覆面ドクター・英さんの競馬日記

覆面ドクター・英の  ダービー 東京優駿 2023

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まずは先週オークスの回顧から。リバティアイランドは、「逆らうだけ無駄か」と書いたように6馬身差の圧勝で、リバティアイランドの入っていない馬券は1円も買わなかったのは正解でした。ただ、ヒモは当たったのですが、2着から6着までゴチャゴチャっと5頭入ってきたのに2番人気のハーパーが2着なのは正直最悪でした(笑)15番人気3着ドゥーラも10番人気4着ラヴェルも7番人気5着シンリョクカも14番人気ヒップホップソウルなどのヒモ荒れを厚く持っていたので、残念な方なヒモ決着でした。くりーくプロのコラムでの調教からの推奨でハーパーとドゥーラが1頭目、2頭目なのはお見事でした。

次に、資金集中しているWIN5の話を。〇×〇〇〇の4つ止まりでした。2レース目の15番人気拾えませんでした。4200万じゃなくていいので、2レース目もうちょっと人気サイドの馬、特に戸崎騎手は前に残られずに差せたんじゃないかと残念です。そろそろ当てたいです・・。

それでは、ダービーの話へ。今年は皐月賞馬のソールオリエンスが人気だろうけど、人気に応えそうで、オークス同様にヒモをどうするかのレースではと思っています。オークス同様うまくいかないかもしれないけど、あえてなるべく人気薄中心のヒモ厚め作戦をとろうと思っています。ディープやキンカメ、ハーツクライ、ドゥラメンテなど王道種牡馬が去った後は、キタサンブラック祭りなんだと思います。スピードもスタミナも瞬発力も成長力や健康さも、馬格も気性も、これと言った弱点の無い能力伝える種牡馬なんだと思います。

<全頭診断>
1番人気想定 ソールオリエンス:新馬、京成杯、皐月賞と無敗の3連勝でダービーに挑む。皐月賞も着差自体は大きくないが、一頭次元の違う脚で追い込んできたように、能力かなり高い。京成杯のエンジンかかってからグッと沈み込むようなフォームでの豪快な末脚を見て皐月賞も本命打ちましたが、距離延びて、東京競馬場になって、皐月賞より競馬しやすくなり、今回も本命を打つ予定。血統的にもキタサンブラック×サドラー系のモティベーター牝馬という距離不安の無い配合で、かつてはサドラー系は瞬発力足りず日本向きでないとか東京の長い直線向かないなどと言われてきたが、モティベーターはサドラー系の中でも日本適性高いようで、またキタサンブラックが父となるとサンデーやディープで引き出せなかったサドラー系の良さを引き出せるのでは。調教の動きも鋭く、馬体写真でも更なる成長感じさせ、先週同様逆らうだけ無駄では。

2番人気想定 スキルヴィング:3連勝で青葉賞も勝っての参戦。青葉賞組は結果でないことがほとんどなのだが、それでもやれていい感じの勝ちっぷりだった。勢いあるキタサンブラック産駒のワンツーあってもよい。青葉賞が余裕残しな感じの仕上げでここに照準あわせてきており、過去のデータから青葉賞組を消すのは良くないのでは。

3番人気想定 ファントムシーフ:5戦3勝で共同通信杯勝ち、皐月賞3で1番人気3着とがんばっているハービンジャー産駒。2.5万円で1000口の会員のターフスポートの会員は大喜びだろうけど、正直皐月賞1番人気はびっくりしました。共同通信杯勝ちというデータとルメール騎手騎乗からでしょうが、ターフスポートの馬がG1勝つとかって、まあ無いでしょう(笑)瞬発力いまいちだけに道悪希望か。調教の動きは良いし、武豊騎手を確保できたのも大きいが、ヒモまででは。

4番人気想定 タスティエーラ:数少ないサトノクラウン産駒の活躍馬で弥生賞勝ち、皐月賞2着と頑張っている。血統的にスピード足りない感のあるサトノクラウンだけに、瞬発力勝負では分が悪くてもロングスパートなどでごまかせばダービーでも出番あるのでは。かなり昔っぽいローテで中山の方が向いている印象だが調教の動きも良くレーン騎手を確保できたように、好勝負は可能だろう。

5番人気想定 サトノグランツ:ここ3連勝で未勝利、ゆきやなぎ賞、京都新聞杯とぶっこ抜いた。ただ間隔詰まる京都新聞杯を使わなきゃならない時点で絶望的で、内容も正直インパクト無く、人気なら消して妙味なタイプか。

6番人気想定 ドゥラエレーデ:ホープフルSをムルザバエフ騎手が頑張ったのもあり14番人気で勝ち、UAEダービーを7番人気2着と想像以上に頑張ってはいる。父はドゥラメンテ、母はサトノダイヤモンドの母系で母父はオルフェーブルと現在の日本競馬の先端配合とも言え、芝ダート問わず、ここも思った以上の激走あっていい血統では。海外遠征後で今年国内初戦となるが、調教の動きは良く疲れは無さそう。

7番人気想定 ショウナンバシット:近年いい馬買っているショウナン軍団が2.8億で買ったシルバーステート産駒で若葉賞勝ち、皐月賞5着と馬主的には楽しいかもしれないが、東京2400Mでの瞬発力勝負はそんなに向いていなさそう。調協の動きは良い。

8番人気想定 メタルスピード:皐月賞では13番人気4着と激走したが、馬場渋ったのもプラスだったようで、やはり2勝あげているマイル前後が良いのでは。津村騎手は気合入っているようだが妙味ないのでは。

9番人気想定 ハーツコンチェルト:新馬戦をすごい末脚で勝ったので大物と言われたりしたがやっと青葉賞2着程度で、そう大物ではなさそう。グリーン軍団のダービー好走というのも想像しにくい。調教の動きは鋭い。ダートでも見てみたい感じな馬。

10番人気以下想定
フリームファクシ:4戦3勝(3つ目の勝ちはきさらぎ賞)で皐月賞を4番人気で迎えたが9着と敗退。ルーラーシップ産駒だけに不器用で中山向かなかった可能性もちろんあるが、ちょっと力が足りないのでは。調教の動きは良い。

ベラジオオペラ:3連勝(3つめはスプリングS)で臨んだ皐月賞は3番人気10着と惨敗。使うところが上手かった感じの三連勝のようで、巻き返しは厳しいか。調教の動き良いが、東京2400Mになって良いタイプではないのでは。

シャザーン:ロードカナロア産駒だし、母系からクイーンズリングの近親と言われると距離不安言われかねないのだが、友道厩舎で1800Mから2200M使っているように、距離は問題なさそそう。4戦2勝で皐月賞も6着とそう負けておらず、ここも好勝負可能。調教でも良い動きで本番に合わせてきた感じあり。

トップナイフ:横山典騎手とのコンビで逃げたり差したり追い込んだりで京都2歳SもホープフルSも弥生賞も2着と頑張ったが、皐月賞7着というのが、同世代間での妥当な位置づけかなあという現状。ただ距離不安言われたりしているがダンチヒ系は距離は案外問題なかったりで、2000M主体に使われているように、思ったよりスタミナもあるタイプでは。ヒモ穴によいか。調教の動きは良い。

シーズンリッチ:毎日杯勝ちのドゥラメンテ産駒だが正直あまりレベル高くなかった一戦で、2か月での成長加味しても、ちょっと厳しいのでは。調教の動きは良いが。

ノッキングポイント:父がモーリスで母はキンカメ×ハッピーパスという配合で、血統通りマイルを中心に使われている。2400M向きではなさそう。調教の動き良いが、ここ向きではないのでは。

パクスオトマニカ:未勝利勝ち、1勝クラス勝ち(若竹賞)、プリンシパルS勝ちとすべて逃げ切りで、そう楽には逃げられないと思われる。ヴィクトワールピサ産駒だけに道悪要員か。調教の動きも良い。

ホウオウビスケッツ:新馬と1勝クラスを連勝したが、ともに逃げ切り。スプリングSは逃げなくて2着に頑張ったが皐月賞は7番人気17着と惨敗。ただ母父ルーラーシップだし、マインドユアビスケッツもデピュティミニスター系で、思われているほどマイル寄りでないと思われ、ヒモ穴には良いのでは。調教の動きも良い。

グリューネグリーン:京都2歳S勝ちまでは良かったが、以降進歩のない感じで皐月賞も16番人気11着。出番なしでは。調教の動き悪くないが父ラブリーデイは、残念ながらそう強い産駒ださない感じの印象。

トーセントラム:既に15戦も使っていて、未勝利勝ちのみという内容で、しかもここ9戦連続出遅れと絶望的な内容。要らない。藤田菜騎手はダービー乗れると良いのだが、ギリギリ出れないか。調教の動きは平凡。

<まとめ>
有力:ソールオリエンス

ヒモに:スキルヴィング、ファントムシーフ、タスティエーラ、ドゥラエレーデ

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