カラテ(競走馬)

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カラテ
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写真一覧
現役 牡7 黒鹿毛 2016年5月27日生
調教師辻野泰之(栗東)
馬主小田切 光
生産者中地 康弘
生産地新冠町
戦績34戦[7-2-1-24]
総賞金21,474万円
収得賞金10,050万円
英字表記Karate
血統 トゥザグローリー
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
トゥザヴィクトリー
レディーノパンチ
血統 ][ 産駒 ]
フレンチデピュティ
レイサッシュ
兄弟 デカアッチムイテホイ
市場価格
前走 2022/11/27 ジャパンカップ G1
次走予定

カラテの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
22/11/27 東京 12 ジャパンC G1 芝2400 1861155.7138** 牡6 57.0 菅原明良辻野泰之 536
(+8)
2.24.4 0.734.5⑤⑥⑦⑦ヴェラアズール
22/10/30 東京 11 天皇賞(秋) G1 芝2000 152239.496** 牡6 58.0 菅原明良辻野泰之 528
(-4)
1.58.2 0.733.4⑧⑦⑨イクイノックス
22/09/04 新潟 11 新潟記念 G3 芝2000 183622.0101** 牡6 57.5 菅原明良辻野泰之 532
(-8)
1.58.9 -0.333.3⑦⑦ユーキャンスマイル
22/06/05 東京 11 安田記念 G1 芝1600 183657.91416** 牡6 58.0 菅原明良辻野泰之 540
(+10)
1.33.2 0.933.8⑩⑩ソングライン
22/04/24 阪神 11 マイラーズC G2 芝1600 15345.127** 牡6 56.0 菅原明良辻野泰之 530
(-4)
1.34.1 0.835.4⑦⑥ソウルラッシュ
22/02/27 中山 11 中山記念 G2 芝1800 166116.742** 牡6 56.0 菅原明良高橋祥泰 534
(0)
1.46.8 0.436.0⑪⑪⑩⑨パンサラッサ
22/02/06 東京 11 東京新聞杯 G3 芝1600 15594.123** 牡6 57.0 菅原明良高橋祥泰 534
(+2)
1.32.7 0.433.9⑩⑪イルーシヴパンサー
22/01/08 中山 11 ニューイヤー (L) 芝1600 16474.311** 牡6 58.0 菅原明良高橋祥泰 532
(0)
1.33.4 -0.034.3⑨⑩⑩グランデマーレ
21/09/12 中山 11 京成杯AH G3 芝1600 165108.435** 牡5 57.0 菅原明良高橋祥泰 532
(+12)
1.32.2 0.234.4⑧⑦⑦カテドラル
21/08/15 新潟 11 関屋記念 G3 芝1600 1871318.062** 牡5 56.0 菅原明良高橋祥泰 520
(-6)
1.32.9 0.234.0⑦⑦ロータスランド
21/06/06 東京 11 安田記念 G1 芝1600 143477.51013** 牡5 58.0 菅原明良高橋祥泰 526
(-4)
1.33.0 1.334.1⑫⑫ダノンキングリー
21/02/07 東京 11 東京新聞杯 G3 芝1600 1651011.651** 牡5 56.0 菅原明良高橋祥泰 530
(+2)
1.32.4 -0.034.0⑤④カテドラル
21/01/10 中山 10 若潮S 3勝クラス 芝1600 164817.281** 牡5 54.0 菅原明良高橋祥泰 528
(-8)
1.32.9 -0.534.7④⑥ウインカーネリアン
20/12/05 中山 12 3歳以上2勝クラス 芝1600 116721.551** 牡4 57.0 津村明秀高橋祥泰 536
(+16)
1.35.6 -0.334.6⑥⑤オータムレッド
20/11/15 東京 9 神奈川新聞杯 2勝クラス 芝1600 1271045.1107** 牡4 57.0 亀田温心高橋祥泰 520
(+6)
1.35.0 1.135.2⑩⑧ショウナンパンサー
20/10/24 新潟 12 柏崎特別 2勝クラス 芝1600 117910.565** 牡4 57.0 菅原明良高橋祥泰 514
(+6)
1.38.0 0.436.5⑦⑥ウインレフィナード
20/06/13 東京 9 八丈島特別 1勝クラス 芝1600 1271044.681** 牡4 57.0 菅原明良高橋祥泰 508
(+4)
1.38.3 -0.637.4④⑦セイウンヴィーナス
20/04/12 福島 10 飯盛山特別 1勝クラス 芝2000 1681560.71112** 牡4 57.0 菊沢一樹高橋祥泰 504
(+4)
2.01.8 1.537.9マイネルウィルトス
20/03/28 中京 8 4歳以上1勝クラス 芝2000 131119.076** 牡4 57.0 黛弘人高橋祥泰 500
(-8)
2.02.8 0.335.0シーリアスラブ
20/03/15 中京 7 4歳以上1勝クラス 芝2200 107875.597** 牡4 56.0 黛弘人高橋祥泰 508
(-2)
2.15.5 0.936.3コパノケネディー

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カラテの関連ニュース


ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は中山記念2023・血統予想をお届けします!


昨年はロードカナロア産駒のパンサラッサが勝利するほか、2着カラテ(父トゥザグローリー)、3着アドマイヤハダル(父ロードカナロア)と1~3着までをキングカメハメハの直系で独占。なお、同系統は16年1着ドゥラメンテ、17年2着サクラアンプルール、19年3着ステルヴィオ、21年2着ケイデンスコールと毎年のように上位争いを繰り広げている。

ほか、ステイゴールドが種牡馬として3勝の活躍を見せており、18&19年に2連覇を果たしたウインブライト、13年ナカヤマナイトが該当。また、19&20年には孫世代にあたるラッキーライラック(父オルフェーヴル)も2年連続で2着、21年2着ケイデンスコールと22年2着カラテはダイナサツシユに遡る近親となるため、直近5年はステイゴールドに所縁ある血統馬が連対し続けているともいえるだろう。

ソーヴァリアントは、父オルフェーヴル×母ソーマジック(母の父シンボリクリスエス)。同産駒からは19&20年2着のラッキーライラックが出ており、存在感を放つステイゴールド系としても動向を注視したい存在。本馬の3歳夏以降の充実ぶりには目を見張るものがあり、4コーナー手前で早めに動いて押し切る姿は父の現役時代を彷彿とさせるものがある。2走前の大敗は心房細動とあれば致し方なく、立ち回りの巧さから中山替わりも問題なし。

ショウナンマグマは、父ザファクター×母レッドメアラス(母の父ステイゴールド)。母の配合は「父ステイゴールド×母の父メジロマックイーン」となるため、09年2着ドリームジャーニー、種牡馬として好走馬を送り出しているオルフェーヴルを想起させる。本馬自身、中山芝1800mは22年ディセンバーSを制するなど、2戦2勝と底を見せていない相性のいい舞台。脚質的にも展開のカギを握る存在であり、マイペースが叶えば侮れないだろう。

スタニングローズは、父キングカメハメハ×母ローザブランカ(母の父クロフネ)。近年の活躍ぶりが目覚ましい父系統だが、本馬の「父キングカメハメハ系×母の父がフレンチデピュティ系」となる配合は昨年2着のカラテと類似する。中山芝1800mは22年フラワーカップにて重賞勝ちした舞台であり、中山競馬場自体も22年紫苑Sを制するなど2戦2勝と得意とするところ。小回りコース向きのスピードと機動力は牡馬混合戦でも評価に値する。

【血統予想からの注目馬】
ソーヴァリアント ⑨ショウナンマグマ ⑫スタニングローズ

【中山記念】菅原明良騎手がラーグルフとの新コンビで2週連続重賞Vを狙う! 2023年2月23日(木) 19:00

関東の若き実力派が、2週連続の重賞Vへ挑む。18日の京都牝馬Sララクリスティーヌで制した菅原明良騎手(美浦・高木登厩舎)が、中山記念でラーグルフ(美浦・宗像義忠厩舎、牡4歳)に騎乗。勢いのままにGⅡ初制覇を狙っている。

京都牝馬Sはうまく乗れましたけど、馬がいいですからね。いいポジションでジッとして、最後に反応させただけ。自分も波に乗りたいので、中山記念で勝ってアピールしたいです」

鼻息を荒くする21歳。ラーグルフとは初めてのコンビだが、15日の1週前追い切りにまたがって好感触をつかんでいる。

「併せたのが未勝利馬とはいえ、いい動きでしたね。実績のある馬ですし、状態も良さそう。結果を出したいですね」

ラーグルフは2歳時にホープフルSで3着に好走。前走の中山金杯では好位から差し切って重賞初Vを飾った。このレースぶりを見た菅原明騎手は「戸崎(圭太)さんがうまく乗っていますよね。1コーナーで内に入れて、直線ではしっかり外に出している」と感嘆。かねてから、「一番尊敬している先輩は戸崎さん。馬群のさばき方や、コンタクトの取り方は簡単にできることではない。あれだけ勝っているのも納得」と公言しており、憧れの先輩から大役を引き継いだ形だ。

「今回は200メートル短くなりますし、中山も開幕週で内がいい。うまく立ち回りたいですね」

昨年は地方交流含めて重賞4勝。美浦所属騎手の中では第4位となる年間72勝の活躍を見せた。3年目の永野猛蔵騎手(20)や、来週デビュー予定の新人・石田拓郎騎手(18)が目標とする先輩に名前を挙げるなど、日ごとに存在感が増してきている。

「見てくれている人がいると思うとうれしいですね。僕も後輩に負けないように頑張ります」

〝関東期待のホープ〟と呼ばれた菅原明騎手も今年で5年目。一気にスターダムへとのし上がるべく、2週連続重賞Vで快進撃の序章とする。(綿越亮介)

菅原明良(すがわら・あきら) 2001(平成13)年3月12日生まれ、21歳。千葉県出身。美浦・高木登厩舎所属。JRA競馬学校騎手課程第35期生として卒業し、19年3月にデビュー。同4月2日にタイキダイヤモンドとのコンビで初勝利。21年のGⅢ東京新聞杯カラテ)で重賞初V。昨年はJRA72勝をマークし、自身最多の年間重賞3勝を挙げた。

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【血統アナリシス】東京新聞杯2023 近年はハーツクライが存在感を放つ、ディープインパクト&キングカメハメハも有力 2023年2月4日() 12:00

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は東京新聞杯2023・血統予想をお届けします!


昨年はハーツクライ産駒の4番人気イルーシヴパンサーが勝ち、ハーツクライは種牡馬として18年1着リスグラシュー以来となる2勝目を飾ることになった。なお、近年は同産駒の活躍が目覚ましく、21年カテドラルが12番人気2着と波乱を演出するほか、シャドウディーヴァは20年2着&21年3着とリピート好走を果たしている。

一方、ディープインパクトまたはキングカメハメハの血を引く馬も毎年上位を賑わせており、昨年においても1着イルーシヴパンサーが母の父キングカメハメハ、2着ファインルージュが父系祖父ディープインパクト、3着カラテが父系祖父キングカメハメハとなる。ディープインパクトにおいては2014~2020年まで7年連続で連対馬を出していた実績もあるので、まずは日本競馬を牽引してきた大種牡馬の血脈に気を配るべきだろう。

インダストリアは、父リオンディーズ×母インダクティ(母の父ハーツクライ)。イルーシヴパンサーの父と母の父を入れ替えたような血統構成で、21年1着&22年3着と直近2年で連続好走したカラテが近親にいる血統背景も申し分ない。なお、そのカラテにもいえることだが、キングカメハメハ、デイクタス、ダイナサツシユ、サンデーサイレンスを併せ持つ配合は19年1着インディチャンプとも共通。NHKマイルカップ5着の舞台実績も誇れる。

シュリは、父ハーツクライ×母エーゲリア(母の父Giant's Causeway)。今年のメンバーでは唯一となるハーツクライの産駒となるが、母系でStorm Catの血脈を持つという点でイルーシヴパンサーとの共通点を見出せる。古くから東京新聞杯関屋記念の関連性が高い傾向も興味深く、昨年の関屋記念で12番人気2着と激走していたことからも軽くは扱えないだろう。マイペースの逃げが打てれば、津村騎手とのコンビで再度の波乱も見込めそうだ。

エアロロノアは、父キングカメハメハ×母エアワンピース(母の父ロックオブジブラルタル)。母の父にデインヒル系種牡馬を配された馬は「1-3-2-5」と好相性を示しており、本馬と同じ母の父となる馬には21年に12番人気2着と下馬評を覆す走りを披露したカテドラルを挙げられる。また、本馬においては叔父エアスピネルが17年3着、母の伯父エアシェイディが07年2着、と近親が東京新聞杯で好走していることも気に留めておきたい。

【血統予想からの注目馬】
インダストリア ⑫シュリ ⑭エアロロノア

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【東京新聞杯】昨年の牝馬クラシックに出走した4歳馬が3頭登録 芝のマイル重賞の注目点 2023年1月31日(火) 19:18

ナミュールピンハイプレサージュリフト 3頭の4歳牝馬が出走予定

今年の東京新聞杯(GⅢ)には、ナミュール(栗東・高野友和厩舎)、ピンハイ(栗東・田中克典厩舎)、プレサージュリフト(美浦・木村哲也厩舎)と3頭の4歳牝馬が出走する予定。

3頭はいずれも昨年の牝馬クラシックに出走しており、ナミュール桜花賞10着・オークス3着、ピンハイ桜花賞5着・オークス4着、プレサージュリフト桜花賞11着・オークス5着という成績を残した。牝馬は過去10年の東京新聞杯で4勝、2着3回、連対立200、連対率.350)という成績を挙げているが、今年出走予定の牝馬3頭は好走できるだろうか。なお、ナミュールには横山武史騎手、ピンハイ坂井瑠星騎手、プレサージュリフトには C.ルメール騎手が騎乗する予定。また、ピンハイが勝てば、同馬を管理する田中克典調教師はJRA重賞初制覇となる。




★3勝クラス組が過去10年で4勝 今年はインダストリアが出走予定

東京新聞杯(GⅢ)では、前走で3勝クラスの条件戦に出走していた馬の好走例が多く、過去10年では2015年ヴァンセンヌ、19年インディチャンプ、21年カラテ、22年イルーシヴパンサーの4頭が勝利を挙げている。今年の東京新聞杯に登録している3勝クラス組は、カウントダウンS(3勝クラス)1着以来の出走となるインダストリア(牡4歳、美浦・宮田敬介厩舎)1頭だけだが、今回も好成績を挙げることができるだろうか。なお、同馬には先週の根岸S(GⅢ)に続く2週連続JRA重賞制覇がかかる戸崎圭太騎手が騎乗する予定だ。




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カラテは脚元の不安で春のプランは白紙に 放牧で様子を見る予定 2023年1月25日(水) 21:35

ジャパンC8着のカラテ(栗・辻野、牡7)は脚元に不安が出たため、今春のプランが白紙になったことが25日、明らかになった。京都記念で始動して大阪杯に向かう予定だった。辻野調教師は「脚をぶつけました。あまり無理をしたくないなという状態なので、放牧に出て脚元が落ち着くまで様子を見ようかなと思います」と説明した。

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【4歳以上次走報】カラテは京都記念での始動が有力に 2023年1月6日(金) 12:06

ジャパンC8着カラテ(栗・辻野、牡7)は、京都記念(2月12日、阪神、GⅡ、芝2200メートル)での始動が濃厚で、大阪杯(4月2日、阪神、GI、芝2000メートル)に向かう。

★京都金杯5着カイザーミノル(栗・北出、牡7)は、東京新聞杯(2月5日、東京、GⅢ、芝1600メートル)を視野に入れる。

スプリンターズS11着ヴェントヴォーチェ(栗・牧浦、牡6)は、夕刊フジ賞オーシャンS(3月4日、中山、GⅢ、芝1200メートル)を視野に入れる。

京阪杯11着エイティーンガール(栗・飯田祐、牝7)は、シルクロードS(29日、中京、GⅢ、芝1200メートル)へ。

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カラテの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



11月27日(日)東京12R 第42回ジャパンカップ(3歳以上G1・芝2400m)
ジャパンカップは第12Rです。

【登録頭数:23頭(外国馬6頭)】(フルゲート:18頭)


<前走:天皇賞(秋)出走馬>(中3週)

ダノンベルーガ(3着、500kg(+6kg))<A>
前走の天皇賞(秋)時は、大柄な馬の休み明けらしく追い切りでモタモタしているようなところがあり、好評価にはしなかった。ただ、乗り込み量は豊富で、無理に馬を追い込むことをしていなかったので見た目以上に仕上がりは良かったのかもしれない。パドックではまだ余裕がある馬体だったので、100%に近い状態ではなかったとは思うが直線しっかり追い込んでの3着は能力の高さ。前走時にしっかり乗り込まれ、この中間には坂路にも入れての調整。1週前追い切りでは、ムーア騎手騎乗でダービーの1週前のように無理に馬を追い込むことはせず、馬なりで相手に併せていく内容と、理想的に状態を上げきている印象。前走からの上積みに十分期待が持てそう。

シャフリヤール(5着、456kg(前々走海外出走))<C>
前走時のパドックでは、馬体は仕上がっていたもののややテンション高さが感じられた。今回、芝コースでの1週前追い切りでもかなり行きたがる面を見せていて、不安が残る。今回は強力な逃げ馬もいないので、もう少しリラックスして走れていないと、レースでの折り合い面が心配に。

カラテ(6着、528kg(-4kg))<D>
かなり大きな馬だが、前走時のパドックでは太め感なく馬体はできていた感じだった。今回、距離延長で追い切りでは行きたがるところを押さえ込んでの調整となっているが、首が高くなってしまい走りに余裕がない。日曜日の坂路での時計も良い時には好時計が出ていたが、ここ2戦は平凡な時計で。

ユーバーレーベン(8着、476kg(-22kg))<C>
前走時は大きく馬体が減っていたが、通常に戻ってきた感じ。ただ、追い切りで強めに追われていることが多かったので当日のパドックではかなりテンションが高かった。この中間も1週前に強めに追われているので、直前は馬なりでの調整が理想的だが。




<前走:京都大賞典出走馬>(中6週)

ヴェラアズール(1着、518kg(+8kg))<B>
大型馬の休み明けで迎えた前走時のパドックでは、馬体こそ増えていたがそれほど太め感はなくドッシリと構えている感じだった。この中間も2週前、1週前とCWで好時計が出ていて、大きく良くなったという印象は受けないものの上積みは窺える。

ボッケリーニ(2着、472kg(+8kg))<D>
休み明けの前走時のパドックでは肩の出が硬く感じた。この中間、1週前追い切りでもモタモタした感じがあり、物足りない動きだった。




<前走:その他のレース出走馬>

デアリングタクトエリザベス女王杯:6着、486kg(+2kg)中1週)<C>
前走時は追い切りの動き、パドックでの馬の様子と決して悪くはなかった。ここ2戦は前半から力みがあり、その分終いの伸び切れなさにつながっている感じで、ペースが速くなって気分よく追走できれば直線の伸びも変わってきそう。

ユニコーンライオン福島記念:1着、530kg(-2kg)中1週)<B>
福島記念からの中1週でこの中間は軽めの調整。前走時のパドックでは、硬い感じも太め感はなく良い仕上りだった。

ハーツイストワールアルゼンチン共和国杯:2着、478kg(+4kg)中2週)<B>
この中間は、間隔が詰まっているため軽めの調整。前走時に目を向けると、追い切りは坂路で平凡な時計も動き自体悪く見せず、パドックではトモの筋肉こそ寂しく映ったが毛艶はかなり冴え、出来良く見せていた。

テーオーロイヤルアルゼンチン共和国杯:6着、458kg(-2kg)中2週)<C>
前走時の追い切りでは、モタれる面を見せていて終いの時計もかかっていた。こちらもこの中間は軽めの調整。坂路、CWと速い時計の出る馬なので、休み明け3戦目でどこまで上がってくるか。

ヴェルトライゼンデオールカマー:7着、494kg(-2kg)中8週)<B>
前走時も坂路で好時計が出ていたが、当時は走りやすそうな馬場で時計ほど伸びている感じはなかった。この中間は、乗り込み量も多く、1週前追い切りではジョッキー騎乗で終いの伸びも良好。変わり身が期待できそう。

シャドウディーヴァ(府中牝馬S:7着、486kg(±0kg)中5週)<D>
前走時の追い切りでは、重心が高く首も上がっている感じだった。この中間も、乗り込み少なく坂路での時計も平凡と評価しづらい。

トラストケンシン(オクトーバーS:11着、468kg(+4kg)中5週)<D>
この中間乗り込み量は多いが、併走遅れ、坂路での時計も平凡と大きな変わり身なし。

リッジマン(桂樹杯:7着、475kg(+7kg)中10週)<E>
JRA所属時は重賞勝ちもあったが、前走盛岡の芝でのレースで凡走と昔の勢いはない。


<外国招待馬>

オネスト(凱旋門賞:10着、中7週)<B>
終いの脚を活かす馬だが切れるという馬でもなく、スローの切れ脚勝負になると厳しそう。ただ、ルメール騎手が騎乗予定で日本の馬場、レースにあった乗り方をしてくる可能性もあり注意は必要。

グランドグローリー(凱旋門賞:5着、中7週)<C>
昨年好走してその後も好成績の1年だったが、日本のレースでは昨年以上は期待できそうもない。

シムカミル(ニエル賞:1着、中10週)<C>
ニエル賞ではドウデュースに先着も、フラつく場面もあり東京の馬場ではもっと甘くなりそう。

テュネス(バイエルン大賞:1着、中2週)<A>
デビュー戦で敗れているが、2戦目から5連勝。今年3戦は長距離のレースを使い、6馬身、8馬身、10馬身とタフな馬場を重い斤量を背負って先行しての圧勝続き。ヨーロッパでももっともタフな馬が多いドイツの馬で、日本馬に一番足りないものを持っており能力はかなり高そう。来年のヨーロッパでは、大きなレースをいくつか勝つ馬になっているか。今回のジャパンカップに関しては、馬場が向くかどうかに焦点が集まっているが、これだけ圧勝できる馬なので未知の魅力のほうが勝るとの印象。


<出走回避馬>
ブルーム、マジカルラグーン、ウインマリリンウインマイティーゴールドスミス


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ダノンベルーガ、テュネス、ヴェラアズールの3頭をあげておきます。


◇今回は、ジャパンカップ編でした。
ジャパンカップ過去10年の連対馬は関西馬15頭に関東馬5頭。それらの馬の調教内容を見てみると、連対した5頭の関東馬はカレンブーケドールの1週前追い切りが坂路だった以外、すべて南Wでの追い切りでした。その南Wでの追い切りも、1回目にアーモンドアイが勝った時の最終追い切りが終い仕掛けられていたのみで、あとは1週前、最終追い切りいずれも馬なりという調整過程。関東馬に関しては、休み明け2戦目で中間に南Wで追われ、そこで馬なりで好時計をマークというのが理想的な調教パターンと言えそうです。
そして、連対馬の多くを占める関西馬に関しては、坂路、CWが半分くらいずつではあるものの、勝利した8頭だけに絞ると坂路での追い切り6頭、CWでの追い切り2頭と、坂路調教馬の活躍が目立っています。ただ、坂路での追い切りも一杯に追われた馬はなく、馬なりもしくは終い仕掛けられて伸ばす内容となっています。関西馬に関しては、天皇賞(秋)同様に輸送を控えているため1週前までに仕上げておき、直前は馬なりもしくは軽く終いを伸ばす程度の調整というのが理想的なようです。
最後に近年不振が続く外国招待馬に関しては、シンプルに日本で追い切られている本数が多いか強めに追われて好時計をマークしている馬が好走しています。東京競馬場に検疫用の厩舎ができたことで、今年から来日後に東京での調整が可能に。追い切りの本数が多く好時計の出ている馬に関しては、注意が必要かもしれません。


※ジャパンC出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2022年10月28日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】内枠のメリット・デメリット/天皇賞(秋)展望&穴馬
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菊花賞は田辺騎手の2番人気アスクビクターモアが直線後続の追撃を振り切って勝利。見事ラスト1冠をもぎ取った。今年の菊花賞は春の2冠の連対馬が不在という異例のメンバー構成だったが、結果的には皐月賞5着、日本ダービー3着という実績馬が勝利。田辺騎手はこれがクラシック初制覇となった。

なお、田辺騎手はこれでJRA重賞41勝目。そのうち2000m以上が15勝、逆に1200m以下は2勝。道中でリズムよく運びラストの脚を残すのが上手いジョッキーだけに、特に長丁場では持ち味が生きる。次走は(もちろん順調なら…だが)是非、有馬記念で見たい。

一方1番人気に支持されたガイアフォースは8着と、またしても勝てず。2022年の平地G1における1番人気馬の初勝利はお預けとなった。ガイアフォースにとっては今回、最内枠がアダになった印象が強い。内枠のメリットは距離ロスなく運べるという点だが、一方でデメリットも多い。とりわけ道中スムーズに運べない、前が壁になりがち、というのは大きなデメリットだ。

今回のガイアフォースも、岩田康誠騎手=ビーアストニッシドに前を取られたのが大きかった。結果的に終始岩田康誠騎手の後ろを追走することになり、3~4コーナーでも行き場がなく仕掛けが遅れた。これが強い馬の後ろならば自然と押し上げが利くのだが…。

また、開幕週から内有利ではない阪神の馬場も、内枠のメリットを生かせなかった要因の一つ。厳しい流れになった上に、3~4コーナーでは続々と外から各馬が押し上げていき、外から押し上げることによって内の馬は加速がつきづらくなる。まさに、内枠のデメリットだらけという内容で、逆に言えば距離が敗因ではない。長距離をあきらめず、また是非来年の天皇賞(春)あたりで父仔制覇に挑んでほしい。

天皇賞(秋)展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は天皇賞(秋)が行われる。注目はこの馬。

カラテ(菅原明騎手)

注目したい穴馬はカラテ新潟記念からの参戦となるが前走内容はなかなか強かった。馬場の悪い内枠から押し上げて、徐々に外に持ち出すと直線は後続を突き放し最後は1馬身3/4差をつける完勝。2着17番、3着18番、4着12番と明らかに外有利の馬場を6番枠から押し切っており、10番人気での勝利とはいえ中身は濃い。
もともとマイルではギアの入りが遅く、むしろ中距離での持続力戦で能力が開花した印象。追える菅原明騎手とも手が合っており、直線の追い比べになれば怖い一頭だ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年10月26日(水) 15:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 天皇賞(秋)2022  
閲覧 2,983ビュー コメント 0 ナイス 6



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



10月30日(日)東京11R 第166回天皇賞(秋)(3歳以上G1・芝2000m)

【登録頭数:15頭】(フルゲート:18頭)


<前走:日本ダービー出走馬>(5ヶ月)

イクイノックス(2着、484kg(-8kg))<B>
前走のダービー時以外は間隔をジックリとって使われてきた馬で、今回も5ヶ月ぶりで実戦を迎える。調教内容はこれまでから大きく変化していないが、1週前の動きを見ると多少重い感じに見えた。2週前の坂路では終い強めに追われていたが、そのあたりが関係しているのかもしれない。

ダノンベルーガ(4着、494kg(-10kg))<C>
こちらもダービー以来の休み明けとなり乗り込み量は豊富。ただ、2週前、1週前と2週連続強めに追われ、日曜日も坂路で時計になるところをやっている。1週前も併走馬相手にモタモタして何とか先着できたという動きだったので、この馬もまだ素軽さに欠ける印象。

ジオグリフ(7着、492kg(-4kg))<A>
ダービー以来の休み明けでも、乗り込み豊富で南Wと坂路で好時計。1週前追い切りでは、乗り慣れていない北村宏騎手が騎乗しての追い切りでかなり持ってかれる感じになっていたが、手応えは抜群。伸び脚もしっかりしていて出来はかなり良さそう。直前はテンションを上げないような控えめな追い切りができれば理想的。




<前走:札幌記念出走馬>(中9週)

ジャックドール(1着、516kg(+8kg))<C>
札幌記念からの休み明け。ただ大きな馬の割に乗り込み量はそれほど多くはない。1週前追い切りでは好時計で先着するも、まだ重さを残しているように映った。

パンサラッサ(2着、470kg(-6kg))<C>
これまでも1週前には強めに追うことが多かった馬で、この中間も1週前は併せ馬で強めに追われている。速い時計は出ているが、やや首が上がり気味で終いの伸びが甘い動きだった。

ユーバーレーベン(11着、498kg(前々走海外))<B>
この中間も乗り込み量は豊富で、1週前追い切りでは遅れはしたものの動きは上々。前走時の最終追い切り時のような、ササり気味になるところもなくスムーズな走りで前走時からの上積みがありそう。




<前走:小倉記念出走馬>(中10週)

マリアエレーナ(1着、424kg(-2kg))<A>
この中間も追い切りでは好時計を連発。1週前追い切りでは素軽さが窺え、仕上がり良好。東京は初めてだが、左回りの2000m以上のレースでは4戦2勝ですべて3着以内と向く条件。

カデナ(7着、478kg(±0kg))<C>
この中間も坂路での調整。走りやすそうな馬場だった1週前追い切りだが、終い脚が上がり気味で物足りない動き。




<前走:その他のレース>

シャフリヤールプリンスオブウェールズS:4着、前走海外)4ヶ月半)<B>
前走が海外で休み明けでの出走とあって乗り込み量は豊富。追い切りには3週連続福永騎手が騎乗(レースはCデムーロ騎手が騎乗予定)しての調整となっていて、追われるごと時計を詰めている。終いの伸びも良く仕上りは良さそう。

ノースブリッジ毎日王冠:5着、494kg(+2kg)中2週)<B>
休み明けを使われての叩き2戦目。前走時のパドックでは、太め感はなかったがテンションが高めだった。この中間、1週前は軽めの調整で力みもなく、動きは素軽かった。日曜にも長めから速い時計を出していて、調子落ちは感じられない。

ポタジェ毎日王冠:6着、466kg(+2kg)中2週)<D>
休み明けの前走時、パドックでは+2kgの数字以上に緩さがある印象を受けた。この中間も軽めの調整で強めに追われていないので、大きな変わり身はなさそう。

カラテ新潟記念:1着、532kg(-8kg)中7週)<C>
坂路中心で追い切られることが多い馬だが、この中間は2週前、1週前とCWでの併せ馬。1週前映像からは、力強さは伝わってきたが首が高く追われてからの反応が鈍く伸び脚も物足りなかった。かなり大きな馬なので、まだ太めが残っている様子。

バビットオールカマー:4着、474kg(+14kg)中4週)<C>
休み明けの前走時は、追い切りでは良い動きだったが、さすがに馬体に余裕を感じるパドック。この中間も乗り込まれているが、1週前追い切りではまだ重さを残す走りだった。

アブレイズ(府中牝馬S:5着、498kg(+8kg)中1週)<B>
坂路で速い時計が出る馬で、前走時も追い切りで好時計をマークし、レースでも一瞬見せ場という内容だった。今回は中1週となるため、速い時計は出していないが使ってくるからには出来落ちはなさそう。

レッドガラン京都大賞典:9着、514kg(+4kg)中2週)<C>
坂路で好時計が出るタイプで、前走時も坂路で好タイムをマークしていた。ただ、大きな馬でパドックでは硬さが感じられた。中2週のこの中間は、先週金曜日に坂路で追われ終い好時計を計時していて、出来自体は悪くない印象を受ける。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ジオグリフマリアエレーナシャフリヤールの3頭をあげておきます。


◇今回は、天皇賞(秋)編でした。
天皇賞(秋)連対馬の最終追い切り内容を分析してみると、過去10年の連対馬20頭のうち13頭がWコースで追い切られています。ちなみに、1週前追い切りに関しても14頭がWコースでの追い切り。1週前、最終追い切りともに坂路で追い切られていた馬は、5頭(関東1、関西4)となっていました。これを過去5年までに絞ってみると、連対馬10頭のうち8頭がWコースでの追い切りで、1週前に関しても9頭がWコースでの追い切りとその比率は上がります。やはり、天皇賞(秋)に関しても、「Wコース追い」が近年優勢との傾向が出ているようです。
特に関東馬は、坂路調教で連対した馬はスピルバーグのみでそれも8年前。関東馬で坂路仕上げというパターンは、軽視していいと考えています。一方で、関西馬は、坂路オンリー調整での連対例こそ同様に少なくなってきていますが、輸送を控えることから1週前にCWで強めに追い、最終追い切りは坂路で息を整える内容というパターンも十分考えられます。そうした背景から、関東馬ほど軽視する必要はないでしょう。
先週の菊花賞、今週の天皇賞(秋)と、連対馬の調教内容について綴ってきていますが、その他のレースに関しても近年はWコースで追い切られた馬のほうが、頭数も多く成績も良いように感じます。そのあたりは、外厩で調整する馬が多くなってきていることも影響しているのではないかと考えています。
私が競馬の予想で調教内容を重視するようになったきっかけは、フジキセキサイレンススズカのようにデビュー前から栗東坂路を破格の時計で駆け上がってくる馬に影響を受けたからであり、近年坂路調教馬たちの元気が感じられないというのはどこか寂しいものです。ただそれも時代の流れ。仕方ないことといえばそうなのかもしれませんし、その時代その時代で取り残されないように予想をしていかなくてはなりませんね。


※天皇賞(秋)出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年9月9日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】馬場を読めるとまとめて走る丹内騎手/セントウルS展望
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夏競馬最終週は各地とも最終週らしい荒れ馬場での開催となり波乱の連続だった。

小倉2歳ステークスは出遅れた4番人気のロンドンプランが差し切ると、2着には7枠11番のバレリーナ、3着には8枠13番のシルフィードレーヴが入り3連単は37万馬券。昨年に続いて外枠勢、差し勢が上位を賑わせた。

新潟記念は10番人気の伏兵カラテが、直線長くいい脚を使って抜け出し。8枠の2頭を2~3着に連れて来るやはり最終週らしい決着で、3連単は70万馬券。終わってみれば例年通り最終週のセオリー通りなのだが、なかなか難しい週末だった。

一方、札幌最終週で気を吐いたのは丹内騎手。今年は既にキャリアハイを楽に超える大活躍を見せているが、最終週でもキレキレ。先週土日の札幌芝では合計15レースに騎乗し…

(2-3-4-6)複勝率 60.0% 複勝回収値 220円

という活躍。1番人気の騎乗は2回だけで、日曜札幌メインのロードトゥフェイムでの3着激走など7番人気以下の伏兵を4回も馬券圏内に持ってきたのだから驚異的といっていい。丹内騎手が今年飛躍できている要因の一つは馬場読み力の高さ。ローカル中心に騎乗しているからこそ、とにかく馬場をよく見て、伸びどころを把握している印象だ。もちろんその読みを生かすだけの騎乗技術があってこそなのだろうが…。

いずれにしても馬場を読めている週末の丹内騎手は黙って買いで、先週末のように固め打ちが見られるのも特徴。

「固め打ちの丹内」

は今後もまだまだ使えると思うので、土曜日の芝で結果を出しているようならば、日曜日も引き続き期待していい。

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭挙げておきたい。(今回もといいつつ、このコーナー実は4週間ぶりである。深い意味はない)

【次走狙い馬】エンジェルシリカ(日曜小倉7レース・3歳上1勝クラス/2着)

今回は積極策から粘り込み、結果的に前残りの一戦とはいえ最終日の馬場考えればよく粘ったといえる内容で、1200mならしぶとい。ダークエンジェル産駒は全般的にセンスの良い安定立ち回り型が多く、本馬もその傾向を引き継いでいる。現級の芝1200mならば連複軸としての信頼度は高い。

セントウルS展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は秋競馬開幕、中京競馬場でセントウルSが行われる。注目馬はコチラ。

モントライゼ川田将雅騎手)

北九州記念はあと一歩の5着だったモントライゼに期待したい。前走はゴール前で少し不利があり、そこを上手く抜けられたら馬券圏内はあったかなという内容。もともと2歳時の小倉2歳ステークスではメイケイエールを差し置いて1倍台の人気を集めていた馬で、能力は上位。ダイワメジャー産駒は早期完成型が多いが成長力もあるので、まだ4歳、衰えたということもない。川田騎手ならば前走以上に位置を取る競馬ができるはずで、さらなる前進に期待したい。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年8月28日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年08月28日号】特選重賞データ分析編(321)~2022年新潟記念
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G3 農林水産省賞典 新潟記念 2022年09月04日(日) 新潟芝2000m外


<ピックアップデータ>

【前走の上がり3ハロンタイム順位別成績(2016年以降)】
○5位以内 [4-5-6-45](3着内率25.0%)
×6位以下 [2-1-0-38](3着内率7.3%)

 末脚が明暗を分けそう。2016年以降の3着以内馬18頭中15頭は、前走の上がり3ハロンタイム順位が5位以内でした。先行力の高さを活かしたいタイプは信頼できません。

主な「○」該当馬→イクスプロージョンエヒトカイザーバローズスカーフェイス
主な「×」該当馬→カラテレッドジェネシス


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「出走数が13戦以内」の馬は2016年以降[4-3-2-18](3着内率33.3%)
主な該当馬→カイザーバローズレッドジェネシス

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2022年7月15日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】土日で穴連発のトゥザグローリー産駒の特徴/函館記念展望
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先週の七夕賞は丸田騎手=ロザムールの逃げに期待したが、想定した流れと真逆の競馬になってしまいかすりもせず。レースは持久力を問われた。

その中で大外枠のエヒトがスムーズに進出し抜け出し、2着にヒートオンビート、3着にアンティシペイトが入線、キングマンボ系×母父ディープインパクトのワンツースリー決着。

10分前に行われた小倉のプロキオンSも、トップウイナーが何が何でもの姿勢を見せて先行争いに加わって行ったため、ダートとしては珍しいハイペースの持久力戦に。結果、ダート中長距離実績馬が上位を独占した。

そのレースを制したのがゲンパチルシファーゲンパチルシファーの父はトゥザグローリー。決して産駒が多いわけではなくマイナー種牡馬に分類される同馬だが、これでカラテに次いでJRA重賞2勝目となった。奇しくも前日の福島メインでも同産駒のエターナルヴィテスが14番人気で2着に激走。

ゲンパチルシファーカラテエターナルヴィテスといった馬たちに共通するのは、キレないがバテないということ。カラテゲンパチルシファーはともに500キロを大きく超える超大型馬で追わせるタイプの鞍上が合うということも共通している。

ゲンパチルシファーは久々の勝利となったが、川田騎手とのコンビで2戦2勝。カラテは追わせることにおいては若手トップクラスといってもいい菅原明騎手とのコンビで活躍している。エターナルヴィテスは決め手がない弱点を早めのマクリで補って大穴をあけた。

こういった傾向は例えば種牡馬データのようなものを検索してわかるものではない。アナログで得た感覚の点と点を繋げることで初めて実感できる。マイナー種牡馬はその血統ゆえに穴になることも多いので、上手く手の内に入れて自分自身の得意血統を持っておきたい。本来であれば馬券を当てた上でこういった話をしたかったのだが、それはまた次回以降ということで。

では、今回も先週の競馬から次走狙えそうな馬を一頭。

【次走狙い馬】エイシンスポッター(土曜小倉12レース・3歳上1勝クラス/1着)

どんな状況でも1200mを使われてからは確実にラスト伸びてくる。今回は詰まりつつもラスト伸びて脚余しながら勝利で、馬群も捌けるので不発は少ないはず。下り坂スタートの小倉も合うので引き続き警戒。

函館記念展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は函館ラストウィークを飾るハンデ戦・函館記念。注目馬はコチラ。

アラタ横山武史騎手)

注目はアラタ横山武史騎手。前走は逃げて失速も本来は好位で溜めたいタイプ。荒れ馬場を全く苦にせず、函館の小回りも合う。何よりこの舞台で横山武史騎手は大きなプラス材料。雨予報も朗報で、好位から抜け出す。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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カラテの口コミ


口コミ一覧
閲覧 88ビュー コメント 0 ナイス 3

★東京新聞杯 

近10年のデータから

★A……ZI値5位以内が9/10年連対、毎年3着以内
⇒○1位3ジャスティンカフェ、2位15ナミュール、3位14エアロロノア
4位10ピースワンバラディ、5位16プレサージュリフト

★B……5人気以内が毎年連対
⇒○1人3番、2人15番、3人4ピンハイ、4人5インダストリア、5人16番

C……3着以内馬は、前2走で、aG3以上で3着以内14/30、bOP3着以内3/30
c3勝級勝ち7/30、d前2走でOP以上で3人気以内4/30
例外の2頭は、リピーターの19年サトノアレスと朝日杯2着あった20年クリノガウディー
⇒○★★★a2ウインカーネリアン、3番、8ファルコニア、12シュリ、14、15、
16番
b1プリンスリターン、9ショウナンマグマ、13サクラトゥジュール、
c4番、5番
d6マテンロウオリオン、10ピースワンパラディ

★★D……○4才(5/5/3/25)5才(2/3/5/29)6才(3/1/1/31)※5頭は、14年
ホエールキャプチャ(Vマイル1)15年ヴァンセンヌ(1~3勝級3連勝中)
アルフレード(朝日杯1)16年スマートレイアー(秋華賞2)22年カラテ
(21年1着)7才以上(0/1/1/33)※13年トライアンフマーチと16年
エキストラエンドはリピーター
⇒○4,5,6,9,15,16番
 ▲1番(3連勝中)2番(2走前まで3連勝)
 ×8,10,11,12,13,14番

★E……牡セン馬(6/7/9/106)○牝馬(4/3/1/12)※Vマイル1,秋華賞2,桜花賞2、
当該コース(2/0/1/0)で2走前3勝級勝ち、Vマイル2,フローラS2,秋華賞2,
⇒G1連対、東京重賞連対、コース適性あり
⇒○15,16番
 ▲4番

★※F……1~6枠(10/9/7/83)7,8枠(0/1/3/35)
⇒△13~16番

★G……勝ち馬は、2連勝以上で前走3勝級勝ち4/10、前走G1出走でG1連対あり
4/10、NHKマイル3+富士S1,前走京都金杯2
⇒○15番(秋華賞2,前走エリ女5)
 ▲6番(NHKマイル2)1番(3連勝で前走キャピタルS1)14番(前走京都
《中京》金杯2

★★H……前走G1組で当日5人気以内(3/2/2/6)6人気以下(1/0/0/10)※14年
ホエールキャプチャ(Vマイル1)
⇒○2,3,4,15番
 △8番
 
I……連対馬17/20がSS系、ディープインパクト産駒(3/5/1/25)ハーツクライ
(2/2/1/2)、キンカメ産駒(0/0/2/13)
⇒○8、12番
 ▲4,6,13番
 △5,7,11,14番

★J……1人気の4才(1/1/1/2)5才以上(0/0/1/4)※1人気で連対したのは4才のみ
⇒△3番

※K……前走上がり1位(4/4/1/12)
⇒○7,13番

※L……3着以内の牝馬は、牡馬相手に勝ち有り
⇒○4、16番
 △15番

4,5才馬で、内枠、関西馬、3~6人気でソート(抽出)すると、4番。
9人気だが、NHKマイル2着ある6番は、4人気5番にそこで先着
5番は4,6番に次ぐ評価
3番は1人気で3着止まりの5才馬で押さえまで
2番は行った行った決着の関屋記念で勝ってはいるが、6才馬で決め手勝負の
東京では押さえまで

8枠2頭では、牡馬相手に勝ちの無い15番は過大評価で押さえまで
大外でも桜花賞で15番と差が無く、オークスでも4、14番と差が無い
16番が5番と同等の評価

馬連(4,6)→3,5,15,16各四百円9点
三連複(4,6)=(3,5,15,16)ー2各二百円25点
三連単(4,6)→(4,5,6,16)→(3,4,5,6,15,16)
フォーメーション各百円24点
複勝勝負は、2頭で絞れず難解で見送り
≫≫2-15-16
2番がハナ切って逃げ切り
特に競るシーンも無く淡々と流れてMペース
15番も好発から好位進んで直線迫るもわずか届かず
16番は中団から差して来るがやはり届かず
3番は追い込むが上がり1位でも届かず
6番は好位から差すが切れ負け
データ的には項目Jで3番をバッサリ切るべきだった
項目C、D,H重視で
TGの脚質が逃げ1頭なら前有利も想定すべきだった

 FAIRY PRAW 2022年11月27日() 20:27
ジャパンカップ(日本盃)の馬名と単勝オッズの日本と香港の比較
閲覧 111ビュー コメント 0 ナイス 3

1着 ヴェラアズール 4.5 飄揚青帆 4.1
2着 シャフリヤール 3.4 大帝 3.9
3着 ヴェルトライゼンデ 9.5 寰宇旅者 10
4着 デアリングタクト 13.0 謀勇兼備 18
5着 ダノンベルーガ 4.2 野田猛鯨 5.2
6着 グランドグローリー 57.0 偉大光榮 61
7着 オネスト 13.3 誠實心 8.1
8着 カラテ 55.7 空手道 90
9着 テュネス 25.5 唐尼 16
10着 ユーバーレーベン 35.5 安身立命 55
11着 ハーツイストワール 42.7 心動回憶 55
12着 シャドウディーヴァ 259.0 影子歌姫 167
13着 トラストケンシン 424.6 王道劍心 211
14着 テーオーロイヤル 26.1 帝王級 23
15着 シムカミル 41.5 小功勁力 35
16着 ユニコーンライオン 67.2 皇室徽號 101
17着 ボッケリーニ 32.3 皇庭譜曲 42
18着 リッジマン 374.1 頂点立地 223

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 ネアルコとハイペリオ 2022年11月27日() 01:08
ヴェルトライゼンデしか買えぬ! 
閲覧 175ビュー コメント 0 ナイス 5

ジャパンカップオルフェーヴル信者の私にはドリームジャーニー産駒ヴェルトライゼンデしか本命の選択肢はない

ヴェルトライゼンデからの単勝馬単三連単。三連単はヴェルトライゼンデユニコーンライオンカラテなら210万いくみたい。合計1着になって欲しい想いを込めて11100円。ウマニティは単勝3100円を2000円に減らして予想

あとこの前のウマ娘の大会グレードリーグA決勝サイレンススズカで優勝しました。Aリーグ予選40戦6勝で絶望的だったのに決勝クリスマスオグリキャップもナイスネイチャもいなくて完全にラッキー

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2022年11月27日ジャパンカップ G18着
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2022年11月27日 ジャパンカップ G1 8着
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