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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | 9 | 牡4 | 55.0 | C.ルメー | 栗 音無秀孝 | 478(+4) | 2.17.9 | 2.4 | 1 | 37.4 | ⑥⑥⑥④ | |||
2 | 2 | 4 | 牡4 | 55.0 | 池添謙一 | 栗 池江泰寿 | 494(+6) | 2.18.0 | 1/2 | 6.8 | 3 | 37.3 | ⑨⑨⑦⑦ | ||
3 | 4 | 8 | 牡5 | 56.0 | 三浦皇成 | 美 戸田博文 | 462(0) | 2.18.0 | クビ | 14.7 | 6 | 37.0 | ⑨⑪⑨⑧ | ||
4 | 6 | 12 | 牡6 | 56.0 | 石橋脩 | 栗 矢作芳人 | 464(-2) | 2.18.3 | 1 1/2 | 9.5 | 4 | 38.1 | ⑤④③④ | ||
5 | 5 | 10 | 牡5 | 56.0 | 北村宏司 | 栗 森田直行 | 476(+6) | 2.18.3 | ハナ | 18.4 | 7 | 37.1 | ⑮⑭⑫⑩ | ||
6 | 8 | 15 | 牝4 | 53.0 | 横山武史 | 美 手塚貴久 | 464(+4) | 2.18.3 | アタマ | 10.5 | 5 | 38.0 | ②②③④ | ||
7 | 8 | 17 | 牡7 | 56.0 | 田中勝春 | 栗 松永幹夫 | 472(+6) | 2.18.6 | 1 3/4 | 102.1 | 12 | 38.5 | ③③②① | ||
8 | 6 | 11 | 牡5 | 56.0 | 柴田大知 | 美 武藤善則 | 482(+8) | 2.18.8 | 1 1/4 | 218.2 | 14 | 38.6 | ⑥⑦③② | ||
9 | 4 | 7 | 牡5 | 56.0 | 津村明秀 | 栗 鮫島一歩 | 476(+2) | 2.18.9 | クビ | 19.9 | 8 | 37.3 | ⑭⑭⑯⑬ | ||
10 | 1 | 2 | 牡5 | 56.0 | 柴田善臣 | 美 中野栄治 | 486(+12) | 2.19.3 | 2 1/2 | 22.5 | 9 | 37.6 | ⑰⑯⑰⑮ | ||
11 | 1 | 1 | 牡4 | 56.0 | 戸崎圭太 | 美 国枝栄 | 500(+10) | 2.19.5 | 3/4 | 4.9 | 2 | 38.3 | ⑯⑯⑫⑧ | ||
12 | 3 | 6 | セ7 | 56.0 | 江田照男 | 美 小島茂之 | 496(+6) | 2.19.8 | 2 | 73.4 | 11 | 38.4 | ⑬⑬⑭⑬ | ||
13 | 2 | 3 | 牡8 | 56.0 | 高倉稜 | 栗 宮本博 | 504(+6) | 2.19.9 | 3/4 | 159.1 | 13 | 38.8 | ⑨⑨⑨⑫ | ||
14 | 7 | 13 | 牡8 | 56.0 | 宮崎北斗 | 美 栗田徹 | 488(-4) | 2.20.2 | 1 1/2 | 332.2 | 16 | 39.5 | ④④⑦⑩ | ||
15 | 8 | 16 | 牡6 | 56.0 | 武藤雅 | 美 矢野英一 | 526(+4) | 2.20.3 | クビ | 24.7 | 10 | 40.3 | ①①①② | ||
16 | 3 | 5 | 牡7 | 56.0 | 木幡巧也 | 美 粕谷昌央 | 470(+16) | 2.20.5 | 1 1/2 | 333.0 | 17 | 39.1 | ⑫⑫⑭⑮ | ||
17 | 7 | 14 | 牡5 | 56.0 | 杉原誠人 | 美 藤沢和雄 | 520(+6) | 2.21.1 | 3 1/2 | 246.1 | 15 | 40.1 | ⑥⑦⑨⑰ |
ラップタイム | 12.4 - 12.2 - 13.4 - 12.6 - 12.7 - 12.6 - 12.1 - 12.0 - 12.4 - 12.2 - 13.3 |
---|---|
前半 | 12.4 - 24.6 - 38.0 - 50.6 - 63.3 |
後半 | 62.0 - 49.9 - 37.9 - 25.5 - 13.3 |
■払戻金
単勝 | 9 | 240円 | 1番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 9 | 150円 | 1番人気 |
4 | 230円 | 4番人気 | |
8 | 280円 | 5番人気 | |
枠連 | 2-5 | 940円 | 3番人気 |
馬連 | 4-9 | 1,100円 | 2番人気 |
ワイド | 4-9 | 570円 | 4番人気 |
---|---|---|---|
8-9 | 940円 | 10番人気 | |
4-8 | 1,400円 | 22番人気 | |
馬単 | 9-4 | 1,480円 | 2番人気 |
3連複 | 4-8-9 | 5,000円 | 13番人気 |
3連単 | 9-4-8 | 14,640円 | 25番人気 |
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前年度第5回~今年度第1回中山開催の芝のレース結果、過去のアメリカジョッキークラブカップ(AJCC)の結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察していきます。予想の際にお役立てください。
土曜日の中山競馬場は朝から雨に見舞われ、終日降り続いた。馬場の重さがこたえたのか、内めを進んだ逃げ・先行馬が最後まで脚が続かない場面が続出。好位~中団で立ち回る馬に有利な状況と化した。
日曜日もあいにくの雨模様。さらにタフなコンディションになることは疑いようがない。また、内めの禿げた洋芝の下にある野芝部分や、路盤にも悪影響を及ぼし、内と中~外の状態差が拡大する可能性もある。
となれば、良好な部分を先んじてキープする馬の優位性が増してくるはず。枠順については、真ん中より外の5~8枠あたりが幅を利かせやすい馬場に推移していくのではないだろうか。
加えて、重たくなる馬場をこなすことが好走の最低条件となるため、過去の道悪実績を気に留めておく必要がある。稍重~不良(JRA発表)での勝利歴や重賞3着以内の経験がある馬は、忘れずにチェックしておきたい。
血統面については、前年12月以降の中山開催における芝2200mの結果を検証すると、ディープインパクトとステイゴールドの系統産駒が好調。父ロベルト系の奮闘も目につく。この3系統が優勢の状況とみていいだろう。
また、近5年のAJCCの好走馬をみると、父サンデーサイレンス系が優勢。ほかでは、ロベルト系や欧州ノーザンダンサー系、キングマンボ系といったパワーと持続力に優れたタイプの種牡馬を父あるいは母の父に持つ馬の上位進出も目立つ。
直近の中山開催と近年の当レースの傾向を合わせて考えると、シンプルにディープインパクトとステイゴールドの系統産駒、父ロベルト系が優位といえそう。そのなかでも、中山の芝2200・2500mの重賞で好走歴(3着以内)がある馬を重視したい。
今回の出走馬で、血統面と先述した馬場傾向(5~8枠+道悪実績)をともに満たしているのは、⑩モズベッロ、⑫ステイフーリッシュ、⑯ジェネラーレウーノ。従って当欄では、この3頭を注目株として推奨する。
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出演:スガダイ(予想神) 夢月(単勝スペシャリスト) 岡田大(ウマニティ編集長)
日曜日に行われるアメリカジョッキークラブカップの出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①サトノフラッグ【A】
美浦坂路併走。ほぼ馬任せで僚馬に並びかけ、そこで折り合いをつけると、余力を残したまま体勢有利でゴールした。柔らかく身体を使えているし、脚元の動きも力強い。上々の仕上がりだろう。
②サンアップルトン【B】
美浦坂路併走。僚馬と並んだ際に競る気配が薄いところは相変わらず。だが、走り自体に硬さはなく、前後左右のバランスもとれている。抜群とは言えないまでも、この馬なりに動ける状態とみたい。
③ノーブルマーズ【C】
栗東CW単走。それなりに速いラップを踏んできたが、この程度の走りは常に見せる馬。最近は粘りを欠くレースが続いているだけに……。ましてや明け8歳の休み明け。大望まではどうか。
④ヴェルトライゼンデ【B】
栗東CW併走。僚馬に並びかけたところで鞍上に促されると、素直に反応して先着を果たした。体を持て余し気味の走りではあるが、競る気配は出ているし、時計も及第点の水準。動ける態勢にあると判断したい。
⑤ソッサスブレイ【D】
美浦坂路単走。まっすぐ走れている点はいいのだが、頭の位置が高いうえに前肢の動きもスムーズさを欠き、スピードに乗るまでに時間を要している印象。相手強化のG2では強調材料に乏しい。
⑥ベストアプローチ【B】
美浦南W単走。緩めの内容ながら、気合乗りは十分。四肢の運びが軽く、ストライドも広くとれている。稽古映えする馬なので過度の評価はしづらいが、少なくとも前回のデキを下回るということはない。
⑦タガノディアマンテ【B】
栗東坂路併走。全体時計は地味ながらも、脚どりはしっかりしているし、鞍上の指示に対しても従順。少し前肢の動きが硬く映るが、この馬としてはバランス良く動けているほう。いい意味での平行線だろう。
⑧ラストドラフト【A】
美浦南P併走。前を走る僚馬に内から楽々と並びかけると、最後は余力を残したまま優勢の形でゴールした。走りやすいトラックとはいえ、首と前肢の連動性が高いフォームは見映えがする。いい状態でレースを迎えられるのではないか。
⑨アリストテレス【B】
栗東CW併走。前肢のさばきが硬く、スパッと切れる感じはないが、それは前回の最終追い時も同様。この馬なりに競る気配は示しているし、背中の安定性も高い。調子は決して悪くなく、一応の態勢は整ったとみる。
⑩モズベッロ【B】
栗東坂路併走。最後までしぶとく脚を伸ばして先着を果たした。派手なラップこそ刻んでいないが、適度な荒々しさに加え、良い意味の前進気勢が出てきたのは好印象。着実に状態は上向いている。
⑪ナイママ【C】
美浦南W単走。しまいを伸ばす調教を施し、マズマズの反応を示した。その一方で、上積みを感じるまでには至らず、今回の舞台で上位を望めるかどうかについては疑問。評価は上げづらい。
⑫ステイフーリッシュ【B】
栗東坂路併走。パートナーに手ごたえで見劣りするも、フォームは安定しており、脚元の動きも力強い。時計的にも、自身のパフォーマンスをきっちり示している。この馬なりに順調だろう。
⑬マイネルハニー【D】
美浦南W併走。手ごたえ優勢でゴールしたものの、前躯の動きがバラつき気味でフォームが安定しない。元来調教駆けする馬としては、上がりのラップも地味。今回は様子見が正解のように思える。
⑭ランフォザローゼス【D】
美浦南W併走。僚馬2頭のうち1頭をかわせずゴール。ゴール板あたりからステッキを入れて引き続き追うも、その後パスする場面は見られなかった。良化途上の感は拭えず、ここでは足りないだろう。
⑮ウインマリリン【B】
美浦南W併走。先行する僚馬を目標に進め、直線で追い出されると良い反応を示して先着を決めた。行きたがる仕草を見せている点は気になるものの、前膝を効果的に使った力強い走りは健在。及第点のデキにある。
⑯ジェネラーレウーノ【A】
美浦坂路単走。余力残しの内容ながら、気負うところなくスムーズな走りを見せた。体の張りも良く、時計に動きが伴っていなかった、近2走の中間時より雰囲気はいい。好仕上がり。
⑰ジャコマル【C】
栗東CW併走。先着したものの、鞍上がステッキを幾度も使っていたように、気勢の乗りは今ひとつ。強豪集う別定G2で勝ち負けに加わるには、もう一段階上の変わり身がほしい。
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◆ウインマリリン・手塚師「相変わらずテンションが高いが、状態はいい。前走の上位馬との比較からすれば牡馬相手のGIIでも楽しみ」
◆ヴェルトライゼンデ・池江師「菊花賞のあとも、きっちりと成長している。本当に良くなるのは、使ってからだろうが、中山は合う」
◆サトノフラッグ・国枝師「体はこの時期だから少し立派だけど、雰囲気はいい。道悪もこなしているし、弥生賞のようにうまいタイミングで外に出してくれれば」
◆サンアップルトン・柴田善騎手「以前よりしっかりした感じで雰囲気はすごくいい。2200メートルも守備範囲。今年の成長を期待している」
◆ジェネラーレウーノ・矢野師「体重が増えているが、雰囲気はいい。これが本来の姿。力の要る馬場も問題ない」
◆ジャコマル・松永幹師「前々でしぶとさを生かす競馬をしたい。雨で力がいる馬場も得意」
◆ステイフーリッシュ・矢作師「軽い骨折で間隔があいた。冬場の絞りにくい時期だが、動きは上々。中山との相性もいい」
◆ソッサスブレイ・粕谷師「脚元が悪く長く休んでいたが、暮れに使えたほどの仕上がり。どこまで頑張れるか」
◆タガノディアマンテ・鮫島師「距離の融通は利くが、1コーナーで力むところがあるので、気分よく行けるかだと思う」
◆ナイママ・武藤師「動きが軽快で状態はいい。馬場が悪くなれば他馬がマイナスのぶん、こちらに有利」
◆ノーブルマーズ・高倉騎手「1週前に負荷をかけたので、当週はやりすぎないように気をつけた。中山はいいが、雨が降るとよくない」
◆マイネルハニー・栗田師「馬場が渋りそうなのは歓迎だが、別定のGIIでは厳しそう」
◆モズベッロ・森田師「宝塚記念の頃と比べると8割ぐらいだが、前走に比べると良くなっている。コースとの相性もいいのは強調材料」
◆ラストドラフト・斎藤助手「先週より反応も息遣いもグッと良くなった。いい馬場に越したことはないが、力の要る馬場でもこなせると思う」
◆ランフォザローゼス・藤沢和師「体調は上がっているし、やる気も出てきた。大事に乗ればしまいは脚を使ってくれると思う」
★AJCCの出馬表はこちら 調教タイムも掲載
2011年以降の所属別成績は、美浦【5.7.7.65】、栗東【5.3.3.39】。連対率、複勝率の面で大きな偏りはない。その一方、美浦所属馬の2着連対圏入りは、芝のG1・G2で3着以内の好走歴があった馬に限定される。頭に入れておきたい傾向だ。
2011年以降の2着以内延べ20頭の馬齢をみると、4歳から8歳の範囲。ただし、4歳の2着連対圏入りは、前走2着以内、または前走で3番人気以内の高評価を受けた馬に限られる。その点には注意が必要だろう。
前走の着順に関しては、重賞なら不問だが、非重賞であれば2着がボーダーライン。2011年以降の1~2着全馬が該当する。前走で非重賞を使用し、3着以下に敗れていた馬の深追いは危険と言わざるを得ない。
前走の人気については、G1なら11番人気、G2・G3であれば8番人気、非重賞の場合は2番人気が最低ライン。2011年以降の2着以内全馬がこの条件をクリアしていた。
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直近5年のうち、3回でU指数1位が1着。2位の馬券絡みはないものの3~5位はコンスタントに好走しているので、中心は指数上位勢というスタンスは揺るがない。7番人気の低評価ながら1位にランクされ、見事に勝利をもぎ取った2019年のシャケトラのようなオイシイ狙い目を探り当てたいところだ。
二桁順位の好走も散見されるが、2016年2着のスーパームーン(10位、3番人気)、2017年3着のミライヘノツバサ(15位、3番人気)のように、たいていは上位人気を集めている。低指数馬については人気どころだけを押さえておけばいいだろう。
まずは昨年の2着馬で中山実績も十分の1位ステイフーリッシュ(99.8)を取り上げる。G1以外では1年以上掲示板を外していない安定感も評価したい。また、指数の伸びにくい古馬初対戦の明け4歳馬ながら5位に付けているヴェルトライゼンデ(96.8)も軽視は禁物だろう。
以下、戦績的に伸びしろ十分で、1番人気になってもおかしくない8位のアリストテレス(95.3)と、勢いのある4歳馬の陰に隠れて人気の盲点になりそうな3位のラストドラフト(97.7)も忘れずに絡めておきたい。
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中山競馬場の外回りコースで施行されることからロングスパート勝負になりやすく、トニービンを筆頭に欧州血脈の持続力が活きやすい。また、2200mという非根幹距離、トリッキーな小回りコースであることからネヴァブション(09年1着、10年1着、11年3着)やトウショウシロッコ(09年3着、10年3着)のようなリピート好走も目立ち、18年ダンビュライトにおいては12年ルーラーシップとの父仔制覇を果たしている。これら4頭からはMill ReefまたはRiverman(どちらも父Never Bend×母の父Princequillo系)も強調できそうで、昨年の1~3着(ブラストワンピース、ステイフーリッシュ、ラストドラフト)もラストタイクーン経由でMill Reefの血を引いていた。
アリストテレスは、父エピファネイア×母ブルーダイアモンド(母の父ディープインパクト)。リンカーンやヴィクトリーの甥にあたる血統で、牝系はフサイチコンコルドやアンライバルドが出たバレークイーンに遡る。父系も母系も晩成傾向の強い血統で、本馬も菊花賞-G1では同世代最強と謳われるコントレイルを追い詰めるほどに成長していた。父トニービン×母の父Sadler's Wellsの 2代母グレースアドマイヤもレース傾向から強調しやすく、中山に良績が集まる近親の成績を踏まえても不動の中心と見るべきだろう。
サトノフラッグは、父ディープインパクト×母バラダセール(母の父Not for Sale)。母は11年に亜1000ギニー-亜G1、亜オークス-亜G1を制したアルゼンチン3歳牝馬チャンピオンで、全妹サトノレイナスは20年阪神ジュベナイルフィリーズ-G1でハナ差2着の惜敗。本馬は持続力を活かしたいタイプなので休み明けに一抹の不安を残すが、中山では惚れ惚れするような立ち回りを見せる。なお、父の産駒は本競走で2勝を挙げるほか、初出走となった12年から8年連続で掲示板を確保していた(昨年は不出走)。
ラストドラフトは、父ノヴェリスト×母マルセリーナ(母の父ディープインパクト)。グランデッツァの甥にあたる血統で、母は11年桜花賞-G1と13年マーメイドS-G3の勝ち馬。本馬は昨年に不利がありながらも3着に好走しており、1・2着馬が内々を立ち回っていたことを考慮すれば、大外から末脚を伸ばしていた内容にも目を見張るものがあった。非根幹距離では「1-1-1-0」と底を見せていない魅力もあり、リピーターの活躍が目立つ傾向からも注目しておきたい。
(文・シンヤカズヒロ)
過去の勝ち馬の欄には、スピードシンボリ、タケホープ、グリーングラス、ホウヨウボーイ、アンバーシャダイ、ミホシンザンなど、往年の名馬の名前がズラリと並ぶ格式高い一戦。第39回(1998年)は、このレースを含め4連勝で天皇賞馬へと上り詰めるメジロブライトが快勝。続く第40回(1999年)は、前年のダービー馬スペシャルウィークの参戦がおおいに話題を集めた(1番人気で堂々1着)。近年はビッグネームの参戦が減った感もあるが、無類の中山巧者ぶりを発揮して勝った第48回(2007年)のマツリダゴッホ、レース史上2頭目となる2連覇を飾った第50~51回(2009~10年)のネヴァブション、ルーラーシップとの父仔制覇を果たした第59回(2018年)のダンビュライトなど、個性派たちが存在感を示している。