ドゥーラ(競走馬)

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ドゥーラ
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写真一覧
現役 牝4 黒鹿毛 2020年2月8日生
調教師高橋康之(栗東)
馬主サイプレスホールディングス合同会社
生産者グランデファーム
生産地浦河町
戦績 9戦[3-0-1-5]
総賞金13,521万円
収得賞金3,900万円
英字表記Dura
血統 ドゥラメンテ
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
アドマイヤグルーヴ
イシス
血統 ][ 産駒 ]
キングヘイロー
アラマサスナイパー
兄弟 オシリスブレインダイタジェネシス
市場価格
前走 2023/10/15 秋華賞 G1
次走予定

ドゥーラの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/10/15 京都 11 秋華賞 G1 芝2000 183526.554** 牝3 55.0 斎藤新高橋康之 478
(+20)
2.01.6 0.534.1⑧⑨⑦⑦リバティアイランド
23/07/30 札幌 11 クイーンS G3 芝1800 14574.511** 牝3 51.0 斎藤新高橋康之 458
(-14)
1.46.7 -0.234.5⑦⑨⑨ウインピクシス
23/05/21 東京 11 優駿牝馬 G1 芝2400 18713103.4153** 牝3 55.0 斎藤新高橋康之 472
(0)
2.24.1 1.034.1⑭⑬⑭⑭リバティアイランド
23/04/09 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 1871330.6814** 牝3 55.0 戸崎圭太高橋康之 472
(-4)
1.33.2 1.134.2⑯⑫リバティアイランド
23/03/04 阪神 11 チューリップ G2 芝1600 17482.5115** 牝3 54.0 戸崎圭太高橋康之 476
(+6)
1.35.0 1.034.2⑪⑪モズメイメイ
22/12/11 阪神 11 阪神JF G1 芝1600 1881614.466** 牝2 54.0 斎藤新高橋康之 470
(+4)
1.33.8 0.735.0⑰⑰リバティアイランド
22/09/03 札幌 11 札幌2歳S G3 芝1800 147124.211** 牝2 54.0 斎藤新高橋康之 466
(+2)
1.50.0 -0.135.7⑥⑤⑤④ドゥアイズ
22/08/06 札幌 1 2歳未勝利 芝1800 107714.631** 牝2 54.0 斎藤新高橋康之 464
(-12)
1.49.1 -0.334.5ドゥラエレーデ
22/07/24 札幌 5 2歳新馬 芝1800 95550.374** 牝2 54.0 斎藤新高橋康之 476
(--)
1.52.4 0.135.4⑧⑧⑥⑥ドゥアイズ

ドゥーラの関連ニュース

4月24日(水)の美浦トレセンでは、2歳馬7頭がゲート試験に合格。デビューへの関門を突破した。

ゴーゴーゴウト(母ヴェルデライト、牡、加藤士)

ニューエラ(母アングルティール、牝、池上昌)

ハナナラツボミ(母ニシノコハク、牡、加藤士)

ブラックルビー(母メジロスプレンダー、牝、田中博)

リアライズハロック(母イシス、牡、池上昌)=半姉ドゥーラは2022年札幌2歳SなどGⅢを2勝

レオンバルディア(母ハンティングシーズン、牝、武井亮

レジーテソーロ(母パールプリンセス、牡、加藤士)

【のら~り勝ち馬予想の金言録】愛知杯2024「札幌の名脇役には注意」 2024年1月10日(水) 15:00


モンティ・パイソンをご存知だろうか? イギリスを代表する往年のギャグ集団だ。1969年に放送されたTV番組「空飛ぶモンティ・パイソン」で話題になり、当時の日本のドリフターズの様な国民的人気を瞬く間に得た。

イギリス国民はプライドが高い反面、笑いに関しては非常にくだけていて、一言で言えば「低俗な笑い」が好きだ。そして何を隠そう、私も彼らのコメディが好きだ(笑)。パイソンズは様々なコメディを繰り広げたが、その殆どが「下品」で「低俗」だった。
たとえば「バカな歩き方」省は架空の組織。“変な歩き方”を国民に広めるための省庁だ。毎日、変な歩き方の考案者が訪れ歩き方に対して補助金を求める。職員は申請者の歩き方を見るが、どの歩き方も却下。却下の旨を伝える際も部屋中を変な歩き方で歩き回り、来客対応にあたる女性職員も変な歩き方で給仕する。
また「英国式正しい隠れ方」講座では、丘の斜面に様々な方法で人が隠れる。解説者は画面を見つつ「あぁ……これは丸わかりです」とか「おやおや、上手に隠れましたね。でもまだまだ中級です」などとコメントし、見つかった人が次々と爆破される。
どれも皆シュールで低俗だ。しかし彼らの凄さはコメディの内容ではなく、これをBBC(国営放送)でやったこと。アグレッシヴさもスゴいが、受け入れる国民の寛大さもスゴい(笑)。

日本のドリフターズもそうだが、メンバーは“面白くて人気がある”人と“とりあえずメンバー”という人に分かれる(笑)。個人的な意見だが、コメディアンとして最も面白いのは故グレアム・チャップマン氏で、最もつまらないのはテリー・ギリアム氏だ。
テリー氏はつまらない。ただ、スゴいグループの脇役には何かある。ドリフターズなら恐らく最も不人気の高木ブー氏が実はウクレレの名手であるように、テリーはソロに転じてから映画監督として成功を収め「12モンキーズ」などを手掛けた。

さて、高木ブー氏、テリー・ギリアム氏は名脇役だが、脇役といえば競馬だ。今回は土曜西日本のメイン競走・愛知杯に寄せ、「脇役」金言を紹介しよう。

曰く「札幌の名脇役には注意」。

勝ち馬ばかりが注目される競馬。だが中には“出ていただけでもスゴイ”伝説の新馬戦や“好走の価値が高い”重賞も存在し、芝深い札幌競馬場の重賞好走馬は他場で快勝するシーンが少なくない。
コスタボニータはクイーンS3着。勝ったドゥーラはG1秋華賞で4着と好走し、2着ウインピクシス福島記念で4着と踏ん張った。今度は彼女が3着の価値を見せつける番だ。

テリー・ギリアム氏を調べていたら、亡き父と同学年だった。父はコメディアンではないが若い頃、酒を飲んでご機嫌になると「エブリバディ、セ・シ・ボン!」と何語か判らぬ言葉でおやすみの挨拶をしたのを思い出した。父はテリー・ギリアム氏より面白かった様に思う。思うがテリーに何か親近感を覚えた新年のひとときだった。


(文:のら~り)

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【あの人気馬はココが不安】福島記念2023 G1より相手は楽? それでもウインピクシスを過信できない理由 2023年11月9日(木) 15:00


エリザベス女王杯が行われる12(日)には、福島記念も組まれています。G1よりも波乱の可能性が高い、このローカルG3のハンデ戦に注目している、という穴党ファンの方は多いのではないでしょうか。ひねくれ者の筆者もそのひとりです。今年のエリザベス女王杯は登録段階で15頭と、フルゲート割れが確定しています。馬券としての魅力が高いのは福島記念のほうではないでしょうか。
 
同日に行われるG1がフルゲート割れということは、このG3戦に登録している牝馬は、G1にも出走可能なのに陣営がこのレースを選択してきた、ということも十分に考えられる馬たち。ある意味「確実に勝ちに来た」ともとれる状況からこれは買いなのではないか、と思われ、人気になってしまう馬もいます。今年の福島記念登録馬で言えば、ウインピクシスが該当するのではないでしょうか。複数のメディアがこの馬を上位人気になると予想しているようです。

前走は7月末の札幌・クイーンSで横山武史騎手が騎乗して2着。1馬身差で敗れた相手は、51キロと斤量に恵まれていた3歳牝馬ドゥーラですから、情状酌量の余地もあります。先月の段階で陣営は主戦の松岡正海騎手を押さえていたようですので、当然注目すべきでしょう。クイーンSより1キロ軽い54キロでの出走となる点も魅力的です。
しかし、このレースにおけるターゲットはこのウインピクシスです。上記の理由だけで「買い」と判断すると、痛い目に遭うかもしれません。気になるのは、次の2点です。

ウインピクシスは今年1月に小倉で3勝クラスを勝ち、オープン入りしていますが、その後は中山牝馬Sで8着、福島牝馬Sで13着、そして前述した通り、クイーンSで2着と、3戦続けて敗れています。
前走は2着なのだから評価すべきだろう、と思う人もいるでしょうが、負けたという事実に変わりはありません。しかもこの3戦はいずれも牝馬限定戦です。今回の福島記念では牡馬も出走するのですから、相手が楽になった、という話にはなりません。

さらにウインピクシスは、2勝クラスと3勝クラスで逃げ切り勝ちを決めています。昇級後の中山牝馬Sでもハナに立ち、レースを引っ張りました。しかし今回は、小倉記念で2着に逃げ粘ったテーオーシリウスという同型馬がいます。昨年のこのレースで逃げ切り勝ちを決めたユニコーンライオンの名前もあります。他にもシルトホルンなど、ある程度は前で流れに乗りたい、という馬が複数登録しています。あまり楽なレースにはならない可能性が高いとみておくべきでしょう。

近10年の福島記念における牝馬の戦績は(0.1.1.25)と勝ち星はありません。牝馬限定のG1と同日の実施である点を考慮すべきですので、このデータだけを見て「牝馬だから消し」などと言うべきではありませんが、一応は気にしておくべき傾向でしょう(※ただし、過去10年データに含まれる2013年については別日施行)。
だったらウインピクシスの代わりに何を買えばいいの? と問われれば、その答えは「考え中」の一択なのですが(笑)。と、今回も結びのひと言に無責任なフレーズを書き残して、このコーナーを締めくくりたいと思います。


(文・菅野一郎)

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【のら~り勝ち馬予想の金言録】福島記念2023「福島記念はマークされずに前に行く馬を狙え」 2023年11月7日(火) 15:00


以前勤めた会社には女子ソフトボールのチームがあった。今じゃ生徒に部活動の話をすれば「先生は相撲部ですか?」とか言われる私だが(笑) 事実はテニス部。昔はそれなりに俊敏だったし、道具を使うスポーツはソコソコ得意だった。野球、ソフトボールは特別心得もなかったが、どういうわけか女子ソフトボール部のマネージャーを任された。

このチームに恐ろしく研究熱心なコーチSさんがいた。選手の反射神経を鍛えるべくピンポン玉を使って特殊なトレーニングを考えたり筋トレの特別メニューを作ったり、それは本当に研究熱心で彼女の考える練習メニューにはいつも驚かされ、笑わされ、感心させられた。

その彼女と練習後に飲んだ時のこと。彼女からある相談をされた。
「のら~りさん、選手の太ももを鍛えたいんだけど、片足で前後にジャンプさせるための掛け声で格好いいの無いっすかね? 英語で……」

暫く考えたが、当時は何のアイデアも浮かばず「前~! 後ろ~!」でイイんじゃね? くらいのテキトーな答えでその場を凌いだ私だったが、何年も、本当に何年も経ってから、今の仕事に就き生徒の英語の質問に答えている最中に急に思い出し、彼女に連絡を取ってみた。

「……あのさ、あの時言ってたやつ、覚えてる? 前に跳んだり後ろに跳んだりする運動の掛け声でさ、英語のやつ。Forward,Backward! なんてどうだろう?」

何年ぶりに話したか判らない。だが20年ぶりに話す友人に最初に切り出す話題でないことは確かだ(笑)。それにもかかわらず、突然の提案に彼女は驚く様子もなく当時と変わらぬ溌剌とした受け答えで「良いっすね~! 早速試してみます!」と笑いながら応じてくれた。私も変わっているが彼女もまた変わっている(笑)。同時にソフトボールを愛する熱血コーチの度量の広さを見た瞬間だった。

さて、私が相談を受けた練習メニューの掛け声は「前、後ろ」だが「前、後ろ」と言えば競馬の駆け引きだ。そして今週日曜東日本のメイン競走・福島記念はこの前後の位置取りが非常に重要な意味を持つレースの一つ。今週の金言を紹介しよう。

曰く「福島記念はマークされずに前に行く馬を狙え」。

同レースの過去を振り返ると人気薄逃げ馬の活躍が多い。たとえば昨年優勝のユニコーンライオンはこのレースを10番人気で逃げ切ったし、一昨年のパンサラッサも5番人気を覆しての逃げ切りだった。また2016年のマルターズアポジーも7番人気で逃げ切るなど、このレースを人気薄で逃げ切った馬は少なくない。

ウインピクシスクイーンステークス2着の逃げ馬。敗れた相手ドゥーラはその後G1秋華賞でも4着と好走した。人気を背負う可能性は高くないし、鈴をつけられずマイペースに持ち込んだ逃げ馬ほど怖いものはない。

Forward,Backwardの掛け声が件の彼女のチームで実際に使われているかどうかは判らぬ(笑)。だがレース当日、ウインピクシスに掛ける声があるなら、それは“Backward”ではなく“Forward”ただ一語だ。


(文:のら~り)

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【エリザベス女王杯 俺のチェックポイント】牝馬3冠皆勤のハーパー 年長馬相手に初のGⅠタイトルをつかめるか? 2023年11月7日(火) 05:00

今週は秋の牝馬ナンバーワン決定戦、エリザベス女王杯が京都競馬場で行われる。俺のチェックポイント初日は、大阪サンスポの増本隆一朗記者がハーパーに注目。牝馬3冠に全て出走して堅実な成績を残しており、秋2走目で上昇ムード。初の年長馬相手でも、陣営からは通用する手応えを感じた。

リバティアイランドが圧倒的な強さで3冠を達成した今年の3歳牝馬路線だが、その他にも傑出馬は多いとみている。今回の注目はハーパーだ。

牝馬3冠にすべて出走して4、2、3着。秋華賞は前走比14キロ増とビルドアップして臨み、好位からシャープに脚を伸ばして善戦した。今回は一度使った上積みもありそうだし、何よりリバティがいない。GⅠ獲りの好機ではないだろうか。大江助手を直撃した。

「疲労をうまく抜いてあげられて、順調に調整できています。現状維持でいいなと思っていましたが、走りが力強くなってきましたし、気持ちも乗ってきていますね」

春までは体質が弱く、馬体がなかなか大きくならなかったが、ひと夏を越して「内臓面が強くなりました。それが一番、成長したところです」。カイバをしっかり食べて、筋肉がついたことで「加減せずに調教できるようになりました」という。その言葉通り、5日の栗東CWコースでもラスト1ハロン11秒3(6ハロン85秒2)とビシッと攻めることができている。

今回の舞台は京都外回り2200メートル。ジワジワと長くいい脚を使うタイプだけに、器用さが問われる前走より条件は好転する。「オークスの内容から、距離延長はいいと思います。外回りはプラスです」と前向きだ。

初の年長馬との戦いについては、どうだろう。同世代で秋華賞で先着したドゥーラ(4着)は夏に古馬相手のクイーンSを制しており、これを物差しにすれば通用していいはず。これについても「斤量の恩恵(年長馬と2キロ差)は大きいですからね。世代代表として、古馬のトップとどれだけやれるか楽しみです」と語ってくれた。

3歳でエリザベス女王杯制覇となれば、2017年のモズカッチャン以来。同馬は秋華賞3着からの参戦だった。ハーパーが再現する可能性は、十分にありそうだ。(増本隆一朗)

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秋華賞4着ドゥーラが左前脚の屈腱炎を発症 長期休養へ 2023年11月1日(水) 13:55

秋華賞4着のドゥーラ(栗・高橋康、牝3)が左前脚の屈腱炎を発症して長期休養することが1日、分かった。

高橋康調教師は「屈腱炎で1年以上の休養になります。レースが終わった後は症状は見えていませんでしたが、動き出して腫れてきたので、念のためにエコーを撮ったら判明しました」と語った。前走後はエリザベス女王杯を目標にしていたが、無念の離脱となった。

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ドゥーラの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


6月25日(日)阪神11R 第64回宝塚記念(3歳以上G1・芝2200m)


【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)

<休み明けでの出走>

イクイノックス(ドバイSC:1着(海外)3ヶ月)<B> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間は早めに栗東へ移動して滞在での調整。右回りでの追い切りもあるが、この馬としては力みがあり終いの伸び脚が物足りなくも見える。

ヴェラアズール(ドバイWC:13着(海外)3ヶ月)<C> <優先出走馬(ファン投票)>
海外帰りの休み明け。この中間乗り込み量は豊富も、1週前追い切りを見ると良い時のような前進気勢があまり感じられない。時計は出ているが終いの伸び脚は平凡。

ジオグリフ(ドバイWC:11着(海外)3ヶ月)<B>
この馬も早めに栗東へ移動しての調整で、CW、坂路と好時計が出ていて順調な仕上がり。1週前の動きを見ると、重め感はないがもう少し気合乗りがほしい感じ。

スルーセブンシーズ(中山牝馬S:1着、448kg(+4kg)3ヶ月半)<A>
中山牝馬Sからの休み明けで、こちらも栗東に移動しての調整。デビューから休み休み使われ、馬体も増えてきている馬だが、1週前は強めに追われて力強い動きを披露と、ここも仕上がりは良さそう。


<前走:天皇賞(春)出走馬>(中7週)

ジャスティンパレス(1着、472kg(±0kg))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間もこれまでと同じように1週前に併せ馬で強めに追われた。ただ、持ったままの併走相手に追って追って何とか先着という内容で、もともとスッと反応できる馬ではないものの今回はズブさが目立ち、重め感あり。

ディープボンド(2着、504kg(-10kg))<A> <優先出走馬(ファン投票)>
前走は10キロ減で仕上がりが良かったがパドックではかなりうるさかった。この中間は、1週前までに坂路、CWで強め3本と昨年とほぼ同様の内容だが、さらに動きが良化し前走以上のデキで臨めそう。

ブレークアップ(4着、496kg(+2kg))<C>
土曜追いの厩舎で、3週連続CWで速いタイムを計時。ただ、前走時と比べると坂路での時計が平凡。

アスクビクターモア(11着、482kg(±0kg))<A> <優先出走馬(ファン投票)>
この春3戦目となるが、この中間は南Wでの追い切りプラス2歳時以来のプール調教も取り入れられての入念な乗り込み。1週前追い切りでは前走時のような前半手控えた内容ではなく、気分良く走らせて直線もかなりハードに追うという、迷いなく思い切りの良さを感じさせるスパーリングを敢行している。


<前走:香港QE2世C出走馬>(中7週)

ダノンザキッド(5着(海外))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間は坂路での時計が平凡。CWでの追い切りの動きを見ても、前半は首が上がってしまい走る気持ちが伝わってこない。

ジェラルディーナ(6着(海外))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間は1週前に強めに追われて本来の調整内容。ただ動きを見ると、重心が高めでやや力みがある点で、良い時と比べると少々物足りない。


<前走:鳴尾記念出走馬>(中2週)

ボッケリーニ(1着、468kg(+2kg))<C>
前走時は追い切りの動きも良く好仕上がりだったが、今回はあまり実績のない中2週での出走。日曜に坂路で時計が出ているが軽めの調整で、上積みまではどうか。

モズベッロ(6着、496kg(+4kg))<B>
3年前に3着の好走実績があり、中2週のこの中間も軽めの調整ではあるものの良い時の動きに近づいてきている。近走は詰めてレースを使えていることからも、出来の良さが感じられる。

カラテ(9着、538kg(+4kg))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間も坂路での調整でガラッと良くなった感じはないが、大きな馬で力強さはあり調子落ちはなさそう。


<前走:その他のレース出走馬>

ユニコーンライオン(豪州QES:5着(海外)中10週)<D>
前走からの乗り込み量は少ない。1週前の動きを見ても、好調時のような鞍上がハミにぶら下がる感じがなく、長手綱で押しても伸びきれず重い動き。

ドゥラエレーデ日本ダービー:中止、512kg 中3週)<B> <優先出走馬(ファン投票)>
前走落馬競走中止のためここに出走してきた。中3週になるが、休み明けの前走を使われて1週前には日曜、水曜とかなり良い時計をマーク。出来自体は良さそう。

プラダリア目黒記念:5着、464kg(+4kg)中3週)<D>
休み明けの前走時は、パドックでは緩さが残っているように見せていた。この中間も坂路では速い時計が出ておらず、変わり身はあまり感じられない。

ライラック目黒記念:9着、438kg(+4kg)中3週)<B> <優先出走馬(ファン投票)>
1週前は、前走時よりも手応えに余裕が窺え、終いの動きも好反応だった。

ウインマイティーブローザホーンミクソロジーの3頭は出走回避の予定。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、アスクビクターモアディープボンドスルーセブンシーズの3頭をあげておきます。


◇今回は宝塚記念編でした。
早いものでJRA春G1も最終戦の宝塚記念を迎えることになります。今年はこのコラムで推奨した馬たち(日本ダービータスティエーラオークスハーパードゥーラ/天皇賞春:ディープボンドシルヴァーソニック......)が好成績を残していて、少しでも的中のヒントとして参考になっていたら嬉しい限りです。
このコラムで推奨した馬たちが好走するということは、1週前までにどれだけ状態を仕上げられているかが重要になっていることの表れでもあると思っています。JRAでもレースの週になれば、参考レースや調教VTRなどを提供していますが1週前追い切りの映像などは探しにいかなければなかなか見られない状況にあります。そのあたり、当コラムの役割であり価値ととらえ、これからも皆さまの参考となるよう心掛けてやっていきますので、どうぞよろしくお願いします。


宝塚記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2023年5月26日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】日本ダービーの穴は皐月賞○○馬/日本ダービー展望
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オークスリバティアイランドが好位から難なく抜け出し2冠達成。ゲートや距離など、懸念した課題をあっさりとクリアして、6馬身差の完勝だった。順調なら秋華賞もかなり有力で牝馬3冠の期待が大きく膨らみそうだ。

2着ハーパーリバティアイランドの後ろをマークする形で追走。強い馬の後ろは進路ができるということを上手く利用した好騎乗だった。今回は相手が悪かった。3着ドゥーラは昨年札幌2歳Sの勝ち馬。札幌2歳Sでは今回穴人気していたドゥアイズを下しており、その後のチグハグな内容で人気急落だったが、ポテンシャルは高かった。

15番人気ドゥーラの3着激走により、オークスはこれで4年連続2ケタ人気馬が馬券圏内。カレンブーケドールウインマイティースタニングローズはその後も活躍しており、結果的にはオークス時点での人気がなさ過ぎただけ。ドゥーラも今後の成長次第では期待できそうだ。

さて、今週末はいよいよ競馬の祭典・日本ダービー。同じ東京芝2400mが舞台になるが、オークス桜花賞から800mの距離延長、3歳牝馬にとって過酷ともいえる2400m。一方、日本ダービー皐月賞から400mの距離延長。中山最終週の皐月賞はスタミナも問われるレースで、そこで好走できている馬の多くは、距離不安はない。したがって、基本的には皐月賞で上位好走馬や上位評価を受けていた馬が順当に走るレースだ。

人気面の傾向を見ても明らかで、過去10年の連対馬20頭のうち19頭は5番人気以内。逆にいえば6番人気以下で連対圏まで来た馬は2019年の勝ち馬・ロジャーバローズただ一頭だけ。同じ2013年~2022年の10年間でのオークスのデータを見ると、6番人気以下の馬が5連対と健闘しており、波乱度でいえば日本ダービーオークス。ダービーは基本的に人気馬の中から軸を選ぶレース。

一方で3着まで広げると、過去10年で6番人気以下の馬が下記の通り6頭馬券に絡んでいる。穴を狙うならこのゾーンだろうか。

2013年 アポロソニック 8番人気3着
2014年 マイネルフロスト 12番人気3着
2018年 コズミックフォース 16番人気3着
2020年 ヴェルトライゼンデ 10番人気3着
2021年 ステラヴェローチェ 9番人気3着
2022年 アスクビクターモア 7番人気3着

前述した伏兵で唯一連対(勝利)したロジャーバローズは1枠1番だったが、穴をあけた上記6頭のうち5頭も真ん中より内寄りの枠に入っていた。というわけで、日本ダービーは5番人気以内の能力上位馬と内枠の伏兵でだいたい決まるというのが過去の傾向…と書いてはみたものの、ありきたりでまったく面白くない。

加えて近年のダービー当日の馬場は以前ほど内有利にはならなくなっており、果たして上記のデータ通りに決まるのだろうか?

というわけで、別の視点でもう一つ。近年は皐月賞当日の馬場悪化が顕著で、明らかに当日は内枠が不利な馬場になっている。その視点で見ると、ヴェルトライゼンデ皐月賞で4枠8番、ステラヴェローチェは同2枠3番、アスクビクターモアは同1枠2番。いずれも不利な内枠でひとケタ着順に踏ん張っていた。

この理論で行くならば、今年も皐月賞内枠馬の巻き返しが怖い。4番枠で5着のショウナンバシット、8番枠で7着のトップナイフ、5番枠で9着のフリームファクシが該当するが…。どうも歯切れが悪いのはこの3頭いずれも中山の方が合っていそうな点。そこでもう一頭穴馬を考えるならばベラジオオペラはどうか。皐月賞は外枠だったが、道中外からマクられ、内で苦しい競馬。それでもラストはそこそこ粘っていた。スタミナもありそうなので、少し相手に加えてみてもいいかもしれない。

~今週末の注目馬~

というわけで今週も、最後は日本ダービーの注目馬で締めたい。

タスティエーラ(ダミアン・レーン騎手)

注目はタスティエーラ&ダミアン・レーン騎手。
共同通信杯→弥生賞→皐月賞日本ダービーという最近のトップホースにしてはやや詰まったローテでの参戦になるが、差し遅れた共同通信杯から弥生賞ではキッチリ巻き返し、皐月賞でもソールオリエンスの差し脚には屈したものの2着と好走。トップレベルの能力を見せた。
今回さらにプラスになりそうなのがレーン騎手の騎乗。前2走の手綱を取った松山騎手も上手く乗っていたが、本馬に関していえば追わせるタイプなので外国人騎手と手が合いそう。実際デビュー戦でムーア騎手が騎乗した際の伸びが一番良かった。ヴィクトリアマイルソダシオークスコナコーストと、レーン騎手はG1での乗り替わりで結果を出し切れていない影響で多少人気面が甘くなりそうな点もプラス。ソフトタイプ向きでいかにも手が合わなそうだったコナコーストとは異なり、タスティエーラはハードに追われて伸びる馬。この乗り替わりはプラスになる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年5月18日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック オークス2023  
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


5月21日(日)東京11R 第84回オークス(3歳牝馬G1・芝2400m)




【登録頭数:21頭】(フルゲート:18頭)


<前走:桜花賞出走馬>(中5週)

リバティアイランド(1着、466kg(+4kg))<B><優先出走馬>
この中間は乗り込み量が少なめで、1週前もCWを単走といつもと違う感じの調整内容は気になるところ。それでも動きを見ると重心が低く回転の速い走りで、悪くは見えない。

コナコースト(2着、454kg(-4kg))<B><優先出走馬>
この中間もこれまで通り1週前にCWを長めから併せ馬で追われて先着。併走相手の鞍上とは体重差がかなりあったとは思うが、手応えも良く引き続き出来は良さそう。

ペリファーニア(3着、490kg(-6kg))<B><優先出走馬>
前走時は関西への輸送を控えた状況下、最終追い切りでも馬なりながら気分良く走らせていた。この中間は、1週前追い切りから抑え気味の内容となっていて、強くやる必要もないくらい馬体は仕上がっているのかもしれない。

ハーパー(4着、462kg(-4kg))<A><優先出走馬>
この中間も乗り込み入念で、1週前に強めに追われて併せ馬でも先着。日曜日にも坂路で好時計をマークし先着と、直前は馬なりで十分な仕上がり。

ドゥアイズ(5着、448kg(+2kg))<B><優先出走馬>
勝ちきれないところがあるが大崩れもない馬。1週前追い切りでは毛艶がピカピカで気合乗りも抜群に見せており、上積みが期待できそう。

シンリョクカ(6着、434kg(-6kg))<B>
この中間も南Wで良い時計が出ていて出来良好に映る。左回りでの追い切りの動きを見ると、特に気にするところもなく手応えも良く好印象。

ライトクオンタム(8着、428kg(±0kg))<B>
今回乗り替わりとなる田辺騎手が騎乗しての1週前追い切り。独特の走りをする馬で、追い切るよりもコンタクトをとることのほうを優先した感じの内容だったが、レース前に騎乗しておくことは人馬プラスになる。小柄な馬なので強く追う必要もなく、VTRを見てもいつも通りの走りで出来も悪くはなさそう。

エミュー(10着、418kg(+4kg))<D>
小柄な馬で使い詰めの状況。この中間は、中5週で関東での競馬となりしっかり乗り込まれているが、1週前追い切りの動きからは非力さがぬぐえず力強さは感じられない。

ラヴェル(11着、446kg(-2kg))<C>
桜花賞のコラムでも書いたが、この馬は右回りよりも左回りのほうがスムーズに加速することができるので、東京コースはプラス。休み明け3戦目での上積みも見込めそうで、前走以上の走りに期待がもてる。

キタウイング(12着、432kg(±0kg))<B>
重賞2勝馬だが調教で目立たない内容の時に好走している馬。関西でのレースの時には、早めに栗東入りして坂路でかなりの好時計をマークと、能力の一端を示していたと思うが凡走も多い。この中間は坂路、南Wで乗り込まれ平凡な内容といった感触だが、このような時にこそ激走することがあるので注意も必要。

ドゥーラ(14着、472kg(-4kg))<A>
ここ3戦はワンターンの競馬で、直線で伸びてきていないわけではないのだが、スタートも速いほうではないことから、息を入れるタイミングもなかなか作れずでこの馬の良さは出せていない。この中間、2週前は坂路、1週前がCWで一杯に追われてかなりの好時計をマークしていて、状態はすこぶる良さそう。鞍上が斎藤騎手に戻り人気は落ちそうな場面だが。距離延長でコーナー4つのコースとくれば巻き返せる要素は十分にあり。





<前走:フローラS出走馬>(中3週)

ゴールデンハインド(1着、486kg(+10kg))<A><優先出走馬>
この中間も、1週前に南Wを3頭併せで追われて大外を馬なりのまま楽に先着と、前走勝ちの勢いそのままといった感。

ソーダズリング(2着、470kg(±0kg))<B><優先出走馬>
月1ペースでレースを使われてきて今回は中3週となるが、1週前にはこれまで同様に坂路で追われた。単走馬なりも力強い走りを見せていた、引き続き好調をキープ。

イングランドアイズ(4着、432kg(+6kg))<D><抽選対象馬(1/4)>
この中間は坂路で目立つ時計はなし。前走時のパドックでは落ち着きがなく、間隔が詰まっての再輸送ということもあって、強めに追えないところあり。

キミノナハマリア(11着、492kg(+2kg))<C>
前走時の追い切りもそうだったが、1週前追い切りでも終い速い時計で回転の速い走りをアピールしているが、一方でバネのある走りではない。




<前走:その他のレース出走馬>

ヒップホップソウル(フラワーC:2着、490kg(-2kg)中8週)<B>
この中間も日曜に坂路、水曜に南Wと2週連続で好時計。1週前追い切りでは行きたがるところを抑えながらも楽に先着と、元気で勢いあり。

ミッキーゴージャス(1勝クラス:1着、436kg(-4kg)中5週)<A>
母はオークス馬。無駄がなくコンパクトにまとまった感じの馬体ではあるが、この中間もプール調教を多く取り入れられながらこれまでと同じような調整内容できている。1週前追い切りでは終い仕掛けられると一気に突き放してみせていて、仕上がりもかなり良い。

レミージュチューリップ賞:16着、506kg(-2kg)中10週)<C>
小柄な馬で、間隔を空けられたこの中間は2週前、1週前と強めに追われて時計自体上々なものを刻んできた。ただ、動きを見ると重い感じあり。

ウェイビー(矢車賞:2着、506kg(-2kg)中2週)<D><抽選対象馬(1/4)>
速い時計を出す厩舎だが、中1週となり軽めの調整で時計平凡。

クインズカムイ(未勝利:1着、468kg(-8kg)中3週)<D><抽選対象馬(1/4)>
この中間もプール調整が多く、1週前の坂路では3頭併せ(計測不能)で追われたが、物足りない動きだった。

メランポジューム(スイートピーS:8着、448kg(-2kg)中2週)<C><抽選対象馬(1/4)>
休み明けの2戦が関東でのレースで、中2週での再輸送となると、馬体維持優先となり強めに追えない。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ハーパードゥーラゴールデンハインドミッキーゴージャスの4頭をあげておきます。



◇今回はオークス編でした。
桜花賞から距離が800m延びるオークス。今回も過去5年の連対馬について、追い切り内容を調べてみました。すると、連対馬10頭のうち、最終追い切りを馬なりで追われていた馬が7頭、そしてそれを勝ち馬に絞ると5頭全馬が直前馬なりでの調整だったことが分かりました。1週前も含めて全体的に馬なり調整だった馬が多く、一方で強めに追われて連対した馬たちは1週前も最終追い切りも強めに追われていたとの傾向が見られています。
3歳牝馬にとっては長距離のレースということで、折り合い面を重視した調整が中心になっているように思います。というわけで、今週のオークスに関しては、折り合い重視のソフト仕上げ、をおすすめの調整パターンとして挙げさせていただきます。


オークス出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。



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2023年4月6日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 桜花賞2023
閲覧 1,882ビュー コメント 0 ナイス 4



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


4月9日(日) 阪神11R 第83回桜花賞(3歳G1・牝・芝1600m)



【登録頭数:26頭】(フルゲート:18頭)


<前走:チューリップ賞出走馬>(中4週)

モズメイメイ(1着、456kg(±0kg))<B><優先出走馬>
この中間も乗り込み豊富で、2週前、1週前には坂路で好時計を出している。動きを見ても、かなり行きたがるくらい気合が乗っていて出来は引き続き良さそう。

コナコースト(2着、458kg(-4kg))<D><優先出走馬>
2走前、前走、この中間と、追い切りの内容が物足りなくなっていて、調子が上がってこない感じ。

ペリファーニア(3着、496kg(±0kg))<A><優先出走馬>
南Wと坂路で好時計が出る馬だが、前走時のパドックではまだ締まりそうな馬体だった。この中間も、1週前に南Wを併せ馬で追い切られ好時計をマーク。さらに、前走時と同じように日曜坂路でもかなり速い時計を出していて順調な仕上がり。

ルミノメテオール(4着、446kg(+4kg))<D><除外対象馬>
前走時までは坂路で好時計が出ていたが、この中間は本数の割に平凡な時計が多い。

ダルエスサラーム(6着、438kg(±0kg))<B><除外対象馬>
坂路で速いタイムが出る馬で、この中間も坂路で好時計マークと状態は良さそう。どちらかというとスピードが勝った感じ。

キタウイング(7着、432kg(±0kg))<B>
前走時も栗東に滞在しての調整だったが、控えめな内容が多かった。この中間も引き続き栗東で馬なりでの調整だが、前走時よりも走りがしっかりしてきていて上積みは感じられる。

ドゥーラ(15着、476kg(+6kg))<B>
前走時の追い切りでは終いの伸び脚に物足りなさを覚えたが、この中間は1週前追い切りで見せた力強さから、良化してきている印象。




<前走:フィリーズレビュー出走馬>(中3週)

シングザットソング(1着、436kg(-4kg))<C><優先出走馬>
小柄な馬で、前走時パドックでは好馬体もこれ以上馬体は減らせないくらいギリギリだった。中3週で迎えるこの中間、追えばいくらでも速い時計の出る馬が控えめな内容となっていて、上積みまでは厳しいのかもしれない。

ムーンプローブ(2着、464kg(-6kg))<C><優先出走馬>
前走は1400m戦で前に行けなかったが直線はしっかり伸びた。この中間も1週前には坂路で好時計も、抑えすぎて時計ほどの良い伸び脚は見られず。

ジューンオレンジ(3着、446kg(-4kg))<B><優先出走馬>
使い詰めからの中3週で疲れがどうかというところはあるが、坂路で好タイムを計時し、併せ馬でも見劣ることなくしっかりした走り。

ブトンドール(6着、494kg(+12kg))<D>
この中間も距離を意識してか1週前追い切りはCWでの内容。走りに硬さがあり首も上がり気味で物足りない動き。

リバーラ(12着、434kg(+4kg))<‐>※出走回避




<前走:阪神ジュベナイルフィリーズ出走馬>(4ヵ月)

リバティアイランド(1着、462kg(-4kg))<A>
この中間も坂路、CWと好時計。やや首が詰まる走りになるが伸びていないわけではないので、前走時に近い好仕上りで出走できそう。

シンリョクカ(2着、440kg(±0kg))<C>
この中間も前走時と同じような調整内容。状態は悪くなさそうだが、動きを見てもまだ非力さが残る印象で、大きく変わった感じはなし。

ラヴェル(11着、448kg(-4kg))<B>
この中間は2週前から1週前までに3本強めに追われていて、1週前の映像からも力強い動きで休み明けでも出来自体は良さそう。ただ、右回りよりも左回りのほうがコーナーリングから直線に向いての加速がスムーズな感があり、ここも枠とゲートを出ての位置取り次第か。スムーズでないと前走のような競馬になるリスクは残る。




<前走:クイーンC出走馬>(中7週)

ハーパー(1着、466kg(-12kg))<B>
この中間も入念な乗り込みで出来は良さそう。1週前の動きを見ると仕掛けられてからの反応こそ鈍いが、終いの伸び脚は上々。

ドゥアイズ(2着、446kg(-2kg))<B>
休み明け3戦目で迎える。前走時のパドックでは、毛艶良く、気合、伸び万全で状態は良かった。この中間も先週、今週と追い切りの時計を詰めてきていて、更なる上積みに期待が持てる。

モリアーナ(3着、474kg(-2kg))<C>
叩き3戦目となるが、前走から少し間隔が空いていて坂路で良いタイムが出ていない。

ミシシッピテソーロ(15着、418kg(-6kg))<D><除外対象馬>
この中間、2週前、1週前と追い切られているがこの馬としては平凡な時計で......。




<前走:その他のレース出走馬>

トーセンローリエ(アネモネS:1着、426kg(-2kg) 中3週)<D><優先出走馬>
3連勝した前3走時の追い切りでは、中間坂路でかなり良い時計を1回はマークしていた。ただ、この中間は中3週で1週前までは軽めの調整。最終追いでビッシリ追ってきて好時計を出せるところまで回復できるかどうかだが。

コンクシェル(アネモネS:2着、452kg(-10kg) 中3週)<C><優先出走馬>
前走時点で10キロ減と、これ以上絞りたくない感じも1週前には強めに追われて好時計を計時と、出来は引き続き良さそう。あとはパドックでテンションが高くなるところがあり、さらに輸送もあるとこれまで以上に力みが強くなる可能性あり。

ミスヨコハマ(アネモネS:10着、464kg(+2kg) 中3週)<C><除外対象馬>
休み明け2戦目でこの中間も乗り込み豊富。併せ馬でも先着と、上積みが期待できそうな感触はあるが。

エミュー(フラワーC:1着、414kg(-2kg) 中2週)<D>
小柄な馬で使い詰め。この中間は、中2週で1週前に強めに追えず、さらに輸送もあるので状態面を気にする以上に馬体を減らさないことに神経を使わなくてはならず......。好状態にもっていくことはかなり大変になりそう。

ライトクオンタムシンザン記念:1着、428kg(+2kg) 3ヶ月)<A>
ルメール騎手は、馬の気持ちに逆らわず気分よく行かせての勝利。武豊騎手は、ディープ産駒の爆発力を活かす乗り方で直線大外一気の差し切り勝ちと、どちらも強い内容で能力の高さを見せてくれた。小柄な馬ということもあり、間隔を空けて臨む今回、2週前、1週前とCWを長めから追われて上々の時計を披露。動きを見ても、前進気勢が強く気持ちも乗ってきているので良好な仕上がりと言えるだろう。

メイクアスナッチ(フェアリーS:2着、436kg(+6kg) 3ヶ月)<D><除外対象馬>
休み休み使われてきた馬で、今回も3ヶ月ぶり。1週前追い切りではモタモタした走りで、仕上り途上という印象を受けた。

ユリーシャ(エルフィンS:1着、446kg(-8kg) 中8週)<C><除外対象馬>
坂路で好時計の出る馬だが、この中間は1週前にCWで長めからと調整パターンを変えてきた。もともとトレセンで多く追い切られるタイプではないが、今回は間隔が空きなおかつ絞りにくい寒い時期で本数も少ないということで、太めが残っているため変えてきたのかもしれない。動きを見ても終い伸びきれずという感じ。


                                                                                                                          

※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ライトクオンタムリバティアイランドペリファーニアの3頭をあげておきます。



◇今回は、桜花賞編でした。
桜花賞過去5年の連対馬(霧で1週前、最終追い切りと計測不能だったアーモンドアイを除く)の追い切り内容について調べてみると、最終追い切りが馬なりだった馬が6頭で残り3頭も一杯まではいかずG前仕掛けや直線強めと終い気合を入れる程度で3頭とも輸送の負担が少ない関西馬でした。1週前追い切りに関しては、馬なりでの追い切りの馬が少し多く、長距離輸送のある関東馬(栗東滞在馬は除く)は、1週前の時点で仕上がっていないと勝ち負けすることは厳しいでしょう。逆に、関西馬は1週前が馬なりでの追い切りでも、そこで少しでも重い感じがあれば最終追い切りでは強めに......といった過程の馬でも勝ち負けを演じられる傾向にあるようです。これらの調教データから、関東馬は1週前時点での仕上がり、関西馬は最終追い切り後の状態で判断することをおススメします。

桜花賞出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2022年12月16日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】「買い目を絞れ」は多くの場合収支をより悪化させる/朝日杯FS展望
閲覧 2,355ビュー コメント 0 ナイス 4

先週の阪神JFは人気のリバティアイランドが力強く抜け出し勝利。土曜から続く内有利の馬場をどう騎乗するか見ものだったが、淀みないハイラップの流れに乗り、直線は次元の違う末脚で抜け出した。

2着以下は内有利が顕著。シンリョクカは3番枠を生かして上手く溜めて伸びて来た。3着ドゥアイズ吉田隼人騎手が上手く内に収めてラストの脚を伸ばした。

一方で8枠3頭は仲良く出遅れて後方待機。流れに乗れず、16番枠ドゥーラは6着、17番枠ウンブライルは15着、18番枠ラヴェルは11着と、それぞれ惨敗だった。

阪神芝はAコースの連続開催に加えて雨の影響も受けたエリザベス女王杯の週では圧倒的に外有利となったが、その後Bコース替わりでインが復活。3週目を迎えた先週でもむしろイン有利が加速している印象が強い。今週末はBコース4週目となるが、本稿執筆時点では土曜に少し雨予報が出ているくらいで、そこまで悪化する気配はない。引き続き好天が続けば、阪神JFに続いて朝日杯FSも枠順の影響が大きいイン有利レースになるかもしれない。

ところで、先週予想力以外が大事…という話を、新刊『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』に絡めてしたのだが、予想力以外=馬券力の中で特に大切なのが「馬券の買い方」だろう。実は先日、ウマニティの動画でもお馴染み(?)の太組不二雄さんと某ネット番組で共演した際に、太組さんが今年のG1収支でどうしたらプラスに持っていけるか…という話をする機会があった。番組としての結論は、

「より絞って買う」

という方向になったのだが、冷静に考えると逆ではないかなと思いながらアップされたものを見た。

「買い目を絞れ」

というのはよく聞く話で、そりゃ広げるよりは絞った方が効率が良いのは当然である。だが、実は絞って買うと勝つためには単純な予想力の勝負になるため難易度が上がる側面もある。

阪神JFのように人気馬からのヒモ荒れは競馬においては日常茶飯事で、そういった馬券を取るには、絞るよりも手広く買って高めを待つというスタンスも大事である。だが、絞る方がカッコいい、プロっぽい、見栄えが良い…などなど多くの理由があり、結果として買い目を絞れというのは今も昔もよく聞かれるアドバイスだ。そもそも競馬におけるアドバイスなんてものは(自戒も込めて)大半が役に立たないので、基本的にはそんなものは無視して自分が信じることを続けた方が良いのだが、買い目を絞れというのもそのうちの一つではないかと思う。

特に穴馬券を買う方の場合、馬券が当たらない、今年の収支がイマイチで儲かっていないという方は、絞ることをやめて、荒れるレースを気楽に多点買いすればいい。そうしたら、運よく思わぬ高配当が転がり込んでくるはずだ。絞って儲けるのは正直75%平均のギャンブルに力勝負を挑むことなので、実はあまり得策ではない。よほど腕に自信があるなら別なのだが、そうでもないなら、あまり肩に力を入れずに買うことをオススメしたい。

さらなる詳細は新刊『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』を手に取っていただければ、具体的な手法や考え方を知ることができるはずなので、興味のある方は是非ご一読を。

~今週末の注目馬~

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は朝日杯フューチュリティステークス。注目馬はコチラ。

レイベリング横山武史騎手)

今回の注目はレイベリング

まだキャリア1戦ながら、初戦は逃げ馬が粘る流れをただ一頭次元の違う脚で伸びて来て勝利。父フランケルは2歳王者を複数輩出している世界的種牡馬で、今回は横山武史騎手が乗れるのも心強い。先週同様の馬場ならば、内枠を引ければよりチャンスが広がりそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2022年12月8日(木) 11:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 阪神JF2022
閲覧 1,564ビュー コメント 0 ナイス 6



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月11日(日) 阪神11R 第74回阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・芝1600m)


【登録頭数:29頭】(フルゲート:18頭)


<前走:ファンタジーS出走馬>(中4週)

リバーラ(1着、432kg(+14kg))<C>
今回も関西への輸送があるので、1週前は馬なりで追われた。ソフト調整でもかなり持っていかれている感じで、予定よりも時計が速くなってしまったという印象。

ブトンドール(2着、484kg(+6kg))<C>
前走時は強めに追われることが多かったが、この中間は馬なりでの調整。走りに力強さが感じられない。

サラサハウプリティ(5着、432kg(-2kg))<C>【抽選対象馬(3/14)】
1週前追い切りではモタモタした感じもしぶとく先着していて、これで変わってくるかどうか。

アロマデローサ(10着、444kg(+2kg))<B>
前走時は、追い切りでも力みがかなり感じられたがパドックでも入れ込んでいた。この中間、1週前追い切りでは気分よくスイスイと力強くしっかりした伸び脚を見せている。




<前走:アルテミスS出走馬>(中5週)

ラヴェル(1着、452kg(+8kg))<A>
前走時の追い切りでは少し重たい感じにも見えたが、パドックでは外々を気分よく周回していて出来は良かった。この中間もそれほど目立つ時計こそ出ていないものの、首を上手に使った走りで引き続きデキ良好。

リバティアイランド(2着、468kg(+4kg))<A>
この中間は坂路中心の調整で、1週前には芝での追い切りと新馬戦の時と同じような内容。特に坂路での時計はかなり良く、休み明けの前走を一度使われての上積みも期待できそう。

アリスヴェリテ(3着、454kg(+4kg))<D>【抽選対象馬(3/14)】
この中間も坂路での調整。前半は勢いよく駆け上がってくるのだが、終い甘くなるところは変わらず。

マラキナイア(5着、430kg(+8kg))<D>【抽選対象馬(3/14)】
前走時のパドックではトモが寂しく、後ろを歩いていた勝ち馬と比べるとかなり差があった。土曜追いの厩舎なので1週前の水曜は軽めの調整だが、首が上がり気難しい面を出していて出来に不安あり。

ミシシッピテソーロ(9着、436kg(+12kg))<B>
前走時、パドックを見ても太め残りがあった印象。この中間も長めから乗り込まれていて、これで絞れてくれば変わり身にも期待がもてる。




<前走:札幌2歳S出走馬>(3ヶ月半)

ドゥーラ(1着、466kg(+2kg))<B>
札幌2歳Sからの休み明けで、乗り込み豊富。好時計も出ているが、1週前の動きを見るとまだ反応が鈍く、重さの残る走りに映った。

ドゥアイズ(2着、440kg(-8kg))<C>
これまでも牧場での調整が多かった馬で、この中間も休み明けだがトレセンでの追い切りは少ない。1週前追い切りでは、終いのひと伸びを欠いた動きとの印象で、全体的に物足りなさが残る。




<前走:その他のレース出走馬>

キタウイング(新潟2歳S:1着、436kg(±0kg)3ヶ月半)<B>
関東馬だが早めに栗東に移動して調整中。1週前の坂路での動きも重たさは残るが終いはしっかり伸びていて、仕上がりは良さそう。

ウンブライル(もみじS:1着、474kg(±0kg)中7週)<A>
前走で関西輸送を経験していて、間隔にも余裕がありこの中間はしっかり乗り込まれていて時計も優秀。1週前追い切りでは、気合乗り、手応えともに良く見せていて、好仕上りとみてよさそう。

モリアーナ(コスモス賞:1着、462kg(+2kg)4ヵ月)<A>
休み明けでの出走だが、2週前、1週前と好時計で先着。1週前の動きを見ても、終いしっかりと伸びていて、乗り込み本数の割に順調な仕上がりを示している。

イティネラートル(りんどう賞:1着、408kg(-6kg)中8週)<C>
休み明けも、前走時よりも坂路での時計は良くなっていて出来は良さそう。ただ、小柄な馬でスピードが勝った感じで、短い距離のほうが向いているかも。

サンティーテソーロ(サフラン賞:1着、420kg(-2kg)中9週)<C>
1週前追い切りは併走相手の走りに合わせる内容で手応えに余裕があったが、手綱を緩めた時の反応は鈍くまだ中身に不安あり。

ミスヨコハマ(赤松賞:1着、460kg(±0kg)中2週)<C>
間隔を詰めて使われていて、この中間は軽めの調整。前走時のパドックではまだ馬体に余裕があったので、上積みは期待できるが、疲れがどれだけ取れているかがもっとも重要。

コンクシェル(赤松賞:6着、462kg(+18kg)中2週)<D>【抽選対象馬(3/14)】
前走から間隔が詰まっているが、1週前には併せ馬で先着し、好時計をマーク。ただ、重心が高い走りで、追われてからの反応も鈍い。

ムーンプローブ(白菊賞:1着、468kg(-2kg)中1週)<B>
中1週での出走で軽めの調整も、前走時の追い切りでかなり良い動きを見せていた馬。パドックでもまだ緩いという感触だったので上積みも期待できそう。最終追い切りの動きを見て判断したい一頭。

エイムインライフ(白菊賞:6着、472kg(+4kg)中1週)<C>【抽選対象馬(3/14)】
前走から間隔が詰まっていて軽めの調整。それでも、前走時のパドックでかなり緩さが残っていたので、ここで馬体が締まってくれば上積みへの期待も。

メイショウコギク(秋明菊賞:3着、424kg(-2kg)中2週)<D>【抽選対象馬(3/14)】
1週前の坂路での時計も終いが甘く、間隔も詰っていて変わり身はなさそう。

ヴィエンヌ(新馬:1着、482kg、中5週)<C>【抽選対象馬(3/14)】
この中間も乗り込み豊富で、1週前追い切りでの時計は優秀。ただ、スピードが勝った走りで一気の距離延長に不安あり。

シンリョクカ(新馬:1着、440kg、中8週)<C>【抽選対象馬(3/14)】
1週前追い切りでは、3頭併せの真ん中に併せたがフラつき右にモタれるところを見せていて、右回りでの走りには不安を残す。

モズメイメイ(新馬:1着、456kg、中2週)<B>【抽選対象馬(3/14)】
これまで併せ馬では遅れたことのない馬で、前走から間隔が詰まっていて1週前は軽めの調整。前走時、パドックでは馬体の仕上がりは良かったもののややテンションが高く映ったので、最終追い切りは軽めでも十分。

ライトクオンタム(新馬:1着、426kg、中3週)<D>【抽選対象馬(3/14)】
前走新馬勝ちをはたすも、乗り込み少なく馬体もまだ細かった。中間軽めの調整で迎える今回、一気の良化は感じられない。

ルミノメテオール(新馬:1着、440kg、中5週)<B>【抽選対象馬(3/14)】
デビュー戦は、乗り込み豊富で仕上りも良かった。この中間もしっかり乗り込まれていて、1週前追い切りは終いこそやや甘かったが出来落ちはなさそう。

ダンシングニードル(未勝利:1着、474kg(-4kg)中7週)<C>【抽選対象馬(3/14)】
1週前追い切りでは坂路で先着。走りを見ると短い距離が向く感じ。

ハウピア(未勝利:1着、408kg(+2kg)中8週)<E>【抽選対象馬(3/14)】
前走から間隔が空いているが、乗り込み少なく1週前追い切りでは首が上がり伸びきれず。

ユリーシャ(未勝利:1着、456kg(-6kg)中3週)<B>【抽選対象馬(3/14)】
レースを使われる毎に追い切りの時計も良くなっていて、前走時はパドックでも好馬体をアピールしていた。1週前は金曜日に坂路で好時計が出ていて、上積みも期待できそう。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ラヴェルリバティアイランドウンブライルモリアーナの4頭をあげておきます。


◇今回は、阪神ジュベナイルフィリーズ編でした。
阪神ジュベナイルフィリーズ連対馬(過去10年)の調教内容を見てみると、最終追い切りを馬なりで追い切られていた馬が14頭。強め、一杯などで追われていた馬は6頭となっていました。次に、1週前追い切りの内容ですが、こちらは馬なりで追われていた馬が7頭、強め、一杯が13頭となっていていました。
これを、過去5年に絞って見てみると、最終追い切りを馬なりで追われていた馬が10頭、強め一杯が0頭、1週前追い切りは、馬なり3頭、強め一杯が7頭となっていて、近年の連対馬は1週前に強めに追われて、最終追い切りは馬なりという馬がかなり多くなっている傾向にあります。
これは、関東馬も関西馬も同じ傾向にあり、追い切るコースも坂路、Wコースが中心ではありますが、特に偏ったところはないので1週前にある程度の状態まで仕上げられているかが最大のポイントとなります。ただ例外として、前走から間隔が大きく空いている馬、前走馬体がかなり大きく増えていた馬などは、1週前、最終追い切りと2週連続強めに追ってくることもあるので、その場合は最終追い切りの動きを見ての判断が必要となります。そして、今週は香港で行われる国際競走にたくさんの日本馬が出走します。日曜日の午後は、日本の競馬と並行して香港の競馬も楽しんでいきましょう。


※阪神JF出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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ドゥーラの口コミ


口コミ一覧
閲覧 76ビュー コメント 0 ナイス 4

ドウデュースの騎乗は戸崎やんけ…。
前走ではあのハイペースで位置を取りに行く競馬。大丈夫なんか?もう少しゆっくり行って脚溜めた方が良くないか?と思っていたら直線で早々に手ごたえ無し…、こりゃアカンわ。
BCマイルでは中途半端な追走で大外回って大距離ロスって、あれで勝てる訳無いじゃん。だろうって思って期待は1ミリもしてなかったけど。
それでも、戸崎ってもうちょっと賢い競馬するイメージだったよ。超ハイペースだろうが、ド・スローだろうが関係なく、ただ相対的な馬の位置しか意識しないウイニングポストのアルゴリズムみたいに馬鹿同然。
秋天で舐められて、武豊でリベンジ期待してたけど、ドゥーラの連続乗りヘグリ再びって感じ。
まだ横典の方が数段マシだと思うけど…。
ドウデュースってツキが無いわ。

 競馬戦略研究所所長 2023年10月17日(火) 09:04
重賞回顧 秋華賞
閲覧 151ビュー コメント 0 ナイス 1

2023年10月15日 京都 11R 秋華賞(G1)
◎:2枠 3番 マラキナイア
◯:3枠 6番 リバティアイランド
△:4枠 7番 マスクトディーヴァ
△:7枠 15番 ヒップホップソウル
△:3枠 5番 ドゥーラ

リバティアイランドがまさに余力残しでの圧勝というレースでした。今回ばかりはどんな専門家でも「負ける場面が想像できない。」と言わしめる力差があっての本番。川田騎手は平静を保っていましたが、レース後を見ればわかるようにゴールをした瞬間力が抜けるほど、本人にとっても忘れられない勝利でしょう。年内あと一回をどこで使うか。イクイノックスとの対決はあるのか?興味が尽きなくなってきました。

 2着には自分の競馬に徹したマスクトディーヴァ。G1でこの競馬ができた岩田望騎手は、さらに自信をつけたはずです。今後も人馬共に期待したいと思います。

 3着は勝ちに行って負けたハーパー。今回のペースでは切れ負けしてしまいますが、この馬も世代屈指の牝馬は明らか。府中でのレースで大きな仕事をしてくれそうです。

所長◎のマラキナイアは窮屈なレースでしたが欲目で見てしまっているかもしれませんが最後にハーパーに前をカットされていなければ、もっときわどいレースができていた気がします。

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 shu008 2023年10月16日(月) 13:36
秋華賞予想結果
閲覧 143ビュー コメント 0 ナイス 2

リバティーアイランドが勝利やはり強かった!
マスクトディーヴァの追い上げも凄い今後注目馬ですね。
予想的中ですがドゥーラが4着、3着なら~残念

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コメント一覧
2:
  HELPRO   フォロワー:2人 2023年3月4日() 16:01:13
何しに関西に行ったんだ戸崎くん。惨敗なら出てくんな。師と一緒に消えろうすバカ!
1:
  🟦 リバティ 🟦   フォロワー:95人 2022年9月4日() 10:59:57
いつのまに!
一番人気!
今後の活躍に期待する!

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2023年10月15日秋華賞 G14着
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2023年10月15日 秋華賞 G1 4着
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