キタサンブラック(競走馬)

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キタサンブラック
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写真一覧
抹消  鹿毛 2012年3月10日生
調教師清水久詞(栗東)
馬主株式会社 大野商事
生産者ヤナガワ牧場
生産地日高町
戦績20戦[12-2-4-2]
総賞金187,684万円
収得賞金70,625万円
英字表記Kitasan Black
血統 ブラックタイド
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ウインドインハーヘア
シュガーハート
血統 ][ 産駒 ]
サクラバクシンオー
オトメゴコロ
兄弟 ショウナンバッハシュガークン
市場価格
前走 2017/12/24 有馬記念 G1
次走予定

キタサンブラックの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
17/12/24 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 16121.911** 牡5 57.0 武豊清水久詞 540
(-2)
2.33.6 -0.235.2クイーンズリング
17/11/26 東京 11 ジャパンC G1 芝2400 17242.113** 牡5 57.0 武豊清水久詞 542
(0)
2.23.9 0.235.3シュヴァルグラン
17/10/29 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 18473.111** 牡5 58.0 武豊清水久詞 542
(0)
2.08.3 -0.038.5⑪⑤サトノクラウン
17/06/25 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 118101.419** 牡5 58.0 武豊清水久詞 542
(+6)
2.12.7 1.336.9サトノクラウン
17/04/30 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 17232.211** 牡5 58.0 武豊清水久詞 536
(-4)
3.12.5 -0.235.3シュヴァルグラン
17/04/02 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 14452.411** 牡5 57.0 武豊清水久詞 540
(+4)
1.58.9 -0.134.3ステファノス
16/12/25 中山 10 有馬記念 G1 芝2500 16112.722** 牡4 57.0 武豊清水久詞 536
(0)
2.32.6 0.035.8サトノダイヤモンド
16/11/27 東京 11 ジャパンC G1 芝2400 17113.811** 牡4 57.0 武豊清水久詞 536
(-2)
2.25.8 -0.434.7サウンズオブアース
16/10/10 京都 11 京都大賞典 G2 芝2400 10111.811** 牡4 58.0 武豊清水久詞 538
(+2)
2.25.5 -0.033.6アドマイヤデウス
16/06/26 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 17235.023** 牡4 58.0 武豊清水久詞 536
(+12)
2.12.8 0.036.8マリアライト
16/05/01 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 18114.521** 牡4 58.0 武豊清水久詞 524
(0)
3.15.3 -0.035.0カレンミロティック
16/04/03 阪神 11 産経大阪杯 G2 芝2000 11676.252** 牡4 58.0 武豊清水久詞 524
(-2)
1.59.3 0.033.6アンビシャス
15/12/27 中山 10 有馬記念 G1 芝2500 166118.443** 牡3 55.0 横山典弘清水久詞 526
(-4)
2.33.1 0.135.1ゴールドアクター
15/10/25 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 182413.451** 牡3 57.0 北村宏司清水久詞 530
(-2)
3.03.9 -0.035.0⑤⑤⑩⑧リアルスティール
15/09/21 中山 11 セントライト G2 芝2200 1571312.561** 牡3 56.0 北村宏司清水久詞 532
(+12)
2.13.8 -0.134.9ミュゼエイリアン
15/05/31 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 1881720.7614** 牡3 57.0 北村宏司清水久詞 520
(+10)
2.25.5 2.336.8ドゥラメンテ
15/04/19 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 15479.743** 牡3 57.0 浜中俊清水久詞 510
(+6)
1.58.8 0.635.2ドゥラメンテ
15/03/22 中山 11 スプリングS G2 芝1800 121112.351** 牡3 56.0 北村宏司清水久詞 504
(0)
1.49.1 -0.034.4リアルスティール
15/02/22 東京 7 3歳500万下 芝2000 145748.491** 牡3 56.0 北村宏司清水久詞 504
(-6)
2.01.4 -0.534.7サトノラーゼン
15/01/31 東京 5 3歳新馬 芝1800 167147.931** 牡3 56.0 後藤浩輝清水久詞 510
(--)
1.52.3 -0.234.2⑨⑨⑪ミッキージョイ

キタサンブラックの関連ニュース

10月9日(水)の栗東トレセンでは、2歳馬13頭がゲート試験に合格。デビューへの関門を突破した。

アニュレス(母ラブフール、牝、佐々木晶)

アルマデオロ(母シュガーハート、牡、清水久)=半兄キタサンブラックは2016年ジャパンCなどGⅠ・7勝

エコロディノス(母ミスティックリップス、牡、大久保龍)=母は2007年独オークス・GⅠの勝ち馬

サウンドサンライズ(母マハーバーラタ、牝、音無秀)=半兄ヒンドゥタイムズは2023年小倉大賞典・GⅢの勝ち馬

バイマイセルフ(母エクレアオール、牡、高橋康)

ヒダサワヤカ(母ヒダロマン、牝、浜田多)

フララナキラ(母ラカ、牡、田中克)

ブレスドナイル(母Pioneer Queen、牝、北出成)

イチオクノホシの2022(牡、杉山佳)=全姉イフェイオンは2024年フェアリーS・GⅢの勝ち馬

エイシンルジーナの2022(牡、高橋康)

カウントオンイットの2022(牝、高野友)

セイラの2022(牡、杉山佳)

Elite Momの2022(牡、飯田祐)

【秋華賞2024】勝ち馬予想の金言録「秋華賞は紫苑ステークス組を狙え」 2024年10月8日(火) 15:00


絵画の良し悪しが分かるほど芸術に造詣が深いわけではないが、絵を見るのは好きだ。特に好きなのは笹倉鉄平さんという、それはそれは美しい絵を描く画家さんで、何十万円もする絵画を購入できるほどの金もないくせに、赴いても絵が買えるわけでもないのに、この人の新作展をわざわざ東京駅まで見に行くくらい笹倉鉄平さんの絵が好きだ。

気になる方はネットなどでご覧頂ければ分かると思うが、彼の絵には水辺を描いたものが多い。多くは小型の船が係留してある“湾”(港)が景色の中にあり、向こう側にはその土地に暮らす人々の生活が描かれている。時間帯はこれから夜になる一歩手前の時間帯で、絵全体の色調は薄い青紫と薄い赤紫がベースになっている。ベースの二色の繊細で絶妙なグラデーションの中に家々の窓に灯る夕食の準備の明かりがあり、その柔らかい光が水面に映って揺れる様子がなんとも美しい。彼の作品を見ていると「温かい気持ち」と「切ない気持ち」が同居した形容し難い感情が湧き上がってくる。

理屈で考えれば「絵の巧拙の基準」など存在しない。ある絵をAさんは上手いと思うかもしれないがBさんは何の魅力も感じないかもしれず、各々が絵を評価する基準は「各々の好き嫌い」によるからだ。それゆえ誰もが同意するとは思わぬが、私が“上手い”と思う絵の条件の一つは「光の表現力」だ。

笹倉鉄平さんの絵の中の光には、私の知らない彼の人生哲学や価値観、これまでの人生経験を“色”に変え訴えかけてくるものがあり、仕事で疲れた時は彼の絵を眺めているだけで穏やかな気持になってくる。

さて、笹倉鉄平さんの絵画と言えば基調は「紫」だが、紫と言えば紫苑ステークスで(笑)、紫苑ステークスと言えば競馬だ。今週日曜、京都競馬場のメイン競走・秋華賞の勝ち馬予想に寄せ、今週は紫の金言をご紹介しよう。

曰く「秋華賞紫苑ステークス組を狙え」。

秋華賞と言えば王道ローテはローズステークス組とオークス直行組。それは分かっているが、2つのローテを踏んで出走してくる馬の多くは人気を担ぎやすい。その点、紫苑ステークス組は2020年マジックキャッスル(10番人気2着)や2022年スタニングローズ(3番人気1着)に見られるように、実力未満の評価になる馬が多く、狙い目だ。

クリスマスパレード紫苑ステークスの勝ち馬。春先はレース経験の少なさや不運が重なり、その素質を十分に活かしきれないレースが目立ったが、夏を超えようやく本格化し始めた。人気になる可能性は低く、狙うならこの馬以外にない。

秋華賞は言うまでもなく「秋の花」の祭典競走。紫苑は古くから日本人に親しまれてきたキク科の美しい花で、今回取り上げたクリスマスパレードの父はキタサンブラックキタサンブラックはご存知北島三郎さんの所有馬で、北島さんと言えば「祭り」。レース当日は紫苑咲く野で車を停め、大音量で「祭り」でも聴きながら、秋の花の祭りを愉しむとしよう。

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【神戸新聞杯2024】キーホース診断 馬券圏内率100%の堅実派が重賞初挑戦! メリオーレムは菊花賞の権利を掴めるか 2024年9月18日(水) 15:00


メリオーレム

スターホースは苦労が絶えない。

現役時代のレースにおける激しい攻防ももちろんだが、それを勝ち抜いた後の種牡馬としての競争も熾烈だ。

G1をいくつ勝っていようと、産駒成績が振るわなければ”失敗”の烙印を押されてしまう。相当にシビアな世界だ。


そんな中で、現在苦境に喘いでいる1頭がシュヴァルグラン

長距離戦を主戦場としてキタサンブラックサトノダイヤモンドといった強力なライバルたちと何度もぶつかり、日本最高峰のレースの一つであるジャパンカップを制した名馬だ。

大種牡馬ハーツクライの後継として初年度から堅実な種付け数を維持しているものの、同父系のスワーヴリチャードやライバルだったキタサンブラックらの華々しい活躍と比べると、どうにも地味な印象が拭えない。自身が有していた高いステイヤー気質がマイナス方向に作用しているのか、未勝利を勝ち上がるのがやっとという産駒ばかり。見切りの早い業界において、この状況は正直芳しくない。


そんなシュヴァルグラン産駒の中で、ただ1頭上級クラスで奮闘しているのがメリオーレムだ。

デビュー時から大崩れしない堅実性を発揮し、春はリステッド競走のすみれS、プリンシパルSでも好走。夏に入って2600mまで一気に距離を延ばした前走では、父の血が持つ長距離適性を誇示するかのように圧勝してみせた。

そんな本馬が、今週メインの菊花賞トライアル・神戸新聞杯においていよいよ重賞に挑戦する。

3000m超のレースで特に強かった父の血を踏まえると、是が非でもここで本番への切符が欲しいところだが、その奪取は可能なのだろうか。いつも通りに各要素から考えていきたい。


まず指数面だが、数字的には良くも悪くも普通。着順はしっかり伴っており堅実なのは間違いないのだが、ここまでに重賞やG1を意識できるほどの爆発力を示したことはない。

後続を4馬身離して楽勝した前走にしても、2勝クラスとしては水準級の指数で、驚くほど高いわけではない。

この時本馬に近いオッズでの2番人気だったグランアルティスタは格上挑戦馬で、未だ1勝クラスの自己条件でも勝ち切れていないことから、単純にメンバーレベルが低かったがゆえの圧勝と見るべきだろう。

春の実績を踏まえると、プリンシパルSで僅差だったアスクカムオンモアあたりと近いレベルにありそうだが、そのアスクカムオンモアセントライト記念で春の実績馬に離されての6着。ここも春の時点である程度高いパフォーマンスを発揮してきた馬が複数いるだけに、本馬も楽な戦いにはならないかもしれない。


だが、例年通りの阪神開催でなく、左回りの中京開催という点は本馬にとって追い風。

右回りではどうしても直線で内にモタれてしまい、推進力を前に向けるのが難しそうな走りになるが、この点が左回りになるとある程度改善される。その分道中で外に力が向きやすいという危険性はあるが、鞍上の川田騎手はしっかりと個性を把握済み。可能な限りロスを少なくする乗り方をしてくるはずで、右回りだった前走よりもパフォーマンスが上がる可能性は十分にあるだろう。


血統的には前述の通りシュヴァルグランが父で、豊富なスタミナを備えていそうなイメージ。

だが一方で母系はかなり短距離色が濃く、母父のスタースパングルドバナーは豪州の名スプリンター。母メリオーラは2000mのリステッド勝ち馬だったが、2頭の半姉はいずれも短めの距離に適性を示した。父の血に足りていないスピードを母系が補っているイメージだ。

この母系を踏まえると、父のように3000m級の距離までこなすステイヤーかどうかは怪しいものの、2600mを楽勝するだけのスタミナを備えているのは証明済み。中京2200mという、距離の見た目の割にタフな舞台はちょうど良いように思える。


調教面では元々かなり動く馬だったが、この中間はさらに上昇。

前半ゆっくり入ったコース追いでは終い10秒台が当たり前のように出ているし、全体時計を速くしても大きく伸びは鈍らない。この調教の動きが実戦でもフルに発揮できるようになれば、大きく飛躍しそうな雰囲気がある。


思えば、父のシュヴァルグランが軌道に乗ったのも3歳秋。条件戦を3連勝して年明けの日経新春杯で連対すると、その後は長きにわたってG1級の力を発揮し続けた。

本馬も同様の成長曲線を描き、自身と父の名を同時に高めていくことができるだろうか。厳しい戦いにはなりそうだが、お手並み拝見といきたい。

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キタサンブラックの半弟・シュガークンが左前浅屈腱炎を発症 2024年9月15日() 12:10

JRAは15日、今年のGⅡ青葉賞を勝ったシュガークン(栗・清水久、牡3)が左前浅屈腱炎を発症していることがわかったと発表した。休養期間は未定。同馬はGⅠ7勝馬キタサンブラックの半弟。

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【セレクトセール2024】5・9億円落札者が父キタサンブラックの牝を1億500万円で落札 2024年7月8日(月) 14:58

北海道苫小牧市のノーザンホースパークで開催されている国内最大の競走馬競り市、「セレクトセール2024」。1日目の8日は、1歳馬セクションに世界から注目を集める若駒が243頭上場(うち10頭欠場)されている。

上場番号118番の「グローバルビューティの2023」(父キタサンブラック、牝)は、1億500万円(税抜き)でロデオジャパンが落札した。母はアルゼンチンGⅠ勝ち馬。

ロデオジャパンは、同じくキタサンブラック産駒のデルフィニアⅡの2023(牡)を5億9000万円で落札している。

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【セレクトセール2024】キタサンブラック産駒デルフィニアⅡの2023が5億9000万円で落札2024年7月8日(月) 14:16

北海道苫小牧市のノーザンホースパークで開催されている国内最大の競走馬競り市、「セレクトセール2024」。1日目の8日は、1歳馬セクションに世界から注目を集める若駒が243頭上場(うち10頭欠場)されている。

上場番号100番の「デルフィニアⅡの2023」(父キタサンブラック、牡)は、ロデオジャパンによりここまでの最高値となる5億9000万円(税抜き)で落札された。5億9000万円での落札は、2006年の当歳馬セッションにて6億円で落札されたディナシーに次ぐ、セレクトセール史上2番目に高い落札価格。祖母アゲインはアイルランド1000ギニーなどGⅠ2勝を挙げている。

落札が決まると会場から拍手が上がった。

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キタサンブラックの関連コラム

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ジャパンカップイクイノックスが人気に応えて完勝。スタートからゴールまで、まったく隙のない勝利でG1・6連勝を飾った。中山でも、阪神でも、海外でもまったく崩れなかったイクイノックスにとって唯一の不安といえば中3週のローテーションだったが、それもすべて杞憂だったということ。

さて、その後の動向に注目が集まったが、さる木曜日に引退→種牡馬入りが発表された。有馬記念に出てきてくれるならば久々の秋G1・3冠が楽しみでもあったが、出て来ないのであれば、それはそれで無事の種牡馬入りを喜び、同時に有馬記念は混戦になり予想の面では面白くなる。個人的にはどちらでも楽しみだなぁと思って続報を待っていたが、連戦の疲れも考慮し、無理する局面ではなかったということだろう。月並みではあるが、産駒のデビューを楽しみに待ちたい。

それにしても、サンデーサイレンスの血がブラックタイドからキタサンブラック、そしてイクイノックスと繋がっていくことに競馬の面白さを感じる。ブラックタイドは言うまでもなくディープインパクトのひとつ年上の同血兄になるわけだが、現役時のパフォーマンスは派手に追い込んだスプリングSの勝利があるくらいで、どちらかといえば人気や期待が先行した存在だった。それが、種牡馬として数少ない可能性の中からキタサンブラックを輩出し、そのキタサンブラックの初年度産駒が世界最強馬にまで上り詰めるのだからおもしろい。

また、名馬の引退は時に喪失感も覚えるかもしれないが、その点は問題ない。今の日本競馬のレベルならば、イクイノックス級の名馬は3~5年に1頭くらいは出現すると考えていいだろう。

こんなことをいうと、

「いやいや、世界最強馬で、史上最強クラスの名馬、そう簡単には現れない」
「数10年に1頭の存在だ」

とでも言われそうだが、少なくとも令和を跨いだ馬だけを見渡しても、G1・8勝のアーモンドアイ、無敗の3冠馬コントレイルなどが出現しているし、ダートに目を転じてもドバイを制したウシュバテソーロ、BCディスタフを制したマルシュロレーヌなど、続々と超一線級が出現している。それだけ今の日本競馬は血統面、調整面含めて総合的にレベルが上がっている上に、使うレース数も減っているので、無敗や、それに準ずる成績で圧倒的なパフォーマンスを見せる大物が登場しやすくなっている。かつてなら何割かは故障で離脱するようなケースもあったかもしれないが、今はそういったことも肌感覚レベルにはなるが減っているように思える。

もちろんそれは現場の多くの馬に携わる方の不断の努力によって成し得ていることなので、結果だけを見て今後も同じように続くと簡単に言い切れるものではないかもしれない。だが少なくとも出てきている結果だけを見るならば、今後も同じクラスの名馬が一定スパンの間に出現すると考えるのが自然だろう。

イクイノックス、お疲れ様。そして、また新たな名馬の出現を楽しみに待ちたい。

それでは今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週末はチャンピオンズカップから。

テーオーケインズ松山弘平騎手)

注目はテーオーケインズ松山弘平騎手。
JBCクラシックは伸び切れなかったが、新しい大井の馬場も合わなかったのかもしれい。道中は少し力みも見られた。もともとベテランが強いダート路線で、まだまだ衰えを心配する段階ではない。昨年は断然人気で4着に敗れたが、今年は内枠を引けたのも好材料。巻き返しに期待したい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年6月28日(水) 12:50 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第6回 デビュー前の有力馬~
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 今週末から2回福島・3回中京・2回函館に開催が切り替わって、本格的な“夏競馬”のシーズンがスタートします。
 今年6月の3回東京・3回阪神・1回函館では、計29レースの2歳戦が施行されました。当然のことではありますが、これはすなわち、29頭の2歳馬が既に勝ち上がりを果たしているということ。今後の入札にもいろいろな意味で影響してくるはずです。
 現時点で強調しておきたいのはノーザンファーム生産馬の圧倒ぶり。優勝馬29頭のうち13頭を占めていたうえ、勝率は29.5%に、3着内率は61.4%に達しています。ちなみに、単勝回収率は151%、複勝回収率は127%。世間の見立てをさらに上回るほどの高確率で馬券に絡んでいるわけですから、例年以上に重視するべきなのかもしれません。
 種牡馬別成績を見ると、勝利数(4勝)、3着内数(9回)ともにモーリスが単独トップでした。早熟というイメージは薄い血統ですが、今週以降も引き続きマークしておくべきでしょう。

 今回は、まだ仮想オーナー枠に余裕があるプレイヤーの参考にしていただくべく、デビューが近そうな未出走馬の中から、注目すべき馬を挙げてみたいと思います。
 本稿の収録対象としたのは、6月28日時点におけるJRA-VANのデータで確認することができた「6月28日時点で入厩している未出走の2歳馬」「東西のトレーニング・センターにおいて過去1か月(5月30日から6月28日まで)の期間中に坂路・ウッドチップで調教を行った未出走の2歳馬」です。この条件に従って抽出した2歳馬876頭の中から、各ファクターの該当馬をピックアップしました。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。

 まずは「2023/06/07 00:00更新」分の「注目POG馬ランキング」で100位以内だった該当馬をご覧いただきましょう。末尾に付記したのは「注目POG馬ランキング」の順位、並び順は父名順→母名順としています。

フランクエフェクト(牡 父Frankel/母カーミングエフェクト 木村哲也厩舎) ※42位
ジーティーパワー(牡 父Frankel/母コールバック 矢作芳人厩舎) ※35位
アウェイキング(牡 父Kingman/母Waldjagd 矢作芳人厩舎) ※53位
インビジブルセルフ(牡 父エピファネイア/母アウェイク 池江泰寿厩舎) ※24位
アルセナール(牝 父エピファネイア/母サンブルエミューズ 木村哲也厩舎) ※21位
クイーンズウォーク(牝 父キズナ/母ウェイヴェルアベニュー 中内田充正厩舎) ※20位
シャンパンポップ(牡 父キズナ/母シャンパンルーム 武幸四郎厩舎) ※89位
ウインマクシマム(牡 父キタサンブラック/母コスモアクセス 畠山吉宏厩舎) ※83位
ウールデュボヌール(牡 父キタサンブラック/母サンクボヌール 須貝尚介厩舎) ※15位
シャドフ(牝 父スワーヴリチャード/母シャンブルドット 庄野靖志厩舎) ※59位
エヴァンスウィート(牝 父スワーヴリチャード/母ハルーワスウィート 友道康夫厩舎) ※40位
レガレイラ(牝 父スワーヴリチャード/母ロカ 木村哲也厩舎) ※23位
コンドライト(牡 父ドゥラメンテ/母アエロリット 菊沢隆徳厩舎) ※9位
エリザベスバローズ(牝 父ドゥラメンテ/母イスパニダ 杉山晴紀厩舎) ※8位
クラッチプレイヤー(牡 父ドゥラメンテ/母ヴァシリカ 国枝栄厩舎) ※97位
ドゥマイシング(牡 父ドゥラメンテ/母フォースタークルック 矢作芳人厩舎) ※2位
インクルージョン(牡 父ハーツクライ/母インクルードベティ 厩舎) ※41位
モスクロッサー(牡 父ハーツクライ/母クリスプ 国枝栄厩舎) ※74位
ファーヴェント(牡 父ハーツクライ/母トータルヒート 藤原英昭厩舎) ※61位
チェレスタ(牝 父ハービンジャー/母カリンバ 松下武士厩舎) ※85位
ソウルアンドジャズ(牡 父ブリックスアンドモルタル/母ナスノシベリウス 武井亮厩舎) ※58位
カルパ(牡 父モーリス/母ブチコ 須貝尚介厩舎) ※34位
ソニックライン(牡 父リアルインパクト/母ルミナスパレード 木村哲也厩舎) ※39位
ローザサンリヴァル(牡 父ルーラーシップ/母ローザブランカ 高野友和厩舎) ※32位
レイデラルース(牡 父レイデオロ/母カンデラ 手塚貴久厩舎) ※51位
トロヴァトーレ(牡 父レイデオロ/母シャルマント 鹿戸雄一厩舎) ※65位
ラケダイモーン(牡 父レイデオロ/母ラルケット 須貝尚介厩舎) ※12位
マテンロウゴールド(牡 父レイデオロ/母ルールブリタニア 中内田充正厩舎) ※7位
オーデンヴァルト(牝 父ロードカナロア/母グリューネワルト 林徹厩舎) ※72位
バロン(牝 父ロードカナロア/母マイミスリリー 手塚貴久厩舎) ※92位

 当時の注目POG馬ランキングで2位だったドゥマイシング(フォースタークルックの2021)は、一部報道によると7月9日の中京5R(2歳新馬・芝2000m)でデビューする予定となっている模様。2022年のセレクトセールで2億2000万円の高値がついた馬ですし、今後の入札でも激しい争奪戦が繰り広げられそうです。

 本稿の冒頭で取り上げたノーザンファーム生産馬で、なおかつ2023年JRAリーディングトレーナーランキング(着度数順。6月28日時点)30位以内の厩舎に所属している馬は下記の通り。
 
フランクエフェクト(牡 父Frankel/母カーミングエフェクト 木村哲也厩舎) ※42位
ジーティーパワー(牡 父Frankel/母コールバック 矢作芳人厩舎) ※35位
ルージュスタニング(牝 父Into Mischief/母ボインビューティー 友道康夫厩舎)
エラトー(牝 父Saxon Warrior/母エライヤ 上村洋行厩舎)
オルデラン(牡 父アルアイン/母アーマイン 寺島良厩舎)
アルヒジュル(牡 父アルアイン/母スカーレットリング 斉藤崇史厩舎)
ピストンボーイ(牡 父イスラボニータ/母エルフィンコーブ 池添学厩舎)
インビジブルセルフ(牡 父エピファネイア/母アウェイク 池江泰寿厩舎) ※24位
エリカリーシャン(牝 父エピファネイア/母ガラアフェアー 国枝栄厩舎)
アルセナール(牝 父エピファネイア/母サンブルエミューズ 木村哲也厩舎) ※21位
ジュンゴールド(牡 父エピファネイア/母ジュントップヒトミ 友道康夫厩舎)
ラファガフレイバー(牡 父カレンブラックヒル/母カリズマティックゴールド 久保田貴士厩舎)
クイーンズウォーク(牝 父キズナ/母ウェイヴェルアベニュー 中内田充正厩舎) ※20位
シャンパンポップ(牡 父キズナ/母シャンパンルーム 武幸四郎厩舎) ※89位
ディアアリーチェ(牝 父キズナ/母ティロレスカ 武幸四郎厩舎)
アキミューミュー(牝 父サトノクラウン/母アイスドール 安田隆行厩舎)
ルージュセレスト(牝 父シュヴァルグラン/母ギエナー 池江泰寿厩舎)
ヒシグランディヴァ(牝 父シュヴァルグラン/母ラリズ 友道康夫厩舎)
エヴァンスウィート(牝 父スワーヴリチャード/母ハルーワスウィート 友道康夫厩舎) ※40位
レガレイラ(牝 父スワーヴリチャード/母ロカ 木村哲也厩舎) ※23位
エリザベスバローズ(牝 父ドゥラメンテ/母イスパニダ 杉山晴紀厩舎) ※8位
クラッチプレイヤー(牡 父ドゥラメンテ/母ヴァシリカ 国枝栄厩舎) ※97位
ドゥマイシング(牡 父ドゥラメンテ/母フォースタークルック 矢作芳人厩舎) ※2位
ガイアメンテ(牡 父ドゥラメンテ/母ミュージカルロマンス 須貝尚介厩舎)
オレンジダンサー(牝 父ドレフォン/母イェーガーオレンジ 高野友和厩舎)
シークレットキー(牡 父ドレフォン/母キープシークレット 杉山晴紀厩舎)
ドレス(牝 父ドレフォン/母ハイヒール 清水久詞厩舎)
ルシフェル(牝 父ハーツクライ/母アルアリングスター 斉藤崇史厩舎)
モスクロッサー(牡 父ハーツクライ/母クリスプ 国枝栄厩舎) ※74位
サンブノワ(牡 父ブリックスアンドモルタル/母サンティール 斉藤崇史厩舎)
デビルシズカチャン(牝 父ベストウォーリア/母シシリアンブリーズ 武幸四郎厩舎)
ベランジェール(牝 父モーリス/母キャリコ 木村哲也厩舎)
シャトーディフ(牝 父モーリス/母ジューヌエコール 木村哲也厩舎)
カルパ(牡 父モーリス/母ブチコ 須貝尚介厩舎) ※34位
ソニックライン(牡 父リアルインパクト/母ルミナスパレード 木村哲也厩舎) ※39位
オウバイトウリ(牝 父リアルスティール/母スターズアンドクラウズ 武幸四郎厩舎)
ローザサンリヴァル(牡 父ルーラーシップ/母ローザブランカ 高野友和厩舎) ※32位
シンハナーダ(牡 父レイデオロ/母シンハディーパ 国枝栄厩舎)
ラケダイモーン(牡 父レイデオロ/母ラルケット 須貝尚介厩舎) ※12位
マテンロウゴールド(牡 父レイデオロ/母ルールブリタニア 中内田充正厩舎) ※7位
リルト(牝 父ロードカナロア/母バウンスシャッセ 安田隆行厩舎)

 今年のリーディングトレーナーランキングで首位となっている中内田充正厩舎のクイーンズウォーク(ウェイヴェルアベニューの2021)は、既にゲート試験で合格を果たし、現在はノーザンファームしがらきで調整中とのこと。デビューはもう少し先になるかもしれませんが、引き続き動向をチェックしておきましょう。

 本稿の冒頭で取り上げたモーリス産駒は下記の通り。

キャプテンシー(牡 父モーリス/母アドマイヤリード 松永幹夫厩舎)
ヘルモーズ(牡 父モーリス/母ヴェルザンディ 小林真也厩舎)
マツシマ(牡 父モーリス/母エストレチャダ 尾形和幸厩舎)
ハットルグリムス(牡 父モーリス/母エルノルテ 宮田敬介厩舎)
ベランジェール(牝 父モーリス/母キャリコ 木村哲也厩舎)
イーストオブエデン(牝 父モーリス/母クッカーニャ 菊沢隆徳厩舎)
ピコサン(牡 父モーリス/母シーイズチャンプ 上原佑紀厩舎)
テイエムリステット(牡 父モーリス/母シーズアウーマン 木原一良厩舎)
ディーガレジェンド(牡 父モーリス/母ジプシーハイウェイ 藤原英昭厩舎)
シャトーディフ(牝 父モーリス/母ジューヌエコール 木村哲也厩舎)
ローレルロイズ(牡 父モーリス/母ジョディーズロマン 北出成人厩舎)
バウンシーステップ(牝 父モーリス/母バウンシーチューン 高橋亮厩舎)
ヒラボクヒーロー(牡 父モーリス/母ヒラボクキャロル 大竹正博厩舎)
トラウムライゼ(牡 父モーリス/母ファイナルドリーム 池江泰寿厩舎)
カルパ(牡 父モーリス/母ブチコ 須貝尚介厩舎) ※34位
ボーモンド(牡 父モーリス/母ボージェスト)
ダノンマッキンリー(牡 父モーリス/母ホームカミングクイーン 藤原英昭厩舎)
カリーシ(牝 父モーリス/母ラクアミ 武井亮厩舎)
レーヴジーニアル(牡 父モーリス/母レッドリヴェール 松永幹夫厩舎)
ゲルタ(牡 父モーリス/母ロイヤルバラード 奥村豊厩舎)

 ソダシの半弟として注目を集めているカルパ(ブチコの2021)は、一部報道によると7月9日の函館5R(2歳新馬・芝1800m)でデビューする予定となっている模様。個人的にも高く評価している馬なので、初陣を楽しみに待ちたいと思います。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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2023年6月7日(水) 12:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第3回 入札分析~
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 先週からJRAは夏季競馬に突入し、新シーズン「ウマニティPOG 2023」も本格始動。開幕週の新馬を制したのは、テラメリタテラノヴァの2021)・シュトラウスブルーメンブラットの2021)・アトロルーベンス(キングスローズの2021)・ボンドガール(コーステッドの2021)・バスターコール(デグラーティアの2021)でした。獲得していた仮想オーナーの皆様、おめでとうございます。
 ちなみに、この5頭はいずれも単勝2番人気以内・単勝オッズ4倍未満の支持を集めていた馬。東京競馬場で施行された3レースすべてをD.レーン騎手の騎乗馬が勝ち切っている点も興味深いところです。

 今回は、進行中の第2回入札や来週以降の入札に向けた指針とすべく、第1回入札の結果やその周辺情報を分析してみました。
 本稿の末尾には、注目POG馬ランキング(「2023/06/07 00:00更新」分)トップ100にランクインした馬と、該当馬の性・種牡馬・生産者・調教師をまとめてあります。なお、種牡馬別・生産者別・調教師別の頭数ランキング上位は下記の通りです。

【種牡馬別頭数ランキング】
ドゥラメンテ 11頭
ハーツクライ 9頭
レイデオロ 9頭
ブリックスアンドモルタル 8頭
モーリス 8頭
キズナ 6頭
キタサンブラック 5頭
ルーラーシップ 5頭
エピファネイア 4頭
サトノダイヤモンド 4頭
スワーヴリチャード 4頭
ロードカナロア 4頭
Frankel 3頭
オルフェーヴル 3頭
ハービンジャー 3頭
リアルスティール 3頭

【生産者別頭数ランキング】
ノーザンファーム 78頭
社台ファーム 5頭
社台C白老ファーム 4頭
下河辺牧場 3頭

【調教師別頭数ランキング】
木村哲也 7頭
矢作芳人 6頭
手塚貴久 5頭
須貝尚介 5頭
中内田充正 5頭
堀宣行 4頭
宮田敬介 3頭
高野友和 3頭
国枝栄 3頭
友道康夫 3頭

 調教師別頭数ランキングはJRA所属馬として登録済みの馬のみを対象としておりますのでご了承ください。

 種牡馬別頭数ランキングはドゥラメンテが単独トップ。キングカメハメハディープインパクトの直仔が完全にいなくなったこの世代のPOGでかなりの支持を集めた点は高く評価するべきでしょう。評判の良い産駒はもちろん、現時点ではあまり話題になっていない、手頃な価格で落札できそうな産駒にも注目しておいた方が良いかもしれません。
 あとはブリックスアンドモルタルやレイデオロといった新種牡馬の産駒が人気を集めている点も見逃せないポイント。2023年の日本ダービーを制したタスティエーラサトノクラウンの初年度産駒でしたし、キャリアの浅い種牡馬に対する期待が高まっているように思います。
 生産者別頭数ランキングはノーザンファームの“一強”状態でした。種牡馬の勢力図がどう変わっていくか不透明な分、実績あるブリーダー=ノーザンファームの生産馬が例年以上に信頼されている印象。ここまで人気が集中するなら、過小評価されている他のブリーダーを狙ってみるのもひとつの手ですね。
 調教師別頭数ランキングで首位に立っていたのは木村哲也調教師。第1回で指摘した通り、POG期間の序盤~中盤における勝ち馬率の高さは頭ひとつ抜けていますから、管理予定馬はひと通りチェックしておいた方が良いかもしれません。あとは須貝尚介調教師・手塚貴久調教師・中内田充正調教師・堀宣行調教師・矢作芳人調教師あたりも、重視しているプレイヤーはかなり多い模様。意外な管理予定馬が争奪戦になる可能性もありますので、注意しましょう。

 注目POG馬ランキング(「2023/06/07 00:00更新」分)でトップに君臨しているアイムユアーズの2021は、矢作芳人調教師が管理するノーザンファーム生産馬で、レイデオロ産駒の牡馬。スペシャルワールドで獲得に成功したのはヤクルト一筋さんですが、落札価格は1億0100万PPと、案外お手頃な水準でした。他のワールドも似たような状況でしたから、たとえ予算が心許なくても、入札に参加するだけの価値はあると思います。
 注目POG馬ランキング(「2023/06/07 00:00更新」分)2位はフォースタークルックの2021、3位はドバイマジェスティの2021です。この2頭はいずれもノーザンファーム生産馬のドゥラメンテ産駒。スペシャルワールドにおいては、どちらも昨年のスペシャルワールドで2位となった実績のある四白流星タイテエムさんが落札していました。どのワールドもアイムユアーズの2021よりハイレベルな入札合戦となっていましたし、ノーザンファーム生産馬やドゥラメンテ産駒の注目度を考えても、おそらく実質的な“一番人気”はこの2頭のどちらか。これから獲得を目指すのであれば、入札の金額やタイミングをひと工夫するべきでしょう。

【注目POG馬ランキング(「2023/06/07 00:00更新」分)トップ100】
●順位 馬(性/種牡馬/生産者/調教師)
●1位 アイムユアーズの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/矢作芳人
●2位 フォースタークルックの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/矢作芳人
●3位 ドバイマジェスティの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●4位 サロミナの2021(牝/ハーツクライ/ノーザンファーム/池添学
●5位 リスグラシューの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/※未登録)
●6位 ヤンキーローズの2021(牡/ロードカナロア/ノーザンファーム/※未登録)
●7位 ルールブリタニアの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/中内田充正
●8位 イスパニダの2021(牝/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/杉山晴紀
●9位 アエロリットの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/菊沢隆徳
●10位 チェッキーノの2021(牝/ハービンジャー/ノーザンファーム/木村哲也
●11位 シャトーブランシュの2021(牝/キズナ/ノーザンファーム/木村哲也
●12位 ラルケットの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/須貝尚介
●13位 マニーズオンシャーロットの2021(牝/キタサンブラック/ノーザンファーム/武幸四郎
●14位 モシーンの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/堀宣行
●15位 サンクボヌールの2021(牡/キタサンブラック/社台C白老ファーム/須貝尚介
●16位 コーステッドの2021(牝/ダイワメジャー/ノーザンファーム/手塚貴久
●17位 ブルーメンブラットの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/武井亮
●18位 ヒストリックスターの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/友道康夫
●19位 セルキスの2021(牡/キズナ/ノーザンファーム/※未登録)
●20位 ウェイヴェルアベニューの2021(牝/キズナ/ノーザンファーム/中内田充正
●21位 サンブルエミューズの2021(牝/エピファネイア/ノーザンファーム/※未登録)
●22位 ジンジャーパンチの2021(牡/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/萩原清
●23位 ロカの2021(牝/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/木村哲也
●24位 アウェイクの2021(牡/エピファネイア/ノーザンファーム/池江泰寿
●25位 ブリッツフィナーレの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/下河辺牧場/中内田充正
●26位 プリンセスロックの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/斉藤崇史
●27位 テラノヴァの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/社台ファーム/須貝尚介
●28位 スキアの2021(牡/キズナ/社台ファーム/※未登録)
●29位 ソウルスターリングの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/社台ファーム/※未登録)
●30位 エスキモーキセスの2021(牡/ハーツクライ/社台ファーム/※未登録)
●31位 フォエヴァーダーリングの2021(牡/リアルスティール/ノーザンファーム/矢作芳人
●32位 ローザブランカの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/高野友和
●33位 ユードントラヴミーの2021(牡/オルフェーヴル/ノーザンファーム/杉山晴紀
●34位 ブチコの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/須貝尚介
●35位 コールバックの2021(牡/Frankel/ノーザンファーム/※未登録)
●36位 ラヴズオンリーミーの2021(牡/ハーツクライ/ノーザンファーム/矢作芳人
●37位 シーズアタイガーの2021(牝/ハーツクライ/ノーザンファーム/※未登録)
●38位 ジェンティルドンナの2021(牝/モーリス/ノーザンファーム/※未登録)
●39位 ルミナスパレードの2021(牡/リアルインパクト/ノーザンファーム/木村哲也
●40位 ハルーワスウィートの2021(牝/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/友道康夫
●41位 インクルードベティの2021(牡/ハーツクライ/ノーザンファーム/※未登録)
●42位 カーミングエフェクトの2021(牡/Frankel/ノーザンファーム/木村哲也
●43位 メチャコルタの2021(牝/モーリス/ノーザンファーム/宮田敬介
●44位 セリエンホルデの2021(牝/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●45位 デグラーティアの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/田村康仁
●46位 キューティゴールドの2021(牡/サトノダイヤモンド/社台C白老ファーム/※未登録)
●47位 アッフィラートの2021(牡/ブリックスアンドモルタル/社台C白老ファーム/堀宣行
●48位 ウィキッドリーパーフェクトの2021(牡/サトノダイヤモンド/ノーザンファーム/池江泰寿
●49位 リッスンの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●50位 サマーハの2021(牡/リアルスティール/ノーザンファーム/※未登録)
●51位 カンデラの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/手塚貴久
●52位 Starlet's Sisterの2021(牡/Siyouni/※外国産馬/矢作芳人
●53位 Waldjagdの2021(牡/Kingman/※外国産馬/矢作芳人
●54位 Stacelitaの2021(牡/Frankel/※外国産馬/※未登録)
●55位 マウレアの2021(牡/レイデオロ/下河辺牧場/手塚貴久
●56位 アールブリュットの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●57位 シーウィルレインの2021(牝/サトノダイヤモンド/ノーザンファーム/※未登録)
●58位 ナスノシベリウスの2021(牡/ブリックスアンドモルタル/ハシモトフアーム/武井亮
●59位 シャンブルドットの2021(牝/スワーヴリチャード/ノーザンファーム/庄野靖志
●60位 ユキチャンの2021(牡/ヘニーヒューズ/ノーザンファーム/宮田敬介
●61位 トータルヒートの2021(牡/ハーツクライ/社台C白老ファーム/※未登録)
●62位 キングスローズの2021(牝/リアルスティール/ノーザンファーム/高野友和
●63位 Impedeの2021(牡/Kingman/※外国産馬/※未登録)
●64位 ロベルタの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/寺島良
●65位 シャルマントの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/※未登録)
●66位 シュガーハートの2021(牡/ドゥラメンテ/ヤナガワ牧場/※未登録)
●67位 アロマドゥルセの2021(牡/ハービンジャー/ノーザンファーム/渡辺薫彦
●68位 レキシールーの2021(牡/ロードカナロア/ケイアイファーム/中内田充正
●69位 リビアーモの2021(牝/エピファネイア/ノーザンファーム/木村哲也
●70位 クロノロジストの2021(牝/レイデオロ/ノーザンファーム/※未登録)
●71位 ミスエーニョの2021(牝/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/※未登録)
●72位 グリューネワルトの2021(牝/ロードカナロア/ノーザンファーム/※未登録)
●73位 ボンジュールココロの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/高柳大輔
●74位 クリスプの2021(牡/ハーツクライ/ノーザンファーム/※未登録)
●75位 アパパネの2021(牡/ブラックタイド/ノーザンファーム/※未登録)
●76位 ウイングステルスの2021(牡/サトノダイヤモンド/ノーザンファーム/※未登録)
●77位 レッドラヴィータの2021(牡/ブリックスアンドモルタル/ノーザンファーム/手塚貴久
●78位 ベルダムの2021(牡/エピファネイア/ノーザンファーム/音無秀孝
●79位 アニメイトバイオの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/ノーザンファーム/須貝尚介
●80位 サトノジュピターの2021(牝/ブリックスアンドモルタル/ノーザンファーム/堀宣行
●81位 チェリーコレクトの2021(牝/キズナ/ノーザンファーム/中内田充正
●82位 デルフィニア2の2021(牝/No Nay Never/ノーザンファーム/国枝栄
●83位 コスモアクセスの2021(牡/キタサンブラック/コスモヴューファーム/畠山吉宏
●84位 スピードリッパーの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/堀宣行
●85位 カリンバの2021(牝/ハービンジャー/ノーザンファーム/松下武士
●86位 ヴィルジニアの2021(牡/キタサンブラック/ノーザンファーム/※未登録)
●87位 リュズキナの2021(牝/ハーツクライ/ノーザンファーム/国枝栄
●88位 シェリールの2021(牡/ルーラーシップ/ノーザンファーム/稲垣幸雄
●89位 シャンパンルームの2021(牡/キズナ/ノーザンファーム/武幸四郎
●90位 リリサイドの2021(牡/ハーツクライ/ノーザンファーム/※未登録)
●91位 タイキオードリーの2021(牡/キタサンブラック/下河辺牧場/清水久詞
●92位 マイミスリリーの2021(牝/ロードカナロア/レイクヴィラファーム/手塚貴久
●93位 ハニージェイドの2021(牝/ダイワメジャー/追分ファーム/斎藤誠
●94位 ミセスワタナベの2021(牡/オルフェーヴル/ノーザンファーム/木村哲也
●95位 リンフォルツァンドの2021(牡/レイデオロ/ノーザンファーム/松下武士
●96位 ケイティーズハートの2021(牝/サトノクラウン/ノーザンファーム/※未登録)
●97位 ヴァシリカの2021(牡/ドゥラメンテ/ノーザンファーム/国枝栄
●98位 キャレモンショコラの2021(牝/ミッキーアイル/ノーザンファーム/宮田敬介
●99位 オータムフラワーの2021(牡/オルフェーヴル/社台ファーム/友道康夫
●100位 アドマイヤローザの2021(牡/モーリス/ノーザンファーム/高野友和


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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2023年5月25日(木) 08:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック+『ウマニティプロ総勢24名の注目馬一挙大公開SP!』 日本ダービー2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


5月28日(日) 東京11R日本ダービー東京優駿)(3歳G1・芝2400m)




⛅⛈☀☂今週の馬場状態が気になる方は
『東京競馬場の馬場状態』で確認を!




【登録頭数:19頭】(フルゲート:18頭)


<前走:皐月賞出走馬>(中5週)

ソールオリエンス(1着、462kg(±0kg))<A><優先出走馬>
今回は中5週での出走となるが、これまでと同じような調整内容で1週前追い切りでは抜群の伸び脚を披露。前走からの上積みも期待できそう。

タスティエーラ(2着、478kg(-6kg))<A><優先出走馬>
皐月賞はあの馬場を早めに動いて普通なら勝っていた内容で、地味な馬だが一番強い競馬だった。この中間も2週前、1週前と南Wで追い切られていて動きも素軽さが出てきている。初騎乗となるDレーン騎手とも相性は抜群で、ここも前走以上の出来で出走の公算大。

ファントムシーフ(3着、494kg(-8kg))<B><優先出走馬>
前走時の追い切りでは終い伸びきれていない感じだったが、1週前追い切りではラストの伸び脚もしっかりしており使われてきての上積みが窺えた。ただどちらかというとパワー型の走りをしており、上りが速くなるようだと分が悪いかもしれない。

メタルスピード(4着、504kg(±0kg))<B><優先出走馬>
使い詰めできていた前走だったが、最終追い切りでは持ったまま馬なりで楽に先着と好仕上りだった。この中間も併せ馬で先着と、引き続き良い状態をキープ出来ている。

ショウナンバシット(5着、498kg(+2kg))<C><優先出走馬>
前走はパドックでは無駄肉がなく好馬体で好仕上がり。レースでは、ロスなく内を追走して直線に向き、スムーズに外に出してそこから伸びそうで伸びきれずの5着。この中間も入念に乗り込まれていて出来は良さそうだが、左にモタれるところがあり、追い切りでも終い伸びきれず遅れることが多く、その終いの甘さをどうカバーできるか。

シャザーン(6着、500kg(+4kg))<A>
休み明けの未勝利から前走の皐月賞までは追い切りでは重さがあり、パドックではまだ絞れそうな馬体に映った。素質だけでここまで来た感じだったが、この中間はこれまで通りのCWに加え、日曜日の坂路も2回速い時計を出してビッシリと仕上げてきた様子。1週前追い切りでは素軽さが出てきていて、馬体が前に伸びる走るに変わっている。デビュー以来ベストの状態でレースを迎えられそう。

トップナイフ(7着、488kg(+4kg))<C>
前走時は直前の追い切り内容が軽すぎたこともあり評価を下げた。この中間は、これまで通りのCWを長めからに加えて、日曜日にも坂路で時計を出しており、2~3走前と同じような調整内容に戻った。ただ1週前追い切りは、持ったままの併走相手に対して手綱をしごいて何とか少し前に出たといった具合で、首も高く伸びきれていない動きだった。

フリームファクシ(9着、506kg(+4kg))<C>
休み明けの前走時、パドックでは毛艶こそ良かったもののまだ絞れそうな馬体に見えた。CWを長めから3本追われているこの中間だが、1週前追い切りの時点でもまだ重さが残る動き。残り1週でどこまで上積みがあるか。

ベラジオオペラ(10着、496kg(-4kg))<B>
前走時は追い切りの動きも良く、パドックでも無駄肉がなく毛艶もピカピカで好仕上がりだったが、道悪のハイペースを先行する形で早めに脚が上がってしまった。この中間も乗り込み豊富で1週前追い切りでは力強く伸びて先着と、調子落ちは感じられない。

グリューネグリーン(11着、480kg(-4kg))<C>
新馬、未勝利と東京でのレースを見ると左回りのほうが向く印象。前走時は追い切りの動きがかなり良く出来は良かったはずだが、馬場の悪いところを先行する競馬になってしまったことがすべて。1週前追い切りは、伸びきれず併走遅れで重い動きに映った。

ホウオウビスケッツ(17着、494kg(±0kg))<C>
普段の追い切りでもかなり速い時計が出る馬。1週前追い切りでは行きたがるところを抑えながらの内容で、調子は悪くないと思うがスピードがあり過ぎる印象。短距離向きでこの距離は向かないのではないか。






<前走:青葉賞出走馬>(中3週)

スキルヴィング(1着、524kg(±0kg))<A><優先出走馬>
休み明けの前走時、パドックではやや余裕が感じられた。この中間もしっかりと乗り込まれ、疲れはなさそうで休み明け2戦目での上積みが期待できそう。

ハーツコンチェルト(2着、498kg(-10kg))<B><優先出走馬>
前走時はしっかり乗り込まれていて、追い切りの動きも上々で仕上がりは良かった。この中間も1週前は馬なりでの調整も、疲れなど感じさせない良い動きを披露していた。





<前走:その他のレース出走馬>

ドゥラエレーデ(UAEダービー:2着、前走海外出走 中2週)<C>
前走UAEダービーに出走しての帰国初戦。この中間はプール調教とCWを長めからの追い切りが多く、調整過程がこれまでと違う。1週前の動きを見ると強めに追われて疲れ自体はなさそうだが、何かを元に戻そうとしているような印象を覚えた。

サトノグランツ京都新聞杯:1着、494kg(+4kg)中2週)<C>
京都新聞杯からの中2週での出走。この中間は、1週前追い切りは馬なりでの調整だったが、フラつくなどやや疲れを残しているか。

シーズンリッチ毎日杯:1着、492kg(-8kg)中8週)<C>
前走から中8週で乗り込み豊富。時計も上々だが、行きたがる面があり距離延長は折り合い面でマイナスとなりそう。

ノッキングポイント毎日杯:2着、484kg(-2kg)中8週)<B>
この中間は間隔が空いていることもあり、南Wに加えて坂路でも速い時計が出ていて、優秀な内容を見せている。なかなか乗り難しそうな馬だが、出来は引き続き良好といった感触。

パクスオトマニカ(プリンシパルS:1着、494kg(-2kg)中2週)<D><優先出走馬>
前走のパドックではトモが寂しく映り、どちらかというと間隔を空け気味で使われてきた馬だけに回復には時間を要しそう。1週前は金曜日に南Wで時計を出しているが、平凡なタイムだった。

トーセントラム(プリンシパルS:7着、432kg(-2kg)中2週)<E><除外対象馬>
休み明けから連闘、中2週での出走だが、前走時がかなり緩めでこの中間も速い時計はなく変わり身なし。





※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、タスティエーラソールオリエンスシャザーンスキルヴィングの4頭をあげておきます。



◇今回は日本ダービー編でした。
時間が経つのは早いもので今週は日本ダービー行われます。このレースに関しても過去5年に連対した馬の追い切り内容について調べてみました。
今回特に目立ったのは、最終追い切りの内容で、2年前の2着馬エフフォーリア以外の9頭が馬なりでの調整。勝ち馬に関しては5頭すべてが馬なりでの調整となっていた点です。
逆に、1週前追い切りでは10頭中8頭が強めか一杯に追われていたことから、どのようなローテーションで出走することになっても、1週前には仕上げられる状態にあった馬たちが近年のダービーを制しているという結果になっていました。
近年はダービーに限らず、その他のG1レースでも最終追い切りは馬なり調整で勝利する例が多くなっている傾向がありますので、今後も中間の調整内容には特に注目して頂いて馬券の参考にしてもらえたらと思います。







そして、今回のコラムでは『日本ダービー特別編』として、中央、地方、香港競馬などで活躍されているウマニティプロ予想家の方々に、1週前段階での注目馬の見解について伺っていますのでぜひ参考にしてみて下さい。
※あくまでも1週前時点での注目馬ですので変更の可能性があります。最終結論は、レース当日の各予想家のページで確認して下さい。


~~~~~【暴君アッキープロ】~~~~~

ソールオリエンス
皐月賞の指数は水準レベルです。東京2400mになってプラスかマイナスかならプラスです。皐月賞は、内が重く外差し馬場でしたので1番枠を引いた時点で厳しい状況。勝ち切るには外を回るしかないためああいった後方からのレースを選択していましたが、ダービーでは積極的にポジション取りにいくとみています。また、仮に後方からでも直線の脚力勝負でも、十分勝ち負けになると思います。ソールオリエンスは、ディープ産駒ではないので母系が重い欧州血統でダービーは合わない、とかは考えないほうが良いと思います。

ファントムシーフ
ダービーより皐月賞向きの感じはしますが、上位の1頭だと思います。

フリームファクシ
皐月賞大敗組ならフリームファクシ皐月賞よりダービーのほうが向いていますし、皐月賞が軽い馬場なら勝ち負けになっていたかもしれません。

スキルヴィング
青葉賞の指数は高くありません。ただ、青葉賞を高指数勝ちの馬はダービーでは厳しい結果になるので、逆に良いかもと思います。


~~~~~【豚ミンCプロ】~~~~~

ショウナンバシット
前走は終始馬場の悪い内を通って見せ場を作りました。距離のロスはなく乗ってきましたがこちらが思っているより内は消耗したと判断して、もしかしたら力は上位にあるかもという感じです。人気がなければ押さえておきたい1頭ではないでしょうか。


~~~~~【単勝・連軸研究プロ】~~~~~

タスティエーラ
皐月賞同様、ソールオリエンスより器用に立ち回れば逆転するかも。

シーズンリッチ
成長力がありそうで追いかけたい馬。勝ち切るのは厳しくても差のない競馬を期待。

ソールオリエンス
皐月賞印象的+無敗で逆らいづらい。


~~~~~【イレコンデルパサープロ】~~~~~

◇ダービー注目馬◇
ソールオリエンスは語る必要はないかと思いますので、その他から挙げます。
シャザーンです。
新馬戦で最後の直線ダノントルネードに並ばれ一度は完全に交わされてから差し返した勝負根性、すみれSでペース不向きのなか最後方から一頭だけ脚の回転が違った勝ち方で着差以上の内容、といったあたりを評価しています。ショウナンバシットを物差しにすると、力は大分上に見えます。
右回りでも重馬場でも走りますが、左回りの良馬場でまだ奥があるように感じています。
根拠は新馬戦からの馬体重の増加と、一週前追い切りの内容で、上昇度においてはこの馬に1番魅力を感じています。
ソールオリエンスにどこまで肉薄出来るのか、はたまた逆転まであるのか、非常に楽しみにしています。


~~~~~【ウマビッシュプロ(地方競馬プロ)】~~~~~

今年も競馬の祭典がやってきましたね。自分なりに気になる馬をピックアップしました。
ダービー週はCコース変更により、内枠先行有利な馬場になると思われますが……。近年は早い上がりを出せる馬が、有利な競馬が多くなっている印象です。血統的には、頂上決戦らしくリーディング上位の種牡馬が走ってますね。
人気が予想されるソールオリエンススキルヴィングキタサンブラック産駒2頭は、共に末脚がしっかりしており有力ですが、割って入れるような穴馬を狙っていこうと思います。

シーズンリッチ
ドゥラメンテと母父ハーツクライから距離延長は好材料。

ハーツコンチェルト
青葉賞の内容からスキルヴィングと差もなく、人気観点からこっちを狙っていきたいところ。

フリームファクシ
ルーラーシップ母父スペシャルウィークで府中2400mはドンピシャかなと。

今後、何年も記憶に残るような競馬と馬券をと期待しております!


~~~~~【にしのけいごプロ】~~~~~

ショウナンバシット
皐月賞は内枠を引かされて、馬場の悪いインを通る競馬で一瞬見せ場。鞍上も馬場で脚取られていた旨コメントを出していて、良馬場で巻き返したい

タスティエーラ
先行馬の中で唯一の掲示板、ハイペースの流れのなか一旦先頭の皐月賞では、強い競馬をした1頭で。

ファントムシーフ
皐月賞は向う正面で早々と落鉄していたとのこと。馬場も悪く落鉄の影響は相当響いたハズで。





~~~~~【回収率予報官プロ】~~~~~

<ダービーの注目馬>
タスティエーラベラジオオペラ
タスティエーラは、前走の重馬場だった皐月賞でのタイムなどを素直に評価。
ベラジオオペラは、皐月賞で良いところがなく期待に応えられなかったが、本来の実力から見て過小評価となると予測。
皐月賞を制したソールオリエンスは当然高評価だが、やはり過剰人気になることは避けられないであろう。
スキルヴィングも人気を集めそうだが、前走、前2走とも評価できるファクターがほとんどなく避けるべき。
以上から、現時点で評価可能なファクターで回収率を予測すると、妙味があり注目するのはタスティエーラベラジオオペラとなった。
(最終的な回収率予測はファクターが出揃うレース前日深夜となります。)

🗞ウマニティのニュース記事
【回収率予報ニュース! 土曜版】
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毎週土曜、日曜日に公開中です!!


~~~~~【覆面ドクター・英プロ(地方競馬、香港競馬プロ)】~~~~~

ソールオリエンス
新馬、京成杯皐月賞と無敗の3連勝でダービーに挑む。皐月賞も着差自体は大きくないが、一頭次元の違う脚で追い込んできたように、能力がかなり高い。京成杯のエンジンがかかってからグッと沈み込むようなフォームでの豪快な末脚を見て、皐月賞も本命打ったが、距離が延び、東京競馬場に替わって、皐月賞より競馬がしやすくなるここも本命を打つ予定。血統的にも、キタサンブラック×サドラー系のモティベーター牝馬という距離不安の無い配合。かつて、サドラー系は瞬発力が足りず日本向きでないとか、東京の長い直線は向かないなどと言われていたが、モティベーターはサドラー系の中でも日本適性が高い様子。また、キタサンブラックが父となるとサンデーやディープで引き出せなかったサドラー系の良さを引き出せるのでは。
(競馬日記『覆面ドクター・英の ダービー 東京優駿 2023』で、G1全頭診断を継続していますので、よかったらお読み下さい。)


~~~~~【ジャンヌプロ】~~~~~

注目馬はトップナイフ
そもそも相手なりに走るタイプで掲示板には載ってきそう。あとは5か3か1か。ダービーは皆さんご存知の通り究極の瞬発力勝負。持続力勝負となった皐月賞の上位組は、一段評価を落としたい。トップナイフは、ホープフルステークスや弥生賞のように瞬発力勝負になったほうが上昇が見込め、人気が全く無さそうな今回は妙味充分だろう。さらに言うと、皐月賞は出遅れで試合終了。おそらく出ていても馬券にはなっていないと思うが、少なくとも参考外で良い。もう一つ、ダービーで重要なのは枠。圧倒的に内枠有利になるのでそこだけは枠を見てから決めるしかないが、火曜日時点ではトップナイフで。ホープフルステークス勝ち馬のドゥラエレーデも、当然注目したい。


~~~~~【山口吉野プロ】~~~~~

日本ダービー登録馬のベスト指数と前走回顧コメントです。

【ベスト指数】
89 タスティエーラ(芝20)
88 スキルヴィング(芝24)
87 ソールオリエンス(芝20)
85 ファントムシーフ(芝20)
85 ベラジオオペラ(芝18)
85 メタルスピード(芝20)
84 ノッキングポイント(芝16)
83 ハーツコンチェルト(芝24)
82 パクスオトマニカ(芝18)
82 フリームファクシ(芝20)
81 シャザーン(芝20)
81 ショウナンバシット(芝20)
80 ホウオウビスケッツ(芝20・芝18)
79 サトノグランツ(芝24)
79 シーズンリッチ(芝18)
79 ドゥラエレーデ(芝18)
78 トップナイフ(芝20)
77 グリューネグリーン(芝20)
71 トーセントラム(芝16)

【前走回顧コメント】
グリューネグリーン 皐月賞11着
押してハイペース先行インで失速。荒れた内を通る。枠や展開が噛み合わなかった。

サトノグランツ 京都新聞杯1着
スローペース中団馬群から伸びた。自力上位で勝てたが、もっと長い距離で上がりが掛かる状況の方が良さそう。

シーズンリッチ 毎日杯1着
中団インから馬群を突いて伸びた。折り合いが課題の馬なので、速めの流れで壁を作れる状況が良かった。距離延長ローテや外枠で流れが緩むと自滅のリスクが高まる。

シャザーン 皐月賞6着
押してハイペース後ろ目外からそれなりに伸びた。まだ揉まれる形の経験がないが、折り合いの不安はないので安定感がある。

ショウナンバシット 皐月賞5着
ハイペース後ろ目インからコーナーで徐々に進出し、直線外目に出してそれなりに伸びた。これまでは緩い流れで掛かって自滅していたが、ハイペースで折り合えたので本領発揮した。道悪も合う。距離延長ローテや外枠で流れが緩むと掛かって自滅するリスクが大きくなる。

スキルヴィング 青葉賞1着
向こう正面で接触不利。ハイペース後ろ目外でロスあったがよく伸びた。スタートが決まったのは収穫。折り合いの不安がなく安定感がある。

ソールオリエンス 皐月賞1着
1馬身出遅れ。ハイペース後方外で4角置かれたが、直線鋭く伸びた。コーナーかなり左にモタレ気味。コーナー加速できず不器用なので中山の多頭数は合わないが、外を回ることがマイナスにならない内荒れ馬場の縦長ハイペースという恵まれた状況が発生したうえ、展開も向いた。能力は高いが、ごちゃついたり上がりが速い状況だと崩れるリスクが大きくなる。広いコースや少頭数のハイペースが理想。

タスティエーラ 皐月賞2着
ハイペース好位外から伸びた。展開を考慮すると内容は一番強い。上がりが掛かる状況が良かったし、道悪も合うか。

トーセントラム プリンシパルS7着
2馬身出遅れ。押してスローペース殿から3~4角で徐々に進出し、ロスあり伸びず。常にスタートが課題だし、1600~1800mで溜める形のほうが良さそう。

トップナイフ 皐月賞7着
2馬身出遅れ。ハイペース後方から外に出して伸びきれず。出遅れたが展開は向いた。上がりが掛かる状況が合う。

ドゥラエレーデ ホープフルS1着
やや掛かってスローペース2番手から伸びた。2000mをこなせたし、コーナーでモタレる面も大丈夫だった。渋太さを生かす形が合う。

ノッキングポイント 毎日杯2着
中団馬群から外に出して伸びた。距離延長ローテでも壁を作って折り合えたのは収穫。大トビなので広いコースのハイペースがベストだろう。

ハーツコンチェルト 青葉賞2着
ハイペース後方から馬群を突いてよく伸びた。スタートが決まったのは収穫。距離延長や東京替わりが良かったし、展開も向いたので勝ち馬には力負けの形。

パクスオトマニカ プリンシパルS1着
押してスローペースハナで押し切る。逃げなくても問題はなく、血統的に距離延長は対応できそうだが、今回ほど楽な展開になるレースは今後あまりなさそう。

ファントムシーフ 皐月賞3着
ハイペース中団外から伸びた。向こう正面で後ろ脚を落鉄。大トビでワンペースなので中山の多頭数向きではないが、縦長のハイペースが良かった。広いコースや少頭数で上がりが掛かる状況が理想。

フリームファクシ 皐月賞9着
やや掛かってハイペース中団馬群から伸びず。近走より折り合いはマシだったが、不器用なので中山の多頭数は合わなかった。道悪も響いたか。広いコースや少頭数のハイペースが理想。

ベラジオオペラ 皐月賞10着
押してハイペース先行で失速。コーナー左にモタレ気味。展開不向きで悲観する内容ではない。

ホウオウビスケッツ 皐月賞17着
押してやや掛かってハイペース好位で失速。気性面で1600m前後の方が良さそう。

メタルスピード 皐月賞4着
ハイペース中団外から伸びた。折り合って2000mをこなせたのは収穫。道悪や上がりが掛かる状況が合う。




~~~~~【世紀末覇者 券王プロ】~~~~

私の注目馬はメタルスピードです。
前回皐月賞では実馬券も握っていまして悶絶した悔しい思いをした馬です。今回は、適性、距離、枠、騎手、天候など理由付け云々関係なく注目しています。おそらく紐の末席には入れたいと思っていますが……。


~~~~~【菊池竜将プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

近年では、ロジャーバローズが2番手から波乱を演出しています。ホープフルSの再現は十分にありそうですが、人気が無いですね。2歳だったから? 上位人気馬の近走印象が強いから? この2頭強いですよ。
1.トップナイフ
2.ドゥラエレーデ
トップナイフに騎乗予定の)横山典弘騎手は次戦を見据える傾向がある(私見)ので、初対戦組に脚を測られたくないから敢えてあの着順に落としたのでしょう。
ドゥラエレーデは、札幌デビューから東スポ杯、ホープフルと見てソールオリエンス何が劣っているのでしょうか? 臨戦過程くらいでは。


~~~~~【龍馬勝負予想プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

私の注目馬はグリューネグリーンです。
皐月賞は、内が悪く更にペースも速く、この馬には全く不向きな展開、馬場、ペース。巻き返すのはこの手の馬だと思います。また人気も全くないはずで、狙い目とみます。


~~~~~【夢月プロ】~~~~~

ファントムシーフ
皐月賞は直線で前が壁になり進路変更をする不利。
外に出せなかった事で最後まで内に切れ込む形となり見た目以上に厳しい不利だった。
落鉄しながら不得手の馬場で3着に食い込んだのも立派で、広いコースなら巻き返しが期待出来そう。


~~~~~【蒼馬久一郎プロ】~~~~~

ソールオリエンス皐月賞での大外からの追い込み、またオークスリバティアイランドがあっさり2冠を達成したことから過剰人気になると考えられる。皐月賞は重馬場、いろいろな要素がかみ合った上での勝利であり死角はある。
枠順、馬場状態がわからない中で予想するのは難しいが、スキルヴィングが馬券的には面白そう。ルメールへの乗り替わりだが、青葉賞組ということでさほど人気にならないことが予想される。




~~~~~【馬侑迦プロ】~~~~~

牝馬クラシックは前残りの展開を強引に差し切ったリバティアイランドが圧勝!
牡馬も同じような直線ゴボウ抜き1冠ソールオリエンスの圧勝なるか? ◎は当日まで悩んで考えますが、リバティ並みの1人気になるようなら少し逆らってみても良いかな、とも......。現時点での本命は、あれだけ悪い馬場を前半1000m58.5秒と速いペースで前総崩れの中、早め先頭から2着に粘ったタスティエーラを考えています。


~~~~~【シムーンプロ】~~~~~

注目馬:スキルヴィング
青葉賞は安全策で外々を回したが快勝。上手に乗った2着馬も強い馬なので評価は上がる。タイトに乗ればG1でも勝機がありそう。青葉賞馬はダービーを勝てないジンクスが崩れてもいい。


~~~~~【皿屋敷プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

根拠薄弱でお馴染みですが(笑)、ロマンを求めてスキルヴィングを本命に考えています。
一強ムードに風穴を開けるのは、長い歴史に沈黙してきた青葉賞馬! ワンチャンスあればいいなーと思っております!


~~~~~【サウスプロ(地方競馬、香港競馬プロ) 】~~~~~

【第90回日本ダービー注目馬】
始めに5月23日(火)現在の注目馬であることをお断りしておきます。
日本ダービーを予想するポイントとしては、毎年皐月賞の分析と他路線組が通用するかどうかの2点だと思っています。

皐月賞馬の2冠はあるか?
結果として皐月賞で一番に輝いた馬がどうかですが、今年のソールオリエンスについてはかなり力があると見ています。
手前の替え方やそこから来るコーナーワークの粗削りさはありますが、皐月賞で見せた末脚には一目置きます。
嵌りすぎた点と雨馬場での皐月賞だったことで、良馬場で巻き返す馬がいるかもしれませんが、有力馬の一角としては外せません。
少なくとも皐月賞組でこの馬よりダービーで評価する馬はいません。回りも左の方が向きそうですし。横山武史騎手が落ち着いて構えて乗れれば。

他に安定性という意味で今年は青葉賞勝ち馬のスキルヴィングを挙げたいです。
青葉賞組のダービー制覇は鬼門ですが、反面2着3着には多くの馬が絡んできています。
スキルヴィングも頭はどうかも2着3着の軸には向いていると見ます。
まだまだ上がり目のある勝ちっぷりで、ダービーを見据えた乗り方をルメールがしたと思います。
有力馬の中でも唯一この馬だけがデビュー戦からずっと同じ鞍上で臨む点も大いに評価します。
青葉賞からのローテーションということで最終追い切りまで状態は見たいところですが。
結論として、3着までの軸という意味で◎ソールオリエンススキルヴィングとします。
ダービーデーはワイドの払い戻し率が高いので、1点大きな比重でソールオリエンススキルヴィングのワイド。3連複も2頭軸でいきたいですね!


~~~~~【雅夢。プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

私の注目馬(馬券に絡む馬)です。

ファントムシーフ
ソールオリエンス
ドゥラエレーデ
スキルヴィング

久しぶりに浦河産のダービー馬の誕生を見てみたいのもあり、ファントムシーフを本命にしました。
父ハービンジャーの子は2000m、2400mの根幹距離の成績は優秀ですし、今回の出走予定メンバーを見ていてもハイペースな流れになるとは思えず。中団前目で道中ゆっくりと運べれば、後続有力馬の追い込みも交わせそうとみますが……。距離延長+武豊マジックをプラスと捉えて馬券の中心に指名します。




~~~~~【automnenoceプロ(地方競馬プロ)】~~~~~

ダービー注目馬1頭目は、

ソールオリエンス
1946年以降史上最少キャリア3戦無敗で皐月賞を制したこの馬の扱いをどうするか。皐月賞の内容は、外有利のなか最内枠にもかかわらず後方2番手から差し切る競馬で、2着馬に0.2秒差の勝ち。
過去皐月賞馬(2010年以降~)で2着に0.2秒差以上つけた馬はダービーでも高確率で馬券になっています。

2021年
エフフォーリア2着に0.5秒差→ダービー2着
2018年
エポカドーロ2着に0.3秒差→ダービー2着
2016年
ディーマジェスティ2着に0.2秒差→ダービー3着
2015年
ドゥラメンテ2着に0.2秒差→ダービー1着
2014年
イスラボニータ2着に0.2秒差→ダービー2着
2012年
ゴールドシップ2着に0.4秒差→ダービー5着
2011年
オルフェーヴル2着に0.5秒差→ダービー1着
2010年
ヴィクトワールピサ2着に0.2秒差→ダービー3着

ただし、この期間に4角1~2番手で前に行った馬が馬券になっていた傾向から、ここ2年は強い競馬した馬がそのまま馬券に来ているイメージです。
もっとも運のある馬が勝つという格言から少し変わってきているのかなと。

あとは馬場に関しても、エアレーションの影響もあってか開幕週でも差しが決まっている傾向から、馬場が踏み固められてきてそこまで差が出にくくなっている感じも。

そして、ファントムシーフ
もし逆転があるのなら、東京替わりのこの馬に展開が向いた時ではないかと。いずれにしても土曜日の馬場を確認したいですね。


~~~~~【Curry1996プロ】~~~~~

ドゥラエレーデ
ケンタッキーダービーを目指している途中、左前脚の球節に疲れが出て路線を国内戦に変更し異例のローテンションで迎える。ただ血統的にも十分勝負になると思います。

トップナイフ
2歳G1ホープフルS2着の実力馬。前走の皐月賞はスタートで出遅れ7着となりましたが、すんなり先行出来る条件で再考したいと考えています。


~~~~~【教授プロ】~~~~~

ダービーの中心は、今年もやはり皐月賞組になると考えます。私の指数では、皐月賞が今年の3歳牡馬のベストレースで、別路線組はこれに敵いません。
ソールオリエンス皐月賞の勝ち時計は2分00秒6、上り3F35秒5。同日の野島崎特別モカフラワーとほぼ同じですが、これは野島崎特別直後のひと雨で更に馬場が悪化したためで、実際は皐月賞の勝ち時計のほうが1秒以上優秀と捉えています。
ただし、皐月賞は馬場状態を考えると明らかに先行馬のオーバーペース。外差しが効く馬場でもありました。今週末から東京芝はCコース替わりとなりますから、ダービー当日は外差し馬場にはならないでしょう。

現時点での構想ですが、圧倒的1番人気の追い込み馬、ソールオリエンスを本命にするのは馬券的に非常に非効率だと考えています。前哨戦でソールオリエンスの大外差しが気持ちよく嵌ったことで、逆に他の皐月賞組の期待値が上がりやすくなりました。
当日のオッズを見て、最も期待値の高い馬を本命に選びます。万一、ソールオリエンス圧勝で終わったとしても、2、3着のワイドと3連複で馬券的な実利を獲る。そんな戦略で臨みます。そして、ソールが3着以下なら爆勝です。


~~~~~【プロ】~~~~~

重馬場のハイペースという、あまりない状況下だった皐月賞
上位勢の走りは確かに目立ったが、ダービーは展開、天候、馬場傾向とも全く違ったものになる可能性がある。
結果がガラッと変わることも視野に入れて、強気に狙っていきたい。

ファントムシーフ
皐月賞上位馬の中で、最も舞台不向きだったと感じたのが本馬。そんな中で道中落鉄があっての3着確保というのは能力の証明と言える。中間の調教の印象もかなり良かったし、ベストと思える広々としたコースと良馬場に変われば逆転があっても。

シャザーン
小頭数の緩い流れしか経験してこなかった中で、皐月賞のような激流に対応したのは好感。4角付近で見せた一瞬の脚の速さは目を引いたし、本来は好位でも運べる馬。早めの競馬であの瞬発力を発揮できたら面白そうだし、調教の動きからも、それが可能なだけの体調にありそう。

ノッキングポイント
デビュー戦がとにかく強かった馬だが、その後は調教の動きからして下降線を辿った。木村調教師曰く「脚の可動域が狭くなった時期があった」とのことなので、初戦後の不振は能力によるものではなかった可能性がある。この中間の動きは初戦時並かそれ以上の動きなので、ようやく戻ってきた印象。この相手にどれだけやれるか注目したい。

🗞ウマニティのニュース記事
【霧プロの重賞レースおさらい帳】
【霧プロのキーホース診断】
毎週公開中です!!


※そして、最後に『ウマニティのエース』スガダイプロの注目馬については、YouTubeのウマニティチャンネル等でご確認ください※



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2022年12月21日(水) 16:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック有馬記念2022+17名のプロ予想家の有馬記念見解
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月25日(日) 中山11R 第67回有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

【登録頭数:16頭】(フルゲート:16頭)


<前走:凱旋門賞出走馬>(3ヶ月)

タイトルホルダー(11着、※宝塚記念出走時476kg)<B>
乗り込み量は豊富で、南Wを長めから好時計もマークしてきているこの中間だが、もともと速い時計が出る馬でいつも通り。とはいえ、1週前までに強めにビシッと追われていない点は気になる。

ディープボンド(18着、※宝塚記念出走時502kg)<B>
今年も昨年同様、凱旋門賞からの出走となるが、3週連続強めに追われ時計も優秀。ただ1週前追い切り映像を見ると、昨年のほうが気合い乗りが良かった。当時と比べると、今年は動きに重さがある。




<前走:菊花賞出走馬>(中8週)

ボルドグフーシュ(2着、496kg(±0kg))<A>
菊花賞から中8週でこの中間も乗り込み豊富。頭が高い走りで、見た目にはズブそうな走りに見せるがエンジンがかかると力強いこの馬。この中間、1週前追い切りではここ2戦同様にCWでの併せ馬を敢行してきている。ただ今回は伸び脚が柔らかく首が前に出る感じの走りに変わっており、前2走よりも断然良い。

ジャスティンパレス(3着、452kg(±0kg))<B>
菊花賞から中8週で余裕のあるローテーションも、乗り込み本数は少なめ。それでも1週前追い切りでは長く良い脚を使って上々の伸びを披露している。




<前走:天皇賞(秋)出走馬>(中7週)

イクイノックス(1着、488kg(+4kg))<A>
この中間も坂路・南Wで乗り込まれ、1週前はルメール騎手が騎乗して併せ馬を行った。やや重さの残る動きだったが、その辺りは日曜日に坂路で一杯に追われているのでカバーできているハズ。

ポタジェ(13着、468kg(+2kg))<C>
前走から間隔も空いて乗り込み量も豊富。1週前追い切りでは仕掛けられてからの反応が良かったが、併走した格下馬に差し返されてしまった。良化してきているものの、まだまだ戻り切れていない感じ。




<前走:エリザベス女王杯出走馬>(中5週)

ジェラルディーナ(1着、470kg(+6kg))<B>
4戦連続馬体重が増えていて、走りに力強さが感じられるようになっている。1週前追い切りでは終い前に首が伸び、好状態キープを伝える内容だった。

アカイイト(4着、524kg(-4kg))<B>
この中間は、2週前、1週前と強めに追われており、状態が良い証拠だろう。ただ、1週前追い切りでは終い甘くなるところがあり、最終追い切りでどこまで変われるか。

イズジョーノキセキ(10着、470kg(+4kg))<B>
前走時も追い切りの動きは良かったが、この中間も2週前の坂路、1週前のCWと時計優秀。

ウインマイティー(16着、494kg(+8kg))<C>
この中間もDPコースで乗り込まれ時計は優秀だったが、このくらいの時計は前走時も出ていた。




<前走:ジャパンカップ出走馬>(中3週)

ヴェラアズール(1着、518kg(±0kg))<B>
1週前追い切りでは引き続き好時計をアピールしてきたが、前走時に見せた押さえきれないといった感じの手応えまではない。

ボッケリーニ(17着、458kg(-14kg))<B>
ここ2戦は1週前追い切りで遅れていたが、今回は一杯に追われて先着。1週間内容の良化は感じ取れたので、あとは前走大幅減の馬体がこれ以上減らなければ。




<前走:その他のレース出走馬>

ブレークアップアルゼンチン共和国杯:1着、500kg(+2kg)中6週)<B>
前走時は坂路での調整に変えていたが、この中間は本来の南Wでの調教に戻してきた。1週前追い切りでは、重心の低い走りを披露していて状態は良好に映る。

ラストドラフトアルゼンチン共和国杯:5着、468kg(±0kg)中6週)<A>
前走時も追い切りの動きがかなり良かったが、この中間も1週前追い切りで手応え良く大外を回って好時計をマークしてきた。上積みが期待出来そう。

エフフォーリア宝塚記念:6着、520kg(-2kg)6ヵ月)<C>
大きな馬の休み明けで、この中間は水、日以外も時計を出してきていることからも、まだ絞り切れていないところがあるのだろう。1週前追い切りは、終い先着も終始手応えに余裕がなく、残りの時間でどこまで変われるかとの印象はぬぐえず。

アリストテレス京都大賞典:11着、478kg(-10kg)中10週)<E>
京都大賞典から中10週あるが乗り込み量は多くない。2週前、1週前と終いの時計が甘く、変わり身は感じられず。




※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ボルドグフーシュイクイノックスラストドラフトの3頭をあげておきます。


◇今回は、有馬記念編でした。
有馬記念過去10年における、連対馬の調教内容について調べてみると、最終追い切りを強め、一杯で追われていた馬は15頭、馬なりでの調整だった馬が5頭。1週前追い切りでは、強め、一杯が10頭、馬なりでの調整は10頭という結果となっており、これまでこのコラムで紹介してきた他のレースと比べると明らか傾向が違うことが分かります。
特に勝ち馬の最終追い切りに関しては、強めに追ってきている馬が過去10年で8勝しているという状況で、これまで紹介してきたレースとは真逆の結果となっている点には驚きです。
有馬記念は寒い時期に行われるレースなので、馬体を絞り難いということがありそうですし、前走が秋の第一目標で、そこからもう1度仕上げ直しての有馬記念という馬が多いこともあると思います。メンバーも強くなり中途半端な仕上げでは勝ち負けできないため、勝負仕上げで臨んでくる陣営が多く、それらが実際に好走しているのではないでしょうか。
ちなみに、過去10年で前走海外レース出走から臨み有馬記念で連対した馬は、2013年1着のオルフェーヴル凱旋門賞)、2019年1着のリスグラシューコックスプレート)、昨年2着のディープボンド凱旋門賞)の3頭ですが、いずれも1週前、最終追い切りと強めに追われていました。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


そして、今回のコラムでは『有馬記念特別編』として、中央、地方、香港競馬などで活躍されているプロ予想家17名の方々に、1週前段階での注目馬の見解について伺っていますのでぜひ参考にしてみて下さい。
※あくまでも1週前時点での注目馬ですので変更の可能性があります。最終結論は、レース当日の各予想家のページで確認して下さい。


~~~~~【豚ミンCプロ】~~~~~

ジェラルディーナ
エリザベス女王杯は、外枠有利な日になり外枠に入ってその恩恵を受けて勝っただけだと思っていた。ところが2着だったウインマリリンが香港で勝ったことにより、どう評価していいかわからなくなってしまった。
そう言った意味でどこまでやれるか、注目している馬です。(◎は全く別の馬に打つ予定)

~~~~~【イレコンデルパサープロ】~~~~~

イクイノックス
天皇賞は難しい競馬になったが、勝ち切ったところに成長がうかがえた。消耗度と順調度など加味しても、今回は中心視。


~~~~~【Umavishプロ(地方競馬プロ)】~~~~~

馬券圏内に飛び込んでくれる穴馬を探すコンセプトで……。
近年の混合レースは斤量有利な牝馬、今年は特に好調な3歳世代に注目です。
3歳馬からジャスティンパレス。春のクラシックは輸送続きで馬体維持に苦労していた印象ですが、夏を越して精神面で成長してきたようで、秋2戦は好内容の走り。非根幹距離の重賞勝ちもあり、有馬記念ディープインパクト産駒は母系ノーザンダンサー系が大方を占めており、期待しています。

もう一頭、3歳馬からボルドグフーシュ菊花賞は、もう一完歩で勝利かという内容。比較的相性が良いロベルト系。追い込み脚質はどうかですが、そこはラスト有馬の福永騎手がエスコートしてくれるかと。

牝馬では人気を落としているアカイイトを。昨年は勝ったエリ女がピークのようでしたが、今年は前走から調子が上って来ているとの陣営コメント。こちらも非根幹距離は走るキズナ産駒でロベルト持ち。捲る競馬を期待してます。

有馬記念はリピーターレースでもあるので、ディープボンドも気になります。


~~~~~【にしのけいごプロ】~~~~~

ジャスティンパレス
菊花賞は勝負どころで詰まってブレーキの不利が痛かった。神戸新聞杯以降の内容が良く、マーカンド騎手への乗り替わりも魅力的。

ポタジェ
上がりかかったほうがよさそうで、天皇賞(秋)は適性外か? 人気がないのであれば抑えておきたい。

ディープボンド
去年の2着馬。渋い脚を使うので川田騎手は相当合いそう。宝塚記念は高速馬場で合わなかったが、大崩れしなかった。


~~~~~【回収率予報官プロ】~~~~~

有馬記念の注目馬>
タイトルホルダーディープボンド

現時点で評価可能なファクターで回収率を予測すると、タイトルホルダーエフフォーリアディープボンドが高評価となった。中でもディープボンドは、天皇賞、宝塚記念タイトルホルダーに敗れていることから、過小評価になりやすいと想定される。
1番人気になると目されるイクイノックスは、回収率の予測では低評価。馬の能力で言えばトップかもしれないが、過剰評価になると予測する。
以上から、確実性ならタイトルホルダー、回収率がもっとも期待できるのはディープボンドとなった。(最終的な回収率予測は、ファクターが出揃うレース前日深夜となります。)


~~~~~【覆面ドクター・英プロ(地方競馬、香港競馬プロ)】~~~~~

注目馬は、イクイノックスです(人気になるでしょうが)。
秋の天皇賞で本命を打って(ダービーも◎打って惜敗)勝ってくれましたが、正直、菊花賞を使って欲しかったなあと思ってしまうこの馬(←古い感覚なのかもしれませんが(笑))。 天皇賞(秋)は来年以降に何度でもチャンスありそうなのに比べて菊花賞は一回限りなので……。
キタサンブラック産駒だけに、ブラックタイド×サクラバクシンオーというのが距離の面で気にされやすいのかもしれませんが、キタサンブラック自身も問題なかったように忙しい距離のほうがむしろ良くないのではないのではないでしょうか。
母父キングヘイローというのも(現役時代は、福永騎手が若い頃御せなくてずいぶん叩かれたりもありましたね(引退は寂しいですが、いい調教師になると思います))、世界的名血だけあり母父でいい成績を残しています。能力を伝え、母母父トニービンでこの距離でも十分やれそう。後方になりやすい馬ではあるものの、4角まくり先頭くらいの競馬ができれば今年の相手なら勝てるのでは。


~~~~~【山口吉野プロ】~~~~~

<山口吉野式スピード指数(近5走)>
101 タイトルホルダー(芝22)
97 エフフォーリア(芝25)
96 イクイノックス(芝20)
95 ヴェラアズール(芝24)、ディープボンド(芝22・芝25)
94 ジャスティンパレス(芝30)
93 ポタジェ(芝20)
92 ジェラルディーナ(芝22)、ボッケリーニ(芝24)
91 ボルドグフーシュ(芝30)
90 ラストドラフト(芝25)
89 アリストテレス(芝24)、ウインマイティー(芝20)
88 アカイイト(芝16・芝20)、イズジョーノキセキ(芝18)
85 ブレークアップ(芝25)

<前走回顧コメント>
アカイイト エリザベス女王杯 4着
1馬身出遅れ。殿から外に出してそれなりに伸びた。距離延長が良かったし、不器用なので内荒れ馬場の外枠という状況もマッチした。距離短縮ローテで時計や上がりが速い状況になるとマイナス。

アリストテレス 京都大賞典 11着
押してやや掛かって好位。4角で被されて馬群を突いて伸びず。久々で完調ではなかった。揉まれ弱く掛かりやすいので注文が多い馬。時計が速過ぎない馬場の少頭数でハイペースが理想。

イクイノックス 天皇賞(秋) 1着
スローペース後ろ寄り外から鋭く伸びた。2番手以降は緩い流れになったので距離短縮ローテの2000mにも対応できたし、馬場を考慮するとかなり遅い時計の決着になったのも良かった。大トビで広いコースが合うが、距離は2400mのほうが良さそう。

イズジョーノキセキ エリザベス女王杯 10着
スタンド前で狭くなって後退の不利。後ろ寄り馬群から伸びず。荒れた内を通る。良馬場のほうが良さそう。

ウインマイティー エリザベス女王杯 16着
ハイペース先行外で失速。荒れた内を通る。直線右にモタレ気味。距離短縮ローテで速い流れを追走する形になったのが響いた。

エフフォーリア 宝塚記念 6着
1馬身出遅れ。押して中団インから3角で馬群に入れて伸びきれず。直線右にモタレ気味。向こう正面でヒシイグアスの後ろにいたので、そのまま内を通ればもっとやれた。距離延長ローテは良かったが、もっと緩い流れやタフ馬場のほうが合う。ブリンカーの効果はあまりなさそうだし、少し衰えもありそう。

ジェラルディーナ エリザベス女王杯 1着
後ろ寄り外からよく伸びた。内荒れ馬場になったのが良かったし、大外枠でも壁を作って折り合えた。忙しい状況が合わない馬なので、距離短縮ローテや小回りの多頭数でごちゃつく形になるとマイナス。

ジャスティンパレス 菊花賞 3着
ハイペース中団馬群。4角で前が下がってきて後退の不利があったがよく伸びた。外枠でも馬群に入れて折り合えたし、スタミナ面で3000mをこなせたのは収穫。スタートや折り合いに進境を見せて安定感が増している。

タイトルホルダー 宝塚記念 1着(前々走)
押してハイペース単独2番手でロスなく運んでよく伸びた。高速馬場の2200mでやれたのは収穫。直線が長いコースで上がりが速い状況になると良くないが、自分で競馬を作れるので崩れにくい。

ディープボンド 宝塚記念 4着(前々走)
押してハイペース先行で踏ん張る。高速馬場の2200mでやれたのは収穫。スタミナ勝負や急坂が合う。もっとタフ馬場が理想。上がりが速い状況になるとマイナス。

ブレークアップ アルゼンチン共和国杯 1着
前と離れたスローペースインの3番手でロスなく運び、直線前の馬を避けるロスがあったが伸びた。不利を受けた馬が多く、展開も向いたので過信禁物。

ボッケリーニ ジャパンカップ 17着
好位4頭分外でかなりロスがあり失速。外枠が響いた。もっとタフ馬場や内枠のほうが合う。

ボルドグフーシュ 菊花賞 2着
1馬身出遅れ。ハイペース後方から馬群を徐々に進出し、4角で強引に外に出してロスがありながらもよく伸びた。出遅れやすく前に行けないので、少頭数や直線が長いコースのほうが安全だが、長距離やハイペースが良かった。距離短縮ローテで緩い流れになるとマイナス。

ポタジェ 天皇賞(秋) 13着
スローペース後ろ寄りインから馬群を突いてあまり伸びず。東京で上がりが速い状況は合わない。もっとタフ馬場で上がりが掛かる状況向き。

ラストドラフト アルゼンチン共和国杯 5着
スローペース後ろ寄りインから4角で外に出し、直線寄られる不利があったが伸びた。叩いて良化し、距離延長も良かったが展開不向き。

ヴェラアズール ジャパンカップ 1着
1馬身出遅れ。中団馬群で直線仕掛けが遅れたがよく伸びた。内枠が良かったし、壁を作って折り合えたのは収穫。スタートが課題。


~~~~~【世紀末覇者 券王プロ(地方競馬プロ)】~~~~

中山2500mで求められる適性を考えるとタイトルホルダーが一番勝利に近いように感じますが、この馬とジェラルディーナは激走の反動がどうか?
イクイノックスは外せないが脚質、人気を考えると積極的にはなれない。
注目馬はブレークアップ
人気なく妙味十分、血統面でもサンプルが少ないようだが、中山2500mは125%の圏内率のようだし、何より本格化を感じる走りを見せている。一角崩しがあっても驚けないと思われる。鞍上も戸崎騎手なら期待出来る。


~~~~~【菊池竜将プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

ボルドグフーシュ
菊花賞で勝ち負けに持ち込めば、有馬記念で波乱を演出するのはこの馬だとの思いもあり▲単穴指定しましたが、引退を控える福永騎手への乗り替わり、勝ち負けしたことで注目度が急上昇しオッズ妙味が想定外に低くなりそう。不安要素を含めて再検討の結果、有馬記念では押さえ程度もしくは消しで、勝負は春の盾まで持ち越しとしたい。


~~~~~【龍馬勝負予想プロ(地方競馬プロ)】~~~~~

タイトルホルダー
馬券圏内という観点から、まず外せない1頭ではないでしょうか。
実績はもちろん、脚質も崩れにくい先行策を得意とする馬。距離も他の馬にマイナスこそあれど、この馬にとってはプラスに働きそう。激走後の疲れや騎手の信頼性に疑問を持たれていますが、現役屈指の馬とみてます。当然内目の枠を引きたいところ。


~~~~~【ユーマキングオープロ(地方競馬プロ)】~~~~~

非根幹距離で相対的に指数を上げている馬に注目してみました。

イズジョーノキセキ
エフフォーリア
ジェラルディーナ
ボッケリーニ
ボルドグフーシュ
ポタジェ  以上の6頭です。

枠順が決まって、この中から買えそうな馬がいれば軸にする予定です。


~~~~~【夢月プロ】~~~~~

ディープボンド
昨年の有馬記念は、内をロスなく立ち回って直線もスムーズに抜け出す完璧な競馬ではあったが、差してきた4着以内の馬はどれもハイレベルだったし、素直に強かったと言える内容。
今回は有力馬に東京向きの馬が多く、昨年の覇者エフフォーリアも今のところ状態面は怪しい。前評判は今年も人気がなさそうなので注目しておきたい。


~~~~~【蒼馬久一郎プロ】~~~~~

イクイノックス
一歩抜けている 連ははずさないだろう。
☆面白いのはジャスティンパレス
Mデムーロ騎手は、スタートが抑え気味で2戦続けて惨敗したが、鮫島克騎手の積極的競馬で復活。マーカント騎手に乗り替わり、一発の可能性あり。


~~~~~【馬侑迦プロ】~~~~~

上位人気馬がそれぞれの秋GⅠに照準を合わせて結果を残してきた中で、春の不振からここ一本に照準を合わせてきたエフフォーリアで大勝負します。
サラブレッドにとって、どこに調子を合わせるか? は昨今の競馬では重要。天皇賞、JC、凱旋門と一度調子をピークに仕上げた人気馬より余力満点。また、同一コース同一距離の勝利経験がある馬のアドバンテージは非常に大きく、昨年の有馬記念タイトルホルダー以下を破った中山2500mなら負けないとみています。
但し、その昔のマヤノトップガンの+16kgなどのような大幅馬体増なら小勝負とします。相手は当日発送直前まで吟味します。


~~~~~【シムーンプロ】~~~~~

ブレークアップ
貴重なブランドフォード系の父ノヴェリストは今のところ種牡馬失敗だが、このブレークアップに頑張ってもらって評価を上げてほしい! 先行力と器用さを兼ね備えた馬なので舞台はあっていると思う。連勝の勢いのままにここでも健闘を。


~~~~~【サウスプロ(地方競馬、香港競馬プロ) 】~~~~~

はじめに12月19日(月)現在の注目馬であることをお断りしておきます。枠順確定前、最終追い切り前です。
有馬記念を予想するポイントとしては、ローテーション的に余力がどれだけ残っているか、3歳世代をどう評価するかの2点は重要だと考えております。
昔のようなトライアルから秋の天皇賞→JC→有馬記念のような馬は皆無になりましたが、海外挑戦する馬が増えたぶんローテーションは多彩になっています。
春の実績組のタイトルホルダーディープボンドはともに凱旋門賞から直行、意外と馬券になっているローテーションです。
最終追い切りを見てからになりますが、特に展開が有利に働きそうなタイトルホルダーは有力馬の一角の評価を与えたいです。

3歳勢、菊花賞からもしくは秋の天皇賞から直行の3歳馬はローテーションにも余裕があります。
そして、特に3歳勢はあと1週間経てば4歳になる有馬記念で古馬に対して2キロ貰い、これは大きなアドバンテージです。
昨年の覇者エフフォーリアと同じダービー2着→秋の天皇賞1着のイクイノックスは現時点での本命候補です。
ジャスティンパレスボルドグフーシュも伏兵として外せないと見ます。

他ではようやくG1制覇をし勢いに乗るジェラルディーナ、母と比較するのは酷だが母ジェンティルドンナがこの有馬記念を制しているのもポイントとして挙げておきます。
あとは、長期休養明けのエフフォーリアとJCを制したヴェラアズール
エフフォーリアに関しては春の競馬は見どころなしに終わりましたが、一気の復活はどうか? ヴェラアズールはムーア騎手からの乗り替わりと中山コース、そして中3週の競馬。この2頭は最終追い切りまで見てみたいです。

もちろん他の馬も最終追い切り、枠順まで確認して最終予想となりますが、
最大注目 イクイノックス
要注目 タイトルホルダー(強気に乗れば)
伏兵注目 ボルドグフーシュ(一発強襲)、ジェラルディーナ(イン突き出来る枠で)

現時点ではイクイノックスと心中する気でいます(笑)
券種は考えますが、単勝・複勝・馬連の軸・三連単マルチの軸、三連複の軸かな?
※現時点ですw


~~~~~【プロ】~~~~~

能力、展開面からタイトルホルダー優位と見る声が多いのは明らか。とはいえ、それだけでは面白味に欠けるので、ここではそれ以外の注目馬を挙げています。

ディープボンド
年初の時点では昨年よりも能力が一枚落ちているように思われたが、適性外と思えた高速決着の宝塚記念での好走を逆に評価したい。
馬場傾向や距離に関しては今回のほうが明らかに向いているし、追い切りの動きもいい意味で昨年と大きく変わらない印象。
相当に追わせるタイプなので、川田騎手との相性も良さそうに映る。

エフフォーリア
一度躓くと上向きづらい血統で、今年の戦績で手を出すのは勇気が要るのは確かだが、昨年と今年のパフォーマンス差があまりにも大きいだけに、単純に能力落ちで片付けて良いのか半信半疑なのが正直なところ。
少なくとも調教におけるフォームは春の時点よりも良くなっているように映るし、状態上向きにも関わらず人気下降となるなら、美味しい存在と見ることも出来るかもしれない。

ボルドグフーシュ
今年の菊花賞はかなりのハイレベル決着と見ており、同3着のジャスティンパレスも注目はしているが、1週前追い切りの時点での印象はこちらが上。
脚質やレースの運び方から中山に向くイメージは薄いものの、上向き出すと止まらず、且つ年末の中山の馬場に合いそうな父系でもあるため、どのようなレースを見せるのか楽しみな存在。


※そして、最後に『ウマニティのエース』スガダイプロの注目馬については、YouTubeのウマニティチャンネル等でご確認ください※

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2022年9月23日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】今年のセントライト記念は菊花賞に直結する/神戸新聞杯展望
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先週は東西で牡馬牝馬3冠最終戦に繋がる重要トライアル、ローズSセントライト記念が行われた(後者は厳密には今週)。

ローズSオークス以来のアートハウスが好位から抜け出し完勝。一方セントライト記念は上がり馬ガイアフォース皐月賞4着、ダービー3着のアスクビクターモアを競り落として重賞初制覇を飾った。

歴史を振り返れば3冠最終戦により繋がるのは、これまで幾多の名馬が秋のステップとして参戦したローズS。だが、近年は直行する馬が続出。3冠馬アーモンドアイデアリングタクトも例外なくローズSをスキップ、今年の2冠馬スターズオンアースも、骨折という事情はあるにせよ、ローズSはスキップして秋華賞に臨むことになっている。

そう考えると、3冠最終戦により繋がるのはセントライト記念ではないか。セントライト記念といえばかつてはむしろ傍流のトライアル。実際勝ち馬の中で菊花賞でも好走したのは片手の指で足りるほどで、近年だと7年前のキタサンブラックがいるくらい。あとは2007年のロックドゥカンブ菊花賞でも3着した程度だろうか。むしろ敗戦組の中から本番での好走馬が出ているのが現状で、昨年はオーソクレースセントライト記念3着から本番で2着、2年前はサトノフラッグが同2着から本番3着、3年前はサトノルークスが同2着から本番でも2着。菊花賞での好走は果たせなかったが、人気薄で3着したスクリーンヒーローはその後ジャパンカップを制し、種牡馬としてはモーリスゴールドアクターを輩出、第2の人生での出世を果たしている。

だが、今年はむしろ神戸新聞杯よりもセントライト記念に、より好メンバーが揃っていた。日本ダービー3着のアスクビクターモアに加えて、ローシャムパークガイアフォースなど期待の上がり馬も参戦。日本ダービー勝ち馬ドウデュースはフランスへ遠征、2着イクイノックス、4着ジオグリフ天皇賞(秋)へ直行予定という状況下で3着馬と有力上がり馬が参戦したセントライト記念は神戸新聞杯以上に菊花賞の「主流トライアル」だったといえるだろう。

というわけで、アスクビクターモアを力でねじ伏せたガイアフォース菊花賞でも注目したい。同じローテで菊花賞を制した父キタサンブラックに続くことができるだろうか。振り返ればガイアフォースが2着だった新馬戦の勝ち馬はドウデュース、3着はフェーングロッテン(ラジオNIKKEI賞を制し菊花賞参戦予定)。いつの日か、ドウデュースのデビュー戦が伝説の新馬戦として語られる日が来るのかもしれない。

では、先週の振り返りも終わったところで、今回も次走狙えそうな馬を一頭挙げておきたい。

【次走狙い馬】エールミネルヴァ(月曜中京3レース・2歳未勝利/2着)

道中はインの好位を追走すると直線はしぶとく伸びて勝ち馬に迫った。レースぶり自体は派手さがなく目立つものではないが、立ち回りの上手さと追っての良さを兼ね備えた安定タイプ。アメリカンペイトリオット産駒はビーアストニッシドに代表されるように総じて安定感のある立ち回り型が多く、本馬も同タイプ。未勝利クラスなら引き続き軸としての信頼度は高い。

神戸新聞杯展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末も菊花賞トライアル、神戸新聞杯が行われる。注目馬はコチラ。

サトノヘリオス浜中俊騎手)

ラジオNIKKEI賞は上手く内枠を生かして伸びて来た。差し馬ながら馬群を捌ける器用さを兼ね備えており、距離延長も歓迎。浜中騎手も今年の重賞では乗れており、今年のやや手薄なメンバー構成ならば、好勝負に持ち込めるはず。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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キタサンブラックの口コミ


口コミ一覧
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ようやく10頭+1枠の入札が全て完了しました!

【1】牡 ウィンターベル(父バゴ 美浦 木村哲也)→新馬戦1着☆
【2】牡 クロワデュノール(父キタサンブラック 栗東 斉藤崇史)→新馬戦1着☆
【3】牡 マジックサンズ(父キズナ 栗東 須貝尚介)→新馬戦1着☆
【4】牡 アルレッキーノ(父ブリックスアンドモルタル 美浦 国枝栄)→新馬戦2着★
【5】牡 トルストイ(父サートゥルナーリア 栗東 杉山晴紀)
【6】牡 アーバリアンジム(父エピファネイア 栗東 矢作芳人)
【7】牡 レッドレイチェルの2022 ※ライトトラック(父キタサンブラック 栗東 友道康夫)
【8】牡 Magic Americaの2022 ※ジャックオダモ(父Wootton Bassett 栗東 矢作芳人)

【9】牝 ヴァルキリーバース(父エピファネイア 美浦 田中博康)→新馬戦4着★
【10】牝 カルドウェル(父スワーヴリチャード 栗東 中村直也 )→新馬戦12着★
【11】牝 ロパシック(父エピファネイア 美浦 大竹正博)

この11頭となりました

すでに6頭がデビュー済みで3勝3敗です
デビュー戦がクロワデュノールと被ってしまったアルレッキーノは次勝てそうと目論む(新潟開催未勝利戦予定たぶんC.ルメール騎乗)
デビュー戦4着だったヴァルキリーバースもなんとかなりそう
デビュー戦大敗12着だったカルドウェルは新設された鈴鹿トレセンで鍛え直し中との事(頑張って)

ロパシックは札幌開催でデビュー予定で現在調整中

トルストイ・アーバリアンジム・ライトトラック・ジャックオダモ
この辺まだは動きも少なく早くても秋か、それ以降か…ちょっと怖いけど期待感のデカい4頭

とにかく全馬無事デビューして欲しい(願わくば2歳中に)

 ちびざる 2024年7月9日(火) 23:10
【雑感】今期のPOGについて・・・。
閲覧 183ビュー コメント 4 ナイス 28

日曜日のメインからプロキオンステークスを回顧。
勝ったのは、ヤマニンウルスでした。
スタートは五分に出ました。
道中は3番手を追走。
勝負所でペースを上げて直線へ。
直線で抜け出しての勝利でした。
初挑戦の重賞でしたが、その壁をものともせず難なく突破。
これは秋が楽しみになりましたね。
ダートの一線級との対戦でどこまでやれるか注目ですね。
蹄の状態次第ですが、秋初戦を南部杯なのか日本テレビ盃なのか
いずれのレースでも楽しみではあります。

さて、今日の本題に入りたいと思います。今回は、今期のPOGについて・・・。
今期のPOGは7月1週目をもって入札終了となりました。
落札馬は、以下の11頭です。

①クロワデュノール 牡
父:キタサンブラック
母:ライジングクロス
(栗東)斉藤崇厩舎

②エリキング 牡
父:キズナ
母:ヤングスター
(栗東)中内田厩舎

③ウィンターベル 牡
父:バゴ
母:ノチェブランカ
(美浦)木村厩舎

④ダノンフェアレディ 牝
父:キズナ
母:メチャコルタ
(栗東)橋田厩舎

⑤ジェゼロ 牡
父:サートゥルナーリア
母:ラルケット
(栗東)須貝厩舎

⑥★インザスカイ 牡
父:キタサンブラック
母:ダイヤモンドディーバ
(栗東)友道厩舎

⑦デアマトローナ 牝
父:キズナ
母:ホームカミングクイーン
(美浦)国枝厩舎

⑧クライスレリアーナ 牝
父:サートゥルナーリア
母:シユーマ
(美浦)木村厩舎

⑨★ラドラーダの2022(ブリッサドラーダ) 牝
父:キズナ
母:ラドラーダ
(美浦)木村厩舎

⑩★ワイルドウインドの2022(サンライズグラシア) 牡
父:サートゥルナーリア
母:ワイルドウインド
(栗東)矢作厩舎

⑪スパニッシュソング 牝
父:ドゥラメンテ
母:スパニッシュクイーン
(栗東)中内田厩舎

以上の11頭。今年は少数精鋭になります。
どういう結果になるか楽しみにしたいと思います。


最後に、函館2歳ステークスについて。現時点での私の注目馬はサトノカルナバルですね。
新馬戦は、東京の千四で7馬身差の圧勝。
一旦放牧で秋から再始動かと思いきや、函館2歳ステークスに参戦。
カギは千二に短縮した距離。
キタサンブラック産駒なので、距離が足りない気がします。
流れに乗れるかどうか。
新馬戦で騎乗したレーン騎手はいないので乗り替わりは必至。
鞍上を含めて千二でどんなレースをするのか注目したいですね。

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 シベール 2024年7月5日(金) 11:25
人気のキタサンブラック産駒、中内田厩舎のダノンシーマ・・...
閲覧 101ビュー コメント 0 ナイス 5

ダノンシーマも今週小倉でデビュー戦を迎える・・・・・
この馬も人気ではあるが私は懐疑的に見ている。
何故なら兄弟たちの戦歴がパッとしていなくて・・・・
それでも中内田厩舎に入って、3億を超える高額での取引馬・・・・・
先ずはお手並みを拝見しない事には評価は出来ない。
2着に5馬身以上の差をつけての快勝であれば、私もこれからポイントを稼いで応札も検討するかも?
でも、今日も暑いですね・・・・・
流石にこの暑さは堪えます。
今日はクーラー、今年初めてお世話になろうかな???

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キタサンブラックの掲示板

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コメント一覧
4:
  mata   フォロワー:0人 2016年6月26日() 01:42:23
◎複勝
3:
  ヨッシー   フォロワー:3人 2015年10月16日(金) 19:10:12
追いかける価値あり
2:
  キタノかちどき   フォロワー:0人 2015年3月24日(火) 15:33:42
GⅡを制覇・・・

この勢いでGⅠも獲っちゃおう!

さぶちゃんのなま歌を聴きたいね~

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キタサンブラックの写真

キタサンブラックの厩舎情報 VIP

2017年12月24日有馬記念 G11着
厩舎の
自信
厩舎の
コメント
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キタサンブラックの取材メモ VIP

2017年12月24日 有馬記念 G1 1着
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レース後
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