今週の重賞レース

2025年1月25日() 小倉牝馬S G3
2025年1月26日() アメリカJCC G2 プロキオンS G2

アメリカJCC G2

日程:2025年1月26日() 15:45 中山/芝2200m
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【AJCC2025特集】4枠8番ダノンデサイル、1枠2番レーベンスティール、5枠10番ビザンチンドリームが伝統の古馬中長距離で激突

【AJCC2025特集】4枠8番ダノンデサイル、1枠2番レーベンスティール、5枠10番ビザンチンドリームが伝統の古馬中長距離で激突

26日に中山競馬場で行われるAJCC(G2・芝2200m)の枠順が24日、確定した。

昨年の日本ダービー馬ダノンデサイルは4枠8番に決定。菊花賞と有馬記念は人気を下回る着順となってしまったが、高い力量の持ち主であることは周知のとおり。状態さえ整っていれば、当然主力級の扱いが必要だろう。

中山巧者の1枠2番レーベンスティールも要注目の存在。ほか、菊花賞で5着健闘の5枠10番ビザンチンドリーム、2022年の有馬記念2着馬2枠4番ボルドグフーシュ、チャレンジC2着から臨むディープモンスターが5枠9番などとなっている。

ウマニティ重賞攻略では、6つの視点から「AJCCの予想」を開催週の木曜日以降に随時更新しています。 ①プロ予想(金曜日)②調教予想(木曜日・金曜日)③血統予想(土曜日)④U指数予想(土曜日)⑤データ予想(土曜日)⑥馬場予想(日曜日)レース検討に是非ご活用ください!

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予想
U指数
馬名
性齢・調教師
騎手
負担重量
予想
オッズ
 
前走
 
2走前
 
3走前
 
4走前
 
5走前
 
6走前
 
7走前
 
8走前
1 1 96.2

ライラック

牝6

 相沢郁

石川裕紀

55.0

26.3 ⑧

24/11/10

6

エリザベス G1

京都/芝2200m

24/10/14

13

府中牝馬S G2

東京/芝1800m

24/05/12

14

ヴィクトリ G1

東京/芝1600m

24/04/06

10

阪神牝馬S G2

阪神/芝1600m

23/12/24

13

有馬記念 G1

中山/芝2500m

23/11/12

4

エリザベス G1

京都/芝2200m

23/10/14

3

府中牝馬S G2

東京/芝1800m

23/06/25

17

宝塚記念 G1

阪神/芝2200m

1 2 ウマニティ会員

レーベンスティール

牡5

 田中博康

C.ルメー

58.0

2.3 ①

24/10/27

8

天皇賞(秋 G1

東京/芝2000m

24/09/22

1

オールカマ G2

中山/芝2200m

24/06/09

1

エプソムC G3

東京/芝1800m

24/05/05

11

新潟大賞典 G3

新潟/芝2000m

23/12/10

8

香港ヴァーズ  

香港/芝2400m

23/09/18

1

セントライ G2

中山/芝2200m

23/07/02

3

ラジNIK G3

福島/芝1800m

23/05/14

1

1勝クラス  

東京/芝1800m

2 3 98.7

ポタジェ

牡8

 友道康夫

岩田望来

58.0

118.1 ⑭

23/04/02

10

大阪杯 G1

阪神/芝2000m

23/03/12

6

金鯱賞 G2

中京/芝2000m

22/12/25

12

有馬記念 G1

中山/芝2500m

22/10/30

13

天皇賞(秋 G1

東京/芝2000m

22/10/09

6

毎日王冠 G2

東京/芝1800m

22/06/26

11

宝塚記念 G1

阪神/芝2200m

22/04/03

1

大阪杯 G1

阪神/芝2000m

22/03/13

4

金鯱賞 G2

中京/芝2000m

2 4 96.6

ボルドグフーシュ

牡6

 宮本博

内田博幸

57.0

18.7 ⑥

24/11/30

4

チャレンジ G3

京都/芝2000m

23/04/30

6

天皇賞(春 G1

京都/芝3200m

23/03/19

2

阪神大賞典 G2

阪神/芝3000m

22/12/25

2

有馬記念 G1

中山/芝2500m

22/10/23

2

菊花賞 G1

阪神/芝3000m

22/09/25

3

神戸新聞杯 G2

中京/芝2200m

22/06/05

1

一宮特別 2勝

中京/芝2200m

22/05/07

3

京都新聞杯 G2

中京/芝2200m

3 5 95.2

カラテ

牡9

 音無秀孝

杉原誠人

57.0

177.1 ⑮

25/01/05

13

日刊中山金 G3

中山/芝2000m

24/11/24

13

ジャパンC G1

東京/芝2400m

24/10/06

11

毎日王冠 G2

東京/芝1800m

24/06/23

13

宝塚記念 G1

京都/芝2200m

24/06/01

6

鳴尾記念 G3

京都/芝2000m

24/05/05

14

新潟大賞典 G3

新潟/芝2000m

24/02/18

15

フェブラリ G1

東京/ダ1600m

24/01/21

10

AJCC G2

中山/芝2200m

3 6 96.2

ニシノレヴナント

セ5

 上原博之

田辺裕信

57.0

64.4 ⑫

24/10/27

10

天皇賞(秋 G1

東京/芝2000m

24/09/22

9

オールカマ G2

中山/芝2200m

24/05/04

6

メトロポリ L

東京/芝2400m

24/02/17

7

ダイヤモン G3

東京/芝3400m

23/12/23

1

グレイトフ 3勝

中山/芝2500m

23/11/18

3

比叡S 3勝

京都/芝2400m

23/09/23

1

九十九里特 2勝

中山/芝2500m

23/09/02

4

赤倉特別 2勝

新潟/芝2000m

4 7 95.7

マイネルクリソーラ

牡6

 手塚貴久

津村明秀

57.0

354.2 ⑯

24/07/14

9

函館記念 G3

函館/芝2000m

24/05/05

7

新潟大賞典 G3

新潟/芝2000m

24/02/25

5

中山記念 G2

中山/芝1800m

24/01/06

3

日刊中山金 G3

中山/芝2000m

23/11/18

2

アンドロメ L

京都/芝2000m

23/10/15

6

オクトーバ L

東京/芝2000m

23/08/26

1

WASJ2 3勝

札幌/芝2000m

23/07/29

5

STV賞 3勝

札幌/芝2000m

4 8 ウマニティ会員

ダノンデサイル

牡4

 安田翔伍

戸崎圭太

58.0

3.1 ②

24/12/22

3

有馬記念 G1

中山/芝2500m

24/10/20

6

菊花賞 G1

京都/芝3000m

24/05/26

1

東京優駿 G1

東京/芝2400m

24/04/14

除外

皐月賞 G1

中山/芝2000m

24/01/14

1

京成杯 G3

中山/芝2000m

23/11/25

4

京都2歳S G3

京都/芝2000m

23/10/28

1

未勝利   

京都/芝1800m

23/10/09

4

新馬   

東京/芝1600m

5 9 99.1

ディープモンスター

牡7

 池江泰寿

浜中俊

57.0

19.2 ⑦

24/11/30

2

チャレンジ G3

京都/芝2000m

24/11/16

4

アンドロメ L

京都/芝2000m

24/08/11

3

小倉記念 G3

中京/芝2000m

24/06/01

5

鳴尾記念 G3

京都/芝2000m

24/02/18

取消

小倉大賞典 G3

小倉/芝1800m

23/11/18

1

アンドロメ L

京都/芝2000m

23/10/15

3

オクトーバ L

東京/芝2000m

23/04/30

14

天皇賞(春 G1

京都/芝3200m

5 10 96.0

ビザンチンドリーム

牡4

 坂口智康

A.ルメー

56.0

37.3 ⑨

24/10/20

5

菊花賞 G1

京都/芝3000m

24/09/22

6

神戸新聞杯 G2

中京/芝2200m

24/05/26

17

東京優駿 G1

東京/芝2400m

24/04/14

13

皐月賞 G1

中山/芝2000m

24/02/04

1

きさらぎ賞 G3

京都/芝1800m

23/12/02

1

新馬   

阪神/芝2000m

6 11 ウマニティ会員

マテンロウレオ

牡6

 昆貢

横山典弘

57.0

11.7 ③

24/12/07

3

中日新聞杯 G3

中京/芝2000m

24/04/28

13

天皇賞(春 G1

京都/芝3200m

24/03/23

4

日経賞 G2

中山/芝2500m

24/02/11

9

京都記念 G2

京都/芝2200m

24/01/06

7

日刊中山金 G3

中山/芝2000m

23/12/02

5

チャレンジ G3

阪神/芝2000m

23/09/24

12

オールカマ G2

中山/芝2200m

23/08/20

14

札幌記念 G2

札幌/芝2000m

6 12 99.2

アラタ

牡8

 和田勇介

大野拓弥

57.0

14.8 ⑤

24/11/10

1

福島記念 G3

福島/芝2000m

24/07/07

7

七夕賞 G3

福島/芝2000m

24/03/10

5

金鯱賞 G2

中京/芝2000m

24/01/06

13

日刊中山金 G3

中山/芝2000m

23/09/24

13

オールカマ G2

中山/芝2200m

23/07/16

9

函館記念 G3

函館/芝2000m

23/07/02

1

巴賞 OP

函館/芝1800m

23/03/12

3

金鯱賞 G2

中京/芝2000m

7 13 95.8

コスモキュランダ

牡4

 加藤士津

横山武史

57.0

13.2 ④

24/12/07

6

中日新聞杯 G3

中京/芝2000m

24/10/20

14

菊花賞 G1

京都/芝3000m

24/09/16

2

セントライ G2

中山/芝2200m

24/05/26

6

東京優駿 G1

東京/芝2400m

24/04/14

2

皐月賞 G1

中山/芝2000m

24/03/03

1

ディープ記 G2

中山/芝2000m

24/01/08

2

1勝クラス  

中山/芝2000m

23/11/25

8

京都2歳S G3

京都/芝2000m

7 14 92.9

ホウオウリアリティ

牡7 B

 高木登

菅原明良

57.0

354.2 ⑯

24/12/15

5

ディセンバ L

中山/芝1800m

24/08/10

10

BSN賞 L

新潟/ダ1800m

24/07/27

10

関越S OP

新潟/芝1800m

24/03/23

10

日経賞 G2

中山/芝2500m

24/02/25

8

中山記念 G2

中山/芝1800m

24/01/21

11

AJCC G2

中山/芝2200m

23/11/18

6

アンドロメ L

京都/芝2000m

23/10/28

1

魚沼S 3勝

新潟/芝2000m

7 15 96.8

エヒト

牡8

 森秀行

吉田豊

57.0

--- ⑱

24/12/07

9

中日新聞杯 G3

中京/芝2000m

24/02/24

5

レッドSTH  

サウ/芝3000m

23/12/02

13

チャレンジ G3

阪神/芝2000m

23/10/29

8

天皇賞(秋 G1

東京/芝2000m

23/09/24

11

オールカマ G2

中山/芝2200m

23/08/13

1

小倉記念 G3

小倉/芝2000m

23/07/09

8

七夕賞 G3

福島/芝2000m

23/02/25

7

レッドSTH  

サウ/芝3000m

8 16 95.9

チャックネイト

セ7 B

 堀宣行

R.キング

58.0

44.3 ⑩

24/08/18

8

札幌記念 G2

札幌/芝2000m

24/07/14

6

函館記念 G3

函館/芝2000m

24/04/28

14

天皇賞(春 G1

京都/芝3200m

24/01/21

1

AJCC G2

中山/芝2200m

23/11/05

3

アルゼンチ G2

東京/芝2500m

23/10/09

1

六社S 3勝

東京/芝2400m

23/06/24

3

江の島S 3勝

東京/芝2000m

23/02/04

3

早春S 3勝

東京/芝2400m

8 17 93.1

アウスヴァール

セ7

 昆貢

横山和生

57.0

70.9 ⑬

24/11/30

15

チャレンジ G3

京都/芝2000m

24/10/27

15

カシオペア L

京都/芝1800m

24/09/22

2

オールカマ G2

中山/芝2200m

24/08/18

7

札幌記念 G2

札幌/芝2000m

24/07/14

3

函館記念 G3

函館/芝2000m

24/06/01

13

鳴尾記念 G3

京都/芝2000m

24/05/11

8

都大路S L

京都/芝1800m

24/04/14

9

福島民報杯 L

福島/芝2000m

8 18 95.8

ボーンディスウェイ

牡6 B

 牧光二

木幡巧也

57.0

54.5 ⑪

25/01/05

3

日刊中山金 G3

中山/芝2000m

24/10/13

1

オクトーバ L

東京/芝2000m

24/07/07

9

七夕賞 G3

福島/芝2000m

24/04/14

2

福島民報杯 L

福島/芝2000m

24/02/25

10

中山記念 G2

中山/芝1800m

24/01/06

4

日刊中山金 G3

中山/芝2000m

23/12/09

1

常総S 3勝

中山/芝1800m

23/10/09

8

六社S 3勝

東京/芝2400m

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調教
予想

【AJCC2025特集】ダノンデサイルをトップに、差なくレーベンスティールが続く!-追い切りチェック(最終版)

【AJCC2025特集】ダノンデサイルをトップに、差なくレーベンスティールが続く!-追い切りチェック(最終版)

日曜日に行われるAJCCの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

①ライラック【B】
美浦W併走(22日)。ひと頃と比べれば前後のバランスが良くなり、フォームの柔軟性も増している。あと少し後肢の蹴りに力強さがほしいが、走り全体の雰囲気は決して悪くない。レース当日までの微調整でさらに上向くようであれば、怖い存在になりそうだ。

②レーベンスティール【A
美浦W併走(23日)。僚馬2頭を壁にして折り合いをつけつつ、スムーズなコーナリング。直線では最内から軽い促しに好反応を示し、手応え優勢のかたちでゴールを迎えた。フォームのバランスが良く、推進力をじゅうぶんに感じる走り。合格点の仕上がりだろう。

③ポタジェ【C】
栗東坂路併走(22日)。最後まで集中力を切らさず走れていた点は評価できる。反面、いい頃に比べると体の柔軟性を欠き、鞍上の仕掛けに対する反応も渋い。ラストの加速も物足りない印象。それなりに前向きな気持ちは見せていたが、まだまだ良化の余地を残しているように思える。

④ボルドグフーシュ【B】
栗東坂路単走(22日)。頭の高い走法だが、もともとそういう馬。深刻にとらえなくてもいい。脚さばきは柔らかく、手前変換も比較的スムーズ。鞍上の促しに対する反応と伸びも良かった。残念だったのは、ゴール前で手前を戻してしまったこと。今回はB判定にとどめておきたい。

⑤カラテ【B】
栗東坂路併走(22日)。併走表記だが、ラストはほぼ単走に等しい内容。サンデーファンデーを主体とした映像構成のため、ゴール前の走りこそ確認できなかったものの、直線中盤あたりまでは、地面をしっかりとらえて登坂。首高めのフォームは相変わらずだが、パワフルに駆けることができていた。状態が悪いという印象はなく、この馬なりに順調といえる。

⑥ニシノレヴナント【B】
美浦W併走(22日)。直線に入ると手前をコロコロ替える。ただ、それによるロスは少なく、器用な馬と考えたほうがいいのかもしれない。やや頭の位置は高いものの、併走パートナーに歩調を合わせて比較的余裕のある走り。ゴール後も気合を入れて、字面の時計以上の負荷はかかっている。順調と判断したい。

⑦マイネルクリソーラ【C】
美浦W併走(22日)。低めの重心を保ちつつ、キビキビとした動きでコーナーを回る。しかしながら、直線では手前がスッと替わらず、ハミに頼りがちな走り。いい頃と比べてゴール前の伸びも物足りない。脚さばき自体は悪くないのだが……。本当に良くなるのは、ここを使ってからかもしれない。

⑧ダノンデサイル【A
栗東坂路併走(22日)。手前替えの際に首を振る仕草は変わっていないが、それを除けば軸ブレの少ないフォームでリズム良く登坂。きちんと折り合いがつき、迫力のある動きで一歩一歩が力強い。それでいて前走の当該週(当時はCW)に見られた尾の余計な力みが、当時より薄れているのも好印象。状態は良く映る。高く評価したい。

⑨ディープモンスター【C】
栗東CW単走(22日)。霜の降りた馬場を気にしたのか、地面をしっかりつかむことができていない感じ。そのせいか、いつもより歩幅が狭く映る。追われて首が高くなったのも気になるところ。軽いタッチの走りをする馬ゆえ、理想は脚を取られにくい馬場コンディションだろう。

⑩ビザンチンドリーム【B】
栗東坂路単走(22日)。首の位置が高く、直線序盤は行きたがるところを見せる。ただ、前走の当該週と比べて蛇行する面が薄れており、そのぶん最後の踏ん張りが増している印象。走りの見映えはあまり良くないが、坂路ではいつもこんな感じなので、過度に気にする必要はない。悪くない仕上がり。

⑪マテンロウレオ【B】
栗東CW単走(22日)。右回り直線での左手前が長続きしないが、これはもはや癖のようなもの。それによるロスは少なく、ゴール前の走りにも迫力があった。前走時の状態を大きく上回るとはいかないまでも、劣るという印象はまったくない。穴候補として一考の余地はある。

⑫アラタ【C】
美浦W単走(22日)。頭高めの走法はいつものこと。それは深刻に考えなくてもいい。ただ、鞍上の促しに対する反応が渋く、なかなか重心が下がらない。ラストもキレという面ではひと息だった。控えめな調整とはいえ、もう少しメリハリのある動きをしてほしいところ。高評価するには躊躇してしまう内容だった。

⑬コスモキュランダ【B】
美浦坂路併走(22日)。コーナーから直線入り口までは、僚馬の後ろで折り合いに専念。きちんとタメをつくることができていたし、その後の鞍上のゴーサインにもピリッと反応。しまいの伸びも良かった。姿勢が高くキレ不足にも見えた、1週前より動きの質が向上した印象。このひと追いで仕上げは間に合いそうだ。

⑭ホウオウリアリティ【B】
美浦W併走(22日)。首高めのフォームながらも、地面をたたきつけるような力強い脚さばきでズンズンと進む。鞍上の合図にもきちんと対応しており、最後まで集中を切らさず駆けることができている。厳しく見れば、あと少しラストの動きにキレがほしいが、調子が悪いという印象はない。いい意味での平行線だろう。

⑮エヒト【C】
栗東坂路単走(22日)。やや斜めに構えたフォーム、不器用な手前替えはいつもと同じ。それ自体をマイナス視する必要はない。ただ、後肢を蹴り出す方向が悪いせいか、ササり気味の登坂なのは気になるところ。ゴール前で気を抜くような感じになったのもいただけない。もっと上の走りがある馬。評価は上げづらい。

⑯チャックネイト【B】
美浦W併走(22日)。前週にコーナーから促して、負荷をしっかりかけたことが功を奏したのか、当時のズブい面が薄れ、そのぶん走りに素軽さが出てきた。若干ふわふわしていた1週前とは違い、最後まで低い姿勢を保っていたのも好感。着々と調子を取り戻してきている印象を持つ。

⑰アウスヴァール【B】
栗東CW単走(22日)。入念に攻めを積んだ効果もあってか、前走の中間より前向きさが伝わってくる走り。脚さばきに硬さは見られず、手前替えもスムーズ。重心が低くなり、そのぶん体の使い方も良くなっている。絶好調時の迫力には及ばないまでも、かなり状態を持ち直してきた印象。侮れない1頭だ。

⑱ボーンディスウェイ【B】
美浦W併走(22日)。前躯の筋肉量が多いため、そのぶん首の可動域がやや狭く、前さばきも少し硬く映る。しかしながら、脚取りはしっかりしており、スピードの乗りも悪くはない。キレこそあまり感じないが、それなりに持ち味は出せている印象。ひとまず順調とみてよさそうだ。

【調教予想からの注目馬】
A判定は2頭。⑧ダノンデサイルを筆頭に挙げたい。1週前のCW併せ馬では、なめらかかつ力強い動きを披露。確認程度の内容だった当該週の坂路併せ馬でも、変に気負うことなく快活な走りを見せた。前走の中間とは違い、1週前、当該週と2週続けて直線での手前替えをこなしたあたりにも、精神状態の良さがうかがえる。力を発揮できる態勢と判断したい。

差のない次点に、②レーベンスティール。好バランスのフォーム、推進力をじゅうぶんに感じる走りが印象深い。この馬とすれば、気合が先走ることなく我慢がきいているのも好感度大。ここまでは順調なので、あとは本番の道中において掛かる面が強く出なければ、といったところか。

<注目馬>
ダノンデサイル ②レーベンスティール

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厩舎
の話

ダノンデサイル「求めていることに向けていいきっかけになってほしい」

ダノンデサイル「求めていることに向けていいきっかけになってほしい」

アウスヴァール・昆助手「オールカマー(2着)の時とは馬場状態もメンバーも違う。この馬の競馬ができれば」

アラタ・大野騎手「8歳でもフレッシュで前走はいいころの走りだった。時計がかかれば」

エヒト・森秀師「近走も着順ほど内容は悪くない。いい状態で臨めると思う」

カラテ・音無師「仕掛けると力むところが見られる。前半から無理せずに行きたい」

コスモキュランダ・伊藤助手「スタートの一歩目を改善できるようトモを強化してきた。舞台適性を生かしたい」

ダノンデサイル・安田師「求めていることに向けていいきっかけになってほしい。その中でも結果を求めて行きたい」

チャックネイト・堀師「昨年より力強さが出て、いい状態。ただ、今年は馬場も違うし、メンバーも強い」

ディープモンスター・池江師「オーバーワークは避けることができた。距離延長でもリズム重視で運べれば」

ニシノレヴナント・上原博師「いい状態を維持。力をつけているし、コースや距離もいい」

ビザンチンドリーム・坂口師「スタートもだんだん上手になっている。流れに乗りたい」

ホウオウリアリティ・高木師「ひと叩きした上積みはありそう」

ポタジェ・友道師「3カ月近く在厩していますが、落ち着いています」

♦ボルドグフージュ・宮本師「故障前の状態に少しずつ近づいている」

ボーンディスウェイ・牧師「変わらず順調にきている。前走はうまく走ってくれた」

マイネルクリソーラ・手塚久師「転厩してきて疲れがあったので、じっくり休ませた。体はできている」

マテンロウレオ・昆助手「競馬にいってスムーズに折り合って運べるか」

ライラック・相沢師「落ち着きがあり、動きもすごくいいと(石川)裕紀人も言っていた。展開がはまれば」

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データ
予想

【AJCC2025特集】5項目で減点なし5頭の中からビザンチンドリームを推す

【性別】

2015年以降(過去10年)の性別成績は、牡馬【9.9.9.100】、牝馬【0.0.1.6】、せん馬【1.1.0.5】。サンプル数が少ないとはいえ、傾向的に牝馬は連対(2着以内)候補として強調しづらい。また、せん馬の好走(3着以内)は、前走重賞3着以内からの臨戦馬に限られる。その点には注意したい。

(減点対象馬)
①ライラック ⑥ニシノレヴナント ⑯チャックネイト ⑰アウスヴァール

【前走着順】

前走の着順に関しては、左回りのグレード競走なら不問。それ以外の場合は、右回りのグレード競走が11着以内、非グレード競走(左右不問)であれば2着以内が理想。2015年以降、この条件を満たしていなかった非左回りグレード競走組は、もれなく2着連対圏を逃している。

(減点対象馬)
⑤カラテ ⑭ホウオウリアリティ ⑰アウスヴァール

【前走人気】

前走の着順については、左回りのグレード競走なら問わないが、右回りのG1であれば10番人気以内、右回りのG2・G3は8番人気以内、非グレード競走(左右不問)の場合は1番人気がひとつの目安。2015年以降の1~2着全馬が、この条件をクリアしていた。

(減点対象馬)
③ポタジェ ⑤カラテ ⑦マイネルクリソーラ ⑭ホウオウリアリティ ⑰アウスヴァール

【前走位置取り】

2015年以降の1~3着馬延べ30頭のうち、26頭は前走の3~4角通過順が9番手以内だった。例外の4頭は、いずれも前走G1出走馬。前走がG1以外のレース、かつ後方の位置取りだった馬は、分が悪い傾向にあるようだ。

(減点対象馬)
④ボルドグフーシュ ⑤カラテ ⑨ディープモンスター ⑪マテンロウレオ ⑫アラタ ⑭ホウオウリアリティ

【近走成績】

2015年以降の1~2着馬20頭は、いずれも近4走内にJRA重賞で5着以内の入線経験があった。この条件に合致しない馬は、過信禁物とみておきたい。

(減点対象馬)
①ライラック ③ポタジェ ⑤カラテ ⑭ホウオウリアリティ ⑮エヒト

【データ予想からの注目馬】
上記5項目で減点がないのは、②レーベンスティール、⑧ダノンデサイル、⑩ビザンチンドリーム、⑬コスモキュランダ、⑱ボーンディスウェイの5頭。

1番手には、⑩ビザンチンドリームを推したい。2015年以降、前走がAJCCより長い距離の国内G1競走、かつ1桁着順だった牡馬は【3.3.0.9】。そのなかでも、菊花賞で上がり3Fタイム最速をマークしていた馬は【1.1.0.0】という、少数精鋭の活躍を見せている。要注目の1頭だ。

過去10年、前走中日新聞杯組は【1.1.3.3】の好相性。それに該当する、⑬コスモキュランダも侮れない存在。以下、②レーベンスティール、⑧ダノンデサイル、⑱ボーンディスウェイらが続く。

<注目馬>
ビザンチンドリーム ⑬コスモキュランダ ②レーベンスティール ⑧ダノンデサイル ⑱ボーンディスウェイ

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【AJCC2025特集】重賞実績&中山適性文句なしのU指数上位2頭が本命候補!

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直近5年を振り返ると、U指数5位以内の馬がコンスタントに好走していることがわかる。また、二桁順位の馬券絡みはない。よって、中心は指数上位勢というスタンスは揺るがない。7番人気の低評価ながら1位にランクされ、見事に勝利をもぎ取った2019年のシャケトラのようなオイシイ狙い目を探り当てたいところだ。

最上位評価すべきなのは、堂々U指数トップに立っている②レーベンスティール(99.6)。G1でも「スムーズなら」と思わせる走りを見せている高い実力の持ち主で、同じコースのセントライト記念、オールカマーを制している舞台巧者ぶりも光る。この条件なら、ほぼ確実に優勝争いを演じてくれるだろう。

2位⑧ダノンデサイル(99.3)も絶対に外せない1頭。言わずと知れた昨年の日本ダービー馬で、中山でもしっかり実績を残している。本調子でなければ立場的にここを使うはずはなく、陣営が自信を持っている様子もうかがえる。こちらを中心にするという手も、もちろんアリだ。

そのほか、どんな条件、どんな相手でも大崩れなく走ることができる4位⑨ディープモンスター(99.1)と、長期休養明けの前走の内容が上々だった8位④ボルドグフーシュ(96.6)を押さえておきたい。

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血統
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【AJCC2025特集】ロングスパート勝負で活きるトニービンやMill Reefの持久力

【AJCC2025特集】ロングスパート勝負で活きるトニービンやMill Reefの持久力

中山競馬場の外回りコースで施行されることからロングスパート勝負になりやすく、トニービンやMill Reefといった欧州血脈の持久力が活きやすい。レース史上2頭目となる2連覇を果たしたネヴァブション(母の父Mill Reef)、のちに種牡馬としても勝ち馬を出す2012年ルーラーシップ(母の父トニービン)は最たる例といえるだろう。なお、近年はキングカメハメハやラストタイクーンを介してMill Reefの血を引く馬が多い。

ほか、Devil's BagやSingspiel、グラスワンダーなど、Soaringを牝祖とする種牡馬の血脈も存在感を放ち、2013年1着ダノンバラード、2016年1着ディサイファ、2016年2着スーパームーンは、同一族の直系として好走している。

アラタは、父キングカメハメハ×母サンシャイン(母の父ハーツクライ)。同産駒は延べ12頭が出走して、12年1着ルーラーシップ、22年3着&24年2着ボッケリーニが馬券圏内に好走。なお、その2頭は母系にトニービンとノーザンテーストの血脈を持つことで共通していた。本馬はノーザンテーストの血こそ引かないものの、母の父を介してトニービンを保持。また、ハーツクライの血脈は、昨年の勝ち馬を出した勢いからも注目に値する。

マテンロウレオは、父ハーツクライ×母サラトガヴィーナス(母の父ブライアンズタイム)。同産駒は延べ7頭の出走ながら、13年3着アドマイヤラクティ、14年3着フェイムゲーム、24年1着チャックネイトと好走例が多く、17年ワンアンドオンリー、20年サトノクロニクルの2頭も掲示板を確保する5着で入線していた。なお、本馬は「母の父Roberto系」となる配合のため、昨年の勝ち馬チャックネイトの血統構成を引き合いに出しやすい。

ビザンチンドリームは、父エピファネイア×母ジャポニカーラ(母の父ジャングルポケット)。同産駒には21年の勝ち馬アリストテレスがおり、昨年もモリアーナが3着とアタマ差の4着に健闘。なお、直近5年で「父または母の父がRoberto系」となる馬が3勝していることからも、父系の血筋は評価しやすい印象を受ける。ほか、14年1着ヴェルデグリーンを想起させるスペシャルウィークとジャングルポケットを併せ持つ配合も興味深い。

【血統予想からの注目馬】
アラタ ⑪マテンロウレオ ⑩ビザンチンドリーム

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過去10年の結果

【AJCC2025特集】過去のレース結果と結果U指数をチェック!

2024年1月21日() 中山/芝2200m
天候:曇 馬場:不良
アメリカジョッキーC2024
着順 馬番 馬名 騎手 タイム 着差 オッズ 人気 上3F U指数
1 11 チャックネイト R.キング 2:16.6 6.5 3 37.6 99.0
2 12 ボッケリーニ 浜中俊 2:16.6 ハナ 4.4 2 37.3 99.0
3 2 クロミナンス C.ルメール 2:16.8 1 1/4 7.6 5 37.5 98.0
4 3 モリアーナ 横山典弘 2:16.8 アタマ 7.5 4 36.9 98.0
5 1 マイネルウィルトス 横山武史 2:16.9 クビ 4.2 1 38.1 97.4
2023年1月22日() 中山/芝2200m
天候:晴 馬場:
アメリカジョッキーC2023
着順 馬番 馬名 騎手 タイム 着差 オッズ 人気 上3F U指数
1 4 ノースブリッジ 岩田康誠 2:13.5 8.6 4 34.8 101.7
2 9 エヒト 田中勝春 2:13.6 3/4 13.6 5 34.4 101.2
3 6 ユーバーレーベン M.デムーロ 2:13.7 3/4 8.0 3 34.9 100.6
4 14 ラーゴム T.バシュロ 2:13.9 3/4 35.0 8 35.4 99.6
5 10 ガイアフォース C.ルメール 2:14.0 3/4 1.8 1 35.2 99.0
2022年1月23日() 中山/芝2200m
天候:曇 馬場:
アメリカジョッキーC2022
着順 馬番 馬名 騎手 タイム 着差 オッズ 人気 上3F U指数
1 1 キングオブコージ 横山典弘 2:12.7 7.8 3 34.7 102.7
2 14 マイネルファンロン 松岡正海 2:12.9 1 1/2 87.9 11 35.1 101.7
3 9 ボッケリーニ 横山武史 2:13.0 1/2 10.4 4 35.5 101.1
4 2 アサマノイタズラ 嶋田純次 2:13.0 ハナ 18.8 7 34.8 101.1
5 6 ポタジェ 川田将雅 2:13.1 クビ 3.6 2 35.4 100.6

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歴史と
概要

【AJCC2025特集】レースの歴史や競走条件、歴代優勝馬は?

2018年の優勝馬ダンビュライト
2018年の優勝馬ダンビュライト

過去の勝ち馬の欄には、スピードシンボリ、タケホープ、グリーングラス、ホウヨウボーイ、アンバーシャダイミホシンザンなど、往年の名馬の名前がズラリと並ぶ格式高い一戦。第39回(1998年)は、このレースを含め4連勝で天皇賞馬へと上り詰めるメジロブライトが快勝。続く第40回(1999年)は、前年のダービー馬スペシャルウィークの参戦がおおいに話題を集めた(1番人気で堂々1着)。近年はビッグネームの参戦が減った感もあるが、無類の中山巧者ぶりを発揮して勝った第48回(2007年)のマツリダゴッホ、レース史上2頭目となる2連覇を飾った第50~51回(2009~10年)のネヴァブションルーラーシップとの父仔制覇を果たした第59回(2018年)のダンビュライトなど、個性派たちが存在感を示している。

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