トゥラヴェスーラ(競走馬)

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トゥラヴェスーラ
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トゥラヴェスーラ
写真一覧
現役 牡9 鹿毛 2015年4月4日生
調教師高橋康之(栗東)
馬主吉田 照哉
生産者社台ファーム
生産地千歳市
戦績33戦[4-5-1-23]
総賞金25,062万円
収得賞金6,300万円
英字表記Travesura
血統 ドリームジャーニー
血統 ][ 産駒 ]
ステイゴールド
オリエンタルアート
ジャジャマーチャン
血統 ][ 産駒 ]
アドマイヤコジーン
ラスリングカプス
兄弟 トオヤリトセイトアレジャポン
市場価格
前走 2024/06/30 TV西日本北九州記念 G3
次走予定

トゥラヴェスーラの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/06/30 小倉 11 北九州記念 G3 芝1200 184856.61313** 牡9 58.0 永島まな高橋康之 476
(-18)
1.09.1 1.235.3⑱⑰ピューロマジック
24/01/28 京都 11 シルクロード G3 芝1200 1881633.496** 牡9 58.0 永島まな高橋康之 494
(+8)
1.08.6 0.933.8⑮⑫ルガル
23/11/26 京都 12 京阪杯 G3 芝1200 1881836.2124** 牡8 57.0 藤岡康太高橋康之 486
(+8)
1.07.8 0.432.9⑨⑩トウシンマカオ
23/08/20 小倉 11 北九州記念 G3 芝1200 1861116.376** 牡8 58.0 藤岡康太高橋康之 478
(-8)
1.07.8 0.533.9⑫⑫ジャスパークローネ
23/07/02 中京 11 CBC賞 G3 芝1200 127912.754** 牡8 58.0 藤岡康太高橋康之 486
(+4)
1.07.7 0.533.3⑦⑥ジャスパークローネ
23/05/13 東京 11 京王杯SC G2 芝1400 184813.4812** 牡8 57.0 丹内祐次高橋康之 482
(-2)
1.20.9 0.633.2⑨⑩レッドモンレーヴ
23/03/26 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 181142.1133** 牡8 58.0 丹内祐次高橋康之 484
(-12)
1.11.7 0.235.3⑩⑪ファストフォース
22/12/24 阪神 11 阪神カップ G2 芝1400 18249.558** 牡7 57.0 鮫島克駿高橋康之 496
(+4)
1.20.4 0.234.8⑭⑮ダイアトニック
22/10/29 阪神 11 MBSスワン G2 芝1400 18488.964** 牡7 56.0 鮫島克駿高橋康之 492
(+10)
1.20.0 0.233.9⑬⑪ダイアトニック
22/10/02 中山 11 スプリンター G1 芝1200 1661151.8117** 牡7 57.0 鮫島克駿高橋康之 482
(-8)
1.08.1 0.334.2⑪⑪ジャンダルム
22/03/27 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 1871327.074** 牡7 57.0 鮫島克駿高橋康之 490
(-2)
1.08.4 0.134.2⑫⑪ナランフレグ
22/02/27 阪神 11 阪急杯 G3 芝1400 141116.892** 牡7 56.0 鮫島克駿高橋康之 492
(+22)
1.20.0 0.133.8⑫⑫ダイアトニック
21/05/15 東京 11 京王杯SC G2 芝1400 1761220.5102** 牡6 56.0 鮫島克駿高橋康之 470
(-6)
1.19.8 0.032.5⑬⑭ラウダシオン
21/03/28 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 18713138.4164** 牡6 57.0 鮫島克駿高橋康之 476
(-6)
1.09.4 0.234.4⑪⑫ダノンスマッシュ
21/01/31 中京 11 シルクロード G3 芝1200 1871412.0515** 牡6 56.0 岩田康誠高橋康之 482
(-2)
1.09.2 0.934.7⑤⑥シヴァージ
21/01/09 中京 11 淀短距離S (L) 芝1200 16116.431** 牡6 57.0 池添謙一高橋康之 484
(+8)
1.08.2 -0.234.0④④ナランフレグ
20/11/29 阪神 12 京阪杯 G3 芝1200 1681631.8116** 牡5 56.0 丸山元気高橋康之 476
(+4)
1.08.5 0.334.1⑥⑥フィアーノロマーノ
20/09/13 中京 11 セントウルS G2 芝1200 1751017.776** 牡5 56.0 武豊高橋康之 472
(-6)
1.08.4 0.534.2⑥⑥ダノンスマッシュ
20/08/23 小倉 11 北九州記念 G3 芝1200 18357.336** 牡5 55.0 武豊高橋康之 478
(-2)
1.08.3 0.534.9⑦④レッドアンシェル
20/07/19 福島 11 福島TVOP OP 芝1200 16594.321** 牡5 56.0 丸山元気高橋康之 480
(-2)
1.08.5 -0.234.7プリディカメント

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トゥラヴェスーラの関連ニュース

◆丸山騎手(ヨシノイースター2着)「いい形になりましたし、4コーナーの感じではつかまえられそうな感触でしたが、最後は同じ脚いろになってしまいました」

◆国分恭騎手(モズメイメイ3着)「スタートを上手に出せませんでしたが、ペースが流れてインを立ち回ることができました。ゲートが悔やまれます」

◆田口騎手(カンチェンジュンガ4着)「道中は速いペースでしたが、脚はたまっていました。重賞でもやれる力はあると思います」

◆小沢騎手(ショウナンハクラク5着)「折り合いが課題と聞いていましたが、力むことなく運ぶことができました。この条件でも力を出せたと思います」

◆和田竜騎手(ナナオ6着)「もう一列前の位置を取りたかった。直線で伸びていますが、流れが速かったです」

◆石橋調教師(メイショウソラフネ7着)「ジョッキーの話では『ちょっとノメっていた』と。思った以上に馬場が良くなかったようだが、よく頑張ってくれた」

◆幸騎手(ヤクシマ8着)「展開ひとつで来られそうでした」

◆角田河騎手(エイシンスポッター9着)「返し馬から前走ほどの行きっぷりを感じませんでした。1200メートルのハイペースに対応できなかったです」

◆西村淳騎手(バースクライ10着)「枠のせいにはしたくないけど、枠がしんどかったですね。外々を回らされる形になってしまいました」

◆松本騎手(ディヴィナシオン11着)「ゲートで待たされてタイミングが合わず、スタートが決まりませんでした。それでも、しまいは脚を使ってくれています」

◆永島騎手(トゥラヴェスーラ13着)「開幕週だったので出していきましたが、周りも速くてこのポジションに。早めに踏んでいきましたが、加速できませんでした」

◆坂井騎手(グランテスト14着)「レース前から後ろ向きな面が出ていました。レースでも外に逃げようとして脚がたまりませんでした。決して力負けではないと思います」

◆小崎騎手(メディーヴァル15着)「うまく立ち回れていればそんなに差はなかったかと思いますが、中途半端な騎乗になってしまいました」

◆団野騎手(ジャスパークローネ16着)「スタートのタイミングが合わず、ゲートに突進してしまいました。五分にスタートを切れていれば…」

◆松若騎手(ペアポルックス17着)「スピード負けはしませんでしたし、思っていたよりいい位置で競馬できましたが、途中から苦しくなって内にモタれてしまいました。まだ先のある馬ですし、仕切り直しです」

【北九州記念2024ほか】回収率予報ニュース! 2024/6/30(日)版 2024年6月30日() 09:12


≪2024/6/30(日) 買ってはいけない G3北九州記念、巴賞ほか≫

「買ってはいけない」とは・・・予測回収率が低く、文字通り馬券購入の際には避けることをおすすめする馬。
なお、予測回収率が高い馬は回収率予報官プロ提供予想内「一言コメント」および「コメント」欄に記載しています。

メインレースの単勝の予測回収率が低い馬です。
馬券購入の際には避けることをおすすめします。
(2022~23年実績:1,800件中/1着62件/払戻86,900円/回収率48%)

■函館11R 芝1800m 3歳上オープン 15:25 巴賞
 ① 50% 97.0倍(16) ナイママ
 ⑤ 60% 80.8倍(15) サトノエルドール
 ⑧ 50% 79.2倍(14) フォワードアゲン

■小倉11R 芝1200m 3歳上オープン 15:35 G3北九州記念
 ① 50% 60.4倍(16) ディヴィナシオン
 ② 50% 22.5倍(10) テイエムスパーダ
 ⑤ 60% 27.9倍(11) メイショウソラフネ
 ⑦ 50% 58.9倍(15) モズメイメイ
 ⑧ 50% 33.6倍(13) トゥラヴェスーラ
 ⑨ 60% 8.8倍(5) ペアポルックス
 ⑪ 60% 8.4倍(3) ジャスパークローネ
 ⑬ 60% 29.7倍(12) カンチェンジュンガ
 ⑯ 60% 13.3倍(8) ヨシノイースター
 ⑰ 50% 168.5倍(18) メディーヴァル

■福島11R 芝1800m 3歳オープン 15:45 G3ラジオNIKKEI賞
 (該当なし)

・買ってはいけない 各レースの人気馬

各レースの出走馬で、単勝オッズ6.0以下かつ予測回収率60%以下の一覧です。
(2022~23年実績:1,383件中/1着210件/払戻76,850円/回収率56%)

函館01R ⑤ 60% 3.7倍(3) ダイチラポール
函館03R ⑦ 60% 5.5倍(1) ロジカルワーズ
福島03R ② 60% 4.6倍(2) イーストオブエデン
函館06R ⑮ 60% 5.6倍(2) テンダーデイズ
小倉07R ⑪ 60% 3.7倍(1) テーオードラッカー
福島08R ④ 60% 4.7倍(2) バイロイト
小倉09R ⑦ 60% 1.8倍(1) ロードマンハイム


≪2024/6/30(日) 単勝万馬券を狙え≫

対象レースの単勝の予測回収率90%以上の出走馬で最もオッズの高い馬です。
単勝以外の券種でも、この馬を絡めるとオトクですよ。
(2022年7月30日札幌11R、1着フォーワードアゲン/単勝払戻13,420円)

函館06R ⑭ 90% 74.4倍(15) オンザプラネット


※表は左から、レース、馬番、予測回収率、単勝オッズ、人気順、馬名です。
※オッズはデータ作成時点のものです。
※オッズや人気順が変わっても予測回収率は変わりません。

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【北九州記念2024】有名人の予想に乗ろう! 大久保先生、鈴木淑子さんなどズラリ!競馬通の芸能人・著名人が全力ジャッジ! 2024年6月30日() 05:30


【大久保洋吉(元JRA調教師)】
◎⑯ヨシノイースター
○⑫ピューロマジック
▲⑨ペアポルックス
△⑭ナナオ
△③サーマルウインド
△④グランテスト
△⑪ジャスパークローネ

【鈴木淑子】
◎⑨ペアポルックス
馬連BOX
サーマルウインド
トゥラヴェスーラ
ペアポルックス
ピューロマジック
ナナオ

【林修】
注目馬
ナナオ

【お兄ちゃん(ビタミンS)】
◎⑨ペアポルックス

【林健(ギャロップ)】
◎⑧トゥラヴェスーラ

【恋さん(シャンプーハット)】
◎③サーマルウインド

【てつじ(シャンプーハット)】
◎⑪ジャスパークローネ

【浅越ゴエ】
◎⑭ナナオ

【岩部彰(ミサイルマン)】
◎⑯ヨシノイースター

【西代洋(ミサイルマン)】
◎⑭ナナオ

【浜田順平(カベポスター)】
◎⑱バースクライ

【永見大吾(カベポスター)】
◎⑯ヨシノイースター

【長岡一也】
◎⑭ナナオ
○⑨ペアポルックス
▲⑫ピューロマジック
△③サーマルウインド
△⑪ジャスパークローネ
△⑯ヨシノイースター
△⑱バースクライ

【原奈津子】
◎⑨ペアポルックス
○⑭ナナオ
▲⑦モズメイメイ

【皆藤愛子】
◎③サーマルウインド
単勝・複勝

ワイド流し
③-⑥⑭

【舩山陽司】
◎⑨ペアポルックス
3連複フォーメーション
⑨-④⑫⑭-①③④⑩⑪⑫⑭⑯⑱

【川島明(麒麟)】
注目馬
ジャスパークローネ

【粗品(霜降り明星)】
◎⑩エイシンスポッター
ワイド流し
⑩-①⑨⑪⑫⑱
3連複2頭軸流し
⑩-③-①④⑨⑪⑫⑭⑯⑱
⑩-⑭-①③④⑨⑪⑫⑯⑱
ワイド
ジャスパークローネ-⑫ピューロマジック

【斉藤慎二(ジャングル ポケット)】
◎⑩エイシンスポッター

【キャプテン渡辺】
◎⑬カンチェンジュンガ
単勝

馬連流し・ワイド流し
⑬-⑫⑭

【田原成貴(元JRA調教師)】
◎⑨ペアポルックス

【盛山晋太郎(見取り図)】
注目馬
テイエムスパーダ

【リリー(見取り図)】
注目馬
ピューロマジック

【ゴルゴ松本(TIM)】
◎⑱バースクライ
ワイド流し・馬単流しマルチ
⑱-①②③⑤⑨⑫⑬

【じゃい(インスタントジョンソン)】
注目馬
バースクライ
ピューロマジック
ナナオ
グランテスト

【成瀬琴】
注目馬
トゥラヴェスーラ

【三谷紬】
注目馬
グランテスト

【守永真彩】
◎③サーマルウインド
3連複1頭軸流し
③-④⑨⑩⑫⑭⑯

【杉本清】
注目馬
ペアポルックス

【三代目 中村福之助】
◎⑭ナナオ

【田中裕二(爆笑問題)】
◎⑨ペアポルックス

【酒井一圭(純烈)】
◎⑭ナナオ

【稲富菜穂】
◎⑯ヨシノイースター

【小泉恵未】
◎⑭ナナオ

【鈴木麻優(元岩手競馬騎手)】
◎⑭ナナオ

【熊崎晴香(SKE48)】
◎⑨ペアポルックス

【目黒貴子】
◎⑪ジャスパークローネ

【木和田篤】
注目馬
バースクライ

【藤原菜々花】
注目馬
ナナオ

【中野雷太】
◎③サーマルウインド

※順不同

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【北九州記念2024】ROBOTIPの勝率予測 騎手重視予測からは川田将雅騎手騎乗のサーマルウインドから 2024年6月29日() 12:00

こんにちは。ウマニティのROBOTIP開発プロジェクトメンバーの劉備です。
日曜重賞の北九州記念(G3)は、わたくし劉備が担当させていただきます。

わたくし劉備ROBOTIP設定は騎手を重視しますので「競走馬」30%、「騎手」70%を基本ベースとしています。適性については、レース条件に応じて、騎手の「距離」、「トラック」、「周回方向」、「G前の坂の有無」の各適性を配合していきます。補正は、レース条件に関係なく「斤量」「調教評価」の2点を補正ONにします。
これが劉備のROBOTIP設定の基本方針となります。

さて、今回の北九州記念の舞台となる小倉芝1200mは、コーナーを2つ回り最後の直線が短いフラットなコース。ここはそんな舞台を考慮して、距離適性70%、トラック適性30%のセッティングといたしました。

この設定によって算出された勝率予測は以下の通りとなります。

劉備ROBOTIPが弾き出した北九州記念全馬の勝率
(順位・馬番・馬名・勝率)

1 ③サーマルウインド  17.05%
2 ⑭ナナオ       9.47%
3 ⑱バースクライ    8.99%
4 ④グランテスト    8.95%
5 ⑯ヨシノイースター  7.14%
6 ⑫ピューロマジック  6.68%
7 ⑤メイショウソラフネ 6.22%
8 ⑨ペアポルックス   5.27%
9 ⑩エイシンスポッター 5.03%
10 ⑬カンチェンジュンガ 4.38%
11 ①ディヴィナシオン  3.73%
12 ⑥ヤクシマ      3.36%
13 ⑰メディーヴァル   3.27%
14 ⑪ジャスパークローネ 3.13%
15 ⑦モズメイメイ    2.77%
16 ⑮ショウナンハクラク 1.83%
17 ⑧トゥラヴェスーラ  1.69%
18 ②テイエムスパーダ  1.04%

ROBOTIPの基本的な考え方は、平均勝率(18頭立ての場合は5.56%)を上回る馬のみを馬券対象としますので、今回の北九州記念では上位7頭までが対象馬となります。
勝率の差で隊列を組むと以下の並びになります。

③>>>>⑭⑱④>⑯⑫⑤

ご覧の通りサーマルウインド川田将雅)が2位に7.58差を付けて勝率予測では抜けた1位と相成りました。ナナオ以下3頭の2位グループとヨシノイースター以下3頭の3位グループと綺麗に3つのグループを構成する図式となります。馬券はサーマルウインドから2位グループを厚めに、馬券対象馬7位までの馬単流し計9,000円(6点)で勝負いたします。

【劉備の北九州記念勝負馬券】
馬単ながし
③→④⑭⑱
3点×各2,000円=6,000円

馬単ながし
③→⑤⑫⑯
3点×各1,000円=3,000円

**************************************
ROBOTIPは自分の競馬予想理論に従って6つの能力指数(競走馬・騎手・血統・調教師・馬主・生産者)と、5つの適性(距離・トラック・馬場状態・周回方向・G前の坂)を自由に配合して出走馬の勝率を予測するロボットです。
ROBOTIPはウマニティに会員登録(無料)すると無料でご利用頂けます。
⇒詳しくはこちらへ!
**************************************

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【北九州記念2024】U指数的分析の結論! "淒馬"に注目も大混戦模様でU指数上位勢を手広くカバー! 2024年6月29日() 12:00


2022年は伏兵のボンボヤージ(11位、16番人気)が勝利して大波乱となったが、それ以外の年は比較的落ち着いており、直近5年は5位以内の馬が安定して上位に好走している。指数の出にくい3歳馬はその限りではないものの、古馬については素直に指数上位勢を狙っていくスタンスで問題ない。低指数の3歳馬は、ある程度人気を集めている馬をカバーすればOKだ。

まずはU指数1位で、2位以下に2.2以上の指数差を付けて“淒馬”の評価を得ている⑧トゥラヴェスーラ(100.2)に注目する。高松宮記念で3着に入った経験があるなど、重賞実績は豊富で能力上位であることは明らか。ローカルのG3なら軽くは扱えない。

ただし、トゥラヴェスーラはすでに9歳でピーク時のパフォーマンスに期待するのが酷なことは事実。58キロのハンデも楽ではないので、2位以下の逆転も視野に入れて馬券を組み立てるべきだろう。

有力候補としてピックアップしたいのは、近走の堅実ぶりが際立っており、小倉実績もある2位タイ⑯ヨシノイースター(98.0)、ディフェンディングチャンピオンの5位⑪ジャスパークローネ(97.4)、戦績的にもハンデ的にも無視することはできない3歳牝馬の10位⑫ピューロマジック(95.1)の3頭だ。

【U指数予想からの注目馬】
トゥラヴェスーラ ⑯ヨシノイースター ⑪ジャスパークローネ ⑫ピューロマジック


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【北九州記念2024】重賞データ分析 5項目チェックすべてクリアは、ナナオ、グランテストなど5頭 2024年6月29日() 12:00


【馬齢】
2014年以降(過去10年)の1~3着馬延べ30頭の馬齢を確認すると、下は3歳、上は7歳までとなっている。ただし、3歳の連対(2着以内)は、斤量52キロ以下の牝馬だけ。6~7歳の2着連対圏入りは、前走OPクラス3着以内からの臨戦馬、もしくは前年2着好走のリピーターに限られる。その点には注意したい。

(減点対象馬)
ディヴィナシオン ⑧トゥラヴェスーラ ⑨ペアポルックス ⑫ピューロマジック ⑰メディーヴァル

【前走距離】
2014年以降の3着以内馬延べ30頭の前走使用距離を検証すると、芝1000m、芝1200m、芝1400mの3組に集約される。なお、芝1400m組の好走(3着以内)は、前走1番人気1着からの臨戦馬のみ。気にとめておきたい傾向といえよう。

(減点対象馬)
ヤクシマ ⑩エイシンスポッター

【前走馬体重】
前走国内組の前走馬体重に関しては、牡・せん馬が460キロ以上、牝馬は430キロ以上が理想。2014年以降、この条件を満たしていなかった前走国内組は、いずれも3着以下に敗れている。

(減点対象馬)
メイショウソラフネ

【近走成績】
2014年以降、前走でタイム差0秒8以上の敗退を喫していた馬が、当レースで2着連対圏を確保したケースはゼロ。また、前走重賞1着馬を除くと、近2走内に芝のレースで、タイム差1秒0超の敗退歴がある馬の2着連対圏入りも皆無となっている。該当馬は評価を控えめにしたい。

(減点対象馬)
テイエムスパーダ ⑥ヤクシマ ⑦モズメイメイ ⑧トゥラヴェスーラ ⑪ジャスパークローネ ⑮ショウナンハクラク

【距離実績】
2014年以降の1~2着馬延べ20頭のうち、19頭は芝1200m戦での1着歴、もしくは芝1200mの重賞で2着に好走した経験があった。例外は芝1200m戦の出走経験がなかった、2023年の2着馬ママコチャだけ。芝1200m戦の出走歴がありながらも、先述した条件をクリアしていない馬は、疑ってかかったほうがよさそうだ。

(減点対象馬)
サーマルウインド ⑰メディーヴァル


【データ予想からの注目馬】
上記5項目で減点がないのは、④グランテスト、⑬カンチェンジュンガ、⑭ナナオ、⑯ヨシノイースター、⑱バースクライの5頭。

トップには、⑭ナナオを推す。2014年以降、牝馬は【6.6.6.59】。そのなかでも、重賞昇格後の葵Sで3着以内の好走歴を持つ3歳牝馬は【1.1.1.2】と、高確率で馬券(3着以内)に絡んでいる。有力視したい1頭だ。

過去10年、前走1着馬は【4.8.2.23】。それに該当する、④グランテストを2番手にピックアップ。以下、⑬カンチェンジュンガ、⑯ヨシノイースター、⑱バースクライらが続く。

<注目馬>
ナナオ ④グランテスト ⑬カンチェンジュンガ ⑯ヨシノイースター ⑱バースクライ

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春G1の開幕を告げる高松宮記念は12番人気のファストフォースが直線力強く抜け出して勝利。見事人馬ともにG1初制覇を果たした。

ファストフォースは2019年6月に未勝利戦でデビューを果たしたが結局勝ち上がることができず、一旦地方に転出した経験を持つ馬。しかし、門別で4戦3勝をマークし再びJRAへと返り咲くと、そこから快進撃が始まった。

復帰初戦の1勝クラスを勝利すると、続く小倉で連勝。2戦足踏みをしたあと8カ月以上戦列を離れることになるが、再びターフに戻るとその初戦、CBC賞を制し重賞ウィナーに。その後は重賞で4度馬券に絡むもののなかなか勝ち切れないレースが続いたが、ようやく久々の勝利を挙げたのが今回の高松宮記念だった。

パワー溢れるファストフォースにとって、雨が味方したのも事実。道悪が上手いというよりパワーがあるので、(レコード激走経験馬ながら)上がりが掛かる方が良いというタイプ。荒れた急坂を駆け上がる力強さは18頭の中でもナンバーワンだった。先々週、先週と雨の影響を受けた開催が続いているが、芝の道悪適性といってもその中身は様々だ。

まず大前提として「道悪が得意」という馬はほとんどいない。そりゃそうだろう。芝の状態が悪い方が走りやすい馬などまずいない。得意というよりは、「どれだけ平気」か、あるいは「苦手ではない」か…つまり減点が少ないという方が適切だ。したがって、陣営の道悪を歓迎しない発言も実はあまりアテにならない。というのも、そもそも大半が道悪で走ることなど歓迎しないからだ。

とはいえ、中には本当に道悪が得意という馬もいる。高松宮記念でいえば生粋の道悪巧者はトゥラヴェスーラ、そしてキルロードの2頭。この2頭は荒れた馬場でもピッチの利いた走りでスイスイと進んで行けるため、他の馬が苦労してスピードが落ちる中、その減速度合いが少ない。

レースを観ていると本当に道悪が上手い馬というのはたまにいて、例えば高松宮記念当日の中京でいえば8レースを走っていたマメコデルマヤクシも手先が軽く道悪を苦にしないタイプだった。

道悪というと一見パワーが必要に思えるかもしれないが、逆にパワフルすぎたり跳びが大きすぎるとバランスを崩しやすい面もある。もちろんパワーとグリップ力の強さで楽々とこなす馬もいる。ファストフォースなどは典型的だし、過去の名馬で言えばグランプリボスグラスワンダーなどもそれに近いものがある。

一方、スイスイと進んでいくタイプの道悪巧者はむしろ小柄であったり跳びが小さいケースが多い。レース映像からわかる範囲だと、地面をなぞるように走るタイプは総じて道悪が上手い。最近のG1馬だとレイパパレは理想に近いように思う。

レイパパレが制した大阪杯で2着に好走したモズベッロも道悪で結果を出す印象があるが、同馬に関しては悪化した馬場そのものが上手いというよりは道悪によって外が伸びる馬場、あるいは上がりが掛かる馬場になると有利になると考える方が適切だ。

直近2週で各場とも馬場は相当傷んでいる。今週末以降も道悪、および道悪的な要素を問われる競馬になる可能性があるので、過去の戦績やレース映像から得意な馬を見つけることができれば的中に近づけるかもしれない。

~今週末の注目馬~

今週末は大阪杯が行われる。注目馬はコチラ。

ラーグルフ戸崎圭太騎手)

注目はラーグルフ戸崎圭太騎手。

クラシックには縁がなかったがココに来て本格化気配。中山金杯で初重賞制覇を果たすと、中山記念はやや距離不足ながらもゴール前猛然と伸びて来た。内容的には勝ったヒシイグアスと互角か、それ以上だろう。モーリス産駒は上昇期に一気に力をつけ格上がりを苦にしない傾向があり、今回出走してくるジェラルディーナジャックドールも同様だ。今がまさに上昇期のラーグルフ、人気にもならなそうな今回は絶好の狙いどころとみる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年3月23日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 高松宮記念2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


3月26日(日)中京11R 第53回高松宮記念 (4歳以上G1・芝1200m)



【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)


<前走:阪急杯出走馬>(中2週)

アグリ(2着、496㎏(+2㎏))<A><優先出走馬>
中2週での出走は初めてとなるが、この中間プールと坂路でほぼ毎日調整されていて、1週前の坂路でも迫力満点の走りを披露と、元気一杯。

ダディーズビビッド(2着、514㎏(-12㎏))<C>
この中間はCWで2週前、1週前と時計をマーク。1週前追い切りは、重心が高い走りで終いの伸びも甘く映った。

グレナディアガーズ(7着、474㎏(+4㎏))<B>
休み明け3戦目となるが、この中間は1週前にCWを単走で追われ時計は優秀。中2週での出走は初だが、終いの伸びは良く上積みはありそう。

ホープフルサイン(14着、510㎏(±0㎏))<D><除外対象馬>
骨折休養明け3戦目で、この中間坂路で速い時計は1本。前走時のパドックではまだ余裕がある馬体だったにもかかわらず、この中間もビッシリ追われていないあたり、疲れが抜け切れていないのかもしれない。




<前走:オーシャンS出走馬>(中2週)

ヴェントヴォーチェ(1着、514㎏(-4㎏))<A><優先出走馬>
大きな馬だが、休み明けの前走時は太め感なく好仕上り。中2週となる今回、1週前は馬なりでの調整も重心が低く手応え抜群の走りを披露してきた。良い状態をキープできている感じ。

ディヴィナシオン(2着、472㎏(-4㎏))<C>
使い詰めできていて、前走から中2週でこの中間1週前は軽めの調整。上積みは感じられない。

ナランフレグ(9着、498㎏(+15㎏))<B>
休み明けの前走時は、追い切りでは重さをのぞかせパドックでは緩さが感じられた。叩き2戦目となるこの中間、時計が出すぎないように助手騎乗で追い切られた1週前追い切りだったが、叩かれての上積みに期待がもてる内容を見せた。

オパールシャルム(15着、486㎏(+10㎏))<D>
速い時計の出る馬だが、1週前追い切りでは終いが甘く前走からの上積みは薄い。




<前走:シルクロードS出走馬>(中7週)

ナムラクレア(1着、472㎏(+6㎏))<A>
休み明けの前走時は、追い切りでもパドックでもやや余裕を感じさせていたが、この中間2週前、1週前と浜中騎手騎乗で長めから好時計。さらなる上積みが見込めるデキ。

ファストフォース(2着、526㎏(-12㎏))<B>
大型馬でこの中間もプールと坂路でかなり乗り込まれている。もともと調教では速い時計の出る馬だが、時計も優秀で調子は良さそう。

トウシンマカオ(4着、466㎏(+2㎏))<A>
この中間は、2週前、1週前と南Wで近走の中では一番の好時計をマーク。動きを見ても、追い出されてからの伸びが抜群で今回は出来が違う。

ウインマーベル(7着、480㎏(+12㎏))<C>
この中間も乗り込み豊富で、1週前追い切りの併せ馬でも先着。突き抜けるほどではないが、出来自体は良さそう。

キルロード(12着、508㎏(+2㎏))<D>
昨年の3着馬。これまで骨折が2度、ケガもあったりと大きな馬の割に使い込めないところがある。この中間も良い時計は出ているが、間隔が空いている割に本数は少なく、追われてからの反応も鈍い感じあり。




<前走:京都牝馬S出走馬>(中4週)

ロータスランド(3着、478㎏(-2㎏))<B>
昨年の2着馬。この中間も乗り込み豊富。1週前追い切りでは気合乗り良く、楽に先着していて引き続き出来良好に映る。

ボンボヤージ(12着、446㎏(+4㎏))<D>
1週前はPコースを単走で追われているが、前半はスピード感のある走りも後半は脚が鈍る感じで、時計ほど良くは見えない。

ウォーターナビレラ(14着、486㎏(+18㎏))<C>
叩き2戦目で前走時と比べると多少良くなっている感はあるが、首が高い走りで集中力に欠ける面が見られる。




<前走:その他のレース出走馬>

メイケイエール('22香港スプリント:5着、477㎏(-5㎏) 3ヶ月半)<C>
香港スプリントからの休み明けで乗り込み量は豊富。土曜日に速い時計を出す厩舎で良い時計も出ているが、1週前追い切りの動きを見るとこの馬としては大人しい走りとの印象。

ピクシーナイト('21香港スプリント:中止、528㎏(-10㎏) 1年3ヶ月)<D>
長期休養明けで、1週前はフラつき気味で良い時と比べるとまだまだの動き。この馬としては時計面でも物足りない。

トゥラヴェスーラ(阪神C:8着、496㎏(+4㎏) 3ヶ月)<B>
1週前追い切りでの動きを見るに、スピード感はあるが終いの伸びが甘いといった感触。差のない競馬が続いているが、決め手に欠ける感じ。

レディバランタイン(アクアマリンS:1着、472㎏(-2㎏) 中1週)<C><除外対象馬>
前走を勝って中1週で、軽めの調整。前走の追い切りでの時計もそれほど目立つものではなく、一気の相手強化は厳しい。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、アグリヴェントヴォーチェナムラクレアトウシンマカオの4頭をあげておきます。



◇今回は、高松宮記念編でした。
高松宮記念が行われる中京競馬場は、私の自宅から一番近くにある競馬場です。昔は車で3、4時間かかっていたのが今では交通の便がかなり良くなったことで、早ければ1時間半で着くことが可能になりました。昼まで予想していてもメインレースを競馬場で観戦できるほどで、距離は変わっていなくとも昔よりもさらに身近に感じる競馬場になりました。そんな中京競馬場も今年で70周年。オペックホースミホノブルボントウカイテイオーワグネリアンと4頭のダービー馬が、この競馬場からデビューしその他にも数多くの名勝負が繰り広げられてきました。今後も訪れる機会は多くなると思います。目の前で馬が走る身近な競馬場として、数多くの名馬に出会えることを期待したいと思います。


高松宮記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年9月25日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年09月25日号】特選重賞データ分析編(325)~2022年スプリンターズステークス
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 スプリンターズステークス 2022年10月02日(日) 中山芝1200m外


<ピックアップデータ>

【“同年、かつ東京・中山・京都・阪神・中京、かつ重賞のレース”において1着となった経験の有無別成績(2016年以降)】
○あり [6-5-4-18](3着内率45.5%)
×なし [0-1-2-60](3着内率4.8%)

 年明け以降の戦績を素直に評価したい一戦。2016年以降の3着以内馬18頭中15頭は、同年に中央場所か中京の重賞を勝っている馬でした。重賞未勝利の馬はもちろん、21年以前の重賞や中京を除くローカル場の重賞しか勝っていない馬も強調できません。

主な「○」該当馬→ダイアトニックナランフレグ
主な「×」該当馬→ヴェントヴォーチェタイセイビジョントゥラヴェスーラナムラクレア


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が5着以内」だった馬は2016年以降[6-5-6-39](3着内率30.4%)
主な該当馬→ヴェントヴォーチェタイセイビジョントゥラヴェスーラナムラクレア

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2022年3月24日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 高松宮記念2022  
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


3月27日(日) 中京11R 第52回高松宮記念(4歳以上G1・芝1200m)

【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)

<優先出走馬>

ジャンダルム(前走510kg(-4kg)、中2週)<B>
前走が叩き2戦目で抜群の出来。この中間は軽めの調整で、当時の出来をどれだけキープできているかがテーマに。最終追い切りの動きに注目したい。

ダイアトニック(前走478kg(-2kg)、中3週)<A>
元来坂路で速い時計の出る馬だが、前走時は入念な乗り込みで仕上りは良かった。この中間も、1週前にはジョッキー騎乗で追われ、右にモタれる面を気にしながらではあるものの、終いまでしっかりと伸びていて、引き続き好仕上がりをアピールしている。


<以下、賞金上位馬>

レシステンシア(前走498kg(-8kg)、3ヵ月)<A>
休み明けも2週前、1週前と追われるごとに時計を詰めてきている。1週前の動きを見ると力強い走りで、仕上りは良好。

サリオス(前走542kg(-4kg)、3ヵ月)<A>
かなり大きな馬だが間隔を空けて使ってくることの方が多いタイプ。1週前の動きを見ても重さは感じさせず、重心が低い走りで仕上りは良さそう。

グレナディアガーズ(前走468kg(+2kg)、3ヵ月)<B>
休み明け。CWコースを、ジョッキー騎乗で長めから強めに追われた1週前は、好時計で先着と、いつも通りの調整で仕上りは順調。

ロータスランド(前走484kg(+18kg)、中4週)<B>
前走時は休み明けでもすべて馬なりでの調整だったが、この中間は1週前に強めに追われている。大きく先着もはたし、叩き2戦目での上積みに期待がもてる。

エイティーンガール(前走456kg(+2kg)、中3週)<C>
CWで調整されている馬で、休み明けの前走時は気分よく走らせながらも目立つ時計はでていなかった。この中間は、1週前追い切りでは行きたがるところを抑えながらの好時計。気合いが乗りすぎている面があるので、直前はテンションを上げ過ぎない調整ができれば。

メイケイエール(前走472kg(+2kg)、中7週)<C>
気性的に難しいところのある馬。この中間も、ジョッキー騎乗で追われた1週前は、力みと硬さが感じられる走りだった。

レイハリア(前走446kg(-6kg)、4ヵ月)<D>
休み明け。この中間は南Wでの調整に変えてきた。いつもと調教内容を変えてきた時点で何らかの不安があり。

トゥラヴェスーラ(前走492kg(+22kg)、中3週)<B>
前走は長期休養明けで+22キロ。反動も心配になるところだが、前走時にしっかり乗り込まれていたこともあってか、この中間も1週前にはジョッキー騎乗でスピード感ある走りを披露。上積みが期待できそう。

クリノガウディー(前走494kg(±0kg)、中3週)<A>
近走凡走が続いているが、中京コースは(降着の1昨年も含め)かなり相性が良い馬。この中間も坂路で好時計が出ていて、変わり身があってもおかしくない。

キルロード(前走506kg(+2kg)、中2週)<C>
大型馬の叩き2戦目で迎えるこの中間は、1週前に坂路で馬なりの調整。輸送もあるので、中2週で上積みまではどうか。

ライトオンキュー(前走512kg(+2kg)、4ヵ月)<D>
休み明けで、しっかりと乗り込まれて坂路で好時計も出ている。ただ、1週前追い切りでは、前半から速い時計でびっしり追われているので仕上がりに余裕はない感じ。

ファストフォース(前走518kg(-12kg)、中2週)<D>
この中間は中2週で軽めの調整。1週前は軽めだったとはいえ走りに勢いがなく、変わり身なし。

ナランフレグ(前走498kg(+4kg)、中2週)<C>
この中間は坂路で軽めの調整。最終追い切りを南Wで良い動きを見せてくれば、上積みも期待できそう。

サンライズオネスト(前走480kg(+10kg)、中3週)<C>
1週前追い切りでは、終い追われてバランスを崩すところも見せたが、しっかり伸びており、引き続き出来良好。

ダイメイフジ(前走528kg(-8kg)、中2週)<D>
この中間は軽めの調整。前走時のパドックでも元気がない印象を受けた。使い詰めでの疲れがあるかもしれない。

シャインガーネット(前走480kg(±0kg)、中7週)<A>
この中間は坂路でも好時計が出ていて、前走時よりも調教内容が良い。気合い乗り抜群に南Wコースで終いまでしっかりと伸びた1週前内容からも、上積み期待が高まる。


<以下、除外対象馬>

カイザーメランジェ(前走490kg(-6kg)、中5週)<D>
休み明けを2度使われているが、この中間も乗り込み量は豊富でも坂路での時計が良化せず。

ヴェントヴォーチェ(前走518kg(+6kg)、中5週)<D>
前走から間隔が空いているが坂路での時計がかなりかかっていて、出来はイマイチ。



※今回のこのコラムで中間の状態からの推奨馬は、ダイアトニックサリオスレシステンシアシャインガーネットクリノガウディーの5頭をあげておきます。



<出走予定馬の前走時の追い切りVTR>









◇今回は高松宮記念編でした。
先月サウジアラビアで行われたサウジカップデーでは、日本から遠征した馬が大活躍。特にルメール騎手の積極的な競馬が目立ちました。個人的に印象に残っているレースは、ステイフーリッシュの勝ったレッドシーターフハンデキャップ(G3)。2006年に新婚旅行で行ったドバイワールドカップツアーの日に行われた、ドバイシーマクラシックでのハーツクライを思い出すレース内容でした。同じ勝負服で同じような逃げる競馬で、鞍上もルメール騎手。当時は、武豊騎手がユートピアで勝利していて、初めての海外競馬観戦で日本の馬が2勝するところを観ることができました。あの興奮は今でも蘇ってきますし、日本では味わえない経験でした。今週はそのドバイワールドカップデーに日本の馬が多数参戦します。今回現地に行くことはできませんが、グリーンチャンネルで生中継されますし馬券も買うことができます。16年前の興奮を思い出させてくれるような熱戦を期待しています。そして、日本馬の応援に、高松宮記念にと、前夜から存分に楽しんでいきたいと思っています。

高松宮記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年3月21日(月) 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年03月21日号】特選重賞データ分析編(298)~2022年高松宮記念
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 高松宮記念 2022年03月27日(日) 中京芝1200m


<ピックアップデータ>

【“前年以降、かつJRA、かつG1・G2のレース”において“着順が2着以内、かつ4コーナー通過順が3番手以内”となった経験がなかった馬の、枠番別成績(2016年以降)】
○1~4枠 [2-4-4-34](3着内率22.7%)
×5~8枠 [0-0-0-45](3着内率0.0%)

 先行力が高い実績馬は素直に信頼して良さそう。“前年以降、かつJRA、かつG1・G2のレース”において“着順が2着以内、かつ4コーナー通過順が3番手以内”となった経験のある馬は2016年以降[4-2-2-11](3着内率42.1%)と堅実でした。一方、この経験がなかったにもかかわらず3着以内となった10頭は、いずれも内寄りの枠を引いた馬。枠順次第では大胆に絞り込んで良いかもしれません。

主な「○」該当馬→未定
主な「×」該当馬→未定


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“前年以降、かつ中山・阪神のレース”において入線順位が2位以内となった経験がある」馬は2016年以降[6-5-6-45](3着内率27.4%)
主な該当馬→ジャンダルムダイアトニックトゥラヴェスーラメイケイエール

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2022年3月4日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】存在感増す岩田康誠騎手/チューリップ賞展望
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阪急杯は、岩田康誠騎手騎乗のダイアトニックがインを捌いて抜け出し久々の重賞制覇を飾った。ダイアトニックは前走の京都金杯から岩田康誠騎手が手綱を取っており、今回は2度目の騎乗で見事に結果を出した。

2着にはそのダイアトニックの影を追うように内から伸びて来たトゥラヴェスーラが入り、3着にはサンライズオネスト。今年はメンバーレベル自体があまり高くない印象があり、本番の高松宮記念に繋がるかは微妙なところ。ただ、勝ったダイアトニックは掛かるくらいのスピードを見せており、既に高松宮記念でも実績のある馬。本番でも怖い存在になりそうだ。

~存在感増す大ベテラン岩田康誠騎手

それにしても最近、岩田康誠騎手の存在感が増している。今年最初のG1・フェブラリーSでもテイエムサウスダンに騎乗し2着。根岸Sからの距離延長を不安視されながらも持ち味を引き出したように、随所でベテランの腕が冴え渡っている。

その他にも、昨年の京都2歳S、そして今年の共同通信杯で穴をあけたビーアストニッシド、再三に渡り先行策で穴をあけているショウナンバルディなど、重賞に限っても穴馬例は多数。これらに全て共通するのは、継続騎乗であるということだ。

なんでもテイエムサウスダンには毎日のように騎乗し、馬とのコンタクトを確かめていたとのこと。岩田騎手自身、かつてのようなメインストリームからは撤退した分、一頭の馬をコツコツと育てながら騎乗することにやりがいを感じているように、今後の岩田騎手は継続騎乗での連続穴パターンが増えそう。元々腕があるのは間違いなく、今後はベテランの職人騎手としてジェンティルドンナの頃とは違った活躍が見られそうだ。

もちろん、かつて見せていたインを捌く技術であったり、思い切った先行策などは今でも健在。以前より人気にならなくなっている分、馬券的な妙味も上がって狙いどころは多々ありそうだ。

【次走狙い馬】ミニョンルミエール(土曜中山2レース2着)

中山ダート1200mに照準を合わせて使われており、この条件なら戦績通り崩れない。エイシンヒカリ産駒は自信の得意条件なら安定して走るタイプが多く、軸なら信頼度は高い。次走引き続き柴田大知騎手でもこの舞台なら信頼。

チューリップ賞展望

さて、今週末はクラシックに向けてのトライアルがスタート。土曜日は桜花賞トライアル・チューリップ賞が行われる。最後はいつも通り、今週末の注目馬で締めたい。今回はチューリップ賞からこの馬。

アンジェリーナ(横山典騎手)

注目はアンジェリーナ&横山典騎手。勝ち上がりには7戦を要したが、一戦ごとに内容良化。前走は好位から楽々差し切り、ゴール前はまだまだ余力もあった。小柄ながらパワーもあるので急坂コースも問題なく、レースセンスの高さを生かせればクラスの壁はない。恐らく人気はないだろうが、穴馬として一枚相手には加えておきたい。

最後に新刊発売のお知らせです。

新刊『キムラ&TAROが教える馬券の授業』(ガイドワークス)が発売されました。ウマニティ動画でもおなじみのキムラさんとともに、1番人気との向き合い方や、外が伸びる馬場への対応方法などについてお話しする、実践的な内容になっております。是非お買い求めください。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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トゥラヴェスーラの口コミ


口コミ一覧
閲覧 190ビュー コメント 1 ナイス 9

北九州記念で帰厩初戦となる馬の外厩情報共有します。

 2番テイエムスパーダ(酒井学騎手)ムロタHT

 3番サーマルウインド(川田将雅騎手)ノーザンF天栄

 4番グランテスト(坂井瑠星騎手)チャンピオンヒルズ

 5番メイショウソラフネ(横山典弘騎手)フォレストヒル

 7番モズメイメイ(国分恭介騎手)グリーンウッド

 8番トゥラヴェスーラ(永島まなみ騎手)グリーンウッド

 9番ペアポルックス(松若風馬騎手)吉澤ステーブルWEST

10番エイシンスポッター(角田大河騎手)キャニオンF土山

11番ジャスパークローネ(団野大成騎手)栗東HC

12番ピューロマジック(松山弘平騎手)JOJIステーブル

13番カンチェンジュンガ(斎藤新騎手)キャニオンF土山

14番ナナオ(和田竜二騎手)大山ヒルズ

15番ショウナンハクラク(小沢大仁騎手)吉澤ステーブルWEST

16番ヨシノイースター(丸山元気騎手)チャンピオンヒルズ

17番メディーヴァル(小崎綾也騎手)宇治田原優駿ステーブル

18番バースクライ(西村敦也騎手)エイシンステーブル

以上になります。


 マシンガンhiro 2024年6月28日(金) 08:07
北九州記念 追い切りメモ
閲覧 211ビュー コメント 0 ナイス 1

ブランク10年ぐらいあったけど、戻ってきてもやっぱり追切映像も取り上げるレースも美浦中心なのは変わらないのね。まぁ当時よりも関東馬の巻き返しが顕著だし、いいんだけどね・・

ナナオ 87
助手(栗P) 82.0-66.4-51.2-37.6-11.4 末仕掛け
未勝利ソルアマゾンを追走し外へ。一応併せ馬なのだろうが、直線向くまでは前の目標として、直線半ばからは一旦我慢させる相手として、最後は突き放す相手として、やりたいように使わせてもらいましたって感じ。Pコースなので走りは軽く鞍上の思いのままに動けて好印象だが、格下相手にPコースと多頭数のレースではそりゃ違う。3歳牝馬にしては真面目な優等生っぽい走りで馬の調子は悪くなさそうだが、もっと動きに伸びやかさが出てくればさらに良いと思う。道悪実績抜群なのでハンデ差をつけばイイとこまであってもおかしくないだろうが、3歳牝馬なのでどうせ人気か。

グランテスト 86
助手(栗坂) 55.6-38.6-24.2-12.3 馬なり
外ラチ沿いを単走で。内へ内へ行こうとするのを何度も矯正されていたが、最後の1Fぐらいは集中して真っすぐ力強い動きを見せており、余裕がありすぎて遊んでたと見ておこう。重心高めなのは気に入らないが、それでも自分からハミをとってグイグイ前へ行こうとする活気が十分。戦績に傷が少ないまま駆け上がってきた勢いは感じる。

ビューロマジック 86
調教師(CW) 53.9-38.6-12.1 馬なり
軽めに済まそうという内容だったが、馬は有り余る活力を抑えきれない感じ。4Fなんでそう見えて当然ではあるが、程よい元気の良さが目立つ。馬体も3歳牝馬とは思えないほど張りが良く逞しい感じで迫力満点(若い女子に失礼な・・)。ここまでの戦績も納得できる。逃げ一手で人気するだろうから軸にはしたくないが、輸送によるトラブルとか極端な道悪とか、出遅れorメチャクチャな競り合いとかが無ければ有力じゃないの?

カンチェンジェシカ 85+
助手(栗坂) 52.9-38.9-25.0-12.3 末仕掛け
先週50.9-12.8で追ってあるので、直前はゆったり流して終いだけ気合をつけて軽く追われる。余力タップリだったにしては反応してからの動きの切り替えがイマイチだった感は否めないが、まぁ及第点の評価は与えられる。遅めの春休みを取って中間も順調に坂路で乗られており、得意の小倉なのでまずは検討の俎上には載せときたい。

エイシンスポッター 85
助手(栗坂) 53.3-38.1-24.6-12.1 強め
ピッチ走法で伸びやかさがなく、足元だけを見ていると前走の疲れが?と思ったが、その上に乗っている上体の動きからは、叩き3戦目でも活気あるキビキビして集中力ある走りとしたい。さらなる上がり目疑問も好調持続。常に展開待ちの馬ですから要はそっち。

ジャスパークローネ 85
団野(栗坂) 53.8-38.7-24.9-12.0 馬なり
ハロー駆け直後と思われるきれいな馬場を単走で。手綱を引き気味に折り合いついて脚を溜め、終いまで馬なりだったが残り1Fは自分からピッチを上げるような感じで加速して駆け抜けた。あんまり脚の上がらない小さなフットワークで迫力はないが、そのぶん道悪とか大歓迎っぽい。開幕小倉に大雨でどの程度馬場に影響するか。昨年は勢いのある中で参戦し重賞連勝、しかもその後GI4着で海外にも遠征という森秀厩舎らしいレース選び。その全部のレース、記憶がない。強いのか弱いのか・・・

モズメイメイ 85
国分恭(栗坂) 52.9-38.2-24.8-12.3 馬なり
単走で。ゴール前だけの映像なので何とも言えないが、行きっぷり良く行って最後までスピード持続って感じに見えた。重心も安定していたし、やや口向きの悪いところが窺えたが、何かとそういういろいろ注文のつく馬。チューリップ賞は鞍上の絶妙なスロー逃げ、葵Sは反則のロケットスタートなので、字面ほどのレベルなのか・・・悩むところ。

サーマルウインド 85
助手(栗坂) 52.5-38.0-24.8-12.0 末仕掛け
渋滞気味の坂路の中で、残り1F辺りで「さてこっからどこ行こうか?」的な間が人馬に一瞬あったように見え(←そんなわけない)た後、意を決してそのままちょっと仕掛けると、意外とサッと反応して1段ギアが上がった。あんまりレースでキレないタイプのようだけど。状態は及第点レベルと維持といった印象。追い切りの動きで評価の上げ下げが必要とは感じない。

ヤクシマ 85
助手(CW) 87.3-70.7-55.9-39.9-23.9-11.1 末一杯
残り1Fまでは時計が示す通り静の追い切り、最後1Fは鞭を入れてシッカリ追われる。さすがに叩かれたので反応はしていたが、追ってからむしろ頭が上がってそう加速した感じはなかった。「叩いたからってそんな急に走れますかいな」と言ってました。冬の小倉でドハマりの追い込み勝ち、その後も1200mでは最速上がりを連発してそう差のない競馬をしており、印象ほどフロック感は無いが、やはり末一手でよほどの確証がないと重たい印は・・

ヨシノイースター 85
助手(栗坂) 52.2-37.6-24.2-12.2 馬なり
外ラチ沿いを流す。鞍上が手綱を絞り気味に特にアクションを起こすでもなく終了したので見た目は地味だが、キビキビしたフットワークで馬に活気はある。ひと息入って夏の短距離戦線参戦というところだが、初戦から走れると思う。私の信用ならない道悪チェッカーだと、普通の道悪はこなせるレベルだと思う。

バースクライ 85B
助手(栗坂) 53.7-38.4-24.4-12.0 馬なり
頭が高くて上体が起き上がったような走りなので見た目の印象はイマイチなのだが、脚の回転が速く力強いので、最後は思ったよりもゴールに迫ってくる感が伝わってくる。この感じからもどちらかと言うとスピードでガンガン行くよりもパワー型なのかなって印象。Cちょっと動きやフットワークにまとまりを欠く気がしたので減点したが、脚をあまり投げ出さずに掻き込む走りなので、道悪自体も上手なんだろう。

メイショウソラフネ 85-
助手(栗坂) 54.8-39.5-25.3-11.9 馬なり
単走でサッと。残り1Fまでは人馬ともにノラリクラリといった感じでユッタリ流し、最後だけ特に仕掛けるわけでもなく馬が反応してギアチェンジ。ただチェンジしてからも走りのアクションは変わったがスピード感はそんなに出なかった。脚を振り投げるような走りで道悪はどうかなと思うが、重で勝ったことはある。

ペアポルックス 85-
松若(栗坂) 54.8-39.7-25.7-12.5 馬なり
単走でサッと流す。先週に52.9→11.8をやってるので今週は軽めとのことだが、外野の人間としての第一印象としては、あれ?ちょっと元気ないなぁって感じ。まぁ素軽さはあったし最後もちょっと反応して伸びかけてたんで素人の見誤りだと思うが、若くてイキのいい短距離馬だから、控えめな時でももっとやんちゃな活気があるかと・・・(それってアナタの妄想ですよね・・)。残り1Fから一瞬伸びかけた後は、鞍上が意図的にやりすぎを避けたのかもれないが、何か走る気がシュっと抜けてしまったような流し方になっていたのが気になる。個人的には冬の小倉2戦は3歳馬離れの内容だと思ってるので、いいとこまで出世すると見ているんですが・・辛い評価は期待の裏返しかな。

テイエムスパーダ 85-
酒井(栗坂) 53.4-38.8-24.9-12.2 馬なり
弾むようなリズミカルな走りで、ピョンピョンしすぎて推進力をロスしてるんじゃないかとすら思える。他にもこんな風に見える馬いたが、この馬の場合は走りがそうなってしまっているというより、ご機嫌さんが出ているものと見たい(どんな違いや)。型にはまれば大噴火の典型的な逃げ馬で、そのきっかけは追い切りの動きにはない。噴火も2回してしまい実績を積んで斤量の恩恵も得られなくなったからなぁ・・・

ショウナンハクラク 84
助手(栗坂) 54.7-39.3-25.1-12.2 馬なり
頭が高くてフラフラしていたのは抑えていたからだろう。叩きつけるようなフットワークは一歩一歩に力強さがあり、元気の良さは伝わってくる。ただそのわりに推進力というか、前に進んできている!と感じさせないのよねぇ。何か横なのか上なのか、推進力が逃げて行っているような印象。これも抑え気味で重心高かったから・・・とだけでは無いような。

トゥラヴェスーラ 84
助手(栗坂) 56.4-40.5-25.8-12.7 馬なり
平凡な時計だが、自ら頭を下げて前進気勢は十分、ところが残り1Fあたりから急に走りに勢いがなくなり重心が浮いて、最後は失速とまでは言わないがシュンとした感じのゴールになってしまった。先週坂路で51,7-12.2を追ってマークとまだまだやれば時計は出るっぽいが、まなみんが乗って一杯に追った時計で評価微妙。9歳でハンデ58kgという高齢者に鞭打つ状況、雨予報とは言え開幕小倉ではちょっと厳しいか・・・とまた今週もまなみんを信用せず泣かされるのか・・・

ディヴィナシオン
助手(栗坂) 51.3-37.4-24.6-12.4 馬なり
映像無し

メディーヴァル
助手(CW) 86.0-69.3-54.3-38.6-24.1-11.8
C2シュガーコルトの外に併せる。映像無し

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 競馬が大好き(複勝男 2024年6月28日(金) 02:13
北九州記念 2
閲覧 122ビュー コメント 0 ナイス 2

北九州記念

芝1200M GⅠ 3歳以上 ハンデ戦

出走馬の個人的な評価

競馬ブックポイント◎3ポイント○2ポイント▲1ポイント◬0.5ポイント

ハンデ

58.5

ジャスパークローネ 2ポイント△9こ  8位
(ハンデは重いし普通に考えたら他の馬との斤量差できついと思う。58KgでスプリンターズS4着で地力もかなりある。ただ逃げれないと脆さはあるので、このハンデで単騎逃げが出来なければしんどい。)

58

エイシンスポッター 2ポイント△8こ 9位
(地力はかなりつけて前走も差しきり勝ちで勢いもある。ハンデは重いから楽ではないし18頭では上手く直線で不利なく進めれるかどうかも不安。道悪巧者だと思っているので更にベストの距離にもなるので。)

トゥラヴェスーラ 0ポイント△6こ 11位
(直線スムーズに捌ければこの斤量でも伸びてくると思うし、道悪ならかなりプラスにはなるかなとただ永島騎手が継続騎乗で上手くこの馬の力を引き出せれるかどうか?)

57

ヨシノイースター 4ポイント 3位
(今年に入って成績が安定していて重賞でも4着までしているから本格化していて脚質も変わって先行が出来ている。今回もスタートが上手く行けば好勝負にはなるかなと。)

56

ショウナンハクラク 1ポイント 10位
(重賞では5着が最高でまだ実績は足りていない。いい脚は使っているが位置取りが後ろ過ぎるので、開幕週なのもこの馬にとってきついところ。)

テイエムスパーダ 0ポイント△2こ 着差 2.7 13位
(良馬場の逃げ馬のイメージで開幕週にやたら強い馬と思うが、今回のカギは当日の天気と馬場状態と思う。今回も逃げるしか力が出せないと思っているはずなので無理にでも行きたいと思っているが、良馬場で出来れば。)

ディヴィナシオン 0ポイント 着差0.3 16位 
(力的には衰えてないと思うが着順は馬券に絡めていないんでね。開幕週で前にある程度進めればある程度いい勝負はなりそう。いい脚は使っているけど18頭で上手く捌ければいいんですが。)

メイショウソラフネ 0ポイント 着差0.4 17位
(開幕週で戦記う出来れば淀短距離S2着のような競馬で健闘は出来そうですが、重賞で相手強化と道悪になってまだ経験がないので上手く進めれるかどうか?ただ横山典騎手ですから心配は少ないと思いますね。)

55.5

サーマルウインド 14.5ポイント 2位
(1400M以下なら成績は安定している馬。今回も川田騎手の継続騎乗で人気は相当しますね。道悪も大丈夫だし良馬場でもいい脚はあるので、まぁ重賞の1200Mでいつもの先行の競馬が出来るかどうかになりそう。)

55

バースクライ 7ポイント 4位
(オーシャンステークス3着以来で状態がまずは重要。前走でこのクラスもめどがついたと思うし、小倉実績もあるので、乗り替わりで西村淳騎手が上手く進めれば相当チャンスは高いのでは。)

カンチェンジュンガ 0ポイント△2こ 着差 0.2 12位
(小倉実績と4歳で伸びしろ絵を考えたらこの馬が穴馬としては浮上してもいいかなと思うんですが、いかんせん実績不足と経験不足はこの成績では当然なので、まぁコース実績だけに注目すれば外せなさそうなんですが。)

モズメイメイ 0ポイント△1こ 着差 1.9 15位
(宮記念は道悪で参考外、京都牝馬Sみたいに逃げれば開幕週なので逃げ粘りの魅力はあるけど同型が多いので上手く行くかどうか? まぁ乗り替わりにもなるし逃げの力も弱まっているのは事実なんでね。)

ヤクシマ 0ポイント 着差0.9 18位
(前走最下位ですがいい脚は使っているし1秒以内なんでね。今回距離短縮でベスト舞台でコースも実績がある。道悪もある程度できるので超大穴にはなるかなと。)

54

ペアポルックス 9ポイント 3位
(2着続きですが内容は番手から進んでの競馬でこっちの方がレースはしやすいと思う。小倉実績もあるし前走から3Kg減もプラスと思う。開幕週で先行して抜け出して押し切れるのが理想なのでスタートと枠が重要かなと。)

53

ピューロマジック 27.5ポイント 1位
(古馬相手で条件はきつくなるので前走よりは楽にはならないと思うし逃げたいと思うけど他も主張してくる馬もいるから前走から2Kg減で逃げやすくはなっていると思うが展開は厳しくなるでしょうね。道枠もある程度いけそうですが希望は良だと思うので、ずっと逃げているから逃げれないと脆そうな予感はしている。)

グランテスト 4.5ポイント 6位
(昇級初戦で相手強化で18頭で条件は楽ではない。ただまだ5着以下がない馬だし成績は安定している。自在性もあるので先行して上手く進めればいい勝負は出来てもおかしくないと思う。小倉で4着は稍重馬場だと考えると良馬場の方がいい馬なのかな。)

メディーヴァル 0ポイント△1こ 着差0.2 14位
(直線競馬の馬なのでコーナーがある条件ではしんどいと思う。次走のアイビスサマーダッシュが本番だと思っているので。)
52

ナナオ 6ポイント 5位
(この距離は安定していて馬場も問わずで脚質も問わないから上手く進めれば当然いい勝負は出来るかなと、今回3kg減もあるので他の3歳馬より経験値はこっちの方が上なので古馬相手でも1発はあるかも。)

現時点予想

◎ ナナオ
○ ペアポルックス
▲ サーマルウインド
△ エイシンスポッター
△ ピューロマジック
穴 カンチェンジュンガ
穴 テイエムスパーダ



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3:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年8月23日() 08:44:51
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2:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年7月19日() 01:47:28
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