ナミュール(競走馬)

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ナミュール
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写真一覧
現役 牝5 鹿毛 2019年3月2日生
調教師高野友和(栗東)
馬主有限会社 キャロットファーム
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績14戦[5-2-2-5]
総賞金43,655万円
収得賞金18,450万円
英字表記Namur
血統 ハービンジャー
血統 ][ 産駒 ]
Dansili
Penang Pearl
サンブルエミューズ
血統 ][ 産駒 ]
ダイワメジャー
ヴィートマルシェ
兄弟 ヴェスターヴァルトラヴェル
市場価格
前走 2023/12/10 香港マイル G1
次走予定

ナミュールの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/12/10 香港 7 香港マイル G1 芝1600 14--------3** 牝4 55.5 W.ビュイ高野友和 450
(--)
1.34.5 0.4----ゴールデンシックスティ
23/11/19 京都 11 マイルCS G1 芝1600 1681617.351** 牝4 56.0 藤岡康太高野友和 454
(0)
1.32.5 -0.033.0⑭⑮ソウルラッシュ
23/10/21 東京 11 富士S G2 芝1600 12563.811** 牝4 55.0 J.モレイ高野友和 454
(+6)
1.31.4 -0.233.8⑧⑧レッドモンレーヴ
23/06/04 東京 11 安田記念 G1 芝1600 1861229.9916** 牝4 56.0 横山武史高野友和 448
(-4)
1.33.3 1.934.5⑮⑮ソングライン
23/05/14 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 166114.227** 牝4 56.0 横山武史高野友和 452
(+4)
1.32.8 0.633.5⑩⑨ソングライン
23/02/05 東京 11 東京新聞杯 G3 芝1600 168153.722** 牝4 56.0 横山武史高野友和 448
(0)
1.31.8 0.034.0⑤⑤ウインカーネリアン
22/11/13 阪神 11 エリザベス杯 G1 芝2200 186117.335** 牝3 54.0 横山武史高野友和 448
(+2)
2.13.7 0.736.1⑧⑩⑧⑪ジェラルディーナ
22/10/16 阪神 11 秋華賞 G1 芝2000 16483.322** 牝3 55.0 横山武史高野友和 446
(+20)
1.58.7 0.134.0⑨⑨⑩⑨スタニングローズ
22/05/22 東京 11 優駿牝馬 G1 芝2400 18487.143** 牝3 55.0 横山武史高野友和 426
(0)
2.24.3 0.434.0⑧⑨⑨⑨スターズオンアース
22/04/10 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 188183.2110** 牝3 55.0 横山武史高野友和 426
(-4)
1.33.2 0.333.7⑬⑫スターズオンアース
22/03/05 阪神 11 チューリップ G2 芝1600 15462.211** 牝3 54.0 横山武史高野友和 430
(0)
1.33.2 -0.233.9⑦⑧ピンハイ
21/12/12 阪神 11 阪神JF G1 芝1600 188172.914** 牝2 54.0 C.デムー高野友和 430
(-10)
1.34.0 0.233.6⑬⑰サークルオブライフ
21/11/21 東京 9 赤松賞 1勝クラス 芝1600 9778.041** 牝2 54.0 三浦皇成高野友和 440
(+2)
1.33.8 -0.333.0⑤⑤パーソナルハイ
21/09/11 中京 4 2歳新馬 芝1600 10443.021** 牝2 54.0 川田将雅高野友和 438
(--)
1.39.0 -0.333.3スコールユニバンス

ナミュールの関連ニュース

昨年のマイルCSでGⅠ初制覇を果たしたナミュール(栗・高野、牝5)が19日、ドバイターフ(30日、メイダン、GⅠ、芝1800メートル)に向けて、栗東坂路で国内最終追い切りを行った。

ゆったりとした前半の入りだったが、ラスト1ハロンはグンと加速を見せ11秒8でフィニッシュ。4ハロン55秒4と全体時計こそ控えめだったが最後の伸びは際立っていた。高野調教師は「今週末に日本で競馬があってもしっかりと結果が出るぐらいの感触でいこう、という感じでやりました。目立つ時計ではなかったですが、めりはりの利いたいい動きで状態はすこぶる良かったです」とコンディションに自信をのぞかせた。

【4歳以上次走報】 ジオグリフは大阪杯に向かう 2024年3月13日(水) 21:43

中山記念3着ジオグリフ(美・木村、牡5)は、大阪杯(31日、阪神、GⅠ、芝2000メートル)へ。

香港マイル3着ナミュール(栗・高野、牝5)は、C・デムーロ騎手でドバイターフ(30日、メイダン、GⅠ、芝1800メートル)へ向かう。

★サウジアラビアのレッドシーターフHC9着後にドバイに移動したブレークアップ(栗・森田、牡6)は、出走を予定していたドバイゴールドC(30日、メイダン、GⅡ、芝3200メートル)を辞退した。

中山牝馬S3着シンリョクカ(美・竹内、牝4)は、福島牝馬S(4月20日、福島、GⅢ、芝1800メートル)へ。4着フィールシンパシー(美・小島、牝5)は、ヴィクトリアマイル(5月12日、東京、GⅠ、芝1600メートル)や、福島牝馬Sが視野に。僚馬で同14着のキタウイング(牝4)は、福島牝馬Sや谷川岳S(4月28日、新潟、L、芝1600メートル)が候補に。

★北九州短距離S8着ジレトール(栗・松永幹、牡5)は、京葉S(4月7日、中山、L、ダ1200メートル)へ向かう。同11着バンデルオーラ(栗・牧浦、牡5)は、モルガナイトS(4月7日、福島、OP、芝1200メートル)を視野に入れる。

★コーラルS15着アイオライト(美・武藤、牡7)は、東京スプリント(4月10日、大井、JpnⅢ、ダ1200メートル)が視野に。




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ナミュールはC・デムーロ騎手でドバイターフへ 2024年3月13日(水) 17:45

昨年のマイルCS優勝馬ナミュール(栗東・高野友和厩舎、牝5歳)は、クリスチャン・デムーロ騎手(31)=イタリア出身、フランス拠点=との再コンビでドバイターフ(30日、メイダン、GⅠ、芝1800メートル)へ向かうことが決まった。所有するキャロットクラブが13日、ホームページで発表した。

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【血統アナリシス】チューリップ賞2024 ディープインパクト系が毎年上位争い、デインヒルを筆頭にDanzigの重要度も増す 2024年3月1日(金) 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はチューリップ賞2024・血統予想をお届けします!


2019年ダノンファンタジー(父ディープインパクト)、2020年マルターズディオサ(父キズナ)、2021年メイケイエール(父ミッキーアイル)と2019~21年はディープインパクトの直系が3連覇を果たした。その後も、2022年は13番人気のピンハイ(父ミッキーアイル)が2着に激走し、2023年は7番人気のモズメイメイ(父リアルインパクト)が勝利をつかんでいる。同系統の初出走となった2011年以降、2017年を除けば少なからず1頭以上が3着以内に好走していることは念頭に置くべきだろう。

ほか、2021年は父系と母系の両方でDanzigの血脈を持つメイケイエールとエリザベスタワーの2頭が同着勝利。2022年1着ナミュール、2023年1着モズメイメイも然り、近年はデインヒルを筆頭にDanzigの重要度が増している印象を受ける。

エラトーは、父Saxon Warrior×母エライヤ(母の父Siyouni)。父はディープインパクトの直仔で、現役時には18年2000ギニーS-英G1などマイル重賞を3勝。本馬は伯母に15年ムーランドロンシャン賞-仏G1などマイルG1を3勝しているErvedyaがいる血統背景も興味深く、新馬以来となるマイル戦でも楽しみは大きい。今回のメンバーでは唯一デインヒルの血脈を保持する馬でもあり、近年のレース傾向からも欧州質な血統は評価に値する。

ラヴァンダは、父シルバーステート×母ゴッドパイレーツ(母の父ベーカバド)。近親に14年チューリップ賞で2着に好走したヌーヴォレコルトがいる血統で、2代母ゴッドインチーフも旧阪神コースながら99年チューリップ賞で2着となった実績を持つ。本馬の「父ディープインパクト系×母の父Danzig系」という配合は、21年1着メイケイエールを想起させるものでもあり、レースに所縁ある血統背景を鑑みても軽視できない存在だろう。

スウィープフィートは、父スワーヴリチャード×母ビジュートウショウ(母の父ディープスカイ)。父系でハーツクライ、母系でChief's Crownを持つ配合は14年2着ヌーヴォレコルトを引き合いに出しやすく、ポイントとなるDanzigを抑えていることにも好感を持てる。また、2代母スイープトウショウが04年チューリップ賞の勝ち馬であることも強調できるだろう。この牝系らしい気難しさはあるものの、噛み合えば重賞でも勝ち負けになる。


【血統予想からの注目馬】
エラトー ⑭ラヴァンダ ⑥スウィープフィート

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【U指数的分析の結論!】チューリップ賞2024 G1で好勝負を演じた"淒馬"タガノエルピーダの相手探し! 2024年3月1日(金) 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!チューリップ賞・U指数予想をお届けします!

U指数は、ウマニティが独自に開発した競走馬の能力値「スピード指数」で、その精度の高さから多くのユーザーに支持されています。ウマニティに会員登録(無料)すると重賞レースの出走予定馬全頭のU指数をご覧いただけますので、是非お試しください。
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U指数上位馬の安定ぶりが顕著で、直近9年中8回は5位以内の馬が2頭以上(うち2位以内は1頭以上)3着以内に入っている。例外の2022年にしても、2位で1番人気のナミュールが勝利。人気的にも順当な傾向が続いているので、指数も人気も上位の馬を軸として信頼し、指数上位ながらも人気の盲点になっている馬をヒモ穴としてうまく組み合わせる作戦がベストと結論付けられる。

今年の中心は、U指数1位⑯タガノエルピーダ(92.2)で揺るがない。新馬戦を勝ったばかりの身で牡馬相手に朝日杯FSで3着に好走し、ポテンシャルの高さを示してみせた。2位以下に2.8以上の指数差を付けて“淒馬”の評価を受けている点も頼もしく、トライアルなら前走以上の走りに期待できる。人気でも、馬券はこの馬から入るしかないだろう。

2番手グループを形成するのは、ワイドファラオの下という血統背景の2位④ワイドラトゥール(89.4)と、上のきょうだいに重賞実績馬がズラリと並ぶ5位⑤ミラビリスマジック(88.3)の良血馬2頭。いずれも前走を好内容で勝利しており、さらなる前進に期待できる。

そして最後に、戦績的に人気の盲点になりそうな3位⑥スウィープフィート(89.1)を押さえておきたい。

【U指数予想からの注目馬】
タガノエルピーダ ④ワイドラトゥール ⑤ミラビリスマジック ⑥スウィープフィート

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【霧プロの重賞レースおさらい帳】京都記念2024 大事なのはこの先! 実績上位プラダリアが競り合いを制して重賞3勝目 2024年2月12日(月) 13:00


メンバーレベルとしては例年よりもだいぶ低調な組み合わせとなった今年の京都記念
大方の予想通り、ベラジオオペラルージュエヴァイユプラダリアの3頭が抜けた人気を集め、少し離れてマテンロウレオが続くという図式になった。
個性派逃げ馬のアフリカンゴールドバビットが同時に出走していたことで、どんなレース展開になるかは予想がしにくかったものの、2頭がガリガリと競るような展開にはならず、アフリカンゴールドが逃げ、バビットは譲るような形で抑えて2番手から。隊列が落ち着いてからは大きな動きのない、淡々としたレースが展開された。
そんな”普通”の展開であったがゆえに、余計に基礎能力と馬場、距離への適性……総合力の差が最後に出る。直線ではプラダリアベラジオオペラの脚色が抜きん出ており、完全にマッチレースの様相に。一旦はベラジオオペラが内から突き抜けるかと思われたが、その逆転を外のプラダリアは許さない。昨秋の京都大賞典でも僅差の競り合いを制した勝負根性をここでも発揮し、僅かに前に出たままゴール板を駆け抜けた。

プラダリアはこれで重賞3勝目。
青葉賞京都大賞典、そして京都記念と、いずれもG2としては重要ステップに位置するレースを制したことになるが、本馬自身や陣営にとって、本当に欲しいのはその先……G1のタイトルだろう。前哨戦では勝てても、本番では掲示板に載るか載らないかといった位置が本馬の現在地。今回も勝ちはしたものの、そうした善戦マン的なイメージを覆すほどのインパクトは受けなかった。
が、以前に比べると走りには前進気勢が感じられ、指数から見る平均的なレースレベルは上昇傾向にある。その中でも阪神コースにおけるパフォーマンスが特に高いので、春シーズンの大阪杯宝塚記念が最大のチャンスということになるだろうか。

僅かに競り負けたものの、ベラジオオペラも伸び脚は上々。プラダリアとの比較から、G2クラスまでならばこれからも安定して走ってくると思われる。
ただ一方で、G1を意識するにあたってはまだまだ迫力不足というのが正直なところ。ぞわぞわするような末脚の威力や、暴力的とも言える破壊力といったものを本馬からはまだ感じたことがなく、もう一段上の成長を遂げられるかが鍵となってくるだろう。
3歳時は陣営が仕切りに”緩すぎる”と評していた馬で、その発言をポジティヴに捉えれば、成長の余地が大きい存在であるということ。今シーズンでどのような上昇カーブを描いてくるか、長い目で見守りたい存在だ。

3着にはバビットが粘り込み、3歳時のセントライト記念以来の馬券圏内に。
かつては高速ラップを刻んでいく逃げが真骨頂だったものの、近走は逃げることも叶わず、前走ではダートに挑戦するなど迷走が続いていたが、今回は離して逃げたアフリカンゴールドの存在があったことで、実質的に単騎逃げに近い形が叶った。血統や実績からも荒れ気味の芝は大好物で、使い込まれた芝コースの状態がフィットしたのも大きかったし、そうした特性を生かしきった団野騎手のレース運びも素晴らしかったと思う。

一方、上位人気に推されていたルージュエヴァイユマテンロウレオは苦戦。
両馬とも脚質通りのレース運びは見せていたものの、やはり道中での前進気勢の強さが目についた。何とか我慢はしているものの、力んでいる分脚が溜まりにくそうで、その分が最後の伸びの差に繋がった可能性がありそうだ。
ルージュエヴァイユは元々1800m前後でレベルの高い走りを見せていた馬だし、マテンロウレオは年を経る毎に短距離志向が強くなっていく母系の出身。どちらも別のステージのほうがより力を出せそうなので、この一戦だけで評価を落とすのは早計だろう。レース選択次第では大きく見直せるはずだ。

もう一頭目を引いたのは5着のラヴェル
序盤から折り合いの難しさを見せ、頭を上げるシーンも。加えて道中では一際大きく外を回り、勝負所でもそのまま外へ。かなりロスが大きいように映る競馬だった。
元々好走時と惨敗時のギャップが激しいタイプで、今回のような競馬になった時はまずアウトと思われたが、今回は最後までじわじわと脚を伸ばしており、いつもと違う一面を見せている。
半姉のナミュールも4歳で大きく成長したし、この中間の調教時計もかなり中身が濃い内容だっただけに、本馬にも本格化の兆候は感じる。レースレベル的にはまだ強気になれないものの、どこかで狙い時も来そうで、マークしておきたい存在だ。


(きり)プロフィール
ウマニティ公認プロ予想家。レース研究で培った独自の血統イメージに加え、レース戦績や指数等から各馬の力関係・適性を割り出す”予想界のファンタジスタ”。2023年1月には、長年の活躍が認められ殿堂プロ入りを果たす。

プロの最新予想ページはこちら
※週末の枠順発表までは直前週結果ページへ遷移します。

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ナミュールの関連コラム

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香港マイル(シャティン芝1600m)
世界のマイル王、ゴールデンシックスティの動向に世界中の注目が集まっています。明けて8歳(南半球生産馬は8月1日に加齢)の老雄は昨季4月30日チャンピオンズマイルを圧勝後に休養。今季は一度も使われることなく、香港マイルにぶっつけという異例のローテーションとなりました。このローテーションを敢えて執ったのか、取らざるを得なかったのか。

今季節開幕直後、ゴールデンのC.ホー調教師にローテーションを確認したところ、自信なさげに語っていたことを今更ながら思い出します。
「明けて8歳、人間でいえば自分と同じくらいの年寄りなんでエンジンのかかりが遅いのは仕方ない。ゆっくり仕上げていってこれまでと同じようにトライアルのジョッキークラブ・マイルから本番に迎えればいいんだけど……」

しかし、11月19日のトライアルにゴールデンの姿はありませんでした。香港ジョッキークラブは陸続きの広東省広州市郊外に、放牧用の外厩として従化トレーニングセンターを持っています。しかしゴールデンは従化に放牧されることもなく、シャティン競馬場内厩で舎飼い。夏のシーズンオフを過ごし仕上げを急いできました。香港には騎手が勝負服を着て行われる実戦形式の調教、バリヤトライアルがあり、出走直前に本追い切りとして使われています。ゴールデンはこのバリヤトライアルを開幕から3本を消化しただけ。仕上がりが万全とはとても、とても考えられません。ゴールデンには大きな死角あり、と見ています。

昨年のこのレースで4歳ながらゴールデンを破ったカリフォルニアスパングルですが、その後はゴールデンに2戦2敗。ゴールデン不在の今季こそ世代交代の狼煙を上げるものと期待されながら、今季開幕早々に鞍上をめぐって大騒動が勃発しました。今季初戦のシャティントロフィーを前に主戦だったZ.パートンがカリフォルニアを捨てて、ビューティーエターナルを選んだのです。エターナルは昨季、Z.パートンが鞭を執って10戦7勝、クラス4からプレミアカップで重賞ウィナーの上り詰めた上り馬です。Z.パートンはこの馬の将来性にかけて、実績上位のカリフォルニアを捨てたのです。

カリフォルニアのA.クルーズ調教師はこれに激怒、公然とZ.パートンは誤った選択をしたと非難し、気の強いZ.パートンも猛烈に反論。A.クルーズ調教師はカリフォルニアにH.ボウマンを迎え、因縁のシャティントロフィーを軽快に逃げ切って大いに面目を施しました。しかし、そのH.ボウマンが落馬負傷のため、遺恨レース第2幕のジョッキークラブ・マイルでは愛弟子、M.チャドウィックが騎乗。逃げながらエターナルに差されて5頭立ての4着と逆襲に遭ってしまいます。
ここ香港マイルで復讐を果たさんとA.クルーズ調教師は欧州からあのC.スミヨンを招きました。この遺恨対決第3幕はゴールデン復活なるかどうか、が今年の香港マイルの大きな焦点となっています。

さて、日本からはダノンザキッドセリフォスソウルラッシュナミュールディヴィーナの5頭が名乗りを上げました。これまで最多の出走頭数です。しかし、香港マイラー陣はスプリンター以上のレベルを誇り、10年で8勝。その厚い壁を破ったのは2015年モーリスと2019年アドマイヤマーズの2頭だけです。今年の5頭からモーリスアドマイヤマーズに比肩しうる馬はどうやら見当たりません。この中では4歳秋にしてようやく本格化、マイルチャンピオンシップでは並みいる牡馬を一蹴して悲願のG1ウィナーとなったナミュールが香港3騎に最も肉薄できると見ています。

明日はラストの香港カップの展望。乞う、ご期待!

(写真提供:HKJC)


★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港国際競走4レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。


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2023年11月24日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】今年は東スポ杯以上に京都2歳Sに注目!/ジャパンカップ展望
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マイルCSは最終的に本命にしたナミュールが勝利。当日乗り替わりで一瞬不安になったが、改めてレースを見直すと2戦目の赤松賞では溜めるレースをして強烈な末脚を繰り出していた。藤岡康太騎手ならこれまでと異なる面を出してくれるかも…と期待を持ちつつ、人気がみるみる落ちて行くのを眺めていた。

結果としては展開や馬場を考えると、むしろ乗り替わりがプラスに働いた面もあった。ムーア騎手だったならば、恐らく早めに動いてしまい、勝ち切ることはなかっただろう。展開や馬場、そして当日のジョッキー変更など、様々な巡り合わせによって成し遂げられた、待望のG1制覇だった。

先週はもうひとつ、出世レースとして注目された東京スポーツ杯2歳ステークスが行われたが、こちらは平凡な内容。近年と比べるとメンバーレベルも低く、今年は出世レースにはならないかもしれない。むしろ今週末の京都2歳ステークスの方に素質馬が揃った。

オールナットシンエンペラーなどのキャリア1戦組に加えて、パワーホールホウオウプロサンゲなどキャリア2戦以上の組も充実している。今年の2歳世代の出世レースは、京都2歳ステークスになるかもしれない。

それでは今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週末はもちろんジャパンカップから。

ダノンベルーガ(モレイラ騎手)

注目はダノンベルーガ&モレイラ騎手。
天皇賞(秋)は伸びあぐねたが、結果的には溜める競馬で距離延長に向けて…と考えれば悪い内容ではなかった。モレイラ騎手はとにかく芝の中長距離に強く、レーベンスティールセントライト記念を勝利し、ゼッフィーロアルゼンチン共和国杯を勝利、菊花賞でもタスティエーラを2着に持ってきている。もともとダノンベルーガは世代屈指の能力上位馬。陣営も当初からジャパンカップを目標にしてきたフシがある。ハーツクライ産駒が強いレースでもあり、そろそろ巻き返しが怖い。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年5月28日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年05月28日号】特選重賞データ分析編(360)~2023年安田記念
閲覧 2,070ビュー コメント 0 ナイス 6



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 競馬法100周年記念 農林水産省賞典 安田記念 2023年06月04日(日) 東京芝1600m


<ピックアップデータ>

【“前年以降の、JRAの、G1のレース”において“着順が5着以内、かつ4コーナー通過順が9番手以内”となった経験の有無別成績(2017年以降)】
○あり [4-6-6-30](3着内率34.8%)
×なし [2-0-0-48](3着内率4.0%)

 ビッグレースを主戦場としてきた馬が中心。2017年以降の3着以内馬18頭中16頭は、前年以降のJRAG1で“着順が5着以内、かつ4コーナー通過順が9番手以内”となった実績のある馬でした。G2・G3や重賞以外のレースにおけるパフォーマンスを高く評価されている馬は強調できません。

主な「○」該当馬→ジャックドールセリフォスソダシナミュール
主な「×」該当馬→ガイアフォースレッドモンレーヴ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“東京の、重賞のレース”において“着順が1着、かつ上がり3ハロンタイム順位が5位以内”となった経験がある」馬は2017年以降[5-6-6-24](3着内率41.5%)
主な該当馬→セリフォスソダシレッドモンレーヴ

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2023年1月29日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年01月29日号】特選重賞データ分析編(343)~2023年東京新聞杯
閲覧 1,954ビュー コメント 0 ナイス 4



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G3 東京新聞杯 2023年02月05日(日) 東京芝1600m


<ピックアップデータ>

【血統別成績(2017年以降)】
○父がヘイルトゥリーズン系種牡馬 [5-6-3-35](3着内率28.6%)
○父がキングカメハメハ系種牡馬 [1-0-3-14](3着内率22.2%)
×父がキングカメハメハ系・ヘイルトゥリーズン系以外の種牡馬 [0-0-0-21](3着内率0.0%)

 血統に注目したい一戦。2017年以降の3着以内馬18頭は、いずれも父にキングカメハメハ系種牡馬かヘイルトゥリーズン系種牡馬を持つ馬でした。主要な父系に属する種牡馬の産駒を重視するべきでしょう。

主な「○」該当馬→シュリファルコニアマテンロウオリオン
主な「×」該当馬→ナミュールピースワンパラディプレサージュリフト


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走のコースが国内、かつ前走の着順が1着・前走の1位入線馬とのタイム差が0.4秒以内」だった馬は2017年以降[5-4-3-22](3着内率35.3%)
主な該当馬→ピースワンパラディプレサージュリフト

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2022年11月18日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】キャリアを重ねながら一気に本格化するモーリス産駒/マイルCS展望
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エリザベス女王杯は大外枠のジェラルディーナが突き抜けて完勝。連続開催のAコースに加えて雨が降ったことで一気にタフ化&外伸び化した馬場を利して、勝ち馬以下、外を回した組が上位を独占した。

2着ライラック、同着のウインマリリン、4着アカイイト、5着ナミュールまでいずれも2ケタ馬番&外を回したことが好走に繋がった。逆に外枠から内にこだわったルビーカサブランカは実にもったいなかった。残念ながら6着に敗れたデアリングタクトはむしろ健闘といっていい内容で、次走以降に希望を持たせた。

勝ったジェラルディーナは父モーリス、そして母はジェンティルドンナ。血統背景からもデビュー時から注目を集めていたが、4歳秋を迎えてようやく本格化。前走のオールカマーで待望の重賞初制覇を果たすと、一気にG1も射止めてみせた。

考えてみればモーリス自身も早期から期待を集め2歳重賞でも1番人気に支持されるほどだったが、結局3歳シーズンは目立った活躍をできず、本格化は4歳になってから。怒涛の7連勝で春秋のマイルG1に加えて香港マイル、さらにはチャンピオンズマイルを制し、5歳秋には天皇賞(秋)香港カップと中距離G1タイトルを獲得した。

産駒も父に近い成長曲線をたどることが多く、ピクシーナイトは3歳春から活躍したものの、NHKマイルCでは見せ場なく敗れ、G1を制したのはやはり秋になってから。ジャックドールもクラシックには間に合わなかったものの、怒涛の5連勝で金鯱賞を制し、今後のさらなる活躍が期待されている。

これから…という意味ではラーグルフも注目の存在。ホープフルS3着と2歳時から素質の一端を見せたものの、クラシックでは出番がなく、ココからが本番といったところだろう。来年の今ごろは中距離重賞、あるいはG1戦線に再度乗ってきているかもしれない。

最近は休養を挟み目標へ向けて調整するパターンが主流になっているが、使いつつ力をつけて行く「反主流のモーリス産駒」の活躍には今後も期待したい。

~マイルCS展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末はマイルチャンピオンシップ。注目馬はコチラ。

ソウルラッシュ松山弘平騎手)

注目はソウルラッシュ&松山騎手。
春の安田記念では13着と大敗を喫しているが、有利な外枠から内に入れてしまい、3コーナー、さらに直線で再三の不利を受けてのもので度外視OK。もともと急坂コース向きのパワータイプで、重賞を制している阪神芝1600mはベスト条件だろう。荒れ馬場も向いており、前走から騎乗する松山騎手もソツがなく、外国人騎手相手でも互角の戦いを挑める。人気は中穴程度に留まりそうだが、好勝負になる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年11月10日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック エリザベス女王杯2022
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



11月13日(日)阪神11R 第47回エリザベス女王杯(3歳以上G1・牝・芝2200m)

【登録頭数:23頭】(フルゲート:18頭)


<前走:秋華賞出走馬>(中3週)

スタニングローズ(1着、488kg(±0kg))<C>
この中間も坂路での調整。走りやすそうな馬場で行われた1週前追い切りでは、硬さが見られ前走時ほどの迫力がなく、上積みまではどうか。

ナミュール(2着、446kg(+20kg))<A>
前走は+20キロと馬体が増えていて、坂路での動きもやや重かった。この中間も坂路で追い切られているが、1週前追い切りでは迫力満点で力強く坂路を駆け上がる姿をアピール。前走からの上積みはかなり大きい。

ライラック(10着、432kg(-2kg))<B>
休み明け3戦目で今回も輸送が控えるが、この中間も長めから3本好タイムを計時、1週前には強めに追われて好時計をマークした。小柄な馬でこれだけ追えているだけでも、出来が良い証。




<前走:府中牝馬S出走馬>(中3週)

イズジョーノキセキ(1着、466kg(+6kg))<A>【優先出走馬】
追い切りではやや重さが残る動きだった前走を勝利。この中間、1週前追い切りでは初コンビを組むルメール騎手が騎乗して追われることはなかったが騎乗で追われたが、持ったままで楽に先着と出来は前走以上。

アンドヴァラナウト(3着、448kg(+14kg))<C>
馬体重の増減が大きい馬で、前走+14キロも馬体が戻っただけで、パドックではトモが寂しく細く映った。この中間は、1週前追い切りはCWで強めに追われて好時計をマークしている。ただ、日曜日の坂路での追い切りがいつもよりも軽めになっているあたりからすると、ちょっと強くやり過ぎたか。

クリノプレミアム(8着、496kg(+12kg))<C>
1週前は単走で動きは悪くなかったが、ここ2戦と比べると追い切りの時計が控えめ。あまり経験のない関西への輸送があるので、いつも通りではない点がマイナスになりそう。

アカイイト(10着、528kg(+16kg))<E>
昨年の勝ち馬で府中牝馬Sからのローテーションも一緒。相当大柄な馬で、昨年も今年も府中牝馬Sではかなり太く余裕がある馬体だった。昨年と違う点は、前走後の追い切り内容。府中牝馬S後に坂路でビシビシと強めに追われて好時計を連発していた昨年に対し、今年は馬なりでの調整のみとなっている。時計も平凡な内容のみで、明らかに昨年とは調整過程が異なっている。

ローザノワール(15着、476kg(+2kg))<C>
もともと追い切りでは速い時計の出る馬だが、1週前追い切りでは坂路で一杯に追われて好時計。ただ動きのほうに目を向けると、スピードが勝ったタイプとの印象はぬぐえず、初距離の2200mは長い感じがする。




<前走:オールカマー出走馬>(中6週)

ジェラルディーナ(1着、464kg(+6kg))<B>
この中間もCWで好時計が出ていて出来は変わりなく良さそう。ただ首が高めの走りで時計ほど終いの伸びはない感じ。

ウインキートス(3着、476kg(+2kg))<D>
昨年と同じオールカマーからの参戦も、1週前追い切りではいつもは使わないPコースでの追い切り。ここにきて、いつもと違う調整過程での仕上げはプラスにならない。

デアリングタクト(6着、484kg(+4kg))<A>
休み明けの前走時は単走での調整ばかりだったが、この中間は1週前に3頭併せで追い切られ、終い抜かせない勝負根性を示して良い動きを披露していた。前走を叩いての上積みが感じられる。




<前走:クイーンS出走馬>(3ヶ月半)

テルツェット(1着、436kg(+4kg))<C>
昨年同様クイーンSを勝っての参戦。1週前追い切りでは南Wで併せ馬で追われたが、終い伸びきれておらず、物足りない動きに感じられた。

ルビーカサブランカ(4着、474kg(-2kg))<D>
追い切りでは好時計が出て、併せ馬で先着することも多い馬だが、この中間は併せ馬での遅れが多い。1週前追い切りでも、軽量の見習い騎手が騎乗しているにもかかわらず、動きが重くモタモタした感じで、良い時の状態にはなさそう。




<前走:その他のレース出走馬>

ウインマリリン札幌記念:3着、488kg(+12kg)3ヶ月)<B>
札幌記念からの参戦で、この中間はかなり乗り込まれている。時計も優秀で出来は良さそう。ただ、関西圏での競馬は実績がなく割引。

フィオリキアリ札幌記念:8着、458kg(+8kg)3ヶ月)<D>【除外対象馬】
除外対象で、間隔が空いている割に乗り込み量が少なすぎる。

ウインマイティー京都大賞典:3着、486kg(+2kg)中4週)<B>
この中間もDPコースでいつも通りの調整。叩き2戦目での上積みも期待できそう。

ピンハイ(西宮S:1着、414kg(+12kg)中3週)<C>
前走では馬体が増えていたがそれでも小柄な馬で、この中間も坂路での時計は物足りない。上積みはあまり期待できそうにない。

マジカルラグーン(ヨークシャーオークス:5着、3ヶ月)<C>【外国馬】
外国馬でこの中間は速い時計は出していない。最終追い切りを芝コースで追われ、そこで良い動きを見せてくるようなら押さえたいところだが。

ホウオウエミーズ(新潟牝馬S:1着、448kg(±0kg)中2週)<A>
関東馬で、南Wコースで追われた1週前には、大外を手応え抜群に通って、併走相手を楽に突き放してみせた。前走勝ちの勢いそのままに、ここも出来良く迎えられそう。

ソフトフルート(新潟牝馬S:7着、502kg(+18kg)中2週)<D>【除外対象馬】
前走時馬体が大きく増えていた割に、この中間は金曜に馬なりでの追い切り1本。上積みは感じられない。

シャムロックヒル(新潟牝馬S:9着、510kg(+4kg)中2週)<C>【除外対象馬】
休み明け2戦目で、1週前追い切りでは好時計マークも、追われてからの反応がまだ鈍い。

サンテローズ(関ケ原S:1着、510kg(+10kg)中5週)<B>【除外対象馬】
この中間も坂路で好時計。速い時計を出す厩舎だが、動きも力強く出来は引き続き良さそう。

コトブキテティスアルゼンチン共和国杯:12着、444kg(±0kg)連闘)<D>【除外対象馬】
先週出走で、パドックでは好馬体を見せていた。ただ軽ハンデであの結果では、ここに入っても厳しい。



※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ナミュールイズジョーノキセキデアリングタクトホウオウエミーズの4頭をあげておきます。



◇今回は、エリザベス女王杯編でした。
エリザベス女王杯過去10年の連対馬を、ローテーションから見てみると最も間隔が空いていた馬が2020年勝ち馬のラッキーライラックで3ヶ月。その他の馬たちは、中6週以内にレースを使われていて、古馬は府中牝馬S勢が中心(10頭)、オールカマーが3頭の状況。3歳馬に関しては、秋華賞経由がほとんどで5頭、鳴滝特別からが1頭という結果になっていました。春からの休み明けで使ってくる馬が多くいる天皇賞(秋)秋華賞とは違い、前哨戦を一度使われて本番に臨んでくる馬が多い菊花賞に似た感じの傾向があるレースという印象です。
調教に関しては、連対馬20頭のうち、1週前に強めに追われていた馬は11頭、馬なりでの調整は9頭。そして最終追い切りに関しては、強めに追われていた馬が6頭、馬なりでの調整が14頭という内訳に。さらに過去10年の勝ち馬のみに絞って見てみると、1週前に強めに追われていた馬5頭、馬なり5頭、最終追い切りを強めに追われていた馬2頭、馬なり8頭となっています。
この結果から見えてくる、勝ち馬に向いている理想的な調整は、1週前に強めに追われて直前は馬なりで余裕を持たせた内容、ということになりそうです。なお、過去10年の勝ち馬の中で、最終追い切りで強めに追われていたクイーンズリングアカイイトに関しては、1週前、最終追い切りともに前走時から時計がガラリと良化し、明らかに変わり身が感じられるデキとなっていました。直前で強めに追われてきている馬に関しては、前走時の調教内容を上回っていることが条件となりそうです。
そして今年は、海外調教馬が1頭出走予定ですので、過去の外国馬の調教内容に関しても少し触れておきます。調べてみるとこのレースを連覇したスノーフェアリーは、2年連続京都の芝コースで追い切られていました。ダートコースで追い切られていたその他の外国馬は見せ場なく敗れていますので、外国馬に関してはレースと同コースで好内容の調教が行われていた場合に好走可能性ありとみて良いのかもしれません。
最後に今年の出走予定馬を見てみても、過去10年同様に秋華賞、府中牝馬S、オールカマーといった前哨戦を使われて本番に臨む馬が半分以上を占めており、上記ローテーション・データに当てはまる馬の好走が期待できそうです。予想の参考の一つにしていただければと思います。

👑今年のエリザベス女王杯は、競馬を最後まで愛されていたエリザベス女王陛下も日本の空の上から楽しんで頂ける、そんなレースになるのではないかと思っています。



エリザベス女王杯出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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ナミュールの口コミ


口コミ一覧

牝馬クラシック予想

 キタクロ 2024年3月9日() 10:35

閲覧 48ビュー コメント 0 ナイス 2

桜花賞まで1ヶ月

勝手にクラシック予想牝馬編

桜花賞
◎チェルヴィニア
◯アスコリピチェーノ
▲コラソンビート
✕クイーンズウォーク

オークス
◎チェルヴィニア
◯クイーンズウォーク
▲アルセナール
✕ステレンボッシュ

桜花賞は

チェルヴィニアvsアスコリピチェーノ

コラソンビートはギリギリ距離が持ちそう

オークスは

アスコリピチェーノ、コラソンビートが

確実にマイル路線に行くと思うので

チェルヴィニアの一人舞台

オークス掲示板の

ナミュール、ラヴェルの妹アルセナール

ステレンボッシュは距離が伸びて期待

この2頭は騎手と賞金を稼げればの話ではある

チェルヴィニア強いと思うんだけどな〜

 キタクロ 2024年2月10日() 10:19
POG馬出走
閲覧 66ビュー コメント 0 ナイス 2

POG馬アルセナールがクイーンカップに出走

ナミュール、ラヴェルの妹で

東京1600の新馬戦を勝ってここへ

鞍上ルメールの木村哲也厩舎

ここで強い勝ち方をしてチェルヴィニアとの

ルメールを主戦とするかの争いもリードしたい

個人的にはPOG本命のシュトラウスが気性難

ウールデュボヌールが先週負けたこともあり

ややくるしいのでここはなんとしても

クイーンカップ予想

◎アルセナール
◯サフィラ
▲クイーンズウォーク
△コスモディナー
△ルージュスエルテ

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 競馬が大好き(複勝男 2024年2月8日(木) 23:03
クイーンC 2
閲覧 98ビュー コメント 0 ナイス 2

クイーンC

2月10日 土曜日 東京競馬場 左回り

芝1600M GⅢ 3歳い牝馬

出走馬の個人的な評価

競馬ブックポイント ◎3ポイント ○2ポイント ▲1ポイント ◬0.5ポイント

サフィラ 23.5ポイント
(阪神JFは思っていたほど伸びなかったけど4着なので位置取りを考えると悪くはないと思う。今回は実績のある東京マイル戦なので前進は見込めそう。いい枠に入って折り合えば直線は伸びて突き抜けてもいいと思うんですが。相手関係もあるので。)

クイーンズウォーク 22.5ポイント
(2戦目でいい脚で勝利なのでこの条件でもいい脚を期待してもいいと思う。相手強化と輸送があるので上手くいけば直線はいい脚は使えると思う。先行も出来ているのも強みかなとただメンバーが強くなれば位置取りも悪くなる可能性もあるので。)

アルセナール 14.5ポイント
(東京マイルの新馬戦を勝利して今回いきなり重賞なのでどこまで出来るか?ナミュールの半妹ですし父がエピファネイアで重賞でも関係ない感じなので、まぁ折り合って進めれば。)

ルージュスエルテ 11ポイント
(1400Mで連勝して今回距離延長で相手強化でどうなるか?2戦とも逃げ切りなので今回まおその作戦で行きそうなので長い直線持つかどうか?スローでもハイペースでも逃げてはいるので奥は深そうですが。)

ルージュサリナス 3ポイント
(これも東京マイルで新馬勝ちだけなので評価は難しいけど勝ち時計は悪くはないので相手強化にはなるが侮れないかも。ただルメール騎手がアルセナールを選んでいるので人気は下がるかなと、2戦目の上積みも見込めば1発があってもおかしくないかなと。)

テリオスサラ 1ポイント△10こ
(フェアリーSは位置取りが後ろ過ぎて7着まで、東京コースに替われば1勝クラス連対もしているので軽視は出来ないと思う。戸崎騎手でいい枠に入って折り合って先行が出来ればいい勝負になると思う。)

サクセスカラー 1ポイント△9こ
(中山で新馬勝ちで時計も速かったと思う。一気に相手強化で東京コースに替わってどうなるかもあるが父ロジャーバローズなので問題はないと思っている。スローペースの時の折り合いがつくかどうかかなと、2戦目の上積みあればいい勝負かなと。)

モリノレッドスター 0.5ポイント
(2戦目で勝利で中山だったが初戦が東京なのでそこでアルセナールの2着ですからこの馬も強い評価はあってもいい。血統的にスローの瞬発力勝負は伸び負けしそうなのである程度ペースが速くなればアルセナールに対しても逆転できる可能性はあると思う。)

ガビーズシスター 0ポイント△1こ 着差 -0.7
(2戦目で勝利ですがダートの経験しか何し1200Mなのでいきなりの重賞が東京コースの芝のマイルでかなりしんどいし、血統的にも父アポロキングダムですからダート向きと思う。ただRキング騎手で穴でこそ面白いとは思うので馬自身に芝適性があれば。)

コスモディナー 0ポイント△1こ 着差 1.0
(阪神JFが1秒差の9着で洋芝経験だけだったから悪くはないと思う。ただ今回も東京コースで瞬発力勝負になればしんどいかなと。この馬の経験値は上位なので上手く進めればチャンスがあってもいい。)

ブライトアゲイン 0ポイント 着差 -0.2
(芝では未勝利なのでいきなりこの相手ではしんどいと思う。血統的にもダートの方がいいと思っているので。)

カレンナオトメ 0ポイント 着差 0.6
(フェアリーS11着でも0.6秒差なので悪くはなかったが、マイル戦で勝てていないので、東京コースで瞬発力勝負になったらしんどいと思う。先行力もそんなに高くないので位置取り中団になれば差し切れる脚があるかどうか。)

サンセットビュー 0ポイント 着差 競走中止
(前走は競走中止なので後遺症がなければ前々走で勝利していて1800Mなのでスタミナはありそう。距離短縮と関東輸送でどうなるか?初戦で33.5の脚は見せているし父ドゥラメンテだから重賞でも各負けはしないかなと。)


現時点予想

◎ アルセナール
○ サフィラ
▲ クイーンズウォーク
△ ルージュサリナス
△ テリオスサラ
穴 モリノレッドスター

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コメント一覧
5:
  HELPRO   フォロワー:2人 2023年11月19日() 16:38:39
最後方から付いて行くだけで偶然G1勝てるのだから笑っちゃう結果。藤岡が勝たせて貰えた事で佑介が如何にボンクラかの証明になった。縁故人間がG1勝たせられるのだから最低のG1だったのは良い証拠。
4:
  HELPRO   フォロワー:2人 2023年11月19日() 15:48:56
最低のヤラセ競馬。しかも裏開催の愚弟。明日からは人の馬でしか勝てなくなる。これでリバティアイランドは後のG1勝ち決定だ。
3:
  HELPRO   フォロワー:2人 2023年6月4日() 16:28:11
お前、まだ居たの。親お陰の足りない鞍上は自分の技術も分かってない超下手クソ!

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2023年11月19日マイルチャンピオンS G11着
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2023年11月19日 マイルチャンピオンS G1 1着
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