テイエムスパーダ(競走馬)

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テイエムスパーダ
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テイエムスパーダ
写真一覧
現役 牝5 芦毛 2019年4月25日生
調教師木原一良(栗東)
馬主竹園 正繼
生産者浦河小林牧場
生産地浦河町
戦績19戦[5-1-0-13]
総賞金14,111万円
収得賞金6,500万円
英字表記T M Spada
血統 レッドスパーダ
血統 ][ 産駒 ]
タイキシャトル
バービキャット
トシザコジーン
血統 ][ 産駒 ]
アドマイヤコジーン
トシメロディー
兄弟 ナーゲルリングテイエムグレイト
市場価格
前走 2024/06/30 TV西日本北九州記念 G3
次走 2024/07/28 アイビスサマーD G3

テイエムスパーダの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/07/28 新潟 7 アイビスSD G3 芝1000 -- 1881721.3----** 牝5 57.0 酒井学木原一良 -- --------
24/06/30 小倉 11 北九州記念 G3 芝1200 181246.21218** 牝5 56.0 酒井学木原一良 490
(-14)
1.09.9 2.037.3ピューロマジック
24/03/24 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 1847104.91518** 牝5 56.0 富田暁木原一良 504
(+2)
1.11.6 2.736.1⑥⑦マッドクール
24/01/28 京都 11 シルクロード G3 芝1200 1871437.21014** 牝5 56.0 富田暁木原一良 502
(+6)
1.09.1 1.435.7ルガル
23/10/01 中山 11 スプリンター G1 芝1200 161238.01014** 牝4 56.0 富田暁木原一良 496
(-2)
1.09.2 1.235.8ママコチャ
23/09/10 阪神 11 セントウルS G2 芝1200 15611112.6141** 牝4 55.0 富田暁木原一良 498
(+4)
1.07.2 -0.233.7アグリ
23/08/20 小倉 11 北九州記念 G3 芝1200 1861251.11513** 牝4 55.0 今村聖奈木原一良 494
(0)
1.08.2 0.935.1ジャスパークローネ
23/07/02 中京 11 CBC賞 G3 芝1200 125536.398** 牝4 55.0 国分恭介木原一良 494
(0)
1.07.9 0.734.0ジャスパークローネ
23/02/19 小倉 11 小倉大賞典 G3 芝1800 162351.21316** 牝4 54.0 今村聖奈五十嵐忠 494
(0)
1.53.8 4.139.8⑥⑬ヒンドゥタイムズ
23/01/29 中京 11 シルクロード G3 芝1200 1561132.6914** 牝4 55.0 今村聖奈五十嵐忠 494
(+4)
1.09.0 1.733.7⑮⑮ナムラクレア
22/11/27 阪神 12 京阪杯 G3 芝1200 16357.036** 牝3 53.0 今村聖奈五十嵐忠 490
(0)
1.08.0 0.834.3トウシンマカオ
22/10/02 中山 11 スプリンター G1 芝1200 161116.7415** 牝3 53.0 国分恭介五十嵐忠 490
(+2)
1.08.8 1.036.1ジャンダルム
22/08/21 小倉 11 北九州記念 G3 芝1200 18244.627** 牝3 51.0 国分恭介五十嵐忠 488
(+2)
1.07.4 0.534.6ボンボヤージ
22/07/03 小倉 11 CBC賞 G3 芝1200 17355.021** 牝3 48.0 今村聖奈五十嵐忠 486
(-2)
1.05.8 -0.634.0タイセイビジョン
22/06/18 阪神 9 皆生特別 2勝クラス 芝1200 11113.921** 牝3 52.0 国分恭介五十嵐忠 488
(+8)
1.07.9 -0.434.2テイエムトッキュウ
22/05/28 中京 11 葵ステークス G3 芝1200 171214.8711** 牝3 54.0 国分恭介五十嵐忠 480
(-14)
1.09.0 0.835.3⑤⑤ウインマーベル
22/03/13 阪神 11 Fレビュー G2 芝1400 155812.8613** 牝3 54.0 国分恭介五十嵐忠 494
(+4)
1.21.8 1.936.8サブライムアンセム
22/02/20 小倉 9 あざみ賞 1勝クラス 芝1200 166125.531** 牝3 54.0 国分恭介五十嵐忠 490
(+6)
1.10.3 -0.535.2セリノーフォス
21/08/14 小倉 9 フェニックス OP 芝1200 10112.912** 牝2 54.0 岩田望来五十嵐忠 484
(-10)
1.10.9 0.136.8ナムラクレア
21/07/11 小倉 6 2歳新馬 芝1200 8333.121** 牝2 54.0 福永祐一五十嵐忠 494
(--)
1.09.5 -0.034.5アンジーニョ

テイエムスパーダの関連ニュース


今週日曜、新潟競馬場のメイン競走はG3アイビスサマーダッシュ。JRAのレーティング(公式格付)をベースとし、これにいくつかモノサシを組み合わせ、出走各馬の真の力関係を解き明かしていく。まずはベースのモノサシ、JRAレーティングの比較から入ろう(各馬13ヶ月以内の国内戦の数値のみを掲載)。

112 ウイングレイテスト
110 ジャスパークローネ
107 テイエムスパーダ
106 デュアリスト
104 グレイトゲイナー
102 ディヴィナシオンリプレーザ
101 チェイスザドリームモズメイメイロードベイリーフ
100 メディーヴァル
97 アビッグチア
96 ファイアダンサー
92 マウンテンムスメ
88 マイヨアポア
86 クムシラコ

(以下格付なし)

アイビスサマーダッシュの例年の勝ち馬レーティングは102~106。見応えじゅうぶんの直線1000mは、夏の風物詩として定着して久しいお祭りレースだが、レースレベルそのものはさして高くない。比較は過去の結果に沿い、102以上の7頭を中心に行ってみた。

第2のモノサシは、芝1000mの持ち時計。過去10年遡って勝ち時計を見ると、54.5秒よりも遅いタイムだったのは2019年(ラインボスの55.1秒)と昨年(オールアットワンスの54.9秒)の2回だけ。梅雨も明け、開幕週のスピード馬場を快速自慢がフルゲートで走るのだから、今年も54秒前後の時計が出ると予測。上位候補7頭の持ち時計を調べてみた。

ウイングレイテスト……未経験 ジャスパークローネ……56.9 テイエムスパーダ……未経験 デュアリスト……未経験 グレイトゲイナー……54.9 ディヴィナシオン……55.3 リプレーザ……未経験

結果を集計して驚いたが、レーティング上位7頭のうち4頭がこの距離未経験。どこが人気するかわからないが、荒れそうな気がする。とりあえず、過去10年の勝ち時計に近い時計を有しているグレイトゲイナーディヴィナシオンに、一応のプラス評価を与えておきたい。

第3のモノサシは、「(近3走の3角平均順位+上がり平均順位)÷2」をして求めた値。
少々ややこしい指標だが、過去のアイビスサマーダッシュ好走馬たちのレースでの走りについてイメージはこうだ。
①外枠から発走し、外寄りのコースを中団より前で進める
②残り300mあたりからスピードアップし先団に取り付く
③残り150mで抜け出し
上がりの脚は要求されるものの、最後方ドンジリからのレースは厳しく、これに見合うのが前述の指標と考えた。以下は、上位馬の該当数値を計算して求めた結果だ。

ウイングレイテスト……6.2 ジャスパークローネ……8.2 テイエムスパーダ……10.3 デュアリスト……7.0 グレイトゲイナー……7.4 ディヴィナシオン……12.0 リプレーザ……10.4

初めて使う指標なので戸惑うが、基本的に数値は小さいほど優秀なはずで、相対的に数字の小さい3頭、ウイングレイテストデュアリストグレイトゲイナーまでをプラス評価としておきたい。

諸々の比較から、本命◎はグレイトゲイナー。力だけならばおそらくここはウイングレイテストなのだが、さすがに59kgは馬にとってかなりの負担となるので、逆転候補筆頭としての◎に指名。○はそれでもウイングレイテスト。カーブがない分、勢いがつけば最後の伸びは逆に大きくなりそうで、59kgも一応前走克服しているので対抗。軽斤量の馬が来そうだが、3つのモノサシでは浮上しなかったので▲以下は指名なし。馬券は2頭の馬単折り返し、馬連、ワイドで攻めたい。

【モノサシ比較による注目馬】 
グレイトゲイナー ○ウイングレイテスト

モノサシの正誤判定は7/28(日)だ。

【アイビスSD】厩舎の話 2024年7月26日(金) 04:55

◆アビックチア・水野師「金曜に輸送する予定。いいスピードがある。前々で運べれば」

ウイングレイテスト・畠山師「59キロで初の千直だが、対応してくれると思う。雨予報だけど、開幕週なら」

クムシラコ・石毛師「休み明けで格上挑戦だが、千直には実績がある。どこまでやれるか」

グレイトゲイナー・清水亮助手「ある程度のポジションを取れると思う。精神的に成長して充実している」

ショウナンマッハ・西谷助手「重賞はチャレンジだけど、新潟は合っている。できれば良馬場でやりたい」

チェイスザドリーム・荒木助手「冬場より柔らかみが出ていい状態。スピードを生かして自分の形で運べれば」

ディヴィナシオン・清水亮助手「乗り難しいので鞍上に感触を確かめてもらった。千直に対応できると思うし、雨が降っても問題ない」

テイエムスパーダ・菅藤助手「今週の追い切りでグッと良化。初の千直がいい方に出れば」

デュアリスト・福永師「特殊な条件で適性が問われるけど、斤量は減るし、スピードは通用してもいいと思う」

ハギノメーテル・寺島師「前走は馬場が悪くてノメった。馬群でひるむ面があるので、もまれない形で運びたい」

ファイアダンサー・鈴木慎師「昨年のこのレースで悔しい思いをした。雨が降るのはいいので、頑張ってほしい」

マイヨアポア・和田郎師「予定通りの追い切りを消化して、その後も順調です」

マウンテンムスメ・吉永助手「動きは良かった。いい意味で前回と変わりなく来ている」

メディーヴァル・寺島師「千直適性があり、去年もよく頑張った。うまく流れに乗れれば」

モズメイメイ・音無師「千直を使ってみたいと思っていた。出たなりで運べれば」

リプレーザ・吉永厩務員「スピード勝負はどうかだが、しまいが生きる流れになれば」

ロードベイリーフ・森田師「前走のダメージはなく、鞍上も感触をつかんでくれたと思う。この条件も悪くない」

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【アイビスSD】厩舎の話 2024年7月25日(木) 09:30

アビッグチア・水野調教師「今ひとつ集中していないので、けいこでチークピーシズを着けた」

ウイングレイテスト・松岡騎手「思ったとおりの調整ができている。古馬になってからだいぶ状態が安定している感じ」

クムシラコ・石毛調教師「休み明けで格上挑戦だが、千直に実績。このひと追いで上向けば」

グレイトゲイナー・清水亮助手「先週の時点で仕上がっているので、しまい重点。動きはいい」

ショウナンマッハ・西谷助手「思った以上の動き。今週に入って気配がグンと良くなった。いい状態で出せる」

チェイスザドリーム・荒木助手「1週前にしっかりやっているし、輸送もあるのでサラッと。操作性が上がってきた」

テイエムスパーダ・菅藤助手「スッと反応できていた。最近ではなかったくらい、いい動きをしてくれた」

デュアリスト・小沢騎手「とても前向きでよく動く。元気もいい」

ハギノメーテル・寺島調教師「追い切りは予定どおり。体調面の変動が少なく、安定している」

ハーモニーマゼラン・郷原助手「追い切りは単走で予定どおり。スタートを五分に出られれば」

ファイアダンサー・戸崎騎手「感触を確かめる程度。しっかり動けているし、状態は良さそう」

マイヨアポア・和田郎調教師「オーバーワークにならず、力みすぎないよう集中させる感じでやった。イメージどおり」

マウンテンムスメ・天間調教師「単走でしまいはしっかりとやった。前走と同じように、いい感じできている」

メディーヴァル・寺島調教師「時計は予定より速くなったが、無理していない。具合はいい」

モズメイメイ・音無調教師「前回と同じような内容。状態は変わりない。先行馬を見ながらのレースになるか」

リプレーザ・吉永厩務員「1回使って状態は良くなっている。しまい勝負の形になると思う」

ロードベイリーフ・和田竜騎手「〝強めで〟との指示。右にモタれた分、時計が速くなった」

(夕刊フジ)

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【アイビスSD】追って一言 2024年7月25日(木) 04:51

◆アビックチア・水野師「今ひとつ集中していないので、稽古ではチークピーシズを着けた」

クムシラコ・石毛師「休み明けで格上挑戦になるが、千直には実績がある。このひと追いで上向いてくれば…」

グレイトゲイナー・清水亮助手「先週の時点で仕上がっているので、しまい重点でセーブ気味に。動きはよかったし、追い切りの内容は満足です」

ショウナンマッハ・西谷助手「こちらが思っていた以上のいい動き。今週に入ってから気配がグンと良くなっています」

テイエムスパーダ・菅藤助手「時計は予定通り。スッと反応できていた。最近ではなかなかなかった、いい動きです」

ハギノメーテル・寺島師「予定通りの調整。体調の上下動が少なく安定しています」

ハーモニーマゼラン・郷原助手「追い切りは単走で予定通り。スタートを五分に出られれば…」

ファイアダンサー・戸崎騎手「感触を確かめる程度。しっかり動けているし、状態は良さそう」

マイヨアポア・和田郎師「稽古はオーバーワークにならず、力みすぎないように集中させる感じでイメージ通り」

マウンテンムスメ・天間師「単走でしまいはしっかりとやった。前回(韋駄天S2着)と同じようにいい感じで来ている」

メディーヴァル・寺島師「時計は思ったより速くなったけど、無理してやったわけではない。具合は良さそうです」

モズメイメイ・音無師「前回と同じく単走馬なりで。状態は大きく変わらない」

リプレーザ・吉永厩務員「1回使って状態は良くなっている。テンは控えてしまい勝負の形になると思う」

ロードベイリーフ・和田竜騎手「強めでという指示。右にモタれたぶん、時計が速くなった」

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【アイビスSD】レース展望 2024年7月22日(月) 16:19

東の開催は福島から新潟へ。開幕週を飾るのはサマースプリントシリーズ第3戦のアイビスサマーダッシュ(28日、GⅢ)だ。舞台は〝千直〟と呼ばれる当地名物の直線・芝1000メートル。夏の〝最速王〟に輝くのはどの馬か。なお、暑熱対策(新潟5R後、約3時間半はレースを休止)のため、今年は7Rで行われる。

ウイングレイテスト(美浦・畠山吉宏厩舎、牡7歳)は昨秋からブリンカーを着用し、距離も短縮することで覚醒した。スワンSで重賞初制覇を飾り、今年はサウジアラビア遠征で4着。前走の函館スプリントSでも初の6ハロンに対応して2着に食い込んだ。斤量59キロは前回と同じ。これまで見せてきた速力なら千直も攻略できそうだ。

ジャスパークローネ(栗東・森秀行厩舎、牡5歳)は昨年、CBC賞北九州記念を連勝してサマースプリント王者に輝いた実績馬。今年に入っての成績は今ひとつだが、7~8月に3戦3勝の夏馬。千直も1戦1勝で、前走の北九州記念16着からガラリ一変もあるか。森秀厩舎は芝、ダート問わず、国内外のスプリント戦線での活躍が光る〝短距離王国〟。このレースにも他にグレイトゲイナー(牡7歳)、ディヴィナシオン(牡7歳)をエントリーしている。

テイエムスパーダ(栗東・木原一良厩舎、牝5歳)も重賞2勝の実力馬。3歳時のCBC賞を芝6ハロンの日本レコード(1分5秒8)で制し、昨年の産経賞セントウルSも鮮やかに逃げ切った。圧勝か大敗か、レースぶりは極端だが、はまったときの強さは特筆ものだ。初の千直でどんな走りを見せるのか、注目したい。

モズメイメイ(栗東・音無秀孝厩舎、牝4歳)は、前走の北九州記念で中団から狭い馬群をこじあけて16番人気ながら3着に好走。チューリップ賞、葵Sを逃げ切った快速馬が脚質転換して復調を印象づけた。ここで勢いが本物と示したい。

チェイスザドリーム(栗東・矢作芳人厩舎、牝5歳)は、初芝の韋駄天Sを快勝。絶好の外枠からスッと先行し、そのまま押し切った。ダートでカペラS2着の実績があるが、ターフでそのスピードがより生きた形だ。斤量も同じ55キロなら重賞でも再現があっていい。

韋駄天S2着で、10日に結婚を発表した藤田菜七子騎手が騎乗するマウンテンムスメ(美浦・天間昭一厩舎、牝6歳)、2019年覇者ライオンボスでの活躍が記憶に残る美浦の和田正一郎厩舎が送り込むマイヨアポア(牝6歳)からも目が離せない。

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【アイビスサマーダッシュ】特別登録馬 2024年7月21日() 17:30

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先週は東西でG2が行われた。

オールカマーローシャムパークが勝利。ルメール騎手らしい外からジワっと押し上げるスムーズな競馬で、最後は逃げ粘るタイトルホルダーを交わして抜け出した。これで函館記念に続く重賞2勝目。跳びが大きいので、函館芝2000mよりも中山芝2200mの方が合っていた。すぐにG1で…となるとまだ連戦への不安などもあり騎手の問題も出てくるだろうが、それでも将来性は間違いなさそうだ。

また、今年のオールカマーは負けた馬たちにも注目。

タイトルホルダーはまだ状態面で上積みがありそうだし、この日の馬場は決して内有利ではなかった。地力を証明した2着といえる。3着ゼッフィーロの操縦性の高さは相手強化への対応力を感じるもので、4着マリアエレーナも豊富なスタミナを示し、エリザベス女王杯なら、と思わせる内容だった。5着ガイアフォースセントライト記念を勝っているとはいえ現状は2000m以下の方が良さそう。相手関係を考えればやはりマイルの方が可能性があると思うので、マイルCS路線なら注目。6着ジェラルディーナは脚を余した印象で、こちらも馬場次第ではまだ巻き返しがある。

西の神戸新聞杯サトノグランツが久々の一戦を制したが、こちらは馬もさることながら、川田騎手がねじ伏せたという印象も強かった。川田騎手は先週の日曜だけで5勝。簡単に勝っているように見えるかもしれないが、先週阪神ダートの難しい馬場、難しい枠でも上手くリカバリーしていたし、接戦を制した神戸新聞杯ミッキーゴージャスで制した夕月特別も一瞬の判断力が光った。

以前は力強さの負の側面として荒々しさもあったが、今は本当に臨機応変、あらゆる状況に対応してくる。今夏の新潟や小倉でも、川田騎手がスポット参戦し多くの勝ち星を拾っていくシーンを見たが、今後もこれが日常になるのかもしれない。それだけ今の川田騎手にはスキがない。

データを見ても秋開催が始まり3週が過ぎたが、3週連続で川田騎手騎乗馬の複勝回収率はプラス。端的にいえば、

「川田人気を背負いながら、それ以上に馬の能力を引き出している」

という素晴らしい状況が続いているのだ。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】 9/23(土)中山12R サーマルソアリング 1番人気1着

好位抜け出し完勝、ちょっとモノが違う勝ちっぷりで重賞級! 派手な勝ちっぷりなのであえて挙げる意味もないかもしれないが、それを踏まえても好内容。バランスも良く不発も少ないタイプと見え、ラストも伸びるのでオープンまでは問題なく突破できるはず。順調に行ってほしい。

~今週末の注目馬~

今週はスプリンターズSから。

ピクシーナイト戸崎圭太騎手)

注目はピクシーナイト戸崎圭太騎手。
前走は開幕週の立ち回り戦で伏兵テイエムスパーダが逃げ切る流れ。後方からでは見せ場なく敗れたのも仕方ないが、直線モタれながらもギアが入ってからは鋭く伸びて復調気配を見せていた。一昨年制した際のような立ち回り勝負ではなく、末脚勝負でも対応できそう。馬場や枠順には左右されるだろうが、ハマればそろそろ一撃があるかもしれない。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年9月15日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】中山芝は「内枠有利」というより「外枠不利」でスタート/セントライト記念展望
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セントウルSはテイエムスパーダが逃げ切り勝ち。ブービー人気、単勝万馬券という大波乱だった。同馬は昨年のCBC賞の覇者ながら、以後は不振続き。7戦連続で掲示板にすら載れない状況だったが、開幕週の馬場を生かした逃げで一変した。

振り返れば阪神開催時のセントウルSは開幕週ゆえに夏競馬の延長戦の色が濃く、幾度となくスピードのある馬が波乱を巻き起こして来た。2015年には3歳馬アクティブミノルが10番人気の低評価を覆し逃げ切り勝ち。同馬は前年の函館2歳Sの覇者だったが、その後は勝てておらず、前走の大敗もあり人気が急落していた。2017年にはアイビスサマーダッシュを8番人気の低評価を覆して制したラインミーティアが、引き続き6番人気という低評価ながら2着と連続激走。

阪神開催のセントウルSはスピードが生きる…というのは、来年以降も覚えておきたい。

~結局競馬は同じことの繰り返し

もっとも、これはセントウルSに限らず、基本的に競馬は同じことの繰り返し。だいたいが同じ日程で繰り返されているのだからそれも当然だろう。セントウルSであれば昨年までの中京開催時は例外で、それよりも4年前までの阪神開催時にヒントがあった。

一方、昨年までの傾向がそのまま参考になりそうなのが中山開催。昨年秋の中山芝はほぼ一貫してイン有利が続き、雨の影響を受けた2週目の3日間開催時以外はイン有利。最終週のスプリンターズSも内枠のジャンダルムが最短距離を走って穴をあけた。

今年の開幕週の傾向にも注目していたが、やはりイン有利でスタート。もっとも、データソフト等で先週の中山芝の枠別傾向を見ると意外なほどフラットに見えるかもしれないが、これには少しトリックがあった。

例えば先週の中山芝の8枠の成績は以下の通り。

・9/10-11 中山芝8枠成績(2-3-2-17)

これだけ見るとそれなりに8枠が走っているように見えるが…その実態はといえば少頭数ばかり。データ上は8枠といっても、馬券に絡んだ7頭の馬番の内訳は以下の通りだった。

・8枠8番 1頭
・8枠9番 3頭
・8枠10番 3頭

ご覧の通り。そこで、改めて馬番別の成績を見てみると、やはり先週の中山芝は外が明らかに不利だった。

・9/10-11 中山芝12番より外枠の成績(0-0-1-14)

唯一馬券に絡んだのは紫苑Sのシランケドのみで、この中には紫苑Sで1番人気に支持されながら10着に敗れたグランベルナデット(7枠14番)も含まれている。以上からも、今年の秋の中山開幕週の芝はイン有利、より正確にいえば外枠不利でスタートしたとみて間違いない。今後の天候次第だが、極端に悪化することがなければ、最終週のスプリンターズSまで、昨年のように内が伸びるレースになる可能性が高いかもしれない。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】 9/9(土)中山6R ピカリエ 5番人気2着

スタートで立ち遅れたために位置取りは悪くなったが、後方から道中で楽に盛り返して外から追い上げ、直線もしぶとく伸びて2着を確保。かなり下手なジョッキーである柴田大知騎手が足を引っ張っていた馬だが、今回は鞍上強化で変わり身を見せた。もともと能力的に1勝クラスなら上位。引き続き中山ダート1200mで続戦なら軸としての信頼度は高い。

~今週末の注目馬~

今週はセントライト記念から。

シャザーン岩田望来騎手)

注目はシャザーン岩田望来騎手。
春はすみれSでショウナンバシット皐月賞5着馬)を差し切って勝利。皐月賞では6着、日本ダービーでは9着と及ばなかったが、G1でもそれなりに戦えたようにポテンシャルは高い。セントライト記念は上がり馬よりも実績馬に妙味があるレースで、特に春のクラシックで勝ち負けまでは持ち込めなかったような馬がしばしば穴になる一戦。母クイーンズリングは同じ2200m重賞のエリザベス女王杯勝ち馬で、本馬もこれくらいの距離が一番合いそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

[もっと見る]

2022年3月6日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年03月06日号】特選重賞データ分析編(296)~2022年フィリーズレビュー
閲覧 1,976ビュー コメント 0 ナイス 8



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G2 報知杯 フィリーズレビュー 2022年03月13日(日) 阪神芝1400m内


<ピックアップデータ>

【枠番別成績(2019年以降)】
○1~4枠 [4-2-1-17](3着内率29.2%)
×5~8枠 [0-0-2-28](3着内率6.7%)

 近年は圧倒的に内枠有利。外寄りの枠を引いてしまった馬はほとんど優勝争いに絡めていません。枠順やオッズ次第で柔軟に構えるべきでしょう。

主な「○」該当馬→未定
主な「×」該当馬→未定


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の馬体重が450kg以上」だった馬は2019年以降[3-2-3-21](3着内率27.6%)
主な該当馬→サブライムアンセムテイエムスパーダナムラクレア

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2021年9月8日(水) 11:49 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2021) ~第7回ワールド上位者考察
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 JRAの夏季競馬が先週をもって終了。今週からはいよいよ秋季競馬がスタートします。
 2021年の夏季競馬シーズン中に施行されたJRA、かつ2歳のレースは177競走。既に1300頭がデビューを果たし、約13%にあたる170頭が勝ち上がりました。重賞も既に4レースが施行され、7月17日の函館2歳ステークス(2歳G3・函館芝1200m)をナムラリコリス(ナムラキッスの2019)が、8月29日の新潟2歳ステークス(2歳G3・新潟芝1600m外)をセリフォス(シーフロントの2019)が、9月4日の札幌2歳ステークス(2歳G3・札幌芝1800m)をジオグリフアロマティコの2019)が、9月5日の小倉2歳ステークス(2歳G3・小倉芝1200m)をナムラクレア(サンクイーン2の2019)が勝利。各ワールドのランキングにも大きな動きが出てきたところです。
 今回は、9月5日終了時点における各ワールドの上位プレイヤーと、その指名馬をひと通りチェックしていきたいと思います。まだスペシャル以外の各ワールドでは仮想オーナー募集枠が順次解放されていますし、そもそも最終的な順位を左右するようなビッグレースが施行されるのはかなり先。好スタートを決めたプレイヤーの指名戦略を読み取り、今後に向けた対策を検討しましょう。

 なお、2020年、かつJRA、かつ2歳のレースにおける競走馬ごとの本賞金額(9月5日終了時点)トップ20は下記の通りでした。

【1位】ナムラクレア(サンクイーン2の2019) 4880万円
【2位】ナムラリコリス(ナムラキッスの2019) 3890万円
【3位】ジオグリフアロマティコの2019) 3800万円
【3位】セリフォス(シーフロントの2019) 3800万円
【5位】トーセンヴァンノ(トーセンソニアの2019) 2860万円
【6位】ヴィアドロローサ(ロイヤルストリートの2019) 2300万円
【6位】ラブリイユアアイズ(オープンユアアイズの2019) 2300万円
【8位】ベルウッドブラボー(マチャプチャレの2019) 2290万円
【9位】アスクワイルドモア(ラセレシオンの2019) 2190万円
【10位】アライバル(クルミナルの2019) 1900万円
【10位】カイカノキセキ(カイカヨソウの2019) 1900万円
【10位】スリーパーダ(シンハリーズの2019) 1900万円
【13位】コムストックロードニシノムーンライトの2019) 1730万円
【14位】ヒノクニ(トワイスアップの2019) 1677万円
【15位】ブッシュガーデン(フリスコベイの2019) 1530万円
【16位】アネゴハダ(イニシャルダブルの2019) 1480万円
【16位】オタルエバー(ルージュクールの2019) 1480万円
【18位】エーティーマクフィ(テンシンランマンの2019) 1430万円
【19位】カワキタレブリー(カフジビーナスの2019) 1410万円
【20位】テイエムスパーダ(トシザコジーンの2019) 1340万円
【20位】ポメランチェ(オレンジティアラの2019) 1340万円

 重賞ウイナーが上位を占めているものの、8月14日のコスモス賞(2歳オープン・札幌芝1800m)を制したうえ札幌2歳ステークスでも3着に食い込んだトーセンヴァンノ(トーセンソニアの2019)など、地道にポイントを積み重ねた馬も少なくありません。こういったタイプの扱いにも注目しておきたいところです。

 スペシャルワールドでトップに立っているのは、1億2726万円を獲得したムーンシュタイナーさん。スリーパーダ(シンハリーズの2019)などを指名している長澤まさみさんが最終週に迫ったものの、1401万円差で夏季競馬シーズンのチャンピオンに輝いています。
 ムーンシュタイナーさんは第1回入札でセリフォスを獲得。本賞金額トップ20にランクインした指名馬はこの馬だけでしたが、9月5日のすずらん賞(2歳オープン・札幌芝1200m)で4着に食い込んだジョーブリッランテ(ジョーアラマートの2019)など、他にも3頭の指名馬が勝ち上がりを果たしました。また、新馬や未勝利で上位に食い込んだ馬も多数。これらの馬が順調に出世したら、獲得ポイントはさらに伸びてくるでしょう。夏季競馬に特化しての作戦勝ちというわけではなく、層の厚さや順調度の差で自然と首位に立った印象です。

 G1ワールドは1億5686万円を獲得しているよ~じさんがトップ。ジオグリフを第5回入札で、セリフォスを第3回入札で獲得し、この2頭が2週連続で重賞を制しました。デビュー戦を勝ち上がった後の馬、それも夏の2歳重賞で有力視されるような馬は、注目度が上がってしまいがち。未デビュー馬とは違った難しさもある中で落札した2頭がしっかり結果を出したのですから、お見事と言うほかありません。全体的なラインナップを見ても、将来性のある逸材が多数。今後もしばらくはよ~じさんが首位争いの中心となっていくのではないでしょうか。

 G2ワールドは1億1285万円を獲得している0d2fb65705さんがトップ。ナムラクレアアライバルをデビュー前に獲得していました。ナムラクレアは新馬こそ3着に敗れてしまいましたが、未勝利の身で出走した8月14日のフェニックス賞(2歳オープン・小倉芝1200m)、そして小倉2歳ステークスを連勝。指名できた方、特にデビュー戦前後の段階で獲得した方にとっては、会心の展開だったのではないかと思います。

 G3ワールドは1億2981万円を獲得しているムタオさんがトップ。よ~じさんと同じくジオグリフセリフォスを指名されていますが、いずれも獲得したのはデビュー前です。ムタオさんは全体的に入札が早く、第4回までに20頭すべての指名を完了。ラインナップを拝見したところ、当連載の第1回でも名前が挙がっていたような、POG期間中の成績が良い調教師を重視されているように見えました。所属ワールドのルールは異なれど、基本的な戦略はおそらく私とほぼ同じ。もっとも今後が気になるプレイヤーと言っても過言ではありません。

 オープンワールドは1億5813万円を獲得している銀の荼毘さんがトップ。ナムラリコリスを第4回の入札で獲得しているほか、8月14日のコスモス賞(2歳オープン・札幌芝1800m)で2着となったエーティーマクフィ(テンシンランマンの2019)らを指名されています。夏季競馬シーズンの重賞やオープン特別を積極的に狙ったと思しきラインナップで、思惑通りのスタートダッシュ成功だったんじゃないでしょうか。既に11頭の指名馬が勝ち上がりを果たしていますから、今週以降も着実に獲得ポイントを伸ばしてきそう。どこまで勢いが続くのか楽しみです。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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テイエムスパーダの口コミ


口コミ一覧
閲覧 111ビュー コメント 0 ナイス 2

ウイングレイテスト 88
松岡(W) 68.6-52.9-37.9-23.7-11.0 馬なり
単走で馬任せに流す。直線向くまでは抑え気味に、終い1Fは手綱を緩めてちょっとGoサインを出すような内容だったが、とにかく動きにメリハリがあって、抑えている時には抑えが利いていたし、終い1Fは反応良く鋭い伸びを見せた。動きに活気があって状態はかなり高いレベルで維持できている。

クムシラコ 87
嶋田(W) 81.8-66.4-51.8-37.9-24.2-11.8 馬なり
未勝利ノアファラオを大きく追走し外に併せる。先に仕掛けて粘りこみを図る格下を、直線向くところでも追いかける形ながら馬なりのまま楽に交わして悠々先着。相手が未勝利馬なので過大評価は禁物だが、この馬自身の動きや時計はかなり良いものに映る。

アビックチア 86
助手(W) 67.8-52.7-38.2-24.7-12.3 馬なり
馬場の中ほどを馬なりで流す。時計は平凡だがキビキビした弾むような動きで、程よい前向きさも見られ活気を感じられる。間隔が詰まっていることや季節を考えると、数字以上に好感持てる動きに見えた。

モズメイメイ 85+
国分恭(栗坂) 52.8-37.6-24.2-12.1 馬なり
前走、差して3着され3連単パーの恨みが頭に残って冷静な目で見られないが・・その前走時に比べると馬の前向きさが表に出ていて、上向いているように見える。このぐらい動いていてくれれば前走でも押さえてたのに・・・ホンマか?

マウンテンムスメ 85
助手(W) 69.7-54.2-39.2-24.2-11.0 末強め
馬場の中ほどをトボトボと流し、終い1Fだけ強めに追われる。実質1Fだけの内容だが追われてからの反応良く、数字通りのキレは感じさせた。ただ、そこの反応は良かったが全般にまだ馬にスイッチが入ってないような感じで休み明けっぽい印象を受けた。直千中心に使われているので常に休み明けみたいなローテにはなっているんだけど。

ショウナンマッハ 85
助手(栗坂) 52.4-37.0-23.6-11.7 末一杯
力強いフットワークで自分から行く気を見せて迫力はあったが、手前を替え損なっているのか終始右へ右へと行こうとしていて鞍上が何度も矯正するシーンが目立った。そういう気性もあってか、ゴール前も叩かれはしないが見せムチで一杯に追われていたのに、良くも悪くも動きは変わらず。時計がまずまずレベルで前向きさや力強さは十分感じられたので大きな減点とはしないが、あんまり感心しない動きではあった。

メディーヴァル 85
小崎(CW) 81.5-66.1-52.1-37.4-23.5-11.6 馬なり
3歳C1ホルトバージを追走し内へ。お互いガッチリと手綱を抑えたまま余力十分に併入。時計と見た目の印象の合致する内容で悪くは無いが、この距離を使う馬なのでもう少し活気があっても良かったかなとは思う。

ファイアダンサー 85
戸崎(W) 67.9-52.8-38.5-24.8-12.1 末仕掛け
馬場の外めを単走で終い1Fだけ軽く仕掛けられる。直線向くまでは抑え気味で重心が高かったが、最後は重心も下がってスーッと伸びた。ちょっと動きに伸びやかさが足りない気もするが、ギリギリ合格点ぐらいか。

リプレーザ 85
助手(栗坂) 53.9-38.2-24.3-12.2 末仕掛け
外ラチ沿いを単走で。キビキビとリズミカルなピッチ走法で数字以上に軽快さはあった。馬なりでこの動きならなお良かったが、失速気味と言うことも無かったので及第点と見たい。ただこの距離で変わり身を見せられるか?となると疑問は残る。

マイヨアポア 85-
石神道(W) 70.9-53.9-38.6-24.4-11.6 馬なり
馬場の内めを単走で。内めを回ったわりに時計は遅いことや、終い1Fを過ぎるあたりまでは抑え気味に最後だけギアチェンジさせて流した内容なので、ゴール前が鋭い伸びには見えたが、全般としては良くも悪くもない平凡な内容と捉えたい。

ジャスパークローネ 85
団野(栗坂) 55.7-40.4-26.3-12.8 馬なり
単走でサッと流した感じ。頭は高いが気分良さそうにクビをリズミカルに使い、軽快さは十分窺えた。時計平凡なのであまり高評価はできないが、この馬なりに順調で出走態勢に問題なしとは思える。

チェイスザドリーム 85
助手(栗坂) 53.7-38.3-25.1-12.5 馬なり
単走でサラッと。地面を撫でるような柔らかいフットワークで素軽さは感じられる。やや重心が高く見えたのはサラッと流したからだと見たい。前向きさもあって及第点の動きと評価。

テイエムスパーダ 85
助手(栗坂) 53.3-38.1-24.0-11.8 末強め
外ラチ沿いを単走で、終いは強めに追われた。逃げ馬らしい行きっぷりの良さで、終いも追われてのものとは言え11秒台なら、まぁ時計は及第点。動きも伸びやかさに欠ける点が物足りないが、そんなに悪くない。ただ稽古駆けする馬だったと思うので、それを踏まえると良くて平行線ぐらいか。

グレイトゲイナー 85-
助手(栗坂) 52.0-37.8-24.8-12.1 末一杯
単走で終いはシッカリ追われた。短距離馬らしいピッチ走法で最後までスピードを維持できたような時計だが、見た感じは終い追われてもそれほど走りは変わらずワンペースかつ最後はちょっと重心が浮いてきて止まりかけてたようにも見えた。

デュアリスト 84
小沢(栗坂) 54.0-37.1-24.3-12.4 馬なり
追うとこと無しの馬なり調整だが、余力はあまり無くてたぶん追っても数字は詰められなかったと思う。前向きさは十分に感じられたが、終始重心が高く最後は数字通りの失速気味。おそらくゴール寸前まで手前を替えずに走ってきてやや左にモタレ気味だったこともあるとは思う(手前を替えたら真っすぐ走りかけてた)が、あんまり好感持てる動きでは無かった。

ロードベイリーフ 84
和田(栗坂) 51.9-37.6-24.8-12.5 馬なり
内を回って直線は意図したのか行ってしまったのか、馬場の真ん中あたりを通ってゴール。51秒台は内めを回ったこともあると思うのでそのまま評価できないし、軽めとは言え終始重心の高い走り。変わり身疑問。

 競馬が大好き(複勝男 2024年7月26日(金) 01:49
アイビスサマーダッシュ 2
閲覧 87ビュー コメント 0 ナイス 1

アイビスサマーダッシュ

7月28日 日曜日 新潟競馬場 Aコース
芝1000M GⅢ 直線 3歳以上

出走馬の個人的な評価

競馬ブックポイント◎3ポイント○2ポイント▲1ポイント◬0.5ポイント

チェイスザドリーム 26.5ポイント
(韋駄天ステークスが勝利出来てこれが今回同じような競馬が出来るかどうか?まぁ今回も外枠になれば信頼は出来そうですが。)

ウイングレイテスト 22ポイント
(徐々に距離短縮して今回は1000Mで適性があるかどうか?周りも速いので先行が出来る感じはしませんが59Kgでもあるので条件は前走より厳しいかなと思いますが、地力は上位ですからね何とも。)

ファイアダンサー 8.5ポイント
(この条件の敵視絵は高いので外枠になればチャンスは高いと思う。今回は戸崎騎手なので陣営の意気込みは相当ありそうなんですが、馬は堅実に毎回いい勝負はしているんでね。)

マウンテンムスメ 7ポイント
(韋駄天ステークス2着で適性はあるということがわかって今回重賞でどういうレースをするか?5番ゲートで逃げたので今回外枠ならチャンスは上がるし人気はするかなと、ただ前走より3Kg斤量は増えるので。)

モズメイメイ 4.5ポイント
(北九州記念がまさかの3着で脚質に幅が出た内容と思うけど、今回条件が変わるため信頼度ではどうか?ハイペース向きな馬と思うのでレース展開的にはこの馬には合いそうと思う。)

ジャスパークローネ 4ポイント
(今回直線競馬でどうか?前走より斤量は減るけど58Kgでも重いので、前走で負けしていただけに不安はあるんでね。)

ロードベイリーフ 3ポイント
(このレースは実績あるので3年連続馬券内に来れるかどうか?2回とも内目の枠で人気の穴をあけている分今回も穴の扱いなので不気味さはあるかなと。外枠になれば当然有力馬にはなってくるかなと。)

マイヨアポア 2ポイント
(直線競馬の適性は高いし経験値も多い。ただここ2戦の直線競馬で結果が出てないんでね。良馬場希望で開幕週なら巻き返してもおかしくはないかなと。)

グレイトゲイナー 0.5ポイント
(21年5着しているし直線競馬はこの1戦だけなので不気味さはある。その時よりも力はつけているし外枠になればチャンスも上がってくるのでは?あとは笹川騎手がどう乗るか?)

テイエムスパーダ 0ポイント△6こ
(実績はあるので初めての直線競馬の適性があるかどうか?開幕週向きの馬でスタートが決まって逃げることが出来れば強いと思うのでまぁ外枠が欲しいですね。)

ディヴィナシオン 0ポイント△5こ
(前々走の韋駄天ステークスが不利があっての5着で、穴気配はある馬と思う。今回松山騎手になって鞍上強化はしているしスムーズな競馬が出来れば楽しみはあると思う。)

メディーヴァル 0ポイント△4こ
(前々走の韋駄天ステークスが4着で直線競馬の能力は高い。ただネックは57Kgで前走委より4Kg増加しているし相手強化なんでね。まぁベストの舞台なのでここしかないが。)

アビッグチア 0ポイント△3こ
(直線競馬は2回目でまだ適性は見計れないが相手強化はしているのでまぁ外枠が欲しいところなので、市例外と条件的に厳しいですね。)

ショウナンマッハ 0ポイント△2こ
(前々走で直線競馬を勝利しているので侮れないが今回相手強化になるんでね。最近は差し馬みたいになっているので展開が向けば1発はあり得るかも。)

デュアリスト 0ポイント△1こ
(直線競馬で巻き返せるか?最近59Kg背負いすぎているので今回57Kgですから行き脚も良くなるかな。まぁ芝ではちょっと厳しいかなと思ってますが。)

ハギノメーテル 0ポイント 着差 0.8
(最近負けすぎなので今回重賞で相手も強いと思う。実績も足りていないのもあるから厳しいですね。)

リプレーザ 0ポイント 着差 1.4
(芝で巻き返せるかどうか?ダートでは最近負けすぎているんでね、ただ重賞相手で条件は厳しいし直線競馬の適性があるかどうかも初めてで分からないんでね。)

クムシラコ 0ポイント 着差 1.7
(直線競馬実績はあるが今回の相手はかなり強いので条件は厳しいかな。外枠に入れば穴候補にはなると思っているので、開幕週で差しも来ているレースですから。)

現時点予想

◎ ファイアダンサー
○ チェイスザドリーム
▲ ウイングレイテスト
△ マイヨアポア
△ ディヴィナシオン
穴 テイエムスパーダ
穴 ショウナンマッハ


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 極駒eX 2024年7月25日(木) 11:09
【想定😀🙄人気】🔍アイビスサマーダッシユ
閲覧 165ビュー コメント 0 ナイス 3

アイビスサマーD G3
1位 13 チェイスザドリーム   100.1😀
2位 12 ウイングレイテスト   97.8😀
3位 14 デュアリスト   96.9🙄
4位 10 ファイアダンサー   96.3😀
5位 15 モズメイメイ   96.2😀

😀軸候補
1 13 チェイスザドリーム 3.5
2 12 ウイングレイテスト 5.5
3 15 モズメイメイ 7.0
4 10 ファイアダンサー 8.7
🙄紐候補
5 8 マイヨアポア 10.6
6 4 ジャスパークローネ 12.5
7 5 マウンテンムスメ 14.6
8 2 ショウナンマッハ 22.1
9 17 テイエムスパーダ 25.5

👩‍🎓基準予想【軸2頭→紐1頭】
👩‍🎓穴目予想【軸1頭→紐2頭】
軸1234→紐56789人気
~~~~~~~~~~~~~~
中京記念
②⑥⑦
521人気👌3570円
紐軸軸🎯基準決着

【診断】
🤔チェイスザドリーム
アイビスSDと連動性の高い、今年の韋駄天S勝ち馬。Bコース8日目の開催だから、開幕週のアイビスSDよりも、外枠の優位性が高いレース。7枠13番から促されつつ番手、残り200m付近で逃げ馬を捉えて押し切った。枠順は味方したし、スタートも決まったものの、1200mでも垂れるので直線競馬は合う。時計は詰めたい


◎○▲☆△△△△△
⑬⑮④⑩⑫⑤⑧⑯⑨ C指数
👩‍🎓⑬→⑮④⑩

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2024年3月24日 高松宮記念 G1 18着
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