ピクシーナイト(競走馬)

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ピクシーナイト
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写真一覧
抹消  鹿毛 2018年5月14日生
調教師音無秀孝(栗東)
馬主有限会社 シルクレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績14戦[3-2-1-8]
総賞金22,764万円
収得賞金10,800万円
英字表記Pixie Knight
血統 モーリス
血統 ][ 産駒 ]
スクリーンヒーロー
メジロフランシス
ピクシーホロウ
血統 ][ 産駒 ]
キングヘイロー
ラインレジーナ
兄弟 フェーングロッテンヴィディア
市場価格
前走 2023/12/23 阪神カップ G2
次走予定

ピクシーナイトの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/12/23 阪神 11 阪神カップ G2 芝1400 173614.8615** 牡5 58.0 B.ムルザ音無秀孝B 532
(+2)
1.20.2 0.935.9ウインマーベル
23/10/01 中山 11 スプリンター G1 芝1200 162316.078** 牡5 58.0 戸崎圭太音無秀孝B 530
(-4)
1.08.6 0.634.6⑧⑧ママコチャ
23/09/10 阪神 11 セントウルS G2 芝1200 156106.648** 牡5 58.0 戸崎圭太音無秀孝 534
(+10)
1.07.7 0.532.9⑪⑩テイエムスパーダ
23/05/13 東京 11 京王杯SC G2 芝1400 18598.958** 牡5 58.0 戸崎圭太音無秀孝 524
(-6)
1.20.7 0.433.5⑤⑤レッドモンレーヴ
23/03/26 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 1861117.4813** 牡5 58.0 戸崎圭太音無秀孝 530
(+2)
1.12.9 1.436.4⑬⑪ファストフォース
21/12/12 香港 5 香港スプリン G1 芝1200 12--------** 牡3 57.0 福永祐一音無秀孝 528
(--)
-- ------スカイフィールド
21/10/03 中山 11 スプリンター G1 芝1200 16245.331** 牡3 55.0 福永祐一音無秀孝 538
(+2)
1.07.1 -0.333.4レシステンシア
21/09/12 中京 11 セントウルS G2 芝1200 178154.622** 牡3 54.0 福永祐一音無秀孝 536
(+8)
1.07.2 0.033.3⑥⑥レシステンシア
21/07/04 小倉 11 CBC賞 G3 芝1200 137114.422** 牡3 53.0 福永祐一音無秀孝 528
(-4)
1.06.1 0.133.3⑦⑥ファストフォース
21/05/09 東京 11 NHKマイル G1 芝1600 1881815.1612** 牡3 57.0 福永祐一音無秀孝 532
(+2)
1.32.9 1.336.0シュネルマイスター
21/04/17 阪神 11 アーリントン G3 芝1600 18484.324** 牡3 56.0 福永祐一音無秀孝 530
(-6)
1.34.6 0.435.4ホウオウアマゾン
21/01/10 中京 11 シンザン記念 G3 芝1600 1571213.041** 牡3 56.0 福永祐一音無秀孝 536
(-2)
1.33.3 -0.235.2ルークズネスト
20/11/23 阪神 9 秋明菊賞 1勝クラス 芝1400 11332.713** 牡2 55.0 福永祐一音無秀孝 538
(+10)
1.21.7 0.435.8⑩⑨ブルースピリット
20/09/26 中京 5 2歳新馬 芝1400 11781.711** 牡2 54.0 福永祐一音無秀孝 528
(--)
1.23.4 -0.134.6⑤⑤エアシュラブ

ピクシーナイトの関連ニュース

2021年のスプリンターズSを制したピクシーナイト(栗東・音無秀孝厩舎、牡5歳、父モーリス、母ピクシーホロウ)が23日の阪神カップ15着を最後に現役を引退し、来年から北海道日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬入りすることが分かった。所有するシルクホースクラブが27日、ホームページで発表した。

同馬は2020年9月にデビューし、21年1月のGⅢシンザン記念で重賞初制覇。同年夏からスプリント路線にシフトし、スプリンターズSを2馬身差で圧勝してGⅠ初制覇を飾った。しかし、同年12月の香港スプリントで多重落馬事故に巻き込まれ、左前脚を骨折。1年以上の休養をへて昨年3月の高松宮記念(13着)で復帰したが、その後は勝ち星を挙げることができなかった。通算成績は14戦3勝(うち重賞2勝)で、総賞金は2億2764万2000円。

【阪神C】レースを終えて…関係者談話 2023年12月24日() 06:10

◆ムーア騎手(グレナディアガーズ2着)「スタートの反応はいい馬だけど、そこからスピードに乗るまで時間がかかりますね。中団より後ろから運び、直線は素晴らしい末脚を使ってくれました」

◆ルメール騎手(アグリ3着)「内でスムーズにいい競馬ができました。ラストはよくきてくれましたが、最後の50メートルで疲れた感じでした」

◆岩田望騎手(グレイイングリーン4着)「3着馬の後ろで余力を残してゴールした感じでした。1400メートルも良かったです」

◆川田将騎手(ママコチャ5着)「ゲートでおとなしすぎましたし、道中も進んで行かず4コーナーでも手応えがなかったです。本来の姿ではありませんでした。また改めてですね」

◆岩田康騎手(ロータスランド6着)「走っているけどね。アグリのところを走れていれば。それでも、まだまだいけそうですね」

◆菅原明騎手(ララクリスティーヌ7着)「きょうは内枠が欲しかったですね。差もないですし、よく頑張ってくれています」

◆松岡騎手(ウイングレイテスト8着)「外からいったぶん、脚がたまり切りませんでした。内枠ならまた違っていたと思います」

◆浜中騎手(ダディーズビビッド9着)「骨折(休養)明けで久々でしたからね。順調に使っていければ、という感じでした」

◆角田河騎手(エイシンスポッター10着)「変わらずのポジションになりました。直線でスムーズなら、という感じでした。それでも強いメンバーを相手にそこまで着差のない競馬をしてくれていますからね。スムーズではなかったところは反省して、次に生かせればと思います」

◆秋山真騎手(ルプリュフォール11着)「展開待ちのところはありますからね」

◆吉田隼騎手(アサヒ12着)「ゲートのタイミングが合いませんでした。阪神カップの1400メートルは少し忙しい感じがありました」

◆団野騎手(ダノンスコーピオン13着)「ブリンカーを着けて、雰囲気良く運べました。前走同様、直線で気持ちがなえたのか、最後はやめてしまいようなところがありました」

◆M・デムーロ騎手(エエヤン14着)「いつも速いけど、スタートは決まりました。でも本気を出していません。ひとつも伸びていません。走りはきれいですが、競馬で頑張りません」

◆ムルザバエフ騎手(ピクシーナイト15着)「調子は良く、レースに向き合っていました。ブリンカーも効き過ぎていました。むきになって走っていました。それでもいい気持ちを見せてくれました」

◆和田竜騎手(ミッキーブリランテ16着)「いいところに付けられましたが、伸びませんでした」

◆坂井騎手(ホウオウアマゾン17着)「まだいいときの感じに戻っていません。こんなに負ける馬ではないのですが…」

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【ROBOTIPの勝率予測】阪神C2023 馬券対象8頭の混戦模様!競走馬勝率予測の中心はグレナディアガーズ 2023年12月22日(金) 17:00

こんにちは!ROBOTIP開発プロジェクトメンバーの曹操です。

今回の担当は阪神カップ G2です。毎年G1級の好メンバーが揃う当レースですが、今年も骨っぽいメンツがズラリ。予想にも頭を悩ませそうですね。勝率予測はどのような結果となっているでしょうか。

曹操ROBOTIPの基本設定は「競走馬」の能力指数を100%とし、適性は「距離適性」と「周回方向適性」のみを配合、補正は「斤量」「調教評価」「厩舎評価」の補正をONにします。

これによって弾き出された勝率予測は以下の通りです。

曹操ROBOTIPが弾き出した阪神カップ全馬の勝率
(順位・馬番・馬名・勝率)
グレナディアガーズ  14.14%
ママコチャ      14.09%
アグリ        10.03%
ロータスランド    9.07%
エイシンスポッター  8.37%
ララクリスティーヌ  7.17%
ピクシーナイト    6.55%
ウイングレイテスト  6.05%

ウインマーベル    5.76%
ダディーズビビッド  5.56%
ホウオウアマゾン   3.09%
ルプリュフォール   2.46%
ミッキーブリランテ  1.83%
ダノンスコーピオン  1.66%
グレイイングリーン  1.66%
エエヤン       1.62%
アサヒ        0.88%

一昨年の当レース勝ち馬で昨年は2着の⑩グレナディアガーズが首位となりました。これに⑬ママコチャが僅差で続きます。平均勝率(17頭立ての場合は5.88%)を上回る馬のみを馬券対象にするので、上位8頭がその対象です。

上位8頭の勝率の差を鑑みて隊列にすると以下の通りです。
  ⑩⑬ > ⑭⑮⑨⑫⑥⑰

馬券は勝率で少し抜けた2頭の馬連⑩-⑬と、⑩⑬の2頭軸から対象馬へ流した3連複、合計10,000円で勝負します。

馬連
⑩-⑬ 2,200円
3連複(軸2頭ながし)
⑩⑬-⑭⑮⑨⑫⑥⑰ 各1,300円

合計10,000円


**************************************
ROBOTIPは自分の競馬予想理論に従って6つの能力指数(競走馬・騎手・血統・調教師・馬主・生産者)と、5つの適性(距離・トラック・馬場状態・周回方向・G前の坂)を自由に配合して出走馬の勝率を予測するロボットです。
ROBOTIPはウマニティに会員登録(無料)すると無料でご利用頂けます。
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【重賞データ分析】阪神C2023 連軸候補筆頭はウイングレイテスト、ほかララクリスティーヌら全6頭が減点ナシ 2023年12月22日(金) 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!阪神カップ・データ分析 をお届けします!


【馬齢】
2013年以降(過去10年)の1~3着馬延べ30頭の馬齢を見ると、3歳から7歳までの範囲。ただし、7歳の2着連対圏入りは、阪神芝1400mのG2競走において2着以内の連対経験があった馬に限られる。その点には注意したい。

(減点対象馬)
ミッキーブリランテ ⑤ルプリュフォール

【性別】
2013年以降の性別成績は、牡・せん馬【7.9.8.116】、牝馬【3.1.2.26】。勝率、連対率、複勝率のいずれも後者が上回っている。その一方で、牝馬の2着連対圏入りは、前年以降に阪神芝の重賞で1着経験があった馬のみ。覚えておきたい傾向といえよう。

(減点対象馬)
ママコチャ

【前走着順】
前走の着順に関してはG1・Jpn1なら不問だが、それ以外であれば6着以内が一応の目安。2013年以降、この条件を満たしていなかった前走非G1・Jpn1組は、2着連対圏に達していない。

(減点対象馬)
ミッキーブリランテ ⑪ホウオウアマゾン

【近走成績】
2013年以降、近2走ともに1400m以下のレースで3着以下敗退、なおかつ前回より斤量が増加していた馬の好走(3着以内)例は皆無。また、近2走ともG1・Jpn1以外のレースで4着以下に敗れていた馬が、2着連対圏に入ったケースはゼロとなっている。

(減点対象馬)
ミッキーブリランテ ④ウインマーベル ⑤ルプリュフォール ⑦ダディーズビビッド ⑨エイシンスポッター ⑩グレナディアガーズ

【重賞実績】
2013年以降の1~2着馬延べ20頭はいずれも、前年以降に芝の重賞で2着以内に入った経験があった。この条件に合致しない馬は、評価を控えめにしたほうがよさそうだ。

(減点対象馬)
ルプリュフォール ⑥ピクシーナイト ⑧グレイイングリーン ⑨エイシンスポッター ⑯アサヒ


【データ予想からの注目馬】
上記5項目で減点がないのは、①ダノンスコーピオン、③エエヤン、⑫ララクリスティーヌ、⑭アグリ、⑮ロータスランド、⑰ウイングレイテストの6頭。

連軸候補の1番手には、⑰ウイングレイテストを推す。2013年以降、同年のスワンS勝ち馬は【1.0.2.2】。そのうち、直行馬に限れば【1.0.1.0】と崩れていない。引き続き相応の警戒が必要だろう。

過去10年の性別成績で上位の牝馬に該当する、⑫ララクリスティーヌ、⑮ロータスランドも侮れない存在。ほか、①ダノンスコーピオン、③エエヤン、⑭アグリらにも気を配っておきたい。

<注目馬>
ウイングレイテスト ⑫ララクリスティーヌ ⑮ロータスランド ①ダノンスコーピオン ③エエヤン ⑭アグリ

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【阪神C】レース展望 2023年12月18日(月) 14:33

阪神では土曜メインに阪神C(23日、GⅡ、芝1400メートル)が組まれている。札幌記念と並ぶ定量のスーパーGⅡでグランアレグリアキンシャサノキセキイスラボニータなどのGIホースが過去の優勝馬に名を連ねており、今年も好メンバーがそろった。

ママコチャ(栗東・池江泰寿厩舎、牝4歳)はスプリンターズSマッドクールとの追い比べを制し、全姉ソダシとの姉妹GI制覇を達成した。勝ったとはいえ、1200メートルは少し忙しい印象があり、身上の瞬発力をフルに発揮できるのは今回の距離。ただ、スプリンターズS以来のレースで間隔もあき、時期的なこともあってなかなか馬体が絞れない様子。当日の馬体重には注目したい。

グレナディアガーズ(栗東・中内田充正厩舎、牡5歳)は一昨年の勝ち馬で、昨年は2着と好相性。前走のスワンSは4コーナーで大きく外を回らされたロスが痛かった。それでも後方追走から直線で6着まで追い上げたのだから地力は確か。得意の舞台で巻き返しを期す。

ウイングレイテスト(美浦・畠山吉宏厩舎、牡6歳)は、スワンSの勝ち馬。4コーナーを回ったところで早々と先頭に立ってそのまま押し切った。好位からしっかり伸びるレース運びは安定感があり、ここも好勝負だろう。

ララクリスティーヌ(栗東・斎藤崇史厩舎、牝5歳)はスワンSで2着。ゴール前の脚も力強かった。阪神は3戦【1・1・0・1】と得意で、有力候補だ。

この舞台で阪急杯を制しているアグリ(栗東・安田隆行厩舎、牡4歳)、一昨年のスプリンターズSの覇者ピクシーナイト(栗東・音無秀孝厩舎、牡5歳)、7カ月ぶりでも好仕上がりのダディーズビビッド(栗東・千田輝彦厩舎、牡5歳)などにも注意が必要だ。

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【先取り!重賞出走馬最速診断】阪神C2023 グレナディアガーズの復活は如何に? 好走メンバー集結で激戦必至! 2023年12月18日(月) 11:00


週末の的中へ向け、いち早く重賞の出走予定馬を先取り! 今回は阪神カップに出走予定の10頭を診断します。


アグリ
1勝クラスから4連勝で今年の阪急杯を制覇。前半3ハロン33秒9、前がかりの展開を番手から抜けた。走破時計1分19秒5は優秀。高松宮記念7着は外差しの不良馬場を先行、セントウルSは前有利の開幕週を追い込んでの2着。前走のスプリンターズS7着も、前有利の流れで展開が向かず。得意舞台で巻き返しを。

ウイングレイテスト
今年のスワンS勝ち馬。前半3ハロン34秒1の平均ラップを番手につけ、直線は早め先頭から押し切った。ひとつ前の京成杯AHも、番手から2着。4走前、4着の米子Sが強い競馬で、ハイラップを前々からよく粘っている。速い流れを前受けする形で良さが出るため、飛ばす馬がいてほしい。

エイシンスポッター
直近13戦中上がり最速9回、2位3回と、しまいは堅実に脚を使う。秋は着順こそ低調ながら、CBC賞6着とセントウルS7着は前有利の開幕週。スプリンターズS11着も前有利の流れ。前走、最終週の京阪杯は、上がり最速32秒2の脚で追い込み3着へ巻き返した。他力本願のきらいはあるが、ハマれば怖い。

エエヤン
今年のニュージーランドT勝ち馬。雨の残る力のいる馬場、緩みないラップになるなか、力みながらの追走。それでも、勝負所は楽に進出し、1馬身1/4差をつける完勝。中山マイルでは3戦3勝。その後はNHKマイルC9着、毎日王冠8着、マイルCS10着も、距離短縮で良さが出そうな感じはある。変わり身に期待。

グレナディアガーズ
一昨年の阪神C勝ち馬で、昨年も2着。内回り、かつスタートから平坦、下りの続く独特のコースが合う。それだけに、今年の阪急杯1番人気7着は案外な結果。一応、馬群の外を回る形ではあったが……。高松宮記念5着、スワンS6着はともに出負けしており、まだ見限れない。得意舞台で巻き返したい。

ピクシーナイト
一昨年のスプリンターズS勝ち馬。3歳馬による当レース勝利は、実に14年ぶり。前半3ハロン33秒3は、極端な速さではなく、2枠4番からロスなく立ち回っての勝利。ただ、2着に2馬身差をつけ、勝ち時計1分7秒1も優秀。次戦の香港で落馬事故に巻き込まれ、復帰後4戦は掲示板に載れず。きっかけを掴みたい。

ホウオウアマゾン
一昨年のアーリントンC勝ち馬。古馬になり、4度の馬券内好走は、スワンS3着、阪神C2着、マイラーズC2着、阪急杯3着と、いずれも阪神競馬場。今年の阪急杯3着は、4戦連続2桁着順からの一変だった。前で受けてしぶとく、安定した先行力は魅力。ここも前々から運び、再度の一変を狙う。

ララクリスティーヌ
菅原騎手とのコンビで【3-3-0-2】。着外の2回は、今年のヴィクトリアM14着と関屋記念9着。前者は道中折り合いを欠き、相手も強かった。後者は緩めの流れを先行しており、物足りない内容ながら休み明け。前走のスワンSでは2着と巻き返し、気性的な面からも距離は1400mが良さそう。相手強化でどこまで。

ママコチャ
桜花賞ソダシの妹で、自身はスプリンターとして完成してきた。3走前の安土城Sは、好位抜け出しの完勝。勝ち時計1分19秒0は、かなり速い。初スプリントの北九州記念2着は、4角で手綱を引く不利。前走のスプリンターズSは、G1にしては緩い流れを、好位から運んでモノにした。距離延長で我慢が利けば。

ロータスランド
昨年の京都牝馬S勝ち馬。前半3ハロン34秒3、緩めの流れを番手につける形。展開は向いたものの、走破時計1分19秒7は優秀。2度目の古馬G1挑戦となった次戦・高松宮記念でも2着に走った。今年の良績は、京都牝馬S3着、前走のスワンS3着。いずれも外枠から直線インを突く、岩田(康)騎手らしい競馬。枠運に恵まれれば。


(文・垣本大樹)

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先週は東西でG2が行われた。

オールカマーローシャムパークが勝利。ルメール騎手らしい外からジワっと押し上げるスムーズな競馬で、最後は逃げ粘るタイトルホルダーを交わして抜け出した。これで函館記念に続く重賞2勝目。跳びが大きいので、函館芝2000mよりも中山芝2200mの方が合っていた。すぐにG1で…となるとまだ連戦への不安などもあり騎手の問題も出てくるだろうが、それでも将来性は間違いなさそうだ。

また、今年のオールカマーは負けた馬たちにも注目。

タイトルホルダーはまだ状態面で上積みがありそうだし、この日の馬場は決して内有利ではなかった。地力を証明した2着といえる。3着ゼッフィーロの操縦性の高さは相手強化への対応力を感じるもので、4着マリアエレーナも豊富なスタミナを示し、エリザベス女王杯なら、と思わせる内容だった。5着ガイアフォースセントライト記念を勝っているとはいえ現状は2000m以下の方が良さそう。相手関係を考えればやはりマイルの方が可能性があると思うので、マイルCS路線なら注目。6着ジェラルディーナは脚を余した印象で、こちらも馬場次第ではまだ巻き返しがある。

西の神戸新聞杯サトノグランツが久々の一戦を制したが、こちらは馬もさることながら、川田騎手がねじ伏せたという印象も強かった。川田騎手は先週の日曜だけで5勝。簡単に勝っているように見えるかもしれないが、先週阪神ダートの難しい馬場、難しい枠でも上手くリカバリーしていたし、接戦を制した神戸新聞杯ミッキーゴージャスで制した夕月特別も一瞬の判断力が光った。

以前は力強さの負の側面として荒々しさもあったが、今は本当に臨機応変、あらゆる状況に対応してくる。今夏の新潟や小倉でも、川田騎手がスポット参戦し多くの勝ち星を拾っていくシーンを見たが、今後もこれが日常になるのかもしれない。それだけ今の川田騎手にはスキがない。

データを見ても秋開催が始まり3週が過ぎたが、3週連続で川田騎手騎乗馬の複勝回収率はプラス。端的にいえば、

「川田人気を背負いながら、それ以上に馬の能力を引き出している」

という素晴らしい状況が続いているのだ。

それでは最後に先週からの狙い馬と、今週末の注目馬を。

【次走狙い馬】 9/23(土)中山12R サーマルソアリング 1番人気1着

好位抜け出し完勝、ちょっとモノが違う勝ちっぷりで重賞級! 派手な勝ちっぷりなのであえて挙げる意味もないかもしれないが、それを踏まえても好内容。バランスも良く不発も少ないタイプと見え、ラストも伸びるのでオープンまでは問題なく突破できるはず。順調に行ってほしい。

~今週末の注目馬~

今週はスプリンターズSから。

ピクシーナイト戸崎圭太騎手)

注目はピクシーナイト戸崎圭太騎手。
前走は開幕週の立ち回り戦で伏兵テイエムスパーダが逃げ切る流れ。後方からでは見せ場なく敗れたのも仕方ないが、直線モタれながらもギアが入ってからは鋭く伸びて復調気配を見せていた。一昨年制した際のような立ち回り勝負ではなく、末脚勝負でも対応できそう。馬場や枠順には左右されるだろうが、ハマればそろそろ一撃があるかもしれない。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年4月7日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】クラシック前に急成長するドゥラメンテ産駒/桜花賞展望
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大阪杯武豊騎手騎乗のジャックドールが逃げ切り勝ち。最後は追い上げて来たスターズオンアースの追撃をハナ差振り切った。

ジャックドールモーリス産駒。同産駒からはピクシーナイトジェラルディーナに次いで3頭目のG1ウィナーの誕生となった。モーリス産駒は、父がそうであったように、3歳秋以降、あるいは古馬になってからの成長力が武器。今回の大阪杯に出走していたジャックドールジェラルディーナのほか、ノースブリッジラーグルフはいずれも3歳時点では重賞勝ちまであと一歩及ばず、古馬になって飛躍した。

また、力の要る馬場に強いのも特徴で、恐らく父自身がそうであったように海外の馬場への適性も高い。現状はまだ目立った成績を残せていないが、上記の馬たちや今後出てくる大物産駒が、海外で活躍する日も近いのではないか。個人的にはジャックドールも是非2000m路線の海外G1に挑んでほしいと思っている。東京芝2000mでのスピード比べでは切れ負けしても、香港や欧州の力の要る馬場なら十分好勝負になるはずだ。

一方クラシックシーズンに一気に力をつけてくるのが、今週末の桜花賞に多くの有力馬を送り出すドゥラメンテ産駒だ。

昨年はスターズオンアースが重賞でなかなか勝ち切れない中で桜花賞に出走し見事に勝利。タイトルホルダーも弥生賞で当時無敗で断然の支持を集めていたダノンザキッドを撃破。両馬のその後の成長&飛躍はもはや説明不要だろう。

今年はリバティアイランドが阪神JFを制して桜花賞へ参戦。父ドゥラメンテ自身も共同通信杯2着から皐月賞日本ダービーを制して2冠馬となったように、産駒もこの時期の上昇度は見逃せない。

~今週末の注目馬~

というわけで、今週末の桜花賞の展望へ。もちろん前述したドゥラメンテ産駒のリバティアイランドには注目だが、恐らく断然の人気。それ以外から選ぶならば、この馬に注目したい。

シングザットソング岩田望来騎手)

注目はシングザットソング岩田望来騎手。

前走のフィリーズレビューで重賞初制覇を成し遂げたこちらもドゥラメンテ産駒。デビュー戦勝利後は足踏みが続いたが、前走はこれまでの差す競馬から一転、好位からの安定した立ち回りを見せた。自在性を備えたことは本番へ向けて大きな収穫といっていい。前述通りこの時期に成長を見せるドゥラメンテ産駒で、デビュー戦ではマイルで結果を出しているように距離延長に不安がないのも強み。フィリーズレビュー組ということで桜花賞ではやや疑いの目で見られるかもしれないが、今年のシングザットソングは勝ち負けする能力アリとみている。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年3月23日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 高松宮記念2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


3月26日(日)中京11R 第53回高松宮記念 (4歳以上G1・芝1200m)



【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)


<前走:阪急杯出走馬>(中2週)

アグリ(2着、496㎏(+2㎏))<A><優先出走馬>
中2週での出走は初めてとなるが、この中間プールと坂路でほぼ毎日調整されていて、1週前の坂路でも迫力満点の走りを披露と、元気一杯。

ダディーズビビッド(2着、514㎏(-12㎏))<C>
この中間はCWで2週前、1週前と時計をマーク。1週前追い切りは、重心が高い走りで終いの伸びも甘く映った。

グレナディアガーズ(7着、474㎏(+4㎏))<B>
休み明け3戦目となるが、この中間は1週前にCWを単走で追われ時計は優秀。中2週での出走は初だが、終いの伸びは良く上積みはありそう。

ホープフルサイン(14着、510㎏(±0㎏))<D><除外対象馬>
骨折休養明け3戦目で、この中間坂路で速い時計は1本。前走時のパドックではまだ余裕がある馬体だったにもかかわらず、この中間もビッシリ追われていないあたり、疲れが抜け切れていないのかもしれない。




<前走:オーシャンS出走馬>(中2週)

ヴェントヴォーチェ(1着、514㎏(-4㎏))<A><優先出走馬>
大きな馬だが、休み明けの前走時は太め感なく好仕上り。中2週となる今回、1週前は馬なりでの調整も重心が低く手応え抜群の走りを披露してきた。良い状態をキープできている感じ。

ディヴィナシオン(2着、472㎏(-4㎏))<C>
使い詰めできていて、前走から中2週でこの中間1週前は軽めの調整。上積みは感じられない。

ナランフレグ(9着、498㎏(+15㎏))<B>
休み明けの前走時は、追い切りでは重さをのぞかせパドックでは緩さが感じられた。叩き2戦目となるこの中間、時計が出すぎないように助手騎乗で追い切られた1週前追い切りだったが、叩かれての上積みに期待がもてる内容を見せた。

オパールシャルム(15着、486㎏(+10㎏))<D>
速い時計の出る馬だが、1週前追い切りでは終いが甘く前走からの上積みは薄い。




<前走:シルクロードS出走馬>(中7週)

ナムラクレア(1着、472㎏(+6㎏))<A>
休み明けの前走時は、追い切りでもパドックでもやや余裕を感じさせていたが、この中間2週前、1週前と浜中騎手騎乗で長めから好時計。さらなる上積みが見込めるデキ。

ファストフォース(2着、526㎏(-12㎏))<B>
大型馬でこの中間もプールと坂路でかなり乗り込まれている。もともと調教では速い時計の出る馬だが、時計も優秀で調子は良さそう。

トウシンマカオ(4着、466㎏(+2㎏))<A>
この中間は、2週前、1週前と南Wで近走の中では一番の好時計をマーク。動きを見ても、追い出されてからの伸びが抜群で今回は出来が違う。

ウインマーベル(7着、480㎏(+12㎏))<C>
この中間も乗り込み豊富で、1週前追い切りの併せ馬でも先着。突き抜けるほどではないが、出来自体は良さそう。

キルロード(12着、508㎏(+2㎏))<D>
昨年の3着馬。これまで骨折が2度、ケガもあったりと大きな馬の割に使い込めないところがある。この中間も良い時計は出ているが、間隔が空いている割に本数は少なく、追われてからの反応も鈍い感じあり。




<前走:京都牝馬S出走馬>(中4週)

ロータスランド(3着、478㎏(-2㎏))<B>
昨年の2着馬。この中間も乗り込み豊富。1週前追い切りでは気合乗り良く、楽に先着していて引き続き出来良好に映る。

ボンボヤージ(12着、446㎏(+4㎏))<D>
1週前はPコースを単走で追われているが、前半はスピード感のある走りも後半は脚が鈍る感じで、時計ほど良くは見えない。

ウォーターナビレラ(14着、486㎏(+18㎏))<C>
叩き2戦目で前走時と比べると多少良くなっている感はあるが、首が高い走りで集中力に欠ける面が見られる。




<前走:その他のレース出走馬>

メイケイエール('22香港スプリント:5着、477㎏(-5㎏) 3ヶ月半)<C>
香港スプリントからの休み明けで乗り込み量は豊富。土曜日に速い時計を出す厩舎で良い時計も出ているが、1週前追い切りの動きを見るとこの馬としては大人しい走りとの印象。

ピクシーナイト('21香港スプリント:中止、528㎏(-10㎏) 1年3ヶ月)<D>
長期休養明けで、1週前はフラつき気味で良い時と比べるとまだまだの動き。この馬としては時計面でも物足りない。

トゥラヴェスーラ(阪神C:8着、496㎏(+4㎏) 3ヶ月)<B>
1週前追い切りでの動きを見るに、スピード感はあるが終いの伸びが甘いといった感触。差のない競馬が続いているが、決め手に欠ける感じ。

レディバランタイン(アクアマリンS:1着、472㎏(-2㎏) 中1週)<C><除外対象馬>
前走を勝って中1週で、軽めの調整。前走の追い切りでの時計もそれほど目立つものではなく、一気の相手強化は厳しい。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、アグリヴェントヴォーチェナムラクレアトウシンマカオの4頭をあげておきます。



◇今回は、高松宮記念編でした。
高松宮記念が行われる中京競馬場は、私の自宅から一番近くにある競馬場です。昔は車で3、4時間かかっていたのが今では交通の便がかなり良くなったことで、早ければ1時間半で着くことが可能になりました。昼まで予想していてもメインレースを競馬場で観戦できるほどで、距離は変わっていなくとも昔よりもさらに身近に感じる競馬場になりました。そんな中京競馬場も今年で70周年。オペックホースミホノブルボントウカイテイオーワグネリアンと4頭のダービー馬が、この競馬場からデビューしその他にも数多くの名勝負が繰り広げられてきました。今後も訪れる機会は多くなると思います。目の前で馬が走る身近な競馬場として、数多くの名馬に出会えることを期待したいと思います。


高松宮記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年11月18日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】キャリアを重ねながら一気に本格化するモーリス産駒/マイルCS展望
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エリザベス女王杯は大外枠のジェラルディーナが突き抜けて完勝。連続開催のAコースに加えて雨が降ったことで一気にタフ化&外伸び化した馬場を利して、勝ち馬以下、外を回した組が上位を独占した。

2着ライラック、同着のウインマリリン、4着アカイイト、5着ナミュールまでいずれも2ケタ馬番&外を回したことが好走に繋がった。逆に外枠から内にこだわったルビーカサブランカは実にもったいなかった。残念ながら6着に敗れたデアリングタクトはむしろ健闘といっていい内容で、次走以降に希望を持たせた。

勝ったジェラルディーナは父モーリス、そして母はジェンティルドンナ。血統背景からもデビュー時から注目を集めていたが、4歳秋を迎えてようやく本格化。前走のオールカマーで待望の重賞初制覇を果たすと、一気にG1も射止めてみせた。

考えてみればモーリス自身も早期から期待を集め2歳重賞でも1番人気に支持されるほどだったが、結局3歳シーズンは目立った活躍をできず、本格化は4歳になってから。怒涛の7連勝で春秋のマイルG1に加えて香港マイル、さらにはチャンピオンズマイルを制し、5歳秋には天皇賞(秋)香港カップと中距離G1タイトルを獲得した。

産駒も父に近い成長曲線をたどることが多く、ピクシーナイトは3歳春から活躍したものの、NHKマイルCでは見せ場なく敗れ、G1を制したのはやはり秋になってから。ジャックドールもクラシックには間に合わなかったものの、怒涛の5連勝で金鯱賞を制し、今後のさらなる活躍が期待されている。

これから…という意味ではラーグルフも注目の存在。ホープフルS3着と2歳時から素質の一端を見せたものの、クラシックでは出番がなく、ココからが本番といったところだろう。来年の今ごろは中距離重賞、あるいはG1戦線に再度乗ってきているかもしれない。

最近は休養を挟み目標へ向けて調整するパターンが主流になっているが、使いつつ力をつけて行く「反主流のモーリス産駒」の活躍には今後も期待したい。

~マイルCS展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末はマイルチャンピオンシップ。注目馬はコチラ。

ソウルラッシュ松山弘平騎手)

注目はソウルラッシュ&松山騎手。
春の安田記念では13着と大敗を喫しているが、有利な外枠から内に入れてしまい、3コーナー、さらに直線で再三の不利を受けてのもので度外視OK。もともと急坂コース向きのパワータイプで、重賞を制している阪神芝1600mはベスト条件だろう。荒れ馬場も向いており、前走から騎乗する松山騎手もソツがなく、外国人騎手相手でも互角の戦いを挑める。人気は中穴程度に留まりそうだが、好勝負になる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年10月7日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】メイケイエールの敗因/毎日王冠展望
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先週は秋G1開幕戦、スプリンターズSが行われた。

スプリンターズSは枠順と馬場状態がカギになる一戦。2年前はグランアレグリアがものすごく強く見えたかもしれないが、同じくらい強い競馬をしたのは内枠から踏ん張ったダノンスマッシュグランアレグリア、3着アウィルアウェイは展開馬場がハマっての好走でもあった。

昨年は一転して内枠先行競馬。サッと好位インを奪ったピクシーナイトが抜け出し、3着には最内枠のシヴァージ

同じレースでもまったく対照的な内容だったのが直近2年だが、今年は昨年同様の内枠先行馬場。というわけで、最終結論は2番枠の◎ジャンダルム。当コラムでの推奨馬から変えて当たった場合は一切触れないというのを基本的なルールにしているが、今回の場合は推奨したウインマーベルも来たので例外ということにする。

なにはともあれ、勝ったジャンダルムは内枠先行馬場を生かしての快走、幸運を味方につけた面も大きかった。2着ウインマーベルは7番枠だったが、さすが松山騎手という立ち回りで持ってきた。

期待されたメイケイエールは、残念ながら14着と大敗。ただ、今回は結果的に13番枠という外枠に加えて、最もロスを被る形の先行策になってしまった。かといって控えて馬群に入れて差して来る…というのも現在の馬場ではなかなか厳しいので、隊列や枠が合わなかった=メイケイエールの日でなかった、というのが敗因といえば敗因なのかもしれない。

右回りとか、中2週とか、メンタルとか、敗因は探せば何でも出てくる(出すことができる)ものだが、競馬は必ずしもすべてに明確な理由があるわけではなく、枠や馬場が合わなければよほどの名馬でもない限り(いや、よほどの名馬でも!)、意外なほどアッサリ負けてしまうものでもある。

なので、今回のメイケイエールの大敗は、

「そういうこともある」

というくらいでいいのではないか。写真集も発売され注目を集めたタイミングだっただけに期待した多くのファンは落胆も大きかったかもしれないが、また順調に使えればその能力を発揮してくれるはずだ。個人的にはまたスプリント戦以外でも見てみたいなと思わされたレースぶりでもあった。

毎日王冠展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は(特に嬉しくもないが)3日間開催。秋の東京開幕週恒例の毎日王冠が行われる。注目したいのはこの馬。

レイパパレ川田将雅騎手)

昨年の大阪杯を制して以降はやや迷走気味だが、不向きな条件を使われ続けている面もある。持久力を問われる2200mはそもそも合わず、前走のヴィクトリアマイルは外枠に加えてスタート直後に落馬寸前のアクシデントがありその後先行するまでに脚を使ってしまった。もともとスピードが武器で、本年も金鯱賞大阪杯ではキッチリ2着と好走しておりまだまだ衰える段階ではないだろう。開幕週の1800mは合うはず。久々に持ち味を発揮できる条件が揃った。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年3月18日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】モーリス産駒、父譲りの成長曲線/阪神大賞典展望
閲覧 1,935ビュー コメント 0 ナイス 1



先週末の金鯱賞ジャックドールが勝利。

スンナリ先手を取ると、直線も余力十分に抜け出しこれまで通りの完勝、5連勝で重賞初制覇を成し遂げた。2着は昨年の大阪杯覇者レイパパレレイパパレは昨年、破竹の連勝で大阪杯に挑みコントレイルを完封する圧勝だったが、今年は新たなスター候補が勢いのまま大阪杯に挑むことになりそうだ。

もっとも、大阪杯には圧倒的な主役として現役最強馬・エフフォーリアが控えている。今から直接対決が楽しみになって来た。

~父同様に3歳夏以降に上昇するモーリス産駒

ジャックドールは血統的にも注目。父はモーリスモーリス自身はデビュー戦で素質の高さを見せる圧勝を飾り、2戦目の京王杯2歳Sでは1.5倍という支持を集めた馬。だがそこで敗れると、3歳春時点では1勝を上積みしたのみ、本格化たのは古馬になってからだった。

モーリス産駒を見ていると父同様に3歳夏を過ぎてから、あるいは古馬になって一気に成長するタイプが多い。

現時点での代表産駒といえるピクシーナイトも、3歳早々にシンザン記念を制したものの、NHKマイルCでは12着と惨敗。本格化したのは秋になってからで、重賞2着を続けた後スプリンターズSを制した。母ジェンティルドンナの産駒としても期待が大きいジェラルディーナも、やはり本格化は3歳夏以降。3歳前半までは6戦1勝という平凡な戦績だったが、夏の小倉で1勝クラスを脱出すると、そこから3連勝。今や重賞戦線で勝ち負けまであと一歩のところまで来ている。

シゲルピンクルビールークズネストといった面々も3歳春G1では通用しなかったがまだ成長の余地がありそうだし、ノースブリッジルペルカーリアなど、今後が楽しみな素質馬も多く控えている。基本的に初年度産駒は育成が難しくなかなか大物が出にくいのが通例だが、モーリスに関していえばノウハウが蓄積された段階でまだ成長の余地を残しているタイプが多く、今後の飛躍にも期待できそうだ。馬券的には本格化のサインを見逃さないことだろう。モーリスがそうだったように、ある時期から急激に力をつけて行く印象があり、これはその父スクリーンヒーローや、そのもう一頭の代表産駒・ゴールドアクターにも通ずる特徴でもあった。

阪神大賞典展望

さて、今週末は3日間開催。4つの重賞が行われる盛りだくさんの週末となるが、こちらでは阪神大賞典を取り上げたい。注目はこの馬。

ユーキャンスマイル藤岡佑介騎手)

注目はユーキャンスマイル藤岡佑介騎手。もうずいぶんベテランの印象もあるがまだ7歳。一昨年の覇者、昨年は2着。しかも、まったく異なる馬場状態で結果を出しているのは心強い。さすがに秋のG1では通用しなかったが、自分の能力分だけはキッチリ毎回走る馬。今年はディープボンド以外はこれといった強敵はいないので、この馬の実績を素直に評価したい。

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○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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ピクシーナイトの口コミ


口コミ一覧

12月23日(土) 阪神カップ

 ちんぺー 2023年12月23日() 14:55

閲覧 135ビュー コメント 0 ナイス 2

◎10番 グレナディアガーズ
○12番 ララクリスティーヌ
▲06番 ピクシーナイト
△05番 ルプリュフォール
△17番 ウイングレイテスト

 軸馬狙い撃ち 2023年12月22日(金) 17:10
阪神カップ 外厩情報
閲覧 199ビュー コメント 1 ナイス 7

阪神カップで帰厩初戦となる馬の外厩情報共有します。

1番ダノンスコーピオン(団野大成騎手)JOJIステーブル

4番ウインマーベル(松山弘平騎手)KSトレセン

5番ルプリュフォール(秋山真一郎騎手)グリーンウッド

6番ピクシーナイト(B.ムルザバエフ騎手)ノーザンFしがらき

7番ダディーズビビット(浜中俊騎手)キャニオンファーム土山

8番グレイイングリーン(岩田望来騎手)吉澤ステーブルWEST

9番エイシンスポッター(角田大河騎手)キャニオンファーム土山

10番グレナディアガーズ(R.ムーア騎手)ノーザンFしがらき

11番ホウオウアマゾン(坂井瑠星騎手)ノーザンFしがらき

12番ララクリスティーヌ(菅原明良騎手)チャンピオンヒルズ

13番ママコチャ(川田将雅騎手)ノーザンFしがらき

14番アグリ(C.ルメール騎手)ノーザンFしがらき

15番ロータスランド(岩田康誠騎手)チャンピオンヒルズ

16番アサヒ(吉田隼人騎手)ノーザンF天栄

17番ウイングレイテスト(松岡正海騎手)小野瀬ファーム

以上になります。

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 競馬が大好き(複勝男 2023年12月22日(金) 00:09
阪神カップ 2
閲覧 148ビュー コメント 0 ナイス 3

12月23日 土曜日 阪神競馬場

芝1400M GⅡ 3歳以上 Bコース

出走馬の個人的な評価

競馬ブックポイント ◎3ポイント ○2ポイント ▲1ポイント ◬0.5ポイント

ママコチャ 29ポイント
(距離延長は問題ないと思っているがGⅠ後の状態の方が重要と思う。今年京都の1400Mで好時計で勝利しているし速い脚も使っているので信頼度も高い。気になるのはこの距離で相手がここまで揃うのは初めてと思うので。)

ウイングレイテスト 16.5ポイント
(ずっと安定して力は出せているので距離も輸送も問題はない馬と思う。前走より相手は揃う分地力が試されるし、寒くなっていつもより少し時計が掛かる馬場で先行して押し切れるかどうか?)

アグリ 14.5ポイント
(スプリンターズステークスは展開は速かったが差し馬には向かない流れだったので参考外。今回ルメール騎手で期待もできるし阪神1400Mで重賞勝っている条件になるのでチャンスは出てくると思う。ここ2戦差しだったがその前までは先行しているし自在性は高いと思う。)

グレナディアガーズ 12ポイント
(スワンステークスはレースの流れに乗れず外からの追い込みになって厳しし内容だったので、今回ムーア騎手に替わり得意の阪神1400Mで巻き返しは必至だと思っている。直線は多分勝負圏内にいるはずなので引退レースということもあるからここは外せないかなと。)

ララクリスティーヌ 3.5ポイント△7こ
(1400Mは得意で前走も好走しているし力を出せる馬と思う。阪神の方が差しやすいコースになるので前走で負けたウイングレイテストは差せるような感じはしている。ただ相手は前走より揃っているので地力がどこまで今回の相手に通用するか。)

エイシンスポッター 3.5ポイント△1こ
(距離延長で実績はないし経験もないので走ってみないとどうなるか?ただダートで経験はあるので参考はできないが全くダメではないと思う。いつもの差し脚が使えたらチャンスはあるかなと、時計のかかる馬場になれば。)

ロータスランド 0ポイント△10こ 着差0.2 前々走着差0.8
(マイルなら先行出来るが1400Mだと追い込んでいるので展開と直線前が開くかどうかになると思っている。相手は揃ってますが、この距離は今年崩れていないのでいい勝負は出来ると思う。)

ダディーズビビッド 0ポイント△10こ 着差0.2 前々走着差1.1
(この距離とコースは力を出せる条件ではあるが、休み明けだし相手が強化しているので楽ではないかなと、距離適性は高いのでここだけに絞るなら十分穴馬になる。)

ウインマーベル 0ポイント△9こ
(ここ2戦成績は少し落ちているのでここで巻き返せるか?距離はこなせるし経験値も高い馬なので上手く進めれば先行して押し切れる力はあると思う。乗りなれた松山騎手に戻るので安定感も出てくると思う。)

エエヤン 0ポイント△4こ
(ようやく距離短縮して折り合い面でましになる条件になるので変わり身があるならこの馬と思う。上手く折り合って差す競馬が出来れば強い相手でも1発は秘めていると思う。ただ輸送がある分上手くクリアー出来るかの課題はあると思っています。)

ピクシーナイト 0ポイント△3こ
(そんなに負けていないが見せ場もないのが続いているので、今回ムルザバエフ騎手で変わり身あればいいんですが、距離延長がダメでもないし、上手く先行できればチャンスは上がるかなと。)

グレイイングリーン 0ポイント△2こ
(力的にこの相手ではきついと思ってますが、距離適性は高いと思うしコースも問題ないので岩田望騎手は米子ステークスで今年3着に来ているし穴の魅力は感じているので、差し向きの展開と馬場になれば。)

ルプリュフォール 0ポイント△1こ
(力的には劣ると思っているし距離適性でも少しグレイイングリーンより劣るので脚質も追い込みだけによほど展開が向かないとしんどいかなと。まぁ毎回上がり最速で今回も継続騎乗で関西の騎手だから阪神コースで不気味ではあるが。)

アサヒ 0ポイント 着差-0.1
(昇級初戦がGⅡで相手がかなり強くなっているのでしんどいかなと。輸送の経験もあるし重賞経験もあるので格負けはしないと思うが、前走初めて1400Mを使い勝利したので距離適性がこの相手でも問題なければ1発はあるのかなと。)

ミッキーブリランテ 0ポイント 着差 1.0
(前走は60Kg背負っていたので参考外にしたいけど、ここ3戦の成績ではもうGⅡではしんどい感じがするので前にも行ってないので差せる力もないかもしれないですね。思い切って逃げる作戦ならどうかは思うが7歳なんでね行き脚も遅そうなので。)

ホウオウアマゾン 0ポイント 着差 1.2
(条件はいいと思うが休み明けでセントウルステークスも跛行で使えなかったんでね。状態的にはここを使って金杯かなと思っているが、先行して踏ん張る競馬なので展開が重要かなと。)

ダノンスコーピオン 0ポイント 着差 1.5
(休み明けを叩いて変わり身もあればいいが状態も上がってこない感じなので、兆しが見える競馬が出来ればいいかなと、距離も少し短いしコースも狭い分この馬の力を出す条件には少し向かない感じもしているので。)

現時点予想

◎ グレナディアガーズ
○ アグリ
▲ ママコチャ
△ ララクリスティーヌ
△ ウイングレイテスト
穴 ピクシーナイト
穴 ロータスランド

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コメント一覧
2:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年11月23日(月) 12:41:08
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  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年11月23日(月) 01:56:16
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2023年12月23日阪神カップ G215着
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2023年12月23日 阪神カップ G2 15着
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