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2025年6月29日(日) | 函館記念 G3 | ラジオNIKKEI賞 G3 |
---|
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 7 | 15 | 牝3 | 55.0 | A.シュタ | 栗 友道康夫 | 474(+4) | 2.25.7 | 14.3 | 4 | 33.8 | ⑪⑪⑫⑪ | |||
2 | 1 | 1 | 牝3 | 55.0 | 岩田望来 | 栗 上村洋行 | 490(-6) | 2.25.7 | アタマ | 3.4 | 2 | 34.2 | ⑥⑤⑤⑤ | ||
3 | 7 | 13 | 牝3 | 55.0 | 藤岡佑介 | 栗 千田輝彦 | 492(-4) | 2.25.9 | 1 1/4 | 49.0 | 10 | 33.5 | ⑱⑱⑱⑰ | ||
4 | 2 | 3 | 牝3 | 55.0 | 丹内祐次 | 栗 千田輝彦 | 498(0) | 2.26.0 | クビ | 17.7 | 7 | 34.3 | ⑨⑧⑧⑧ | ||
5 | 3 | 5 | 牝3 | 55.0 | M.デムー | 栗 西村真幸 | 472(0) | 2.26.2 | 1 1/4 | 3.7 | 3 | 34.5 | ⑭⑭⑧⑧ | ||
6 | 6 | 11 | 牝3 | 55.0 | 団野大成 | 栗 須貝尚介 | 432(+2) | 2.26.4 | 1 1/4 | 328.8 | 18 | 34.7 | ⑧⑧⑧⑧ | ||
7 | 6 | 12 | 牝3 | 55.0 | D.レーン | 美 手塚貴久 | 442(-2) | 2.26.6 | 1 1/2 | 15.3 | 6 | 34.6 | ⑩⑩⑪⑪ | ||
8 | 8 | 17 | 牝3 | 55.0 | M.ディー | 栗 藤原英昭 | 444(+6) | 2.26.7 | クビ | 188.7 | 14 | 35.6 | ②②②② | ||
9 | 5 | 9 | 牝3 | 55.0 | C.ルメー | 美 森一誠 | 482(0) | 2.26.7 | クビ | 3.3 | 1 | 35.2 | ⑥⑤⑤⑤ | ||
10 | 8 | 18 | 牝3 | 55.0 | 戸崎圭太 | 栗 杉山晴紀 | 456(0) | 2.26.8 | 3/4 | 14.5 | 5 | 35.8 | ①①①① | ||
11 | 5 | 10 | 牝3 | 55.0 | 石橋脩 | 美 池上昌和 | 400(-6) | 2.26.9 | クビ | 42.8 | 9 | 34.7 | ⑯⑯⑯⑮ | ||
12 | 2 | 4 | 牝3 | 55.0 | 北村宏司 | 栗 佐々木晶 | 448(+2) | 2.27.0 | 1 | 253.7 | 15 | 35.0 | ⑪⑪⑫⑪ | ||
13 | 3 | 6 | 牝3 | 55.0 | 幸英明 | 栗 松下武士 | 438(-2) | 2.27.0 | ハナ | 79.3 | 12 | 34.8 | ⑮⑮⑫⑮ | ||
14 | 1 | 2 | 牝3 | 55.0 | 大野拓弥 | 美 加藤士津 | 450(+4) | 2.27.1 | 1/2 | 295.0 | 17 | 35.1 | ⑬⑬⑫⑪ | ||
15 | 4 | 8 | 牝3 | 55.0 | 田辺裕信 | 栗 石坂公一 | 442(+2) | 2.27.3 | 1 | 288.1 | 16 | 36.0 | ④④③③ | ||
16 | 4 | 7 | 牝3 | 55.0 | 坂井瑠星 | 栗 辻野泰之 | 460(-4) | 2.27.3 | クビ | 29.4 | 8 | 36.0 | ②③③③ | ||
17 | 7 | 14 | 牝3 | 55.0 | 北村友一 | 栗 田中克典 | 450(+6) | 2.28.1 | 5 | 76.0 | 11 | 36.6 | ⑤⑤⑤⑤ | ||
18 | 8 | 16 | 牝3 | 55.0 | 津村明秀 | 美 手塚貴久 | 458(0) | 2.31.1 | 大差 | 131.4 | 13 | 38.7 | ⑯⑰⑰⑰ |
ラップタイム | 12.3 - 10.6 - 11.9 - 12.6 - 12.6 - 12.7 - 12.9 - 12.9 - 12.5 - 11.6 - 11.4 - 11.7 |
---|---|
前半 | 12.3 - 22.9 - 34.8 - 47.4 - 60.0 |
後半 | 60.1 - 47.2 - 34.7 - 23.1 - 11.7 |
■払戻金
単勝 | 15 | 1,430円 | 4番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 15 | 340円 | 4番人気 |
1 | 160円 | 1番人気 | |
13 | 700円 | 10番人気 | |
枠連 | 1-7 | 1,590円 | 6番人気 |
馬連 | 1-15 | 2,470円 | 6番人気 |
ワイド | 1-15 | 900円 | 6番人気 |
---|---|---|---|
13-15 | 3,890円 | 35番人気 | |
1-13 | 1,900円 | 20番人気 | |
馬単 | 15-1 | 6,700円 | 23番人気 |
3連複 | 1-13-15 | 21,380円 | 60番人気 |
3連単 | 15-1-13 | 130,640円 | 326番人気 |
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土曜日の東京芝のレース結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
東京競馬場の芝は、Bコース開催の2週目。この中間は終日晴れという日こそ少なかったが、雨量計で観測された降水はゼロ。土曜日の午後に雨がパラつく時間帯があったものの、馬場に悪影響を及ぼすほどではなく、芝コースは終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。
芝競走5鞍における勝ち馬の4角通過順は、9、8、4、5、4番手。内めを通る先団勢がなかなかの頑張りを見せてはいたものの、それ以上に最後の直線で馬場の3分あたりを選択した差し馬のパフォーマンスが良い印象。前週同様にラストの脚力を問われるコンディションだった。
実際、1~2着馬10頭すべてが、上がり3Fタイム4位以内でフィニッシュ。上がり3Fタイム最速馬は【4.0.1.0】という、素晴らしい成績を収めている。つまり、最後の直線でどれだけ脚を伸ばすことができるかが肝要。少なくとも、立ち回りの良さや先行力に頼っての押し切りは容易ではない。その点は留意すべきだろう。
日曜日開催中の天気は回復基調で進む見通し(25日7時の時点)。前日夜から朝方まで降り続いた雨の影響で、開催前半は含水多めのコンディションになりそうだが、予報どおりなら時間の経過につれ、前週日曜日と似たような状況に回帰していくものと思われる。
ちなみに、今開催のBコースにおいて行われた芝2400m戦は3鞍。3鞍中2鞍が稍重(JRA発表)、残りの1鞍は良(同)での施行だったが、1着馬3頭の上がり3Fタイム順位は、そのいずれもが3位以内。上がり3Fタイム1~2位馬は【2.2.3.1】と高値安定の成績を残している。馬場の良し悪しを問わず、末脚のしっかりしたタイプが幅をきかせる傾向が強い。
そのあたりを考慮すると、オークスでもっとも頼りになりそうなのは、メンバー上位の上がりを出せそうな馬だろう。線引きには悩ましいものがあるが、ここはシンプルに前走で上がり3Fタイム最速をマークし、なおかつ上位好走(3着以内)している馬に注目したい。
今回のオークスの出走メンバーで該当するのは、①アルマヴェローチェ、③パラディレーヌ、⑩タイセイプランセス、⑬タガノアビー。よって当欄では、これら4頭を注目株として推奨する。
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出演:スガダイ(予想神) 金子京介(馬体診断士) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
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日曜日に行われるオークスの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①アルマヴェローチェ【B】
栗東坂路併走。直線序盤はパートナーと並ぶまでジリジリした感じで、併走相手の鞍上が振り返って催促するような場面も。だが、取り付いてからはまっすぐ前を向き、力強い脚どりで登坂。前後左右のバランスが良く、無駄な気負いもない。調子が悪いという印象はなく、いい意味での平行線だろう。
②レーヴドロペラ【B】
美浦W併走。歩幅が気持ち狭く、かき込むような走りだが、もともとそういう馬。それ自体をマイナスにとらえる必要はない。この馬なりに低い重心を保ち、脚どりもしっかりしている。仕掛けに対する反応、ゴール前の伸びも悪くなかった。おおむね自身のパフォーマンスは示している印象。まずまずの仕上がり。
③パラディレーヌ【A】
栗東CW単走。1週前にかなり負荷をかけたので、序盤はゆったりと進み、直線でサッと脚を伸ばす程度の内容。スラッとした脚さばきが目を引き、身のこなしも軽快。鞍上の軽い促しに対する反応も上々で、ラストは強く追われずともスムーズに加速、つれて脚元の力感も増した。好調だろう。高く評価したい1頭だ。
④アイサンサン【C】
栗東坂路単走。1週前と同様、坂路での調整。直線序盤で鞍上が幾度か手前替えを促すも、なかなか応じてくれない。直線後半はそれなりに加速していたが、フットワークの安定感という面ではひと息だった。やや若さを感じる内容。本当に良くなるのは、もう少しキャリアを重ねてからかもしれない。
⑤リンクスティップ【A】
栗東坂路単走。前走時と同様、当該週は流す程度の調整。脚さばきは力強く、それでいて素軽さもある。首をうまく使って、リズミカルに登坂。フォームも安定している。前走の当該週より落ち着きがあり、鞍上の促しに応じて手前替えをこなしたことも好感。状態は良く映る。このまま順調なら、いいかたちで本番を迎えられそうだ。
⑥ビップデイジー【C】
栗東坂路単走。例によって当該週は反応を確かめる程度の調整。直前序盤は手前を替えることなく淡々と登坂。直線半ばを過ぎたあたりで鞍上に促されると手前を替えたが、直後にバランスを崩してスムーズに加速できない。ゴール前はそれなりに脚を伸ばしたものの、高評価するにはためらってしまう内容だった。
⑦レーゼドラマ【B】
栗東坂路単走。1週前にCWで負荷をしっかりかけているので、当該週は坂路で上がり重点の内容。首の振り方こそ安定感を欠くものの、1週前の重め感は薄れつつあり、そのぶん体の使い方も良くなっている。あと少し反応に鋭さがあれば、といったところだが、確実に体調が上向いているのも事実。この1本で態勢は整いそうだ。
⑧サタデーサンライズ【B】
栗東坂路併走。身のこなしや前さばきこそ硬めだが、混雑する時間帯のなか、一定のリズムで登坂。鞍上の手応えに余力を残したまま、パートナーをアオる。最後は追われた相手を封じて先着。キレはさほど感じないものの、最後まで集中力を切らさず走れていた点は好感が持てる。悪くない仕上がり。
⑨エンブロイダリー【A】
美浦坂路併走。無理をしない感じで、サラッと整える程度の併せ馬。コーナーでスムーズに折り合いをつけ、直線では懸命に追われる両サイドの僚馬に対し、真ん中から余力たっぷりにゴールを迎えた。手前をコロコロ替える癖が出ていないことや、舌のハミ越しが改善されている点も好感度大。きれいに仕上げてきた印象を受ける。
⑩タイセイプランセス【B】
美浦W単走。1週前と同じく、適度に加減しながらの追い切り。動き自体に硬さはなく、折り合いもきちんとついている。ラストも鞍上の軽い促しに応じて、しっかり加速できており、体調面の不安はなさそう。赤マル急上昇とはいかなくても、それなりに整えてきた印象を持つ。
⑪ウィルサヴァイブ【C】
栗東坂路併走。脚さばきは素軽いのだが、鞍上が幾度か手前替えを促しても、なかなか応じてくれない。そのせいかタメがあまりきかず、ラストの推進力もいまひとつに映る。本番騎乗予定がまたがっていたことを思えば、もう少しメリハリのある走りをしてほしいところ。強調はしづらい。
⑫ブラウンラチェット【B】
美浦W併走。直線での手前替えに若干モタついたが、手前が替わると四肢の可動域が広がり、のびやかな走りに。ラストの反応と伸びも悪くなかった。100%には至らないかもしれないが、近2戦と比べれば稽古での動きは良化しており、着実に状態を上げてきているのは確か。ひとまず順調とみてよさそうだ。
⑬タガノアビー【B】
栗東CW単走。首高めのフォームで、少し前進気勢が過ぎるような感じもあるが、コーナーから直線半ば付近までの加速度合いは目を引くものがあった。連闘後の中2週というタイトなローテーションだが、それによる疲れはさほど見受けられない。体調面に問題はなさそうなので、あとは本番当日のテンションがポイントとなる。
⑭サヴォンリンナ【B】
栗東坂路単走。前に行く馬の真後ろから、折り合いをつける内容。派手さこそないが、動きそのものに硬さはなく、脚さばきも安定している。口向きの悪さを出すことなく、比較的まっすぐ登坂していた点にも好感が持てた。体調自体は悪くなさそうなので、このあとのケア、そして輸送をうまくクリアできるかどうかが焦点となる。
⑮カムニャック【B】
栗東坂路単走。直線中盤あたりまでは、少し行きたがるところを見せて蛇行気味の登坂。だが、鞍上が手綱を緩めてゴーサインを出すと、素早く反応。しっかり地面をとらえ、推進力ある伸びを披露した。直線半ばまでの前がかりな面は気になるが、ラストの豪快なフットワークをみるにデキ落ちという印象はない。
⑯ゴーソーファー【B】
美浦W併走。頭高めのフォームはいつものこと。仕掛けに対する反応が鈍く、伸びもひと息だった1週前に比べれば、かなりピリッとしてきた印象。この馬とすれば直線での手前替えもスムーズ。スラッと脚をきれいに見せているのもいい傾向。首の使い方に良化の余地を残しているが、トータルで考えれば悪くない走り。及第点の仕上がりだろう。
⑰ケリフレッドアスク【C】
栗東芝単走。確認程度の内容。さほど前向きさは感じられないが、そのぶん落ち着いて走ることはできている。ただ、鞍上が促しても気配はあまり変わらず、良くも悪くもマイペース。折り合い的には問題なさそうだが、もう少し反応に鋭さがほしいところ。現状の走りを活かすには、展開や馬場などなんらかの助けが不可欠のように思える。
⑱エリカエクスプレス【B】
栗東坂路単走。この厩舎らしく当該週は軽めの調整。直線序盤は少し口向きの悪さを見せるも、極端に折り合いを欠いている様子はなく、まっすぐ前に向いてからは、首をうまく使って登坂していた。脚どりもしっかりしており、調子落ちという印象はない。あとは本番で平常心を保てるかどうか。それが好凡走の鍵を握る。
◆アルマヴェローチェ・上村師「操作性が高くて折り合いもつく。輸送、左回りもこなせる」
◆レーヴドロペラ・加藤士師「先週より反応が良くなった。時計も予定通りで問題ない」
◆パラディレーヌ・千田師「メンタルを立て直しながらの調整。フィジカル面は大丈夫」
◆アイサンサン・佐々木師「輸送、距離と課題はあるが、この経験が次につながれば」
◆リンクスティップ・新田助手「動きは良かった。桜花賞のときより自信があります」
◆ビップデイジー・松下師「実戦で行きたがる面も。じわっと運びたいと思っている」
◆レーゼドラマ・辻野師「踏み込んだ調教でも馬が応えてくれ良化。舞台経験も強み」
◆サタデーサンライズ・渡辺厩務員「多頭数にも対応できる。何とか上位に食い込みたい」
◆エンブロイダリー・ルメール騎手「無理をせず完璧な追い切り。フットワークもいい」
◆タイセイプランセス・石橋騎手「順調。気持ちも穏やかで上手にコントロールできている」
◆ウィルサヴァイブ・須貝師「じっくり乗り込んだ。折り合いも問題なく距離延長もいい」
◆ブラウンラチェット・手塚久師「先週に負荷をかけ今週は余裕をもたせた。見劣りはない」
◆タガノアビー・千田師「前走も上がり最速。努力の子で実戦では一生懸命に走る」
◆サヴォンリンナ・田中克師「能力は高くセンス十分。強い桜花賞組を相手にどこまで」
◆カムニャック・友道師「前走時よりもいい。もともとオークス向きだと思っていた」
◆ゴーソーファー・津村騎手「先週はピリッとしなかったが、期待通り良化しました」
◆ケリフレッドアスク・ディー騎手「スタミナがある感じで切れ味よりもステイヤータイプ」
◆エリカエクスプレス・杉山晴師「輸送があり間もあいていないが、思い通りに調整できた」
2015年以降(過去10年)の3着以内馬30頭の通算出走数を確認すると、3~7戦の範囲で収まっている。その一方、キャリア3戦で2着連対圏を確保したのは無敗馬のみ。キャリア6~7戦の2着連対圏入りは、重賞連対(2着以内)経験馬に限定される。気にとめておきたい傾向といえよう。
(減点対象馬)
②レーヴドロペラ ⑪ウィルサヴァイブ ⑰ケリフレッドアスク ⑱エリカエクスプレス
2015年以降の1~2着馬20頭の前走をレース別で分けると、桜花賞、フローラS、フラワーC、忘れな草賞、スイートピーSの5組に集約される。これ以外のステップで臨んだ馬たちは、いずれも2着連対圏に届いていない。
(減点対象馬)
④アイサンサン ⑪ウィルサヴァイブ ⑬タガノアビー
前走の着順に関しては、G1なら13着以内、G2は3着以内、G1・G2以外であれば1着が理想。2015年以降、この条件を満たしていなかった馬たちは、もれなく2着連対圏を逃している。
(減点対象馬)
③パラディレーヌ ④アイサンサン ⑦レーヴドロペラ ⑧サタデーサンライズ ⑯ゴーソーファー ⑰ケリフレッドアスク
前走の単勝人気については、G1・G2であれば12番人気以内、G1・G2以外の場合は2番人気以内がひとつの目安。2015年以降の1~2着全馬が、この条件をクリアしていた。
(減点対象馬)
②レーヴドロペラ ⑦レーゼドラマ ⑧サタデーサンライズ ⑩タイセイプランセス ⑪ウィルサヴァイブ ⑭サヴォンリンナ ⑰ケリフレッドアスク
2015年以降、近2走ともに4着以下敗退を喫していた馬が、オークスで2着連対圏を確保した事例は皆無となっている。該当馬は評価を控えめにしたほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
②レーヴドロペラ ⑫ブラウンラチェット
2015年以降、近2走ともに単勝5番人気以下だった馬が、当レースで複勝圏入りを果たしたケースはゼロ。低評価が続いている馬の上位好走は、見込み薄と考えたほうがいいかもしれない。
(減点対象馬)
②レーヴドロペラ ⑦レーゼドラマ ⑧サタデーサンライズ ⑩タイセイプランセス ⑪ウィルサヴァイブ ⑰ケリフレッドアスク
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1着馬に関しては、オークスが屈指の本命レースであることは周知の通り。直近11年連続で1~3番人気が優勝しており、2016~2020年の5年間は1番人気が5連勝を決めている。桜花賞組が距離不安を囁かれることがあっても、けっきょくは相応の実績を誇る馬が押しきるケースばかりで、U指数的にも大波乱が起こることはほとんどない。よって、指数も人気の上位の馬を中心に据え、そこから流す馬券作戦が推奨される。
今年は桜花賞の上位3頭が、並び順こそ異なれど、そのままオークスのU指数1~3位を占める格好になった。どれも上位人気確実だが、総崩れは考えづらく、再びのワンツースリー決着という可能性もおおいにある。昨年の2歳女王で、デビュー以来3着以下のない1位①アルマヴェローチェ(94.6)。3連勝で桜花賞馬に輝き、オークス大得意のルメール騎手に手綱が戻る2位⑨エンブロイダリー(93.9)。最後方から3着にまで押し上げた桜花賞の競馬ぶりが圧巻で、血統的に距離延長でさらに良さが出そうな3位⑤リンクスティップ(92.0)。馬券の中心はこの3頭になる。
そして最後に1頭、高い指数のわりに人気がなさそうな5位③パラディレーヌ(89.9)をピックアップしておきたい。
1996年にダイナカールとの母仔制覇を達成したエアグルーヴ。その直系にあたるドゥラメンテが種牡馬として異彩を放ち、2022年スターズオンアース、2023年リバティアイランドと2連覇を飾るほか、2023年には15番人気のドゥーラも3着に好走してみせた。なお、ドゥラメンテはKingmamboの直系であることも強調しやすく、2016年2着チェッキーノからKingmambo(またはその全妹Monevassia)の血を引く馬が9年連続で連対している。
ほか、Nureyev(またはその甥Sadler's Wells)とMill Reef(または配合が相似なRiverman)の血を併せ持つ馬も人気不問で上位を賑わす傾向にあり、必然的に内包するキングカメハメハはもちろんのこと、Kingmamboの血を引かずに勝ち馬となった2014年ヌーヴォレコルト、2015年ミッキークイーン、2016年シンハライト、2017年ソウルスターリング、2021年ユーバーレーベンなどがこれに該当していた。
ビップデイジーは、父サトノダイヤモンド×母ローズベリル(母の父キングカメハメハ)。同じ母の父となる馬が【2.2.1.10】複勝率33.3%と好相性を示し、20年デアリングタクト、24年チェルビニアの2頭が勝ち馬となった。なお、本馬と「父×母の父」が共通する23年シンリョクカも掲示板の5着欄に名を刻んでいる。近親ダンビュライトは17年皐月賞で12番人気3着。本馬も阪神JFで2着の実績があるだけに、大駆けがあっても驚けない。
エンブロイダリーは、父アドマイヤマーズ×母ロッテンマイヤー(母の父クロフネ)。新種牡馬の産駒となるためデータはないが、父は母系に内包するSingspielを介してSadler's WellsとMill Reefの血脈を持つため、オークスにおけるポイントを満たしている。一方、本馬はSchwarzgoldを牝祖とする一族であることが特筆に値し、同牝系からは09年ブエナビスタ、17年ソウルスターリング、22年スターズオンアースと3頭もの勝ち馬が出ている。
ケリフレッドアスクは、父ドゥラメンテ×母ディープインアスク(母の父ディープインパクト)。近年の勢いが目覚ましいドゥラメンテ産駒であり、今年のメンバーでは2頭しかいない「父または母の父Kingmambo系」に該当する馬のうちの1頭でもある。前述のとおり、同産駒からは2頭の勝ち馬が出るほか、18頭立てで15番人気のドゥーラも馬券に絡んだ実績があるだけに、重賞初挑戦の立場でもノーマークにできない血筋といえるだろう。
3歳牝馬のみに出走が許される、うら若き乙女たちによる頂上決戦。牝馬限定のクラシックレースでは2冠目にあたり、全馬ほぼ未経験となる2400mの距離で世代トップの座を争う。1冠目にあたる桜花賞に勝ち、この優駿牝馬(オークス)も手中に収め、クラシックレースではないものの秋に開催される3冠目の秋華賞(1995年以前はエリザベス女王杯)を制して“牝馬三冠”を達成したのは、1986年メジロラモーヌ、2003年スティルインラブ、2010年アパパネ、2012年ジェンティルドンナ、2018年アーモンドアイ、2020年デアリングタクト、2023年リバティアイランドの7頭。優駿牝馬(オークス)を制した馬の多くはその後も活躍し、第40回(1979年)のアグネスレディー、第44回(1983年)のダイナカール、第54回(1993年)のベガ、第57回(1996年)のエアグルーヴ、第66回(2005年)のシーザリオなど、競走馬としてはもちろんのこと、引退後の繁殖牝馬として成功を収めた名牝が多数誕生している。2010年に行われた第71回は、アパパネとサンテミリオンによるJRA史上初のG1同着決着となり、場内が騒然となった。