テイエムスパーダ(競走馬)

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テイエムスパーダ
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テイエムスパーダ
写真一覧
現役 牝6 芦毛 2019年4月25日生
調教師小椋研介(栗東)
馬主竹園 正繼
生産者浦河小林牧場
生産地浦河町
戦績24戦[5-1-1-17]
総賞金15,120万円
収得賞金6,500万円
英字表記T M Spada
血統 レッドスパーダ
血統 ][ 産駒 ]
タイキシャトル
バービキャット
トシザコジーン
血統 ][ 産駒 ]
アドマイヤコジーン
トシメロディー
兄弟 ナーゲルリングテイエムグレイト
市場価格
前走 2025/03/23 愛知杯 G3
次走 2025/05/25 韋駄天ステークス

テイエムスパーダの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
25/03/23 中京 11 愛知杯 G3 芝1400 181175.81617** 牝6 56.0 川須栄彦小椋研介B 494
(+2)
1.22.0 1.837.8ワイドラトゥール
25/03/01 中山 11 オーシャンS G3 芝1200 154734.9915** 牝6 55.0 富田暁木原一良 492
(-18)
1.08.9 1.835.2ママコチャ
24/11/24 京都 12 京阪杯 G3 芝1200 18713117.01412** 牝5 56.0 小沢大仁木原一良 510
(+16)
1.08.9 1.235.1ビッグシーザー
24/09/08 中京 11 セントウルS G2 芝1200 1851069.31316** 牝5 56.0 酒井学木原一良 494
(+4)
1.08.8 1.133.6⑮⑮トウシンマカオ
24/07/28 新潟 7 アイビスSD G3 芝1000 1881716.083** 牝5 57.0 酒井学木原一良 490
(0)
0.55.4 0.133.5--モズメイメイ
24/06/30 小倉 11 北九州記念 G3 芝1200 181246.21218** 牝5 56.0 酒井学木原一良 490
(-14)
1.09.9 2.037.3ピューロマジック
24/03/24 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 1847104.91518** 牝5 56.0 富田暁木原一良 504
(+2)
1.11.6 2.736.1⑥⑦マッドクール
24/01/28 京都 11 シルクロード G3 芝1200 1871437.21014** 牝5 56.0 富田暁木原一良 502
(+6)
1.09.1 1.435.7ルガル
23/10/01 中山 11 スプリンター G1 芝1200 161238.01014** 牝4 56.0 富田暁木原一良 496
(-2)
1.09.2 1.235.8ママコチャ
23/09/10 阪神 11 セントウルS G2 芝1200 15611112.6141** 牝4 55.0 富田暁木原一良 498
(+4)
1.07.2 -0.233.7アグリ
23/08/20 小倉 11 北九州記念 G3 芝1200 1861251.11513** 牝4 55.0 今村聖奈木原一良 494
(0)
1.08.2 0.935.1ジャスパークローネ
23/07/02 中京 11 CBC賞 G3 芝1200 125536.398** 牝4 55.0 国分恭介木原一良 494
(0)
1.07.9 0.734.0ジャスパークローネ
23/02/19 小倉 11 小倉大賞典 G3 芝1800 162351.21316** 牝4 54.0 今村聖奈五十嵐忠 494
(0)
1.53.8 4.139.8⑥⑬ヒンドゥタイムズ
23/01/29 中京 11 シルクロード G3 芝1200 1561132.6914** 牝4 55.0 今村聖奈五十嵐忠 494
(+4)
1.09.0 1.733.7⑮⑮ナムラクレア
22/11/27 阪神 12 京阪杯 G3 芝1200 16357.036** 牝3 53.0 今村聖奈五十嵐忠 490
(0)
1.08.0 0.834.3トウシンマカオ
22/10/02 中山 11 スプリンター G1 芝1200 161116.7415** 牝3 53.0 国分恭介五十嵐忠 490
(+2)
1.08.8 1.036.1ジャンダルム
22/08/21 小倉 11 北九州記念 G3 芝1200 18244.627** 牝3 51.0 国分恭介五十嵐忠 488
(+2)
1.07.4 0.534.6ボンボヤージ
22/07/03 小倉 11 CBC賞 G3 芝1200 17355.021** 牝3 48.0 今村聖奈五十嵐忠 486
(-2)
1.05.8 -0.634.0タイセイビジョン
22/06/18 阪神 9 皆生特別 2勝クラス 芝1200 11113.921** 牝3 52.0 国分恭介五十嵐忠 488
(+8)
1.07.9 -0.434.2テイエムトッキュウ
22/05/28 中京 11 葵ステークス G3 芝1200 171214.8711** 牝3 54.0 国分恭介五十嵐忠 480
(-14)
1.09.0 0.835.3⑤⑤ウインマーベル

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高松宮記念は中京芝1200mで施行のG1。

出走馬を眺めるほどに混戦に映る。特に上位の馬にそれほど力差を感じず、枠順や馬場状態やゲートひとつで、着順は微妙に、あるいはがらっと変わりそう。

逃げ馬にしても、数年前までモズスーパーフレアという明確な逃げ馬いて、直近だとピューロマジックがその役目を引き継いだ感があったが、今回の高松宮記念には名前がない。様々な角度から難しい印象だ。

過去10年、逃げた馬の成績は[1-0-1-8]。馬券内に粘った2頭は、20年9番人気1着モズスーパーフレア、24年5番人気3着ビクターザウィナー。20年は1着入線のクリノガウディーが斜行により降着。モズスーパーフレアは、繰り上がりのG1初制覇になった。

どちらの年も重馬場、前後半は34.2秒-34.5秒と34.9秒-34.0秒で、前傾ラップの前者にしても、そこまできついペースではなかった。

直近5年は連続の道悪開催で、22年はダート産駒のナランフレグ、23年はダートを走っていたファストフォースが勝ち、馬場への適性がモノを言った感がある。

良馬場開催は19年まで遡らなければならず、この年は3連単449万馬券の大波乱だった。翌年高松宮記念馬になるモズスーパーフレアは、外枠からハナを奪い切るまでに時間を要し、2番人気15着に沈んでいる。

過去10回のうち、良馬場は3回。16年・18年・19年で、古い順に勝ち時計は1分6秒7、1分8秒5、1分7秒3といった具合に、括りは一緒でも幅がある。

では、今年の馬場はどうかというと、中京競馬場は土日に雨マークがなく、久々に良馬場での施行となりそう。ただ、16年や19年ほど高速馬場にも思えず、多少時計のかかる良くらいだろうか。このあたりも悩ましい。

前述したピューロマジックがいれば、大枠の展開だけでも読めそうだったが、いないとなると逃げ候補はペアポルックスバルサムノートあたりか。

ペアポルックスは、3走前ラピスラズリSを逃げ切った際のテン1ハロンが12.0秒。前走オーシャンS(2着)は、テイエムスパーダとハナを争い12.1秒。バルサムノートは、昨年マイルの富士SマイルCSを連続で逃げ、各々テン1ハロンは12.3秒、12.2秒だった。

どちらも必ずしも逃げなくていいタイプだが、ペアポルックスは直近5戦岩田康誠騎手とコンビで、ラピスラズリSとオーシャンSの好走は、緩めのペースで運び、そこそこ速い脚を使っている。

2走前のシルクロードSは、ハイペースを先行して3番人気14着で、ハナならスローに落としそう。

人気サイドで好位を取る率の高いのはどの馬だろうか。ナムラクレアは後方になりがちで、ルガルは出遅れの懸念がある。サトノレーヴも昨年のスプリンターズSは出負けで、トウシンマカオママコチャは良さそうだが、中京より中山っぽい。

というわけで、◎マッドクール。昨年の高松宮記念が内枠から、ほぼ最短距離を走りG1制覇。そこから2戦崩れたが、海外競馬と久々だった。前走の阪神C2着は、差し決着を先行してのもので、衰えはなさそう。坂井騎手の継続も心強い。馬券は◎の単複。ペアポルックスとのワイド。

【愛知杯2025】10番人気ワイドラトゥールが大外から突き抜けて快勝 2025年3月23日() 15:30

23日の中京11R・愛知杯(G3、芝1400m)は、北村友一騎手騎乗の10番人気ワイドラトゥールが大外から突き抜けて快勝。今年から1400mの別定戦に大きく様変わりした伝統の牝馬重賞で初タイトルを獲得した。

テイエムスパーダリバーラベガリスの3頭が雁行状態で飛ばす展開を、ワイドラトゥールは後方3、4番手で待機。直線で馬群の大外に持ち出されると一気に弾けて、最後は1馬身半突き抜けた。勝ちタイムは1分20秒2(良)。際どくなった2着争いは最内から渋太く伸びた3番人気シングザットソングが死守し、アタマ差の3着に1番人気カピリナが入った。

勝ったワイドラトゥールは、父カリフォルニアクローム、母ワイドサファイア、母父アグネスタキオンという血統の4歳牝馬。栗東・藤原英昭厩舎の管理馬で、生産者はフジワラフアーム。馬主は幅田昌伸氏。通算成績10戦4勝。

■払戻金
単勝 :16   2,550円(10番人気)
複勝 :16   510円(10番人気)
    6   270円(3番人気)
    9   180円(1番人気)
枠連 :3-8  2,240円(11番人気)
馬連 :6-16  9,330円(38番人気)
ワイド:6-16  1,780円(20番人気)
    9-16  2,070円(27番人気)
    6-9  840円(3番人気)
馬単 :16-6  20,950円(83番人気)
3連複:6-9-16 14,770円(50番人気)
3連単:16-6-9 135,440円(470番人気)

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【阪神大賞典2025ほか】回収率予報ニュース! 2025/3/23(日)版 2025年3月23日() 09:17

≪2025/3/23(日) 買ってはいけない G2阪神大賞典、G3愛知杯ほか≫

「買ってはいけない」とは・・・予測回収率が低く、文字通り馬券購入の際には避けることをおすすめする馬。
なお、予測回収率が高い馬は回収率予報官プロ提供予想内「一言コメント」および「コメント」欄に記載しています。

メインレースの単勝の予測回収率が低い馬です。
馬券購入の際には避けることをおすすめします。
(2022~23年実績:1,800件中/1着62件/払戻86,900円/回収率48%)

■中京11R 芝1400m 4歳上オープン 15:15 G3愛知杯
 ① 50% 41.6倍(14) テイエムスパーダ
 ④ 50% 9.0倍(5) セントメモリーズ
 ⑧ 50% 139.9倍(17) ドナベティ
 ⑫ 60% 36.4倍(12) ベガリス
 ⑰ 60% 7.7倍(4) スウィープフィート

■阪神11R 芝3000m 4歳上オープン 15:30 G2阪神大賞典
 ③ 50% 80.6倍(10) リンフレスカンテ
 ⑧ 50% 159.1倍(11) ウインエアフォルク
 ⑪ 60% 37.3倍(9) ウィープディライト

■中山11R ダート1200m 4歳上オープン 15:45 千葉S
 ⑥ 60% 14.3倍(6) ジャスパーゴールド
 ⑩ 50% 22.7倍(11) ステラフィオーレ
 ⑫ 50% 53.6倍(15) カリボール
 ⑯ 60% 71.7倍(16) レッドゲイル

・買ってはいけない 各レースの人気馬

各レースの出走馬で、単勝オッズ6.0以下かつ予測回収率60%以下の一覧です。
(2022~23年実績:1,383件中/1着210件/払戻76,850円/回収率56%)

阪神01R ⑦ 60% 3.9倍(1) アンデルマット
中京02R ⑩ 60% 3.5倍(2) シウダーエヴィータ
中山05R ⑪ 60% 5.6倍(2) ブルスカメンテ
中山05R ⑮ 60% 4.4倍(1) サマースピリット
阪神08R ⑦ 50% 4.2倍(1) ペネトレイトゴー
阪神10R ② 60% 5.4倍(2) ヒルノドゴール
中山10R ⑭ 60% 5.5倍(2) アドマイヤマツリ


≪2025/3/23(日) 単勝万馬券を狙え≫

対象レースの単勝の予測回収率90%以上の出走馬で最もオッズの高い馬です。
単勝以外の券種でも、この馬を絡めるとオトクですよ。
(2022年7月30日札幌11R、1着フォワードアゲン/単勝払戻13,420円)

中山10R ② 90% 99.1倍(16) ナックイルシーブ

※表は左から、レース、馬番、予測回収率、単勝オッズ、人気順、馬名です。
※オッズはデータ作成時点のものです。
※オッズや人気順が変わっても予測回収率は変わりません。

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【愛知杯2025】逃げ馬の作る展開から推理 短距離志向強めの組み合わせ 短縮ローテ勢から狙うべきはあの馬 2025年3月22日() 17:00

愛知杯は中京芝1400mで施行の牝馬限定G3。

今年から施行時期と距離が変わり、愛知杯と言っても、立ち位置的には京都牝馬Sを引き継いでいる。京都牝馬Sはそれほど荒れる印象のない重賞だったが、今年の愛知杯は想定オッズが割れ加減で混戦模様。穴党の方は腕の鳴る一戦かもしれない。

重賞のサンプルがないので、15年以降中京芝1400m、かつ3勝クラス以上の脚質成績を参照したい。

▼脚質成績
逃げ 11.1% 24.4% 28.9%
先行 8.7% 17.9% 28.3%
中団 8.0% 13.4% 21.4%
後方 4.0% 10.3% 14.3%
※数字は左から勝率・連対率・複勝率

好走率はほぼフラットで、短距離ながら控えた馬も来ている。

対象の45レース中、上がり最速馬は最多14勝も複勝率58.5%、同2位が9勝で複勝率47.8%。4角10番手以下[8-8-10-173]の複勝率13.1%。アベレージをふまえると、ある程度の位置から運び、ひと踏ん張りが理想だろうか。

中京芝1400mのスタートは2コーナー付近で、発走後に上りでも3コーナーまで400m弱あるので流れやすい。後方勢もそこそこ健闘を見せる脚質・上がり成績は、レイアウトと関連づけられそう。

向こう正面からスパイラルカーブを含み、長く下っていくのはお馴染みで、外に振られにくい内枠が好調。1枠だけ複勝率3割超(32.3%)、かつ単複回収率100%超(単勝185%・複勝128%)で、内有利の認識は馬券ファンに強いはずでも、まだまだ妙味をとれる。

今年の愛知杯はフルゲートなりそうなので、内枠の利も当然ながら、外枠の不利が気になるところ。長い下りのあとすぐに急坂を駆け上がり、約240mはほぼ平坦という流れ。

出走馬から逃げ候補の筆頭はベガリスか。前走は、今回と同じコースの3勝クラスを逃げ切り、テン1ハロンは12.4秒だった。

藤懸騎手がゲートの駐立について度々口にし、出ない怖さはありつつ出れば安定してハナに行ける。同型テイエムスパーダはテンがいまいちで、自身がスタートをきっちり決められさえすれば逃げられるはず。

近走内容を振り返ると、6走前の湘南S(3勝クラス)3着が少し気になる。開幕週の高速馬場とはいえ、前半3ハロンを33.8秒で入り粘っていた。

ベガリスは同距離から臨戦するが、出走18頭のうち、距離延長馬が半数の9頭で、それなりに締まった流れになるとみたい。

その流れで走りやすくなる馬がちらほらいて、特に短縮ローテ参戦する5頭のうち、イフェイオンコラソンビートシングザットソングスウィープフィートと、大半は距離短縮がプラスに働きそう。ひと波乱ありそうなので、人気のない馬を買いたい。

コラソンビート。近4戦は2桁着順も、海外競馬に加え、マイルで折り合いを欠いていた。重賞好走時のレースレベルは悪くないので、1ハロン短縮で一変を期待したい。馬券は◎の単複、ベガリスとのワイド。

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【愛知杯2025】ROBOTIPの勝率予測 血統指数は横一線の中からオードリーバローズを暫定首位指名 2025年3月22日() 12:00

こんにちは!ウマニティのROBOTIP開発プロジェクトメンバーの孫権です。
本日は23(日)に行われるG3愛知杯を予想していきたいと思います。

まず、孫権のROBOTIP設定は「血統」の能力指数を100%重視しています。レース条件に応じて、必要な場合には他の能力指数(競走馬・騎手・調教師・馬主・生産者)を配合しますが、基本的には「血統」指数オンリーで展開します。
そして、適性については、血統の「距離適性」「トラック適性」「周回方向適性」「G前の坂の有無適性」を配合します。
以上が、私孫権のROBOTIP設定の基本方針です。

今週も、芝左回り1400m(坂あり)が舞台ということで、適性配合だけで当該コースにアジャストできる条件でもありませんので、純粋な血統指数100%作戦を継続して臨みたいと思います(補正はすべてオフ)。
これによって弾き出された勝率予測は以下の通りです。


孫権ROBOTIPが弾き出したG3愛知杯全馬の勝率
(順位・馬番・馬名・勝率)

1 ⑮オードリーバローズ   8.10%
2 ⑱ナナオ         7.65%
3 ⑬グランテスト      7.52%
4 ⑫ベガリス        6.91%
5 ⑧ドナベティ       6.03%
6 ⑪クランフォード     6.00%
7 ⑩モリノドリーム     5.87%
8 ⑨カピリナ        5.78%

9 ①テイエムスパーダ     5.19%
10 ⑤コラソンビート     5.12%
11 ②エポックヴィーナス   5.09%
12 ⑥シングザットソング   4.96%
13 ⑦イフェイオン      4.55%
14 ⑯ワイドラトゥール    4.54%
15 ⑭エトヴプレ       4.39%
16 ④セントメモリーズ    4.22%
17 ⑰スウィープフィート   4.09%
18 ③リバーラ        4.00%


ROBOTIPの基本的な考え方として、平均勝率(18頭立ての場合は5.55%)を上回る馬のみを馬券対象にしますので、今回のG3愛知杯では上位8頭までが馬券の対象ということに。
勝率の差で隊列を組むと以下の並びになります。

 ⑮⑱⑬⑫⑧⑪⑩⑨


首位は僅差で⑮オードリーバローズ。以下、差なく続いて8頭目までが定義上の購入対象という勝率配置になっています。
まず、一応の順位付けだけがなされたといってもいい混戦模様のなか、このコースの重賞で「外枠固め」になっているというのがポイントになりそうです。今週は、久々に雨という不確定要素も見込めなさそうですし、全振りとまではしないもののあくまで⑮オードリーバローズの好走一本狙いでいきたいと思います。
今回は、以下の複勝・馬連29点(計10,000円)勝負とします。
僅かな望みは、JRA馬場発表にもある通り劣化したインがさらにダメージを受けて、完全外差しとなってレースを迎えられることですが、果たして?!


【孫権のG3愛知杯勝負馬券】

複勝

1点×7200円=7,200円

馬連BOX
⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑮⑱
28点×100円=2,800円


**************************************
ROBOTIPは自分の競馬予想理論に従って6つの能力指数(競走馬・騎手・血統・調教師・馬主・生産者)と、5つの適性(距離・トラック・馬場状態・周回方向・G前の坂)を自由に配合して出走馬の勝率を予測するロボットです。
ROBOTIPはウマニティに会員登録(無料)すると無料でご利用頂けます。
⇒詳しくはこちらへ!
**************************************

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【愛知杯2025】重賞過去データ分析 全てのチェックをクリアしたのはコラソンビート、スウィープフィート、エポックヴィーナスの3頭のみ 2025年3月22日() 12:00

【馬齢】
芝1400mの牝馬限定重賞として施行された2016~2024年の京都牝馬S(2016~2020・2024年は京都、2021~2023年は阪神で施行)の1~3着馬延べ27頭の馬齢を確認すると、4歳から6歳までの間。ただし、6歳の最高着順は3着どまりとなっている。気にとめておきたい傾向といえよう。

(減点対象馬)
テイエムスパーダ ⑩モリノドリーム

【所属】
2016年以降(過去9年)に施行された京都牝馬Sの所属別成績は、美浦【1.5.1.29】、栗東【8.4.8.96】。勝利数では後者が断然だが、連対率と複勝率は前者がリードしている。その一方で、美浦勢の2着連対圏入りは、重賞連対(2着以内)経験馬もしくは前走1着馬に限られる。関東馬を狙う場合は、過去の戦績をしっかりチェックしておきたい。

(減点対象馬)
セントメモリーズ ⑨カピリナ ⑩モリノドリーム

【前走距離】
2016年以降の京都牝馬Sにおける1~2着馬延べ18頭のうち、16頭が芝1400m以上のレースからの参戦馬。例外の2頭は、近2走ともに芝のレースで複勝圏を確保していた。近2走内に4着以下敗退歴のある距離延長の臨戦馬は、分か悪い傾向にあるようだ。

(減点対象馬)
テイエムスパーダ ③リバーラ ④セントメモリーズ ⑨カピリナ ⑩モリノドリーム ⑭エトヴプレ ⑯ワイドラトゥール ⑱ナナオ

【前走着順】
前走の着順に関しては、重賞なら8着以内、OP特別は2着以内、条件クラスの場合は1着が理想。2016年以降の京都牝馬Sにおける1~2着馬延べ18頭中16頭が該当する。例外の2頭はともに、牡牝混合重賞で2着以内の連対経験があった。相応の実績を欠くうえに、先述の前走着順をクリアしていない馬は、評価を控えめにしたい。

(減点対象馬)
リバーラ ④セントメモリーズ ⑥シングザットソング ⑦イフェイオン ⑧ドナベティ ⑩モリノドリーム ⑪クランフォード ⑭エトヴプレ ⑯ワイドラトゥール

【距離実績】
昨年までの京都牝馬Sは、1400mの重賞ながらマイル以上の実績も要求される一戦。2016年以降の2着以内馬延べ18頭のうち、16頭に1600m以上のレースにおいて勝利経験があり、残る2頭にはマイルG1で5着以内の入線歴があった。非該当の馬は疑ってかかるべきだろう。

(減点対象馬)
テイエムスパーダ ③リバーラ ④セントメモリーズ ⑧ドナベティ ⑨カピリナ ⑩モリノドリーム ⑪クランフォード ⑫ベガリス ⑬グランテスト ⑮オードリーバローズ ⑱ナナオ


【データ予想からの注目馬】
上記5項目で減点がないのは、②エポックヴィーナス、⑤コラソンビート、⑰スウィープフィートの3頭。

最初に推奨するのは、⑤コラソンビート京都牝馬Sとして行われた過去9年、所属別の連対率・複勝率で優位の立場にある美浦所属馬に該当。本馬自身、当該距離の左回り重賞で勝利歴があることも強調材料だ。

僅差の次点に、⑰スウィープフィート。長期ブランク明けの点は気になるものの、2016年以降の京都牝馬Sにおいて前走国内G1組は【2.1.0.4】と、半数近くが連対(2着以内)をはたしている。軽くは扱えないだろう。ほか、②エポックヴィーナスにも目を向けておきたい。

<注目馬>
コラソンビート ⑰スウィープフィート ②エポックヴィーナス 

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先週は東西でG2が行われた。

オールカマーローシャムパークが勝利。ルメール騎手らしい外からジワっと押し上げるスムーズな競馬で、最後は逃げ粘るタイトルホルダーを交わして抜け出した。これで函館記念に続く重賞2勝目。跳びが大きいので、函館芝2000mよりも中山芝2200mの方が合っていた。すぐにG1で…となるとまだ連戦への不安などもあり騎手の問題も出てくるだろうが、それでも将来性は間違いなさそうだ。

また、今年のオールカマーは負けた馬たちにも注目。

タイトルホルダーはまだ状態面で上積みがありそうだし、この日の馬場は決して内有利ではなかった。地力を証明した2着といえる。3着ゼッフィーロの操縦性の高さは相手強化への対応力を感じるもので、4着マリアエレーナも豊富なスタミナを示し、エリザベス女王杯なら、と思わせる内容だった。5着ガイアフォースセントライト記念を勝っているとはいえ現状は2000m以下の方が良さそう。相手関係を考えればやはりマイルの方が可能性があると思うので、マイルCS路線なら注目。6着ジェラルディーナは脚を余した印象で、こちらも馬場次第ではまだ巻き返しがある。

西の神戸新聞杯サトノグランツが久々の一戦を制したが、こちらは馬もさることながら、川田騎手がねじ伏せたという印象も強かった。川田騎手は先週の日曜だけで5勝。簡単に勝っているように見えるかもしれないが、先週阪神ダートの難しい馬場、難しい枠でも上手くリカバリーしていたし、接戦を制した神戸新聞杯ミッキーゴージャスで制した夕月特別も一瞬の判断力が光った。

以前は力強さの負の側面として荒々しさもあったが、今は本当に臨機応変、あらゆる状況に対応してくる。今夏の新潟や小倉でも、川田騎手がスポット参戦し多くの勝ち星を拾っていくシーンを見たが、今後もこれが日常になるのかもしれない。それだけ今の川田騎手にはスキがない。

データを見ても秋開催が始まり3週が過ぎたが、3週連続で川田騎手騎乗馬の複勝回収率はプラス。端的にいえば、

「川田人気を背負いながら、それ以上に馬の能力を引き出している」

という素晴らしい状況が続いているのだ。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】 9/23(土)中山12R サーマルソアリング 1番人気1着

好位抜け出し完勝、ちょっとモノが違う勝ちっぷりで重賞級! 派手な勝ちっぷりなのであえて挙げる意味もないかもしれないが、それを踏まえても好内容。バランスも良く不発も少ないタイプと見え、ラストも伸びるのでオープンまでは問題なく突破できるはず。順調に行ってほしい。

~今週末の注目馬~

今週はスプリンターズSから。

ピクシーナイト戸崎圭太騎手)

注目はピクシーナイト戸崎圭太騎手。
前走は開幕週の立ち回り戦で伏兵テイエムスパーダが逃げ切る流れ。後方からでは見せ場なく敗れたのも仕方ないが、直線モタれながらもギアが入ってからは鋭く伸びて復調気配を見せていた。一昨年制した際のような立ち回り勝負ではなく、末脚勝負でも対応できそう。馬場や枠順には左右されるだろうが、ハマればそろそろ一撃があるかもしれない。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年9月15日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】中山芝は「内枠有利」というより「外枠不利」でスタート/セントライト記念展望
閲覧 1,983ビュー コメント 0 ナイス 1


セントウルSはテイエムスパーダが逃げ切り勝ち。ブービー人気、単勝万馬券という大波乱だった。同馬は昨年のCBC賞の覇者ながら、以後は不振続き。7戦連続で掲示板にすら載れない状況だったが、開幕週の馬場を生かした逃げで一変した。

振り返れば阪神開催時のセントウルSは開幕週ゆえに夏競馬の延長戦の色が濃く、幾度となくスピードのある馬が波乱を巻き起こして来た。2015年には3歳馬アクティブミノルが10番人気の低評価を覆し逃げ切り勝ち。同馬は前年の函館2歳Sの覇者だったが、その後は勝てておらず、前走の大敗もあり人気が急落していた。2017年にはアイビスサマーダッシュを8番人気の低評価を覆して制したラインミーティアが、引き続き6番人気という低評価ながら2着と連続激走。

阪神開催のセントウルSはスピードが生きる…というのは、来年以降も覚えておきたい。

~結局競馬は同じことの繰り返し

もっとも、これはセントウルSに限らず、基本的に競馬は同じことの繰り返し。だいたいが同じ日程で繰り返されているのだからそれも当然だろう。セントウルSであれば昨年までの中京開催時は例外で、それよりも4年前までの阪神開催時にヒントがあった。

一方、昨年までの傾向がそのまま参考になりそうなのが中山開催。昨年秋の中山芝はほぼ一貫してイン有利が続き、雨の影響を受けた2週目の3日間開催時以外はイン有利。最終週のスプリンターズSも内枠のジャンダルムが最短距離を走って穴をあけた。

今年の開幕週の傾向にも注目していたが、やはりイン有利でスタート。もっとも、データソフト等で先週の中山芝の枠別傾向を見ると意外なほどフラットに見えるかもしれないが、これには少しトリックがあった。

例えば先週の中山芝の8枠の成績は以下の通り。

・9/10-11 中山芝8枠成績(2-3-2-17)

これだけ見るとそれなりに8枠が走っているように見えるが…その実態はといえば少頭数ばかり。データ上は8枠といっても、馬券に絡んだ7頭の馬番の内訳は以下の通りだった。

・8枠8番 1頭
・8枠9番 3頭
・8枠10番 3頭

ご覧の通り。そこで、改めて馬番別の成績を見てみると、やはり先週の中山芝は外が明らかに不利だった。

・9/10-11 中山芝12番より外枠の成績(0-0-1-14)

唯一馬券に絡んだのは紫苑Sのシランケドのみで、この中には紫苑Sで1番人気に支持されながら10着に敗れたグランベルナデット(7枠14番)も含まれている。以上からも、今年の秋の中山開幕週の芝はイン有利、より正確にいえば外枠不利でスタートしたとみて間違いない。今後の天候次第だが、極端に悪化することがなければ、最終週のスプリンターズSまで、昨年のように内が伸びるレースになる可能性が高いかもしれない。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】 9/9(土)中山6R ピカリエ 5番人気2着

スタートで立ち遅れたために位置取りは悪くなったが、後方から道中で楽に盛り返して外から追い上げ、直線もしぶとく伸びて2着を確保。かなり下手なジョッキーである柴田大知騎手が足を引っ張っていた馬だが、今回は鞍上強化で変わり身を見せた。もともと能力的に1勝クラスなら上位。引き続き中山ダート1200mで続戦なら軸としての信頼度は高い。

~今週末の注目馬~

今週はセントライト記念から。

シャザーン岩田望来騎手)

注目はシャザーン岩田望来騎手。
春はすみれSでショウナンバシット皐月賞5着馬)を差し切って勝利。皐月賞では6着、日本ダービーでは9着と及ばなかったが、G1でもそれなりに戦えたようにポテンシャルは高い。セントライト記念は上がり馬よりも実績馬に妙味があるレースで、特に春のクラシックで勝ち負けまでは持ち込めなかったような馬がしばしば穴になる一戦。母クイーンズリングは同じ2200m重賞のエリザベス女王杯勝ち馬で、本馬もこれくらいの距離が一番合いそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2022年3月6日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年03月06日号】特選重賞データ分析編(296)~2022年フィリーズレビュー
閲覧 2,040ビュー コメント 0 ナイス 8



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G2 報知杯 フィリーズレビュー 2022年03月13日(日) 阪神芝1400m内


<ピックアップデータ>

【枠番別成績(2019年以降)】
○1~4枠 [4-2-1-17](3着内率29.2%)
×5~8枠 [0-0-2-28](3着内率6.7%)

 近年は圧倒的に内枠有利。外寄りの枠を引いてしまった馬はほとんど優勝争いに絡めていません。枠順やオッズ次第で柔軟に構えるべきでしょう。

主な「○」該当馬→未定
主な「×」該当馬→未定


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の馬体重が450kg以上」だった馬は2019年以降[3-2-3-21](3着内率27.6%)
主な該当馬→サブライムアンセムテイエムスパーダナムラクレア

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2021年9月8日(水) 11:49 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2021) ~第7回ワールド上位者考察
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 JRAの夏季競馬が先週をもって終了。今週からはいよいよ秋季競馬がスタートします。
 2021年の夏季競馬シーズン中に施行されたJRA、かつ2歳のレースは177競走。既に1300頭がデビューを果たし、約13%にあたる170頭が勝ち上がりました。重賞も既に4レースが施行され、7月17日の函館2歳ステークス(2歳G3・函館芝1200m)をナムラリコリス(ナムラキッスの2019)が、8月29日の新潟2歳ステークス(2歳G3・新潟芝1600m外)をセリフォス(シーフロントの2019)が、9月4日の札幌2歳ステークス(2歳G3・札幌芝1800m)をジオグリフアロマティコの2019)が、9月5日の小倉2歳ステークス(2歳G3・小倉芝1200m)をナムラクレア(サンクイーン2の2019)が勝利。各ワールドのランキングにも大きな動きが出てきたところです。
 今回は、9月5日終了時点における各ワールドの上位プレイヤーと、その指名馬をひと通りチェックしていきたいと思います。まだスペシャル以外の各ワールドでは仮想オーナー募集枠が順次解放されていますし、そもそも最終的な順位を左右するようなビッグレースが施行されるのはかなり先。好スタートを決めたプレイヤーの指名戦略を読み取り、今後に向けた対策を検討しましょう。

 なお、2020年、かつJRA、かつ2歳のレースにおける競走馬ごとの本賞金額(9月5日終了時点)トップ20は下記の通りでした。

【1位】ナムラクレア(サンクイーン2の2019) 4880万円
【2位】ナムラリコリス(ナムラキッスの2019) 3890万円
【3位】ジオグリフアロマティコの2019) 3800万円
【3位】セリフォス(シーフロントの2019) 3800万円
【5位】トーセンヴァンノ(トーセンソニアの2019) 2860万円
【6位】ヴィアドロローサ(ロイヤルストリートの2019) 2300万円
【6位】ラブリイユアアイズ(オープンユアアイズの2019) 2300万円
【8位】ベルウッドブラボー(マチャプチャレの2019) 2290万円
【9位】アスクワイルドモア(ラセレシオンの2019) 2190万円
【10位】アライバル(クルミナルの2019) 1900万円
【10位】カイカノキセキ(カイカヨソウの2019) 1900万円
【10位】スリーパーダ(シンハリーズの2019) 1900万円
【13位】コムストックロードニシノムーンライトの2019) 1730万円
【14位】ヒノクニ(トワイスアップの2019) 1677万円
【15位】ブッシュガーデン(フリスコベイの2019) 1530万円
【16位】アネゴハダ(イニシャルダブルの2019) 1480万円
【16位】オタルエバー(ルージュクールの2019) 1480万円
【18位】エーティーマクフィ(テンシンランマンの2019) 1430万円
【19位】カワキタレブリー(カフジビーナスの2019) 1410万円
【20位】テイエムスパーダ(トシザコジーンの2019) 1340万円
【20位】ポメランチェ(オレンジティアラの2019) 1340万円

 重賞ウイナーが上位を占めているものの、8月14日のコスモス賞(2歳オープン・札幌芝1800m)を制したうえ札幌2歳ステークスでも3着に食い込んだトーセンヴァンノ(トーセンソニアの2019)など、地道にポイントを積み重ねた馬も少なくありません。こういったタイプの扱いにも注目しておきたいところです。

 スペシャルワールドでトップに立っているのは、1億2726万円を獲得したムーンシュタイナーさん。スリーパーダ(シンハリーズの2019)などを指名している長澤まさみさんが最終週に迫ったものの、1401万円差で夏季競馬シーズンのチャンピオンに輝いています。
 ムーンシュタイナーさんは第1回入札でセリフォスを獲得。本賞金額トップ20にランクインした指名馬はこの馬だけでしたが、9月5日のすずらん賞(2歳オープン・札幌芝1200m)で4着に食い込んだジョーブリッランテ(ジョーアラマートの2019)など、他にも3頭の指名馬が勝ち上がりを果たしました。また、新馬や未勝利で上位に食い込んだ馬も多数。これらの馬が順調に出世したら、獲得ポイントはさらに伸びてくるでしょう。夏季競馬に特化しての作戦勝ちというわけではなく、層の厚さや順調度の差で自然と首位に立った印象です。

 G1ワールドは1億5686万円を獲得しているよ~じさんがトップ。ジオグリフを第5回入札で、セリフォスを第3回入札で獲得し、この2頭が2週連続で重賞を制しました。デビュー戦を勝ち上がった後の馬、それも夏の2歳重賞で有力視されるような馬は、注目度が上がってしまいがち。未デビュー馬とは違った難しさもある中で落札した2頭がしっかり結果を出したのですから、お見事と言うほかありません。全体的なラインナップを見ても、将来性のある逸材が多数。今後もしばらくはよ~じさんが首位争いの中心となっていくのではないでしょうか。

 G2ワールドは1億1285万円を獲得している0d2fb65705さんがトップ。ナムラクレアアライバルをデビュー前に獲得していました。ナムラクレアは新馬こそ3着に敗れてしまいましたが、未勝利の身で出走した8月14日のフェニックス賞(2歳オープン・小倉芝1200m)、そして小倉2歳ステークスを連勝。指名できた方、特にデビュー戦前後の段階で獲得した方にとっては、会心の展開だったのではないかと思います。

 G3ワールドは1億2981万円を獲得しているムタオさんがトップ。よ~じさんと同じくジオグリフセリフォスを指名されていますが、いずれも獲得したのはデビュー前です。ムタオさんは全体的に入札が早く、第4回までに20頭すべての指名を完了。ラインナップを拝見したところ、当連載の第1回でも名前が挙がっていたような、POG期間中の成績が良い調教師を重視されているように見えました。所属ワールドのルールは異なれど、基本的な戦略はおそらく私とほぼ同じ。もっとも今後が気になるプレイヤーと言っても過言ではありません。

 オープンワールドは1億5813万円を獲得している銀の荼毘さんがトップ。ナムラリコリスを第4回の入札で獲得しているほか、8月14日のコスモス賞(2歳オープン・札幌芝1800m)で2着となったエーティーマクフィ(テンシンランマンの2019)らを指名されています。夏季競馬シーズンの重賞やオープン特別を積極的に狙ったと思しきラインナップで、思惑通りのスタートダッシュ成功だったんじゃないでしょうか。既に11頭の指名馬が勝ち上がりを果たしていますから、今週以降も着実に獲得ポイントを伸ばしてきそう。どこまで勢いが続くのか楽しみです。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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テイエムスパーダの口コミ


口コミ一覧

愛知杯 回顧

 エドフウ 2025年3月25日(火) 14:22

閲覧 45ビュー コメント 0 ナイス 3

新設重賞愛知杯

第一回女王は10番人気という低評価を覆した若き乙女だった

スタートは割と揃っていたが行き脚の差でスウィープフィートが最後方に 押して押してテイエムスパーダが先頭 イフェイオン、クランフォードが前から4、5番手 カピリナがその後ろでシングザットソングがそのまた後ろ スウィープフィートは依然後方

最後の直線に入ってテイエムスパーダを交わしてベガリスが先頭 あとは横一線で内側からシングザットソング、カピリナ、イフェイオン、グランテスト、エトヴプレに大外からワイドラトゥールが伸びてくる 残り200mを切ってベガリスは後退 代わってカピリナに内からシングザットソングで外からグランテストに大外ワイドラトゥールが強襲 最後はワイドラトゥールが差し切り勝利

結果は1着10番人気ワイドラトゥール 2着3番人気シングザットソング 3着1番人気カピリナとなった

新愛知杯初代女王はワイドラトゥール!

 人参好 2025年3月23日() 13:09
愛知杯、阪神大賞典
閲覧 105ビュー コメント 4 ナイス 3

なんか転勤してもしなくてもいいと言われてます・・どうすっかなあ~
最期の単身赴任をするか悩み中

愛知杯
 テイエムスパーダが単騎濃厚なんですが、他馬を離して逃げなら
 要警戒も今回は厳しいかなとみます

 どこからでも入れそうな面々で
  ◎クランフォード 中京1400得意か
  〇エドヴプレ 1400なら 
  ▲ワイドラトゥール
  △カリピナ



阪神大賞典
 ドスローでショウナンかかりそうなきも・・・
 超超スローが得意なタイプで
 
  ◎コパノサントス
  〇ゴールデンスナップ
  ▲ワープスピード

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 ゼファー 2025年3月22日() 21:51
第62回愛知杯GⅢ
閲覧 111ビュー コメント 0 ナイス 6

教訓:競馬は負ける前提と思うべし、故に点数は絞り無駄を省くべき、的中率は追わず、回収率を追え!

累計:+930  (先週までの累計的中配当:3593)
予算:200

先週も3連単が的中して少しですが勝ち越し
そして土曜日も阪神12レース:4歳以上2勝クラスで3連単が的中!!
余裕を持って日曜日の勝負へ

< 馬 場 状 態 > 詳細は、サークル>馬場研究会 を見て下さい!!
時計が掛かる中京の芝だが、「外」が良いわけでは無いのか?「外」が伸びない印象
4コーナーで直線に掛けて脚を使うと直線で伸びない・・・
「内」でなるべくロス無く直線へ向く馬が、粘り込んでいる
土曜日の10レース:熱田特別1400mのサクラオーラの様な馬を探したい

< 逃げ馬・逃げる意識が強い騎手・1枠の騎手 > 想定以上の力が発揮される可能性が高いので注目!
ハナ:テイエムスパーダ
番手:ベガリス
展開:ハナ争いも有りそうでハイペースを想定

< 馬券 >
★:コラソンビート:久しぶりの1400m、丹内 祐次騎手は中京では心配だが、今年は好調持続に期待
☆:グランテスト:先行してコーナーで内を突け!団野 大成騎手!!

◎:シングザットソング
○:クランフォード

▲:カピリナ

△:エトヴプレ
△:ナナオ

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2025年3月23日愛知杯 G317着
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2025年3月1日 オーシャンステークス G3 15着
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