リスグラシュー(競走馬)

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写真一覧
抹消  黒鹿毛 2014年1月18日生
調教師矢作芳人(栗東)
馬主有限会社 キャロットファーム
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績22戦[7-8-4-3]
総賞金88,738万円
収得賞金50,340万円
英字表記Lys Gracieux
血統 ハーツクライ
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
アイリッシュダンス
リリサイド
血統 ][ 産駒 ]
American Post
Miller's Lily
兄弟 プルメリアスターレイリオン
前走 2019/12/22 有馬記念 G1
次走予定

リスグラシューの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
19/12/22 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 16366.721** 牝5 55.0 D.レーン矢作芳人468(--)2.30.5 -0.834.7⑩⑩⑪⑨サートゥルナーリア
19/10/26 オー 9 コックスP G1 芝2040 14--------1** 牝5 57.0 D.レーン矢作芳人--2.04.2 ------キャステルヴェキオ
19/06/23 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 128125.431** 牝5 56.0 D.レーン矢作芳人460(+2)2.10.8 -0.535.2キセキ
19/04/28 香港 8 QE2世C G1 芝2000 13--------3** 牝5 55.5 O.マーフ矢作芳人458(--)1.58.9 0.1----ウインブライト
19/03/10 中京 11 金鯱賞 G2 芝2000 137118.752** 牝5 55.0 A.シュタ矢作芳人458(+2)2.00.3 0.234.1⑧⑦⑥⑥ダノンプレミアム
18/12/09 香港 4 香港ヴァーズ G1 芝2400 14--------2** 牝4 55.5 J.モレイ矢作芳人456(--)2.26.5 0.0----エグザルタント
18/11/11 京都 11 エリザベス杯 G1 芝2200 176124.731** 牝4 56.0 J.モレイ矢作芳人462(+2)2.13.1 -0.033.8⑧⑨⑩⑨クロコスミア
18/10/13 東京 11 府中牝馬S G2 芝1800 118103.022** 牝4 54.0 M.デムー矢作芳人460(+12)1.44.7 0.032.6⑨⑦⑦ディアドラ
18/06/03 東京 11 安田記念 G1 芝1600 1671411.068** 牝4 56.0 武豊矢作芳人448(-2)1.32.1 0.834.2⑪⑩モズアスコット
18/05/13 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 188164.312** 牝4 55.0 武豊矢作芳人450(-2)1.32.3 0.032.9⑬⑬ジュールポレール
18/04/07 阪神 11 阪神牝馬S G2 芝1600 13332.413** 牝4 54.0 武豊矢作芳人452(+4)1.34.8 0.033.3⑧⑦ミスパンテール
18/02/04 東京 11 東京新聞杯 G3 芝1600 16485.531** 牝4 55.0 武豊矢作芳人448(+4)1.34.1 -0.233.6⑦⑦サトノアレス
17/11/12 京都 11 エリザベス杯 G1 芝2200 183615.078** 牝3 54.0 福永祐一矢作芳人444(+6)2.14.7 0.433.7⑭⑫⑭⑭モズカッチャン
17/10/15 京都 11 秋華賞 G1 芝2000 18477.042** 牝3 55.0 武豊矢作芳人438(+2)2.00.4 0.236.2⑫⑪⑨⑥ディアドラ
17/09/17 阪神 11 ローズS G2 芝1800 18366.333** 牝3 54.0 武豊矢作芳人436(+4)1.45.8 0.333.7⑬⑮ラビットラン
17/05/21 東京 11 優駿牝馬 G1 芝2400 187145.935** 牝3 55.0 武豊矢作芳人432(-4)2.24.9 0.834.2⑩⑨⑨⑪ソウルスターリング
17/04/09 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 183614.532** 牝3 55.0 武豊矢作芳人436(-2)1.34.6 0.135.3⑨⑧レーヌミノル
17/03/04 阪神 11 チューリップ G3 芝1600 12332.723** 牝3 54.0 武豊矢作芳人438(+4)1.33.6 0.433.9⑧⑦ソウルスターリング
16/12/11 阪神 11 阪神JF G1 芝1600 188183.022** 牝2 54.0 戸崎圭太矢作芳人434(+6)1.34.2 0.234.5⑮⑬ソウルスターリング
16/10/29 東京 11 アルテミスS G3 芝1600 188162.411** 牝2 54.0 武豊矢作芳人428(-4)1.35.5 -0.133.5⑥⑦フローレスマジック

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【有馬記念】枠順の明暗

2020年12月25日(金) 04:59

 逃げ馬バビットは〔1〕枠(1)番。重賞初勝利を挙げたGIII・ラジオN賞も最内枠だった。内田騎手は「スタートがいいので、コースロスなくいけるのは本当に有利だと思います」と声を弾ませた。浜田調教師は「言うことないですね。もともと内枠が欲しくて、残っている枠((1)(11)(12))では一番良かった」とうなずいた。

 一昨年の覇者ブラストワンピースの枠順は〔1〕枠(2)番に決まった。大竹調教師は「スタートがそんなに速くないし、もう少し外でもよかった。勝ったとき(一昨年〔4〕枠(8)番)は外から早めのスパートだったけど、ここでは競馬の仕方は変わるのかな」と、内枠からどう進めていくかを思案している様子だ。父の典弘騎手とともに枠順抽選をテレビ観戦していた横山武騎手は「内がいいと思っていました。こういう舞台に立てて感謝していますし、その期待に応えなきゃいけないと思っています」と、やる気を見せた。

 ミッキースワローの回避により、繰り上がりで出走にこぎつけたクレッシェンドラヴが、歴代最多の10勝を数える“最強枠”〔2〕枠(3)番をゲットした。GP初参戦の坂井騎手は「(抽選役をつとめた)岡部さん、ありがとうございます!」と第一声で感謝の思いを伝え、続けて「なるべく内が良かったので。上位にこられるように頑張りたい」と気合十分。賞金不足で除外となった昨年から、2年越しの夢をかなえた林調教師は「ジョッキーが希望する枠が一番だと思っています。好きなように乗ってもらいたいですね」と鞍上に思いを託す。枠順確定した24日は、厩舎周辺の引き運動だけだったが「引き続き毛づやはいいし、馬体の張りも申し分ない。今の中山の馬場状態も合っているし、(GI初挑戦だった)前走の経験も生かしてくれたら」と、上げ潮ムードに乗って一発を狙う構えだ。

 ラヴズオンリーユーは〔2〕枠(4)番を引き、「最高。とてもうれしいです」とM・デムーロ騎手。矢作調教師も「言うことないです。(昨年リスグラシューで勝った)(6)番の予感がしていたけど、さらに内の偶数。ゲートも速く、ロスなくいい位置が取れるし、チャンスが出てきたと思います」と喜んだ。

 ワールドプレミアは昨年の菊花賞を勝ったときと同じ〔3〕枠(5)番に決まった。武豊騎手は「菊花賞を勝ったときと同じ番号で、(抽選役の)葵わかなさんの赤いドレスを見たときに〔3〕枠がいいんじゃないかなと思っていました」とジョークを交えて歓迎。友道調教師は「器用に競馬ができるタイプ。レースをしやすそうな枠に入ったと思います」とうなずいた。

 3年連続参戦となるキセキは〔3〕枠(6)番。一昨年は(14)番、昨年は(11)番と外めの枠でともに5着だったが、ついに内めの偶数枠を引き当てた。しかも、2013年のオルフェーヴル、昨年のリスグラシューなど歴代2位の7勝をマークしている絶好枠だ。「いい枠。スタートを出てみないと分からない部分はあるけど、角居先生といろいろ相談して考えたい」と浜中騎手。前走のジャパンCではハイペースで逃げたが、角居調教師は「ハナに行きたい馬(バビット)が内に入ったので、それを見ながら競馬ができれば」と控える作戦を示唆している。

 エリザベス女王杯に続くGI連覇を狙うラッキーライラックは、6番目の抽選で真ん中よりやや内めの〔4〕枠(7)番となった。「真ん中くらいがいいと思っていたから、ちょうどいい。ここならいいポジションで競馬ができると思う。硬くならず馬の調子はいい。ペースが流れてほしいですね」と松永幹調教師はハイペースを希望。福永騎手は「“ラッキー”セブンということでいい枠じゃないですか」と馬名にかけた。さらに、公開枠順抽選会のスペシャルゲストとして、俳優の中川大志が出席していることに触れ、「中川さんがプレゼンターをされたときは2回(昨年の高松宮記念ミスターメロディ安田記念インディチャンプ)とも勝っていますからね」と声を弾ませた。

 ペルシアンナイトは〔4〕枠(8)番。1991年にダイユウサクが前走マイル戦から勝っている。「極端な外じゃなければいいなと思っていたので、ホッとしています」と大野騎手。池江調教師は「真ん中より内の偶数枠が欲しかったので希望通りです。状態はずっといいので、ペースが流れてくれれば」と力を込めた。

 6月の宝塚記念を6馬身差で圧勝し、ドリームレース連勝を狙うクロノジェネシスは、〔5〕枠(9)番に入った。斉藤崇調教師は「できれば偶数番の方がよかったのですが、周囲の出方を見ながら運べる枠順で、前に行きたい馬も内に入っているので、並びとしても良かったように思います」と話した。24日は運動のみの調整で「いい追い切りができて馬の雰囲気もいい。馬場が荒れても問題ないことは分かっていますし、あとは当日のテンション。折り合いさえつけば」とポイントを挙げた。今回が有馬記念初参戦の北村友騎手は「ファン投票1位は光栄なことですし、ファンのみなさんの期待に応えられるように頑張りたい」と、気を引き締めた。

 悲願のGI取りを狙うカレンブーケドールは〔5〕枠(10)番に決まった。有馬記念最多4勝の池添騎手は「もう少し内め、8番から内が欲しかった」とやや残念そうだが、実は歴代3位タイの6勝を挙げるラッキー枠。国枝調教師も「できたら6番より内が欲しかったけど、偶数だしいいんじゃないの。カレンチャンがGIを取ったのが10番(2011年スプリンターズS、12年高松宮記念)だって(鈴木隆司)オーナーが言っていたし、ラッキーナンバー」とゲンのいい数字として受け止めていた。

 最後の抽選になったモズベッロは〔6〕枠(11)番。田辺騎手が「去年も(枠順抽選で)最後だったんですけど、じらされましたね。(初コンビも)いいイメージはあります」と話せば、森田調教師は「枠順は気にしていなかった。短距離ならば気にするが、中長距離ではどこでもいいと思っていた」と語った。

 オーソリティは最後から2番目の抽選で〔6〕枠(12)番。2003年のシンボリクリスエス以降、優勝馬は出ていないが、「せめて偶数がいいなと思っていました。重賞連勝でここまで来ているし、この勢いを強いメンバーで出せれば」と川田騎手。木村調教師は「毛づやはいいし、上向いて臨めると思います」と話した。

 24日のフィエールマンは茨城・美浦トレセンで調整。馬場入りはせず、厩舎地区で運動を消化した。午後5時から行われた公開枠順抽選会では〔7〕枠(13)番に決定。2012年に同じ菊花賞馬のゴールドシップが勝った枠からGI4勝目を目指す。ルメール騎手は「ちょっと外ですけど、距離も長いし、後ろの方を走るからフィエールマンにはいい枠です。大きなチャンス。自信あります」と納得の口ぶり。手塚調教師も「偶数が理想でしたが、大外枠じゃなければいいでしょう。途中から動く競馬をイメージしていたし、内で包まれるよりいい」と受け止めた。

 最初に選ばれたサラキアは〔7〕枠(14)番に決まった。松山騎手が「比較的後ろからになるので、枠はあまり気にしていなかったので、問題ないかなと思います」とうなずけば、池添学調教師は「スタートは安定しているので、(戦法は)ジョッキーにお任せします」と語った。

 横山典騎手とともに挑むオセアグレイトは外の〔8〕枠(15)番。横山典騎手は「岡部さん、何て枠引いてんのよ。赤い帽子をかぶりたいなと思ったけど…。頑張ります」と苦笑い。菊川調教師は「決まったものは仕方がない。ジョッキーにうまく対処してもらうしかないです」と気を取り直して前を向く。

 ユーキャンスマイルは〔8〕枠(16)番。これまで4着が最高着順の大外枠に、岩田康騎手は「もう一回、引いてもらえませんか? もう一回、引いてください」と再抽選を求めた。友道調教師は「後ろから行く馬なんでいいんじゃないですか。そこまで深刻には考えていません。前が流れてほしいですね」と願った。

有馬記念の出馬表はこちら 調教タイムも掲載★「有馬記念2020」特集ページはこちら

★有馬DATA…例年、公開枠順抽選会では外枠が当たった陣営ががっかりすることが多い。有馬記念が行われる中山の芝2500mはスタートしてすぐに3コーナーのカーブを迎えるため、外枠の馬は序盤に外を回さられるロスがあるためで、内枠が有利とされている。また、偶数枠を喜ぶ陣営が多いのはゲートに後から入れるためで、一般的には枠内で待たされる時間が少ないほうが有利となる。実際に、有馬記念では内の偶数枠が強いデータがあり、(2)、(4)、(6)、(8)番枠の馬が過去10年で5勝している。

【有馬記念】20年の中央競馬を締めくくるドリームレースの注目点はこれだ! 2020年12月23日(水) 13:48

有馬記念史上最多の得票数を記録 ファン投票1位はクロノジェネシス



 12月27日、中山では第65回有馬記念が実施される。今年のファン投票はクロノジェネシス(牝4歳、栗東・斉藤崇史厩舎)が1位となり、同馬の得票数21万4742票は1989年にオグリキャップが記録した従来の最多得票数19万7682票を更新する歴代最多得票数となった。今年の有馬記念には、クロノジェネシスの他にファン投票2位ラッキーライラック(牝5歳、栗東・松永幹夫厩舎)、4位フィエールマン(牡5歳、美浦・手塚貴久厩舎)、6位キセキ(牡6歳、栗東・角居勝彦厩舎)、9位ワールドプレミア(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)、10位ブラストワンピース(牡5歳、美浦・大竹正博厩舎)とファン投票トップ10のうち6頭が出走を予定しており、ドリームレースに相応しい熱戦が期待される。



 今年の有馬記念は2016年以来、4年ぶりに中央競馬の年間最終開催日に実施されるが、1年を締めくくるグランプリ・有馬記念を制すのはどの馬だろうか。なお、12月27日に実施された有馬記念は波乱の決着が多く、過去6回で1番人気馬が未勝利となっている。



★牝馬の活躍が目立った2020年 有馬記念には5頭の牝馬が登録



 今年の牡牝混合GIでは高松宮記念大阪杯安田記念宝塚記念スプリンターズS天皇賞・秋マイルCSジャパンCの8レースで牝馬が勝利を挙げ、高松宮記念大阪杯安田記念ではワンツーフィニッシュを決めている。牡牝混合GIにおいて牝馬が年間8勝を挙げたのはグレード制が導入された1984年以降では初めてで、牝馬の活躍が目立った一年となったが、今年最後のGIとなる有馬記念でも勝利を挙げることができるだろうか。



 今年の有馬記念には、クロノジェネシス(牝4歳、栗東・斉藤崇史厩舎)、ラヴズオンリーユー(牝4歳、栗東・矢作芳人厩舎)、ラッキーライラック(牝5歳、栗東・松永幹夫厩舎)と3頭のGI馬に加え、GIで2着3回のカレンブーケドール(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎)、前走のエリザベス女王杯で2着に入ったサラキア(牝5歳、栗東・池添学厩舎)と5頭の牝馬が出走する予定。昨年の有馬記念は牝馬のリスグラシューが勝ったが、牝馬が2年連続で有馬記念を勝てば、1959年ガーネツト、1960年スターロツチ以来、60年ぶりとなる。また、有馬記念で牝馬がワンツーフィニッシュを決めれば、レース史上初めてのこととなる。



宝塚記念有馬記念制覇狙うクロノジェネシス 鞍上の北村友一騎手は有馬記念初参戦



 今年の宝塚記念を制したクロノジェネシス(牝4歳、栗東・斉藤崇史厩舎)が、昨年のリスグラシューに続く牝馬2頭目の宝塚記念有馬記念制覇に挑む。出走馬をファン投票によって決めるドリームレースの宝塚記念有馬記念双方を制した馬はこれまでに14頭、同一年の宝塚記念有馬記念を制した馬は10頭を数えるが、クロノジェネシスはファン投票1位の支持に応え、有馬記念を制すことができるかどうか。なお、同馬が中山競馬場で出走するのは今回が初めてとなる。



 また、クロノジェネシスに騎乗予定の北村友一騎手は有馬記念初参戦となる。同騎手は12月21日現在、中山での重賞勝利はないが、初勝利をグランプリ・有馬記念で挙げることができるかどうか。



★登録馬中最多のJRA・GI4勝 ラッキーライラックは福永騎手との新コンビで参戦



 今年の有馬記念には8頭のJRA・GI勝ち馬が登録しているが、中でも最多のJRA・GI4勝を挙げているのがラッキーライラック(牝5歳、栗東・松永幹夫厩舎)。同馬は、2歳時に阪神JFを制した後、GI制覇から遠ざかったが、4歳秋のエリザベス女王杯でJRA・GI2勝目を挙げ、今年は大阪杯エリザベス女王杯と2つのGIタイトルを手にしている。ラッキーライラックには、“テン乗り”となる福永祐一騎手が騎乗する予定だが、さらにGIタイトルを上積みすることができるかどうか。Vなら、牝馬のJRA・GI5勝はグレード制が導入された1984年以降で7頭目となる。なお、福永騎手は有馬記念を勝てば、8大競走完全制覇へ、天皇賞・春を残すのみとなる。



★今年も多くの記録を打ち立てたC.ルメール騎手 有馬記念フィエールマンとのコンビで参戦



 12月21日現在、C.ルメール騎手は、今年のJRA・GIで8勝を挙げており、自身が2018年に記録したJRA・GI年間最多勝記録に並んでいる。同騎手は今年、「JRA・GI実施機会4連勝」、「5週連続JRA重賞制覇」を記録するなどビッグレースで勝負強さを見せており、自身2度目のJRA年間200勝を達成。また、同騎手は今年のJRAでの獲得賞金が44億516万2000円で、自身が2018年に記録した年間最高獲得賞金記録(46億6023万5000円)の更新にも期待がかかる。さて、今年も大活躍を見せたルメール騎手は有馬記念制覇で1年を締めくくることができるだろうか。



 ルメール騎手が騎乗予定のフィエールマン(牡5歳、美浦・手塚貴久厩舎)は今年、史上5頭目の天皇賞・春連覇を遂げ、春秋制覇を狙った前走の天皇賞・秋では2着に入っている。フィエールマンは昨年の有馬記念では4着だったが、2年連続の参戦となる今回は勝利を挙げることができるかどうか。



有馬記念5勝目を狙う(有)サンデーレーシング ファン投票上位のGI馬3頭を登録



 馬主の(有)サンデーレーシングは、2009年ドリームジャーニー、2011・13年オルフェーヴル、2014年ジェンティルドンナ有馬記念4勝を挙げている。馬主の有馬記念歴代最多勝記録はシンボリ牧場と(有)サンデーレーシングの4勝で、(有)サンデーレーシングには歴代単独トップの5勝目がかかる。なお、同馬主は有馬記念に今年のJRA・GIを制した3頭を登録しており、クロノジェネシス(牝4歳、栗東・斉藤崇史厩舎)がファン投票1位、ラッキーライラック(牝5歳、栗東・松永幹夫厩舎)がファン投票2位、フィエールマン(牡5歳、美浦・手塚貴久厩舎)がファン投票4位といずれも多くのファンからの支持を集めている。さて、(有)サンデーレーシング所有馬は6年ぶりに有馬記念を制すことができるかどうか。なお、同馬主は今年、グレード制が導入された1984年以降の最多記録となるJRA・GI7勝を挙げている(※12月21日現在)。



★4年連続ファン投票トップ10入り 2017年菊花賞以来の勝利を目指すキセキ



 ファン投票6位のキセキ(牡6歳、栗東・角居勝彦厩舎)は、2017年の菊花賞以来の勝利を目指す。同馬は菊花賞で勝利した後18連敗と勝利から遠ざかっているが、その間にGIで2着が4回あり、今年の宝塚記念でも2着と好走。キセキは前走のジャパンC(8着)では、レース序盤から後続を大きく引き離して逃げたが、今回はどのような戦法で挑むだろうか。同馬には前走に続き浜中俊騎手が騎乗予定。



 なお、キセキは2017年7位、2018年6位、2019年3位、2020年6位と4年連続でファン投票トップ10入りを果たした。有馬記念ファン投票での4年連続トップ10入りはゴールドシップ(2012~2015年)以来で、史上8頭目となる。



★4年目で大きな飛躍を遂げた横山武史騎手 隔年V目指すブラストワンピースに騎乗予定



 デビュー4年目の横山武史騎手は、今回が有馬記念初騎乗となる。同騎手はデビュー年の2017年は13勝、2年目の2018年は36勝、3年目の2019年は54勝と、毎年勝ち星を伸ばしており、今年は92勝を挙げ、関東所属騎手ではトップの勝利数をマークしている(※12月21日現在)。



 横山武史騎手は、有馬記念ブラストワンピース(牡5歳、美浦・大竹正博厩舎)に騎乗予定。同馬は2018年の有馬記念勝ち馬だが、宝塚記念16着、天皇賞・秋11着と目下2戦連続でフタ桁着順に敗れている。さて、横山武史騎手は巻き返しを狙うブラストワンピースを隔年Vに導き4年目で初のGIタイトルを手にすることができるかどうか。なお、同騎手の父・横山典弘騎手は1996年に有馬記念を制しており、有馬記念親子制覇となれば「武邦彦(父)=武豊(子)」親子以来2組目となる。また、横山武史騎手のレース当日の年齢は22歳0力月6日で、Vなら、有馬記念の年少優勝記録で歴代3位となる。



★悲願のGI制覇を狙うカレンブーケドール 鞍上は有馬記念最多勝の池添謙一騎手



 カレンブーケドール(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎)は、通算12戦2勝という成績で、重賞勝利はないが、昨年のオークス秋華賞ジャパンCとGIでの2着が3回あり、今年は京都記念2着、産経賞オールカマー2着、ジャパンC4着という成績を残している。カレンブーケドールには今回、“テン乗り”となる池添謙一騎手が騎乗する予定だが、悲願のGI初制覇を遂げることができるかどうか。なお、池添騎手は有馬記念で4勝を挙げており、同レースの最多勝ジョッキー。



★“ドリームレース”最多タイの7勝 武豊騎手はワールドプレミアに騎乗予定



 ワールドプレミア(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)に騎乗予定の武豊騎手と、カレンブーケドール(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎)に騎乗予定の池添謙一騎手は、出走馬をファン投票で決定する“ドリームレース”で最多の7勝をマークしており、勝てば単独トップとなる。



 2名の騎手のうち武豊騎手は、有馬記念で歴代最多の騎乗回数を記録しており、昨年までに29回騎乗して3勝、2着8回という成績を残している。同騎手は昨年3着に入ったワールドプレミアと2年連続のコンビを組む予定だが、2017年キタサンブラック以来3年ぶりの勝利を挙げることができるかどうか。なお、ワールドプレミアは昨年の菊花賞馬だが、武豊騎手が有馬記念菊花賞馬に騎乗した時の成績は9戦2勝、2着4回で、連対率は.667となっている。



★父、母の父ともに有馬記念2勝馬 重賞2連勝中の3歳馬オーソリティ



 オーソリティ(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎)は、青葉賞アルゼンチン共和国杯と重賞を連勝して有馬記念に挑む。同馬は父が2011・13年の有馬記念を制したオルフェーヴル、母がロザリンドという血統で、母の父は2002・03年の有馬記念を連覇したシンボリクリスエスオーソリティのGI挑戦は昨年のホープフルS(5着)以来、2回目となるが、GI初制覇を遂げることができるかどうか。Vなら、3歳馬の優勝は2018年のブラストワンピース以来、2年ぶりとなる。なお、オーソリティには、20日の朝日杯FSで7年連続JRA・GI制覇を遂げた川田将雅騎手が騎乗する予定。



★今年もJRA・GI4勝を挙げた矢作芳人調教師 有馬記念にはラヴズオンリーユーを登録



 12月21日現在、今年のJRA競走で52勝を挙げ、調教師リーディング首位を走る矢作芳人調教師(栗東)は、モズアスコットフェブラリーSコントレイル皐月賞、ダービー、菊花賞を制しており、グレード制が導入された1984年以降で初の2年連続JRA・GI4勝をマーク。今年のJRA獲得賞金(20億2169万8000円)でもトップに立っている。同調教師が、今週実施されるホープフルS有馬記念を連勝すれば岩元市三元調教師(2000年)、池江泰寿調教師(2011年)が持つJRA・GI年間最多勝記録(5勝)を更新し、池江泰寿調教師が2011年に記録したJRA年間最高獲得賞金記録(23億8601万7000円)も塗り替える。



 矢作調教師は2歳GI・ホープフルSテンカハル(牡)、有馬記念には昨年のオークス以来の勝利を目指すラヴズオンリーユー(牝4歳)を登録している。同調教師は昨年、12月22日の有馬記念リスグラシュー、28日のホープフルSコントレイルで制しているが、今年も暮れの中山でGI連勝となるかどうか。なお、有馬記念を異なる馬で連覇すれば、二本柳俊夫元調教師(1980・81年)、藤沢和雄調教師(2003・04年)以来、史上3人目となる。

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【有馬記念】柴田政人氏が大分析!クロノジェネシス「差し切れる」 2020年12月22日(火) 05:00

 往年の名手が、春のグランプリホースに熱視線を送った。現役時代に輝かしい成績を残した柴田政人元騎手(72)=本紙評論家=が、GI馬8頭がそろった有馬記念を分析。注目馬として宝塚記念に次ぐグランプリ連覇を狙うクロノジェネシス(栗東・斉藤崇史厩舎、牝4歳)の名前を挙げた。その切れ味を高く評価し、デビュー以来コンビを組み続ける北村友一騎手(34)=栗東・フリー=の手腕にも期待を寄せている。

 2020年の中央競馬もあと1週を残すところとなった。新型コロナウイルスで大変な年となったが、一度も中断せずに中央競馬の開催を継続できたことは素晴らしいと思う。ファンの皆さまの熱い応援と、関係者の努力に頭が下がる思いがする。特に、これ以上望めないメンバーがそろったジャパンCは、全ての競馬ファンに恩返しをするような最高のレースを見せてもらった。

 さあ、いよいよ今年の中央競馬のフィナーレを飾る有馬記念。私がもっとも注目する馬はクロノジェネシスだ。

 今回、レースの鍵を握るのは、おそらく逃げるであろう3歳馬バビットの動き。この馬のペースにもよるが、地力のあるラッキーライラックカレンブーケドールが好位につけ、さらにクリストフ・ルメールが手綱を取るフィエールマンが中団で構えれば、楽な流れにはならず、直線で鋭い末脚を繰り出せる馬にチャンスは大きい。

 メンバーを見渡してみると、良馬場での切れ味勝負ならクロノが最右翼だ。どんな競馬でもできそうなタイプ。フィエールマンをマークする形で追い出せば、それをしのぐ瞬発力を発揮できる存在とみている。

 中山芝2500メートルという舞台は、騎乗者側の感覚からすると決して難しいコースではない。一旦各馬のポジションが決まれば、そこからおかしな流れになることは少なく、後方からでも十分に差し切れる。デビュー以降、全レースでコンビを組む北村友一なら、クロノの持ち味を存分に引き出せるだろう。

 騎手時代の1989年、私もイナリワン有馬記念を勝たせてもらった。フルゲート16頭立ての15番枠という外枠スタートだったが、2周目の3コーナーでうまく内に潜り込ませることができ、最後にもうひと脚使うことができた。

 4番人気だったイナリワンはその秋、天皇賞・秋6着、ジャパンCが11着といいところがなく、ライバルのオグリキャップ(1番人気5着)やスーパークリーク(2番人気2着)とは近走の成績に加えて人気でも差をつけられていた。

 実は、その敗れた前2走は、東京競馬場に入厩したことで周囲に他の馬がいない環境にイナリワンが寂しがり、完全に調子を落としていた。それが、その後は美浦トレセンに戻って調教を進めたことで、有馬記念の追い切りの段階ではすっかり元気を取り戻しており、“やれる”と感じたことを覚えている。もともと実力のある馬は、きっかけひとつで大きく変わるものだ。

 そういう意味でも、クロノの他に勝ち負けになってもいいと思えるのが、ミルコ・デムーロのラヴズオンリーユーと、武豊ワールドプレミアだ。ラヴズは昨年のオークスを勝ったときにすごい末脚を使っており、相当な能力を秘めている。ワールドは昨年の有馬記念でも注目していたが、3歳の時点で3着に食い込んだことからも、やはり地力は確かだ。

 その他にも気になる馬は多いが、今年はこの3頭を中心に、レースを堪能させてもらおうと思っている。 (元JRA騎手、調教師)

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■柴田政人(しばた・まさと) 1948(昭和23)年8月19日生まれ、72歳。青森県出身。同期の岡部幸雄、福永洋一氏らとともに67年3月に騎手デビューし、95年に引退するまで中央競馬通算1767勝、重賞89勝。ミホシンザン(85年皐月賞菊花賞、87年天皇賞・春)などで大レースを制した。その後は調教師に転身し96年に厩舎を開業。2019年2月の定年引退までに191勝を挙げた。本紙では調教師時代から重賞観戦記『政人の目』を連載中。



★柴田政人氏と有馬記念…デビュー4年目の1970年にアローエクスプレスで初騎乗。7番人気の低評価だったが、連覇を果たしたスピードシンボリの4着に好走した。85年にはミホシンザンで挑みシンボリルドルフの2着。翌86年もミホシンザンで1番人気に支持されたが、僅差の3着に終わった。初勝利は89年。その年の天皇賞・春宝塚記念を制しながら秋は不振で、4番人気と評価を落としていたイナリワンで執念のハナ差勝ちを収めた。引退まで14回騎乗し、1勝、2着1回、3着3回の成績を残している。



★JCでもズバリ!…柴田氏はジャパンCウイークの11月25日付紙面にも『政人の目』特別編で登場。アーモンドアイコントレイルデアリングタクトの3冠馬決戦の中、「3頭の中で乗りたい馬を聞かれれば迷わずにアーモンドアイと答える。あの走り方にほれ込んでいる。アーモンドには(3歳馬の)他の2頭にはない経験がある」と断言した。その読み通り、レースはアーモンドアイが年下の3冠馬2頭を封じてGI9勝を達成。名手ならではの着眼点に今回も注目だ。



★グランプリ連覇…宝塚記念有馬記念の両グランプリを同一年に制した馬は10頭がいる。そのうち牝馬は昨年のリスグラシューのみで、クロノジェネシスが勝てば史上2頭目の快挙。リスグラシュー有馬記念が初の中山参戦で、コンビを組んだレーン騎手も有馬記念初参戦だったが、それは今回のクロノジェネシスと北村友騎手にも共通している。

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【有馬記念】ラッキーライラック松永幹師が看板馬への思い激白 2020年12月22日(火) 04:57

 メンバー最多のGI4勝を誇り、ファン投票2位で選出されたラッキーライラック(牝5)は、この有馬記念が引退レースとなる。阪神JFを勝って2歳女王に輝いて以降も、長く一線級で活躍を続けた名牝。管理する松永幹夫調教師(53)=栗東=が、ラストランを迎える厩舎の看板馬への思いを激白した。

 長らく咲き誇った才媛がついに集大成の一戦を迎える。メンバー中最多のGI4勝を挙げるラッキーライラック有馬記念を最後に繁殖入り。ファン投票では21万2674票を集めて2位に入った。松永幹調教師は言葉に万感の思いを込める。

 「期待をされているということだと思います。その期待に応えられるよう、しっかりと力を出せるようにしたい。上位の支持を受けるということはうれしいですし、この1年、頑張った成果だと思います。最後だけに(管理する側として)気持ちも違います」

 2017年には阪神JFを制して2歳女王に君臨。3歳時は同期のアーモンドアイの陰に隠れる形になったが、古馬になってからGI3勝(19年、20年エリザベス女王杯連覇、20年大阪杯)と再び大きく花開いた。

 「長い間、厩舎の看板馬として頑張ってくれました。一番、印象に残っているレースは新馬戦(17年8月20日、新潟芝1600メートル1着)。あの勝ち方を見て、将来が楽しみになりました。GIでは昨年のエリザベス女王杯ですね。それまでとは違う面(鋭い伸び)を見せてくれました。ほとんどのレースで崩れずに走ってきてくれました」

 前走後はノーザンファームしがらき(滋賀県)へ短期放牧に出され、今月2日に栗東トレセンに帰厩。16日の1週前はCWコースで6ハロン78秒8-13秒1(一杯に追う)をマークした。

 「順調ですね。(16日の)1週前追い切りで強めの負荷をかけました。いつも通りの調整です。充実していますね。(馬は)1回使っているだけあって動きも軽いし、このままいってくれればと思います」

 今回は福永騎手との初コンビで、距離の2500メートルも初めて。それでも指揮官が愛馬に寄せる信頼は揺るがない。

 「冷静に乗ってくれるジョッキーですし、手が合うと思います。ピッタリじゃないですかね。距離も香港(ヴァーズ2着)で2400メートルを走っているので、問題ないと思います。位置取りはどこでもいいので、うまく道中で脚をためて折り合っていければ」

 過去の有馬では何度も劇的なラストランVが繰り広げられてきた。古くは満場の“オグリ・コール”を巻き起こした1990年のオグリキャップ。近年でも同じ5歳牝馬の14年ジェンティルドンナ、19年リスグラシューが勝って、花嫁入りに花を添えている。

 「スッと脚を使えますし、小回りコースは合っていますよ。あとは良馬場で競馬をしたいですね。いろんな路線から(出走メンバーが)くるし、頭数も多い。最後に結果を出して、いい形で終わりたいですね」

 ジャパンCでひと足早く有終の美を飾った同級生のアーモンドアイに続く-。自身もジョッキーとしてのラストデーに重賞制覇&JRA通算1400勝の“Wミラクル”を達成したトレーナーは、ドラマチックな結末を信じてやまない。馬名は幸運のシンボルとされる五弁のライラックの花に由来する。女王が5つ目のGIタイトルを飾り、鮮やかにターフを去る。

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■松永 幹夫(まつなが・みきお) 1967(昭和42)年4月10日生まれ、53歳。熊本県出身。83年に競馬学校騎手課程第2期生として入学し、86年3月に栗東・山本正司厩舎所属でデビュー。91年オークスイソノルーブル)をはじめ、2006年2月の引退までにJRA・GI6勝を含む通算1400勝(重賞54勝)。GI6勝は全て牝馬で“牝馬のミキオ”と呼ばれた。同年に調教師免許を取得し、07年に厩舎を開業。JRA通算381勝、重賞はGI6勝を含む21勝(成績は21日現在)。地方・海外でも重賞16勝を挙げている。

【主な有馬ラストランV】

★1990年オグリキャップ 希代のアイドルホースも、この秋は天皇賞・秋6着、ジャパンC11着と不振。「オグリは終わった」との声もささやかれるなか、武豊騎手を背に挑んだグランプリで奇跡の復活。17万人超の大観衆から“オグリコール”が起こった。

★2006年ディープインパクト 単勝1.2倍と圧倒的な支持を集め、武豊騎手を背に最後の衝撃を与えた。直線は異次元の末脚で突き抜けて3馬身差の完勝。国内唯一の黒星を喫した前年の無念を晴らし、7つめのGIタイトルを手にターフを去った。

★2013年オルフェーヴル ラッキーライラックの父は、フランスの凱旋門賞で2度目の2着に泣き、帰国初戦でラストランを迎えた。池添騎手を背に4コーナーで一気に先頭に立つと、そのまま後続に8馬身差をつける圧勝。レース後には引退式が行われた。

★2019年リスグラシュー 豪州の若き名手・レーン騎手を背に迎えたラストラン。断然人気のアーモンドアイが直線で失速するのとは対照的に、馬場の外めを力強く伸びて5馬身差で圧勝。この年3度目のGI制覇となった。

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【血統アナリシス】有馬記念2020 欧州血統や母系からスピードを補う配合のかたちに注目 2020年12月21日(月) 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は有馬記念・血統予想をお届けします!


中山競馬場は起伏の激しいトリッキーな小回りコースということもあり、自然の地形を活かした欧州の競馬場で実績を残している血統を評価しやすい。とくにマイル以下のG1を主戦としていた血統が狙い目で、昨年の勝ち馬リスグラシューにおいても母の父American Postが04年仏2000ギニー-仏G1(芝1600m)などを制している。これは2018年9番人気3着シュヴァルグラン(母の父Machiavellian)、2017年8番人気2着クイーンズリング(母の父Anabaa)など人気薄で好走している馬にも当て嵌まり、小回りをこなすための機動力を求める意味でも、母系からスピードを補うかたちは有用と言えるだろう。

クロノジェネシスは、父バゴ×母クロノロジスト(母の父クロフネ)。半姉に20年香港C-港G1など重賞5勝(うちG1を2勝)のノームコアがいる血統で、フサイチリシャールフサイチエアデールアドマイヤエイカンが出たラスティックベルに遡る牝系。本馬は重賞4勝のうち3勝を稍重~重馬場で挙げる道悪巧者であるとともに、内回りコースでは「2-1-0-0」と底を見せていない機動力が持ち味。取りこぼした大阪杯-G1も内ラチ沿いが優位な馬場状態だったことを踏まえれば、外々を追走しながら正攻法の立ち回りで強い競馬を見せていた。父系で欧州血統を抱えることになるが、母系でスピードを補う配合自体はレース傾向に合致する。

ブラストワンピースは、父ハービンジャー×母ツルマルワンピース(母の父キングカメハメハ)。近親に09年日経賞-G2を制したアルナスラインがいる血統で、母は10年阪神ジュベナイルフィリーズ-G1・5着、2代母ツルマルグラマーは01年ファンタジーS・2着の実績を持つ。本馬は一昨年の勝ち馬なのでコース適性については申し分なく、中山競馬場も2戦2勝と好相性を示しているように、頭の高い走りからも中山巧者らしさを感じる部分がある。高速馬場、道悪、瞬発力勝負と不得手とする条件が多いため戦績にはムラを残すが、上がりや時計のかかるタフな馬場では見限れず、冬の中山であれば一変しても何ら不思議はないだろう。父系が欧州血統で、母系からスピードを補う配合のかたちはクロノジェネシスと同じ。

フィエールマンは、父ディープインパクト×母リュヌドール(母の父Green Tune)。Inns of Courtの叔父にあたる血統で、母は04年リディアテシオ賞-伊G1など重賞3勝。母の父は94年仏2000ギニー-仏G1勝ち馬なので、血統的な実績としては昨年の勝ち馬リスグラシューに通ずる部分がある。昨年の有馬記念-G1は前が総崩れとなるなか、本馬は早仕掛けの捲りを打ちながら4着に踏み留まっており、道悪の凱旋門賞-仏G1シンガリ大差負け後の帰国緒戦であったことを考慮すれば目を見張る内容だった。実績からも小回りコースには一抹の不安を残すが、持ち前のスタミナと末脚でどこまで差し込めるかだろう。

(文・シンヤカズヒロ)


【血統予想からの注目馬】
クロノジェネシス ブラストワンピース フィエールマン

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【有馬記念】春秋GP制覇へ!クロノ斉藤崇師満足 2020年12月21日(月) 04:59

 有馬記念に向けた日曜追い切りが20日、東西トレセンで行われた。史上最多票でファン投票1位選出されたクロノジェネシス(栗・斉藤崇、牝4)は、栗東CWコースでラスト1ハロン12秒7(6ハロン90秒2)をマーク。史上11頭目、牝馬では昨年のリスグラシューに続いて史上2頭目となる同一年の宝塚記念有馬記念制覇へ、状態は上向きだ。

 ◇

 気温1度と冷え込んだ午前4時過ぎの栗東トレセン。ライトの光に照らされ、芦毛の馬体がCWコースの直線で弾んだ。クロノジェネシスが馬なりでラスト1ハロン12秒7(6ハロン90秒2)をマーク。斉藤崇調教師が、満足げにうなずいた。

 「良かったと思います。折り合いを重視した調整でした。今の感じでレースに向かえれば。(競走馬としては)今が完成型だと思います」

 前半は力をセーブ。ホームストレッチに入ると、俊敏な体の使い方でスムーズに加速した。歩いている段階から活気に満ち、大一番へ万全の準備が整いつつある。

 今年の宝塚記念では2着キセキに6馬身差をつける圧勝で、秋華賞以来のGI2勝目。強烈な末脚でサートゥルナーリア(4着)、ラッキーライラック(6着)など強敵を一蹴した。前走の天皇賞・秋ではアーモンドアイに肉薄しての3着。上がり3ハロン32秒8の末脚を駆使した。その前走と比べても、「馬の気配は今回の方がいいですね」と太鼓判を押した。

 今回のファン投票では21万4742票で1位に選出。1989年のオグリキャップ(19万7682票)を超える有馬史上最多得票となった。

 「1位に選んでもらえたのはすごいこと。こちらもきっちりと仕事をしたい。小回りコースも器用にこなす馬ですし、(初めての)中山コースは気にしていません。年末の大一番をいい結果で締めくくれれば」とトレーナーは力をこめる。

 馬名のジェネシスは『創世記』の意。列島が激動に見舞われた2020年の中央競馬ラストステージで、新たな1ページを記す。(宇恵英志)



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★投票1位馬15勝…有馬記念でファン投票が実施されるようになった1956年以降、ファン投票順位別で最多勝は「1位馬」の15勝。2000年テイエムオペラオー、03年シンボリクリスエス、04年ゼンノロブロイ、06年ディープインパクト、13年オルフェーヴル、17年キタサンブラックと過去20年だけで6勝を挙げている。昨年のリスグラシューなど「2位馬」が13勝で続き、「4位馬」7勝、「6位馬」5勝と活躍。「9位馬」と「10位馬」はともに2勝と分が悪い。

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21(土)に行われたG2阪神C、22(日)G1有馬記念ほか、様々なスマッシュヒットが記録された先週。
好成績を収めた注目プロ予想家や、その的中の数々をご紹介していきたいと思います。
 
 
 
☆☆☆注目プロ →nigeプロ
22(日)G1有馬記念では、アーモンドアイに対して「勝たれたら諦める1着なし」との評価を下し、「いい位置が取れる枠で進路ができれば」▲リスグラシュー、「中山替わりとレース間隔が空いて力が出せる」◎サートゥルナーリアの2頭決着を馬連で仕留め、5万9800円払戻しをマークしました。その後の、勝負レース阪神12RギャラクシーSでの○スマートダンディースマートアヴァロンクリノケンリュウの3連複1000円分的中(13万5300円払戻し)で、完勝を決めた先週は週末トータル回収率トップの266%、収支13万1500円を達成しています。また、3週連続週末プラスとしています。
 
☆☆☆注目プロ →新参者プロ
21(土)G2阪神Cで◎グランアレグリアフィアーノロマーノメイショウショウブの本線的中を披露し7万オーバー払戻しを達成。22(日)阪神7R3歳以上1勝クラス○◎△的中、中山10RフェアウェルS▲◎△的中など、さらに好調モードとして先週を終えると、トータル回収率117%を記録し、これで4週連続週末プラスとしています。
 
☆☆☆注目プロ →スガダイプロ
21(土)は中山8R3歳以上2勝クラスでの▲スナークライデンショウナンカイドウハルサカエ的中(2,651%回収)、中山12Rキャンドルライト賞での○◎的中(521%回収)などで大幅プラス達成。22(日)は中山3R2歳未勝利▲○◎的中を挟んでの序盤5連チャンに、阪神7R3歳以上1勝クラスでの1,391%回収など、好打率、好回収率のパフォーマンスで、連日のプラス収支を記録、週間トータルでは的中率42%、回収率147%、収支8万3230円としています。これで、12/8(日)から続く連続開催日プラスを「5」とし、2週連続週末プラスを達成しています
 
☆☆☆注目プロ →豚ミンCプロ
21(土)阪神8R3歳以上1勝クラスでの3連単含む2,357%回収に加え、この日の勝負予想阪神10R摩耶S中山11RグレイトフルSの2連続的中、G2阪神Cメイショウショウブ的中などの活躍を披露。土日2日間のトータル回収率151%をマークし、2週連続週末プラスとしています
 
 
 
この他にも【U指数】3連複プリンセスプロ(245%←4週連続週末プラス)、“帰ってきた”凄馬勝子プロ(188%)、くりーくプロ(176%)、エース2号【予想マイレージクラブ限定】プロ(136%←2週連続週末プラス)、ゼット1号プロ(132%←5週連続週末プラス)、ろいすプロ(122%)、馬侑迦プロ(120%←2週連続週末プラス)、エース1号プロ(112%←5週連続週末プラス)、おかべプロ(100%←6週連続週末回収率100%超え)、セイリュウ1号プロ(106%)、あおまるプロ(105%←2週連続週末プラス)、【U指数】馬単マスタープロ(103%)が、週末トータル回収率100%超の活躍を見せています。
 
 
 
 
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2019年12月27日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】名馬でも噛み合わなければ勝てないのが競馬、負けてなおアーモンドアイの果敢な挑戦を称えたい
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アーモンドアイ他豪華メンバーが揃った先週の有馬記念は、終わってみればリスグラシューの圧勝で幕を閉じた。4コーナーの手応えからして他の15頭とはまるで違っており、直線は少し追われるとあとは突き放す一方。5馬身差の着差通り、いや着差以上の異次元の強さだった。

一方、最終的には1.5倍の断然人気を集めたアーモンドアイは9着と大敗を喫した。キャリア初の馬券圏外となったが、正面スタンドから掛かり気味でスタミナを損耗。厳しい流れを追い掛けた上に折り合いがつかなかったことを考えればやむを得ない敗戦と言えそうだ。

競馬は展開や適性が合わなければ、あるいは折り合いなどちょっとしたことで名馬でも案外あっさり負けてしまうもの。2006年の凱旋門賞ディープインパクトが伸びあぐねたシーン、あるいは2011年の天皇賞(春)オルフェーヴルがまるで見せ場を作れず敗れたシーン、あるいは2017年の宝塚記念、やはり断然人気のキタサンブラックが力なく失速したシーンなど、過去の名馬が断然人気を集めながらも散って行ったシーンが脳裏を巡った。

奇しくも上記の3頭はいずれも次走で巻き返し、G1を制している。したがって、弱かったのではない。ただかみ合わなかっただけなのである。アーモンドアイもこの敗戦を恥じることはない。むしろ果敢に挑戦した姿勢こそが称えられるべきである。同時に次走、改めて強いアーモンドアイを観たいという思いが強くなった。


~ホープフルS&東京大賞典の展望

さて、今週末はラストG1となるホープフルS、さらには大井競馬場では東京大賞典が控えている。

まずホープフルSだが、コチラには2戦2勝のコントレイルが登場。さらに同じく2戦2勝の注目馬ワーケアヴェルトライゼンデオーソリティ、そして札幌2歳Sの覇者ブラックホールなどが出走、朝日杯FSに負けず劣らず注目の一戦となる。

正直なところどの馬も甲乙つけがたい面があるが、個人的に注目したいのはゴールドシップ産駒のブラックホール。デビュー戦ではオーソリティに首差敗れたとはいえ、明らかに差し遅れた一戦。ゴールドシップ産駒らしい長くいい脚を使えるのが武器で、距離が延びるのもプラスだろう。

ただ立ち回りという点では一抹の不安があるので、その点で有利なのはオーソリティブラックホールを退けたデビュー戦、そして2戦目といずれも安定した立ち回りを見せており、オルフェーヴル産駒としてはエポカドーロのような操縦性の高さがある。この舞台はいかにも会いそうだ。

もちろん、好時計で出世レースの東京スポーツ杯2歳Sを制したコントレイルにも注目。今回の内容次第では来春のクラシックも見えてきそうだ。ただ、福永騎手乗り替わりで初の中山コース、そして恐らく1番人気となると、馬券的にはアタマ勝負よりも2~3着あたりにちょい負けする方に賭けてみたい気もする。

一方、翌日の東京大賞典には昨年の覇者・オメガパフューム、2着ゴールドドリームが今年も順調に出走してきた。無敗でチャンピオンズカップを制したクリソベリルの名前がないのは残念だが、その他にも浦和記念で復活勝利を挙げたケイティプレイブ、好メンバーが揃った勝島王冠を完勝したモジアナフレイバーなどが主力を形成しそうだ。

こちらは現時点での注目はオメガパフュームチャンピオンズカップでは伸び切れずに終わったが、やはり1800mだとやや距離不足の感が否めない内容だった。大井のダート2000mでは安定しており、今年も順当に有力とみる。

もっとも、目下の充実ぶりならば純・南関東馬のモジアナフレイバーの激走に期待してみたくなる。折り合いの面がカギにはなるが、内寄りの枠を引けたのはプラス材料。末脚の鋭さなら引けを取らないだけに、久々に地方馬が強力JRA勢を一蹴するシーンが見られるかもしれない。

というわけで、当コラムも今年はこれにて終了。できれば馬券を当てて、皆様良いお年をお過ごしください。

※ホープフルSの結論は、『TAROの競馬』にて無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2019年12月25日(水) 16:45 覆面ドクター・英
ホープフルS・2019
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まずは先週の回顧から。有馬記念は、全くの裏目にでました。リスグラシューが、本格化して手が付けられない強さだったジャスタウェイのように強過ぎたのと、アーモンドアイは距離が長かったことだったり、ハイペースを追いかけたこと、外目追走で掛かったことだったりで最後に力尽きました。あそこまで止まるとは......(ただ、正直やはり中山向きではないんでしょうが)。

気を取り直して今週末のホープフルSは、段々クラシックを意識した陣営が、使ってくるようになってきたので、出走馬の質が年々上がってきているように思われます。昨年のこのレースの勝ち馬であるサートゥルナーリアが、その後、皐月賞を勝ち先週の有馬記念でも2着に来たように、ここから先の中山G1での活躍を占うレースなのかもしれません。

では恒例の全頭診断へ。


<全頭診断>
1番人気想定 コントレイル:2戦2勝のディープインパクト産駒(母父アンブライドルズソング)で、いかにも早い時期に活躍しそうな配合で、前走の東スポ杯2歳Sで断然1番人気に応えて、5馬身差でレコードのおまけもついて楽勝してきた。この世代の牡馬トップクラスなのは間違いなく中山でも問題ないだろう。ノースヒルズ生産なのが、よくいるタイプ(要はノーザンF生産)と少し違うくらいか。菊花賞はともかく、ダービーまでは主役を張れるのでは。リスグラシューが引退してすぐ、新星が輝くのは矢作厩舎の層の厚さか。

2番人気想定 ワーケア:これまた2戦2勝のハーツクライ産駒で、アイビーSでは阪神JF8着だった牝馬のそれなりの強豪クリスティを相手に3馬身差の楽勝をしてきた。ハーツクライ産駒らしく、まだまだ完成途上な印象でも能力を感じさせるあたり、鞍上コメントからしても先々も楽しみな馬のよう。ただ、新馬戦から半年経ったアイビーSで、ほとんど馬体が増えてこなかったのは残念。

3番人気想定 オーソリティ:こちらも2戦2勝で、オルフェーヴル産駒の一頭。初戦の函館1800mでは札幌2歳Sを勝つブラックホールを退け、2戦目の芙蓉Sでも少頭数で時計は速くないが2馬身半きっちり差をつけて完勝している。母母シーザリオの良血で、オルフェーヴル産駒特有の打率は低いがホームランのパターンか。

4番人気想定 ラインベックディープインパクト×アパパネの良血馬だが、ややズブめなようで、前走の東スポ杯2歳Sでは、ここで本命視されるコントレイルに9馬身もちぎられた3着。ただ、鞍上ビュイックが2400m向きとコメントしているように、菊花賞あたりでは好勝負に持ち込めるのかも。

5番人気想定 ヴェルトライゼンデワールドエースワールドプレミアの下で、この馬は父がドリームジャーニーとなった。父自身が小さかったのもあり、産駒もわりと小さいケースが多いが、この馬は馬格もあって、今後ゆっくり強くなっていくのではとみる。

6番人気想定 ブラックホール:例年に比べると低レベルだった札幌2歳S勝ち馬。ゴールドシップ産駒のワンツーという結果で、今回は雨が降るなどスピード競馬要素が薄れてくれないと厳しいのではないだろうか。

7番人気想定 ブルーミングスカイ:角居厩舎のディープインパクト産駒だが末脚が甘く、1勝クラスでも2着、4着と勝ち切れていないように大駆けは期待薄。

8番人気想定 ゼノヴァース:藤沢和厩舎のディープインパクト産駒で人気はあるが3戦目でやっと未勝利を勝ち上がったように、実力はいまひとつ。

9番人気想定 ラグビーボーイ:低レベルな未勝利戦をようやく勝ち上がっただけで、全く通用しないだろう。

10番人気以下想定
ハギノエスペラントキズナ産駒らしく長くいい末脚を繰り出すが、4戦目でようやく未勝利を脱出したように、力が落ちる。

ディアマンミノル:新馬戦のみの1戦1勝馬だが、母母イソノルーブルで兄達もトラストワン5勝、モンストール3勝と走っており、潜在能力的にはそこそこやれるのかも。

ワスカランテソーロ:4戦目で低レベルな未勝利戦をようやく勝っただけで、母母マザートウショウはバカ速い馬だったが、この馬はそういう感じもなく、要らなそう。

パンサラッサ:ロードカナリア×モンジュー牝馬という配合で、スピード、スタミナ、瞬発力ともにどっちつかずな感じか。

ナリノモンターニュ:母母がアイリッシュダンスハーツクライの母でもある)で、血統的にはもっと伸びていく素材なのだろうが、まだ新馬戦で2着した後の未勝利勝ちのみで、特にインパクトある勝ち方ではなかった。成長待ちか。

ガロアクリークキンシャサノキセキ産駒にしては珍しく2000mの新馬戦を使ってきて快勝したが、まだここでは厳しそう。

ディアセオリー:7月の福島での新馬勝ちの後は札幌2歳S、葉牡丹賞と割と相手が強く結果こそ伴わなかったが、内容はそう悪くなく、じわじわ力をつけてきてはいるのでは。

クリノブレーヴ:種牡馬オーシャンブルー(父ステイゴールド)の初勝利をあげて父親孝行な馬だが、未勝利勝ちも楽勝でなく、まだここでは荷が重い。


<まとめ>
有力:コントレイルワーケア

ヒモに:オーソリティラインベック

穴で:ディアマンミノルディアセオリー

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2019年12月18日(水) 21:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 2019有馬記念
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はAA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月22日(日) 中山11R 第64回 有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

【登録頭数:19頭】(フルゲート:16頭)


【ファン投票上位馬】

アーモンドアイ<B>(中7週)
これまでのアーモンドアイなら熱発があった時点で大事を取って放牧に出して来年に備えるというイメージがあったが、今回は何か様子が違う。熱発と言っても普段どれぐらいの体温の差があるのかは関係者にしか分からないが1日休んですぐに乗り出している時点で大したことではないと言える。それよりも有馬記念にファン投票1位で出走させることができる喜びが国枝調教師からのコメントに表れているので、最初から香港Cではなく有馬記念を使いたかったのかもしれない。
<1週前追い切り>
南W併せ馬の内。力強い走りで好時計で先着。気になるところはやや重心が高めな感じに見えた点。

リスグラシュー<C>(中7週)
海外遠征帰りということで宝塚記念の前と同じような状況。調教内容もその時とほぼ同じ内容で、動きに関しては抜群に良い感じには見えない。ただ引退レースということで、ビッシリ仕上げてきてはいる感じあり。
<1週前追い切り>
坂路で併せ馬。一杯に追われて好時計で先着も、終いで体が起き気味で宝塚記念の1週前のように前に伸びる感じがなかった。

キセキ<C>(中10週)
海外遠征後のレースとなるが1ヶ月前の早い時期から時計を出し始めていて、乗り込み量はかなり多く勢いはある。昨年のジャパンカップ時のような調教の動きになってくれば理想的だが。
<2週前追い切り>
CW単走。首が上がり気味で終いの伸び脚が甘く、力強さがない。
<1週前追い切り>
CW単走。勢いよく直線に向いてくるが、ここでも重心が上がってしまうため前に伸びきれず。

サートゥルナーリア<AA>(中7週)
本馬も早い段階から有馬記念出走を表明して1ヶ月前からトレセンで調整されてきた馬。2週前の段階でかなり良い動きで、1週前にはこの秋初めての併せ馬。スミヨン騎手騎乗で折り合いもつき、1週前段階でほぼ仕上がっている感じに映り、状態だけならこれまでで一番。
<2週前追い切り>
CW単走。フラフラしたところはあるが、走りに勢いがあり力強い伸び脚。
<1週前追い切り>
CW3頭併せの内。スミヨン騎手騎乗で折り合いもついて、終い持ったまま楽に突き放す。

フィエールマン<D>(中10週)
凱旋門賞帰りのレース。もともと間隔を空けて使ってきている馬で1週前は強めに追われるが、今回はこの馬としては控えめな内容になっている。まだ疲れが少し残っているのかもしれない。
<2週前追い切り>
南W3頭併せの中。押さえたまま直線に向くと楽に先着。海外帰りを感じさせない動き。
<1週前追い切り>
南W併せ馬の内。今週も折り合い重視の控えめな追い切りで、併走相手の手応えと比べると物足りない走り。

ワールドプレミア<D>(中8週)
菊花賞時の調教ではかなり良い動きに見えたが、この中間は早めに乗り込んでいる割に2週前、1週前と動きはモタモタ。正直、物足りない動きだったし、うるさいところのある馬で関東への長距離輸送も初めてで、克服しなくてはならないところが多いとの印象。
<2週前追い切り>
CW併せの外。追われて最後何とか先着。動きに力強さはない。
<1週前追い切り>
CW3頭併せの内。ジョッキー騎乗で直線追われるも伸び脚イマイチで伸びきれず。

スワーヴリチャード<AA>(中3週)
この中間も坂路での調整。ジャパンカップから中3週となるが坂路での動きを見ると前走時よりも良いくらいで、叩き3戦目でさらに上積みがありそう。
<2週前追い切り>
坂路単走。レース後からそれほど間もないので軽めの調整も、気分よく軽快な走り。
<1週前追い切り>
坂路で併せ馬。まだ多少右にモタれる面を見せるが楽に併走相手を置き去りにして、動きは前走時以上。ジョッキーとの呼吸、折り合い面も抜群に良い。

レイデオロ<E>(中3週)
映像なし。前走後短期放牧に出て期限ギリギリにトレセンへ戻ってきた。これまでゆったりとした間隔で使われてきた馬で、1週前に速い時計を出せていない時点で状態が良いとは思えない。

アルアイン<B>(中4週)
この秋は2戦とも追い切りの動きが物足りなかったが、この中間1週前追い切りでは終いしっかりと伸びており、ここ2戦よりは動きが良かった。
<1週前追い切り>
坂路で併せ馬。終いしっかり伸びて先着。

シュヴァルグラン<D>(中3週)
昨年は◎にしたくらい1週前追い切りの動きが良かった馬。今年は、併走相手が違うので単純比較はできないとはいえ、走りに迫力がなく物足りない。
<2週前追い切り>
坂路単走。軽めの調整も力強さがない。
<1週前追い切り>
CW併せの内。有馬記念に出走するエタリオウと併せて突き放される。


【以下、賞金上位馬】

アエロリット<A>(中7週)
この秋2戦とも競馬場で馬を見たが、パドックではかなり良く見せて状態も良かったと思う。今回、中7週と間隔に余裕もあり、調教の動きからも好調子そのままといった感じ。
<2週前追い切り>
南W単走。控えめな内容も動きに力強さあり。
<1週前追い切り>
南W単走。折り合いもついてリラックスした走り。力強さもあって好調キープ。

クロコスミア<D>(中5週)
この馬も早めに参戦表明した馬だが、坂路で乗り込まれている割に時計は物足りない。
<1週前追い切り>
坂路単走。勢いよく駆け上がってきた割に終いは息切れした感じ。

スティッフェリオ<C>(中7週)
この中間も坂路での調整。時計的にはいつもとそれほど変わらないが、ガラッと良くなってきたという印象もない。
<1週前追い切り>
坂路で併せ馬。素軽い動きも力強さに欠ける走りでもうひと伸びほしい。

ヴェロックス<C>(中8週)
この中間は2週前、1週前と強めに追われて乗り込み量は豊富。走りを見ると首が高く、全身を使った走りではない点が気になる。
<2週前追い切り>
CW単走。ゆったりした走りも、首が上がるシーンを見せていてやや物足りない走り。
<1週前追い切り>
CW3頭併せの内。直線で追われると一気に突き放すが、首を使わない走りでやや硬さあり。

エタリオウ<B>(中3週)
この中間も疲れなしといった感触で、1週前追い切りの動きがかなり良く、変わり身がありそう。
<1週前追い切り>
CW併せの外。手応えに余裕があり前走時からの変り身が感じられる動き。


【以下、除外対象】

スカーレットカラー<D>(中5週)
映像なし。CWでは時計の出る馬だが、1週前追い切りでは終いの時計が掛かっており、ちょっと物足りない。

クレッシェンドラヴ<B>(中5週)
乗り込み豊富。2週前に強め、1週前に馬なりで先着と順調な調整内容。
<1週前追い切り>
南W併せの内。ゆったりとした走りで力強さがあり、前走のようなセカセカした感じがないのは良い。

ヴァイスブリッツ<B>(3ヶ月)
休み明けも坂路、南Wでかなり良い時計が出ていて仕上りは良さそう。
<1週前追い切り>
南W併せの外。楽な手応えで余裕の先着。時計も優秀で自己条件なら好勝負。



◇今回は有馬記念編でした。
JRAのCMに『夢の第11レース』という作品があります。



https://weekendmemories.jp/last1haron.html

過去の名馬たちが同じレースに出走していたら、どんなレースになっていたのだろうかという内容。
これを見て、思わず私は『アーモンドアイVSエネイブル』を思い描いてしまいました。走っている時代が違えば当然、対決することはなく想像するしかありませんが、同じ時代に走っているのに対決が実現しないというのは競馬ファンにとっては悲しいこと。結果が分からないからこそ夢が膨らむという見方もできますが、今考えられる最高の対決も来年ならまだ可能なので、ぜひヨーロッパと日本で観てみたいものです。この2頭が同じレースで走るようなことがあれば、世界中が注目する夢の対決となるでしょう。
そして、いよいよ今週末となった有馬記念。ご存知、ファン投票によって出走馬の順番が決まるレースです。投票用紙には『あなたが第64回有馬記念に出走させたいと思うJRA所属の現役競走馬(3歳以上)を1~10頭まで選んで投票して下さい』と書かれています。近年は2週前に行われる香港国際競走に向かう馬も多く、ファン投票上位馬(1位から10位のうち8頭が出走予定)がこれだけ揃うのは珍しいのではないかと思います。
日本の競馬は競馬ファンの馬券の売り上げで成り立っています。香港カップに出走する予定で有馬記念は回避予定だったアーモンドアイに10万9885票というたくさんの人たちが投票して1位獲得するほど、日本の競馬ファンはこの馬に有馬記念で走ってほしいと願っていたのです。
理由はどうであれ、アーモンドアイが出走することになって今年の有馬記念は多くの競馬ファンにとっての『夢の第11レース』となりそうです。そのアーモンドアイが期待に応えるのか、それとも他の馬が跳ね返すのか、いずれにせよどの馬が勝っても今年12.22の中山第11レースは記憶に残るレースとなりそうです。皆さんも競馬場、ウインズ、テレビなどいろんな場所で有馬記念を楽しんでください。

それでは次回ホープフルS編(予定)でお会いしましょう。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論はレース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2019年12月18日(水) 16:00 覆面ドクター・英
有馬記念・2019
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まずは先週の回顧から。久々の帯封ゲットに、ウマニティ予想では4895%と大爆発で、このコラムで「有力とした2頭」のワンツー+「穴で一番手グランレイ」が3着で、3連単9万馬券、3連複3.8万の高配当となりました。的中のポイントとしては、3強(オッズ的には1強扱いでしたが)の一角だった10着レッドベルジュールが、「いかにもマイルは忙しく、前走デイリー杯2歳Sで内を突く競馬で上手く行き過ぎていたので事実上は2強」、ハミを替えて未勝利戦ながら4馬身差の楽勝をしてきたグランレイが、「血統的にもルーラーシップ×ファルブラヴ×フジキセキとスケール負けしない配合であることから3着ならありか」、というあたりだったでしょうか(ちなみに、接戦で4着だった初芝の9番人気タガノビューティーも「兄弟は芝でも走る」ということで、当コラム穴での2番手推奨馬)。香港みたいに4連単がもしあったらすごかったなあ、とも思うのですが、まあ欲張り過ぎない方がいいですよね(実馬券では欲をかいて、本命◎タイセイビジョンからの馬券の資金配分をより高めて買っていた、なんてのはナイショということで(笑))

では、話を有馬記念に移して。今年は香港を回避したアーモンドアイの出走が一番のポイントでしょう。寄稿させてもらった「競馬の天才」特集記事の執筆時点ではアーモンドアイは香港遠征予定だったのですが、出走してくるということで俄然、当然有力。この馬の取捨が馬券的中の焦点となりそうです。深読みすると、体調だけでなく香港の政情不安定(香港競馬は時折中止もありました)も、他の海外馬同様に回避の一因になっていたという可能性はあるんじゃないでしょうか(繁殖にまわってからは、産駒が出来の善し悪しに関わらず毎年1億円くらいにはなりそうですし)。余談ですが、香港のほうは"覆面禁止法”があるので今のキャラは良くないのかもしれません。当たると随分饒舌だなあ、と言われそうなので、本題に。


<全頭診断>
1番人気想定 アーモンドアイ:この馬にとっての中山2500mは、デビュー以来、安田記念ほどではないがあまり向かない条件だと思う。思うが、正直体調に関しては回避時点からあまり問題ないんじゃないかと思っているし、前走を見ても「最も強い馬に、最内を通ってください」という忖度競馬で、敢えて厳しくマークしてくる騎手というのもいないだろう(外から蓋程度ならまだしも、前をカットしたりぶつけたりしてしまうと人気度合いからしばらくネット上で叩かれそう)し......。

2番人気想定 リスグラシュー:私自身とは非常に相性の悪い馬で、これで引退してくれると思うと正直ほっと胸をなでおろしている(笑) 若いうちは、末脚にはいいものあるが、不器用でやや人気先行くらいに思っていたのだが、ハーツクライ産駒らしい成長力で本当に強くなってしまい、牡馬相手でも国内でも海外でもG1を勝つ馬となってしまった。春のグランプリ馬であり普通は本命視される立場でもあるのだろうが、歴史的名牝レベルとなってしまった今は、海外帰りでそう厳しく仕上げる必要もないのでは?とみたい(「恥ずかしくない」程度のそこそこ好走でOKではないだろうか。さすがに、タイキシャトルのように、春より結局20kg増えちゃいましたというデブデブで出てはこないだろうが)。

3番人気想定 サートゥルナーリア:ホープフルSと皐月賞のG1・2勝の中山巧者の可能性も高い一頭だが、ダービーで4着、秋の天皇賞ではアーモンドアイを負かしに行って6着と敗れ、そんなに強くないのかなあと評価を下げつつある。確かに牡馬はそう強くない世代で、成長力の問題か気性の問題か、緊張が途切れると極端に走らなくなる傾向のこの一族のせいか。

4番人気想定 ワールドプレミア:故障もあり大成しなかったワールドエースの下だけあり、能力は確かだが気性的に幼く、活躍は来年かなあと思っていた馬だが菊花賞武豊騎手の神騎乗で勝ってしまった。ただ中山だとあれは難しく、やはり本格的な活躍は来年と思われる。うまく立ち回って、そこそこ上位進出も可能かといった位置づけ。

5番人気想定 フィエールマン凱旋門賞は12着と惨敗したが、正直全然向かない条件なのによく連れていくなあ、と思って見ていた(母がフランス馬とかの問題でなく、父ディープインパクトらしい高速馬場の申し子のような馬で、凱旋門賞と適性が真逆)。その前は差しにくいコースの札幌記念と、2戦ともに使い分けの影響もあるのか適性外条件での敗戦で評価を落としており、正直秋の天皇賞とJCを使うのが良かったと思っている1頭。勝ってしまった春の天皇賞よりは、中山2500mのここはこの馬にとってはまだ乗りやすいか。海外遠征使れというのもさほど無さそうで、凱旋門賞惨敗で萎んだとかいろいろ聞こえてくるが、先述の通りあれは完全ノーカウントでいいのでは。AJCCを今年初戦で使ったのもいくら使い分けとはいえ、毎度差しにくい不向きな正直センスの無いレース選択なのだが、最後に有馬記念で頑張って「(あそこで経験してたことや、不運な使われ方や諸々あったけど)良かったね~」という一年になるのでは。

6番人気想定 スワーヴリチャード:やんちゃさが無くなり正直もう終わったかと思っていたが、JCでは得意の左回りだけあって久々の勝利。ただ中山はここまで悲惨な成績(避けて通ってきたが3回とも馬券外)で、前走JCの影響でそこそこ人気を背負いそうなここは要らないか(ただ、またマーフィー騎手が乗ってくると、右回りだろうが急坂だろうか直線が短かろうが乗りこなしてしまうのかも)。

7番人気想定 キセキ:勢いのあった昨年でもこのレースで2番人気で5着だった。菊花賞を勝ってしまったが、本質的にステイヤーではなく中距離のスピードレースくらいのほうがいいタイプなのだろう。前に行けるだけにそこそこやれそうでもあるが、調教を見ると海外遠征の疲れもあるかといった具合。週末の雨予報は、昔から「雨のキングマンボ」という格言(?)があるように父父父キングマンボがプラスに働くかもだが。

8番人気想定 ヴェロックス皐月賞2着、ダービー3着で、ライバルの抜けた菊花賞で1番人気3着と、人気を裏切り株を下げた。ただ当コラムでも3冠のうちで最も向かないと人気ほど評価していなかった距離が長すぎる菊花賞敗戦はノーカウントで良いし、ここは巻き返す絶好の舞台だろう(年明け初戦に選びそうな2200mのAJCCなどは更にピッタリな印象だが)。

9番人気想定 レイデオロ:昨年の有馬記念2着までは非常に強かったが、今年は1番人気3回と2番人気1回ながら、6着、5着、4着、11着とボロボロの結果。気持ちが切れてしまっていそうで、正直この秋の2戦は余分で、価値を下げてしまった感じ。キングカメハメハの後継で母系もディープインパクトの母とも近く、種牡馬入りしたらサンデー牝馬にもたくさんつけられるしまた快進撃が続いていくだろう。

10番人気以下想定
アエロリットリスグラシュー同様、これまた私自身とは非常に相性の悪い馬で(牡馬混合戦での強豪牝馬の扱いがやはり昔と違って互角に近くなってきていて、難しい時代になった)、終わったかと思わせつつしぶとく東京なら走り続ける。ダートで厳しいペースで逃げて好成績おさめたテイエムジンソクの近親だけに、厳しいペースで粘るのは得意なのだろう。ただ、中山のこの距離はちょっと違うのでは。

エタリオウ:「最強の1勝馬」などと言われていたが、シルバーコレクターと呼ばれていた父ステイゴールドからみるとスケール感がかなり小さい(ステイゴールド自身が負けていた当時は非常に強敵の多い時代で、サイレンススズカエルコンドルパサーグラスワンダースペシャルウィークテイエムオペラオーアグネスデジタルジャングルポケットなど、かなりの一流馬ばかり)。馬体重の増減が激しかったり、深いブリンカーに替えてみたりと、気力・体力ともに安定せずで、ここも期待薄。

シュヴァルグラン:引退を延ばして現役続行してきたが、なぜか向くであろうオーストラリアの長距離レースを使わず、ドバイやイギリスに行ったり、もうスピード的に厳しいJCを今年は使ってみたり(香港の2400mならまだやれたはず)と、チグハグ続きの一年だった。昨年3着だったこのレースも、今年はボウマン騎手でもないし厳しいのでは。

クロコスミア:3年連続今年もエリザベス女王杯2着と、6歳秋でもまだまだ元気なところをアピールしたが、前走は絶妙ペース逃げでの藤岡佑騎手のかなりの好騎乗でのものであり、再度神騎乗というのは難しいだろう。

アルアイン:中山の中距離は得意だが常に善戦するタイプが崩れだすと脆い。この2戦が14着と16着というように気持ちが途切れた中で、いつもよりかなり長い2500mは、距離通り長く感じるのでは。

スカーレットカラー:府中牝馬S勝ちで期待したエリザベス女王杯は7着と快進撃は止まった。手ごたえの割に全然伸びなかったようでマイル前後が良さそう。初の2500mは適性が高くなさそう。

スティッフェリオオールカマー勝ちもあり、中山適性自体は高そうだが、アエロリットキセキのいるここは楽逃げ不可で、好走は難しそう。

クレッシェンドラヴ福島記念勝ちのあるステイゴールド産駒で、これまで福島での好走が多く、似た感じのある中山競馬場の適性自体はありそうなのだが、G3をやっと勝っただけに実力的にまだ足りないか。

ヴァイスブリッツ:1勝クラス辛勝直後で、実力が足りない。


<まとめ>
有力:アーモンドアイフィエールマン

ヒモに:ヴェロックスキセキワールドプレミア

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2019年11月8日(金) 14:00 TARO
ダートの差し競馬は”非日常”/波乱含みのエリザベス女王杯展望
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G1はひと休みの先週末となったが、東西で合計4つの重賞が行われた。その中でもっとも印象深かったのは、チャンピオンズCの前哨戦、みやこステークスだ。

戦前から人気のインティスマハマを含め逃げ先行馬が揃っている印象を受けていたが、レースは想像を超える息の入らない流れとなった。

結果的に59キロを背負い大外枠から掛かり気味に前に行ったインティは、早々に手応えを失い失速。落馬したメイショウウタゲを除けば、最下位という結果に。

逃げ争いに加わったリアンヴェリテも13着、内からハナを譲らずに逃げたスマハマも9着がやっとで、勝ったのは道中後方からマクったヴェンジェンス、2着には最後方近い位置から追い込んだキングズガード、3着にも後方からマクったウェスタールンドが入り、3連複は6万円台、3連単は47万円台の大波乱となった。

実は今年に入ってJRAのダート中距離重賞は、みやこS同様に流れが厳しくなり差しが届くケースが多い。サトノティターンが差し切った3月のマーチS、チュウワウィザード以下後方待機組が上位を独占した平安S、モズアトラクションが制したエルムSも、ローカルダート1700m重賞にしては珍しい差し追い込み馬の決着だった。

基本的にダート戦は前に行く馬が強いのが普通で、先行馬が人気を集めることが多く差し馬が上位を占めるケースはあまりない。その証拠に、前述した3レースは、今回のみやこS同様に3連単は10万を余裕で超える波乱の結果となっている。

いわば、ダートの差し追い込み決着は”非日常”。なかなか見られるものではないが、上手くハマれば大きな馬券を手にできる可能性がある。これから冬場を迎えるとタフなダートのレースも増えて来るので、みやこSのような差し追い込み馬が台頭する波乱のパターンは頭に入れておきたい。

クリソベリルが無敗で挑む本番のチャンピオンズCはどのようなレースになるだろうか。


〜波乱含みのエリザベス女王杯展望

さて、今週末はエリザベス女王杯が行われる。

最強牝馬アーモンドアイの不在は仕方ないとしても、昨年の覇者リスグラシューは海外遠征中、ディアドラも同様に海外、さらに秋華賞2着のカレンブーケドールジャパンカップ路線、ヴィクトリアマイルの覇者ノームコアもコチラには回って来ず、クイーンSの覇者ミッキーチャームは戦線離脱と、主力級の馬たちが数多く抜けて少々手薄なメンバー構成となりそうだ。

その中で恐らく人気を集めるのはオークス以来となるラヴズオンリーユー秋華賞を制して勢いに乗るクロノジェネシス、スミヨンを配してきた実績馬ラッキーライラックの3頭だろうか。そして、府中牝馬Sの覇者スカーレットカラー、2連連続2着のクロコスミアなどが続く形。いずれにしても今年は上位6〜7頭までチャンスがある混戦模様の一戦だろう。実質的に上位人気勢は押し出されている感もあるだけに、波乱の可能性もありそうだ。

現時点での注目馬は、マーフィー騎手が騎乗するウラヌスチャーム。今年に入ってからオープン入りし重賞は4戦し2着が最高成績となっているが、ルーラーシップ産駒らしいスタミナ豊富なタイプで、京都の長丁場は合いそうだ。前回の来日時は随所のその腕を見せてくれた鞍上込みで期待してみたい。

もう一頭挙げるなら、2年連続2着のクロコスミア。今年も札幌記念では強敵相手に見せ場を作っており、昨年と似たような臨戦で無事に出走できるのは大きい。戸崎騎手が月曜日のアクシデントで乗れないのは痛いが、藤岡祐騎手ならば脚を余さずに持ち味を引き出してくれるだろう。

もう10年前になるが、2009年にはクィーンスプマンテテイエムプリキュアの前残りで大波乱が起こったこともあるレース。今年はラヴズオンリーユーが久々、クロノジェネシスは掛かるタイプで距離延長に不安があり、ラッキーライラックも3歳前半までの勢いは影を潜めている。上位人気勢に不安要素が多く、久々に荒れる予感がする。

エリザベス女王杯の結論は、『TAROの競馬』にて無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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リスグラシューの口コミ


口コミ一覧

本日の見所(府中牝馬S)

 山崎エリカ 2020年10月17日() 11:47

閲覧 307ビュー コメント 0 ナイス 11

2020年 府中牝馬S
_________

府中牝馬Sは、エリザベス女王杯の前哨戦。かつては本番にあまり繋がらないレースでしたが、2011年にG2に昇格してから、出走メンバーがレベルアップ。2012年のレインボーダリア(1着)、2016年のクイーンズリング(1着)、シングウィズジョイ(2着)、2017年のクロコスミア(2着)、2018年のリスグラシュー(1着)、クロコスミア(2着)、2019年ラッキーライラック(1着)、クロコスミア(2着)の8頭がこのレースをステップに、本番で連対しています。

しかし、2011年以降の府中牝馬Sで連対して、本番でも連対した馬は、2016年のクイーンズリング、2017年のクロコスミア、2018年のリスグラシューの3頭のみ。つまり、残りの5頭がこのレースで3着以下だった馬が本番で通用しているのです。これは府中牝馬Sがいかに叩き台かを示しているでしょう。

それだけに基本的に本番が大目標の馬を、前哨戦で本命にするのは好ましくありません。しかし、前哨戦ではけっして能力で見劣る馬が連対しているわけでもなく、2011年の以降の全ての出走馬は、GⅡ以上勝ちの実績があるか、同年7月以降のレースを順調に使わているかの条件を満たしていました。

特に稍重で行われた2015年、2019年は、同年7月以降のレースを使われていた馬が上位入線しています。2015年は1番人気の実績馬スマートレイアーが2着と善戦した一方、同年8月のレースに出走していた11番人気のノボリディアーナが優勝しました。このように時計が掛かる馬場になるほど、前走からレース間隔が詰まった馬が活躍します。そう考えると雨が降り続いている今年は…もう、おおよその結論が出ましたね(o^^o)♪。


★★★★★★★★★★
Twitterもよろしく!
@_yamazaki_erika
★★★★★★★★★★

 ちびざる 2020年6月30日(火) 23:22
【雑感】サートゥルナーリアの今後のローテーションについて...
閲覧 541ビュー コメント 6 ナイス 57

先週の日曜のメインから宝塚記念を回顧。
勝ったのは、クロノジェネシスでした。
五分のスタートも外枠ということもあり中団からの競馬。
道中も中団を追走。
3コーナー過ぎてから外からポジションを上げて行きました。
一瞬、掛かっているかと思ってしまうほどで、騎手が持っていかれる程の手ごたえでした。
直線では、1頭だけ次元の違う競馬でした。
終わってみれば、6馬身差の圧勝でした。
この重馬場をものともしないレースぶりは圧巻でしたね。
このレースを機にさらに飛躍が期待されると思います。
昨年のリスグラシューと同じようにどんどん強くなっていくのか注目ですね。
今後は海外のレースも視野に入っているようでますますリスグラシューとダブる感じになりそうですね。


さて、今日の本題に入りたいと思います。今回は、その宝塚記念で1番人気で4着に負けたサートゥルナーリアについて。
レースは、五分のスタートも行き脚がつかず、中団のインに閉じ込められる形で追走。
3コーナー過ぎから外に出して進出をするもいつものうなるような感じの上がり方ではなかったですね。
直線では一旦、下がってしまいながらもジリジリ脚を伸ばして4着でした。
ルメール騎手の騎乗に関しては、昨年のレイデオロも同じようなポジションでインにいて
負けたように思います。ルメール騎手としては珍しく同じ轍を踏んだように思いました。
あと、レース前に角居調教師が、「体型がロードカナロアに近づいている」みたいなことを言っていました。
何を意味しているのかと思いましたが、距離に若干の不安を言っていたのかもしれませんね。
これまでは、完成度の高さで何とか距離をこなしていたということなのかもしれないですね。
となると秋以降のローテーションは気になりますね。
調教師のコメントからマイル路線に行くのでしょうか。
気になるところですね。


最後に、ラジオNIKKEI賞について。現時点での私の注目馬は、ルリアンですね。
前走の1勝クラスは1着でした。
その前走は2番手から抜け出す強い内容でした。
この馬は元POG馬ということもあり贔屓目に見ているかもしれませんが・・・。(^^;
新馬戦でマイラプソディの2着後、骨折休養を経てからの連勝で
ここに出走してきました。
(個人的には新馬戦でマイラプソディに潰されたと勝手に思っていましたが良く復活できたと思っています。)
前走の後、ダービートライアルも使えそうでしたが、骨折経験もあって
無理せず、ダービートライアルをパスしてここに照準を合わせてきました。
(骨折休養中、調教師はまだダービーを諦めていないって言っていましたが・・・。(^^;)
今回はメンバー的にも抜けた存在はいないのでチャンスはあると思います。
秋に飛躍するためにも勝ってほしいですね。

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 ユウキ先生 2020年6月28日() 21:38
☆クロノジェネシスはリスグラシューになれるのか!☆
閲覧 221ビュー コメント 0 ナイス 12

今日の宝塚記念♪

クロノジェネシスが2着のキセキに6馬身差をつけて勝ちました☆

さらに3着馬には5馬身!

キセキがいなかったら………11馬身差?

昨年も牝馬のリスグラシューが2着に3馬身差をつけた事を考えるともしかして有馬記念もこの馬が(o^^o)

まだまだ先の話ですが◎候補に一番近い存在です☆

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コメント一覧
1:
  メルモちゃん   フォロワー:15人 2019年12月18日(水) 04:17:58
牧場時代からずっと追いかけて愛したリスグラシュー。
華奢な馬体でどんな条件、環境でも期待に違わず、力一杯走る姿が大好きでした^^
やっと信じていた成長と能力が開花したと思ったらラストランになるなんて寂しいです。
でも悔しい思いをお互いに一杯したけど、逞しく女傑なんて呼ばれるまでになりましたね・・・
さあラストラン!まずは無事に走り終えて華麗に引退を飾ろう。
あなたは必ず力通りの走りを見せるだろうから年度代表馬として歴史に名を残して引退だね^^
本当にご苦労さまでした。今までありがとう^^

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2019年12月22日有馬記念 G11着
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2019年12月22日 有馬記念 G1 1着
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