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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 5 | 牝3 | 55.0 | 川田将雅 | 栗 中内田充 | 466(0) | 2.23.1 | 1.4 | 1 | 34.0 | ⑥⑥⑥⑥ | |||
2 | 6 | 12 | 牝3 | 55.0 | C.ルメー | 栗 友道康夫 | 468(+6) | 2.24.1 | 6 | 8.8 | 2 | 34.8 | ⑧⑧⑧⑧ | ||
3 | 7 | 13 | 牝3 | 55.0 | 斎藤新 | 栗 高橋康之 | 472(0) | 2.24.1 | クビ | 103.4 | 15 | 34.1 | ⑭⑬⑭⑭ | ||
4 | 1 | 1 | 牝3 | 55.0 | 坂井瑠星 | 栗 矢作芳人 | 444(-2) | 2.24.2 | 3/4 | 47.2 | 10 | 35.9 | ③③③③ | ||
5 | 8 | 17 | 牝3 | 55.0 | 吉田豊 | 美 竹内正洋 | 442(+8) | 2.24.4 | 3/4 | 24.4 | 7 | 35.1 | ⑧⑧⑧⑧ | ||
6 | 4 | 7 | 牝3 | 55.0 | 津村明秀 | 美 木村哲也 | 490(0) | 2.24.4 | ハナ | 76.8 | 14 | 34.8 | ⑩⑩⑩⑩ | ||
7 | 5 | 9 | 牝3 | 55.0 | D.レーン | 栗 清水久詞 | 458(+4) | 2.25.0 | 3 1/2 | 10.6 | 3 | 35.1 | ⑬⑬⑬⑬ | ||
8 | 5 | 10 | 牝3 | 55.0 | 武豊 | 栗 音無秀孝 | 470(0) | 2.25.0 | クビ | 18.9 | 5 | 35.3 | ⑩⑩⑫⑫ | ||
9 | 8 | 16 | 牝3 | 55.0 | 吉田隼人 | 栗 庄野靖志 | 456(+8) | 2.25.2 | 1 1/4 | 21.6 | 6 | 35.0 | ⑰⑰⑱⑯ | ||
10 | 4 | 8 | 牝3 | 55.0 | 荻野極 | 栗 松永幹夫 | 434(+6) | 2.25.3 | 1/2 | 372.8 | 18 | 36.2 | ⑥⑥⑥⑥ | ||
11 | 3 | 6 | 牝3 | 55.0 | 菅原明良 | 美 武市康男 | 492(+6) | 2.25.8 | 3 1/2 | 17.6 | 4 | 37.0 | ⑤⑤⑤⑤ | ||
12 | 7 | 14 | 牝3 | 55.0 | 横山武史 | 美 鹿戸雄一 | 496(+6) | 2.25.9 | クビ | 26.8 | 8 | 36.3 | ⑩⑩⑩⑩ | ||
13 | 7 | 15 | 牝3 | 55.0 | M.デムー | 美 和田正一 | 422(+4) | 2.26.1 | 1 1/4 | 71.9 | 13 | 36.1 | ⑰⑰⑮⑭ | ||
14 | 6 | 11 | 牝3 | 55.0 | 戸崎圭太 | 栗 安田隆行 | 440(+4) | 2.26.1 | アタマ | 44.3 | 9 | 35.9 | ⑭⑬⑮⑯ | ||
15 | 2 | 3 | 牝3 | 55.0 | 杉原誠人 | 美 小島茂之 | 430(-2) | 2.26.2 | 1/2 | 133.8 | 16 | 36.0 | ⑭⑯⑮⑯ | ||
16 | 8 | 18 | 牝3 | 55.0 | 横山和生 | 栗 安田翔伍 | 430(-2) | 2.26.2 | クビ | 53.0 | 11 | 37.9 | ③④④③ | ||
17 | 1 | 2 | 牝3 | 55.0 | 田辺裕信 | 栗 武幸四郎 | 432(+4) | 2.27.1 | 5 | 61.9 | 12 | 39.1 | ①①①① | ||
18 | 2 | 4 | 牝3 | 55.0 | 三浦皇成 | 栗 千田輝彦 | 488(-4) | 2.29.5 | 大差 | 216.0 | 17 | 41.4 | ②②②② |
ラップタイム | 12.3 - 10.5 - 12.3 - 12.6 - 12.3 - 12.0 - 12.0 - 12.0 - 12.0 - 12.0 - 11.6 - 11.5 |
---|---|
前半 | 12.3 - 22.8 - 35.1 - 47.7 - 60.0 |
後半 | 59.1 - 47.1 - 35.1 - 23.1 - 11.5 |
■払戻金
単勝 | 5 | 140円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 5 | 110円 | 1番人気 |
12 | 180円 | 2番人気 | |
13 | 1,090円 | 15番人気 | |
枠連 | 3-6 | 490円 | 2番人気 |
馬連 | 5-12 | 590円 | 1番人気 |
ワイド | 5-12 | 300円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
5-13 | 2,610円 | 27番人気 | |
12-13 | 8,810円 | 63番人気 | |
馬単 | 5-12 | 680円 | 1番人気 |
3連複 | 5-12-13 | 16,840円 | 53番人気 |
3連単 | 5-12-13 | 34,140円 | 98番人気 |
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土曜日の東京芝のレース結果、近年のオークスの結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
東京競馬場周辺は金曜日から土曜日の未明まで雨が降ったり止んだりの空模様。朝の9時過ぎぐらいから再び雨がパラつき始め、芝コースは稍重(JRA発表)でスタートした。だが、中間の散水を控えめにしていたことに加え、開催中の降水も少量に過ぎなかったため、7R以降は良(JRA発表)に回復している。
芝競走6鞍における勝ち馬の最終4角通過順位は7、2、6、8、1、5番手。後半戦では比較的乾きの早い内寄りを通った逃げ、先行、好位差しの頑張りが目を引いたものの、最後の直線で馬場の3分あたりを選択した差し馬の伸び脚はそれほど衰えていない。そのあたりは留意すべきだろう。
実際、上がり3ハロン1~2位馬は【4.3.1.5】と堅調。そのうち、上がり3ハロン最速馬(タイを含む)は【3.2.1.3】と、芝競走全6鞍において最低1頭が複勝圏を確保している。ゆえに先行有利と決めつけるのは早計。東京コースらしく、末脚の重要度が高いコンディションであることに変わりはない。
枠順については有利不利が少ない印象。後半戦だけを捉えると、真ん中より内が優勢に思えるが、これは先述したように内外の乾き具合の差によるところが大きい。従って、過度の内枠依存は禁物。フラットに近い状態、という程度の認識でいいだろう。
日曜日の開催中は雲の多い天気になる見通し(21日7時の時点)。ただ、予報通りであれば雨が降ったとしても、開催中の雨量はそれほどでもなさそうで、馬場に深刻な影響を与えるほどではないものと思われる。
結局、オークスは例年同様に持久力および末脚性能の高さが問われる一戦となりそう。それゆえ枠順には固執せず、シンプルに末脚のしっかりしたタイプや、辛抱強く脚を使えそうなタイプに軸足を寄せたほうが、好結果につながりやすいのではないか。
なお、近年のオークスは前走3着以内、かつ前走の上がり3ハロン順位が3位以内という馬の活躍が顕著。過去5年の勝ち馬すべてが、この条件をクリアしている。上がりの脚という面は先述した傾向にもマッチすることから、有効に活用したいデータといえよう。
今回の出走メンバーで要点(前走着順+前走の上がり3ハロン順位)を満たしているのは、⑤リバティアイランド、⑦ヒップホップソウル、⑪ミッキーゴージャス。よって当欄では、この3頭を注目株として推奨する。
プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」×馬体診断士「金子京介」がオークスを大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!
出演:スガダイ(予想神) 金子京介(馬体診断士) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
毎週プロ予想MAXの予想家に週末重賞への見解、注目馬を紹介する連載「プロ予想家最速予想」。第16回はオークスについてパンチ定食プロ・豚ミンCプロの2名にお話を伺いました。早速、レースへの見解と注目馬を紹介していきます。
【パンチ定食】―極限まで絞った買い目が生み出す強烈な一撃!
レース映像の徹底回顧と、外れ馬券を買わない手法で、回収率を爆上げ! パンチ定食プロにオークスについてお聞きしました。
―競馬予想に本腰を入れ始めたのはいつあたりですか。
馬券はサクラローレルの金杯の頃には買ってましたけど、本格的となると、コロナで仕事に余裕ができてからですね。競馬を見る時間が増えたので、それまで時間的に厳しかった全レースの回顧だけでなく、過去のレースまで遡ってまで見るようになりました。
―2020年回収率200%超、2022年回収率300%超と、圧巻の成績ですが、ご自身の予想の強みがあればお願いします。
当たり馬券を買うのではなく、外れ馬券を買わないというのが、根本にあるんです。買い目を増やすというは、外れ馬券を多く買うことなので、回収率の低下につながるだろうと。結局、当たりは1組しかないわけですから。回収率に気を配りながら、極力買い目を絞っているところですかね。
―たしかにそのとおりですね。つい増やしてしまいがちですが。それでは、オークスに移りたいと思います。今年のポイントはどのあたりでしょうか。
やっぱり、リバティアイランドですよね。リバティに勝てる馬を探しているという感じです。
―桜花賞のパフォーマンスをどう見られましたか。
いや、バケモンだと思いましたね。
―力は抜けているという印象ですか。
スピード能力が周りの馬と違うのかなと。展開も向いたわけではないですしね。マイルの適性がほかの馬より高いというのは考えられるでしょうけど。
―となると、2400mに伸びるのはどうですかね。
まあ、ドゥラメンテなので、距離は問題ないと見ていて、穴がないですよね。後ろに構えすぎて差し届かないくらいしか。
―では、相手探しが重要になりますね。舞台適性が高いと考える馬をお願いします。
良馬場なら、ハーツクライ産駒のハーパーとソーダズリングかなと考えています。血統からも、走りっぷりからも、適性的には。ただ、能力的には微妙ですけど。
―能力的には微妙と。良馬場前提のお話でしたが、道悪ならどうでしょうか。
道悪なら…対抗というか、考えているのはエミューですね。エミューに本命を打とうかなとも考えています。
―おお。どのあたりを評価されていますか。
大前提として重馬場のほうがいいと思っています。2走前のフラワーCは、出遅れ最後方から一気の捲りで勝ちましたよね。タイムは遅いですけど、それでも強い勝ち方だと思っていまして。あと、前走の桜花賞も直線で前が開きませんでした。馬体は小さいですが、跳びの大きい馬なので、外を回してくれればもっと伸びたのではないかと。スムーズならシンリョクカよりは速い上がりを使えたと思っています。
―良績は中山に集中していますが、むしろ東京が合う見立てでしょうか。
そうですね、走り方は東京のほうがいいと思っています。ハービンジャーなので距離も大丈夫でしょうし、輸送の懸念もなくなりますしね。
―東京向きですか、なるほど。重馬場で買いたいのはエミューくらいでしょうか。
あと、重馬場ならコナコーストは買いたいです。
―重馬場のほうがいい馬ですか。
いや、ほかの馬が苦にすると思うので相対的にという意味で。距離はちょっと長いかもしれないですが、今年のメンバーなら力上位と考えているので、馬券には入れなきゃダメかなと。
―桜花賞2着ですもんね。桜花賞凡走組からドゥーラはどうでしょう。どうもこの馬が好きなんです。
ドゥーラですよねえ…相当見たんですけど、ちょっとスピードが足りないのかと思います。あくまでリバティアイランドを中心に考えた場合の話ですが。
―距離が伸びてもスピード的に苦しいという評価ですね。5着のドゥアイズについても一言いただければ。
馬場次第ですかね。自分は重くなったほうがいいと考えています。堅実に走ってくるので、ほかが垂れてくれば着内があっていいんじゃないかと思うんですけど。
―馬券的にはもうリバティアイランド中心ですか。
現状はそうですね。あとは重馬場ならエミューのほうに振って、良馬場ならハーパーか、ソーダズリングに振るという。
―当日の馬場に注目ですね。桜花賞組以外で気になる馬がいればお願いします。面白いなと思うのはミッキーゴージャスですね。まあ、単純に血統が面白いですよね(笑)。ミッキーミッキーで馬主の思い入れがあるのだろうなと。
―名前の挙がったソーダズリングはフローラS組ですが、この組を特別評価しているといった感じではないんですか。
ソーダズリングは適性で挙げたんですけど、勝ったのはゴールデンハインドですよね。その馬にエミューは2回先着しているわけで、エミューのほうが強いと思っていまして。オッズもおいしいでしょうし。
―その日は外が伸びない馬場で、外枠から直線でも外を走ったイングランドアイズなんかどうでしょうか。抽選対象ですが。
馬場云々というより、マイルの馬だと思っています。特に不利もなく、直線はもうひとつ伸びなかったのは、距離が長いんじゃないかと。
取材後記: 回収率300%超なんて夢のようですね。みなさん、エミュー号に注目です!
【豚ミンC】―庶民にやさしく、効き目抜群ですぐはつらつ!その“神眼“で見抜く◎!!
10年間の厩務員生活を経て、友人の勧めをきっかけにプロ予想家へ。レースリプレイの検証で妙味ある穴馬を見抜く豚ミンCプロにオークスの予想についてお聞きしました。
―予想のポイントからお願いします。
リバティアイランドをどうするかに尽きますよね(笑)。
―1強とお考えでしょうか。
わからないです。
―わからない…では、桜花賞の上がり3ハロン32秒9はハープスターと同じで、Twitter界隈では「こっちが強い、いやあっちだ」など侃侃諤諤が見られました。その観点だとどうでしょう。
わからないと答えましたが、桜花賞で1番強い競馬をしたのは間違いないと思っていますよ。三冠の可能性もありますけど、あくまで競馬ですからね。そこですよ。ハープスターとの比較…今はゲームだと対決できるみたいじゃないですか、やってみてください(笑)
―愚問でしたか。ウインニングポストですかね、よくわかりませんが。
ハープスターとの比較という言葉を聞いて、「じゃあ、オークス負けるじゃん」とすぐに思いました。で、その年の勝ち馬はヌーヴォレコルトで、そのヌーヴォレコルトの仔が偶然なのか今年いるわけですよ。出走出来たら面白いので、フローラSで最低でも権利を取ってくれと思ったら、アラッって。抽選を突破したら頑張ってほしいですね。
―イングランドアイズですね。さて、気を取り直して東京芝2400mがプラスになると考える馬、反対にマイナスになると考える馬をお願いします。
桜花賞で最後まで伸びていた馬はプラスになると考えていい…と、誰でも答えそうなことを言っておきます(笑)。マイナスというか、個人的に買えない馬はペリファーニアになりますね。喉がなんちゃらで、前走無印にしたのに、距離が延びて印を打っていたらおかしいということで(笑)。でも、新馬は強い内容でしたねえ。
―このコメントをどう取るかは、皆様の判断ということで。桜花賞で1番強い競馬をしたのはリバティアイランドという話でしたが、この馬以外で有力とみている馬がいればお願いします。
桜花賞の上位は警戒が必要かと思います。
―順当にという感じですかね。桜花賞の2着はコナコーストですが、前走鮫島克騎手の騎乗をどうみていますか。
積極的に乗ってさすが鮫島克騎手という騎乗でした。川田騎手も負けるところだったって言ってたじゃないですか。
―ジョッキーカメラですね。レーン騎手への乗り替わりについて一言お願いします。
なんで替わるの? って思うだけです。
―フローラS組など、別路線はイマイチですかね。
う~ん…。まっ、普通に考えて桜花賞組が有力でいいのではないでしょうか。なんかそこまで深く考えてないです。
―らしさ全開ですね(笑)。あえてしつこく聞きます。桜花賞以外の組で、注目している馬をお願いします。
オークスを勝ったミッキークイーンの仔なのでミッキーゴージャスは注目しています。初戦の走りは誰が見てもよかったですよね。
―聞いてよかったです。桜花賞で着順がふるわなかった馬の巻き返しについてはどうでしょうか。ドゥーラなんかは、オークスで買いたいなあとずっと思っていたのですが。
普通に本命候補の1頭です。でも、こういうわかりやすい馬は、みんな狙うでしょうからねえ。個人的にみんな狙いそうな穴馬は好きではないので考えてしまいますよね。
―なるほど。ですよねえ、としか言えません。それでは、あくまで現状ですが、軸として考えているのはどの馬でしょう。
プロ出馬表にはずっと書いてきていますが、コスモス賞の内容を見て、札幌2歳Sでドゥアイズを本命にしたときから、春のG1までは重い印を打つと決めているんですよ。なので、軸として考えているのはドゥアイズになってしまいます。だけど、これもドゥーラと一緒である程度目についてしまっているので難しいところです。どうせなら前走後ろで何もしないで欲しかったんですよね。
―桜花賞5着というのはなんとも言えない嫌さですよね。
まあ、リバティアイランドが抜けた人気になりそうなので、ほかの馬はほとんど穴っぽくなりそうですけど。
―たしかにそうですね。人気サイドで危険だと考える馬はいるでしょうか。
リバティアイランドがハープスターだとしたら1着はないかもしれませんよ。馬券的にはそれを期待ですよね。
―馬券外に飛ぶか、ディープのように飛ぶか…はい、すみません。最後にこれまで挙がらなかった馬のなかで、注目している馬がいましたらお願いします。
エミューとか? 桜花賞では直線で捌くのに手間取っていたので。でも、道中ロスなく乗っていたので、そこまで評価はできないですが。昔と違って、今のこの時期の3歳馬は、そこまで距離適性を気にしていませんが、伸びて良さそうですよね。二千までだろうと思っている馬も普通に来るので。父ビッグアーサーとかサウスヴィグラスとかならさすがに気にしますけどね。
取材後記: イングランドアイズ、ミッキーゴージャス、ドゥーラ、ドゥアイズ、エミューのボックスを買おうかなと思いました。そして、ウイニングポストを買おうかなと思いました。
以上、プロ予想家2名のオークスへの見解と注目馬を紹介しました。お二人揃って好意的だったのは、ミッキーゴージャスとエミューでしたね。
(文・垣本大樹)
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日曜日に行われるオークスの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ラヴェル【B】
栗東坂路単走。頭高めの走法は変わっていないが、四肢のさばきは柔らかく、トビも高い。1週前追い切りと比べて、道中における軸のブレ幅が小さくなっている点も好印象。厳しく見れば、もう少し威圧感が欲しいが、好調時の雰囲気に近づきつつあるのも確か。概ね態勢は整ったと判断してよさそうだ。
②ライトクオンタム【B】
栗東坂路単走。小柄な馬体を考慮してか、軽めの内容が多い馬だが、今回はそれなりに攻めた調教を施してきた。ややドタバタした走りではあるものの、脚元の動き自体は力強く、集中力も高い。状態は上向きなので、あとは実戦に行って、どれだけ道中で脚を温存できるか。それが最大のポイントとなる。
③キタウイング【C】
美浦南W併走。整ったフォームで、手前替えも上手。体の使い方も悪くない。その一方、脚元の力感が薄く、僚馬と並んだ際の反応もひと息。最終的に体勢有利の形でゴールを迎えたものの、好調時の動きに比べると、物足りなさを覚えてしまう。評価は上げづらい。
④キミノナハマリア【C】
栗東CW単走。整える程度の内容。ゆったりと走れているのはいいのだが、頭の位置が高く、前さばきも硬め。推進力が上に逃げがちなのも気になるところ。フローラS大敗で一旦はオークスを諦めて放牧→出られそうになったので急遽帰厩、という経緯を踏まえると、仕上がり途上とみるのが正解なのかもしれない。
⑤リバティアイランド【A】
栗東CW併走。折り合いに重点を置きながらも、ラストは素晴らしい切れ味を披露した。緩急のメリハリがしっかりついていたし、四肢のさばきも実に俊敏。集中力も高い。1週前時点では8割程度の仕上がりに感じたが、この追い切りでの動きを確認する限り、状態面の憂いはなさそう。きちんと帳尻を合わせてきたように思える。
⑥ゴールデンハインド【A】
美浦南W併走。体を大きく使って伸びのある走り。脚元の動きも実にパワフル。最後まで体幹しっかりの安定感あるフォームを保っていたし、集中力も途切れていない。前回の中間も良かったが、それに勝るとも劣らない印象を持つ。攻め気配の良さを活かせるようなら、ここでも出番があっていい。
⑦ヒップホップソウル【C】
美浦南W併走。コーナーからテンション高め。直線を向いてからも、僚馬に食ってかかるような難しい面を出していた。ただ、ラストの手ごたえと反応は上々。ゴール後も勢い良く走り続けていた。見映えが悪いので、評価はCにとどめておくが、当日の気配次第では再検討の必要があるかもしれない。
⑧レミージュ【C】
栗東坂路単走。軽い運動程度の調整。近2走がテンション高く、レース前の消耗度が大きかったので、その対策とみてとれる。それはいいとしても、緩い稽古にもかかわらず、ラストがバテ気味だったのは気になるところ。コンディションを重視した調整とはいえ、評価を上げるには躊躇してしまう内容だった。
⑨コナコースト【B】
栗東坂路単走。回転のいい脚さばきでキビキビと登坂。最後まで気を抜かずに走れていたのも良い傾向。もう少し動きにしなやかさが欲しいが、微調整程度の内容を思えば、許容範囲の類だろう。雰囲気は決して悪くなく、それなりに態勢を整えてきた印象を受ける。
⑩ソーダズリング【B】
栗東坂路併走。右手前の強い走りだが、本番は左回り。過度に不安視する必要はない。整ったフォームで走れていたし、力強さも十分。身のこなしに硬さも見られず、体調面に問題はなさそう。あとは前進気勢が旺盛な馬だけに、実戦でジョッキーが制御できるか否か。その1点に尽きる。
⑪ミッキーゴージャス【B】
栗東CW併走。手前を右から左に替えたあとの反応と伸び脚はひと息。その一方、コーナーから直線序盤にかけての右手前における走りのバランスは良かった。左回りのレースに臨むにあたり、右手前の強い走法は武器と化す可能性も秘めている。判断に悩ましいが、右手前での動きを評価してのB判定としておきたい。
⑫ハーパー【A】
栗東坂路単走。10日と14日に長めから攻めているので、この厩舎らしく当該週は緩めの調整。上体高めの走りだが、もともとそういう馬。深刻に捉える必要はない。前回の中間に比べて体の使い方が良くなり、そのぶん四肢の可動域も広く映る。テンションも上がっておらず、体調は良さそう。力を出せる態勢とみたい。
⑬ドゥーラ【B】
栗東坂路単走。上がり重点の内容。首の振り方こそバラつき気味だが、フットワークは柔らかく、それでいて力強さもある。きちんと地面を掴んで走れていたし、ラストの反応も悪くなかった。最近の成績こそひと息だが、もっと着順を上げてきても、おかしくない攻め気配ではある。
⑭ペリファーニア【B】
美浦南W併走。コーナーから鞍上は制御にひと苦労。手前替えの地点も早く、気合乗りが過ぎるように映る。ただ、右手前をよほど好むのか、右回りよりも左回りのほうが直線における順手前が長く続く様子で、府中への舞台替わり自体は悪くなさそう。ようは、実戦に行っての折り合い次第。騎手の手腕に委ねるほかないか。
⑮エミュー【B】
美浦南W単走。落ち着いて走れているし、手前変換もスムーズ。もう少し体を大きく使って欲しい気もするが、騎手候補生が跨り手綱を抑えていたことを考慮すれば、致し方ない面はある。それでも、失速気味だった1週前と比べれば、様子は良くなった。満点には至らずとも、着々と状態は上向いている。
⑯ドゥアイズ【B】
栗東坂路単走。直線半ばあたりまでは、前後のバランスが今ひとつだった。しかしながら、スピードに乗るにつれ、体の軸が徐々に安定。ゴール前の脚どりもしっかりしていた。もう少し反応に鋭さが欲しいが、鞍上の促しに応えるべく、ひたむきに前へ進もうとする姿は好感が持てる。まずまずの仕上がりではないか。
⑰シンリョクカ【B】
美浦南W併走。ゆったりとした流れでも、折り合いを欠くことなく、落ち着いて走れていたのは良い傾向。ひと頃の粗さが徐々に解消され、フォームにまとまりが出てきている点も好感が持てる。もう少し反応が鋭くなれば言うことなしだが、全体的に見ればキビキビと動けている印象。及第点の仕上がりと判断したい。
⑱イングランドアイズ【B】
栗東CW併走。首の動きが少し硬く、肩の出も若干窮屈に映るが、右回りの稽古ではいつもこんな感じ。それでも、1週前より脚さばきが素軽くなっているし、フォーム自体に乱れもない。もとより左回りのほうが良い走りをする馬。本番が府中であることを踏まえれば、悲観する内容ではないように思える。この馬なりに順調だろう。
イングランドアイズ・安田翔調教師「追い切りは折り合って並んでいく形。従順な走りだった」
ウェイビー・梛木助手「間隔が空いていないので、無理をしないように。体はできている」
エミュー・和田郎調教師「前走のダメージや反動もなく状態はいい。距離は延びていいはず」
キタウイング・杉原騎手「先週よりも動きはスムーズ。左回りのほうがいい印象がある」
キミノナハマリア・千田調教師「ゆったり走らせたほうがいいタイプ。条件は合っている」
クインズカムイ・加藤征調教師「状態はさらに上向いた。鋭い脚を使えるし、折り合い次第」
ゴールデンハインド・菅原明騎手「前走でスタミナを感じた。距離延長はプラスになると思う」
シンリョクカ・竹内調教師「この馬にしてはカイバを食べている。プラス(体重)で出せそう」
ソーダズリング・武豊騎手「ハードではないが、いい動き。距離はマイナスにはならない」
ドゥアイズ・吉田隼騎手「自分のペースでしっかり走れた。スタミナはある。タフな展開なら」
ドゥーラ・高橋康調教師「もともとガーッと行くタイプではない。距離はこなしてくれるはず」
ハーパー・友道調教師「中間はコースで長めに乗ってきた。距離適性で付け入る隙はある」
ヒップホップソウル・津村騎手「距離はもつと思う。強い馬がいるが、未知の魅力がある」
ペリファーニア・鹿戸調教師「体調はグングン上昇。距離はギリギリなので折り合いがカギ」
ミッキーゴージャス・安田隆調教師「直行ローテが良かったみたい。状態面はすごくいい」
メランポジューム・高野調教師「遠征続きだが、状態面は上昇。距離は心配していない」
ライトクオンタム・武幸調教師「トラブルなくこられた。1カ月かけて順調に調整できている」
ラヴェル・福岡助手「追い切りは前半からしっかり我慢が利いていた。雰囲気はいい」
リバティアイランド・中内田調教師「体がシャープになった。距離に対応してくれると信じる」
レミージュ・松永幹調教師「先週しっかりやって今週はサラッと流す程度。順調にきている」(夕刊フジ)
2013年以降(過去10年)の3着以内馬30頭のキャリアを確認すると、3~7戦の範囲で収まっている。その一方、キャリア3戦で2着連対圏を確保したのは無敗馬だけ。キャリア6~7戦の2着連対圏入りは、重賞連対(2着以内)経験馬に限られる。気に留めておきたい傾向といえよう。
(減点対象馬)
②ライトクオンタム ④キミノナハマリア ⑩ソーダズリング ⑪ミッキーゴージャス ⑭ペリファーニア ⑰シンリョクカ ⑱イングランドアイズ
2013年以降の1~2着馬20頭の前走を競走レース名で分けると、桜花賞、フローラS、フラワーC、忘れな草賞、スイートピーSの5通りに集約される。これ以外のステップで臨んだ馬は、2着連対圏に届いていない。
(減点対象馬)
⑧レミージュ ⑪ミッキーゴージャス
2013年以降の3着以内馬30頭中23頭が前走3着以内。前走4着以下から巻き返しに成功した7頭は、みな2走前に勝利を収めていた。前走が複勝圏外、かつ2走前が2着以下敗退だった馬は、評価を控えめにしたほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
①ラヴェル ③キタウイング ⑧レミージュ ⑬ドゥーラ ⑯ドゥアイズ ⑰シンリョクカ ⑱イングランドアイズ
2013年以降の1~3着馬30頭の前走馬体重をみると、404キロから518キロまで幅広い。ただし、420キロ以下、ならびに500キロ以上だった馬の最高着順は3着にとどまっている。その点には注意したい。
(減点対象馬)
⑮エミュー
2013年以降の3着以内馬30頭の近走における単勝人気を検証すると、近2走ともに5番人気以下だった馬の好走(3着以内)例は皆無。低評価続きの馬は、疑ってかかるべきだろう。
(減点対象馬)
③キタウイング ⑥ゴールデンハインド ⑨コナコースト ⑰シンリョクカ
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1着馬に関しては、オークスが屈指の本命レースになりつつあることは周知の通り。直近10年中9回(9年連続)で1~3番人気が優勝しており、2016~2020年の5年間は1番人気が5連勝を決めている。桜花賞組が距離不安を囁かれることがあっても、けっきょくは相応の実績を誇る馬が押しきるケースばかりで、U指数的にも(あくまで1着馬に関しては)波乱要素は少ない。よって、指数も人気の上位の馬を中心に据え、そこから流す馬券作戦が推奨される。
不動の本命評価を与えることができるのは、2位に2.3の指数差を付けてU指数トップに立っている“淒馬”の⑤リバティアイランド(96.4)。G1を2勝している実績と、安定して繰り出される桁違いの末脚は、他馬を一歩も二歩もリードしている。距離適性に勝る馬がほかにいたとしても、ポテンシャルの違いでクリアしてくれるだろう。
2番手以下は大激戦で、どの馬にも馬券圏内のチャンスがありそうな状況。よって残る3頭はとくに捻ることなく、U指数上位順に2位⑭ペリファーニア(94.1)、3位タイ⑨コナコースト(93.3)、3位タイ⑰シンリョクカ(93.3)を取り上げたい。
昨年はドゥラメンテ産駒の3番人気スターズオンアースが勝ち、2着にはキングカメハメハ産駒の10番人気スタニングローズが入線する小波乱。一方、2頭がKingmamboへと遡る父系であることは見逃せないポイントで、16年2着チェッキーノからKingmambo(またはその全妹Monevassia)の血を引く馬の連対が7年連続で続いている。
また、Nureyev(またはSadler's Wells)とMill Reef(またはRiverman)の血を併せ持つ馬も人気不問で上位を賑わす傾向にあり、必然的に内包するキングカメハメハはもちろんのこと、Kingmamboの血を引かずに勝ち馬となった21年ユーバーレーベン、17年ソウルスターリング、16年シンハライト、15年ミッキークイーン、14年ヌーヴォレコルトなどがこれに該当していた。
リバティアイランドは、父ドゥラメンテ×母ヤンキーローズ(母の父All American)。同産駒からは昨年の勝ち馬スターズオンアースが出ているが、父系と母系でSex Appealの血脈を持つキングカメハメハ系という観点では、18年1着アーモンドアイを想起させる配合でもある。前走桜花賞では次位に上がり3Fで0秒7差を付ける瞬発力を披露して勝利。資質の高さを改めて示したといえるが、距離延長に対する懸念を払拭する立ち回りでもあった。
ドゥアイズは、父ルーラーシップ×母ローズマンブリッジ(母の父ディープインパクト)。父は昨年の勝ち馬を出したドゥラメンテの叔父にあたる血統。本馬はキングカメハメハとShirley Heights(その父Mill Reef)の血脈を併せ持つ配合が興味深く、昨年の1着スターズオンアースや2着スタニングローズを引き合いに出しやすい血統構成となる。血統的にもマイルが本質というタイプではないので、芝2400mで真価を発揮しても不思議はない。
コナコーストは、父キタサンブラック×母コナブリュワーズ(母の父キングカメハメハ)。キングカメハメハは母の父としても20年1着デアリングタクトを出しているが、本馬は父系祖父がディープインパクトの全兄ブラックタイドであることから、配合的には13年3着デニムアンドルビーや21年2着アカイトリノムスメと似る。遠縁には11年の勝ち馬エリンコートがいる一族でもあり、Kingmambo内包馬の好調ぶりからも評価に値する存在だ。
編集部(以下、編) それにしても、先週のソダシは惜しかった……。
新良(以下、新) 直線のレーン騎手の手応えを見て「もらった」と思ったんですが、上には上がいましたね。
編 勝ったソングライン自身も、テン乗りで勝利に導いた戸崎圭太騎手も、本当にお見事でした。
新 乗り替わり予想のベストアンサーが別にあっただけに、かなり悔しかったです。素直に負けを認めて、今週に臨みたいと思います。
編 よろしくお願いします。ただ、今週はトップジョッキーがお手馬との継続騎乗で参戦することの多いクラシックの一戦。オークスも有力馬の大半が継続騎乗です。
新 そうなんですよね。オークスは過去10年で乗り替わりが1勝、2着4回。かなり厳しい状況が続いています。でも……。
編 でも?
新 近年は傾向が少し変わりつつあるんですよ。昨年は乗り替わりがワンツーフィニッシュを決めました。たまたま、という可能性もありますが、歓迎材料であることは間違いないでしょう。
編 それは、本企画にとっては追い風と言える傾向ですね。クラシックは継続騎乗が強いという認識を持っているファンは多いと思いますので、ギャップをつきたいところです。
新 それはおっしゃる通りなんですが、今回は乗り替わりのなかでも、ベタな狙い目を選ばせていただきました。
編 ということは、鮫島克駿騎手からレーン騎手に乗り替わる⑨コナコーストですかね?
新 ご名答です(苦笑)。人気はリバティアイランドに次ぐ2番手グループで、はっきり言って妙味はありません。でも、これしかない、というのが正直なところなんです。
編 では、推奨根拠を伺いましょう。
新 まず、鮫島駿騎手のこれまでの騎乗ぶりは、決して悪くありません。2着続きですが、鮫島駿騎手が工夫に工夫を重ねて、着実に歩を進めていきました。桜花賞ではあわやのシーンもありましたからね。
編 しかし、陣営は非情な決断を下しました。
新 鮫島駿騎手は相当悔しいはずですし、レーン騎手もそのことは重々承知の上でしょう。吉田隼騎手から馬を奪うかたちになった、先週のソダシと同じ構図ですよね。レーン騎手は騎乗停止スレスレの強引なプレーで、ソダシをあと一歩の2着までもってきました。
編 今回も似たような心境でしょうし、前任者の気持ちを考えて、結果にこだわる騎乗をしてきそうですね。
新 1着しか見ていないと思います。昨年は10番人気のスタニングローズで2着。当然、その上を狙ってくるでしょう。
編 昨年のオークス以外にも、レーン騎手は東京芝2400mで好走実績がありますよね?
新 レーン騎手はこれまでこのコースで9勝を挙げています。対する鮫島駿騎手は生涯0勝。厳しい言い方になりますが、どんなに同情しても、このコースでどちらが乗ったほうが勝利に近づくかは、火を見るよりも明らかなんです。
編 鮫島駿騎手は悔しい反面、納得せざるを得ない部分もあるかもしれないですね。
新 あると思います。レーン騎手に限らず、外国人ジョッキーはとにかく長距離戦に強い。昨年のオークス以降、外国人騎手が不在だった菊花賞を除き、2400m以上のG1では外国人が必ず連対しています。またしても、という可能性はじゅうぶんにあるでしょうね。
編 リバティアイランドはめちゃくちゃ強いですが……。
新 それはわかっていますが、付け入る隙がまったくないとは思っていません。コナコーストは、成長力が見込めるキタサンブラック産駒で、近年オークスで活躍したデアリングタクト、アカイトリノムスメなどと同じように、母父キングカメハメハという血統背景。リバティアイランドの川田騎手には、芝2400mの重賞で22連敗中というマイナスのデータもあります。
編 それを聞くと、逆転の望みがありそうですね。
新 馬券的には“裏目”に期待です。リバティアイランドがあっさり勝つことを想定した馬券だけでなく、逆転も視野に入れた馬券も買うようにしましょう。
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3歳牝馬のみに出走が許される、うら若き乙女たちによる頂上決戦。牝馬クラシックの2冠目にあたり、全馬ほぼ未経験となる2400mの距離で世代トップの座を争う。牝馬クラシック1冠目の桜花賞に勝ち、このオークスもものにし、そして秋に開催される(クラシックレースにはカウントされない)3冠目の秋華賞(1995年以前はエリザベス女王杯)を制して“牝馬3冠”を達成したのは、過去にメジロラモーヌ(1986年)、スティルインラブ(2003年)、アパパネ(2010年)、ジェンティルドンナ(2012年)、アーモンドアイ(2018年)、デアリングタクト(2020年)の6頭。オークス勝ち馬の多くはその後も活躍し、第40回(1979年)のアグネスレディー、第44回(1983年)のダイナカール、第54回(1993年)のベガ、第57回(1996年)のエアグルーヴ、第66回(2005年)のシーザリオなど、競走馬としてはもちろんのこと、引退後の繁殖牝馬として成功を収めた名牝が多数誕生している。2010年に行われた第71回は、アパパネとサンテミリオンによるJRA史上初のG1同着決着となり、場内が騒然となった。