ピクシーナイト(競走馬)

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ピクシーナイト
ピクシーナイト
ピクシーナイト
写真一覧
現役 牡5 鹿毛 2018年5月14日生
調教師音無秀孝(栗東)
馬主有限会社 シルクレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績11戦[3-2-1-5]
総賞金22,764万円
収得賞金10,800万円
英字表記Pixie Knight
血統 モーリス
血統 ][ 産駒 ]
スクリーンヒーロー
メジロフランシス
ピクシーホロウ
血統 ][ 産駒 ]
キングヘイロー
ラインレジーナ
兄弟 フェーングロッテンヴィディア
市場価格
前走 2023/05/13 京王杯スプリングC G2
次走予定

ピクシーナイトの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/05/13 東京 11 京王杯SC G2 芝1400 18598.958** 牡5 58.0 戸崎圭太音無秀孝 524
(-6)
1.20.7 0.433.5⑤⑤レッドモンレーヴ
23/03/26 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 1861117.4813** 牡5 58.0 戸崎圭太音無秀孝 530
(+2)
1.12.9 1.436.4⑬⑪ファストフォース
21/12/12 香港 5 香港スプリン G1 芝1200 12--------** 牡3 57.0 福永祐一音無秀孝 528
(--)
-- ------スカイフィールド
21/10/03 中山 11 スプリンター G1 芝1200 16245.331** 牡3 55.0 福永祐一音無秀孝 538
(+2)
1.07.1 -0.333.4レシステンシア
21/09/12 中京 11 セントウルS G2 芝1200 178154.622** 牡3 54.0 福永祐一音無秀孝 536
(+8)
1.07.2 0.033.3⑥⑥レシステンシア
21/07/04 小倉 11 CBC賞 G3 芝1200 137114.422** 牡3 53.0 福永祐一音無秀孝 528
(-4)
1.06.1 0.133.3⑦⑥ファストフォース
21/05/09 東京 11 NHKマイル G1 芝1600 1881815.1612** 牡3 57.0 福永祐一音無秀孝 532
(+2)
1.32.9 1.336.0シュネルマイスター
21/04/17 阪神 11 アーリントン G3 芝1600 18484.324** 牡3 56.0 福永祐一音無秀孝 530
(-6)
1.34.6 0.435.4ホウオウアマゾン
21/01/10 中京 11 シンザン記念 G3 芝1600 1571213.041** 牡3 56.0 福永祐一音無秀孝 536
(-2)
1.33.3 -0.235.2ルークズネスト
20/11/23 阪神 9 秋明菊賞 1勝クラス 芝1400 11332.713** 牡2 55.0 福永祐一音無秀孝 538
(+10)
1.21.7 0.435.8⑩⑨ブルースピリット
20/09/26 中京 5 2歳新馬 芝1400 11781.711** 牡2 54.0 福永祐一音無秀孝 528
(--)
1.23.4 -0.134.6⑤⑤エアシュラブ

ピクシーナイトの関連ニュース

5月13日の東京11Rで行われた第68回京王杯スプリングカップ(4歳以上オープン、別定、GⅡ、芝1400メートル、18頭立て、1着賞金=5900万円)は、横山和生騎手の2番人気レッドモンレーヴ(牡4歳、美浦・蛯名正義厩舎)が直線で外から鮮やかに差し切り重賞初制覇、安田記念(6月4日、東京、GI、芝1600メートル)への優先出走権を獲得した。タイムは1分20秒3(良)。

2021年のスプリンターズS以来、約1年7カ月ぶりの勝利を目指したピクシーナイト(5番人気)は、スタートを決めて好位で流れに乗り、直線でじわじわと脚を伸ばしたものの8着だった。

戸崎圭太騎手「休み明けだった前走を叩いて感じは良くなっていました。道中はスムーズでしたが、直線で横並びになったときに道がなかったです。前走よりも良くなっていたのは良かったですし、まだ良くなりそうです」




【有名人の予想に乗ろう!】京王杯SC2023 さまざまなステップから個性あふれるメンバーが集結!あの人の見解は!? 2023年5月13日() 05:30


※当欄では京王杯SCについて、競馬好きとして知られる芸能人、著名人の皆さんの予想を紹介していきます。迷ったときは彼らの予想に乗るのも手。参考になさってください。



【長岡一也】
◎①ダノンスコーピオン
○⑩ウインマーベル
▲⑫レッドモンレーヴ
△④ゾンニッヒ
△⑧トゥラヴェスーラ
△⑨ピクシーナイト
△⑮ダディーズビビッド

【原奈津子】
◎⑫レッドモンレーヴ
○⑱グラスミヤラビ
▲④ゾンニッヒ

【杉本清】
◎⑫レッドモンレーヴ

【中野雷太】
◎①ダノンスコーピオン



ウマニティ重賞攻略チーム

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【ROBOTIPの勝率予測】京王杯SC2023 フルゲートかつ雨馬場様相の一戦 血統指数算出は、ロードマックスvsトゥラヴェスーラとの結論 2023年5月12日(金) 17:30


こんにちは!ウマニティのROBOTIP開発プロジェクトメンバーの孫権です。
本日は13(土)に行われるG2京王杯SCを予想していきたいと思います。

まず、孫権のROBOTIP設定は「血統」の能力指数を100%重視しています。レース条件に応じて、必要な場合には他の能力指数(競走馬・騎手・調教師・馬主・生産者)を配合しますが、基本的には「血統」指数オンリーで展開します。
そして、適性については、血統の「距離適性」「トラック適性」「周回方向適性」「G前の坂の有無適性」を配合します。
以上が、私孫権のROBOTIP設定の基本方針です。

今週は、ROBOTIP設定だけで今回条件のみにアジャストできるセッティングでもないことから、適性配合ナシの純粋な血統指数100%作戦に戻し、ここに斤量評価補正のみをONとします。
これによって弾き出された勝率予測は以下の通りです。


孫権ROBOTIPが弾き出した京王杯SC全馬の勝率
(順位・馬番・馬名・勝率)

1 ②ロードマックス    9.26%
2 ⑧トゥラヴェスーラ   9.06%
3 ③ヴィクティファルス  7.07%
4 ⑮ダディーズビビッド  6.82%
5 ⑰タイムトゥヘヴン   6.13%
6 ⑩ウインマーベル    5.77%
7 ⑪ミッキーブリランテ  5.69%

8 ⑫レッドモンレーヴ    5.47%
9 ⑨ピクシーナイト     5.26%
10 ⑤ベレヌス       5.20%
11 ⑬レイモンドバローズ  4.97%
12 ⑯アヴェラーレ     4.73%
13 ⑥ホープフルサイン   4.59%
14 ①ダノンスコーピオン  4.53%
15 ⑱グラスミヤラビ    4.28%
16 ④ゾンニッヒ      4.01%
17 ⑭ラウダシオン     3.80%
18 ⑦カルリーノ      3.38%


ROBOTIPの基本的な考え方として、平均勝率(18頭立ての場合は5.55%)を上回る馬のみを馬券対象にしますので、今回の京王杯SCでは上位7頭までが馬券の対象ということに。
勝率の差で隊列を組むと以下の並びになります。

 ②⑧>③⑮⑰⑩⑪


ロードマックスと⑧トゥラヴェスーラが、ほぼ横並びで少し抜け出すという算出結果に。
今回のポイントは、渋化度合いとフルゲート18頭に入り混じるマイラー以上キャラとスプリンターの存在とみていますが、当欄的には距離延長ローテの2頭からということになりました。
ロードマックスに関しては圏内にきてくれたら基本的に複一本で満足、⑧トゥラヴェスーラは(明日は降るものと想定して、)人気上昇の一途で迎えることを見据えての構成で臨みます。
今回は、以下の複勝、ワイド、馬連計18点(10,000円)勝負としたいと思います。


【孫権の京王杯SC勝負馬券】

複勝

1点×4600円=4,600円

ワイドながし
②-③⑧⑩⑪⑮⑰
6点×100円=600円

馬連ながし
⑧-②③⑩⑪⑮⑰
6点×300円=1,800円

ワイドながし
⑧-③⑩⑪⑮⑰
5点×600円=3,000円


**************************************
ROBOTIPは自分の競馬予想理論に従って6つの能力指数(競走馬・騎手・血統・調教師・馬主・生産者)と、5つの適性(距離・トラック・馬場状態・周回方向・G前の坂)を自由に配合して出走馬の勝率を予測するロボットです。
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【重賞データ分析】京王杯SC2023 ゾンニッヒを筆頭に、トゥラヴェスーラ、ピクシーナイト、ウインマーベルらを高評価 2023年5月12日(金) 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!京王杯SC・データ分析 をお届けします!


【馬齢】
2013年以降(過去10年)の1~3着馬延べ30頭の馬齢をみると、4歳から8歳まで幅広い。ただし、4歳の2着連対圏入りは前走重賞出走馬のみ。6歳以上の好走(3着以内)は、芝の1200~1600m重賞で2着以内の連対歴があった馬に限定される。意識しておきたい傾向だ。

(減点対象馬)
ベレヌス ⑥ホープフルサイン ⑦カルリーノ

【性別】
2013年以降の性別成績は、牡・せん馬【9.8.10.105】、牝馬【1.2.0.20】。連対(2着以内)率の面では大きな差がない。その一方、後者の馬券絡み(3着以内)は、近2走内に重賞で2着以内の連対経験があった馬のみ。相応の戦歴がない牝馬は、過信禁物とみるべきだろう。

(減点対象馬)
アヴェラーレ ⑱グラスミヤラビ

【前走距離】
2013年以降の1~3着馬延べ30頭の前走使用距離を確認すると、芝1200m、芝1400m、芝1600mの3通りに集約される。なお、1200m組の好走(3着以内)は、高松宮記念からの参戦馬のみ。その点には注意したい。

(減点対象馬)
ロードマックス ⑥ホープフルサイン ⑬レイモンドバローズ ⑭ラウダシオン ⑱グラスミヤラビ

【前走クラス】
2013年以降の3着以内馬延べ30頭は、いずれも前走でJRAのOPクラスのレースに出走していた。それ以外のステップで臨んだ馬は、例外なく複勝圏を逃している。

(減点対象馬)
ダノンスコーピオン ⑦カルリーノ ⑭ラウダシオン ⑯アヴェラーレ

【前走着順】
前走の着順についてはG1なら不問だが、G2・G3であれば10着以内、それ以外の場合は5着以内が一応の目安。2013年以降、この条件を満たしていなかった非G1組は2着連対圏に届いていない。

(減点対象馬)
ヴィクティファルス ⑤ベレヌス ⑥ホープフルサイン ⑬レイモンドバローズ ⑭ラウダシオン ⑱グラスミヤラビ

【前走位置取り】
2013年以降、前走が国内戦かつ前走の最終4角通過順位が13番手以降だった馬が、当レースで2着連対圏に入ったケースはゼロ。また、前走が国内戦かつ前走で最終4角を2番手以内で通過していた馬の複勝圏入りは、マイル重賞からの臨戦馬に限られる。好位~中団で競馬をしていた馬が狙い目のレースといえよう。

(減点対象馬)
ホープフルサイン ⑦カルリーノ ⑫レッドモンレーヴ ⑮ダディーズビビッド ⑱グラスミヤラビ


【データ予想からの注目馬】
上記6項目で減点がないのは、④ゾンニッヒ、⑧トゥラヴェスーラ、⑨ピクシーナイト、⑩ウインマーベル、⑪ミッキーブリランテ、⑰タイムトゥヘヴンの6頭。

最上位には④ゾンニッヒを推す。2013年以降、ダービー卿チャレンジトロフィー3着以内からの参戦馬は【2.1.2.4】と、過半数が複勝圏を確保している。上位争いに加わってくる公算が大きい1頭と判断したい。

過去10年【6.2.2.19】の前走高松宮記念組に該当する、⑧トゥラヴェスーラ、⑨ピクシーナイト、⑩ウインマーベルらも争覇圏内。以下は、⑪ミッキーブリランテ、⑰タイムトゥヘヴンの2頭横並びの評価とする。

<注目馬>
ゾンニッヒ ⑧トゥラヴェスーラ ⑨ピクシーナイト ⑩ウインマーベル ⑪ミッキーブリランテ ⑰タイムトゥヘヴン

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【京王杯SC】厩舎の話 2023年5月12日(金) 04:52

アヴェラーレ・太田助手「これまでより一段階、二段階も強い負荷で調教。馬もしっかり応えてくれています」

ヴィクティファルス・池添師「去勢明け。動きはすごくいい」

ウインマーベル・深山師「ゲートが遅いので前走から1ハロン延びるのはプラス」

カルリーノ高橋裕師「気候が良くなって状態上向き。末脚を生かせれば」

グラスミヤラビ・杉浦師「もう少し力がついてくればいいが、東京1400メートルは合う」

ゾンニッヒ・池江師「一瞬の脚しか使えないので、東京なら1400メートルがいい」

タイムトゥヘヴン・大野騎手「先週、しっかりやって、今週の動きも良かった。順調」

ダディーズビビッド・千田師「少しでもいい馬場になってほしい」

ダノンスコーピオン・安田隆師「いい状態。良馬場でやりたい」

トゥラヴェスーラ・高橋康師「雨で馬場が渋るようならチャンスはある」

ピクシーナイト・音無師「1400メートルは気掛かりだけど、馬場が良ければ一発あるかも」

ベレヌス・杉山晴師「1400メートルならハナにはこだわらない」

ホープフルサイン・本間師「変わりなく順調。左回りは走るので集中して走れれば」

ミッキーブリランテ・岡助手「最後まで集中して走れるかどうかですね」

ラウダシオン・斉藤崇師「海外帰りですが、順調にきています」

レイモンドバローズ・上村師「東京1400メートルはベスト。脚の使いどころひとつ」

レッドモンレーヴ・蛯名正師「左回りは合う。気分良く走って力を出せれば」

ロードマックス・藤原師「条件はいいと思います」




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【京王杯SCの注目点】安田記念の前哨戦!GⅠ馬の復活なるか? 2023年5月10日(水) 15:35

★過去10年で高松宮記念組が6勝 復活V目指すピクシーナイトに注目

過去10年の京王杯SC勝ち馬の前走を見ると、高松宮記念組が最多の6勝を挙げている。今年の京王杯SCには、高松宮記念3着のトゥラヴェスーラ(牡8歳、栗東・高橋康之厩舎)、同10着のウインマーベル(牡4歳、美浦・深山雅史厩舎)、同11着のダディーズビビッド(牡5歳、栗東・千田輝彦厩舎)、同13着のピクシーナイト(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎)が登録しているが、今年の高松宮記念組は好走することができるだろうか。

ピクシーナイトは2021年のスプリンターズS勝ち馬で、同レース以来約1年7カ月ぶりの勝利を目指す。ピクシーナイトは21年の香港スプリントで競走中止となり、その後の検査で左橈側手根骨板状骨折が判明したことにより戦線離脱を余儀なくされたが、約1年3カ月の休養を経て高松宮記念で復帰した。ピクシーナイトには前走に続き戸崎圭太騎手が騎乗予定だが、長期休養明け2戦目で復活の勝利を挙げることができるだろうか。

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大阪杯武豊騎手騎乗のジャックドールが逃げ切り勝ち。最後は追い上げて来たスターズオンアースの追撃をハナ差振り切った。

ジャックドールモーリス産駒。同産駒からはピクシーナイトジェラルディーナに次いで3頭目のG1ウィナーの誕生となった。モーリス産駒は、父がそうであったように、3歳秋以降、あるいは古馬になってからの成長力が武器。今回の大阪杯に出走していたジャックドールジェラルディーナのほか、ノースブリッジラーグルフはいずれも3歳時点では重賞勝ちまであと一歩及ばず、古馬になって飛躍した。

また、力の要る馬場に強いのも特徴で、恐らく父自身がそうであったように海外の馬場への適性も高い。現状はまだ目立った成績を残せていないが、上記の馬たちや今後出てくる大物産駒が、海外で活躍する日も近いのではないか。個人的にはジャックドールも是非2000m路線の海外G1に挑んでほしいと思っている。東京芝2000mでのスピード比べでは切れ負けしても、香港や欧州の力の要る馬場なら十分好勝負になるはずだ。

一方クラシックシーズンに一気に力をつけてくるのが、今週末の桜花賞に多くの有力馬を送り出すドゥラメンテ産駒だ。

昨年はスターズオンアースが重賞でなかなか勝ち切れない中で桜花賞に出走し見事に勝利。タイトルホルダーも弥生賞で当時無敗で断然の支持を集めていたダノンザキッドを撃破。両馬のその後の成長&飛躍はもはや説明不要だろう。

今年はリバティアイランドが阪神JFを制して桜花賞へ参戦。父ドゥラメンテ自身も共同通信杯2着から皐月賞日本ダービーを制して2冠馬となったように、産駒もこの時期の上昇度は見逃せない。

~今週末の注目馬~

というわけで、今週末の桜花賞の展望へ。もちろん前述したドゥラメンテ産駒のリバティアイランドには注目だが、恐らく断然の人気。それ以外から選ぶならば、この馬に注目したい。

シングザットソング岩田望来騎手)

注目はシングザットソング岩田望来騎手。

前走のフィリーズレビューで重賞初制覇を成し遂げたこちらもドゥラメンテ産駒。デビュー戦勝利後は足踏みが続いたが、前走はこれまでの差す競馬から一転、好位からの安定した立ち回りを見せた。自在性を備えたことは本番へ向けて大きな収穫といっていい。前述通りこの時期に成長を見せるドゥラメンテ産駒で、デビュー戦ではマイルで結果を出しているように距離延長に不安がないのも強み。フィリーズレビュー組ということで桜花賞ではやや疑いの目で見られるかもしれないが、今年のシングザットソングは勝ち負けする能力アリとみている。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年3月23日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 高松宮記念2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


3月26日(日)中京11R 第53回高松宮記念 (4歳以上G1・芝1200m)



【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)


<前走:阪急杯出走馬>(中2週)

アグリ(2着、496㎏(+2㎏))<A><優先出走馬>
中2週での出走は初めてとなるが、この中間プールと坂路でほぼ毎日調整されていて、1週前の坂路でも迫力満点の走りを披露と、元気一杯。

ダディーズビビッド(2着、514㎏(-12㎏))<C>
この中間はCWで2週前、1週前と時計をマーク。1週前追い切りは、重心が高い走りで終いの伸びも甘く映った。

グレナディアガーズ(7着、474㎏(+4㎏))<B>
休み明け3戦目となるが、この中間は1週前にCWを単走で追われ時計は優秀。中2週での出走は初だが、終いの伸びは良く上積みはありそう。

ホープフルサイン(14着、510㎏(±0㎏))<D><除外対象馬>
骨折休養明け3戦目で、この中間坂路で速い時計は1本。前走時のパドックではまだ余裕がある馬体だったにもかかわらず、この中間もビッシリ追われていないあたり、疲れが抜け切れていないのかもしれない。




<前走:オーシャンS出走馬>(中2週)

ヴェントヴォーチェ(1着、514㎏(-4㎏))<A><優先出走馬>
大きな馬だが、休み明けの前走時は太め感なく好仕上り。中2週となる今回、1週前は馬なりでの調整も重心が低く手応え抜群の走りを披露してきた。良い状態をキープできている感じ。

ディヴィナシオン(2着、472㎏(-4㎏))<C>
使い詰めできていて、前走から中2週でこの中間1週前は軽めの調整。上積みは感じられない。

ナランフレグ(9着、498㎏(+15㎏))<B>
休み明けの前走時は、追い切りでは重さをのぞかせパドックでは緩さが感じられた。叩き2戦目となるこの中間、時計が出すぎないように助手騎乗で追い切られた1週前追い切りだったが、叩かれての上積みに期待がもてる内容を見せた。

オパールシャルム(15着、486㎏(+10㎏))<D>
速い時計の出る馬だが、1週前追い切りでは終いが甘く前走からの上積みは薄い。




<前走:シルクロードS出走馬>(中7週)

ナムラクレア(1着、472㎏(+6㎏))<A>
休み明けの前走時は、追い切りでもパドックでもやや余裕を感じさせていたが、この中間2週前、1週前と浜中騎手騎乗で長めから好時計。さらなる上積みが見込めるデキ。

ファストフォース(2着、526㎏(-12㎏))<B>
大型馬でこの中間もプールと坂路でかなり乗り込まれている。もともと調教では速い時計の出る馬だが、時計も優秀で調子は良さそう。

トウシンマカオ(4着、466㎏(+2㎏))<A>
この中間は、2週前、1週前と南Wで近走の中では一番の好時計をマーク。動きを見ても、追い出されてからの伸びが抜群で今回は出来が違う。

ウインマーベル(7着、480㎏(+12㎏))<C>
この中間も乗り込み豊富で、1週前追い切りの併せ馬でも先着。突き抜けるほどではないが、出来自体は良さそう。

キルロード(12着、508㎏(+2㎏))<D>
昨年の3着馬。これまで骨折が2度、ケガもあったりと大きな馬の割に使い込めないところがある。この中間も良い時計は出ているが、間隔が空いている割に本数は少なく、追われてからの反応も鈍い感じあり。




<前走:京都牝馬S出走馬>(中4週)

ロータスランド(3着、478㎏(-2㎏))<B>
昨年の2着馬。この中間も乗り込み豊富。1週前追い切りでは気合乗り良く、楽に先着していて引き続き出来良好に映る。

ボンボヤージ(12着、446㎏(+4㎏))<D>
1週前はPコースを単走で追われているが、前半はスピード感のある走りも後半は脚が鈍る感じで、時計ほど良くは見えない。

ウォーターナビレラ(14着、486㎏(+18㎏))<C>
叩き2戦目で前走時と比べると多少良くなっている感はあるが、首が高い走りで集中力に欠ける面が見られる。




<前走:その他のレース出走馬>

メイケイエール('22香港スプリント:5着、477㎏(-5㎏) 3ヶ月半)<C>
香港スプリントからの休み明けで乗り込み量は豊富。土曜日に速い時計を出す厩舎で良い時計も出ているが、1週前追い切りの動きを見るとこの馬としては大人しい走りとの印象。

ピクシーナイト('21香港スプリント:中止、528㎏(-10㎏) 1年3ヶ月)<D>
長期休養明けで、1週前はフラつき気味で良い時と比べるとまだまだの動き。この馬としては時計面でも物足りない。

トゥラヴェスーラ(阪神C:8着、496㎏(+4㎏) 3ヶ月)<B>
1週前追い切りでの動きを見るに、スピード感はあるが終いの伸びが甘いといった感触。差のない競馬が続いているが、決め手に欠ける感じ。

レディバランタイン(アクアマリンS:1着、472㎏(-2㎏) 中1週)<C><除外対象馬>
前走を勝って中1週で、軽めの調整。前走の追い切りでの時計もそれほど目立つものではなく、一気の相手強化は厳しい。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、アグリヴェントヴォーチェナムラクレアトウシンマカオの4頭をあげておきます。



◇今回は、高松宮記念編でした。
高松宮記念が行われる中京競馬場は、私の自宅から一番近くにある競馬場です。昔は車で3、4時間かかっていたのが今では交通の便がかなり良くなったことで、早ければ1時間半で着くことが可能になりました。昼まで予想していてもメインレースを競馬場で観戦できるほどで、距離は変わっていなくとも昔よりもさらに身近に感じる競馬場になりました。そんな中京競馬場も今年で70周年。オペックホースミホノブルボントウカイテイオーワグネリアンと4頭のダービー馬が、この競馬場からデビューしその他にも数多くの名勝負が繰り広げられてきました。今後も訪れる機会は多くなると思います。目の前で馬が走る身近な競馬場として、数多くの名馬に出会えることを期待したいと思います。


高松宮記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年11月18日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】キャリアを重ねながら一気に本格化するモーリス産駒/マイルCS展望
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エリザベス女王杯は大外枠のジェラルディーナが突き抜けて完勝。連続開催のAコースに加えて雨が降ったことで一気にタフ化&外伸び化した馬場を利して、勝ち馬以下、外を回した組が上位を独占した。

2着ライラック、同着のウインマリリン、4着アカイイト、5着ナミュールまでいずれも2ケタ馬番&外を回したことが好走に繋がった。逆に外枠から内にこだわったルビーカサブランカは実にもったいなかった。残念ながら6着に敗れたデアリングタクトはむしろ健闘といっていい内容で、次走以降に希望を持たせた。

勝ったジェラルディーナは父モーリス、そして母はジェンティルドンナ。血統背景からもデビュー時から注目を集めていたが、4歳秋を迎えてようやく本格化。前走のオールカマーで待望の重賞初制覇を果たすと、一気にG1も射止めてみせた。

考えてみればモーリス自身も早期から期待を集め2歳重賞でも1番人気に支持されるほどだったが、結局3歳シーズンは目立った活躍をできず、本格化は4歳になってから。怒涛の7連勝で春秋のマイルG1に加えて香港マイル、さらにはチャンピオンズマイルを制し、5歳秋には天皇賞(秋)香港カップと中距離G1タイトルを獲得した。

産駒も父に近い成長曲線をたどることが多く、ピクシーナイトは3歳春から活躍したものの、NHKマイルCでは見せ場なく敗れ、G1を制したのはやはり秋になってから。ジャックドールもクラシックには間に合わなかったものの、怒涛の5連勝で金鯱賞を制し、今後のさらなる活躍が期待されている。

これから…という意味ではラーグルフも注目の存在。ホープフルS3着と2歳時から素質の一端を見せたものの、クラシックでは出番がなく、ココからが本番といったところだろう。来年の今ごろは中距離重賞、あるいはG1戦線に再度乗ってきているかもしれない。

最近は休養を挟み目標へ向けて調整するパターンが主流になっているが、使いつつ力をつけて行く「反主流のモーリス産駒」の活躍には今後も期待したい。

~マイルCS展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末はマイルチャンピオンシップ。注目馬はコチラ。

ソウルラッシュ松山弘平騎手)

注目はソウルラッシュ&松山騎手。
春の安田記念では13着と大敗を喫しているが、有利な外枠から内に入れてしまい、3コーナー、さらに直線で再三の不利を受けてのもので度外視OK。もともと急坂コース向きのパワータイプで、重賞を制している阪神芝1600mはベスト条件だろう。荒れ馬場も向いており、前走から騎乗する松山騎手もソツがなく、外国人騎手相手でも互角の戦いを挑める。人気は中穴程度に留まりそうだが、好勝負になる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年10月7日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】メイケイエールの敗因/毎日王冠展望
閲覧 1,734ビュー コメント 0 ナイス 2


先週は秋G1開幕戦、スプリンターズSが行われた。

スプリンターズSは枠順と馬場状態がカギになる一戦。2年前はグランアレグリアがものすごく強く見えたかもしれないが、同じくらい強い競馬をしたのは内枠から踏ん張ったダノンスマッシュグランアレグリア、3着アウィルアウェイは展開馬場がハマっての好走でもあった。

昨年は一転して内枠先行競馬。サッと好位インを奪ったピクシーナイトが抜け出し、3着には最内枠のシヴァージ

同じレースでもまったく対照的な内容だったのが直近2年だが、今年は昨年同様の内枠先行馬場。というわけで、最終結論は2番枠の◎ジャンダルム。当コラムでの推奨馬から変えて当たった場合は一切触れないというのを基本的なルールにしているが、今回の場合は推奨したウインマーベルも来たので例外ということにする。

なにはともあれ、勝ったジャンダルムは内枠先行馬場を生かしての快走、幸運を味方につけた面も大きかった。2着ウインマーベルは7番枠だったが、さすが松山騎手という立ち回りで持ってきた。

期待されたメイケイエールは、残念ながら14着と大敗。ただ、今回は結果的に13番枠という外枠に加えて、最もロスを被る形の先行策になってしまった。かといって控えて馬群に入れて差して来る…というのも現在の馬場ではなかなか厳しいので、隊列や枠が合わなかった=メイケイエールの日でなかった、というのが敗因といえば敗因なのかもしれない。

右回りとか、中2週とか、メンタルとか、敗因は探せば何でも出てくる(出すことができる)ものだが、競馬は必ずしもすべてに明確な理由があるわけではなく、枠や馬場が合わなければよほどの名馬でもない限り(いや、よほどの名馬でも!)、意外なほどアッサリ負けてしまうものでもある。

なので、今回のメイケイエールの大敗は、

「そういうこともある」

というくらいでいいのではないか。写真集も発売され注目を集めたタイミングだっただけに期待した多くのファンは落胆も大きかったかもしれないが、また順調に使えればその能力を発揮してくれるはずだ。個人的にはまたスプリント戦以外でも見てみたいなと思わされたレースぶりでもあった。

毎日王冠展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は(特に嬉しくもないが)3日間開催。秋の東京開幕週恒例の毎日王冠が行われる。注目したいのはこの馬。

レイパパレ川田将雅騎手)

昨年の大阪杯を制して以降はやや迷走気味だが、不向きな条件を使われ続けている面もある。持久力を問われる2200mはそもそも合わず、前走のヴィクトリアマイルは外枠に加えてスタート直後に落馬寸前のアクシデントがありその後先行するまでに脚を使ってしまった。もともとスピードが武器で、本年も金鯱賞大阪杯ではキッチリ2着と好走しておりまだまだ衰える段階ではないだろう。開幕週の1800mは合うはず。久々に持ち味を発揮できる条件が揃った。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年3月18日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】モーリス産駒、父譲りの成長曲線/阪神大賞典展望
閲覧 1,630ビュー コメント 0 ナイス 1



先週末の金鯱賞ジャックドールが勝利。

スンナリ先手を取ると、直線も余力十分に抜け出しこれまで通りの完勝、5連勝で重賞初制覇を成し遂げた。2着は昨年の大阪杯覇者レイパパレレイパパレは昨年、破竹の連勝で大阪杯に挑みコントレイルを完封する圧勝だったが、今年は新たなスター候補が勢いのまま大阪杯に挑むことになりそうだ。

もっとも、大阪杯には圧倒的な主役として現役最強馬・エフフォーリアが控えている。今から直接対決が楽しみになって来た。

~父同様に3歳夏以降に上昇するモーリス産駒

ジャックドールは血統的にも注目。父はモーリスモーリス自身はデビュー戦で素質の高さを見せる圧勝を飾り、2戦目の京王杯2歳Sでは1.5倍という支持を集めた馬。だがそこで敗れると、3歳春時点では1勝を上積みしたのみ、本格化たのは古馬になってからだった。

モーリス産駒を見ていると父同様に3歳夏を過ぎてから、あるいは古馬になって一気に成長するタイプが多い。

現時点での代表産駒といえるピクシーナイトも、3歳早々にシンザン記念を制したものの、NHKマイルCでは12着と惨敗。本格化したのは秋になってからで、重賞2着を続けた後スプリンターズSを制した。母ジェンティルドンナの産駒としても期待が大きいジェラルディーナも、やはり本格化は3歳夏以降。3歳前半までは6戦1勝という平凡な戦績だったが、夏の小倉で1勝クラスを脱出すると、そこから3連勝。今や重賞戦線で勝ち負けまであと一歩のところまで来ている。

シゲルピンクルビールークズネストといった面々も3歳春G1では通用しなかったがまだ成長の余地がありそうだし、ノースブリッジルペルカーリアなど、今後が楽しみな素質馬も多く控えている。基本的に初年度産駒は育成が難しくなかなか大物が出にくいのが通例だが、モーリスに関していえばノウハウが蓄積された段階でまだ成長の余地を残しているタイプが多く、今後の飛躍にも期待できそうだ。馬券的には本格化のサインを見逃さないことだろう。モーリスがそうだったように、ある時期から急激に力をつけて行く印象があり、これはその父スクリーンヒーローや、そのもう一頭の代表産駒・ゴールドアクターにも通ずる特徴でもあった。

阪神大賞典展望

さて、今週末は3日間開催。4つの重賞が行われる盛りだくさんの週末となるが、こちらでは阪神大賞典を取り上げたい。注目はこの馬。

ユーキャンスマイル藤岡佑介騎手)

注目はユーキャンスマイル藤岡佑介騎手。もうずいぶんベテランの印象もあるがまだ7歳。一昨年の覇者、昨年は2着。しかも、まったく異なる馬場状態で結果を出しているのは心強い。さすがに秋のG1では通用しなかったが、自分の能力分だけはキッチリ毎回走る馬。今年はディープボンド以外はこれといった強敵はいないので、この馬の実績を素直に評価したい。

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2021年10月8日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】最終週まで内有利が続いた中山芝/毎日王冠展望
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スプリンターズSピクシーナイトが完勝。4番枠から好スタートを切りサッと好位のインを取れた時点でほぼ勝負ありだった。2着に先行したレシステンシア、3着には最内枠の伏兵・シヴァージが突っ込んで来て、今回歳の中山芝を象徴するような内枠決着となった。

かねてから書いているが、近年の中山芝は再びかつてのような内枠有利が目立つようになっている。最終週は台風の影響も気にはなったが、金曜の大雨、さらに土曜夜の雨があっても、馬場発表こそ非良馬場になったものの、実態に大きな変化はなかった。

スプリンターズS含め、4回中山はほぼ全日イン有利

4回中山芝を見る上で重要だったのは3週目の土曜日。この日は意外と外からの差しが決まっており、

「そろそろ外が伸び始めたか?」

と思いたくなる1日だったが、私自身この日の馬場について、

「記録だけ見れば差しも届いていたが、タフな馬場ではなくスピードが生きる馬場。外差しは利きづらい」

と書いた。なぜかというと、例えば直線だけ見れば派手な外差しが決まったように見えた土曜9Rのカンナステークスは明らかに内の先行馬が弱かった。むしろ逃げたジャスパークローネ、好位インのインプロヴァイザーが3~4着したことを評価すべきで、馬場の内が悪いから外からの差しが届いたわけではなかった。実際1~2着は人気馬。

馬場読みは直線の映像の印象に影響されがちだが、このように個別事例を精査すると例外はいくらでもあり、内が良い馬場でも外からの差しが届くケースも多々ある。そして、レース映像により強烈な印象だけが残ってしまい、以後の馬場判断に誤りを生じさせる。

終わってみれば開幕週からスプリンターズSまでの9日間の開催はほぼ一貫して内有利。それは以下のデータを見ても明らかだ。

4回中山芝 1~6番枠 38勝/324頭 勝率 11.7%
4回中山芝 13番~18番枠 3勝/121頭 勝率 2.5% 

今週末からは秋の東京開催がスタートするが、4回中山芝はほぼ全日イン有利と記憶しておくことは、今後の秋競馬を予想する上で大いに役に立つはずだ。

毎日王冠の注目馬

さて、今週末からはいよいよ秋の東京開催がスタートする。開幕週のメインは伝統のG2毎日王冠。ココではいつも通り注目馬を一頭挙げておきたい。

シュネルマイスター(ルメール騎手)

NHKマイルカップを制し、古馬相手の安田記念でも3着と健闘、それ以来の復帰戦となるシュネルマイスター。キングマン産駒で本質的には1800mはやや長い可能性もあるが、同世代戦とはいえ弥生賞で2000mまでこなしていることを考えれば、開幕週の東京1800mなら問題ないだろう。鞍上のルメール騎手は距離を持たせる技術に長けているジョッキー。初戦から好勝負になるだろう。

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ピクシーナイトの口コミ


口コミ一覧

ペリファーニア

 🍀マリー 2023年5月21日() 16:32

閲覧 49ビュー コメント 0 ナイス 7

いや~、、ポロ負けでしたが、やってほしい競馬を武史くんはしっかりとやってくれました。
イメージ通りでした。
だから個人的には全く不満はありません、、、納得しています。

でも、これで二桁着順なので秋華賞も全くもって無理だと思います。


私は以前から書いてきたように、この馬は牝馬版ピクシーナイトだと思っているので、出来れば1,200~1,400mを主体に競馬をさせてほしい、、、。
もっと成長して完成してくればマイルでも安定して能力は出せると思うが、現状だとマイルでもやや厳しさを感じる。

今後、関係者一同がどのように考えて育てていくのかはわかりませんが、私には見守ることしか出来ません、、、。
出来れば来年の秋には得意の中山でスプリンターズSを走っていることが理想ですねー。

今年のに間に合えば最高ですが、さすがに厳しいかな…、、?
それに関係者の皆さんもそこまで距離適性を下げてくるだけの覚悟は持てないかもしれないし、、、。

クラシックは終わりましたし、気持ちを切り替えて今後のペリの活躍を北の地から応援したいと思います。


本日はペリファーニア、関係者の皆様お疲れ様でした。m(_ _)m

 ネアルコとハイペリオ 2023年5月13日() 15:52
騎手替えてくれ
閲覧 106ビュー コメント 0 ナイス 2

トゥラベスーラもろに馬群に飲まれたな、位置取りが下手すぎる。馬の実力がいくらあっても勝てないよそれじゃあ。実力だけならG1級なんだがな。良馬場だったからレッドモンレーヴが無難に勝ったね。ダノンスコーピオンとピクシーナイトは予想通り危険な人気馬だったな

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 末三 2023年5月13日() 11:21
明日の第18回ヴィクトリアマイル資金を稼ぎだせ♪ 末三の第68...
閲覧 240ビュー コメント 0 ナイス 5

今日は昼からミニバスの練習なので、午前中ゆっくり

まったりとブログを更新している末三です。

  (;^_^A アセアセ・・・


では、さっそく。

 ヽ( ´ ▽ ` )ノ 


土曜 11R 東京 第68回 京王杯スプリングCより

【末三調教評価】

A評価 ・・・ カルリーノ トゥラヴェスーラ ピクシーナイト

B評価 ・・・ ウインマーベル グラスミヤラビ ダノンスコーピオン

C評価 ・・・ ごめんなさい、その他の出走馬たち。


【末三予想】

◎  9 番 ピクシーナイト

○  1 番 ダノンスコーピオン

▲  8 番 トゥラヴェスーラ

馬券は3連複6頭ボックス9-1-8-7-10-18番で

さぁ、それでは張り切っていってみよっ

 (* ̄0 ̄)/ オゥッ!!

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コメント一覧
2:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年11月23日(月) 12:41:08
関係
1:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年11月23日(月) 01:56:16
ジャ、鉄板

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2023年5月13日京王杯スプリングC G28着
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2023年5月13日 京王杯スプリングC G2 8着
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