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26日に中山競馬場で行われるAJCC(G2・芝2200m)の枠順が24日、確定した。
昨年の日本ダービー馬ダノンデサイルは4枠8番に決定。菊花賞と有馬記念は人気を下回る着順となってしまったが、高い力量の持ち主であることは周知のとおり。状態さえ整っていれば、当然主力級の扱いが必要だろう。
中山巧者の1枠2番レーベンスティールも要注目の存在。ほか、菊花賞で5着健闘の5枠10番ビザンチンドリーム、2022年の有馬記念2着馬2枠4番ボルドグフーシュ、チャレンジC2着から臨むディープモンスターが5枠9番などとなっている。
ウマニティ重賞攻略では、6つの視点から「AJCCの予想」を開催週の木曜日以降に随時更新しています。 ①プロ予想(金曜日)②調教予想(木曜日・金曜日)③血統予想(土曜日)④U指数予想(土曜日)⑤データ予想(土曜日)⑥馬場予想(日曜日)レース検討に是非ご活用ください!
枠 番 |
馬 番 |
予想 U指数 |
馬名 性齢・調教師 |
騎手 負担重量 |
予想 オッズ |
前走 |
2走前 |
3走前 |
4走前 |
5走前 |
6走前 |
7走前 |
8走前 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 96.2 |
牝6 美 相沢郁 |
55.0 |
26.3 ⑧ |
24/11/10 6エリザベス G1 京都/芝2200m |
24/10/14 13府中牝馬S G2 東京/芝1800m |
24/05/12 14ヴィクトリ G1 東京/芝1600m |
24/04/06 10阪神牝馬S G2 阪神/芝1600m |
23/12/24 13有馬記念 G1 中山/芝2500m |
23/11/12 4エリザベス G1 京都/芝2200m |
23/10/14 3府中牝馬S G2 東京/芝1800m |
23/06/25 17宝塚記念 G1 阪神/芝2200m |
1 | 2 |
牡5 美 田中博康 |
58.0 |
2.3 ① |
24/10/27 8天皇賞(秋 G1 東京/芝2000m |
24/09/22 1オールカマ G2 中山/芝2200m |
24/06/09 1エプソムC G3 東京/芝1800m |
24/05/05 11新潟大賞典 G3 新潟/芝2000m |
23/12/10 8香港ヴァーズ 香港/芝2400m |
23/09/18 1セントライ G2 中山/芝2200m |
23/07/02 3ラジNIK G3 福島/芝1800m |
23/05/14 1東京/芝1800m |
|
2 | 3 | 98.7 |
牡8 栗 友道康夫 |
58.0 |
118.1 ⑭ |
23/04/02 10大阪杯 G1 阪神/芝2000m |
23/03/12 6金鯱賞 G2 中京/芝2000m |
22/12/25 12有馬記念 G1 中山/芝2500m |
22/10/30 13天皇賞(秋 G1 東京/芝2000m |
22/10/09 6毎日王冠 G2 東京/芝1800m |
22/06/26 11宝塚記念 G1 阪神/芝2200m |
22/04/03 1大阪杯 G1 阪神/芝2000m |
22/03/13 4金鯱賞 G2 中京/芝2000m |
2 | 4 | 96.6 |
牡6 栗 宮本博 |
57.0 |
18.7 ⑥ |
24/11/30 4チャレンジ G3 京都/芝2000m |
23/04/30 6天皇賞(春 G1 京都/芝3200m |
23/03/19 2阪神大賞典 G2 阪神/芝3000m |
22/12/25 2有馬記念 G1 中山/芝2500m |
22/10/23 2菊花賞 G1 阪神/芝3000m |
22/09/25 3神戸新聞杯 G2 中京/芝2200m |
22/06/05 1一宮特別 2勝 中京/芝2200m |
22/05/07 3京都新聞杯 G2 中京/芝2200m |
3 | 5 | 95.2 |
牡9 栗 音無秀孝 |
57.0 |
177.1 ⑮ |
25/01/05 13日刊中山金 G3 中山/芝2000m |
24/11/24 13ジャパンC G1 東京/芝2400m |
24/10/06 11毎日王冠 G2 東京/芝1800m |
24/06/23 13宝塚記念 G1 京都/芝2200m |
24/06/01 6鳴尾記念 G3 京都/芝2000m |
24/05/05 14新潟大賞典 G3 新潟/芝2000m |
24/02/18 15フェブラリ G1 東京/ダ1600m |
24/01/21 10AJCC G2 中山/芝2200m |
3 | 6 | 96.2 |
セ5 美 上原博之 |
57.0 |
64.4 ⑫ |
24/10/27 10天皇賞(秋 G1 東京/芝2000m |
24/09/22 9オールカマ G2 中山/芝2200m |
24/05/04 6メトロポリ L 東京/芝2400m |
24/02/17 7ダイヤモン G3 東京/芝3400m |
23/12/23 1グレイトフ 3勝 中山/芝2500m |
23/11/18 3比叡S 3勝 京都/芝2400m |
23/09/23 1九十九里特 2勝 中山/芝2500m |
23/09/02 4赤倉特別 2勝 新潟/芝2000m |
4 | 7 | 95.7 |
牡6 美 手塚貴久 |
57.0 |
354.2 ⑯ |
24/07/14 9函館記念 G3 函館/芝2000m |
24/05/05 7新潟大賞典 G3 新潟/芝2000m |
24/02/25 5中山記念 G2 中山/芝1800m |
24/01/06 3日刊中山金 G3 中山/芝2000m |
23/11/18 2アンドロメ L 京都/芝2000m |
23/10/15 6オクトーバ L 東京/芝2000m |
23/08/26 1WASJ2 3勝 札幌/芝2000m |
23/07/29 5STV賞 3勝 札幌/芝2000m |
4 | 8 |
牡4 栗 安田翔伍 |
58.0 |
3.1 ② |
24/12/22 3有馬記念 G1 中山/芝2500m |
24/10/20 6菊花賞 G1 京都/芝3000m |
24/05/26 1東京優駿 G1 東京/芝2400m |
24/04/14 除外皐月賞 G1 中山/芝2000m |
24/01/14 1京成杯 G3 中山/芝2000m |
23/11/25 4京都2歳S G3 京都/芝2000m |
23/10/28 1京都/芝1800m |
23/10/09 4東京/芝1600m |
|
5 | 9 | 99.1 |
牡7 栗 池江泰寿 |
57.0 |
19.2 ⑦ |
24/11/30 2チャレンジ G3 京都/芝2000m |
24/11/16 4アンドロメ L 京都/芝2000m |
24/08/11 3小倉記念 G3 中京/芝2000m |
24/06/01 5鳴尾記念 G3 京都/芝2000m |
24/02/18 取消小倉大賞典 G3 小倉/芝1800m |
23/11/18 1アンドロメ L 京都/芝2000m |
23/10/15 3オクトーバ L 東京/芝2000m |
23/04/30 14天皇賞(春 G1 京都/芝3200m |
5 | 10 | 96.0 |
牡4 栗 坂口智康 |
56.0 |
37.3 ⑨ |
24/10/20 5菊花賞 G1 京都/芝3000m |
24/09/22 6神戸新聞杯 G2 中京/芝2200m |
24/05/26 17東京優駿 G1 東京/芝2400m |
24/04/14 13皐月賞 G1 中山/芝2000m |
24/02/04 1きさらぎ賞 G3 京都/芝1800m |
23/12/02 1阪神/芝2000m |
||
6 | 11 |
牡6 栗 昆貢 |
57.0 |
11.7 ③ |
24/12/07 3中日新聞杯 G3 中京/芝2000m |
24/04/28 13天皇賞(春 G1 京都/芝3200m |
24/03/23 4日経賞 G2 中山/芝2500m |
24/02/11 9京都記念 G2 京都/芝2200m |
24/01/06 7日刊中山金 G3 中山/芝2000m |
23/12/02 5チャレンジ G3 阪神/芝2000m |
23/09/24 12オールカマ G2 中山/芝2200m |
23/08/20 14札幌記念 G2 札幌/芝2000m |
|
6 | 12 | 99.2 |
牡8 美 和田勇介 |
57.0 |
14.8 ⑤ |
24/11/10 1福島記念 G3 福島/芝2000m |
24/07/07 7七夕賞 G3 福島/芝2000m |
24/03/10 5金鯱賞 G2 中京/芝2000m |
24/01/06 13日刊中山金 G3 中山/芝2000m |
23/09/24 13オールカマ G2 中山/芝2200m |
23/07/16 9函館記念 G3 函館/芝2000m |
23/07/02 1巴賞 OP 函館/芝1800m |
23/03/12 3金鯱賞 G2 中京/芝2000m |
7 | 13 | 95.8 |
牡4 美 加藤士津 |
57.0 |
13.2 ④ |
24/12/07 6中日新聞杯 G3 中京/芝2000m |
24/10/20 14菊花賞 G1 京都/芝3000m |
24/09/16 2セントライ G2 中山/芝2200m |
24/05/26 6東京優駿 G1 東京/芝2400m |
24/04/14 2皐月賞 G1 中山/芝2000m |
24/03/03 1ディープ記 G2 中山/芝2000m |
24/01/08 2中山/芝2000m |
23/11/25 8京都2歳S G3 京都/芝2000m |
7 | 14 | 92.9 |
牡7 B 美 高木登 |
57.0 |
354.2 ⑯ |
24/12/15 5ディセンバ L 中山/芝1800m |
24/08/10 10BSN賞 L 新潟/ダ1800m |
24/07/27 10関越S OP 新潟/芝1800m |
24/03/23 10日経賞 G2 中山/芝2500m |
24/02/25 8中山記念 G2 中山/芝1800m |
24/01/21 11AJCC G2 中山/芝2200m |
23/11/18 6アンドロメ L 京都/芝2000m |
23/10/28 1魚沼S 3勝 新潟/芝2000m |
7 | 15 | 96.8 |
牡8 栗 森秀行 |
57.0 |
--- ⑱ |
24/12/07 9中日新聞杯 G3 中京/芝2000m |
24/02/24 5レッドSTH サウ/芝3000m |
23/12/02 13チャレンジ G3 阪神/芝2000m |
23/10/29 8天皇賞(秋 G1 東京/芝2000m |
23/09/24 11オールカマ G2 中山/芝2200m |
23/08/13 1小倉記念 G3 小倉/芝2000m |
23/07/09 8七夕賞 G3 福島/芝2000m |
23/02/25 7レッドSTH サウ/芝3000m |
8 | 16 | 95.9 |
セ7 B 美 堀宣行 |
58.0 |
44.3 ⑩ |
24/08/18 8札幌記念 G2 札幌/芝2000m |
24/07/14 6函館記念 G3 函館/芝2000m |
24/04/28 14天皇賞(春 G1 京都/芝3200m |
24/01/21 1AJCC G2 中山/芝2200m |
23/11/05 3アルゼンチ G2 東京/芝2500m |
23/10/09 1六社S 3勝 東京/芝2400m |
23/06/24 3江の島S 3勝 東京/芝2000m |
23/02/04 3早春S 3勝 東京/芝2400m |
8 | 17 | 93.1 |
セ7 栗 昆貢 |
57.0 |
70.9 ⑬ |
24/11/30 15チャレンジ G3 京都/芝2000m |
24/10/27 15カシオペア L 京都/芝1800m |
24/09/22 2オールカマ G2 中山/芝2200m |
24/08/18 7札幌記念 G2 札幌/芝2000m |
24/07/14 3函館記念 G3 函館/芝2000m |
24/06/01 13鳴尾記念 G3 京都/芝2000m |
24/05/11 8都大路S L 京都/芝1800m |
24/04/14 9福島民報杯 L 福島/芝2000m |
8 | 18 | 95.8 |
牡6 B 美 牧光二 |
57.0 |
54.5 ⑪ |
25/01/05 3日刊中山金 G3 中山/芝2000m |
24/10/13 1オクトーバ L 東京/芝2000m |
24/07/07 9七夕賞 G3 福島/芝2000m |
24/04/14 2福島民報杯 L 福島/芝2000m |
24/02/25 10中山記念 G2 中山/芝1800m |
24/01/06 4日刊中山金 G3 中山/芝2000m |
23/12/09 1常総S 3勝 中山/芝1800m |
23/10/09 8六社S 3勝 東京/芝2400m |
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プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」×競馬プロファイラー「キムラヨウヘイ」がAJCCを大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!
出演:スガダイ(予想神) キムラヨウヘイ(競馬プロファイラー) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
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日曜日に行われるAJCCの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ライラック【B】
美浦W併走(22日)。ひと頃と比べれば前後のバランスが良くなり、フォームの柔軟性も増している。あと少し後肢の蹴りに力強さがほしいが、走り全体の雰囲気は決して悪くない。レース当日までの微調整でさらに上向くようであれば、怖い存在になりそうだ。
②レーベンスティール【A】
美浦W併走(23日)。僚馬2頭を壁にして折り合いをつけつつ、スムーズなコーナリング。直線では最内から軽い促しに好反応を示し、手応え優勢のかたちでゴールを迎えた。フォームのバランスが良く、推進力をじゅうぶんに感じる走り。合格点の仕上がりだろう。
③ポタジェ【C】
栗東坂路併走(22日)。最後まで集中力を切らさず走れていた点は評価できる。反面、いい頃に比べると体の柔軟性を欠き、鞍上の仕掛けに対する反応も渋い。ラストの加速も物足りない印象。それなりに前向きな気持ちは見せていたが、まだまだ良化の余地を残しているように思える。
④ボルドグフーシュ【B】
栗東坂路単走(22日)。頭の高い走法だが、もともとそういう馬。深刻にとらえなくてもいい。脚さばきは柔らかく、手前変換も比較的スムーズ。鞍上の促しに対する反応と伸びも良かった。残念だったのは、ゴール前で手前を戻してしまったこと。今回はB判定にとどめておきたい。
⑤カラテ【B】
栗東坂路併走(22日)。併走表記だが、ラストはほぼ単走に等しい内容。サンデーファンデーを主体とした映像構成のため、ゴール前の走りこそ確認できなかったものの、直線中盤あたりまでは、地面をしっかりとらえて登坂。首高めのフォームは相変わらずだが、パワフルに駆けることができていた。状態が悪いという印象はなく、この馬なりに順調といえる。
⑥ニシノレヴナント【B】
美浦W併走(22日)。直線に入ると手前をコロコロ替える。ただ、それによるロスは少なく、器用な馬と考えたほうがいいのかもしれない。やや頭の位置は高いものの、併走パートナーに歩調を合わせて比較的余裕のある走り。ゴール後も気合を入れて、字面の時計以上の負荷はかかっている。順調と判断したい。
⑦マイネルクリソーラ【C】
美浦W併走(22日)。低めの重心を保ちつつ、キビキビとした動きでコーナーを回る。しかしながら、直線では手前がスッと替わらず、ハミに頼りがちな走り。いい頃と比べてゴール前の伸びも物足りない。脚さばき自体は悪くないのだが……。本当に良くなるのは、ここを使ってからかもしれない。
⑧ダノンデサイル【A】
栗東坂路併走(22日)。手前替えの際に首を振る仕草は変わっていないが、それを除けば軸ブレの少ないフォームでリズム良く登坂。きちんと折り合いがつき、迫力のある動きで一歩一歩が力強い。それでいて前走の当該週(当時はCW)に見られた尾の余計な力みが、当時より薄れているのも好印象。状態は良く映る。高く評価したい。
⑨ディープモンスター【C】
栗東CW単走(22日)。霜の降りた馬場を気にしたのか、地面をしっかりつかむことができていない感じ。そのせいか、いつもより歩幅が狭く映る。追われて首が高くなったのも気になるところ。軽いタッチの走りをする馬ゆえ、理想は脚を取られにくい馬場コンディションだろう。
⑩ビザンチンドリーム【B】
栗東坂路単走(22日)。首の位置が高く、直線序盤は行きたがるところを見せる。ただ、前走の当該週と比べて蛇行する面が薄れており、そのぶん最後の踏ん張りが増している印象。走りの見映えはあまり良くないが、坂路ではいつもこんな感じなので、過度に気にする必要はない。悪くない仕上がり。
⑪マテンロウレオ【B】
栗東CW単走(22日)。右回り直線での左手前が長続きしないが、これはもはや癖のようなもの。それによるロスは少なく、ゴール前の走りにも迫力があった。前走時の状態を大きく上回るとはいかないまでも、劣るという印象はまったくない。穴候補として一考の余地はある。
⑫アラタ【C】
美浦W単走(22日)。頭高めの走法はいつものこと。それは深刻に考えなくてもいい。ただ、鞍上の促しに対する反応が渋く、なかなか重心が下がらない。ラストもキレという面ではひと息だった。控えめな調整とはいえ、もう少しメリハリのある動きをしてほしいところ。高評価するには躊躇してしまう内容だった。
⑬コスモキュランダ【B】
美浦坂路併走(22日)。コーナーから直線入り口までは、僚馬の後ろで折り合いに専念。きちんとタメをつくることができていたし、その後の鞍上のゴーサインにもピリッと反応。しまいの伸びも良かった。姿勢が高くキレ不足にも見えた、1週前より動きの質が向上した印象。このひと追いで仕上げは間に合いそうだ。
⑭ホウオウリアリティ【B】
美浦W併走(22日)。首高めのフォームながらも、地面をたたきつけるような力強い脚さばきでズンズンと進む。鞍上の合図にもきちんと対応しており、最後まで集中を切らさず駆けることができている。厳しく見れば、あと少しラストの動きにキレがほしいが、調子が悪いという印象はない。いい意味での平行線だろう。
⑮エヒト【C】
栗東坂路単走(22日)。やや斜めに構えたフォーム、不器用な手前替えはいつもと同じ。それ自体をマイナス視する必要はない。ただ、後肢を蹴り出す方向が悪いせいか、ササり気味の登坂なのは気になるところ。ゴール前で気を抜くような感じになったのもいただけない。もっと上の走りがある馬。評価は上げづらい。
⑯チャックネイト【B】
美浦W併走(22日)。前週にコーナーから促して、負荷をしっかりかけたことが功を奏したのか、当時のズブい面が薄れ、そのぶん走りに素軽さが出てきた。若干ふわふわしていた1週前とは違い、最後まで低い姿勢を保っていたのも好感。着々と調子を取り戻してきている印象を持つ。
⑰アウスヴァール【B】
栗東CW単走(22日)。入念に攻めを積んだ効果もあってか、前走の中間より前向きさが伝わってくる走り。脚さばきに硬さは見られず、手前替えもスムーズ。重心が低くなり、そのぶん体の使い方も良くなっている。絶好調時の迫力には及ばないまでも、かなり状態を持ち直してきた印象。侮れない1頭だ。
⑱ボーンディスウェイ【B】
美浦W併走(22日)。前躯の筋肉量が多いため、そのぶん首の可動域がやや狭く、前さばきも少し硬く映る。しかしながら、脚取りはしっかりしており、スピードの乗りも悪くはない。キレこそあまり感じないが、それなりに持ち味は出せている印象。ひとまず順調とみてよさそうだ。
◆アウスヴァール・昆助手「オールカマー(2着)の時とは馬場状態もメンバーも違う。この馬の競馬ができれば」
◆アラタ・大野騎手「8歳でもフレッシュで前走はいいころの走りだった。時計がかかれば」
◆エヒト・森秀師「近走も着順ほど内容は悪くない。いい状態で臨めると思う」
◆カラテ・音無師「仕掛けると力むところが見られる。前半から無理せずに行きたい」
◆コスモキュランダ・伊藤助手「スタートの一歩目を改善できるようトモを強化してきた。舞台適性を生かしたい」
♦ダノンデサイル・安田師「求めていることに向けていいきっかけになってほしい。その中でも結果を求めて行きたい」
◆チャックネイト・堀師「昨年より力強さが出て、いい状態。ただ、今年は馬場も違うし、メンバーも強い」
◆ディープモンスター・池江師「オーバーワークは避けることができた。距離延長でもリズム重視で運べれば」
◆ニシノレヴナント・上原博師「いい状態を維持。力をつけているし、コースや距離もいい」
◆ビザンチンドリーム・坂口師「スタートもだんだん上手になっている。流れに乗りたい」
◆ホウオウリアリティ・高木師「ひと叩きした上積みはありそう」
◆ポタジェ・友道師「3カ月近く在厩していますが、落ち着いています」
♦ボルドグフージュ・宮本師「故障前の状態に少しずつ近づいている」
◆ボーンディスウェイ・牧師「変わらず順調にきている。前走はうまく走ってくれた」
◆マイネルクリソーラ・手塚久師「転厩してきて疲れがあったので、じっくり休ませた。体はできている」
◆マテンロウレオ・昆助手「競馬にいってスムーズに折り合って運べるか」
◆ライラック・相沢師「落ち着きがあり、動きもすごくいいと(石川)裕紀人も言っていた。展開がはまれば」
2015年以降(過去10年)の性別成績は、牡馬【9.9.9.100】、牝馬【0.0.1.6】、せん馬【1.1.0.5】。サンプル数が少ないとはいえ、傾向的に牝馬は連対(2着以内)候補として強調しづらい。また、せん馬の好走(3着以内)は、前走重賞3着以内からの臨戦馬に限られる。その点には注意したい。
(減点対象馬)
①ライラック ⑥ニシノレヴナント ⑯チャックネイト ⑰アウスヴァール
前走の着順に関しては、左回りのグレード競走なら不問。それ以外の場合は、右回りのグレード競走が11着以内、非グレード競走(左右不問)であれば2着以内が理想。2015年以降、この条件を満たしていなかった非左回りグレード競走組は、もれなく2着連対圏を逃している。
(減点対象馬)
⑤カラテ ⑭ホウオウリアリティ ⑰アウスヴァール
前走の着順については、左回りのグレード競走なら問わないが、右回りのG1であれば10番人気以内、右回りのG2・G3は8番人気以内、非グレード競走(左右不問)の場合は1番人気がひとつの目安。2015年以降の1~2着全馬が、この条件をクリアしていた。
(減点対象馬)
③ポタジェ ⑤カラテ ⑦マイネルクリソーラ ⑭ホウオウリアリティ ⑰アウスヴァール
2015年以降の1~3着馬延べ30頭のうち、26頭は前走の3~4角通過順が9番手以内だった。例外の4頭は、いずれも前走G1出走馬。前走がG1以外のレース、かつ後方の位置取りだった馬は、分が悪い傾向にあるようだ。
(減点対象馬)
④ボルドグフーシュ ⑤カラテ ⑨ディープモンスター ⑪マテンロウレオ ⑫アラタ ⑭ホウオウリアリティ
2015年以降の1~2着馬20頭は、いずれも近4走内にJRA重賞で5着以内の入線経験があった。この条件に合致しない馬は、過信禁物とみておきたい。
(減点対象馬)
①ライラック ③ポタジェ ⑤カラテ ⑭ホウオウリアリティ ⑮エヒト
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直近5年を振り返ると、U指数5位以内の馬がコンスタントに好走していることがわかる。また、二桁順位の馬券絡みはない。よって、中心は指数上位勢というスタンスは揺るがない。7番人気の低評価ながら1位にランクされ、見事に勝利をもぎ取った2019年のシャケトラのようなオイシイ狙い目を探り当てたいところだ。
最上位評価すべきなのは、堂々U指数トップに立っている②レーベンスティール(99.6)。G1でも「スムーズなら」と思わせる走りを見せている高い実力の持ち主で、同じコースのセントライト記念、オールカマーを制している舞台巧者ぶりも光る。この条件なら、ほぼ確実に優勝争いを演じてくれるだろう。
2位⑧ダノンデサイル(99.3)も絶対に外せない1頭。言わずと知れた昨年の日本ダービー馬で、中山でもしっかり実績を残している。本調子でなければ立場的にここを使うはずはなく、陣営が自信を持っている様子もうかがえる。こちらを中心にするという手も、もちろんアリだ。
そのほか、どんな条件、どんな相手でも大崩れなく走ることができる4位⑨ディープモンスター(99.1)と、長期休養明けの前走の内容が上々だった8位④ボルドグフーシュ(96.6)を押さえておきたい。
中山競馬場の外回りコースで施行されることからロングスパート勝負になりやすく、トニービンやMill Reefといった欧州血脈の持久力が活きやすい。レース史上2頭目となる2連覇を果たしたネヴァブション(母の父Mill Reef)、のちに種牡馬としても勝ち馬を出す2012年ルーラーシップ(母の父トニービン)は最たる例といえるだろう。なお、近年はキングカメハメハやラストタイクーンを介してMill Reefの血を引く馬が多い。
ほか、Devil's BagやSingspiel、グラスワンダーなど、Soaringを牝祖とする種牡馬の血脈も存在感を放ち、2013年1着ダノンバラード、2016年1着ディサイファ、2016年2着スーパームーンは、同一族の直系として好走している。
アラタは、父キングカメハメハ×母サンシャイン(母の父ハーツクライ)。同産駒は延べ12頭が出走して、12年1着ルーラーシップ、22年3着&24年2着ボッケリーニが馬券圏内に好走。なお、その2頭は母系にトニービンとノーザンテーストの血脈を持つことで共通していた。本馬はノーザンテーストの血こそ引かないものの、母の父を介してトニービンを保持。また、ハーツクライの血脈は、昨年の勝ち馬を出した勢いからも注目に値する。
マテンロウレオは、父ハーツクライ×母サラトガヴィーナス(母の父ブライアンズタイム)。同産駒は延べ7頭の出走ながら、13年3着アドマイヤラクティ、14年3着フェイムゲーム、24年1着チャックネイトと好走例が多く、17年ワンアンドオンリー、20年サトノクロニクルの2頭も掲示板を確保する5着で入線していた。なお、本馬は「母の父Roberto系」となる配合のため、昨年の勝ち馬チャックネイトの血統構成を引き合いに出しやすい。
ビザンチンドリームは、父エピファネイア×母ジャポニカーラ(母の父ジャングルポケット)。同産駒には21年の勝ち馬アリストテレスがおり、昨年もモリアーナが3着とアタマ差の4着に健闘。なお、直近5年で「父または母の父がRoberto系」となる馬が3勝していることからも、父系の血筋は評価しやすい印象を受ける。ほか、14年1着ヴェルデグリーンを想起させるスペシャルウィークとジャングルポケットを併せ持つ配合も興味深い。
過去の勝ち馬の欄には、スピードシンボリ、タケホープ、グリーングラス、ホウヨウボーイ、アンバーシャダイ、ミホシンザンなど、往年の名馬の名前がズラリと並ぶ格式高い一戦。第39回(1998年)は、このレースを含め4連勝で天皇賞馬へと上り詰めるメジロブライトが快勝。続く第40回(1999年)は、前年のダービー馬スペシャルウィークの参戦がおおいに話題を集めた(1番人気で堂々1着)。近年はビッグネームの参戦が減った感もあるが、無類の中山巧者ぶりを発揮して勝った第48回(2007年)のマツリダゴッホ、レース史上2頭目となる2連覇を飾った第50~51回(2009~10年)のネヴァブション、ルーラーシップとの父仔制覇を果たした第59回(2018年)のダンビュライトなど、個性派たちが存在感を示している。