ジオグリフ(競走馬)

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写真一覧
現役 牡6 栗毛 2019年2月25日生
調教師木村哲也(美浦)
馬主有限会社 サンデーレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績21戦[3-2-1-15]
総賞金30,121万円
収得賞金11,700万円
英字表記Geoglyph
血統 ドレフォン
血統 ][ 産駒 ]
Gio Ponti
Eltimaas
アロマティコ
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
ナスカ
兄弟 アルビージャチルカーノ
市場価格
前走 2025/04/12 QエリザベスS G1
次走予定

ジオグリフの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
25/04/12 オー 8 QES G1 芝2000 13--------13** 牡6 59.0 D.レーン木村哲也 --2.04.5 4.1----ヴィアシスティーナ
25/04/05 オー 8 ドンカスタM G1 芝1600 20--------18** 牡6 55.0 D.レーン木村哲也 --1.36.7 1.5----ステフィマグネティカ
25/02/09 東京 11 東京新聞杯 G3 芝1600 1661121.9711** 牡6 59.0 横山武史木村哲也 514
(--)
1.33.4 0.833.7⑭⑭ウォーターリヒト
24/11/02 アメ 11 BCマイル G1 芝1600 10--------5** 牡5 57.0 横山武史木村哲也 --0000 ------モアザンルックス
24/08/18 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 12227.832** 牡5 58.0 横山武史木村哲也 512
(+2)
1.59.9 0.335.0ノースブリッジ
24/06/02 東京 11 安田記念 G1 芝1600 182443.9126** 牡5 58.0 北村宏司木村哲也 510
(+4)
1.32.8 0.534.0④④ロマンチックウォリ
24/03/31 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 163615.485** 牡5 58.0 北村宏司木村哲也 506
(-10)
1.58.5 0.334.9④⑤④④ベラジオオペラ
24/02/25 中山 11 中山記念 G2 芝1800 162410.043** 牡5 58.0 戸崎圭太木村哲也 516
(+12)
1.48.5 0.437.3④⑤⑥④マテンロウスカイ
23/12/03 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 152348.11015** 牡4 58.0 W.ビュイ木村哲也B 504
(-11)
1.55.0 4.441.4④⑤④⑤レモンポップ
23/10/09 盛岡 12 MCS南部杯 G1 ダ1600 14--------9** 牡4 57.0 岩田望来木村哲也 515
(--)
1.37.0 3.2----レモンポップ
23/06/25 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 1771383.1119** 牡4 58.0 岩田望来木村哲也 510
(--)
2.11.9 0.735.8⑦⑦⑧⑥イクイノックス
23/03/25 アラ 9 ドバイWC G1 ダ2000 15--------11** 牡4 57.0 C.ルメー木村哲也 --0000 ------ウシュバテソーロ
23/02/25 サウ 8 サウジカップ G1 ダ1800 13--------4** 牡4 57.0 C.ルメー木村哲也 --1.51.0 0.2----パンサラッサ
22/12/11 香港 8 香港カップ G1 芝2000 12--------6** 牡3 56.0 W.ビュイ木村哲也 499
(--)
2.00.7 1.0----ロマンチックウォリアー
22/10/30 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 15469.159** 牡3 56.0 福永祐一木村哲也 506
(+14)
1.58.3 0.833.6⑥⑦⑦イクイノックス
22/05/29 東京 11 東京優駿 G1 芝2400 187155.947** 牡3 57.0 福永祐一木村哲也 492
(-2)
2.22.9 1.034.9⑩⑩⑪⑪ドウデュース
22/04/17 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 187149.151** 牡3 57.0 福永祐一木村哲也 494
(-4)
1.59.7 -0.134.3⑤⑤⑥イクイノックス
22/02/13 東京 11 共同通信杯 G3 芝1800 11553.412** 牡3 57.0 C.ルメー木村哲也 498
(+2)
1.48.1 0.234.0④⑤ダノンベルーガ
21/12/19 阪神 11 朝日杯FS G1 芝1600 157133.225** 牡2 55.0 C.ルメー木村哲也 496
(+4)
1.34.0 0.534.5⑭⑬ドウデュース
21/09/04 札幌 11 札幌2歳S G3 芝1800 10892.111** 牡2 54.0 C.ルメー岩戸孝樹 492
(+2)
1.49.1 -0.736.1⑨⑨⑤アスクワイルドモア

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ジオグリフの関連ニュース

6月29日福島の新馬戦(芝1800メートル)を快勝したロスパレドネス(美・木村、牡2)は、札幌2歳S(9月6日、札幌、GⅢ、芝1800メートル)に向かうことが14日、分かった。所有するサンデーサラブレッドクラブが発表した。

全兄ジオグリフは同レースを制しており、兄弟制覇を目指す。現在は福島・ノーザンファーム天栄で乗り込んでいるが、調教を進めて出走態勢が整わなければ、秋に向けて進める予定。

【若駒ピカイチ】ロスパレドネスは皐月賞馬ジオグリフの全弟 ルメール騎手「最後もいい脚を使って楽勝でしたね」 2025年7月1日(火) 04:56

ロスパレドネス(6月29日、福島新馬、芝1800メートル)=美・木村、牡、父ドレフォン、母アロマティコ、母の父キングカメハメハ

《戦評》スタートを五分に出て中団で折り合い重視。4コーナー手前から馬群の外に持ち出してスパートし、直線半ばで先頭に立つと、ルメール騎手が気を抜かないように促す程度で余力を残して快勝した。

《血統》全兄ジオグリフは2022年の皐月賞馬で、毛色(栗毛)やルックスもよく似ている。母は芝1400~2000メートルで6勝をマーク。芝2000メートル前後が活躍の場となりそうだ。

《将来性》496キロと恵まれた体で、若駒らしからぬ落ち着きもある。ルメール騎手は「スタートがよくて、道中も我慢が利いていた。最後もいい脚を使って楽勝でしたね」と合格点を与えた。順調にいけば、来年のクラシックを狙える逸材なのは確かだ。(片岡良典)

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ルメール騎手が10年ぶり参戦の福島競馬でV「やっと勝てた」 2025年6月29日() 13:42

福島5R(2歳新馬、芝1800メートル)は皐月賞ジオグリフの全弟で1番人気のロスパレドネス(美・木村)が勝ち、騎乗したルメール騎手は約10年ぶりに参戦した福島で久々の勝利をあげた。「やっと勝てた。(土日で10戦目でのVに)しようがないね」とルメール騎手。

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【2歳新馬・福島5R】ロスパレドネスが末脚伸ばし快勝!皐月賞馬ジオグリフの全弟が白星発進 2025年6月29日() 13:21

6月29日の福島5R(2歳新馬、芝1800メートル、13頭立て)は、クリストフ・ルメール騎手の1番人気ロスパレドネス(牡、美浦・木村哲也厩舎)が中団追走から勝負どころで外々を回って直線に入ると、勢いよく末脚を伸ばして快勝。2022年の皐月賞ジオグリフの全弟が、鮮やかに白星発進を決めた。タイムは1分49秒5(良)。

2馬身差の2着にはマイネルヴェーゼン(7番人気)、さらに1馬身差遅れた3着にコントレイル産駒のジーネキング(3番人気)が入った。

ロスパレドネスは、父ドレフォン、母アロマティコ、母の父キングカメハメハという血統。

◆C・ルメール騎手(1着 ロスパレドネス)「本当にいい勉強になりました。スタートがよくて我慢もできていたし、最後もいい脚を使ってくれて楽勝でした。(約10年ぶりに参戦した福島で)やっと勝てた」

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【福島5R・2歳新馬】ジオグリフの全弟ロスパレドネスが差し切りVデビュー 2025年6月29日() 12:52

29日の福島5R・2歳新馬(芝1800m)は、C.ルメール騎手騎乗の1番人気ロスパレドネスが勝利。

道中は6番手を追走し、4コーナーにかけて進出を開始すると、直線半ばできっちり差し切って完勝発進を決めた。

勝ちタイムは1分49秒5(良)。
2着に7番人気マイネルヴェーゼン、3着に3番人気ジーネキング
なお2番人気のパッセージピークは最下位13着に敗れた。

勝ったロスパレドネスは、父ドレフォン、母アロマティコ、母父キングカメハメハという血統の2歳牡馬。美浦・木村哲也厩舎の管理馬で、生産者はノーザンファーム。馬主は有限会社サンデーレーシング。

■払戻金
単勝 :9   220円(1番人気)
複勝 :9   130円(1番人気)
    8   410円(7番人気)
    13   170円(3番人気)
枠連 :6-6  2,550円(13番人気)
馬連 :8-9  2,890円(12番人気)
ワイド:8-9  860円(11番人気)
    9-13  370円(2番人気)
    8-13  1,300円(18番人気)
馬単 :9-8  3,780円(15番人気)
3連複:8-9-13 3,700円(9番人気)
3連単:9-8-13 17,960円(49番人気)

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【今週の注目新馬】皐月賞馬の全弟ロスパレドネス、陣営「学習能力が高い」/日曜福島5R 2025年6月27日(金) 04:54

ロスパレドネスは2022年の皐月賞ジオグリフの全弟。25日には美浦Wコースで5ハロン68秒3─11秒4をマークし、3頭併せの真ん中で内と併入、外に1馬身先着した。「口向きの課題を修正しながら乗り進めてきました。教えたことは吸収しているし、学習能力が高い。兄に比べると筋肉質の体つきで、いい脚を長く使うようなタイプ。いつも元気良く動けているし、態勢は整ったと思います」と太田助手。馬体重は490キロ前後。血統的にも初戦から注目だ。

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ジオグリフの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


6月25日(日)阪神11R 第64回宝塚記念(3歳以上G1・芝2200m)


【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)

<休み明けでの出走>

イクイノックス(ドバイSC:1着(海外)3ヶ月)<B> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間は早めに栗東へ移動して滞在での調整。右回りでの追い切りもあるが、この馬としては力みがあり終いの伸び脚が物足りなくも見える。

ヴェラアズール(ドバイWC:13着(海外)3ヶ月)<C> <優先出走馬(ファン投票)>
海外帰りの休み明け。この中間乗り込み量は豊富も、1週前追い切りを見ると良い時のような前進気勢があまり感じられない。時計は出ているが終いの伸び脚は平凡。

ジオグリフ(ドバイWC:11着(海外)3ヶ月)<B>
この馬も早めに栗東へ移動しての調整で、CW、坂路と好時計が出ていて順調な仕上がり。1週前の動きを見ると、重め感はないがもう少し気合乗りがほしい感じ。

スルーセブンシーズ(中山牝馬S:1着、448kg(+4kg)3ヶ月半)<A>
中山牝馬Sからの休み明けで、こちらも栗東に移動しての調整。デビューから休み休み使われ、馬体も増えてきている馬だが、1週前は強めに追われて力強い動きを披露と、ここも仕上がりは良さそう。


<前走:天皇賞(春)出走馬>(中7週)

ジャスティンパレス(1着、472kg(±0kg))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間もこれまでと同じように1週前に併せ馬で強めに追われた。ただ、持ったままの併走相手に追って追って何とか先着という内容で、もともとスッと反応できる馬ではないものの今回はズブさが目立ち、重め感あり。

ディープボンド(2着、504kg(-10kg))<A> <優先出走馬(ファン投票)>
前走は10キロ減で仕上がりが良かったがパドックではかなりうるさかった。この中間は、1週前までに坂路、CWで強め3本と昨年とほぼ同様の内容だが、さらに動きが良化し前走以上のデキで臨めそう。

ブレークアップ(4着、496kg(+2kg))<C>
土曜追いの厩舎で、3週連続CWで速いタイムを計時。ただ、前走時と比べると坂路での時計が平凡。

アスクビクターモア(11着、482kg(±0kg))<A> <優先出走馬(ファン投票)>
この春3戦目となるが、この中間は南Wでの追い切りプラス2歳時以来のプール調教も取り入れられての入念な乗り込み。1週前追い切りでは前走時のような前半手控えた内容ではなく、気分良く走らせて直線もかなりハードに追うという、迷いなく思い切りの良さを感じさせるスパーリングを敢行している。


<前走:香港QE2世C出走馬>(中7週)

ダノンザキッド(5着(海外))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間は坂路での時計が平凡。CWでの追い切りの動きを見ても、前半は首が上がってしまい走る気持ちが伝わってこない。

ジェラルディーナ(6着(海外))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間は1週前に強めに追われて本来の調整内容。ただ動きを見ると、重心が高めでやや力みがある点で、良い時と比べると少々物足りない。


<前走:鳴尾記念出走馬>(中2週)

ボッケリーニ(1着、468kg(+2kg))<C>
前走時は追い切りの動きも良く好仕上がりだったが、今回はあまり実績のない中2週での出走。日曜に坂路で時計が出ているが軽めの調整で、上積みまではどうか。

モズベッロ(6着、496kg(+4kg))<B>
3年前に3着の好走実績があり、中2週のこの中間も軽めの調整ではあるものの良い時の動きに近づいてきている。近走は詰めてレースを使えていることからも、出来の良さが感じられる。

カラテ(9着、538kg(+4kg))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間も坂路での調整でガラッと良くなった感じはないが、大きな馬で力強さはあり調子落ちはなさそう。


<前走:その他のレース出走馬>

ユニコーンライオン(豪州QES:5着(海外)中10週)<D>
前走からの乗り込み量は少ない。1週前の動きを見ても、好調時のような鞍上がハミにぶら下がる感じがなく、長手綱で押しても伸びきれず重い動き。

ドゥラエレーデ日本ダービー:中止、512kg 中3週)<B> <優先出走馬(ファン投票)>
前走落馬競走中止のためここに出走してきた。中3週になるが、休み明けの前走を使われて1週前には日曜、水曜とかなり良い時計をマーク。出来自体は良さそう。

プラダリア目黒記念:5着、464kg(+4kg)中3週)<D>
休み明けの前走時は、パドックでは緩さが残っているように見せていた。この中間も坂路では速い時計が出ておらず、変わり身はあまり感じられない。

ライラック目黒記念:9着、438kg(+4kg)中3週)<B> <優先出走馬(ファン投票)>
1週前は、前走時よりも手応えに余裕が窺え、終いの動きも好反応だった。

ウインマイティーブローザホーンミクソロジーの3頭は出走回避の予定。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、アスクビクターモアディープボンドスルーセブンシーズの3頭をあげておきます。


◇今回は宝塚記念編でした。
早いものでJRA春G1も最終戦の宝塚記念を迎えることになります。今年はこのコラムで推奨した馬たち(日本ダービータスティエーラオークスハーパードゥーラ/天皇賞春:ディープボンドシルヴァーソニック......)が好成績を残していて、少しでも的中のヒントとして参考になっていたら嬉しい限りです。
このコラムで推奨した馬たちが好走するということは、1週前までにどれだけ状態を仕上げられているかが重要になっていることの表れでもあると思っています。JRAでもレースの週になれば、参考レースや調教VTRなどを提供していますが1週前追い切りの映像などは探しにいかなければなかなか見られない状況にあります。そのあたり、当コラムの役割であり価値ととらえ、これからも皆さまの参考となるよう心掛けてやっていきますので、どうぞよろしくお願いします。


宝塚記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2023年6月18日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年06月18日号】特選重賞データ分析編(363)~2023年宝塚記念
閲覧 2,240ビュー コメント 0 ナイス 5



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 宝塚記念 2023年06月25日(日) 阪神芝2200m内


<ピックアップデータ>

【“阪神の、G1のレース”において2着以内となった経験の有無別成績(2019年以降)】
○あり [4-2-3-7](3着内率56.3%)
×なし [0-2-1-41](3着内率6.8%)

 近年は阪神のG1で優勝を争ったことのある馬が優勢。なお“阪神の、G1のレース”において2着以内となった経験がない、かつ“同年の、中山・阪神の、出走頭数が14頭以上のレース”において“着順が4着以内、かつ4コーナー通過順が5番手以下”となった経験のない馬は2019年以降[0-0-0-34](3着内率0.0%)と苦戦していました。阪神のG1で連対を果たしたことがない馬のうち「勢いに乗っている中山・阪神向きの差し馬」とも言い難い馬は、評価を下げるべきでしょう。

主な「○」該当馬→ジェラルディーナディープボンド
主な「×」該当馬→イクイノックスヴェラアズールジオグリフボッケリーニ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「出走数が22戦以内」の馬は2019年以降[4-4-4-30](3着内率28.6%)
主な該当馬→イクイノックスジェラルディーナジオグリフディープボンド

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2023年3月25日() 12:00 甘粕代三
【ドバイワールドカップデー2023】レース展望④ドバイシーマクラシック・ドバイワールドカップ
閲覧 2,553ビュー コメント 0 ナイス 2

ドバイワールドカップデー展望第3回を公開した直後、ドバイターフの大本命に推したドウデュースが突如出走を取り消しました。その速報が伝えられたドバイのプレスルームは騒然。それもそうです。友道調教師とは夜明け前にメイダン競馬場で会ってドウデュースに自信満々のコメントを聞いていたのですから。取消発表の後、友道調教師とは会っていませんが、JRAの発表によれば左肢に跛行が原因。大本命に推していただけに残念でなりませんが、前途ある馬だけに出走取消を決めた友道調教師の決断を支持せざるを得ません。

気を取り直して残る2レースを展望します。最後の1回に2レース、字数も限られているため急ぎ足になってしまうことをお許し下さい。


ドバイシーマクラシック(芝2410m)
僅か10頭立てと寂しい顔ぶれとなってしまいましたが、これは昨年の年度代表馬イクイノックス(牡4・木村哲也)と昨年の覇者シャフリヤール(牡4・藤原英明)2頭が名乗りを上げたためではないでしょうか。当地21日、イクイノックスドバイワールドカップ出走の厩友ジオグリフの最終追い切りを終えた木村調教師は自信満々に語りました。
イクイノックスはいい動き、追い切りは上手く行った。美浦にいる時と同じくいい状態で、厩舎の仕上げは計画通りに出来た。ドバイの芝への適性は未知数だが、昨日午後雨が降って、その後も相当散水している。馬場も押し固めているようだ。気候、環境ともドバイは日本よりも良好。馬場の心配はしていない」
単勝2倍を確実に切る人気を背負うことになるでしょうが、この馬を抜きにこのレースを考えることはできません。

相手一番手も昨年の覇者シャフリヤールをおいてありません。追い切りに騎乗したかつての主戦、合格したばかりの福永祐一調教師に今朝(24日)シャフリヤールの状態を確認したところ、連覇に自信満々との由。イクイノックスシャフリヤール2頭を軸に考えれば、勝負馬券は3連単以外にありません。

もう一席も日本勢を中心にせざるを得ません。昨年12月香港ヴァーズを勝ってG1女王となったウインマリリン(牝6・手塚貴久)は世界一高速馬場の日本では時計半分足りないものの、日本よりも時計半分から一つ重い香港シャティンの芝で本懐を遂げたように、シャティン芝に極めて近いメイダンへの適性はイクイノックスシャフリヤールよりも上。逆転の可能性を否定することはできません。

ドバイの経済低迷から不振をかこつゴドルフィンですが、この舞台に取って置きの切り札を送り込んできました。レベルスロマンス(英・セ5・C.アップルビー)です。一昨年のUAEダービー勝ち馬が昨年6月から芝、それも2400mの選手権距離を使い始めるとリステッドレースからブリーダーズカップターフまで破竹の5連勝で芝ダート兼用のG1ホースに上り詰めました。芝も重い欧州、軽い北米と兼用、メイダンの芝に一転の心配もありません。純正のゴドルフィン生産馬とし上記日本馬を一気に交わす爆発力があることに留意しなければなりません。日本勢が人気を集める日本で人気薄になるようであれば、単勝の妙味に千両以上の魅力を感じています。

上記4頭に迫る可能性を唯一持つのは昨年のアイルランドダービー馬ウエストオーバー(愛・牡4・R.ベケット)までと見ています。この5頭をどう3連単に組み立てるか、このレースの焦点はこの一点に絞られます。


ドバイワールドカップ(ダート2000m)
日本勢が出走15頭の過半数となる8頭を占めました。ダート馬天国の北米勢に圧倒されてきたドバイワールドカップの歴史を振り返ると正に隔世の感があります、日本馬でここで凱歌を上げられたのは、ヴィクトワールピサ。2011年東日本大震災のあの年まで遡らなくてはなりません。

さて字数も尽きつつあるので、まずは私の本命から手短に書かせて下さい。サウジカップからここの連覇を狙うパンサラッサ(牡6・矢作芳人)です。当地22日夜、枠順抽選会からホテルへの帰途、担当の池田厩務員と同じバス、それも隣席に乗り合わせました。昨年ドバイターフで長い写真判定をパドックの中で待ち、同着となって共に歓喜の涙を流して以来、一年ぶりに言葉を交わしました。サウジからの転戦で疲労が心配ではないか、と訊ねました。
「ドバイは厩舎の周りが静か。日本では車の僅かなエンジン音、鳥の声にも敏感で煩くなるパンサラッサがドバイでは落ち着きはらって状態は更によくなっているよ。何なら明日(23日)朝、パンサラッサを触らせてあげようか?」

余裕綽々の笑顔でした。しかし、枠順は逃げ馬には致命的な大外枠。これを今朝(24日)、朝食で一緒になった矢作調教師にぶつけました。
「中途半端な競馬はしない。何が何でもハナに立たせる。それでも保つのがパンサラッサですから」
ときっぱり。パンサラッサはハナ切れなければ後はどこにもいないという一介の逃げ馬ではありません。この馬を抜きに馬券を組み立てることはできない、と2人の談話から結論を得ました。

さて、パンサラッサを脅かす一番手はサウジカップ直線で日本勢上位独占の夢を打ち砕いたカントリーグラマー(米・牡6・B.バファート)。今回パンサが大外を引いてしまった分は前回の着差を詰めてくることでしょう。この2頭のほかにはカフェファラオ(牡6・堀宣行)、ジオグリフ(牡4・木村哲也)、クラウンプライド(牡4・新谷功一)のサウジカップ上位馬にダートでは底を見せていないウシュバテソーロ(牡6・高木登)、昨年のサウジカップ覇者エンブレムロード(サウジ・牡5・M.アルムロワ)までを相手に馬券を組み立てたいと考えています。明日25日(土)の予想公開をお楽しみに!

★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースのドバイWCデー4レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2023年3月10日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】牡馬クラシックは共同通信杯組を中心に回る/金鯱賞展望
閲覧 1,819ビュー コメント 0 ナイス 1


先週末の弥生賞はタスティエーラが力強く抜け出し勝利。新馬勝ちの後に挑んだ共同通信杯では4着に敗れたが、中2週で挑んだ弥生賞で見事にクラシックの切符を手にした。今回勝ち切れたことはクラシックへ向けてのローテーションを考えると極めて大きく、今後は目標のレースに向けて調整していくことになりそうだ。

人気のトップナイフは2着。最後は内に突っ込む形になったが、逃げ差し自在なレースぶりは鞍上の横山典騎手が手の内に入れている証拠だろう。昆厩舎との信頼のタッグで、こちらもクラシックに挑むことになる。スケールという点では一枚落ちるが、レースを使いつつ力をつけて行くのは厩舎力の賜物といえる。

牡馬戦線も徐々にクラシックの輪郭がうっすらと見えつつあるが、今年に関していえばやはり共同通信杯組のレベルが高いように思える。今回同4着のタスティエーラが弥生賞を制したことで、改めてそのことを再確認した。

共同通信杯上位馬の今後

1着 ファントムシーフ →皐月賞へ直行
2着 タッチウッド →皐月賞へ直行
3着 ダノンザタイガー →若葉Sへ
4着 タスティエーラ →弥生賞制覇からクラシックへ

クラシック(および3歳路線)においては一つのレースが「基幹レース」としてその後に大きな影響を与えることがある。例えば2年前のクラシック戦線においてもそれは共同通信杯だった。

2021年の共同通信杯上位馬とその後

1着 エフフォーリア →皐月賞天皇賞(秋)有馬記念制覇
2着 ヴィクティファルス →スプリングS制覇
3着 シャフリヤール →日本ダービー制覇
4着 ステラヴェローチェ →皐月賞日本ダービーともに3着

2022年の3歳世代でいえば朝日杯FSだろうか。

2021年朝日杯FSの上位馬とその後

1着 ドウデュース →日本ダービー制覇
2着 セリフォス →マイルCS制覇
3着 ダノンスコーピオン →NHKマイルC制覇
5着 ジオグリフ →皐月賞制覇

古くは1998年の弥生賞(スペシャルウィークセイウンスカイキングヘイロー)や、2000年のラジオたんぱ杯3歳S(アグネスタキオンジャングルポケットクロフネ)がそうだったかもしれない。例が古くて申し訳ないが…。

いずれにしても、2023年のクラシック戦線は、

共同通信杯組がハイレベル」

ということで、シンプルに考えていきたい。

~今週末の注目馬~

今週末から再び中京開催がスタートする。ココでは金鯱賞を取り上げることにする。現時点での注目馬はコチラ。

ルビーカサブランカ西村淳也騎手)

馬群を捌ける差し馬、ルビーカサブランカ。中京芝の金鯱賞は逃げ馬の活躍が多く、立ち回りも要求される舞台。本馬にはピタリと合いそうだ。鞍上西村淳騎手は先週の大阪城Sでスカーフェイスで勝利。抜群のコース取りが光った。小倉リーディングも獲得し、腕を上げてきている。人馬ともども期待したい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2022年12月10日() 12:00 甘粕代三
【香港国際競走2022】レース展望④<香港カップ>史上最強の日本勢。総大将はパンサラッサ
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香港カップ(シャティン芝2000m)
さてさて、香港国際競走の華、香港カップです。この10年間に日本勢が5勝、ウインブライトノームコアラヴズオンリーユーと3連覇中、香港G1とはいえ自家薬籠中のレース。キーボードを叩いていて昨日公開までの3レース以上に胸が高鳴り、その反面で史上最強といっても過言でない日本馬5頭をこの目でシャティンのターフに躍動する姿を見られないことが残念でなりません。ずばり一言! 日本馬の上位独占は間違いなし! 香港での甘粕代三の代名詞、穏如泰山! 鉄板です!!

まず、パンサラッサ(牡5・矢作芳人厩舎)から。ツインターボ2世と見られていたパンサは今や日本勢の総大将です。中山記念快勝をステップにドバイターフに挑戦しました。レースを引っ張り直線でも一向にその逃げ足を衰えさせることなくゴール板を通過するまで矢作夫妻と手に汗握って声をからしたことが昨日のようです。その後の戦績は皆さんもご存じの通り。前走天皇賞(秋)は7番人気の低評価を嘲笑うように、そしてあのプリティキャストを彷彿とさせる大逃げ! プリティの再現を確信させた瞬間にイクイノックスに交わされましたが、勝馬との斤量2キロ差を考えれば勝ちに等しい2着と言って差し支えありません。

シャティン芝2000mは直線が430mと短く、2015年にエイシンヒカリが逃げ切っているように先行馬有利。エイシンとパンサを比べれば月と鼈とまでは行かないまでも三役と前頭ほどの違いはあります。他に逃げ馬はおらず、パンサが自分のペースで逃げられれば後続はなし崩しに足を使い、レースの焦点はパンサが勝つか負けるかではなく着差をどれだけつけられるか、その一点にあります。

パンサの次に評価したいのがジャックドール(牡4・藤岡健一厩舎)。実はジャックドールのオーナーさんに香港渡航を誘われていたのですが、オーナーさんも私同様、ワクチン未接種のため断念。オーナーさんの社員さんが代わりに応援に行っていらっしゃいます。ジャックはスーパーG2札幌記念で強烈な逃げから先行へと脚質転換に成功。天皇賞(秋)では◎を打ちましたが、直線で不利があって4着と涙を飲みました。でも香港での予想では4連単勝負だったので大いに懐を潤してくれたんですよ。香港カップでは天皇賞(秋)同様3~4番手からパンサを追う形になりますが、シャティンの芝コースは府中よりも時計一つ以上遅く、札幌よりもやや遅い馬場。このコースのアドバンテージはパンサよりもジャックでしょう。香港では日本馬のオッズが日本以上、特にジャックは抜け目になる可能性高く、単複をちょっと買っておきたい気分です。

日本勢3番手はいずれ菖蒲か杜若、悩みは尽きません。横一線もいいところなのですが、私の馬券戦術、秋の第一条にカタカナ騎手3馬身があります。日本人騎手には申し訳ないのですが、欧州、大洋州で鍛えられてきた日本のぬるま湯競馬でぬくぬくと生きてきた日本人騎手がいくら鯱鉾立ちしても叶うものでないことは秋の一連のG1が証明している通りです。故障から復帰し引退を決意、その雨のラストライドツアーで香港に舞い戻った雷神、J.モレイラがラストランの手綱を執ることになったレイパパレ(牝5・高野友和厩舎)、調教師試験に合格し引退の決まった福永祐一から英国の名手、W.ビュイックに手が代わったジオグリフ(牡3・木村哲也厩舎)が横一線。復調著しくともカタカナ騎手ではないダノンザキッド(牡4・安田隆行厩舎)は一段下とします。

日本勢5頭を脅かせるのは地元香港昨季のダービー馬にして準三冠のロマンチックウォリアー(セ4・C.シャム厩舎)と世界の名伯楽、A.オブライエンが送りこんできた刺客、オーダーオブオーストラリア(牡5)。ロマンティックは4歳クラシック三冠の後に外国馬不出走ながらクイーンエリザベス2世カップまでぶっこ抜くという離れ業を演じて香港中距離界に敵がいないことを証明しています。今季節復帰の前哨戦、ジョッキークラブカップを不利な大外枠を引きながら快勝。本番では3~4番手からパンサに襲い掛かかり、ジャックと追い比べになります。レイパパレジオグリフの日本勢3番手以上、ジャックより若干下の評価をしたいと思います。

そしてエイダンの秘密兵器、オーダーは昨年のブリーダーズカップ・マイルを1分33秒73の好時計で快勝しているように香港ヴァーズのストーンエイジ同様、北米の芝コースの適性あり。シャティン芝も全く問題ありません。日本勢3番手と同様と見ました。

パンサラッサを中心にジャックドール→ロマンティックウォーリアー→レイパパレジオグリフダノンザキッドという番付になりますが、さてこれをどう3連単、4連単に落としこむか、眠れぬ夜が続きそうです。甘粕代三畢生の予想は10日(土)夜公開、ご期待下さい。

★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港国際競走4レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2022年10月26日(水) 15:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 天皇賞(秋)2022  
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



10月30日(日)東京11R 第166回天皇賞(秋)(3歳以上G1・芝2000m)

【登録頭数:15頭】(フルゲート:18頭)


<前走:日本ダービー出走馬>(5ヶ月)

イクイノックス(2着、484kg(-8kg))<B>
前走のダービー時以外は間隔をジックリとって使われてきた馬で、今回も5ヶ月ぶりで実戦を迎える。調教内容はこれまでから大きく変化していないが、1週前の動きを見ると多少重い感じに見えた。2週前の坂路では終い強めに追われていたが、そのあたりが関係しているのかもしれない。

ダノンベルーガ(4着、494kg(-10kg))<C>
こちらもダービー以来の休み明けとなり乗り込み量は豊富。ただ、2週前、1週前と2週連続強めに追われ、日曜日も坂路で時計になるところをやっている。1週前も併走馬相手にモタモタして何とか先着できたという動きだったので、この馬もまだ素軽さに欠ける印象。

ジオグリフ(7着、492kg(-4kg))<A>
ダービー以来の休み明けでも、乗り込み豊富で南Wと坂路で好時計。1週前追い切りでは、乗り慣れていない北村宏騎手が騎乗しての追い切りでかなり持ってかれる感じになっていたが、手応えは抜群。伸び脚もしっかりしていて出来はかなり良さそう。直前はテンションを上げないような控えめな追い切りができれば理想的。




<前走:札幌記念出走馬>(中9週)

ジャックドール(1着、516kg(+8kg))<C>
札幌記念からの休み明け。ただ大きな馬の割に乗り込み量はそれほど多くはない。1週前追い切りでは好時計で先着するも、まだ重さを残しているように映った。

パンサラッサ(2着、470kg(-6kg))<C>
これまでも1週前には強めに追うことが多かった馬で、この中間も1週前は併せ馬で強めに追われている。速い時計は出ているが、やや首が上がり気味で終いの伸びが甘い動きだった。

ユーバーレーベン(11着、498kg(前々走海外))<B>
この中間も乗り込み量は豊富で、1週前追い切りでは遅れはしたものの動きは上々。前走時の最終追い切り時のような、ササり気味になるところもなくスムーズな走りで前走時からの上積みがありそう。




<前走:小倉記念出走馬>(中10週)

マリアエレーナ(1着、424kg(-2kg))<A>
この中間も追い切りでは好時計を連発。1週前追い切りでは素軽さが窺え、仕上がり良好。東京は初めてだが、左回りの2000m以上のレースでは4戦2勝ですべて3着以内と向く条件。

カデナ(7着、478kg(±0kg))<C>
この中間も坂路での調整。走りやすそうな馬場だった1週前追い切りだが、終い脚が上がり気味で物足りない動き。




<前走:その他のレース>

シャフリヤールプリンスオブウェールズS:4着、前走海外)4ヶ月半)<B>
前走が海外で休み明けでの出走とあって乗り込み量は豊富。追い切りには3週連続福永騎手が騎乗(レースはCデムーロ騎手が騎乗予定)しての調整となっていて、追われるごと時計を詰めている。終いの伸びも良く仕上りは良さそう。

ノースブリッジ毎日王冠:5着、494kg(+2kg)中2週)<B>
休み明けを使われての叩き2戦目。前走時のパドックでは、太め感はなかったがテンションが高めだった。この中間、1週前は軽めの調整で力みもなく、動きは素軽かった。日曜にも長めから速い時計を出していて、調子落ちは感じられない。

ポタジェ毎日王冠:6着、466kg(+2kg)中2週)<D>
休み明けの前走時、パドックでは+2kgの数字以上に緩さがある印象を受けた。この中間も軽めの調整で強めに追われていないので、大きな変わり身はなさそう。

カラテ新潟記念:1着、532kg(-8kg)中7週)<C>
坂路中心で追い切られることが多い馬だが、この中間は2週前、1週前とCWでの併せ馬。1週前映像からは、力強さは伝わってきたが首が高く追われてからの反応が鈍く伸び脚も物足りなかった。かなり大きな馬なので、まだ太めが残っている様子。

バビットオールカマー:4着、474kg(+14kg)中4週)<C>
休み明けの前走時は、追い切りでは良い動きだったが、さすがに馬体に余裕を感じるパドック。この中間も乗り込まれているが、1週前追い切りではまだ重さを残す走りだった。

アブレイズ(府中牝馬S:5着、498kg(+8kg)中1週)<B>
坂路で速い時計が出る馬で、前走時も追い切りで好時計をマークし、レースでも一瞬見せ場という内容だった。今回は中1週となるため、速い時計は出していないが使ってくるからには出来落ちはなさそう。

レッドガラン京都大賞典:9着、514kg(+4kg)中2週)<C>
坂路で好時計が出るタイプで、前走時も坂路で好タイムをマークしていた。ただ、大きな馬でパドックでは硬さが感じられた。中2週のこの中間は、先週金曜日に坂路で追われ終い好時計を計時していて、出来自体は悪くない印象を受ける。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ジオグリフマリアエレーナシャフリヤールの3頭をあげておきます。


◇今回は、天皇賞(秋)編でした。
天皇賞(秋)連対馬の最終追い切り内容を分析してみると、過去10年の連対馬20頭のうち13頭がWコースで追い切られています。ちなみに、1週前追い切りに関しても14頭がWコースでの追い切り。1週前、最終追い切りともに坂路で追い切られていた馬は、5頭(関東1、関西4)となっていました。これを過去5年までに絞ってみると、連対馬10頭のうち8頭がWコースでの追い切りで、1週前に関しても9頭がWコースでの追い切りとその比率は上がります。やはり、天皇賞(秋)に関しても、「Wコース追い」が近年優勢との傾向が出ているようです。
特に関東馬は、坂路調教で連対した馬はスピルバーグのみでそれも8年前。関東馬で坂路仕上げというパターンは、軽視していいと考えています。一方で、関西馬は、坂路オンリー調整での連対例こそ同様に少なくなってきていますが、輸送を控えることから1週前にCWで強めに追い、最終追い切りは坂路で息を整える内容というパターンも十分考えられます。そうした背景から、関東馬ほど軽視する必要はないでしょう。
先週の菊花賞、今週の天皇賞(秋)と、連対馬の調教内容について綴ってきていますが、その他のレースに関しても近年はWコースで追い切られた馬のほうが、頭数も多く成績も良いように感じます。そのあたりは、外厩で調整する馬が多くなってきていることも影響しているのではないかと考えています。
私が競馬の予想で調教内容を重視するようになったきっかけは、フジキセキサイレンススズカのようにデビュー前から栗東坂路を破格の時計で駆け上がってくる馬に影響を受けたからであり、近年坂路調教馬たちの元気が感じられないというのはどこか寂しいものです。ただそれも時代の流れ。仕方ないことといえばそうなのかもしれませんし、その時代その時代で取り残されないように予想をしていかなくてはなりませんね。


※天皇賞(秋)出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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ジオグリフの口コミ


口コミ一覧
閲覧 110ビュー コメント 2 ナイス 21

ウマニティPOGの5回目の入札に参加。
3頭の応札に対して1頭落札となりました。

落札した1頭は以下の通り。
①ロスパレドネス 牡
父:ドレフォン
母:アロマティコ
木村厩舎

ジオグリフの全弟。
もともとPOG前から気になっていた馬でした。
一度走りを見てから指名するか決めようと思っていました。
ただ、福島デビューは気になるわけですが
次走でどこまで走れるか注目したいですね。
何とかクラシックに乗ってほしい反面
芝でダメならダートもアリかと密かに思っています。(笑)

 uni0920 2025年4月20日() 13:58
皐月賞
閲覧 147ビュー コメント 5 ナイス 4

予想じゃなく希望。

ここ数年しっかりとPOGで指名した馬達がクラシックに出走しており嬉しい限りです。
本年もマスカレードボールが出走するので本命です。
武史が中山向いてないとか言うてるけど、そんなのわかってるのよ。だいぶ前から。それでも心中すると決めたの。ここは叩いてダービーが本番だから。ただ、他馬との力の比較だけが必要。いくら向いてないとは言え、力は世代屈指。侮れない。
マスカレードボールをPOG指名してなかったらクロワデュノール本命一択。負ける気がしない。本気で走ってるとこ見たことないし、精神的にどっしりとしてるから、メンタル化け物かも。過去にもそう思ったのはドウデュースとダノンデサイルかな。どっちもダービー馬だな。メンタルって大事。そういう意味ではマスカレードボールはまだまだ子供で精神的に脆いと思う。まさに自分との勝負というタイプ。しっかり自分の走りをして他馬との比較がダービーに繋がる。

一応印書いとくか。
◎6マスカレードボール
⚪︎10クロワデュノール
▲2エリキング
△4.5.11.14.15.16.17.18


まず中山時計早過ぎ。馬場硬過ぎ。レコード決着もありえるね。

マスカレードボールは希望。ここ叩いてダービーとる。
そして、あらためてクロワは強い。負かした馬達がしっかりと前哨戦勝ってるところみるとホープフルでの勝利は世代の中での圧勝。勝負していない馬との比較だけがわからんけど負けないと思う。
エリキングはPOG指名したかったが押さえられず。netkeibaのPOGでは指名しとります。まー、順調ならクロワに勝てるんかもな。骨折の影響で順調ではないし、この馬も様子見からのダービーが本命だと思う。血統的にも絶対ダービー向き。
△多いのはご愛嬌。
ジュタは弥生賞負けたのは急な乗り替わりだったので参考外だけど負け過ぎなのが気になる。
ジョパンニは負けたのはクロワとエリキングだけだし評価せざるをえない。
ミュージアムマイルは朝日杯組で皐月賞でも好相性。皐月賞はマイル適正が重要なレースでもあると思う。ステラヴェローチェ、ジオグリフ、ドウデュース、ジャンタルマンタル、サリオス、などなど朝日杯を好走した馬が皐月賞でも絡んでくるから。もちろんモレイラだし。
カラマティアノスは前走良かった。本当は印つけるかどうか悩んだレベル。レイデオロ産駒だし中山の高速馬場で通用するのか疑問。でも高速馬場の東京で走れてるから大丈夫なんだろう。
ヴィンセンシオも印つけるか悩んだ。この高速馬場でのリアルスティール産駒は怖いです。
サトノシャイニングはフルゲート小回り急坂と初物尽くし。おまけにピンク帽。ダービーだよ、これも。
ファウストラーゼンはホープフルも弥生賞も捲って良いレースだった。操縦性も良さそうだし力もある。ただ、もうこういう馬だと周りもわかってるし、この高速馬場ではちときついかも。残る可能性は充分ありえる。
マジックサンズはホープフルは参考外。この馬も自分との戦い。潜在能力は高い。うまく折り合いがつけば怖い存在。


買い目
三連単二頭軸マルチ
6-10-2.4.5.11.14.16.17.18
三連複フォーメーション
10-5.6.16.17-2.4.5.6.11.14.15.16.17.18

ガミるんだろうな。

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 プラス1 2025年4月12日() 00:25
桜花賞GⅠ 事前予想(2025/4/13) 
閲覧 793ビュー コメント 0 ナイス 5

桜花賞GⅠの事前予想は

5 ボンヌソワレ
7 エンブロイダリー
8 ウォーターガーベラ

ということでした


まぁ 3歳戦なんて!

何か分からんし(4歳以上だったとしても分からんが)




クイーンエリザベスステークス (G1)は 買うかどうかですが

ライトインファントリーマン
ジオグリフ
フルカウントフェリシア

あたりのオッズを見て 考えますか・・?

オッズが つくなら!

買ってみるか・・?

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コメント一覧
2:
  YASUの小心馬券   フォロワー:50人 2024年2月24日() 22:55:35
中山記念2024
近走戦績から手を出しにくいが、宝塚記念以外はダートや海外競馬でのもので、GⅡで一気の相手弱化という側面もある。
中山コースはコーナー加速の上手い同馬にとってはベストといえるし、イクイノックスやドウデュース世代の皐月賞馬、人気も落ちて今回は狙い目充分。
1:
  TERAMAGAZINE   フォロワー:69人 2021年9月4日() 16:57:32
ジオグリフ
ND(Storm Cat)系ドレフォンx母アロマティコ(秋華賞3着・エリ女杯3着馬)
★サンデーR(ノーザンF生産)

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2025年2月9日東京新聞杯 G311着
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2025年2月9日 東京新聞杯 G3 11着
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