ハーパー(競走馬)

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写真一覧
現役 牝4 鹿毛 2020年1月18日生
調教師友道康夫(栗東)
馬主エムズレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績11戦[2-2-2-5]
総賞金19,641万円
収得賞金5,250万円
英字表記Harper
血統 ハーツクライ
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
セレスタ
血統 ][ 産駒 ]
Jump Start
Serata
兄弟 ダノンセレスタヴァレーデラルナ
市場価格9,460万円(2020セレクトセール)
前走 2024/10/14 アイルランド府中牝馬 G2
次走 2024/11/10 エリザベス女王杯 G1

ハーパーの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/11/10 京都 11 エリザベス杯 G1 芝2200 -- 17714------** 牝4 56.0 武豊友道康夫B -- --------
24/10/14 東京 11 府中牝馬S G2 芝1800 151112.7515** 牝4 55.0 武豊友道康夫 488
(+20)
1.46.8 2.135.2④⑤⑥ブレイディヴェーグ
24/05/12 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 154736.2815** 牝4 56.0 池添謙一友道康夫 468
(-2)
1.33.9 2.135.7⑩⑪テンハッピーローズ
24/03/31 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 164717.1913** 牝4 56.0 岩田望来友道康夫 470
(-4)
1.59.5 1.335.5⑥⑥⑨⑨ベラジオオペラ
23/12/24 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 1661193.2119** 牝3 54.0 岩田望来友道康夫 474
(-10)
2.31.6 0.735.3⑤⑤ドウデュース
23/11/12 京都 11 エリザベス杯 G1 芝2200 15236.733** 牝3 54.0 川田将雅友道康夫 484
(+2)
2.12.8 0.234.8ブレイディヴェーグ
23/10/15 京都 11 秋華賞 G1 芝2000 181212.923** 牝3 55.0 C.ルメー友道康夫 482
(+14)
2.01.6 0.534.3⑤④⑤リバティアイランド
23/05/21 東京 11 優駿牝馬 G1 芝2400 186128.822** 牝3 55.0 C.ルメー友道康夫 468
(+6)
2.24.1 1.034.8⑧⑧⑧⑧リバティアイランド
23/04/09 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 18358.734** 牝3 55.0 C.ルメー友道康夫 462
(-4)
1.32.6 0.534.2⑥⑥リバティアイランド
23/02/11 東京 11 クイーンC G3 芝1600 165912.661** 牝3 54.0 川田将雅友道康夫 466
(-12)
1.33.1 -0.034.5⑥⑤ドゥアイズ
22/12/18 阪神 3 2歳未勝利 芝1600 158143.211** 牝2 54.0 D.イーガ友道康夫 478
(0)
1.35.3 -0.334.5メイショウコボケ
22/11/27 阪神 6 2歳新馬 芝2000 147112.612** 牝2 54.0 福永祐一友道康夫 478
(--)
2.02.9 0.035.2イングランドアイズ

ハーパーの関連ニュース

今週日曜、京都競馬場のメイン競走はG1エリザベス女王杯。JRAのレーティング(公式格付)をベースとし、これにいくつかモノサシを組み合わせ、出走各馬の真の力関係を解き明かしていく。まずはベースのモノサシ、JRAレーティングの比較から入ろう(各馬13ヶ月以内の国内戦の数値のみを掲載)。

113 ハーパーレガレイラ
111 ライラック
110 サリエラ
109 シンリョクカモリアーナ
108 シンティレーションスタニングローズ
107 コンクシェルルージュリナージュ
106 シランケド
105 コスタボニータ
104 ラヴェル
101 エリカヴィータ
100 ゴールドエクリプス
99 ホールネス
95 キミノナハマリア

(以下格付なし)

とまぁ……数値を調べてみたが、例年のデータを見るまでもなく、本競走がG1ということを考えると今年はレベルが低い。念のため過去の勝ち馬レーティングを調べたが、ここ5年は3着以内で111~115が通常で、最も低かった年の3着が108。数字だけなら今年はどこから飛んできてもおかしくない雰囲気だ。

怪しい雰囲気を助長する要素はもう一つ。「13ヶ月以内の最高値」なら序列は前述の通りだが、上位馬の近走の値が軒並み低く、直近で比較すると序列はガラッと入れ替わるのだ。そのあたりを考慮し比較は慎重に行った。

第2のモノサシは「近3走のレーティング平均値」。前述の通り上位馬の近走の崩れ方が酷いので“安定性”を比較した。

ハーパー(91) レガレイラ(108.3) ライラック(94.7) サリエラ(98.3) シンリョクカ(100.67) モリアーナ(103.67) シンティレーション(108、1走のみ) スタニングローズ(106.0) コンクシェル(100.3) ルージュリナージュ(103.3)

及第点の108に到達しているのは僅か2頭。レガレイラと、1走のみのではあるがシンティレーションだ。レガレイラについてはさすがという感じだが、直近府中牝馬Sで勝ったブレイディヴェーグ(昨年のエリザベス女王杯優勝)の2着し、マスクトディーヴァに先着したシンティレーションの値が目立ち、注目すべき。また全体的にレベルが低いので、スタニングローズモリアーナルージュリナージュにもチャンスはありそうだ。

第3のモノサシは「京都競馬場芝2200mのコース実績」。先に述べた通り、レーティングそのものが低いうえに不安定で手放しで信用できないので、「この舞台が得意」な馬に有利と予測した。上位9頭の当該コース実績は以下の通り。(カッコ【 】内は左から1着、2着、3着、着外の回数)

ハーパー【0.0.1.0】(昨年3着) レガレイラ【未経験】 ライラック【0.1.0.1】(一昨年2着、昨年4着) サリエラ【0.0.0.1】(昨年6着) シンリョクカ【0.0.0.1】(昨年9着) モリアーナ【未経験】 シンティレーション【未経験】 スタニングローズ【0.0.0.1】(一昨年14着) コンクシェル【未経験】 ルージュリナージュ【未経験】

“不得意でない”と断言できるのは2頭。ハーパーライラックだ。2頭にプラス評価を与えておきたい。

諸々の比較から本命◎はシンティレーション。直近成績が良く、数値自体及第点に達している。さらに父ロードカナロアは2200mで良い印象はないが、調べてみたら産駒の京都芝2200mの3着以内率は50%と極めて高かった。○はレガレイラ。この馬の強さについては評価が分かれるが、近3走の平均値比較では圧倒的で無視できない。▲はこの舞台専用の感あるライラック。馬券は◎からの馬単、馬連、ワイド。

【モノサシ比較による注目馬】
シンティレーション ○レガレイラ ▲ライラック

モノサシの正誤判定は11/10(日)だ。

【エリザベス女王杯2024】ズバリ!調教診断(最終版) 筆頭はホールネス!レガレイラ、シンリョクカ、シンティレーションらも高評価! NEW!2024年11月8日(金) 12:00

日曜日に行われるエリザベス女王杯の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

ホールネス【A】
栗東芝単走。感触を確かめる程度の内容。緩い時計でもきちんと折り合いがついているし、脚さばきに硬さもない。重心も比較的低い位置で安定している。とりわけ、直線半ばで手前を替えたあとの、バネのきいたフットワークは目を引くものがあった。好調だろう。デキの良さを活かせるようなら、ここでも出番があっていい。

ライラック【B】
美浦W併走。若干ズブい気配は出ているが、それでも春先と比べれば前後のバランスが良くなり、フォームの柔軟性も増している。一昨年2着&昨年4着時の状態を上回るまでには至らないかもしれないが、大きく劣ることもない。かみ合えば、巻き返しの余地はある。

ルージュリナージュ【B】
美浦W併走。3頭併せの真ん中。外の馬に手応え劣勢だったが、相手は攻め巧者のコムストックロード。致し方ない面はある。脚さばき自体は素軽く、鞍上の仕掛けに対する反応も悪くはなかった。実際、内のシリウスコルトには先着している。この馬なりに順調だろう。

コンクシェル【B】
栗東CW併走。3頭併せの真ん中。例によって少しテンションは高いが、身のこなしに硬さはなく、この馬とすれば脚さばきもスラッとしている。内の馬に対して体勢不利のかたちになったため、そのぶん見映えは良くないが、先着を目的とした調整ではなく、遅れ自体を深刻にとらえる必要はない。悪くない仕上がり。

モリアーナ【B】
美浦W単走。この馬としては我慢がきいており、コーナリングや手前替えも比較的スムーズ。脚元の回転力が高く、着地も安定している。ここ3走の着順こそ案外だが、稽古の雰囲気はまんざらでもない。フィジカル面に問題はなさそうなので、要は本番でのテンション次第。それがいちばんの焦点となる。

ピースオブザライフ【C】
栗東CW単走。折り合い重視の内容ながら、コーナーから直線入り口付近までは活気良くキビキビとした走り。ただ、右→左の手前替えが不器用なうえ、手前変換後の脚元の動きもワンランクダウンといった感じ。右回りの芝G1で決め手勝負になると厳しいかも。理想は他馬のキレが削がれる馬場だろう。

レガレイラ【A】
美浦W併走。コーナーで先導役のウンブライルに取り付き、そのまま折り合いをつけつつ直線へ。相手が一旦引き離しにかかるも、慌てずタメを作り、鞍上が軽く仕掛けたところできちんと反応。ストライドが大きくなり、脚元の力強さも増した。最後は手応え優勢のかたちであっさりと併入。状態の良さがうかがえる内容だった。

シンリョクカ【A】
美浦W併走。この馬とすれば、コーナリング、手前替えともに比較的スムーズ。フットワークのバランスが良く、テンポのいい走り。鞍上の軽い指示に対して従順だし、最後まで低い重心を維持しているのもいい。稽古の動きだけをとれば、新潟記念1着時の中間より良く見える。

キミノナハマリア【C】
栗東CW併走。並走により集中力を養うことを重視した内容。いつも硬く見せがちなこの馬とすれば、きれいなフットワークで走れてはいる。ただ、約3カ月の休養明けのわりに、負荷をかけた攻め本数が少ないせいもあってか、ズブさが目につくのは気になるところ。調教観点的に高評価はしづらい。

エリカヴィータ【C】
美浦W併走。フィアスプライドの先導役として、コーナーを活気良く回る。ただ、ラストは追いかけてくる相手に歩調を合わせるような感じとなり、そのぶん伸縮性を欠き気味の走りに。パートナーにとってはいい調整になったのかもしれないが、本馬の糧になるかといえば微妙な線。評価は上げづらい。

スタニングローズ【B】
栗東坂路単走。余力残しの内容。トビ低めの走りではあるが、脚取りはしっかりしており、体の軸も安定。ひと頃に比べると、前後のバランスも良くなった。あと少し動きに素軽さがあれば、といったところだが、デキが悪いという印象はない。及第点の仕上がりだろう。

シンティレーション【A】
美浦W併走。反応を確かめる程度の内容。適度に低い姿勢を保ち、まとまりのあるフォーム。スラッとした脚さばきが目を引き、それでいて力感もある。鞍上の促しにも、きちんと対応していた。追い切りの動きを確認する限り、前走のダメージはなさそう。高いレベルで状態は安定している。

サリエラ【B】
美浦坂路併走。珍しく当該週は坂路で攻めた内容。外のパートナーにアオられ通しで見映えはしないが、やや時計を要するコンディション、かつ小柄な牝馬ということを考えれば、よく頑張ったほうだろう。回転力のある脚さばきで、なんとか食らいつこうとする姿勢は評価できる。まずまずの仕上がり。

ハーパー【B】
栗東坂路単走。やや姿勢高めの走りだが、もともとそういう馬。不安視する必要はない。今春の中間時と比べて、無駄なアクションが減ったし、前後のバランスも良くなった。もう少しラストの動きに鋭さがあれば文句なしだが、雰囲気は決して悪くない。ひとまず順調とみてよさそうだ。

ゴールドエクリプス【B】
栗東CW併走。気合乗りが良く、はつらつとした雰囲気。重心こそ高めながら、この馬なりに体を使えているし、トビも大きく映る。僚馬をパスする際に手前を戻した点は気になるが、それによる大きな減速感はなく、許容範囲内と考えたい。順手前であと少し踏ん張れていれば、A判定に足る内容だった。

ラヴェル【C】
栗東CW単走。この馬とすれば活気が適度で、手前替えもスムーズなほう。それはいいとしても、掲示板を確保した2走前のマーメイドS当時と比較して、歩幅がやや狭く映るし、柔軟性や力強さも不足しているように見える。このひと追いでの良化待ち、といったところか。

コスタボニータ【B】
栗東坂路単走。しまいをサッと伸ばす程度の内容。少し右に意識が働いていたが、いつもの癖といってしまえばそれまで。四肢のさばきは素軽く、前後のバランスも悪くはない。鞍上の促しにもきちんと対応していた。抜群のデキとまではいかなくても、この馬なりに整えてきた印象を持つ。


【調教予想からの注目馬】
A判定は4頭。筆頭には、①ホールネスを挙げたい。ゴール前の柔軟性のあるフォーム、バネのきいたフットワークが印象的。牝馬にしてはかなりの大型だが、体全体のフレームが大きく、重苦しさをあまり感じさせない。G1でも通用しておかしくない雰囲気のある1頭だ。

気配の良さが目立つ、⑦レガレイラ、⑧シンリョクカも上位評価に値する存在。高いレベルで状態を維持している、⑫シンティレーションも侮れない。

<注目馬>
ホールネス ⑦レガレイラ ⑧シンリョクカ ⑫シンティレーション

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【エリザベス女王杯】秋の牝馬頂上決戦!GI2勝目を狙うレガレイラは4枠7番 枠順確定 NEW!2024年11月8日(金) 09:13

11月10日に京都競馬場で行われる「第49回エリザベス女王杯」(GI、京都11R、3歳以上オープン、牝馬、定量、芝・外2200メートル、1着賞金1億3000万円)の枠順が8日に確定した。

出走メンバーただ一頭の3歳馬で、昨年のホープフルS以来の勝利とGI2勝目を狙うレガレイラ(美浦・木村哲也厩舎)は4枠7番、2022年の秋華賞以来の復活勝利を目指すスタニングローズ(5歳、栗東・高野友和厩舎)は6枠11番に決定。

そのほか、新潟記念で人馬ともに重賞初制覇を果たしたシンリョクカ(4歳、美浦・竹内正洋厩舎)は4枠8番、世界的名手・ムーア騎手と初コンビを組むサリエラ(5歳、美浦・国枝栄厩舎)は7枠13番、昨年の3着馬で武豊騎手のハーパー(4歳、栗東・友道康夫厩舎)は7枠14番、新潟牝馬Sを制したホールネス(4歳、栗東・藤原英昭厩舎)は1枠1番に決まった。

秋の牝馬頂上決戦!エリザベス女王杯は10日、京都競馬場(11R)で、午後3時40分にスタートが切られる。

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【エリザベス女王杯】厩舎の話 2024年11月8日(金) 04:58

エリカヴィータ・国枝師「前走も悪くはなかった。出していってロスなく前で運べれば」

キミノナハマリア・千田師「フレッシュな方がいい。雨が降ればパフォーマンスは上がる」

コスタボニータ・杉山佳師「一戦一戦大事に使ってきて、完成形に近づいている」

コンクシェル・清水久師「体も精神的にも成長している。GⅠでも頑張ってほしい」

ゴールドエクリプス・田口騎手「最近は着差以上に走れている感じ。馬の後ろで我慢して脚を使えれば」

サリエラ・国枝師「思ったより変わってきてはいないけど、在厩期間を短くしている。その効果があれば」

シンティレーション・池上師「2走前も前半で行きたがった割に崩れなかった。コースが合わないとは思わない」

シンリョクカ・竹内師「前走より覇気がある。今の充実ぶりから牝馬同士のGⅠならチャンス」

スタニングローズ・小川陽助手「調教の本数は重ねることができた。距離もオールマイティーなのでこなせそう」

ハーパー・友道師「コーナーも4つあるし、東京の1800メートルより今回の方がよさそう」

ピースオブザライフ・団野騎手「最近見られる力む面が競馬に出なければ。混戦なので何とか紛れ込めれば」

モリアーナ・武藤師「状態は実にいい。京都の外回りはいいイメージだし、4コーナーで射程圏内なら」

ライラック・相沢師「追い切りのジョッキーの感触は良かった。京都は相性がいいので道悪なら歓迎」

ラヴェル・福岡助手「休み明けの面も解消されてきているので、力を発揮してほしい」

ルージュリナージュ・宗像師「以前ほど折り合いに難がなくなった。直線の長い外回りだし、道悪にならなければ右回りでも」

レガレイラ・ルメール騎手「前走は休み明けで⑮番。中京もあまり合わなかった。能力は絶対あります」

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【エリザベス女王杯2024】レガレイラは前走比+4キロ 出走馬の「調教後の馬体重」 2024年11月7日(木) 17:21

11月10日(日曜)に行われるエリザベス女王杯(G1)の出走馬の調教後における馬体重が、JRAより発表された。

今年唯一の3歳馬レガレイラは、前走のローズSから+4キロの472キロで美浦での計量を終えた。

ほか、ホールネスは前走比+4キロ、スタニングローズは前走比+16キロなどとなっている。


<馬名/馬体重/計量日/前走馬体重※参考>
エリカヴィータ   476 11月7日(木曜) 472
キミノナハマリア  512 11月6日(水曜) 508
コスタボニータ   488 11月7日(木曜) 478
コンクシェル    486 11月7日(木曜) 482
ゴールドエクリプス 508 11月7日(木曜) 496
サリエラ      426 11月7日(木曜) 424
シンティレーション 491 11月6日(水曜) 480
シンリョクカ    466 11月7日(木曜) 458
スタニングローズ  504 11月7日(木曜) 492
ハーパー      492 11月7日(木曜) 488
ピースオブザライフ 500 11月6日(水曜) 482
ホールネス     540 11月7日(木曜) 536
モリアーナ     493 11月6日(水曜) 482
ライラック     456 11月7日(木曜) 458
ラヴェル      474 11月7日(木曜) 474
ルージュリナージュ 450 11月7日(木曜) 448
レガレイラ     472 11月6日(水曜) 468


(JRA発表)

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【エリザベス女王杯2024】ズバリ!調教診断(水曜追い切りチェック) シンティレーション、シンリョクカ、ホールネス、レガレイラの4頭を上位評価! 2024年11月7日(木) 12:00

日曜日に行われるエリザベス女王杯の登録馬の水曜追い切りについて、1頭ずつシンプルに考察していきます(出走回避予定馬を除く、追い切り映像が確認できた馬に限る)。予想の際にお役立てください。なお、出走馬確定後に最終版記事を改めて掲載します。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

エリカヴィータ【C】
美浦W併走。フィアスプライドの先導役として、コーナーを活気良く回る。ただ、ラストは追いかけてくる相手に歩調を合わせるような感じとなり、そのぶん伸縮性を欠き気味の走りに。パートナーにとってはいい調整になったのかもしれないが、本馬の糧になるかといえば微妙な線。評価は上げづらい。

キミノナハマリア【C】
栗東CW併走。並走により集中力を養うことを重視した内容。いつも硬く見せがちなこの馬とすれば、きれいなフットワークで走れてはいる。ただ、約3カ月の休養明けのわりに、負荷をかけた攻め本数が少ないせいもあってか、ズブさが目につくのは気になるところ。調教観点的に高評価はしづらい。

コスタボニータ【B】
栗東坂路単走。しまいをサッと伸ばす程度の内容。少し右に意識が働いていたが、いつもの癖といってしまえばそれまで。四肢のさばきは素軽く、前後のバランスも悪くはない。鞍上の促しにもきちんと対応していた。抜群のデキとまではいかなくても、この馬なりに整えてきた印象を持つ。

コンクシェル【B】
栗東CW併走。3頭併せの真ん中。例によって少しテンションは高いが、身のこなしに硬さはなく、この馬とすれば脚さばきもスラッとしている。内の馬に対して体勢不利のかたちになったため、そのぶん見映えは良くないが、先着を目的とした調整ではなく、遅れ自体を深刻にとらえる必要はない。悪くない仕上がり。

ゴールドエクリプス【B】
栗東CW併走。気合乗りが良く、はつらつとした雰囲気。重心こそ高めながら、この馬なりに体を使えているし、トビも大きく映る。僚馬をパスする際に手前を戻した点は気になるが、それによる大きな減速感はなく、許容範囲内と考えたい。順手前であと少し踏ん張れていれば、A判定に足る内容だった。

サリエラ【B】
美浦坂路併走。珍しく当該週は坂路で攻めた内容。外のパートナーにアオられ通しで見映えはしないが、やや時計を要するコンディション、かつ小柄な牝馬ということを考えれば、よく頑張ったほうだろう。回転力のある脚さばきで、なんとか食らいつこうとする姿勢は評価できる。まずまずの仕上がり。

シンティレーション【A】
美浦W併走。反応を確認する程度の内容。適度に低い姿勢を保ち、まとまりのあるフォーム。スラッとした脚さばきが目を引き、それでいて力感もある。鞍上の促しにも、きちんと対応していた。追い切りの動きを確認する限り、前走のダメージはなさそう。高いレベルで状態は安定している。

シンリョクカ【A】
美浦W併走。この馬とすれば、コーナリング、手前替えともに比較的スムーズ。フットワークのバランスが良く、テンポのいい走り。鞍上の軽い指示に対して従順だし、最後まで低い重心を維持しているのもいい。稽古の動きだけをとれば、新潟記念1着時の中間より良く見える。

スタニングローズ【B】
栗東坂路単走。余力残しの内容。トビ低めの走りではあるが、脚取りはしっかりしており、体の軸も安定。ひと頃に比べると、前後のバランスも良くなった。あと少し動きに素軽さがあれば、といったところだが、デキが悪いという印象はない。及第点の仕上がりだろう。

ハーパー【B】
栗東坂路単走。やや姿勢高めの走りだが、もともとそういう馬。不安視する必要はない。今春の中間時と比べて、無駄なアクションが減ったし、前後のバランスも良くなった。もう少しラストの動きに鋭さがあれば文句なしだが、雰囲気は決して悪くない。ひとまず順調とみてよさそうだ。

ピースオブザライフ【C】
栗東CW単走。折り合い重視の内容ながら、コーナーから直線入り口付近までは活気良くキビキビとした走り。ただ、右→左の手前替えが不器用なうえ、手前変換後の脚元の動きもワンランクダウンといった感じ。右回りの芝G1で決め手勝負になると厳しいかも。理想は他馬のキレが削がれる馬場だろう。

ホールネス【A】
栗東芝単走。感触を確かめる程度の内容。緩い時計でもきちんと折り合いがついているし、脚さばきに硬さもない。重心も比較的低い位置で安定している。とりわけ、直線半ばで手前を替えたあとの、バネのきいたフットワークは目を引くものがあった。好調だろう。デキの良さを活かせるようなら、ここでも出番があっていい。

モリアーナ【B】
美浦W単走。この馬としては我慢がきいており、コーナリングや手前替えも比較的スムーズ。脚元の回転力が高く、着地も安定している。ここ3走の着順こそ案外だが、稽古の雰囲気はまんざらでもない。フィジカル面に問題はなさそうなので、要は本番でのテンション次第。それがいちばんの焦点となる。

ライラック【B】
美浦W併走。若干ズブい気配は出ているが、それでも春先と比べれば前後のバランスが良くなり、フォームの柔軟性も増している。一昨年2着&昨年4着時の状態を上回るまでには至らないかもしれないが、大きく劣ることもない。かみ合えば、巻き返しの余地はある。

ラヴェル【C】
栗東CW単走。この馬とすれば活気が適度で、手前替えもスムーズなほう。それはいいとしても、掲示板を確保した2走前のマーメイドS当時と比較して、歩幅がやや狭く映るし、柔軟性や力強さも不足しているように見える。このひと追いでの良化待ち、といったところか。

ルージュリナージュ【B】
美浦W併走。3頭併せの真ん中。外の馬に手応え劣勢だったが、相手は攻め巧者のコムストックロード。致し方ない面はある。脚さばき自体は素軽く、鞍上の仕掛けに対する反応も悪くはなかった。実際、内のシリウスコルトには先着している。この馬なりに順調だろう。

レガレイラ【A】
美浦W併走。コーナーで先導役のウンブライルに取り付き、そのまま折り合いをつけつつ直線へ。相手が一旦引き離しにかかるも、慌てずタメを作り、鞍上が軽く仕掛けたところできちんと反応。ストライドが大きくなり、脚元の力強さも増した。最後は手応え優勢のかたちであっさりと併入。状態の良さがうかがえる内容だった。


【調教予想からの注目馬】
シンティレーション シンリョクカ ホールネス レガレイラ


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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月24日(日)中山11R 第68回有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

🏇『過去5年の成績(2018年~2022年)』は👉こちら👈
🎯12月21日(木)17時~『有馬記念公開抽選』は👉こちら👈

【登録頭数:20頭】(フルゲート:16頭)


<前走:ジャパンカップ 東京芝2400m(レース映像)> 中3週

スターズオンアース(3着 496kg(+12kg))<B>
🏇『前走の追い切り
前走は天皇賞(秋)回避明け&休み明けで、最終追い切りまでビッシリ追っていたので太め残り懸念から軽視。ただ実際にはプラス体重でもそれほど太い感じには見えず、仕上がりは良かった。この中間は前走の反動が出るのではないかと気になっていたが、1週前追い切りでは3頭併せの内で力強く先着していて疲れはなさそう。ただ右回りは前半の行きっぷりが悪くなるので、そのあたりはポイントになりそう。

ドウデュース(4着 504kg(-8kg))<A>
🏇『前走の追い切り
天皇賞(秋)ジャパンカップと秋2戦を使われてきて、前走時も良化気配を感じさせていたが、この中間の1週前追い切りでは頭の位置が低くなって首が前に出る走りに変わり、前走時からの上積みに期待できそうな気配。他にも、追い切りに入る時の一歩目がスッと流れるようにスムーズになっているように見えた。馬の出来が良くなってきたことと、武豊騎手との相性の良さがマッチした感じで、前走からのさらなる上積みに期待。

タイトルホルダー(4着 476kg(+4kg))<B>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
前走はオールカマーから間隔が空いていたこともあってか、動きこそ良く見せていたように思うが、1週前、最終追い切りと併せ馬での追い切りで叩き台という印象だった。この中間は、単走追いで好時計を出すこの馬の好調子時のパターンできており、引退レースに向けて調子を上げてきている模様。

ディープボンド(10着 494kg(-14kg))<D>
🏇『前走の追い切り
今年で3年連続の出走となり2年前には2着に好走しているが、年々追い切りの動きがズブくなっている。この中間の1週前追い切りも、若い頃に比べると走る気持ちが感じられない動きだった。


<前走:菊花賞 京都芝3000m(レース映像)> 中8週

タスティエーラ(2着 480kg(+2kg))<A>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
ダービーからの休み明けで臨んだ菊花賞だったが、入念な乗り込みで当日のパドックでもスッキリとしていて仕上がりは良かった。この中間も前走時以上の入念な乗り込みで、2週前、1週前と南Wで好時計で先着しており、あいだの日曜日にも3週連続坂路で速めの時計をマーク。かなりの上積みが窺える。

ソールオリエンス(3着 464kg(+4kg))<A>
🏇『前走の追い切り
今回は春のクラシックほどの人気にはならないと思われるが、条件も鞍上もプラス材料で思い切ったレースができそうな点も強みになる。切れる脚のある馬で仕掛けどころが難しいところはあると思うが、調教内容を見ても併せ馬で遅れることはなく、終いの時計もしっかり出ていて末脚が切れる。


<前走:エリザベス女王杯 京都芝2200m(レース映像)> 中5週

ハーパー(3着 484kg(+4kg))<B>
🏇『前走の追い切り
秋に入って馬体が大きく増えており、前走時もさらに増えていたが、パドックでは太め感はなく春からの成長分と言って良さそう。前走時は坂路での調整のみだったが、この中間は本来のCW中心の調教内容に戻っており、1週前追い切りでは同厩舎のドウデュースとの併せ馬を消化。動きはやや見劣ったもののしぶとく喰らい付いていて前走以上の動き。

ライラック(4着 442kg(-6kg))<D>
🏇『前走の追い切り
牝馬限定なら好走するが、今年の春3戦のように牡馬相手だとやや力が足りない面がある馬。この中間の追い切りでは、1週前に好時計が出ていて併走馬を突き放しているが、内ラチ沿いを走ってのもので直線の走りも前走時のほうが迫力があった印象。やや物足りない動きに見えた。


<前走:京都大賞典 京都芝2400m(レース映像)> 中10週

プラダリア(1着 470kg(+6kg))<B>
🏇『前走の追い切り
京都大賞典から少し間隔が空いているが、前走時のように1週前、最終追い切りと強めに追われた時は好走する馬で、1週前は気合乗りも良く終い追われてしっかり伸びて状態は良さそう。輸送はあるものの最終追い切りもCWを長めから強めに追われたほうがこの馬の好走パターンに当てはまる。最終追い切りにも注目したい。

ブローザホーン(中止 414kg(-8kg))<C> ※除外対象馬
🏇『前走の追い切り
前走(競走中止)から間隔を空けて、この中間南Wを馬なりで長め4本。かなり小柄な馬なので本数は足りているが、時計はそれほど目立たず。


<前走:アルゼンチン共和国杯 東京芝2500m(レース映像)> 中6週

ヒートオンビート(3着 476kg(-8kg))<B>
🏇『前走の追い切り
毎回パドックでは小気味良い動きで良く見せる馬。この中間もかなり乗り込まれていて、1週前追い切りではいつも通り3頭併せの内に併せて動きも前走時並みに良い。好調キープ。

ディアスティマ(13着 488kg(+4kg))<E> ※除外対象馬
🏇『前走の追い切り
休み明けの前走を一度使われたが、この中間の追い切りでは時計平凡で併走遅れが続き、調子が上がってきていない印象を受ける。


<前走:その他のレース出走馬>

スルーセブンシーズ凱旋門賞:4着 芝2400m 3ヶ月)<A>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
凱旋門賞からの休み明けだが、入念な乗り込みで2週前、1週前には南Wで好時計。1週前の動きを見ても、宝塚記念の時よりもハードに追われていて状態面はかなり良さそう。

シャフリヤール(BCターフ:3着 芝2400m 中6週)<C>
🏇『前走の追い切り
🏇『12月6日香港での追い切り
BCターフ後に、有馬記念ではなく香港ヴァーズ出走を選択している時点で、中山2500mに関して何らかの不安要素があってのこと。状態面に関しても、香港での取り消し後のバタバタや、米国遠征から約1ヶ月半ほど坂路やCWなどトレセンでの調整ができていない点もマイナス材料になる。

ウインマリリン(BCフィリー&メアターフ 芝2400m 中6週)<D>
🏇『前走の追い切り
米国から帰国後、美浦で調整されているが、1週前追い切りは舌を出して走っていて動きも重く、伸び脚平凡といった様子。

ジャスティンパレス天皇賞(秋):2着 芝2000m 468kg(-2kg) 中7週)<B>
🏇『前走の追い切り
1週前にCWで強めに追われる馬で、休み明けの前走時はモタモタした動きであまりよく見えなかった。この中間の1週前追い切りでは重め感が解消し、直線でも一気に突き放してみせた。出来は前走以上。

アイアンバローズステイヤーズS:1着 芝3600m 504kg(-10kg) 中2週)<C>
🏇『前走の追い切り
2走前の京都大賞典の時は、追い切りでもパドックでもうるさい面を見せていて集中力を欠いていたが、前走時は坂路での調教中心に変えてきたことも手伝ってか追い切りの動きもパドックも集中していた様子で、好仕上がり。この中間も坂路での調整が続けられているが、1週前追切は終いに頭が上がり気味で、前走時の仕上がりには及ばない動きだった。

ホウオウエミーズ福島記念:1着 芝2000m 450kg(±0kg) 中5週)<B>
🏇『前走の追い切り
前走時の追い切りでもかなりの動きを見せていたが、この中間の1週前追い切りでも強めに追われて伸び脚上々で、出来は引き続き良さそう。

マテンロウレオ(チャレンジC:5着 芝2000m 484kg(+14kg) 中2週)<C> ※除外対象馬
追い切りでは速い時計が出る馬だが、1週前追い切りの映像からは力みがあって押さえが効かず、走り過ぎてしまっている感じあり。

ドゥラエレーデ ※出走回避


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、タスティエーラソールオリエンスドウデューススルーセブンシーズの4頭をあげておきます。


◇今回は有馬記念編でした。
12月に入っても暖かい日が多く、例年だとキリの影響で動きがしっかり確認できないことがある有馬記念の追い切りも、今年はそんな気配もないのかななどと思っていたら1週前に一気の冷え込み。何とか冬を間に合わせたような形で、急な季節の変化に人間の体もついていかなくてはならず、体調管理には気をつけて週末の有馬記念に臨みたいところですね。人が大変なら馬も大変、気を遣うこともこれまで以上にあると思います。今年最後の大一番で余力がどれだけ残っているかも重要なレースでもありますので、例年以上に状態面のチェックはしっかり行っていきたいと思います。
過去5年の連対馬の調教内容は、「最終追い切り=馬なり」の馬が7頭とまず目立つところ。ただ、間隔を空けて臨んだ馬は最終追い切り等で強めに追ってきていた馬も多く、昨年の勝ち馬イクイノックスもほぼ馬なりの調整だったものの、1週前の日曜日だけは坂路で一杯に追われていました。1週前か最終追い切りで強めの追い切りを消化できるだけの状態にあるという点は、過去5年の連対馬に共通しているところで、今年もそのあたりは一つのポイントとなりそうです。
毎年いろいろなドラマが生まれる有馬記念。混戦模様の今年は一体どんな結末を迎えるのでしょうか。暗いニュースが多い世の中ですが、大谷選手や阪神タイガースに続き最後は競馬が盛り上げて、明るい話題を届けてもらいたいですね。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2023年12月17日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年12月17日号】特選重賞データ分析編(389)~2023年有馬記念
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!


<次週の特選重賞>

G1 有馬記念(グランプリ) 2023年12月24日(日) 中山芝2500m内


<ピックアップデータ>

【前走の条件がG1、かつ前走のコースが国内だった馬の、前走の着順別成績(2016年以降)】
○4着以内 [6-4-6-21](3着内率43.2%)
×5着以下 [0-2-0-43](3着内率4.4%)

 前走の条件がG1以外だった馬は2016年以降[0-0-0-22](3着内率0.0%)と3着以内なし。また、前走が国内のG1だった馬に限ると、大敗直後の馬も苦戦していました。ビッグレースで好走を果たした直後の馬に注目するべきでしょう。

主な「○」該当馬→ドウデュースハーパー
主な「×」該当馬→タイトルホルダーディープボンド


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“前年以降の、JRAの、G1のレース”において1着となった経験がある」馬は2016年以降[6-4-7-22](3着内率43.6%)
主な該当馬→タイトルホルダードウデュース

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2023年11月8日(水) 17:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック エリザベス女王杯2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


11月12日(日)京都11R 第48回エリザベス女王杯(3歳以上牝馬・G1・芝2200m)

【登録頭数:15頭】(フルゲート:18頭)


<前走:府中牝馬S 東京芝1800m(レース映像)> 中3週

ディヴィーナ(1着 428kg(+2kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時は中8週で追い切りでも強く追われてかなり速い時計も出ていた。1月からコンスタントに使われており、この中間は坂路を中心に本数こそ乗られているものの馬なりでの調整。小柄な馬で前走時のパドックではトモが寂しく映り、出来は平行線。

ルージュエヴァイユ(2着 470kg(+4kg))<B>
☆『前走の追い切り
休み明けを一度使われて、この中間も1週前には長めからの併せ馬で上々時計を馬なりで計時してきた。動きはキリで前半は見にくかったが、オープン馬と併せて先着と仕上がりは良さそう。

ライラック(3着 448kg(+18kg))<A>
春は牡馬相手にちょっと足りない内容。前走時は+18kgで全体的に重め感があったが、この中間1週前追い切りでは動きが軽くなり、上積みに期待がもてそう。

イズジョーノキセキ(9着 464kg(-10kg))<C>
今年は夏場から使われてきての休み明け4戦目でここを迎える。この中間も岩田康騎手が追い切りをつけていて、1週前も好時計が出ていたが動きはやや硬い。

シンリョクカ(10着 462kg(+20kg))<A>
☆『前走の追い切り
休み明けの前走時はパドックでは太い感じはなかったが、追い切りでは動きが重く反応も悪かった。この中間は前半の行きっぷりも良くなり反応も機敏で変わり身あり。


<前走:オールカマー 中山芝2200m(レース映像)> 中6週

マリアエレーナ(4着 428kg(±0kg))<C>
火曜日に追い切ることが多い吉田直厩舎の馬だが、この中間は2週前、1週前と木曜追い。火曜日にやらなかったのかやれなかったのか理由はどうであれ、1週前追い切りではモタモタした感じでこの馬としては物足りない動き。

ジェラルディーナ(6着 466kg(±0kg))<B>
☆『前走の追い切り
パドックでのイレ込みが激しいところがあり、そのあたりが良くなればさらに走りそうな馬。1週前追い切りの動きもしっかりしていて出来は良さそう。


<前走:その他のレース出走馬>
アートハウス(中山牝馬S:4着 芝1800m 470kg(-12kg) 8ヶ月)<B>
☆『前走の追い切り
休み明けのほうが走る馬で、この中間も乗り込み量は豊富で時計も坂路とCWで好時計。ただ、1週前追い切りの動きを見ると迫力が感じられない。

ハーパー秋華賞:3着 芝2000m 482kg(+14kg) 中3週)<A>
☆『前走の追い切り
休み明けの前走時に馬体が大きく増えていたがパドックでは太め感はなかった。この中間は坂路での調整で、1週前には好時計も出ていて上積みが期待できそう。

ビッグリボン京都大賞典:8着 芝2400m 504kg(+4kg) 中4週)<C>
CWでかなり速い時計の出る馬だが、この中間1週前追い切りでは時計は上々も動きは前が上がり気味に映った。どうも空回りして伸びきれていない印象を受ける。

ククナ小倉記念:6着 芝2000m 460kg(±0kg) 3ヶ月)<D>
☆『前走の追い切り
この中間は栗東に早めに移動しての調整も、1週前のCWでの併せ馬では首が高い走りで終い伸びきれず。

サリエラ新潟記念:7着 芝2000m 428kg(-2kg) 中9週)<C>
☆『前走の追い切り
前走時は新潟に早めに移動しての調整で、今回は栗東に早めに移動しての調整。間隔があいている割に乗り込み量が少ない。

ゴールドエクリプス(大原S:1着 芝2400m 498kg(+2kg) 中3週)<A>
☆『前々走の追い切り
追い切りで好時計が出るので◎にすることの多い馬。この中間も坂路で好時計が出ている。さらに1週前の動きを見ても、ビッシリ追ってではなく鐙を長めで乗って抑え気味での時計なので、まともに追えば破格の時計が出てしまいそうなほどに映った。能力は秘めている感じがある。

ブレイディヴェーグ(ローズS:2着 芝1800m 460kg(-6kg) 中7週)<B>
☆『前走の追い切り
これまで2回骨折しているので慎重に使わざるをえないところはあると思うが、素質は高く1週前も栗東で追い切られて併せ馬で好時計。慎重すぎるところと経験不足なところがどう出るか。

ローゼライト(新潟牝馬S:3着 芝2200m 456kg(+18kg) 中2週)<B>
前走は休み明けで大きく馬体が増えていたが気合乗りも良く太い感じはなかった。この中間も1週前に長めから強めに追われているので上積みは期待できそう。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ゴールドエクリプスハーパーライラックシンリョクカの4頭をあげておきます。


🏇『過去5年のダイジェスト


◇今回はエリザベス女王杯編でした。
過去3年は阪神での開催でしたが、今年は久しぶりの京都に戻ってきました。そこで京都で行われた過去5年(2015年~2019年)の連対馬について、調教内容を振り返ってみました。
連対馬10頭のうち最終追い切りが馬なりだった馬は8頭、1週前に強めに追われていた馬は6頭という内訳が目立つところでしたが、勝ち馬のみに絞って見てみると最終追い切りは5頭すべてが馬なり、1週前は4頭が強めに追われていて馬なりだった1頭のモズカッチャンも1週前の日曜に坂路で強めに追われていました。以前から本コラムでも何度も書いてきましたが、牝馬はテンションが高くなる面も多々あります。当日、出来るだけ落ち着いた状態でレースを迎えるためには最終追い切りは馬なりで調整できていたほうが良いはずで、1週前が強め→最終追い切りが馬なりという調整の馬は、今年も押さえておく必要はありそうです。


エリザベス女王杯出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年6月22日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 宝塚記念2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


6月25日(日)阪神11R 第64回宝塚記念(3歳以上G1・芝2200m)


【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)

<休み明けでの出走>

イクイノックス(ドバイSC:1着(海外)3ヶ月)<B> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間は早めに栗東へ移動して滞在での調整。右回りでの追い切りもあるが、この馬としては力みがあり終いの伸び脚が物足りなくも見える。

ヴェラアズール(ドバイWC:13着(海外)3ヶ月)<C> <優先出走馬(ファン投票)>
海外帰りの休み明け。この中間乗り込み量は豊富も、1週前追い切りを見ると良い時のような前進気勢があまり感じられない。時計は出ているが終いの伸び脚は平凡。

ジオグリフ(ドバイWC:11着(海外)3ヶ月)<B>
この馬も早めに栗東へ移動しての調整で、CW、坂路と好時計が出ていて順調な仕上がり。1週前の動きを見ると、重め感はないがもう少し気合乗りがほしい感じ。

スルーセブンシーズ(中山牝馬S:1着、448kg(+4kg)3ヶ月半)<A>
中山牝馬Sからの休み明けで、こちらも栗東に移動しての調整。デビューから休み休み使われ、馬体も増えてきている馬だが、1週前は強めに追われて力強い動きを披露と、ここも仕上がりは良さそう。


<前走:天皇賞(春)出走馬>(中7週)

ジャスティンパレス(1着、472kg(±0kg))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間もこれまでと同じように1週前に併せ馬で強めに追われた。ただ、持ったままの併走相手に追って追って何とか先着という内容で、もともとスッと反応できる馬ではないものの今回はズブさが目立ち、重め感あり。

ディープボンド(2着、504kg(-10kg))<A> <優先出走馬(ファン投票)>
前走は10キロ減で仕上がりが良かったがパドックではかなりうるさかった。この中間は、1週前までに坂路、CWで強め3本と昨年とほぼ同様の内容だが、さらに動きが良化し前走以上のデキで臨めそう。

ブレークアップ(4着、496kg(+2kg))<C>
土曜追いの厩舎で、3週連続CWで速いタイムを計時。ただ、前走時と比べると坂路での時計が平凡。

アスクビクターモア(11着、482kg(±0kg))<A> <優先出走馬(ファン投票)>
この春3戦目となるが、この中間は南Wでの追い切りプラス2歳時以来のプール調教も取り入れられての入念な乗り込み。1週前追い切りでは前走時のような前半手控えた内容ではなく、気分良く走らせて直線もかなりハードに追うという、迷いなく思い切りの良さを感じさせるスパーリングを敢行している。


<前走:香港QE2世C出走馬>(中7週)

ダノンザキッド(5着(海外))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間は坂路での時計が平凡。CWでの追い切りの動きを見ても、前半は首が上がってしまい走る気持ちが伝わってこない。

ジェラルディーナ(6着(海外))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間は1週前に強めに追われて本来の調整内容。ただ動きを見ると、重心が高めでやや力みがある点で、良い時と比べると少々物足りない。


<前走:鳴尾記念出走馬>(中2週)

ボッケリーニ(1着、468kg(+2kg))<C>
前走時は追い切りの動きも良く好仕上がりだったが、今回はあまり実績のない中2週での出走。日曜に坂路で時計が出ているが軽めの調整で、上積みまではどうか。

モズベッロ(6着、496kg(+4kg))<B>
3年前に3着の好走実績があり、中2週のこの中間も軽めの調整ではあるものの良い時の動きに近づいてきている。近走は詰めてレースを使えていることからも、出来の良さが感じられる。

カラテ(9着、538kg(+4kg))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間も坂路での調整でガラッと良くなった感じはないが、大きな馬で力強さはあり調子落ちはなさそう。


<前走:その他のレース出走馬>

ユニコーンライオン(豪州QES:5着(海外)中10週)<D>
前走からの乗り込み量は少ない。1週前の動きを見ても、好調時のような鞍上がハミにぶら下がる感じがなく、長手綱で押しても伸びきれず重い動き。

ドゥラエレーデ日本ダービー:中止、512kg 中3週)<B> <優先出走馬(ファン投票)>
前走落馬競走中止のためここに出走してきた。中3週になるが、休み明けの前走を使われて1週前には日曜、水曜とかなり良い時計をマーク。出来自体は良さそう。

プラダリア目黒記念:5着、464kg(+4kg)中3週)<D>
休み明けの前走時は、パドックでは緩さが残っているように見せていた。この中間も坂路では速い時計が出ておらず、変わり身はあまり感じられない。

ライラック目黒記念:9着、438kg(+4kg)中3週)<B> <優先出走馬(ファン投票)>
1週前は、前走時よりも手応えに余裕が窺え、終いの動きも好反応だった。

ウインマイティーブローザホーンミクソロジーの3頭は出走回避の予定。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、アスクビクターモアディープボンドスルーセブンシーズの3頭をあげておきます。


◇今回は宝塚記念編でした。
早いものでJRA春G1も最終戦の宝塚記念を迎えることになります。今年はこのコラムで推奨した馬たち(日本ダービータスティエーラオークスハーパードゥーラ/天皇賞春:ディープボンドシルヴァーソニック......)が好成績を残していて、少しでも的中のヒントとして参考になっていたら嬉しい限りです。
このコラムで推奨した馬たちが好走するということは、1週前までにどれだけ状態を仕上げられているかが重要になっていることの表れでもあると思っています。JRAでもレースの週になれば、参考レースや調教VTRなどを提供していますが1週前追い切りの映像などは探しにいかなければなかなか見られない状況にあります。そのあたり、当コラムの役割であり価値ととらえ、これからも皆さまの参考となるよう心掛けてやっていきますので、どうぞよろしくお願いします。


宝塚記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年5月31日(水) 12:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第2回 ワールド上位者レビュー~
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 ダービーデイの先週末5月28日をもって「ウマニティPOG 2022」が終了し、各ワールドの最終順位が確定しました。今回は、前シーズンの結果を分析していきたいと思います。

 なお、JRAのレースにおいて1億円以上の本賞金を獲得した馬は下記の11頭です。

タスティエーラ(牡 父サトノクラウン/母パルティトゥーラ 堀宣行厩舎) 44700万円
リバティアイランド(牝 父ドゥラメンテ/母ヤンキーローズ 中内田充正厩舎) 37400万円
ソールオリエンス(牡 父キタサンブラック/母スキア 手塚貴久厩舎) 36700万円
シャンパンカラー(牡 父ドゥラメンテ/母メモリアルライフ 田中剛厩舎) 16130万円
ハーパー(牝 父ハーツクライ/母セレスタ 友道康夫厩舎) 12600万円
ファントムシーフ(牡 父ハービンジャー/母ルパン2 西村真幸厩舎) 12400万円
オオバンブルマイ(牡 父ディスクリートキャット/母ピンクガーベラ 吉村圭司厩舎) 11800万円
ベラジオオペラ(牡 父ロードカナロア/母エアルーティーン 上村洋行厩舎) 11670万円
ハーツコンチェルト(牡 父ハーツクライ/母ナスノシベリウス 武井亮厩舎) 11650万円
モズメイメイ(牝 父リアルインパクト/母インラグジュアリー 音無秀孝厩舎) 11230万円
ドルチェモア(牡 父ルーラーシップ/母アユサン 須貝尚介厩舎) 11000万円

 複数の産駒が本賞金額1億円のラインを突破した種牡馬は、ドゥラメンテハーツクライのみ。ディープインパクトの直仔がごくわずかな頭数しかいなかったこともあり、混戦模様に拍車がかかりました。ちなみに、ハーツクライは現2歳世代が、ドゥラメンテは現1歳世代がラストクロップ。少なくとも向こう数年は、種牡馬の勢力図がダイナミックに変わり続けていくのではないでしょうか。
 また、本賞金額1位のタスティエーラと2位のリバティアイランドはいずれもノーザンファームの生産馬でしたが、他に1億円を超えたノーザンファーム生産馬はハーパーのみ。一方、社台ファームの生産馬はシャンパンカラーソールオリエンスベラジオオペラモズメイメイと4頭がランクインを果たしています。このような展開を予想できたか否かが、最大のポイントだったのかもしれません。

 最高位クラスのスペシャルワールドで優勝を果たしたのはたけぼう54さん。2シーズン前の「ウマニティPOG 2020」に続く2度目の制覇となりました。
 たけぼう54さんはオークスデイの5月21日時点で3位につけていたものの、当時のトップだった四白流星タイテエムさんとは3億8134万円差。私はこの状況を確認した時点で「さすがに逆転は難しいかな……」と思っていたのですが、日本ダービータスティエーラが1着、ハーツコンチェルトが3着となり、ラストウィークだけで5億6310万円の上積みに成功しています。日本ダービーは最後の最後までもつれましたし、見守っていたご本人も相当に力が入ったのではないでしょうか(笑)。
 他のワールドと違い、1頭1オーナー制のスペシャルワールドは、他のプレイヤーが先に獲得してしまうともうその馬には入札できません。そんな中、たけぼう54さんはタスティエーラを第2回入札で獲得。第1回入札で完全にスルーされたうえ、第2回入札でも他に入札したプレイヤーは皆無でした。この馬の可能性を見抜いただけでなく、「第2回入札でも獲得できる」と見て第1回入札のラインナップからあえて外したあたりもお見事です。
 ちなみに、ハーツコンチェルトを獲得したのは8月26日に開札された第13回入札。ハーツコンチェルトのデビュー戦は9月18日でしたから、容易に指名できるであろうギリギリのタイミングまでこの馬の近況やウォッチリスト件数などをチェックしていたのでしょう。スペシャルワールドだとなかなか真似しづらいのですが、他のワールドは仮想オーナー数が定期的に開放されるので、同様の作戦が功を奏する確率は比較的高いはず。ぜひ参考にしてみてください。

 G1ワールドを制したのはTomoya_幹也さん。総獲得賞金の13億4091万円は全ワールドを通じてトップの数字でした。
 Tomoya_幹也さんはタスティエーラリバティアイランドの獲得に成功。このうちタスティエーラは第1回入札で指名していて、獲得賞金が1.5倍となる筆頭仮想オーナーになっています。筆頭仮想オーナーとなれるのは各馬を最初に落札したプレイヤーで、複数いる場合は「①落札額が高い順②入札時間が早い順」で決定。ランキング上位の争いにはこのボーナスポイントが大きく影響してきますから、可能な状況であれば積極的に筆頭仮想オーナーの座を狙っていきましょう。
 リバティアイランドの方は第4回入札で一旦競り負けてしまったものの、続く第5回入札でしっかり確保。第4回入札の段階で心が折れていたら、G1競走3勝分の獲得賞金を失っていたかもしれませんね。仮想オーナー数が定期的に開放されるスペシャル以外のワールドは、こうした駆け引きも醍醐味のひとつです。

 G2ワールドを制したのはミルノルさん。ソールオリエンスタスティエーラリバティアイランドの3頭がG1を計5勝しました。ちなみに、タスティエーラを獲得したのはデビュー直前の第26回入札、ソールオリエンスを獲得したのは新馬勝ちから約1か月後の第28回入札。ソールオリエンスと同じ第28回入札では、既にオープン特別勝ちの実績があったファントムシーフの獲得にも成功しています。仮想オーナー馬数の枠をあえて残し、晩秋までじっくり入札に取り組んだのが最大の勝因だったのではないでしょうか。

 G3ワールドはタスティエーラの筆頭仮想オーナーだったマーシー'さんが、オープンワールドはタスティエーラリバティアイランドを指名していた皇帝FFさんが制しました。お二方とも、参加した最初の入札でタスティエーラを獲得していたプレイヤーです。タスティエーラは現3歳世代が初年度産駒だったサトノクラウンの産駒で、種牡馬の実績を重視するプレイヤーにとっては狙いづらかったはず。ただ、キングカメハメハディープインパクトの直仔がいなくなったところでもありますから、冒頭で指摘したように、今後も向こう数年は種牡馬の実績に囚われない指名を心掛けた方が良いのかもしれません。
 
 
■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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2023年5月26日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】日本ダービーの穴は皐月賞○○馬/日本ダービー展望
閲覧 2,043ビュー コメント 0 ナイス 5


オークスリバティアイランドが好位から難なく抜け出し2冠達成。ゲートや距離など、懸念した課題をあっさりとクリアして、6馬身差の完勝だった。順調なら秋華賞もかなり有力で牝馬3冠の期待が大きく膨らみそうだ。

2着ハーパーリバティアイランドの後ろをマークする形で追走。強い馬の後ろは進路ができるということを上手く利用した好騎乗だった。今回は相手が悪かった。3着ドゥーラは昨年札幌2歳Sの勝ち馬。札幌2歳Sでは今回穴人気していたドゥアイズを下しており、その後のチグハグな内容で人気急落だったが、ポテンシャルは高かった。

15番人気ドゥーラの3着激走により、オークスはこれで4年連続2ケタ人気馬が馬券圏内。カレンブーケドールウインマイティースタニングローズはその後も活躍しており、結果的にはオークス時点での人気がなさ過ぎただけ。ドゥーラも今後の成長次第では期待できそうだ。

さて、今週末はいよいよ競馬の祭典・日本ダービー。同じ東京芝2400mが舞台になるが、オークス桜花賞から800mの距離延長、3歳牝馬にとって過酷ともいえる2400m。一方、日本ダービー皐月賞から400mの距離延長。中山最終週の皐月賞はスタミナも問われるレースで、そこで好走できている馬の多くは、距離不安はない。したがって、基本的には皐月賞で上位好走馬や上位評価を受けていた馬が順当に走るレースだ。

人気面の傾向を見ても明らかで、過去10年の連対馬20頭のうち19頭は5番人気以内。逆にいえば6番人気以下で連対圏まで来た馬は2019年の勝ち馬・ロジャーバローズただ一頭だけ。同じ2013年~2022年の10年間でのオークスのデータを見ると、6番人気以下の馬が5連対と健闘しており、波乱度でいえば日本ダービーオークス。ダービーは基本的に人気馬の中から軸を選ぶレース。

一方で3着まで広げると、過去10年で6番人気以下の馬が下記の通り6頭馬券に絡んでいる。穴を狙うならこのゾーンだろうか。

2013年 アポロソニック 8番人気3着
2014年 マイネルフロスト 12番人気3着
2018年 コズミックフォース 16番人気3着
2020年 ヴェルトライゼンデ 10番人気3着
2021年 ステラヴェローチェ 9番人気3着
2022年 アスクビクターモア 7番人気3着

前述した伏兵で唯一連対(勝利)したロジャーバローズは1枠1番だったが、穴をあけた上記6頭のうち5頭も真ん中より内寄りの枠に入っていた。というわけで、日本ダービーは5番人気以内の能力上位馬と内枠の伏兵でだいたい決まるというのが過去の傾向…と書いてはみたものの、ありきたりでまったく面白くない。

加えて近年のダービー当日の馬場は以前ほど内有利にはならなくなっており、果たして上記のデータ通りに決まるのだろうか?

というわけで、別の視点でもう一つ。近年は皐月賞当日の馬場悪化が顕著で、明らかに当日は内枠が不利な馬場になっている。その視点で見ると、ヴェルトライゼンデ皐月賞で4枠8番、ステラヴェローチェは同2枠3番、アスクビクターモアは同1枠2番。いずれも不利な内枠でひとケタ着順に踏ん張っていた。

この理論で行くならば、今年も皐月賞内枠馬の巻き返しが怖い。4番枠で5着のショウナンバシット、8番枠で7着のトップナイフ、5番枠で9着のフリームファクシが該当するが…。どうも歯切れが悪いのはこの3頭いずれも中山の方が合っていそうな点。そこでもう一頭穴馬を考えるならばベラジオオペラはどうか。皐月賞は外枠だったが、道中外からマクられ、内で苦しい競馬。それでもラストはそこそこ粘っていた。スタミナもありそうなので、少し相手に加えてみてもいいかもしれない。

~今週末の注目馬~

というわけで今週も、最後は日本ダービーの注目馬で締めたい。

タスティエーラ(ダミアン・レーン騎手)

注目はタスティエーラ&ダミアン・レーン騎手。
共同通信杯→弥生賞→皐月賞日本ダービーという最近のトップホースにしてはやや詰まったローテでの参戦になるが、差し遅れた共同通信杯から弥生賞ではキッチリ巻き返し、皐月賞でもソールオリエンスの差し脚には屈したものの2着と好走。トップレベルの能力を見せた。
今回さらにプラスになりそうなのがレーン騎手の騎乗。前2走の手綱を取った松山騎手も上手く乗っていたが、本馬に関していえば追わせるタイプなので外国人騎手と手が合いそう。実際デビュー戦でムーア騎手が騎乗した際の伸びが一番良かった。ヴィクトリアマイルソダシオークスコナコーストと、レーン騎手はG1での乗り替わりで結果を出し切れていない影響で多少人気面が甘くなりそうな点もプラス。ソフトタイプ向きでいかにも手が合わなそうだったコナコーストとは異なり、タスティエーラはハードに追われて伸びる馬。この乗り替わりはプラスになる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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ハーパーの口コミ


口コミ一覧
閲覧 83ビュー コメント 0 ナイス 1

11月10日 日曜日 京都競馬場 Bコース 右回り

エリザベス女王杯

芝2200M GⅠ 3歳以上 牝馬

出走馬の個人的な評価


競馬ブックポイント◎3ポイント○2ポイント▲1ポイント◬0.5ポイント

レガレイラ 32ポイント
(能力は1枚上と思うし54Kgで出れるのもいいはず。毎回いい脚は使っているので信頼は出来るが、課題はゲートとスタートしてからの位置取りと思う。瞬発力勝負は他もいい脚は使うし縦長になると仕掛けどころ難しいので、とにかく中団ぐらいにいてくれれば。)

スタニングローズ 13ポイント
(成績は良くないがそれなりには着差がついてはないので、前走も0.2秒ですからね。今回距離は少しどうかと思うけどCデムーロ騎手で新味が見せれるかどうか。)

シンティレーション 8ポイント
(府中牝馬ステークス2着で一気に今回人気になるし有力馬の1頭になっている。距離延長と輸送もあるしマーカンド騎手に乗り替わるからどうなるか?全巣の反動もあまりなさそうなので力を出せばチャンスはある。)

ホールネス 5ポイント
(新潟牝馬ステークスを勝利して今回ここに出走でまだ1回しか負けてないし伸びしろ十分の馬。距離もコースも問題ないはずだし重賞経験もあるので、まぁ乗り替わりと相手強化しているので力の比較がどうかですね。)

シンリョクカ 4.5ポイント
(去年9着ですがそこからまた強くなって前走重賞勝っているので今柿は人気もするし期待も大きいと思う。距離延長は問題ないし輸送も大丈夫と思うのでまぁ56Kgが影響なければ。)

モリアーナ 4ポイント△4こ
(前走叩いて変わり身があるかどうか?輸送も慣れているし馬券内もあるので、追い込みが多いから展開が嵌まれば勝ち切るまでの警戒はいると思う。)

ライラック 4ポイント△1こ
(このレースが2着あるので前走から叩いて今回どこまで上積みあるかどうか?まぁ展開が向くのと馬場が時計が掛かれば。)

ハーパー 3ポイント
(今年は負けすぎているのでどうしたものか?力を出し切ってないし集中できてないのでどういう工夫で上手力を出せるか難しいところですね。力はあるはずなんでね・・・)

サリエラ 1.5ポイント
(ここ2戦は期待以下の成績になっているが今回はむーーあ騎手で変わり身あるかどうか?去年6着も0.3秒差ならここもいい勝負できる力はあるはずなので、本来の力を出せればいい勝負は出来ると思う。)

キミノナハマリア 1ポイント
(札幌日経OP以来で3か月ぶりなのでどうか>相手強化で厳しいけど距離短縮はプラスと思うし、京都で勝利もあるし広いコースでも問題ないので。)

ルージュリナージュ 0ポイント△5こ 着差 0.5
(府中牝馬ステークス5着でこの馬の脚は使えているがいかんせん位置取りが後ろ過ぎなので展開次第と思うし輸送も中京まではあるけど関西はないのでそこもどうか?距離も伸びて折り合えば脚は溜まりそうなので。)

コスタボニータ 0ポイント△5こ 着差 0.8
(府中牝馬ステークスはコースも展開もこの馬には合わなかったので、今回京都で巻き返せるかどうか?マーメイドS大敗は位置取り良くなかったので、普段は先行か番手で進めれるはずなので展開向けば。)

コンクシェル 0ポイント△4こ
(ずっと逃げているので自分の展開が出来ればいいが距離延長と相手強化がどうか?いかに楽に逃げれるかと思うんですが時計が掛かる馬場も向いているので。)

ラヴェル 0ポイント△2こ
(もうワンパンチ足らないんで相手強化でしんどいような。今回はっ川田騎手に替わって変わり身ありそうなので1発警戒したいが・・・まぁ人気はないんでね気楽ではあるが。)

ピースオブザライフ 0ポイント 着差 -0.2
(昇級初戦がGⅠなのでかなり厳しいし最近はずっとダートを使っているのでいきなり芝に戻るのはきつそうですね。)

エリカヴィータ 0ポイント 着差 0.7
(新潟牝馬ステークスで6着なので成績が上がってこない現状。今回相手強化もしているのでしんどそうですね。)

ゴールドエクリプス 0ポイント 着差 2.8
(前走の熱中症から立て直せているかどうか?去年は14着だし相手も今回も強いし、楽ではないと思う。ただハイペース向きだと思うのでそういう展開になれば。)

現時点予想

◎ ホールネス
○ レガレイラ
▲ サリエラ
△ スタニングローズ
△ モリアーナ
穴 ライラック
穴 コスタボニータ

 競馬戦略研究所所長 2024年11月7日(木) 08:35
確定前研究所指数注目馬
閲覧 147ビュー コメント 0 ナイス 1

エリザベス女王杯
シンティレーション
ハーパー
レガレイラ

武蔵野S
コスタノヴァ
ペイシャエス
エンペラーワケア

デイリー杯2歳S
ランフォーヴァウ
ドラゴンブースト
ロンドボス

福島記念
ドクタードリトル
ウインシュクラン
アラタ
注:フライライクバード
注:ダンディズム

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 Haya 2024年11月7日(木) 07:00
【~術はあるⅡ~その先へ】2024.11.07~見放されたみたいな感... 
閲覧 68ビュー コメント 0 ナイス 3

おはようございます!(=^・^=)
いつも訪問される方々、ありがとうございます。

今週は小春日和を通り越して夏日が続くなか、朝夕冷え込む季節。
本日は”立冬”、本格的に冷え込んできそうです。
我が懐は、すでに凍結!! 氷の世界!?

<立冬(りっとう)>
冬のはじまり、冬の気配が現われてくる頃。毎年11月7~8日頃。

【2024週間スケジュール】
一週間の基本的な更新スケジュールは、下記参照。
(毎朝7時ごろ更新/競馬変則日程の場合は変更あり)

月曜日 : 今週末 土、日曜の重賞(日刊馬番コンピ指数 等)
火曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日刊馬番コンピ指数 等)
水曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(血 統 等)
木曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日記)等
金曜日 : 今週末 土、日曜の重賞(データ分析 等)
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)

noteのアドレス: https://note.com/haya00  
宜しくお願い致します。

【今週のスケジュール】
05日(火)07:00頃 京王杯2歳S、ファンタジーS、AR共和国杯、みやこSの回顧~日刊馬番コンピ篇
06日(水)07:00頃 京王杯2歳S、ファンタジーS、AR共和国杯、みやこSの回顧の回顧~血統篇
07日(木)07:00頃 日記「術はあるⅡ~その先へ」
07日(木)07:00頃 エリザベス女王杯の「徹底的にデータ分析篇」
08日(金)07:00頃 武蔵野S、デイリー2歳S、福島記念の「徹底的にデータ分析篇」
09日(土)07:00頃 武蔵野S、デイリー2歳Sの「予想篇」
09日(土)19:00頃 武蔵野S、デイリー2歳Sの「回顧篇」
10日(日)07:00頃 エ女王杯、福島記念の「予想篇」
10日(日)19:00頃 エ女王杯、福島記念の「回顧篇」
11日(月)07:00頃 東京スポーツ杯2歳S、マイルチャンピオンシップの「日刊馬番コンピ指数分析予想篇」

個人的に何もなければ、上記通りに更新されます。

【重賞レース予想 第11期 途中経過】
第11期(11月02日~11月24日)8日間(京王杯2歳S~京成杯)13戦
週末競馬は、当てる事ができたのか!?

02日(土)京王杯2歳S(G2)では6番ヒシアマンを推奨!
ワイド6→3,10 / 馬連6→3,10 / 3連複3-6-10 /3連単 6→(3-10)
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

02日(土)京王杯2歳S(G2)推奨馬ヒシアマン(①人気)は、スタート良く先行7番手追走。4角を回り、追い出されると反応が若干鈍く何とか追い上げ4着入線…残念。

レースは、中団の前から脚を伸ばしてゴール前の接戦を制したパンジャタワー(⑧人気)が、好位から脚を伸ばしたマイネルチケット(⑤人気)にクビ差をつけ優勝。さらに1.1/2馬身差の3着にヤンキーバローズ(④人気)が入り、大波乱決着!? 当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。

反省点として、軸馬選択の失敗!? 期待とは裏腹に、追い出されてからの反応が…残念。では何故? パンジャタワーは優勝できたのか??  同馬は、スタートが互角も自然と行き脚がついて、序盤で少しなだめて中団に収まり、道中は折り合いがついて追走。4角を回りリズム良く、そのまま進路を外に取り待たずに追い出されると、首を力強く使ったフォームで末脚を伸ばし、最後は内から寄せてきた2着馬を力で捻じ伏せ快勝!?

02日(土)ファンタジーS(G3)では12番ダンツエランを推奨!
単勝 / 馬連12→6-7-9-11-14-15 / 3連単12→(6-7-9-11-14-15)
結果は、単勝のみ的中!(単勝⑫¥950)

02日(土)ファンタジーS(G3)推奨馬ダンツエラン(④人気)は、スタート良く先行6番手追走。3~4角を回り、大外から追われると一気に先頭に並び叩き合いを制し優勝!!

レースは、好位から脚を伸ばしてゴール前の激戦を制したダンツエラン(④人気)が、逃げて最後まで争ったモズナナスター(⑩人気)にハナ差をつけ優勝。さらにハナ差の3着にベルビースタローン(⑮人気)が入り、大波乱決着!? 馬券は、単勝のみ的中!(¥950)もトリガミ?? 相手馬が抜けたのは痛い!?

反省点として、相手馬の選択!? 着差ハナ+ハナ+1/2馬身+クビの4、5着に相手馬とは痛恨の極み…残念。では何故? ダンツエランは優勝できたのか??  同馬は、スタートで互角も行き脚がなく中位辺り追走。隊列の外めでいつでも動ける位置から、直線は内へモタれ加減だったが脚取りは確かで、粘る先行2頭にジワジワ迫り、ゴール前できっちり差して快勝!?

03日(日)AR共和国杯(G2)では16番ショウナンバシットを推奨!
単勝/ ワイド16→4,12,13 / 馬連16→4,12,13 / 
3連複16-(4,12,13) / 3連単 16-(4,12,13)
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

03日(日)AR共和国杯(G2)推奨馬ショウナンバシット(④人気)は、スタート良く先行3番手道中折り合いを欠き掛かりながら追走。4角を回り、追い出されると反応鈍く後続の馬群へと沈み込み14着惨敗…残念。

レースは、道中最後方待機、直線で大外から脚を伸ばしてゴール前の激戦を制したハヤヤッコ(⑩人気)が、中団後方から脚を伸ばしたクロミナンス(①人気)にクビ差をつけ優勝。さらにアタマ差の3着にタイセイフェリーク(⑥人気)が入り、大波乱決着?? 当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。

反省点として、軸馬選択の失敗!? 展開のヨミ違いにより、先行馬が大崩れし追込み馬が台頭…反省。では何故? ハヤヤッコは優勝できたのか??  同馬は、発馬が互角に出たが、行き脚はつかず、最後方から追走。道中はじっとして動かず、直線に入ってから大外へ出して、そこからジリジリと伸び始めると、残り1ハロンで前を射程圏に捉え、ゴール前で粘る2着馬を交わして快勝!? 何とも渋太い脚で、トップハンデ馬の底力を見せた。

03日(日)みやこS(G3)では12番ミトノオーを推奨!
単勝(12番ミトノオー) / 馬連12-15 / ワイド 12-15
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

03日(日)みやこS(G3)推奨馬ミトノオー(④人気)は、スタート良く先行してハナに立った。スムーズに運んでいたが、3~4角でペースが上がるとついて行けずズルズルと馬群へと沈み込み14着惨敗…残念。

レースは、中団からポジションを上げてゴール前で差し切ったサンライズジパング(③人気)が、2番手追走から一旦は抜け出したアウトレンジ(⑪人気)に1/2馬身差をつけ優勝。さらにクビ差の3着にロードアヴニール(⑨人気)が入り、大波乱決着?? 当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。

反省点として、軸馬選択の失敗!? 狙った展開通りなのに、直線での失速…反省。では何故? サンライズジャパンは優勝できたのか??  同馬は、スタートが互角も、大外枠だったので控えて中団追走。向正面に入ると気合をつけ、残り1000㍍から動き出して徐々に進出して、コーナーでは目一杯に追われてタイトに回れてもいなかったが、見た目の印象以上に渋太く伸びて前を行く馬を差し切り快!? 唯一の3歳馬が年長馬を撃破。

【短 評】
週末、4戦3敗1分…見放されたみたいな感じ。個人的には、2歳の重賞戦は「まぐ」さんが好調で、古馬の重賞戦は「Orfe」さんが好調?? みたいな印象を受けていたが、netkeiba予想家に丸乗り計画により、先週は「まぐ」さんを指名。結果はご覧の通りだったが、日曜の古馬戦を「Orfe」さんに丸乗りしていたら、何とプラス20万円弱?? 噓でしょう、勝利の女神から見放された。実は、netkeiba予想家「Orfe」さんがG2アルゼンチン共和国杯で馬連/ワイドのダブル的中! 2択で失敗するとは…残念。
今週末重賞(武蔵野S、デイリー杯2歳S、エリザベス女王杯、福島記念)で巻き返しますよ!? 

【週末重賞レースの馬番コンピ 回顧篇】
(京王杯2歳S)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数1位"
6番ヒシアマンが該当=結果4着ハズレ…(ノД`)・゜・。

(ファンタジーS)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数1位"
15番カワキタマナレアが該当=結果5着ハズレ…(ノД`)・゜・。

(AR共和国杯)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数1位"
4番クロミナンスが該当=結果2着的中!(複勝160円)

(みやこS)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数5位"
9番ハピが該当=結果4着ハズレ…(ノД`)・゜・。

【今週末重賞レースの馬番コンピポイント篇】

(武蔵野S)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ指数2位”
*無条件
過去10年内(4-2-0-4/10)
勝率40%/連対率60%/複勝率60%/単勝回収値170/複勝回収値100
近5年 (2-1-0-2/5)
勝率40%/連対率60%/複勝率60%/単勝回収値204/複勝回収値114

昨年は、中団前方から直線で力強く脚を伸ばしたドライスタウト(2人気)が、後方3番手から追い込んだタガノビューティー(6人気)に1.3/4馬身差をつけ優勝。さらに1.3/4馬身差の3着にレッドルゼル(5人気)が入り、中波乱決着!?

馬番コンピ指数(2位-4位-5位)とほぼ本命決着!?
東京コースのスペシャリストが強いレースの為、若さや勢いよりも経験値がものを言う!? 近走で鮮やかな好走を見せている若い馬が人気になりがちも、5=6歳馬が中心!!     

推薦指数2位は、昨年(1着)馬券に絡んでいるが、今年も期待大!?

(デイリー2歳S)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ指数1位”
*無条件
過去10年内(5-1-2-2/10)
勝率50%/連対率60%/複勝率80%/単勝回収値120/複勝回収値101
近5年 (3-1-1-0/5)
勝率60%/連対率80%/複勝率100%/単勝回収値152/複勝回収値136

昨年は、好位の内で脚を溜めて直線で最内を突いて抜け出したジャンタルマンタル(1人気)が、中団から脚を伸ばしたエンヤラヴフェイス(8人気)に2馬身差をつけ優勝。さらに1.1/4馬身差の3着にナムラフッカー(10人気)が入り、中波乱決着!?

馬番コンピ指数(1位-8位-9位)とヒモ荒れ傾向が強いレース!?
最も重要な能力は末脚だが、格下相手の前走である程度先行するスピードを見せていることが理想でもある。あまりにもテンが遅い馬は重賞のペースに対応できず、自慢の末脚を使う前に力尽きてしまうことが繰り返される。     

推薦指数1位は、昨年(1着)馬券に絡んでいるが、今年も期待大!?

(エリザベス女王杯)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ指数3位”
*無条件
過去10年内(2-0-3-5/10)
勝率20%/連対率20%/複勝率50%/単勝回収値101/複勝回収値95
近5年 (1-0-2-2/5)
勝率20%/連対率20%/複勝率60%/単勝回収値108/複勝回収値114

昨年は、道中5番手につけたブレイディヴェーグ(1人気)が、直線で一気に突き抜け、ルージュエヴァイユ(5人気)に3/4馬身差をつけ優勝。さらにクビ差の3着にハーパー(3人気)が入り、ほぼ本命決着!?

馬番コンピ指数(1位-6位-3位)とほぼ本命決着!?!?
前哨戦は「府中牝馬S」「オールカマー」「秋華賞」の3レースが主流!?             
なかでも3着以内の馬が狙い目も、3~4歳馬が中心!! ちなみに、今年は3歳→4歳→3歳でした。
     
推薦指数3位は、昨年(3着)馬券に絡んでいるが、今年も期待大!?

(福島記念)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ指数1位”
*無条件
過去10年内(1-3-3-3/10)
勝率10%/連対率40%/複勝率70%/単勝回収値39/複勝回収値122
近5年 (1-1-1-2/5)
勝率20%/連対率40%/複勝率60%/単勝回収値78/複勝回収値120

昨年は、ホウオウエミーズ(3人気)が中団追走から3-4コーナーで前に取りつき、直線で外から脚を伸ばすダンディズム(12人気)との接戦(叩き合い)を制し、これにハナ差をつけ優勝。さらに1馬身差の3着にカレンルシェルブル(4人気)が入り、中波乱決着!?

馬番コンピ指数(4位-6位-1位)と中波乱決着!?
この時期の福島は馬場が荒れやすく、このレースを迎えるまでに外差し同士の決着となるケースも少なくない。ちなみに、今年の2・3着馬は4角6番手、11番手からの差し&追込み馬だった。 
    
推薦指数1位は、昨年(3着)馬券に絡んでいるが、今年も期待大!?

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2024年10月14日アイルランド府中牝馬 G215着
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