ノースブリッジ(競走馬)

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写真一覧
現役 牡7 鹿毛 2018年1月24日生
調教師奥村武(美浦)
馬主井山 登
生産者村田牧場
生産地新冠町
戦績19戦[7-0-2-10]
総賞金24,475万円
収得賞金11,150万円
英字表記North Bridge
血統 モーリス
血統 ][ 産駒 ]
スクリーンヒーロー
メジロフランシス
アメージングムーン
血統 ][ 産駒 ]
アドマイヤムーン
ビッグテンビー
兄弟 タッチウッドアメージングサン
市場価格3,456万円(2019北海道セレクションセール)
前走 2024/10/27 天皇賞(秋) G1
次走予定

ノースブリッジの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/10/27 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 153568.71011** 牡6 58.0 岩田康誠奥村武 500
(-2)
1.58.0 0.733.3⑫⑬⑬ドウデュース
24/08/18 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 1281214.551** 牡6 58.0 岩田康誠奥村武 502
(+1)
1.59.6 -0.335.0ジオグリフ
24/04/28 香港 8 QE2世C G1 芝2000 11--------3** 牡6 57.0 岩田康誠奥村武 501
(--)
2.01.3 0.3----ロマンチックウォリアー
24/02/17 カタ 7 アミールT G3 芝2400 11--------4** 牡6 58.0 岩田康誠奥村武 --0000 ------レベルスロマンス
23/10/29 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 1111167.91010** 牡5 58.0 岩田康誠奥村武 492
(-8)
1.58.0 2.836.7④④④イクイノックス
23/09/24 中山 11 オールカマー G2 芝2200 1561119.567** 牡5 58.0 岩田康誠奥村武 500
(+12)
2.12.5 0.535.8ローシャムパーク
23/04/02 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 162415.878** 牡5 58.0 岩田康誠奥村武 488
(-8)
1.58.1 0.735.5⑦⑤⑤⑤ジャックドール
23/01/22 中山 11 AJCC G2 芝2200 14348.641** 牡5 57.0 岩田康誠奥村武 496
(+4)
2.13.5 -0.134.8④④④エヒト
22/10/30 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 1561059.91111** 牡4 58.0 岩田康誠奥村武 492
(-2)
1.58.4 0.934.0イクイノックス
22/10/09 東京 11 毎日王冠 G2 芝1800 10226.855** 牡4 56.0 岩田康誠奥村武 494
(+2)
1.44.5 0.434.0⑧⑧⑧サリオス
22/06/12 東京 11 エプソムC G3 芝1800 12567.341** 牡4 56.0 岩田康誠奥村武 492
(-4)
1.46.7 -0.034.6ガロアクリーク
22/02/20 東京 10 アメジストS 3勝クラス 芝2000 11445.931** 牡4 55.0 岩田康誠奥村武 496
(-2)
2.00.1 -0.234.8グランオフィシエ
21/11/28 東京 11 ウェルカムS 3勝クラス 芝2000 16484.6212** 牡3 55.0 岩田康誠奥村武 498
(+6)
2.00.0 1.634.4⑯⑮⑮ジャックドール
21/10/24 東京 9 tvk賞 2勝クラス 芝2000 9893.321** 牡3 55.0 岩田康誠奥村武 492
(0)
1.59.0 -0.235.4グランオフィシエ
21/09/20 中山 11 セントライト G2 芝2200 144526.4810** 牡3 56.0 岩田康誠奥村武 492
(-2)
2.13.4 1.136.2⑤④⑤アサマノイタズラ
21/07/04 福島 11 ラジNIK賞 G3 芝1800 1671411.073** 牡3 54.0 岩田康誠奥村武 494
(+14)
1.48.6 0.635.8ヴァイスメテオール
21/05/01 東京 11 青葉賞 G2 芝2400 18238.4413** 牡3 56.0 横山和生奥村武 480
(0)
2.26.9 1.736.5ワンダフルタウン
20/12/05 中山 9 葉牡丹賞 1勝クラス 芝2000 12338.051** 牡2 55.0 岩田康誠奥村武 480
(+12)
2.02.2 -0.735.1ジャンカルド
20/09/27 中京 5 2歳新馬 芝2000 10449.431** 牡2 54.0 武豊奥村武 468
(--)
2.02.6 -0.235.6ハートオブアシティ

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毎年のように上位争いを繰り広げているのがディープインパクトの直系で、2015年には直仔で1~3着、2021年には直系で1~3着を独占。種牡馬としても最多となる4勝を記録しているディープインパクトだが、近年は後継種牡馬の活躍ぶりも目にとまり、2021年にはトーセンラー産駒のザダルが、2024年にはリアルスティール産駒のレーベンスティールが、それぞれ勝利をつかんでいる。

ほか、2010年1着セイウンワンダー(父グラスワンダー)、2022年1着ノースブリッジ、2023年3着マテンロウスカイ(以上、父モーリス)、2024年3着シルトホルン(父スクリーンヒーロー)、とグラスワンダーの直系も好相性かつ勢いが増していることに注意したい。

ダノンエアズロックは、父モーリス×母モシーン(母の父Fastnet Rock)。近年、好調なグラスワンダーの直系に属し、同産駒は3頭が出走して22年1着ノースブリッジ、23年3着マテンロウスカイ、24年5着アルナシームと掲示板を外していない。なお、馬券圏内に好走した2頭は本馬と同じ4歳馬であり、母系にNijinskyの血を引くことにも共通点を見いだせる。東京芝1800mでは大崩れがなく、リステッド勝ちの実績からも舞台は申し分ない。

ジューンテイクは、父キズナ×母アドマイヤサブリナ(母の父シンボリクリスエス)。注目は「父ディープインパクト×母の父Storm Cat」という父の配合で、15年の1着エイシンヒカリと2着サトノアラジン、24年1着レーベンスティールの父リアルスティールが同様の血統構成となる。一方、本馬の「父×母の父」の配合も、ソングラインアカイイトといったG1勝ち馬が出た組み合わせであり、さらなる飛躍を遂げても不思議はないだろう。

トーセンリョウは、父ディープインパクト×母カンビーナ(母の父Hawk Wing)。これまでに同産駒は延べ44頭が出走して、4勝、2着4回、3着3回、と4頭に1頭が3着以内に好走。なお、本馬の全兄ファルコニアも、そのうちの1頭として21年に勝ち馬から0秒3差の3着に好走していた。展開に左右される一方で、重賞戦線でも末脚が堅実なのは兄たちに似ており、母系の血統構成を考えればスタミナを削られる道悪でも狙いは立つ。


【血統予想からの注目馬】
ダノンエアズロック ⑩ジューンテイク ⑥トーセンリョウ


【青葉賞2025】逃げ馬の作る展開から推理 開幕週の恩恵を受け、逃げ不振を打ち破れ 2025年4月25日(金) 17:00

青葉賞は東京芝2400mで施行の3歳限定G2。

今年から1週前倒しで開幕週へ移行し、ダービーまで中4週になった。青葉賞→ダービーは鬼門ローテだが、この傾向も変わってくるか。

過去10年、逃げた馬の成績は[1-0-0-9]。東京の長丁場で粘り込むのは難しく、3着以内は19年5番人気1着リオンリオンしかいない。

その年は稍重、1000m59.9秒で馬場を考えると楽ではなかった。ラスト3ハロン目からペースを上げ、しまい11.8-12.9と失速したが、勝ち時計2:25.0とまずまず。

リオンリオンはダービーでもハナ、1000m57.8秒と飛ばし15着に終わったものの、秋は結果的にラストランとなるセントライト記念を前々から封じた。

リオンリオンが例外的な存在だったかと言えば、21年ノースブリッジ4番人気13着(23年AJCC1着・24年札幌記念1着など)、16年マイネルハニー7番人気8着(16年チャレンジC1着など)等、その後中距離重賞で馬券に絡んだ馬も何頭かいる。

23年は現在短距離にシフトしたアサカラキングが逃げ、4番人気14着だった。後々オープンを賑わす馬も、青葉賞でハナを切るとふるわない。

リオンリオンの年以外は良馬場、その平均ラップをみたい。

▼平均ラップ(良9年)
12.6-10.9-12.0-12.3-12.3-12.4-12.4-12.1-11.9-11.6-11.6-11.8

後半は動き出しが早く、ロングスパートになっている。単年ごとに吟味しても、このラップ構成が多い。「ダービーの切符を」という気持ちからなのか。前半1000mも60.1秒と極端に遅くない。

同じコースで行われた今年のゆりかもめ賞と比較してみる。

▼ゆりかもめ賞2025
12.6-11.8-13.0-13.2-12.9-12.5-12.6-12.8-12.6-11.7-11.1-11.0

こちらは上がりの競馬だった。青葉賞ではこういう現象は起きづらく、前の組が苦しくなるのもうなづける。

逃げ馬以下、先行[0-4-0-29]・中団[7-3-8-51]・後方[1-3-2-39]・捲り[1-0-0-0]。勝ち馬10頭中9頭は中団以降から出、上がり1位は複勝率66.7%、同2位は75.0%。

控えた馬の活躍が目立つなか、今年は開幕週に組まれ、それが逃げ・先行馬にとってどれだけアドバンテージになるのか。

出走馬のうち、前走逃げた馬はガルダイアだけ。逃げた経験があるのは、アマキヒヤマニンブークリエロードガレリアだが、いずれもデビュー2戦目以内のハナで、その後は控える競馬をしている。

ガルダイアは、2走前の京成杯をハイラップで競り合い4番人気14着に沈み、1ハロン短縮した前走の毎日杯は、我慢の利いた逃げで7番人気2着。走破時計も1:46.1と速かった。

ただ、延長ローテは怖さがある。これで人気だと嫌だが、そこまで人気はしなそうで、そのあたりも難しい。暴走さえしなければ、メンバー的に例年の青葉賞よりゆったり運べそうでもある。

ガルダイア。平均ラップよりはっきり速いか遅いか、どちらかという気もするが、うまくいくほうに期待したい。距離さえもてば、能力的にやれる見立てで。馬券は◎の単複。

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【AJCC2025】直撃取材!プロ予想家最速予想 「豚ミンC」「伊吹雅也」の狙いは!? 注目馬&妙味ある穴馬候補に迫る! 2025年1月23日(木) 10:30

伊吹雅也―本質を見抜く的確なデータ分析


ウマニティ、JRA公式HPをはじめ、多数の競馬媒体で鋭い見解を披露。独自、かつ的確なデータ分析で目から鱗の穴馬を推奨する伊吹雅也プロに、AJCCの予想についてお聞きしました。

―登録馬をざっと見て、堅そうか荒れそうか、どちらに感じますか。

実績馬が多数参戦してきたものの、近年の傾向からは強調しづらい馬ばかりなんですよね。3連単で72万760円の高額配当が飛び出した2022年のように、波乱の決着となる可能性もじゅうぶんにあると思います。

―穴馬候補が楽しみですね。予想のポイントはどのあたりになるでしょうか。

基本的に前走好走馬が強いレースである点は押さえておきたいところです。前走の着順が2着以下、かつ前走の1位入線馬とのタイム差が0.4秒以上だった馬は2021年以降[1-2-1-35](3着内率10.3%)と苦戦していました。チャックネイトなど、直近のレースで上位に食い込めなかった馬は疑ってかかるべきでしょう。

―基本的には勝ち馬か、接戦を演じた馬ですね。別定G2らしく前走G1組が好調かと思いますが、強調できるデータはありますか。

前走好走馬が強いレースではあるものの、前走の着順が2着以下、かつ前走の1位入線馬とのタイム差が0.4秒以上だった馬のうち、前走の条件がG1、かつ前走のコースが東京・京都だった馬は2021年以降[1-1-1-5](3着内率37.5%)なんですよ。

―例外的な前走G1組もいると。

レーベンスティールのように、天皇賞(秋)などから直行してきた馬であれば、大敗直後であっても評価を下げる必要はありません。レーベンスティールはコース替わりもプラスに働くでしょうから、相応に高く評価するつもりです。

―巻き返しを期待したいですね。前走G3から臨戦ですが、ボルドグフーシュはG1・2着の実績があり、気になる存在です。馬券的にどう扱う予定でしょうか。

ボルドグフーシュは前走のチャレンジCが約1年7カ月の休養明けで、馬体重も2走前の天皇賞(春)と比べてプラス16kgと、このレースはいろいろな意味で度外視可能だと思います。オッズ次第では、かなり重いシルシを打つかもしれません。

―叩き2戦目で楽しみです。現状、軸で考えている馬をお願いします。

積極的に狙ってみたいのはボーンディスウェイです。前走の馬体重が460kg以上510kg未満だった馬は、2021年以降[4-4-4-31](3着内率27.9%)と比較的堅実でした。前走の中山金杯3着は、展開を考えると着順以上に高く評価できる内容ですし、コース替わりもまったく問題ないはずです。

中山金杯は「あれ、こんなに強いのか」と少し驚きました。ボーンディスウェイも穴っぽいかと思いますが、ほかに面白い馬はいるでしょうか。

ボーンディスウェイと同じく、ディープモンスターもレースの傾向を見る限りでは大きな不安要素が見当たらない馬です。極端な競馬をした直後の馬が期待を裏切りがちである一方、前走の4コーナー通過順が3~10番手だった馬は2021年以降[4-4-4-20](3着内率37.5%)と安定しています。血統背景を考えると、強敵相手のほうがかえって能力を発揮できるタイプかもしれません。一票を投じる価値はじゅうぶんにあるのではないでしょうか。

―近走は堅実に走っていますよね。人気サイドで嫌える馬はいるでしょうか。

前走の4コーナー通過順が2番手以内だった馬は2021年以降[0-0-0-12](3着内率0.0%)、前走の馬体重が510kg以上だった馬は2021年以降[0-0-0-9](3着内率0.0%)と、それぞれまったく上位に食い込めていません。実績最上位のダノンデサイルが両方の条件に引っ掛かっている点は気掛かりで、古馬になってから伸び悩むケースが多いエピファネイア産駒でもありますし、過信禁物と見ておいたほうが良さそうですね。

―間隔も詰まっていますし、ちょっと嫌な感じですね。挙がった馬以外に注目馬がいましたらお願いします。

ここまでに名前を挙げた馬以外では、アラタも私が考える好走条件をすべてクリアしています。一昨年の中山金杯は勝ち馬とタイム差なしの4着でしたから、中山がまったく合わないということはないはず。押さえておくに越したことはないでしょう。


取材後記:穴っぽいところから複数名前が挙がり、馬券的な楽しみが広がりますね。


豚ミンCー庶民にやさしく、効き目抜群ですぐはつらつ!その“神眼“で見抜く◎!!


10年間の厩務員生活を経て、友人のすすめをきっかけにプロ予想家へ。レースリプレイの検証で妙味ある穴馬を見抜く豚ミンCプロに、AJCCの予想についてお聞きしました。

―予想のポイントからお願いします。

去年みたいに道悪だとそこまで深く考えず外を回ってきても大丈夫だったり、一昨年のノースブリッジのように上手く立ち回ったほうが良かったりと、その時によって結果がバラバラなので、馬場状態と展開はしっかり考えて予想したいなと思います。まったく差しが決まらない馬場でもないので、波乱も期待したいところですね。

―有力馬からダノンデサイルは前走有馬記念3着で、X(旧Twitter)に記載されている立ち回り点数は85点とのことでした。好走時は上手く乗られている気もしますが、馬券的にどう扱う予定でしょうか。

馬券的にはあくまで押さえ、もしかしたら買わないかもしれないです。有馬記念は、典さんがどんなことするか注目していると書きましたが、やっぱり思い切って行きましたね(笑)。点数としては、しっかり勝ちに行く競馬をした時点で高得点にはなりますよね。

―高得点でも3着という……。

いろいろ理由はあるかもしれませんが、競馬としてはシャフリヤールにも力負けの感じで、ちょっと頭にあったエピファネイアっぽさ、燃え尽き症候群みたいなものが早くも出ているのかなと。レース後も調教師が「期待感よりも危機感のほうが強い」とコメントした時は、「やっぱあったのか」と同じく思っていました。今回は戸崎Jを予定らしいですが、いずれにしろ人気はすると思うので、積極的には買いたくないなと思っています。

―再度、Xからになりますが、ビザンチンドリーム菊花賞5着はまともなら2着ということでした。コース替わりも含め、今回の期待感をお願いします。

買うなら菊花賞のここしかないと思って対抗にしたんですけどね。勝負服も同じせいか、急にこの馬がジャガーメイルに見えてしまいましてね。天皇賞(春)を勝っている馬とダブるんだから絶対いいでしょと思ったんですが……。4角で窮屈になって躓いてあの差ですから、まともなら2着はあった競馬でした。

―その前走は9番人気ですか。もったいないですね。

おそらく実質着順はアーバンシックダノンデサイルビザンチンドリームの3頭が馬券圏内だったはずで、いろいろ当たっていたはずなんですが、やはり当てさせたくないんだなと思って見ていました……。今回は中山替わりがポイントになりますが、個人的にはおとなしくしておいてほしいと思っています(笑)。おそらくいつもと同じ競馬をしてくると思うので、買いたい人はもろに外差しが利く馬場ならと言ったところではないでしょうか。

ライラックは、前走時『トッププロの厳選穴馬(エリザベス女王杯)』記事の推奨馬でした。今回は買いか消しかどちらの予定でしょうか。

前走は比較的うまく乗ってもらってはいましたからね。結局、中山は相性いいですよという可能性はあるので、人気がないようなら押さえるかもしれません。

―現状、軸で考えている馬をお願いします。

今のところレーベンスティールですね。前走の天皇賞(秋)では2角で外に振られて、その後も終始外々を回って本来ならそれで終了なのですが、それでもドウデュースのちょっと後ろにはいましたからね。内からロスなくの競馬が叶っていれば、普通に馬券圏内の内容でした。今回は重賞2勝している相性もいい舞台に戻りますし、引き続きルメール騎手なら期待だと思います。

―巻き返しを期待したいです。穴っぽいところで食指の動く馬はいるでしょうか。

冒頭の質問で「波乱を期待したい」とは言ったものの、正直期待だけであって、そこまで荒れないと思っています(笑)。そんな感じですが、強いて挙げるならアケルナルスターですね。函館記念では内ラチ沿いを回ってきた組が上位のなか、この馬は終始外々を回って1.4秒差とまだなんとかなる内容ではありました。

―前走のディセンバーSは14着でした。

函館記念の内容から前走は本命にしましたが、ただ後ろから3角ではかなり外を回ってという何も工夫の見られない、点数を付けるとしたら10点くらいの競馬でした(笑)。今回は一気のメンバー強化で鞍上も原騎手ですか? ほぼ無理かと思っていますが、余裕がある人は買い目の隅にでも、という感じです。

―人気サイドで嫌える馬はいるでしょうか。

一応上位人気になりそうなので、ボルドグフーシュですかね。前走のチャレンジCは長期休養明けで、レースでは前崩れを自分から動き、差し競馬をアシストしての4着なので強い競馬だったのですが、この馬のタイプを考えると、多少うまくいった感も否めないんですよね。今回は舞台相性も悪くなく、本来なら買い目には入れておきたいところですが、点数のことを考えるとこの馬まで入れられず、できれば買いたくないという判断になります。

―挙がった馬以外に注目馬がいましたらお願いします。

コスモキュランダの前走はちょっと斤量も厳しかった感があって、レースでも捲ることもせず、かなり中途半端な競馬でした。それで0.7秒差であれば悲観する内容ではなかったと思います。引き続き横山武史騎手を予定とありますが、なんで武史騎手なんですかね? どちらかと言うと、馬のタイプ的に「横山和生騎手のほうが合うだろ」とファンの皆さんはたぶん思っていることでしょう(笑)。また同じ競馬で負けたら、鞍上は替えてあげたほうがこの馬のためになると思います。継続騎乗で結果を出しにいくとみて、印上位にはする予定ですが。


取材後記:上位評価の馬に注目しつつ、あとは当日の馬場ですかね。どうなるでしょうか。


以上、プロ予想家2名のAJCCへの見解と注目馬を紹介しました。お二方ともに軸候補はレーベンスティールでしたね。ダノンデサイルの不安要素にも共通する部分がありました。それでは、また来週お会いしましょう。

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ノースブリッジが左前脚部不安で香港カップ出走を断念 奥村武師「(復帰には)9カ月から1年はかかるかも」 2024年11月20日(水) 14:18

ノースブリッジ(美・奥村武、牡6)は天皇賞・秋11着後に左前の脚部不安が判明し、招待を受諾していた香港カップ(12月8日、シャティン、GⅠ、芝2000メートル)への出走を断念することになった。今後は在厩で治療に専念する。奥村武調教師は「あまりない症例で、トレセンに在厩しながら様子を見ていきます。乗馬なら半年で復帰できるみたいだけど、競走馬だと9カ月から1年はかかるかもしれません。経過を見ながらリハビリの計画を立てていきます」と説明した。

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ノースブリッジは引き続き岩田康誠騎手とのコンビで香港カップへ 2024年11月8日(金) 15:49

天皇賞・秋で11着に敗れたノースブリッジ(美・奥村武、牡6)は、香港カップ(12月8日、シャティン、GⅠ、芝2000メートル)に引き続き岩田康騎手とのコンビで向かう。奥村武調教師が8日に明らかにしたもので、「前走後はダメージが少しはあったけど、もう乗り込んでいるんでね。実績のある舞台だし、期待しています」と話した。今春は同じ舞台のクイーンエリザベスⅡCで3着に好走している。

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【3歳以上次走報】ノースブリッジは選出されれば香港Cへ 2024年10月29日(火) 16:51

天皇賞・秋11着のノースブリッジ(美・奥村武、牡6)は選出されれば、香港C(12月8日、シャティン、GⅠ、芝2000メートル)へ。同厩舎で3着だったホウオウビスケッツ(同、牡4)は未定。

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



10月29日(日) 東京11R 第168回天皇賞(秋)(3歳以上G1・芝2000m)

【登録頭数:13頭】(フルゲート:18頭)


<前走:宝塚記念 阪神芝2200m(レース映像)> 4ヶ月

イクイノックス(1着 492kg(海外競馬出走))<A>
☆『前走の追い切り
昨年はダービーからの休み明けだったが、今年は宝塚記念からの休み明けで迎える。この中間の追い切りの本数はほぼ同じだが、今年のほうが2週前には長めから速い時計を出している。大目標はジャパンカップになると思うが、ここでも世界チャンピオンとして負けられないデキで出走してくることになりそう。

ジャスティンパレス(3着 492kg(-2kg))<B>
☆『前走の追い切り
前走の宝塚記念では3着に敗れたものの、春は安定した内容のレースができた。そこからの休み明けで、この中間はこれまでと同じような乗り込み量で順調に調整されている。ただ1週前追い切りの動きを見ると、いつもと比べるとズブい感じが強くやや重め残りの印象を受けた。


<前走:札幌記念 札幌芝2000m(レース映像)> 中9週

プログノーシス(1着 476kg(+2kg))<A>
☆『前走の追い切り
この中間も坂路で乗り始めて、2週前、1週前とCWを長めからという、これまで同様の調整内容で順調さがうかがえる。川田騎手が騎乗しての1週前追い切りでは、馬なりも迫力のある走りで楽に先着と、前走以上に調子を上げてきている感じあり。

ダノンベルーガ(4着 508kg(海外競馬出走))<B>
☆『前走の追い切り
前走は休み明けで苦手な右回り参戦。追い切りでの動きもあまりよく見えなかった。今年は一度使われていることもあり、1週前追い切りでは強めには追っていたものの直線スッと前に出ると一気に突き放して先着の好内容を披露してきた。昨年の1週前が、古馬1勝クラスを相手に前に出るのにモタモタしていたところがあったことを思うと、叩き2戦目で反応も良く昨年よりも好状態で臨める見込み。

ヒシイグアス(5着 502kg(+16kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時のパドックでは緩さがあり、太め残りの馬体だった。この中間、1週前追い切りでは併せ馬の内でモタモタした様子で先着できず、良くなるには時間がかかりそう。

ジャックドール(6着 516kg(+8kg))<B>
☆『前走の追い切り
昨年と同じローテーションで、この中間の調整内容も1週早く乗り出している点以外は内容的にも同等。1週前追い切りの動きを見ると、昨年はのんびりした感じがあったが今年は気合乗りがかなり良く、出来に関しては今年のほうが上か。


<前走:オールカマー 中山芝2200m(レース映像)> 中4週

ガイアフォース(5着 490kg(-2kg))<A>
☆『前走の追い切り
春はマイル戦を2回走ってともに差のない競馬だったが、直線での伸び脚とゴール後の余力などを見ると明らかに距離不足。休み明けの前走時に関しては、マイナス体重だったがお腹の辺りに緩さがあり、直線伸びきれなかったのはそのあたりが影響したかもしれない。デビュー前からすべて坂路で時計を出してきた馬だが、この中間は初めてCWで追い切られて3頭併せの外を先着。休み明けを一度使われての上積みに期待がもてる内容だった。

ノースブリッジ(7着 500kg(+12kg))<C>
☆『前走の追い切り
前走時はパドックでかなりイレ込んでいて、その影響はかなりあったはず。毎回パドックでは一番後ろを周回するので気性的な難しさはありそう。近走は休み明けで使われることが多く、これまでは1週前に強めに追っていることが多かったが、今回は馬なりでの調整となっている。前走からの上積みは見込める。

エヒト(11着 466kg(-6kg))<C>
七夕賞から月1ペースで使われてきて、この中間も坂路での調整。1週前に強めに追われマークした時計も、森厩舎の馬でこれくらいならザラというもので、それほど高い評価は与えられない。

アサマノイタズラ(14着 510kg(-8kg))※出走回避予定


<前走:その他のレース出走馬>

ドウデュース京都記念:1着 芝2200m 508kg(海外競馬出走) 8ヶ月半)<B>
☆『前走の追い切り
早い段階でここを復帰初戦の目標と定め調整されてきていて、かなりの乗り込み量。1週前には武豊騎手が騎乗しての追い切りで、一杯に追われて力強い走りで先着。京都記念の時よりも馬体が増えていそうだが、その分パワーが増している印象を受けた。

スターズオンアースヴィクトリアマイル:3着 芝1600m 484kg(±0kg) 5ヶ月半)※出走回避予定

アドマイヤハダル毎日王冠:4着 芝1800m 488kg(-6kg) 中2週)<B>
☆『前走の追い切り
前走の毎日王冠では、ゴール前での追い比べでわずかに及ばなかったが差のない4着と好走。この中間も、1週前に馬なりで先着と引き続き出来は良さそう。ただ前走の内容を見ると、長く良い脚を使うというよりは、一瞬の切れる脚を使うタイプで東京では仕掛けるタイミングがかなり難しい。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、イクイノックスプログノーシスダノンベルーガガイアフォースの4頭をあげておきます。


🏇『過去5年のダイジェスト


◇今回は天皇賞(秋)編でした。
今年で168回となる天皇賞(秋)。記念の『第100回』からしっかり競馬を観るようになって、春秋合わせて68回も天皇賞を観ていることになり、時間が過ぎて行くのは早いものだと感じます。それと同時に、最初にしっかり観たレースということで何か初心に戻る気持ちにもなるレースでもあります。長く競馬を見ていると忘れていく記憶も多くなってきているのも事実ではありますが、最初に観ていた頃の記憶はなかなか消えることはなく、それだけ強烈なものとして脳に刻まれているのかもしれません。今年は11頭と少頭数でのレースになりそうですが、あの時も14頭と少ない頭数で不利な大外枠から先行したスーパークリークが早めに抜け出して後続の追撃を押し切る内容での勝利。
今年も好メンバーが揃いました。脳に刻まれるような、記憶に残るレースになることを期待しています。


天皇賞(秋)出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2023年9月18日(月) 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年09月18日号】特選重賞データ分析編(376)~2023年オールカマー
閲覧 1,896ビュー コメント 0 ナイス 5



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!


<次週の特選重賞>

G2 産経賞 オールカマー 2023年09月24日(日) 中山芝2200m外


<ピックアップデータ>

【前走の着順別成績(2017年以降)】
○7着以内 [5-5-6-32](3着内率33.3%)
×8着以下・競走中止 [1-1-0-27](3着内率6.9%)

 直近のパフォーマンスを素直に評価したい一戦。2017年以降の3着以内馬18頭中16頭は、前走の着順が7着以内でした。ちなみに、前走の着順が8着以下・競走中止、かつ性が牡・センの馬は2017年以降[0-0-0-27](3着内率0.0%)とまったく上位に食い込めていません。

主な「○」該当馬→エヒトジェラルディーナローシャムパーク
主な「×」該当馬→アサマノイタズラタイトルホルダーノースブリッジ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“JRAの、G1のレース”において7着以内となった経験がある」馬は2017年以降[6-5-5-15](3着内率51.6%)
主な該当馬→ジェラルディーナタイトルホルダー

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2023年4月7日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】クラシック前に急成長するドゥラメンテ産駒/桜花賞展望
閲覧 2,048ビュー コメント 0 ナイス 1


大阪杯武豊騎手騎乗のジャックドールが逃げ切り勝ち。最後は追い上げて来たスターズオンアースの追撃をハナ差振り切った。

ジャックドールモーリス産駒。同産駒からはピクシーナイトジェラルディーナに次いで3頭目のG1ウィナーの誕生となった。モーリス産駒は、父がそうであったように、3歳秋以降、あるいは古馬になってからの成長力が武器。今回の大阪杯に出走していたジャックドールジェラルディーナのほか、ノースブリッジラーグルフはいずれも3歳時点では重賞勝ちまであと一歩及ばず、古馬になって飛躍した。

また、力の要る馬場に強いのも特徴で、恐らく父自身がそうであったように海外の馬場への適性も高い。現状はまだ目立った成績を残せていないが、上記の馬たちや今後出てくる大物産駒が、海外で活躍する日も近いのではないか。個人的にはジャックドールも是非2000m路線の海外G1に挑んでほしいと思っている。東京芝2000mでのスピード比べでは切れ負けしても、香港や欧州の力の要る馬場なら十分好勝負になるはずだ。

一方クラシックシーズンに一気に力をつけてくるのが、今週末の桜花賞に多くの有力馬を送り出すドゥラメンテ産駒だ。

昨年はスターズオンアースが重賞でなかなか勝ち切れない中で桜花賞に出走し見事に勝利。タイトルホルダーも弥生賞で当時無敗で断然の支持を集めていたダノンザキッドを撃破。両馬のその後の成長&飛躍はもはや説明不要だろう。

今年はリバティアイランドが阪神JFを制して桜花賞へ参戦。父ドゥラメンテ自身も共同通信杯2着から皐月賞日本ダービーを制して2冠馬となったように、産駒もこの時期の上昇度は見逃せない。

~今週末の注目馬~

というわけで、今週末の桜花賞の展望へ。もちろん前述したドゥラメンテ産駒のリバティアイランドには注目だが、恐らく断然の人気。それ以外から選ぶならば、この馬に注目したい。

シングザットソング岩田望来騎手)

注目はシングザットソング岩田望来騎手。

前走のフィリーズレビューで重賞初制覇を成し遂げたこちらもドゥラメンテ産駒。デビュー戦勝利後は足踏みが続いたが、前走はこれまでの差す競馬から一転、好位からの安定した立ち回りを見せた。自在性を備えたことは本番へ向けて大きな収穫といっていい。前述通りこの時期に成長を見せるドゥラメンテ産駒で、デビュー戦ではマイルで結果を出しているように距離延長に不安がないのも強み。フィリーズレビュー組ということで桜花賞ではやや疑いの目で見られるかもしれないが、今年のシングザットソングは勝ち負けする能力アリとみている。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年3月30日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 大阪杯2023
閲覧 1,721ビュー コメント 0 ナイス 7



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



4月2日(日) 阪神11R 第67回大阪杯(4歳以上G1・芝2000m)



【登録頭数:18頭】(フルゲート:16頭)


<前走:中山記念出走馬>(中4週)

ヒシイグアス(1着、504kg(+14kg))<B><優先出走馬>
休み明けの前走時は+14キロもキビキビした動きで出来は良かった。叩き2戦目のこの中間も追い切りの時計は良い。ただ、併せ馬での遅れがありスッキリしない面もあり。

ラーグルフ(2着、504kg(+4kg))<A>
この中間、1週前追い切りでは前走時の最終追い切りと同様に助手が鐙を長くして騎乗。走りすぎて爪に負担がかからないようにしているのかもしれないが、手応えは内のナランフレグよりも良く前走の好状態と気合乗りを維持できている感あり。

モズベッロ(10着、488kg(±0kg))<E>
長期休養明けを一度使われての叩き2戦目となるが、この中間、坂路での時計は大きく変わらず。走りを見てもフォームのバランスが悪く、良い時の状態にはまだまだ遠い。

ダノンザキッド(11着、524kg(+3kg))<A>
前走時の追い切りでは、速い時計こそ出ていたものの馬体が伸びきった走りで力強さがなかった。この中間、1週前追い切りではしっかりと収縮ができていて、追い出されてからの爆発力があり、走りにも力強さがでて前走時からの変わり身がありそう。




<前走:金鯱賞出走馬>(中2週)

プログノーシス(1着、474kg(-4kg))<-><優先出走馬> ※出走回避

アラタ(3着、464kg(-20kg))<D><除外対象馬>
近走重賞で差のない競馬が続いているが、この中間は中2週での出走となり近走のように1週前に強めに追うことができていない。状態回復を優先といったところか。

ポタジェ(6着、478kg(+6kg))<C>
昨年の勝ち馬で、今年は休み明けの前走を使われての叩き2戦目。この中間は、プールを併用して1週前には長めから強めに追われている。叩き2戦目での上積みは期待できそう。

マリアエレーナ(8着、424kg(±0kg))<A>
前走のパドックではテンションが高く、レースでも馬群に包まれて直線も進路を探している間にゴール板を迎える形。何もできないままで終わってしまった。中2週で使ってくる小柄な牝馬が、1週前の土曜日に坂路で終い強めに追われていることからも、前走での疲労がほとんどなかったと考えて良さそう。逆に言えば、今回万全の状態でレースに臨むことができるとの期待感あり。

ワンダフルタウン(10着、474kg(-8kg))<C>
使われつつ状態は良くなっている印象。前走時のパドックでもスッキリ見せていたが、レースは直線でブレーキをかける場面もあって結果がついてきていない。この中間も、1週前追い切りでは先行して先着と状態は良さそう。スッと反応できない馬なので、スムーズにレースの流れに乗れることが第一条件となる。




<前走:その他のレース出走馬>

スターズオンアース秋華賞:3着、472kg(+8kg) 5ヶ月半)<B>
前に行けない馬で、直線の短い内回りだと一瞬の切れる脚しか使えず、外は回せないので騎乗予定のルメール騎手でもなかなか乗り難しい印象はぬぐえず。秋華賞からの休み明けで迎える今回、坂路、南Wで好時計が出ており、動きも迫力満点。状態面での不安は感じられないが。

ジェラルディーナ有馬記念:3着、470kg(±0kg) 3ヶ月半)<B>
休み明けでこの中間は3週連続CWで好時計。エリザベス女王杯時のような抜群の動きではないが、仕上がりは悪くなさそう。

ヴェルトライゼンデ日経新春杯:1着、500kg(+6kg) 中10週)<B>
この中間も坂路で乗り込まれ、追われるごと時計を詰めていて状態は良さそう。1週前追い切りでは、併走遅れも併走相手が走りすぎた感じで、この馬自身も重心の低い走りを披露し好仕上りに見せていた。

ジャックドール(香港C:7着、501kg(-7kg) 3ヵ月半)<B>
昨年は使い詰めで疲れがあった感じだったが、今年は休み明けでこの中間ビシビシと追われ、きれいな走りではないものの坂路、CWで好時計をマーク。休み明け3戦3勝の実績もあり、今年は状態良く臨める見通し。

ノースブリッジ(AJCC:1着、496kg(+4kg) 中9週)<A>
前走から間隔が空いているが、乗り込み豊富。水、日と速い時計を出していて、1週前を見ても一杯に追われて力強い動きと出来良好。

ヒンドゥタイムズ小倉大賞典:1着、468kg(-4kg) 中5週)<B>
休み明け2戦目。1週前追い切りでは3頭併せで先着。時計も優秀で前走以上の出来。

マテンロウレオ京都記念:2着、476kg(-2kg) 中6週)<D>
これまで1週前の日曜に坂路で速い時計が出ていたが、この中間は時計平凡。1週前の動きも内にササり気味で動きも物足りない。

キラーアビリティ京都記念:5着、474kg(+4kg) 中6週)<C>
乗り込み豊富も、1週前追い切りでは勢いよく直線に向いた後、脚が上がり終い甘くなってしまった。

ノースザワールド(スピカ賞:1着、478kg(-4kg) 中1週)<B>
連闘後の中1週での出走で軽めの調整。どこまで回復しているかになるが、速い時計の出る馬なので最終追い切りの内容注意。




                                                                                                                             
※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、マリアエレーナラーグルフダノンザキッドノースブリッジの4頭をあげておきます。



◇今回は、大阪杯編でした。
6年前にG1レースに昇格した大阪杯。ステップレースとして使ってくる馬の連対が多かったG2時代とは違って、G1昇格後の連対馬12頭の内9頭が前哨戦を使われてきていて、ここを目標に使われてくる馬が多くなったことは明らか。さらに近6年の勝ち馬を調教内容から掘り下げてみると、休み明けで勝利したキタサンブラックレイパパレは1週前、最終追い切りと強めに追われていたのに対し、前哨戦を使われて勝利した4頭の内3頭は1週前、最終追い切りと2週連続で馬なりでの調整、といった違いが見受けられます。これらを参考に、前哨戦を使われてきた馬に関しては前走後馬なりで調整されている馬、休み明けで使ってくる馬に関しては休養明けでの実績+追い切りで強めに追われている馬、を狙ってみることをおススメします。

大阪杯出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年3月26日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年03月26日号】特選重賞データ分析編(351)~2023年大阪杯
閲覧 1,933ビュー コメント 0 ナイス 4



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 大阪杯 2023年04月02日(日) 阪神芝2000m内


<ピックアップデータ>

【馬齢別成績(2017年以降)】
○5歳以下 [6-5-6-42](3着内率28.8%)
×6歳以上 [0-1-0-25](3着内率3.8%)

 馬齢に注目したい一戦。G1として施行されるようになった2017年以降の3着以内馬18頭中17頭は、馬齢が5歳以下でした。6歳以上の高齢馬は強調できません。

主な「○」該当馬→ジェラルディーナダノンザキッドノースブリッジ
主な「×」該当馬→ヒシイグアスヒンドゥタイムズポタジェ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が2着以内」だった馬は2017年以降[4-2-6-23](3着内率34.3%)
主な該当馬→ノースブリッジヒシイグアスヒンドゥタイムズ

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2023年1月27日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】単複配当逆転現象が起こった背景とは?/根岸S展望
閲覧 2,153ビュー コメント 0 ナイス 5


AJCCは岩田康誠騎手騎乗のノースブリッジが勝利。道中は内でじっくりと脚を溜めて抜け出す、ジョッキーの得意パターンだった。

岩田康誠騎手は、継続騎乗で手の内に入れていくのが最近の勝負パターン。ノースブリッジには2歳時から騎乗しており、今回も2週連続で調教にまたがっていた。まさに「満を持して」の一戦だった。ノースブリッジ自身も最近にしては珍しく2年以上放牧に出さず在厩調整を続けている。これで重賞2勝目、成長力のあるモーリス産駒だけに、今年はG1戦線でも期待できそうだ。

敗れた中ではユーバーレーベンが久々に好走。東京でG1を制したことで東京を使われる機会が多かったが、本来は上りが掛かる中山の方が合うタイプ。これをキッカケに再浮上できれば面白い。

期待した◎ラーゴムは、4コーナーで外から上がって来た際にはやったかと思ったが、あとひと伸びを欠いてしまった。昨年ほど外が伸びる馬場にはならなかった点も痛かった。

また、1倍台の支持を集めたガイアフォースは5着どまり。すっかり白くなった馬体の美しさに画面越しとはいえ目を奪われたが、同コースで行われたセントライト記念の時のような伸びが見られなかった。そんなガイアフォースに絡めて、今回は配当の話を少ししてみたい。

今回1倍台のガイアフォースが飛んだことにより、上位3頭の複勝配当は、

ノースブリッジ 300円
エヒト 380円
ユーバーレーベン 270円

ご覧の通り、人気を考えればなかなかの高配当だった。複勝オッズは1倍台の馬が4着以下に敗れると期待値以上に跳ねる傾向にあり、今回もまさにその傾向通り。

さらに象徴的だったのは、土曜小倉の3R。このレースでは単勝1.3倍という断然の支持を集めたカンフーダンスが6着に敗れる波乱が起こり、複勝が大波乱。

勝った2番人気のメタマックスは、なんと単勝340円、複勝400円という理論上は考えれない逆転現象が起こった。2着のクリーデンスも、単勝オッズ17.5倍ながら複勝配当は1,160円、3着コスモジョセフも同様に、単勝オッズ22.8倍ながら、複勝配当1,220円。

単勝1倍台の馬が4着以下に敗れると、複勝は期待値以上に跳ねるケースが多い。心情的には逆転を期待できるほかの馬の単勝を買いたくなるが、相手筆頭1番手の単勝は逆に売れ過ぎになることが多い。

様々なファン心理を反映した結果の、単複逆転現象だった。こういう配当をピンポイントで狙うのは現実的ではないかもしれないが、単勝1倍台の馬が飛ぶと、途端に他の馬の複勝は跳ねる、ということくらいはアタマに入れておけば生かせるシーンがあるはずだ。

~今週末の注目馬~

というわけで、最後は根岸Sの注目馬で締めたい。現時点での狙いはコチラ。

レモンポップ戸崎圭太騎手)

レモンポップに注目。フェブラリーSに向けて好メンバーが揃ったが、その中でも安定感ならこの馬。戦績通りレースセンスが高く抜群の安定感を誇る馬。正攻法の戸崎騎手とも手が合っており、本番のマイルよりも、前哨戦でこそのタイプだ。この舞台なら武蔵野Sで敗れたギルデッドミラーを逆転することも可能とみる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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ノースブリッジの口コミ


口コミ一覧
閲覧 178ビュー コメント 0 ナイス 9

💬ちびちび買ってズルズル散財~💸💦

東京11R
天皇賞(秋) G1
2024年10月27日(日)
15:40発走
芝 2000m
【🎠天皇賞(秋)レース結果🐎】
https://umanity.jp/sp/racedata/race_21.php?code=2024102705040811
①ベラジオオペラ
②マテンロウスカイ
③ステラヴェローチェ
④タスティエーラ
⑤ノースブリッジ
⑥ソールオリエンス
⑦ドウデュース
⑧キングズパレス
⑨ホウオウビスケッツ
⑩ダノンベルーガ(B)
⑪ジャスティンパレス
⑫リバティアイランド
⑬シルトホルン
⑭レーベンスティール
⑮ニシノレヴナント

【払戻金】
3連複 ④ - ⑦ - ⑨ 102,180円
        (154番人気)
3連単 ⑦ - ④ - ⑨ 397,100円
        (612番人気)

【レース結果&よそコロ予想】
https://umanity.jp/sp/coliseum/race_view.php?user_id=35f92588d5&race_id=2024102705040811

1着
⑦ドウデュース
 牡5 武豊 58.0
 3.8倍(2番人気)

2着
④タスティエーラ
 牡4 松山弘平 58.0
 53.8(9番人気)

3着
⑨ホウオウビスケッツ
 牡4 岩田望来 58.0
 48.1倍(8番人気)

💬⑦-④-⑨
 三連複入れ替えると
 ⑦⑨④(泣くし・・・😢)
 サイン馬券だったのか❔
 割と荒れて競馬ファン
 泣いとるかなぁ~😓💦
 自分の予想してた
 △(「白三角」印)四頭
△⑦ドウデュース
△④タスティエーラ
△⑨ホウオウビスケッツ
△⑪ジャスティンパレス
 総流ししときゃ
 良かったかなぁ~(°∇°;)
 まぁ🏮後(あと)の祭り~💃💃💃🏮
 『ベホマ予想』も
 6着3着5着で穴がち(笑)
 悪くなかったかな?
 ハズレたら🎠結果🐎
 ダメダメだけど~😔
 やはり『天皇賞(秋)』は
 📔2024年・天皇賞(秋)
  サイン馬券予想🎵でも
https://umanity.jp/sp/home/view_diary.php?id=1e45bc3240&owner_id=35f92588d5
 書いといたけど
 二桁馬番は👹鬼門👹だなぁ~😔
 外れる方外れる方に
 🏇🎫買った感あるしぃ~┓( ̄∇ ̄;)┏

【天皇賞(秋)過去の傾向】
(1)奇数番が着内に来る事が多い。
(2)毎年馬番⑦⑨⑤が着内に来る事が多い。
(3)外枠が来ない❔
💬自分で書いておきながら~_| ̄|○
 ・・・ってヤツ❔
   

 末三 2024年10月27日() 13:24
いつもの出かける前に・・・ 末三の第170回天皇賞(秋)調教評...
閲覧 199ビュー コメント 0 ナイス 5

今日の午前中は地元のマラソン大会へ子供たちが参加したので

引率し、その後帰ってから競馬予想を更新している末三です。

 (;^_^A アセアセ・・・


では、早速。

 ヽ( ´ ▽ ` )ノ 


日曜 東京 11R 第170回 天皇賞(秋)より

【末三調教評価】

A評価 ・・・ ソールオリエンス ノースブリッジ レーベンスティール

B評価 ・・・ ドウデュース ベラジオオペラ ホウオウビスケッツ

C評価 ・・・ ごめんなさい、その他の出走馬たち


【末三予想】

◎ 14番 レーヴェンスティール

〇  6 番 ソールオリエンス

▲  5 番 ノースブリッジ

△  7 番 ドゥデュース

×  1 番 ベラジオオペラ

×  9 番 ホウオウビスケッツ

馬券は3連複6頭ボックス14-6-5-7-1-9番で

さぁ、それでは張り切っていってみよっ♪

 (* ̄0 ̄*)ノ オォー!!

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 ジュン☆彡 2024年10月26日() 21:05
2024年・天皇賞(秋)やり過ぎ消去法(サイン馬券やや実践)❔ 
閲覧 339ビュー コメント 1 ナイス 5

2024年10月27日(日) 
東京11R 天皇賞(秋)
【🎠天皇賞(秋)出馬表🐎】
https://umanity.jp/sp/racedata/race_8.php?code=2024102705040811
①ベラジオオペラ
②マテンロウスカイ
③ステラヴェローチェ
④タスティエーラ
⑤ノースブリッジ
⑥ソールオリエンス
⑦ドウデュース
⑧キングズパレス
⑨ホウオウビスケッツ
⑩ダノンベルーガ(B)
⑪ジャスティンパレス
⑫リバティアイランド
⑬シルトホルン
⑭レーベンスティール
⑮ニシノレヴナント


【消去法①】
📰前走の着順別成績(2018年以降)
●3着以内 [6-5-5-23](3着内率41.0%)
●4着以下 [0-1-1-41](3着内率4.7%)
→前走好走馬が優勢。
大敗直後の馬はあまり
上位に食い込めていません。
💬前走4着以下だったお馬🐴は~👍
②マテンロウスカイ (前走8着)
③ステラヴェローチェ(前走6着)
④タスティエーラ  (前走7着)
⑦ドウデュース   (前走6着)
⑪ジャスティンパレス(前走10着)
⑬シルトホルン   (前走5着)
⑮ニシノレヴナント (前走9着)


【消去法②】
📰馬番⑩超えの外枠馬
 全消し❕❔
⑫リバティアイランド
⑭レーベンスティール
💬本命馬、有力馬消すとか
 一発狙い過ぎやろ~的な・・・😅💦


🐴💬
・・・で、結局残った🏇は・・・
①ベラジオオペラ
⑤ノースブリッジ
⑥ソールオリエンス
⑧キングズパレス
⑨ホウオウビスケッツ
⑩ダノンベルーガ

🐴💬
ん~どうなんだコレ❔
当たればデッカイど~😓(^Д^;)😅❔
🏇⑥-⑤-①🎫の頭文字とか
🐴ダビスタ🎮開発者💡の
「薗部(そのべ)さん」馬券やで~🤣


🔍スガダイ氏の注目馬
⑩ダノンベルーガ 
⑫リバティアイランド 
⑦ドウデュース
🏇💬馬連BOXで
  来そうな気がする~😔


🤖ジュンロボ予想~ピコ💻ピコ
 ⑦ドウデュース
 ⑩ダノンベルーガ
 ⑥ソールオリエンス
🏇💬来てもおかしくない❔
   

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2024年10月27日天皇賞(秋) G111着
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2024年10月27日 天皇賞(秋) G1 11着
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