ガイアフォース(競走馬)

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写真一覧
現役 牡5 芦毛 2019年2月21日生
調教師杉山晴紀(栗東)
馬主KRジャパン
生産者追分ファーム
生産地安平町
戦績14戦[3-4-0-7]
総賞金24,025万円
収得賞金7,200万円
英字表記Gaia Force
血統 キタサンブラック
血統 ][ 産駒 ]
ブラックタイド
シュガーハート
ナターレ
血統 ][ 産駒 ]
クロフネ
ロージーチャーム
兄弟 ヴィジリアナヴィリオ
市場価格3,240万円(2019セレクトセール)
前走 2024/06/02 安田記念 G1
次走予定

ガイアフォースの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/06/02 東京 11 安田記念 G1 芝1600 181211.654** 牡5 58.0 長岡禎仁杉山晴紀 494
(0)
1.32.6 0.333.5⑧⑦ロマンチックウォリ
24/02/18 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 164713.052** 牡5 58.0 長岡禎仁杉山晴紀 494
(-6)
1.35.9 0.237.2⑧⑧ペプチドナイル
23/12/02 阪神 11 チャレンジC G3 芝2000 13562.416** 牡4 57.0 西村淳也杉山晴紀 500
(+4)
1.59.2 0.435.3ベラジオオペラ
23/10/29 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 115545.475** 牡4 58.0 西村淳也杉山晴紀 496
(+6)
1.56.2 1.035.5イクイノックス
23/09/24 中山 11 オールカマー G2 芝2200 15474.925** 牡4 57.0 西村淳也杉山晴紀 490
(-2)
2.12.4 0.435.7ローシャムパーク
23/06/04 東京 11 安田記念 G1 芝1600 184719.084** 牡4 58.0 西村淳也杉山晴紀 492
(+6)
1.31.6 0.233.3⑨⑨ソングライン
23/04/23 京都 11 マイラーズC G2 芝1600 15478.242** 牡4 58.0 西村淳也杉山晴紀 486
(-10)
1.31.5 0.033.2⑧⑨シュネルマイスター
23/01/22 中山 11 AJCC G2 芝2200 146101.815** 牡4 57.0 C.ルメー杉山晴紀 496
(+2)
2.14.0 0.535.2⑥④④⑥ノースブリッジ
22/10/23 阪神 11 菊花賞 G1 芝3000 18113.518** 牡3 57.0 松山弘平杉山晴紀 494
(-4)
3.04.0 1.638.0⑥⑥⑦④アスクビクターモア
22/09/19 中山 11 セントライト G2 芝2200 13695.131** 牡3 56.0 松山弘平杉山晴紀 498
(+8)
2.11.8 -0.034.7⑥⑥⑤④アスクビクターモア
22/07/03 小倉 9 国東特別 1勝クラス 芝2000 10221.411** 牡3 54.0 松山弘平杉山晴紀 490
(+2)
1.56.8 -1.135.4サクセスドレーク
22/05/14 中京 9 あずさ賞 1勝クラス 芝2000 9661.612** 牡3 56.0 松山弘平杉山晴紀 488
(+2)
1.59.8 0.234.4セントカメリア
22/03/12 阪神 5 3歳未勝利 芝2000 168152.511** 牡3 56.0 松山弘平杉山晴紀 486
(0)
2.00.4 -0.734.8④④④④ブラックシールド
21/09/05 小倉 5 2歳新馬 芝1800 137109.332** 牡2 54.0 松山弘平杉山晴紀 486
(--)
1.50.3 0.134.3ドウデュース

ガイアフォースの関連ニュース

西村淳也(25)=栗・フリー=騎乗の9番人気ルガルが3番手から抜け出し、人馬ともにGⅠ初制覇を飾った。1番人気に推され10着に敗れた高松宮記念の鬱憤を晴らした。2着はトウシンマカオ、3着はナムラクレア。1番人気のサトノレーヴは7着に敗れた。



向かい風も急坂も乗り越えて、悲願のゴールに飛び込んだ。電撃の6ハロンを制したのは4歳馬ルガル。24度目の挑戦でGⅠ初制覇を飾った西村淳騎手は、熱いものがこみ上げてきたのか、何度も天を仰いで喜びをかみしめた。

「たくさんの方に『おめでとう』と言っていただき感情が出ました。騎手をしていてよかったです。競馬のことは何も覚えていません。一生懸命でした」

課題のスタートを決め、道中は3番手のインを進んだ。スプリンターズSがGⅠに昇格した1990年以降、最速となる前半3ハロン32秒1のハイペースを先行しても手応えは十分。残り100メートルで力強く先頭に躍り出ると、鞍上の鼓舞に応えて、上位人気勢の追い上げを封じ込んだ。

殊勲のヒーローとなった鞍上は、デビュー7年目の25歳。現在は栗東・浜田厩舎で調教助手を務める兄・勇哉さんの姿を見て騎手を目指した。若武者の支えとなっていたのは女手一つで育ててくれた母の存在だ。「母はいつも後ろから応援してくれました。大変なこともいっぱいあったと思います。きょうは泣いているんじゃないですかね」と言葉を震わせた。

管理する杉山晴調教師も万感の思いだ。「ジョッキーもオーナーも初めてのGⅠ勝利で、私自身も喜びを爆発させました。GⅠはホースマンにとって夢。勝たせていただき最高の思いです」。

1月のシルクロードSで重賞初制覇を果たしたが、1番人気に支持された高松宮記念では10着に惨敗。レース後には膝の骨折が判明した。半年の休養明けという難しい調整を強いられたなかでの復活劇に、トレーナーは「高松宮記念は人気を大きく裏切るような結果で、このスプリンターズSに懸ける思いは並々ならぬ決意がありました。牧場のスタッフと連携しながらやってきて、それが結果として現れてうれしいです」と目を細めた。

実績馬を退け、GⅠウイナーの仲間入りを果たしたルガル。トレーナーは今後について明言を避けたが、新たな短距離界の盟主には輝かしい未来が待っているに違いない。(山口遥暉)

■西村 淳也(にしむら・あつや) 1999(平成11)年7月30日生まれ、25歳。兵庫県出身。栗・田所秀厩舎から2018年3月3日の阪神1R(マエガミ9着)でデビューし、同31日の阪神6R(ティーブラッサム)で初勝利。1年目はJRA13勝を挙げ、中央競馬関西放送記者クラブ賞を受賞。21年金鯱賞ギベオン)で重賞初勝利。29日終了現在、JRA通算4512戦385勝、重賞はGⅠ1勝を含む9勝。160・2センチ、45・6キロ。兄は栗・浜田厩舎の西村勇哉調教助手。

ルガル 父ドゥラメンテ、母アタブ、母の父ニューアプローチ。青鹿毛の牡4歳。栗東・杉山晴紀厩舎所属。北海道浦河町・三嶋牧場の生産馬。馬主は江馬由将氏。戦績13戦4勝。獲得賞金2億9486万円。重賞は2024年GⅢシルクロードSに次いで2勝目。スプリンターズSは西村淳也騎手、杉山晴紀調教師ともに初勝利。馬名は「王(シュメール語)」。



★アラカルト

西村淳也騎手 3回目の騎乗で初勝利。これまでは2022年(ヴェントヴォーチェ)の11着が最高。JRA・GⅠは24回目の騎乗で初勝利。これまでは23年安田記念ガイアフォース)およびマイルCS(エルトンバローズ)の4着が最高。JRA重賞は本馬によるシルクロードS以来で今年3勝目、通算9勝目。

杉山晴紀調教師 管理馬初出走で勝利。JRA・GⅠは23年天皇賞・春ジャスティンパレス)以来で、通算6勝目。JRA重賞は根岸S(エンペラーワケア)以来で今年3勝目、通算20勝目。

ドゥラメンテ産駒 産駒初出走で勝利。JRA・GⅠは23年菊花賞ドゥレッツァ)以来で、通算13勝目。JRA重賞は青葉賞シュガークン)以来で今年4勝目、通算26勝目。

◆牡馬の勝利 22年(ジャンダルム)以来で、通算22回目。

◆4歳馬の勝利 23年(ママコチャ)に続き、通算12回目。

◆単勝9番人気馬の勝利 初めて。

◆馬番⑬の勝利 16年(レッドファルクス)以来で、通算5回目。

◆払戻金 馬単⑬→②3万9400円(91番人気)は当レースの式別ごとの最高払戻金額を更新。

★売り上げ、入場人員

スプリンターズSの売り上げは169億3368万1400円で前年比109・9%。29日の中山競馬場の入場人員は3万2630人で同115・4%だった。

【セントライト記念2024】あの人気馬はココが不安 良血スティンガーグラスの敵はライバルではなく…… 2024年9月12日(木) 15:00


今週の当コーナーですが、もう一つのローズSでは美浦・木村哲也厩舎のレガレイラをターゲットとして取り上げていますが、このセントライト記念でも同厩舎の管理馬を“指名”することになります。別に深い理由はありません。同厩舎は上位人気になりそうな強い馬が揃っているので、取り上げざるを得ないのです。ご理解いただければと……。

スティンガーグラスは、ダノンファンタジーの半弟で、2021年のセレクトセール(当歳)で1億2650万円の値がついた良血馬であり、素質馬でもあります。遅れてきた大物感もあります。この馬を密かに狙おうと思っている方も多いのではないでしょうか。かく言う筆者も、こういう馬を買い目に入れた馬券を買うことが多いのが正直なところです。

しかし、今回のスティンガーグラスには少々気になるデータがあります。前走の新潟での1勝クラスを勝利しての参戦となる同馬の懸念材料、それは臨戦過程にあります。セントライト記念における近10年データとして、前走が1勝クラスだった馬で勝ち星を挙げた馬はたしかに存在します。2022年の勝ち馬ガイアフォースがその例です。しかし、同馬は小倉の国東特別という特別戦を勝っての参戦でした。

一方、スティンガーグラスが勝った新潟の1勝クラスのレースは、いわゆる平場のレースです。近10年のセントライト記念で、前走が平場だった馬の戦績は「0-0-1-21」。実は連対例すらないのです。ここは同じ3歳馬同士の対戦ですが、先例からすると「家賃が高い」ということもあるのでは……。

そしてもう一つ、意外なデータを見つけてしまいました。前走が新潟競馬場だった馬で、セントライト記念に駒を進めた馬は近10年で26頭いるのですが、その戦績は「0-0-0-26」。そうです、全く馬券になっていないのです。平坦で直線の長い新潟と、小回りでアップダウンが大きい中山では全くタイプが異なる競馬場ですからね。求められる能力も違ってくるのかもしれません。これもスティンガーグラスには気になるデータと言えるでしょう。

1億以上の値をつけた良血馬にはたしてこうしたデータを当てはめていいものかどうか、若干疑問を覚えつつもやはり、当記事の題材としては打ってつけということでご紹介させていただきました。筆者のこうした難癖データを嘲笑い、ここを勝ってくるようなら、スティンガーグラスは本当に遅れてきた大物ということになるのでしょうが、結果は果たして……?

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【小倉記念 プレビュートーク】復活のディープモンスター、重賞初Vの大チャンス! 2024年8月6日(火) 09:18

南 中京ではサマー2000シリーズ第3戦。

村瀬 実力拮抗のところに加えてハンデ戦。難しすぎて、針に糸を通すような気分ですよ。

南 ま、毎年のことやけどな。このメンバーなら◎ディープモンスターでいけるんちゃうか? 取消明けの前走は5着やったけど、好位から悪い内容やなかったで。

村瀬 重賞だと委縮するのか、この馬は好勝負か否か明確な境界線がありますよね。リステッドなら迷わず狙いたいんですけど…。

南 1週前はCWでラスト1ハロン11秒2。池江師は「ちょっとテンションが高くてテンから掛かっていた」ゆうとったけど、併走相手を3馬身半も突き放しとったで。「舞台は悪くないと思うし、あとは折り合い。何とかタイトルを獲らせたい」が率直な思いやろな。ハンデ58・5キロでも中心に据えたい。

村瀬 このメンバーならチャンスだよなあ。と言いつつ、ボクはひと捻りして◎セントカメリア。デビューから7戦中5戦を中京で使っていた馬で、陣営が適性を見込んでいたのは確実。未勝利戦は圧勝だったし、1勝クラスのあずさ賞ではガイアフォースを完封しましたからね。この舞台でハンデ53キロ。このチャンスを逃す手はない。

南 はまればええ決め手があるしな。そやけど開幕週を考えたら機動力は重要なファクター。シリウスコルトラジオNIKKEI賞2着は評価してええやろ。自ら動いて頭差の粘走や。ハンデ54キロなら年長馬相手でも互角にやれるはずやで。

村瀬 ですね。あとは中京【2・2・0・2】のリフレーミングかな。で、かなり気になってるのがヴェローナシチー。1年半ぶりの復帰戦を叩かれてどれだけ変わるか。素質はA級だけに、追い切りに注目したいですね。(夕刊フジ)

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【安田記念2024】重賞レースおさらい帳 これがワールドクラスの突破力! ロマンチックウォリアーが格の違いを見せつけて快勝 2024年6月3日(月) 13:00


”強い”という感想には、様々な種類がある。

ディープインパクトのように「うわーーーっ!」という爽快感のある強さもあれば、オルフェーヴルにように「うっわ……」となる暴力的な強さや、イクイノックスのように「はぁ……!?」となる意味不明な強さもある。

これらは少々極端な例で、今回ロマンチックウォリアーが見せた強さはまた違ったものだった。

「強い!」

見ている誰もがそう思ったであろう、シンプルな強さ。今回の相手であれば、何度走っても、どんな展開であっても勝ち切ってくるのではないか。そう思わせる迫力があった。

日本の名馬で例えるならば、年間無敗を決めた頃のテイエムオペラオーが近いだろうか。距離も舞台も問わず、ただただ伸びて、そして勝つ。競走馬として理想的な闘争心……名馬の魂のようなものを彼の走りから感じた。


レースは大方の予想通りドーブネウインカーネリアンが先手を主張していく形だったが、実は最もいいスタートを決めていたのはロマンチックウォリアー。勢いを付けながらしっかり抑えも利かせ、逃げ・先行馬たちを見て運ぶ余裕を見せていた。

しかし、日本勢も黙ってはいない。

4コーナーを過ぎて直線を向くと、横山典弘ステラヴェローチェが外からロマンチックウォリアーをがっちりとブロック。前にはフィアスプライドがおり、楽な進路確保を許さなかった。

それでも王者は揺るがない。

ステラヴェローチェと削り合いながらも、フィアスプライドが内へ行って前が開くと一気の加速。後方からはナミュールソウルラッシュが迫っていたが、これまで数々の強豪を抑え込んできた末脚は揺らがず。盤石の形でG1・8勝目のゴールへと飛び込んだ。


初の日本競馬、初の東京、久しぶりのマイルでも格の違いを見せつけたロマンチックウォリアー

馬体減の数字が示す通り、多少は輸送等の影響もあったように思えるが、レースでは全くそれを感じさせない走り。これまでも”全く伸びない”という負け方が皆無の馬で、とにかくその精神力は素晴らしいの一言。

登録のあった宝塚記念には出走しない可能性が高いのは残念だが、年末の香港国際競走では再び日本勢の大きな壁となって立ちはだかることが予想される。この先どこまで連勝やG1勝ちを伸ばしていくのか、帰国後も注目しておきたい存在だ。


ロマンチックウォリアーには届かなかったものの、日本勢も2~4番人気の実績馬が順当に上位を独占し、それぞれ能力は見せた格好。

特に2着のナミュールは、大出遅れから行きっぷりも悪かったヴィクトリアマイルから一気の復調。今回も出遅れ気味で発馬直後に他馬に寄られてもいたが、道中の雰囲気は一変していた。

前走の敗戦から僅か2週でここまでの立て直しは見事と言わざるを得ないが、高野厩舎は先日のNHKマイルCでも難しいローテだったジャンタルマンタルを勝利に導いており、厩舎力の素晴らしさは目を引く。

馬自身もなかなか勝ち切れない競馬が続くものの、相手関係を考えれば立派な内容。国内のマイル路線では最上位クラスの馬なのは間違いなく、マイルCS連覇への挑戦も含め、秋の飛躍に期待がかかる。

ソウルラッシュは三度目の安田記念で初の馬券圏内。今年の充実度は示し、面目は保ったものの、G1になると一歩足りないキャラを脱却するまでには至らなかった。

実績が示す通り、休み明け初戦が最もパフォーマンスが高く、他馬の仕上がりが進んでくる本番では末脚の持続時間の短さがネックになっている印象。指数的に見ても最もパフォーマンスが高いのは中山なので、本質的には小回り向きの馬なのかもしれない。

マイル路線のG1は全て直線の長いコースで、本馬の適性にピタリとハマる大舞台がないのは辛いところだが、総合力は路線の中で明らかに上位。秋にリベンジを達成する可能性はゼロではないはずだ。


4着のガイアフォースは好スタートを切ったものの、若干初速が足りずに中団から。

直線も内枠が災いして進路を切り返すシーンもあり、力は見せたが不完全燃焼感もある内容だった。

依然真の適性がはっきりしない馬ではあるが、本質的はマイラーというよりは中距離寄りの印象が強い。1800mあたりで急かせずのびのびと走れれば一番良さそうなのだが、残念ながら国内の芝レースにはそうした条件のG1がない。ダートも含めてこなせる条件が幅広い反面、もう一押しが足りない面が目立つ現状だが、この後はどういった進路を歩んでくるだろうか。


5着のセリフォスは一昨年に制したマイルCSを思わせる後方待機策。直線も伸びてはいるが、前を脅かすまでには至らなかった。

陣営は馬場の悪化を敗因に挙げたものの、指数的には3歳時から大きな伸びがなく、緩やかに下降傾向にある。父のダイワメジャーは5歳秋から急激に強くなり、6歳までそのパフォーマンスを維持し続けたが、本馬はここから再上昇を果たせるだろうか。秋初戦の走りに注目したい。


もう1頭の香港馬ヴォイッジバブルは、パドックから雰囲気が冴えず、レースでもホームで見せるようなスタートダッシュが影を潜めた。

能力的にはロマンチックウォリアーともそう大きな差はないはずだが、2走前のドバイターフと似たような不可解な敗戦で、遠征や左回りへの対応力という課題が改めて浮き彫りになってしまった格好か。帰国後にどれだけ立て直し成るか、こちらの動向もチェックしておきたい。

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【安田記念】ガイアフォースは2年連続の4着 長岡禎仁騎手「もう少し早くさばければ…」 2024年6月3日(月) 04:56

5番人気ガイアフォースは昨年と同じく4着。中団の内めをロスなく走って、直線もしぶとく脚を伸ばしたが、今年も上位争いに加わるまでには至らなかった。長岡騎手は「道中は勝ち馬の後ろを進んで、直線で進路があいてからはいい脚を使ってくれました。もう少し早く(馬群を)さばければ良かったのですが…。差のない競馬だったので悔しいです」と肩を落とした。

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【安田記念】ガイアフォースは昨年と同じ4着 長岡禎仁騎手「差のない競馬だけに悔しいです」 2024年6月2日() 18:08

6月2日の東京11Rで行われた第74回安田記念(3歳以上オープン、GI、芝1600メートル、定量、18頭立て、1着賞金=1億8000万円)は、ジェームズ・マクドナルド騎手の1番人気ロマンチックウォリアー(セン6歳、香港/C・シャム厩舎)が好位追走から直線で力強く抜け出し18年ぶりの外国馬Vを果たした。タイムは1分32秒3(稍重)。

昨年4着のガイアフォース(5番人気)は、中団の内め追走から直線で前が開かずスムーズさを欠いたが、進路が開くと鋭い伸び脚を見せて勝ち馬から0秒3差の4着まで迫った。

長岡禎仁騎手「勝ち馬の後ろで進路が開けてからはいい脚を使ってくれました。もう少し早く(馬群を)さばければ良かったのですが…。差のない競馬だけに悔しいです」




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ガイアフォースの関連コラム

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注目された天皇賞(秋)イクイノックスが圧勝。ジャックドールのハイペース逃げにも動じることなく、スッと手応え良く3番手につけ、直線は悠々と抜け出すだけ。ゲートで遅れた後方待機組が2~3着に突っ込んできたのをみても展開は厳しかったが、ただ一頭レベルが違った。これで昨年の天皇賞(秋)から、海外を含めてG1・5連勝。まさに向かうところ敵なし。

もっとも、2着以下も注目馬多数。2着ジャスティンパレスはスピード競馬にも対応。展開が向いたにしても中身の濃い競馬だった。距離が延びるジャパンカップではさらに差が詰まる可能性もある。

3着プログノーシスは位置取りこそハマったが少し仕掛けが早かった。タイプ的にはマイルCSで見たいが、連戦で使えるタイプの厩舎ではないだけにどうだろうか。距離は2000mが限界か。逆に有馬記念あたりも良さそうだが、そうなると騎手を選ぶことにもなる。現実的ではないか。

5着ガイアフォースも強気に攻めていって能力を証明した。こちらはマイルCSなら有力。京都外回りは合う。

惨敗組の中ではドウデュース。良くも悪くもマッチョになってきており、3歳時のような溜めて鋭く伸びるタイプではなくなっている。ジャパンカップで期待したいところだが、今回の内容を見る限り、仮に武豊騎手に手綱が戻ってもどうかなというのが正直なところ。有馬記念、あるいはマイルで再び見たい気もする。

ジャックドールはレースを盛り上げる逃げを打ったが、一度でいいから外国人騎手で見てみたい。香港カップなら有力では。

ちなみにルメール騎手は今年の秋開催の東京芝で12勝。複勝率は73%と、いい馬に乗っているにしても、それを上回る圧倒ぶりだ。

今の東京芝はルメール騎手のスタイルに極めて合っていることも大きい。乾いて差しが届く「ルメ馬場」が続くならば、人気でも嫌ってはいけないか。

ちなみに秋の東京開催、唯一良馬場ではなかった10/9(月)は、ルメール騎手(0-1-1-3)と不発。雨が降ってタフな馬場になると切れ味をそがれるので、一転して「危ルメ馬場」にになる。ルメール騎手の人気馬を素直に信じるかどうかは、空模様次第ということになる。

それでは最後に今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週はみやこステークスから。

ワールドタキオン斎藤新騎手)

注目はワールドタキオン斎藤新騎手。
前走のエルムSは、好スタートから好位追走、逃げ馬が早々にバテたことで早めに動かされる形で厳しい流れだったが、それでも最後は地力で2着に粘り通す強い内容。出戻り後はずっと好内容を続けており、重賞でも安定して走れそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年10月25日(水) 16:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 天皇賞(秋)2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



10月29日(日) 東京11R 第168回天皇賞(秋)(3歳以上G1・芝2000m)

【登録頭数:13頭】(フルゲート:18頭)


<前走:宝塚記念 阪神芝2200m(レース映像)> 4ヶ月

イクイノックス(1着 492kg(海外競馬出走))<A>
☆『前走の追い切り
昨年はダービーからの休み明けだったが、今年は宝塚記念からの休み明けで迎える。この中間の追い切りの本数はほぼ同じだが、今年のほうが2週前には長めから速い時計を出している。大目標はジャパンカップになると思うが、ここでも世界チャンピオンとして負けられないデキで出走してくることになりそう。

ジャスティンパレス(3着 492kg(-2kg))<B>
☆『前走の追い切り
前走の宝塚記念では3着に敗れたものの、春は安定した内容のレースができた。そこからの休み明けで、この中間はこれまでと同じような乗り込み量で順調に調整されている。ただ1週前追い切りの動きを見ると、いつもと比べるとズブい感じが強くやや重め残りの印象を受けた。


<前走:札幌記念 札幌芝2000m(レース映像)> 中9週

プログノーシス(1着 476kg(+2kg))<A>
☆『前走の追い切り
この中間も坂路で乗り始めて、2週前、1週前とCWを長めからという、これまで同様の調整内容で順調さがうかがえる。川田騎手が騎乗しての1週前追い切りでは、馬なりも迫力のある走りで楽に先着と、前走以上に調子を上げてきている感じあり。

ダノンベルーガ(4着 508kg(海外競馬出走))<B>
☆『前走の追い切り
前走は休み明けで苦手な右回り参戦。追い切りでの動きもあまりよく見えなかった。今年は一度使われていることもあり、1週前追い切りでは強めには追っていたものの直線スッと前に出ると一気に突き放して先着の好内容を披露してきた。昨年の1週前が、古馬1勝クラスを相手に前に出るのにモタモタしていたところがあったことを思うと、叩き2戦目で反応も良く昨年よりも好状態で臨める見込み。

ヒシイグアス(5着 502kg(+16kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時のパドックでは緩さがあり、太め残りの馬体だった。この中間、1週前追い切りでは併せ馬の内でモタモタした様子で先着できず、良くなるには時間がかかりそう。

ジャックドール(6着 516kg(+8kg))<B>
☆『前走の追い切り
昨年と同じローテーションで、この中間の調整内容も1週早く乗り出している点以外は内容的にも同等。1週前追い切りの動きを見ると、昨年はのんびりした感じがあったが今年は気合乗りがかなり良く、出来に関しては今年のほうが上か。


<前走:オールカマー 中山芝2200m(レース映像)> 中4週

ガイアフォース(5着 490kg(-2kg))<A>
☆『前走の追い切り
春はマイル戦を2回走ってともに差のない競馬だったが、直線での伸び脚とゴール後の余力などを見ると明らかに距離不足。休み明けの前走時に関しては、マイナス体重だったがお腹の辺りに緩さがあり、直線伸びきれなかったのはそのあたりが影響したかもしれない。デビュー前からすべて坂路で時計を出してきた馬だが、この中間は初めてCWで追い切られて3頭併せの外を先着。休み明けを一度使われての上積みに期待がもてる内容だった。

ノースブリッジ(7着 500kg(+12kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時はパドックでかなりイレ込んでいて、その影響はかなりあったはず。毎回パドックでは一番後ろを周回するので気性的な難しさはありそう。近走は休み明けで使われることが多く、これまでは1週前に強めに追っていることが多かったが、今回は馬なりでの調整となっている。前走からの上積みは見込める。

エヒト(11着 466kg(-6kg))<C>
七夕賞から月1ペースで使われてきて、この中間も坂路での調整。1週前に強めに追われマークした時計も、森厩舎の馬でこれくらいならザラというもので、それほど高い評価は与えられない。

アサマノイタズラ(14着 510kg(-8kg))※出走回避予定


<前走:その他のレース出走馬>

ドウデュース京都記念:1着 芝2200m 508kg(海外競馬出走) 8ヶ月半)<B>
☆『前走の追い切り
早い段階でここを復帰初戦の目標と定め調整されてきていて、かなりの乗り込み量。1週前には武豊騎手が騎乗しての追い切りで、一杯に追われて力強い走りで先着。京都記念の時よりも馬体が増えていそうだが、その分パワーが増している印象を受けた。

スターズオンアースヴィクトリアマイル:3着 芝1600m 484kg(±0kg) 5ヶ月半)※出走回避予定

アドマイヤハダル毎日王冠:4着 芝1800m 488kg(-6kg) 中2週)<B>
☆『前走の追い切り
前走の毎日王冠では、ゴール前での追い比べでわずかに及ばなかったが差のない4着と好走。この中間も、1週前に馬なりで先着と引き続き出来は良さそう。ただ前走の内容を見ると、長く良い脚を使うというよりは、一瞬の切れる脚を使うタイプで東京では仕掛けるタイミングがかなり難しい。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、イクイノックスプログノーシスダノンベルーガガイアフォースの4頭をあげておきます。


🏇『過去5年のダイジェスト


◇今回は天皇賞(秋)編でした。
今年で168回となる天皇賞(秋)。記念の『第100回』からしっかり競馬を観るようになって、春秋合わせて68回も天皇賞を観ていることになり、時間が過ぎて行くのは早いものだと感じます。それと同時に、最初にしっかり観たレースということで何か初心に戻る気持ちにもなるレースでもあります。長く競馬を見ていると忘れていく記憶も多くなってきているのも事実ではありますが、最初に観ていた頃の記憶はなかなか消えることはなく、それだけ強烈なものとして脳に刻まれているのかもしれません。今年は11頭と少頭数でのレースになりそうですが、あの時も14頭と少ない頭数で不利な大外枠から先行したスーパークリークが早めに抜け出して後続の追撃を押し切る内容での勝利。
今年も好メンバーが揃いました。脳に刻まれるような、記憶に残るレースになることを期待しています。


天皇賞(秋)出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年9月29日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】「人気を背負いながら、それ以上に馬の能力を引き出す」今の川田騎手/スプリンターズS展望
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先週は東西でG2が行われた。

オールカマーローシャムパークが勝利。ルメール騎手らしい外からジワっと押し上げるスムーズな競馬で、最後は逃げ粘るタイトルホルダーを交わして抜け出した。これで函館記念に続く重賞2勝目。跳びが大きいので、函館芝2000mよりも中山芝2200mの方が合っていた。すぐにG1で…となるとまだ連戦への不安などもあり騎手の問題も出てくるだろうが、それでも将来性は間違いなさそうだ。

また、今年のオールカマーは負けた馬たちにも注目。

タイトルホルダーはまだ状態面で上積みがありそうだし、この日の馬場は決して内有利ではなかった。地力を証明した2着といえる。3着ゼッフィーロの操縦性の高さは相手強化への対応力を感じるもので、4着マリアエレーナも豊富なスタミナを示し、エリザベス女王杯なら、と思わせる内容だった。5着ガイアフォースセントライト記念を勝っているとはいえ現状は2000m以下の方が良さそう。相手関係を考えればやはりマイルの方が可能性があると思うので、マイルCS路線なら注目。6着ジェラルディーナは脚を余した印象で、こちらも馬場次第ではまだ巻き返しがある。

西の神戸新聞杯サトノグランツが久々の一戦を制したが、こちらは馬もさることながら、川田騎手がねじ伏せたという印象も強かった。川田騎手は先週の日曜だけで5勝。簡単に勝っているように見えるかもしれないが、先週阪神ダートの難しい馬場、難しい枠でも上手くリカバリーしていたし、接戦を制した神戸新聞杯ミッキーゴージャスで制した夕月特別も一瞬の判断力が光った。

以前は力強さの負の側面として荒々しさもあったが、今は本当に臨機応変、あらゆる状況に対応してくる。今夏の新潟や小倉でも、川田騎手がスポット参戦し多くの勝ち星を拾っていくシーンを見たが、今後もこれが日常になるのかもしれない。それだけ今の川田騎手にはスキがない。

データを見ても秋開催が始まり3週が過ぎたが、3週連続で川田騎手騎乗馬の複勝回収率はプラス。端的にいえば、

「川田人気を背負いながら、それ以上に馬の能力を引き出している」

という素晴らしい状況が続いているのだ。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】 9/23(土)中山12R サーマルソアリング 1番人気1着

好位抜け出し完勝、ちょっとモノが違う勝ちっぷりで重賞級! 派手な勝ちっぷりなのであえて挙げる意味もないかもしれないが、それを踏まえても好内容。バランスも良く不発も少ないタイプと見え、ラストも伸びるのでオープンまでは問題なく突破できるはず。順調に行ってほしい。

~今週末の注目馬~

今週はスプリンターズSから。

ピクシーナイト戸崎圭太騎手)

注目はピクシーナイト戸崎圭太騎手。
前走は開幕週の立ち回り戦で伏兵テイエムスパーダが逃げ切る流れ。後方からでは見せ場なく敗れたのも仕方ないが、直線モタれながらもギアが入ってからは鋭く伸びて復調気配を見せていた。一昨年制した際のような立ち回り勝負ではなく、末脚勝負でも対応できそう。馬場や枠順には左右されるだろうが、ハマればそろそろ一撃があるかもしれない。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年5月28日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年05月28日号】特選重賞データ分析編(360)~2023年安田記念
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 競馬法100周年記念 農林水産省賞典 安田記念 2023年06月04日(日) 東京芝1600m


<ピックアップデータ>

【“前年以降の、JRAの、G1のレース”において“着順が5着以内、かつ4コーナー通過順が9番手以内”となった経験の有無別成績(2017年以降)】
○あり [4-6-6-30](3着内率34.8%)
×なし [2-0-0-48](3着内率4.0%)

 ビッグレースを主戦場としてきた馬が中心。2017年以降の3着以内馬18頭中16頭は、前年以降のJRAG1で“着順が5着以内、かつ4コーナー通過順が9番手以内”となった実績のある馬でした。G2・G3や重賞以外のレースにおけるパフォーマンスを高く評価されている馬は強調できません。

主な「○」該当馬→ジャックドールセリフォスソダシナミュール
主な「×」該当馬→ガイアフォースレッドモンレーヴ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“東京の、重賞のレース”において“着順が1着、かつ上がり3ハロンタイム順位が5位以内”となった経験がある」馬は2017年以降[5-6-6-24](3着内率41.5%)
主な該当馬→セリフォスソダシレッドモンレーヴ

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2023年1月27日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】単複配当逆転現象が起こった背景とは?/根岸S展望
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AJCCは岩田康誠騎手騎乗のノースブリッジが勝利。道中は内でじっくりと脚を溜めて抜け出す、ジョッキーの得意パターンだった。

岩田康誠騎手は、継続騎乗で手の内に入れていくのが最近の勝負パターン。ノースブリッジには2歳時から騎乗しており、今回も2週連続で調教にまたがっていた。まさに「満を持して」の一戦だった。ノースブリッジ自身も最近にしては珍しく2年以上放牧に出さず在厩調整を続けている。これで重賞2勝目、成長力のあるモーリス産駒だけに、今年はG1戦線でも期待できそうだ。

敗れた中ではユーバーレーベンが久々に好走。東京でG1を制したことで東京を使われる機会が多かったが、本来は上りが掛かる中山の方が合うタイプ。これをキッカケに再浮上できれば面白い。

期待した◎ラーゴムは、4コーナーで外から上がって来た際にはやったかと思ったが、あとひと伸びを欠いてしまった。昨年ほど外が伸びる馬場にはならなかった点も痛かった。

また、1倍台の支持を集めたガイアフォースは5着どまり。すっかり白くなった馬体の美しさに画面越しとはいえ目を奪われたが、同コースで行われたセントライト記念の時のような伸びが見られなかった。そんなガイアフォースに絡めて、今回は配当の話を少ししてみたい。

今回1倍台のガイアフォースが飛んだことにより、上位3頭の複勝配当は、

ノースブリッジ 300円
エヒト 380円
ユーバーレーベン 270円

ご覧の通り、人気を考えればなかなかの高配当だった。複勝オッズは1倍台の馬が4着以下に敗れると期待値以上に跳ねる傾向にあり、今回もまさにその傾向通り。

さらに象徴的だったのは、土曜小倉の3R。このレースでは単勝1.3倍という断然の支持を集めたカンフーダンスが6着に敗れる波乱が起こり、複勝が大波乱。

勝った2番人気のメタマックスは、なんと単勝340円、複勝400円という理論上は考えれない逆転現象が起こった。2着のクリーデンスも、単勝オッズ17.5倍ながら複勝配当は1,160円、3着コスモジョセフも同様に、単勝オッズ22.8倍ながら、複勝配当1,220円。

単勝1倍台の馬が4着以下に敗れると、複勝は期待値以上に跳ねるケースが多い。心情的には逆転を期待できるほかの馬の単勝を買いたくなるが、相手筆頭1番手の単勝は逆に売れ過ぎになることが多い。

様々なファン心理を反映した結果の、単複逆転現象だった。こういう配当をピンポイントで狙うのは現実的ではないかもしれないが、単勝1倍台の馬が飛ぶと、途端に他の馬の複勝は跳ねる、ということくらいはアタマに入れておけば生かせるシーンがあるはずだ。

~今週末の注目馬~

というわけで、最後は根岸Sの注目馬で締めたい。現時点での狙いはコチラ。

レモンポップ戸崎圭太騎手)

レモンポップに注目。フェブラリーSに向けて好メンバーが揃ったが、その中でも安定感ならこの馬。戦績通りレースセンスが高く抜群の安定感を誇る馬。正攻法の戸崎騎手とも手が合っており、本番のマイルよりも、前哨戦でこそのタイプだ。この舞台なら武蔵野Sで敗れたギルデッドミラーを逆転することも可能とみる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2022年10月28日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】内枠のメリット・デメリット/天皇賞(秋)展望&穴馬
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菊花賞は田辺騎手の2番人気アスクビクターモアが直線後続の追撃を振り切って勝利。見事ラスト1冠をもぎ取った。今年の菊花賞は春の2冠の連対馬が不在という異例のメンバー構成だったが、結果的には皐月賞5着、日本ダービー3着という実績馬が勝利。田辺騎手はこれがクラシック初制覇となった。

なお、田辺騎手はこれでJRA重賞41勝目。そのうち2000m以上が15勝、逆に1200m以下は2勝。道中でリズムよく運びラストの脚を残すのが上手いジョッキーだけに、特に長丁場では持ち味が生きる。次走は(もちろん順調なら…だが)是非、有馬記念で見たい。

一方1番人気に支持されたガイアフォースは8着と、またしても勝てず。2022年の平地G1における1番人気馬の初勝利はお預けとなった。ガイアフォースにとっては今回、最内枠がアダになった印象が強い。内枠のメリットは距離ロスなく運べるという点だが、一方でデメリットも多い。とりわけ道中スムーズに運べない、前が壁になりがち、というのは大きなデメリットだ。

今回のガイアフォースも、岩田康誠騎手=ビーアストニッシドに前を取られたのが大きかった。結果的に終始岩田康誠騎手の後ろを追走することになり、3~4コーナーでも行き場がなく仕掛けが遅れた。これが強い馬の後ろならば自然と押し上げが利くのだが…。

また、開幕週から内有利ではない阪神の馬場も、内枠のメリットを生かせなかった要因の一つ。厳しい流れになった上に、3~4コーナーでは続々と外から各馬が押し上げていき、外から押し上げることによって内の馬は加速がつきづらくなる。まさに、内枠のデメリットだらけという内容で、逆に言えば距離が敗因ではない。長距離をあきらめず、また是非来年の天皇賞(春)あたりで父仔制覇に挑んでほしい。

天皇賞(秋)展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は天皇賞(秋)が行われる。注目はこの馬。

カラテ(菅原明騎手)

注目したい穴馬はカラテ新潟記念からの参戦となるが前走内容はなかなか強かった。馬場の悪い内枠から押し上げて、徐々に外に持ち出すと直線は後続を突き放し最後は1馬身3/4差をつける完勝。2着17番、3着18番、4着12番と明らかに外有利の馬場を6番枠から押し切っており、10番人気での勝利とはいえ中身は濃い。
もともとマイルではギアの入りが遅く、むしろ中距離での持続力戦で能力が開花した印象。追える菅原明騎手とも手が合っており、直線の追い比べになれば怖い一頭だ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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ガイアフォースの口コミ


口コミ一覧
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おはようございます!(=^・^=)
いつも訪問される方々、ありがとうございます。

さわやかな初夏の季節、6月ですね?

この東海地方(名古屋市)の梅雨入りは、
平年6月6日頃(昨年5月29日頃)なのですが、
今年は遅れて6月10日(月)辺りが怪しい??

梅雨は春から夏へと移るための大切な季節。
梅雨入り当初は、比較的シトシトとした雨が連続することが多いみたい。
梅雨の半ばには一旦天気が回復する期間が出現することもあり、
この期間のことを梅雨の中休み(つゆのなかやすみ)といいます。

我が懐は、長い中休み状態?早く目覚めたい!?

【2024週間スケジュール】
一週間の基本的な更新スケジュールは、下記参照。
(毎朝7時ごろ更新/競馬変則日程の場合は変更あり)

月曜日 : 今週末 土、日曜の重賞(日刊馬番コンピ指数 等)
火曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日刊馬番コンピ指数 等)
水曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(血 統 等)
木曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日記)等
金曜日 : 今週末 土、日曜の重賞(データ分析 等)
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)

noteのアドレス: https://note.com/haya00  
宜しくお願い致します。

【今週のスケジュール】
04日(火)07:00頃 鳴尾記念、安田記念の回顧~日刊馬番コンピ篇
05日(水)07:00頃 鳴尾記念、安田記念の回顧~血統篇
06日(木)07:00頃 日記「術はあるⅡ~その先へ」
07日(金)07:00頃 エプソムC、函館スプリントSの「徹底的に攻略データ篇」
08日(土)07:00頃 青梅特別(2勝クラス)の「予想篇」
08日(土)19:00頃 青梅特別(2勝クラス)の「回顧篇」
09日(日)07:00頃 エプソムC、函館スプリントSの「予想篇」
09日(日)19:00頃 エプソムC、函館スプリントSの「回顧篇」
10日(月)07:00頃 マーメイドS の「日刊馬番コンピ指数分析予想篇」
個人的に何もなければ、上記通りに更新されます。


【重賞レース予想 第06期 途中経過】
第06期(6月01日~6月23日)5日間(鳴尾記念~宝塚記念)6戦
週末競馬は、当てる事ができたのか!?

01日(土)鳴尾記念(G3)では6番ロードデルレイを推奨!
単勝(6番ロードデルレイ) 
結果は、発走除外(返還)

01日(土)鳴尾記念(G3)推奨馬ロードデルレイは、馬場入場後に左後肢ハ行を発症したため、競走除外となった。

レースは、道中は先団の後ろで進め、直線で抜け出したヨーホーレイク(1人気)が、ゴール前で並んできたボッケリーニ(2人気)にアタマ差をつけ優勝。さらに1.1/2馬身差の3着にエアサージュ(5人気)が入り、本命決着!?

馬券は、返還。

反省点として、軸馬選択の失敗!? 発走除外とは言え、選択するべきでなかった…反省。では何故? ヨーホーレイクは優勝できたのか?? 同馬は、中位少し前追走。馬込みでじっと脚を温存。4角で斜め外にいたエアサージュが先にスパートをかけたことでスムーズに外へ進路を取れた。追い比べでしっかり伸びて残り100㍍では先頭。ボッケリーニに迫られたが一杯に凌いだ。今後は、夏を休ませて、秋に集中して臨むみたいなので期待したい!?

02日(日)安田記念(G1)では2番ガイアフォースを推奨!
馬連BOX(2-4-10-13)/ 3連複BOX(2-4-10-13) 
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

02日(日)安田記念(G1)推奨馬ガイアフォース(5人気)は、スタート良く先団後方7、8番手追走。4角を回り、直線で追い出されると反応鈍く伸びてはいるが決め手を欠き4着まで…残念。

レースは、好位追走から直線で抜け出したロマンチックウォリアー(1人気)が、中団後方から追い上げてきたナミュール(4人気)に1/2馬身差をつけ優勝。さらにハナ差の3着にソウルラッシュ(2人気)が入り、ほぼ本命決着!?

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。

反省点として、軸馬選択の失敗!? 予想としては、馬場の悪化(不良馬場)から導き出しているので、結果は仕方が無い…反省。では何故? ロマンチックウォリアーは優勝できたのか?? 同馬は、好スタートから好位5〜6番手、馬込みの中を追走。折り合いもついて脚を残せた。直線は狭いところを抜けて、残り1ハロンで単独先頭。そこからも力強く伸びて完勝。テン・中・終いとすべて良し。素晴らしいレースセンスの持ち主。残念ながら宝塚記念には出走しない意向なので、秋以降に出走してきたら要注意!?

【短 評】
週末、2戦1敗1分…熱くなったみたいな感じ。想定外の発走除外による返還?? とは言え、元金が戻ったのは良かった。今年の皐月賞で横山典弘騎手の判断により結果発走除外なった時、売上(皐月賞)が昨年より約11億減少も発送除外となったその後ダービー馬となったダノンデサイルの影響が大きかった。今回、川田将雅騎手も苦渋の決断だったと思う。

ただ、土曜の資金を上乗せして日曜G1安田記念で勝負!! と少々熱くなっていたのは何故?? 重~不良馬場を想定して、馬券を検討した結果…反省。もう少し素直に、「馬番コンピ予想」を購入していたなら儲かっている…残念。今週末、2重賞(函館スプリントS、エプソムカップ)で何とか巻き返したい!?


【週末重賞レースの馬番コンピ 回顧篇】
(鳴尾記念)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数2位"
4番ボッケリーニが該当=結果2着的中!(複勝110円)

(安田記念)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数1位"
7番ロマンチックウォリアーが該当=結果1着的中!(複勝160円)


【今週末重賞レースの馬番コンピポイント篇】

(函館スプリントS)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ指数1位”

*無条件
過去10年内(2-1-3-4/10)
勝率20%/連対率30%/複勝率60%/単勝回収値9246/複勝回収値74
近5年内 (2-1-2-0/5)
勝率40%/連対率60%/複勝率100%/単勝回収値92/複勝回収値116

2018年以降、サマースプリントシリーズの賞金が加算されてからなのか??
1人気馬の成績[2-1-3-0]が安定している?? 昨年も3着に入線。
推薦する指数1位は昨年3着に入線も、今年も継続して期待大!?


(エプソムカップ)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ指数2位”

*無条件
過去10年内(2-2-3-3/10)
勝率20%/連対率40%/複勝率70%/単勝回収値99/複勝回収値143
近5年内 (0-1-2-2/5)
勝率0%/連対率20%/複勝率60%/単勝回収値0/複勝回収値148

昨年は馬場(稍重)の影響もほぼ無く、1人気馬が優勝も2着に7人気が入り、
中波乱決着!? 秋の大舞台を目指す馬が府中に集結する混戦模様レース!?
推薦指数2位は昨年3着入線も、今年も十分期待大!?


詳細は、noteまで訪問して下さい。
noteのアドレス: https://note.com/haya00  
宜しくお願い致します。

 DEEB 2024年6月2日() 17:36
恥ずかしい馬予想2024.06.02[結果]
閲覧 140ビュー コメント 0 ナイス 4

東京10R JRAウルトラプレミアム タイキシャトルカップ 3歳以上3勝クラス(混合)[指定]
◎11 プラチナジュビリー…10着
○13 ハードワイヤード…13着
▲ 1 バグラダス…1着
☆15 タイセイジャスパー…7着
[結果:ハズレ×]

東京11R 安田記念 GⅠ 3歳以上オープン(国際)(指定)
◎10 ソウルラッシュ…3着
○11 ウインカーネリアン…14着
▲ 2 ガイアフォース…4着
△ 7 ロマンチックウォリアー…1着
×17 セリフォス…5着
×18 ☆ダノンスコーピオン…15着
[結果:ハズレ×]

京都 1R 障害3歳以上オープン
◎ 4 スマッシャー…2着
○10 ネビーイーム…1着
▲ 9 アスターディゴン…3着
[結果:アタリ○ 馬連 4-10 470円、ワイド 4-10 200円・4-9 310円]

京都10R 下鴨ステークス 3歳以上3勝クラス(混合)(特指)
◎ 3 ★シェイクユアハート…3着
○ 5 テーオーグランビル…12着
▲10 ワイドエンペラー…10着
△ 1 スミ…4着
[結果:アタリ△ 複勝 3 160円]

京都11R 松風月ステークス 3歳以上オープン(国際)(特指)
◎ 8 パラシュラーマ…3着
○ 6 ドンアミティエ…8着
▲10 ジレトール…1着
☆16 スマートフォルス…12着
[結果:アタリ△ ワイド 8-10 540円]

[今日の結果:5戦1勝2敗2分]
静かな結果でした。

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 ken1 2024年6月2日() 17:30
安田記念は馬塲とペースを読み間違えた
閲覧 158ビュー コメント 0 ナイス 1

★安田記念 過去10年のデータから

A……ZI値3位以内が9/10年連対、3着以内10/10年
⇒★○1位10ソウルラッシュ、2位17セリフォス、3位3レッドモンレーヴ

B……3人気以内が連対8/10年、毎年3着以内
⇒★○1人7ロマンチックウォリアー、2人10番、3人17番

C……3着以内馬は、前2走において,aG1で3着以内13/30、bG2で3着以内
6/30、cG3で3着以内4/30、dG1で3人気以内2/30、
eG2で3人気以内3/30、fG3で3人気以内1/30、
残り1頭は15年クラレント(12年NHKマイル3、富士S1,東京新聞杯1)
※マイルG1で3着以内、マイル重賞勝ちあり
前走G3、OPなら3着以下は消し、条件戦なら勝ち
⇒○★★a5ナミュール、7番、12フィアスプライド、15ヴォイッジバブル
  ★b3レッドモンレーヴ、4ジオグリフ、6ドーブネ、10番、17番
  c9パラレルヴィジョン、11ウインカーネリアン、14コレペティトール、
  dなし
  e16エルトンバローズ、
  f2ガイアフォース、
  ※1カテドラル(NHKマイル3)13ステラヴェローチェ(朝日杯2)
18ダノンスコーピオン(NHKマイル1)
  ×なし

D……連対馬は、a前2走でマイルG1連対5/20、残りはbリピーター4頭、
c芝マイル重賞連対5頭、d前走G1連対2頭、eG2で1人気かG1で3人気以内4頭
⇒○a12番
  b17番
★★★c1,2,3,5,7,8,9,10,11,12,13,14,15,17,18番
  dなし
★★e5,10,15番

★E……近5年の勝ち馬は、東京芝千六~千八重賞勝ちある4,5才馬
⇒○5番(富士S)11番(東京新聞杯)13番(サウジアラビア)16番(毎日王冠)
17番(富士S)18番(NHKマイル)

※F……毎日王冠3着以内馬が3着以内好走傾向(14年ジャスタウェイ、18年アエロリット、
20年アーモンドアイ、21年ダノンキングリー、22年シュネルマイスター、サリオス
⇒○16エルトンバローズ1

G……前走人気 成績      勝率  連対率 複勝率
4番人気以内 9-5-8-58 11.3% 17.5% 27.5%◎
5番人気以下 0-2-1-58 0% 3.3% 4.9%△
 ※3着以内3頭はリピーター2頭(グランプリボス、ロゴタイプ)と15年クラレント(項目C参照)
前走が海外 1-3-1-14 5.3% 21.1% 26.3%
⇒★★◎3,5,9,10,12,14,17番
 △1,2,4,6,8,11,13,16、18番
(▲1,5,13,18)※マイルG1で3着以内あり
 ★外7,15番
 
H……前3走で芝マイルG1出走  成績      勝率  連対率 複勝率
          あり 6-9-5-50 8.6% 21.4% 28.6%○
          なし 4-1-5-80 4.4% 5.6% 11.1%
※マイルG1での最高着順が10着以下(0/0/0/10)
⇒★★○3,5,10,11,12,15,16,17番
 ×18番

I……年齢別成績
3歳馬 【0.0.1.4】
4歳馬 【5.3.2.28】◎
5歳馬 【3.4.3.38】○
6歳馬 【2.2.3.37】▲
7歳以上【0.1.1.23】※2頭は16年フィエロ(マイルCS2着2回)17年ロゴタイプは
リピーター
×7歳以上で当日10番人気以下
(0-0-0-19)
×7歳以上で単勝オッズ30倍以上
(0-0-0-20)
★⇒×1番(NHKマイル3のみ)8番、11番、

J……連対馬は、a芝G1連対あり15/20頭、残り4/5頭はキャリア12走以下で、
b3/5頭は前2走で重賞を含むOP以上連続連対、c後の19年インディチャンプ
(2走前G3勝ち→前走G20.2差4着)
dキャリア24走の17年サトノアラジン(16年0.2差4着惜敗、マイルCS0.2差4着、0.3差5着あり)
⇒★★★○a4ジオグリフ、5,7,10,12,13,15,17,18番
  b(9番13走)
  cなし
  d2ガイアフォース(23年0.2差4着、マイラーズ2,前走フェブラリーS2)

★K……10番人気以下では(0-1-2-67)3着以内3頭で2頭はリピーターと15年クラレント(項目C参照)
⇒×10人気以下4,6,8,11,14,16番
 ▲1番(NHK3)12番(Vマイル2)18番(NHK1)
 
★L……消しのデータ
a関東馬で当日10番人気以下(0-0-0-24)
⇒×4,11,12番
b前走3番人気以内や前走海外、以上の該当馬を除く関西所属騎手騎乗馬(0-0-0-31)
⇒×1,2,6,8,12,14番
c半年以上の休み明け、以上の該当馬を除く、単勝オッズ50倍以上(0-0-0-57)
⇒×1,8,14番

★M……1枠(0-1-1-15)※1~4枠から3着以内に入った10頭はすべて上位5番人気以内
   2枠(0-2-0-15)
   3枠(2-0-1-16)
   4枠(0-2-1-16)
   5枠(3-1-0-16)※5~8枠が8勝で外枠優位、
   6枠(0-2-2-16) 3着以内の6人気以下の穴馬は全て外枠
   7枠(4-1-3-15)
   8枠(1-1-2-21)
⇒×1,3,4,6,8番


項目Cで抜擢した中から、他項目の消しのデータで取捨し、更に項目D,Jで軸を探る
G1実績のある5,7,10,13,15,17,18番
問題は香港馬だが、7番にしても15番でもマイル1分34秒前後の持ち時計しか無く
1分31秒台の高速馬場に対応出来るか疑問、富士Sを1.31.4で勝てる5番が1.34.5しか
出せない香港の時計の掛かる馬場であるだけに、逆の立場の香港馬は厳しいと考えたい
ただし当日は降雨が予想され、雨量次第では稍重から重へと時計の掛かる馬場に悪化すれば
話は別で、その場合は一転して香港馬優位となるだろう
東京9Rの走破時計など直前まで馬場状態を見て判断したい

良馬場から稍重までならば、例年通りMペースから後傾ラップで上がり勝負を想定して
末脚が切れる馬を上位に取りたい
ならばやはり5、10、17,18番だが、10番はマイルCSでは5番にクビ差迫る
能力がありながら、安田記念では22,23年とも末脚不発が続き相性が良くない
となると項目Cから5か17番だが、馬場も含め不確定要素が多く2頭軸に
更に芝に戻ってマイル戦2連勝と伸びしろ十分の9番が、近6年連続で3着以内に
騎乗馬を持ってきているルメールに手戻りして狙い目

良~稍重前提で買い目を出すと、5,9,17番の2頭軸で
重馬場まで悪化なら香港馬2頭に道悪大得意の13番の2頭軸で

東京3R時点で稍重勝ち時計1.21.6とまずまず早い時計なので一応良~稍重馬場想定で
馬連(5,17、9)BOX各三百円 (5,9,17)→16,18各百円計9点
三連複(5,9,17)2頭軸=(2,10,12,13,16,18)各二百円19点
三連単(5,9,17)→(5,9,17)→(2,5,9,10,12,13,16,17,18)
フォーメーション各百円42点
複勝勝負は、超難解で絞れず見送り
≫≫7-5-10
ハナは6番、番手に11番で例年通りの後傾ラップ、3番手12番が好位4番が直線伸びず
半ばで抜け出した7番が押し切り、中団から5番が10番を交わして2着、内から2番が
切れ負け17番は後方から外を追い込んで来るも届かず
34.5-46.4-58.4-45.9-33.9=1.32.3
1分32秒切れず7番にとってはあつらえ向きの馬場時計になったか、パンパン馬場ならなあ
データ的には、全てのデータに厳密に選択すれば5,7,10,15,17番だったので
この5頭で1,2,3,5着とデータ通りだったわけで
馬場適性と勝ち時計と展開で例年より内枠優位にシフトし位置取りが結果を分けた
鞍上マクドナルドがスタート後さっと良い位置を付けられたのが勝因で好騎乗が光ったな

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コメント一覧
2:
  YASUの小心馬券   フォロワー:38人 2024年2月16日(金) 11:02:28
フェブラリーステークス2024
初ダートでGⅠ挑戦は常識的には買ってはいけない馬だが、今年のメンバーレベルなら期待してもと思わせる。
芝では安田記念0.2差④着とトップマイラー、昨秋の天皇賞でも強い競馬で⑤着と能力に不安はない、ダートへの適性あれば、
圧勝まで考えられる、欲を言えば外枠が欲しかったが・・。
1:
  旋風の用心棒   フォロワー:0人 2024年2月15日(木) 18:45:09
キタサンブラック、杉山厩舎。
鞍上で嫌われるなら買い時と思います。
少金額でワクワクできるガイアを単勝、複勝で。

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2024年6月2日安田記念 G14着
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