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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 2 | 牡2 | 55.0 | 佐々木大 | 栗 須貝尚介 | 500(-2) | 1.50.3 | 4.3 | 3 | 36.6 | ⑥⑥⑥② | |||
2 | 1 | 1 | 牝2 | 55.0 | 横山武史 | 栗 上村洋行 | 484(+2) | 1.50.3 | ハナ | 23.4 | 6 | 36.3 | ⑥⑥⑧⑤ | ||
3 | 6 | 8 | 牡2 | 55.0 | 鮫島克駿 | 美 堀宣行 | 440(-2) | 1.50.5 | 1 1/2 | 3.5 | 1 | 36.4 | ⑪⑪⑩⑤ | ||
4 | 8 | 12 | 牡2 | 55.0 | 杉原誠人 | 美 千葉直人 | 464(-2) | 1.51.1 | 3 1/2 | 7.0 | 5 | 37.8 | ⑤⑤②③ | ||
5 | 5 | 5 | 牝2 | 55.0 | 大野拓弥 | 美 加藤士津 | 450(0) | 1.51.4 | 1 3/4 | 89.2 | 11 | 37.1 | ⑨⑩⑪⑩ | ||
6 | 3 | 3 | 牡2 | 55.0 | 横山和生 | 栗 昆貢 | 498(-4) | 1.51.4 | クビ | 6.4 | 4 | 37.9 | ②③④③ | ||
7 | 8 | 11 | 牡2 | 55.0 | 北村友一 | 栗 藤原英昭 | 490(+2) | 1.51.5 | クビ | 3.5 | 2 | 38.4 | ①①①① | ||
8 | 4 | 4 | 牡2 | 55.0 | 岩田康誠 | 美 武市康男 | 484(+18) | 1.51.6 | 1/2 | 23.7 | 7 | 37.8 | ⑥⑥⑥⑨ | ||
9 | 7 | 10 | 牡2 | 55.0 | 斎藤新 | 栗 杉山佳明 | 440(-8) | 1.51.6 | クビ | 141.5 | 12 | 37.0 | ⑫⑫⑫⑩ | ||
10 | 5 | 6 | 牡2 | 55.0 | 永野猛蔵 | 美 水野貴広 | 452(-8) | 1.52.9 | 8 | 41.2 | 8 | 38.9 | ⑨⑨⑧⑫ | ||
11 | 7 | 9 | 牡2 | 55.0 | 菱田裕二 | 栗 岡田稲男 | 460(-10) | 1.53.1 | 1 1/4 | 51.8 | 9 | 39.9 | ②②②⑦ | ||
12 | 6 | 7 | 牡2 | 55.0 | 丹内祐次 | 美 松山将樹 | 438(-2) | 1.54.0 | 5 | 85.6 | 10 | 40.6 | ②③④⑦ |
ラップタイム | 12.3 - 11.8 - 12.2 - 12.5 - 12.2 - 12.1 - 12.6 - 12.2 - 12.4 |
---|---|
前半 | 12.3 - 24.1 - 36.3 - 48.8 - 61.0 |
後半 | 61.5 - 49.3 - 37.2 - 24.6 - 12.4 |
■払戻金
単勝 | 2 | 430円 | 3番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 2 | 160円 | 3番人気 |
1 | 400円 | 6番人気 | |
8 | 150円 | 1番人気 | |
枠連 | 1-2 | 3,950円 | 12番人気 |
馬連 | 1-2 | 4,070円 | 12番人気 |
ワイド | 1-2 | 1,350円 | 14番人気 |
---|---|---|---|
2-8 | 310円 | 1番人気 | |
1-8 | 1,260円 | 13番人気 | |
馬単 | 2-1 | 5,650円 | 22番人気 |
3連複 | 1-2-8 | 4,100円 | 14番人気 |
3連単 | 2-1-8 | 26,070円 | 87番人気 |
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◆アスクシュタイン・藤原和助手「調整は順調。前2走は逃げる競馬だったが、ハナにはこだわらない」
◆アルマヴェローチェ・柴原助手「だいぶ走る気を見せていた。少しずつ力をつけている」
◆ショウナンマクベス・北川助手「高かったテンションも、日ごとに落ち着いてきた」
◆トップオンザヒル・菱田騎手「稽古の動きは時計を含めてまずまず。どこまでやれるか」
◆ニシノタンギー・永野騎手「いい背中をしているし、全体に力をつけてくれば…」
◆バセリーナ・太田助手「札幌入厩後も落ち着いているし、稽古の動きも良かった」
◆ファイアンクランツ・堀師「心肺機能と能力は高く、スムーズにレースができれば」
◆マジックサンズ・佐々木騎手「条件が上がった方が競馬はしやすいはず」
◆マテンロウサン・昆師「能力はある馬。これから良くなってきそう」
◆モンドデラモーレ・千葉師「時計のかかる馬場は大丈夫だし、小回りにも対応できると思う」
◆レーヴドロペラ・大野騎手「脚質的に距離延長は問題ない。気持ちを乗せて走れれば」
◆ローレルオーブ・大橋助手「勝てば連闘は考えていた。上積みはあると思う」
2014年以降(過去10年)の1~3着馬30頭の前走使用距離を確認すると、芝1500m、芝1600m、芝1800mの3組に集約される。これ以外のステップで臨んだ馬は、いずれも複勝圏に届いていない。
(減点対象馬)
⑨トップオンザヒル
前走の成績に関しては、OPクラスなら2着以内かつ上がり3Fタイム3位以内、OPクラス以外であれば1着かつ上がり3Fタイム3位以内が理想。2014年以降の1~2着全馬が該当する。この条件を満たしていない馬は、連対(2着以内)候補から外したほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
④ショウナンマクベス ⑦バセリーナ ⑨トップオンザヒル
2014年以降、前走の単勝人気が7番人気以下だった馬の馬券(3着以内)圏内はゼロ。前走で単勝6番人気以内に支持されなかった馬は、それだけで大きな減点対象となる。
(減点対象馬)
⑤レーヴドロペラ ⑨トップオンザヒル ⑫モンドデラモーレ
2014年以降の1~2着馬20頭の前走位置取りを見直すと、最終4角通過順が5番手以下だった馬が、当レースで2着連対圏を確保した事例は1頭だけ。その1頭は前走東京からの臨戦馬だった。前走4角5番手以下通過馬を狙う場合は、前走の開催場に注意したいところだ。
(減点対象馬)
⑩ローレルオーブ
2014年以降の1~2着馬20頭中15頭は、北海道(札幌・函館)の洋芝コースで上がり3Fタイム2位以内をマークしたことがあった。残る5頭は、いずれも北海道以外の新馬戦からの参戦馬。洋芝コースに出走歴がありながらも上がり3Fタイム2位以内を記録したことがない馬や、前走新馬組以外の洋芝コース未経験馬は、連対(2着以内)候補として推しづらい印象を持つ。
(減点対象馬)
①アルマヴェローチェ ⑤レーヴドロペラ ⑥ニシノタンギー ⑦バセリーナ
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このレースは、U指数二桁順位の馬が頻ぱんに3着以内に入るなど難解な面がある一方、直近5年は3位以内かつ5番人気以内の馬が必ず1頭以上馬券に絡んでおり、攻略の糸口がまったくないわけではない。的中を最優先に考えるのであれば、まずは指数も人気も上位の馬を高く評価すべきだろう。2023年はそのようなスタンスで、上位1~3着馬を完璧に指名することができた。
今年、本命候補として中心視したいのはU指数1位の⑪アスクシュタイン(82.7)だ。メンバー中唯一の2勝馬で、2位以下に3.2以上の指数差を付けている“凄馬”でもある。3連勝馬券の軸には、この馬が最もふさわしいだろう。
1戦1勝馬のなかからは、指数順に2位⑧ファイアンクランツ(79.5)、3位②マジックサンズ(78.0)を素直に上位評価する。2頭ともに加速ラップのレースを鮮やかに勝ち切り、センスの高さと末脚の確かさを示した。あっさり2連勝を決めてもまったく驚けない。
そして最後に、デビュー戦の人気、厩舎、鞍上、臨戦過程、枠順などから人気の盲点になりそうな4位⑫モンドデラモーレ(77.9)に注目したい。
2019年ブラックホール(父ゴールドシップ)、2020年ソダシ(父クロフネ)、2021年ジオグリフ(父ドレフォン)。種牡馬こそ異なるものの、3頭には「母がキングカメハメハ産駒」という共通点がある。2022年においても、1着ドゥーラ(父ドゥラメンテ)、2着ドゥアイズ(父ルーラーシップ)と「父がキングカメハメハ産駒」の2頭でワンツー決着を果たしているほどなので、まずはキングカメハメハの孫世代にあたる馬たちに注目すべきだろう。
ほか、系統別ではステイゴールドの直系も存在感を放ち、2013年レッドリヴェール(父ステイゴールド)、2017年ロックディスタウン(父オルフェーヴル)、2019年ブラックホール(父ゴールドシップ)と3頭の勝ち馬が出ている。なお、同系統は2着に惜敗した馬が躍進するケースにあり、2011年2着ゴールドシップ(父ステイゴールド)は皐月賞と菊花賞、2020年2着ユーバーレーベン(父ゴールドシップ)は優駿牝馬(オークス)を制してクラシックウィナーとなった。
マジックサンズは、父キズナ×母コナブリュワーズ(母の父キングカメハメハ)。これまで同産駒は5頭が出走して3頭が馬券に絡み、残る2頭も人気以上の着順で入線。本馬においては北海道開催と相性がいい一族であることも強調しやすく、2代母アンブロワーズは04年函館2歳Sの勝ち馬であり、直近では半兄コナブラックが札幌スポニチ賞を制している。近年、幅をきかせる「母がキングカメハメハ産駒」に唯一該当する馬としても要注目。
アスクシュタインは、父ドゥラメンテ×母ヴィクトリアズワイルドキャット(母の父Bellamy Road)。同産駒は22年ドゥーラが1番人気に応えて勝利をつかんでいるが、昨年は同じく1番人気でガイアメンテが6着に敗れるなど、気性的に難しい血統なので当てにはしづらい。一方で、嵌ったときの爆発力こそが真髄といえ、それはコスモス賞で7馬身差を付けて快勝した本馬のレースぶりにも垣間見えた。今回もまずは自分との闘いだろう。
ローレルオーブは、父ウインブライト×母ルージュマジック(母の父アフリート)。父はステイゴールドの直仔で、現2歳世代が初年度産駒となる新種牡馬。その父は現役時に中山や香港巧者として名を馳せたが、全9勝のうち5勝が芝1800mであったことも興味深く、種牡馬としても同距離に適性を示している印象を受ける。なお、本馬は従兄にウシュバテソーロがいることを考えると、母系はステイゴールド系種牡馬との親和性も高そうだ。
3歳(現在の2歳)戦の距離体系整備の一環として、1997年に芝1200mから芝1800mへと大幅に距離が延長された札幌競馬場で行われる唯一の2歳重賞。第25回(1990年)のスカーレットブーケ、第26回(1991年)のニシノフラワー、第30回(1995年)のビワハイジなど、1200m戦時代から勝ち馬の多くがその後も重賞戦線で活躍しているが、1800m戦になってからはより濃密なレースへと変貌を遂げることになる。第35回(2000年)のジャングルポケット、第40回(2005年)のアドマイヤムーン、第43回(2008年)のロジユニヴァース、第48回(2013年)のレッドリヴェール、第55回(2020年)のソダシ、第56回(2021年)のジオグリフなど、のちのG1ウィナーやクラシックホースが勝ち馬として名を連ねる紛れもない出世レースだ。