ジオグリフ(競走馬)

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写真一覧
現役 牡5 栗毛 2019年2月25日生
調教師木村哲也(美浦)
馬主有限会社 サンデーレーシング
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績17戦[3-2-1-11]
総賞金30,121万円
収得賞金11,700万円
英字表記Geoglyph
血統 ドレフォン
血統 ][ 産駒 ]
Gio Ponti
Eltimaas
アロマティコ
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
ナスカ
兄弟 アルビージャチルカーノ
市場価格
前走 2024/08/18 札幌記念 G2
次走予定

ジオグリフの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/08/18 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 12227.832** 牡5 58.0 横山武史木村哲也 512
(+2)
1.59.9 0.335.0ノースブリッジ
24/06/02 東京 11 安田記念 G1 芝1600 182443.9126** 牡5 58.0 北村宏司木村哲也 510
(+4)
1.32.8 0.534.0④④ロマンチックウォリ
24/03/31 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 163615.485** 牡5 58.0 北村宏司木村哲也 506
(-10)
1.58.5 0.334.9④⑤④④ベラジオオペラ
24/02/25 中山 11 中山記念 G2 芝1800 162410.043** 牡5 58.0 戸崎圭太木村哲也 516
(+12)
1.48.5 0.437.3④⑤⑥④マテンロウスカイ
23/12/03 中京 11 チャンピオン G1 ダ1800 152348.11015** 牡4 58.0 W.ビュイ木村哲也B 504
(-11)
1.55.0 4.441.4④⑤④⑤レモンポップ
23/10/09 盛岡 12 MCS南部杯 G1 ダ1600 14--------9** 牡4 57.0 岩田望来木村哲也 515
(--)
1.37.0 3.2----レモンポップ
23/06/25 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 1771383.1119** 牡4 58.0 岩田望来木村哲也 510
(--)
2.11.9 0.735.8⑦⑦⑧⑥イクイノックス
23/03/25 アラ 9 ドバイWC G1 ダ2000 15--------11** 牡4 57.0 C.ルメー木村哲也 --0000 ------ウシュバテソーロ
23/02/25 サウ 8 サウジカップ G1 ダ1800 13--------4** 牡4 57.0 C.ルメー木村哲也 --1.51.0 0.2----パンサラッサ
22/12/11 香港 8 香港カップ G1 芝2000 12--------6** 牡3 56.0 W.ビュイ木村哲也 499
(--)
2.00.7 1.0----ロマンチックウォリアー
22/10/30 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 15469.159** 牡3 56.0 福永祐一木村哲也 506
(+14)
1.58.3 0.833.6⑥⑦⑦イクイノックス
22/05/29 東京 11 東京優駿 G1 芝2400 187155.947** 牡3 57.0 福永祐一木村哲也 492
(-2)
2.22.9 1.034.9⑩⑩⑪⑪ドウデュース
22/04/17 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 187149.151** 牡3 57.0 福永祐一木村哲也 494
(-4)
1.59.7 -0.134.3⑤⑤⑥イクイノックス
22/02/13 東京 11 共同通信杯 G3 芝1800 11553.412** 牡3 57.0 C.ルメー木村哲也 498
(+2)
1.48.1 0.234.0④⑤ダノンベルーガ
21/12/19 阪神 11 朝日杯FS G1 芝1600 157133.225** 牡2 55.0 C.ルメー木村哲也 496
(+4)
1.34.0 0.534.5⑭⑬ドウデュース
21/09/04 札幌 11 札幌2歳S G3 芝1800 10892.111** 牡2 54.0 C.ルメー岩戸孝樹 492
(+2)
1.49.1 -0.736.1⑨⑨⑤アスクワイルドモア
21/06/26 東京 5 2歳新馬 芝1800 10224.531** 牡2 54.0 C.ルメー木村哲也 490
(--)
1.48.2 -0.233.3アサヒ

ジオグリフの関連ニュース


札幌2歳Sは札幌芝1800mで施行される2歳限定のG3。

近年の勝ち馬、2021年ジオグリフ、2022年ドゥーラはそれぞれ皐月賞1着、オークス3着と、翌年持続力を問われるクラシックで好走した。クラシック登竜門として、息を吹き返しつつある。

今年は新馬戦、オープンを好内容で走った馬が集った印象も、なかでも注目のキングスコールは週中に回避が決まった。より混沌とした一戦を制するのはどの馬なのか。データは過去10年分を使用する。

逃げた馬の成績は[2-0-0-8]と、勝つか着外か。1着馬2頭は、2016年5番人気トラストと2023年3番人気セットアップ

セットアップの昨年は馬場が味方した。前残り顕著の道悪で、メイン前の芝6レースでも、逃げ馬は「3-2-0-1」。唯一の着外は14番人気7着だった。

トラストは川崎を連勝し、札幌のクローバー賞を挟む異色のローテ。川崎では逃げ、クローバー賞は控えたが、札幌2歳Sでは再び積極策をとった。その年と対象期間中の平均ラップを比較しよう。

▼2016年
12.3-11.7-12.4-12.6-12.6-12.3-12.0-11.8-12.2

▼過去10年・平均
12.4-11.7-12.1-12.3-12.3-12.1-12.1-12.0-12.4

トラストは中盤に上手く息を入れられた。それに対し、平均ラップは一貫して淡々としたラップになっている。

札幌競馬場のトラックは楕円より円形に近く、コーナーごとの減速幅が小さい。また、最後の直線は266mと短く、直線入り口までには前に位置を取りたい。コース形態が反映され、2歳馬にとって苦しい持続戦になる。そんなラップのなか、勝ち馬は多少なりとも自ら動いている。

▼勝ち馬・通過順
23年 ①①①①
22年 ⑥⑤⑤④
21年 ⑨⑨⑤③
20年 ④④③①
19年 ⑦⑦⑨⑥
18年 ⑩⑪⑧②
17年 ⑦⑥⑥④
16年 ①①①①
15年 ⑩⑩⑨④
14年 ⑬⑭⑪⑧

勝ち切るには、消耗度の高い後半を乗り切るスタミナがほしい。ただ、出走馬12頭中7頭は、極端にペースが緩みやすい新馬戦から臨戦する。持久戦への適応に未知の馬が多く、瞬発力に特化したパフォーマンを見せた馬をどう位置付けるのか。

逃げ候補筆頭はアスクシュタインだろうか。新馬戦、コスモス賞を連勝中。どちらも逃げ切りを決めた。単独先頭のあと、抑えを利かされるシーンもあり、気性的に控えると厳しそうでもある。

7馬身差圧勝のコスモス賞は、後半4ハロンを11秒台で走ったが、前半1000m62秒3は緩い。相手関係が楽だったきらいもあり、額面どおりに受け取るのはどうか。

キングスコールの回避で、想定では1番人気。この手のタイプだと食指が伸びにくいが、コスモス賞のような楽逃げならとも思う。

ほかにも、前走逃げた馬は3頭(アルマヴェローチェショウナンマクベストップオンザヒル)いる。この3頭を中心に、アスクシュタインに楽をさせない馬も出てきそう。実力勝負を期待し、長く脚を使えそうな馬を狙いたい。

ファイアンクランツ。新馬戦1着は今回と同じ札幌芝1800m。当日は重馬場、今週末は降雨の予報があり、道悪の経験は安心材料だ。レースではスタートを決め、道中ややなだめられるシーンもあった。3コーナー通過後から早めに動き、そこからよく脚が続いている。上がり34秒8、後半2ハロンを11秒8-11秒1で走った。割れたオッズになるなら、楽しみはより大きい。馬券は◎の単複。

【札幌2歳S2024】血統アナリシス キングカメハメハの孫世代に注目、ステイゴールド直系は2着惜敗馬の躍進が目立つ 2024年8月30日(金) 12:00


2019年ブラックホール(父ゴールドシップ)、2020年ソダシ(父クロフネ)、2021年ジオグリフ(父ドレフォン)。種牡馬こそ異なるものの、3頭には「母がキングカメハメハ産駒」という共通点がある。2022年においても、1着ドゥーラ(父ドゥラメンテ)、2着ドゥアイズ(父ルーラーシップ)と「父がキングカメハメハ産駒」の2頭でワンツー決着を果たしているほどなので、まずはキングカメハメハの孫世代にあたる馬たちに注目すべきだろう。

ほか、系統別ではステイゴールドの直系も存在感を放ち、2013年レッドリヴェール(父ステイゴールド)、2017年ロックディスタウン(父オルフェーヴル)、2019年ブラックホール(父ゴールドシップ)と3頭の勝ち馬が出ている。なお、同系統は2着に惜敗した馬が躍進するケースにあり、2011年2着ゴールドシップ(父ステイゴールド)は皐月賞菊花賞、2020年2着ユーバーレーベン(父ゴールドシップ)は優駿牝馬オークス)を制してクラシックウィナーとなった。

マジックサンズは、父キズナ×母コナブリュワーズ(母の父キングカメハメハ)。これまで同産駒は5頭が出走して3頭が馬券に絡み、残る2頭も人気以上の着順で入線。本馬においては北海道開催と相性がいい一族であることも強調しやすく、2代母アンブロワーズは04年函館2歳Sの勝ち馬であり、直近では半兄コナブラックが札幌スポニチ賞を制している。近年、幅をきかせる「母がキングカメハメハ産駒」に唯一該当する馬としても要注目。

アスクシュタインは、父ドゥラメンテ×母ヴィクトリアズワイルドキャット(母の父Bellamy Road)。同産駒は22年ドゥーラが1番人気に応えて勝利をつかんでいるが、昨年は同じく1番人気でガイアメンテが6着に敗れるなど、気性的に難しい血統なので当てにはしづらい。一方で、嵌ったときの爆発力こそが真髄といえ、それはコスモス賞で7馬身差を付けて快勝した本馬のレースぶりにも垣間見えた。今回もまずは自分との闘いだろう。

ローレルオーブは、父ウインブライト×母ルージュマジック(母の父アフリート)。父はステイゴールドの直仔で、現2歳世代が初年度産駒となる新種牡馬。その父は現役時に中山や香港巧者として名を馳せたが、全9勝のうち5勝が芝1800mであったことも興味深く、種牡馬としても同距離に適性を示している印象を受ける。なお、本馬は従兄にウシュバテソーロがいることを考えると、母系はステイゴールド系種牡馬との親和性も高そうだ。


【血統予想からの注目馬】
マジックサンズ ⑪アスクシュタイン ⑩ローレルオーブ


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【札幌2歳S】レース展望 2024年8月26日(月) 14:26

7月20日に始まった札幌開催もいよいよ最終週を迎え、土曜メインに第59回札幌2歳S(31日、GⅢ、芝1800メートル)が行われる。ここ2年の勝ち馬からクラシックホースは誕生していないが、2020年ソダシ、21年ジオグリフはこのレースを制した後に、クラシックホースとなる活躍を見せている。今年も伝統の2歳重賞にふさわしい粒ぞろいなメンバーがそろった。

今年の2歳馬が最終世代となるドゥラメンテ産駒のキングスコール(栗東・矢作芳人厩舎、牡)はクラシック候補の筆頭株だ。7月21日札幌の新馬戦(芝1800メートル)では、20年の当レースでソダシが記録した2歳コースレコードを0秒4上回る1分47秒8のタイムで快勝。敗れた2、3着馬が次戦ですぐに勝ち上がったことからも、この馬の強さが際立っていた。父の忘れ形見として、来年のクラシックを盛り上げることができるか。

同じドゥラメンテ産駒のファイアンクランツ(美浦・堀宣行厩舎、牡)も高い素質を持っている。7月28日札幌の新馬戦(芝1800メートル)では、パワーを要した重馬場の洋芝を力強いフットワークで駆け抜け、力が一枚抜けていたと思えるレースぶりだった。北の大地で馬名の意味にもなっている〝祝福の花環〟を咲かせる。

アスクシュタイン(栗東・藤原英昭厩舎、牡)もドゥラメンテ産駒。7月14日函館の新馬戦(芝1800メートル)、今回と同舞台のコスモス賞を連勝している登録15頭中ただ一頭の2勝馬だ。

モンドデラモーレ(美浦・千葉直人厩舎、牡)は6月22日東京の新馬戦(芝1800メートル)をV。1000メートル通過63秒3のスローペースだったが、好位でがっちり折り合って、上がり3ハロン33秒5の決め手を披露して突き抜けた。終始、優等生のような競馬で最後は流す余裕もあり、まだ底を見せていない印象だ。厩舎の期待度も高く、新進気鋭のトレーナーに初重賞をプレゼントする。

当レース4勝目を目指す栗東・須貝尚介厩舎のマジックサンズ(牡)も注目だ。7月7日函館の新馬戦(芝1800メートル)では、スローペースを見越して、3コーナーから早めに進出。ロングスパートを決めてゴールまで長くいい脚を使って勝ち上がった。2歳上の半姉に桜花賞2着のコナコーストがいる血統馬で、早いうちからの活躍が見込める。

ほかにも7月14日福島の新馬戦(芝1800メートル)を楽勝したホウアウガイア(美浦・大竹正博厩舎、牝)なども上位争いが見込める。

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【札幌2歳S】クラシックにつながる一戦!アスクシュタイン無傷V3だ 2024年8月26日(月) 10:13

今年の北海道シリーズが最終週を迎える。31日のメインは「第59回札幌2歳S」。20年の優勝馬ソダシ桜花賞、21年のV馬ジオグリフ皐月賞を制しており、クラシックにつながる一戦だ。

ドゥラメンテ産駒アスクシュタインは、函館芝1800メートルの新馬戦を勝って臨んだコスモス賞を7馬身差で圧勝した。先手を奪ってメンバー最速の上がり3ハロン35秒0で伸びたレースぶりからは、かなりの大物感が感じられる。無傷V3で札幌2歳王者の座に就きたい。(夕刊フジ)

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【CBC賞2024ほか】次走激アツ君メモ 開催後半の短距離重賞でカンチェンジュンガの激走に期待! 2024年8月19日(月) 14:00




週開催の全レースVTRをくまなく見直し、着順・走破時計など、数値データだけでは判断できない“視覚的要素”を踏まえ、次走狙える馬(激アツ君)をピックアップします。


【8月17日(土)】
札幌2R 2歳未勝利 ダ1700m 曇 良
9番 ソラノキャンバス(6番人気4着)
スタート、二の脚ともに良く、いいポジションを狙えば取れたはずだが、促さずに中団から。1コーナーで馬順を下げて、気づけば後方3番手……というのはいかにも鞍上の判断ミスという風にも映るのだが、まともに追われた直線だけで勝ち馬を0.4秒凌ぐ上がり最速で、4着まで押し上げた馬は立派だった。デビューから2戦続けて見習いジョッキー騎乗だが、少し追えるベテランに手が替われば、斤量に関係なく上位に進出できそうな雰囲気。手替わりに注意しつつ注目したい。 【次走注目度:A】

札幌12R 3歳上1勝クラス ダ1700m 曇 良
8番 クラヴィコード(4番人気1着)
調子が良い時はほぼ例外なく先行する馬で、今日も好スタートからハミを取って積極的なレースをした。少頭数のスローペースを楽に2番手追走からのレース展開なので、次走同じ内容を再現できるかどうかはわからないが、型にはまれば昇級後でも通用しそう。期待して見てみたい。 【次走注目度:B】


【8月18日(日)】
新潟5R 2歳新馬 芝1800m 晴 良
7番 チェンジオブハート(2番人気4着)
スタートはあまり良くはなく、パトVでみると発馬後に一旦外に進路を求めてから内に切り返しているのがわかる。その後もラチ沿いを進むのかと思いきや、また外に膨らんだりして、フラフラしながら道中は結局最後方。直線に入ったところでようやく最後方から追い出し、上がりは2位(上位3頭)に0.7秒差の最速で追い上げたが4着が精一杯だった。ストライドが大きく、力強い掻き込みは世代上位を思わせ、未勝利で止まる感じは正直受けない。次走は人気にもなろうが、素直に馬券に組み込みたい。 【次走注目度:S】

中京11R 3歳上オープン G3CBC賞 芝1200m 晴 良
12番 カンチェンジュンガ(8番人気6着)
“帯に短しタスキに長し”の印象が拭い切れない馬だが、今日のレースで一頭拾えと言われればやはりこの馬になる。スタートはちゃんと出て、その気になればいい位置を取れたはずなのだが、二の脚が僅かに鈍く、内外から押し寄せた他馬にポジションを奪われて後方から。直線は外に持ち出し、前が空いたポジションを取れた時には残り100m近くなので追いつけるわけもなく、結果は6着だった。ただ、追い出してからの脚の印象は素晴らしく、事実上がりも最速だった。どこで走るか正直わからないが、開催後半の前がつかまる展開になれば一気に浮上する可能性もある。チャンスが来るのを待ちたい。 【次走注目度:S】

札幌11R 3歳上オープン G2札幌記念 芝2000m 晴 良
9番 ステラヴェローチェ(4番人気3着)
皐月賞馬以外のダービー3着馬は出世しない」の格言のまま、鈍足のイメージは今回も拭えない結果だったが、やはり一定以上の力は有している、ということを印象付けた。スタートはかなり力んで上手く発馬出来ていないが、鞍上の好判断ですぐさま内に進路を取り、中団に落ち着いた。前3頭が壁になる格好でなかなか追い出せずに2着ジオグリフに比べれば厳しいコースを通ったが、大外本命のプログノーシスの猛追を振り切って3着確保。もう少し前で運べれば結果は違っていたように思う。秋のG1で勝ち負けできるか? と聞かれれば微妙だが、人気次第では穴候補として浮上しそう。注目しておきたい。 【次走注目度:B】

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【札幌記念】ノースブリッジ、早め先頭から重賞3勝目 岩田康騎手「初めて完璧なレースができた」 2024年8月19日(月) 05:00

岩田康誠(50)=栗・フリー=騎乗で5番人気のノースブリッジが道中2番手から早めに先頭に立って押し切り、重賞3勝目を飾った。今後は香港カップ(12月8日、シャティン、GⅠ、芝2000メートル)を最大目標に据える。連覇を狙った1番人気のプログノーシスは出遅れが響いて4着に敗れた。なお、ボッケリーニは右後肢跛行のため競走除外となった。



6歳でも進化は止まらない。今年カタール、香港と海外遠征を経験したノースブリッジが、その成果を北の大地で発揮した。2番手追走から早めに動いて直線入り口で先頭に立つと、後続を一気に引き離す。2着ジオグリフに1馬身3/4差をつけてゴールに飛び込み、岩田康騎手は歓喜のガッツポーズをつくった。

「今までやってきたことや海外遠征、いろんなことがきょうの走りにつながった。いつもいくらか前半に力んで体力が削られるところがあったけど、初めて完璧なレースができた」

スタートして最初のコーナーまでにぴたりと折り合えた。だからこそ「3コーナー過ぎに仕掛けて、この馬の素晴らしい瞬発力を出せた」と主戦は完勝劇を振り返る。奥村武調教師も「1回緩めて、立ち上げるたびに良くなる。それがまだ止まっていない。まだもうひとつ、ふたつ良くなると思う」と、重賞3勝目を挙げた看板馬の成長力に目を見張った。

秋は香港カップが大目標。「(不振だった)去年(の秋)と違うところを見せられたら」。穏やかな陽気の札幌で、鞍上はノースとのさらなる活躍を誓った。(板津雄志)

ノースブリッジ 父モーリス、母アメージングムーン、母の父アドマイヤムーン。鹿毛の牡6歳。美浦・奥村武厩舎所属。北海道新冠町・村田牧場の生産馬。馬主は井山登氏。戦績18戦7勝(うち海外2戦0勝)。獲得賞金3億2425万8400円(うち海外7950万2400円)。重賞は2022年GⅢエプソムC、23年GⅡアメリカジョッキークラブCに次いで3勝目。札幌記念岩田康誠騎手、奥村武調教師ともに初勝利。馬名は「北+橋。人名より」。

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ジオグリフの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


6月25日(日)阪神11R 第64回宝塚記念(3歳以上G1・芝2200m)


【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)

<休み明けでの出走>

イクイノックス(ドバイSC:1着(海外)3ヶ月)<B> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間は早めに栗東へ移動して滞在での調整。右回りでの追い切りもあるが、この馬としては力みがあり終いの伸び脚が物足りなくも見える。

ヴェラアズール(ドバイWC:13着(海外)3ヶ月)<C> <優先出走馬(ファン投票)>
海外帰りの休み明け。この中間乗り込み量は豊富も、1週前追い切りを見ると良い時のような前進気勢があまり感じられない。時計は出ているが終いの伸び脚は平凡。

ジオグリフ(ドバイWC:11着(海外)3ヶ月)<B>
この馬も早めに栗東へ移動しての調整で、CW、坂路と好時計が出ていて順調な仕上がり。1週前の動きを見ると、重め感はないがもう少し気合乗りがほしい感じ。

スルーセブンシーズ(中山牝馬S:1着、448kg(+4kg)3ヶ月半)<A>
中山牝馬Sからの休み明けで、こちらも栗東に移動しての調整。デビューから休み休み使われ、馬体も増えてきている馬だが、1週前は強めに追われて力強い動きを披露と、ここも仕上がりは良さそう。


<前走:天皇賞(春)出走馬>(中7週)

ジャスティンパレス(1着、472kg(±0kg))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間もこれまでと同じように1週前に併せ馬で強めに追われた。ただ、持ったままの併走相手に追って追って何とか先着という内容で、もともとスッと反応できる馬ではないものの今回はズブさが目立ち、重め感あり。

ディープボンド(2着、504kg(-10kg))<A> <優先出走馬(ファン投票)>
前走は10キロ減で仕上がりが良かったがパドックではかなりうるさかった。この中間は、1週前までに坂路、CWで強め3本と昨年とほぼ同様の内容だが、さらに動きが良化し前走以上のデキで臨めそう。

ブレークアップ(4着、496kg(+2kg))<C>
土曜追いの厩舎で、3週連続CWで速いタイムを計時。ただ、前走時と比べると坂路での時計が平凡。

アスクビクターモア(11着、482kg(±0kg))<A> <優先出走馬(ファン投票)>
この春3戦目となるが、この中間は南Wでの追い切りプラス2歳時以来のプール調教も取り入れられての入念な乗り込み。1週前追い切りでは前走時のような前半手控えた内容ではなく、気分良く走らせて直線もかなりハードに追うという、迷いなく思い切りの良さを感じさせるスパーリングを敢行している。


<前走:香港QE2世C出走馬>(中7週)

ダノンザキッド(5着(海外))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間は坂路での時計が平凡。CWでの追い切りの動きを見ても、前半は首が上がってしまい走る気持ちが伝わってこない。

ジェラルディーナ(6着(海外))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間は1週前に強めに追われて本来の調整内容。ただ動きを見ると、重心が高めでやや力みがある点で、良い時と比べると少々物足りない。


<前走:鳴尾記念出走馬>(中2週)

ボッケリーニ(1着、468kg(+2kg))<C>
前走時は追い切りの動きも良く好仕上がりだったが、今回はあまり実績のない中2週での出走。日曜に坂路で時計が出ているが軽めの調整で、上積みまではどうか。

モズベッロ(6着、496kg(+4kg))<B>
3年前に3着の好走実績があり、中2週のこの中間も軽めの調整ではあるものの良い時の動きに近づいてきている。近走は詰めてレースを使えていることからも、出来の良さが感じられる。

カラテ(9着、538kg(+4kg))<C> <優先出走馬(ファン投票)>
この中間も坂路での調整でガラッと良くなった感じはないが、大きな馬で力強さはあり調子落ちはなさそう。


<前走:その他のレース出走馬>

ユニコーンライオン(豪州QES:5着(海外)中10週)<D>
前走からの乗り込み量は少ない。1週前の動きを見ても、好調時のような鞍上がハミにぶら下がる感じがなく、長手綱で押しても伸びきれず重い動き。

ドゥラエレーデ日本ダービー:中止、512kg 中3週)<B> <優先出走馬(ファン投票)>
前走落馬競走中止のためここに出走してきた。中3週になるが、休み明けの前走を使われて1週前には日曜、水曜とかなり良い時計をマーク。出来自体は良さそう。

プラダリア目黒記念:5着、464kg(+4kg)中3週)<D>
休み明けの前走時は、パドックでは緩さが残っているように見せていた。この中間も坂路では速い時計が出ておらず、変わり身はあまり感じられない。

ライラック目黒記念:9着、438kg(+4kg)中3週)<B> <優先出走馬(ファン投票)>
1週前は、前走時よりも手応えに余裕が窺え、終いの動きも好反応だった。

ウインマイティーブローザホーンミクソロジーの3頭は出走回避の予定。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、アスクビクターモアディープボンドスルーセブンシーズの3頭をあげておきます。


◇今回は宝塚記念編でした。
早いものでJRA春G1も最終戦の宝塚記念を迎えることになります。今年はこのコラムで推奨した馬たち(日本ダービータスティエーラオークスハーパードゥーラ/天皇賞春:ディープボンドシルヴァーソニック......)が好成績を残していて、少しでも的中のヒントとして参考になっていたら嬉しい限りです。
このコラムで推奨した馬たちが好走するということは、1週前までにどれだけ状態を仕上げられているかが重要になっていることの表れでもあると思っています。JRAでもレースの週になれば、参考レースや調教VTRなどを提供していますが1週前追い切りの映像などは探しにいかなければなかなか見られない状況にあります。そのあたり、当コラムの役割であり価値ととらえ、これからも皆さまの参考となるよう心掛けてやっていきますので、どうぞよろしくお願いします。


宝塚記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2023年6月18日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年06月18日号】特選重賞データ分析編(363)~2023年宝塚記念
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 宝塚記念 2023年06月25日(日) 阪神芝2200m内


<ピックアップデータ>

【“阪神の、G1のレース”において2着以内となった経験の有無別成績(2019年以降)】
○あり [4-2-3-7](3着内率56.3%)
×なし [0-2-1-41](3着内率6.8%)

 近年は阪神のG1で優勝を争ったことのある馬が優勢。なお“阪神の、G1のレース”において2着以内となった経験がない、かつ“同年の、中山・阪神の、出走頭数が14頭以上のレース”において“着順が4着以内、かつ4コーナー通過順が5番手以下”となった経験のない馬は2019年以降[0-0-0-34](3着内率0.0%)と苦戦していました。阪神のG1で連対を果たしたことがない馬のうち「勢いに乗っている中山・阪神向きの差し馬」とも言い難い馬は、評価を下げるべきでしょう。

主な「○」該当馬→ジェラルディーナディープボンド
主な「×」該当馬→イクイノックスヴェラアズールジオグリフボッケリーニ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「出走数が22戦以内」の馬は2019年以降[4-4-4-30](3着内率28.6%)
主な該当馬→イクイノックスジェラルディーナジオグリフディープボンド

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2023年3月25日() 12:00 甘粕代三
【ドバイワールドカップデー2023】レース展望④ドバイシーマクラシック・ドバイワールドカップ
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ドバイワールドカップデー展望第3回を公開した直後、ドバイターフの大本命に推したドウデュースが突如出走を取り消しました。その速報が伝えられたドバイのプレスルームは騒然。それもそうです。友道調教師とは夜明け前にメイダン競馬場で会ってドウデュースに自信満々のコメントを聞いていたのですから。取消発表の後、友道調教師とは会っていませんが、JRAの発表によれば左肢に跛行が原因。大本命に推していただけに残念でなりませんが、前途ある馬だけに出走取消を決めた友道調教師の決断を支持せざるを得ません。

気を取り直して残る2レースを展望します。最後の1回に2レース、字数も限られているため急ぎ足になってしまうことをお許し下さい。


ドバイシーマクラシック(芝2410m)
僅か10頭立てと寂しい顔ぶれとなってしまいましたが、これは昨年の年度代表馬イクイノックス(牡4・木村哲也)と昨年の覇者シャフリヤール(牡4・藤原英明)2頭が名乗りを上げたためではないでしょうか。当地21日、イクイノックスドバイワールドカップ出走の厩友ジオグリフの最終追い切りを終えた木村調教師は自信満々に語りました。
イクイノックスはいい動き、追い切りは上手く行った。美浦にいる時と同じくいい状態で、厩舎の仕上げは計画通りに出来た。ドバイの芝への適性は未知数だが、昨日午後雨が降って、その後も相当散水している。馬場も押し固めているようだ。気候、環境ともドバイは日本よりも良好。馬場の心配はしていない」
単勝2倍を確実に切る人気を背負うことになるでしょうが、この馬を抜きにこのレースを考えることはできません。

相手一番手も昨年の覇者シャフリヤールをおいてありません。追い切りに騎乗したかつての主戦、合格したばかりの福永祐一調教師に今朝(24日)シャフリヤールの状態を確認したところ、連覇に自信満々との由。イクイノックスシャフリヤール2頭を軸に考えれば、勝負馬券は3連単以外にありません。

もう一席も日本勢を中心にせざるを得ません。昨年12月香港ヴァーズを勝ってG1女王となったウインマリリン(牝6・手塚貴久)は世界一高速馬場の日本では時計半分足りないものの、日本よりも時計半分から一つ重い香港シャティンの芝で本懐を遂げたように、シャティン芝に極めて近いメイダンへの適性はイクイノックスシャフリヤールよりも上。逆転の可能性を否定することはできません。

ドバイの経済低迷から不振をかこつゴドルフィンですが、この舞台に取って置きの切り札を送り込んできました。レベルスロマンス(英・セ5・C.アップルビー)です。一昨年のUAEダービー勝ち馬が昨年6月から芝、それも2400mの選手権距離を使い始めるとリステッドレースからブリーダーズカップターフまで破竹の5連勝で芝ダート兼用のG1ホースに上り詰めました。芝も重い欧州、軽い北米と兼用、メイダンの芝に一転の心配もありません。純正のゴドルフィン生産馬とし上記日本馬を一気に交わす爆発力があることに留意しなければなりません。日本勢が人気を集める日本で人気薄になるようであれば、単勝の妙味に千両以上の魅力を感じています。

上記4頭に迫る可能性を唯一持つのは昨年のアイルランドダービー馬ウエストオーバー(愛・牡4・R.ベケット)までと見ています。この5頭をどう3連単に組み立てるか、このレースの焦点はこの一点に絞られます。


ドバイワールドカップ(ダート2000m)
日本勢が出走15頭の過半数となる8頭を占めました。ダート馬天国の北米勢に圧倒されてきたドバイワールドカップの歴史を振り返ると正に隔世の感があります、日本馬でここで凱歌を上げられたのは、ヴィクトワールピサ。2011年東日本大震災のあの年まで遡らなくてはなりません。

さて字数も尽きつつあるので、まずは私の本命から手短に書かせて下さい。サウジカップからここの連覇を狙うパンサラッサ(牡6・矢作芳人)です。当地22日夜、枠順抽選会からホテルへの帰途、担当の池田厩務員と同じバス、それも隣席に乗り合わせました。昨年ドバイターフで長い写真判定をパドックの中で待ち、同着となって共に歓喜の涙を流して以来、一年ぶりに言葉を交わしました。サウジからの転戦で疲労が心配ではないか、と訊ねました。
「ドバイは厩舎の周りが静か。日本では車の僅かなエンジン音、鳥の声にも敏感で煩くなるパンサラッサがドバイでは落ち着きはらって状態は更によくなっているよ。何なら明日(23日)朝、パンサラッサを触らせてあげようか?」

余裕綽々の笑顔でした。しかし、枠順は逃げ馬には致命的な大外枠。これを今朝(24日)、朝食で一緒になった矢作調教師にぶつけました。
「中途半端な競馬はしない。何が何でもハナに立たせる。それでも保つのがパンサラッサですから」
ときっぱり。パンサラッサはハナ切れなければ後はどこにもいないという一介の逃げ馬ではありません。この馬を抜きに馬券を組み立てることはできない、と2人の談話から結論を得ました。

さて、パンサラッサを脅かす一番手はサウジカップ直線で日本勢上位独占の夢を打ち砕いたカントリーグラマー(米・牡6・B.バファート)。今回パンサが大外を引いてしまった分は前回の着差を詰めてくることでしょう。この2頭のほかにはカフェファラオ(牡6・堀宣行)、ジオグリフ(牡4・木村哲也)、クラウンプライド(牡4・新谷功一)のサウジカップ上位馬にダートでは底を見せていないウシュバテソーロ(牡6・高木登)、昨年のサウジカップ覇者エンブレムロード(サウジ・牡5・M.アルムロワ)までを相手に馬券を組み立てたいと考えています。明日25日(土)の予想公開をお楽しみに!

★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースのドバイWCデー4レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2023年3月10日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】牡馬クラシックは共同通信杯組を中心に回る/金鯱賞展望
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先週末の弥生賞はタスティエーラが力強く抜け出し勝利。新馬勝ちの後に挑んだ共同通信杯では4着に敗れたが、中2週で挑んだ弥生賞で見事にクラシックの切符を手にした。今回勝ち切れたことはクラシックへ向けてのローテーションを考えると極めて大きく、今後は目標のレースに向けて調整していくことになりそうだ。

人気のトップナイフは2着。最後は内に突っ込む形になったが、逃げ差し自在なレースぶりは鞍上の横山典騎手が手の内に入れている証拠だろう。昆厩舎との信頼のタッグで、こちらもクラシックに挑むことになる。スケールという点では一枚落ちるが、レースを使いつつ力をつけて行くのは厩舎力の賜物といえる。

牡馬戦線も徐々にクラシックの輪郭がうっすらと見えつつあるが、今年に関していえばやはり共同通信杯組のレベルが高いように思える。今回同4着のタスティエーラが弥生賞を制したことで、改めてそのことを再確認した。

共同通信杯上位馬の今後

1着 ファントムシーフ →皐月賞へ直行
2着 タッチウッド →皐月賞へ直行
3着 ダノンザタイガー →若葉Sへ
4着 タスティエーラ →弥生賞制覇からクラシックへ

クラシック(および3歳路線)においては一つのレースが「基幹レース」としてその後に大きな影響を与えることがある。例えば2年前のクラシック戦線においてもそれは共同通信杯だった。

2021年の共同通信杯上位馬とその後

1着 エフフォーリア →皐月賞天皇賞(秋)有馬記念制覇
2着 ヴィクティファルス →スプリングS制覇
3着 シャフリヤール →日本ダービー制覇
4着 ステラヴェローチェ →皐月賞日本ダービーともに3着

2022年の3歳世代でいえば朝日杯FSだろうか。

2021年朝日杯FSの上位馬とその後

1着 ドウデュース →日本ダービー制覇
2着 セリフォス →マイルCS制覇
3着 ダノンスコーピオン →NHKマイルC制覇
5着 ジオグリフ →皐月賞制覇

古くは1998年の弥生賞(スペシャルウィークセイウンスカイキングヘイロー)や、2000年のラジオたんぱ杯3歳S(アグネスタキオンジャングルポケットクロフネ)がそうだったかもしれない。例が古くて申し訳ないが…。

いずれにしても、2023年のクラシック戦線は、

共同通信杯組がハイレベル」

ということで、シンプルに考えていきたい。

~今週末の注目馬~

今週末から再び中京開催がスタートする。ココでは金鯱賞を取り上げることにする。現時点での注目馬はコチラ。

ルビーカサブランカ西村淳也騎手)

馬群を捌ける差し馬、ルビーカサブランカ。中京芝の金鯱賞は逃げ馬の活躍が多く、立ち回りも要求される舞台。本馬にはピタリと合いそうだ。鞍上西村淳騎手は先週の大阪城Sでスカーフェイスで勝利。抜群のコース取りが光った。小倉リーディングも獲得し、腕を上げてきている。人馬ともども期待したい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2022年12月10日() 12:00 甘粕代三
【香港国際競走2022】レース展望④<香港カップ>史上最強の日本勢。総大将はパンサラッサ
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香港カップ(シャティン芝2000m)
さてさて、香港国際競走の華、香港カップです。この10年間に日本勢が5勝、ウインブライトノームコアラヴズオンリーユーと3連覇中、香港G1とはいえ自家薬籠中のレース。キーボードを叩いていて昨日公開までの3レース以上に胸が高鳴り、その反面で史上最強といっても過言でない日本馬5頭をこの目でシャティンのターフに躍動する姿を見られないことが残念でなりません。ずばり一言! 日本馬の上位独占は間違いなし! 香港での甘粕代三の代名詞、穏如泰山! 鉄板です!!

まず、パンサラッサ(牡5・矢作芳人厩舎)から。ツインターボ2世と見られていたパンサは今や日本勢の総大将です。中山記念快勝をステップにドバイターフに挑戦しました。レースを引っ張り直線でも一向にその逃げ足を衰えさせることなくゴール板を通過するまで矢作夫妻と手に汗握って声をからしたことが昨日のようです。その後の戦績は皆さんもご存じの通り。前走天皇賞(秋)は7番人気の低評価を嘲笑うように、そしてあのプリティキャストを彷彿とさせる大逃げ! プリティの再現を確信させた瞬間にイクイノックスに交わされましたが、勝馬との斤量2キロ差を考えれば勝ちに等しい2着と言って差し支えありません。

シャティン芝2000mは直線が430mと短く、2015年にエイシンヒカリが逃げ切っているように先行馬有利。エイシンとパンサを比べれば月と鼈とまでは行かないまでも三役と前頭ほどの違いはあります。他に逃げ馬はおらず、パンサが自分のペースで逃げられれば後続はなし崩しに足を使い、レースの焦点はパンサが勝つか負けるかではなく着差をどれだけつけられるか、その一点にあります。

パンサの次に評価したいのがジャックドール(牡4・藤岡健一厩舎)。実はジャックドールのオーナーさんに香港渡航を誘われていたのですが、オーナーさんも私同様、ワクチン未接種のため断念。オーナーさんの社員さんが代わりに応援に行っていらっしゃいます。ジャックはスーパーG2札幌記念で強烈な逃げから先行へと脚質転換に成功。天皇賞(秋)では◎を打ちましたが、直線で不利があって4着と涙を飲みました。でも香港での予想では4連単勝負だったので大いに懐を潤してくれたんですよ。香港カップでは天皇賞(秋)同様3~4番手からパンサを追う形になりますが、シャティンの芝コースは府中よりも時計一つ以上遅く、札幌よりもやや遅い馬場。このコースのアドバンテージはパンサよりもジャックでしょう。香港では日本馬のオッズが日本以上、特にジャックは抜け目になる可能性高く、単複をちょっと買っておきたい気分です。

日本勢3番手はいずれ菖蒲か杜若、悩みは尽きません。横一線もいいところなのですが、私の馬券戦術、秋の第一条にカタカナ騎手3馬身があります。日本人騎手には申し訳ないのですが、欧州、大洋州で鍛えられてきた日本のぬるま湯競馬でぬくぬくと生きてきた日本人騎手がいくら鯱鉾立ちしても叶うものでないことは秋の一連のG1が証明している通りです。故障から復帰し引退を決意、その雨のラストライドツアーで香港に舞い戻った雷神、J.モレイラがラストランの手綱を執ることになったレイパパレ(牝5・高野友和厩舎)、調教師試験に合格し引退の決まった福永祐一から英国の名手、W.ビュイックに手が代わったジオグリフ(牡3・木村哲也厩舎)が横一線。復調著しくともカタカナ騎手ではないダノンザキッド(牡4・安田隆行厩舎)は一段下とします。

日本勢5頭を脅かせるのは地元香港昨季のダービー馬にして準三冠のロマンチックウォリアー(セ4・C.シャム厩舎)と世界の名伯楽、A.オブライエンが送りこんできた刺客、オーダーオブオーストラリア(牡5)。ロマンティックは4歳クラシック三冠の後に外国馬不出走ながらクイーンエリザベス2世カップまでぶっこ抜くという離れ業を演じて香港中距離界に敵がいないことを証明しています。今季節復帰の前哨戦、ジョッキークラブカップを不利な大外枠を引きながら快勝。本番では3~4番手からパンサに襲い掛かかり、ジャックと追い比べになります。レイパパレジオグリフの日本勢3番手以上、ジャックより若干下の評価をしたいと思います。

そしてエイダンの秘密兵器、オーダーは昨年のブリーダーズカップ・マイルを1分33秒73の好時計で快勝しているように香港ヴァーズのストーンエイジ同様、北米の芝コースの適性あり。シャティン芝も全く問題ありません。日本勢3番手と同様と見ました。

パンサラッサを中心にジャックドール→ロマンティックウォーリアー→レイパパレジオグリフダノンザキッドという番付になりますが、さてこれをどう3連単、4連単に落としこむか、眠れぬ夜が続きそうです。甘粕代三畢生の予想は10日(土)夜公開、ご期待下さい。

★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港国際競走4レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2022年10月26日(水) 15:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 天皇賞(秋)2022  
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



10月30日(日)東京11R 第166回天皇賞(秋)(3歳以上G1・芝2000m)

【登録頭数:15頭】(フルゲート:18頭)


<前走:日本ダービー出走馬>(5ヶ月)

イクイノックス(2着、484kg(-8kg))<B>
前走のダービー時以外は間隔をジックリとって使われてきた馬で、今回も5ヶ月ぶりで実戦を迎える。調教内容はこれまでから大きく変化していないが、1週前の動きを見ると多少重い感じに見えた。2週前の坂路では終い強めに追われていたが、そのあたりが関係しているのかもしれない。

ダノンベルーガ(4着、494kg(-10kg))<C>
こちらもダービー以来の休み明けとなり乗り込み量は豊富。ただ、2週前、1週前と2週連続強めに追われ、日曜日も坂路で時計になるところをやっている。1週前も併走馬相手にモタモタして何とか先着できたという動きだったので、この馬もまだ素軽さに欠ける印象。

ジオグリフ(7着、492kg(-4kg))<A>
ダービー以来の休み明けでも、乗り込み豊富で南Wと坂路で好時計。1週前追い切りでは、乗り慣れていない北村宏騎手が騎乗しての追い切りでかなり持ってかれる感じになっていたが、手応えは抜群。伸び脚もしっかりしていて出来はかなり良さそう。直前はテンションを上げないような控えめな追い切りができれば理想的。




<前走:札幌記念出走馬>(中9週)

ジャックドール(1着、516kg(+8kg))<C>
札幌記念からの休み明け。ただ大きな馬の割に乗り込み量はそれほど多くはない。1週前追い切りでは好時計で先着するも、まだ重さを残しているように映った。

パンサラッサ(2着、470kg(-6kg))<C>
これまでも1週前には強めに追うことが多かった馬で、この中間も1週前は併せ馬で強めに追われている。速い時計は出ているが、やや首が上がり気味で終いの伸びが甘い動きだった。

ユーバーレーベン(11着、498kg(前々走海外))<B>
この中間も乗り込み量は豊富で、1週前追い切りでは遅れはしたものの動きは上々。前走時の最終追い切り時のような、ササり気味になるところもなくスムーズな走りで前走時からの上積みがありそう。




<前走:小倉記念出走馬>(中10週)

マリアエレーナ(1着、424kg(-2kg))<A>
この中間も追い切りでは好時計を連発。1週前追い切りでは素軽さが窺え、仕上がり良好。東京は初めてだが、左回りの2000m以上のレースでは4戦2勝ですべて3着以内と向く条件。

カデナ(7着、478kg(±0kg))<C>
この中間も坂路での調整。走りやすそうな馬場だった1週前追い切りだが、終い脚が上がり気味で物足りない動き。




<前走:その他のレース>

シャフリヤールプリンスオブウェールズS:4着、前走海外)4ヶ月半)<B>
前走が海外で休み明けでの出走とあって乗り込み量は豊富。追い切りには3週連続福永騎手が騎乗(レースはCデムーロ騎手が騎乗予定)しての調整となっていて、追われるごと時計を詰めている。終いの伸びも良く仕上りは良さそう。

ノースブリッジ毎日王冠:5着、494kg(+2kg)中2週)<B>
休み明けを使われての叩き2戦目。前走時のパドックでは、太め感はなかったがテンションが高めだった。この中間、1週前は軽めの調整で力みもなく、動きは素軽かった。日曜にも長めから速い時計を出していて、調子落ちは感じられない。

ポタジェ毎日王冠:6着、466kg(+2kg)中2週)<D>
休み明けの前走時、パドックでは+2kgの数字以上に緩さがある印象を受けた。この中間も軽めの調整で強めに追われていないので、大きな変わり身はなさそう。

カラテ新潟記念:1着、532kg(-8kg)中7週)<C>
坂路中心で追い切られることが多い馬だが、この中間は2週前、1週前とCWでの併せ馬。1週前映像からは、力強さは伝わってきたが首が高く追われてからの反応が鈍く伸び脚も物足りなかった。かなり大きな馬なので、まだ太めが残っている様子。

バビットオールカマー:4着、474kg(+14kg)中4週)<C>
休み明けの前走時は、追い切りでは良い動きだったが、さすがに馬体に余裕を感じるパドック。この中間も乗り込まれているが、1週前追い切りではまだ重さを残す走りだった。

アブレイズ(府中牝馬S:5着、498kg(+8kg)中1週)<B>
坂路で速い時計が出る馬で、前走時も追い切りで好時計をマークし、レースでも一瞬見せ場という内容だった。今回は中1週となるため、速い時計は出していないが使ってくるからには出来落ちはなさそう。

レッドガラン京都大賞典:9着、514kg(+4kg)中2週)<C>
坂路で好時計が出るタイプで、前走時も坂路で好タイムをマークしていた。ただ、大きな馬でパドックでは硬さが感じられた。中2週のこの中間は、先週金曜日に坂路で追われ終い好時計を計時していて、出来自体は悪くない印象を受ける。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ジオグリフマリアエレーナシャフリヤールの3頭をあげておきます。


◇今回は、天皇賞(秋)編でした。
天皇賞(秋)連対馬の最終追い切り内容を分析してみると、過去10年の連対馬20頭のうち13頭がWコースで追い切られています。ちなみに、1週前追い切りに関しても14頭がWコースでの追い切り。1週前、最終追い切りともに坂路で追い切られていた馬は、5頭(関東1、関西4)となっていました。これを過去5年までに絞ってみると、連対馬10頭のうち8頭がWコースでの追い切りで、1週前に関しても9頭がWコースでの追い切りとその比率は上がります。やはり、天皇賞(秋)に関しても、「Wコース追い」が近年優勢との傾向が出ているようです。
特に関東馬は、坂路調教で連対した馬はスピルバーグのみでそれも8年前。関東馬で坂路仕上げというパターンは、軽視していいと考えています。一方で、関西馬は、坂路オンリー調整での連対例こそ同様に少なくなってきていますが、輸送を控えることから1週前にCWで強めに追い、最終追い切りは坂路で息を整える内容というパターンも十分考えられます。そうした背景から、関東馬ほど軽視する必要はないでしょう。
先週の菊花賞、今週の天皇賞(秋)と、連対馬の調教内容について綴ってきていますが、その他のレースに関しても近年はWコースで追い切られた馬のほうが、頭数も多く成績も良いように感じます。そのあたりは、外厩で調整する馬が多くなってきていることも影響しているのではないかと考えています。
私が競馬の予想で調教内容を重視するようになったきっかけは、フジキセキサイレンススズカのようにデビュー前から栗東坂路を破格の時計で駆け上がってくる馬に影響を受けたからであり、近年坂路調教馬たちの元気が感じられないというのはどこか寂しいものです。ただそれも時代の流れ。仕方ないことといえばそうなのかもしれませんし、その時代その時代で取り残されないように予想をしていかなくてはなりませんね。


※天皇賞(秋)出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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ジオグリフの口コミ


口コミ一覧
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おはようございます!(=^・^=)
いつも訪問される方々、ありがとうございます。

愛知県の猛暑日が連続25日間(新記録)続いた後、
朝夕は大分しのぎやすくなり、暑い暑いといっても、いましばらくの辛抱?
ようやく暑さも峠をこしそうです?

処暑(今年は8月22日)に入り、まだ昼間は暑い日が続きますが、
朝夕は涼しい風が吹き渡わたり、気持ちのよい時期です。

我が懐は、常に空っぽ?すがすがしい!?

【2024週間スケジュール】
一週間の基本的な更新スケジュールは、下記参照。
(毎朝7時ごろ更新/競馬変則日程の場合は変更あり)

月曜日 : 今週末 土、日曜の重賞(日刊馬番コンピ指数 等)
火曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日刊馬番コンピ指数 等)
水曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(血 統 等)
木曜日 : 先週末 土、日曜の重賞回顧(日記)等
金曜日 : 今週末 土、日曜の重賞(データ分析 等)
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
土曜日 : 土曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを予想(当日07時ごろ更新予定)
日曜日 : 日曜当日の重賞レースを回顧(当日19時ごろ更新予定)

noteのアドレス: https://note.com/haya00  
宜しくお願い致します。

【今週のスケジュール】
20日(火)07:00頃 CBC賞、札幌記念の回顧~日刊馬番コンピ篇
21日(水)07:00頃 CBC賞、札幌記念の回顧~血統篇
22日(木)07:00頃 日記「術はあるⅡ~その先へ」
23日(金)07:00頃 新潟2歳S、キーンランドCの「徹底的にデータ分析篇」
24日(土)07:00頃 小倉サマージャンプの「日刊馬番コンピ指数分析予想篇」
24日(土)19:00頃 小倉サマージャンプの「回顧篇」
25日(日)07:00頃 新潟2歳S、キーンランドCの「予想篇」
25日(日)19:00頃 新潟2歳S、キーンランドCの「回顧篇」
26日(月)07:00頃 札幌2歳S、新潟記念、小倉2歳S
の「日刊馬番コンピ指数分析予想篇」
個人的に何もなければ、上記通りに更新されます。

【重賞レース予想 第08期 途中経過】
第08期(7月28日~9月01日)7日間(アイビスSD~小倉2歳S)13戦
週末競馬は、当てる事ができたのか!?

18日(日)札幌記念(G2)では6番トップナイフを推奨!
複勝(6番トップナイフ) 
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

18日(日)札幌記念(G2)推奨馬トップナイフ(7人気)は、若干出遅れ?中段後方8番手追走。3~4角辺りから押し出されるも反応鈍く、伸びを欠き6着まで…残念。

レースは、2番手追走から先頭に立って押し切ったノースブリッジ(5人気)が、好位から差を詰めたジオグリフ(3人気)に1.3/4馬身差をつけ優勝。さらに1馬身差の3着にステラヴェローチェ(4人気)が入り、大波乱決着!? 当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。

反省点として、軸馬選択の失敗?? 事前にチェックしていた「①人気は、2011年を最後に1着がない傾向」を重要視していれば、ダントツ1人気馬プログノーシスを無視できていた…反省。と言うのも、昨年2着馬のトップナイフが軽視されていた為、プログノーシスが絶対視されているなら昨年同様な展開を予想…残念。では何故? ノースブリッジは優勝できたのか?? 同馬は、スタート良く行き脚がついて外から自然と2番手へ。1〜2角で先頭と少し距離を取ると、後ろからのプレッシャーもなく、3角から楽に進出していき前との差を詰め4角で追い出され、直線を向いて力強く抜け出して危なげなく押し切り優勝。 同レースは、前につけた馬、内を活かす競馬をした馬に有利な傾向があり、その傾向通り!? 今後、GⅠ天皇賞秋が目標も、当日の馬場が少しでも時計を要してくれれば、チャンスは十分ある1頭!!

18日(日)CBC賞(G3)では3番バースクライを推奨!
複勝(3番バースクライ) 
結果は、ハズレ…(ノД`)・゜・。

18日(日)CBC賞(G3)推奨馬バースクライ(7人気)は、痛恨の出遅れで最後方追走。4角を回り大外から一気に脚を伸ばすも11着まで…残念。

レースは、好位追走から直線で前を交わして先頭に立ったドロップオブライト(6人気)が、中団から追い上げてきたスズハローム(3人気)にクビ差をつけ優勝。さらに3/4馬身差の3着にグランテスト(2人気)が入り、中波乱決着!? 当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。

反省点として、軸馬選択の失敗?? 牝馬狙いまでは 良かったが…残念。追加で、BOX買いの検討もメンタルの弱さが…反省。では何故? ドロップオブライトは優勝できたのか?? 同馬は、スタート良く押していって二の脚でサッと好位を確保。内枠を利してコースロスなく立ち回り、直線に向いたところでもスムーズに進路ができ、しっかりと脚を使ってラスト100㍍で先頭に立つと、そのまま押し切って重賞初制覇。うまく乗られたこともあるが、力もつけている。ディープインパクト産駒としては珍しい晩成型でもあり、父の成長力と母系の距離適性を背景に、スプリント戦線で活躍してほしい1頭!!

【短 評】
週末、2戦2敗…久々に完敗みたいな感じ。競馬で儲けたいはずなのに、買い目を減らして当てようとする無駄な努力?? 最終的には、メンタルの弱さが馬券購入に影響が…反省。予想には自信があっても、馬券の買い方がヘタなことから儲からない。

先週末、毎週参考にしているnetkeibaのコラムで連載されている「ウマイ馬券運営担当Mの丸乗り放浪記」を何気に黙読…「コレだ!?」。早速、「まぐ氏」の予想を購入。ただ、メンタルの弱さから馬券購入までは至らず。結果から言えば、札幌記念はハズレ、CBC賞は的中! つまり、そのまま馬券を購入(17600円)していれば払戻金(56000円)、収支38400円の儲けだった…残念。なので、今後は丸乗りします。

【週末重賞レースの馬番コンピ 回顧篇】
(札幌記念)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数1位"
11番プログノーシスが該当=結果4着ハズレ…(ノД`)・゜・。

(CBC賞)
注目(複勝)したのは、"日刊馬番コンピ指数2位"
6番スズハロームが該当=結果2着的中!(複勝220円)

【今週末重賞レースの馬番コンピポイント篇】

(新潟2歳S)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ指数1位”

*無条件
過去10年内(5-2-1-2/10)
勝率50%/連対率70%/複勝率80%/単勝回収値190/複勝回収値126
近5年 (2-1-1-1/5)
勝率40%/連対率60%/複勝率80%/単勝回収値116/複勝回収値110

昨年は、中団から脚を伸ばしたアスコリピチェーノ(1人気)が、
  逃げるショウナンマヌエラ(10人気)をゴール手前で捉え差し切り優勝。

馬番コンピ指数(1位-8位-6位)と中波乱決着!?
           例年、伏兵馬が馬券に絡んでくる混戦模様レース!?
推薦指数1位は、昨年(1着)馬券に絡んでいるが、今年も期待大!?

(キーンランドC)
注目(複勝)したのは、”日刊馬番コンピ指数1位”

*無条件
過去10年内(4-3-1-2/10)
勝率40%/連対率70%/複勝率80%/単勝回収値133/複勝回収値133
近5年 (3-1-0-1/5)
勝率60%/連対率80%/複勝率80%/単勝回収値192/複勝回収値140

昨年は、中団から大外を通って脚を伸ばしたナムラクレア(1人気)が、
  逃げるシナモンスティック(8人気)をゴール手前で豪快に差し切り優勝。

馬番コンピ指数(1位-9位-7位)と中波乱決着!?
           例年、伏兵馬が馬券に絡んでくる混戦模様レース!?
推薦指数1位は、昨年(1着)馬券に絡んでいるが、今年も期待大!?

詳細は、noteまで訪問して下さい。
noteのアドレス: https://note.com/haya00  
宜しくお願い致します。

 競馬戦略研究所所長 2024年8月20日(火) 09:16
重賞回顧 札幌記念
閲覧 72ビュー コメント 0 ナイス 2

札幌 11R 15時45分 札幌記念(G2)
◎:2枠 2番 ジオグリフ
◯:8枠 11番 プログノーシス
△:3枠 3番 ボッケリーニ除外
△:5枠 6番 トップナイフ
△:7枠 9番 ステラヴェローチェ

海外遠征を糧にして馬が変わったノースブリッジが自分のレースを貫き優勝。ここが本番ではない馬たちとは言ってもレベルが少し高い相手。その中で自分のペースで走り、3角では見ていても「止まらない」と思わせる脚色。2着以下を1馬身以上離したことは素直に認めなければなりません。次走は大きなところになりますが勢いで突破もある感じもします。

 2着は所長◎のジオグリフ。ヤネの横山武騎手も「あとは前を交わすだけだったが・・・」と振り返るように勝ち馬の強さには脱帽していましたが、これで次走が楽しみになったのも事実で、調教次第では続けて◎を打とうとも思います。

 3着ステラヴェローチェ。脚に爆弾を抱えており一戦毎が勝負の馬。陣営も横山典騎手に一任しており、今後のお仕事に期待です。

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 ken1 2024年8月18日() 20:59
札幌記念は、オッズ人気データでは注意喚起と柔軟な目の買い...
閲覧 64ビュー コメント 0 ナイス 1

★札幌記念

過去10年のデータから

★★A……ZI値3位以内が9/10年連対、毎年3着以内、6位位以下が3着以内9/10年
⇒○1位11プログノーシス、2位3ボッケリーニ、3位1ドゥエラーデ、
4位4シャフリヤール、5位9ステラヴェローチェ

B……3着以内馬は前2走で
   ★aG1で3着以内12/30、
⇒4番、11番,12ノースブリッジ

   bG2で3着以内3/30
⇒なし
   cG3で3着以内3/30
⇒1番、3番、8アウスヴァール

   dOPで3着以内1/30
⇒なし
   eG2以上で2人気以内4/30
⇒なし
   
   fリピーター(19年サングレーザー、21年ペルシアンナイト)2/30
⇒6トップナイフ(23年2)11番(23年1)

   g17年サクラアンプルール(中山記念2)、
18年マカヒキ(ダービー1)、20年ペルシアンナイト(マイルCS1)、
22年ウインマリリン(オークス2)23年トップナイフ(ホープフル2)
※マイル以上G2以上連対あり
⇒★2ジオグリフ(皐月1)5チャックネイト(AJCC2)7ホウオウアマゾン(マイラーズC2)
★9番(神戸新聞杯1)

※C……軸は、前2走でG1で連対5/10年、G2で勝ち2/10年、残りの3年は
19年サングレーザー(18年1のリピーター)、17年3着ヤマカツエースは
2走前G2勝ち、20年3着ラッキーライラックは2走前G1勝ち
※17年はG1馬が不在で、2着ありも海外遠征帰りとマイラーの2頭と、3着ありは
ヤマカツエース
⇒○4,11番

D……前走安田記念組5着以内(2/2/0/2)着外2頭は、22年1着ジャックドールが23年は
1人気も着外で97,98年エアグルーブ以来連覇無し、17年エアスピネルは
二千以上重賞で連対無し2人気で5着
⇒なし

★E……年齢 成績     勝率 連対率 3着内率
 5歳以下 8-7-8-62 9.4% 17.6% 27.1%
 6歳以上 2-3-2-52 3.4% 8.5% 11.9%
☆6人気以下の5才以下の馬(0/1/0/39)2着は23年3才9人トップナイフ(ホープフル2)
 ×4〜5歳馬で当日6番人気以下(0-0-0-35)
⇒×1,6,10番

F……性 成績     勝率 連対率 3着内率
   牡・せん 7-9-6-96 5.9% 13.6% 18.6%
   牝 3-1-4-18 11.5% 15.4% 30.8%
☆6人気以下の牝馬(0/0/1/12)3着は14年ホエールキャプチャ(Vマイル1,2着)
⇒なし

G……年度 優勝馬  G1勝ち鞍   前走          前々走
  2018年サングレーザー なし   ☆安田記念5着      ☆マイラーズC(G2)1着
  2019年ブラストワンピース 有馬記念  目黒記念(G2)8着      大阪杯6着
  2020年ノームコア ヴィクトリアマイル 安田記念4着          ヴィクトリアマイル3着
  2021年ソダシ  桜花賞など   オークス8着          桜花賞1着
  2022年ジャックドール なし   ☆大阪杯5着          ☆金鯱賞(G2)1着
  2023年プログノーシス なし   ☆クイーンエリザベスⅡ世C2着 ☆金鯱賞(G2)1着
☆18年以降の勝ち馬は、G1馬3頭、残り3頭は前走G1で5着以内+前々走G2勝ち
⇒★○1番(ホープフル1)2番(皐月1)4番(ダービー1)
  11番(前走クイーンエリザベス2+前々走金鯱賞1)

★H……×関東馬で当日8番人気以下(0-0-0-25)
⇒×5番

★I…… △前走G3で10番人気以下(0-1-0-16)※2着は上記17年ナリタハリケーン(2走前巴賞3)
⇒×7,8,10番

★J……前走G2,3なら3着以内か負けても0.9差以内
⇒×6,7番

★K……×前走1800m以下だった馬で当日8番人気以下(0-0-0-22)
⇒×7,10番

★L……×間隔4週以内(0-0-0-20)
⇒×1,7,10番

※M……当日6人気以下の7,8枠(0/0/0/27)
⇒×9,10番

★N……前走G1か8才以上を除く単オッズ30倍以上(0/0/0/54)
⇒×5,7,8,10番


2走前金鯱賞勝ちで前走香港クイーンエリザベスC2着と勝った昨年と全く同様の戦績で
来た11番が断然人気だが、昨年と違うのは2人気での勝利だった事
近10年何故か1人気の勝ちが無く、昨年圧勝した11番がジンクスを破れるかどうか
もし足元すくう馬がいるとしたら、それは近10年で5勝のノーザンファーム生産馬で
札幌2歳S勝ちと洋芝適性ある2番か

圏内は2,3,4,11,12番だが4番は昨年惨敗で洋芝や道悪というよりコーナー4つの
小回りより広いコース向きタイプとみて押さえまで

馬連2-11,千円 2→3,12,各三百円 11→3,11各五百円計5点
三連複(2,11)1頭軸=(3,12)ー4各四百円、ただし11番絡みで無い3点は二百円計9点
三連単2→(3,11,12)→(3,4,11,12)フォーメーション各百円
11→(2,3,12)→(2,3,4,12)フォーメーション各三百円合計18点
複勝勝負は、難解で絞れず見送り
≫≫12-2-9 馬連4660円
3番除外、8番が逃げて番手12番、競わず淡々と流れSペース、2番が3番手で好位に9番
11番は出っ歯悪く最後方も昨年の様に早目に進出出来ず直線上がり1位で追い込むも時遅し
そのまま8番交わして12,2番がなだれ込み9番が差すも届かず
データ的には、11番の懸念が最悪となって2番の軸は正解だったし、12番頭は展開のあや
ただ9番は項目Mのみで切った形で、実は最終オッズは4人気で消しで無かった訳で
項目Bで該当してただけに早計だった、オッズ関連データは予想段階では難しいので、
オッズ注意の喚起の文言が必要だろう


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コメント一覧
2:
  YASUの小心馬券   フォロワー:39人 2024年2月24日() 22:55:35
中山記念2024
近走戦績から手を出しにくいが、宝塚記念以外はダートや海外競馬でのもので、GⅡで一気の相手弱化という側面もある。
中山コースはコーナー加速の上手い同馬にとってはベストといえるし、イクイノックスやドウデュース世代の皐月賞馬、人気も落ちて今回は狙い目充分。
1:
  TERAMAGAZINE   フォロワー:69人 2021年9月4日() 16:57:32
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ND(Storm Cat)系ドレフォンx母アロマティコ(秋華賞3着・エリ女杯3着馬)
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2024年8月18日 札幌記念 G2 2着
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