スクリーンヒーロー(競走馬)

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スクリーンヒーロー
写真一覧
抹消  栗毛 2004年4月18日生
調教師鹿戸雄一(美浦)
馬主吉田 照哉
生産者社台ファーム
生産地千歳市
戦績23戦[5-6-2-10]
総賞金50,340万円
収得賞金19,500万円
英字表記Screen Hero
血統 グラスワンダー
血統 ][ 産駒 ]
Silver Hawk
Ameriflora
ランニングヒロイン
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ダイナアクトレス
兄弟 リメンバードリームセンターステージ
市場価格
前走 2009/11/29 ジャパンカップ G1
次走予定

スクリーンヒーローの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
09/11/29 東京 10 ジャパンC G1 芝2400 188187.5413** 牡5 57.0 M.デムー鹿戸雄一 490
(0)
2.24.5 2.136.9⑨⑨⑥⑤ウオッカ
09/11/01 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 181231.472** 牡5 58.0 北村宏司鹿戸雄一B 490
(+12)
1.57.5 0.333.6④④カンパニー
09/06/28 阪神 10 宝塚記念 G1 芝2200 1461021.465** 牡5 58.0 横山典弘鹿戸雄一 478
(-8)
2.11.8 0.535.3ドリームジャーニー
09/05/03 京都 10 天皇賞(春) G1 芝3200 188166.3214** 牡5 58.0 横山典弘鹿戸雄一 486
(-2)
3.17.1 2.737.7⑥⑥マイネルキッツ
09/03/22 阪神 11 阪神大賞典 G2 芝3000 127104.034** 牡5 59.0 横山典弘鹿戸雄一 488
(0)
3.14.0 0.839.0④⑤アサクサキングス
08/12/28 中山 10 有馬記念 G1 芝2500 14586.435** 牡4 57.0 M.デムー鹿戸雄一 488
(+2)
2.32.0 0.536.5⑩⑧⑤ダイワスカーレット
08/11/30 東京 10 ジャパンC G1 芝2400 1881641.091** 牡4 57.0 M.デムー鹿戸雄一 486
(+2)
2.25.5 -0.134.0⑤⑤⑤⑤ディープスカイ
08/11/09 東京 11 アルゼンチン G2 芝2500 16248.931** 牡4 53.0 蛯名正義鹿戸雄一 484
(+4)
2.30.8 -0.233.7⑤⑤⑤⑤ジャガーメイル
08/10/12 東京 10 オクトーバー 1600万下 芝2400 168165.122** 牡4 56.0 横山典弘鹿戸雄一 480
(-6)
2.26.2 0.033.8ジャガーメイル
08/09/07 札幌 9 札幌日経OP OP 芝2600 128114.632** 牡4 55.0 武幸四郎鹿戸雄一 486
(+2)
2.42.4 0.435.7ビエンナーレ
08/08/16 札幌 10 支笏湖特別 1000万下 芝2600 11552.511** 牡4 56.0 横山典弘鹿戸雄一 484
(+18)
2.44.2 -0.034.8ビービーファルコン
07/09/16 中山 11 セントライト G2 芝2200 1761164.8143** 牡3 56.0 木幡初広矢野進 466
(-2)
2.12.7 0.736.1④⑤ロックドゥカンブ
07/08/26 新潟 11 新潟記念 G3 芝2000 1871522.4916** 牡3 51.0 石橋脩矢野進 468
(+2)
1.59.6 1.835.8⑧⑧ユメノシルシ
07/07/01 福島 11 ラジNIK賞 G3 芝1800 164762.6142** 牡3 54.0 石橋脩矢野進 466
(+8)
1.47.9 0.235.3⑥⑨⑨⑧ロックドゥカンブ
07/06/09 東京 10 エーデルワイ 1000万下 芝1600 173525.084** 牡3 56.0 木幡初広矢野進 458
(-6)
1.34.4 0.335.5ハイソサエティー
07/05/05 東京 11 プリンシパル OP 芝2000 1371019.787** 牡3 56.0 蛯名正義矢野進 464
(0)
2.00.4 0.834.4⑥⑥ゴールデンダリア
07/03/31 中山 9 伏竜S OP ダ1800 108922.772** 牡3 56.0 北村宏司矢野進 464
(-4)
1.53.9 0.138.2メイショウエグル
07/03/18 中山 11 スプリングS G2 芝1800 1133110.5105** 牡3 56.0 木幡初広矢野進 468
(+2)
1.49.5 0.536.8④④⑥④フライングアップル
07/02/25 中山 6 3歳500万下 ダ1800 9662.411** 牡3 56.0 木幡初広矢野進 466
(+6)
1.56.4 -0.038.6テスタロッサ
07/02/11 東京 9 カトレア賞 500万下 ダ1600 162325.283** 牡3 56.0 木幡初広矢野進 460
(-10)
1.39.6 0.837.9⑤⑧ドミンゴシチー

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スクリーンヒーローの関連ニュース

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はAJCC2024・血統予想をお届けします!


中山競馬場の外回りコースで施行されることからロングスパート勝負になりやすく、トニービンやMill Reefといった欧州血脈の持続力が活きやすい。レース史上2頭目となる2連覇を果たしたネヴァブション(母の父Mill Reef)、のちに種牡馬としても勝ち馬を出す2012年ルーラーシップ(母の父トニービン)は最たる例といえるだろう。なお、近年はキングカメハメハやラストタイクーンを介してMill Reefの血を引く馬が多い。

ほか、Devil's BagやSingspiel、グラスワンダーなど、Soaringを牝祖とする種牡馬の血脈も存在感を放ち、2013年1着ダノンバラード、2016年1着ディサイファ、2016年2着スーパームーンは同一族の直系として好走している。

ボッケリーニは、父キングカメハメハ×母ポップコーンジャズ(母の父ダンスインザダーク)。同産駒からは12年の勝ち馬ルーラーシップが出ているが、同馬とはトニービン、ノーザンテースト、ガーサントと母系でも共通する血脈が多い。本馬自身も22年AJCCで3着に好走した実績があり、ただ一頭馬場の悪い内を通って上位入線していたことにも意義を見出せる。持ち前の機動力やスタミナは道悪で活きるため、週末の雨予報も歓迎だろう。

マイネルウィルトスは、父スクリーンヒーロー×母マイネボヌール(母の父ロージズインメイ)。スクリーンヒーローは直仔の3着以内こそないものの、その父グラスワンダーは07年3着シルクネクサスを、後継種牡馬モーリスは23年1着ノースブリッジを出している。一方、直近2年は22年2着マイネルファンロン、23年3着ユーバーレーベン、と本馬と「同じ母の父」である馬が好走。同母の父がDevil's Bag直系であることも評価に値する。

カラテは、父トゥザグローリー×母レディーノパンチ(母の父フレンチデピュティ)。好相性を示すキングカメハメハの直系であることのほか、近親に00年2着ステイゴールドがいる血統背景も興味深い。同馬の直系は目下4年連続で3着以内に好走しているが、14年3着フェイムゲーム、15年1着クリールカイザーなど、そもそもダイナサッシュの血を引く馬の活躍も目立つ。父系も母系も道悪は得意であり、年齢がネックとなる血筋でもない。


【血統予想からの注目馬】
ボッケリーニ ①マイネルウィルトス ⑨カラテ

【血統アナリシス】アルゼンチン共和国杯2023 最多勝利数&連対数を誇るハーツクライ、グラスワンダーを筆頭にRobertoも好相性 2023年11月4日() 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はアルゼンチン共和国杯2023・血統予想をお届けします!


まず注目したいのはトニービンの血脈で、直系では2004年レニングラード(父トニービン)、2010年トーセンジョーダン(父ジャングルポケット)の2頭が勝ち馬として名を刻んでいる。近年はハーツクライルーラーシップアドマイヤドンといった種牡馬の母の父としてトニービンの名前を見かけることが多く、とくにハーツクライは現行コースで最多となる3勝・6連対を記録しているほど。

ほか、グラスワンダーを筆頭にRobertoの血を引く馬も存在感を放ち、直系では2008年スクリーンヒーローと2015年ゴールドアクターが父仔制覇を達成。また、2021年にはオーソリティがレース史上3頭目、38年ぶりとなる2連覇を飾っていたが、同馬も母の父に配されたシンボリクリスエスがRoberto直系の種牡馬であることを気に留めておきたい。

チャックネイトは、父ハーツクライ×母ゴシップガール(母の父Dynaformer)。父がハーツクライ、母の父がRoberto直仔のDynaformer、とレース相性のいい血脈を掛け合わせた配合に目が留まる。なお、「父ハーツクライ×母の父Roberto系種牡馬」となる馬には、19年2着、20年5着と上位争いを続けたタイセイトレイルが挙げられる。去勢明け3戦目、同産駒の多くが5歳時に躍進を遂げる傾向からも、近走の充実ぶりを素直に評価したい。

マイネルウィルトスは、父スクリーンヒーロー×母マイネボヌール(母の父ロージズインメイ)。グラスワンダーの直系は「2-2-2-4」と過半数が好走しており、本馬自身も2年前に2着となった実績を持つ。また、父も08年の勝ち馬となるため、同産駒として2組目の父仔制覇がかかることになる。東京芝2500mは昨年の目黒記念でも2着に好走し、通算で「0-2-0-0」と底を見せていない舞台。京都大賞典の走りをみても年齢的な衰えは感じられない。

ハーツイストワールは、父ハーツクライ×母レツィーナ(母の父キャプテンスティーヴ)。本馬は昨年のアルゼンチン共和国杯で5番人気2着。全5勝のうち3勝を東京競馬場、4勝を芝2400~2600mで挙げている戦歴からも、東京芝2500mは理想的な条件といえるだろう。なお、全兄ヴェラヴァルスターも15年青葉賞で3着の実績を持つ。今回は昨年のジャパンカップ以来の一戦で息持ちに不安は残るが、血統面からは軽視できない存在となる。


【血統予想からの注目馬】
チャックネイト ⑰マイネルウィルトス ⑫ハーツイストワール

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【血統アナリシス】オールカマー2023 3世代にわたってグラスワンダー直系種牡馬が勝ち馬を出す活躍をみせる 2023年9月23日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回はオールカマー2023・血統予想をお届けします!


近年、その存在感を拡大しつつあるのがグラスワンダーの直系で、2007年2着シルクネクサス、11年1着アーネストリー(以上、グラスワンダー産駒)、16年1着ゴールドアクター、21年1着ウインマリリン(以上、スクリーンヒーロー産駒)、22年1着ジェラルディーナモーリス産駒)とグラスワンダースクリーンヒーローモーリスの3世代にわたる種牡馬の産駒たちが勝ち負けを演じている。

ほか、ステイゴールドに所縁ある血統馬も毎年のように上位を賑わせており、2019~22年には19年1着スティッフェリオ、20年3着ステイフーリッシュ、21年2着&22年3着ウインキートスと直系が4年連続で3着以内に好走。なお、15年の勝ち馬ショウナンパンドラにおいては、ステイゴールドの姪にあたる続柄だった。

ウインマリリンは、父スクリーンヒーロー×母コスモチェーロ(母の父Fusaichi Pegasus)。本馬は2年前の勝ち馬で、全6勝のうち4勝を中山で挙げている巧者でもある。一時は肘腫の影響で不本意な結果が続いていたが、昨年末には香港ヴァーズでG1初制覇を飾るなど完全復調をアピール。芝2200mは22年エリザベス女王杯でも2着に好走している得意距離となり、好調ぶりが目に留まるグラスワンダーの直系としても軽視できない存在だろう。

ジェラルディーナは、父モーリス×母ジェンティルドンナ(母の父ディープインパクト)。昨年のオールカマーで重賞初制覇を飾ると、勢いそのままに連勝でG1のエリザベス女王杯も制覇。牝馬三冠、ジャパンカップ2連覇など、国内外でG1を7勝した名牝の仔が、4歳秋に本格化を果たしたともいえるだろう。なお、本馬は野芝限定開催で「3-1-2-0」と底を見せていないことも強調しやすく、全6勝が非根幹距離であることにも気を配りたい。

ノースブリッジは、父モーリス×母アメージングムーン(母の父アドマイヤムーン)。同産駒からは上記ジェラルディーナが出ているが、昨年は産駒初出走で初勝利を飾る好発進でもあった。本馬自身も今年のアメリカジョッキーCCを制しているだけに、中山芝2200mのコース適性には一目置けるものがあるだろう。父系も母系も成長力に富む血統であり、伯父にローレルゲレイロ、近親にディープボンドがいることからも更なる飛躍が期待される。


【血統予想からの注目馬】
ウインマリリン ⑥ジェラルディーナ ⑪ノースブリッジ

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【血統アナリシス】札幌記念2023 昨年は出走した2頭が1・3着、底を見せないグラスワンダーの直系に注目 2023年8月19日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は札幌記念2023・血統予想をお届けします!

昨年はモーリス産駒の3番人気ジャックドールが勝ち、3着にはスクリーンヒーロー産駒の5番人気ウインマリリンが入線。どちらもグラスワンダーの直系となるが、同系統に属する馬は出走した7頭すべてが5着以内と底を見せておらず、過去には10年アーネストリーも直仔として勝利している。また、07年5着シルクネクサスは10番人気、21年4着マイネルウィルトスは11番人気と2桁人気馬が健闘していることも覚えておきたい。

ほか、近年はハービンジャー産駒の躍進ぶりが目に留まり、出走機会のなかった2022年を除けば、18年3着モズカッチャン、19年1着ブラストワンピース、20年1着ノームコア、20年2着&21年3着ペルシアンナイトと産駒初出走時から少なからず1頭以上が毎年3着以内に好走してきた。デインヒルの直系という観点でみれば、かつては01年エアエミネム、04年ファイモーションと直仔2頭も勝ち馬として名を連ねており、この系統自体を評価しやすい傾向も見受けられる。

ジャックドールは、父モーリス×母ラヴァリーノ(母の父Unbridled’s Song)。4歳時はマイラーとして名を馳せた父だが、5歳時には16年札幌記念で2着に好走したのち、天皇賞(秋)を制覇。同じ年齢となる本馬も今年は大阪杯でG1初制覇を果たすなど躍進ぶりが目覚ましい。一方、この母の父らしく高速決着を得意とするタイプでもあるので、雨予報には一抹の不安を覚える。史上4頭目となる2連覇がかかった一戦としても動向を注視したい。

ラーグルフは、父モーリス×母アバンドーネ(母の父ファルブラヴ)。同産駒は初出走となった昨年に上記ジャックドールが早々に結果を残した。一方、母の父も14年の勝ち馬ハープスターを出すなど、興味深い血統同士を掛け合わされた配合には惹かれるものがある。サンデーサイレンス、Roberto、Sadler’s Wells(=全弟Fairy King)と父モーリスの血脈をまんべんなく抑えた血統構成も申し分なく、穴馬として一考する価値は大いにありそうだ。

ウインマリリンは、父スクリーンヒーロー×母コスモチェーロ(母の父Fusaichi Pegasus)。本馬は昨年の3着馬で、同産駒は16年2着モーリス、21年4着マイネルウィルトスと勝ち馬こそ出せないながらも上位争いが続く。一時は肘腫の影響で不本意な結果が続いていたが、香港ヴァーズを制した2走前のレースぶりからも完全復調とみて差し支えないだろう。好相性を示すグラスワンダーの直系、リピート好走が目立つ傾向からも軽視はできない。

【血統予想からの注目馬】
ジャックドール ⑪ラーグルフ ②ウインマリリン

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【血統アナリシス】毎日杯2023 スクリーンヒーロー系は人気不問で要注意、ディープインパクトと所縁ある馬にも注目 2023年3月24日(金) 12:00


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は毎日杯2023・血統予想をお届けします!


小雨が降るなか施行された昨年はスクリーンヒーロー産駒のピースオブエイトが逃げ切り、同産駒は15年ミュゼエイリアン以来となる2勝目を飾ることになった。なお、2着にも父系祖父がスクリーンヒーローとなるモーリス産駒のベジャールが入線。10頭立てながら勝ち馬が4番人気、2着馬が9番人気という波乱の一方で、スクリーンヒーローの直系がそろって好走する興味深い結果でもあった。

ほか、ディープインパクトが産駒初出走となった2011年から毎年産駒を送り出しており、2016年と2022年を除けば少なからず1頭以上が3着以内に好走。とくに2012年と2020年、2021年においては1~3着までを独占している。昨年も母がディープインパクトの姪にあたるドゥラドーレスが3着に好走していたので、今後は近親や後継種牡馬など所縁ある馬の動向も注視すべきだろう。

ノッキングポイントは、父モーリス×母チェッキーノ(母の父キングカメハメハ)。これまで同産駒は2頭が出走して、21年4着ルペルカーリア、22年2着ベジャール、どちらも上位争い。本馬においては母が16年オークスで2着の実績があり、重賞活躍馬の枚挙に暇がない一族とあれば期待も高まる。敗れた2戦は展開や不利が応えたものだが、レースぶりからは中距離のほうが向いている印象で、瞬発力を活かせる阪神外回りも誂え向きだろう。

ドットクルーは、父ディーマジェスティ×母スターオブロゼッタ(母の父ロードカナロア)。父はディープインパクトの直仔で、16年皐月賞など重賞を3勝。同産駒は詰めた間隔で使いながら調子を上げていく傾向にあるが、そのなかで本馬は現状で唯一のJRA新馬勝ちを収めた稀有な存在となる。今回と同じ阪神芝1800mで2勝目を挙げているコース実績も評価しやすく、昨年の勝ち馬と同じアルメリア賞からの臨戦であることも見逃せない。

アドマイヤイルは、父Saxon Warrior×母アイムユアーズ2(母の父Invincible Spirit)。父は好相性を示すディープインパクトの直仔で、18年2000ギニーSなど英愛の重賞を3勝、日本産馬として初めてイギリスクラシックを制した実績を持つ。なお、本馬は昨年の勝ち馬と同様に母の父がGreen Desert直仔であることもポイントだろう。血統背景からも少しタフな馬場になったほうが良さそうなので、雨予報が出ている天気も歓迎かもしれない。

【血統予想からの注目馬】
ノッキングポイント ⑬ドットクルー ⑫アドマイヤイル

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【有馬記念 BLOOD】パワー&スタミナあふれる血統配合!タイトルホルダー 2022年12月24日() 14:03

08年の阪神JFから続いてきた当連載もついに最後。思い返せば当初は水曜発行での掲載で、◎をつけた馬が回避するなんてこともよくあった。

さて有馬記念。◎はタイトルホルダーに打った。微妙な枠だが、枠順決定前は中山2500メートルなら春天ぐらいの圧勝すらあると考えていた。

ところが、実はキングマンボ系は有馬と相性が良くない。昨年の本馬も5着だった。とはいえ、父ドゥラメンテはキンカメ後継のなかで底力やスタミナに優れていることは以前にも指摘したとおり。母系にダイナカール一族が入っており、日本の競馬に根付いた血脈だ。加えてモンジュー系モティヴェイター×シャーリーハイツの母系で、パワーやスタミナの補強度合いも半端ない。そこは坂のある阪神での春天、宝塚というGⅠを連勝したことからも証明できている。昨年よりパワーアップした今年ならといったところ。懸念は海外帰りの状態だけ。はまれば圧勝もある。

相手はボルドグフーシュ。連載最初の年の有馬で◎に推したスクリーンヒーローの息子だ。枠からもそこそこ人気になるだろうが、スクリーンヒーロー産駒は好走後に常に注意が必要。母父レイマンでSSの3×3のクロスを持っており、爆発力がいい形で出た菊花賞のようなレースができれば、という感じか。

3番手にイクイノックス。天皇賞は強かったが、果たして父キタサンブラックの本質はどこにあるのか。産駒の勝ち鞍の大半が2000メートル以下というのは秋天のときにも触れたが、父ブラックタイドディープインパクト全兄、母系にサクラバクシンオーの血が入り、キタサン自身とは異なり、ディープのなかでもスピードに特化したタイプが出やすいとみたほうがいいかもしれない。とすれば有馬よりもJC向きだろう。そこも含めてこの評価だ。

4番手にヴェラアズール。JCの鮮やかさは芝転向が今年とは思えないほどだ。とはいえ、キングマンボ系エイシンフラッシュ産駒。最後にためにためた脚をビシッと使うレースぶりは父のダービーそのもので、その意味ではJCのほうが適性があったといえる。

最後に当たるといいですな。人ごとみたいな言い方ですが(汗)。ご愛読ありがとうございました。(夕刊フジ)

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スクリーンヒーローの関連コラム

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 前回に引き続き、JRAの新馬で優勝を果たした馬たちのプロフィールを紹介していきます。今回ご覧いただくのは6月14日(日)、6月20日(土)、6月21日(日)の勝ち馬です。

■2020年06月14日 函館05R 芝1200m
【優勝馬】リメス(U指数72.8)
牡 父カレンブラックヒル/母ケイティマイヒメ 松永幹夫厩舎
→半兄にJRA2勝のブリッツェンシチー。JRAのレースに出走経験がある兄姉4頭中3頭はJRAで勝ち上がりを果たしていますし、残るノアビジンも新馬で2着となったほか、名古屋で施行された地方競馬指定交流競走を完勝しました。デビュー戦の単勝オッズが27.0倍(6番人気)どまりと、決して前評判は高くなかったものの、堅実な血統であることは確か。地道に獲得ポイントを上積みしてくるかもしれません。

■2020年06月14日 阪神05R 芝1600m外
【優勝馬】フラーズダルム(U指数80.1)
牝 父キズナ/母クーデグレイス 松永昌博厩舎
→社台グループオーナーズの所属馬で、募集価格は2400万円。母クーデグレイスにはローズステークス3着の実績があり、半兄ブラックプラチナムもJRAで4勝をマークしています。こちらもデビュー戦は単勝オッズ9.7倍(4番人気)と思いのほか人気薄でしたが、勝ちっぷりはなかなかのもの。引き続きマークしておくべきでしょう。

■2020年06月14日 東京05R 芝1800m
【優勝馬】ユーバーレーベン(U指数76.2)
牝 父ゴールドシップ/母マイネテレジア 手塚貴久厩舎
→サラブレッドクラブ・ラフィアンの所属馬で、募集価格は1500万円。半兄マイネルファンロン函館記念2着の実績があるほか、3歳時のスプリングステークスでも3着に食い込みました。兄姉の手堅さを考えると、将来が非常に楽しみな一頭。POG期間中に大仕事を成し遂げる可能性もありそうです。

■2020年06月20日 函館05R 芝1200m
【優勝馬】モンファボリ(U指数86.2)
牝 父Frankel/母フォエヴァーダーリング 須貝尚介厩舎
→サンデーレーシングの所属馬で、募集価格は7000万円。母フォエヴァーダーリングは現役時代にサンタイネスステークス(米G2)を勝っています。デビュー前の時点ではさほど注目されていませんでしたが、圧巻の勝ちっぷりで一気に今夏の主役候補へと躍り出た印象。7月18日の函館2歳ステークス(2歳G3・函館芝1200m)に向かうことが発表されておりますので(→サンケイスポーツ)、引き続き動向をチェックしておきましょう。

■2020年06月20日 阪神05R ダ1200m
【優勝馬】レディステディゴー(U指数78.5)
牡 父ダイワメジャー/母レディトゥプリーズ 浅見秀一厩舎
→社台レースホースの所属馬で、募集価格は3600万円。母レディトゥプリーズは現役時代にファンタジーステークス(米G2)を制しました。全姉のナックビーナスキーンランドカップを勝ったほか、JRAのオープン特別で通算5勝をマーク。芝のレースでも活躍を期待できそうです。

■2020年06月20日 東京05R 芝1400m
【優勝馬】クールキャット(U指数77.7)
牝 父スクリーンヒーロー/母メジロトンキニーズ 奥村武厩舎
→シルクレーシングの所属馬で、募集価格は2500万円。母メジロトンキニーズはダイヤモンドステークス2着の実績がある馬で、半兄には中山金杯などを勝ったトリオンフがいます。母や兄姉の戦績を見る限り、短距離専門というタイプである可能性は低いはず。POG期間の終盤まで楽しませてくれるかもしれません。

■2020年06月21日 函館05R 芝1200m
【優勝馬】ブルースピリット(U指数82.1)
牡 父Invincible Spirit/母Jasmine Blue 中内田充正厩舎
→母Jasmine Blueは現役時代にバリーマコールスタッドステークス(英リステッド)で3着となった実績がある馬。日本国内で走った近親はアスタースピーラーくらいですが、この馬は園田で6戦4勝2着2回の戦績を収めました。なお、父Invincible Spiritは、JRAで出走経験のある産駒16頭中10頭が勝ち上がりを果たしている堅実な種牡馬。馴染みの薄い血統ではあるものの、ポテンシャルはそれなりに高そうです。

■2020年06月21日 阪神05R 芝1600m外
【優勝馬】シュヴァリエローズ(U指数80.2)
牡 父ディープインパクト/母ヴィアンローズ 清水久詞厩舎
→キャロットファームの所属馬で、募集価格は8000万円。母ヴィアンローズは現役時代にノネット賞(仏G3)などを制しています。兄姉もJRAで出走経験のある10頭中7頭が優勝を果たしているうえ、半兄アジュールローズはプリンシパルステークスを勝利。クラシック戦線に乗ってくる可能性は高いと見て良いでしょう。

■2020年06月21日 東京05R 芝1600m
【優勝馬】ブルーシンフォニー(U指数77.8)
牡 父スクリーンヒーロー/母ブルーストーン 伊藤圭三厩舎
→母ブルーストーンは現役時代にJRAで4勝をマーク。全姉ブルーミストは1戦未勝利で登録抹消となってしまったものの、デビュー戦では勝ち馬から0.1秒差の3着に好走していました。なお、前出のブルースピリットと同じく、この馬もゴドルフィンの所有馬。注目度がそれほど高くないわりに勝ち馬率や1頭あたり賞金は優秀で、もともと「ウマニティPOG」なら狙い目だと思っていたのですが、今年は“当たり年”なのかもしれません。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。


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2016年11月22日(火) 17:30 競馬プロ予想MAX
最速プロ予想『シューナカ☆』~プロ予想家陣がアノ注目馬の見解を語る!Vol.14・G1ジャパンカップ編~
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前回の~マイルチャンピオンシップ編~では、1番人気のサトノアラジンに集まった“人気を考えると脚質面で嫌いたい”“G1では勝ち負けレベル微妙”“届かずの3、4着の可能性も多いにあるのでは”といった、およそG1で1番人気に推される(であろう)馬とは思えない各プロ予想家からの消極的な意見が飛び交った当コラム。そして実際、サトノアラジンは(直線での不利はありましたが)5着敗退という結果に。人気馬の取捨という観点でも当コラムをお役立て頂ければ幸いです。引き続き今週も馬券的中へのヒントを探しにプロ予想家に迫って参りたいと思います。
○コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。⇒ http://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7125

本日のターゲットは、11/27(日)G1ジャパンカップ
今回も、ウマニティ公認プロ予想家の中からスガダイサラマッポ河内一秀くりーく加藤拓の5人にアノ注目馬3頭の見解を直撃!
※見解は全て11/21(月)時点のものです。

●プロ予想家陣
スガダイプロ・・・ウマニティ「プロ予想MAX」No.1予想家。タイム理論(主にオリジナルのスピード指数)と血統をベースに、調教や展開などあらゆるファクターをそこに加味し総合的に判断して結論を出すスタイルで「プロ予想MAX」のエースとして活躍中。
サラマッポプロ・・・独自の馬体・走法分析から未知の適性を見抜き、厳選したレース&穴馬を狙い撃ちするスタイルで毎年プラス収支をマーク(近9年中8年で年間プラス達成!)。
河内一秀プロ・・・自身が開発した競馬予想ソフト「カツラギ」ウマニティ特別版を採用し予想を展開。
くりーくプロ・・・調教中心に予想を展開。関西の新馬戦+重賞が主戦場で、全頭調教評価コメントにも定評。
加藤拓プロ・・・血統予想。血統的データを中心に、前回よりも今回の馬場に適性が向く馬を狙う予想スタイル。

●各馬へのコメント

リアルスティール
 河内一秀 毎日王冠を使えず、折り合いを欠いて大敗した安田記念以来となった前走の天皇賞(秋)。不安要素が多い中、しっかりと折り合いがつきドバイターフを思わせる末脚でモーリスの2着に食い込んだ。指数的にも、中山記念でマークした自己最高指数を更新していた。さらなる距離延長で折り合いが課題にはなるけど、菊花賞2着などの実績を考えればスタミナ的な不安は無く、持続力を活かせる流れになれば再度の上位進出のチャンスはあると思う。
 スガダイ 天皇賞(秋)は好内容だったとみて良いんじゃないかな。前に壁が作れない形でも我慢して走れていたし、末脚も良かったよ。もっと早く仕掛けていれば、モーリスとの差は詰まっていたと思うし、明らかに戸崎騎手の邪魔をするために仕掛けが遅れていた(笑)。距離は2000mがベストだと思っているけど、あの感じなら2400mにも十分対応できるんじゃないかと思う。ムーア騎手なら折り合いを欠くとも思えないしね。
 サラマッポ そうでしょうか。私は、前肢の伸びない走法や前向きな気性から、距離延長には不安があるとみています。かきこみ走法かつ前さばきが硬いので道悪は得意なはずで、馬場が渋れば追い風でしょう。いずれにしても馬券的な取捨については、馬場状態とどれだけ人気するかで考えたいところです。
 くりーく 今回はジックリ乗り込まれて好走した前走から中3週のローテーション。1週前にいつも通りCWを長めから一杯に追われていて順調そうです。この中間はジョッキーが跨っていないので、直前はムーア騎手騎乗で坂路で、というのが理想。そうなれば叩き2戦目の今回、前走以上の状態で出走できそうです。
 加藤拓 ディープインパクト産駒は、昨年まで4年連続で馬券に絡んでいますし、このレースへの相性はもちろんいいですね。斤量有利な牝馬だけでなく、牡馬でもスピルバーグラストインパクトが馬券になっていますし、とにかく“重賞実績のあるディープ産駒”という点一つをとっても、抑えておく必要がありそうな印象ですね。さらに付け加えるならば、レースの性質上やはり速い上がりの使えるディープ産駒は有力ですね。

ゴールドアクター
 くりーく この馬の場合、この先に有馬記念という目標もあり、ここで100%にもっていくことはないと思いますが、1週前の段階で速い時計を3本出していて順調な調整内容です。やや重たい感じもありますが動きは悪くなく、あと1週間あるので最終追い切りで十分仕上がると思います。
 加藤拓 父スクリーンヒーローの本馬ですが、先週も同じロベルト系の馬が来ていましたし、今の東京芝も問題ないでしょう。東京実績もありますしね。4歳、5歳になっても能力を伸ばしてくる馬も多いスクリーンヒーロー産駒ですから、まだまだ衰えず走ってくれるでしょう。
 河内一秀 昨秋のオクトーバーS以降、G1級の指数を連発し一気に有馬記念制覇まで上り詰め、年明け初戦の日経賞もまずまずの指数で勝利。1番人気で迎えた天皇賞(春)では、折り合いを欠いて大敗。秋初戦のオールカマーは・・・

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2014年10月29日(水) 20:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第295話天皇賞・秋(謎解き編)
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第295話 「天皇賞・秋」


09年 35.6-47.9-33.7 =1.57.2 ▼9△5△ 3 瞬発戦
10年 35.3-48.0-34.9 =1.58.2 ▼5▼4△ 6 瞬発戦 稍重
11年 34.3-46.0-35.8 =1.56.1 ▼1△2▼ 3 平坦戦
12年 34.8-45.9-36.6 =1.57.3 △2△8▼10 瞬発戦
13年 35.0-47.2-35.3 =1.57.5 ▼3▼1△7 平坦戦

稍重だった10年こそ1分58秒台でしたが以外の年は56~57秒台となっており高速中距離戦のレース。
過去5年では瞬発戦3回、平坦戦2回でレースの上りは33秒7~36秒6とかなり差がある。
レースでの上り2位以内の馬の成績が
5-1-4-0 勝率50.0% 連対率60.0% 複勝率100.0%
となっていて上りが重要になるのは間違いありませんが中盤で脚を溜めての一気の爆発力なのか中盤で脚を溜めなくても持続可能な末脚なのかはその年によって異なるというのがポイントかと思われます。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
カンパニー     【瞬7平6消1】
ブエナビスタ    【瞬5平5消0】
トーセンジョーダン 【瞬6平4消0】
エイシンフラッシュ 【瞬6平1消0】
ジャスタウェイ   【瞬6平1消0】
2着馬
スクリーンヒーロー 【瞬4平6消0】
ペルーサ      【瞬2平2消0】
ダークシャドウ   【瞬6平1消0】
フェノーメノ    【瞬5平0消0】
ジェンティルドンナ 【瞬4平4消0】

瞬発戦>平坦戦というタイプか瞬発戦=平坦戦というタイプが多くなっています。
瞬発戦<平坦戦というタイプはスクリーンヒーローのみなので多少の割り引きは必要でしょう。
平坦戦になろうともやはりコース適性【瞬9平1消0】の舞台ということです。

今年のメンバーで流れを作りそうなのはカレンブラックヒルサトノノブレス辺りでしょうか。
それよりも鍵を握りそうなのが柴田大Jに乗り戻るマイネルラクリマ
先週の菊花賞でもそうでしたが実際逃げたのはサングラスでしたがペースを落とさないようにしたのは2番手追走の柴田大J騎乗のマイネルフロストだったと思われます。
柴田大Jもマイネルラクリマのことは熟知してるはずでラストの上り勝負ではこのメンバーでは厳しいはず。
ならば中盤であまりペースを落とさせないよう突っつくはずで今年も平坦戦になると予想します。

となれば昨年上手くいった戦法で行ってみるか。
狙い目は東京コースで平坦戦だった重賞連対経験馬。
今年の登録馬では
アスカクリチャンイスラボニータエピファネイアカレンブラックヒルジェンティルドンナダークシャドウトーセンジョーダンペルーサ
の8頭です。
6歳以上の馬の成績は過去5年で1-0-1-36で割り引きが必要でしょう。
上記の馬で5歳以下の馬は
イスラボニータエピファネイアカレンブラックヒルジェンティルドンナ
の4頭となっています。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
イスラボニータマーティンボロデニムアンドルビー
なんだかんだいって外国人Jの成績3-1-2-7(勝率23.1%、連対率30.8%、複勝率46.2%)は脅威。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2012年11月21日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第213話JC(謎解き編)~
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第213話 「JC」


07年 35.6-37.2-37.6-34.3 =2.24.7 ▼ 9▼2△8 瞬発戦
08年 36.6-38.0-36.5-34.4 =2.25.5 ▼ 7△1△6 瞬発戦
09年 35.2-36.0-36.1-35.1 =2.22.4 ▼ 6±0△9 瞬発戦
10年 36.4-37.0-37.1-34.4 =2.24.9 ▼10△1△6 瞬発戦
11年 37.1-37.0-35.6-34.5 =2.24.2 ▼ 2△5△5 平坦戦

直線に入って加速が生じるレースですが▼2~▼10という様にその大きさは年によってバラバラです。
その次のラスト2F目は07年以外は全て減速ラップになるので道中のペースはそれなりに流れていることになります。
昨年はテン37.1秒と超スローペースになりましたがウインバリアシオンが向正面でマクリに出たためラスト1000mの超ロングスパート戦になりました。
やはりJCなのでスローの瞬発戦(=上がりだけのレース)という可能性は低いと思われます。
とはいえ近年はレースの上がりが34秒前後で勝ち馬の上がりが34秒を切るぐらいなので上がりが最重視ファクターなのは間違いないでしょう。
過去5年で上がり3位以内の馬の成績は4-4-3-6(勝率23.5%、連対率47.1%)となっています。
上がり上位で走れそうな馬をピックアップするのが的中への近道になるでしょう。

賞金的に見てもGⅠの中でも1ランク上のレースなので出走メンバーの質は高く適性から絞るというのはかなり困難でしょう。
(例えば今年ローズキングダムが出走予定となっていますが10年の勝ち馬でもあるので適性は十分あるはずです。しかし今年勝てる確率は低いということです)
JCで勝ち負け出来る馬というのは前走GⅠ出走馬で埋め尽くされます。
特に秋天組、菊花賞組、凱旋門賞組がほとんどで後は他の海外GⅠと秋華賞、AR共和国杯、京都大賞典がチラホラという程度。
秋華賞組はレッドディザイアの3着、AR共和国杯はスクリーンヒーローの1着、京都大賞典タップダンスシチーの1着となっています。
秋華賞組はほとんどの馬が次走はエリ女に向かうのであまり参考になりませんがレッドディザイアはそれまでオール連対で桜花賞2着、オークス2着、秋華賞1着という馬。
今年3冠馬のジェンティルドンナが挑みますがレッドディザイアの成績と比較すればJCでも勝ち負け可能と判断できるでしょう。
タップダンスシチーは重馬場で上がり37.4秒というかなりタフなレースとなって底力が問われたレースでかなり特殊なJC。
スクリーンヒーローは本当にレアケースでGⅠ初出走の馬が制覇というレース。
レアケースをレアケースとして受け止めるか高配当を求めてそこに期待するかは馬券的な戦略になりますがとりあえずここでは軽視しておきます。
馬券の主力となるのはやはり秋天組、菊花賞組、天皇賞組になります。
今年の場合は菊花賞組は不在なので秋天組の取捨選択がポイントになるでしょう。

【着順】
秋天で4着以内の馬が良績を収めています。
2-5-2-3 勝率16.7% 連対率58.3% 複勝率75.0%
但し、アドマイヤムーンジャガーメイルの2頭が着外から巻き返しているので絶対とは言い切れません。
この2頭の共通点とすればその年の春シーズンにGⅠを勝利していてJCでは内枠だったということぐらいか。

【上がり】
秋天で上がり3位以内の馬が良績を収めています。
2-3-1-4 勝率20.0% 連対率50.0% 複勝率60.0%

【脚質】
秋天で後方にいた馬の方が良績を収めています。
逃げ先行 0-0-1- 7 勝率 0.0% 連対率 0.0% 複勝率25.0%
差し追込 3-5-2-14 勝率12.5% 連対率33.3% 複勝率71.4%

舞台が同じ府中で距離伸びて上昇出来そうな馬というのがこの3つになると思われます。

この3つのファクターから考えるとエイシンフラッシュルーラーシップが有力となります。
但し、秋天のレースは私的にはこういう評価をしています→こちら
秋天組からはルーラーシップが主役でいいでしょう。
これに敵は己の調子だけというオルフェーヴル、3冠牝馬ジェンティルドンナの争いというのが今年のJCだと思います(これは1~3番人気か…?)
1角を崩せるとしたらやはりダークシャドウか。
上記にレアケースと書いた08年に勝利したスクリーンヒーローに騎乗していたのがデムーロJ。
データ的に少しだけ足りないダークシャドウにデムーロJというスパイスが加わればもしかして。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ルーラーシップオルフェーヴルダークシャドウ
前走は(逃げたシルポート以外は)予想外のスローでどちらかといえば苦手なレース展開なのに3着だったルーラーシップに逆転の目あり。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2012年10月24日(水) 19:00 本命ドリパス
『競馬』という名の推理小説 ~第209話天皇賞・秋(謎解き編)~
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第209話 「天皇賞・秋」


07年 36.1-47.3-35.0 =1.58.4 ▼4▼1△ 7 平坦戦 稍重
08年 35.2-46.8-35.2 =1.57.2 ▼4±0△13 平坦戦
09年 35.6-47.9-33.7 =1.57.2 ▼9△5△ 3 瞬発戦
10年 35.3-48.0-34.9 =1.58.2 ▼5▼4△ 6 瞬発戦 稍重
11年 34.3-46.0-35.8 =1.56.1 ▼1△2▼ 3 平坦戦

瞬発コースなのに平坦戦になりやすいのが東京コースのGⅠで、安田記念も同様の傾向となっています。
平坦戦になりやすいのは中盤でペースが緩む確率が低いからなのですが、09年の様にテン~中盤がスロー気味でレースの上がりが33.7秒という瞬発戦になるケースもあるので決め付けは禁物でしょう。
今年はシルポートが出走予定なのでスローになる確率は低いとは思いますが…。

(全く関係ないかもしれませんが)今年は天皇、皇后両陛下が7年振りに天皇賞を観戦する予定になっています。
7年前の05年のラップは以下の通り。
05年 37.0-49.5-33.6 =2.00.1 ▼8△2△2 瞬発戦
かなりレアケースな展開でテンの3F37.0秒は破格のスロー。
レースの上がりが33.6秒で瞬発力勝負になり牝馬のヘヴンリーロマンスが勝利で大波乱という年でした(3着も牝馬のダンスインザムード
今年は牝馬の参戦はないですが、もしこんな上がり勝負になればエイシンフラッシュタッチミーノットダークシャドウトゥザグローリートランスワープ辺りが有力になるかと思います。
歴史は繰り返す…かも?

では過去5年の連対馬のラップギアを見てみましょう。

1着馬
メイショウサムソン 【瞬8平5消0】
ウオッカ      【瞬9平1消0】
カンパニー     【瞬7平6消1】
ブエナビスタ    【瞬5平5消0】
トーセンジョーダン 【瞬6平4消0】
2着馬
アグネスアーク   【瞬2平2消2】
ダイワスカーレット 【瞬9平1消0】
スクリーンヒーロー 【瞬4平6消0】
ペルーサ      【瞬2平2消0】
ダークシャドウ   【瞬6平1消0】

中盤が速くて脚を溜めなくても力を出せる平坦戦と東京コースで重要な瞬発戦の両方に実績のある馬が多く連対しています。
ウオッカダイワスカーレットダークシャドウの3頭は平坦実績が僅か1回のみとなっていますが平坦戦が不得意ということではなく単純に平坦戦での出走があまりなかったというのが理由です。

古馬GⅠで最高峰の位置付けにあるレース(だと個人的には思っている)ので「格」は重要かと思われます。
上記の連対馬でのそれまでの実績は以下の通り。

格が若干劣るのが07年2着のアグネスアークでGⅡ2着2回というもの。
他にもペルーサダークシャドウなどGⅡ1勝であれば格は足りるとも感じるが、1着馬と2着馬には差があるのも確か。
1着馬はGⅠ馬かもしくはGⅡ2勝以上というのが格のボーダーラインか。
しかもそのGⅡ戦は東京コースがあった方がベターという傾向です。
(過去10年を見ても例外なのは05年のヘヴンリーロマンスだけで阪神牝馬S札幌記念の2勝という実績でした。歴史は繰り返す…かも?)
1着馬の格をGⅠ馬もしくはGⅡ2勝以上(東京含む)という条件にすると今年の登録メンバーでは
アーネストリーエイシンフラッシュカレンブラックヒルサダムパテックジャガーメイルトーセンジョーダンフェノーメノルーラーシップ(海外GⅠ)
の8頭となっています。
人気どころではダークシャドウトゥザグローリーナカヤマナイト(後者2頭は人気ではないかも)の3頭がここで漏れてしまいます。
ダークシャドウは実はGⅡ1勝のみの馬で1着の格が微妙です。
GⅠ2着1回&GⅡ2着3回の実績を併せ技でGⅡ1勝としてしまうか?

あとはやはり年齢。
過去10年を見ても6歳以下は不振で馬券になったのはカンパニーナリタトップロードのみ。
ナリタトップロードは中山開催でカンパニーは7歳ながらGⅠ&GⅡで年間一度も掲示板から外れなかったという晩成馬でレアケースといえるでしょう。
基本は5歳までです。
→上記の8頭から
エイシンフラッシュカレンブラックヒルサダムパテックフェノーメノルーラーシップ
の5頭が残ることになります。

以下、数頭ピックアップします。
カレンブラックヒル
5戦負けなしなので強いのは間違いなく、前走の毎日王冠もかなり優秀な内容。
レースの上がり35.4秒は過去10年で最も遅い数字でかなり先行馬には負荷が掛かったレースのはず、それを粘り込んでの勝利は素晴らしいの一言。
敵は1F延長する距離でしょう。

ダークシャドウ
適性文句なし、ローテも○、勝ち負け。

トーセンジョーダン
昨年の勝ち馬でシルポートが淀みない流れを作れば連覇もある。
しかし、問題は天皇賞春以来というローテで札幌記念を回避した影響がどうか?
6歳馬ということで昨年の天皇賞秋以降未勝利というのもあまりいい傾向ではない。

フェノーメノ
東京>中山という実績の馬だが秋初戦の前走で中山&平坦戦で勝利したのは非常に大きくパワーUPした証かもしれません。
後は古馬のこのクラスに通用するかどうかだけ。
一応、秋開催の古馬混合重賞では現3歳世代は9レース中4勝とトップ(4-2-0-7)で強い世代といえるかもしれません。

ルーラーシップ
ダービー以来の東京重賞でようやくといった感じ。
古馬GⅠの中で最適な舞台なはず。
トビが大きいのでスムーズさ重視なら内枠より外枠の方がベターな気がします。

「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
ダークシャドウルーラーシップカレンブラックヒル
今年の秋天は荒れない気がします。
3歳馬がどこまでやれるかとトーセンジョーダンの状態がどうか、その2点ではないかと。

(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。

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2009年11月26日(木) 20:00 河内一秀
河内一秀の「カツラギ的」ジャパンカップ2009前走分析
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今年のジャパンカップで優勝する馬を「カツラギ指数」をベースに占ってみたい。

まずは、過去10年のジャパンカップ優勝馬が前走・前々走で記録したカツラギ指数の一覧をチェックしてみよう。

■2008年【優勝馬:スクリーンヒーロー
57.3 アルゼンチン共和国杯(1着)
53.6 オクトーバーステークス(2着)

■2007年【優勝馬:アドマイヤムーン
54.3 天皇賞(秋)(6着)
58.9 宝塚記念(1着)

■2006年【優勝馬:ディープインパクト
---- 凱旋門賞(失格)
57.2 宝塚記念(1着)

■2005年【優勝馬:アルカセット
---- 英チャンピオンステークス(5着)
---- フォワ賞(2着)

■2004年【優勝馬:ゼンノロブロイ
59.6 天皇賞(秋)(1着)
56.5 京都大賞典(2着)

■2003年【優勝馬:タップダンスシチー
55.9 京都大賞典(1着)
58.4 宝塚記念(3着)

■2002年【優勝馬:ファルブラヴ
---- 凱旋門賞(9着)

■2001年【優勝馬:ジャングルポケット
54.1 菊花賞(4着)
56.5 札幌記念(3着)

■2000年【優勝馬:テイエムオペラオー
58.6 天皇賞(秋)(1着)
57.7 京都大賞典(1着)

■1999年【優勝馬:スペシャルウィーク
58.7 天皇賞(秋)(1着)
53.7 京都大賞典(7着)

見ての通り過去10年の勝ち馬の前走の指数は、

54.1~59.6

とばらつきが大きく、前走の指数レベルが必ずしも結果に繋がるとは限らない。

そこで、前走だけでなく前々走の指数を含めた勝ち馬の最高値を見ると、

56.5~59.6

となり、さらに3歳馬のジャングルポケットを除けば

57.2~59.6

と、指数レベルがグッと上がり、そのばらつきも小さくなる。

要は、過去2走以内にG1レベルの高い指数を記録していること、言い換えれば勢いと実績を兼ね備えていることがジャパンカップを勝つための条件であるということになる。

それでは、今年の出走予定馬でこの条件をクリアしている馬をピックアップしてみよう。

ウオッカ
59.3 天皇賞(秋)(3着)
57.6 毎日王冠(2着)

スクリーンヒーロー
59.3 天皇賞(秋)(2着)
57.4 宝塚記念(5着)

古馬では、この2頭しか該当しない。

では、3歳馬はどうだろう。

レッドディザイア
53.7 秋華賞(1着)
55.0 ローズステークス(2着)

リーチザクラウン
53.0 菊花賞(5着)
53.5 神戸新聞杯(2着)

指数レベルでは、古馬を一蹴したジャングルポケットのレベルに遠く及ばない。今年の3歳馬はハイレベルだと言われているが、この数字を見る限りでは眉唾物といっていい。

カツラギ的に前走・前々走を分析する限り、今年のジャパンカップは、ウオッカが念願のジャパンカップ制覇を果たすか、あるいはスクリーンヒーローが史上初の2連覇を達成するか、そのどちらかであるという結論が妥当といえる。

なお、ここで述べた見解はあくまでも、カツラギ指数をベースにした前走・前々走に関する一考察であり、カツラギの最終結論ではないことをお断りしておきたい。

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スクリーンヒーローの口コミ


口コミ一覧
閲覧 108ビュー コメント 0 ナイス 9

ボルドグフーシュ!

この馬はスタートは遅いが
最後は必ず伸びてくる!
馬!

そう思うのは私だけでいい!

次走は!
どこを使うのかな!
もうおいしいオッズでは
買えないと思うが!

 🟦 リバティ 🟦 2022年9月16日(金) 09:59
ヒーロー
閲覧 144ビュー コメント 0 ナイス 7

アートハウスといえば!
スクリーンヒーロー
スクリーンヒーローといえば!
グラスワンダー

モーリスといえば!
スクリーンヒーロー

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 ムーンシュタイナー 2020年7月5日() 17:40
セレクトセール2020 1歳① N0.1~120
閲覧 372ビュー コメント 0 ナイス 6

馬体で気になる馬ピック→配合確認でコメント
(動き、サイズ、レポジトリー考慮せず)

6.イスラボニータ×マイジェン(牡)
好みの馬体、バランス。ミスプロ、ヘイロー、インリアリティの組み合わせで米血マシマシ血統ですからダートでしょうね。社台Fでゴツくなっていきますが、この配合ならスピードあるはずなので面白いでしょう。
→(株)Gリビエール・レーシング 5,400万円

31.ルーラーシップ×ワイルドラズベリー(牝)
牝馬らしく薄手に見えるが脚長で胸も深く見栄えがよい。ファルブラヴ≒ヌレイエフでキンカメ系のツボを押さえた配合なのも好感。少し時間はかかるとは思うけど馬体は芝でもやれる。
→K S Research 5,200万円

33.オルフェーヴル×ラッドルチェンド(牡)
これは好きな雰囲気。ちょっと小さいのかもしれないが、背中の雰囲気やトモの形、関節位置もオルフェにしてはいいのでは。父と母がうまく融合した感じか。いかにも運動神経が良さそう。配合はノーザンD多めでミスプロが利いている理想形。ラブズオンリミーが祖母と大物感十分。
→(株)サトミホースカンパニー 7,800万円

46.マクフィ×ピースオブワールド(牡)
千代田牧場はセリでの仕上げが凄いので多少割引なんですけどね。今回も3頭ほどリスト入り。名牝の母高齢で兄弟走っていないですが、マクフィで少し様子が違う感じの仔が生まれましたね。欧1/4でバランスの良い配合。胴伸びあり距離もこなせそうな雰囲気。少し背中が硬いかもという不安はありますが。
→(株)アウレア 1,600万円

56.ディープンパクト×フォエヴァーダーリング(牡)
新馬勝ちしたモンファボリの下ですね。いかにもスピードがありそうな背中からトモ。トモの筋肉の付き方もディープっぽくないし。後躯の形と立繋で切れおありそう。距離は少し短めかもしれないけど、今後の成長次第でどうなるか。母はミスプロの濃いインブリード、APインディ、バックパサーでパワースピードの典型米血。配合も良いですね。高くなりそうです。
→(株)ダノックス 40,000万円

58.スクリーンヒーロー×メジャーエンブレム(牝)
母系は短距離ダートというイメージですが、スクリーンヒーローとの配合でロベルトの胴の長さが出た感じでしょうか。バランスが取れてパワー十分の馬体感。配合はサンデー3×3、ノーザンテースト4×4があり、牝系はジェイドロバリー、トニービンと日本実績のある血が散りばめられています。全体のパワー感をサンデーでまとめた感じですね。どんな感じに育つか興味あるタイプ。
→小林 善一 1,600万円

67.ディープインパクト×アブソリュートレディ(牡)
脚長で上もしっかりとしたボディ。大物感が漂いますね。母父ガリレオ、ミルリーフをもち、ドナテロ2本なら本格派は間違いないところ。社台Fなので、もうヨーロッパで走らせた方がいいんじゃないかというタイプ。重くならず、素軽さが出てくるかがポイントになりそうですが、いい馬ですね。
→金子真人ホールディングス(株) 22,000万円

71.ハーツクライ×チェリ―コレクト(牡)
ワーケアの下。ワーケア同様、立派なトモをもち、出来は素晴らしいのでは。少しずんぐりむっくりなのは、この母系のイメージなので問題なし。配合はノーザンDでガッチリ引き締めるし、ニジンスキー、ディンヒル経由なのでそもそもの質がよい。これも人気で高いでしょうね。
→麻布商事 14,500万円

72.キズナ×マーガレットメドウ(牡)
仕上げてきてるなぁ、千代田牧場。キズナ産駒ですが、脚長で関節の位置も良く、見栄えのするタイプ。馬体的には管囲(知らない)や前繋は気になるが、全体のバランスはいいです。配合はキズナなので、ストームキャット増幅ですが、ノーザンD、エイトサーティ、セクレタリアト、トムフールとニアリー含めて全部刺激してるし、ミスプロ主導でスピードも十分の母。配合面から期待できますな。
→山本 又一郎 3,000万円

92.ディープインパクト×パレスルーマー(牡)
違う種牡馬で2勝以上あげてきた母がディープと初配合。馬体はまだ幼いものの全体的にまとまっている。母はターントゥを初めロイヤルチャージャーが多数。シアトリカル系なのが不安なところだが、配合的にはスピード中心でディープには合うはず。血統的におもしろく、この馬は誰が買われるかちょっと注目しています。
→麻布商事 19,000万円

93.エピファネイア×デアりングハート(牝)
デアリングタクトの全妹ですが、脚長でかなりの雰囲気。いい馬ですね。前に比べて後ろが乏しいのが現状ですが、さてこれがどう成長するかでしょう。デアリングタクトも似た感じなら楽しみです。配合は完全ニックスの母父キンカメ母母父サンデー。母母母がスピードタイプなら完璧ということで、この配合はいい馬出し続けるでしょうねぇ。
→(株)サラブレッドクラブライオン 4,900万円

109.ロードカナロア×サンデースマイルⅡ(牡)
POG指名馬ルガールカルムの全弟。この牝系は少し晩成で体もそんなに強くなく、この馬も馬体的には幼く脚元もどうかなーという雰囲気はありますが、全体的には兄弟でも出来がいいのではないかな。全く非のない素晴らしい配合なので、出来さえ良ければ牡牝問わず必ず走ってくると思います。
→金子真人ホールディングス(株) 7,600万円

114.ディープインパクト×シーヴ(牡)
サトノスカイターフの下。緩い感じだが、全体のパーツはしっかり決まっている感じ。母は米血の中でも緩い血が相対的に多くて完成は遅くなりそうなタイプ。
→国本 哲秀 51,000万円

次点としてよいなと思った馬は
23.ドゥラメンテ×プラウドスペル →廣崎利洋HD(株) 16,000万円
28.ブラックタイド×ソングライティング →Charles-de-Gaulle 4,200万円
34.ハーツクライ×カフェブリリアント →(有)エクリプスマネージメント 2,500万円
36.ディープインパクト×テディーズプロミス →(株)キーファーズ 24,000万円
54.ダイワメジャー×ケースバイケース →村木 克成 1,800万円
88.キングカメハメハ×ブントバンコ →(株)ダノックス 5,200万円
102.ドゥラメンテ×ファンタネットボー →麻布商事 13,500万円
111.モーリス×カイゼリン →KRジャパン 3,700万円

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コメント一覧
2:
  いかれポンチ   フォロワー:0人 2009年9月29日(火) 00:37:08
次走予定:天皇賞(秋)
1:
  sakhee   フォロワー:0人 2009年1月18日() 00:17:02
もう1段成長すれば現役最強も見えてくる。

アル共→JC連勝は史上初だっただけに、今後の展開も見もの。

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2009年11月29日ジャパンカップ G113着
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