エタリオウ(競走馬)

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写真一覧
抹消  青鹿毛 2015年2月13日生
調教師友道康夫(栗東)
馬主株式会社 Gリビエール・レーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績17戦[1-7-0-9]
総賞金20,448万円
収得賞金6,350万円
英字表記Etario
血統 ステイゴールド
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ゴールデンサッシュ
ホットチャチャ
血統 ][ 産駒 ]
Cactus Ridge
Reduced Sentence
兄弟 ペレアドマイヤチャチャ
前走 2020/05/03 天皇賞(春) G1
次走予定

エタリオウの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
20/05/03 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 142217.0610** 牡5 58.0 川田将雅友道康夫B 474
(+8)
3.17.9 1.435.5⑨⑨⑪⑩フィエールマン
20/03/28 中山 11 日経賞 G2 芝2500 14585.236** 牡5 56.0 岩田康誠友道康夫B 466
(+4)
2.33.5 0.636.6⑤⑤⑤ミッキースワロー
19/12/22 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 162385.01010** 牡4 57.0 横山典弘友道康夫B 462
(0)
2.32.4 1.937.2⑤⑤⑤④リスグラシュー
19/11/24 東京 11 ジャパンC G1 芝2400 1571323.897** 牡4 57.0 横山典弘友道康夫B 462
(-16)
2.26.9 1.037.7④④スワーヴリチャード
19/10/06 京都 11 京都大賞典 G2 芝2400 17245.325** 牡4 56.0 横山典弘友道康夫B 478
(+4)
2.24.1 0.634.8⑮⑮⑯⑯ドレッドノータス
19/06/23 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 12337.849** 牡4 58.0 横山典弘友道康夫B 474
(+2)
2.12.6 1.836.4⑩⑩⑧⑧リスグラシュー
19/04/28 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 13223.324** 牡4 58.0 M.デムー友道康夫B 472
(+6)
3.16.0 1.035.2⑬⑬⑨⑤フィエールマン
19/03/23 中山 11 日経賞 G2 芝2500 12672.112** 牡4 55.0 M.デムー友道康夫B 466
(-6)
2.34.4 0.235.6⑥⑤メイショウテッコン
18/10/21 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 18593.622** 牡3 57.0 M.デムー友道康夫B 472
(+4)
3.06.1 0.033.9⑩⑨⑧⑥フィエールマン
18/09/23 阪神 11 神戸新聞杯 G2 芝2400 10224.632** 牡3 56.0 M.デムー友道康夫B 468
(+14)
2.25.7 0.133.9⑩⑩⑩⑨ワグネリアン
18/05/27 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 1871499.1134** 牡3 57.0 H.ボウマ友道康夫B 454
(+4)
2.23.8 0.233.5⑰⑭⑬⑮ワグネリアン
18/04/28 東京 11 青葉賞 G2 芝2400 1871519.672** 牡3 56.0 石橋脩友道康夫B 450
(-6)
2.24.7 0.334.6⑤⑥⑦④ゴーフォザサミット
18/03/10 阪神 9 ゆきやなぎ賞 500万下 芝2400 108103.222** 牡3 56.0 和田竜二友道康夫B 456
(-10)
2.27.1 0.134.5⑥⑥⑥サトノワルキューレ
18/01/27 京都 9 梅花賞 500万下 芝2400 9773.632** 牡3 56.0 和田竜二友道康夫 466
(-2)
2.28.9 0.034.4⑧⑧⑦⑧メイショウテッコン
17/12/28 阪神 6 2歳500万下 芝2000 9776.532** 牡2 55.0 和田竜二友道康夫B 468
(+2)
2.03.1 0.135.1シャルドネゴールド
17/10/14 京都 3 2歳未勝利 芝2000 103311.241** 牡2 55.0 和田竜二友道康夫B 466
(-6)
2.01.2 -0.134.3⑩⑩⑩ムーンレイカー
17/09/24 阪神 5 2歳新馬 芝2000 8779.244** 牡2 54.0 福永祐一友道康夫 472
(--)
2.03.4 0.633.8⑦⑦⑧⑥ドンアルゴス

エタリオウの関連ニュース

 クイーンSが2日、札幌競馬場で14頭によって争われ、吉田隼騎乗で11番人気のレッドアネモスが、中団追走から馬群を割って突き抜けて、重賞初制覇を飾った。吉田隼騎手はアドマイヤジャスタ函館記念に続いて、北海道シリーズで重賞2連勝。2着は4番人気のビーチサンバが入り、友道厩舎のワンツー。1番人気のスカーレットカラーは3着だった。

 ◇

 強風を切り裂いて、緑一面のターフを鮮やかに突き抜けた。11番人気のレッドアネモスが、馬群の間から鋭く抜け出し重賞初制覇。15番人気のアドマイヤジャスタで制した函館記念に続き、初騎乗の伏兵馬で北海道シリーズ重賞2連勝を飾った吉田隼騎手が、喜びをかみしめる。

 「うれしいです。札幌で重賞を勝ったことがなかったので、いい結果を出したいと思っていました。能力のある馬ですし、結果を出せてホッとしています」

 最内枠から好スタートを決めて、前半1000メートル58秒2の淀みない流れを中団のインでリズム良く進む。手応え良く直線に向くと、わずかに開いたスペースを突いて力強い末脚で抜け出した。「敏感なところがあって馬混みを少し気にするようですが、狭いところをこじ開けてくれました」と鞍上はパートナーをたたえた。

 2着ビーチサンバとワンツーを決めた友道調教師は、「何もかもうまくいきました。こういう洋芝も合いますね」と笑みを浮かべる。アネモスはデビューから芝を使われ今回が8度目の重賞挑戦だったが、きょうだいにダートでの活躍馬が多く、門別の交流GIII・ブリーダーズゴールドC(13日、ダ2000メートル)にも登録。ダートへの転向を模索していただけに、うれしい誤算だろう。

 あす4日に放牧に出る予定。次走は未定だが、「芝路線で行きたいですね。賞金を加算できてよかった。ここ2、3走はちぐはぐな競馬が続いていた。もともと能力はある馬なので」と、トレーナーはうっぷんを晴らす快勝劇に手応えを感じ取る。

 夏の札幌で素質を開花させたレッドアネモスが、実りの秋に向けて確かな一歩を刻んだ。(斉藤弘樹)

レッドアネモス 父ヴィクトワールピサ、母マチカネハヤテ、母の父サクラバクシンオー。鹿毛の牝4歳。栗東・友道康夫厩舎所属。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。馬主は(株)東京ホースレーシング。戦績13戦4勝。獲得賞金7999万4000円。重賞は初勝利。クイーンS友道康夫調教師、吉田隼人騎手ともに初勝利。馬名は「冠名+風(ギリシャ語)。母名より連想」。

★同一厩舎の重賞ワンツー…同一厩舎のJRA重賞の1、2着独占は、2018年神戸新聞杯(1着ワグネリアン、2着エタリオウ)で友道厩舎が達成して以来。

ヴィクトワールピサ産駒…本レースは、今年の出走馬3頭を含む、延べ5頭の出走で初勝利。これまでの最高着順は昨年のスカーレットカラーの2着。JRA重賞は通算6勝目。

★2日札幌11R「クイーンS」の着順&払戻金はこちら

【天皇賞・春】レースを終えて…関係者談話 2020年5月4日(月) 04:57

 ◆浜中騎手(ユーキャンスマイル4着)「デキはよく、返し馬も良かった。乗りやすかったし、すぐにポケットに入れて運べましたが、残念でした」

 ◆藤岡康騎手(トーセンカンビーナ5着)「エンジンのかかりが遅いので3コーナーからふかそうと思いましたが、前の馬も動いていったので離されてしまいました。最後はよく伸びているのですが…」

 ◆武豊騎手(キセキ6着)「スタートはうまくいったけど、1周目の直線でスイッチが入ったのがもったいなかった。2、3番手で収まっていれば、と思う」

 ◆池添騎手(モズベッロ7着)「我慢してくれと思いましたが、ハミをかみました。体は成長していますし、力をつけていますが、微妙に距離が長かったかも」

 ◆幸騎手(メイショウテンゲン8着)「3、4コーナーをうまく回り切れず、離されました。初騎乗なのでわからないところもありましたが、もう少し走れる馬だと思います」

 ◆松若騎手(ダンビュライト9着)「ゲートも出て自分のリズムでいけました。1周目のスタンド前でキセキが来たときもリラックスできていましたが、最後はきつくなりました」

 ◆川田騎手(エタリオウ10着)「今できる精いっぱいの走りをしてくれたと思います」

 ◆岩田望騎手(メロディーレーン11着)「もう少しポジションを取りたかったけど、枠的にも後ろからになりました。馬場が軟らかくゴーサインを出したときに滑るような感じでした」

 ◆木幡巧騎手(ミライヘノツバサ12着)「スタートしてから少しかみました。その後はスムーズでしたが、3コーナーから手応えが怪しくなりました」

 ◆和田騎手(ハッピーグリン13着)「頑張っているが、距離が長かった。せめて内枠だったら」

 ◆M・デムーロ騎手(シルヴァンシャー14着)「いい感じだったが、ペースが上がったところで久々のぶん、息が上がった」

★3日京都11R「天皇賞・春」の着順&払戻金はこちら

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【有名人の予想に乗ろう!】天皇賞(春)2020 カンニング竹山さん、ジャンポケ・斉藤さんほか多数!競馬大好き芸能人・著名人がガチ予想! 2020年5月3日() 05:30


※当欄では天皇賞(春)について、競馬好きとして知られる芸能人、著名人の皆さんの予想を紹介していきます。迷ったときは彼らの予想に乗るのも手。参考になさってください。



【カンニング竹山】
◎⑨ミライヘノツバサ
単勝

3連単1着軸流し
⑨→①②③④⑤⑦⑧⑪⑫⑭

【斉藤慎二(ジャングル ポケット)】
◎⑨ミライヘノツバサ
複勝


【田中将大(マー君・NYヤンキース)】
◎⑭フィエールマン
○②エタリオウ
▲⑤ミッキースワロー
△⑥スティッフェリオ
△⑪メイショウテンゲン

【DAIGO】
◎⑭フィエールマン
ワイド
⑦-⑭
②-⑭
②-⑦

【田中裕二(爆笑問題)】
◎④ダンビュライト
○⑦ユーキャンスマイル
▲⑧キセキ
△⑭フィエールマン
△⑤ミッキースワロー
△②エタリオウ
△③トーセンカンビーナ
馬連1頭軸流し・3連単1頭軸流しマルチ
④→②③⑤⑦⑧⑭

【木梨ノリゾー(木梨憲武)】
◎③トーセンカンビーナ
○⑦ユーキャンスマイル
▲⑧キセキ
☆⑭フィエールマン
△①モズベッロ
△④ダンビュライト
△⑨ミライヘノツバサ
3連単フォーメーション
③→①④⑦⑧⑨⑭→①④⑦⑧⑨⑭
3連単ボックス
③⑦⑧⑭

【杉本清】
◎⑭フィエールマン
○⑦ユーキャンスマイル
▲③トーセンカンビーナ
☆⑤ミッキースワロー
△①モズベッロ
△②エタリオウ
△⑧キセキ
△⑪メイショウテンゲン

【ゴルゴ松本(TIM)】
◎⑤ミッキースワロー

【松田丈志(オリンピック競泳メダリスト)】
◎⑭フィエールマン

【林修】
注目馬
メイショウテンゲン

【大久保洋吉(元JRA調教師)】
◎⑦ユーキャンスマイル
○⑭フィエールマン
▲⑤ミッキースワロー
△③トーセンカンビーナ
△⑧キセキ
△⑪メイショウテンゲン

【増沢末夫(元JRA調教師)】
◎⑭フィエールマン

【中村均(元JRA調教師)】
◎⑭フィエールマン

【細江純子(元JRA騎手)】
◎⑭フィエールマン

【谷中公一(元JRA調教助手)】
◎⑭フィエールマン

【東信二(元JRA騎手)】
◎⑭フィエールマン

【吉沢宗一(元JRA騎手)】
◎⑭フィエールマン

【橋本マナミ】
◎⑭フィエールマン

【横山ルリカ】
◎④ダンビュライト

【田中道子】
◎⑭フィエールマン
3連単フォーメーション
②⑭→①②⑦⑧⑩⑭→①②⑤⑦⑧⑩⑭

【神部美咲】
◎⑦ユーキャンスマイル
馬単1着軸流し
⑦→⑧⑭

【稲富菜穂】
◎⑧キセキ
○⑦ユーキャンスマイル
▲⑪メイショウテンゲン
△④ダンビュライト
△⑤ミッキースワロー
△①モズベッロ
△③トーセンカンビーナ

【小木茂光】
注目馬
メイショウテンゲン
フィエールマン
シルヴァンシャー
3連単フォーメーション
⑪⑫⑭→①②③⑤⑦⑧⑪⑫⑭→⑪⑫⑭

【キャプテン渡辺】
◎④ダンビュライト
単勝

ワイド・馬連
④-①モズベッロ

【安田和博(デンジャラス)】
◎⑭フィエールマン

【じゃい(インスタントジョンソン)】
◎③トーセンカンビーナ
○⑭フィエールマン
▲⑤ミッキースワロー
☆④ダンビュライト
△①モズベッロ
△②エタリオウ
△⑧キセキ

【ビタミンS お兄ちゃん】
◎⑦ユーキャンスマイル
3連単フォーメーション
⑦⑭→⑦⑭→①③④⑤
⑦⑭→①③④⑤→⑦⑭
⑦→①④⑭→①②③④⑤⑥⑧⑭
⑦→①②③④⑤⑥⑧⑭→①④⑭
①③④⑤⑧⑭→⑦→①②③④⑤⑥⑧⑭
①③④⑤⑧⑭→①②③④⑤⑥⑧⑭→⑦

【ギャロップ林】
◎③トーセンカンビーナ
馬連1頭軸流し
③-①⑦⑧

【こいで(シャンプーハット)】
◎⑤ミッキースワロー
3連単フォーメーション
⑤→⑦⑪⑭→①②③⑥⑦⑧⑪⑫⑭

【てつじ(シャンプーハット)】
◎④ダンビュライト
3連単2頭軸流しマルチ
④→③→①②⑤⑥⑦⑧⑪⑭
④→⑭→①②③⑤⑥⑦⑧⑪

【浅越ゴエ】
◎⑭フィエールマン
3連単2頭軸流しマルチ
⑭→①→②③⑤⑦⑫
⑭→③→①②⑤⑦⑫
⑭→⑦→①②③⑤⑫

【盛山晋太郎(見取り図)】
◎⑧キセキ
3連複フォーメーション
⑧-①②③⑥⑪-①②③④⑤⑥⑦⑨⑩⑪⑫⑬⑭

【リリー(見取り図)】
◎①モズベッロ
3連複1頭軸流し
①-②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭

【浜田順平(カベポスター)】
◎⑭フィエールマン

【堀川絵美】
◎⑦ユーキャンスマイル

【清水けんじ(吉本新喜劇)】
◎⑥スティッフェリオ

【船山陽司】
◎①モズベッロ

【上村彩子】
◎⑧キセキ

【鈴木麻優(元岩手競馬騎手)】
◎⑦ユーキャンスマイル

【大島麻衣】
◎⑦ユーキャンスマイル

【熊崎晴香(SKE48)】
◎⑭フィエールマン
○③トーセンカンビーナ
▲⑧キセキ
△⑦ユーキャンスマイル
△①モズベッロ
△⑥スティッフェリオ

【皆藤愛子】
◎⑩メロディーレーン

【高田秋】
◎①モズベッロ

【守永真彩】
◎⑭フィエールマン
3連複フォーメーション
⑭-③⑦⑧-①③⑦⑧⑪

【天童なこ】
◎③トーセンカンビーナ
○⑭フィエールマン
▲⑤ミッキースワロー
☆⑪メイショウテンゲン
△②エタリオウ
△④ダンビュライト
△⑥スティッフェリオ
△⑦ユーキャンスマイル
△⑧キセキ

【目黒貴子】
◎⑭フィエールマン



ウマニティ重賞攻略チーム

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【天皇賞・春】最新ナマ情報 2020年5月3日() 04:54

◆自然体で挑む!!〔1〕モズベッロ

 力強い脚取りで坂路を4ハロン63秒3で駆け上がった。森田調教師は「調子の波がないし、変わりなく順調。体も柔らかいし、不安なところはない。どこの競馬場でもしっかり走ってくれる」と自然体だ。



◆入念に態勢万全〔2〕エタリオウ

 角馬場で入念に体を動かした。「体もパンとしていて、非常にいい感じです。(馬体重の事前発表は)プラス20キロでしたが、京都への輸送でも10キロくらい減る馬で、それを計算しての仕上げです」と大江助手。



◆馬体にメリハリ〔3〕トーセンカンビーナ

 阪神大賞典2着馬は坂路で4ハロン60秒6をマーク。重心がブレることなく、真っすぐ駆け上がった。「1週前にジョッキーが乗ってから動きが良くなった。馬体にメリハリがあるし、体重もいつもくらいになりそう」と山本助手。



◆当日の気配注視〔4〕ダンビュライト

 去勢後、初の実戦となる6歳馬は、坂路で4ハロン59秒7-14秒3をマーク。「追い切った後も変わった様子はなく順調。(去勢後は)調教では特に問題ありませんが、レース当日の競馬場で馬場に入ってテンションがどれだけ上がるか」と生野助手。



◆早めの競馬理想〔5〕ミッキースワロー

 金曜に輸送して、土曜は厩舎周りや装鞍所などを乗り運動と引き運動。「いい体つきになっています。最近は安定しているけど、悪い状態のときに使っていないからね。道中は枠なりに回ってきて、3コーナーから動いていければ」と菊沢調教師は青写真を描いていた。



◆調子上向き軽快〔6〕スティッフェリオ

 角馬場で体をほぐし、CWコースをキビキビと周回した。生野助手は「前走の疲れをしっかり取って、調子が上がってきました。いい馬場でやれるに越したことはありませんね」と話した。



◆気持ち立て直す〔8〕キセキ

 Bコースを1周し、小気味いい脚取りで坂路を駆け上がった。「あえて気持ちが入りやすい馬場に入れて、極力落ち着いて走れるようにとのテーマで回数を重ねてきました。いい状態で出せると思います」と清山助手。



◆スタミナ勝負に〔9〕ミライヘノツバサ

 午前4時に美浦トレセンを出発。京都競馬場には正午過ぎに着いた。伊藤大調教師は「北海道にもいっているし、キャリアのある馬だから輸送は大丈夫。相手関係より、自分の競馬をしてこの相手にどこまでやれるか。瞬発力では分が悪いのでスタミナ勝負に持ち込みたい」と話した。



◆気合入る紅一点〔10〕メロディーレーン

 唯一の牝馬は坂路で4ハロン73秒0をマークした。小柄ながら体を大きく使った走りで、気合乗りの良さも目を引く。森田調教師は「体がすごく柔らかいし、前脚の伸びもいい。体重は同じくらいになりそう」と語った。



◆「確実に脚使う」〔11〕メイショウテンゲン

 CWコースを1周し、その後ゆったりと坂路を駆け上がった。池添兼調教師は「しまいを大きめに乗った。順調だし、いい状態で出せそう。自分のリズムで運べば、最後は確実に脚を使える」と期待する。



◆久々、距離に不安〔12〕シルヴァンシャー

 角馬場から坂路を4ハロン65秒6で駆け上がった。兼武助手は「仕上がりはまずまずですが、いかんせん7カ月ぶりでGI、距離も未経験の3200メートルですから。その辺がどうかですね」と話した。



◆前走の影響なし〔13〕ハッピーグリン

 軽めの運動で調整した。清水亮助手は「前走の鼻出血の影響はなく、順調に調整をこなせています。あとは3200メートルに対応できるかが大きな課題になりますが、うまく対応してくれれば」と語った。



◆「大外問題ない」〔14〕フィエールマン

 一昨年の菊花賞、昨年の天皇賞・春と京都は2戦2勝。今回も金曜に輸送し、土曜は厩舎周りの運動で息を整えた。「プラス10キロぐらいで出られると思います。歓声でテンションが高くなりやすいけど、今回は静かな環境だからね。そういう意味では大外枠でも問題ないし、最後に入れられるぶん、いいのでは。どちらにしても道中は力み気味に走る馬。それでも最後は伸びるから」と手塚調教師。

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【天皇賞・春】最新ナマ情報 2020年5月2日() 04:55

◆良馬場を希望〔1〕モズベッロ

 1月の日経新春杯で重賞初制覇を果たした上がり馬は、プールで調整を行った。森田調教師は「見た感じは変わらないけど、好不調の波がない。走るオープン馬はへこたれない。あとは距離をこなしてくれるかどうか。できれば良馬場の方がいい」と語った。



◆あとは気持ち〔2〕エタリオウ

 昨年4着のステイゴールド産駒はCWコースを半周後、坂路を4ハロン63秒4で上がった。友道調教師は「(事前発表の馬体重が)プラス20キロだけど、輸送で結構減るタイプなので、前回と同じくらいになると思う。あとは気持ち次第」と力を込めた。



◆デキに好感触〔3〕トーセンカンビーナ

 阪神大賞典2着馬は4ハロン61秒2-14秒8で登坂し、その後、ゲートの駐立を確認した。山本助手は「前進気勢があって良かったですね。(体に)メリハリがありますし、太い感じもしません」と好感触を伝えた。



◆前走のように〔6〕スティッフェリオ

 日経賞3着の重賞3勝馬はCWコースをサッと流した。音無調教師は「追い切り後も変わりなくきている。枠は偶数でいいんじゃないかな。前回のような競馬ができれば」と、ここも控える構えだ。



◆昨年とは違う〔7〕ユーキャンスマイル

 阪神大賞典を勝った昨年の5着馬は角馬場からCWコースへ。軽快なキャンターで気配上々だ。友道調教師は「馬体重は前回(500キロ)と同じか少しマイナスくらいかな。体がしっかりして昨年とは全然違う」と目を細めた。



◆ゲートは順調〔8〕キセキ

 3年前の菊花賞馬は、坂路を4ハロン59秒3で駆け上がった。清山助手は「いつでもスイッチが入るギリギリのところで仕上がっています。中間はゲート再審査になりましたが、駐立からゲートも出ています」と順調さを伝えた。



◆今回も波乱を〔9〕ミライヘノツバサ

 厩舎周りと森林馬道で約1時間の運動をして汗を流した。「少し重い感じがしたけど、きょうの運動で汗をかいて、ちょうどよくなった」と伊藤大調教師。ダイヤモンドSは最低16番人気のVで大波乱に。「馬も自信になったのか、いいフットワークになっている」と今回も一発を狙う。



◆体調問題なし〔10〕メロディーレーン

 唯一の牝馬はプール調教で体をほぐした。森田調教師は「追い切った後も変わりない。競馬の当日はカイバを食べないけど、340キロから42キロで出せそう。許容範囲で体調は問題ない」とうなずいた。



◆腹囲しっかり〔11〕メイショウテンゲン

 ここ3走3000メートル超で(4)(2)(3)着と安定しているディープインパクト産駒は、CWを1周してからゆったりと登坂。「もっとトモ(後肢)にボリュームが出てきたら言うことないけど、だいぶ腹回りはしっかりしてきた。輸送して4キロ増くらいになると思う」と池添兼調教師。



◆トーン控えめ〔12〕シルヴァンシャー

 京都大賞典3着以来、7カ月ぶりとなる。角馬場でじっくり乗り込み、池江調教師は「予定通り(のメニュー)です。調教はしっかり動いていて、息も出てきているけど、実戦とは違うからね。そう甘くはないでしょう」と控えめだ。



◆仕上がり良好〔13〕ハッピーグリン

 転厩初戦のローエングリン産駒は、追い切り翌日で軽めの運動にとどめた。清水亮助手は「先週までにしっかりと稽古を消化してきましたし、ここまで順調に調整をこなしてきました。体つきは良く見せています」と好仕上がりをアピールした。



◆昨年の再現へ〔14〕フィエールマン

 連覇を目指して、昨年と同様に金曜輸送。午前4時に美浦を出発し、昼前に京都競馬場に到着した。「今年はゴールデンウイークでも渋滞しないだろうけど、いつものパターンで行きました」と手塚調教師。「馬体は490キロぐらいで出られると思う。状態はいいですし、昨年と同じような競馬ができれば」と、悠然と構えていた。

青葉賞の出馬表はこちら 調教タイムも掲載

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【俺のチェックポイント】エタリオウ川田と息ピッタリ 2020年5月1日(金) 04:59

 皐月賞からスタートした連載「俺のチェックポイント」。東西トレセンで取材する記者が日替わりで、GI出走馬の気になる点を関係者に直撃する。天皇賞・春4日目は、大阪サンスポの川端亮平記者が担当。川田騎手との新コンビで臨む昨年4着のエタリオウに迫った。

 ◇

 4日目に取り上げるポイントは『乗り替わり』だ。先週の落馬負傷で松山、岩田康騎手が戦線離脱したこともあり、今年は出走14頭中、過半数の8頭が該当する。

 過去10年の天皇賞・春を乗り替わりで制した馬は3頭。同条件の古馬混合GIでは0頭だったスプリンターズSに次いで少ない数字で、データ的には“消し”材料といえる。だが、武豊騎手を迎えたキセキとともに気になるのが、川田騎手と新たにコンビを組むエタリオウだ。

 フィエールマンが勝った2018年の菊花賞2着を含め、重賞で2着4回。確かな能力を秘めながらも気性面が災いしていて、“最強の1勝馬”と称される。もたれたり、出遅れたり、やめたり…。レースを見ても、陣営に取材していても気難しいイメージしかない。ところが、今年の新たな鞍上を背にしたここ2週の追い切りはそういう面を見せず、むしろ気分よさげに走っているように見えた。その姿に乗り替わりがプラスに働く気がしてならないのだ。

 直撃した友道調教師は「人のいうことを聞いてくれないところがある馬。そこをしっかり御せるジョッキーだと思う」と起用した理由を明かし、「今週も息が合っていたね。いかに気分良く走らせるかが一番大きい。本当に具合はいいので、うまく川田騎手が引き出してくれれば、結果はついてくると思う」とうなずいた。

 全国リーディングに立つ鞍上の成績にも負のデータを覆す可能性を感じる。今年の69勝中39勝を乗り替わりでマーク。60勝で2位のルメール騎手と同数ながら、勝率30・0%(ルメール騎手は28・3%)は上回る。そのポイントについて川田騎手は「初めて乗るときは、調教や返し馬から何を感じ取るのか。陣営から聞いた話も踏まえてイメージして、どうレースにつなげられるかが大事だと思います」と語った。

 午後2時に決まった枠順は昨年と同じ〔2〕枠(2)番。大江助手は「コースロスなく運べるので良かったです。ジョッキーとも相談して、あえて下げずにリズムよく運べれば」と力を込めた。印は△△までも、あとで後悔しそうな気がする…。(川端亮平)

■「GI・俺のチェックポイント」 現場記者が週末のGI出走馬のなかで、自分が気になる馬を独自の焦点をもとに取材。記者は日替わりで、火~土曜付に掲載する。

★天皇賞・春の出馬表はこちら 調教タイムも掲載

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エタリオウの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


5月3日(日) 京都11R 第161回天皇賞(春)(4歳以上G1・芝3200m)

【登録頭数:16頭】(フルゲート:18頭)


【優先出走馬】

ミッキースワロー(B)中4週
この中間も2週前、1週前と南Wで時計を出していて、いつもよりも外を回って追い切られている。1週前追い切りでは、終い強めに追われると前にグッと伸びる感じがあって、前走時のような馬体が起きてしまう走りと比べると見た目はかなり良い。あとは関西への輸送があるので、大きく馬体が減らなければ。

ユーキャンスマイル(A)中5週
休み明けの前走時の調教は、重苦しい印象の動きで評価を下げたが、前走を一度使われて良化した印象。この中間、1週前追い切りは併せ馬で遅れたものの前脚の捌きが良くなり、走りに柔らかさが感じられる。前走以上の良い状態で出走できそう。


【以下、賞金上位馬】

フィエールマン(A)4ヶ月半
今年は有馬記念からの休み明けでの参戦となるが、この中間はこれまでのような3頭併せでの追い切りがなく、トレセンでの追い切り本数も多くなっていて、調整方法の変化を感じる内容。ただ、今年は左回りでの追い切りとなった1週前追い切り内容を見ると、昨年のような勢いのある動きを見せている。有馬記念時の追い切りでの動きと比べれば、断然今回のほうが良い動きに見える。

キセキ(C)中5週
この中間は久しぶりにジョッキー騎乗で2週前、1週前と追い切られて、休み明けの前走時と比べると多少良くなった感あり。ただ、2年前の秋のような前に伸びる感じの走りはまだ見られず。

スティッフェリオ(D)中4週
この中間はこれまで一度も追い切られたことのない、(軽めの調整はあるが)CWでの1週前追い切りを敢行。坂路の馬場があまり良くないからという理由のようではあるものの、負荷をかけるなら悪い馬場のほうが良さそうに感じるのだが……。同厩舎のダンビュライトはいつも通り坂路で追い切られているので、なぜこの馬だけという疑念がやはり残る。ここまで28戦してきてここで調教方法を変える必要はあるのか? 他に理由があるのかもしれないが、何にせよここで調教内容を変えることはプラスにはならないと個人的には思うのだが。

モズベッロ(C)中4週
これまでゆったりとしたローテーションで使われてきている馬で、デビューから長期の休養がない中での臨戦。前走時点で、の追い切りの動きからは疲れが出てきているように感じていて、実際に1週前追い切りも馬場状態の違いはあるにしても時計が掛かっていた。最終追い切りで2走前のような動きが見られれば、京都コースは成績が良いだけに期待したいところだが。

エタリオウ(A)中4週
この中間は中3週で、2週前、1週前と3頭併せで一杯に追われて好時計で先着。映像がないので動きは分からないが、時計的に見て近走の中では最も充実した調教内容と感じる。

ダンビュライト(B)5ヶ月半
ジャパンカップからの休み明けで、この中間は2週前がサンライズノヴァ、1週前がインディチャンプとG1馬相手に併せ馬で追い切られている。時計もしっかり出ており、順調な仕上がり。休み明けでの好走がある馬で、この内容なら期待が持てそう。

トーセンカンビーナ(A)中5週
角居厩舎王道の調教方法で調整されている馬で、この中間もCWを併せ馬で追い切られて順調そのものといった感じ。大き過ぎない馬体でいかにも京都が向きそうなディープ産駒といった走りをする点も含め、前走の阪神でのレース以上の走りというのも期待できそう。

ミライヘノツバサ(B)中9週
京都でのレースでは実績はないが、この中間も乗り込み量は豊富で前走以上に調教内容は良い。1週前追い切りでも併走馬を突き放し先着と、引き続き良い状態をキープできている感じ。

メイショウテンゲン(A)中5週
昨秋はまだ物足りない面があったが、近走は使われる毎に調教の動きも良くなっていてこの中間も2週前、1週目と強めに追われて順調な内容を見せている。1週前追い切りでは、追い出されると終いでグッと伸びて動きも前走以上。

シルヴァンシャー(F)7ヶ月
この中間も前走同様の長期休養明け。好走した前走時はCWで追い切られていたが、この中間は坂路での調整で、1週前追い切りの動きを見ても明らかに重たい動き。CWでの追い切りがない時点で、仕上りに不安があると思ったほうが良い。

ハッピーグリン(E)4ヶ月
近走は長距離、中距離、マイル戦と使われていて、どこの路線が向いているのか試しているというよりはどの路線でも頭打ちといった感じ。この中間の調教内容を見ても、これまで坂路で調整されてきていた馬がCW、DPコースと変えてきていて、いろいろと迷いが感じられる。

メロディーレーン(E)中4週
基本的に小柄な牝馬は、距離に関係なく好走する例は少ない。特にこの馬は小柄と言われる馬よりもさらに50キロ以上小さく、これだけの成績を残していることが奇跡的といって良い。話題にはなるが、現実は調教では特に目立つ時計も出せておらず、今回56キロとこれまでで最も重い斤量を背負わなくてはならず、負担はかなりかかると思う。



◇今回は天皇賞(春)編でした。
私が競馬を観るようになった頃に活躍していたオグリキャップスーパークリークイナリワンの3強たち。揃って引退し、入れ替わるかのように現れたのがメジロマックイーンでした。私にとってスーパークリークは競馬の世界に導いてくれた馬であり、メジロマックイーンは競馬を教わった馬。この2頭がいなかったら30年近く競馬を観続けることはなかったのではないかと思います。
そんなメジロマックイーンも、春の天皇賞には3度出走して、それぞれの年にドラマがありました。最初に挑戦した年は親子3代の天皇賞制覇、2年目がトウカイテイオーとの対決を制し連覇達成、骨折から復活しての3連覇目前まで迫るもライスシャワーに敗れた3年目――と、春の天皇賞だけでこれだけのドラマがあった馬は、他にそうそういないのではないかと思います。古馬になってからは常に主役であり続けた馬で、そんな名馬を20歳前の時期にオンタイムで観られたことは自分にとって大きな財産となっています。
今は過去の映像などが手に入りやすい時代でもあります。緊急事態宣言で外出できないこの時期に、過去の名馬や皆さんが競馬を始めるキッカケとなった好きな馬の映像など見返して観るのもの良いのではないでしょうか。

それでは次回、オークス編でお会いしましょう。


天皇賞(春)出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2020年4月29日(水) 19:00 覆面ドクター・英
天皇賞(春)・2020
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先週はG1ありませんでしたが、ここからは6週連続のG1となります。
先々週の皐月賞は、本線的中で久々にガツンと稼ぐことに成功。その皐月賞は、ひと昔前は厳しい流れで距離以上にスタミナを問われるレースで先行して粘り強い馬が好走して、ダービーより菊花賞に繋がるレース像だったのですが、近年はマイラー寄りの馬たちのスピードレースとなっており、そのあたりの切り替えが大的中に繋がったと自負しています。
そして今週の天皇賞(春)に関しては、京都向きの先行して早いペースで最後まで走りぬく高速ステイヤーのためのレース。スタミナ自慢のバテ比べの中で差してくる馬が活躍する鈍重ステイヤー戦(凱旋門賞あたりには通ずるのかもしれないが)とは別物で、そのあたりが他の長距離レースと直結しない結果になっている一因とみています。
今年は無観客でもあり、イレこんだり、引っかかったりが例年以上に減りそうで、前有利傾向がより強調された結果となるのではないでしょうか。


<全頭診断>
1番人気想定 フィエールマン:昨年のこのレースの覇者であり、菊花賞馬でもある現役屈指のステイヤー。凱旋門賞はそもそも向かないと思っていたので、惨敗はノーカウント。前走の有馬記念は期待したが、やはり中山だと良さが出にくかった。G1とはいえ、相手の層が薄いここは連覇が十分可能。菊花賞と違って後方に居るとまずノーチャンスのこのレースだが、ルメール騎手が道中で勝負圏外の位置取りにいる可能性は極めて低く、いつも通り絶妙の位置で運んでいるのでは。

2番人気想定 ユーキャンスマイル:昨年はダイヤモンドS勝ちからの臨戦で5着だったが、今年は前哨戦の阪神大賞典を勝っての参戦と、ひと昔前なら王道のローテーション。疲れが残っていなければ、ここも好戦は可能だろう。真の適性は1800~2500m位だとは思うが、真のステイヤー不在の時代だけに、やれて良い。左回り向きと言われてきたが、前走で克服し、乗り替わりの鞍上浜中騎手も京都は得意。早めに前で勝負するタイプだけに、このレースとも合う。

3番人気想定 キセキ:以前は様々な距離・舞台でG1でも粘り強く好戦していた馬だが、海外遠征を機にすっかりスランプに陥っている現状。前走も大きく出遅れて追い上げるも、終いは止まった。調教で騎乗した武豊騎手の「乗りやすい」とのコメントが、リップサービスなのか、豊マジックで蘇らせるのか、どちらをとるかの馬。私自身は、基本的には一度粘りを失った逃げ・先行馬は買わない主義だが、これだけ相手が弱くなるとやれるのかもしれない。前走も出遅れリカバーで序盤に無理をした割には、終いもそこそこいいところまでは我慢していて、7着とはいえたった0.6秒差。消す必要はなさそう。

4番人気想定 ミッキースワロー日経賞も得意の中山らしい強い勝ち方だったが、中山と似た傾向のある福島に良績は集中。京都向きとは思えず、G1に強いとの印象をもたれている横山典騎手も、最近は実はG1での成績はさっぱりでもある。後方からという脚質は不利なレースでもあり、妙味なし。中山だったら本命視するのだが……。

5番人気想定 メイショウテンゲン:道悪の弥生賞を勝った頃は、ディープインパクト×フレンチデピュティの黄金配合だけに、マイラー寄りの馬なのかと思って見ていたが、母母サドラーズウェルズ系の影響が強いのか、菊花賞惨敗後もステイヤーズS4着、ダイヤモンドS2着、阪神大賞典でも3着好走と、ステイヤー路線で頑張っている。ただ京都向きではない印象で、あまり買いたくないタイプ。道悪要員か。

6番人気想定 トーセンカンビーナ:昨年夏までは未勝利勝ちのみだったが、昨秋から3つ勝って、前走はとうとう阪神大賞典2着を果たした上り馬。新馬戦で2000mを使ってきたようにディープインパクト産駒にしてはスタミナ寄りとみられること、ゲート難を挽回可能なことなどから、長距離で好成績となっているのかもしれないが、大一番でゲート難というのは致命的でもある。後方からすすめるタイプには厳しいレースだけに、期待し難い

7番人気想定 エタリオウ:昨年の日経賞2着を最後に馬券圏内に来ておらず、『堅実だった馬が崩れ出したら、手を出さないようする』というマイルールからは狙い辛い馬。ただ、川田騎手に乗り替わって、先行して新たな一面を引き出すようだと怖いとは思っている(ルメール騎手が、ハーツクライで意表を突く先行策で、ディープインパクトを負かしたように)。好走していた頃のような後方からのまくり差しは届かないレースなので、ゲート次第か。

8番人気想定 モズベッロ:今年は日経新春杯勝ち、日経賞2着と活躍しているが、ディープブリランテ産駒で本質的には中距離馬。ここまで距離が延びるのは歓迎ではない。必ずしも後方からでないのは良いのだが、斤量が軽い方がいいタイプのようで今回の58キロはキツいのでは。

9番人気想定 シルヴァンシャー:昨秋の京都大賞典で3着まできた、なかなか順調に使えない良血馬。体調さえ整えばトップレベルともそう差の無い器で、7か月空いたことが良いほうに出るようなら、穴馬として激走期待の手あり。

10番人気以下想定
オセアグレイト:3勝クラスを勝って2番人気で迎えた前走ダイヤモンドSでは3着。とはいえ前とは離されており(2着と5馬身差)まだ一線級とは差がある印象。

ダンビュライト:もまれ弱いのが一流馬への出世を阻んでいるが、G2を既に2勝。最近は人気にならず時折好走しており、今回も人気を落とすようなら。もまれず気分よく走れさえすれば、好走可能なポテンシャルはあり、穴馬としては期待できる。先行馬と内枠馬の期待できるレースだけに、先行できるのは強味であり、楽しみ。

メロディーレーン:340キロ前後の小さい馬で人気だが、特異なキャラだけに余分に人気となり買いたくない。もっとも背負ったのが菊花賞の55キロで後方から嵌ったレースだったが、今回は更に重い56キロを背負って後方組には厳しいレースだけに、ばっさり消す予定。

ミライヘノツバサ:脚元の不安はつきまとうドリームジャーニー産駒だが、調教でコース追いに変えてハードに攻めてきた前走(ダイヤモンドS)で見事16番人気Vを果たした。ただ7歳でもあり、更なる上積みはないのでは。

スティッフェリオ:一昨年に福島記念、昨年に小倉大賞典オールカマーを制したように中距離のローカル小回りが最適舞台のよう。ただ、先行馬と内枠馬が恵まれるレースであり、気分よく道中先行できれば、そこそこの着順に残る可能性もあり、ヒモにはありか。

タイセイトレイル:昨秋のアルゼンチン共和国杯2着以降はさっぱりで、特に買い要素なし(回避の報道もあり)。

ハッピーグリン:ホッカイドウ競馬から中央に挑戦し頑張っていたが、中央入りしてからは冴えず。正直、中距離馬の印象でここは向く舞台ではないし、力自体がちょっと落ちてきている印象。


<まとめ>
有力:フィエールマンユーキャンスマイル

穴で:ダンビュライトスティッフェリオシルヴァンシャー

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2019年12月18日(水) 21:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 2019有馬記念
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はAA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月22日(日) 中山11R 第64回 有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

【登録頭数:19頭】(フルゲート:16頭)


【ファン投票上位馬】

アーモンドアイ<B>(中7週)
これまでのアーモンドアイなら熱発があった時点で大事を取って放牧に出して来年に備えるというイメージがあったが、今回は何か様子が違う。熱発と言っても普段どれぐらいの体温の差があるのかは関係者にしか分からないが1日休んですぐに乗り出している時点で大したことではないと言える。それよりも有馬記念にファン投票1位で出走させることができる喜びが国枝調教師からのコメントに表れているので、最初から香港Cではなく有馬記念を使いたかったのかもしれない。
<1週前追い切り>
南W併せ馬の内。力強い走りで好時計で先着。気になるところはやや重心が高めな感じに見えた点。

リスグラシュー<C>(中7週)
海外遠征帰りということで宝塚記念の前と同じような状況。調教内容もその時とほぼ同じ内容で、動きに関しては抜群に良い感じには見えない。ただ引退レースということで、ビッシリ仕上げてきてはいる感じあり。
<1週前追い切り>
坂路で併せ馬。一杯に追われて好時計で先着も、終いで体が起き気味で宝塚記念の1週前のように前に伸びる感じがなかった。

キセキ<C>(中10週)
海外遠征後のレースとなるが1ヶ月前の早い時期から時計を出し始めていて、乗り込み量はかなり多く勢いはある。昨年のジャパンカップ時のような調教の動きになってくれば理想的だが。
<2週前追い切り>
CW単走。首が上がり気味で終いの伸び脚が甘く、力強さがない。
<1週前追い切り>
CW単走。勢いよく直線に向いてくるが、ここでも重心が上がってしまうため前に伸びきれず。

サートゥルナーリア<AA>(中7週)
本馬も早い段階から有馬記念出走を表明して1ヶ月前からトレセンで調整されてきた馬。2週前の段階でかなり良い動きで、1週前にはこの秋初めての併せ馬。スミヨン騎手騎乗で折り合いもつき、1週前段階でほぼ仕上がっている感じに映り、状態だけならこれまでで一番。
<2週前追い切り>
CW単走。フラフラしたところはあるが、走りに勢いがあり力強い伸び脚。
<1週前追い切り>
CW3頭併せの内。スミヨン騎手騎乗で折り合いもついて、終い持ったまま楽に突き放す。

フィエールマン<D>(中10週)
凱旋門賞帰りのレース。もともと間隔を空けて使ってきている馬で1週前は強めに追われるが、今回はこの馬としては控えめな内容になっている。まだ疲れが少し残っているのかもしれない。
<2週前追い切り>
南W3頭併せの中。押さえたまま直線に向くと楽に先着。海外帰りを感じさせない動き。
<1週前追い切り>
南W併せ馬の内。今週も折り合い重視の控えめな追い切りで、併走相手の手応えと比べると物足りない走り。

ワールドプレミア<D>(中8週)
菊花賞時の調教ではかなり良い動きに見えたが、この中間は早めに乗り込んでいる割に2週前、1週前と動きはモタモタ。正直、物足りない動きだったし、うるさいところのある馬で関東への長距離輸送も初めてで、克服しなくてはならないところが多いとの印象。
<2週前追い切り>
CW併せの外。追われて最後何とか先着。動きに力強さはない。
<1週前追い切り>
CW3頭併せの内。ジョッキー騎乗で直線追われるも伸び脚イマイチで伸びきれず。

スワーヴリチャード<AA>(中3週)
この中間も坂路での調整。ジャパンカップから中3週となるが坂路での動きを見ると前走時よりも良いくらいで、叩き3戦目でさらに上積みがありそう。
<2週前追い切り>
坂路単走。レース後からそれほど間もないので軽めの調整も、気分よく軽快な走り。
<1週前追い切り>
坂路で併せ馬。まだ多少右にモタれる面を見せるが楽に併走相手を置き去りにして、動きは前走時以上。ジョッキーとの呼吸、折り合い面も抜群に良い。

レイデオロ<E>(中3週)
映像なし。前走後短期放牧に出て期限ギリギリにトレセンへ戻ってきた。これまでゆったりとした間隔で使われてきた馬で、1週前に速い時計を出せていない時点で状態が良いとは思えない。

アルアイン<B>(中4週)
この秋は2戦とも追い切りの動きが物足りなかったが、この中間1週前追い切りでは終いしっかりと伸びており、ここ2戦よりは動きが良かった。
<1週前追い切り>
坂路で併せ馬。終いしっかり伸びて先着。

シュヴァルグラン<D>(中3週)
昨年は◎にしたくらい1週前追い切りの動きが良かった馬。今年は、併走相手が違うので単純比較はできないとはいえ、走りに迫力がなく物足りない。
<2週前追い切り>
坂路単走。軽めの調整も力強さがない。
<1週前追い切り>
CW併せの内。有馬記念に出走するエタリオウと併せて突き放される。


【以下、賞金上位馬】

アエロリット<A>(中7週)
この秋2戦とも競馬場で馬を見たが、パドックではかなり良く見せて状態も良かったと思う。今回、中7週と間隔に余裕もあり、調教の動きからも好調子そのままといった感じ。
<2週前追い切り>
南W単走。控えめな内容も動きに力強さあり。
<1週前追い切り>
南W単走。折り合いもついてリラックスした走り。力強さもあって好調キープ。

クロコスミア<D>(中5週)
この馬も早めに参戦表明した馬だが、坂路で乗り込まれている割に時計は物足りない。
<1週前追い切り>
坂路単走。勢いよく駆け上がってきた割に終いは息切れした感じ。

スティッフェリオ<C>(中7週)
この中間も坂路での調整。時計的にはいつもとそれほど変わらないが、ガラッと良くなってきたという印象もない。
<1週前追い切り>
坂路で併せ馬。素軽い動きも力強さに欠ける走りでもうひと伸びほしい。

ヴェロックス<C>(中8週)
この中間は2週前、1週前と強めに追われて乗り込み量は豊富。走りを見ると首が高く、全身を使った走りではない点が気になる。
<2週前追い切り>
CW単走。ゆったりした走りも、首が上がるシーンを見せていてやや物足りない走り。
<1週前追い切り>
CW3頭併せの内。直線で追われると一気に突き放すが、首を使わない走りでやや硬さあり。

エタリオウ<B>(中3週)
この中間も疲れなしといった感触で、1週前追い切りの動きがかなり良く、変わり身がありそう。
<1週前追い切り>
CW併せの外。手応えに余裕があり前走時からの変り身が感じられる動き。


【以下、除外対象】

スカーレットカラー<D>(中5週)
映像なし。CWでは時計の出る馬だが、1週前追い切りでは終いの時計が掛かっており、ちょっと物足りない。

クレッシェンドラヴ<B>(中5週)
乗り込み豊富。2週前に強め、1週前に馬なりで先着と順調な調整内容。
<1週前追い切り>
南W併せの内。ゆったりとした走りで力強さがあり、前走のようなセカセカした感じがないのは良い。

ヴァイスブリッツ<B>(3ヶ月)
休み明けも坂路、南Wでかなり良い時計が出ていて仕上りは良さそう。
<1週前追い切り>
南W併せの外。楽な手応えで余裕の先着。時計も優秀で自己条件なら好勝負。



◇今回は有馬記念編でした。
JRAのCMに『夢の第11レース』という作品があります。



https://weekendmemories.jp/last1haron.html

過去の名馬たちが同じレースに出走していたら、どんなレースになっていたのだろうかという内容。
これを見て、思わず私は『アーモンドアイVSエネイブル』を思い描いてしまいました。走っている時代が違えば当然、対決することはなく想像するしかありませんが、同じ時代に走っているのに対決が実現しないというのは競馬ファンにとっては悲しいこと。結果が分からないからこそ夢が膨らむという見方もできますが、今考えられる最高の対決も来年ならまだ可能なので、ぜひヨーロッパと日本で観てみたいものです。この2頭が同じレースで走るようなことがあれば、世界中が注目する夢の対決となるでしょう。
そして、いよいよ今週末となった有馬記念。ご存知、ファン投票によって出走馬の順番が決まるレースです。投票用紙には『あなたが第64回有馬記念に出走させたいと思うJRA所属の現役競走馬(3歳以上)を1~10頭まで選んで投票して下さい』と書かれています。近年は2週前に行われる香港国際競走に向かう馬も多く、ファン投票上位馬(1位から10位のうち8頭が出走予定)がこれだけ揃うのは珍しいのではないかと思います。
日本の競馬は競馬ファンの馬券の売り上げで成り立っています。香港カップに出走する予定で有馬記念は回避予定だったアーモンドアイに10万9885票というたくさんの人たちが投票して1位獲得するほど、日本の競馬ファンはこの馬に有馬記念で走ってほしいと願っていたのです。
理由はどうであれ、アーモンドアイが出走することになって今年の有馬記念は多くの競馬ファンにとっての『夢の第11レース』となりそうです。そのアーモンドアイが期待に応えるのか、それとも他の馬が跳ね返すのか、いずれにせよどの馬が勝っても今年12.22の中山第11レースは記憶に残るレースとなりそうです。皆さんも競馬場、ウインズ、テレビなどいろんな場所で有馬記念を楽しんでください。

それでは次回ホープフルS編(予定)でお会いしましょう。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論はレース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2019年12月18日(水) 16:00 覆面ドクター・英
有馬記念・2019
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まずは先週の回顧から。久々の帯封ゲットに、ウマニティ予想では4895%と大爆発で、このコラムで「有力とした2頭」のワンツー+「穴で一番手グランレイ」が3着で、3連単9万馬券、3連複3.8万の高配当となりました。的中のポイントとしては、3強(オッズ的には1強扱いでしたが)の一角だった10着レッドベルジュールが、「いかにもマイルは忙しく、前走デイリー杯2歳Sで内を突く競馬で上手く行き過ぎていたので事実上は2強」、ハミを替えて未勝利戦ながら4馬身差の楽勝をしてきたグランレイが、「血統的にもルーラーシップ×ファルブラヴ×フジキセキとスケール負けしない配合であることから3着ならありか」、というあたりだったでしょうか(ちなみに、接戦で4着だった初芝の9番人気タガノビューティーも「兄弟は芝でも走る」ということで、当コラム穴での2番手推奨馬)。香港みたいに4連単がもしあったらすごかったなあ、とも思うのですが、まあ欲張り過ぎない方がいいですよね(実馬券では欲をかいて、本命◎タイセイビジョンからの馬券の資金配分をより高めて買っていた、なんてのはナイショということで(笑))

では、話を有馬記念に移して。今年は香港を回避したアーモンドアイの出走が一番のポイントでしょう。寄稿させてもらった「競馬の天才」特集記事の執筆時点ではアーモンドアイは香港遠征予定だったのですが、出走してくるということで俄然、当然有力。この馬の取捨が馬券的中の焦点となりそうです。深読みすると、体調だけでなく香港の政情不安定(香港競馬は時折中止もありました)も、他の海外馬同様に回避の一因になっていたという可能性はあるんじゃないでしょうか(繁殖にまわってからは、産駒が出来の善し悪しに関わらず毎年1億円くらいにはなりそうですし)。余談ですが、香港のほうは"覆面禁止法”があるので今のキャラは良くないのかもしれません。当たると随分饒舌だなあ、と言われそうなので、本題に。


<全頭診断>
1番人気想定 アーモンドアイ:この馬にとっての中山2500mは、デビュー以来、安田記念ほどではないがあまり向かない条件だと思う。思うが、正直体調に関しては回避時点からあまり問題ないんじゃないかと思っているし、前走を見ても「最も強い馬に、最内を通ってください」という忖度競馬で、敢えて厳しくマークしてくる騎手というのもいないだろう(外から蓋程度ならまだしも、前をカットしたりぶつけたりしてしまうと人気度合いからしばらくネット上で叩かれそう)し......。

2番人気想定 リスグラシュー:私自身とは非常に相性の悪い馬で、これで引退してくれると思うと正直ほっと胸をなでおろしている(笑) 若いうちは、末脚にはいいものあるが、不器用でやや人気先行くらいに思っていたのだが、ハーツクライ産駒らしい成長力で本当に強くなってしまい、牡馬相手でも国内でも海外でもG1を勝つ馬となってしまった。春のグランプリ馬であり普通は本命視される立場でもあるのだろうが、歴史的名牝レベルとなってしまった今は、海外帰りでそう厳しく仕上げる必要もないのでは?とみたい(「恥ずかしくない」程度のそこそこ好走でOKではないだろうか。さすがに、タイキシャトルのように、春より結局20kg増えちゃいましたというデブデブで出てはこないだろうが)。

3番人気想定 サートゥルナーリア:ホープフルSと皐月賞のG1・2勝の中山巧者の可能性も高い一頭だが、ダービーで4着、秋の天皇賞ではアーモンドアイを負かしに行って6着と敗れ、そんなに強くないのかなあと評価を下げつつある。確かに牡馬はそう強くない世代で、成長力の問題か気性の問題か、緊張が途切れると極端に走らなくなる傾向のこの一族のせいか。

4番人気想定 ワールドプレミア:故障もあり大成しなかったワールドエースの下だけあり、能力は確かだが気性的に幼く、活躍は来年かなあと思っていた馬だが菊花賞武豊騎手の神騎乗で勝ってしまった。ただ中山だとあれは難しく、やはり本格的な活躍は来年と思われる。うまく立ち回って、そこそこ上位進出も可能かといった位置づけ。

5番人気想定 フィエールマン凱旋門賞は12着と惨敗したが、正直全然向かない条件なのによく連れていくなあ、と思って見ていた(母がフランス馬とかの問題でなく、父ディープインパクトらしい高速馬場の申し子のような馬で、凱旋門賞と適性が真逆)。その前は差しにくいコースの札幌記念と、2戦ともに使い分けの影響もあるのか適性外条件での敗戦で評価を落としており、正直秋の天皇賞とJCを使うのが良かったと思っている1頭。勝ってしまった春の天皇賞よりは、中山2500mのここはこの馬にとってはまだ乗りやすいか。海外遠征使れというのもさほど無さそうで、凱旋門賞惨敗で萎んだとかいろいろ聞こえてくるが、先述の通りあれは完全ノーカウントでいいのでは。AJCCを今年初戦で使ったのもいくら使い分けとはいえ、毎度差しにくい不向きな正直センスの無いレース選択なのだが、最後に有馬記念で頑張って「(あそこで経験してたことや、不運な使われ方や諸々あったけど)良かったね~」という一年になるのでは。

6番人気想定 スワーヴリチャード:やんちゃさが無くなり正直もう終わったかと思っていたが、JCでは得意の左回りだけあって久々の勝利。ただ中山はここまで悲惨な成績(避けて通ってきたが3回とも馬券外)で、前走JCの影響でそこそこ人気を背負いそうなここは要らないか(ただ、またマーフィー騎手が乗ってくると、右回りだろうが急坂だろうか直線が短かろうが乗りこなしてしまうのかも)。

7番人気想定 キセキ:勢いのあった昨年でもこのレースで2番人気で5着だった。菊花賞を勝ってしまったが、本質的にステイヤーではなく中距離のスピードレースくらいのほうがいいタイプなのだろう。前に行けるだけにそこそこやれそうでもあるが、調教を見ると海外遠征の疲れもあるかといった具合。週末の雨予報は、昔から「雨のキングマンボ」という格言(?)があるように父父父キングマンボがプラスに働くかもだが。

8番人気想定 ヴェロックス皐月賞2着、ダービー3着で、ライバルの抜けた菊花賞で1番人気3着と、人気を裏切り株を下げた。ただ当コラムでも3冠のうちで最も向かないと人気ほど評価していなかった距離が長すぎる菊花賞敗戦はノーカウントで良いし、ここは巻き返す絶好の舞台だろう(年明け初戦に選びそうな2200mのAJCCなどは更にピッタリな印象だが)。

9番人気想定 レイデオロ:昨年の有馬記念2着までは非常に強かったが、今年は1番人気3回と2番人気1回ながら、6着、5着、4着、11着とボロボロの結果。気持ちが切れてしまっていそうで、正直この秋の2戦は余分で、価値を下げてしまった感じ。キングカメハメハの後継で母系もディープインパクトの母とも近く、種牡馬入りしたらサンデー牝馬にもたくさんつけられるしまた快進撃が続いていくだろう。

10番人気以下想定
アエロリットリスグラシュー同様、これまた私自身とは非常に相性の悪い馬で(牡馬混合戦での強豪牝馬の扱いがやはり昔と違って互角に近くなってきていて、難しい時代になった)、終わったかと思わせつつしぶとく東京なら走り続ける。ダートで厳しいペースで逃げて好成績おさめたテイエムジンソクの近親だけに、厳しいペースで粘るのは得意なのだろう。ただ、中山のこの距離はちょっと違うのでは。

エタリオウ:「最強の1勝馬」などと言われていたが、シルバーコレクターと呼ばれていた父ステイゴールドからみるとスケール感がかなり小さい(ステイゴールド自身が負けていた当時は非常に強敵の多い時代で、サイレンススズカエルコンドルパサーグラスワンダースペシャルウィークテイエムオペラオーアグネスデジタルジャングルポケットなど、かなりの一流馬ばかり)。馬体重の増減が激しかったり、深いブリンカーに替えてみたりと、気力・体力ともに安定せずで、ここも期待薄。

シュヴァルグラン:引退を延ばして現役続行してきたが、なぜか向くであろうオーストラリアの長距離レースを使わず、ドバイやイギリスに行ったり、もうスピード的に厳しいJCを今年は使ってみたり(香港の2400mならまだやれたはず)と、チグハグ続きの一年だった。昨年3着だったこのレースも、今年はボウマン騎手でもないし厳しいのでは。

クロコスミア:3年連続今年もエリザベス女王杯2着と、6歳秋でもまだまだ元気なところをアピールしたが、前走は絶妙ペース逃げでの藤岡佑騎手のかなりの好騎乗でのものであり、再度神騎乗というのは難しいだろう。

アルアイン:中山の中距離は得意だが常に善戦するタイプが崩れだすと脆い。この2戦が14着と16着というように気持ちが途切れた中で、いつもよりかなり長い2500mは、距離通り長く感じるのでは。

スカーレットカラー:府中牝馬S勝ちで期待したエリザベス女王杯は7着と快進撃は止まった。手ごたえの割に全然伸びなかったようでマイル前後が良さそう。初の2500mは適性が高くなさそう。

スティッフェリオオールカマー勝ちもあり、中山適性自体は高そうだが、アエロリットキセキのいるここは楽逃げ不可で、好走は難しそう。

クレッシェンドラヴ福島記念勝ちのあるステイゴールド産駒で、これまで福島での好走が多く、似た感じのある中山競馬場の適性自体はありそうなのだが、G3をやっと勝っただけに実力的にまだ足りないか。

ヴァイスブリッツ:1勝クラス辛勝直後で、実力が足りない。


<まとめ>
有力:アーモンドアイフィエールマン

ヒモに:ヴェロックスキセキワールドプレミア

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2019年11月22日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】日本人騎手が合うインディチャンプ/ジャパンカップ展望
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マイルチャンピオンシップは池添騎手が騎乗したインディチャンプが勝利。絶好の5番枠から上手く脚を溜め、直線でダノンプレミアムが抜け出しを図った時点でもまだ追い出しを待つ余裕があった。見た目通りの完勝で、春秋マイルG1連覇を成し遂げた。

ダノンプレミアムはこれでG1連続2着。2歳時に無敗で朝日杯FSを制して以降G1タイトルと縁がないが、川田騎手とともに築いた先行抜け出しスタイルは安定感がある。来年こそ、もっとも適性がありそうな大阪杯を使ってほしい。同じことはダノンキングリーにも言える。来年こそは国内G1でベスト舞台と思える天皇賞(秋)でその姿を見たい。

それにしても、テン乗りでいきなり結果を出した池添騎手は見事だった。インディチャンプは燃えやすい気性で、油断すると掛かって行ってしまうような危うさがあるが、前任の福永騎手同様に見事に脚を溜めて持ち味を生かした。外国人騎手全盛の時代ではあるが、インディチャンプに関しては日本人騎手の当たりの柔らかさが合う印象だ。

騎手の能力は絶対的なものではなく、馬との相性次第。そんなことを考えさせられる結果でもあった。また、数多くいる騎手の中から池添騎手を選択した、陣営の勝利でもあった。予定通りなら、次走は香港マイルへとレーン騎手とのコンビで向かうというが果たしてどのような結果が待っているのか。正直なところ、いかに名手でも当たりがキツいタイプのレーン騎手と手が合うとはあまり思えないのだが…。


~手薄なメンバーで伏兵の出番がありそうなジャパンカップ

さて、今週末はいよいよジャパンカップ。世界各国の強豪が東京2400mを舞台に激突…と言いたいところだが、残念なことに史上初めて日本馬のみで行われることになった。

海外勢の不参戦は残念ではあるが、馬場が速すぎること、何より日本馬が強すぎることが最大要因だろう。日本馬が強くなればなるほど海外勢の参戦が減ってしまうのは残念ではあるが仕方ない。今年は今年のジャパンカップを楽しみたい。

もっとも、その日本勢もやや手薄な印象。天皇賞(秋)を圧勝したアーモンドアイは香港へ向かうことになり、サートゥルナーリア有馬記念へ、その他の組も今年は有馬記念を使う馬が多く、ジャパンカップは”豪華なアルゼンチン共和国杯”のような状況だ。

その中で注目が集まるのは実績組だろうか。昨年のダービー馬ワグネリアンを筆頭に、昨年のジャパンカップ3着馬スワーヴリチャード、G1・2勝のレイデオロ天皇賞(秋)では最後に追い込みの脚が目立ったユーキャンスマイルあたりが人気を集めそうだ。

ただ、どの馬も例年のジャパンカップであれば中穴人気程度の戦績でもあり、正直なところ信頼度は低い。紛れの少ない舞台ではあるが、過去の実績で押し出された人気馬を買うくらいならば、新興勢力に目を向けてみたい。

現時点で期待したい穴馬は2頭。

まずはエタリオウ。未だに最強の1勝馬のままではあるが、今年に入ってからも重賞で安定した走りを見せており、横山典騎手も今回で3走目。前走は完全に脚を余すような内容だったが、もともと相手なりに走れるタイプでもあり、G1の舞台での巻き返しに期待したい。もともとジャパンカップ天皇賞(春)菊花賞など、京都の長距離G1実績馬が強いレースでもある。過去にはトーセンジョーダンジャガーメイルサウンズオブアースエピファネイア他、数多くの伏兵馬が好走しており、その点でもエタリオウの巻き返しが怖い。

もう一頭はルックトゥワイス。こちらは春の目黒記念で待望の重賞初制覇。条件戦でくすぶっていた期間が長かった分、既に6歳ながら今が充実期の印象だ。アルゼンチン共和国杯では明らかに脚を余したが、結果的にはダメージの少ない前哨戦だったとプラスに捉えたい。また、目黒記念をレーン騎手騎乗で制しているように外国人騎手と手が合うタイプで、今回久々に来日するデットーリ騎手に乗り替わるのは大きなプラスだろう。

ジャパンカップの結論は、『TAROの競馬』にて無料公開予定。また、馬券の買い方や券種の選び方なども含めた結論は、競馬ノートにて限定配信の予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』
(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2019年11月21日(木) 12:00 覆面ドクター・英
ジャパンカップ・2019
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ジャパンカップというレースは、私が競馬を始めた30年近く前は、「世界の強豪に日本代表が挑むが、敗れる」という挑戦者の立場の大レースでした。外国馬も前評判とは違って、それほどの成績でなくても日本競馬への適性があったら激走してしまったりと、世界との差を感じさせられる時代でした。それが、年々日本馬が強くなり、また高速馬場だと勝負にならないと、とうとう今年は外国馬ゼロの年となってしまいました。現在の最強馬アーモンドアイもおらず、正直、日本馬同士でも最高峰の戦いという感じはしないメンバー構成ですが、近年ほぼ消しで良かった外国馬が来ない分、相対的に日本馬の枠が増えたことで馬券的には面白いとも言えます。友道厩舎の5頭出しも、このくらいの距離を目指した馬づくりをしてきていることの結果とのことですが、すごいですよね。


<全頭診断>
1番人気想定 ワグネリアン天皇賞(秋)では流れが向かずに5着だったが後方にいた時点でノーチャンスなレースだった。友道師は、距離が延びるのは良いとコメントしているし、実力上位なのは確かだが、正直400m延びるのは私自身は、そう歓迎ではないと思っている。ダービー馬で神戸新聞杯も勝ってこの距離で実績を残してはいるが、掛かり気味だったりもよくあり、前走後方となったから単純に距離が延びれば差し切れるかといえばそうでもないのがこのJCだから。JCは前に行って末脚を伸ばすタイプが好走するレースであり、同距離・同コースでも後方待機の瞬発力自慢で十分勝負になるダービーとは違ったレースと考えたほうが良い。

2番人気想定 ユーキャンスマイル:昨秋の菊花賞で3着したのもありステイヤー路線を歩みダイヤモンドS勝ち、春の天皇賞5着とそれなりの結果を出した。夏以降は中距離路線を使ってきて、新潟記念勝ち、天皇賞(秋)でも後方から鋭く差してきて4着と、同期のダービー馬のワグネリアンにも、とうとう先着した。スタミナ面と上昇度を加味すると、今回のJCはこちらが優勢では。

3番人気想定 レイデオロ:昨年の有馬記念2着までは堅実な馬だったが、ドバイ遠征で負けてからは宝塚記念5着、オールカマー4着とすっかりしぼんでしまった。2年前のJCで2着したように適性のある舞台なのだろうが、闘争心を取り戻せるかどうか。能力があるのは今更言うまでもないが……。

4番人気想定 スワーヴリチャード:昨年のJC3着でもあり、得意の左回りで巻き返したいところだろうが、やんちゃさが無くなったとともに終いの頑張りも無くなった。ただマーフィー騎手だと先週のペルシアンナイト同様に衰えてきていても頑張らせる騎乗をしてくるかも。坂路調整に変えてみたりと陣営は工夫しているが、そう簡単には巻き返せないのではという気持ちのほうが強いが。

5番人気想定 カレンブーケドールオークスで2着したようにこの舞台は向く可能性があるし、53kgという斤量も有利。近年は牝馬がやたらと走るレースでもある。ただ古馬や牡馬を押しのけて勝つまでの感じの馬ではないのでは。

6番人気想定 ムイトオブリガード:今回より100m長いアルゼンチン共和国杯の得意な馬で、同レースでは昨年2着、今年は1着と好走を続けている。昔はアルゼンチン共和国杯はG2とは名ばかりの三流ステイヤーのハンデ戦であったが、近年は出世レースとなっていて、似た舞台のここもそこそこやれていいかも。

7番人気想定 シュヴァルグラン:一昨年のJC勝ち馬(本命を打って馬券をとらせてもらった恩義のある馬)で昨年も4着と頑張った。ステイヤー寄りの馬で、前走より距離延びるのは良いのだろうがさすがに年齢的な衰えあり。

8番人気想定 エタリオウ:3月の日経賞2着までは、たくさんの2着を積み重ねてきたが、それ以降は人気より走れない状況で天皇賞(春)4着、宝塚記念9着、京都大賞典5着と得意の2着が遠ざかっている状況。そもそもそう強くないと私自身は初めから思っている馬。横山典騎手が前走後に深いブリンカーに戻したほうがいいと指摘しているように、心身バラバラの状況という印象。

9番人気想定  ルックトゥワイス:今年は目黒記念勝ち、前走アルゼンチン共和国杯でも4着と東京のこのくらいの距離は合う。実績は落ちるが激走可能なレベルにはいる一頭だろう。最近は若い馬が好走するレースだが、デットーリ騎手が乗れば、6歳秋でも最後にひと花というシーンも。(それにしても、デットーリ騎手元気ですよね。30年近く前のJCでも乗っていたし、途中にコカイン所持問題とか、飛行機墜落しても生存したり、色々あった中でまだ世界のトップに君臨してますから)

10番人気以下想定
マカヒキ:一昨年のJCでは4着とそこそこ走れていた馬。この2戦は二桁着順となっているように衰えたダービー馬となってしまっていて、ディープインパクト産駒は不調続きからの巻き返し激走がほとんど無い。

ダンビュライト:今年は京都記念1着、前走の京都大賞典2着と京都だと坂の下りで勢いつけての惰性で走るのが得意なよう。東京では、内へ内へ切れ込んだ事もあり、いい走りは期待薄。

ジナンボー新潟記念で2着して、ようやく重賞でもやれるところを示したディープインパクト×アパパネという良血馬。ただ、距離はやはり2000mのほうが良いのでは。

タイセイトレイル:夏の札幌のあまり向かない洋芝で3着続きだったが、前走は適性舞台となったアルゼンチン共和国杯2着と好走した。ここも適性条件だが、ちょっと荷が重いか。

ダイワキャグニー:リステッド競走を勝っての参戦だが、新潟記念で惨敗しているように、この相手は厳しい。

ウインテンダネス:1年半前の目黒記念勝ち以降はさっぱりで、ここも荷が重い。


<まとめ>
有力:ユーキャンスマイルワグネリアン

ヒモに:ムイトオブリガードカレンブーケドール

穴で:ルックトゥワイス

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エタリオウの口コミ


口コミ一覧
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 見事、今年のジャパンカップを制したのは、英語の表記が Contrail である1枠②番のコントレイルだった。

1.カレンブーケドールの回避およびワールドプレミアの引退から、今年のジャパンCは、今年の秋天の結果を踏襲。
2.今年の秋天の勝ち馬 = エフ「フォーリ」ア = the「Refor」mation(宗教改革)
3.今年のジャパンCの1枠
 {1枠①番 ムイトオブ「リガ」ー「ド」=「カトリ」ックの復活
 {1枠②番 「コント」レイ「ル」 【宗教和約】世俗の権力と教会との約束
       =「コン」コ「ル」ダー「ト」(「宗教」和約 =「宗教」改革)

         名誉挽回に成功したコントレイル号、お疲れ様でした。

※コントレイルのイントネーションについて
 コントレイルはコ(ントレイル)にアクセントがあるのであって、(コン)ト(レイル)にアクセントを置くのはオカシイと主張する人達がいる。なるほど、それでは逆に聞くが、コントレイルのコはカじゃなくてよいのか?マクドナルドの例を持ち出すまでもなく、英語がカタカナになるというのは英語が日本語になることを意味する以上、コントレイルは日本人が最も発音しやすい(コン)ト(レイル)にアクセントを置くのが正しい。ただし、軌跡と奇蹟といった具合に、コントレイルという日本語がもう1つ存在する場合は、この限りでない。
 彼と似たような馬名を他に挙げるとすれば、昨年まで現役だったエタリオウということにでもなろうか。このエタリオウは、れっきとした日本語である以上、コントレイルとは異なりイントネーションが1通りしか存在しないのだが、現在ではほとんど耳にしない言葉ということもあって、多くの競馬ファンを「エ」タリオウ?それともエタ「リ」オウ?(正解は前者)といった混乱に陥れた。それ故、彼は重賞未勝利のまま引退したと私は考えているのだが、コントレイルが彼と同じ轍を踏まなかったのは、きっと、コン「ト」レイルが日本人にとって最も発音しやすいイントネーションだったからだろう。デアリングタクトやディープボンドの今後の更なる活躍を願わずにはいられない。

  {1枠①番                  『ムイ』トオブリガード
  {1枠②番 フィヒテの師匠である「カント」=「『コ(カ)』ント」レイル


⦿4⃣1⃣ジャパンカップ予想 → https://umanity.jp/coliseum/coliseum_view.php?user_id=a59884603d&race_id=2021112805050812
・エタリオウで得たりおう → https://www.sankei.com/article/20181017-2Q7XYX4BZNMCHCMJQA6FJA6E3U/

 ビター ティー 2021年4月30日(金) 19:51
今週も、なかなかG1勝利には手が届かないG2青葉賞。今年...
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 これまでダービーの勝利とは縁のなかった青葉賞。先週のフローラSよりも実績に乏しく、10年間でダービー2着1回、3着1回が精一杯。今年こそダービーに通用する馬が生まれるか?・・・

 昨年同様、無敗の桜花賞馬(ソダシ)と無敗の皐月賞馬(エフフォーリア)が誕生し、2冠目も、この2頭に輝くのではないかと話題になり、青葉賞にとってダービーの壁はますます高くなったと感じられます。

とはいえ、ダービー・トライアルレースの意地?を見せて欲しいものです。

 まず、このレースに出走する馬たちの中で、ダービーにも通用したのはどのような馬なのか心に止めながら、過去10年間の1着~3着の上位入賞馬を中心に分析して予想を進めたいと思います。

1.『青葉賞 G2』過去10年間の成績

2020年 1着 3人気 →2着 4人気 →3着 1人気

新馬戦  2戦目  ホープフルS (弥生賞出走)→前走の成績→出走経験数  次走成績
1着オーソリティ  新馬戦① 芙蓉S1着 ホープフル5着 弥生賞3着 →(直 行)→⑤当該レース→ダービー不出走
2着ヴァルコス   新馬戦② 未勝利④① (な し)  弥生賞なし→ゆきやなぎ1着→⑥当該レース→ダービー14着
3着フィリオアレグロ新馬戦① 共同通信杯3着      弥生賞なし →(直 行)→③当該レース→ダービー不出走


    新馬戦 1着 6頭  2着 5頭  3着以下7頭 
    弥生賞あり1-0-0-2 弥生賞なし0-1-1-13

2019年 1着 5人気 →2着 1人気 →3着 3人気

1着リオンリオン  新馬戦② 未勝利②① (な し)  弥生賞なし →大寒桜1着→⑧当該レース→ダービー15着
2着ランフォザローゼス新馬戦① 葉牡丹賞2着      弥生賞なし →京成杯2着→④当該レース→ダービー7着
3着ピースワンパラディ新馬戦① Fウォーク賞1着    弥生賞なし →(直 行)→③当該レース→ダービー不出走

    新馬戦 1着 5頭  2着 4頭  3着以下7頭 
    弥生賞あり0-0-0-1 弥生賞なし1-1-1-12

2018年 1着 6人気 →2着 7人気 →3着 1人気

1着ゴーフォザサミット新馬戦⑤ 未勝利①(共同通信杯3着) 弥生賞なし→スプリング7着→⑥当該レース→ダービー7着
2着エタリオウ    新馬戦④ 未勝利①(500万下2着)  弥生賞なし→ゆきやなぎ1着→⑥当該レース→ダービー4着
3着スーパーフェザー 新馬戦① 若駒S6着(500万下2着) 弥生賞なし→アザレア賞1着→⑤当該レース→ダービー不出走

    新馬戦 1着 6頭  2着 2頭  3着以下10頭 
    弥生賞あり0-0-0-2 弥生賞なし1-1-1-13


2017年 1着 1人気 →2着 4人気 →3着 8人気

1着アドミラブル   新馬戦⑨ 未勝利①(アザレア賞1着)弥生賞なし →アザレア賞1着→④当該レース→ダービー3着
2着ベストアプローチ 新馬戦① 京都2歳S2着(500万下2着)弥生賞4着→(直 行)→⑥当該レース→ダービー9着
3着アドマイヤウイナー新馬戦① 札幌2歳S3着 ホープフル11着 弥生賞なし→大寒桜1着→④当該レース→ダービー不出走

    新馬戦 1着 7頭  2着 0頭  3着以下5頭 
    弥生賞あり0-1-0-0 弥生賞なし1-0-1-9


2016年 1着 4人気 →2着 5人気 →3着 1人気

1着ヴァンキッシュラン新馬戦② 未勝利③②①   弥生賞なし →アザレア賞1着→⑦当該レース→ダービー13着
2着レッドエルディスト新馬戦⑤ 未勝利①     弥生賞なし →大寒桜賞1着 →④当該レース→ダービー9着
3着レーヴァティン  新馬戦⑥ 未勝利③②①500万下1着 弥生賞なし→(直 行→③当該レース→ 引退

    新馬戦 1着 6頭  2着 3頭  3着以下4頭 
    弥生賞あり0-0-0-0 弥生賞なし1-1-1-10


2015年 1着 1人気 →2着 4人気 →3着 5人気

1着レーヴミストラル 新馬戦④ 未勝利②①着   弥生賞なし →アザレア賞1着→⑤当該レース→ダービー9着
2着タンタアレグリア 新馬戦② 未勝利②①ホープフル7着→弥生賞なし→大寒桜賞1着→当⑦該レース→ダービー7着
3着ヴェラヴェルスター新馬戦⑥ 未勝利②①    弥生賞なし →ゆりかもめ1着→⑤当該レース→ダービー不出走

    新馬戦 1着 5頭  2着 4頭  3着以下9頭 
    弥生賞あり0-0-0-0 弥生賞なし1-1-1-15


2014年 1着 10人気 →2着 1人気 →3着 4人気

1着ショウナンラグーン新馬戦⑦ 未勝利①(京成杯13着)弥生賞なし→山吹賞3着→⑦当該レース→ダービー6着
2着ワールドインパクト新馬戦② 未勝利①(500万下2着)弥生賞なし→大寒桜1着→⑥当該レース→ダービー10着
3着ヤマノウィザード 新馬戦① 梅花賞1着      弥生賞なし→すみれS7着→④当該レース→ダービー未出走

    新馬戦 1着 7頭  2着 2頭  3着以下9頭 
    弥生賞あり0-0-0-1 弥生賞なし1-1-1-14


2013年 1着 7人気 →2着 9人気 →3着 2人気

1着ヒラボクディープ 新馬戦① 葉牡丹賞6着     弥生賞なし →水仙賞1着→⑤当該レース→ダービー13着
2着アポロソニック  新馬戦⑦ 未勝利①(京成杯13着) 弥生賞なし →山吹賞1着→⑥当該レース→ダービー3着
3着ラストインパクト 新馬戦① エリカ賞2着(きさらぎ6着)弥生賞なし→大寒桜1着→⑥当該レース→ダービー不出走

    新馬戦 1着 6頭  2着 2頭  3着以下10頭 
    弥生賞あり0-0-0-1 弥生賞なし1-1-1-14


2012年 1着 1人気 →2着 10人気 →3着 13人気

1着フェノーメノ   新馬戦① ホープフルS7着(500万下1着)弥生賞6着→直行→⑤当該レース→ダービー2着
2着エタンダール   新馬戦① 萩S3着 ラジNIKKEI8着   弥生賞なし→山吹賞1着→⑦当該レース→ダービー8着
3着ステラウインド  新馬戦④ 未勝利②①          弥生賞なし→山吹賞4着→⑤当該レース→ダービー不出走

    新馬戦 1着 6頭  2着 4頭  3着以下7頭 
    弥生賞あり1-0-0-0 弥生賞なし0-1-1-14


2011年 1着 6人気 →2着 4人気 →3着 1人気

1着ウインバリアシオン新馬戦① 野路菊S1着 ラジNIKKEI4着 弥生賞7着 →直行→⑥当該レース→ダービー不出走
2着ショウナンパルフェ新馬戦② 未勝利① いちょうS3着 弥生賞なし→スプリングS6着→⑥当該レース→ダービー6着
3着トーセンレーヴ  新馬戦① アルメリア賞1着    弥生賞なし →毎日杯3着→④当該レース→ダービー9着

    新馬戦 1着 6頭  2着 4頭  3着以下8頭 
    弥生賞あり1-0-0-2 弥生賞なし0-1-1-13

 以上、1年ごとの1着~3着馬について

・新馬戦成績(例:①=1着)。
・2戦目の出走レースと成績(例:未勝利② 例は2着。)
・弥生賞の出走の有無。
・前走のレース成績(青葉賞出走前のレース)
・出走経験数 (例:④当該レース=青葉賞は4戦目)
・次走の成績(ダービー出走の有無と着順)
 6点について示してみました。(先週のフローラSと同じパターンです。)


 また、その年の全出走馬について
・新馬戦の成績分布(新馬戦1着馬の頭数、新馬戦2着馬の頭数、新馬戦3着以下の頭数)
・弥生賞の出走経験の有無(各頭数)

 2点について内訳を示してみました。(これも、先週のフローラSと同じパターンです。)


では、10年間の全データを上記6点及び2点について総合して『青葉賞』の全体像を浮き彫りにしたいと思います。そのため、1部のデータについては先々週の『皐月賞』のデータと比較して特徴を明らかにできるか試みます。

【過去10年間のデータ】

その1:全出走馬の新馬戦での成績

  青葉賞 G2
新馬戦 1着 60頭(35.5%) 2着 33頭(19.5%) 3着以下 76頭(45.0%)  総数頭169頭

  皐月賞G1
新馬戦 1着 87頭(49.7%) 2着 35頭(20.0%) 3着以下 53頭(30.3%)   総数175頭



 青葉賞のレース結果(新馬戦成績別の内訳)
       青葉賞 1着  青葉賞 2着  青葉賞 3着  複勝圏         
新馬戦1着  4頭( 6.7%)  3頭(5.0%)  7頭(11.7%)   14頭(23.3%) 総数60頭
新馬戦2着  2頭( 6.1%)  4頭(12.1%)  0頭( 0.0%)   6頭(18.2%) 総数33頭
新馬戦3着以下4頭( 5.3%)  3頭( 3.9%)  3頭( 3.9%)   10頭(13.2%) 総数76頭


皐月賞のレース結果(新馬戦成績別の内訳)
       皐月賞 1着  皐月賞 2着  皐月賞 3着  複勝圏    
新馬戦1着  7頭(8.1%)   8頭(9.2%)  9頭(10.3%)  24頭(27.6%) 総数87頭
新馬戦2着  2頭(5.7%)   2頭(5.7%)  1頭( 2.9%)  5頭(14.3%) 総数35頭
新馬戦3着以下1頭(1.9%)   0頭(0.0%)  0頭( 0.0%)  1頭( 1.9%) 総数53頭

 全出走馬の新馬戦での成績を皐月賞と比較してみると、皐月賞では新馬戦1着馬が半数近くで、1番多くなっています。一方、青葉賞では新馬戦3着以下の馬の出走割合が最多となっています。

 これは、以下に示したように先週のフローラSと桜花賞の比較で示した数値に非常に似通っています。

青葉賞 G2
新馬戦1着 60頭(35.5%)2着 33頭(19.5%)3着以下 76頭(45.0%)   総数169頭
フローラS G2
新馬戦1着 64頭(36.6%)2着 32頭(18.3%)3着以下 76頭(43.4%) 不出走3頭 総数175頭


皐月賞G1
新馬戦 1着 87頭(49.7%) 2着 35頭(20.0%) 3着以下 53頭(30.3%)   総数175頭

桜花賞G1
新馬戦 1着 56頭(47.1%) 2着 26頭(21.8%) 3着以下 37頭(31.1%)   総数119頭


 これは先週も述べましたが、G1に比べてG2の方が、力が通用するとみて、新馬戦では成長途上で能力を発揮しきれなかった3歳馬たちが、ダービー(オークス)の優先出走権を得ようと本気モードで参戦してくることを示す数値であることが窺われます。

 では、肝心のレース結果と新馬戦の成績を含めた参戦過程との間にどんな関係があるのか分析していきたいと思います。

 参考に、牡馬と牝馬では、3歳クラシックのレース傾向に違いや特徴が見られないか桜花賞と皐月賞のレース結果について、新馬戦成績別の内訳を比較してみます。

【牡馬(皐月賞)と牝馬(桜花賞)の比較】

皐月賞のレース結果(新馬戦成績別の内訳)
       皐月賞 1着   皐月賞 2着  皐月賞 3着  複勝圏    
新馬戦1着  7頭(8.1%)   8頭(9.2%)  9頭(10.3%)  24頭(27.6%) 総数87頭
新馬戦2着  2頭(5.7%)   2頭(5.7%)  1頭( 2.9%)  5頭(14.3%) 総数35頭
新馬戦3着以下1頭(1.9%)   0頭(0.0%)  0頭( 0.0%)  1頭( 1.9%) 総数53頭

桜花賞のレース結果(新馬戦成績別の内訳)
       桜花賞 1着  桜花賞 2着   桜花賞 3着  複勝圏     
新馬戦1着  9頭(9.2%)  6頭(6.1%)   7頭(7.1%)   22頭(22.4%) 総数98頭
新馬戦2着  1頭(2.9%)  3頭(8.6%)   1頭(2.9%)   5頭(14.3%) 総数35頭
新馬戦3着以下0頭(0.0%)  1頭(2.2%)   2頭(4.3%)   3頭( 6.5%) 総数46頭


 牝馬(桜花賞)では、新馬戦から1着になる能力を発揮できる馬でなければ、桜花賞ではほとんど連対できないことを示しています。新馬戦2着であれば連対する可能性は残されていますが、新馬戦3着以下の馬は桜花賞3着の可能性はあっても、連対することはまずあり得ないことを示しています。

 牡馬(皐月賞)でも、新馬戦1着の勝率が70.0%(7/10頭)。連対率が75.0%(15/20頭)。複勝率では80.0%(24/30頭)。というように新馬戦1着の馬が圧倒的な成績をおさめています。ただし、勝馬に限れば、牡馬(皐月賞)の方が新馬戦2着馬の勝利する可能性が倍増?し、3着馬にも可能性が残されているということになります。

 つまり、連対率では牡馬・牝馬共に10年間で新馬戦1着馬が15頭ずつで75.0%とまったく同じではありますが、牡馬(皐月賞)の1着は、やや荒れ気味になるようです。

 反面、複勝率でみると、牡馬の方が新馬戦1着馬で堅く決まる(牡馬80.0%)傾向があると言えそうです。(牝馬73.3%)


 では、ダービーとオークスのトライアルレースに位置づけられているフローラSと青葉賞も同様の傾向があるのでしょうか。

【牡馬(青葉賞)と牝馬(フローラS)の比較】

青葉賞のレース結果(新馬戦成績別の内訳)
       青葉賞 1着  青葉賞 2着 青葉賞 3着 複勝圏         
新馬戦1着   4頭( 6.7%) 3頭( 5.0%) 7頭(11.7%)  14頭(23.3%) 総数60頭(35.5%)
新馬戦2着  2頭( 6.1%) 4頭(12.1%) 0頭( 0.0%)   6頭(18.2%) 総数33頭(19.5%)
新馬戦3着以下4頭( 5.3%) 3頭( 3.9%) 3頭( 3.9%)  10頭(13.2%) 総数76頭(44.9%)


 フローラSのレース結果(新馬戦成績別の内訳)
      フローラS1着  フローラS2着  フローラS3着 複勝圏     
新馬戦1着  4頭( 7.1%) 7頭(12.5%)  7頭(12.5%)  18頭(32.1%) 総数56頭(32.0))
新馬戦2着  4頭(15.4%) 1頭( 3.8%)   1頭( 3.8%)   6頭(23.1%) 総数26頭(14.9%)
新馬戦3着以下2頭( 5.4%) 2頭( 5.4%)   2頭( 5.4%) 6頭(16.2%) 総数37頭(21.1%)

 トライアルレースでは、牡馬(青葉賞)・牝馬(フローラS)共に様相が一変し、新馬戦での成績によって皐月賞や桜花賞のようにレース結果(成績)に優位性があるとはいえないようです。牡馬・牝馬とも、新馬戦1着の勝率が40.0%(4/10頭)と半減していることがデータから読み取れます。

新馬戦1着馬の成績を連対率と複勝率で牡馬・牝馬の比較すると

牡馬(青葉賞)    連対率が35.0%( 7/20頭)。複勝率では46.7%(14/30頭)
牝馬(フローラS)  連対率が52.5%(11/20頭)。複勝率では60.0%(18/30頭)

 新馬戦1着のように早くから結果を出していてもトライアルレースの成績とそれほど強く結びついていないことが認められます。

 皐月賞でみると、牡馬の方が新馬戦1着馬の複勝率が高く、堅く決まる(牡馬80.0%)傾向がありました。ところが、青葉賞とフローラSの牡馬・牝馬の比較では、真逆になっていることをデータが示しています。

 すなわち、トライアルレースは荒れ気味であるとは言いながら、牝馬では新馬戦1着馬の複勝率は5割以上を保っています。一方、牡馬では複勝率が5割を切っていて、牡馬(青葉賞)がより荒れ気味なのです。

 新馬戦1着馬の連対率で牡馬と牝馬の比較をすると、更にそれが顕著になります。牝馬(フローラS)の連対率が52.5%なのに対して、牡馬(青葉賞)の連対率が35.0%と、新馬戦の1着が信頼に足る成績を収めることができていないことが認められます。

 青葉賞では新馬戦2着馬よりも3着以下の方が勝率、連対率、複勝率の全てで上回っており、波乱のトライアルレースになっていることに疑いありません。

新馬戦2着    勝率20.0%( 2/10頭) 連対率33.3%( 6/20頭) 複勝率20.0%( 6/30頭)
新馬戦3着以下  勝率40.0%( 4/10頭) 連対率35.0%( 7/20頭) 複勝率33.3%(10/30頭)

 次に、弥生賞出走の有無と青葉賞の成績との関連について、皐月賞の場合と比較してみましょう。

【過去10年間のデータ】

その2:全出走馬の弥生賞への出走の有無と当該レースの成績
青葉賞 G2
弥生賞あり3-1-0-9  弥生賞なし7-9-10-127
皐月賞G1
弥生賞あり0-5-2-39  弥生賞なし10-5-8-107

 皐月賞の場合は、弥生賞出走経験がある馬で、勝利を手に入れた馬は1頭もいないものの、連対率10.9%(5/46頭) 複勝率15.2%(7/46頭)となり、弥生賞不出走馬の連対率11.4%(15/130頭) 複勝率17.7%(23/130頭)とほぼ互角の成績を残しています。

 青葉賞では、弥生賞出走経験がある場合、勝率23.1%(3/13頭) 連対率30.8%(4/13頭) 複勝率30.8%(4/13頭)となり、弥生賞不出走馬の勝率4.6%(7/153頭) 連対率10.5%(16/153頭) 複勝率17.0%(26/153頭)に比較して、複勝率のみ極わずかに低いものの、勝率と連対率ではかなり上回る結果になっています。

 つまり、青葉賞においては弥生賞出走馬の連対の可能性を意識して、本命馬等の選択を考えた予想をする必要があるということです。

 それでは、過去10年間で弥生賞を経由して出走した14頭がどんな臨戦過程で出走し、連対したのはどんな馬たちなのか
詳しく見て、今年の弥生賞出走経験のある唯一頭のワンデイモアと比較検討してみましょう。

【過去10年間の弥生賞経由の成績】

2020年     新馬戦  2戦目  ホープフルS (弥生賞出走)→前走の成績→青葉賞成績  次走成績
オーソリティ  新馬戦① 芙蓉S1着 ホープフル5着 弥生賞3着 →(直 行)→5走目1着→ダービー不出走
メイショウボサツ新馬戦② 未勝利②  (な し) 弥生賞10着→大寒桜賞1着→9走目5着→ダービー不出走
アラタ     新馬戦⑧ 未勝利⑤  (な し)  弥生賞3着 →(直 行)→5走目14着→ダービー不出走
2019年
サトノラディウス新馬戦① 葉牡丹3着 (な し)  弥生賞6着 →(直 行)→5走目5着→ダービー不出走
2018年
トラストケンシン新馬戦⑦ 未勝利③  (な し)  弥生賞6着 →(直 行)→6走目5着→ダービー不出走
オブセッション 新馬戦① シクラメン3着(な し)  弥生賞7着 →(直 行)→4走目11着→引退
2017年
ベストアプローチ新馬戦① 京都2歳S2着(な し)  弥生賞4着→(直 行)→6走目2着→ダービー9着
2016年
該当馬なし
2015年
該当馬なし
2014年
エイシンエルビン新馬戦④ 未勝利③  (な し)  弥生賞8着 →(直 行)→6走目7着→ダービー不出走
2013年
ダービーフィズ 新馬戦② 未勝利①  (な し)  弥生賞7着 →(直 行)→6走目12着→ダービー不出走
2012年
フェノーメノ   新馬戦① ホープフルS7着     弥生賞6着→(直 行)→6走目1着→ダービー2着
2011年
ウインバリアシオン新馬戦① 野路菊S1着       弥生賞7着 →(直 行)→6走目1着→ダービー不出走
ギュスターヴクライ新馬戦⑥ 未勝利⑪  (な し)  弥生賞6着 →(直 行)→7走目4着→ダービー不出走
ショウナンマイティ新馬戦① 萩S1着  (な し)  弥生賞4着 →(直 行)→6走目5着→ダービー不出走


 弥生賞出走後に青葉賞に参戦するのは、弥生賞で4着以下になり、皐月賞の優先出走権を得られず出走が叶わなかったものの、ダービーには是非とも出走させたいと優先出走権を狙ってきたからです。早くから能力を開花させて皐月賞(このトライアルレースも含めて)に出走させることができた馬たちとは別路線で、持てる能力や能力を発揮する精神面・肉体面の成長の違いや個性によって多彩なレース経験を経て挑戦してきたものですから、予想するのも難しいはずです。

 その多様な出走状況の中から有力馬を見極める方法を焦点化する一つの手法として「弥生賞出走経験」の有無によって上位入賞の可能性を探ることができるのではないかと思います。

前述のような青葉賞における弥生賞経由馬の勝率・連対率が他のレースと比べて明らかに高めであるなら、上記の13頭の分析から、今年出走するワンデイモアの取捨を決めることがキーポイントになるかもしれません。

【過去10年間のデータから有力候補になりそうな弥生賞経由馬の条件】
(1)新馬戦の成績    1着から8着までの出走 青葉賞の複勝圏に入ったのは新馬戦1着の4頭のみ
(2)弥生賞までの勝ち鞍 2勝馬が青葉賞1着3頭 1勝馬が青葉賞2着1頭
(3)弥生賞の成績    青葉賞1着←弥生賞3着、6着、7着 青葉賞2着←弥生賞4着
(4)青葉賞出走時の経験 5戦目→2着、1着、1着 6戦目→1着

 かなり強引ですが、これまで青葉賞で連対した4頭を4つの視点から「ワンデイモア」に当てはめてみます。

ワンデイモア   新馬戦⑧ 未勝利① 1勝クラス1着  弥生賞7着 → (直行)   →⑤当該レース

 (1)が当てはまらないものの、他の3項目は当てはまるので、複勝圏内に入ってくる期待を持たせる臨戦過程となっています。ただし、弥生賞経由馬の場合は新馬戦で1着が青葉賞連対の必要条件となり、(1)の条件を最重要視するべきかもしれません。

 確かに、弥生賞不出走を含めた青葉賞出走馬の全体で見たときは、新馬戦1着馬の勝率と連対率、複勝率の全てがフローラSや皐月賞・桜花賞に比べてかなり低いのは事実で、新馬戦8着の「ワンデイモア」にも複勝圏の可能性があるという考え方もありますが、人気が高ければ「切りたい」危険な有力馬に、人気が低ければ穴馬に評価するべきと判断します。


 それでは、過去10年間のデータから今年の有力馬を絞り込んでみたいと思います。


【過去10年間の上位入賞馬】

2020年 1着 3人気 →2着 4人気 →3着 1人気
新馬戦  2戦目  ホープフルS (弥生賞出走)→前走の成績→出走経験数  次走成績
1着オーソリティ  新馬戦① 芙蓉S1着 ホープフル5着 弥生賞3着 →(直 行)→⑤当該レース→ダービー不出走
2着ヴァルコス   新馬戦② 未勝利④① (な し)  弥生賞なし→ゆきやなぎ1着→⑥当該レース→ダービー14着
3着フィリオアレグロ新馬戦① 共同通信杯3着      弥生賞なし →(直 行)→③当該レース→ダービー不出走

2019年 1着 5人気 →2着 1人気 →3着 3人気
1着リオンリオン  新馬戦② 未勝利②① (な し)  弥生賞なし →大寒桜1着→⑧当該レース→ダービー15着
2着ランフォザローゼス新馬戦① 葉牡丹賞2着      弥生賞なし →京成杯2着→④当該レース→ダービー7着
3着ピースワンパラディ新馬戦① Fウォーク賞1着    弥生賞なし →(直 行)→③当該レース→ダービー不出走

2018年 1着 6人気 →2着 7人気 →3着 1人気
1着ゴーフォザサミット新馬戦⑤ 未勝利①(共同通信杯3着) 弥生賞なし→スプリング7着→⑥当該レース→ダービー7着
2着エタリオウ    新馬戦④ 未勝利①(500万下2着)  弥生賞なし→ゆきやなぎ1着→⑥当該レース→ダービー4着
3着スーパーフェザー 新馬戦① 若駒S6着(500万下2着)弥生賞なし→アザレア賞1着→⑤当該レース→ダービー不出走

2017年 1着 1人気 →2着 4人気 →3着 8人気
1着アドミラブル   新馬戦⑨ 未勝利①(アザレア賞1着)弥生賞なし →アザレア賞1着→④当該レース→ダービー3着
2着ベストアプローチ 新馬戦① 京都2歳S2着(500万下2着)弥生賞4着→(直 行)→⑥当該レース→ダービー9着
3着アドマイヤウイナー新馬戦① 札幌2歳S3着 ホープフル11着 弥生賞なし→大寒桜1着→④当該レース→ダービー不出走

2016年 1着 4人気 →2着 5人気 →3着 1人気
1着ヴァンキッシュラン新馬戦② 未勝利③②①   弥生賞なし →アザレア賞1着→⑦当該レース→ダービー13着
2着レッドエルディスト新馬戦⑤ 未勝利①     弥生賞なし →大寒桜賞1着 →④当該レース→ダービー9着
3着レーヴァティン  新馬戦⑥ 未勝利③②①500万下1着 弥生賞なし→(直 行)→③当該レース→ 引退

2015年 1着 1人気 →2着 4人気 →3着 5人気
1着レーヴミストラル 新馬戦④ 未勝利②①着   弥生賞なし →アザレア賞1着→⑤当該レース→ダービー9着
2着タンタアレグリア 新馬戦② 未勝利②①ホープフル7着→弥生賞なし→大寒桜賞1着→当⑦該レース→ダービー7着
3着ヴェラヴェルスター新馬戦⑥ 未勝利②①    弥生賞なし →ゆりかもめ1着→⑤当該レース→ダービー不出走

2014年 1着 10人気 →2着 1人気 →3着 4人気
1着ショウナンラグーン新馬戦⑦ 未勝利①(京成杯13着)弥生賞なし→山吹賞3着→⑦当該レース→ダービー6着
2着ワールドインパクト新馬戦② 未勝利①(500万下2着)弥生賞なし→大寒桜1着→⑥当該レース→ダービー10着
3着ヤマノウィザード 新馬戦① 梅花賞1着      弥生賞なし→すみれS7着→④当該レース→ダービー未出走

2013年 1着 7人気 →2着 9人気 →3着 2人気
1着ヒラボクディープ 新馬戦① 葉牡丹賞6着     弥生賞なし →水仙賞1着→⑤当該レース→ダービー13着
2着アポロソニック  新馬戦⑦ 未勝利①(京成杯13着) 弥生賞なし →山吹賞1着→⑥当該レース→ダービー3着
3着ラストインパクト 新馬戦① エリカ賞2着(きさらぎ6着)弥生賞なし→大寒桜1着→⑥当該レース→ダービー不出走

2012年 1着 1人気 →2着 10人気 →3着 13人気
1着フェノーメノ   新馬戦① ホープフルS7着(500万下1着)弥生賞6着→直行→⑤当該レース→ダービー2着
2着エタンダール   新馬戦① 萩S3着 ラジNIKKEI8着   弥生賞なし→山吹賞1着→⑦当該レース→ダービー8着
3着ステラウインド  新馬戦④ 未勝利②①          弥生賞なし→山吹賞4着→⑤当該レース→ダービー不出走

2011年 1着 6人気 →2着 4人気 →3着 1人気
1着ウインバリアシオン新馬戦① 野路菊S1着 ラジNIKKEI4着 弥生賞7着 →直行→⑥当該レース→ダービー不出走
2着ショウナンパルフェ新馬戦② 未勝利① いちょうS3着 弥生賞なし→スプリングS6着→⑥当該レース→ダービー6着
3着トーセンレーヴ  新馬戦① アルメリア賞1着    弥生賞なし →毎日杯3着→④当該レース→ダービー9着


 過去10年間データから、次の観点を有力馬候補選択の考慮事項に入れたいと考えます。
(1)新馬戦の成績よりも青葉賞の前走で1着になっていること(30頭中18頭が1着=青葉賞で複勝率60.0%)
  ※弥生賞経由で複勝圏の4頭を除くと69.2%(18/26頭) ただし、前走未勝利1着は前例がないので除外。

(2)前走までに重賞経験があり、掲示板に載った実績があること(30頭中5頭が該当=(1)と合わせて複勝率76.7%)
  ※前走がスプリングSでは、掲示板に準じた6着・7着の2頭も複勝圏に入り、(1)(2) と合わせて複勝率83.3%

(3)弥生賞経由「ワンデイモア」を別途検討することにすれば、上記の複勝率は88.5%(23/26頭)とする見方も可能


 以上、これまでのデータと考察を踏まえて青葉賞出走馬18頭の検討をしてみます。


【青葉賞G2 出走馬】
1.アランデル     新馬戦① 芙蓉S OP2着        弥生賞なし →きさらぎ賞5着→④当該レース
2.ワンダフルタウン  新馬戦② 未勝利① 萩S3着     弥生賞なし →京都2歳S1着→⑤当該レース
3.ノースブリッジ   新馬戦① 葉牡丹賞1着        弥生賞なし →葉牡丹賞1着 →③当該レース
4.バーボンハイボール 新馬戦⑩ 未勝利⑪ 摩耶山特別1着  弥生賞なし →1勝クラス5着→⑥当該レース
5.ワンデイモア    新馬戦⑧ 未勝利① 1勝クラス1着  弥生賞7着 → (直行)   →⑤当該レース
6.アオイショー    新馬戦① ホープフルS7着      弥生賞なし →山吹賞1着  →④当該レース
7.レッドヴェロシティ 新馬戦⑦ 未勝利③① 1勝クラス5着 弥生賞なし →水仙賞1着  →⑥当該レース
8.マテンロウエール  新馬戦② 未勝利①          弥生賞なし →大寒桜賞11着→④当該レース
9.テンカハル     新馬戦② 未勝利① ホープフルS6着 弥生賞なし →アザレア賞3着→④当該レース
10.キングストーンボーイ新馬戦① サウジRC5着       弥生賞なし →共同通信杯4着→⑤当該レース
11.テーオーロイヤル  新馬戦③ 未勝利⑨④①        弥生賞なし →未勝利1着  →⑤当該レース
12.スワーヴエルメ   新馬戦② 未勝利①          弥生賞なし →未勝利1着  →③当該レース
13.アウスヴァール   新馬戦④ 未勝利⑧①         弥生賞なし →若葉S4着  →⑤当該レース
14グレアリングアイ  新馬戦③ 未勝利①          弥生賞なし →大寒桜賞2着 →⑤当該レース
15.リーブルミノル   新馬戦⑦ 未勝利③③⑪②③⑤①    弥生賞なし →アザレア賞1着→⑪当該レース
16.レインフロムヘヴン 新馬戦① 百日草2着 東スポ8着   弥生賞なし →スプリングS13着→⑥当該レース
17.タガノカイ     新馬戦⑩ 未勝利⑦① きさらぎ賞4着 弥生賞なし →若葉S7着  →⑧当該レース
18.モンテディオ    新馬戦③ 未勝利②②②① すみれS3着 弥生賞なし →アザレア賞2着→⑧当該レース
(抽選漏れ・除外)
ゲヴィナー     新馬戦なし 未勝利①         弥生賞なし →未勝利1着  →②当該レース
トーホウバロン   新馬戦⑨ 未勝利③⑤①        弥生賞なし →若葉S8着  →⑥当該レース
レンツシュピッツェ 新馬戦⑤ 未勝利⑩① 1勝クラス7着 弥生賞なし →ゆきやなぎ賞3着→⑦当該レース
ヴェローチェオロ  新馬戦① 札幌2歳S5着 東スポ2歳S5着 弥生賞なし →ひめさゆり1着→⑩当該レース


これまでのデータを(1)から(3)の観点で今年の出走馬に照らし合わせて、印を回す候補を絞ってみます。

△1.アランデル     新馬戦① 芙蓉S OP2着        弥生賞なし →きさらぎ賞5着→④当該レース
◎2.ワンダフルタウン  新馬戦② 未勝利① 萩S3着     弥生賞なし →京都2歳S1着→⑤当該レース
▲3.ノースブリッジ   新馬戦① 葉牡丹賞1着        弥生賞なし →葉牡丹賞1着 →③当該レース
△6.アオイショー    新馬戦① ホープフルS7着      弥生賞なし →山吹賞1着  →④当該レース
△7.レッドヴェロシティ 新馬戦⑦ 未勝利③① 1勝クラス5着 弥生賞なし →水仙賞1着  →⑥当該レース
△9.テンカハル     新馬戦② 未勝利① ホープフルS6着 弥生賞なし →アザレア賞3着→④当該レース
○10.キングストーンボーイ新馬戦① サウジRC5着       弥生賞なし →共同通信杯4着→⑤当該レース
×15.リーブルミノル   新馬戦⑦ 未勝利③③⑪②③⑤①    弥生賞なし →アザレア賞1着→⑪当該レース
×17.タガノカイ     新馬戦⑩ 未勝利⑦① きさらぎ賞4着 弥生賞なし →若葉S7着  →⑧当該レース

【弥生賞経由】
×5.ワンデイモア    新馬戦⑧ 未勝利① 1勝クラス1着  弥生賞7着 → (直行)   →⑤当該レース


データにとらわれ過ぎてはいけませんが、軽視することもできないので、総合的に判断するとこんな感じの予想になってしまいました。

 データを信じるか信じないかは自分次第!

これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

 ちなみに、弥生賞を経由して青葉賞で上位入賞した馬は、ダービーでは全て4着以下に敗れています。ですから、ワンデイモアが仮に青葉賞で上位入賞してもダービーには通用しないと思われます。

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 ビター ティー 2021年3月26日(金) 21:01
日経賞の位置付けは?! 天皇賞(春)の戴冠を狙うG2なのです!
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 1着馬に天皇賞(春)の優先出走権が与えられる伝統のG2「日経賞」。このレースに出走馬を送り出す陣営の思惑の共通点は、単に「天皇賞(春)」に出走させることにとどまらず『G1タイトルホルダー』の称号を射止めることです。しかし、G1の栄冠を手に入れるチャンスをつかむため、まず「日経賞」で勝つ可能性があるのはどんな馬たちなのか…天皇賞との関連も含めて考えてみたいと思います。


 「日経新春杯」の日記で

『(日経新春杯の出走馬の中で連対した)2頭が天皇賞(春)に目標を定めるとしたら、(直行するのでなければ)叩き台となる(次走)レースは日経賞G2が有力で、過去10年で最多の9頭が(このレースに)出走し、成績は2 -1- 2-4となかなか優秀な成績を収めています。これは日経新春杯1~3着までの馬たちの成績ですが、1着だった馬に限れば 2-1-0-0 と更に優秀で、覚えておくと日経賞の予想をするときに参考になるのではないかと思います。』

と、書いたのですが、今年は残念ながら「日経新春杯」からの出走はなかったので、このデータは来年以降に役立てていただければ有難く存じます。

 とは言いながら、「日経賞」が同じ格付けのG2の中でどんな位置付けになるのかを探るために「日経新春杯」及び「AJCC」と比較してみます。

【同じシーズンにおけるG1での成績 過去10年】
① 日経新春杯からG1への参戦 22頭 (1-1-1-19)

   天皇賞(春)1着 ヒルノダムール   2011年
   天皇賞(春)2着 グローリーヴェイス 2019年
   天皇賞(春)3着 シュヴァルグラン  2017年

② AJCCからG1への参戦 15頭  (2-2-0-11)
   天皇賞(春)1着 フィエールマン   2019年
   QE2世C1着 ルーラーシップ   2012年
   宝塚記念 2着 ルーラーシップ   2012年
   宝塚記念 2着 ダノンバラード   2013年

③ 日経賞からG1への参戦   32頭 ( 3 – 3 – 2 - 24)

   天皇賞(春)1着 フェノーメノ    2013年
   天皇賞(春)2着 スティッフェリオ  2020年
   天皇賞(春)2着 ウインバリアシオン 2014年
   天皇賞(春)2着 ウインバリアシオン 2014年
   天皇賞(春)3着 ミッキースワロー  2012年
   天皇賞(春)3着 ホッコーブレーヴ  2014年 
   宝塚記念 1着 マリアライト    2016年 
   QE2世C1着 ルーラーシップ   2012年 

3つのG2レースの出走実数に対する上位入賞率は下記の通りになります。

勝率  連対率 複勝率 
日経新春杯 4.5%  9.1%  13.6%
AJCC  13.3% 26.7%  26.7%
日経賞   9.4% 18.8%  33.3%

 同じG2といっても、明らかに『日経新春杯』は他の2レースに比べて格下感があります。

『AJCC』と『日経賞』では、どちらが上なのか(下なのか)微妙な関係ですが、詳細な検討は『天皇賞(春)』
で行うことにして、今年の『日経賞』に登録している馬の中に『AJCC』を経由してくる馬が3頭もいますので、どのように評価すればいいか、過去10年の連対馬20頭から分析してみましょう。


【過去10年間の連対馬の臨戦過程と日経賞の成績及び次走レース】

開催年  馬 名      前走      結果   次走(目標)
2020年 ミッキースワロー AJCC   4着 → 1着 →天皇賞(春)3着
     G2①②⑬② G1⑥⑤⑤⑪ 出走時の重賞経験(G2以上)
2020年 モズベッロ    日経新春杯1着 → 2着 →天皇賞(春)7着
     G2⑨⑰①  G1なし
    ※ガンコ 14着(最下位)→引退
2019年 メイショウテッコン日経新春杯9着 → 1着 →天皇賞(春)11着
     G2③    G1⑭   
2019年 エタリオウ     菊花賞  2着 → 2着 →天皇賞(春)4着
     G2②②   G1④②

2018年 ガンコ     1600万下松籟S1着→ 1着 →天皇賞(春)14着
     G2③    G1なし
2018年 チェスナットコート1600万下早春S1着→ 2着 →天皇賞(春)5着
     G2なし   G1なし
    ※1番人気キセキ 9着、2番人気トーセンバジル 5着

2017年 シャケトラ    日経新春杯2着 → 1着 →天皇賞(春)9着
     G2②    G1なし
2017年 ミライヘノツバサ   AJCC 3着 → 2着 →オールカマー10着
     G2③    G1⑬⑫
    ※1番人気ゴールドアクター 5着、2番人気レインボーライン 4着

2016年 ゴールドアクター 有馬記念 1着 → 1着 →天皇賞(春)12着
     G2④①   G1③①
2016年 サウンズオブアース有馬記念 2着 → 2着 →天皇賞(春)15着
     G2②②④② G1⑪②⑨⑤②
    ※6番人気ホッコーブレーヴ 7着
2015年 アドマイヤデウス 日経新春杯1着 → 1着 →天皇賞(春)15着
     G2①    G1⑨⑦
2015年 ウインバリアシオン有馬記念12着→2着→天皇賞(春)12着
     G2⑦①②⑥②③①⑮ G1②②⑤③④②②⑦⑫
※2番人気フェノーメノ 8着  6番人気ホッコーブレーヴ 3着

2014年 ウインバリアシオン有馬記念2着→1着→天皇賞(春)2着
     G2⑦①②⑥②③① G1②②⑤③④②
2014年 ホッコーブレーヴ ジャパンC12着→ 2着 →天皇賞(春)3着
     G2⑤    G1⑫
    ※1番人気サウンズオブアース 4着、2番人気フェノーメノ 5着

2013年 フェノーメノ   ジャパンC5着 → 1着 →天皇賞(春)1着
     G2⑥①①  G1②②⑤
2013年 カポーティスター 京都記念 6着 → 2着 →天皇賞(春)15着
     G2⑨⑨①⑥ G1なし
※8番人気⑭(最下位)ネコパンチ

2012年 ネコパンチ  ダイヤモンドC15着 → 1着 →宝塚記念16着
     G2⑥⑩⑭  G1なし
2012年 ウインバリアシオン 京都記念6着 → 2着→天皇賞(春)3着
     G2⑦①②⑥ G1②②⑤
    1番人気ルーラーシップ 3着

2011年 トゥザグローリー  京都記念1着 → 1着 →天皇賞(春)13着
     G2②①   G1⑦⑦③
2011年 ペルーサ      有馬記念4着 → 2着 →天皇賞(春)8着
     G2①⑤   G1⑥②⑤④

 以上10年間の全連対馬のデータを列挙してみましたが、さらに整理してみます。

      G2優勝経験 G1連対経験 G1優勝経験 G1・2優勝複数経験
日経賞1着    3頭    2頭     0頭     1頭
日経賞2着    2頭    5頭     0頭     0頭

 出走時までにG2以上のレースで優勝またはG1で連対の実績(能力)のある馬でなければ「日経賞」での連対は難しいと思われますが、35%(7頭)がこの条件に該当しません。意外に思われますが、その内5頭はG2で2・3着の経験がありますので、G2で3着以上の実績がなければ連対する可能性はかなり低いと思います。

 出走時までにG2で1着の実績がなく日経賞で2着になった2頭(10%)の内、ホッコーブレーヴは次走の天皇賞(春)でも3着となり、翌年の「日経賞」でも3着とリピーターとして成果をあげ、2014年の「日経賞」2着をきっかけに成長し、能力が高まったとみられますので、このデータに対する裏付けは、まず間違いないと考えてもいいでしょう。

 唯一、G2で実績がなくて2着となったチェスナットコートは、次走の天皇賞(春)で5着になりましたが、この年(2018年)の1着馬、2着馬の前走は共に1600万下1着からという異例の出走過程でのワンツーフィニッシュという結果になりました。

 このような大波乱がなぜ起こったのか、少々考察を加えると、この年の1番人気はキセキ。2番人気はトーセンバジルで、どちらも海外G1からの帰国初戦ということもあり、本命サイドが本調子でなかったこともその要因と思われます。

 2018年を除き、毎年、連対した2頭の前走は全て重賞。しかも9年間の18頭中17頭がG1かG2で、例外はG3ダイヤモンドC15着ブービーから1着となったネコパンチのみです。

このレースのビデオ映像が残っていないのでレースの記録から推測するしかありませんが、ネコパンチが逃げ切ったこのレースの2着が2番人気のウインバリアシオンで、3着が1番人気のルーラーシップのレース展開は次の通りだったのではないかと思います。

最後方(14番手)にいたウインバリアシオンが最速の末脚(35.7)で追い上げたものの、0.6秒差(3馬身1/2)の2着。中団8番手から追い上げたルーラーシップが2番目の末脚(36.2)でネコパンチを捕まえに行ったのでしょうが、ゴール手前でウインバリアシオンにかわされクビ差の3着・・・と、人気薄の(12番人気)ネコパンチに完敗。

その原因は、武豊(ウインバリアシオン)と福永祐一(ルーラーシップ)が牽制し合って仕掛けどころが遅れたこと。最後はいっぱいになって脚があがると油断して、互いにマークする相手はただ1頭だけ勝てるレースという思いが強く、その結果大逃げのネコパンチに楽々と(上り3ハロン37.8)逃げ切りを許したのでしょう。

ウインバリアシオンとネコパンチの上りの末脚の差が2.1秒で、着差が0.6秒ということは、残り600mで約15馬身もあったことになるので、馬の能力差を考えると騎手の判断ミスによる仕掛けの遅れと考える以外に理由を見つけられません。

極稀にですが、大荒れになることもあるのが「日経賞」であると頭の片隅に置いておくこともあっていいのかもしれません。

しかし、ネコパンチの勝利は、逃げ馬特有のフロック勝ちとみるのが常識的な考え方だと思います。その裏付けとして翌年(2013年)も日経賞に出走して最下位の14着に惨敗していますし、それまでの1年間、3戦して全て2桁着順に敗れています。また、その後5戦も2桁着順のままネコパンチは引退しています。

ネコパンチは極端な例かもしれませんが、「日経賞」でもリピーターのほとんどが前年より成績が下がっています。

【日経賞におけるリピーター(複勝圏内)の成績】
 ネコパンチ     2012年1着→2013年14着 ⑭ 年明け2戦
 フェノーメノ    2013年1着→2014年5着→2015年8着 直行
 ホッコーブレーヴ  2014年2着→2015年3着→2016年7着 直行
 アドマイヤデウス  2015年1着→2017年3着 直行
 ゴールドアクター  2016年1着→2017年5着 直行
 チェスナットコート 2018年2着→2019年9着 直行
 ガンコ       2018年1着→2019年14着 年明け1戦
 エタリオウ     2019年2着→2020年6着 直行

 サクラアンプルール2018年3着→2019年3着 年明け1戦
 ウインバリアシオン 2012年2着→2013年1着→2014年2着 年明け1戦

 リピーター10頭の中で8頭の成績が下がり、1頭がイーブン(3着→3着)、成績を上げたのはウインバリアシオン(2着→1着)1頭だけで特異な例と言っていいでしょう。

 翌年も複勝圏内に入って力を示した馬は4頭いて、3頭が2度目の出走までにG2ウイナーになっていました。ホッコーブレーヴだけがG2以上の重賞勝ちはありませんが、それでもG2で2着とG1で3着になっていますので、ほぼ同レベルの実力があり、着順は下がりましたが複勝圏内に止まることができたと思います。

 昨年の2着からリピーターとして今年も参戦する「モズベッロ」は、G2ウイナーで宝塚記念G1でも3着と力を示していますが、ウインバリアシオンほどの実績を持っていないことが懸念材料です。

 ※「モズベッロ」は回避しましたが、予想する視点の一つとして必要と考えています。
   そのため、「モズベッロ」に関連する内容も削除せずに載せています。

「モズベッロ」が出走した直近のG1=有馬記念での大敗(15着)は、ウインバリアシオン(12着)とそれほど変わらないようにも思いますが、ウインバリアシオンは有馬記念から日経賞に直行で1着と2着になっていますし、最初に日経賞2着になった時も、年末のG1を2戦(菊花賞2着・ジャパンカップ5着)して、年明け1戦で臨んだものであることを押さえておく必要があります。

 一方、モズベッロは有馬記念大敗後、年明け2戦しての参戦になることも不安に感じます。日経賞で結果を出しているのは、年末のG1から直行でここに参戦しているか、年明け1戦の臨戦過程での出走がほとんどですから。

 「モズベッロ」は年明けにAJCCと京都記念の2レースを使っています。日経賞のリピーターで『AJCC』を経由したのは2頭だけです。年明けにAJCC(5着)だけを使ったサクラアンプルールは日経賞で3着になっているのですが、年明け2戦のネコパンチ(AJCC11着)は最下位に大敗していることも不安視する理由です。

【年明け1戦した馬の日経賞での成績】
年明け1戦(AJCCから)
  4着から→1着
1着から→3着
5着から→3着
8着から→3着

年明け1戦(他の重賞から)
1着から→1着 2頭
9着から→1着
1着から→2着
3着から→3着
4着から→3着

 なお、年明け2戦した馬が日経賞で連対したのは3頭。いずれも2連勝か少なくとも1勝をあげています。モズベッロはこの条件もクリアできていないので本命視は難しいと考えます。


 もう一つ知っておきたいことがあります。それは『日経賞』が年明けのG2の中で最長の2500mであること。最終目標(次走)が天皇賞(春)3200mであり、距離適性と高い能力を兼ね備えているか否かに関するデータです。

 その判断の根拠にする指標は、3歳時の重賞2レースの経験と成績にあると思います。3歳G2では『青葉賞』。3歳G1では当然ながら『菊花賞』に出走し、一定以上の実績があることが、近走の成績で人気が落ちていたとしても『日経賞』で激走・善戦することが時々あるようです。


【3歳時の重賞2レースの日経賞における成績】
青葉賞G2 2400m
日経賞1着   2- 1- 0- 1
 ウインバリアシオン フェノーメノ
日経賞2着   3- 1- 0- 1
 ウインバリアシオン2回 ペルーサ カポティスター(9着から)
日経賞3着   0- 0- 1- 0 
 ラストインパクト
日経賞4~6着  1- 0- 2- 1
 フェノーメノ
日経賞7~9着  1- 0- 0- 0 
 フェノーメノ
日経賞10~18着 0- 0- 0- 3
青葉賞合計  7- 2- 3- 6

 青葉賞1着馬が過去10年間で7頭出走し、5頭が連対しています。同じく2着馬が2頭連対し、4着以下の馬でも2頭が連対しています。

 青葉賞に出走の経験があって日経賞に出走した18頭の中で考えると
  勝 率 38.9%
  連体率 50.0%
  複勝率 66.7%

 と、青葉賞に出走経験のある馬の上位入賞率がかなり高く、無視することができません。



菊花賞G1 3000m
日経賞1着  0- 1- 1- 2
 ウインバリアシオン1 ミッキースワロー⑥ メイショウテッコン ゴールドアクター④
日経賞2着  0- 2- 2- 1
 ウインバリアシオン2 サウンズオブアース
日経賞3着  0- 2- 0- 1 
 エタリオウ ラストインパクト ローズキングダム
日経賞4~6着 0- 0- 0- 3
日経賞7~9着 0- 0- 0- 2
日経賞10~18着1- 0- 2- 5 
 ビッグウィーク10着(最下位)
菊花賞合計  1- 5- 3-14

 菊花賞については2着馬が過去10年間で5頭出走し、4頭が連対しています。次いで3着馬も5頭出走し3頭が連対し、4着以下の馬も3頭が連対しています。

 菊花賞に出走の経験があって、日経賞に出走した23頭の中で
  勝 率 00.0%
  連体率 21.7%
  複勝率 39.1%

 という結果で、青葉賞とは対照的に『日経賞の勝馬』が1頭も菊花賞経験馬から出ていないだけでなく、菊花賞1着馬の参戦がわずか1頭で複勝圏外に敗れている事実を認めつつ、改めて『G2日経賞』と菊花賞の出走経験馬との関係について考えなければなりません。

 そもそも、菊花賞優勝馬は超一流馬が多く、年末のG1から年明けのG2を叩き台として使う必要がなく、菊花賞馬は春のG1レースに直行するのが通例で、それが実力馬の証明であると言っても過言ではありません。だから、菊花賞からは2着以下の参戦が中心になっているのだろうと推察しています。

 菊花賞1着から参戦したのは2011年のビッグウイーク。年明けの京都記念3着を挟んで参戦し、10着(最下位)に惨敗しています。その後障害未勝利で1着になるまで9連敗。それ以降も4戦未勝利で引退しています。

ビッグウイークの菊花賞勝ちがフロック視されるのですが、菊花賞馬と『日経賞』は相性が悪いとされるデータになっているのは、このような事情があるのです。

 今年の『日経賞』には2頭目の菊花賞馬と菊花賞2着馬が出走しますので、菊花賞と『日経賞』に関係するデータをどのように考えるかで悩むことになるでしょう。


 さて、今年の出走馬の中にこれまで述べてきた条件に当てはまる馬が何頭いるのでしょう。今年の出走馬と前走を示してみます。

 馬名と前走のレース結果の下の行には、G2・G1の出走経験・成績を表記しています。
 例:G2⑤②   G1なし → G2で5着と2着、G1は出走経験なし
 
馬 名       前走・レース結果
1 ヒュミドール     ダイヤモンドS5着
     G2⑤         G1なし  
2 ワールドプレミア  有馬記念5着
     G2③         G1①③⑥⑤  
3 アールスター    小倉大賞典4着
     G2⑧         G1なし      
4 ウインマリリン   AJCC6着
     G2①         G1②⑮④
5 ナイママ      AJCC8着
     G2⑧④⑨⑧      G1⑩⑬⑭ 
6 ウインキートス    3勝クラス湾岸S1着
     G2なし        G1なし    
7 カレンブーケドール 有馬記念5着
     G2②②        G1②②②④
8 オセアグレイト   有馬記念9着
     G2⑭⑥⑪①      G1⑨ 
9 ムイトオブリガード 東海S13着
     G2⑧②⑥⑦⑤①④⑬  G1⑧⑧ 
10 ジャコマル      ダイヤモンドS7着
     G2⑦         G1なし        
11 シークレットラン   中山金杯7着
     G2⑧⑬        G1       
12 ダンビュライト   京都記念3着
     G2③④①③⑥①②⑦③ G1⑬③⑥⑤⑥⑦⑤⑨⑭⑨
13 ラストドラフト     AJCC3着
     G2⑦③⑤②③     G1⑦
14 ゴーフォーザサミット中山記念4着
     G2⑦①⑦⑧⑤④⑩⑥④ G1⑦⑪
15 サトノルークス   京都記念7着
     G2②⑬⑦       G1⑭⑰②  

【回避または除外された最終登録馬】

ステイフーリッシュ 京都記念G22着
     G2①⑤②⑨②③③③⑤④② G1③⑩⑪⑬⑨ 
ノーブルマーズ   中山記念12着
     G2⑦⑤⑧②⑨④⑨④⑧⑫⑬⑫G1③⑬⑥
ハッピーグリン   京都記念11着
     G2⑧⑧④⑧⑨⑪    G1⑦⑬
モズベッロ     京都記念8着
     G2⑨⑰①②⑤⑧    G1⑦③⑮


 以上、出走する15頭の中でG2勝ち・G1連対以上の経験を持っているのは次の10頭に絞られます。

2 ワールドプレミア  有馬記念5着
     G2③         G1①③⑥⑤  
4 ウインマリリン   AJCC6着
     G2①         G1②⑮④
6 ウインキートス   3勝クラス湾岸S1着
     G2なし        G1なし    
7 カレンブーケドール 有馬記念5着
     G2②②        G1②②②④
8 オセアグレイト   有馬記念9着
     G2⑭⑥⑪①      G1⑨ 
9 ムイトオブリガード 東海S13着
     G2⑧②⑥⑦⑤①④⑬  G1⑧⑧ 
11 シークレットラン  中山金杯7着
     G2⑧⑬        G1なし       
12 ダンビュライト   京都記念3着
     G2③④①③⑥①②⑦③ G1⑬③⑥⑤⑥⑦⑤⑨⑭⑨
14 ゴーフォーザサミット中山記念4着
     G2⑦①⑦⑧⑤④⑩⑥④ G1⑦⑪
15 サトノルークス   京都記念7着
     G2②⑬⑦       G1⑭⑰② 


 この10頭を①G1からの直行組、②年明け1戦からの出走組、③年明け2戦からの出走組に分類します。

① G1からの直行組
2 ワールドプレミア  有馬記念5着
     G2③         G1①③⑥⑤  
7 カレンブーケドール 有馬記念5着
     G2②②        G1②②②④
8 オセアグレイト   有馬記念9着
     G2⑭⑥⑪①      G1⑨

② 年明け1戦からの出走組
4 ウインマリリン   AJCC6着
     G2①         G1②⑮④
9 ムイトオブリガード 東海S13着
     G2⑧②⑥⑦⑤①④⑬  G1⑧⑧
11 シークレットラン  中山金杯7着
     G2⑧⑬        G1なし 
12 ダンビュライト   京都記念3着
     G2③④①③⑥①②⑦③ G1⑬③⑥⑤⑥⑦⑤⑨⑭⑨
15 サトノルークス   京都記念7着
     G2②⑬⑦       G1⑭⑰②

③ 年明け2戦からの出走組
6 ウインキートス   3勝クラス湾岸S1着
     G2なし        G1なし  
14 ゴーフォーザサミット中山記念4着
     G2⑦①⑦⑧⑤④⑩⑥④ G1⑦⑪


『日経賞』というG2の位置付けを考慮して、「①G1からの直行組」→「②年明け1戦からの出走組」の順に本命サイドを考え、連下には「③年明け2戦からの出走組」を加え、大穴として1~2頭加えて予想をしたいと思います。

◎2ワールドプレミア  有馬記念5着  菊花賞1着でビッグウイークの汚名挽回
〇15サトノルークス   京都記念7着  菊花賞2着
▲7カレンブーケドール 有馬記念5着  力を認めるが、マリアライトの成績を上回るとは?
△14ゴーフォーザサミット中山記念4着  青葉賞1着で2つ目の重賞タイトルを狙いたい
△13ラストドラフト   AJCC3着  G3のタイトル1勝では終われない。G2
△12ダンビュライト   京都記念3着  菊花賞5着でG2タイトルも2つの実力馬
×8オセアグレイト   有馬記念9着  G1からの直行は1発狙いか?
×4ウインマリリン   AJCC6着  年明け1戦の臨戦過程に期待したいが、牝馬の実績?
注ウインキートス    3勝クラス湾岸S1着 年明け2戦で1勝なら…2,018年の再現なるか?

 今年の出走馬の中で、天皇賞(春)に出走した経験があるのはダンビュライトだけです。天皇賞(春)のタイトルを本気で狙っての出走なのか否かも含めて印を打ってみました。


これでなんとか的中しますよう 幸運を祈ります。

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