オグリキャップ(競走馬)

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写真一覧
抹消  芦毛 1985年3月27日生
調教師瀬戸口勉(栗東)
馬主近藤 俊典
生産者稲葉 不奈男
生産地三石町
戦績20戦[12-4-1-3]
総賞金88,970万円
収得賞金22,225万円
英字表記Oguri Cap
血統 ダンシングキヤツプ
血統 ][ 産駒 ]
Native Dancer
Merry Madcap
ホワイトナルビー
血統 ][ 産駒 ]
シルバーシヤーク
ネヴアーナルビー
兄弟 オグリローマンオグリシャダイ
前走 1990/12/23 有馬記念 G1
次走予定

オグリキャップの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
90/12/23 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 1648--41** 牡5 56.0 武豊瀬戸口勉494(-2)2.34.2 -0.135.2⑥⑥メジロライアン
90/11/25 東京 10 ジャパンカッ G1 芝2400 1547--411** 牡5 57.0 増沢末夫瀬戸口勉496(-4)2.24.1 0.935.4⑮⑭⑬⑪ベタールースンアッ
90/10/28 東京 10 天皇賞(秋) G1 芝2000 18612--16** 牡5 58.0 増沢末夫瀬戸口勉500(0)1.58.9 0.736.6ヤエノムテキ
90/06/10 阪神 10 宝塚記念 G1 芝2200 1066--12** 牡5 57.0 岡潤一郎瀬戸口勉500(+4)2.14.6 0.6--オサイチジョージ
90/05/13 東京 10 安田記念 G1 芝1600 1659--11** 牡5 57.0 武豊瀬戸口勉496(0)1.32.4 -0.335.0ヤエノムテキ
89/12/24 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 1611--15** 牡4 57.0 南井克巳瀬戸口勉496(0)2.32.5 0.837.4イナリワン
89/11/26 東京 10 ジャパンカッ G1 芝2400 1523--22** 牡4 57.0 南井克巳瀬戸口勉496(0)2.22.2 0.0--④④④④ホーリックス
89/11/19 京都 10 マイルチャン G1 芝1600 1711--11** 牡4 57.0 南井克巳瀬戸口勉496(0)1.34.6 -0.0--⑤⑤バンブーメモリー
89/10/29 東京 10 天皇賞(秋) G1 芝2000 1434--12** 牡4 58.0 南井克巳瀬戸口勉496(-2)1.59.1 0.0--⑦④④スーパークリーク
89/10/08 東京 10 毎日王冠 G2 芝1800 866--11** 牡4 59.0 南井克巳瀬戸口勉498(+8)1.46.7 -0.0--⑥④④イナリワン
89/09/17 中山 11 産經賞オール G3 芝2200 13711--11** 牡4 57.0 南井克巳瀬戸口勉490(-2)2.12.4 -0.334.7⑤⑤⑤④オールダッシュ
88/12/25 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 13610--21** 牡3 55.0 岡部幸雄瀬戸口勉492(-2)2.33.9 -0.135.6⑦⑦④⑥タマモクロス
88/11/27 東京 10 ジャパンカッ G1 芝2400 1648--33** 牡3 55.0 河内洋瀬戸口勉494(+2)2.25.8 0.3--⑦⑧ペイザバトラー
88/10/30 東京 10 天皇賞(秋) G1 芝2000 1311--12** 牡3 56.0 河内洋瀬戸口勉492(-2)1.59.0 0.2--⑧⑦⑦タマモクロス
88/10/09 東京 10 毎日王冠 G2 芝1800 1268--11** 牡3 56.0 河内洋瀬戸口勉494(+16)1.49.2 -0.2--⑨⑧⑧シリウスシンボリ
88/07/10 中京 11 高松宮杯 G2 芝2000 822--11** 牡3 55.0 河内洋瀬戸口勉478(-2)1.59.0 -0.234.5④④ランドヒリュウ
88/06/05 東京 11 ニュージラン G2 芝1600 13711--11** 牡3 56.0 河内洋瀬戸口勉480(0)1.34.0 -1.2--⑦④リンドホシ
88/05/08 京都 11 毎日放送京都 G3 芝2000 15815--11** 牡3 58.0 南井克巳瀬戸口勉480(+4)2.03.6 -0.9--⑪⑫⑧④コウエイスパート
88/03/27 阪神 11 毎日杯 G3 芝2000 10810--11** 牡3 57.0 河内洋瀬戸口勉476(-6)2.04.8 -0.1--⑦⑦⑩⑧ファンドリデクター
88/03/06 阪神 11 ペガサスステ G3 芝1600 1044--21** 牡3 56.0 河内洋瀬戸口勉482(--)1.35.6 -0.5--⑦⑧⑥ラガーブラック

オグリキャップの関連ニュース

 JRA元調教師で、有馬記念2勝のアイドルホース、オグリキャップを育てたことで知られる瀬戸口勉氏(80)が、有馬記念の出走馬の馬体を独自の相馬眼で診断した。最も熱い視線を送ったのは、今年の菊花賞馬で、ただ1頭の3歳馬サトノダイヤモンド。2番手にはサウンズオブアースを取り上げ、大穴にはアルバートを指名した。

 目移りするほどの好メンバーがそろった。なかでも、3歳馬のサトノダイヤモンドが素晴らしい輝きを放っている。

 皐月賞3着、ダービー2着、そして3冠目の菊花賞で悲願のGIを制したわけだが、その着順通りに馬も成長曲線を描いている。もともとサラブレッドの理想形と思えるほどの好馬体。菊花賞当時と比べても、臀部から後肢にすごくいい筋肉がついて大きくなった印象を受ける。菊花賞から2カ月ほど間隔をとって疲れもないだろうし、55キロの斤量もいい。菊花賞から直行で同年の有馬記念を勝った過去の3歳馬にもヒケをとらない素質、能力、体形の持ち主だと思う。

 ジャパンCから、さらに良くなったのはサウンズオブアース。私が調教師時代に皐月賞、ダービーの2冠を勝ったネオユニヴァースの産駒だが、そのネオより飛節(後肢のすねと管の間にある関節)の角度が広くて、胸前もすごく深い。キャリアを積んで馬体はグングン良くなってきた。

 大穴候補にはアルバートを取り上げたい。毛づやは良く、パワーも十分に兼備した体のつくり。荒れ馬場や時計を要する場合には対応力がありそう。

 他ではシュヴァルグランと、昨年の覇者ゴールドアクター。シュヴァルは体が柔らかそうでバネを感じさせる。アクターは胸前がガッシリしてトモがすごく発達しており、個人的には好みの体形。若干、太かったジャパンC4着時より絞れた体つきにも好感が持てる。

 ファン投票1位のキタサンブラックは、胴長で身のこなしが柔らかいから長めの距離が合う。ただ、毛づやや馬体の張りは前走時の方が良かったような気がする。それでも絶好の(1)番枠を引き当てており、大きく評価を下げることはできない。 (JRA元調教師)

有馬記念の枠順はこちら

瀬戸口 勉(せとぐち・つとむ) 1936(昭和11)年11月3日生まれ、80歳。鹿児島県出身。騎手時代は63年の桜花賞(ミスマサコ)など通算329勝。73年に調教師免許を取得し、75年に開業。2007年の引退までにJRA通算864勝、重賞は平地GI13勝を含む51勝。有馬記念2勝のオグリキャップ皐月賞&ダービーを制したネオユニヴァースメイショウサムソンなど多くの名馬を育てた。

【有馬記念】キタサン武豊必勝宣言!まつりでV締め 2016年12月21日(水) 14:37

 2016年の総決算、25日の「第61回有馬記念」(中山、GI、芝2500メートル)にファン投票1位のキタサンブラックで挑む武豊騎手(47)=栗東・フリー=が21日朝、「勝ちに行きます」と堂々V宣言を出した。栗東トレーニングセンター(滋賀県)で行われた追い切りの動きは、立ちこめるモヤのなか確認できなかったが、陣営は「順調」を強調。今年のGI3勝目&年度代表馬の座へ、ユタカ&キタサンは万全の態勢だ。

 聖なる日を“まつり”に変える。XマスGPにキタサンブラックで挑む武豊騎手が、有馬記念3勝目へ集中力を高めている。

 最終追い切りには騎乗しなかったが、調整は信頼するスタッフにすべて任せ、共同会見に現れたときの表情には一点の曇りもなかった。「こういう天気(深い霧)だし、乗り慣れている彼(黒岩騎手)に任せておくほうがいい」とキッパリ。そして「ベストを尽くして勝ちに行きます」と必勝宣言が飛び出した。

 今年の産経大阪杯からコンビを組み5戦(2)(1)(3)(1)(1)着の高打率。春の天皇賞、ジャパンCとGI2勝をあげてきた。北島三郎オーナーの表彰台での“まつり”も、今や待ってましたの十八番だ。

 特にJCでの勝ちっぷりには、これまでにはなかった“最強馬”のすごみが感じられた。2馬身半差の圧勝は過去10年で14年エピファネイア(4馬身)に次ぐもの。06年ディープインパクト(2馬身)をもしのぐ断トツの強さだった。

 「それまでは勝っても着差はわずかだったのに、前走は圧勝でした。初めて乗ったときより、明らかにパワーアップしています。イメージがどんどん、いいほうへと変わっていきました」

 有馬記念には、歴代トップタイの3勝目がかかる。過去の2頭はそれこそ名馬。「今でも(90年の)オグリキャップのことを聞かれる。ディープインパクトからも、もう10年なんだから早いもんだね」

 3頭目が期待されるキタサンブラックには、すでに名馬のオーラが漂っている。「どこのコースとかは気にならないタイプだけど、中山は合っていると思うし、2500メートルもいい。ファン投票も第1位。多くの人に支持され、乗せてもらえることは騎手として本当に幸せなこと」。オールマイティーな強さは、どの馬にも負けないだろう。

 デビュー30年目の今年は、メモリアルVがズラリ。天皇賞・春でJRA・GI70勝の大記録を打ち立て、JRA通算3800勝、JRA所属馬による総合4000勝(+地方、海外)も決めた。海外では、エイシンヒカリと挑んだ5月の仏GIイスパーン賞の10馬身差Vが世界に打電された。ラストのGPも、天才ユタカがキタサンブラックできっちり締めくくる。

★濃霧もなんの態勢万全

 けさの栗東TCは早朝から濃い霧に覆われ、CWコースで外カープストリーマー(3歳1000万下)と併せたキタサンブラックの動きは目視できなかったが、仕上がりは順調そのもの。

 手綱を取った黒岩騎手は、「最後はクビくらい先着。時計も指示どおりに、6F85秒程度だったと思います。JCで力を出し切ったけど、回復力がすごくて今は何の心配もない。これまでと比べても、いい状態です」と笑顔で報告した。

 清水久調教師も、「前走後もまだ鍛えることはできたけど、前走があの勝ちっぷりなので、最低限、キープできればと思いやってきた。十分に体調は維持できたし、前走で直線で抜け出してからも気を抜かなかったように、心身両面で明らかに力をつけている」。GI4勝目、年度代表馬のタイトル獲得へ、万全の態勢が整った。

 ■武豊騎手の有馬記念成績 年 馬名 人気 着順 88 スーパークリーク 4 失 89 スーパークリーク 2 (2) 90 オグリキャップ 4 〔1〕 91 メジロマックイーン 1 (2) 92 ヒシマサル 3 (9) 93 ベガ 6 (9) 95 ナリタブライアン 2 (4) 96 マーベラスサンデー 3 (2) 97 マーベラスサンデー 1 (2) 98 エアグルーヴ 2 (5) 99 スペシャルウィーク 2 (2) 00 アドマイヤボス 6 (5) 01 トゥザヴィクトリー 6 (3) 02 ファインモーション 1 (5) 03 リンカーン 4 (2) 04 ダイタクバートラム 5 (4) 05 ディープインパクト 1 (2) 06 ディープインパクト 1 〔1〕 07 メイショウサムソン 1 (8) 08 メイショウサムソン 4 (8) 09 リーチザクラウン 5 (13) 11 レッドデイヴィス 6 (9) 12 トレイルブレイザー 9 (13) 13 ラブイズブーシェ 12 (4) 14 トーセンラー 8 (8) ※88年は3位入線→失格。25戦2勝2着7回

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【ドラマチックグランプリ】オグリキャップ、武を背に人馬一体の走り 2015年12月24日(木) 05:05

 GI連闘など底知れぬ体力を誇った怪物オグリキャップも、5歳秋には衰えが目立っていた。引退レースへ向け、陣営は武豊にオファー。ほぼライバル馬の鞍上にあり、オグリを「嫌いです」と公言していた天才は「車好きなら、ポルシェもフェラーリも乗りたいでしょう?」と快諾した。

 有力各馬がスローペースに折り合いを欠くなか、初コンビとは思えぬ人馬一体の走りを披露。次代を担う3歳馬2頭を抑えてゴールすると、17万余の観衆からオグリコールがわき起こった。

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【3歳500万下】母父オグリ ストリート2勝目 2015年4月18日() 13:04

 18日の中山6R3歳500万下(芝1600メートル)は、柴山雄一騎手騎乗の4番人気ストリートキャップ(牡、美浦・斎藤誠厩舎)が差し切ってV。母の父にオグリキャップを持つ数少ない血統馬が待望の2勝目をマークした。タイムは1分34秒3(良)。

 アフェクシオンマンゴジェリーが先行争い。マンゴジェリーがこれを制して逃げを打ち、速いペースで流れる。離れた3番手にオトコギイッポンボルゲーゼが続き、断然人気に推されたレッドオルバースは後方3番手からのレース。縦長の展開で、ペースを落とさずに逃げるマンゴジェリーはリードを保ったまま直線へ。ボルゲーゼが差を詰めにかかったが、スムーズに外に持ち出したストリートキャップがあっさりと前の2頭をかわす。その直後から脚を伸ばすトーホウハニー以下の追撃を振り切って、ストリートキャップが鮮やかに差し切って快勝。新馬戦以来となる、うれしい勝ち星をマークした。3/4馬身差の2着は5番人気のトーホウハニー。さらに1馬身1/4差の3着がレッドオルバースだった。

 ストリートキャップは、父ゴールドアリュール、母ミンナノアイドル、母の父オグリキャップという血統。通算成績は8戦2勝となった。

 自身もオグリキャップと同じく笠松競馬出身の柴山騎手は「いい流れになって展開が向いてくれましたし、直線で抜け出してからも、後ろがきたらしっかり反応してくれました。母の父がオグリキャップという血統の馬ですし、勝ててよかったです」と会心の笑顔を見せていた。

★18日中山6R「3歳500万下」の着順&払戻金はこちら

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【うわさの2歳馬】怪物三世ストリートキャップ 2014年9月25日(木) 12:00

 新潟では28日、芝1800メートルを舞台にOP「芙蓉S」が行われる。そこで連勝を狙うストリートキャップは、“平成の怪物”オグリキャップの孫という注目株だ。同じ芦毛の馬体を躍動させたデビュー戦から中2週。連勝を飾れば、怪物三世の可能性が無限に広がる。

 オグリキャップは日本の競馬史にその名を残す名馬。地方・笠松から88年に中央に移籍し、GI4勝目となった90年有馬記念の劇的なラストランVまで、一世を風靡し続けた。

 種牡馬入りしてからは目覚ましい活躍を残せなかったが、その娘(ミンナノアイドル)の息子であるストリートキャップ(牡、美浦・斎藤厩舎、父ゴールドアリュール)が今週、デビュー連勝へ挑む。

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【2歳新馬】母の父はオグリ! ストリート快勝 2014年9月6日() 12:48

 6日の新潟5R2歳新馬(芝1800メートル)は、岩田康誠騎手騎乗の4番人気ストリートキャップ(牡、美浦・斎藤誠厩舎)が直線で鋭く抜け出して快勝した。タイムは1分48秒9(良)。

 レッドルモンドがスッと先行して、ハマギクが2番手を追走。その後ろにシゲルマツリダディリジェンテなどが続く。人気を集めたサクラティンクルは序盤にややかかるしぐさを見せたものの、その後は前に壁を作り、好位の後ろで折り合いをつけた。直線に向いてもレッドルモンドの脚いろは鈍らず、軽快な逃げ。しかし、中団のインで脚をためていたストリートキャップが直線半ばで進路を見つけると、一気に加速して鋭い末脚を見せ、あっという間にレッドルモンドを差し切った。母の父にオグリキャップを持つ芦毛馬が、1馬身3/4差をつけて鮮やかに初陣を飾っている。2着は2番人気のレッドルモンド。さらに1/2馬身差の3着が6番人気のディリジェンテだった。

 ストリートキャップは、父ゴールドアリュール、母ミンナノアイドル、母の父オグリキャップという血統。平成初期の競馬ブームを巻き起こした立役者でもあるオグリキャップは2010年に死亡しており、現役の産駒は地方競馬も含めて1頭もいない。また、オグリキャップを母の父に持つ馬は、中央競馬にストリートキャップシゲルユカタマツリ(美浦・松永康利厩舎、牡2歳)がいるだけ。貴重なオグリキャップの血を引く若駒が、見事な新馬勝ちを成し遂げたことになる。

 ストリートキャップの母ミンナノアイドルは、オグリキャップを父に持つ最後のサラブレッドとして注目されたが、故障のためキャリア1戦のみで引退。その初子がいきなり結果を出した。

 岩田騎手は「とてもおとなしくて乗りやすい。道中はうまく流れに乗ることができたし、芝でスピードを生かすいい勝ち方をしてくれました」と会心のVを振り返っていた。

★6日新潟5R「2歳新馬」の着順&払戻金はこちら

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オグリキャップの関連コラム

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雨降り馬場の宝塚記念は、オーバーペースが発生しやすい舞台
昨年3着のキタサンブラックは、大丈夫か?

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 宝塚記念のファン投票で、キタサンブラックが1992年のオグリキャップを上回る約83%の支持率を集めました。これはグレード制導入後の歴代ナンバー1の支持率なんだとか。キタサンブラックの馬主は愛すべきサブちゃん。オグリキャップと同様にけっしてファッショナブルな血統背景ではないのに強いことが、ファンの心を掴む理由でしょう。


■2017春シーズン 『競馬プロ予想MAX』presents連載コラムについて詳しくはこちら
http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=8644


 しかし、約83%もの支持率を集めたのは、ライバルのサトノダイヤモンドを始めとするマカヒキディーマジェスティなどの4歳勢が早くから回避を発表。さらに海外帰国組のリアルスティールネオスターダムヴィブロスらも出走未定だったこともキタサンブラックの人気に拍車を掛けたのでは?

 宝塚記念の位置付けは、上半期のグランプリ決定戦。暮れのグランプリ・有馬記念に対抗して作られたレースですが、例年、有馬記念や春の天皇賞と比較してもメンバーが集まりづらいものがあります。特に今年は11頭立てと寂しく、今年G1に昇格したばかりの大阪杯よりもメンバーが集いませんでした。

 宝塚記念はなぜ、例年メンバーが集まらないかというと、一番の理由は時期的なもの。宝塚記念は梅雨の真っ只中に行われるため、馬場が悪化することが多く、逆に運よく晴れれば猛暑。特に凱旋門賞を目指す馬たちは、昨年のマカヒキや今年のサトノダイヤモンドのように、宝塚記念をスキップして、ニエル賞やフォア賞から始動したがります。

 宝塚記念→フォア賞→凱旋門賞を目指した2010年のナカヤマフェスタ、2012年のオルフェーヴルのほうが、よっぽど凱旋門賞で結果を出しているというのに、宝塚記念をスキップするのは、凱旋門賞ショックという病に憑りつかれているとしか…。凱旋門賞を目指す馬が宝塚記念をスキップするのは、「夏バテしたら大変」「タフな馬場の宝塚記念で負けたら、凱旋門賞へ行きづらくなる」(馬主さんが凱旋門賞へ行くことを躊躇する)などが、よくある理由です。

 詳しくは凱旋門賞での原稿や予想コラムに綴るとして、現時点では宝塚記念を上手に使えていない陣営が多く、結果、メンバーが揃わなくなってしまっているということ。本来、猛暑も、タフな馬場も例え馬がレース後にくたばろうとも経験させることが大切。温室育ちのアスリートが超一流になれるはずもありませんよね?それでくたばるような馬ならば、馬がむしろかわいそうだから「凱旋門賞は諦めなさい」と言いたい(笑)。

 少し話が逸れましたが、今週日曜日も雨模様とのこと。今年の阪神開催は、先週の日曜日の米子S(芝1600m)で前半4F47秒1-後半4F44秒8のスローペースで流れても1分31秒9で決着したように前代未聞の高速馬場でしたが、雨が降ればさすがに様相一変するでしょう。さらに阪神芝2200mという舞台設定は、消耗戦が発生しやすい舞台です。

 宝塚記念が行われる芝2200mの舞台は、芝2000mで行われる大阪杯と同じ内回りコースで、スタート地点が後方に延びただけだけ。一見、阪神芝2000mも阪神2200mも似たようなコースに感じるかもしれません。しかし、実はけっこう異なります。

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2012年6月9日() 12:00 ウマニティ編集長
ウマニティ編集長「岡田大が直撃取材で迫る“プロ予想家の真実”」〜MK.YOSHIプロ編〜
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「私が推奨する穴馬を、得意の重賞レースでうまく活用すれば、高額馬券を獲るヒントになると思います」(MK.YOSHI

今回は、予想コロシアムにおける抜群の実績が評価され、2010年秋の定期選考に合格してウマニティ公認プロ予想家の一員となったMK.YOSHIさんに登場してもらいます。実は、これまで紹介してきた公認プロの皆さんには少なくとも一度はお会いしているのですが、MK.YOSHIさんにはまだお会いしたことがありません。いったいどんな方なのか? 僕にとっても謎な部分がありましたので、今回は興味津々モードで取材させていただきました。3連単一本に絞って常に大物ゲットを狙う生粋の長距離ヒッターの本音にご注目ください!

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競馬を始めたキッカケは?
「会社の友人に誘われて、みんなで競馬場やウインズへ行くようになったのがキッカケです。ビギナーズラックはなかったんですが、ギャンブルは好きだったのですぐにハマってしまいました(苦笑)」

現在のスタイルを築くまでにはどんな試行錯誤がありましたか?
「競馬を始めたころは、1番人気の馬券ばかりを買っていて、投資額が増えるだけで当たっても儲けは少なく、外れると大損をするという状況が続いていました。その後、少ない金額で大きく儲けるためには、穴狙いをするのがいちばんだと思い、人気薄の馬がなぜ好走するのかについて調べたり、競馬必勝本等をいろいろ読んで研究したりしました。この段階で、多少ながら穴馬を見付ける知識を身に付けることができた、という感じですね。

でも、それだけではたまに穴馬券が的中するくらいで、収支はまだまだマイナスでした。なにか大きな武器になるものはないかと思っていたときに、競馬のテレビ番組である方の血統予想を見たら、自分とはまったく違う血統のとらえ方をしていることに気付いたんです。自分にとって血統は、距離適性、道悪適性、芝・ダート適性くらいしか参考にしないファクターでしたが、それだけでなく、馬場、コース相性、瞬発力、持続力等がそれぞれの血統によって違うという見方をしていたのが画期的でしたね。それから血統を主に予想に取り入れるようになり、高配当馬券の的中率が上がっていきました」

転機になったレースや出来事はありますか?
「転機と言っていいものかはわかりませんが、オグリキャップに『競馬はギャンブルだけでなく、感動(ドラマ)がある』ということを教えてもらったのが大きかったですね。とくに世界レコードを出した89年のジャパンカップと引退レースとなった90年の有馬記念には感動しました。オグリキャップがいたから、よりいっそう競馬が好きになったことは間違いありません」

最も重視している予想ファクターとその利用法は?
「先ほども触れたように、メインは血統です。各コースおよび各レースの血統的な傾向を調べ、予想に取り入れています」

現在の1週間の過ごし方は?
「月曜日に週報を買って復習と予習をしています。通勤電車に乗っているときに読むことが多いです。また土曜日の夜は、土曜日に行われたレースを見て、日曜日のレースの参考にしています」

現在の馬券の年間収支はどれくらいですか?
「ここ2年は残念ながらマイナス収支です。3年前は、年間プラス40万円くらいでした」

これまでの最高勝利は?
「09年のフィリーズレビューで、70万円ほど勝ちました」

儲けたお金の使い道は?
「大きく儲かったときは電化製品、パソコン、時計など値を張るものを買っています。余れば翌週の競馬資金です」

自分の性格を自己分析してください
「飽きっぽい性格で、なにをやっても長続きしません。ただし競馬だけは例外で、ずっと続いています(笑)」

競馬以外の趣味は?
「海水魚飼育です。あと、最近はあまりやっていませんが、強いて言えばゴルフですかねぇ」

これまで「やっちゃったな」と思える失敗体験はありますか?
「馬券購入の失敗談ですが、ある重賞レースで軸馬1頭を2着、3着に置いた3連単フォーメーションを予想したことがありました。もちろん馬券はその通りに買いました。そしてレースは軸馬が2着に入ってズバリ的中! のはずだったんですが、買った馬券をよく見ると、3着付けのフォーメーションを2枚買ってしまっていたんです。配当は約12万円。金額が大きかっただけに、かなりショックでした」

お酒にまつわるダメエピソードはありますか?
「エピソードというほどではありませんが、仕事のあとに飲んで帰るとよくやってしまうことならあります。俗に言う、電車の寝過ごしです。乗り換えの駅まで片道50分くらいかかるので、できるだけ座るようにしているんですが、飲んでいるときはいつの間にか寝ちゃいますよね。で、起きてみると終点を折り返していて、乗車駅さえも通り過ぎているということがよくあります。あわてて時計を見るも終電に間に合わず、自宅に帰れないということがいままで何度あったことか(苦笑)」

目標にしている予想家や競馬著名人、ライバルはいますか?
「とくにいないです」

理想のプロ予想家像・ウマニティのプロ予想家としての目標は?
「どうもプロになってからの成績が振るわないので、もっともっと精度を上げて、毎年プラス収支になるような成績を残したいと思っています。また、スガダイプロのように競馬関係で生活できるようになるのが夢ですね」

では最後に、ユーザーさんに向けて自己PRを。
「成績があまり良くないので大きなことは言えませんが、高額馬券を獲りたいのなら私の3連単予想を見てください。私自身の予想が的中しなくても、推奨する穴馬を、得意の重賞レースでうまく活用すれば、高額馬券を獲るヒントになると思います」

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謙虚にして誠実。そんな印象を受けました。こちらが用意した質問には丁寧かつ真面目に答えてくれましたし、ここ最近は不調でマイナス収支であることを正直に明かしてくれました。このあたりの真摯な対応は、持って生まれた性格によるものだと思います。現実を素直に受け入れ、より良い未来を築くために自分はなにをすべきかを真剣に考える―――これができる人は、どこかで必ず努力が実を結ぶものです。

ご本人が言うように、プロデビュー後は確かに不振にあえいでいる様子がうかがえます。しかし、デビュー前の成績をご覧になっての通り、相当な実力者であることは間違いありません。穴馬券を獲るセンスは抜群ですので、そろそろ好調に転じるのでは……と考えるのは僕だけではないでしょう。3連単メインの穴予想は、一撃必殺の破壊力を持っています。一度好調モードに入ると、手が付けられません。いずれ訪れるであろう大爆発に期待して、今後もMK.YOSHIさんの予想に注目してください!

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2010年12月21日(火) 12:00 【ウマニティ】
「日曜競馬ニッポンG1必勝ファンミーティング」は大盛況で無事終了!
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12月18日(土)18時からニッポン放送・イマジンスタジオ(東京・有楽町)で「日曜競馬ニッポンG1必勝ファンミーティング」が開催されました。

当日は開演の2時間も前から多くの方々が会場につめかけ、イマジンスタジオは競馬ファンの熱気に包まれていました。

「日曜競馬ニッポン」のパーソナリティでお馴染みの清水久嗣アナウンサーと堀江ゆかりさんが司会を務め、緊張感のある雰囲気でスタートした必勝ファンミーティング。
日曜競馬ニッポンのレギュラー解説陣のキャプテン野城こと、野城公男さんと返し馬の臼井治さん、そして、我らがウマニティ公認プロ予想家の「河内一秀」プロと「☆まんでがん」プロも緊張した面持ちで壇上のゲスト席にスタンバイ。

まずは競馬初心者向けに、ゲスト予想家が勝てる馬券の買い方を指南するコーナー。
しかし、百戦錬磨のキャプテン野城が放った第一声は「競馬は勝てませんから・・・、私なんかそれで女房に逃げられまして・・・」といきなりの爆弾発言!
この一言で会場の雰囲気は一気に和やかに!
その後は、ここでしか話せない競馬関係者の裏話あり、馬券の失敗談や成功談、ゲストの私生活まで赤裸々に語っていただきました。

極めつけは、日曜競馬ニッポンの実況アナウンサーの煙山光紀(けむやま・みつのり)アナと洗川雄司(あらいかわ・ゆうじ)アナが、ゲスト予想家の予想した馬が1着〜3着でフィニッシュするレースシーンを、馬蹄の効果音が響く中、バーチャル実況する企画。
目をつぶって聞いていると、目の前でレースが繰り広げられているような錯覚を覚えるほど熱い実況は感動ものでした!
自分の予想通りにレース実況をされた予想家が一番気持ち良かっただったろうと思います。

また、今回のメインテーマである朝日杯フューチュリティステークスの予想検討会には、スガダイプロが仙台から電話で出演するなど様々な予想が飛び出しましたが、結果的には、河内プロが◎リベルタスからグランプリボスリアルインパクトに流す3連複を推奨し見事的中!必勝ミーティングの面目躍如、鉄板カワチの責務を果たしました。

そして、クライマックスは、タレント山田雅人さんの「語り」!
テーマは「オグリキャップ
山田さんが独特の口調で語るオグリキャップの半生。
ライバルであったタマモクロスとのエピソードや最後の対決になった有馬記念のレース実況を再現(ニッポン放送「松本秀夫」アナ)するなど、「語り」は聴く者に感動を与え、うっすらと涙を浮かべている方もいらっしゃいました。
この語り、オグリキャップの後半の半生は、今週25日(土)のショウアップナイターレジェンドで放送するとのことなので是非聴いてみてください。

山田さんの語りの余韻に浸りながらフィナーレを迎えた今回のイベント。
競馬初心者の方から競馬上級者の方まで、はたまたオールド競馬ファンなど、どなたでも楽しめる内容になりました。
今回参加できなかった方も次回は是非ご参加ください!
おみやげも沢山ありましたよ〜(笑)

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2010年12月20日(月) 23:00 ウマニティ編集長
GIメモリアル 〜有馬記念 2010年への序章〜
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G汽瓮皀螢▲襦 1990年 有馬記念


 大好きな馬が負ける姿をわざわざ見に行くべきか……。
 中山競馬場に行くかどうか、迷っていた部分があった。
 復活は絶対にない。おそらく、惨敗するだろう。うまくいって掲示板。勝つ可能性はゼロに等しい―――完全にあきらめていた。もう終わったものだと思っていた。
 でも、現役最後の姿をこの目に焼き付けておかないと、ファンとして失礼だという気もした。引退式で最後のお別れをするつもりだけど、ラストランにはまた別の意味がある。現実をしっかり受け止めよう。
 最終的に、中山競馬場で現地観戦する道を選んだ。

 船橋法典へと向かう電車の中で、これまでをゆっくりと回想した。
 衝撃のあまり「なんだこれ?」と思わずもらしてしまったニュージーランドT。テレビの前でガッツポーズをつくった2年前の有馬記念。ゴール前で息が止まりそうになったマイルCS。そして、最後の直線で大絶叫した1年前のジャパンカップ。黙って頷きながら楽勝ぶりを見守った安田記念……。
 勝ったレースも、負けたレースも、すべてが鮮明によみがえってくる。レースのVTRは何度見たかわからない。それだけ好きだった。大げさでなく、さかのぼること数年の間、自分の人生の中心には常に彼がいた。

 お昼過ぎ、競馬場に到着する。信じられないくらいに混んでいた。行きたい方向に歩けない。フェンス際には、メインまでそこを動かないことを決意したであろうファンの人垣が、幾重にも連なっている。
 そこはもう、じっくりと競馬観戦をする場所ではなかった。戦場というか、お祭り会場というか……。当時の競馬場の混雑に慣れてはいたが、この日のギュウギュウぶりは想像のレベルをはるかに超えていた。
 17万7779人。
 いまだに破られることのない、中山競馬場の入場者数レコードである。自分もそのうちの1人だったわけだけど、よくもまぁそんなに集まったもんだと、いまさらながらに感心する。
 勝てると思っていたのなら、徹夜をするなり朝一で向かうなりして「いい席」を確保していたところだが、負けるつもりでいたのでそこまでのモチベーションはなかった。
 ひっそりレースを見守って、終わったら西門から出てサッと帰ろう……。
 まだフェンス際に「空き」のあった4コーナーの芝生エリア付近に、有馬記念の2レース前あたりから陣取った。混雑を避けたわけではない。あきらめモードの自分には、メインステージから離れた場所がお似合いだと思ったのだ。

 ファンファーレが鳴る。地鳴りのような歓声が起こる。意外にもドキドキ感はなかった。何度も繰り返すように、まったく期待していなかったからである。無事に回ってくればいい。本当にそれだけだった。
 ゲートが開く。グッと唇をかみしめ、馬群に視線を送る。1周目は中団で折り合っている。この時点では、天皇賞やJCのように末脚が不発に終わると思っていた。ところが……。
 2周目の4コーナー。ポジションは3〜4番手。武豊騎手の手応えは楽。まさに目の前を、見慣れた白い馬体が馬なりのまま上がっていくではないか!
 一瞬にして、心臓が肋骨を突き破って飛び出しそうになった。これはもしやと思い、「いけー!」と大声を出してからあとは、なにを口にしていたのかは覚えていない。気が狂いそうになりながら、言葉にならない言葉をひたすら叫び続けた。
 そして、オグリキャップは先頭でゴール板を駆け抜けた。
 奇跡が起こったのだ。
 ファンファーレ時を超える大歓声にオグリコール。気付けば、隣にいた見知らぬオジサンとハイタッチをしていた。何人もの人と握手をした。ポロポロと涙がこぼれてきた。
 文字通り、夢の中にいるようだった。

 帰りの電車の中で感動の瞬間を思い起こし、目頭を熱くさせた。
 翌日のスポーツ新聞を全紙買い込み、1紙読むたびに涙した。
 ついさっき、レーシングビュアーでレース映像を見て、また泣いた。
 そのあと、YouTubeでフジテレビバージョンにも手を伸ばして、またまた泣いた。
 自分はそれほど涙もろいほうではない。しかし、オグリキャップに話が及ぶと、キャラクターが崩壊する。
 とりわけ、この1990年の有馬記念は、自分にとって特別なレース、特別な経験なのである。この先、有馬記念といえばオグリのラストラン、という図式は一生揺らがないだろう。
 競馬バカでよかった。
 オグリバカでよかった。
 その気持ちに、嘘偽りはいっさいない。

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2010年11月24日(水) 20:00 ウマニティ編集長
GIメモリアル 〜ジャパンカップ 2010年への序章〜
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G汽瓮皀螢▲襦 1990年 ジャパンカップ

 1990年代の府中のG気噺世┐弌個人的には徹夜の歴史である。
 土曜日の夜に東京競馬場を目指し、正門前に伸びる列の最後尾にシートや段ボールを敷く。それが“日課”だった。
 並ぶのは決まって一般席の列。指定席のほうに徹夜で並んだことは、生涯一度しかない。そのたった一度が、競馬史上に残る悲劇の舞台となった98年天皇賞(秋)なのだから、なんともタイミングが悪い。生まれて初めてのガラス張りのスタンドから、4コーナー付近へと向かう馬運車をぼう然と眺めていた――― “徹夜指定席”にはそんな辛い記憶がある。
 人間、慣れないことをするものではない。

 一般席を好む理由は、安く上がるという経済的な事情以外にもいくつかある。早く並べば並ぶほど、思いのままに席を確保することができる。“席取り”は基本的に褒められる行為ではないが、遅れて来る仲間のために席を用意しておけることは大きかった。
 また、複数人で徹夜をする際は、パドック班、スタンド一般席班、ウィナーズサークル班などに分かれ、それぞれの最前列を押さえることにより、常に特等席で競馬を満喫することができた。写真撮影もバッチリだった。競馬ブームのピーク時は、メインのパドックを見たら最後、席に戻ってこられないなんていう状況にもなったが、それはそれで懐かしく、微笑ましい思い出である。

 そしてなにより、“徹夜一般席”が楽しかったのは、同志と過ごす朝までの時間だ。指定席の場合、定員に達するとそこで整理券が配られ、「朝の○時に番号順通りに並び直してください」と、いったん解散させられる(当時の話。現在は把握しておりません)。集合時間が来るまでは、クルマの中で待とうと、深夜営業をしているファミレスや居酒屋で時間をつぶそうと、自由自在だった。徒歩圏内に住んでいる人なら、一度家に帰って寝ることもできた。
 しかし、一般席の場合はそうはいかない。原則、列から離れてはいけないので、開門時刻までその場にいる必要がある。しかも、列が一定数伸びるたびに警備員による整理が行われ、前に詰めるように指示が出る。このときにグループ全員が不在にしていると、これがもう、悲惨なこと悲惨なこと。シートや荷物は脇においやられ、場所取り用の新聞紙は容赦なしに踏みつけられてしまう。
 だから、いかなる事態にも対応できるように、どっかと我らがスペースに陣取って動かないようにしていた。そして、仲間と有意義な時間を送るための“イベント”をたくさん開催した。これが実に楽しかったのだ。

 酒盛りをした。ウノやトランプをした。ボードゲームをした。あるときは折りたたみ式の正方形のテーブルを持ち込み、マットを載せて牌を転がし、麻雀に興じた。
 もちろん、競馬談義にも花を咲かせた。翌日のレースの予想を披露して、あーでもない、こーでもないと語り合った。
 競走馬名しりとりをした。G鞠六骸蠕ゲームをやった。創作競馬クイズを出し合った。
「おととしのブラッドストーンSの3着馬は?」
 一般席の列に徹夜で並ぶ輩なんてのは、揃いも揃って競馬バカだから、こんな無茶な問題にも誰かが答えていた。出すほうも出すほうだが、答えるほうも答えるほう。オタクが集まり、マニアックな話題でアツくなれば、あっと言う間に時間は過ぎていく。気付けば日の出を迎えていたなんてことは、いつもの話だった。

 90年代初頭は、ダービーを除くと、一般席の徹夜組はわずかしか出なかったので、だいたい周囲の面々も見たことのある顔ばかりだった。
「あー、どもども」
 年齢や職業はもちろん、名前さえも知らない“同志”とあいさつを交わし、腰を据える。時には初対面の前後のグループと仲良くなり、一緒に盛り上がったりもした。相手は9割9分が人生の先輩たちだったので、学んだことや初めての経験となったことは数知れず。これが刺激的であり、魅力的でもあった。あくまで翌日のG汽譟璽垢“メインイベント”なのだが、若いころはそこに至る過程さえも楽しみたいという思いがあったのだろう。

 さて、長〜い前ふりはこれにて終了。そろそろ本題に入る。
 過去に最も印象に残っているG汽譟璽垢療位襦それが、90年のジャパンカップなのである。
 当時はまだ“徹夜初心者”だったので、必要最低限の装備で、わずかな荷物しか持っていかなかった。11月下旬の東京の寒さを完全にナメていた。一緒に並んだ話し相手兼遊び相手は同級生のIくんひとり。あまりの寒さにトークが弾むわけもなく、30秒に1回くらいのペースで互いに「寒い」を口にするだけ。そんな状態が1時間も2時間も続いた。
 人間は、体の寒さが限界近くに達すると、意志とは無関係に走り出してしまうということを初めて知った。体を動かして体温を上げなければ死ぬぞと、本能が訴えていた。
 自販機から調達してくるホットの缶コーヒーも焼け石に水。
 もう、帰りたい……。
 何度も何度も心が折れそうになった。
 でも、信じていたから朝まで耐え抜くことができたのだ。明日の15時25分過ぎに素晴らしい瞬間が訪れる。必ず、オグリキャップは復活すると……。

 開門ダッシュをして席を確保してから、メインのファンファーレを聞くまでのことはなにも覚えていない。心身ともに衰弱しきっていたから、一時的に記憶力も低下していたのだろう。「寒い」の次の記憶が「ファンファーレ」。その次が、あの(オグリファンにとっては)「絶望的な最後の直線」である。
 人生で最も辛かった徹夜が、オグリキャップの生涯最低着順の一戦を見るためのものになってしまった。 ヒキの弱さは馬券だけで十分なのに……。自分の“才能”を当時はどれだけ恨んだことか。

 毎年、この時期になると、あの日のことを必ずと言っていいほど思い出す。20年が経過したいまもなお、目を閉じれば瞬時によみがえってくるあの寒さ。そして、レース後に茫然自失状態でスタンドに立ち尽くす自分の姿。まさかこの1カ月後に、想像だにしなかったミラクルが起こるとは、誰が考えようものか。
 だから、いまはこう思うようにしている。
 90年ジャパンカップをめぐる出来事は、有馬記念で得る感動を至極のものにしてくれる最高のスパイスだったのだと。寒さ、辛さ、絶望感。味わったのは試練ではなく、競馬の神様がくれた、ある種のご褒美だったのだと。

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オグリキャップの口コミ


口コミ一覧

有馬記念で引退した馬の成績は

 明日真 2017年12月21日(木) 22:45

閲覧 569ビュー コメント 2 ナイス 15

こんなデーターもありました。
ちなみに勝った馬は
オルフェーブル
ダイワスカーレット
ディープインパクト
シンボリクリスエス
トウカイテイオー
オグリキャップ
ジェンティルドンナ
勝率は7/78=8.9%です。
ブエナビスタも7着に負けています。
キタサンブラックはどうなるのか・・・・


有馬記念を最後に引退した馬の成績
年 馬名 性別 年齢 人気 着順
2014 ジェンティルドンナ 牝5  4   1
2014 ジャスタウェイ   牡5  3   4
2014 エピファネイア   牡4  2   5
2014 トーセンラー    牡6  8   8
2014 ヴィルシーナ 牝5 12 14
2013 オルフェーヴル 牡 5 1 1
2012 ルーラーシップ 牡 5 2 3
2012 アーネストリー 牡 7 14 11
2012 オウケンブルースリ 牡 7 15 14
2011 ブエナビスタ 牝 5 2 7
2011 ヴィクトワールピサ 牡 4 4 8
2009 マツリダゴッホ 牡 6 3 7
2009 コスモバルク 牡 8 15 10
2009 スリーロールス 牡 3 6 止
2008 ダイワスカーレット 牝 4 1 1
2008 メイショウサムソン 牡 5 4 8
2007 ダイワメジャー 牡 6 6 3
2007 フサイチパンドラ 牝 4 取消
2006 ディープインパクト 牡 4 1 1
2006 ウインジェネラーレ 牡 6 13 13
2005 コイントス 牡 7 16 5
2005 ヘヴンリーロマンス 牝 5 8 6
2005 サンライズペガサス 牡 7 9 7
2005 ゼンノロブロイ 牡 5 2 8
2005 タップダンスシチー 牡 8 5 12
2004 ツルマルボーイ 牡 6 7 8
2003 シンボリクリスエス 牡 4 1 1
2003 アグネスデジタル 牡 6 7 9
2002 ナリタトップロード 牡 6 4 4
2002 ジャングルポケット 牡 4 3 7
2002 エアシャカール 牡 5 7 9
2002 アメリカンボス 牡 7 11 13
2001 メイショウドトウ 牡 5 2 4
2001 テイエムオペラオー 牡 5 1 5
2001 メイショウオウドウ 牡 6 11 8
2001 ダイワテキサス 牡 8 12 11
2000 キングヘイロー 牡 5 9 4
2000 ツルマルツヨシ 牡 5 4 止
1999 スペシャルウィーク 牡 4 2 2
1998 エアグルーヴ 牝 5 2 5
1998 オフサイドトラップ 牡 7 8 10
1998 オースミタイクーン 牡 7 16 16
1997 マーベラスサンデー 牡 5 1 2
1997 タイキブリザード 牡 6 6 9
1997 インターユニーク 牡 6 13 10
1997 ダンスパートナー 牝 5 5 14
1997 カネツクロス 牡 6 14 16
1996 ヒシアマゾン 牝 5 5 5
1996 ファビラスラフイン 牝 3 4 10
1995 サクラチトセオー 牡 5 4 3
1995 アイルトンシンボリ 牡 6 9 6
1995 アイリッシュダンス 牝 5 12 11
1994 マチカネアレグロ 牡 3 7 10
1993 トウカイテイオー 牡 5 4 1
1992 ダイタクヘリオス 牡 5 7 12
1992 サンエイサンキュー 牝 3 13 止
1991 プレクラスニー 牡 4 3 4
1991 メインキャスター 牝 5 12 7
1991 オサイチジョージ 牡 5 10 8
1991 プリンスシン 牡 4 4 9
1991 オースミシャダイ 牡 5 15 15
1990 オグリキャップ 牡 5 4 1
1990 ヤエノムテキ 牡 5 6 7
1990 リアルバースデー 牡 4 8 11
1990 カチウマホーク 牡 4 11 11
1989 フレッシュボイス 牡 6 11 7
1989 ダイナカーペンター 牡 5 5 11
1988 タマモクロス 牡 4 1 2
1988 サッカーボーイ 牡 3 3 4
1988 メジロデュレン 牡 5 7 6
1988 スズパレード 牡 7 6 9
1987 クシロキング 牡 5 15 9
1987 トウカイローマン 牝 6 12 11
1987 ダイナガリバー 牡 4 5 14
1987 サクラスターオー 牡 3 1 止
1986 ギャロップダイナ 牡 6 11 2
1986 サクラユタカオー 牡 4 3 6
1986 メジロラモーヌ 牝 3 2 9

 グリーンセンスセラ 2017年12月20日(水) 14:08
有馬記念は復活ドラマ? 
閲覧 131ビュー コメント 0 ナイス 3

有馬記念(G1)「一攫千金」の鍵は復活ドラマ!? 劇的勝利を飾ったオグリキャップ、トウカイテイオー、ジェンティルドンナの意外な「共通点」とは─ Gambling Journal ギャンブルジャーナル / 2017年12月20日 10時0分 http://biz-journal.jp/gj/2017/12/post_5376.html

24日の中山競馬場では一年の総決算となるグランプリ有馬記念(G1)が行われる。

 今や紅白歌合戦などと並ぶ、年末の国民的行事となった有馬記念。1996年には875億円を売り上げ、ギネス認定を受けたように、ギャンブルの夢「一攫千金」を求め、ここで大勝負する人も少なくはないようだ。

 しかし、そんな人々の希望的観測とは裏腹に、実際の有馬記念はとにかく荒れない。グレード制が導入され本競走がG1となった1984年以降、1番人気の成績は[14.7.3.9]。勝率42%、連対率64%、3着以内率に至っては73%という「超堅実」な数字が並んでいる。当然ながら、全人気の中で断トツの成績だ。

 現実は無情......。ましてや今年の1番人気はおそらく、「あの」キタサンブラックだ。無謀な夢や希望を捨て、現実と向き合った者が得をするのが有馬記念の傾向である。

 ただ、その一方で有馬記念が国民的な人気を得ているのは、これまで人知を超えた「数々のドラマ」が生み出されてきたからだ。

 有名なところでは、国民的英雄ディープインパクトが初めて敗れた2005年のハーツクライ、1年ぶりのレースで見事な復活を遂げた1993年のトウカイテイオー、1990年のオグリキャップのラストランに至っては、未だに「生涯最高の有馬記念」と語る競馬ファンも少なくはない。

 そう、有馬記念が織り成すドラマの多くは「名馬の復活劇」によって生み出されているのだ。

 そして実は上記したハーツクライ、トウカイテイオー、オグリキャップに加え、2014年のジェンティルドンナ、1998年のグラスワンダーといった有馬記念で劇的な復活を遂げた名馬には、ある共通点が存在する。

 それは、彼らがすべて「4番人気」に支持されていたことだ。


●次のページ 4番人気には「かつて強かったが最近は……な実力馬」が支持されることが多いようだ

 有馬記念では「全盛期を迎え、最も勝ちそうな馬」が1番人気。その次に「逆転まである、今にも勝ちそうな馬」が2番人気。さらには未知なる魅力があり「上手くいけば、2強に割って入るだけの馬」が3番人気に支持される傾向がある。

 例えば、昨年のキタサンブラック、ゴールドアクター、サトノダイヤモンド。そして、今年のキタサンブラック、シュヴァルグラン、スワーヴリチャードといった上位人気馬は、まさにその「典型」といえるだろう。

 その一方で、4番人気には「かつて強かったが最近は......な実力馬」が支持されることが多いようだ。配当的にも、その馬の知名度的にも、有馬記念に夢やロマンを託したファンの支持が最も集まるのが4番人気という絶妙なポジションなのだろう。

 そして、実はこの4番人気の勝率は24%と1番人気に次ぐ数字を誇っている。第3位となる2番人気が約半分の勝率12%であることからも、1番人気を"敵"に回し、堅い決着を嫌う"穴党"にとって、最強にして最大の砦は紛れもなくこの4番人気といえる。

 その上で、今年の4番人気はおそらくサトノクラウン、もしくは牝馬のミッキークイーンになりそうだ。

 4番人気が演出してきた「復活劇」をテーマに考えると、サトノクラウンは前走のジャパンCで大敗。ミッキークイーンの方も春に阪神牝馬Sを勝って以来、勝利がない状態が続いている。オグリキャップやトウカイテイオーほど劇的でないにせよ、2014年のジェンティルドンナくらいには、まずまず"劇的"だ。

 ただ、その4番人気候補となる両者では、あえてミッキークイーンに注目したい。「復活劇」として推したいのは、イマイチ劇的さに欠ける馬ではなく「人」、つまりは主戦の浜中俊騎手だ。

 かつて「ポスト武豊」として、関西若手騎手の中で最も人気を博していたのが浜中騎手だった。しかし、昨年のマイルCSではミッキーアイルで"斜行勝利"。勝つには勝ったが、浜中騎手には異例の長期騎乗停止処分が下った。

●次のページ 「モヤモヤをミッキークイーンと一緒に吹き飛ばしたい」

 さらにこの春には、またも重賞レースで斜行。取材にしたマスコミに「もう、いいでしょう」と告げて現場をあとにした態度には、大きな非難が浴びせられた。その後、騎乗馬のレーヌミノルが池添謙一騎手に乗り替わって桜花賞を勝つという、浜中騎手にとっては悲惨な末路までついてきたことを記憶している人も多いはずだ。

 あれから約半年。発端となったマイルCSからは1年以上が経っている。浜中騎手は今週発売された『週刊ギャロップ』(サンケイスポーツ)にて、騎乗停止やケガなどが続いたこの1年間を振り返り「もったいない1年。最低でした」と反省の弁を綴っている。

 その上で「そんなモヤモヤをミッキークイーンと一緒に吹き飛ばしたい。精一杯頑張りますので、応援をよろしくお願いします」と有馬記念に向けた抱負を語った。

 今年はまだ重賞4勝と、4年間続いているG1勝ちをまだ達成していない浜中騎手。年末の大一番で、人馬共に復活劇を飾れるだろうか。まずはファンの支持を集め、サトノクラウンとの「4番人気争い」に競り勝ちたいところだ。

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 グリーンセンスセラ 2017年11月23日(木) 12:35
テイエム「行方不明」な、なんですと💢 現在の所在... 
閲覧 121ビュー コメント 1 ナイス 18

JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる"異常行動"にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々......─ Gambling Journal ギャンブルジャーナル / 2017年11月23日 7時0分 http://biz-journal.jp/gj/2017/11/post_5112.html


 この秋、天皇賞・秋で春秋連覇を達成し、再び現役最強馬の座を確固たるものとしたキタサンブラック。すでに年内引退が発表されており残り2戦となったが、結果によっては「JRA通算獲得賞金」の新記録を樹立することが話題となっている。

 その影響もあって、偉大なる「現記録保持者」として、人々から改めて注目されることとなったのが、2000年の王道古馬を無敗で走り抜けたテイエムオペラオーだ。

 前人未到の大記録となるグランスラムを達成し、「世紀末覇王」として18億3518万9000円を稼ぎ出したテイエムオペラオーは2001年の有馬記念を最後に種牡馬入り。未だ父を彷彿とさせるような大物は出ていないが、歴史的な活躍馬として「平和で穏やかな余生を送ってほしい」と願うのはファンとして当然だろう。何よりも厳しい弱肉強食の競馬界で勝ち抜いた本馬には、その権利があるはずだ。

 しかし、そんなオペラオーが聞くに堪えない"迷惑行為"に巻き込まれているというから驚きだ。

『週刊ギャロップ』(サンケイスポーツ)11月26日号にて、引退した名馬を特集する連載「風のたより」で紹介されたテイエムオペラオー。今年21歳を迎えた今でも現役の種牡馬として元気に暮らしているとのこと。

 だが、現在の所在は「非公開」とされている。

❖次のページ 到底信じられないような悪質な行為

 本誌によると、数年前までは見学を公開していたが、牧場を訪れたファンの度重なる迷惑行為によって、見学中止どころか所在さえ「非公開」とせざるを得なかったというのだ。本誌にて明かされているだけでも、無断で牧場内に進入するばかりか、馬に向かって石を投げつけたり、たてがみを抜くなど到底信じられないような悪質な行為があったという。

 取材に応じた日高テイエム牧場の鈴木正夫場長は、こういった悪質な行為に及ぶファンがごく一部の人間であることを認めながらも「事故が起きてからでは遅いので、残念ですが現在は繋養先も見学も非公開とさせていただいています」と苦しい胸の内を明かしている。

 競走生活を引退して、牧場で穏やかな余生を送る名馬に会いに行くことは競馬の魅力の一つでもある。現役時代の力強い走りに見惚れ、最後まで応援し続けたファンにとっては、引退後に直接会って「ありがとう」「おつかれさま」と感謝の気持ちを伝えたいと思うのは、ごく自然なことだ。

 しかし、一部の人間の心無い行為によって、そういった場がなくなってしまうことは、極めて重大な損失と述べざるを得ない。自己中心的で、決して許してはならない卑劣な行為だ。だが、その一方でこういった迷惑行為は絶えないという。

 実際に、つい先月もビッグレッドファームで繋養されているゴールドシップの見学会で、複数のファンによるマナー違反があった。中には直接叩いたり、何かを食べさせたりする行為もあったようだ。居合わせた現地スタッフから注意を受けたが、特に悪びれる様子もなかったという。

❖次のページ ファンへの見学公開は、牧場側の良心による厚意

「ゴールドシップのような大きな活躍をした馬は、引退した今も大変な人気ですし、多くのファンが会いに来ています。牧場側もそういったファンの要望にできる限り応えるために、様々な努力を行っています。しかし、人気馬であればあるほど自らの興味本位だけで会いに行くライトファンも少なくなく、まるで動物園やペットショップにでも出掛けるように、牧場見学のマナーを調べないで来る人も少なくありません。

動物園やペットショップももちろんですが、競走馬もアイドルである前に、人とは異なる生き物。動物に接するには、そのための決まりがあります。そういったマナーを知らずに訪れる人は認識がない分、注意されても何が悪いのかがわかりません。『罪悪感がない分、余計に厄介』という現地スタッフの方と話したことがありますが、本来ならもっと大きく扱われるべき、切実な問題だと思います」(競馬記者)

 述べるまでもないが競走馬を管理する牧場は、ファンの観光目的で経営を行っているわけではない。ファンへの見学公開は、牧場側の良心による厚意に他ならない。

 場合によっては1頭に数千万円の価値があり、種牡馬に至っては数十億の価値がある生き物を管理しなければならない牧場側にとって、一般ファンへの公開はリスクばかりが高く、目に見えるメリットは少ない。牧場側のスタッフの管理にも限界があり、何かあれば慎重な決断を下さざるを得ないのは当然だ。

 かつては昭和のアイドルホースとして競馬の代名詞にもなったオグリキャップも引退後に、見学に訪れたファンからたてがみを切り取られる被害に遭っており、今年2月に他界した2冠馬ミホノブルボンもまた、一部のファンによるマナー違反によって見学中止になるなど、ファンの牧場見学を巡るトラブルは枚挙に暇がない。

 こういったあまりにも残念な事件は悪しき習慣として、今なお絶えることがない。見学に訪れる際にマナーを調べるのは当然で、基本的には直接触ったり、フラッシュでの撮影、大きな声を上げることなどは禁止されている。

 石を投げつけたり、たてがみを抜くなどは論外。れっきとした犯罪行為である。

❖次のページ 牧場見学を考えているファンや、マナー厳守に自信のないファンは

自分の思い入れのある競走馬に会いに行くこと自体は、見学さえ可能なら何ら問題ない。牧場側も基本的には歓迎だ。現在の競馬界の顔であるキタサンブラックも年内の引退が発表されており、引退後にはたくさんのファンが牧場を訪れることだろう。

 ただ、それは自らが所有するペットに会いに行くわけでも、心を許し合った古い友人に会いに行くわけでもない。牧場は私有地であり、競走馬は極めて高額な価値のある他人の所有物。接する際のマナーは重視されて然るべきものである。

 今後、牧場見学を考えているファンや、マナー厳守に自信のないファンは、まずは牧場見学を広く取り扱っている『競走馬のふるさと案内所(http://uma-furusato.com/)』を参考にすることをオススメする。

 公式ホームページには、牧場見学の方法や見学時のマナーも掲載されているので、牧場側とファンのお互いにとって良き思い出とするために「正確な知識」を持つことは最低限の常識といえるだろう。

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