セリフォス(競走馬)

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写真一覧
現役 牡5 栗毛 2019年3月7日生
調教師中内田充正(栗東)
馬主株式会社 G1レーシング
生産者追分ファーム
生産地安平町
戦績14戦[5-3-0-6]
総賞金51,112万円
収得賞金22,050万円
英字表記Serifos
血統 ダイワメジャー
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
スカーレットブーケ
シーフロント
血統 ][ 産駒 ]
Le Havre
Freedom Herself
兄弟 フォルテデイマルミ
市場価格
前走 2024/06/02 安田記念 G1
次走予定

セリフォスの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/06/02 東京 11 安田記念 G1 芝1600 188176.135** 牡5 58.0 川田将雅中内田充 494
(-4)
1.32.7 0.433.0⑮⑮ロマンチックウォリ
24/04/21 京都 11 マイラーズC G2 芝1600 17233.122** 牡5 58.0 川田将雅中内田充 498
(+12)
1.32.8 0.334.8⑧⑨ソウルラッシュ
23/12/10 香港 7 香港マイル G1 芝1600 14--------7** 牡4 57.0 川田将雅中内田充 486
(--)
1.34.8 0.7----ゴールデンシックスティ
23/11/19 京都 11 マイルCS G1 芝1600 166113.228** 牡4 58.0 川田将雅中内田充 490
(+4)
1.32.9 0.434.4ナミュール
23/06/04 東京 11 安田記念 G1 芝1600 18245.832** 牡4 58.0 D.レーン中内田充 486
(--)
1.31.6 0.233.6④⑤ソングライン
23/03/25 アラ 7 ドバイターフ G1 芝1800 14--------5** 牡4 57.0 D.レーン中内田充 --0000 ------ロードノース
22/11/20 阪神 11 マイルCS G1 芝1600 175109.261** 牡3 56.0 D.レーン中内田充 486
(-4)
1.32.5 -0.233.0⑭⑬ダノンザキッド
22/10/22 東京 11 富士S G2 芝1600 165102.311** 牡3 54.0 藤岡佑介中内田充 490
(0)
1.32.0 -0.133.2⑩⑪ソウルラッシュ
22/06/05 東京 11 安田記念 G1 芝1600 187158.754** 牡3 54.0 藤岡佑介中内田充 490
(0)
1.32.4 0.132.8⑩⑬ソングライン
22/05/08 東京 11 NHKマイル G1 芝1600 18243.914** 牡3 57.0 福永祐一中内田充 490
(+4)
1.32.6 0.334.6⑤⑥ダノンスコーピオン
21/12/19 阪神 11 朝日杯FS G1 芝1600 15342.412** 牡2 55.0 C.デムー中内田充 486
(0)
1.33.6 0.134.8⑤⑤ドウデュース
21/11/13 阪神 11 デイリー2S G2 芝1600 7662.411** 牡2 55.0 藤岡佑介中内田充 486
(0)
1.35.1 -0.033.4⑥④ソネットフレーズ
21/08/29 新潟 11 新潟2歳S G3 芝1600 12114.531** 牡2 54.0 川田将雅中内田充 486
(+6)
1.33.8 -0.232.8⑥⑥アライバル
21/06/12 中京 5 2歳新馬 芝1600 10662.711** 牡2 54.0 川田将雅中内田充 480
(--)
1.35.0 -0.234.4ベルクレスタ

セリフォスの関連ニュース


ニホンピロキーフ

少し前に、”騎手ファンの呼称”が話題になった。

筆者が生まれる前から、アイドルの追っかけが”親衛隊”と呼ばれていたが、それに近い感覚なのだろうか。

横山武史騎手なら武史軍団。坂井瑠星騎手なら瑠星群。

永島まなみ騎手ならまな民。団野大成騎手なら団野団。三浦皇成騎手なら皇成員……といった具合に、調べればぽこぽことヒットする。それぞれが絶妙なネーミングで、よく考えるなぁと感心してしまう。

そんな中で一際インパクトを感じたのが、田口貫太騎手ファンの呼称……”保護者会”であった。

同騎手が醸し出す雰囲気から、ほとんどの方が「あぁ……」と納得するのではないだろうか。


そんな田口騎手だが、競馬では若さ溢れる積極的なレースぶりで目を引く存在。

向上心も強く、今週の開催終了後には2ヶ月間のフランス武者修行を予定している。その姿が国内で見られなくなるのは淋しい(保護者会の方々は特に)が、秋に一回り成長した姿を見せてくれることを期待したいところだ。


だが彼には、渡欧前に大きな仕事がある。今週のメインレース・中京記念におけるニホンピロキーフへの騎乗だ。

昨夏からコンビを結成し、少しずつステップアップしてきたこのコンビだが、2走前のマイラーズCでは初重賞挑戦で3着という好結果を残した。

続く鳴尾記念では大惨敗を喫したが、今回は3戦3勝、パーフェクトな戦績を誇る小倉コース。相性の良い舞台で再浮上の可能性はあるのか、いつも通りに各要素から掘り下げていきたい。


まず指数面だが、昨秋に2勝クラスを勝ち上がったあたりから、数字が一気に上昇。3勝クラス勝ち上がりまでは3戦を要したものの、そのいずれもがOPレベルの数字であり、僅差の競馬をしてきたコレペティトールエアサージュなどは後に重賞でも好走している。それだけに、本馬がマイラーズCにおいていきなり重賞好走したのも全く不思議ではなかった。OP入り前から既に重賞級の存在だったのだ。


では前走の鳴尾記念の惨敗は何なのかというところだが、これは前向きな気性面が大きくマイナスに作用したものと考える。

本馬はデビュー時から2000mを中心に使われることが多かったが、道中で力みを見せることが非常に多く、上手く脚が溜まりきらないというレースが多かった。

1600mにまで距離を縮めたマイラーズCではこれが良い方向に出たが、そこから一気に距離を延ばしての2000m戦だったことで、序盤からいつも以上に力みが強かった上、外枠もあって馬群が厚いところの一番外を走る格好になってしまった。こうなっては直線でガス欠になっても仕方ない。指数的にも明らかに走っていない部類の数字の落ち方であり、完全に度外視してもいいくらいだ。

マイラーズCではソウルラッシュセリフォスといった路線の一線級と差がないところまで来ているだけに、ある程度速めの流れが形成され、折り合いの不安が軽減されればパフォーマンスは大きく上がる。この点で、ペースを緩めないタイプの逃げ馬であるセルバーグがいる組み合わせは本馬にとってプラスに働きそうだ。


また、今年が小倉での開催というのも大きい。

本馬は直線に急坂があるコースが苦手なのか、阪神や中京といった舞台ではイマイチ詰めきれず、勝ち星を挙げているのは直線が平坦な小倉と京都。特に小倉はフィットするようで、ここまで全て1馬身半以上後続を突き放して勝ってきている。距離の1800mも含め、正にベストの舞台と言えるだろう。


血統は父が馬場不問のキタサンブラックで、逃げ・先行型のスプリンターだったニホンピロアンバーが母。

良、稍重、重と馬場を問わない走りは父から、気性の前向きさは母から伝わったものと思われる。

週末は一応晴れの予報ではあるが、この時期だけに突発的な降雨があっても不思議ではないし、先週の豪雨でかなり悪化した後でもあり、どういった馬場傾向になるか予測しづらい。それだけに、どのような馬場でも大きく走りが変わらない本馬の適性は心強く感じる。


調教面ではいい意味で近走と変わらない動きを見せており、時計の出方も違和感がない。暑い時期でも体調面に問題はなさそうだ。

最終追い切りがコースになるか坂路になるかは分からないが、いずれの場合もしっかりと終いの時計をまとめることが出来ていれば合格点が付けられるだろう。


ここで最高の騎乗と最高の走りを見せ、人馬ともに飛躍の夏となるか。

「頑張って来いよ!」と素直に声援を送れるような、フレッシュな走りを期待したいところだ。

【中京記念 プレビュートーク】エルトンバローズGⅢなら断然主役! 小倉3戦全勝ニホンピロキーフ 2024年7月16日(火) 10:36

村瀬 日曜メイン予想は函館記念が馬単8040円、福島テレビOPが馬連2690円、佐世保Sが馬単5420円。小回りってそれほど好きじゃないけど、何だか得意な気がしてきました。

南 またすぐ調子に乗る。謙虚にいかなアカンで。

村瀬 確かに。冷静になればたまたまです。

南 ま、当たることに越したことはない。

村瀬 はい。今週は北から一転して小倉でサマーマイルシリーズ2戦目。1800メートルが舞台だけに、この距離のスペシャリストとマイラーが交ざって混戦ムードです。

南 そやな。夏はデキの良さの一点突破でいってみるのもええかなと。◎はニホンピロキーフ

村瀬 栗東で沸きますねえ、この馬。それだけ雰囲気があるのかな。

南 2走前のマイラーズCのときは特に。ソウルラッシュセリフォスがおるのに穴狙いする記者が多かった。それだけ奥があるゆうことやろ。

村瀬 前走の鳴尾記念は3番人気で12着。

南 大橋師は「外を回ったのがこたえたかも」ゆうとった。力負けゆうよりは❽枠⑬番に泣いた感じやったな。1週前はCWコースで6ハロン83秒0、ラスト1ハロン11秒3。トレーナーは「見た目以上に時計が出ていた。夏負けの兆候もなく、馬の状態はいい。小倉は条件戦とはいえ3戦3勝だし、平坦なら1800メートルも大丈夫」ゆうて気合十分やで。

村瀬 田口ジョッキーも相思相愛みたいな感じ。重賞Vとなればベストパートナーとして一気に知名度が増すだろうな。

南 対抗はエルトンバローズやろか。1週前はCWコースで西村淳ジョッキーを背に6ハロン80秒6、ラスト1ハロン11秒3。デキは良さそうやで。山本助手は「少しモッサリした感じはあるが、これで体も引き締まってくるはず。とにかく良馬場でやりたい」と。ここ2走は稍重でスピードをそがれた感じやから。

村瀬 ボクは◎まで考えてます。去年の毎日王冠ソングラインシュネルマイスターを振り切ったときには恵まれたかなと思ったんですけど、マイルCSで小差4着に食い込む姿を見て〝これは本物〟だなと。

南 確かに3歳で57キロを背負ってあの競馬は立派やった。

村瀬 香港遠征はハードルが高かったとして、安田記念でも8着とはいえそれほど負けてない。確かに馬場もこたえたかもしれないけど、当時が慣れない東京競馬場での調整だったことを思えば、栗東で乗り込まれて挑むここは真価発揮の舞台でしょう。ハンデ59キロがどうかも、ちょっと期待しちゃうな。

南 勢いゆうたらセオやろな。3勝クラス勝ちから挑んだL都大路Sも完勝やった。

村瀬 時計も良かったですし、自分の型にはまったときはいい競馬をしますよね。

南 1週前はCWコースで6ハロン81秒8、ラスト1ハロン11秒5。一杯に追われて併走馬に1馬身半先着やな。寺倉助手は「仕掛けてからの反応が良かったし、余裕もあった。夏負けもなく、カイバも食べている。前走は正攻法で強い競馬。2走前に着けたブリンカーを距離を考慮して前走で外したが、まだ効果が残っていた」と。今回、着けるかどうかはまだ決まってへんけど、いかにも小倉は合いそうな気がする。

村瀬 ですね。

南 アルナシーム陣営も強気やで。1週前は横山典ジョッキーを背にCWコースで6ハロン82秒7、ラスト1ハロン11秒4。橋口師は「完璧。折り合いがつくようになって、力を抜くところと入れるところを馬が分かってきた。いろいろ試して体を使えるようにもなっている。左回りは今ひとつで、右回りに替わるのはいい。重賞を獲らせたい馬。今回はチャンス」ゆうとった。

村瀬 ずっと排気量はG級と言われてきましたしね。いよいよ本格化かな。

南 あとは中京が舞台だった昨年のV馬セルバーグ。鈴木孝師は「小倉が得意で、この舞台だからこそ使う」と。はっきり連覇を狙っとるで。

村瀬 エピファニーはそのセルバーグが3着だった小倉大賞典を制覇。舞台は絶好ですよ。当週は栗東で追い切るんで、速報、よろしくお願いしますね。

南 了解。夏はデキ重視やし、しっかり見届けてくるわ。(夕刊フジ)

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【安田記念2024】重賞レースおさらい帳 これがワールドクラスの突破力! ロマンチックウォリアーが格の違いを見せつけて快勝 2024年6月3日(月) 13:00


”強い”という感想には、様々な種類がある。

ディープインパクトのように「うわーーーっ!」という爽快感のある強さもあれば、オルフェーヴルにように「うっわ……」となる暴力的な強さや、イクイノックスのように「はぁ……!?」となる意味不明な強さもある。

これらは少々極端な例で、今回ロマンチックウォリアーが見せた強さはまた違ったものだった。

「強い!」

見ている誰もがそう思ったであろう、シンプルな強さ。今回の相手であれば、何度走っても、どんな展開であっても勝ち切ってくるのではないか。そう思わせる迫力があった。

日本の名馬で例えるならば、年間無敗を決めた頃のテイエムオペラオーが近いだろうか。距離も舞台も問わず、ただただ伸びて、そして勝つ。競走馬として理想的な闘争心……名馬の魂のようなものを彼の走りから感じた。


レースは大方の予想通りドーブネウインカーネリアンが先手を主張していく形だったが、実は最もいいスタートを決めていたのはロマンチックウォリアー。勢いを付けながらしっかり抑えも利かせ、逃げ・先行馬たちを見て運ぶ余裕を見せていた。

しかし、日本勢も黙ってはいない。

4コーナーを過ぎて直線を向くと、横山典弘ステラヴェローチェが外からロマンチックウォリアーをがっちりとブロック。前にはフィアスプライドがおり、楽な進路確保を許さなかった。

それでも王者は揺るがない。

ステラヴェローチェと削り合いながらも、フィアスプライドが内へ行って前が開くと一気の加速。後方からはナミュールソウルラッシュが迫っていたが、これまで数々の強豪を抑え込んできた末脚は揺らがず。盤石の形でG1・8勝目のゴールへと飛び込んだ。


初の日本競馬、初の東京、久しぶりのマイルでも格の違いを見せつけたロマンチックウォリアー

馬体減の数字が示す通り、多少は輸送等の影響もあったように思えるが、レースでは全くそれを感じさせない走り。これまでも”全く伸びない”という負け方が皆無の馬で、とにかくその精神力は素晴らしいの一言。

登録のあった宝塚記念には出走しない可能性が高いのは残念だが、年末の香港国際競走では再び日本勢の大きな壁となって立ちはだかることが予想される。この先どこまで連勝やG1勝ちを伸ばしていくのか、帰国後も注目しておきたい存在だ。


ロマンチックウォリアーには届かなかったものの、日本勢も2~4番人気の実績馬が順当に上位を独占し、それぞれ能力は見せた格好。

特に2着のナミュールは、大出遅れから行きっぷりも悪かったヴィクトリアマイルから一気の復調。今回も出遅れ気味で発馬直後に他馬に寄られてもいたが、道中の雰囲気は一変していた。

前走の敗戦から僅か2週でここまでの立て直しは見事と言わざるを得ないが、高野厩舎は先日のNHKマイルCでも難しいローテだったジャンタルマンタルを勝利に導いており、厩舎力の素晴らしさは目を引く。

馬自身もなかなか勝ち切れない競馬が続くものの、相手関係を考えれば立派な内容。国内のマイル路線では最上位クラスの馬なのは間違いなく、マイルCS連覇への挑戦も含め、秋の飛躍に期待がかかる。

ソウルラッシュは三度目の安田記念で初の馬券圏内。今年の充実度は示し、面目は保ったものの、G1になると一歩足りないキャラを脱却するまでには至らなかった。

実績が示す通り、休み明け初戦が最もパフォーマンスが高く、他馬の仕上がりが進んでくる本番では末脚の持続時間の短さがネックになっている印象。指数的に見ても最もパフォーマンスが高いのは中山なので、本質的には小回り向きの馬なのかもしれない。

マイル路線のG1は全て直線の長いコースで、本馬の適性にピタリとハマる大舞台がないのは辛いところだが、総合力は路線の中で明らかに上位。秋にリベンジを達成する可能性はゼロではないはずだ。


4着のガイアフォースは好スタートを切ったものの、若干初速が足りずに中団から。

直線も内枠が災いして進路を切り返すシーンもあり、力は見せたが不完全燃焼感もある内容だった。

依然真の適性がはっきりしない馬ではあるが、本質的はマイラーというよりは中距離寄りの印象が強い。1800mあたりで急かせずのびのびと走れれば一番良さそうなのだが、残念ながら国内の芝レースにはそうした条件のG1がない。ダートも含めてこなせる条件が幅広い反面、もう一押しが足りない面が目立つ現状だが、この後はどういった進路を歩んでくるだろうか。


5着のセリフォスは一昨年に制したマイルCSを思わせる後方待機策。直線も伸びてはいるが、前を脅かすまでには至らなかった。

陣営は馬場の悪化を敗因に挙げたものの、指数的には3歳時から大きな伸びがなく、緩やかに下降傾向にある。父のダイワメジャーは5歳秋から急激に強くなり、6歳までそのパフォーマンスを維持し続けたが、本馬はここから再上昇を果たせるだろうか。秋初戦の走りに注目したい。


もう1頭の香港馬ヴォイッジバブルは、パドックから雰囲気が冴えず、レースでもホームで見せるようなスタートダッシュが影を潜めた。

能力的にはロマンチックウォリアーともそう大きな差はないはずだが、2走前のドバイターフと似たような不可解な敗戦で、遠征や左回りへの対応力という課題が改めて浮き彫りになってしまった格好か。帰国後にどれだけ立て直し成るか、こちらの動向もチェックしておきたい。

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【安田記念】レースを終えて…関係者談話 2024年6月3日(月) 04:55

◆川田騎手(セリフォス5着)「素晴らしい具合でレースを迎えられました。どうしても(馬場が)しぶるのは苦手なのでね。それでも、よくここまで来てくれたなと思います」

◆北村宏騎手(ジオグリフ6着)「気配はとても良かった。直線でもう少し早く進路があいてくれればよかったのですが、馬は頑張ってくれました」

◆坂井騎手(フィアスプライド7着)「欲しかったポジションが取れて道中の感じも良かったです。牡馬の一線級は強かったですが、力は出してくれた」

◆西村淳騎手(エルトンバローズ8着)「(前走から)タイトな過程でしたが、厩舎がよくここまで立て直してくれました。馬も頑張ってくれた」

◆須貝師(ステラヴェローチェ9着)「ロスのある外枠で、前にも壁を置いて運べなかったぶんラストははじけなかった」

◆幸騎手(エアロロノア10着)「この馬なりに最後は来ていますが、展開が向かなかったですね」

◆横山和騎手(レッドモンレーヴ11着)「この馬にとって走りづらい馬場や流れになってしまいました。改めて期待したいです」

◆岩田康騎手(コレペティトール12着)「(スタートで)立ち遅れたが、それでもこの馬の脚は使って頑張ってくれました」

◆ルメール騎手(パラレルヴィジョン13着)「ペースが上がってから馬場を気にして、最後は苦しくなった」

◆三浦騎手(ウインカーネリアン14着)「いつものようなスタートを切れなかったが、二の脚で2番手へ。上手に走れていたが、この馬には難しい展開になってしまいましたね」

◆戸崎騎手(ダノンスコーピオン15着)「外枠で前に壁が作りづらかった。もっとリラックスできればよかったのですが…」

◆斎藤騎手(カテドラル16着)「道中がある程度ついていって、最後も脚は使っているのですが…」

◆パートン騎手(ヴォイッジバブル17着)「ロマンチックウォリアーの外といういい位置取りでしたが、直線ではあまり伸びませんでした。左回りは向かないのかもしれません」

◆菱田騎手(ドーブネ18着)「やりたいレースはできました」

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【安田記念2024】香港のロマンチックウォリアーが日本勢を破ってG1・8勝目 2024年6月2日() 16:20

2日の東京11R・安田記念(G1、芝1600m)は、J.マクドナルド騎手騎乗の1番人気ロマンチックウォリアーが勝利。香港からの刺客が日本勢を破り、G1・8勝目をマークした。

レース前には久々のマイル戦という点に懸念の声もあったロマンチックウォリアーだったが、ゲートが開くと好スタートからすんなり5番手のポジションを確保。直線に入ると力強い脚取りで、残り200m付近から先頭に躍り出る。これを目がけてナミュールソウルラッシュが併せ馬の形で懸命に追い込むが、幾多の大レースを制してきた香港の雄は抜群の勝負根性で最後まで抜かせず、半馬身差のリードを守ってゴール。アウェーの地でもその強さは揺らぐことはなかった。勝ちタイムは1分32秒3(稍重)。2着に4番人気ナミュール、3着には2番人気ソウルラッシュが入線。3番人気のセリフォスは5着、もう1頭の香港馬ヴォイッジバブルは17着に終わった。

鞍上のマクドナルド騎手は、この安田記念制覇が嬉しいJRAでの初勝利。勝利騎手インタビューでは「大変名誉なこと。レース前から自信はありました。馬は素晴らしい状態で来日できましたし、その後の調教も順調に来ました。皆さんに歓迎していただき、特別な1日になりました」と笑顔でコメント。そして「ロマンチックウォリアーがいなければこのような機会は得られなかった。大勢のファンの皆さん、情熱を持って観戦していただきありがとうございました」と日本のファンへ感謝を述べた。

勝ったロマンチックウォリアーは、父Acclamation、母Folk Melody、母父Street Cryという血統の6歳セン馬。C.シャム厩舎の管理馬で、生産者はCorduff Stud & T J Rooney。馬主はP.ラウ氏。通算成績20戦15勝。外国馬の安田記念優勝は、2006年のブリッシュラック以来18年ぶり4頭目となる。

■払戻金
単勝 :7   360円(1番人気)
複勝 :7   160円(2番人気)
    5   300円(5番人気)
    10   150円(1番人気)
枠連 :3-4  2,100円(10番人気)
馬連 :5-7  2,850円(12番人気)
ワイド:5-7  1,260円(15番人気)
    7-10  350円(1番人気)
    5-10  920円(9番人気)
馬単 :7-5  4,220円(11番人気)
3連複:5-7-10 3,280円(4番人気)
3連単:7-5-10 17,740円(26番人気)

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【安田記念2024】有名人の予想に乗ろう! 徳光和夫さん、大久保先生、霜降り明星・粗品さんなどズラリ!競馬大好き芸能人・著名人がガチ予想! 2024年6月2日() 05:00


【徳光和夫】
◎⑩ソウルラッシュ
3連単1頭軸流しマルチ
⑩→②③④⑤⑨⑬
ワイド流し
⑩-⑯⑱

【大久保洋吉(元JRA調教師)】
◎⑩ソウルラッシュ
○⑪ウインカーネリアン
▲⑨パラレルヴィジョン
△⑤ナミュール
△⑦ロマンチックウォリアー
△⑫フィアスプライド
△⑮ヴォイッジバブル
△⑰セリフォス

【粗品(霜降り明星)】
◎⑩ソウルラッシュ
3連単フォーメーション
⑦⑩→⑦⑩→②③④⑤⑨⑪⑬⑮⑯⑰

【DAIGO】
注目馬
セリフォス

【林修】
注目馬
ロマンチックウォリアー

【あの】
注目馬
コレペティトール

【斉藤慎二(ジャングル ポケット)】
◎②ガイアフォース
単勝

馬連・ワイド
②-⑩ソウルラッシュ

【キャプテン渡辺】
◎⑮ヴォイッジバブル
単勝

馬連・ワイド
⑮-⑦ロマンチックウォリアー
3連単フォーメーション
⑦⑮→⑦⑮→⑩

【お兄ちゃん(ビタミンS)】
◎⑬ステラヴェローチェ

【林健(ギャロップ)】
◎⑧エアロロノア

【恋さん(シャンプーハット)】
◎⑰セリフォス

【てつじ(シャンプーハット)】
◎⑪ウインカーネリアン

【浅越ゴエ】
◎⑯エルトンバローズ

【岩部彰(ミサイルマン)】
◎⑩ソウルラッシュ

【西代洋(ミサイルマン)】
◎③レッドモンレーヴ

【浜田順平(カベポスター)】
◎⑭コレペティトール

【永見大吾(カベポスター)】
◎②ガイアフォース

【安藤勝己(元騎手)】
◎⑩ソウルラッシュ
○⑦ロマンチックウォリアー
▲⑰セリフォス
☆②ガイアフォース
△⑮ヴォイッジバブル
△⑤ナミュール
△⑨パラレルヴィジョン
△⑬ステラヴェローチェ

【佐野瑞樹】
注目馬
ヴォイッジバブル

【篠原梨菜】
◎⑰セリフォス

【鈴木淑子】
◎⑤ナミュール
○③レッドモンレーヴ
単勝
③⑤
馬連BOX
レッドモンレーヴ
ナミュール
ロマンチックウォリアー
ソウルラッシュ
フィアスプライド

【長岡一也】
◎⑰セリフォス
○⑤ナミュール
▲⑦ロマンチックウォリアー
△⑥ドーブネ
△⑨パラレルヴィジョン
△⑩ソウルラッシュ
△⑮ヴォイッジバブル

【原奈津子】
◎⑰セリフォス
○⑨パラレルヴィジョン
▲⑮ヴォイッジバブル

【中村愛】
注目馬
ダノンスコーピオン

【舩山陽司】
◎⑮ヴォイッジバブル
3連単2頭軸流しマルチ
⑮→⑦→②③⑤⑩⑬⑰

【皆藤愛子】
◎②ガイアフォース
単勝・複勝

ワイド流し
②-⑦⑬⑰⑱

【高田秋】
◎⑤ナミュール
単勝・複勝

馬連流し
⑤-⑦⑬⑮⑰

【川島明(麒麟)】
注目馬
ソウルラッシュ

【ゴルゴ松本(TIM)】
◎⑪ウインカーネリアン

【レッド吉田(TIM)】
注目馬
ロマンチックウォリアー
ソウルラッシュ

【川島壮雄】
注目馬
ステラヴェローチェ

【三谷紬】
注目馬
フィアスプライド
ロマンチックウォリアー

【天童なこ】
◎⑱ダノンスコーピオン

【土屋伸之(ナイツ)】
注目馬
ヴォイッジバブル

【小木茂光】
◎⑰セリフォス
3連単フォーメーション
⑪⑬⑰→②⑤⑦⑨⑩⑪⑬⑮⑰→⑪⑬⑰

【守永真彩】
◎②ガイアフォース
3連複フォーメーション
②-⑦⑩-③④⑤⑥⑦⑨⑩⑮⑰

【福原直英】
注目馬
セリフォス

【横山ルリカ】
注目馬
ガイアフォース

【杉本清】
注目馬
ロマンチックウォリアー
ヴォイッジバブル

【田原成貴(元JRA調教師)】
◎⑦ロマンチックウォリアー

【三代目 中村福之助】
◎⑰セリフォス

【田中裕二(爆笑問題)】
◎②ガイアフォース

【安田章大(SUPER EIGHT)】
◎⑮ヴォイッジバブル

【中村均(元JRA調教師)】
◎⑰セリフォス

【安田隆行(元JRA調教師)】
注目馬
ソウルラッシュ
ロマンチックウォリアー

【大西直宏(元JRA騎手)】
◎⑨パラレルヴィジョン

【熊沢重文(元JRA騎手)】
◎⑦ロマンチックウォリアー

【細江純子(元JRA騎手)】
注目馬
ソウルラッシュ

【酒井一圭(純烈)】
◎⑩ソウルラッシュ

【橋本マナミ】
◎⑦ロマンチックウォリアー

【やべきょうすけ】
◎⑦ロマンチックウォリアー

【稲富菜穂】
◎⑩ソウルラッシュ

【安田和博(デンジャラス)】
◎⑰セリフォス

【Lynn(声優)】
注目馬
セリフォス

【じゃい(インスタントジョンソン)】
◎⑬ステラヴェローチェ

【清水久嗣】
◎⑤ナミュール

【土井よしお(ワンダラーズ)】
◎⑩ソウルラッシュ

【小泉恵未】
◎⑦ロマンチックウォリアー

【岡野陽一】
◎⑩ソウルラッシュ

【鈴木麻優(元岩手競馬騎手)】
◎⑩ソウルラッシュ

【大島麻衣】
◎⑩ソウルラッシュ

【熊崎晴香(SKE48)】
◎⑩ソウルラッシュ

【栗林さみ】
注目馬
ロマンチックウォリアー
ヴォイッジバブル
ステラヴェローチェ
ダノンスコーピオン

【雪平莉左】
◎⑩ソウルラッシュ

【目黒貴子】
◎⑦ロマンチックウォリアー

【米田元気】
◎②ガイアフォース

【藤原菜々花】
◎⑤ナミュール

【中野雷太】
◎⑦ロマンチックウォリアー

※順不同

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セリフォスの関連コラム

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阪神ジュベナイルフィリーズアスコリピチェーノが中団から差し切って勝利。見事3戦3勝で2歳女王となった。ダイワメジャー産駒はメジャーエンブレムレシステンシアに次いで当レース3勝目。完成度が高く急坂も苦にしないパワーは、まさにこのレース向き。同舞台の朝日杯FSでもアドマイヤマーズセリフォスボンセルヴィーソなどが好走、桜花賞でもレーヌミノルシゲルピンクダイヤ、プリンセスジャックなどが穴をあけている。

そして鞍上の北村宏司騎手は、約8年ぶりのG1制覇。前回のG1勝利は、あのキタサンブラックとのコンビで挑んだ菊花賞。そういえば、当時はまだ武豊騎手とコンビを組む前だった。

北村宏騎手は近年ケガに苦しんでいたが、今年は完全復活。特に夏以降は重賞での活躍も目立っており、日に日に存在感を増している。

一方、昔からなぜか地味な印象があり、馬券的な妙味もあるのは心強い。とりわけ芝の内枠で好成績。それは以下のデータからも明らかだ(データは2023年~先週末終了時点)。

・北村宏騎手×芝馬番別成績

ひとケタ(18-11-22-108)勝率 11.3% 複勝率 32.1% 単勝回収 127円 複勝回収値 105円
ふたケタ(4-5-4-72)勝率 4.7% 複勝率 15.3% 単勝回収 160円 複勝回収値 69円

単勝回収値こそ一度大穴での好走があったためふたケタ馬番時が跳ねているが、それ以外は好走率、回収値ともにひとケタ馬番のほうが圧倒的に優秀。桜花賞のポイントも枠順になるかもしれない。

もともと、北村宏騎手は藤沢厩舎所属でデビューし、岡部ラインの正攻法型ジョッキー。好位からロスのない立ち回りを身上としており、内枠に強いのは納得だろう。久々のG1制覇で急に人気になるようなタイプの騎手でもないと思うので、以上のポイントを押さえておけば来年以降もまだまだ馬券に貢献してくれそうだ。

それでは今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週末は朝日杯FSから。

ジャンタルマンタル川田将雅騎手)

注目はジャンタルマンタル川田将雅騎手。
非常にセンスの良い馬で、追ってからもしっかり伸びるので大崩れしない安定型。前走は馬場の悪いインを伸びて来たように、着差以上の完勝だった。パワーもあり急坂コースへの不安もない。引き続き有力とみる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年12月8日(金) 12:00 甘粕代三
【香港国際競走2023】レース展望③香港マイル2023
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香港マイル(シャティン芝1600m)
世界のマイル王、ゴールデンシックスティの動向に世界中の注目が集まっています。明けて8歳(南半球生産馬は8月1日に加齢)の老雄は昨季4月30日チャンピオンズマイルを圧勝後に休養。今季は一度も使われることなく、香港マイルにぶっつけという異例のローテーションとなりました。このローテーションを敢えて執ったのか、取らざるを得なかったのか。

今季節開幕直後、ゴールデンのC.ホー調教師にローテーションを確認したところ、自信なさげに語っていたことを今更ながら思い出します。
「明けて8歳、人間でいえば自分と同じくらいの年寄りなんでエンジンのかかりが遅いのは仕方ない。ゆっくり仕上げていってこれまでと同じようにトライアルのジョッキークラブ・マイルから本番に迎えればいいんだけど……」

しかし、11月19日のトライアルにゴールデンの姿はありませんでした。香港ジョッキークラブは陸続きの広東省広州市郊外に、放牧用の外厩として従化トレーニングセンターを持っています。しかしゴールデンは従化に放牧されることもなく、シャティン競馬場内厩で舎飼い。夏のシーズンオフを過ごし仕上げを急いできました。香港には騎手が勝負服を着て行われる実戦形式の調教、バリヤトライアルがあり、出走直前に本追い切りとして使われています。ゴールデンはこのバリヤトライアルを開幕から3本を消化しただけ。仕上がりが万全とはとても、とても考えられません。ゴールデンには大きな死角あり、と見ています。

昨年のこのレースで4歳ながらゴールデンを破ったカリフォルニアスパングルですが、その後はゴールデンに2戦2敗。ゴールデン不在の今季こそ世代交代の狼煙を上げるものと期待されながら、今季開幕早々に鞍上をめぐって大騒動が勃発しました。今季初戦のシャティントロフィーを前に主戦だったZ.パートンがカリフォルニアを捨てて、ビューティーエターナルを選んだのです。エターナルは昨季、Z.パートンが鞭を執って10戦7勝、クラス4からプレミアカップで重賞ウィナーの上り詰めた上り馬です。Z.パートンはこの馬の将来性にかけて、実績上位のカリフォルニアを捨てたのです。

カリフォルニアのA.クルーズ調教師はこれに激怒、公然とZ.パートンは誤った選択をしたと非難し、気の強いZ.パートンも猛烈に反論。A.クルーズ調教師はカリフォルニアにH.ボウマンを迎え、因縁のシャティントロフィーを軽快に逃げ切って大いに面目を施しました。しかし、そのH.ボウマンが落馬負傷のため、遺恨レース第2幕のジョッキークラブ・マイルでは愛弟子、M.チャドウィックが騎乗。逃げながらエターナルに差されて5頭立ての4着と逆襲に遭ってしまいます。
ここ香港マイルで復讐を果たさんとA.クルーズ調教師は欧州からあのC.スミヨンを招きました。この遺恨対決第3幕はゴールデン復活なるかどうか、が今年の香港マイルの大きな焦点となっています。

さて、日本からはダノンザキッドセリフォスソウルラッシュナミュールディヴィーナの5頭が名乗りを上げました。これまで最多の出走頭数です。しかし、香港マイラー陣はスプリンター以上のレベルを誇り、10年で8勝。その厚い壁を破ったのは2015年モーリスと2019年アドマイヤマーズの2頭だけです。今年の5頭からモーリスアドマイヤマーズに比肩しうる馬はどうやら見当たりません。この中では4歳秋にしてようやく本格化、マイルチャンピオンシップでは並みいる牡馬を一蹴して悲願のG1ウィナーとなったナミュールが香港3騎に最も肉薄できると見ています。

明日はラストの香港カップの展望。乞う、ご期待!

(写真提供:HKJC)


★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港国際競走4レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2023年11月17日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】残り1ヶ月半、逆転への秘策/マイルCS展望
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エリザベス女王杯ブレイディヴェーグが勝利。これで秋G1は、

スプリンターズS ママコチャ=川田騎手
秋華賞 リバティアイランド=川田騎手
菊花賞 ドゥレッツァ=ルメール騎手
天皇賞(秋) イクイノックス=ルメール騎手
エリザベス女王杯 ブレイディヴェーグ=ルメール騎手

ご覧の通り、お馴染みの2人しか勝っていない。今週もシュネルマイスターセリフォスという有力馬に騎乗する両ジョッキー。果たしてまだこの記録は続くのだろうか…。

さて、気づけば今年もあと1ヶ月半ほど。勝っている人はそのままでいいかもしれないが、負けている人は一発逆転を考える時期かもしれない。

もちろん、本来競馬の収支は1年でリセットされるものではないので淡々と続けるのが基本なのだが、それでも年の瀬へ向けてどうにかしたいという気持ちもわかる…というか私自身もそうだ。

そこで、収支を逆転するためにどうすべきかを考えてみた。

ひとつはレートを上げて勝負すること…なのだが、これはさらに収支を悪化させる危険が伴う上に、予算的に負荷をかけることになるのでオススメできない。

そこでもうひとつ、

「荒れるレースで勝負する」

ということだ。

勝負というとどうしても、自信のあるレース=期待している馬がキッチリ走るレース、を選んでしまいがちだが、それだと爆発的な回収はできない。戦う場(レース)を選べるというのが競馬のメリットでもあるのだから、より波乱度の高い難解なレースで勝負して、高配当をまとめて取るというのが一撃で回収するためには良いかもしれない。

シンプルに考えて、自分が難しいと思うレースは多くの人にとっても難しいのだから、その中で少しでもアドバンテージがあれば勝負に行っていい。私自身も今年は負けているので、ちょっと荒れそうなところで強気な勝負をしていこうと思っている。

それでは最後に今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週はマイルチャンピオンシップから。

エルトンバローズ西村淳也騎手)

注目はエルトンバローズ西村淳也騎手。
ラジオNIKKEI賞ではレーベンスティールを、毎日王冠ではソングラインシュネルマイスターを退けて重賞連勝中。恵まれたように見えるが、「恵まれるのも才能」を地で行くタイプだ。今回はマイル短縮になるが、もともと未勝利と1勝クラスはマイル戦で、スピードもあるのでまったく問題ないはず。馬場読み力に長け、今年ブレイクしている西村淳騎手の手綱にも期待したい。G1になるとジョッキーが人気に与える影響がより大きくなる分そこまで期待されないかもしれないが、一発狙ってみても面白い。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年11月12日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年11月12日号】特選重賞データ分析編(384)~2023年マイルチャンピオンシップ
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!


<次週の特選重賞>

G1 マイルチャンピオンシップ 2023年11月19日(日) 京都芝1600m外


<ピックアップデータ>

【生産者別成績(2015年以降)】
○Northern Farm・追分ファーム・社台C白老ファーム・社台ファーム・ノーザンファーム [7-7-8-56](3着内率28.2%)
×Northern Farm・追分ファーム・社台C白老ファーム・社台ファーム・ノーザンファーム以外 [1-1-0-59](3着内率3.3%)

 近年はいわゆる“社台グループ”の馬が優勢。生産者がNorthern Farm・追分ファーム・社台C白老ファーム・社台ファーム・ノーザンファームでなかった馬はほとんど上位に食い込めていません。今年もこの条件に引っ掛かっている馬は思い切って評価を下げるべきでしょう。

主な「○」該当馬→ジャスティンカフェセリフォスダノンザキッド
主な「×」該当馬→エルトンバローズソウルラッシュバスラットレオン


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が5着以内」だった馬は2015年以降[8-8-8-63](3着内率27.6%)
主な該当馬→エルトンバローズセリフォスソウルラッシュ

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2023年5月28日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年05月28日号】特選重賞データ分析編(360)~2023年安田記念
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 競馬法100周年記念 農林水産省賞典 安田記念 2023年06月04日(日) 東京芝1600m


<ピックアップデータ>

【“前年以降の、JRAの、G1のレース”において“着順が5着以内、かつ4コーナー通過順が9番手以内”となった経験の有無別成績(2017年以降)】
○あり [4-6-6-30](3着内率34.8%)
×なし [2-0-0-48](3着内率4.0%)

 ビッグレースを主戦場としてきた馬が中心。2017年以降の3着以内馬18頭中16頭は、前年以降のJRAG1で“着順が5着以内、かつ4コーナー通過順が9番手以内”となった実績のある馬でした。G2・G3や重賞以外のレースにおけるパフォーマンスを高く評価されている馬は強調できません。

主な「○」該当馬→ジャックドールセリフォスソダシナミュール
主な「×」該当馬→ガイアフォースレッドモンレーヴ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“東京の、重賞のレース”において“着順が1着、かつ上がり3ハロンタイム順位が5位以内”となった経験がある」馬は2017年以降[5-6-6-24](3着内率41.5%)
主な該当馬→セリフォスソダシレッドモンレーヴ

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2023年3月24日(金) 12:00 甘粕代三
【ドバイワールドカップデー2023】レース展望③ドバイターフはドウデュース鉄板!日本馬で上位独占も!!
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ドバイターフ(芝1800m)
あのアドマイヤムーンが2007年に勝って以来15年(当時のレース名はドバイドューティーフリー)、14年ジャスタウェイ、15年リアルスティール、17年ヴィブロス、19年アーモンドアイ、昨年のパンサラッサとこのレースは日本勢の金城湯池ともいえます。私もジャスタウェイヴィブロス優勝の際にはオーナーとともにメイダン競馬場外埒沿いで声を張り上げ、歓喜の涙に震えたものでした。そして今年も4頭が名乗りをあげました。頭数こそ少ないものの少数精鋭と言っても決して過言ではありません。

その中でも特に昨年の日本ダービー馬、ドウデュース(牡4・友道康夫)に注目しています。ドウデュース皐月賞で1番人気となりながら後方に控え、直線で猛然と追い込んできたものの足を余して3着。帰途、前のタクシーに友道調教師を発見、電話をかけて皐月賞後のローテーションに関して電話で話したことを昨日のように覚えています。私は体型から見てマイルから2000mが適距離ではないか、と友道調教師に投げると、そうかもしれないと言いながら日本ダービーへと向かいました。オーナーサイドの強い意向だったと伝えられています。

超ハイペースだった日本ダービーを後方から行って見事に差し切りレコードタイムでダービーウィナーに輝きましたが、これは超ハイペースが生んだ展開のあや。その後のニエル賞、凱旋門賞は距離、欧州の重い芝に合う訳もないと見ていたら案の定の惨敗。休み明けの京都記念で復活し、ドバイではどのレースを狙うのかと注目していたら、選手権距離のシーマクラシックではなく1800mのこのレースでした。

ドウデュースは当地23日朝、最終追い切り。ドバイ入り以降2度目の追い切りでしたが、馬体ははち切れんばかり、持ち乗りを背に15‐15程度の軽いものでしたが、とても15‐15とは見えないほどの迫力を見せました(撮影も筆者)。


その直後に香港メディアのインタビューを受けた友道調教師の答えを耳にして、わが意を得たりと思わず膝を打ちました。問いかけは、2400mの日本ダービー、2200mの京都記念を勝った馬がシーマクラシックではなく1800mのドバイターフになぜ出走したのか、というものでした。友道調教師曰く
「体型を見て貰って分かるようにドウデュースはマイラー、歳を重ねてそれがはっきりとしてきました。メイダン1800mはワンターン、ドウデュースには最適の大舞台ですから」
そして、鉄板ですか? と問われると一言。「そう願っています」


このインタビューの通訳に駆り出されて、自らの相馬眼の確かさを確信、自信満々の友道調教師の一言から馬券は決まりました。ドウデュース1着固定の3連単、香港での4連単以外にありません。

紙幅も尽きてきましたので、当地23日段階でドウデュースに迫る相手を列記してドバイターフ展望を締めたいと思います。
日本勢ではダノンベルーガ(牡4・堀宣行)。ドウデュースと同じくハーツクライ産駒のベルーガですが、適距離はドウデュースよりも更に狭い1800m。堀厩舎は鉄砲好走が大の得意、長期休養明けの恣意は微塵もありません。

そして昨年の3歳マイル王、セリフォス(牡4・中内田充正)。ドウデュース、ダノンとは反対に1ハロン延長が鍵を握ります。これとてドウデュース日本ダービー同様、ペース次第で1ハロン延長はいかようにもなります。

外国勢ですが、このレースを連覇しているロードノース(英・牡7・J&T.ゴスデン)は昨年、パンサラッサと優勝を分け合った後に3連敗。休養明けの今年2月、ウィンターダービー(G3・リングフィールド・AW2000m)を圧勝。メイダン芝の適性も含めて無視はできませんが、7歳馬だけにフレッシュな日本4歳馬3騎以上の評価はできかねます。

この7歳の老雄よりは衰退著しいとはいえホスト国、ドバイの2騎を上位に評価しなければなりません。本来であれば本命級の馬を送り出してこなければならないホスト国、ドバイがこの2頭というところにも砂漠のエルドラドの凋落がここにも垣間見えます。マスターオブザシーズ(セ5・C.アップルビー)はG1未勝利ながら今年1月のザビールマイル(G2・メイダン・芝1600m)を先行抜け出しで優勝。3月前哨戦のジェベルハッタ(G1・メイダン・芝1800m)は後方から直線猛然と追い込んで勝ったアルファリークからクビ+クビ差の3着。ゴドルフィン期待の上り馬となりました。

また同厩のネーションズプライド(牡4・C.アップルビー)は昨年の英ダービー8着を皮切りにベルモントダービー(G1・ベルモント・芝2000m)2着、サラトガダービー(G1・サラトガ・芝1900m)では終に優勝と大西洋を跨いだダービー行脚をこなしたタフな馬。その後、ジョッキークラブダービー(G3・アケダクト・芝2400m)と連勝しブリーダーズカップターフ(G1・キーンランド・芝2400m)では3歳馬としては大健闘の5着の良績を残しました。今年の使い始め、ドバイミレニアムS(G3・メイダン・芝2000m)を快勝してゴドルフィンの総大将に大出世。少数精鋭の日本勢と迎え撃つ筆頭の座におわすのは、この馬をおいてありません。

その他見落としている馬がいないのか、あと2日足らずとなりましたが、これをしっかりとこなして日本時間25日(土)公開の予想に反映させます。暫しの御猶予をお願い致します。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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セリフォスの口コミ


口コミ一覧
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【展望】

人気が予想されるエルトンバローズは目標が先で59キロのハンデは牡妙、セオに関しては重賞通用の能力自体を疑っている始末では、人気馬を買う意味がないという決断。

このレースの肝はセルバーグの作るハイペースへの対応力や展開を重視、大波乱まで期待できる予想を組み立てた。



【危険視して妙味】

危:セオ 牡4 57 岩田康 ②人気:5.2

3勝クラス・OPと連勝してきての重賞挑戦と勢い感じる4歳馬も、ここは一気の相手強化で能力通用は正直疑問、緩い流れを先行しての良績ばかりで、セルバーグ・テーオーシリウスの作る流れに対応できるかは不安だ、平均ペースで流れた小回りコースのラジオNIKKEIはシンガリ負けしていた事実もあり、これで想定②人気は期待値低いように思える。



危:エルトンバローズ 牡4 59 西村淳 ①人気:3.4

毎日王冠でソングライン・シュネルマイスターを撃破して以降、戦績冴えないも、安田記念、中山記念は不得手の雨馬場だったことを考慮すれば善戦の部類、戦ってきた相手を考えれば力量は最右翼でマイルよりも1800Mの方が良さそうで重い印をつけたくなる馬だが、目標とするレースは秋、斤量59キロで①人気なら、

やはり買いたくない。



【最終予想】

◎ロングラン セ6 57 松山

前走の福島民報杯は出遅れと鬼門である2000M、たった200Mの差ではあるが、1800Mでは3勝と、今回の距離短縮はプラス、

加えて大外枠も本馬にとっては好都合、同条件で行われた小倉大賞典を③着好走なら、人気を考えると積極的に狙っていきたい。



〇エピファニー 牡5 58 杉原

気性面に難があり、外から被せられるような競馬になると脆さを出してしまうが素材だけでいえば一級品、枠順はもう少し外目が欲しかったが、今回は小倉大賞典同様、セルバ―グが引っ張る流れで、馬群が縦長にバラけそうなことが好条件になりそう、

本来人気では買いづらい馬なのだが④人気想定なら充分買える、大外一気も期待できる一戦。



▲セルバーグ 牡5 57 和田竜

テーオーシリウスより外側の枠に入ったのは良いですね、この枠並びなら先手を取って、無理に競りかけられることはなさそうで、スムースな逃げがうてるとみています、短く直線平坦の小倉なら、小倉大賞典の再現で粘り込みが期待できそう。



△二ホンピロキーフ 牡4 56.5 

前走の大敗が気になるところだが、マイラーズCを③着で、ソウルラッシュ・セリフォスといったGⅠ級の馬相手に善戦してきたことを考えれば重賞で能力不足の懸念はない、小倉コースも3戦3勝と得意で好走の条件は揃い好走しても。



※:重賞ではワンパンチ足りないレースを続けているが、この相手なら地力は決して劣っていないアルナシーム、離れた三番手という絶好のポジションをとれそうで展開利を見込めそうな小倉巧者ワールドリバイバル、牝馬限定GⅢでも結果を残せていないが、前傾ラップの愛知杯を②着した戦績を評価したいタガノパッションを三連系の紐で抑えておきたい。

 YASUの小心馬券 2024年7月17日(水) 09:02
【有力馬考察】中京記念 2024 YASUの小心馬券
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【有力馬考察】

・エルトンバローズ 牡4 59 西村淳 3.2(B評価)

毎日王冠でソングライン・シュネルマイスターを撃破して以降、戦績冴えないも、安田記念、中山記念は不得手の雨馬場だったことを考慮すれば善戦の部類、戦ってきた相手を考えれば力量は最右翼でマイルよりも1800Mの方が良さそうで重い印をつけたい馬だが、目標とするレースは秋、斤量59キロで断然人気なら、

ノーマークまではしないも、印は軽くするつもり。



・セオ 牡4 57 岩田康 7.1(危険視候補)

3勝クラス・OPと連勝してきての重賞挑戦と勢い感じる4歳馬も、ここは一気の相手強化で能力通用は正直疑問、緩い流れを先行しての良績ばかりで、セルバーグ・テーオーシリウスの作る流れに対応できるかは不安だ、平均ペースで流れた小回りコースのラジオNIKKEIはシンガリ負けしていた事実もあり、これで想定②人気は期待値低いように思える。



・エピファニー 牡5 58 杉原 7.3(A評価)

気性面に難があり、外から被せられるような競馬になると脆さを出してしまうが素材だけでいえば一級品、枠順は外目が良いに越したことはないが、今回は小倉大賞典同様、セルバ―グが引っ張る流れで、馬群が縦長にバラけそうなことが好条件になりそう、

本来人気では買いづらい馬なのだが、大外一気が期待できる一戦。



・二ホンピロキーフ 牡4 56.5 田口 7.6(A評価)

前走の大敗が気になるところだが、マイラーズCを③着で、ソウルラッシュ・セリフォスといったGⅠ級の馬相手に善戦してきたことを考えれば重賞で能力不足の懸念はない、小倉コースも3戦3勝と得意で好走の条件は揃った。



・アルナシーム 牡5 57 横山典 9.2(B評価)

前走のエプソムC、あまり得意とは言えない左回りで⑤着は善戦、1800Mの距離もベストと言え、いつ重賞に手が届いても良い存在だと思っているが、堅実な走りとは裏腹にワンパンチ足りないもどかしさが残る馬、オッズ期待値は微妙なところだが、

今回も善戦で掲示板のイメージも湧いてしまう。



※:ローカルGⅢなら能力の絶対値が違うと思われるエルトンバローズだが、59キロはやはり懸念材料、有力馬に挙げた5頭の中でも信頼に足る馬がみあたらない現状、下位人気から振り回して波乱を積極的に狙いにいけるレースとみています。

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 競馬戦略研究所所長 2024年6月4日(火) 20:36
重賞回顧 安田記念
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東京11R安田記念(G1)
◎:8枠 17番 セリフォス
◯:5枠 10番 ソウルラッシュ
△:3枠 5番 ナミュール
△:5枠 9番 パラレルヴィジョン
△:7枠 13番 ステラヴェローチェ


香港の最強馬ロマンチックウォリアが実力を見せつけたレースでした。所長も◎にするか迷いましたが、◎にしない以上無印という大英断。それをあざ笑うかのように好位に取りつくと、外からのプレッシャーも何のその。直線中程で進路を見つけるとあとはゴールに向かって一直線。差してくるライバルに半馬身差を付けて優勝。スタート前から降った雨も味方してという方もいますが、着差以上の勝ち方。宝塚記念出走プランもあるようで、楽しみになってきました。

 2着にはナミュール。前回◎を打ちましたが中2週が気になり押さえに。直線では勝つ勢いもありましたがソウルラッシュを抑えるのが一杯でした。それでもG1ホースの底力を見せてくれました。

 3着にはソウルラッシュ。府中コース不得手を言われてましたが、メイチに仕上げてきて勝ちに行っての3着。評価をして良いと思います。ただ現在6歳。秋にG1制覇の勝負をかけてがんばって欲しいです。

 所長◎のセリフォスは位置取りが後ろすぎました。せめてナミュールの位置に居れば、際どい競馬になったかもしれませんが、これも競馬です。

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コメント一覧
2:
  TERAMAGAZINE   フォロワー:69人 2022年5月5日(木) 16:15:54
▼2022年05月08日(日) 東京11R NHKマイルカップ

U指数1位キングエルメスはどうか?

東京マイル実績、適性で決まる(キッパリ)

ジャングロ
セリフォス
プルパレイ
インダストリア
1:
  絹ごし豆腐   フォロワー:0人 2021年6月12日() 13:00:24
祝!勝利!
ベルクレスタなどPOG上位馬もいましたが、川田Jもナイス!

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