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【血統アナリシス】AJCC 菊花賞馬にスキなし!巻き返しがあっても驚けないゼンノロブロイ産駒!2019年1月19日(土) 16:00
日曜日に行われるAJCCの出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。予想の際にお役立てください。
①ジェネラーレウーノ
スクリーンヒーロー×ダンチヒ系という持続力を強調した配合。加えて、ノーザンダンサーの多重クロスを内包しているのだから、備えている持久力はかなりのもの。スピード面についても、サンデーサイレンスの血脈に加え、ダンチヒやヘイルトゥリーズンといったスピード型のクロスを備えているので、少々の高速馬場なら問題はない。持ち味を最も活かせる体力勝負になれば、好勝負可能とみる。
②アクションスター
母父であるロベルト系の当レースにおける相性が悪くない一方で、スピード型サンデーサイレンス系を父に持つ馬の当該コース成績が振るわない点は不安材料。父方のスピードと機動力、母系から受け継いだ持続力とパワーを活かしたいところだが、加齢に伴う衰えが顕著な現状では……。苦戦必至だろう。
③マイネルミラノ
父ステイゴールドの産駒は中山芝の中・長距離重賞と好相性。そもそも本馬自身、昨年の当レースで3着に食い込んでいるのだから、確かなレース適性を備えているとみていい。とはいえ、不振続きの近況を踏まえるとピークアウトの感は否めず、激変を期待するのは厳しい印象。相性の良さを活かしたうえでの、掲示板争いまでが精一杯ではないか。
④フィエールマン
母はスーパークリークを輩出した父系に、ファバージ系×リュティエ系を重ねた、コテコテの欧州血統。一見すると鈍重な配合に映るが、その重さをディープインパクトと交配することで解消。各要素のバランスが絶妙の中・長距離仕様に仕上がっている。欧州型で固められた母系をみるに、パワーを要する直線急坂コースは悪くないはず。いかにも当レース向きのスキがない血統構成だ。
⑤ダンビュライト
父であるルーラーシップの産駒は当該コースで好成績。もとより本馬自身、昨年の当レースを制しているのだから、高い舞台適性を持っていることは間違いない。一方で、パワー色の濃い牝系の血脈が影響しているせいか、速い上がりを求められる競馬はイマイチ。持ち味を活かすためには、持久力を必要とする競馬になるか、あるいは自身から動いて持続質勝負に持ち込むことが肝要になる。
⑥ミライヘノツバサ
父は中山芝の非根幹重賞と相性が良いステイゴールドの直仔。本馬自身、中山芝の非根幹距離で過去6回走って3着以内を5回確保。そのなかには、AJCC3着と日経賞2着も含まれており、無類の巧者であることは疑いようがない。復帰後の着順は冴えないが、阪神JF勝ちのタムロチェリーを祖母に持つ意外性のある血統背景だけに油断は禁物。軽んじて扱えない1頭と言えよう。
⑦ステイインシアトル
父は中山芝の中・長距離重賞で好パフォーマンスを見せているステイゴールド。3代母はサマースコールやエーピーインディといった活躍馬を輩出している。血統背景はここに入っても見劣ることはない。特長である機動力とパワーを存分に活かせる展開になれば、面白い存在になりそうだ。
⑧シャケトラ
母父が属するサドラーズウェルズ系はAJCCにおける好走血脈のひとつで、スタミナに優れたサンデーサイレンス系種牡馬を父に持つ馬の相性も悪くない。よって、相応のレース適性を持ち合わせているとみていい。持久力とパワーが強調された血統構成ゆえに、上がりを適度に要する中山コースは歓迎のクチ。状態次第で上位争いに絡んでくる可能性はある。
⑨ショウナンバッハ
父の産駒は中山芝の中・長距離と好相性。半弟のキタサンブラックは有馬記念やセントライト記念など、中山の非根幹重賞で活躍。本馬自身も2016年の当レースで3着入りを果たしているように、この舞台に適した能力を備えているのは確か。ステイゴールド×スピード牝系の組み合わせは、ウインブライトを連想させる。中山芝の中距離重賞では、常に警戒が怠れない血筋と言えよう。
⑩メートルダール
父のゼンノロブロイは、パワーに秀でたサンデーサイレンス系で息の長い末脚が持ち味。加えて、母はロベルト系×サドラーズウェルズ系という、スタミナとパワーが強調された配合馬。ゆえに、少なくともタフなコースに対する不安はない。持続力に優れたタイプが幅を利かせやすい当レース向きの血統構成と言えよう。最も得意とする馬力勝負になれば、巻き返しがあっても驚けない。
⑪サクラアンプルール
キングカメハメハ×サンデーサイレンスという、主流血統同士の組み合わせ。スピードの持続力に長け、パワーと器用さをも兼ね備えた好配合だ。サンデーサイレンス系×ミスプロ系の配合(逆も含む)は近年のAJCCにおける活躍血統のひとつ。宝塚記念2着のサクラメガワンダーを半兄に持つ点を鑑みると、2500m→2200mの距離短縮も好材料。舞台に不足はない。
ウマニティ重賞攻略チーム |
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日曜日に行われるAJCCの出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
①ジェネラーレウーノ
南Wで行われた1週前追い切りでは長めからハードに攻めて、6F81秒ソコソコのタイムを記録。13日には坂路でラスト1F11秒7の好ラップをマークし、南Wで実施した今週の本追い切りでも好反応を示した。首と四肢が連動した安定感のあるフォームは惹きつけられるものがある。上々の仕上がり。
②アクションスター
この中間は北Cで追うなど目先を変えた調整を施しているが、強調できるような内容は確認できない。南Wで行われた17日の追い切り時計も平凡。鞍上の肩ムチに対する反応が鈍く、トーンは上がってこない。苦戦は免れないだろう。
③マイネルミラノ
13日までの内容は調教巧者の同馬としては凡庸。南Wで行われた16日の併せ馬も、追われてからの反応が悪く、終いの伸びを欠いた。良化した点は見受けられず、調教面からの強調材料は少ないと言わざるを得ない。
④フィエールマン
1週前に南Wで実施した併せ馬では、アッラサルーテを相手にキッチリと先着。南Wにて行われた今週の3頭併せでも、ジックリと脚を伸ばしてラスト1F12秒台前半の好ラップを計測した。弾力性に富んだフットワークは目を見張るものがある。鞍上の合図に対する反応も良く、走れる態勢にあるとみていい。
⑤ダンビュライト
1週前に栗東坂路で及第点の4Fタイムを記録。同じく坂路で行われた16日の追い切りでは、サンライズノヴァを相手に互角以上の動きを示し、ラスト2Fは24秒8-12秒4の好ラップを記録した。なによりも、いつものようにラストの時計を要していない点は好材料。上位争い可能の仕上がり具合とみる。
⑥ミライヘノツバサ
この中間は坂路主体の調整。16日の追い切りではラスト1F12秒3の好ラップを記録した。頭が高い点は相変わらずの一方で、力強い蹴り足で駆け上がるさまはなかなかのもの。ここ2走と比べると雰囲気はかなり良くなっている。要警戒の1頭と言えよう。
⑦ステイインシアトル
栗東CWと栗東坂路を交えて熱心に乗り込まれ、毎週のように好ラップを記録。CWで行われた16日の3頭併せでも、スムーズな伸び脚を披露した。約8カ月半の休み明けとなるが、活気のある動きをみるに態勢は整っている印象。攻めの良さを活かせるようなら、面白い存在になるかもしれない。
⑧シャケトラ
2週前、1週前と栗東CWにて長めから及第点のラップを記録。14日にも栗東坂路で4F50秒8の好時計をマークした。CWで行われた17日の追い切りも、手ごたえを残しつつ、上々の伸び脚を披露。絶頂時のような迫力こそ見受けられないが、嫌うほどのデキではない。連下争いなら可能とみる。
⑨ショウナンバッハ
1週前に時計を要する南Wでラスト1F12秒ソコソコの好ラップを計測。13日の坂路追い切りでは、4F50秒5のハイラップを記録した。南Wで実施した17日の追い切りは緩めの内容ながら、気合乗り良く小気味良い走りを展開。コレといった減点材料はなく、気配は間違いなく前回以上。上位の一角に食い込んできても不思議はない。
⑩メートルダール
1週前に南Wで長めから及第点の時計を計測。同じく南Wで行われた17日の追い切りでも、上々の伸び脚を示した。首の立つような姿は相変わらずだが、ストライドを大きく伸ばして走るさまは迫力十分。いい状態でレースに臨めるのではないか。
⑪サクラアンプルール
南Wで実施した1週前追い切りでは、及第点の時計を記録。14日の坂路追い切りでも好ラップをマークした。南Wで行われた17日の追い切りでも回転の速いフットワークを披露するなど、中間の調整はすこぶる順調。急上昇とはいかないまでも、前回のデキを下回るということはない。攻め通りなら好レースを期待できそうだ。
ウマニティ重賞攻略チーム
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