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写真一覧
抹消  白毛 2018年3月8日生
調教師須貝尚介(栗東)
馬主金子真人ホールディングス 株式会社
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績16戦[7-2-2-5]
総賞金62,923万円
収得賞金25,800万円
英字表記Sodashi
血統 クロフネ
血統 ][ 産駒 ]
French Deputy
Blue Avenue
ブチコ
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
シラユキヒメ
兄弟 ママコチャカルパ
市場価格
前走 2023/06/04 安田記念 G1
次走予定

ソダシの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/06/04 東京 11 安田記念 G1 芝1600 18355.527** 牝5 56.0 川田将雅須貝尚介 486
(-2)
1.32.0 0.634.2ソングライン
23/05/14 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 168164.632** 牝5 56.0 D.レーン須貝尚介 488
(+8)
1.32.2 0.033.6ソングライン
22/11/20 阪神 11 マイルCS G1 芝1600 17364.423** 牝4 55.0 吉田隼人須貝尚介 480
(+2)
1.32.8 0.333.8④④セリフォス
22/10/15 東京 11 府中牝馬S G2 芝1800 15221.912** 牝4 56.0 吉田隼人須貝尚介 478
(0)
1.44.5 0.033.8⑤⑤イズジョーノキセキ
22/08/21 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 165103.315** 牝4 55.0 吉田隼人須貝尚介 478
(+2)
2.01.8 0.637.5⑤⑤⑤ジャックドール
22/05/15 東京 11 ヴィクトリア G1 芝1600 18355.741** 牝4 55.0 吉田隼人須貝尚介 476
(0)
1.32.2 -0.333.4④④ファインルージュ
22/02/20 東京 11 フェブラリー G1 ダ1600 166118.243** 牝4 55.0 吉田隼人須貝尚介 476
(+6)
1.34.3 0.534.9カフェファラオ
21/12/05 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 16114.5212** 牝3 54.0 吉田隼人須貝尚介 470
(-4)
1.52.0 2.338.3テーオーケインズ
21/10/17 阪神 11 秋華賞 G1 芝2000 16241.9110** 牝3 55.0 吉田隼人須貝尚介 474
(+2)
2.02.1 0.937.3アカイトリノムスメ
21/08/22 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 138133.821** 牝3 52.0 吉田隼人須貝尚介 472
(0)
1.59.5 -0.135.4ラヴズオンリーユー
21/05/23 東京 11 優駿牝馬 G1 芝2400 186111.918** 牝3 55.0 吉田隼人須貝尚介 472
(0)
2.25.1 0.635.1④⑤⑥ユーバーレーベン
21/04/11 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 18243.621** 牝3 55.0 吉田隼人須貝尚介 472
(0)
1.31.1 -0.033.8サトノレイナス
20/12/13 阪神 11 阪神JF G1 芝1600 18363.211** 牝2 54.0 吉田隼人須貝尚介 472
(-4)
1.33.1 -0.034.2⑤④サトノレイナス
20/10/31 東京 11 アルテミスS G3 芝1600 167143.511** 牝2 54.0 吉田隼人須貝尚介 476
(+2)
1.34.9 -0.333.9ククナ
20/09/05 札幌 11 札幌2歳S G3 芝1800 148134.721** 牝2 54.0 吉田隼人須貝尚介 474
(+2)
1.48.2 -0.036.7④④ユーバーレーベン
20/07/12 函館 5 2歳新馬 芝1800 7445.931** 牝2 54.0 吉田隼人須貝尚介 472
(--)
1.50.4 -0.435.3ギャラントウォリア

ソダシの関連ニュース


毎週プロ予想MAXの予想家に週末重賞への見解、注目馬について取材、紹介する連載「プロ予想家最速予想」。第54回はフェブラリーSについてnigeプロ・プロの2名にお話を伺いました。今週の当欄でも激走馬への見解は聞かれるのでしょうか?! 早速、ご紹介していきたいと思います。



nigeーレース分析眼を磨き抜いたダート予想界の俊英


ダートレースに絞り、コース形態・馬場・展開・力関係・前走内容など、あらゆるファクターを徹底検証! ダート予想界を席巻するnigeプロにフェブラリーSについてお聞きしました。

―予想のポイントからお願いします。

「東京ダート1600m適性」と「展開」です。中央競馬のなかで、ダート1600mは東京にしかありません。それも、芝スタートのワンターンコースで、直線もかなり長いなど特徴もあります。好走実績があるにこしたことはないですし、初めてなら東京ダート1600mに合う適性なのかの見極めが重要です。

―たしかに初めて走る馬が多いですね。

あと、今年も1200mのJBCスプリントを走っていた馬や、芝を使っていた馬の参戦があるので、展開も予想する際に重要になります。

―コース適性と展開をふまえ、注目馬を3頭ほどお願いします。

まずはオメガギネスです。前走の東海Sは、じわっと好位を取ろうとしたら、1コーナーに入るところでかなり行きたがって、向正面中盤まで折り合いに苦労していました。この消耗に加えて、戸崎騎手が「道中、けっこう伸びて走っていた」と言っていて、力も出し切っていません。

―行った行ったのような競馬だと思っていたのですが、ベストな走りではなかったんですね。

高速馬場適性が高いですが、グリーンチャンネルC前は高速馬場に対応できるかを不安視していたくらいです。中山の乾いた良馬場での脚(※1勝クラス1着時)を見ていると良馬場でも不安はありません。

―不安要素が少ないですね。2頭目はどの馬になるでしょう。

キングズソードです。前走の東京大賞典は、最内から外に出そうとしたものの出せず、向正面でも外にずっと馬がいてほぼ直線だけ。結果的に、ウィルソンテソーロの奇襲逃げの影響を、最内で一番受けてしまったレースでした。

―前走は力どおりではなかったと。東京マイルは初めてになりますが、不安はないとみますか。

初めての東京ダート1600mですが、JBCクラシックを勝つ前まではかなりの軽い馬場適性を見せていたので、距離短縮して迎える東京ダート1600mを見たいと思っていた馬です。この見立てが正しければ、不完全燃焼レースから巻き返していいと思います。

―そこそこオッズもつきそうですし、非常に楽しみですね。もう1頭挙げるなら、どの馬になるでしょうか。

ウィルソンテソーロです。前走の東京大賞典は、奇襲の逃げがハマりましたが、ウシュバテソーロが強かったというレース。負けましたが、前々走チャンピオンズC2着の出遅れからの追い込みと違って、初めて逃げての2着。脚質に柔軟性があるところを見せました。

―この馬は東京ダート1600mの経験がありますよね。

東京ダート1600mを勝っているのですが、1800mに距離を延ばした3勝クラスでパフォーマンスを上げています。あと、2000m以上のマーキュリーCや白山大賞典も好内容だったので、1600mでどれだけパフォーマンスを落とさないで走れるかがポイントになると思います。

―経験があるだけで必ずしもプラスではないと。最後に個人的にはタガノビューティーが気になっています。前走の根岸Sは負けすぎの感じもしますが……。

負けすぎに見えますが、あのレースはアイオライトが出遅れて、出脚が鈍くなってきているヘリオスが楽に逃げました。メンバーレベルに対してペースが遅すぎて、馬場もタフだったので前にいないと何もできなかったレースです。参考外としていいと考えています。

―今回のメンバーでも、通用する力はありますか。

この馬の能力を出し切れば、十分好走できるレベルの走りができます。でも、能力を出し切れるのかは「石橋騎手」次第。タガノビューティー騎乗時は、外追走で直線外だと間に合わない意識が強いのか、直線に入るまで馬群に入れてスムーズに走れないリスクの高い騎乗を選ぶケースが見られます。どれだけスムーズに走れるかは重要です。

―人気も落ちるでしょうし、力を出し切ってほしいですね。

ただ、過去10年のフェブラリーSで根岸Sから参戦の馬で好走したのは1着馬【4-1-1-3】か、2着馬【0-1-2-3】だけ。3着以下【0-0-0-42】で1頭も好走馬が出ていないという厳しい現実もあります。この点も含めてどう判断するかになると思います。私は前走に関して、根岸Sとしては異常レースと考えているので、人気が落ちるならありがたいと思っています。理想は、出たなりで内に入っていかないような外目の枠ですね。


取材後記:東京ダート1600m適性に頭を抱えるレースで、非常に参考になりました。タガノビューティーには好枠を引いてほしいですね。


ー25週キングの座に君臨!競馬予想界のファンタジスタ


戦歴、レース内容や指数の研究により、的確に出走馬間の力関係を把握し、そこへ長年の馬券生活で育まれた豊富な血統知識をブレンドして、コンスタントに人気薄の激走を見抜くプロ。今年のフェブラリーSはどう映っているのでしょう?

―混戦に映りますが、出走馬を見ていかがでしょうか。

メンバーが多彩で、一見難しい感じもしますが、上位と下位に分かれるのではないかという印象です。

―その上位にあたるのはどの馬でしょうか。

ウィルソンテソーロキングズソードドゥラエレーデなど、東京大賞典を経由してきた組ですね。あと、オメガギネスは出られるんですよね。

―出走が叶いましたね。この馬も上位ですかね。

うーん、ただ人気しすぎな気がするんですよ。

―1番人気みたいですからねえ。ひとまず、ウィルソンテソーロからお聞きします。ここ2戦はG1で連続2着、今回は久々のマイル戦です。

チャンピオンズCは追い込み、東京大賞典は逃げと、極端な競馬で近走の評価は難しいですが、マイルのほうが長い距離より好印象です。

―短縮は向くと。勝ち負けまであるイメージですか。

このメンバーだと不思議はないですよね。ダート界の一軍というか、本当の一線級は海外に遠征していますから。

―多彩だけど寂しいというか……。距離を短縮する馬、延長する馬も混在していますが、距離路線別でどちらを評価すべきでしょうか。

フェブラリーSはG1らしく厳しい流れになりやすいので、スタミナや底力が活きるイメージなんですよ。そう考えると、短縮してきた馬のほうが走りやすいですかね。

―その観点からも、東京大賞典組はよさそうですね。続いて、キングズソードはどうでしょうか。

この馬のお兄さんのキングズガードは、1400mの追い込み馬でした。

―ちょっとタイプが違いますね。

ただ、本当に違うのかと。キングズソードは1400mが一度だけで、中距離を中心に使われてきましたが、実はマイル向きな気もしています。後ろから行くケースが多いですが、走り自体は前向きですし、指数的には1700mを使った阿蘇Sがいいです。

―なるほど。これは楽しみですね。

あと、枠の関係もあるのか、砂を被っても気にしないのをいいことに、すごく厳しい位置に入ることが多いんですよね。

―その印象はかなり強いですね(笑)。

本来シニスターミニスターの産駒は、砂を被りたくないイメージがあります。近走、砂を被らず走れたのはJBCクラシックだけで、そのレースは圧勝していますし、まあ、モレイラ騎手ではありましたが……。外枠で見たいですが、はたして芝スタートに対応できるのかという別問題も出てきます。

―上位馬にも不安要素が多く悩ましいですねえ。

コース適性が高く、安心できる軸馬がいないですよね。

オメガギネスは東京ダート1600mの馬ではありませんか。

この馬自身が過去に走ったコースで、最も適性があるのは今回のコースだと思います。グリーンチャンネルCはインパクトのある競馬でした。ただ、不良馬場なんですよね。ロゴタイプの産駒、母父ハービンジャーで見た目には芝血統、速い馬場が向いたと捉えられなくもありません。人気するのも頷けるし、勝たれても「ああ、そうか」という感じではありますが。

―疑う余地はあると。上位組として名前の挙がったドゥラエレーデについてもお願いします。

近2走はG1でも好走していて、展開は向いてますが「3歳でこれだけやれるのか」と、わりと高い評価はしています。セントライト記念は力みながらハナを切っていたので、マイルの流れがフィットする可能性もありますし、何よりムルザバエフ騎手ですからね。

―ここまでの上位組4頭だと、一番安心感があるのはどの馬でしょうか。

ん~、鞍上込みならドゥラエレーデかなあ。でも今年のメンバーなら、ガイアフォースに本命を打とうかなとかも考えますね。

―おお。この馬は『プロのキーホース診断』で取り上げられていましたね。

芝から参戦する馬で、狙うならこの馬ですよね。『爆穴はコレ』で豚ミンCさんも触れていましたが、走りがクロフネっぽいと私も感じています。

―お二方ともとなると、俄然走りそうな気がしてきます(笑)。

厳密に言うと、ソダシっぽい感じがします。

―へえ~、そのソダシフェブラリーS3着でしたよね。あの年は道悪でしたが。

今回のガイアフォースは、そこまで人気はしないでしょうし、面白いと思います。

―ほかに穴っぽいとこで期待できそうな馬はいますか。

タガノビューティーですかね。前走の根岸Sはひどい競馬でしたから。

―出遅れからスローで展開向かずですね。あの一戦で見限らなくていいと。

石橋脩君をいつまで乗せるのかというはありますけどねえ(笑)。肝心な時に出遅れているイメージで。下手な騎手ではないと思うんですけど。あとは、ドンフランキーが飛ばしてくれるといいですが、シャマルとかサンライズホークが回避したので、そのあたりがどう出るか。もう1頭穴でおすすめできるセキフウも似たような脚質で。

―展開も鍵で、落ち着いちゃうとなあ……といった感じですね。

落ち着いちゃうとオメガギネス……、というか人気サイドで決まりそうですね。

―最終的に馬券はどう組む予定で考えてらっしゃいますか。

うーん、枠が出ないと何とも言えないですよね。ガイアフォースキングズソードが外枠の場合、あとドゥラエレーデが思ったより人気がない時など、条件付きで3頭が本命候補ではあります。


取材後記:ほかに、レッドルゼルは取材時の想定どおり3人気なら嫌いたいとのこと。枠の並びとドンフランキーが鍵ですかねえ。


以上、プロ予想家2名のフェブラリーSへの見解と注目馬を紹介しました。お二方ともに高評価はキングズソード、穴馬ならタガノビューティーでしょうか。枠順等含めた最終結論に注目ですね。


(文・垣本大樹)

⇒気になる最終結論は、レース当日のプロ予想MAXでチェック!(予想をアップする時間帯は予想家によって異なります。)
プロの最新予想ページはこちら
nigeプロの最新予想ページはこちら

※週末の枠順発表までは直前週結果ページへ遷移します。

【阪神JF】アスコリピチェーノが3連勝で無敗の2歳女王に 北村宏司騎手は8年ぶりGⅠ制覇 2023年12月11日(月) 06:11

北村宏司(43)=美・フリー=騎乗で3番人気のアスコリピチェーノが鮮やかに差し切り、2020年のソダシ以来となる無敗の2歳女王に輝いた。勝ち時計1分32秒6はレースレコード。鞍上はキタサンブラックで制した15年の菊花賞以来、8年ぶりのGⅠ勝利だ。2着に5番人気のステレンボッシュ、3着に2番人気のコラソンビートが入り、関東馬の1~3着独占は牝馬限定戦となった1991年以降は初めて。



師走の仁川に温かい拍手が鳴り響いた。アスコリピチェーノが無傷の3連勝でGⅠタイトルをゲット。検量室前で相棒の首筋に抱きついた北村宏騎手は、喜びをかみしめながらマイクの前に立った。

「スタッフ、牧場のみなさんが手をかけてもらって、すごくいいコンディションで自信を持って臨めたので、結果を出せてほっとしました」

過去2戦は出遅れていたが、課題のスタートをポンと決めて中団で折り合った。直線で鞍上に軽く促されると、鋭く伸びる。内からステレンボッシュが迫ってきたが、クビ差で振り切った。勝ち時計1分32秒6は2019年のレシステンシアを0秒1上回るレースレコード。無敗の2歳女王は20年のソダシ以来3年ぶり、史上14頭目だ。

北村宏騎手は15年菊花賞キタサンブラック以来、8年ぶり4度目のGⅠ勝利。同年12月に左膝を負傷して予定していた有馬記念で乗り替わりとなると、その後も度重なるけがで苦しい時間が続いた。だが、美浦トレセンでは多くの馬の稽古をつけ、騎手仲間が帰った後も一人、ジョッキールームで調教映像をチェック。前走から手綱を取ったアスコリに対しても、同学年の黒岩調教師と幾度となく意見を交わしながら取り組んできた。雌伏の時を過ごした鞍上は「スタンドを正面にしていい景色だなと思いました。馬のおかげかなと思います」とうなずいた。

アスコリピチェーノ新潟2歳S以来、3カ月半ぶりの実戦だったが、放牧先から栗東トレセンに入厩して調整。開業12年目でGⅠ初勝利の黒岩調教師は「2歳の牝馬にしてはすごく食欲があり、落ち着きもありましたので、どんどん強い調教を課すことができました。それに応えてくれたと思います」と喜んだ。

次の目標は来春の桜花賞(4月7日、阪神、GⅠ、芝1600メートル)。北村宏騎手は「まだ変わりそうな部分も感じているので、そこがいいところ」と伸びしろを強調した。さらに成長した姿で再びこの地で輝きを放つ。(増本隆一朗)

アスコリピチェーノ 父ダイワメジャー、母アスコルティ、母の父デインヒルダンサー。黒鹿毛の牝2歳。美浦・黒岩陽一厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は㈲サンデーレーシング。戦績3戦3勝。獲得賞金1億493万6000円。重賞は2023年GⅢ新潟2歳Sに次いで2勝目。阪神ジュベナイルFは北村宏司騎手、黒岩陽一調教師ともに初勝利。馬名は「イタリアの都市名」。

阪神JFアラカルト

北村宏司騎手 6回目の騎乗で初勝利。これまでの最高は00年(ダイワルージュ)の2着。JRA・GⅠは15年菊花賞キタサンブラック)以来で、通算4勝目。JRA重賞は新潟記念ノッキングポイント)以来で今年3勝目、通算37勝目。

黒岩陽一調教師 管理馬2頭目の出走で初勝利。前回は21年(ラブリイユアアイズ)の2着。JRA・GⅠは管理馬延べ11頭目の出走で初勝利。これまでの最高は21年の当レース、今年のエリザベス女王杯ルージュエヴァイユ)の2着。JRA重賞は新潟2歳S以来で今年3勝目、通算7勝目。

ダイワメジャー産駒 19年(レシステンシア)以来で4年ぶり3勝目。当レース3勝はサンデーサイレンス産駒、ディープインパンクト産駒と並び最多。JRA・GⅠは22年マイルCSセリフォス)以来で、通算10勝目。JRA重賞は新潟2歳S以来で今年3勝目、通算51勝目。

◆馬主 ㈲サンデーレーシング 22年(リバティアイランド)に続く2年連続で、通算7勝目。JRA・GⅠはエリザベス女王杯ブレイディヴェーグ)以来で今年7勝目、通算74勝目(ほかJ・GⅠを2勝)。JRA重賞もエリザベス女王杯以来で今年15勝目、通算237勝目。

◆生産者 ノーザンファーム 22年に続く2年連続で、通算13勝目。JRA・GⅠはジャパンCイクイノックス)以来で今年15勝目、通算200勝目(ほかJ・GⅠを3勝)。JRA重賞は前週のステイヤーズSアイアンバローズ)に続く今年48勝目、通算809勝目。

◆単勝3番人気馬の勝利 21年(サークルオブライフ)以来2年ぶりで、通算4回目。

◆馬番⑦の勝利 牝馬限定戦となった1991年以降では初。

◆関東馬の勝利 21年以来2年ぶり10回目。通算成績は関東馬10勝、関西馬23勝。

◆関東馬のワンツースリー 2着にステレンボッシュ、3着にコラソンビートが入り、牝馬限定戦になった91年以降では初。

◆優勝タイム 1分32秒6は、19年の1分32秒7を上回るレースレコード。

◆売り上げ、入場者数

阪神JFの売り上げは137億7416万2700円で前年比97・3%。入場者数は2万288人で同158・9%だった。

◆ベストターンドアウト賞

阪神JFのパドックで〝最もよくしつけられ、最も美しく手入れされた出走馬の担当者〟の努力をたたえて表彰する「ベストターンドアウト賞」に、アスコリピチェーノの鈴木謙治朗助手が選ばれた。

鈴木助手「ベストターンドアウト賞を受賞でき、とてもうれしく思います。普段より、馬の美しさを伝えられるよう手入れしてきました。これからも、馬をきれいに見せられるよう心掛けていきます」

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【阪神JFの注目点】ソダシ以来3年ぶりに無敗2歳女王誕生なるか 記録がかかる騎手、調教師は? 2023年12月8日(金) 16:28

★3年ぶりに無敗の2歳女王誕生なるか 2戦2勝馬が4頭、1戦1勝馬が4頭登録

阪神JFでは過去10年で5頭が無敗の2歳女王となっている。今年の登録馬を見ると、新馬戦(東京)と新潟2歳Sを連勝したアスコリピチェーノ(美浦・黒岩陽一厩舎)、新馬戦(小倉)とファンタジーSを連勝したカルチャーデイ(栗東・四位洋文厩舎)、新馬戦(札幌)とサフラン賞を連勝したスプリングノヴァ(栗東・鮫島一歩厩舎)、新馬戦(京都)と白菊賞を連勝したプシプシーナ(栗東・小栗実厩舎)の2戦2勝馬4頭と、12月4日現在で抽選対象となっている1戦1勝馬が4頭登録しているが、2020年ソダシ以来3年ぶりに無敗の2歳女王が誕生するのだろうか。

★新種牡馬産駒の6年ぶりVなるか 今年は6頭登録

今年の阪神JFには、スワーヴリチャード産駒のコラソンビート(美浦・加藤十津八厩舎)とスウィープフィート(栗東・庄野靖志厩舎)、ブリックスアンドモルタル産駒のクイックバイオ(栗東・須貝尚介厩舎)、カリフォルニアクローム産駒のスプリングノヴァ(栗東・鮫島一歩厩舎)、アルアイン産駒のテリオスルル(美浦・田島俊明厩舎)、ニューイヤーズデイ産駒のニュージェネラル(栗東・武英智厩舎)と6頭の新種牡馬産駒が登録している(※12月4日現在、スウィープフィートテリオスルルニュージェネラルは抽選対象)。新種牡馬の産駒が阪神JFを勝てば、2017年のラッキーライラック(父オルフェーヴル)以来6年ぶりとなるが、今年の新種牡馬産駒は勝利を挙げることができるだろうか。なお、11月27日現在のJRA新種牡馬リーディングを見ると、スワーヴリチャードが2位ブリックスアンドモルタルに1億円以上の差をつけてトップに立っている。

★JRA・GI50勝まであと1勝のルメール騎手 赤松賞を制したステレンボッシュに騎乗予定

クリストフ・ルメール騎手は12月4日現在、JRA・GI通算49勝を挙げており、JRA・GI通算50勝まであと1勝に迫っている。ルメール騎手は阪神JFで赤松賞勝ち馬のステレンボッシュ(美浦・国枝栄厩舎)に騎乗予定となっているが、グレード制を導入した1984年以降で武豊騎手以来2人目となるJRA・GI通算50勝に到達することができるだろうか。なお、ルメール騎手は12月4日現在、今年のJRA・GIで6勝を挙げている。JRA・GI年間最多勝記録はルメール騎手が2018、20年に記録した「8勝」だが、残りのJRA・GIでこの記録を更新することができるか。

★今年開業の小栗実調教師がJRA・GI初挑戦 矢作芳人調教師はJRA2歳GI完全制覇に挑戦

今年3月に開業した小栗実調教師(栗東)は、阪神JFがJRA・GI初挑戦となる。小栗調教師は12月4日現在、JRA競走で14勝を挙げており、阪神JFにはナナオプシプシーナの2頭を登録している。ナナオはもみじS1着など通算4戦2勝、2着2回で連対率100%、プシプシーナは新馬戦(京都)、白菊賞(1勝クラス)を2連勝とどちらもデビューから好走を続けているが、小栗師はJRA・GI初挑戦を勝利で飾ることができるだろうか。

また、ファンタジーS2着のドナベティを登録している矢作芳人調教師(栗東)は、朝日杯FSホープフルSを既に制しており、JRA2歳GI3競走の完全制覇がかかる。ドナベティは現役時代に矢作調教師が管理したリアルスティールの産駒で、同産駒にはJRA・GI初制覇がかかるが、矢作師は阪神JF初勝利を挙げることができるだろうか。

★クローバー賞、萩Sの勝ち馬は芝1600メートル戦初出走 福島デビューのコスモディナーとルシフェル

クローバー賞勝ち馬のコスモディナー(美浦・伊藤伸一厩舎)、萩S勝ち馬のルシフェル(栗東・斉藤崇史厩舎)は、阪神JFが芝1600メートル戦初出走となる。2頭はどちらも7月の福島競馬でデビューしており、2009年アパパネ以来14年ぶり2頭目の福島デビュー馬による阪神JF制覇がかかる。芝1600メートル戦未経験の馬が阪神JFを勝てば、19年のレシステンシア以来4年ぶりとなるが、コスモディナールシフェルは初のマイル戦でどのような走りを見せるのだろうか。なお、コスモディナーには松岡正海騎手、ルシフェルにはバウルジャン・ムルザバエフ騎手が騎乗を予定している。

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【阪神JF われかく戦う】コラソンビート・加藤士津八調教師「まずは無事に舞台に立つことが大事」 2023年12月8日(金) 11:43

今週は2歳女王決定戦・阪神JFが阪神競馬場で行われる。メンバーただ一頭の3勝馬コラソンビートを送り出す加藤士津八(しづや)調教師(38)=美浦=を直撃した。前走の京王杯2歳Sでは牡馬を撃破し、厩舎に初の重賞タイトルをもたらした。調教師としてGⅠに管理馬を送り出すのは、開業5年目で2度目。有力馬で挑む胸中に迫った。(聞き手・三浦凪沙)

──前走の京王杯2歳Sで人馬ともに重賞初制覇

「直線でサーッと血の気が引いて、少したってから手が震えだして止まらなくなりました(笑)」

──ダリア賞以来3カ月ぶりの出走だった

「ひと夏を越して馬が成長していました。以前は荒ぶった感じだったけど、今はまとまった走りができるようになりましたね」

──前走後の疲れは

「少しありましたが、割とすぐに回復しました。タフですね。ちょっと放牧に出して、予定通りに帰厩して調教しています。前走よりプロセスはいいですよ」

──1週前追い切りは美浦Wコース3頭併せで5ハロン67秒0―11秒5

「前の2頭が(5ハロン)68秒くらいでいくので、後ろから併せにいく形で。あとは追っても追わなくても好きにしていいという指示でした。4コーナーで置かれそうになったけど、直線に入ったらスパッと伸びて全然大丈夫でしたね。1週前としては完璧でした。(横山武)ジョッキーも手応えを感じてくれました。前回の1週前追い切りで(5ハロン)63秒台を出した時よりも疲れている感じで、ちゃんといい負荷がかかっています。これでもう一段、上がってくると思います」

──1400メートルを2度使ったあとの距離延長となるが

「1400メートルのほうが競馬はしやすいと思いますが、1600メートルでも勝っていますしね。おそらく1400メートルより前のポジションになると思いますけど、そこで変にケンカしないでじっとしていれば大丈夫だと思います」

──初めての右回りと関西遠征はどうか

「追い切りを右回りで走っても大丈夫だったので、問題ないと思います。暑い中で新潟に輸送したときも全く問題なかった、タフな馬。ダリア賞のあとは北海道へ放牧したりと、輸送の経験も豊富です。ただ、あまり大きな馬ではないので、雨が降らないといいですね。できれば良馬場でやらせてあげたいです」

──重賞初勝利を挙げて挑むGⅠ

「前回は絶対に勝てるだろうというくらいの勢いで行ったので、ガスが抜けた感じです。今回は相手も強くなりますし、運もあるので、意外と冷静ですよ」

──開業5年目で2度目のGⅠ出走となる。意気込みを

「大舞台に出るような馬が厩舎にいると、スタッフも楽しいと思います。このクラスになると、まずは無事に舞台に立つことが大事。スタートラインに立てないことが一番ダメで、結果はそのあとについてくるものなので。馬はここを使って休ませたらもっと良くなりそうなので、とにかく無事に終わらせたいです。対戦経験がない馬との力関係がどうかですが、新馬戦のときから馬は成長している。GⅠでもやれていいと思っています」

■加藤 士津八(かとう・しづや) 1985(昭和60)年2月2日生まれ、38歳。茨城県出身。父・和宏はJRAの元騎手で現調教師。2000年にJRA競馬学校騎手課程入学。03年3月に美浦・国枝栄厩舎からデビュー。11年限りで現役引退。JRA通算1054戦20勝。引退後は父の厩舎で調教助手を務め、17年に調教師試験に合格。19年3月に美浦で開業。4日現在、JRA通算1191戦78勝(うち重賞1勝)。

★3勝以上馬は過去4頭がV 直近ではソダシ

コラソンビートは今回のメンバーではただ一頭の3勝馬。阪神JFが牝馬限定戦となった1991年以降、3勝以上をマークして挑んだ馬(地方馬を除く)は22頭いて91年ニシノフラワー(3戦3勝=1番人気)、96年メジロドーベル(4戦3勝=2番人気)、2002年ピースオブワールド(3戦3勝=1番人気)、20年ソダシ(3戦3勝=1番人気)が優勝している。ちなみに京王杯2歳Sを勝って参戦したのは1998年ウメノファイバーだけで、6着(8番人気)に敗れた。

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【霧プロのキーホース診断】阪神ジュベナイルF2023 王道のマイル戦に挑む異端の血統馬! キャットファイトの可能性を考える 2023年12月6日(水) 15:00


ウマニティプロ予想家・が、今週の重賞出走馬の中から、特に的中への鍵を握りそうな1頭にフォーカス。指数・血統・調教を中心とした“予想的イマジネーション”で掘り下げていきます。



キャットファイト
今週は2歳女王決定戦・阪神JF。
朝日杯FS、ホープフルSと二つの選択肢がある牡馬路線と異なり、牝馬の多くはここを目標とする上、舞台設定が来春の桜花賞と同じ。2歳女王決定戦とは言うものの、実質的にはクラシックの前哨戦というイメージの強いレースだ。昨年の勝ち馬リバティアイランドはここを足掛かりに牝馬三冠を達成したし、3年前の勝ち馬ソダシもここと桜花賞を連勝し、マイルの女王として君臨した。元々の素質が高く、血統もキラキラして、育成や厩舎も一流で……といった”いかにも王道”な馬の活躍が目立つレースと言えるだろう。

しかし、今回取り上げるキャットファイトはこうしたイメージとは一線を画す馬。
ここまで全てマイル戦を走って3戦2勝。前走のアスター賞では稍重馬場でレコードを叩き出すなど、実績的には通用しても不思議なさそうだが、能力差がストレートに出やすい舞台でどこまでやり合えるだろうか。いつも通りに各要素から掘り下げていきたい。

まず指数面だが、デビュー戦で刻んだ指数は極めて平凡だった。ボンドガールチェルヴィニアコラソンビートといった後の重賞好走馬が順当に上位を占める中、本馬はかなり力み気味の走りで最後は伸びず。良血馬、評判馬との完成度の差を見せつけられる結果となった。
が、その後本馬の指数は飛躍的に上昇していく。
2戦目の新潟マイル戦では引き続き力む面を見せていたものの、直線では追い出しを待つほどの余裕があり、ゴーサインを出されると抜群の切れ味を発揮して快勝。その勢いのまま臨んだ前走のアスター賞では、トリッキーな中山マイルや暴走癖のあるフェンダーが作り出した速い流れにも戸惑わず、むしろスムーズな走りで圧勝。刻んだラップも最後まで全く減速しておらず、余裕を十分に残した内容だった。良馬場に近い稍重だったとは言えタイムは速く、過去の同レースの中でも群を抜いて高い指数を記録している。
単純な数字だけならば、コラソンビートが京王杯2歳Sで刻んだものに次ぐレベルで、ボンドガールが2着したサウジアラビアRC、サフィラが2着したアルテミスS、アスコリピチェーノが勝った新潟2歳S、カルチャーデイが勝ったファンタジーSといった実績上位馬達が走ってきたレースよりも上を行く。この数字を余裕残しで叩き出しているというインパクトは大きく、”もう一段上”があるようならばG1に手が届いても不思議ではない。

しかし、あくまで前走は独特な適性を要する中山マイル。阪神のような王道のマイル戦で同等以上の走りが可能なのだろうか。
本馬の父はディスクリートキャットで、母父はパイロ。両馬とも種牡馬としてはダートに良績が偏っており、本馬が芝のマイルでここまで高いパフォーマンスを発揮しているのはかなり意外に思える。
父の産駒には先日豪州のゴールデンイーグルで快勝したオオバンブルマイがいるが、彼は母父がディープインパクトで、母系も芝のスピード血統だったため一応芝をこなす説明は付けられたが、本馬の場合は母母父モケットが芝馬だったというくらいで、ダート的な要素が濃すぎる。来年のクラシックまで見据えた時、こうした異彩を放つ血統馬が有力候補に挙がるのは稀だし、同時に今回の舞台に必要となる適性があるかというと正直あまり強調はできない。
だが、こうした”芝適性を持ったダート血統馬”は、20年の覇者ソダシがそうであったように、高速決着への高い適性を発揮することがある。本馬自身、前走でレコードを叩き出したのはその可能性の一端と思えるし、先週の結果を見る限り、今開催の阪神芝も時計は速い。血統全体のイメージは置いておいて、速い時計のマイル戦を経験しているという点を単純に評価するのは十分にアリだろう。

調教面では常に印象の良い馬で、落ち着いた追走からラストにしっかりと脚を使うという、理想的な内容が続いている。
この中間はこれまでよりも負荷を強くした時計の出し方をしているが、それでも終いの伸びはしっかり。実戦でもこうした溜めの利いた走りができれば、阪神外回りコースの直線勝負でもヒケは取らなそうだ。
現時点での体調に問題がないとなれば、あとは長距離輸送をこなすだけ。ただでさえ混戦ムードの中、異端の血統やローテもあり、オッズもそれなりに旨味のある存在なだけに、狙うなら今回と思う気持ちが沸々。他に魅力的な馬も多いだけに、リターンを考えながらじっくりと評価を定めていきたい。


(きり)プロフィール
ウマニティ公認プロ予想家。レース研究で培った独自の血統イメージに加え、レース戦績や指数等から各馬の力関係・適性を割り出す”予想界のファンタジスタ”。2023年1月には、長年の活躍が認められ殿堂プロ入りを果たす。

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ソダシが競走馬登録抹消 生まれ故郷のノーザンファームで繁殖馬に 2023年10月5日(木) 13:54

JRA・GⅠ3勝馬で1日に引退が発表されたソダシ(栗・須貝、牝5)の競走馬登録が5日付で抹消された。北海道安平町のノーザンファームで繁殖馬になる予定。通算16戦7勝で重賞は2020年GⅢ札幌2歳S、GⅢアルテミスS、GⅠ阪神JF、21年GⅠ桜花賞、GⅡ札幌記念、22年GⅠヴィクトリアマイルの6勝。獲得賞金6億2923万4000円。

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ソダシの関連コラム

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 今週末から2回福島・3回中京・2回函館に開催が切り替わって、本格的な“夏競馬”のシーズンがスタートします。
 今年6月の3回東京・3回阪神・1回函館では、計29レースの2歳戦が施行されました。当然のことではありますが、これはすなわち、29頭の2歳馬が既に勝ち上がりを果たしているということ。今後の入札にもいろいろな意味で影響してくるはずです。
 現時点で強調しておきたいのはノーザンファーム生産馬の圧倒ぶり。優勝馬29頭のうち13頭を占めていたうえ、勝率は29.5%に、3着内率は61.4%に達しています。ちなみに、単勝回収率は151%、複勝回収率は127%。世間の見立てをさらに上回るほどの高確率で馬券に絡んでいるわけですから、例年以上に重視するべきなのかもしれません。
 種牡馬別成績を見ると、勝利数(4勝)、3着内数(9回)ともにモーリスが単独トップでした。早熟というイメージは薄い血統ですが、今週以降も引き続きマークしておくべきでしょう。

 今回は、まだ仮想オーナー枠に余裕があるプレイヤーの参考にしていただくべく、デビューが近そうな未出走馬の中から、注目すべき馬を挙げてみたいと思います。
 本稿の収録対象としたのは、6月28日時点におけるJRA-VANのデータで確認することができた「6月28日時点で入厩している未出走の2歳馬」「東西のトレーニング・センターにおいて過去1か月(5月30日から6月28日まで)の期間中に坂路・ウッドチップで調教を行った未出走の2歳馬」です。この条件に従って抽出した2歳馬876頭の中から、各ファクターの該当馬をピックアップしました。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。

 まずは「2023/06/07 00:00更新」分の「注目POG馬ランキング」で100位以内だった該当馬をご覧いただきましょう。末尾に付記したのは「注目POG馬ランキング」の順位、並び順は父名順→母名順としています。

フランクエフェクト(牡 父Frankel/母カーミングエフェクト 木村哲也厩舎) ※42位
ジーティーパワー(牡 父Frankel/母コールバック 矢作芳人厩舎) ※35位
アウェイキング(牡 父Kingman/母Waldjagd 矢作芳人厩舎) ※53位
インビジブルセルフ(牡 父エピファネイア/母アウェイク 池江泰寿厩舎) ※24位
アルセナール(牝 父エピファネイア/母サンブルエミューズ 木村哲也厩舎) ※21位
クイーンズウォーク(牝 父キズナ/母ウェイヴェルアベニュー 中内田充正厩舎) ※20位
シャンパンポップ(牡 父キズナ/母シャンパンルーム 武幸四郎厩舎) ※89位
ウインマクシマム(牡 父キタサンブラック/母コスモアクセス 畠山吉宏厩舎) ※83位
ウールデュボヌール(牡 父キタサンブラック/母サンクボヌール 須貝尚介厩舎) ※15位
シャドフ(牝 父スワーヴリチャード/母シャンブルドット 庄野靖志厩舎) ※59位
エヴァンスウィート(牝 父スワーヴリチャード/母ハルーワスウィート 友道康夫厩舎) ※40位
レガレイラ(牝 父スワーヴリチャード/母ロカ 木村哲也厩舎) ※23位
コンドライト(牡 父ドゥラメンテ/母アエロリット 菊沢隆徳厩舎) ※9位
エリザベスバローズ(牝 父ドゥラメンテ/母イスパニダ 杉山晴紀厩舎) ※8位
クラッチプレイヤー(牡 父ドゥラメンテ/母ヴァシリカ 国枝栄厩舎) ※97位
ドゥマイシング(牡 父ドゥラメンテ/母フォースタークルック 矢作芳人厩舎) ※2位
インクルージョン(牡 父ハーツクライ/母インクルードベティ 厩舎) ※41位
モスクロッサー(牡 父ハーツクライ/母クリスプ 国枝栄厩舎) ※74位
ファーヴェント(牡 父ハーツクライ/母トータルヒート 藤原英昭厩舎) ※61位
チェレスタ(牝 父ハービンジャー/母カリンバ 松下武士厩舎) ※85位
ソウルアンドジャズ(牡 父ブリックスアンドモルタル/母ナスノシベリウス 武井亮厩舎) ※58位
カルパ(牡 父モーリス/母ブチコ 須貝尚介厩舎) ※34位
ソニックライン(牡 父リアルインパクト/母ルミナスパレード 木村哲也厩舎) ※39位
ローザサンリヴァル(牡 父ルーラーシップ/母ローザブランカ 高野友和厩舎) ※32位
レイデラルース(牡 父レイデオロ/母カンデラ 手塚貴久厩舎) ※51位
トロヴァトーレ(牡 父レイデオロ/母シャルマント 鹿戸雄一厩舎) ※65位
ラケダイモーン(牡 父レイデオロ/母ラルケット 須貝尚介厩舎) ※12位
マテンロウゴールド(牡 父レイデオロ/母ルールブリタニア 中内田充正厩舎) ※7位
オーデンヴァルト(牝 父ロードカナロア/母グリューネワルト 林徹厩舎) ※72位
バロン(牝 父ロードカナロア/母マイミスリリー 手塚貴久厩舎) ※92位

 当時の注目POG馬ランキングで2位だったドゥマイシング(フォースタークルックの2021)は、一部報道によると7月9日の中京5R(2歳新馬・芝2000m)でデビューする予定となっている模様。2022年のセレクトセールで2億2000万円の高値がついた馬ですし、今後の入札でも激しい争奪戦が繰り広げられそうです。

 本稿の冒頭で取り上げたノーザンファーム生産馬で、なおかつ2023年JRAリーディングトレーナーランキング(着度数順。6月28日時点)30位以内の厩舎に所属している馬は下記の通り。
 
フランクエフェクト(牡 父Frankel/母カーミングエフェクト 木村哲也厩舎) ※42位
ジーティーパワー(牡 父Frankel/母コールバック 矢作芳人厩舎) ※35位
ルージュスタニング(牝 父Into Mischief/母ボインビューティー 友道康夫厩舎)
エラトー(牝 父Saxon Warrior/母エライヤ 上村洋行厩舎)
オルデラン(牡 父アルアイン/母アーマイン 寺島良厩舎)
アルヒジュル(牡 父アルアイン/母スカーレットリング 斉藤崇史厩舎)
ピストンボーイ(牡 父イスラボニータ/母エルフィンコーブ 池添学厩舎)
インビジブルセルフ(牡 父エピファネイア/母アウェイク 池江泰寿厩舎) ※24位
エリカリーシャン(牝 父エピファネイア/母ガラアフェアー 国枝栄厩舎)
アルセナール(牝 父エピファネイア/母サンブルエミューズ 木村哲也厩舎) ※21位
ジュンゴールド(牡 父エピファネイア/母ジュントップヒトミ 友道康夫厩舎)
ラファガフレイバー(牡 父カレンブラックヒル/母カリズマティックゴールド 久保田貴士厩舎)
クイーンズウォーク(牝 父キズナ/母ウェイヴェルアベニュー 中内田充正厩舎) ※20位
シャンパンポップ(牡 父キズナ/母シャンパンルーム 武幸四郎厩舎) ※89位
ディアアリーチェ(牝 父キズナ/母ティロレスカ 武幸四郎厩舎)
アキミューミュー(牝 父サトノクラウン/母アイスドール 安田隆行厩舎)
ルージュセレスト(牝 父シュヴァルグラン/母ギエナー 池江泰寿厩舎)
ヒシグランディヴァ(牝 父シュヴァルグラン/母ラリズ 友道康夫厩舎)
エヴァンスウィート(牝 父スワーヴリチャード/母ハルーワスウィート 友道康夫厩舎) ※40位
レガレイラ(牝 父スワーヴリチャード/母ロカ 木村哲也厩舎) ※23位
エリザベスバローズ(牝 父ドゥラメンテ/母イスパニダ 杉山晴紀厩舎) ※8位
クラッチプレイヤー(牡 父ドゥラメンテ/母ヴァシリカ 国枝栄厩舎) ※97位
ドゥマイシング(牡 父ドゥラメンテ/母フォースタークルック 矢作芳人厩舎) ※2位
ガイアメンテ(牡 父ドゥラメンテ/母ミュージカルロマンス 須貝尚介厩舎)
オレンジダンサー(牝 父ドレフォン/母イェーガーオレンジ 高野友和厩舎)
シークレットキー(牡 父ドレフォン/母キープシークレット 杉山晴紀厩舎)
ドレス(牝 父ドレフォン/母ハイヒール 清水久詞厩舎)
ルシフェル(牝 父ハーツクライ/母アルアリングスター 斉藤崇史厩舎)
モスクロッサー(牡 父ハーツクライ/母クリスプ 国枝栄厩舎) ※74位
サンブノワ(牡 父ブリックスアンドモルタル/母サンティール 斉藤崇史厩舎)
デビルシズカチャン(牝 父ベストウォーリア/母シシリアンブリーズ 武幸四郎厩舎)
ベランジェール(牝 父モーリス/母キャリコ 木村哲也厩舎)
シャトーディフ(牝 父モーリス/母ジューヌエコール 木村哲也厩舎)
カルパ(牡 父モーリス/母ブチコ 須貝尚介厩舎) ※34位
ソニックライン(牡 父リアルインパクト/母ルミナスパレード 木村哲也厩舎) ※39位
オウバイトウリ(牝 父リアルスティール/母スターズアンドクラウズ 武幸四郎厩舎)
ローザサンリヴァル(牡 父ルーラーシップ/母ローザブランカ 高野友和厩舎) ※32位
シンハナーダ(牡 父レイデオロ/母シンハディーパ 国枝栄厩舎)
ラケダイモーン(牡 父レイデオロ/母ラルケット 須貝尚介厩舎) ※12位
マテンロウゴールド(牡 父レイデオロ/母ルールブリタニア 中内田充正厩舎) ※7位
リルト(牝 父ロードカナロア/母バウンスシャッセ 安田隆行厩舎)

 今年のリーディングトレーナーランキングで首位となっている中内田充正厩舎のクイーンズウォーク(ウェイヴェルアベニューの2021)は、既にゲート試験で合格を果たし、現在はノーザンファームしがらきで調整中とのこと。デビューはもう少し先になるかもしれませんが、引き続き動向をチェックしておきましょう。

 本稿の冒頭で取り上げたモーリス産駒は下記の通り。

キャプテンシー(牡 父モーリス/母アドマイヤリード 松永幹夫厩舎)
ヘルモーズ(牡 父モーリス/母ヴェルザンディ 小林真也厩舎)
マツシマ(牡 父モーリス/母エストレチャダ 尾形和幸厩舎)
ハットルグリムス(牡 父モーリス/母エルノルテ 宮田敬介厩舎)
ベランジェール(牝 父モーリス/母キャリコ 木村哲也厩舎)
イーストオブエデン(牝 父モーリス/母クッカーニャ 菊沢隆徳厩舎)
ピコサン(牡 父モーリス/母シーイズチャンプ 上原佑紀厩舎)
テイエムリステット(牡 父モーリス/母シーズアウーマン 木原一良厩舎)
ディーガレジェンド(牡 父モーリス/母ジプシーハイウェイ 藤原英昭厩舎)
シャトーディフ(牝 父モーリス/母ジューヌエコール 木村哲也厩舎)
ローレルロイズ(牡 父モーリス/母ジョディーズロマン 北出成人厩舎)
バウンシーステップ(牝 父モーリス/母バウンシーチューン 高橋亮厩舎)
ヒラボクヒーロー(牡 父モーリス/母ヒラボクキャロル 大竹正博厩舎)
トラウムライゼ(牡 父モーリス/母ファイナルドリーム 池江泰寿厩舎)
カルパ(牡 父モーリス/母ブチコ 須貝尚介厩舎) ※34位
ボーモンド(牡 父モーリス/母ボージェスト)
ダノンマッキンリー(牡 父モーリス/母ホームカミングクイーン 藤原英昭厩舎)
カリーシ(牝 父モーリス/母ラクアミ 武井亮厩舎)
レーヴジーニアル(牡 父モーリス/母レッドリヴェール 松永幹夫厩舎)
ゲルタ(牡 父モーリス/母ロイヤルバラード 奥村豊厩舎)

 ソダシの半弟として注目を集めているカルパ(ブチコの2021)は、一部報道によると7月9日の函館5R(2歳新馬・芝1800m)でデビューする予定となっている模様。個人的にも高く評価している馬なので、初陣を楽しみに待ちたいと思います。


■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。


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2023年6月2日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】タスティエーラ、そして現役ドラフト、環境の変化が新たな可能性を引き出す/安田記念展望
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日本ダービーは期待通り◎タスティエーラが好位から抜け出し、接戦を制した。今回はレーン騎手への乗り替わりが大きな買い材料だったが、レースも完璧な運びだった。

今回、皐月賞2着馬にレーン騎手が騎乗した割に人気がなかったのもポイント。テン乗りでの勝利がないというデータも多少は人気を抑制したのかもしれないが、何より、直近2週のレーン騎手に対するファンの印象も悪かったのかもしれない。

2週前のヴィクトリアマイルではソダシに騎乗し、連覇の期待に応えられず2着。それだけでなく、スタート直後の斜行によって過怠金5万円を科されるオマケつき。1週前はオークスコナコーストに騎乗し大敗。ともにデビュー以来吉田隼人騎手、鮫島克駿騎手が騎乗してきた馬だけに、ファンの心証も悪かったのかもしれない。

もちろん何でもかんでも上位騎手に乗り替わればいいとは思わないが、一方で、何でもかんでも同じ騎手が乗り続ければいいとも思えない。とりわけソダシの場合は近走結果が出ていなかったことは事実だし、何よりデビュー以来同じ騎手が乗り続けることはメリットもある一方、パターンが決まってしまうデメリットもある。

今、プロ野球の世界では「現役ドラフト」で移籍した選手の活躍が目立っている。本稿で野球の話を長々するのもアレなので詳細は「大竹耕太郎」選手や、「細川成也」選手について興味があれば調べていただきたいが、もともといたチームでは燻っていた、あるいは出番がなかった選手が、異なるチームへ移籍し大活躍する。もちろん馬も人もベースとして能力があってこそではあるが、環境の変化がもたらす恩恵は大きい。

タスティエーラはデビュー戦がムーア騎手。その後福永騎手、そして弥生賞~皐月賞は松山騎手、日本ダービーではレーン騎手が騎乗した。各レースを観ると、それぞれのジョッキーの特徴がよく見える。初戦からビッシリ気合を入れるムーア騎手、教育を重視する福永騎手、正攻法の松山騎手、そしてムーア騎手に近いが、やや柔らかさもあるレーン騎手。走るのは馬、されど走らせるのは人。人によって引き出す馬の長所もそれぞれだ。

テン乗りでの日本ダービー制覇はなんと69年ぶりらしい。もっとも、2年前にはシャフリヤールが乗り替わりとして36年ぶりの日本ダービー制覇を果たしている。時代は変化していることを感じさせる日本ダービーだった。今後も既存のコンビにこだわらず、乗り替わりによって引き出される新たな可能性を楽しみに競馬を観て行きたい。

~今週末の注目馬~

というわけで今週も、最後は安田記念の注目馬で締めたい。

ソダシ川田将雅騎手)

注目はソダシ川田将雅騎手。
デビュー以来コンビを組んできた吉田隼人騎手からレーン騎手に乗り替わった前走は、道中2番手から抜け出す形。近走はやや位置取りが下がることも多かった本馬にとって、乗り替わりによって再び位置を取る競馬をできたことは大きな収穫だった。今回は川田騎手。川田騎手はダノンスマッシュラヴズオンリーユーウシュバテソーロなど、完成期を迎えた古馬への乗り替わりに強いジョッキー。キレるというよりはバテないしぶとさを武器とするソダシとも手が合うはずで、人気でも有力だろう。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年5月28日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年05月28日号】特選重賞データ分析編(360)~2023年安田記念
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 競馬法100周年記念 農林水産省賞典 安田記念 2023年06月04日(日) 東京芝1600m


<ピックアップデータ>

【“前年以降の、JRAの、G1のレース”において“着順が5着以内、かつ4コーナー通過順が9番手以内”となった経験の有無別成績(2017年以降)】
○あり [4-6-6-30](3着内率34.8%)
×なし [2-0-0-48](3着内率4.0%)

 ビッグレースを主戦場としてきた馬が中心。2017年以降の3着以内馬18頭中16頭は、前年以降のJRAG1で“着順が5着以内、かつ4コーナー通過順が9番手以内”となった実績のある馬でした。G2・G3や重賞以外のレースにおけるパフォーマンスを高く評価されている馬は強調できません。

主な「○」該当馬→ジャックドールセリフォスソダシナミュール
主な「×」該当馬→ガイアフォースレッドモンレーヴ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“東京の、重賞のレース”において“着順が1着、かつ上がり3ハロンタイム順位が5位以内”となった経験がある」馬は2017年以降[5-6-6-24](3着内率41.5%)
主な該当馬→セリフォスソダシレッドモンレーヴ

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2023年5月26日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】日本ダービーの穴は皐月賞○○馬/日本ダービー展望
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オークスリバティアイランドが好位から難なく抜け出し2冠達成。ゲートや距離など、懸念した課題をあっさりとクリアして、6馬身差の完勝だった。順調なら秋華賞もかなり有力で牝馬3冠の期待が大きく膨らみそうだ。

2着ハーパーリバティアイランドの後ろをマークする形で追走。強い馬の後ろは進路ができるということを上手く利用した好騎乗だった。今回は相手が悪かった。3着ドゥーラは昨年札幌2歳Sの勝ち馬。札幌2歳Sでは今回穴人気していたドゥアイズを下しており、その後のチグハグな内容で人気急落だったが、ポテンシャルは高かった。

15番人気ドゥーラの3着激走により、オークスはこれで4年連続2ケタ人気馬が馬券圏内。カレンブーケドールウインマイティースタニングローズはその後も活躍しており、結果的にはオークス時点での人気がなさ過ぎただけ。ドゥーラも今後の成長次第では期待できそうだ。

さて、今週末はいよいよ競馬の祭典・日本ダービー。同じ東京芝2400mが舞台になるが、オークス桜花賞から800mの距離延長、3歳牝馬にとって過酷ともいえる2400m。一方、日本ダービー皐月賞から400mの距離延長。中山最終週の皐月賞はスタミナも問われるレースで、そこで好走できている馬の多くは、距離不安はない。したがって、基本的には皐月賞で上位好走馬や上位評価を受けていた馬が順当に走るレースだ。

人気面の傾向を見ても明らかで、過去10年の連対馬20頭のうち19頭は5番人気以内。逆にいえば6番人気以下で連対圏まで来た馬は2019年の勝ち馬・ロジャーバローズただ一頭だけ。同じ2013年~2022年の10年間でのオークスのデータを見ると、6番人気以下の馬が5連対と健闘しており、波乱度でいえば日本ダービーオークス。ダービーは基本的に人気馬の中から軸を選ぶレース。

一方で3着まで広げると、過去10年で6番人気以下の馬が下記の通り6頭馬券に絡んでいる。穴を狙うならこのゾーンだろうか。

2013年 アポロソニック 8番人気3着
2014年 マイネルフロスト 12番人気3着
2018年 コズミックフォース 16番人気3着
2020年 ヴェルトライゼンデ 10番人気3着
2021年 ステラヴェローチェ 9番人気3着
2022年 アスクビクターモア 7番人気3着

前述した伏兵で唯一連対(勝利)したロジャーバローズは1枠1番だったが、穴をあけた上記6頭のうち5頭も真ん中より内寄りの枠に入っていた。というわけで、日本ダービーは5番人気以内の能力上位馬と内枠の伏兵でだいたい決まるというのが過去の傾向…と書いてはみたものの、ありきたりでまったく面白くない。

加えて近年のダービー当日の馬場は以前ほど内有利にはならなくなっており、果たして上記のデータ通りに決まるのだろうか?

というわけで、別の視点でもう一つ。近年は皐月賞当日の馬場悪化が顕著で、明らかに当日は内枠が不利な馬場になっている。その視点で見ると、ヴェルトライゼンデ皐月賞で4枠8番、ステラヴェローチェは同2枠3番、アスクビクターモアは同1枠2番。いずれも不利な内枠でひとケタ着順に踏ん張っていた。

この理論で行くならば、今年も皐月賞内枠馬の巻き返しが怖い。4番枠で5着のショウナンバシット、8番枠で7着のトップナイフ、5番枠で9着のフリームファクシが該当するが…。どうも歯切れが悪いのはこの3頭いずれも中山の方が合っていそうな点。そこでもう一頭穴馬を考えるならばベラジオオペラはどうか。皐月賞は外枠だったが、道中外からマクられ、内で苦しい競馬。それでもラストはそこそこ粘っていた。スタミナもありそうなので、少し相手に加えてみてもいいかもしれない。

~今週末の注目馬~

というわけで今週も、最後は日本ダービーの注目馬で締めたい。

タスティエーラ(ダミアン・レーン騎手)

注目はタスティエーラ&ダミアン・レーン騎手。
共同通信杯→弥生賞→皐月賞日本ダービーという最近のトップホースにしてはやや詰まったローテでの参戦になるが、差し遅れた共同通信杯から弥生賞ではキッチリ巻き返し、皐月賞でもソールオリエンスの差し脚には屈したものの2着と好走。トップレベルの能力を見せた。
今回さらにプラスになりそうなのがレーン騎手の騎乗。前2走の手綱を取った松山騎手も上手く乗っていたが、本馬に関していえば追わせるタイプなので外国人騎手と手が合いそう。実際デビュー戦でムーア騎手が騎乗した際の伸びが一番良かった。ヴィクトリアマイルソダシオークスコナコーストと、レーン騎手はG1での乗り替わりで結果を出し切れていない影響で多少人気面が甘くなりそうな点もプラス。ソフトタイプ向きでいかにも手が合わなそうだったコナコーストとは異なり、タスティエーラはハードに追われて伸びる馬。この乗り替わりはプラスになる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年5月19日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】JRA史上最高配当から考える複勝戦略/オークス展望
閲覧 1,637ビュー コメント 0 ナイス 2


先週のヴィクトリアマイルソングラインが馬群を抜け出して勝利。昨年の無念を晴らした。戸崎騎手は基本的に馬群を突くよりも外に出したいジョッキー。今回も外に持ち出す予定だったようだが、結果的には内枠で外に出せなかったことが功を奏した形。馬場自体は外も伸びていたが、ヴィクトリアマイルはスンナリ隊列が決まり先行イン有利の競馬だった。2着のソダシとともに順調ならば安田記念で再戦する可能性があるので、改めての対決を楽しみにしたい。

さて、先週G1以外で大きな話題を集めたのが、JRA史上最高の複勝配当が飛び出した土曜の京都5R。最低人気のニホンピロパークスが2着に入り、複勝は18,020円という超高額配当になった。

このことから我々が学べることを少しまとめてみたい。

複勝配当は当然のことながら、人気がない馬が走れば高額になるのだが、それ以上に重要なのが残る2頭との兼ね合いだ。今回のニホンピロパークスも複勝オッズは、以下の通りかなりレンジ(幅)があった。

ニホンピロパークス 複勝オッズ 39.2-201.5倍

最低だと3,920円、最高だと20,150円。今回はかなり最高値に近い結果となったわけだが、それをアシストしたのは単勝1.6倍で敗れたスイープアワーズだろう。スイープアワーズはこのレースで8着と複勝圏内に入れず。1倍台の断然人気馬が敗れたことで複勝配当がかなり高めにブレることとなった。実はこれまでの複勝配当の記録を持っていたヴィヴィアンも同様のケースだった。ヴィヴィアンは、2010年6月26日福島2Rで16番人気3着と激走し、複勝配当は16,110円。このレースでも単勝1.6倍のユキノラムセスが9着に敗れていた。

複勝配当は1倍台の人気馬が圏外に敗れると一気に跳ね上がる。つまり、複勝を狙う場合はその馬自身が走るかどうかがもちろん最も大事なのだが、同時に、断然の支持を集める馬が4着以下に敗れる可能性があるかを判断することも大事ということ。複勝で勝負する際は、心に留めておきたい。

また、ニホンピロパークスは水口騎手、ヴィヴィアンは中谷騎手が騎乗していた。そして、ともに大手の牧場の生産馬ではなく、新ひだか町生まれだ。穴をあけるのはいつの時代も、どちらかといえば地味なジョッキー、地味な育ちの馬だというのは間違いなさそうだ。

~今週末の注目馬~

さて今週も、最後はオークスの注目馬で締めたい。

ゴールデンハインド菅原明良騎手)

注目はゴールデンハインド菅原明良騎手。
前走のフローラSは相手関係や展開に恵まれたのは間違いないが、それでもゴール前は詰め寄られているように見えてむしろ差は詰まっていなかった。父ゴールドシップ譲りの豊富なスタミナを示した一戦と言えるだろう。ゴールドシップ産駒はこれまでオークスで(1-0-1-1)、ユーバーレーベンが3番人気1着、ウインマイティーが13番人気3着と好走している。ゴールデンハインドも自分の形に持ち込めればチャンスがあるはずだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年5月7日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年05月07日号】特選重賞データ分析編(357)~2023年ヴィクトリアマイル
閲覧 2,058ビュー コメント 0 ナイス 5



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 ヴィクトリアマイル 2023年05月14日(日) 東京芝1600m


<ピックアップデータ>

【前走の出走頭数別成績(2017年以降)】
×12頭以下 [0-0-1-23](3着内率4.2%)
○13頭以上 [6-6-5-64](3着内率21.0%)

 少頭数のレースを経由してきた馬は過信禁物。2017年以降の3着以内馬18頭中17頭は、前走の出走頭数が13頭以上でした。今年は主要な前哨戦のひとつである阪神牝馬ステークスが12頭立てだったので、この組の扱いに注意しましょう。

主な「○」該当馬→スターズオンアースソダシメイケイエール
主な「×」該当馬→イズジョーノキセキサウンドビバーチェソングライン


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「生産者がノーザンファーム」の馬は2017年以降[5-3-3-27](3着内率28.9%)
主な該当馬→ソダシソングラインメイケイエール

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ソダシの口コミ


口コミ一覧

マイルCS!能力 比較

 🟦 リバティ 🟦 2023年11月15日(水) 18:17

閲覧 123ビュー コメント 0 ナイス 14

明らかに G 1 級 シュネル!
だが!
能力 通りに!
決まらない!
のが 競馬!
そこで

昨年 シュネルは負けた!
負けた原因は必ずある!
例えば!
馬場が合わなかった!
スムーズな競馬が!
できなかった!
など!
色々考えられる!
能力は確かなものが!
あるが!


そこで私は 他の馬に!
注目してみた!
安田記念 を考えてみた!
ソダシ という馬がいた!
この馬を !
ものさしにして!
考えた場合!

どうなのか!
(ソダシに先着している)
そこで !
レッド モンレーブが!

G 1 でもたりるのでは!
ないかと 思った!

セリフォスは強いか!




 シベール 2023年10月25日(水) 10:47
アルテミスステークスの歴史・・・・・
閲覧 131ビュー コメント 0 ナイス 3

アルテミスステークスの歴史は浅いのですね・・・・
今年が第12回ですからね・・・・・
ここを勝って桜花賞馬になったのは、ソダシ1頭だけ。
阪神JFを勝った馬も、ソダシの他はラッキーライラックとメジャーエンブレムの計3頭のみ。
まだ2歳馬の10月ですから・・・・・
阪神JFは間近ですが、桜花賞までは6か月・・・・・
これからどんな馬が出てくるのか・・・・分からない、と思った方が自然なのでは・・・・
新しい馬か、これからの2歳、3歳限定重賞で勝てないまでも2着、3着に惜敗しながら力を蓄えて桜花賞で爆発する、スターズオンアースみたいな馬の出現か???
要は今回はチェルヴィニアが一歩リードと思いますが来年はまだまだ分からないよ、と言うお話です。

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 trance30 2023年10月14日() 10:07
今日の注目馬
閲覧 133ビュー コメント 0 ナイス 3

〇今日の軸馬
・京都2R ①ヒロノラメール ・京都8R ③ジュンゴールド
・京都10R ⑤ヘネラルカレーラ ・東京2R ②キャネル
・東京4R ②ブレイゼスト

○今日の複勝馬
・新潟
 2R ⑥スペイドアン(A) 6R ⑧ウインディオーネ(A) 10R ③ジェモロジー(B)

・京都
 3R ⑨バレルターン(A) 5R ⑦アドマイヤアストラ(B) 6R ⑥ヴェルテンベルク(A)

・東京
 5R ⑨ボーモンド(A) 7R ⑥エクセレントタイム(B) 9R ⑫アマンテビアンコ(B)
 10R ③ヴェールアンレーヴ(B)

〇前回の結果
 軸 京都7⑦3着 東京5③6着 東京10⑧14着 東京11⑤3着 東京12⑤1着
 A 京都5⑥3着 京都6②1着 京都9⑥9着 東京4⑤1着 東京7③5着
 B 京都4④9着 京都10⑬1着 京都12⑤1着 東京8⑫4着 東京9⑬9着
 軸[195-87-47-91] A[163-85-61-111] B[136-87-56-141]

〇今日の気になる馬
・東京9R ⑫アマンテビアンコ
 先週ソダシの電撃引退が発表された。
 “白毛のアイドルホース”としての
 存在感を示してきただけに、次なる
 アイドル白毛馬の出現を期待したい。
 その候補の1頭となりそうなこの馬。
 ソダシのいとこにあたる白毛馬で、
 母はダート交流重賞3勝馬。これに
 ヘニーヒューズとの配合となれば、
 ダートが合わないはずがない。ちな
 みに、同じ祖母を持つママコチャは
 今月GⅠを制している。
 新馬勝ちがなかなかの好内容で、ス
 タートが速くすぐさま流れに乗ると、
 道中は前の馬を壁にし我慢を利かせ、
 3F目から12秒台前半で最後までラ
 ップが落ちずタフなペースだったが、
 直線ではジワジワとエンジンが掛か
 り、抜け出した先行馬たちを上がり
 最速タイの36秒5で余力十分に差し
 切ってみせた。勝ち時計1分25秒5
 は、6月の東京ダート7Fの2歳新
 馬戦で歴代2位タイの好時計だった。
 本馬の魅力は500キロ超の馬体から
 繰り出すパワフルな動きで、1週前
 には古馬2、3勝クラスと併せて互
 角以上の動きを見せた。
 放牧を挟んで成長しており、調教か
 らも2戦目の上積みが相当見込める。
 今回は1F延長になるが、前走で見
 せた長く良い脚があれば対応可能。
 全馬が前走を勝っているが、東京を
 勝ったのはこの馬だけ。
 新たなアイドル白毛馬としての力量
 を示せるか注目したい。

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コメント一覧
12:
  HELPRO   フォロワー:2人 2023年6月4日() 16:15:32
あーあ、とうとう佐賀人の下手クソを晒しちゃったね、このバカは!
学校上がりの後輩を威嚇して自分に技術がある様に見せかけるのももう限界だね。
そもそも人の馬に乗せられるほどお前は上手くもくそもない。片輪浜ちゃんのお陰でリーディングに就いてるだけのただのド下手はもう要らないのでとっとと去れやバカは!
11:
  HELPRO   フォロワー:2人 2023年5月14日() 15:53:38
流石は外人。吉田隼人とは技量が違う。是で次戦は外人なら必勝体制。競馬学校上がりのボンクラ共とは基本が違う。
10:
  HELPRO   フォロワー:2人 2022年10月15日() 15:53:38
鞍上をもっと良くする事を考えるべき!

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2023年6月4日安田記念 G17着
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2023年6月4日 安田記念 G1 7着
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