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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | 8 | 牡4 | 58.0 | 戸崎圭太 | 栗 安田翔伍 | 516(-4) | 2.12.1 | 2.6 | 1 | 36.0 | ⑦⑦⑦⑤ | |||
2 | 6 | 11 | 牡6 | 57.0 | 横山典弘 | 栗 昆貢 | 480(-2) | 2.12.2 | 3/4 | 24.3 | 6 | 36.3 | ③③③⑤ | ||
3 | 7 | 13 | 牡4 | 57.0 | 横山武史 | 美 加藤士津 | 510(+6) | 2.12.2 | ハナ | 7.4 | 3 | 36.4 | ⑭⑬③② | ||
4 | 2 | 4 | 牡6 | 57.0 | 内田博幸 | 栗 宮本博 | 506(-10) | 2.12.6 | 2 1/2 | 8.2 | 4 | 36.1 | ⑨⑨⑫⑫ | ||
5 | 1 | 1 | 牝6 | 55.0 | 石川裕紀 | 美 相沢郁 | 444(-4) | 2.12.7 | クビ | 40.3 | 9 | 36.3 | ⑨⑨⑩⑩ | ||
6 | 5 | 10 | 牡4 | 56.0 | A.ルメー | 栗 坂口智康 | 460(+4) | 2.12.8 | 1 | 17.4 | 5 | 36.5 | ⑯⑮⑩⑩ | ||
7 | 8 | 18 | 牡6 | 57.0 | 木幡巧也 | 美 牧光二 | 498(0) | B | 2.12.9 | アタマ | 41.0 | 10 | 37.0 | ⑤⑤③③ | |
8 | 7 | 15 | 牡8 | 57.0 | 吉田豊 | 栗 森秀行 | 470(-4) | 2.12.9 | クビ | 212.4 | 16 | 36.8 | ⑤⑤⑦⑦ | ||
9 | 4 | 7 | 牡6 | 57.0 | 津村明秀 | 美 手塚貴久 | 462(+6) | 2.13.0 | 1/2 | 191.9 | 15 | 36.2 | ⑪⑪⑭⑫ | ||
10 | 5 | 9 | 牡7 | 57.0 | 浜中俊 | 栗 池江泰寿 | 466(-2) | 2.13.0 | ハナ | 27.6 | 7 | 36.4 | ⑯⑰⑬⑭ | ||
11 | 3 | 5 | 牡9 | 57.0 | 杉原誠人 | 栗 音無秀孝 | 538(-8) | 2.13.2 | 1 | 244.5 | 17 | 36.0 | ⑭⑮⑰⑮ | ||
12 | 1 | 2 | 牡5 | 58.0 | C.ルメー | 美 田中博康 | 492(+12) | 2.13.2 | クビ | 2.9 | 2 | 37.1 | ⑦⑦⑦⑦ | ||
13 | 8 | 16 | セ7 | 58.0 | R.キング | 美 堀宣行 | 498(+28) | B | 2.13.4 | 1 | 28.6 | 8 | 37.9 | ②②①① | |
14 | 6 | 12 | 牡8 | 57.0 | 大野拓弥 | 美 和田勇介 | 486(+12) | 2.13.4 | クビ | 127.9 | 13 | 36.6 | ⑪⑪⑭⑮ | ||
15 | 2 | 3 | 牡8 | 58.0 | 岩田望来 | 栗 友道康夫 | 482(+10) | 2.13.7 | 1 1/2 | 142.2 | 14 | 37.7 | ③③⑥⑦ | ||
16 | 3 | 6 | セ5 | 57.0 | 田辺裕信 | 美 上原博之 | 500(+10) | 2.14.1 | 2 1/2 | 64.1 | 11 | 36.7 | ⑱⑱⑱⑱ | ||
17 | 7 | 14 | 牡7 | 57.0 | 菅原明良 | 美 高木登 | 492(+6) | B | 2.14.1 | クビ | 364.6 | 18 | 37.2 | ⑬⑬⑯⑰ | |
18 | 8 | 17 | セ7 | 57.0 | 横山和生 | 栗 昆貢 | 490(0) | 2.14.2 | クビ | 81.8 | 12 | 38.6 | ①①②③ |
ラップタイム | 12.8 - 11.4 - 12.3 - 12.0 - 12.1 - 11.9 - 11.7 - 11.3 - 11.8 - 12.2 - 12.6 |
---|---|
前半 | 12.8 - 24.2 - 36.5 - 48.5 - 60.6 |
後半 | 59.6 - 47.9 - 36.6 - 24.8 - 12.6 |
■払戻金
単勝 | 8 | 260円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 8 | 140円 | 1番人気 |
11 | 390円 | 6番人気 | |
13 | 230円 | 3番人気 | |
枠連 | 4-6 | 2,850円 | 12番人気 |
馬連 | 8-11 | 2,910円 | 8番人気 |
ワイド | 8-11 | 900円 | 9番人気 |
---|---|---|---|
8-13 | 450円 | 2番人気 | |
11-13 | 1,680円 | 19番人気 | |
馬単 | 8-11 | 3,770円 | 12番人気 |
3連複 | 8-11-13 | 5,660円 | 12番人気 |
3連単 | 8-11-13 | 24,660円 | 66番人気 |
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土曜日の中山芝のレース結果、近年のAJCCの結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
朝方の小雨にともない、土曜日の中山芝コースは良馬場(JRA発表)ながらも、若干しっとりしたコンディション。年初から時計の鈍化があまり見られない馬場だったが、芝2000mで行われた11R・初富士S(4歳以上3勝クラス)の決着タイムは2分0秒7。開催終盤なりに、落ち着きつつある様子がうかがえる。
その一方、先団勢や好位差し組の勢いが衰えることはなく、芝競走4鞍における勝ち馬の最終4角通過順は1、1、1、6番手。4角先頭馬は【3.0.0.1】の好パフォーマンス。4角8番手以下通過馬の複勝圏入りはゼロとなっている。前めに位置した馬が恵まれやすく、末脚一手の後方待機組には厳しい状況だったようだ。
日曜日開催中の天気予報は晴れベース(26日7時の時点)。馬場の含水量や傷みの進み具合が分かりにくく、枠順の有利不利に関しては読みづらい面もある。ただ、仮柵沿いの傷みが進んでいる点を勘案すれば、真ん中より外の枠がマイナスに働くことはないはず。5枠より外の馬に対する警戒を怠ることはできないだろう。
脚質については判断に悩ましい。だが、馬場の傷みが広がりつつあることを踏まえると、速い上がりを武器とする馬にとっては辛い状況が続きそうだ。従って前日に引き続き、ある程度の位置から運べそうな馬が優位という捉え方が正解のように思える。
なお、近年のAJCCでは、前走の最終4角通過順が1桁だった馬が堅調。直近5年の1着全馬が、この条件をクリアしている。位置取りという面は、先述した想定にもマッチすることから、該当馬は人気の有無にかかわらずチェックしておきたい。
また、近走の成績も大事な要素。直近5年の優勝馬5頭は、いずれも近3走内にG1・G2のレースで掲示板(5着以内)を確保した経験があった。グレード別定戦ということもあってか、近走のハイグレード競走にて善戦・好走歴を持つ馬が結果を出す傾向が強い。今年もこの条件を満たしている馬は、高く評価してしかるべきだ。
今回のAJCCの出走メンバーで、先述した要点(5~8枠+前走位置取り+近走成績)をクリアしているのは、⑪マテンロウレオ、⑬コスモキュランダ、⑰アウスヴァール。従って当欄では、これら3頭を注目株として推奨したい。
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日曜日に行われるAJCCの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ライラック【B】
美浦W併走(22日)。ひと頃と比べれば前後のバランスが良くなり、フォームの柔軟性も増している。あと少し後肢の蹴りに力強さがほしいが、走り全体の雰囲気は決して悪くない。レース当日までの微調整でさらに上向くようであれば、怖い存在になりそうだ。
②レーベンスティール【A】
美浦W併走(23日)。僚馬2頭を壁にして折り合いをつけつつ、スムーズなコーナリング。直線では最内から軽い促しに好反応を示し、手応え優勢のかたちでゴールを迎えた。フォームのバランスが良く、推進力をじゅうぶんに感じる走り。合格点の仕上がりだろう。
③ポタジェ【C】
栗東坂路併走(22日)。最後まで集中力を切らさず走れていた点は評価できる。反面、いい頃に比べると体の柔軟性を欠き、鞍上の仕掛けに対する反応も渋い。ラストの加速も物足りない印象。それなりに前向きな気持ちは見せていたが、まだまだ良化の余地を残しているように思える。
④ボルドグフーシュ【B】
栗東坂路単走(22日)。頭の高い走法だが、もともとそういう馬。深刻にとらえなくてもいい。脚さばきは柔らかく、手前変換も比較的スムーズ。鞍上の促しに対する反応と伸びも良かった。残念だったのは、ゴール前で手前を戻してしまったこと。今回はB判定にとどめておきたい。
⑤カラテ【B】
栗東坂路併走(22日)。併走表記だが、ラストはほぼ単走に等しい内容。サンデーファンデーを主体とした映像構成のため、ゴール前の走りこそ確認できなかったものの、直線中盤あたりまでは、地面をしっかりとらえて登坂。首高めのフォームは相変わらずだが、パワフルに駆けることができていた。状態が悪いという印象はなく、この馬なりに順調といえる。
⑥ニシノレヴナント【B】
美浦W併走(22日)。直線に入ると手前をコロコロ替える。ただ、それによるロスは少なく、器用な馬と考えたほうがいいのかもしれない。やや頭の位置は高いものの、併走パートナーに歩調を合わせて比較的余裕のある走り。ゴール後も気合を入れて、字面の時計以上の負荷はかかっている。順調と判断したい。
⑦マイネルクリソーラ【C】
美浦W併走(22日)。低めの重心を保ちつつ、キビキビとした動きでコーナーを回る。しかしながら、直線では手前がスッと替わらず、ハミに頼りがちな走り。いい頃と比べてゴール前の伸びも物足りない。脚さばき自体は悪くないのだが……。本当に良くなるのは、ここを使ってからかもしれない。
⑧ダノンデサイル【A】
栗東坂路併走(22日)。手前替えの際に首を振る仕草は変わっていないが、それを除けば軸ブレの少ないフォームでリズム良く登坂。きちんと折り合いがつき、迫力のある動きで一歩一歩が力強い。それでいて前走の当該週(当時はCW)に見られた尾の余計な力みが、当時より薄れているのも好印象。状態は良く映る。高く評価したい。
⑨ディープモンスター【C】
栗東CW単走(22日)。霜の降りた馬場を気にしたのか、地面をしっかりつかむことができていない感じ。そのせいか、いつもより歩幅が狭く映る。追われて首が高くなったのも気になるところ。軽いタッチの走りをする馬ゆえ、理想は脚を取られにくい馬場コンディションだろう。
⑩ビザンチンドリーム【B】
栗東坂路単走(22日)。首の位置が高く、直線序盤は行きたがるところを見せる。ただ、前走の当該週と比べて蛇行する面が薄れており、そのぶん最後の踏ん張りが増している印象。走りの見映えはあまり良くないが、坂路ではいつもこんな感じなので、過度に気にする必要はない。悪くない仕上がり。
⑪マテンロウレオ【B】
栗東CW単走(22日)。右回り直線での左手前が長続きしないが、これはもはや癖のようなもの。それによるロスは少なく、ゴール前の走りにも迫力があった。前走時の状態を大きく上回るとはいかないまでも、劣るという印象はまったくない。穴候補として一考の余地はある。
⑫アラタ【C】
美浦W単走(22日)。頭高めの走法はいつものこと。それは深刻に考えなくてもいい。ただ、鞍上の促しに対する反応が渋く、なかなか重心が下がらない。ラストもキレという面ではひと息だった。控えめな調整とはいえ、もう少しメリハリのある動きをしてほしいところ。高評価するには躊躇してしまう内容だった。
⑬コスモキュランダ【B】
美浦坂路併走(22日)。コーナーから直線入り口までは、僚馬の後ろで折り合いに専念。きちんとタメをつくることができていたし、その後の鞍上のゴーサインにもピリッと反応。しまいの伸びも良かった。姿勢が高くキレ不足にも見えた、1週前より動きの質が向上した印象。このひと追いで仕上げは間に合いそうだ。
⑭ホウオウリアリティ【B】
美浦W併走(22日)。首高めのフォームながらも、地面をたたきつけるような力強い脚さばきでズンズンと進む。鞍上の合図にもきちんと対応しており、最後まで集中を切らさず駆けることができている。厳しく見れば、あと少しラストの動きにキレがほしいが、調子が悪いという印象はない。いい意味での平行線だろう。
⑮エヒト【C】
栗東坂路単走(22日)。やや斜めに構えたフォーム、不器用な手前替えはいつもと同じ。それ自体をマイナス視する必要はない。ただ、後肢を蹴り出す方向が悪いせいか、ササり気味の登坂なのは気になるところ。ゴール前で気を抜くような感じになったのもいただけない。もっと上の走りがある馬。評価は上げづらい。
⑯チャックネイト【B】
美浦W併走(22日)。前週にコーナーから促して、負荷をしっかりかけたことが功を奏したのか、当時のズブい面が薄れ、そのぶん走りに素軽さが出てきた。若干ふわふわしていた1週前とは違い、最後まで低い姿勢を保っていたのも好感。着々と調子を取り戻してきている印象を持つ。
⑰アウスヴァール【B】
栗東CW単走(22日)。入念に攻めを積んだ効果もあってか、前走の中間より前向きさが伝わってくる走り。脚さばきに硬さは見られず、手前替えもスムーズ。重心が低くなり、そのぶん体の使い方も良くなっている。絶好調時の迫力には及ばないまでも、かなり状態を持ち直してきた印象。侮れない1頭だ。
⑱ボーンディスウェイ【B】
美浦W併走(22日)。前躯の筋肉量が多いため、そのぶん首の可動域がやや狭く、前さばきも少し硬く映る。しかしながら、脚取りはしっかりしており、スピードの乗りも悪くはない。キレこそあまり感じないが、それなりに持ち味は出せている印象。ひとまず順調とみてよさそうだ。
◆アウスヴァール・昆助手「オールカマー(2着)の時とは馬場状態もメンバーも違う。この馬の競馬ができれば」
◆アラタ・大野騎手「8歳でもフレッシュで前走はいいころの走りだった。時計がかかれば」
◆エヒト・森秀師「近走も着順ほど内容は悪くない。いい状態で臨めると思う」
◆カラテ・音無師「仕掛けると力むところが見られる。前半から無理せずに行きたい」
◆コスモキュランダ・伊藤助手「スタートの一歩目を改善できるようトモを強化してきた。舞台適性を生かしたい」
♦ダノンデサイル・安田師「求めていることに向けていいきっかけになってほしい。その中でも結果を求めて行きたい」
◆チャックネイト・堀師「昨年より力強さが出て、いい状態。ただ、今年は馬場も違うし、メンバーも強い」
◆ディープモンスター・池江師「オーバーワークは避けることができた。距離延長でもリズム重視で運べれば」
◆ニシノレヴナント・上原博師「いい状態を維持。力をつけているし、コースや距離もいい」
◆ビザンチンドリーム・坂口師「スタートもだんだん上手になっている。流れに乗りたい」
◆ホウオウリアリティ・高木師「ひと叩きした上積みはありそう」
◆ポタジェ・友道師「3カ月近く在厩していますが、落ち着いています」
♦ボルドグフージュ・宮本師「故障前の状態に少しずつ近づいている」
◆ボーンディスウェイ・牧師「変わらず順調にきている。前走はうまく走ってくれた」
◆マイネルクリソーラ・手塚久師「転厩してきて疲れがあったので、じっくり休ませた。体はできている」
◆マテンロウレオ・昆助手「競馬にいってスムーズに折り合って運べるか」
◆ライラック・相沢師「落ち着きがあり、動きもすごくいいと(石川)裕紀人も言っていた。展開がはまれば」
2015年以降(過去10年)の性別成績は、牡馬【9.9.9.100】、牝馬【0.0.1.6】、せん馬【1.1.0.5】。サンプル数が少ないとはいえ、傾向的に牝馬は連対(2着以内)候補として強調しづらい。また、せん馬の好走(3着以内)は、前走重賞3着以内からの臨戦馬に限られる。その点には注意したい。
(減点対象馬)
①ライラック ⑥ニシノレヴナント ⑯チャックネイト ⑰アウスヴァール
前走の着順に関しては、左回りのグレード競走なら不問。それ以外の場合は、右回りのグレード競走が11着以内、非グレード競走(左右不問)であれば2着以内が理想。2015年以降、この条件を満たしていなかった非左回りグレード競走組は、もれなく2着連対圏を逃している。
(減点対象馬)
⑤カラテ ⑭ホウオウリアリティ ⑰アウスヴァール
前走の着順については、左回りのグレード競走なら問わないが、右回りのG1であれば10番人気以内、右回りのG2・G3は8番人気以内、非グレード競走(左右不問)の場合は1番人気がひとつの目安。2015年以降の1~2着全馬が、この条件をクリアしていた。
(減点対象馬)
③ポタジェ ⑤カラテ ⑦マイネルクリソーラ ⑭ホウオウリアリティ ⑰アウスヴァール
2015年以降の1~3着馬延べ30頭のうち、26頭は前走の3~4角通過順が9番手以内だった。例外の4頭は、いずれも前走G1出走馬。前走がG1以外のレース、かつ後方の位置取りだった馬は、分が悪い傾向にあるようだ。
(減点対象馬)
④ボルドグフーシュ ⑤カラテ ⑨ディープモンスター ⑪マテンロウレオ ⑫アラタ ⑭ホウオウリアリティ
2015年以降の1~2着馬20頭は、いずれも近4走内にJRA重賞で5着以内の入線経験があった。この条件に合致しない馬は、過信禁物とみておきたい。
(減点対象馬)
①ライラック ③ポタジェ ⑤カラテ ⑭ホウオウリアリティ ⑮エヒト
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直近5年を振り返ると、U指数5位以内の馬がコンスタントに好走していることがわかる。また、二桁順位の馬券絡みはない。よって、中心は指数上位勢というスタンスは揺るがない。7番人気の低評価ながら1位にランクされ、見事に勝利をもぎ取った2019年のシャケトラのようなオイシイ狙い目を探り当てたいところだ。
最上位評価すべきなのは、堂々U指数トップに立っている②レーベンスティール(99.6)。G1でも「スムーズなら」と思わせる走りを見せている高い実力の持ち主で、同じコースのセントライト記念、オールカマーを制している舞台巧者ぶりも光る。この条件なら、ほぼ確実に優勝争いを演じてくれるだろう。
2位⑧ダノンデサイル(99.3)も絶対に外せない1頭。言わずと知れた昨年の日本ダービー馬で、中山でもしっかり実績を残している。本調子でなければ立場的にここを使うはずはなく、陣営が自信を持っている様子もうかがえる。こちらを中心にするという手も、もちろんアリだ。
そのほか、どんな条件、どんな相手でも大崩れなく走ることができる4位⑨ディープモンスター(99.1)と、長期休養明けの前走の内容が上々だった8位④ボルドグフーシュ(96.6)を押さえておきたい。
中山競馬場の外回りコースで施行されることからロングスパート勝負になりやすく、トニービンやMill Reefといった欧州血脈の持久力が活きやすい。レース史上2頭目となる2連覇を果たしたネヴァブション(母の父Mill Reef)、のちに種牡馬としても勝ち馬を出す2012年ルーラーシップ(母の父トニービン)は最たる例といえるだろう。なお、近年はキングカメハメハやラストタイクーンを介してMill Reefの血を引く馬が多い。
ほか、Devil's BagやSingspiel、グラスワンダーなど、Soaringを牝祖とする種牡馬の血脈も存在感を放ち、2013年1着ダノンバラード、2016年1着ディサイファ、2016年2着スーパームーンは、同一族の直系として好走している。
アラタは、父キングカメハメハ×母サンシャイン(母の父ハーツクライ)。同産駒は延べ12頭が出走して、12年1着ルーラーシップ、22年3着&24年2着ボッケリーニが馬券圏内に好走。なお、その2頭は母系にトニービンとノーザンテーストの血脈を持つことで共通していた。本馬はノーザンテーストの血こそ引かないものの、母の父を介してトニービンを保持。また、ハーツクライの血脈は、昨年の勝ち馬を出した勢いからも注目に値する。
マテンロウレオは、父ハーツクライ×母サラトガヴィーナス(母の父ブライアンズタイム)。同産駒は延べ7頭の出走ながら、13年3着アドマイヤラクティ、14年3着フェイムゲーム、24年1着チャックネイトと好走例が多く、17年ワンアンドオンリー、20年サトノクロニクルの2頭も掲示板を確保する5着で入線していた。なお、本馬は「母の父Roberto系」となる配合のため、昨年の勝ち馬チャックネイトの血統構成を引き合いに出しやすい。
ビザンチンドリームは、父エピファネイア×母ジャポニカーラ(母の父ジャングルポケット)。同産駒には21年の勝ち馬アリストテレスがおり、昨年もモリアーナが3着とアタマ差の4着に健闘。なお、直近5年で「父または母の父がRoberto系」となる馬が3勝していることからも、父系の血筋は評価しやすい印象を受ける。ほか、14年1着ヴェルデグリーンを想起させるスペシャルウィークとジャングルポケットを併せ持つ配合も興味深い。
過去の勝ち馬の欄には、スピードシンボリ、タケホープ、グリーングラス、ホウヨウボーイ、アンバーシャダイ、ミホシンザンなど、往年の名馬の名前がズラリと並ぶ格式高い一戦。第39回(1998年)は、このレースを含め4連勝で天皇賞馬へと上り詰めるメジロブライトが快勝。続く第40回(1999年)は、前年のダービー馬スペシャルウィークの参戦がおおいに話題を集めた(1番人気で堂々1着)。近年はビッグネームの参戦が減った感もあるが、無類の中山巧者ぶりを発揮して勝った第48回(2007年)のマツリダゴッホ、レース史上2頭目となる2連覇を飾った第50~51回(2009~10年)のネヴァブション、ルーラーシップとの父仔制覇を果たした第59回(2018年)のダンビュライトなど、個性派たちが存在感を示している。