メイケイエール(競走馬)

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メイケイエール
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メイケイエール
メイケイエール
写真一覧
現役 牝5 鹿毛 2018年2月23日生
調教師武英智(栗東)
馬主名古屋競馬 株式会社
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績15戦[7-0-0-8]
総賞金31,306万円
収得賞金14,150万円
英字表記Meikei Yell
血統 ミッキーアイル
血統 ][ 産駒 ]
ディープインパクト
スターアイル
シロインジャー
血統 ][ 産駒 ]
ハービンジャー
ユキチャン
兄弟 チャレンジャー
市場価格2,808万円(2019セレクトセール)
前走 2023/03/26 高松宮記念 G1
次走予定

メイケイエールの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
23/03/26 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 18354.5112** 牝5 56.0 池添謙一武英智 486
(+9)
1.12.6 1.136.6⑤⑤ファストフォース
22/12/11 香港 5 香港スプリン G1 芝1200 14--------5** 牝4 55.5 J.マクド武英智 477
(--)
1.09.0 0.3----ウェリントン
22/10/02 中山 11 スプリンター G1 芝1200 167132.5114** 牝4 55.0 池添謙一武英智 482
(-2)
1.08.7 0.935.4④④ジャンダルム
22/09/11 中京 11 セントウルS G2 芝1200 13451.711** 牝4 55.0 池添謙一武英智 484
(+14)
1.06.2 -0.432.9⑤⑤ファストフォース
22/05/14 東京 11 京王杯SC G2 芝1400 128123.111** 牝4 54.0 池添謙一武英智 470
(+2)
1.20.2 -0.133.6⑥⑤スカイグルーヴ
22/03/27 中京 11 高松宮記念 G1 芝1200 188175.225** 牝4 55.0 池添謙一武英智 468
(-4)
1.08.4 0.134.4⑦⑧ナランフレグ
22/01/30 中京 11 シルクロード G3 芝1200 18234.021** 牝4 55.0 池添謙一武英智 472
(+2)
1.08.1 -0.134.2シャインガーネット
21/10/03 中山 11 スプリンター G1 芝1200 163624.974** 牝3 53.0 池添謙一武英智 470
(-8)
1.07.8 0.733.5⑦⑦ピクシーナイト
21/08/29 札幌 11 キーンランド G3 芝1200 16352.817** 牝3 52.0 武豊武英智 478
(+20)
1.09.4 0.335.4レイハリア
21/04/11 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 18486.4318** 牝3 55.0 横山典弘武英智 458
(-4)
1.34.0 2.937.2ソダシ
21/03/06 阪神 11 チューリップ G2 芝1600 12111.611** 牝3 54.0 武豊武英智 462
(+4)
1.33.8 -0.034.8エリザベスタワー
20/12/13 阪神 11 阪神JF G1 芝1600 188184.734** 牝2 54.0 武豊武英智 458
(0)
1.33.3 0.234.0⑫⑧ソダシ
20/11/07 阪神 11 ファンタジー G3 芝1400 127102.511** 牝2 54.0 武豊武英智 458
(-2)
1.20.1 -0.134.5④④オパールムーン
20/09/06 小倉 11 小倉2歳S G3 芝1200 10786.321** 牝2 54.0 武豊武英智 460
(-2)
1.09.6 -0.235.1⑤④モントライゼ
20/08/22 小倉 5 2歳新馬 芝1200 17111.911** 牝2 54.0 福永祐一武英智 462
(--)
1.09.4 -0.835.3ペガサスウイング

メイケイエールの関連ニュース

当企画のコンセプトにつきましては、コチラにてご確認ください。今週も“勝ち逃げ馬券師”新良武志氏に、注目の乗り替わりをピックアップしてもらいます。
※データは2020年以降の結果をもとに集計

編集部(以下、編) 高松宮記念は12番人気のファストフォースが勝利するという大荒れの結果に。春のG1シリーズは波乱の幕開けとなりました。

新良(以下、新) 上位2頭は継続騎乗でしたが、それを考慮しなくてもお手上げでしたね。1番人気12着のメイケイエールを推奨していた自分が恥ずかしいです。

編 的中させた人のほうが圧倒的に少ないわけですから、悲観することはないですよ。気持ちを切り替えていきましょう。

新 もちろん、そのつもりです。なかったことにはできませんが、引きずる必要もありませんからね。

編 さあ、今週は大阪杯です。トップホースの一部がドバイに遠征したことを考えれば、なかなかの好メンバーが集まったと思います。

新 実力拮抗ですし、乗り替わりも多いので予想のしがいがあります。

編 まさに新良さんの腕の見せどころ。早速、結論をお聞かせいただけますか?

新 イーガン騎手から川田将雅騎手に乗り替わる⑥ヴェルトライゼンデを狙います。

編 きましたね、川田騎手。世界のトップジョッキーのなかでも、今いちばん乗りに乗っていると言ってもいいかもしれません。

新 3月は本当にすごかったですよね。JRAのレースを勝ちまくり、交流重賞で3日連続勝利を達成し、ドバイワールドカップまで勝っちゃいましたから。

編 この勢いは止まりませんね。イーガン騎手も良いジョッキーですが、日本国内で川田騎手が乗るとなれば、信頼度が違います。この乗り替わり相当強力ですね。

新 ヴェルトライゼンデはこれ以上ないという相棒を得たと考えていいでしょう。JRAにおける今年の川田騎手は、騎乗馬を選んでいるとはいえ、「異常」とも言えるほどの好成績を記録しています。なんと今年のベタ買い回収率が104%に達するんです。特別戦に限定すれば138%!

編 神様、仏様、川田様ですね。これは逆らってはいけない(笑)。

新 阪神芝2000mの勝率は32.3%と超優秀で、勝利数も断然トップ。2位以下との差は圧倒的で、一人だけ別次元の騎乗を続けています。

編 しかも大阪杯は、近年ほぼ毎年馬券になっていますもんね。

新 得意コースにして、得意レース。みなさんそれがわかっていて、過剰に売れてしまうかもしれませんが、それでも買う価値があります。

編 ヴェルトライゼンデにも一度跨って、しっかり勝利!

新 このコンビで新馬勝ちを収めています。一度乗って、しかも勝っているというアドバンテージは大きいでしょう。

編 この強力な鞍上を迎える馬のほうも、実力が伴っていますしね。屈腱炎による長期離脱はありましたが、復帰後は重賞戦線で大活躍しています。

新 なかでもジャパンCで3着に入った内容が優秀でした。先行馬が総崩れになる展開を、ただ1頭3着に粘りましたから。

編 コントレイル世代のダービー3着馬ですから、G1が壁になるということはなさそうですね。

新 巡り合わせの問題だけで、能力的にいつ勝っても不思議はないでしょう。

編 そのタイミングが、今回になるかもしれないと?

新 可能性はじゅうぶんにあると思います。好走歴が左回りに偏っているのでサウスポーと見る向きも多いようですが、右回りもしっかり走れていますから、なんの心配も要りません。兄のワールドエースワールドプレミアも、5歳で重賞を勝っているように、晩成傾向にある血統も魅力です。もう一段階上があっても不思議ではないでしょう。

編 川田騎手とのコンビで過剰に売れたとしても、ほかにも有力馬がひしめていますので、1番人気になることはなさそうです。妙味アリと考えていいのではないでしょうか。

新 オッズは割れるはずなので、狙いをこの馬に絞れば、オイシイ配当を手にできるでしょう。1着を意識した馬券を組み立ていたいですね。


★その他の注目乗り替わり★
中山7R ⑮ニューノーマル菱田裕二M.デムーロ
阪神10R ⑤アルナシーム鮫島克駿坂井瑠星
中山12R ③ティントリップ幸英明横山武史


【プロフィール】
新良武志(しんら・たけし)
かつてはどこにでもいる競馬ファンの1人だったが、データベースソフト【TARGET】との出合いを経て、眠っていた馬券師としての素質が開花。騎手・種牡馬にウマニティU指数を組み合わせた独自のデータ活用術を考案し、常勝スタイルを確立させる。2015年秋にメディアデビュー。雑誌、WEBを中心に精力的に予想家活動を行っている。著書に『毎日コツコツ勝ち逃げリーマン馬券術』(ベストセラーズ)、『ジョッキー未来予測2019』(秀和システム)。

2歳の白毛アマンテビアンコがゲート試験合格 2023年3月30日(木) 18:02

関東オークスなど交流重賞3勝の母ユキチャンから受け継いだ白毛の2歳馬アマンテビアンコ(美浦・宮田敬介厩舎、牡)が30日、ゲート試験に合格。いとこに同じく白毛のGⅠ3勝馬ソダシ、ほか近親に重賞6勝馬メイケイエールなどがいる活気あふれるファミリーのルーキーが競走馬としての一歩を踏み出した。「ゲートの入りで少し構えるところがあったくらいで、出は速いし、先頭を走っても物見をせず優等生でした。(16日の)入厩当初に比べて環境にも慣れましたね。やっぱりいい馬。順調なら6月の東京開催を目指していけるのでは」と宮田敬介調教師。今後は週末にWコースでの調教に少し慣らし、来週に福島・ノーザンファーム天栄に放牧へ出される予定で、早期デビューが見込まれる。




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メイケイエールは香港を辞退してヴィクトリアマイルを予定 2023年3月30日(木) 13:08

1番人気の高松宮記念で12着に終わったメイケイエール(栗・武英、牝5)は、招待されていた香港チェアマンズスプリントプライズを辞退し、ヴィクトリアマイル(5月14日、東京、GⅠ、芝1600メートル)に向かう予定であることが30日、分かった。参戦が決定すれば、鞍上は引き続き池添謙一騎手(43)=栗・フリー=で、2021年桜花賞(18着)以来のマイル戦となる。

武英調教師は前走を「跳びがきれいな馬ですからね。あれだけ雨が降りすぎると…。デキが良かっただけに悔しい一戦でした」と回顧した。次走については「距離うんぬんよりも左回りにこだわって」と意図を説明した。

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【大阪杯 プレビュートーク】ジェラルディーナ牡馬一蹴か 必勝ローテのヒシイグアスにも注目 2023年3月28日(火) 09:33

南 ◎ナムラクレアからファストフォースに印が回らんかった…。

村瀬 ボクは勝つか圏外の◎メイケイエールで惨敗。もう高松宮記念は雨前提で予想しないとダメですね。惜しくも何ともないんで、スパッと切り替えます。今週は阪神で古馬2000メートルGⅠ。

南 ここは◎ジェラルディーナやな。ジェンティルドンナの娘が昨秋から一気に本格化や。

村瀬 有馬記念ルーラーシップ並みの出遅れから直線で馬群をさばいて3着。馬券的にも助かりました。

南 「ハードなレースが続いたので放牧へ。〝少し重いかな〟くらいの感じで帰ってきたので、レースまでに態勢は整う。一番は折り合い面の進境で、3走前あたりから中身も充実してきた。2200メートルが合うが、2000メートルも守備範囲」と斉藤崇師。牡馬相手でもまるで引け目なしやな。

村瀬 今回もスタートがカギかな。この距離で内回りだと挽回が大変ですからね。ボクは中山記念に続いて◎ヒシイグアス。熱中症の影響が懸念されて5番人気でしたけど、終わってみれば強かった。戦ってきた相手が違いましたね。

南 ワシも対抗。あの差しは見事やった。

村瀬 松山Jとの相性は本当に抜群です。去年は香港(カップ2着)帰りの休み明けで4着でしたけど、今年は国内戦を勝って中4週と理想のローテ。中間の動きもキレッキレだし、今のデキなら負けられないくらいの気持ちです。

南 ▲はスターズオンアースか。秋華賞は負けて強しの3着やった。

村瀬 最後はすごい迫力でした。ただ、勝ったスタニングローズがエ女王杯14着、中山記念5着と苦戦。休み明けで牡馬の一線級相手となると未知の面があります。

南 動きはええし、ルメールJの腕もあるで。

村瀬 ジャックドールはどうですか? 札幌記念パンサラッサを負かしたあとは勢いが…。

南 今回は3カ月半ぶりで、藤岡師は「去年(5着)は落鉄もあったし、流れも速かった。フレッシュなときのほうが走るタイプ。どれだけ絞れてくるかだが、当時くらい仕上がれば」ゆうて巻き返しを狙っとる。

村瀬 相変わらずカッコいいし、好きな馬。メンバー的に今回は逃げたほうがいい気がしますね。

南 ヴェルトライゼンデはJC3着、日経新春杯Vと再浮上。池江師は「来週やれば整いそう。阪神は初めてだが、ダメじゃないと思う」ゆうとった。

村瀬 ダノンザキッドは中山がやっぱりダメでした。阪神で巻き返しがないかな。

南 1週前は横山和Jが駆けつけてCWでラスト1ハロン11秒5。「いい追い切りができた」ゆうて好感触やった。

村瀬 前走で競馬にならなかったマリアエレーナが大穴かな。ラーグルフも充実一途だし、馬券プレ、うまく流して仕留めたいですね。(夕刊フジ)

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【高松宮記念】メイケイエール 7度目のGⅠ挑戦も1番人気12着 2023年3月27日(月) 04:47

7度目の挑戦でも、悲願のGⅠ制覇はならなかった。1番人気のメイケイエールは12着に惨敗。道中は鞍上がなだめて好位馬群で折り合いをつけたが、不良馬場も影響して直線は伸びあぐねた。池添騎手は「1番人気に支持してもらって結果を出せず、申し訳ない気持ちです。返し馬からゲート裏まで落ち着いていて、スタートも普通に出てリズム良く行けました。跳びがきれいな馬で、ここまで馬場が悪くなると…。ほんの少しだけ運が向けば、GⅠを取れる馬なんですが」と肩を落とした。

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【高松宮記念】1番人気のメイケイエールは12着大敗 池添謙一騎手「ここまで馬場が悪くなると…」 2023年3月26日() 19:03

3月26日の中京11Rで行われた第53回高松宮記念(4歳以上オープン、GI、芝1200メートル、定量、18頭立て、1着賞金=1億7000万円)は、団野大成騎手の12番人気ファストフォース(牡7歳、栗東・西村真幸厩舎)が直線で力強く抜け出し人馬ともにGⅠ初制覇を果たした。タイムは1分11秒5(不良)。

7度目の挑戦で悲願のGⅠ初制覇を目指した1番人気のメイケイエールは、折り合いを欠き、鞍上がなだめながらの追走に。直線では前が詰まる場面もあり、本来の走りが見られぬまま12着に大敗した。

池添謙一騎手「返し馬からゲート裏まで落ち着いていて、スタートも普通に出てリズム良く行けました。跳びがきれいな馬で、ここまで馬場が悪くなると…。ほんの少しだけ運が向けば、GⅠを取れる馬なんですが…」

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メイケイエールの関連コラム

閲覧 927ビュー コメント 0 ナイス 5



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


3月26日(日)中京11R 第53回高松宮記念 (4歳以上G1・芝1200m)



【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)


<前走:阪急杯出走馬>(中2週)

アグリ(2着、496㎏(+2㎏))<A><優先出走馬>
中2週での出走は初めてとなるが、この中間プールと坂路でほぼ毎日調整されていて、1週前の坂路でも迫力満点の走りを披露と、元気一杯。

ダディーズビビッド(2着、514㎏(-12㎏))<C>
この中間はCWで2週前、1週前と時計をマーク。1週前追い切りは、重心が高い走りで終いの伸びも甘く映った。

グレナディアガーズ(7着、474㎏(+4㎏))<B>
休み明け3戦目となるが、この中間は1週前にCWを単走で追われ時計は優秀。中2週での出走は初だが、終いの伸びは良く上積みはありそう。

ホープフルサイン(14着、510㎏(±0㎏))<D><除外対象馬>
骨折休養明け3戦目で、この中間坂路で速い時計は1本。前走時のパドックではまだ余裕がある馬体だったにもかかわらず、この中間もビッシリ追われていないあたり、疲れが抜け切れていないのかもしれない。




<前走:オーシャンS出走馬>(中2週)

ヴェントヴォーチェ(1着、514㎏(-4㎏))<A><優先出走馬>
大きな馬だが、休み明けの前走時は太め感なく好仕上り。中2週となる今回、1週前は馬なりでの調整も重心が低く手応え抜群の走りを披露してきた。良い状態をキープできている感じ。

ディヴィナシオン(2着、472㎏(-4㎏))<C>
使い詰めできていて、前走から中2週でこの中間1週前は軽めの調整。上積みは感じられない。

ナランフレグ(9着、498㎏(+15㎏))<B>
休み明けの前走時は、追い切りでは重さをのぞかせパドックでは緩さが感じられた。叩き2戦目となるこの中間、時計が出すぎないように助手騎乗で追い切られた1週前追い切りだったが、叩かれての上積みに期待がもてる内容を見せた。

オパールシャルム(15着、486㎏(+10㎏))<D>
速い時計の出る馬だが、1週前追い切りでは終いが甘く前走からの上積みは薄い。




<前走:シルクロードS出走馬>(中7週)

ナムラクレア(1着、472㎏(+6㎏))<A>
休み明けの前走時は、追い切りでもパドックでもやや余裕を感じさせていたが、この中間2週前、1週前と浜中騎手騎乗で長めから好時計。さらなる上積みが見込めるデキ。

ファストフォース(2着、526㎏(-12㎏))<B>
大型馬でこの中間もプールと坂路でかなり乗り込まれている。もともと調教では速い時計の出る馬だが、時計も優秀で調子は良さそう。

トウシンマカオ(4着、466㎏(+2㎏))<A>
この中間は、2週前、1週前と南Wで近走の中では一番の好時計をマーク。動きを見ても、追い出されてからの伸びが抜群で今回は出来が違う。

ウインマーベル(7着、480㎏(+12㎏))<C>
この中間も乗り込み豊富で、1週前追い切りの併せ馬でも先着。突き抜けるほどではないが、出来自体は良さそう。

キルロード(12着、508㎏(+2㎏))<D>
昨年の3着馬。これまで骨折が2度、ケガもあったりと大きな馬の割に使い込めないところがある。この中間も良い時計は出ているが、間隔が空いている割に本数は少なく、追われてからの反応も鈍い感じあり。




<前走:京都牝馬S出走馬>(中4週)

ロータスランド(3着、478㎏(-2㎏))<B>
昨年の2着馬。この中間も乗り込み豊富。1週前追い切りでは気合乗り良く、楽に先着していて引き続き出来良好に映る。

ボンボヤージ(12着、446㎏(+4㎏))<D>
1週前はPコースを単走で追われているが、前半はスピード感のある走りも後半は脚が鈍る感じで、時計ほど良くは見えない。

ウォーターナビレラ(14着、486㎏(+18㎏))<C>
叩き2戦目で前走時と比べると多少良くなっている感はあるが、首が高い走りで集中力に欠ける面が見られる。




<前走:その他のレース出走馬>

メイケイエール('22香港スプリント:5着、477㎏(-5㎏) 3ヶ月半)<C>
香港スプリントからの休み明けで乗り込み量は豊富。土曜日に速い時計を出す厩舎で良い時計も出ているが、1週前追い切りの動きを見るとこの馬としては大人しい走りとの印象。

ピクシーナイト('21香港スプリント:中止、528㎏(-10㎏) 1年3ヶ月)<D>
長期休養明けで、1週前はフラつき気味で良い時と比べるとまだまだの動き。この馬としては時計面でも物足りない。

トゥラヴェスーラ(阪神C:8着、496㎏(+4㎏) 3ヶ月)<B>
1週前追い切りでの動きを見るに、スピード感はあるが終いの伸びが甘いといった感触。差のない競馬が続いているが、決め手に欠ける感じ。

レディバランタイン(アクアマリンS:1着、472㎏(-2㎏) 中1週)<C><除外対象馬>
前走を勝って中1週で、軽めの調整。前走の追い切りでの時計もそれほど目立つものではなく、一気の相手強化は厳しい。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、アグリヴェントヴォーチェナムラクレアトウシンマカオの4頭をあげておきます。



◇今回は、高松宮記念編でした。
高松宮記念が行われる中京競馬場は、私の自宅から一番近くにある競馬場です。昔は車で3、4時間かかっていたのが今では交通の便がかなり良くなったことで、早ければ1時間半で着くことが可能になりました。昼まで予想していてもメインレースを競馬場で観戦できるほどで、距離は変わっていなくとも昔よりもさらに身近に感じる競馬場になりました。そんな中京競馬場も今年で70周年。オペックホースミホノブルボントウカイテイオーワグネリアンと4頭のダービー馬が、この競馬場からデビューしその他にも数多くの名勝負が繰り広げられてきました。今後も訪れる機会は多くなると思います。目の前で馬が走る身近な競馬場として、数多くの名馬に出会えることを期待したいと思います。


高松宮記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。




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2023年3月17日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】芝はイン、ダートは外、通常運転の中京開幕週/阪神大賞典展望
閲覧 1,039ビュー コメント 0 ナイス 2

先週末から春の中京開催がスタート。3週目には高松宮記念が控えている。

開幕週を飾る金鯱賞は、外からプログノーシスが豪快に差し切り勝ち。不完全燃焼だった中日新聞杯4着から見事に巻き返した。2着以下は内を通った組が有利な流れ。逃げたフェーングロッテンが2着、最内枠からラチ沿いを追走したアラタが3着。

2年前にはギベオンが圧倒的人気のデアリングタクトを振り切って逃げ切るなど、春の中京開催の芝コースは内有利が定番化している。それもそのはずで、前開催のラスト2週はBコース使用。温存されていたAコースがこの開催では復活するとあって、やはり荒れていないインを通れる組が有利になる。昨年の高松宮記念では1枠2番を生かし馬群を捌いて差して来たナランフレグが勝利。外を回らされた人気のメイケイエールグレナディアガーズは馬券にすら絡むことができなかった。今年も枠順には大いに注目したい。そういう意味では、運に左右される開催となる。

一方ダートは、最近の傾向通り外の伸びが良かった。これは以前のコラムでも書いたが、2022年あたりから中京ダートは特に乾くと外有利、差し有利になるケースが増えている。先週は差し有利とまでは言えなかったが、先行勢でも外を通る組が有利。

例えば2022年以降の中京良馬場ダートでの最内枠と大外枠の馬の成績を比べてみても顕著な違いがある。

・2022年~先週末終了時点

中京ダート良馬場&最内枠 勝率7.6% 複勝率19.2% 複勝回収値56円
中京ダート良馬場&大外枠 勝率11.8% 複勝率28.1% 複勝回収値95円

ご覧の通り明らかに最内枠よりも大外枠の方が良いことがわかる。データはデータで万能なものではないが、大まかな傾向として覚えておきたい。

今年は早くもソメイヨシノの開花の便りが届き、3月は好天が続きそうな気配で、そこまで大きな傾向の変化はなさそうだ。中京芝とダートの傾向を覚えておけば有利な戦いができるはず。1カ月後のコラムで自慢できるくらい、私自身も頑張りたいと思う。

~今週末の注目馬~

今週末は4重賞。その中でも今年は頭数が揃いそうな阪神大賞典を取り上げたい。注目馬はこの馬。

ジャスティンパレス(ルメール騎手)

注目はジャスティンパレス&ルメール騎手。近走は鮫島駿騎手が主戦だったが前走はマーカンド騎手、そして今回がルメール騎手の騎乗となる。率直に言って前回のマーカンド騎手はやや強引な面がありあまり手が合う印象はなかったが、今回のルメール騎手とは間違いなく手が合いそう。実際これまで2度手綱を取りいずれも勝利を挙げている。芝の長丁場にも滅法強い騎手でもあり、相性的にはピッタリだ。人気にはなるだろうが、素直に信頼していいと考えている。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年2月3日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】シルクロードSはハイレベルも中京芝千二は枠次第の面/東京新聞杯展望
閲覧 1,110ビュー コメント 0 ナイス 2


シルクロードSは高松宮記念に向けて好メンバーが揃った一戦だったが、その中で接戦を制したのはナムラクレア北九州記念は不利、スプリンターズSではやや強引な仕掛けでラストの伸びが鈍ったが、今回は内枠で脚を溜めてタイミングよく抜け出すことができた。2着ファストフォースは持ち味のパワフルなフットワークでタフな中京芝を駆け上がり、昨年のセントウルSに続いて中京で穴激走。3着マッドクールはスンナリ先手を取り粘り込んだ。

高松宮記念を展望する上では敗戦組にも注目。大外枠から流れに乗れず4着に終わったトウシンマカオ、同じ外枠からスタートで後手を踏み流れに乗れなかった7着ウインマーベルは、立ち回り一つで上位との着順は詰まる、あるいはひっくり返すことも可能だろう。今のスプリント路線は昨年の高松宮記念スプリンターズSがともに大波乱になったように、枠順や馬場次第で大きく順番がひっくり返ることも多い。シルクロードSは好メンバーが揃ってはいたが、その順番は本番へ向けてまだ大きく変わる余地を残していそうだ。

もうひとつ、舞台となる中京芝1200mの傾向も改めて確認しておきたい。中京芝1200mは、2012年の開設当初は外からの差しが届くコースとして知られていた。ところが、年を経るごとに外枠の有利さがなくなっていき、近年はむしろ内枠の方がかなり有利になっている。

例えば、同舞台で7~8枠に入った馬の成績を見比べてみたい。2012年~の改装当初は明らかに好成績だが、近年はむしろ壊滅的な数字になっている。

・中京芝1200mの7~8枠の成績(※2023年は1回中京終了時点)

2012~2013年 勝率 8.9% 複勝率 25.5% 複勝回収率 102%
2020~2023年 勝率 4.9% 複勝率 13.2% 複勝回収率 36%

ご覧の通り、勝率複勝率はほぼ半減、複勝回収率に至っては3分の1近くまで落ち込んでいる。これを見れば、昨年8枠17番に入ったメイケイエールがいかに不利な条件だったかおわかりだろう。

同じコースでも時代が変われば傾向はまったく異なる。現時点ではトウシンマカオウインマーベルの巻き返しに期待したいが、最終的にはやはり当週の枠順発表を待つことになる。

~今週末の注目馬~

というわけで、最後は週末の注目馬で締めたい。今回は東京新聞杯を取り上げる。現時点での狙いはコチラ。

ピンハイ坂井瑠星騎手)

ピンハイに注目。昨年のクラシック戦線では桜花賞で不利がなければあわやの5着、明らかに距離が長いと思われたオークスでも4着と大健闘。秋華賞は無念の賞金不足となってしまったが、G1戦線を大いに賑わせた。前走のエリザベス女王杯は外が伸びるタフな馬場になってしまい見せ場を作れずに終わってしまったが、本来の持ち場であるマイルならば本領発揮だろう。久々の分、人気面でも多少甘くなりそうで、今回は絶好の狙いどころとみる。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2022年12月8日(木) 12:00 甘粕代三
【香港国際競走2022】レース展望②<香港スプリント>日本馬ではG1未勝利ながらメイケイエールを最上位に
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香港スプリント(シャティン芝1200m)
あのロードカナロアが世界最強の香港スプリンター陣の牙城、香港スプリントの厚い壁を破って日本馬として初の凱歌を上げてから10年が経ちました。そのカナロアが連覇し、一昨年にはダノンスマッシュが鬨の声を上げて10年で3勝と日本のスプリンターも世界に通用することを証明しました。今年は何と、何と日本から史上最多の4頭が名乗りを上げています。

昨年このレース2着と涙を飲んだレシステンシア(牝5・松下武士厩舎)が雪辱にかけ、気性難を克服したメイケイエール(牝4・武英智厩舎)は初のG1に虎視眈々。今年の高松宮記念であっといわせたナランフレグ(牡6・宗像義忠厩舎)がもう一発を狙えば、あの名牝馬ビリーヴの子にして前走スプリンターズSで母子2代制覇を橋とげたジャンダルム(牡7・池江泰寿厩舎)は母の成し遂げられなかったこのレース制覇に狙いを付けました。頭数は史上最多、質的にも史上最高といって差し支えありません。

しかし、競馬は相手あってのもの。世界最強の香港スプリンター陣は、というとエアロベロシティ、ミスタースタニングなど世界レベルの強豪が引退し、世代交代の端境期の真っただ中にあります。香港勢の総大将格はチェアマンズスプリントプライズ一昨季、昨季と連覇したウェリントン(セ6・R.ギブソン厩舎)なのですが、今季は使い始めのプレミアム・ボウル(G2・シャティン芝1200m)では135ポンド極量を背負いながら圧勝し、その力を見せつけましたが、トライアルのジョッキークラブ・スプリント(G2・シャティン芝1200m)は1.9倍と圧倒的な一番人気に押されながら直線伸びを欠いて6着。謎の敗退にジョッキークラブは馬体検査を行いましたが何の異常は求められませんでした。本番までの間にどれだけ復調してこられるのか? 若干の心配を感じざるを得ません。

これに昨年のこのレースで単勝22倍の大穴をあけたスカイフィールド(セ6・C.ファウンズ厩舎)はその後勝ち星を上げられず、前走トライアルもいいところなしの8着。横綱、大関が不振とは我が国の大相撲もいいところですが、層の厚い香港スプリンター陣には必ず新星が現れます

それがトライアルを快勝したラッキースワイニーズ(セ4・K.マン厩舎)。芳紀まさに4歳と新星にふさわしく、昨季デビュー以来、シャティン1200mだけ使われて10戦7勝2着2回3着1回と着外なしの好成績。今季クラス1を快勝してプレミアム・ボウルでウェリントンの1馬身差2着、トライアルを快勝して香港スプリント制覇に大手をかけました。本番でも香港現地1番人気は必至でしょうが、モレイラなき後の香港リーディングジョッキー、Z.パートンが引き続き手綱をとる以上、恥ずかしい競馬のあろうはずもなし。この馬が中心と見ています。

この2頭以下は端境期らしく帯に短し襷に長し。トライアル上位の2頭、ラッキーパッチ(セ6)とデュークワイ(セ7)は今季新規開業の新人調教師、P.ングの管理馬。P.ングは私がかねてから親しかったPはPでもピエールではなくピーター・ング元調教師の子息で、父親によれば自信満々。父が果たせ勝ったG1制覇を叶えてくれる、とのこと。2頭は決して若馬ではありませんが、調教師の新星にも大いに期待したいところです。

このレースは日本馬対ウェリントン、ラッキースワイニーズ、ラッキーパッチ、デュークワイの対立構図は極めて拮抗している、と見ています。電撃の6ハロン故、枠の内外と一瞬の判断でレース結果は大きく変動します。枠順が決まってから最終的な判断をしますが、日本馬の中ではG1未勝利ながらメイケイエールを最上位と見ます。

7日現地から入った極秘情報では、あの気性難のメイケイが豪州の盟主、J.マクドナルドを背に全く難しいところを見せず馬場入り、軽快にキャンターを見せたとのこと。骨折のために香港渡航が出来なかった池添謙一騎手にはきつい言い方になりますが、彼とマクドナルドの間には3馬身以上の技量差があります。気性難さえ出さなければ、あのソダシの近親はソダシ以上の実力を発揮できるはず。頭すら霞んで見えてきます。日本馬グランドスラムの可能性、と前回書いたのは、この馬の存在があるからです。それも内外の有利不利が大きいシャティン芝1200m、枠順抽選会の結果が待たれるばかりです。

★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港国際競走4レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。

 
甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2022年10月7日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】メイケイエールの敗因/毎日王冠展望
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先週は秋G1開幕戦、スプリンターズSが行われた。

スプリンターズSは枠順と馬場状態がカギになる一戦。2年前はグランアレグリアがものすごく強く見えたかもしれないが、同じくらい強い競馬をしたのは内枠から踏ん張ったダノンスマッシュグランアレグリア、3着アウィルアウェイは展開馬場がハマっての好走でもあった。

昨年は一転して内枠先行競馬。サッと好位インを奪ったピクシーナイトが抜け出し、3着には最内枠のシヴァージ

同じレースでもまったく対照的な内容だったのが直近2年だが、今年は昨年同様の内枠先行馬場。というわけで、最終結論は2番枠の◎ジャンダルム。当コラムでの推奨馬から変えて当たった場合は一切触れないというのを基本的なルールにしているが、今回の場合は推奨したウインマーベルも来たので例外ということにする。

なにはともあれ、勝ったジャンダルムは内枠先行馬場を生かしての快走、幸運を味方につけた面も大きかった。2着ウインマーベルは7番枠だったが、さすが松山騎手という立ち回りで持ってきた。

期待されたメイケイエールは、残念ながら14着と大敗。ただ、今回は結果的に13番枠という外枠に加えて、最もロスを被る形の先行策になってしまった。かといって控えて馬群に入れて差して来る…というのも現在の馬場ではなかなか厳しいので、隊列や枠が合わなかった=メイケイエールの日でなかった、というのが敗因といえば敗因なのかもしれない。

右回りとか、中2週とか、メンタルとか、敗因は探せば何でも出てくる(出すことができる)ものだが、競馬は必ずしもすべてに明確な理由があるわけではなく、枠や馬場が合わなければよほどの名馬でもない限り(いや、よほどの名馬でも!)、意外なほどアッサリ負けてしまうものでもある。

なので、今回のメイケイエールの大敗は、

「そういうこともある」

というくらいでいいのではないか。写真集も発売され注目を集めたタイミングだっただけに期待した多くのファンは落胆も大きかったかもしれないが、また順調に使えればその能力を発揮してくれるはずだ。個人的にはまたスプリント戦以外でも見てみたいなと思わされたレースぶりでもあった。

毎日王冠展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は(特に嬉しくもないが)3日間開催。秋の東京開幕週恒例の毎日王冠が行われる。注目したいのはこの馬。

レイパパレ川田将雅騎手)

昨年の大阪杯を制して以降はやや迷走気味だが、不向きな条件を使われ続けている面もある。持久力を問われる2200mはそもそも合わず、前走のヴィクトリアマイルは外枠に加えてスタート直後に落馬寸前のアクシデントがありその後先行するまでに脚を使ってしまった。もともとスピードが武器で、本年も金鯱賞大阪杯ではキッチリ2着と好走しておりまだまだ衰える段階ではないだろう。開幕週の1800mは合うはず。久々に持ち味を発揮できる条件が揃った。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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2022年9月30日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】長距離戦におけるバイアスの怖さ/スプリンターズS展望
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先週は東西で2200mのG1トライアルが開催された。

西の神戸新聞杯は内ラチ沿いを立ち回ったジャスティンパレスが抜け出し完勝。2着にも同じく内ラチ沿いを回って来たヤマニンゼストが突っ込んで3連複7万、3連単は45万の大波乱に。

一方、東のオールカマーもやはり内ラチ沿いを通った組の上位争いに。最終的に抜け出して来たのは2番枠のジェラルディーナ、2着には最内枠のロバートソンキー、3着に3番枠のウインキートス。3連複1-2-3で3万馬券、3連単2-1-3で24万馬券とこちらも大波乱となった。

ともに共通しているのは2200mという長距離戦で、かつ内ラチ沿いが有利になったこと。思い返すと、同じ2200m重賞では今回のような極端な決着がしばしば起こっている。

今回とは真逆の差し決着となったのが、オールカマーと同じ舞台で行われた年明けのAJCC。この時は逆にラチ沿いが不利な馬場状態になり、直線は外からの差しが決まった。勝ったキングオブコージは内枠から出遅れて外を回し差し切り、2着には大外枠の11番人気マイネルファンロンが突っ込んで3連複は7万、3連単は72万の大波乱。

今回と同様にラチ沿いの決着となったのは阪神芝2200mで行われた京都記念。逃げた12番人気アフリカンゴールドがそのまま押し切り、2着にはラチ沿いを追走した1番枠のタガノディアマンテが突っ込んで3連複7万、3連単は67万馬券の大波乱。

今年を振り返るだけでもこれだけ似たような形で大波乱が続くのは、長丁場のレース独特の傾向でもある。短距離は一瞬のロスが命取りになりそれはそれで難しいが、長距離戦の場合は小さなロスの蓄積がやがて大きなロスになり、そのまま大きな差になる。内と外の馬場の違いが大きいと、ダラダラと悪いところを通らされる不利はとてつもなく大きいということだ。

馬券戦略としては、長丁場のレースはほど枠や展開による決め打ちが有効になる。自身の狙う馬がどういうパターンで来るタイプなのか、それを認識した上で、相手にも同じようなタイプを持ってくると思わぬ高配当が引っ掛かるかもしれない。

神戸新聞杯展望

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は秋のG1開幕戦、スプリンターズSが行われる。前哨戦を完勝のメイケイエールが断然の支持を集めそうだが、伏兵馬の中で注目したいのはこの馬。

ウインマーベル松山弘平騎手)

やや地味な印象もある本馬だが、スプリント戦では常に堅実で(3-2-3-0)とまだ一度も崩れていない。前走のキーンランドカップでは内枠から上手く立ち回り2着を確保。初の古馬対戦だったが持ち味のセンスの良さを生かした。立ち回りの上手さを生かしたいタイプなので枠順はカギになりそうだが、中山コースは合いそう。今年は有力どころに差し馬が多いので、上手く前々で勝負できれば一角崩しのチャンスもありそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

大川慶次郎さんの予想に魅了され、中学2年の時にネット掲示板で予想スタート。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2009年9月『競馬最強の法則』で連載開始。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。著書に『ラッキーゲート』(KKベストセラーズ)、『回収率を上げる競馬脳の作り方』『回収率が飛躍的に上がる3つの馬券メソッド』(いずれも扶桑社新書)、『万馬券の教科書 -新時代のサバイバル穴予想術』(ガイドワークス)。

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メイケイエールの口コミ


口コミ一覧
閲覧 36ビュー コメント 0 ナイス 4

2023年03月26日 中京 11R 高松宮記念(G1)

◎:7枠 15番 ナムラクレア
◯:8枠 16番 グレナディアガーズ
△:2枠 4番 ダディーズビビッド
△:3枠 5番 メイケイエール
△:6枠 11番 ピクシーナイト
-----------------------------------
馬券  :単勝
購入金額:3,000円
馬/組番:◎
◎ (15)
3,000円
-----------------------------------
馬券  :単勝
購入金額:3,000円
馬/組番:◯
◯ (16)
3,000円
-----------------------------------
馬券  :馬単
買い方 :1着ながし(マルチ)
購入金額:8,000円
1着:◎(15)
相手:◯, △(16, 4, 11, 5)
各1,000円(合計 8,000円)
-----------------------------------
馬券  :3連単
買い方 :ボックス
購入金額:6,000円
馬/組番:60組
◎, ◯, △(15, 16, 4, 11, 5)
各100円(合計 6,000円)



完全に内馬場が悪く向こう正面も内はロスが多い状況でした。距離のロスと取るか、馬場のロスを獲るかの乗り方の難しいレースでしたが、勝ったファストフォースは団野騎手が選択したのか、たまたまその位置になったのかは不明ですが、勝つときは全てがうまく行く典型で、最後まで脚を残していた貯金が最後にモノを言いが満出来ての優勝。最後のアグリとの接触に近い不利を与えてのはいただけないですが、勝利を称えたいと思います。

 2着には所長◎のナムラクレア。直線半ばでは勝ったと思いましたが、最後は外を回った分前走のような切れはありませんでした。

今年はシルクロードS組が強かったということでしょう。

 3着は丹内騎手が最高の騎乗をしたトラヴェスーラ。短距離で8歳馬はさすがに手が出ませんが、人馬共に拍手を送りたいです。

 shu008 2023年3月27日(月) 06:45
高松宮記念
閲覧 66ビュー コメント 0 ナイス 2

本命にしたメイケイエール12着惨敗です!
重馬場が影響か?
マーチステークスで本命にしたウィリアムバローズ2着
3連複が的中したので今週はイーブン残念です。

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 prue18 2023年3月26日() 17:28
想定内と想定外
閲覧 74ビュー コメント 0 ナイス 4

高松宮記念での自身の考察を振り返り

想定外

①金曜日の時点でここまでの不良馬場まで行くとは思えなかった
 今日の朝に時点で「不良」と表示されていたが、予想を直前変更するのはリスクが高い。
 そして8レースのプレ検証で観て、外の方がましだが   余程の脚力ないと差せないのではとの思いも

②調教の自己評価で、トゥラヴェスーラとキルロード、オパールシャルムはデキがイマイチと診て
 スパっと切ったが..... 

③ナランフレグとグレナディアガーズは、レース前の自己評価より走っており「力」を見直した。

想定内

①メイケイエールの追切は「良くない」とは思ったが ..... それでも相手に入れたのは
 十分にこういうこともあるだろう と

②アグリが行ききれないかもだ ..... 
 馬の1200の対応力と重馬場適正 
 そして鞍上が土曜日の日経賞の様なレース運びができないかもな と  

この辺りを、精査していけばデータの多いレース、特にG1なら と思い返すことしきりですね。

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コメント一覧
8:
  HELPRO   フォロワー:0人 2022年10月2日() 15:50:07
池添は責任を取って腹を切れ。クズが鞍上を名乗るべきではない。調教師も一緒に腹を切れ。お前たちが育成に携わるのが間違い。特に池添、弟と親父の分まで腹切って詫びろ。こんな鞍上に乗られたオルフェーブルが最大の不幸。池添謙一は腹切って詫びろ!
7:
  HELPRO   フォロワー:0人 2022年5月14日() 16:02:06
これが馬の実力も武厩舎ではG1は厳しい事を証明。やっと手の合う鞍上を得てもこの厩舎はJRAの子飼いなのでG1には勝てない運命なのが憐れ。
6:
  HELPRO   フォロワー:0人 2022年3月27日() 16:07:25
枠順も悪かったのに0.1差なら大健闘。あとは追えない鞍上を変えるだけ。同馬は強い!

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2023年3月26日高松宮記念 G112着
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2023年3月26日 高松宮記念 G1 12着
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