オールナット(競走馬)

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オールナット
オールナット
写真一覧
現役 牡4 鹿毛 2021年2月17日生
調教師高野友和(栗東)
馬主有限会社 シルクレーシング
生産者(有)社台コーポレーション白老ファーム
生産地白老町
戦績10戦[4-1-2-3]
総賞金6,171万円
収得賞金2,400万円
英字表記Allnatt
血統 サトノダイヤモンド
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
マルペンサ
キューティゴールド
血統 ][ 産駒 ]
フレンチデピュティ
ゴールデンサッシュ
兄弟 ショウナンパンドラセントオブゴールド
市場価格
前走 2025/03/09 大阪城ステークス (L)
次走予定 2025/05/17 新潟大賞典 G3

オールナットの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
25/03/09 阪神 11 大阪城S (L) 芝1800 14693.823** 牡4 57.0 北村友一高野友和 528
(-4)
1.45.1 0.533.5⑨⑩デビットバローズ
25/02/09 東京 11 東京新聞杯 G3 芝1600 16369.259** 牡4 57.0 北村友一高野友和 532
(+6)
1.33.3 0.734.4④⑤ウォーターリヒト
24/12/01 京都 10 嵯峨野S 3勝クラス 芝1800 13225.431** 牡3 56.0 北村友一高野友和 526
(+2)
1.45.9 -0.133.4タガノエルピーダ
24/10/13 京都 7 3歳以上2勝クラス 芝1800 8333.921** 牡3 56.0 北村友一高野友和 524
(+10)
1.45.3 -0.333.7⑤⑤リラボニート
24/07/07 函館 10 横津岳特別 2勝クラス 芝2600 11221.514** 牡3 55.0 北村友一高野友和 514
(0)
2.45.7 1.537.2⑥⑥⑥④シリアルノヴェル
24/06/23 函館 7 3歳以上1勝クラス 芝2600 10221.611** 牡3 54.0 北村友一高野友和 514
(+2)
2.39.8 -0.636.8ペリプルス
24/03/24 中京 9 大寒桜賞 1勝クラス 芝2200 10114.832** 牡3 57.0 B.ムルザ高野友和 512
(-10)
2.17.7 0.335.4⑥⑥⑦⑥シュガークン
24/02/11 小倉 9 あすなろ賞 1勝クラス 芝2000 10334.123** 牡3 57.0 北村友一高野友和 522
(+6)
2.02.3 0.134.5④④④サトノシュトラーセ
23/11/25 京都 11 京都2歳S G3 芝2000 141110.267** 牡2 56.0 北村友一高野友和 516
(-2)
2.00.4 0.636.3シンエンペラー
23/10/09 京都 5 2歳新馬 芝2000 10333.521** 牡2 56.0 北村友一高野友和 518
(--)
2.05.5 -0.334.4プレリュードシチー

オールナットの関連ニュース

逃げ馬不在。

数多く予想していると、何回かに一回はこうしたメンバー構成のレースに行き当たる。

レースを引っ張る存在がいないということは、その分ペースが落ち着く可能性が高い……そう考えるのがセオリーだが、レースは生き物。いくらでもこちらの想像を超えてくる。


今回のNHKマイルカップも、展開を正確に予想できた方は少ないのではないだろうか。

最も目立つスタートダッシュを決めたのは、若武者・吉村誠之助騎手騎乗のランスオブカオス

だが、鋭い差し脚を武器に実績を重ねてきた人馬にとって、一時的にでもハナに立つというのは誤算だったはず。すぐさま抑える構えを見せる。


これを好位で見ていたのが1番人気のアドマイヤズームだったが、目標になりたくないのはこちらも同じ。鞍上の川田騎手が下げようとするが、今回のアドマイヤズームはこれまでにないほど力みが強く、全くブレーキが利かない。

そこにトータルクラリティが強引に押し上げてきたうえ、外からはヴーレヴーも強襲。雁行状態の先行争いとなり、最終的にはヴーレヴーがペースを落とさずにハナを奪い切るという戦法を選択。これにより、先行勢に掛かる負荷は相当に高いものに。直線に入ると早々に前は崩れ始め、アドマイヤズームですら全く抵抗できずに失速していった。


代わりに台頭してきたのは、序盤からじっくりと脚を溜めていた後方勢。なかでも外から一際目立つ伸びを見せていたのが、9番人気のパンジャタワーだった。

その末脚は強烈で、一時は楽勝かと思わせるほどだったが、1400mに高い適性を見せていた馬ということもあり最後の最後で勢いが鈍る。

その隙を突いて内からマジックサンズチェルビアットが襲いかかるが、パンジャタワーも必死の抵抗。わずかにアタマ差だけ残したところがゴールだった。


年末の朝日杯FS、前走のファルコンSと、やや不本意な競馬が続いていたパンジャタワー

レースに行ってのスピードの乗りが非常に良く、調教でも凄まじい時計が出るタイプということもあって、1400m以下こそがベストと思われた馬だが、今回は序盤から徹底して我慢させる作戦。前の争いに巻き込まれなかったのは大きかったし、高いスピード能力を生かせる超高速馬場も合っていた。

タワーオブロンドンは現役時にこのレースで人気を裏切る結果に終わっており、今回本馬が雪辱を果たす格好にはなったが、最後の攻防の様子からもやはりマイルはギリギリという印象。

父は最終的にスプリント路線で栄冠を掴んだが、本馬もゆくゆくは同じ路線に落ち着く可能性が高いのではないだろうか。


2着のマジックサンズはいつも通りのゆったりとしたスタートから悠々と後方待機策。展開がハマった感は否めないが、皐月賞でも見せ場を作った能力の高さを改めて証明した。

スピード優勢の母系という血統的な下地はあるものの、レース運びは生粋のマイラーらしくない部分があり、ベストの舞台がどこかというのは依然判断しづらい。

陣営は早々に秋のマイルCSを目標に掲げたが、適性がはっきりするのはもう少し先になりそうだ。


3着のチェルビアットは低評価を覆す激走。

とはいえ、前走の桜花賞では不利が続いて複数回強くブレーキを踏みながら6着。スムーズならもっと差は詰まったはずで、今回の走りでそれを証明した格好。

この母系出身の馬としては非常に前進気勢が強く、勝ち馬のパンジャタワーに近い1400m以下がベストというタイプに映る。

半姉のショウナンパンドラは4歳で、半兄のオールナットは3歳後半で大きくパフォーマンスを上げており、本馬も成長力は備えていそうなだけに、ここから化ける可能性もありそうだ。


4着のモンドデラモーレ、5着のランスオブカオスはともに前目のインで難しい立ち回りを要求された。

位置的には前崩れの流れに巻き込まれて失速しても不思議なかったが、ジリジリながらも伸びて掲示板を確保したのは立派。

両者とも血統やレースぶりからマイルがベストである可能性が高く、これからの成長次第では路線の安定勢力になってきそう。


一方、抜けた支持を集めたアドマイヤズームは14着という結果に。

序盤で落鉄があり、走りのバランスが崩れたのは堪えたが、それ以上に今回は行きっぷりが良すぎた印象。前崩れの激流の中へ自ら積極的に突っ込んで行くようなかたちになってしまった。

極端な展開と自身の気性による敗戦という印象で、能力面では大きく評価を落とす必要はないと考えるが、モーリス産駒にありがちな難しさが出てきているのは気がかり。

血統的にはまだまだこれから成長が見込めるだけに、心身ともに整った状態での巻き返しを期待したいところだ。

【新潟大賞典2025】出走予定馬最速チェック 小倉大賞典勝ち馬エピファニー、重賞初制覇を目指すシリウスコルトらがエントリー 2025年5月12日(月) 11:00

ウエストナウ
昨年4月、既走馬の相手のデビュー戦(阪神芝1800m)を2馬身差の快勝。勝ち時計1:45.4の好タイムだった。次の京都新聞杯は5番人気2着。ハナを切り1000m60.3秒のスロー、3コーナーの丘もゆったり上り後半4ハロン勝負を粘り込んだ。前走の大阪城Sは1番人気10着も、道中ごちゃついて位置を下げ、直線も窮屈に……。G3なら出番も。

エピファニー
昨年の小倉大賞典勝ち馬。セルバーグが飛ばし、1000m57.2秒。折り合い難を軽減しやすい流れになり、中団前からよく伸びた。3走前の中京記念(小倉)2着も、1000m57.5秒のハイペース。ここもセルバーグが出走していた。連覇を狙った前走の小倉大賞典は5着。再度セルバーグがいて流れたが、道中に接触もあった。今回はセルバーグ不在の一戦。

オールナット
1勝クラス勝ちは函館芝2600m、2勝,3勝クラスの連勝は京都芝1800m。初マイルの東京新聞杯では9着。サトノダイヤモンド産駒の母キューティーゴールドで、秋華賞ジャパンCを勝ったショウナンパンドラの半弟ながら、前向きな気性で適性距離はどこにあるのか。前走の大阪城Sはロスのあるなか3着で、G3なら能力は足りそう。

サブマリーナ
キャリア6戦[4-0-1-1]。3着のつばき賞はメイショウタバルが勝ったレース。序盤ハナから好位に下がり、再度かかり気味のハナから押し切った勝ち馬に目がいくが、この馬も緩いペースの後方から上がり最速33.0秒で追い込んでいた。スタートに難ありも、末脚はたしかで、高速決着にも対応できる。重賞初挑戦でも楽しみ。

ショウナンアデイブ
今年の小倉大賞典2着馬。小倉大賞典の当記事では、中山金杯の内容をふまえ、「相手なりに走るタイプか」と書いたが、正にその通りに走ってみせた。1000m通過58.6秒、前2頭から離れた先行集団の前めで流れに乗り、直線はじりじりと脚を伸ばした。レースの上がりは36.2秒。新潟外回りのイメージは湧かないが、相手なりに走るか。

シリウスコルト
昨年の弥生賞9番人気3着は、楽にハナを切り中盤にペースを落としてのもの。うまくいったが、1着コスモキュランダ皐月賞でも2着、2着シンエンペラーは秋にジャパンC2着と健闘した。自身は夏にラジオNIKKEI賞で2着に走り、前走の福島民報杯1着は前がかりのラップを好位から押し切った。上がりのかかる展開になれば。

ディマイザキッド
キャリア10戦[4-3-1-2]。着外2回は、スロー後方の共同通信杯(8番人気4着)と、スローを出遅れたプリンシパルS(2番人気10着)。前者は上がり最速で32.5秒だった。1勝クラス1着は重馬場の福島芝2000mで走破時計2:03.1、2勝クラス1着は中山芝2200mを5馬身差圧勝と条件不問で、出遅れ癖をカバーする末脚が魅力。

パラレルヴィジョン
昨年のダービー卿CT勝ち馬。デビューから芝中距離を走り3勝、3勝クラスはダート勝ち、芝マイルは2戦目だった。先手を奪ったエエヤンが後続を離したものの、前後半46.8秒-46.1秒とペースは緩め。道中3番手からゴール前で逃げた馬を捉えた。以降5戦中4戦で2桁着順も、今回と同距離の中山金杯が0.4秒差6着で望みはそこか。

フライライクバード
キャリア序盤の主戦は福永祐一騎手。21年9月の3勝クラス1着から勝ち鞍がなかったが、福永厩舎に移籍して2戦目、昨年のケフェウスSで久々に勝利を挙げる。前後半60.8秒-57.4秒のスローを2番手で展開は向いた。4年前のアルゼンチン共和国杯に3着があるものの、直近の重賞では着順が大きい。速い脚もなく、外回りでどう乗られるか。

ボーンディスウェイ
今年の中山金杯3着馬。昨年の中山金杯4着など、重賞だとあと一歩足りない印象だったが、前後半58.7秒-59.4秒の前にきつい流れを、前々から粘る力を示す内容だった。それだけに以降のAJCC(7着)、中山記念(8着)に物足りなさを感じるものの、前者は展開逆行で後者は時計が速すぎた印象も。能力を出し切れば、巻き返しがあっても。

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【新潟大賞典】特別登録馬 2025年5月11日() 17:30

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【新潟大賞典】エピファニー、サイルーン、サブマリーナなど23頭が登録 2025年5月11日() 17:02

5月17日に新潟競馬場で行われる「第47回新潟大賞典」(GⅢ、4歳以上オープン、ハンデ、芝・外2000メートル、1着賞金=4300万円)の登録馬は以下の通り。

(登録馬名)

ウエストナウ

エピファニー

エリカヴィータ

オニャンコポン

オールナット

カネフラ

ギャラクシーナイト

グランドカリナン

ケイアイセナ

サイルーン

サブマリーナ

ショウナンアデイブ

シリウスコルト

ディマイザキッド

ハピ

パラレルヴィジョン

フライライクバード

ホウオウノーサイド

ボーンディスウェイ

マイネルケレリウス

マイネルメモリー

マテンロウオリオン

レガーロデルシエロ

 



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【4歳以上次走報】オールナットは新潟大賞典へ 2025年4月30日(水) 19:20

★大阪城S3着のオールナット(栗・高野、牡4)は、新潟大賞典(17日、新潟、GⅢ、芝2000メートル)を目指す。

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【大阪城S】3番人気デビットバローズが快勝でオープン初V 2025年3月9日() 17:17

3月9日の阪神11Rで行われた大阪城ステークス(リステッド、4歳以上オープン、芝1800メートル、別定、14頭立て、1着賞金=2800万円)は、岩田望来騎手の3番人気デビットバローズ(セン6歳、栗東・上村洋行厩舎)が、好位の3、4番手追走から直線で早めに抜け出すと後続を突き放して快勝。オープン初勝利を挙げた。タイムは1分44秒6(良)。

2馬身半差の2着にはトーセンリョウ(4番人気)、さらにクビ差遅れた3着にオールナット(2番人気)が続いた。

デビットバローズは、父ロードカナロア、母フレンチビキニ、母の父サンデーサイレンスという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。栗東・上村洋行厩舎。馬主は猪熊広次氏。戦績は15戦5勝。

岩田望来騎手(1着 デビットバローズ)「好スタートを切って、いい位置で運ぶことができた。去勢して、いい結果につながっている。折り合っていたし、極端な距離でなければ問題ない。これなら、また重賞に挑戦したいですね」

◆上村調教師(同)「力通り。ひと叩きの上積みもあったが、去勢の効果がテキメン。以前は馬ゴミに入ると周りを気にするようなところがあったが、去勢してからは装鞍所から違う。重賞を使ってみたくなる勝ち方でした」

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オールナットの関連コラム

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マイルCSは最終的に本命にしたナミュールが勝利。当日乗り替わりで一瞬不安になったが、改めてレースを見直すと2戦目の赤松賞では溜めるレースをして強烈な末脚を繰り出していた。藤岡康太騎手ならこれまでと異なる面を出してくれるかも…と期待を持ちつつ、人気がみるみる落ちて行くのを眺めていた。

結果としては展開や馬場を考えると、むしろ乗り替わりがプラスに働いた面もあった。ムーア騎手だったならば、恐らく早めに動いてしまい、勝ち切ることはなかっただろう。展開や馬場、そして当日のジョッキー変更など、様々な巡り合わせによって成し遂げられた、待望のG1制覇だった。

先週はもうひとつ、出世レースとして注目された東京スポーツ杯2歳ステークスが行われたが、こちらは平凡な内容。近年と比べるとメンバーレベルも低く、今年は出世レースにはならないかもしれない。むしろ今週末の京都2歳ステークスの方に素質馬が揃った。

オールナットシンエンペラーなどのキャリア1戦組に加えて、パワーホールホウオウプロサンゲなどキャリア2戦以上の組も充実している。今年の2歳世代の出世レースは、京都2歳ステークスになるかもしれない。

それでは今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週末はもちろんジャパンカップから。

ダノンベルーガ(モレイラ騎手)

注目はダノンベルーガ&モレイラ騎手。
天皇賞(秋)は伸びあぐねたが、結果的には溜める競馬で距離延長に向けて…と考えれば悪い内容ではなかった。モレイラ騎手はとにかく芝の中長距離に強く、レーベンスティールセントライト記念を勝利し、ゼッフィーロアルゼンチン共和国杯を勝利、菊花賞でもタスティエーラを2着に持ってきている。もともとダノンベルーガは世代屈指の能力上位馬。陣営も当初からジャパンカップを目標にしてきたフシがある。ハーツクライ産駒が強いレースでもあり、そろそろ巻き返しが怖い。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年10月4日(水) 10:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第8回 注目馬ランキング上位馬~
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 先週いっぱいで4回中山・4回阪神が終了し、今週末からは4回東京・2回京都が開幕。6月からスタートしたJRAの2歳戦も折り返し地点を過ぎました。ここから先は、12月10日の阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月17日の朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月28日のホープフルステークス(2歳G1・中山芝2000m内)などを見据えた争いが繰り広げられる時期。各レースの前哨戦と位置付けられている重賞やオープン特別はもちろん、1勝クラスのレースに回って収得賞金の積み増しを目論む有力馬の動向からも目が離せません。

 現行のシーズン「ウマニティPOG 2023」も最序盤の時期が過ぎ、獲得賞金ランキングの変動が徐々に大きくなってきました。入札は今週が19回目。仮想オーナー馬の枠が埋まり切ったプレイヤーも多いのではないでしょうか。
 ちなみに、入札自体はシーズン最終週まで続くものの、スペシャル以外の各ワールドにおける仮想オーナー募集枠の開放は、今週10月2日、来月11月6日、再来月12月4日の計3回を残すのみ。実績馬の追加指名を行うならば、このあたりの入札が勝負どころです。
 今回は、まだ仮想オーナー馬の枠が残っている皆さんに向けた参考資料として、今年の2歳戦が開幕した直後の時点における注目POG馬ランキング(2023/06/07 00:00更新)の上位100頭を対象に、各馬の近況をまとめておきます。

 既にJRAのレースで勝ち上がりを果たしている馬は29頭でした。ただし、1位から30位までの30頭中14頭が勝ち上がっている一方で、31位から100位までの70頭を見ると、約2割にあたる15頭しか勝ち切れていません。

●4位 サフィラ(サロミナの2021) 2戦1勝
●7位 マテンロウゴールド(ルールブリタニアの2021) 2戦1勝
●10位 チェルヴィニアチェッキーノの2021) 2戦1勝
●11位 ガルサブランカシャトーブランシュの2021) 1戦1勝
●12位 ラケダイモーン(ラルケットの2021) 3戦1勝
●14位 ダノンエアズロック(モシーンの2021) 1戦1勝
●15位 ウールデュボヌール(サンクボヌールの2021) 2戦1勝
●16位 ボンドガール(コーステッドの2021) 1戦1勝
●17位 シュトラウスブルーメンブラットの2021) 1戦1勝
●19位 ホウオウプロサンゲ(セルキスの2021) 2戦1勝
●23位 レガレイラ(ロカの2021) 1戦1勝
●24位 インビジブルセルフ(アウェイクの2021) 1戦1勝
●26位 フェンダー(プリンセスロックの2021) 3戦1勝
●27位 テラメリタテラノヴァの2021) 2戦1勝
●45位 バスターコール(デグラーティアの2021) 3戦1勝
●47位 ゴンバデカーブース(アッフィラートの2021) 1戦1勝
●51位 レイデラルース(カンデラの2021) 3戦1勝
●60位 アマンテビアンコ(ユキチャンの2021) 1戦1勝
●61位 ファーヴェント(トータルヒートの2021) 1戦1勝
●62位 アトロルーベンス(キングスローズの2021) 2戦1勝
●65位 トロヴァトーレ(シャルマントの2021) 1戦1勝
●68位 ダノンキラウェア(レキシールーの2021) 1戦1勝
●69位 カンティアーモリビアーモの2021) 1戦1勝
●71位 ミアネーロ(ミスエーニョの2021) 1戦1勝
●79位 クイックバイオアニメイトバイオの2021) 3戦2勝
●84位 ボルケーノ(スピードリッパーの2021) 1戦1勝
●87位 ルージュスエルテ(リュズキナの2021) 2戦1勝
●88位 ロジルーラー(シェリールの2021) 3戦1勝
●92位 バロン(マイミスリリーの2021) 2戦1勝

 現在のところ、2勝以上をマークしているのはクイックバイオアニメイトバイオの2021)のみです。クイックバイオは未勝利のレースと9月16日のききょうステークス(2歳オープン・阪神芝1400m内)を連勝。収得賞金(1000万円)や本賞金(2150万円)もこの馬が単独トップですから、頭ひとつ抜けた存在と言えるでしょう。
 なお、JRAの重賞に出走したことがある馬もウールデュボヌール(サンクボヌールの2021)、バスターコール(デグラーティアの2021)、ロジルーラー(シェリールの2021)の3頭だけで、残念ながら3頭とも当該レースでは6着以下に敗れています。前シーズンもほぼ同様だったとはいえ、上位人気勢が戦績の面でも注目を集めるようになるのはもう少し先。各馬の動向や入札の状況をしっかり観察しておけば、将来有望な手駒を手頃な価格で獲得できるかもしれません。

 デビュー済み、かつ未勝利の馬は32頭でした。デビュー後のレースで人気を裏切ってしまった馬もいますが、もともと前評判は高かったわけですから、来春までに巻き返してくる馬も何頭かはいるはず。これまでのレースぶりと入札の状況次第では、積極的に狙ってみるのも面白そうです。

●2位 ドゥマイシング(フォースタークルックの2021) 2戦0勝
●5位 シュヴェルトリリエリスグラシューの2021) 1戦0勝
●9位 コンドライトアエロリットの2021) 1戦0勝
●18位 コルレオニス(ヒストリックスターの2021) 1戦0勝
●22位 シトラール(ジンジャーパンチの2021) 2戦0勝
●32位 ローザサンリヴァル(ローザブランカの2021) 2戦0勝
●33位 カズアブディーン(ユードントラヴミーの2021) 1戦0勝
●34位 カルパ(ブチコの2021) 2戦0勝
●36位 グラヴィス(ラヴズオンリーミーの2021) 1戦0勝
●39位 ソニックライン(ルミナスパレードの2021) 2戦0勝
●40位 エヴァンスウィート(ハルーワスウィートの2021) 2戦0勝
●42位 フランクエフェクト(カーミングエフェクトの2021) 1戦0勝
●43位 エリカエスティーム(メチャコルタの2021) 1戦0勝
●53位 アウェイキング(Waldjagdの2021) 1戦0勝
●55位 マウリノ(マウレアの2021) 2戦0勝
●58位 ソウルアンドジャズ(ナスノシベリウスの2021) 2戦0勝
●59位 シャドフ(シャンブルドットの2021) 2戦0勝
●64位 リンドバーグ(ロベルタの2021) 1戦0勝
●73位 カズヴィトシャ(ボンジュールココロの2021) 2戦0勝
●74位 モスクロッサー(クリスプの2021) 1戦0勝
●77位 キャネル(レッドラヴィータの2021) 3戦0勝
●78位 ミッキースターダム(ベルダムの2021) 2戦0勝
●82位 ベストミーエヴァー(デルフィニア2の2021) 1戦0勝
●83位 ウインマクシマム(コスモアクセスの2021) 1戦0勝
●85位 チェレスタ(カリンバの2021) 1戦0勝
●91位 スカイハイ(タイキオードリーの2021) 2戦0勝
●93位 クォーツァイト(ハニージェイドの2021) 2戦0勝
●95位 ショウナンハウル(リンフォルツァンドの2021) 2戦0勝
●97位 クラッチプレイヤー(ヴァシリカの2021) 1戦0勝
●98位 エリカカリーナ(キャレモンショコラの2021) 1戦0勝
●99位 デルマアートマン(オータムフラワーの2021) 2戦0勝
●100位 グレッソネイ(アドマイヤローザの2021) 2戦0勝

 残る39頭は現時点で未出走。もっとも、JRA-VANによると下記の8頭は10月3日時点で入厩中となっていました。おそらく近日中にデビューするでしょうし、動向をしっかりチェックしておきましょう。

●25位 ハミング(ブリッツフィナーレの2021) 0戦0勝
●31位 フォーエバーヤング(フォエヴァーダーリングの2021) 0戦0勝
●37位 フレミングフープ(シーズアタイガーの2021) 0戦0勝
●46位 オールナット(キューティゴールドの2021) 0戦0勝
●52位 シンエンペラー(Starlet's Sisterの2021) 0戦0勝
●67位 ガルバナム(アロマドゥルセの2021) 0戦0勝
●80位 ミエノジュピター(サトノジュピターの2021) 0戦0勝
●96位 イゾラフェリーチェ(ケイティーズハートの2021) 0戦0勝

 未出走、かつまだ入厩していない注目POG馬ランキング上位馬は下記の通り。

●1位 ラファミリアアイムユアーズの2021) 0戦0勝
●3位 シャハザマーン(ドバイマジェスティの2021) 0戦0勝
●6位 ダノンモンブラン(ヤンキーローズの2021) 0戦0勝
●8位 エリザベスバローズ(イスパニダの2021) 0戦0勝
●13位 ファピオラ(マニーズオンシャーロットの2021) 0戦0勝
●20位 クイーンズウォーク(ウェイヴェルアベニューの2021) 0戦0勝
●21位 アルセナール(サンブルエミューズの2021) 0戦0勝
●28位 フォティーゾ(スキアの2021) 0戦0勝
●29位 スターリングアップソウルスターリングの2021) 0戦0勝
●30位 ベトルス(エスキモーキセスの2021) 0戦0勝
●35位 ジーティーパワー(コールバックの2021) 0戦0勝
●38位 エヴァンジェリーナジェンティルドンナの2021) 0戦0勝
●41位 インクルージョン(インクルードベティの2021) 0戦0勝
●44位 シュネルラウフェン(セリエンホルデの2021) 0戦0勝
●48位 サトノギフテッド(ウィキッドリーパーフェクトの2021) 0戦0勝
●49位 ミスタージーティー(リッスンの2021) 0戦0勝
●50位 ビダーヤ(サマーハの2021) 0戦0勝
●54位 シャイニングソード(Stacelitaの2021) 0戦0勝
●56位 アンフォルメル(アールブリュットの2021) 0戦0勝
●57位 ダイヤモンドレイン(シーウィルレインの2021) 0戦0勝
●63位 キングズブレス(Impedeの2021) 0戦0勝
●66位 馬名未定(シュガーハートの2021) 0戦0勝
●70位 クロノネクサス(クロノロジストの2021) 0戦0勝
●72位 オーデンヴァルト(グリューネワルトの2021) 0戦0勝
●75位 バードウォッチャーアパパネの2021) 0戦0勝
●76位 サトノファントム(ウイングステルスの2021) 0戦0勝
●81位 ギガル(チェリーコレクトの2021) 0戦0勝
●86位 スカイサーベイ(ヴィルジニアの2021) 0戦0勝
●89位 シャンパンポップ(シャンパンルームの2021) 0戦0勝
●90位 エボルヴィング(リリサイドの2021) 0戦0勝
●94位 アルシミスト(ミセスワタナベの2021) 0戦0勝

 注目POG馬ランキング3位のシャハザマーン(ドバイマジェスティの2021)は、9月下旬にノーザンファームしがらきへ移動し、入厩に向けて調整中とのこと。ラファミリアアイムユアーズの2021)やダノンモンブラン(ヤンキーローズの2021)あたりもそのうち情報が出てくるでしょうから、引き続き注視しておきたいと思います。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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オールナットの口コミ


口コミ一覧
閲覧 115ビュー コメント 0 ナイス 5

中山 9R 湾岸ステークス 4歳以上3勝クラス(混合)(特指)
◎ 5 ホウオウムサシ…7着
○ 1 アドマイヤサジー…5着
▲ 4 スティンガーグラス…1着
△ 2 エンドウノハナ…2着
[結果:ハズレ×]

中山10R 総武ステークス 4歳以上オープン(国際)(特指)
◎11 ハビレ…2着
○ 2 ムルソー…4着
▲13 コンティノアール…13着
△16 ヴァンヤール…1着
× 1 ゴールドバランサー…16着
[結果:アタリ○ 馬連 11-16 4,110円]

中山11R 報知杯弥生賞ディープインパクト記念 GⅡ 3歳オープン(国際)(指定)
◎ 2 ナグルファル…12着
○11 ミュージアムマイル…4着
▲ 6 ジュタ…10着
△ 1 レディネス…8着
× 8 ファウストラーゼン…1着
[結果:ハズレ×]

阪神10R 淀屋橋ステークス 4歳以上3勝クラス(混合)(特指)
◎ 4 アンクルクロス…3着
○ 3 ジャスパーノワール…10着
▲ 1 ナムラローズマリー…9着
△ 7 ヤマニンアンフィル…2着
[結果:ハズレ×]

阪神11R 大阪城ステークス (L) 4歳以上オープン(国際)(特指)
◎12 デビットバローズ…1着
○14 ヤマニンサンパ…5着
▲ 4 ウエストナウ…10着
△ 9 オールナット…3着
× 5 グラティアス…4着
[結果:ハズレ×]

[今日の結果:5戦1勝4敗0分]
プラス終了できました。
嬉しい。

 伊吹雅也 2025年3月9日() 11:06
2025年03月09日発売分のWIN5一点予想
閲覧 64ビュー コメント 0 ナイス 5

中山09R 04.スティンガーグラス
阪神10R 04.アンクルクロス
中山10R 02.ムルソー
阪神11R 09.オールナット
中山11R 08.ファウストラーゼン

少点数でも楽しめそうな、逆に言うと堅く収まってしまいそうなメンバー構成。捻るなら弥生賞(中山11R)ですかね。

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 しんちゃん53 2025年3月9日() 08:02
アルメリア賞&湾岸ステークス&淀屋橋ステークス&総武ステ...
閲覧 238ビュー コメント 6 ナイス 40

おはよ~♪

3月9日ですね!

月並みですがサンキューの日なんで全ての物に感謝しましょーね。

さて、昨日はやっぱり当たり馬券に出会えずしまい。

素直にシランケドから買っとけば良かったな、知らんけど。

今日は当たってホシーノ☆彡なんだけどね、どーなるのかな?

阪神9R アルメリア賞

◎①イガッチ
△②インターポーザー
△③テレサ
△⑤ジュンライデン
△⑥ウォータークラーク
△⑧トリポリタニア

馬連①ー②・③・⑤・⑥・⑧への5点。

二千に距離を伸ばした2戦は大負けはしてないんだけどね。イマイチの結果。
まあ前走は掛かり気味だったんで勝った千八に戻るのは大歓迎。

中山9R 湾岸ステークス

◎②エンドウノハナ
△①アドマイヤサジー
△③インザモーメント
△④スティンガーグラス
△⑤ホウオウムサシ
△⑦フルール

馬連➁ー①・③・④・⑤・⑦への5点。

雨も止んだんで良まで回復するだろうけどパンパン馬場ほ望めないかな?
なら時計の掛かる馬場をお得意としてるエンドウノハナの巻き返しに期待。
2走前が同舞台でコンマ2秒差の4着なら狙い目は十分では?

阪神10R 淀屋橋ステークス

◎⑫ニシノコウダイ
△①ナムラローズマリー
△④アンクルクロス
△⑥ロードトレイル
△⑦ヤマニンアンフィル
△⑪エマヌエーレ

馬連⑫ー①・④・⑥・⑦・⑪への5点。

馬場が悪かった2走前と距離が長かった前走共にコンマ4秒差だからね。
良馬場の千二に戻れば勝ち負けも十分可能であると思うけどね。
阪神にも勝鞍あるしね。

中山10R 総武ステークス

◎⑭カンピオーネ
△①ゴールドバランサー
△②ムルソー
△⑦ホールシバン
△⑪ハビレ
△⑯ヴァンヤール

馬連⑭ー①・②・⑦・⑪・⑯への5点。

軽い馬場の方が良いんで今回は狙い目だね。シリウスステークスで4着してるし。
意外と前に行きたい馬が揃ったんで展開も向きそうだし。この人気ならね。

阪神11R 大阪城ステークス

◎⑪ウインエーデル
△④ウエストナウ
△⑦トーセンリョウ
△⑨オールナット
△⑫デビットバローズ
△⑭ヤマニンサンパ

枠連⑦ー⑦と馬連⑪ー④・⑦・⑨・⑭への5点。

昇級後はイマイチだけど1秒は負けてないからね。前走は重い馬場だったし。
オープンになるとマイルは忙しい感もあるんで千八への距離延長はプラス。
左回りの方が良さ気だけど阪神にも好走実績があるからね。無問題。

中山11R 弥生賞ディープインパクト記念

◎⑦アロヒアリイ
〇⑨アスクシュタイン
▲⑪ミュージアムマイル
△⑧ファウストラーゼン
△⑫クラウディアイ
△③ヴィンセンシオ

枠連⑤ー⑤と馬連⑦ー③・⑨・⑪・⑫への5点。
馬単⑦ー③・⑧・⑨・⑪・⑫への5点。
三連複⑦・⑨ー③・⑧・⑪・⑫への4点。
三連単⑦ー⑨ー③・⑧・⑪・⑫への4点。
三連単⑦ー③・⑧・⑪・⑫ー⑨への4点。

重賞勝ち馬がいない弥生賞はダースインザダークが勝った年以来だってさっ!
実力的にはミュージアムマイルが抜けてると思うんだけど出遅れ癖がね。
なので一波乱あると見ましてアロヒアリイからなんだけど現在4番人気・・・。
1勝クラスを牝馬に負けてるのにね。なんでそんなに人気になるのかな?
その前走は4角で外に寄られる不利。そこから立て直してだったからね。
長く脚を使うタイプでエンジンの掛かりが悪い方なんでね。致し方無し。
デビュー戦の勝ち時計は同日の2勝クラスと同タイムなんでポテンシャルは高い。
不利のあった前走でもホープフルステークスの2着と同タイムだしね。
本格派はまだ先でも持ってる器はここで勝ち負け出来ても不思議無し。

ではばいちゃ!

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2025年3月9日大阪城ステークス (L)3着
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