メンバーが揃った安田記念は、ソングラインが外から差し切って同レース連覇を成し遂げた。同時にヴィクトリアマイル安田記念の連覇も達成し、これは2009年のウオッカ以来、史上2頭目。使っては休む…が当たり前になった現代の競馬で、中2週でのチャレンジは想像以上にハードなのだろう。それを成し遂げた陣営の手腕も称えられるべき勝利だった。

1番人気のシュネルマイスターは直線よく追い込んできたものの3着止まり。一昨年から3着→2着→3着と惜敗にピリオドを打つことはできなかった。ルメール騎手は何もミスをしていないが、馬体を見ても走りを見ても、どちらかといえばパワータイプ。ルメール騎手のゆったり溜めて末脚を生かすスタイルがベストではないようにも思える。このスタイルで行くならば秋は距離を延ばして天皇賞路線でぜひ観てみたい。マイル路線なら別のジョッキーで臨んでも面白いかなと感じさせる内容だった。

最終的に期待した◎ソウルラッシュは、スタートから流れに乗れず、厳しいインを突いたこともあり惨敗。上がりの速さを問われる高速馬場は厳しかった。

今回の安田記念を見て改めて感じたのは、週末の雨予報も、レース中に降らない限りは大きな影響を与えないということだ。ローカルならまだしも、主要4場(東京、中山、京都、阪神)は特に馬場整備も行き届いており、とりわけ排水性の高い東京競馬場では金曜段階でどれだけ雨が降っても、レース中に降らなければちょっとやそっとでは馬場は悪化しない。先週は金曜~土曜の朝までに250ミリを超える雨が降ったようだが、それでも芝に関しては驚きの回復を見せ、日曜のメインレースは良馬場、通常通りの高速馬場に戻っていた。

さすがにダートは雨の影響を大いに受けるが、芝に関してはレース中に降るかどうかが大きなカギ。先週のようにどれだけ雨が降ってもその後晴れて風も吹けば、すぐに乾いていくということを改めて実感する開催だった。

というわけで、最後は先週からの狙い馬と、今週末の展望を。

【次走狙い馬】ヘネラルカレーラ 6/4(日)東京9R 2番人気2着

すんなりとハナを奪い粘り込み。馬場を考えても上々の粘りで、やや決め手に欠けるのでなかなか勝ち切れないが、安定したレースぶりが光っており連複軸なら信頼度は高い。近走崩れているのは2200mのみ。2000m以下なら次走以降も引き続き信頼したい。

~今週末の注目馬~

最後は週末の注目馬で締めたい。今回はエプソムカップから。

ヤマニンサルバム三浦皇成騎手)

注目はヤマニンサルバム三浦皇成騎手。
重賞に挑んだ直近2走はともに7着と見せ場を作るに至っていないが、金鯱賞は外枠、新潟大賞典は道悪と条件が厳しかった。本質的にはセンスある立ち回り型で、距離短縮はプラスになる。3走前の白富士Sで上位争いをしたサリエラドーブネカレンルシェルブルはいずれもその後オープンや重賞で好走しており、本馬も能力的にはヒケを取らないはず。三浦騎手も荒れ馬場の東京は上手いので、人気も落ちそうな今回は狙いどころ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2022年11月25日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】日本+欧州のいいとこ取り?『ハイブリッド型』レーン騎手/ジャパンカップ展望
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マイルチャンピオンシップは、レーン騎手騎乗のセリフォスが大外一気の差し切り勝ち。今回が初騎乗だったが、慌てず騒がずじっくりを脚を溜めたことが、ラストの末脚爆発につながった印象だ。

2着には馬群を捌いて伸びてきた昨年3着のダノンザキッド、3着にはソダシがしぶとく伸びてきた。期待した◎ソウルラッシュは外から伸びたものの、最後の最後でソダシに競り負けて4着。勝ち馬の鋭い決め手が際立った一戦だった。

それにしてもセリフォス騎乗、レーン騎手の勢いが止まらない。これで、春から数えて4戦連続G1好走。それもすべて人気薄なのだから恐れ入る。

安田記念 サリオス 8番人気3着
宝塚記念 ヒシイグアス 5番人気2着
エリザベス女王杯 ウインマリリン 5番人気2着
マイルCS セリフォス 6番人気1着

この他にオークスでもスタニングローズに騎乗し10番人気2着と好走しており、

「G1は黙ってレーンを買え」

という状況になっている。レーン騎手の素晴らしさは、いわゆる短期免許の外国人騎手、特に欧州の騎手から連想される「剛腕」だけではない点だろう。かつてリスグラシューメールドグラースノームコアを勝たせたような腕っぷしの強さはもちろん感じさせるが、前述したオークスではスタニングローズに騎乗しやや長いと思われる2400mを持たせたほか、エリザベス女王杯ではウインマリリンで脚を溜めて好走、今回のマイルCSでもセリフォスで後方待機を選択し直線末脚を爆発させた。

いわば、「日本人騎手の柔らかさ」と「欧州騎手の力強さ」を兼備した『ハイブリッド型』こそがレーン騎手の真骨頂なのかもしれない。しかも意外なことに、今回の来日ではまだ1番人気馬への騎乗ゼロと、そこまでいい馬ばかりに乗っているわけではない。今週末のジャパンカップにもおそらく伏兵になるだろうヴェルトライゼンデに騎乗予定だが、今の勢いならば侮れない存在になるかもしれない。

ジャパンカップ展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末はジャパンカップ。注目馬はコチラ。

オネスト(ルメール騎手)

注目はオネスト&ルメール騎手。

今年は外国馬に出番があるとみて、オネストに注目したい。前走の凱旋門賞では全く見せ場なく敗れたが、欧州馬としては決め手のあるタイプで、タフな馬場の2400mはまったく合わなかった。適性外の一戦とみて良いだろう。むしろ再評価すべきは2走前の愛チャンピオンS。このレースは凱旋門賞でも注目を集めた勝ち馬ルクセンブルク以下ハイレベルなメンバーが揃っていた一戦で、3着は本番・凱旋門賞で2着したヴァデニ、4着は日本でもおなじみのミシュリフだった。

本馬の父・フランケルは、すでに日本でも複数のG1ホースを輩出しており適性は証明済み。鞍上には東京2400mを知り尽くした『日本人騎手』のルメール騎手が騎乗できるのも大きなプラス材料だろう。久々に外国馬の快走が見られそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年11月18日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】キャリアを重ねながら一気に本格化するモーリス産駒/マイルCS展望
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エリザベス女王杯は大外枠のジェラルディーナが突き抜けて完勝。連続開催のAコースに加えて雨が降ったことで一気にタフ化&外伸び化した馬場を利して、勝ち馬以下、外を回した組が上位を独占した。

2着ライラック、同着のウインマリリン、4着アカイイト、5着ナミュールまでいずれも2ケタ馬番&外を回したことが好走に繋がった。逆に外枠から内にこだわったルビーカサブランカは実にもったいなかった。残念ながら6着に敗れたデアリングタクトはむしろ健闘といっていい内容で、次走以降に希望を持たせた。

勝ったジェラルディーナは父モーリス、そして母はジェンティルドンナ。血統背景からもデビュー時から注目を集めていたが、4歳秋を迎えてようやく本格化。前走のオールカマーで待望の重賞初制覇を果たすと、一気にG1も射止めてみせた。

考えてみればモーリス自身も早期から期待を集め2歳重賞でも1番人気に支持されるほどだったが、結局3歳シーズンは目立った活躍をできず、本格化は4歳になってから。怒涛の7連勝で春秋のマイルG1に加えて香港マイル、さらにはチャンピオンズマイルを制し、5歳秋には天皇賞(秋)香港カップと中距離G1タイトルを獲得した。

産駒も父に近い成長曲線をたどることが多く、ピクシーナイトは3歳春から活躍したものの、NHKマイルCでは見せ場なく敗れ、G1を制したのはやはり秋になってから。ジャックドールもクラシックには間に合わなかったものの、怒涛の5連勝で金鯱賞を制し、今後のさらなる活躍が期待されている。

これから…という意味ではラーグルフも注目の存在。ホープフルS3着と2歳時から素質の一端を見せたものの、クラシックでは出番がなく、ココからが本番といったところだろう。来年の今ごろは中距離重賞、あるいはG1戦線に再度乗ってきているかもしれない。

最近は休養を挟み目標へ向けて調整するパターンが主流になっているが、使いつつ力をつけて行く「反主流のモーリス産駒」の活躍には今後も期待したい。

~マイルCS展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末はマイルチャンピオンシップ。注目馬はコチラ。

ソウルラッシュ松山弘平騎手)

注目はソウルラッシュ&松山騎手。
春の安田記念では13着と大敗を喫しているが、有利な外枠から内に入れてしまい、3コーナー、さらに直線で再三の不利を受けてのもので度外視OK。もともと急坂コース向きのパワータイプで、重賞を制している阪神芝1600mはベスト条件だろう。荒れ馬場も向いており、前走から騎乗する松山騎手もソツがなく、外国人騎手相手でも互角の戦いを挑める。人気は中穴程度に留まりそうだが、好勝負になる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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ソウルラッシュの口コミ


口コミ一覧
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おはようございます!(=^・^=)
いつも訪問される方々、ありがとうございます。

秋の夜長、虫の音が心地よい季節となりました。
今週は、台風10号後の影響もあり、大気が不安定な日々??
まだまだ、残暑厳しい日々が続きますね?
いよいよ、今週末から”秋競馬”へ突入!! 楽しみましょう!?

【2024週間スケジュール】
一週間の基本的な更新スケジュールは、下記参照。
(毎朝7時ごろ更新/競馬変則日程の場合は変更あり)

月曜日 : 今週末 土、日曜の重賞(日刊馬番コンピ指数 等)
火曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日刊馬番コンピ指数 等)
水曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(血 統 等)
木曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日記)等
金曜日 : 今週末 土、日曜の重賞(データ分析 等)
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)

noteのアドレス: https://note.com/haya00  
宜しくお願い致します。

【今週のスケジュール】
03日(火)07:00頃 札幌2歳S、新潟記念、小倉2歳Sの回顧
~日刊馬番コンピ篇
04日(水)07:00頃 札幌2歳S、新潟記念、小倉2歳Sの回顧~血統篇
05日(木)07:00頃 日記「術はあるⅡ~その先へ」
05日(木)07:00頃 紫苑Sの「徹底的にデータ分析篇」
06日(金)07:00頃 京成杯AH、セントウルSの「徹底的にデータ分析篇」
07日(土)07:00頃 紫苑Sの「日刊馬番コンピ指数分析予想篇」
07日(土)19:00頃 紫苑Sの「回顧篇」
08日(日)07:00頃 京成杯AH、セントウルSの「予想篇」
08日(日)19:00頃 京成杯AH、セントウルSの「回顧篇」
09日(月)07:00頃 ローズS、セントライト記念
の「日刊馬番コンピ指数分析予想篇」
個人的に何もなければ、上記通りに更新されます。

【重賞レース予想 第08期 最終結果】
第08期(7月28日~9月01日)7日間(アイビスSD~小倉2歳S)13戦
最終週末競馬は、当てる事ができたのか!?

31日(土)札幌2歳S(G3)では8番ファイアンクランツを推奨!
ワイド(8-2,12)・馬連(8-2,12)・3連複(8-2-12)・3連単(8→2-12)馬券
結果は、ワイド馬券のみ的中!(2-8 ¥310)

31日(土)札幌2歳S(G3)推奨馬ファイアンクランツ(①人気)は、スタートは互角も行き脚がなく後方11番手追走。3~4角辺りからマクリ気味に5番手辺りまで進出、直線追い出されると伸びてはいるが先に抜け出した2頭に届かず3着まで…残念。

レースは、アスクシュタインがハナに立ち、淀みない流れとなるなか、中団付近でレースを進めたマジックサンズ(③人気)が4コーナー手前から大外をまわって進出を開始。直線手前で先頭に立ち、押し切りをはかる。これにアルマヴェローチェ(⑥人気)が最内から鋭く迫ったが、マジックサンズは最後まで逆転を許さず、猛追をハナ差凌ぎきって優勝!? 3着にファイアンクランツ(①人気)が入り、中波乱決着?? 馬券は、何とかワイド馬券のみ的中!

反省点として、資金配分の失敗?? 何とか元返しなので、ヨシ!? 着順だけ検証すると、4着(12番モンドデラモーレ)に3頭目が入着…残念。では何故? マジックサンズは優勝できたのか?? 同馬は、スタートは互角も行き脚がなく中団追走。前半は前に壁を作って我慢を利かせて、4角で仕掛けての反応が抜群で、外を回りながらも持ったまま直線へ。抜け出してソラを使ったか、今日も右ステッキで外に張っていたが、内から抜けてきた2着馬に競り勝った。ー度使っての上積みは大きかったよう。短距離に寄った母系に中距離適性を注いだ仕上がり早の中距離タイプで、バレークイーン一族の進化版?? 早い時期からの活躍には期待も、その先は…??

01日(日)新潟記念(G3)では8番アリスヴェルテを推奨!
ワイド(8-3,11,12)・馬連(8-3,11,12)・3連複(8-3-11-12)・3連単(8→3,11,12)馬券
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

01日(日)新潟記念(G3)推奨馬アリスヴェルテ(⑤人気)は、スタートは互角も促されて先頭へ立ちマイペースで逃げた。4角を回り直線追い出されると反応鈍く馬群へと沈み込み10着…残念。

レースは、2番手追走から先頭に立ってゴール前の争いを制したシンリョクカ(⑧人気)が、道中最後方から追い上げてきたセレシオン(③人気)にハナ差をつけ優勝。さらに1/2馬身差の3着にキングズパレス(①人気)が入り、中波乱決着!? 当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。

反省点として、軸馬選択の失敗!? 安易に逃げ馬1頭なら、もしかして…残念。では何故? シンリョクカは優勝できたのか?? 同馬は、スタート良く先行、少し離れた2番手追走。1000㍍通過が58秒9。後ろの組は実質スローペース。位置取りは絶好。手応え十分に残り300㍍で先頭。リードを広げて、最後はセレシオンの追撃を凌いだ。骨折を乗り越えて、新馬以来の2勝目。人馬、調教師が初のタイトルを獲得。記録ずくめとなった。「夏は牝馬、新潟記念は牝馬」の格言通り、軽ハンデ、平坦コースを味方につけ、夏の新潟で躍動したのは牝馬!! じっくり着実に強くなる一族だけに、同馬は逞しさを増した今後に期待したい!?

01日(日)小倉2歳S(G3)では1番クラスペディアを推奨!
ワイド(1-3,4,8,10)・馬連(1-3,4,8,10)・3連複(1-3,4,8,10)・3連単(1→3,4,8,10)馬券
結果は、ワイド(1-8,10 \1150/\1870)・馬連(1-8 \5720)・3連複(1-8,10 \7520) が的中!

01日(日)小倉2歳S(G3)推奨馬クラスペディア(⑧人気)は、スタート良く先行4番手辺り追走。4角を回り進路を取るため外側へ出し、追い出されると反応良く先に抜け出したエイシンワンドに迫るも2着まで…残念。

レースは、好位追走から直線で抜け出したエイシンワンド(①人気)が、直線外から追い上げてきたクラスペディア(⑧人気)に3/4馬身差をつけ優勝。さらにクビ差の3着にアーリントンロウ(②人気)が入り、中波乱決着!? 馬券は、ワイド・馬連・3連複馬券が的中!

反省点として、資金配分の改善?? 3連単を辞めて3連複に絞り込めば…反省。では何故? エイシンワンドは優勝できたのか?? 同馬は、スタート良く先行3番手追走。テンに少し行きたがった程度ですぐに折り合い、手応え十分に直線を向き、力強く加速。外ステッキで内へササる面は見せたが立て直し、1ハロン標で先頭に立ち、脚いろも衰えず、そのまま押し切り優勝。父ディスクリートキャットは1600~1800㍍を守備範囲としており、同馬も少なくとも生粋のスプリンターではない。今後、距離を延ばし1400~1600㍍での活躍を期待したい1頭!?

【総 評】
最終週末、3戦1勝1敗1分…巻き返し成功みたいな感じ。台風10号接近の中、中京競馬場でG3小倉2歳Sが施行された。(芝)重馬場は狙い通りだけに、後はスタートだけアクシデントさえ無ければ…。と思っていたら、1枠①番クラスペディアが逃げないのは想定外?? この時点で諦め欠けていたら、直線追い出されると抜け出して2着入線。「エッ~??」3連単馬券以外は当たったが、払戻金がわからない。しばらくすると、払い戻し8万円弱もあり大幅増。今期のモヤモヤが一気に晴れ渡り、すがすがしい気分!? 

自分の術だけでは、ここ最近限界を感じていたなか、他人の予想に丸乗りするだけで結果を導き出せたのは良かった。今回、丸乗りしたのはnetkeiba予想家「まぐ」さん。自分の買い方に似ていて、資金配分がワイド馬券中心で「札幌2歳S」は元返し、「小倉2歳S」でワイド・馬連・3連複馬券が的中! 有難うございました。せっかくなので、当分の間、丸乗りさせて頂きます。

今週末から、本格的な秋競馬へ突入!? 第9期(9/7~9/29)7日間(紫苑S~スプリンターズS)9戦が始まります。とりあえず、今週末重賞レース(紫苑S、京成杯AH、セントウルS)で勝負です。

【週末重賞レースの馬番コンピ 回顧篇】
(札幌2歳S)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数1位"
2番マジックサンズが該当=結果1着的中!(複勝160円)

(新潟記念)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数1位"
2番ライトバックが該当=結果競争除外(返還100円)

(小倉2歳S)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数4位"
11番ジャスパーディビネが該当=結果10着ハズレ…(ノД`)・゜・。


【今週末重賞レースの馬番コンピポイント篇】

(紫苑S)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ指数1位”

*無条件
過去10年内(3-2-1-4/10)
勝率30%/連対率50%/複勝率60%/単勝回収値84/複勝回収値80
近5年 (1-0-1-3/5)
勝率20%/連対率20%/複勝率40%/単勝回収値56/複勝回収値52

昨年は、後方から直線で馬群を縫って伸びたモリアーナ(4人気)が、
     好位から先に抜けたヒップホップソウル(2人気)を差し切り優勝。

馬番コンピ指数(2位-3位-9位)と中波乱決着!?
          重賞格上げ後、1・2人気馬が強い傾向で堅い決着!?

推薦指数1位は、昨年(10着)外れているだけに、今年こそ期待大!?

(京成杯AH)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ指数1位”

*無条件
過去10年内(3-1-2-4/10)
勝率30%/連対率40%/複勝率60%/単勝回収値107/複勝回収値101
近5年 (0-1-1-3/5)
勝率0%/連対率20%/複勝率40%/単勝回収値0/複勝回収値80

昨年は、好位から脚を伸ばしたソウルラッシュ(2人気)が、2番手から
押し切りを計ったウイングレイテスト(5人気)をゴール前で捕らえ優勝。

馬番コンピ指数(2位-6位-8位)と中波乱決着!?
          ヒモ荒れ傾向の強いレースで波乱含みの混戦レース!?

推薦指数1位は、昨年(7着)外れているだけに、今年こそ期待大!?

(セントウルS)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ指数1位”

*無条件
過去10年内(6-3-0-1/10)
勝率60%/連対率90%/複勝率90%/単勝回収値148/複勝回収値124
近5年 (4-1-0-0/5)
勝率80%/連対率100%/複勝率100%/単勝回収値186/複勝回収値134

昨年は、逃げたテイエムスパーダ(14人気)が、
        後方から追い込んだアグリ(2人気)に1馬身差をつけ優勝。

馬番コンピ指数(14位-1位-6位)と中波乱決着!?
           16年から22年まで1人気馬が7連覇した本命戦!!
サマースプリントシリーズ参戦馬より実績馬(G1組)が好走するレース!?

推薦指数1位は、昨年(2着)馬券に絡んでいるが、今年も期待大!?

詳細は、noteまで訪問して下さい。
noteのアドレス: https://note.com/haya00  
宜しくお願い致します。

 YASUの小心馬券 2024年7月19日(金) 23:36
【最終予想】中京記念 2024 YASUの小心馬券
閲覧 200ビュー コメント 0 ナイス 8

【展望】

人気が予想されるエルトンバローズは目標が先で59キロのハンデは牡妙、セオに関しては重賞通用の能力自体を疑っている始末では、人気馬を買う意味がないという決断。

このレースの肝はセルバーグの作るハイペースへの対応力や展開を重視、大波乱まで期待できる予想を組み立てた。



【危険視して妙味】

危:セオ 牡4 57 岩田康 ②人気:5.2

3勝クラス・OPと連勝してきての重賞挑戦と勢い感じる4歳馬も、ここは一気の相手強化で能力通用は正直疑問、緩い流れを先行しての良績ばかりで、セルバーグ・テーオーシリウスの作る流れに対応できるかは不安だ、平均ペースで流れた小回りコースのラジオNIKKEIはシンガリ負けしていた事実もあり、これで想定②人気は期待値低いように思える。



危:エルトンバローズ 牡4 59 西村淳 ①人気:3.4

毎日王冠でソングライン・シュネルマイスターを撃破して以降、戦績冴えないも、安田記念、中山記念は不得手の雨馬場だったことを考慮すれば善戦の部類、戦ってきた相手を考えれば力量は最右翼でマイルよりも1800Mの方が良さそうで重い印をつけたくなる馬だが、目標とするレースは秋、斤量59キロで①人気なら、

やはり買いたくない。



【最終予想】

◎ロングラン セ6 57 松山

前走の福島民報杯は出遅れと鬼門である2000M、たった200Mの差ではあるが、1800Mでは3勝と、今回の距離短縮はプラス、

加えて大外枠も本馬にとっては好都合、同条件で行われた小倉大賞典を③着好走なら、人気を考えると積極的に狙っていきたい。



〇エピファニー 牡5 58 杉原

気性面に難があり、外から被せられるような競馬になると脆さを出してしまうが素材だけでいえば一級品、枠順はもう少し外目が欲しかったが、今回は小倉大賞典同様、セルバ―グが引っ張る流れで、馬群が縦長にバラけそうなことが好条件になりそう、

本来人気では買いづらい馬なのだが④人気想定なら充分買える、大外一気も期待できる一戦。



▲セルバーグ 牡5 57 和田竜

テーオーシリウスより外側の枠に入ったのは良いですね、この枠並びなら先手を取って、無理に競りかけられることはなさそうで、スムースな逃げがうてるとみています、短く直線平坦の小倉なら、小倉大賞典の再現で粘り込みが期待できそう。



△二ホンピロキーフ 牡4 56.5 

前走の大敗が気になるところだが、マイラーズCを③着で、ソウルラッシュ・セリフォスといったGⅠ級の馬相手に善戦してきたことを考えれば重賞で能力不足の懸念はない、小倉コースも3戦3勝と得意で好走の条件は揃い好走しても。



※:重賞ではワンパンチ足りないレースを続けているが、この相手なら地力は決して劣っていないアルナシーム、離れた三番手という絶好のポジションをとれそうで展開利を見込めそうな小倉巧者ワールドリバイバル、牝馬限定GⅢでも結果を残せていないが、前傾ラップの愛知杯を②着した戦績を評価したいタガノパッションを三連系の紐で抑えておきたい。

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 YASUの小心馬券 2024年7月17日(水) 09:02
【有力馬考察】中京記念 2024 YASUの小心馬券
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【有力馬考察】

・エルトンバローズ 牡4 59 西村淳 3.2(B評価)

毎日王冠でソングライン・シュネルマイスターを撃破して以降、戦績冴えないも、安田記念、中山記念は不得手の雨馬場だったことを考慮すれば善戦の部類、戦ってきた相手を考えれば力量は最右翼でマイルよりも1800Mの方が良さそうで重い印をつけたい馬だが、目標とするレースは秋、斤量59キロで断然人気なら、

ノーマークまではしないも、印は軽くするつもり。



・セオ 牡4 57 岩田康 7.1(危険視候補)

3勝クラス・OPと連勝してきての重賞挑戦と勢い感じる4歳馬も、ここは一気の相手強化で能力通用は正直疑問、緩い流れを先行しての良績ばかりで、セルバーグ・テーオーシリウスの作る流れに対応できるかは不安だ、平均ペースで流れた小回りコースのラジオNIKKEIはシンガリ負けしていた事実もあり、これで想定②人気は期待値低いように思える。



・エピファニー 牡5 58 杉原 7.3(A評価)

気性面に難があり、外から被せられるような競馬になると脆さを出してしまうが素材だけでいえば一級品、枠順は外目が良いに越したことはないが、今回は小倉大賞典同様、セルバ―グが引っ張る流れで、馬群が縦長にバラけそうなことが好条件になりそう、

本来人気では買いづらい馬なのだが、大外一気が期待できる一戦。



・二ホンピロキーフ 牡4 56.5 田口 7.6(A評価)

前走の大敗が気になるところだが、マイラーズCを③着で、ソウルラッシュ・セリフォスといったGⅠ級の馬相手に善戦してきたことを考えれば重賞で能力不足の懸念はない、小倉コースも3戦3勝と得意で好走の条件は揃った。



・アルナシーム 牡5 57 横山典 9.2(B評価)

前走のエプソムC、あまり得意とは言えない左回りで⑤着は善戦、1800Mの距離もベストと言え、いつ重賞に手が届いても良い存在だと思っているが、堅実な走りとは裏腹にワンパンチ足りないもどかしさが残る馬、オッズ期待値は微妙なところだが、

今回も善戦で掲示板のイメージも湧いてしまう。



※:ローカルGⅢなら能力の絶対値が違うと思われるエルトンバローズだが、59キロはやはり懸念材料、有力馬に挙げた5頭の中でも信頼に足る馬がみあたらない現状、下位人気から振り回して波乱を積極的に狙いにいけるレースとみています。

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コメント一覧
1:
  海外にいても競馬はやめられない   フォロワー:8人 2022年4月24日() 19:36:58
昇級戦不利な枠で後方から、馬場渋ったとはいえ相当強い

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