【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年03月26日号】特選重賞データ分析編(351)~2023年大阪杯
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。
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<次週の特選重賞>
G1 大阪杯 2023年04月02日(日) 阪神芝2000m内
<ピックアップデータ>
【馬齢別成績(2017年以降)】
○5歳以下 [6-5-6-42](3着内率28.8%)
×6歳以上 [0-1-0-25](3着内率3.8%)
馬齢に注目したい一戦。G1として施行されるようになった2017年以降の3着以内馬18頭中17頭は、馬齢が5歳以下でした。6歳以上の高齢馬は強調できません。
主な「○」該当馬→ジェラルディーナ・ダノンザキッド・ノースブリッジ
主な「×」該当馬→ヒシイグアス・ヒンドゥタイムズ・ポタジェ
<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>
【追い風データ】
○「前走の着順が2着以内」だった馬は2017年以降[4-2-6-23](3着内率34.3%)
主な該当馬→ノースブリッジ・ヒシイグアス・ヒンドゥタイムズ
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【TAROの競馬研究室】単複配当逆転現象が起こった背景とは?/根岸S展望
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AJCCは岩田康誠騎手騎乗のノースブリッジが勝利。道中は内でじっくりと脚を溜めて抜け出す、ジョッキーの得意パターンだった。
岩田康誠騎手は、継続騎乗で手の内に入れていくのが最近の勝負パターン。ノースブリッジには2歳時から騎乗しており、今回も2週連続で調教にまたがっていた。まさに「満を持して」の一戦だった。ノースブリッジ自身も最近にしては珍しく2年以上放牧に出さず在厩調整を続けている。これで重賞2勝目、成長力のあるモーリス産駒だけに、今年はG1戦線でも期待できそうだ。
敗れた中ではユーバーレーベンが久々に好走。東京でG1を制したことで東京を使われる機会が多かったが、本来は上りが掛かる中山の方が合うタイプ。これをキッカケに再浮上できれば面白い。
期待した◎ラーゴムは、4コーナーで外から上がって来た際にはやったかと思ったが、あとひと伸びを欠いてしまった。昨年ほど外が伸びる馬場にはならなかった点も痛かった。
また、1倍台の支持を集めたガイアフォースは5着どまり。すっかり白くなった馬体の美しさに画面越しとはいえ目を奪われたが、同コースで行われたセントライト記念の時のような伸びが見られなかった。そんなガイアフォースに絡めて、今回は配当の話を少ししてみたい。
今回1倍台のガイアフォースが飛んだことにより、上位3頭の複勝配当は、
ノースブリッジ 300円
エヒト 380円
ユーバーレーベン 270円
ご覧の通り、人気を考えればなかなかの高配当だった。複勝オッズは1倍台の馬が4着以下に敗れると期待値以上に跳ねる傾向にあり、今回もまさにその傾向通り。
さらに象徴的だったのは、土曜小倉の3R。このレースでは単勝1.3倍という断然の支持を集めたカンフーダンスが6着に敗れる波乱が起こり、複勝が大波乱。
勝った2番人気のメタマックスは、なんと単勝340円、複勝400円という理論上は考えれない逆転現象が起こった。2着のクリーデンスも、単勝オッズ17.5倍ながら複勝配当は1,160円、3着コスモジョセフも同様に、単勝オッズ22.8倍ながら、複勝配当1,220円。
単勝1倍台の馬が4着以下に敗れると、複勝は期待値以上に跳ねるケースが多い。心情的には逆転を期待できるほかの馬の単勝を買いたくなるが、相手筆頭1番手の単勝は逆に売れ過ぎになることが多い。
様々なファン心理を反映した結果の、単複逆転現象だった。こういう配当をピンポイントで狙うのは現実的ではないかもしれないが、単勝1倍台の馬が飛ぶと、途端に他の馬の複勝は跳ねる、ということくらいはアタマに入れておけば生かせるシーンがあるはずだ。
~今週末の注目馬~
というわけで、最後は根岸Sの注目馬で締めたい。現時点での狙いはコチラ。
・レモンポップ(戸崎圭太騎手)
レモンポップに注目。フェブラリーSに向けて好メンバーが揃ったが、その中でも安定感ならこの馬。戦績通りレースセンスが高く抜群の安定感を誇る馬。正攻法の戸崎騎手とも手が合っており、本番のマイルよりも、前哨戦でこそのタイプだ。この舞台なら武蔵野Sで敗れたギルデッドミラーを逆転することも可能とみる。
※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。
○TARO プロフィール
栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。 |
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【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年01月15日号】特選重賞データ分析編(341)~2023年アメリカジョッキークラブカップ
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。
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<次週の特選重賞>
G2 アメリカジョッキークラブカップ 2023年01月22日(日) 中山芝2200m外
<ピックアップデータ>
【前走のコースが国内だった馬の、前走の4コーナー通過順別成績(2018年以降)】
×2番手以内 [2-0-1-15](3着内率16.7%)
○3~9番手 [2-5-4-21](3着内率34.4%)
×10番手以下 [0-0-0-14](3着内率0.0%)
脚質が明暗を分けそう。2018年以降の3着以内馬15頭中11頭は、前走のコースが国内、かつ前走の4コーナー通過順が3~9番手でした。極端に先行力が低い馬はもちろん、積極的な競馬をした直後の馬も過信禁物と見るべきでしょう。
主な「○」該当馬→エヒト・ノースブリッジ
主な「×」該当馬→アリストテレス・エピファニー・シャムロックヒル・バビット
<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>
【追い風データ】
○「“JRA、かつ1800m超、かつ出走頭数が12頭以上、かつ重賞のレース”において1着となった経験がある」馬は2018年以降[3-4-5-17](3着内率41.4%)
主な該当馬→アリストテレス・エヒト・シャムロックヒル・バビット
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