ステイフーリッシュ(競走馬)

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写真一覧
抹消  鹿毛 2015年2月22日生
調教師矢作芳人(栗東)
馬主有限会社 社台レースホース
生産者社台ファーム
生産地千歳市
戦績34戦[4-6-7-17]
総賞金30,030万円
収得賞金20,680万円
英字表記Stay Foolish
血統 ステイゴールド
血統 ][ 産駒 ]
サンデーサイレンス
ゴールデンサッシュ
カウアイレーン
血統 ][ 産駒 ]
キングカメハメハ
シルバーレーン
兄弟 ラリュエルマラキナイア
市場価格
前走 2022/10/02 凱旋門賞 G1
次走予定

ステイフーリッシュの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
22/10/02 フラ 4 凱旋門賞 G1 芝2400 20--------14** 牡7 59.5 C.ルメー矢作芳人 --2.39.1 3.4----アルピニスタ
22/08/28 フラ 4 ドーヴィル大 G2 芝2500 5--------2** 牡7 60.0 C.デムー矢作芳人 --2.36.4 0.2----ボタニク
22/06/26 阪神 11 宝塚記念 G1 芝2200 184878.1109** 牡7 58.0 坂井瑠星矢作芳人 472
(--)
2.11.1 1.436.5⑪⑩⑪⑪タイトルホルダー
22/03/26 アラ 3 ドバイGC G2 芝3200 13--------1** 牡7 57.5 C.ルメー矢作芳人 --3.19.6 ------マノーボ
22/02/26 サウ 3 レッドSTH G3 芝3000 14--------1** 牡7 60.0 C.ルメー矢作芳人 --3.06.0 -0.8----ソニーボーイリストン
21/12/12 香港 4 香港ヴァーズ G1 芝2400 8--------5** 牡6 57.0 C.ホー矢作芳人 468
(--)
2.28.4 1.4----グローリーヴェイズ
21/11/14 福島 11 福島記念 G3 芝2000 16596.734** 牡6 57.5 坂井瑠星矢作芳人 468
(+2)
1.59.9 0.737.0④④④④パンサラッサ
21/10/10 阪神 11 京都大賞典 G2 芝2400 14338.457** 牡6 56.0 川須栄彦矢作芳人 466
(+2)
2.25.1 0.636.7④④④④マカヒキ
21/09/26 中山 11 オールカマー G2 芝2200 1681620.375** 牡6 56.0 横山和生矢作芳人 464
(-10)
2.12.3 0.435.4⑤④④⑤ウインマリリン
21/08/22 札幌 11 札幌記念 G2 芝2000 131114.76** 牡6 57.0 坂井瑠星矢作芳人 474
(+4)
-- ----⑩⑫止ソダシ
21/02/14 阪神 11 京都記念 G2 芝2200 11227.032** 牡6 56.0 和田竜二矢作芳人 470
(+6)
2.10.6 0.235.2ラヴズオンリーユー
21/01/24 中山 11 AJCC G2 芝2200 176129.544** 牡6 56.0 石橋脩矢作芳人 464
(-2)
2.18.3 0.438.1⑤④アリストテレス
20/10/11 京都 11 京都大賞典 G2 芝2400 17367.345** 牡5 56.0 藤岡佑介矢作芳人 466
(+2)
2.26.0 0.435.2④④グローリーヴェイズ
20/09/27 中山 11 オールカマー G2 芝2200 9774.933** 牡5 56.0 田辺裕信矢作芳人 464
(+2)
2.15.7 0.235.2センテリュオ
20/05/31 東京 12 目黒記念 G2 芝2500 1861113.873** 牡5 57.5 坂井瑠星矢作芳人 462
(-2)
2.29.8 0.235.7⑤⑤⑤⑤キングオブコージ
20/04/05 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 126749.189** 牡5 57.0 岩田康誠矢作芳人 464
(-2)
1.59.4 1.034.9⑤⑤⑤⑤ラッキーライラック
20/02/16 京都 11 京都記念 G2 芝2200 10554.333** 牡5 56.0 岩田康誠矢作芳人 466
(+8)
2.17.1 0.736.7クロノジェネシス
20/01/26 中山 11 AJCC G2 芝2200 127108.052** 牡5 56.0 C.ルメー矢作芳人 458
(-2)
2.15.2 0.236.5ブラストワンピース
19/11/30 阪神 11 チャレンジC G3 芝2000 12797.3410** 牡4 56.0 中谷雄太矢作芳人 460
(+14)
1.59.7 0.634.6⑥⑦⑥④ロードマイウェイ
19/11/10 福島 11 福島記念 G3 芝2000 165912.962** 牡4 57.5 中谷雄太矢作芳人 446
(-10)
1.59.7 0.235.7⑧⑧⑥クレッシェンドラヴ

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ステイフーリッシュの関連ニュース

ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は目黒記念2023・血統予想をお届けします!


昨年はキングカメハメハ産駒のボッケリーニが勝ち、同産駒は15年ヒットザターゲット、16年クリプトグラムに続いて3勝目を飾ることになった。なお、3頭はいずれも母系にノーザンテーストの血脈を持つことでも共通するが、目黒記念は同血脈を保持する馬が14年マイネルメダリストから19年ルックトゥワイスまで6連覇しており、21年ウインキートス、22年ボッケリーニと目下2連覇中でもある。

ほか、ステイゴールドの直系が18年3着パフォーマプロミス、19年1着ルックトゥワイス、20年3着ステイフーリッシュ、21年1着&22年3着ウインキートスと直近5年で連続好走。17年1着フェイムゲームにおいても、ステイゴールドの近親であり、ダイナサツシユに遡る同牝系の間柄であったことを特筆できるだろう。


ライラックは、父オルフェーヴル×母ヴィーヴァブーケ(母の父キングカメハメハ)。今年のメンバーでは唯一のステイゴールド直系となるが、父はノーザンテーストの意欲的な配合が特徴の種牡馬であることも強調しやすい。なお、同産駒は延べ3頭が出走してまだ馬券圏内への好走例こそないものの、昨年はディアマンミノルが10番人気4着と健闘。本馬は「父×母の父」の配合が20年3着ステイフーリッシュと似ていることも評価に値する。

バーデンヴァイラーは、父ドゥラメンテ×母ヴィートマルシェ(母の父フレンチデピュティ)。同産駒は目黒記念に初めての出走となるが、父は名牝ダイナカールを介してノーザンテーストを併せ持つ配合が興味深く、昨年の勝ち馬ボッケリーニに倣えば「トニービンを内包するキングカメハメハ系」という観点からも推しやすい。半姉マルシュロレーヌは5歳時に躍進を遂げているだけに、さらなる飛躍を果たしても不思議ない魅力がありそうだ。

アーティットは、父ディープインパクト×母アブソリュートレディ(母の父Galileo)。20年キングオブコージはノーザンテーストの血脈を持たずに勝利したが、同様に不所持の本馬は共通点として母の父に配されたGalileoを挙げられるだろう。もとより本馬はディープインパクトと同牝系、同種牡馬のスタミナを強化した血統構成が特徴でもあり、前走は格上挑戦の立場でオープン勝ちを果たしていたように、長丁場のレースは舞台設定として魅力的。


【血統予想からの注目馬】
ライラック ②バーデンヴァイラー ⑪アーティット

ステイフーリッシュが競走馬登録を抹消 2022年10月28日(金) 18:17

ステイフーリッシュ(栗・矢作、牡7)が28日付で競走馬登録を抹消した。通算34戦4勝(うち海外5戦2勝)で重賞は2018年のGⅡ京都新聞杯、22年のGⅢレッドシーターフHC(サウジアラビア)、GⅡドバイゴールドC(UAE)。2日の凱旋門賞14着後に左前繋靱帯炎の発症が判明していた。獲得賞金は5億5407万5700円(うち海外2億5377万3700円)。今後は北海道千歳市の社台ファームで乗馬となる予定。

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ステイフーリッシュが繋靱帯炎で引退、今後は乗馬に 矢作師「幸せな余生を過ごしてほしい」 2022年10月27日(木) 16:24

今春のサウジアラビアのGⅢレッドシーターフハンデ、GⅡドバイゴールドCを連勝したステイフーリッシュ(栗東・矢作芳人厩舎、牡7)が左前繋靱帯炎を発症し、引退することが決まった。27日、矢作調教師が明かした。今後は北海道千歳市の社台ファームで乗馬となる。

矢作調教師は「来年のサウジ、ドバイ連覇を目指していたので残念。凱旋門賞のあの馬場がこたえたのか。とにかく長い間、矢作厩舎に貢献してくれて感謝しかない。凱旋門賞に初めて連れて行ってくれて、頭が下がる思い。幸せな余生を過ごしてほしい」と語った。凱旋門賞(14着)が現役最後のレースとなった。



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【アルテミスS】レース展望 2022年10月24日(月) 18:24

29日の東京メインに2歳牝馬限定の第11回アルテミスS(GⅢ、芝1600メートル)が行われる。昨年のサークルオブライフ、2年前のソダシとこのレースの勝ち馬が2年連続で阪神JFを制覇。暮れの2歳牝馬GⅠを占ううえで重要な前哨戦に、今年も将来を嘱望される期待の素質馬が名を連ねた。

最も注目を集めるのはリバティアイランド(栗東・中内田充正厩舎)だろう。何と言っても新潟芝マイルの新馬戦で披露した上がり3ハロン31秒4はJRA歴代最速タイ。驚異的な末脚で中団から先行勢を楽々と差し切った。速い上がりの出やすい新潟競馬場、前半1000メートル63秒8のスローペースなどの条件が重なったとはいえ、3馬身差の完勝劇は大いに評価すべき内容。「能力の高さを示す新馬戦の勝ち方だった。牧場で馬体を増やして帰厩し、順調な調整ができている。食いが安定しないところなど体力面の弱さに成長の余地を残しているものの、相手が強くなるここで、どんな競馬をしてくれるか楽しみ」と福永助手は大きな期待を寄せており、クラシック候補に名乗りを上げるか必見だ。

ラヴェル(栗東・矢作芳人厩舎)も素質の高さでは引けを取らない。母サンブルエミューズはフェアリーS3着馬で、半姉は今年のオークス3着&秋華賞2着のナミュール、半兄はファルコンS3着のヴェスターヴァルトという良血馬。小倉芝1800メートルのデビュー戦では大きく出遅れて後方からの競馬となるも、徐々にポジションを上げていき残り200メートル過ぎで単独先頭に立つと、加速ラップで押し切った。粗削りな面はあるが、ポテンシャルは相当なもの。姉に負けない活躍をするべく、まずは重賞タイトル獲得を狙う。

メンバー中ただ一頭の2勝馬がミシシッピテソーロ(美浦・畠山吉宏厩舎)だ。同舞台の新馬戦ではスタートで後手に回って後方を追走するも、直線で外に持ち出されると力強く伸びて快勝。続くダリア賞でもやはりダッシュがつかず後方からの競馬となったが、直線では外を鋭く伸びて差し切った。木幡巧騎手は「2走ともいい勝ち方で、いいポテンシャルを持っている。前走はよく1400メートルに対応してくれたけど、初戦と同じ1600メートルの方が乗りやすい」と距離延長を歓迎。2戦全勝の素質馬が、直線の長い府中で持ち前の末脚を発揮する。

マラキナイア(栗東・吉岡辰弥厩舎)は海外を含む重賞3勝のステイフーリッシュの半妹。中京芝マイルのデビュー戦では兄と同じく先行して長くいい脚を使う競馬で2馬身差の快勝を遂げており、レースセンスの高さは大きな武器となるだろう。他にも野路菊S2着アリスヴェリテ(栗東・中竹和也厩舎)、今年のオークス6着ルージュエヴァイユの半妹デインバランス(栗東・杉山晴紀厩舎)、重賞初騎乗の佐々木大輔騎手が手綱を取るコウセイマリア(美浦・和田雄二厩舎)らも楽しみな存在だ。





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凱旋門賞14着ステイフーリッシュは有馬記念を視野に一戦挟む可能性も 2022年10月8日() 20:20

凱旋門賞で14着に敗れたステイフーリッシュ(栗東・矢作芳人厩舎、牡7歳)は有馬記念(12月25日、中山、GⅠ、芝2500メートル)参戦を視野に入れて調整される。矢作調教師は「これから決めていきますが、有馬(記念)は使いたいと思っています。直行か、一戦挟むかは様子を見て」と語り、年内は国内のレースに向かう方針を明かした。

また、2年連続で仏GIフォレ賞3着の僚馬エントシャイデン(牡7歳)は、選出されれば香港マイル(12月11日、シャティン、GⅠ、芝1600メートル)へ参戦する意向。

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凱旋門賞などに出走した日本馬4頭が帰国 2022年10月7日(金) 14:27

フランスに遠征し、2日の凱旋門賞に出走したタイトルホルダー(美・栗田、牡4)、ステイフーリッシュ(栗・矢作、牡7)、ドウデュース(栗・友道、牡3)および、1日のGⅡダニエルウィルデンシュタイン賞に出走したマイラプソディ(栗・友道、牡5)の4頭が7日、帰国した。午前7時7分に成田国際空港に到着し、輸入検疫のため同9時20分にJRA競馬学校(千葉県白井市)の国際厩舎に入厩した。

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ステイフーリッシュの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。



6月26日(日)阪神11R 第63回宝塚記念(3歳以上G1・芝2200m)


【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)


<前走:大阪杯出走馬>(3ヶ月)
ポタジェ(1着、468kg(+2kg))<C>【優先出走馬(ファン投票4位)】
休み明けで乗り込み豊富。1週前追い切りの動きを見ると力強い走りで迫力もあるが、終い重心が高くなり伸びきれず。

アリーヴォ(3着、500kg(-2kg))<C>【優先出走馬(ファン投票26位)】
この中間はこれまでの追い切りと比べると時計がかかっている感じあり。大きな馬で太め残りが心配。

ヒシイグアス(4着、494kg(+9kg))<A>【優先出走馬(ファン投票23位)】
この中間は3週連続レーン騎手が騎乗しての調整。動きも素軽く終いの伸びも良好で、出来は前走以上。

アフリカンゴールド(7着、468kg(±0kg))<C>【賞金上位馬④】
この中間もCWで前走時と変わらない時計が出ていて調子は良さそうだが、元々硬さのある動きをする馬で先行勢も揃っていて、これまで以上の出来でないと厳しい。

エフフォーリア(9着、522kg(+6kg))<C>【優先出走馬(ファン投票2位)】
この中間は、日曜日に坂路で追っていたところを南Wに変え、乗り込み不足を解消する内容に変えてきた。ただ、左にモタれたり手応えもイマイチで、何よりも迫力が感じられない。

キングオブコージ(11着、506kg(+10kg))<B>【賞金上位馬③】
前走時も乗り込まれていたが、馬体を絞れず太め残り。乗り込み量は今回も豊富で、併せ馬の本数を増やしてきた。1週前追い切りでは、坂路馬なり調整で時計平凡も、重め感なく、動きも素軽く仕上りは良さそう。

ウインマリリン(16着、462kg(-10kg))<B>【賞金上位馬②】
前走時は休み明けでも馬体が減っていて、パドックではトモが寂しく元気もなかった。この中間も南Wでの調整だが、動きも良くなり終いの伸びにも良化が窺え、上積みが感じられる。





<前走:天皇賞(春)出走馬>(中7週)
タイトルホルダー(1着、474kg(-2kg))<A>【優先出走馬(ファン投票1位)】
今年3戦目で、この中間も南Wで好時計をマーク。1週前追い切りの映像からも、左回りということもあってコーナリングもスムーズで、集中した走りで順調ムードが漂う。

ディープボンド(2着、504kg(-6kg))<AA>【優先出走馬(ファン投票8位)】
大きな馬の叩き3戦目で、この中間も乗り込み豊富で坂路、CWと好時計を連発。1週前追い切りの動きを見ても、直線に向く時の手応えが抜群で、追われてからの伸び脚も重め感がなく素軽くなった印象を受ける。それでいて重心は高くならず力強さを伝えていて、近走の中ではベストの状態で出走できそう。

ヒートオンビート(4着、478kg(-2kg))<B>【除外対象馬】
この中間は2週前、1週前と好時計が出ており、併せ馬でも先着をはたすなど前走時よりも好印象。除外対象馬だが仕上がりは良く、出来は前走以上。

アイアンバローズ(5着、496kg(-2kg))<B>【賞金上位馬⑧】
前走時はCWでの時計は特に変わらなかったものの、坂路での時計がかかっていた。この中間は日曜日の坂路での時計もしっかり出ていて、好走時の出来に近い内容だった。

マイネルファンロン(6着、478kg(-12kg))<B>【賞金上位馬⑤】
休み明けの前走時は、追われて終い伸びる追い切り内容だったが、今回の1週前追い切りでは自分から走っていくスピード感があった。気持ちの面での変わり身が感じられる内容。

メロディーレーン(9着、352kg(+6kg))<B>【優先出走馬(ファン投票17位)】
かなり小柄な牝馬で、これまであまり高評価を与えたことのない馬。ただこの中間は、CW、坂路とこれまで見たことのないような好時計が出ていて、一変の状況。1週前追い切りでも、ジョッキー騎乗とはいえ終いしっかり伸びて先着していて、前走とは明らかに出来が異なる。他馬との比較では水準に近づいたくらいの評価だが、この馬自身としては近走では一番の出来に近い。





<前走:その他のレース>
デアリングタクトヴィクトリアマイル:6着、486kg(+22kg)中5週)<C>【優先出走馬(ファン投票7位)】
休み明けの前走時は+22キロ。中間の追い切りの動きは予想以上に良いものだったが、パドックではお腹のあたりに余分な肉がだいぶ残っている感じに映った。この中間は2週前(坂路)と1週前(CW)の動きを見るに、足先だけで走っている感じで力強さや迫力が感じられない。反動が出ているのか、ガラッと良くなった感じがない。

パンサラッサドバイターフ:1着、3ヶ月)<B>【優先出走馬(ファン投票15位)】
距離を意識してなのか、1週前はCWを長めからの追い切り。有馬記念の時も同じような追い切りだったが、今回のほうが走りに余裕があり終いの伸びも良かった。連勝しているだけあって、馬も成長している感じ。

オーソリティドバイシーマクラシック:3着、3ヶ月)<B>【優先出走馬(ファン投票25位)】
1週前追い切りはやや気追い気味にも見える動きだったが、坂路、南Wと好時計が出ていて出来は良さそう。あとは関西への輸送と右回りでの競馬を克服できるか。

ステイフーリッシュ(ドバイゴールドカップ:1着、3ヶ月)<D>【賞金上位馬①】
海外で2連勝しての帰国初戦。この中間の乗り込み量は少なく、1週前追い切りでは同様に海外帰りのパンサラッサと併せて直線で離されてしまった。出来自体に不安あり。

グロリアムンディ(アンタレスS:2着、496kg(-8kg)中9週)<C>【賞金上位馬⑦】
調教駆けする馬で、この中間も好時計で先着していて動きも良く出来は良さそう。ただ、芝では1勝クラスを勝てなかった馬で決め手もなく、一気の相手強化に対応できるかは疑問。

ギベオン鳴尾記念:4着、508kg(+4kg)中2週)<B>【賞金上位馬⑥】
休み明けの前走時は、追い切りでの動きも良く、パドックでもスッキリした感じで太め感はなく好仕上りだった。この中間は間隔が詰まっているが、先週CWで好時計をマークするなど叩き2戦目での上積みも期待できそう。

サンレイポケット鳴尾記念:3着、480kg(±0kg)中2週)<B>【除外対象馬】
除外対象馬だが、休み明けの前走時に坂路で良い動きを見せていて、この中間も1週前に好時計と上積みが窺える。





※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ディープボンドタイトルホルダーヒシイグアスの3頭をあげておきます。



◇今回は、宝塚記念編でした。
宝塚記念というと、出走予定だったスーパークリークが回避して1強になったオグリキャップオサイチジョージに敗れた第31回。なかなかG1を勝てなかったメジロライアンが、同期のメジロマックイーンを負かしてG1初勝利を飾った第32回。天皇賞(春)3連覇をライスシャワーに阻止されたメジロマックイーンが、キッチリ人気に応えて強い競馬を見せた第34回。スペシャルウィークステイゴールドを、直線並ぶ間もなく突き放し圧倒的な強さでグラスワンダーが制した第40回あたりが印象に残っています。
昔の宝塚記念は頭数もそれほど揃わず、断然人気馬が強い競馬を見せるか、2強、3強対決というレースが多かった印象がありますが、近年は頭数、海外遠征明けでの出走、牝馬の活躍なども増え、昔とは様相がだいぶ変わった感じがします。その一方で、春の天皇賞から参戦してくる王道組に元気がないようなところもあり、その路線から確固たる主役級が出てくると宝塚記念はもっと盛り上がるのではないかと思います。今年は菊花賞天皇賞(春)の勝ち馬が海外出走組を迎え撃つ形になりますので、面白いレースになりそうです。




🎤あなたの夢はエフフォーリアタイトルホルダーかそれともデアリングタクトか。私の夢は・・・です。


宝塚記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2022年6月19日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2022年06月19日号】特選重賞データ分析編(311)~2022年宝塚記念
閲覧 3,099ビュー コメント 0 ナイス 5



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G1 宝塚記念 2022年06月26日(日) 阪神芝2200m内


<ピックアップデータ>

【前走の着順別成績(2012年以降)】
○3着以内 [5-5-7-43](3着内率28.3%)
×4着以下 [5-5-3-69](3着内率15.9%)

 基本的に前走好走馬が強いレース。前走の着順が4着以下、かつ前走の距離が1800~2500mだった馬は2012年以降[1-1-0-45](3着内率4.3%)と苦戦していました。1マイル戦や天皇賞(春)を経由してきた馬でない限り、大敗直後の馬は強調できません。

主な「○」該当馬→ステイフーリッシュディープボンド
主な「×」該当馬→エフフォーリアキングオブコージデアリングタクトヒシイグアス


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“同年、かつJRA、かつ重賞のレース”において2着以内となった経験がある」馬は2012年以降[8-6-7-52](3着内率28.8%)
主な該当馬→キングオブコージディープボンド

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2022年6月15日(水) 11:44 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2022) ~第4回新馬勝ち馬レビュー~
閲覧 2,902ビュー コメント 0 ナイス 5

 今回と次回の「POG分析室」は、2022年夏季競馬の1~3週目にJRAの新馬で優勝を果たした馬のプロフィールを順次ご紹介します。まずは6月4日(土)、6月5日(日)、6月11日(土)の勝ち馬からご覧いただきましょう。

■2022年06月04日 中京05R 芝1600m
【優勝馬】ダイヤモンドハンズ(U指数75.8)
牡 父サトノダイヤモンド/母メチャコルタ 池江泰寿厩舎
→サンデーレーシングの所属馬で、募集価格は3600万円。母のメチャコルタは現役時代にミルギニーズ(亜G1)を制しました。半姉のロジモーリスは残念ながら一度も勝てないままJRAの登録を抹消したものの、未勝利2着の実績があるうえ、通算6戦のうち3戦で単勝1番人気の支持を集めていた馬。ポテンシャルの高さを感じさせる血統ですし、次走以降も目が離せません。

■2022年06月04日 東京05R 芝1600m
【優勝馬】ノッキングポイント(U指数81.4)
牡 父モーリス/母チェッキーノ 木村哲也厩舎
→サンデーレーシングの所属馬で、募集価格は4000万円。母のチェッキーノは現役時代にフローラステークスを勝ったほか、オークスでも2着に健闘しています。初仔の本馬がデビュー戦から堂々たる勝ちっぷりを見せたことで、今後は繁殖牝馬としての評価も高まりそう。いろいろな意味で今後も注目しておきたい一頭です。

■2022年06月05日 中京05R 芝1400m
【優勝馬】ジョウショーホープ(U指数77.2)
牡 父ミッキーロケット/母スターフォーユー 新谷功一厩舎
→2021年の北海道サマーセールで購買されており、価格は715万円。母や兄姉はJRAの平地競走を勝ち上がれていないものの、近親のサークルオブライフが昨年末の阪神ジュベナイルフィリーズで優勝を果たしました。新種牡馬ミッキーロケットのポテンシャルを測る意味でも、しばらくはマークしておくべきでしょう。

■2022年06月05日 東京05R 芝1600m
【優勝馬】モリアーナ(U指数79.7)
牝 父エピファネイア/母ガルデルスリール 武藤善則厩舎
→2020年のセレクトセールで購買されており、価格は3300万円。母のガルデルスリールが現役時代にJRAで2勝をマークしているうえ、現3歳の半兄カズラポニアンはデビュー戦で、現4歳の半兄ヒストリアノワールはデビュー2戦目でJRAのレースを勝ち上がっています。早い時期のレースが得意な血統と言えそうで、昇級後も完成度の高さを武器に活躍してくれるかもしれません。

■2022年06月05日 東京06R 芝1400m
【優勝馬】クラックオブドーン(U指数75.8)
牡 父サトノクラウン/母クラックシード 中舘英二厩舎
→G1レーシングの所属馬で、募集価格は1800万円。母のクラックシードが現役時代に紫苑ステークスで2着に健闘しているほか、半兄ジャーミネイトもJRAで3勝をマークしました。新種牡馬の中でも特に初年度の種付頭数が多かったサトノクラウン産駒ですし、今後の動向が楽しみです。

■2022年06月11日 函館05R 芝1000m
【優勝馬】ニーナブランド(U指数80.3)
牝 父ダンカーク/母カルディア 高橋裕厩舎
→母のカルディアはJRA未勝利のまま現役生活を終えたものの、現3歳の半姉リトスは昨年のすずらん賞や今年の橘ステークスで3着に食い込んでいます。初仔の半兄ロードグリュックもJRAで勝ち上がりを果たしていますから、繁殖牝馬としてのポテンシャルは相当なもの。2戦目以降でもそれなりのポイントを稼いでくれるのではないでしょうか。

■2022年06月11日 中京05R 芝1600m
【優勝馬】マラキナイア(U指数80.4)
牝 父ジャスタウェイ/母カウアイレーン 吉岡辰弥厩舎
→社台レースホースの所属馬で、募集価格は3000万円。半兄のステイフーリッシュは今年に入ってからレッドシーターフハンデキャップ(沙G3)やドバイゴールドカップ(唖G2)を制しました。兄姉の勝ち上がり率もなかなか優秀ですし、POG的には絶好の狙い目だったのかもしれませんね。

■2022年06月11日 東京05R 芝1400m
【優勝馬】ロッソランパンテ(U指数77.5)
牝 父エピファネイア/母マウロア 杉浦宏昭厩舎
→2021年のセレクトセールで購買されており、価格は770万円。母や兄姉の成績こそ地味ですが、近親に京都2歳ステークスを勝ったクラージュゲリエらがいます。現2歳世代のエピファネイア産駒はJRAの夏季競馬1~2週目で5頭がデビューし、うち4頭が2着以内に好走。まだまだ快進撃が続きそうな雰囲気です。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2022年3月24日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 高松宮記念2022  
閲覧 1,531ビュー コメント 0 ナイス 4



こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


3月27日(日) 中京11R 第52回高松宮記念(4歳以上G1・芝1200m)

【登録頭数:20頭】(フルゲート:18頭)

<優先出走馬>

ジャンダルム(前走510kg(-4kg)、中2週)<B>
前走が叩き2戦目で抜群の出来。この中間は軽めの調整で、当時の出来をどれだけキープできているかがテーマに。最終追い切りの動きに注目したい。

ダイアトニック(前走478kg(-2kg)、中3週)<A>
元来坂路で速い時計の出る馬だが、前走時は入念な乗り込みで仕上りは良かった。この中間も、1週前にはジョッキー騎乗で追われ、右にモタれる面を気にしながらではあるものの、終いまでしっかりと伸びていて、引き続き好仕上がりをアピールしている。


<以下、賞金上位馬>

レシステンシア(前走498kg(-8kg)、3ヵ月)<A>
休み明けも2週前、1週前と追われるごとに時計を詰めてきている。1週前の動きを見ると力強い走りで、仕上りは良好。

サリオス(前走542kg(-4kg)、3ヵ月)<A>
かなり大きな馬だが間隔を空けて使ってくることの方が多いタイプ。1週前の動きを見ても重さは感じさせず、重心が低い走りで仕上りは良さそう。

グレナディアガーズ(前走468kg(+2kg)、3ヵ月)<B>
休み明け。CWコースを、ジョッキー騎乗で長めから強めに追われた1週前は、好時計で先着と、いつも通りの調整で仕上りは順調。

ロータスランド(前走484kg(+18kg)、中4週)<B>
前走時は休み明けでもすべて馬なりでの調整だったが、この中間は1週前に強めに追われている。大きく先着もはたし、叩き2戦目での上積みに期待がもてる。

エイティーンガール(前走456kg(+2kg)、中3週)<C>
CWで調整されている馬で、休み明けの前走時は気分よく走らせながらも目立つ時計はでていなかった。この中間は、1週前追い切りでは行きたがるところを抑えながらの好時計。気合いが乗りすぎている面があるので、直前はテンションを上げ過ぎない調整ができれば。

メイケイエール(前走472kg(+2kg)、中7週)<C>
気性的に難しいところのある馬。この中間も、ジョッキー騎乗で追われた1週前は、力みと硬さが感じられる走りだった。

レイハリア(前走446kg(-6kg)、4ヵ月)<D>
休み明け。この中間は南Wでの調整に変えてきた。いつもと調教内容を変えてきた時点で何らかの不安があり。

トゥラヴェスーラ(前走492kg(+22kg)、中3週)<B>
前走は長期休養明けで+22キロ。反動も心配になるところだが、前走時にしっかり乗り込まれていたこともあってか、この中間も1週前にはジョッキー騎乗でスピード感ある走りを披露。上積みが期待できそう。

クリノガウディー(前走494kg(±0kg)、中3週)<A>
近走凡走が続いているが、中京コースは(降着の1昨年も含め)かなり相性が良い馬。この中間も坂路で好時計が出ていて、変わり身があってもおかしくない。

キルロード(前走506kg(+2kg)、中2週)<C>
大型馬の叩き2戦目で迎えるこの中間は、1週前に坂路で馬なりの調整。輸送もあるので、中2週で上積みまではどうか。

ライトオンキュー(前走512kg(+2kg)、4ヵ月)<D>
休み明けで、しっかりと乗り込まれて坂路で好時計も出ている。ただ、1週前追い切りでは、前半から速い時計でびっしり追われているので仕上がりに余裕はない感じ。

ファストフォース(前走518kg(-12kg)、中2週)<D>
この中間は中2週で軽めの調整。1週前は軽めだったとはいえ走りに勢いがなく、変わり身なし。

ナランフレグ(前走498kg(+4kg)、中2週)<C>
この中間は坂路で軽めの調整。最終追い切りを南Wで良い動きを見せてくれば、上積みも期待できそう。

サンライズオネスト(前走480kg(+10kg)、中3週)<C>
1週前追い切りでは、終い追われてバランスを崩すところも見せたが、しっかり伸びており、引き続き出来良好。

ダイメイフジ(前走528kg(-8kg)、中2週)<D>
この中間は軽めの調整。前走時のパドックでも元気がない印象を受けた。使い詰めでの疲れがあるかもしれない。

シャインガーネット(前走480kg(±0kg)、中7週)<A>
この中間は坂路でも好時計が出ていて、前走時よりも調教内容が良い。気合い乗り抜群に南Wコースで終いまでしっかりと伸びた1週前内容からも、上積み期待が高まる。


<以下、除外対象馬>

カイザーメランジェ(前走490kg(-6kg)、中5週)<D>
休み明けを2度使われているが、この中間も乗り込み量は豊富でも坂路での時計が良化せず。

ヴェントヴォーチェ(前走518kg(+6kg)、中5週)<D>
前走から間隔が空いているが坂路での時計がかなりかかっていて、出来はイマイチ。



※今回のこのコラムで中間の状態からの推奨馬は、ダイアトニックサリオスレシステンシアシャインガーネットクリノガウディーの5頭をあげておきます。



<出走予定馬の前走時の追い切りVTR>









◇今回は高松宮記念編でした。
先月サウジアラビアで行われたサウジカップデーでは、日本から遠征した馬が大活躍。特にルメール騎手の積極的な競馬が目立ちました。個人的に印象に残っているレースは、ステイフーリッシュの勝ったレッドシーターフハンデキャップ(G3)。2006年に新婚旅行で行ったドバイワールドカップツアーの日に行われた、ドバイシーマクラシックでのハーツクライを思い出すレース内容でした。同じ勝負服で同じような逃げる競馬で、鞍上もルメール騎手。当時は、武豊騎手がユートピアで勝利していて、初めての海外競馬観戦で日本の馬が2勝するところを観ることができました。あの興奮は今でも蘇ってきますし、日本では味わえない経験でした。今週はそのドバイワールドカップデーに日本の馬が多数参戦します。今回現地に行くことはできませんが、グリーンチャンネルで生中継されますし馬券も買うことができます。16年前の興奮を思い出させてくれるような熱戦を期待しています。そして、日本馬の応援に、高松宮記念にと、前夜から存分に楽しんでいきたいと思っています。

高松宮記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2021年12月8日(水) 12:00 甘粕代三
【香港国際競走2021】レース展望①<香港ヴァーズ>現地香港も注目のグローリーヴェイズ不動の大本命!
閲覧 1,579ビュー コメント 0 ナイス 1

ウマニティ会員の皆さん、ご無沙汰をしました。甘粕代三です。コロナ禍の下、香港を訪れること叶わず、砂を嚙むが如き日々が既に2年になろうとしています。恒例の元旦競馬を観戦したのがコロナ禍発生直前の昨年のこと、ハッピーバレーの煌めくナイター競馬、そして心地よい乾いた風が頬を撫で、一年で最も快適な青空に包まれるシャティン競馬場が懐かしく、恋しく、その思いは募るばかりです。オミクロン株ですか? 感染力も殺傷力も霞に包まれた正体不明のウィルスに世界中が大騒ぎし日本では通常のインフルエンザ寄りの死者が少ないコロナとやら? 誰がいつになったら退治してくれるんでしょうか? 一寸先は闇、世界中が汚濁だらけの永田町になってしまいました。

そんな糞爺の与太噺はともかく、今年も香港競馬、否! 世界競馬の祭典、香港国際競走(HKIR)4レースが12日に迫りました。今年は日本馬12頭が名乗りを上げました。この12頭はHKIR4レース中3レースを制覇した昨年、2001年など足元にも及ばぬ史上最強、4レース総なめの期待が十分持てるものです。
さあ、今年も出走順に日本馬総なめを基本とした徹底分析を今日から1レースずつ、レース前夜にはわが生涯に悔いなし、必勝の予想をお届け致します。気の早い江戸っ子からのクリスマスプレゼントをお楽しみになすって下さい! まずは香港ヴァーズから参りましょう!


香港ヴァーズ(シャティン芝2400m)
香港はスプリント、マイル天国、その反面ステイヤー日照りが伝統でした。これを打ち破ったのが香港馬王(年度代表馬)エグザルタントでした。香港ヴァーズ1勝2着1回3着と着外なし、クイーンエリザベス2世カップ(QE2)1勝とステイヤー日照りの汚名を濯いだ歴史的名馬も昨シーズンで引退。今年は香港馬3頭が日欧5頭の強豪を迎え撃つことになりましたが、地元馬は全くの用なし! 馬場掃除に出てきたと断言できます(笑)

日欧5頭中、現地香港からもグローリーヴェイズ(牡6・尾関知人厩舎)に熱い視線が注がれています。ご存知のように今春のQE2で4着までを独占した日本勢の一角。米ブリーダースカップ・フィリーズ&メアターフで米芝G1初勝利の快挙を成し遂げたラヴズオンリーユー(牝5・矢作芳人厩舎)には0.12秒及びませんでしたが、今年8頭立てとなった香港ヴァーズラヴズオンリーユーが回避し、香港カップに矛先を向けたことで、この顔ぶれの中では不動の大本命、広東語では不動の大本命、鉄板を「穏如泰山」」といいます。ちなみに香港の星島日報に週2回連載しているコラム名も「穏如泰山」です(笑)。

グローリーヴェイズは日本、香港とも予想単勝オッズ2倍以下と報じられ、これは当たり前も当たり前のことです。QE2から帰国して休養、休み明けステップレースのオールカマーは余裕残し馬体で3着、そして香港ヴァーズでは一昨年、このレースでグローリーヴェイズをG1ウィナーへの王座に導いた雷神ことJ.モレイラを迎えました! JRAの試験を落とされ腐っていた雷神も今シーズンは完全に復活。これは鬼に金棒(中国語では「如虎添翼」と言います)。一年をおいてのV2は指呼の間にあり! 日本では発売されていない4連単1着固定が不肖甘粕代三の御託宣です。

もう一頭のステイフーリッシュ(牡6・矢作芳人厩舎)は同厩ラヴズオンリーユーの帯同馬とバカにすると痛い目に遭いますよ。中長距離重賞の常連ながら、重賞勝ちは京都新聞杯の1勝だけ。シルバー・ブロンズコレクター2世と軽んじられながら、2001年、ラストランに選んだ香港ヴァーズを制し、彼岸のG1ウィナーとなった父、あのステイゴールドの姿が彷彿として立ち上ります。

日本の横綱、大関に立ちはだかる一番手は世界のA.オブライエンが連覇を狙って送り込んだ、モーグル(牡4・A.オブライエン厩舎)をおいてありません。米ブリーダースCカップターフからジャパンカップをパス、太平洋を飛び越えて香港に飛び立ったローテーションは昨年同様。前走を取り消した点を懸念する向きもありますが、これは当日の馬場状態を懸念したエイダンの勇断、逆にプラス材料と見ています。そして、鞍上には4走ぶりにR.ムーアを迎えました。J.ムーアとJ.モレイラ、世界の巨匠の腕比べは世界競馬史に残る名勝負となることでしょう。

そして、この世にサラブレッドを生み出した大英帝国からはコロネーション・カップ覇者で必殺技、脳天に杭を打ち、墓石を落とすパイルドライヴァー(牡4・W.ミューア厩舎)。大英帝国には負けられぬ自由・博愛の共和国、フランスがエベイラ(牝4・A.ドゥロワイエデュプレ厩舎)を送り込んできました。欧2騎、昨年の覇者モーグルに見劣りがすることは否めませんが、人気薄フランス牝馬が大穴を開けることが香港ヴァーズの隠された歴史。時計のかかる馬場ではエベイラ上位、乾けばパイルドライヴァー炸裂! と現時点では見ています。

この季節は高温多湿の香港地獄が一転、爽快な風そよぐ日本の初秋の如き極楽と変じます。12日のレース当日までの陽気が鍵、運を天に任せましょう。


★”日本と香港を股にかけて活躍する”海外プロ甘粕代三プロが、海外馬券販売レースの香港国際競走4レースの予想提供をいたします。当日の予想にご期待ください。


甘粕代三(あまかす・だいぞう)プロフィール
1960年、東京生まれ。高校時代から競馬にのめりこむ。
早稲田大学第一文学部卒。在学中に中国政府官費留学生。卒業後、東京新聞記者、テレビ朝日記者、同ディレクター、同台北開設支局長などを務める。
中国留学中に香港競馬を初観戦、94年ミッドナイトベット香港カップ制覇に立ち会ったことから香港の競馬にものめりこみ、2010年、売文業に転じた後は軸足を日本から香港に。
香港の競馬新聞『新報馬簿』『新報馬経』に執筆、テレビの競馬番組にも出演。現在、香港アップルデイリー日本特約記者、北京市馬術運動協会高級顧問を務める。

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2021年9月20日(月) 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2021年09月20日号】特選重賞データ分析編(272)~2021年産経賞オールカマー
閲覧 1,944ビュー コメント 0 ナイス 2



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G2 産経賞 オールカマー 2021年09月26日(日) 中山芝2200m外


<ピックアップデータ>

【“JRA、かつG1のレース”において7着以内となった経験の有無別成績(2017年以降)】
○あり [4-4-4-9](3着内率57.1%)
×なし [0-0-0-27](3着内率0.0%)

 実績馬が中心。2017年以降の3着以内馬12頭は、いずれも“JRA、かつG1のレース”において7着以内となった経験のある馬でした。条件クラスやオープン特別のレースはもちろん、G2やG3のレースを主戦場としてきた馬も扱いに注意しましょう。

主な「○」該当馬→ウインマリリンステイフーリッシュレイパパレ
主な「×」該当馬→ウインキートスサトノソルタスロザムール


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走との間隔が中7週以上」の馬は2017年以降[4-4-4-19](3着内率38.7%)
主な該当馬→ウインマリリンサトノソルタスレイパパレロザムール

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ステイフーリッシュの口コミ


口コミ一覧
閲覧 441ビュー コメント 0 ナイス 24

おはよ~♪

10月29日ですね!

じゅうにくの日なんで獣肉食べますか?

熊肉、猪肉、鹿肉、鴨肉、etc.

ジビエ祭りと行きまっしょい☆彡

さて、ようやく週末がやってまいりました。

相変わらずの忙しさで疲労困憊著しいので

嬉しい限りでございます、お休み万歳♪

東京9R 伊勢崎特別

◎⑪プラチナドリーム
△⑦フジマサインパクト
△⑨キングサーガ
△⑭ディクテオン
△⑮ダッシュダクラウン

馬連⑪ー⑦・⑨・⑭・⑮への4点。

ここ2走は苦手な道悪競馬。なのに前走は見せ場たっぷりでした。枠も外過ぎた感があった中で。
今回は待望の良馬場なんでね、一発有っても。鞍上が弱化が不安ですがね。

東京10R 紅葉ステークス

◎⑨リトルクレバー
△⑥アサヒ
△⑧ウィンドリッパー
△⑩ウイングレイテスト
△⑫アオイシンゴ

枠連⑦ー⑦と馬連⑨ー⑥・⑧・⑫への4点。

芝に替わってから良いですね。前走も良い競馬だったし引き続きの54kgのハンデも良いですな。
こちらは川田騎手への鞍上強化も魅力的。

新潟11R 魚沼ステークス

◎⑦ヘッズオアテールズ
△①ニホンピロタイズ
△②マイネルマーティン
△④リフレーミング
△⑫カレンルシェンブル

馬連⑦ー①・②・④・⑫への4点。

昇級初戦は見せ場あったね、落鉄してたにも関わらず。2戦目で慣れも見込めるので更なる前進を。
平坦に替わるのも好材料だし。詰めて使えるのも良い傾向ですよ。

阪神11R スワンステークス

◎④ダイアトニック
〇①ホウオウアマゾン
▲⑧トゥラヴェスーラ
△⑥マテンロウオリオン
△⑫サブライムアンセム
△⑯レイモンドバローズ

馬連④ー①・⑥・⑧・⑫・⑯への5点。
馬単④ー①・⑥・⑧・⑫・⑯への5点。
三連複①・④ー⑥・⑧・⑫・⑯への4点。

この舞台は春先に勝った阪急杯と同じ舞台。その時と同じ56kgと言うのも買い材料かな?
前走を見ても全く衰えを感じないし内を捌かせたら天下一品のイワータさんなんでね。
内々をロス無く回って抜け出して来るのが目に浮かびます。年寄でも頑張れるところを見せよう。

東京11R アルテミスステークス

◎⑨マラキナイア
〇⑩ラヴェル
▲③リバティアイランド
△①ニシノコウフク
△④ディナトセレーネ
△⑦ミシシッピテソーロ

馬連⑨ー①・③・④・⑦・⑩への5点。
馬単⑨ー①・③・④・⑦・⑩への5点。
三連複⑨・⑩ー①・③・④・⑦への4点。

新馬戦の勝ちっぷりは中々の物でしたね、さすが良血馬。休ませて成長が伺える様ですよ。
松山騎手を確保出来たのもよござんす。ステイフーリッシュの下で晩成型と思われてる様だが、
確かにステイフーリッシュは晩成型だけど新馬勝ち直後のGIで3着してるんだよ。
ならここで通用してもおかしくないね。

今日はここまでよぉ~。

 nomareni 2022年10月2日() 23:30
アルピニスタ◎ 追記有
閲覧 227ビュー コメント 0 ナイス 9

はい、会員限定日記のほうで予想で軸はどっちにしようかなといいつつ、やはりここは牝馬大好きの血が騒いでアルピニスタにしました。ちゃんと取れました。
クリス様(デム弟)何気に4着だったな。

タイトルホルダーが先頭で一生懸命粘ってたけど、あの馬場じゃ足がだんだんおぼつかなくなり…頑張ったよ、和生くんもタイトルホルダーも。
川田さんがそっとボンドを労る姿は見えた。無理をさせないでくれてありがとう。
ドウデュースとステイフーリッシュはテレビ見てただけじゃわからなかったけど、また後で動画で確認したいと思います。
みんなお疲れ様。

※※ここから追記※※
雨で霞みすぎて後からの確認でも見るの苦労するレースでしたね。
ドウデュースはあの道中でどんどん遅くなってたあの子だったのね。
コーナー回ってすっかりレース映像から見切れてしまって、そりゃ初見じゃ見落とすか…
雨で更に泥だらけになって、早く洗ってあげてとなんだか悲しくなった。

ルメさんのコメントでその後ほっこりして少し癒やされた。
チョーもったいなかった。
ルメさんとステイフーリッシュも残り200mでカメラの外に飛んでる…(TдT)

再三みんな言っているけどあの芝が日本馬と相性が悪いのは仕方ない。
せめて来年は晴れてほしいな。

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 ユウキ先生 2022年10月2日() 22:44
☆凱旋門賞(^o^)☆
閲覧 255ビュー コメント 0 ナイス 10

もう少しで凱旋門賞のスタート♪

今年は日本から4頭が世界の頂点を目指して挑みます(^^)

今年のダービー馬!ドウデュース☆

現在の日本最強古馬!タイトルホルダー☆

昨年の借りを返す時がやってきた!ディープボンド☆

その父の血を世界へ!ステイフーリッシュ☆

日本馬がんばれ〜(*^^*)

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コメント一覧
4:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年10月9日(金) 00:16:58
スガダ、中1週は?、状態良ければ上位だが
安井、キレよりスタミナ、2.3.着ならレベル
3:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年10月8日(木) 23:35:59
関係、前走より上向き
2:
  fc0703d559   フォロワー:6人 2020年10月7日(水) 02:47:59
関係、前走叩きでも好走、ここ目標の調整

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2022年6月26日宝塚記念 G19着
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