ラヴェル(競走馬)

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ラヴェル
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写真一覧
現役 牝4 鹿毛 2020年2月14日生
調教師矢作芳人(栗東)
馬主有限会社 キャロットファーム
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績11戦[2-0-0-9]
総賞金6,935万円
収得賞金2,000万円
英字表記Ravel
血統 キタサンブラック
血統 ][ 産駒 ]
ブラックタイド
シュガーハート
サンブルエミューズ
血統 ][ 産駒 ]
ダイワメジャー
ヴィートマルシェ
兄弟 ナミュールヴェスターヴァルト
市場価格
前走 2024/10/13 オクトーバーS (L)
次走予定 2024/10/27 カシオペアステークス (L)

ラヴェルの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/10/13 東京 11 オクトーバー (L) 芝2000 167147.356** 牝4 55.0 横山和生矢作芳人 474
(+16)
1.57.9 0.534.0⑪⑪⑨ボーンディスウェイ
24/06/16 京都 11 マーメイドS G3 芝2000 163519.9115** 牝4 54.0 坂井瑠星矢作芳人 458
(0)
1.57.8 0.634.5⑥⑥⑨⑦アリスヴェリテ
24/03/09 中山 11 中山牝馬S G3 芝1800 168169.8711** 牝4 54.0 横山武史矢作芳人 458
(0)
1.49.6 0.636.2⑧⑧⑨⑥コンクシェル
24/02/11 京都 11 京都記念 G2 芝2200 125620.465** 牝4 54.0 M.デムー矢作芳人 458
(+2)
2.12.6 0.535.2⑥⑥⑤⑥プラダリア
23/10/15 京都 11 秋華賞 G1 芝2000 1871357.8811** 牝3 55.0 坂井瑠星矢作芳人 456
(-4)
2.02.2 1.135.0リバティアイランド
23/09/17 阪神 11 ローズS G2 芝1800 17475.5214** 牝3 54.0 坂井瑠星矢作芳人 460
(+16)
1.44.5 1.534.7⑦⑦マスクトディーヴァ
23/05/21 東京 11 優駿牝馬 G1 芝2400 181147.2104** 牝3 55.0 坂井瑠星矢作芳人 444
(-2)
2.24.2 1.135.9リバティアイランド
23/04/09 阪神 11 桜花賞 G1 芝1600 1881740.21011** 牝3 55.0 坂井瑠星矢作芳人 446
(-2)
1.33.0 0.933.9⑬⑮リバティアイランド
22/12/11 阪神 11 阪神JF G1 芝1600 188187.1411** 牝2 54.0 坂井瑠星矢作芳人 448
(-4)
1.34.8 1.736.1⑰⑰リバティアイランド
22/10/29 東京 11 アルテミスS G3 芝1600 108107.931** 牝2 54.0 坂井瑠星矢作芳人 452
(+8)
1.33.8 -0.133.0⑨⑨リバティアイランド
22/07/10 小倉 5 2歳新馬 芝1800 127103.111** 牝2 54.0 岩田望来矢作芳人 444
(--)
1.49.5 -0.134.4⑨⑧⑥⑥サンライズサラー

ラヴェルの関連ニュース

JRAは23日、香港国際競走(12月8日、香港のシャティン競馬場、GⅠ)に予備登録を行ったJRA所属馬を発表した。

香港C(芝2000メートル)=アルナシーム(2)、エルトンバローズ(1)、キラーアビリティ(1)、グランディア(2)、コスモキュランダ(1)、コンクシェルゴンバデカーブース(2)、サトノグランツ(2)、ジェイパームス(2)、ジオグリフ(2)、シンエンペラー(2)、スタニングローズ(1)、ステレンボッシュ(1)、タスティエーラ(1)、ダノンベルーガ(1)、ドゥレッツァ(1)、ノースブリッジ(1)、フォーエバーヤング(1)、ブレイディヴェーグ(1)、プログノーシス(1)、ホウオウビスケッツホールネス(2)、ラヴェル(1)、リバティアイランドリフレーミング(1)

香港マイル(芝1600メートル)=アグリ(1)、アルナシーム(1)、ウインカーネリアン(2)、ウインマーベルエルトンバローズ(2)、オオバンブルマイ(1)、オフトレイルキングエルメス(1)、ゴンバデカーブース(1)、サクラトゥジュールサンライズロナウドジェイパームス(1)、ジオグリフ(1)、ジャンタルマンタルシュバルツカイザー(2)、セリフォスソウルラッシュダノンマッキンリー(2)、ナミュールバスラットレオン(1)、ラヴェル(2)

香港スプリント(芝1200メートル)=アグリ(2)、ウインカーネリアン(1)、オオバンブルマイ(2)、キングエルメス(2)、サトノレーヴジャスパークローネシュバルツカイザー(1)、ダノンマッキンリー(1)、チェイスザドリームトウシンマカオバスラットレオン(2)、ピューロマジック、ルガル

香港ヴァーズ(芝2400メートル)=キラーアビリティ(2)、グランディア(1)、コスモキュランダ(2)、サトノグランツ(1)、ジャスティンパレスシュヴァリエローズシュトルーヴェショウナンバシットシンエンペラー(1)、スタニングローズ(2)、ステレンボッシュ(2)、タスティエーラ(2)、ダノンベルーガ(2)、テンカハルドゥレッツァ(2)、ノースブリッジ(2)、ビザンチンドリームフォーエバーヤング(2)、プラダリアブレイディヴェーグ(2)、プログノーシス(2)、ホールネス(1)、マイネルウィルトスマイネルメモリーラヴェル(3)、リフレーミング(2)

※カッコ内は重複登録した馬のレース希望順

【3歳以上次走報】ボンドガールは年内休養 来春はヴィクトリアマイルが目標 2024年10月16日(水) 21:34

秋華賞2着ボンドガール(美・手塚、牝3)は年内休養を予定。来春はヴィクトリアマイル(5月18日、東京、GⅠ、芝1600メートル)が目標になる見込み。

★大阪スポーツ杯を勝ったデリカダ(栗・吉田、牝5)は、JBCレディスクラシック(11月4日、佐賀、JpnⅠ、ダ1860メートル)を予定。同11着ヴィジョンオブラヴ(美・新開、牡9)は、カノープスS(11月24日、京都、OP、ダ1900メートル)へ。

★府中牝馬S5着ルージュリナージュ(美・宗像、牝5)、同6着フィールシンパシー(美・小島、牝5)は、キャピタルS(11月23日、東京、L、芝1600メートル)を予定。同8着モリアーナ(美・武藤、牝4)は、エリザベス女王杯(11月10日、京都、GⅠ、芝2200メートル)に向かう。

★オクトーバーS2着ギャラクシーナイト(美・菊沢、牡5)は、福島記念(11月10日、福島、GⅢ、芝2000メートル)へ。同6着ラヴェル(栗・矢作、牝4)は、カシオペアSを予定。

★信越S2着シュバルツカイザー(美・大竹、騸6)はスワンS(26日、京都、GⅡ、芝1400メートル)か、オーロC(11月10日、東京、L、芝1400メートル)へ。同3着キタウイング(美・小島、牝4)はオーロCや、みちのくS(11月3日、福島、OP、芝1200メートル)を視野に入れる。同5着マルディランダ(美・金成、牡4)、同9着の僚馬アサヒ(牡5)、同14着リュミエールノワル(美・上原佑、牡5)もオーロCが視野に。

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【秋華賞2024ほか】伊吹雅也のピックアップ競馬データ~メイン「1点」分析編 2024年10月9日(水) 17:00





週末の注目レースを伊吹雅也プロが「1点」の傾向に注目して分析する連載。特別登録を基に各レースを予習する際の参考資料としてご活用下さい。今週のターゲットは、大阪スポーツ杯・もみじS・オクトーバーS・秋華賞・信越S・府中牝馬Sの6レースです。


▼2024年10月12日(土) 京都11R 大阪スポーツ杯
【出走数別成績(2019~2023年の太秦ステークス)】
●14戦以内 [5-3-1-13](3着内率40.9%)
●15戦以上 [0-2-4-45](3着内率11.8%)
→同時期に施行されていた2019~2023年の太秦ステークスは、キャリアの浅い馬が優勢。一方、出走数が15戦以上、かつ前走の距離が1700m以上だった馬は[0-0-3-43](3着内率6.5%)と苦戦していました。


▼2024年10月13日(日) 京都09R もみじステークス
【父にキングカメハメハ系・ディープインパクト系以外の種牡馬を持つ馬の、枠番別成績(2020年以降)】
●1~5枠 [0-1-0-11](3着内率8.3%)
●6~8枠 [0-2-1-2](3着内率60.0%)
キングカメハメハ系種牡馬やディープインパクト系種牡馬の産駒が優秀な成績を収めているレース。なお、父がキングカメハメハ系種牡馬でもディープインパクト系種牡馬でもなかった馬のうち、1~5枠を引いた馬はあまり上位に食い込めていません。


▼2024年10月13日(日) 東京11R オクトーバーステークス
【“同年の、JRAの、重賞のレース”において9着以内となった経験の有無別成績(2017年以降)】
●あり [7-6-5-43](3着内率29.5%)
●なし [0-1-2-36](3着内率7.7%)
→重賞を主戦場としてきた馬が中心。特別登録を行った馬のうち、“2024年の、JRAの、重賞のレース”において9着以内となった経験があるのは、グランディアノースザワールドバラジファユエンボーンディスウェイラヴェルラリュエルの7頭だけです。


▼2024年10月13日(日) 京都11R 秋華賞
【前走の着順別成績(2017年以降)】
●4着以内 [7-7-6-57](3着内率26.0%)
●5着以下 [0-0-1-42](3着内率2.3%)
→2017年以降の3着以内馬21頭中20頭は、前走で4着以内に好走していた馬。大敗直後の馬は評価を下げるべきでしょう。


▼2024年10月14日(月) 新潟11R 信越ステークス
【馬番別成績(2021年以降)】
●1~9番 [0-2-0-25](3着内率7.4%)
●10~18番 [3-1-4-16](3着内率33.3%)
→枠順が明暗を分けそう。内寄りの枠に入った馬は疑ってかかるべきだと思います。


▼2024年10月14日(月) 東京11R アイルランドトロフィー 府中牝馬ステークス
【馬番別成績(2019年以降)】
●1~8番 [5-5-3-27](3着内率32.5%)
●9~18番 [0-0-2-27](3着内率6.9%)
→こちらも枠順がポイント。外寄りの枠に入った馬は期待を裏切りがちでした。


次回、【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】特選重賞データ分析編は10/14公開予定です。

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【アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス】特別登録馬 2024年10月6日() 17:30

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【マーメイドS】レースを終えて…関係者談話 2024年6月16日() 18:47

◆菊沢騎手(ファユエン4着)「いい脚を長く使ってくれました。こういう舞台も合っています。このクラスでもやれる力を改めて感じました」

◆坂井騎手(ラヴェル5着)「調教より折り合いはつきましたし、直線に向いたときは一瞬、2着はあるかと思いました。ラストは止まりましたが、改めて能力は感じました」

◆西村淳騎手(セントカメリア6着)「1、2コーナーで(ハミを)かんでしまいましたし、逃げ馬の展開になってしまいました」

◆小沢騎手(エリカヴィータ7着)「道中で外からかぶされて力みましたが、しまいはジリジリ脚を使えていました。切れ味で負けましたが、しっかり真面目に走ってくれました」

◆松若騎手(マリネロ8着)「自分のリズムであのポジションになりました。勝負どころでズブいところはありますが、そのなかで頑張ってくれました」

◆北村友騎手(ピンハイ9着)「スタートも良く、雰囲気良く1コーナーに入っていけました。力む面があったのと、小柄な馬で内の悪いところを通ったのもあって、最後は脚が上がってしまいました」

◆岩田望騎手(コスタボニータ10着)「きょうはゲートが全て。出ていれば面白い展開だったと思います」

荻野極騎手(インザオベーション11着)「いいところを取れましたが、前との差を詰めるのに苦労しました。そのわりに直線途中まで踏ん張っていたし、もっと楽な展開ならと思う内容でした」

◆富田騎手(ジューンオレンジ12着)「初めての2000メートルでコーナー4つも経験がないので、いいスタートを切って折り合いたいと思っていました。1コーナーで力んだぶん、最後は苦しくなりましたが、こういう経験を積んでいけば」

◆藤懸騎手(ベリーヴィーナス14着)「ハナも頭にありましたが、向こうの方が速かったので、自分のリズムを守って運びました。最後は苦しくなりましたが、持ち時計は詰めていますし、暑い中、頑張ってくれました」

◆M・デムーロ騎手(タガノパッション15着)「気分で走る馬で、きょうはそうではなかったです。ずっと右にもたれていました」

◆幸騎手(ゴールドエクリプス16着)「3、4コーナーで手応えがあまりありませんでした。こんなに負ける馬ではないし、敗因がよく分かりません」

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【マーメイドS2024】ROBOTIPの勝率予測 騎手重視予測からは抜けた勝率予測を叩き出したエーデルブルーメから 2024年6月15日() 12:00

こんにちは。ウマニティのROBOTIP開発プロジェクトメンバーの劉備です。
日曜重賞のマーメイドS(G3)は、わたくし劉備が担当させていただきます。

わたくし劉備ROBOTIP設定は騎手を重視しますので「競走馬」30%、「騎手」70%を基本ベースとしています。適性については、レース条件に応じて、騎手の「距離」、「トラック」、「周回方向」、「G前の坂の有無」の各適性を配合していきます。補正は、レース条件に関係なく「斤量」「調教評価」の2点を補正ONにします。
これが劉備のROBOTIP設定の基本方針となります。

さて、今回の舞台となる京都芝2000mは、内回りコースでコーナーを4つ回るコース。ここはそんな舞台を考慮して、距離適性60%、トラック適性40%のセッティングといたしました。

この設定によって算出された勝率予測は以下の通りとなります。

劉備ROBOTIPが弾き出したマーメイドS全馬の勝率
(順位・馬番・馬名・勝率)

1 ⑮エーデルブルーメ  20.52%
2 ⑫タガノパッション  7.79%
3 ⑩ゴールドエクリプス 7.22%
4 ⑪インザオベーション 6.68%
5 ⑧セントカメリア   6.62%
6 ③ピンハイ      6.51%
7 ⑤ラヴェル      5.51%
8 ⑬アリスヴェリテ   5.47%
9 ⑥ホールネス     5.45%
10 ④ミッキーゴージャス 5.40%
10 ②ジューンオレンジ  5.40%
12 ⑨コスタボニータ   5.13%
13 ⑦マリネロ      4.62%
14 ①ベリーヴィーナス  2.93%
15 ⑭エリカヴィータ   2.49%
16 ⑯ファユエン     2.25%

ROBOTIPの基本的な考え方は、平均勝率(16頭立ての場合は6.25%)を上回る馬のみを馬券対象としますので、今回のマーメイドSでは上位6頭までが対象馬となります。
勝率の差で隊列を組むと以下の並びになります。

⑮>>>>⑫⑩>⑪⑧③

ご覧の通りエーデルブルーメ川田将雅)が2位に12.73差と1頭抜けた数値を叩き出してトップ評価と相成りました。牝馬限定のハンデ戦と難解なレースですが、これだけの数値差ですのでここは素直にエーデルブルーメを軸馬候補としたいと思います。馬券は馬券対象馬5頭へと流した馬単の合計9,000円(5点)で勝負いたします。

【劉備のマーメイドS勝負馬券】
馬単
⑮→⑩⑫
2点×各3,000円=6,000円
⑮→③⑧⑪
3点×各1,000円=3,000円

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ROBOTIPは自分の競馬予想理論に従って6つの能力指数(競走馬・騎手・血統・調教師・馬主・生産者)と、5つの適性(距離・トラック・馬場状態・周回方向・G前の坂)を自由に配合して出走馬の勝率を予測するロボットです。
ROBOTIPはウマニティに会員登録(無料)すると無料でご利用頂けます。
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ラヴェルの関連コラム

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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


5月21日(日)東京11R 第84回オークス(3歳牝馬G1・芝2400m)




【登録頭数:21頭】(フルゲート:18頭)


<前走:桜花賞出走馬>(中5週)

リバティアイランド(1着、466kg(+4kg))<B><優先出走馬>
この中間は乗り込み量が少なめで、1週前もCWを単走といつもと違う感じの調整内容は気になるところ。それでも動きを見ると重心が低く回転の速い走りで、悪くは見えない。

コナコースト(2着、454kg(-4kg))<B><優先出走馬>
この中間もこれまで通り1週前にCWを長めから併せ馬で追われて先着。併走相手の鞍上とは体重差がかなりあったとは思うが、手応えも良く引き続き出来は良さそう。

ペリファーニア(3着、490kg(-6kg))<B><優先出走馬>
前走時は関西への輸送を控えた状況下、最終追い切りでも馬なりながら気分良く走らせていた。この中間は、1週前追い切りから抑え気味の内容となっていて、強くやる必要もないくらい馬体は仕上がっているのかもしれない。

ハーパー(4着、462kg(-4kg))<A><優先出走馬>
この中間も乗り込み入念で、1週前に強めに追われて併せ馬でも先着。日曜日にも坂路で好時計をマークし先着と、直前は馬なりで十分な仕上がり。

ドゥアイズ(5着、448kg(+2kg))<B><優先出走馬>
勝ちきれないところがあるが大崩れもない馬。1週前追い切りでは毛艶がピカピカで気合乗りも抜群に見せており、上積みが期待できそう。

シンリョクカ(6着、434kg(-6kg))<B>
この中間も南Wで良い時計が出ていて出来良好に映る。左回りでの追い切りの動きを見ると、特に気にするところもなく手応えも良く好印象。

ライトクオンタム(8着、428kg(±0kg))<B>
今回乗り替わりとなる田辺騎手が騎乗しての1週前追い切り。独特の走りをする馬で、追い切るよりもコンタクトをとることのほうを優先した感じの内容だったが、レース前に騎乗しておくことは人馬プラスになる。小柄な馬なので強く追う必要もなく、VTRを見てもいつも通りの走りで出来も悪くはなさそう。

エミュー(10着、418kg(+4kg))<D>
小柄な馬で使い詰めの状況。この中間は、中5週で関東での競馬となりしっかり乗り込まれているが、1週前追い切りの動きからは非力さがぬぐえず力強さは感じられない。

ラヴェル(11着、446kg(-2kg))<C>
桜花賞のコラムでも書いたが、この馬は右回りよりも左回りのほうがスムーズに加速することができるので、東京コースはプラス。休み明け3戦目での上積みも見込めそうで、前走以上の走りに期待がもてる。

キタウイング(12着、432kg(±0kg))<B>
重賞2勝馬だが調教で目立たない内容の時に好走している馬。関西でのレースの時には、早めに栗東入りして坂路でかなりの好時計をマークと、能力の一端を示していたと思うが凡走も多い。この中間は坂路、南Wで乗り込まれ平凡な内容といった感触だが、このような時にこそ激走することがあるので注意も必要。

ドゥーラ(14着、472kg(-4kg))<A>
ここ3戦はワンターンの競馬で、直線で伸びてきていないわけではないのだが、スタートも速いほうではないことから、息を入れるタイミングもなかなか作れずでこの馬の良さは出せていない。この中間、2週前は坂路、1週前がCWで一杯に追われてかなりの好時計をマークしていて、状態はすこぶる良さそう。鞍上が斎藤騎手に戻り人気は落ちそうな場面だが。距離延長でコーナー4つのコースとくれば巻き返せる要素は十分にあり。





<前走:フローラS出走馬>(中3週)

ゴールデンハインド(1着、486kg(+10kg))<A><優先出走馬>
この中間も、1週前に南Wを3頭併せで追われて大外を馬なりのまま楽に先着と、前走勝ちの勢いそのままといった感。

ソーダズリング(2着、470kg(±0kg))<B><優先出走馬>
月1ペースでレースを使われてきて今回は中3週となるが、1週前にはこれまで同様に坂路で追われた。単走馬なりも力強い走りを見せていた、引き続き好調をキープ。

イングランドアイズ(4着、432kg(+6kg))<D><抽選対象馬(1/4)>
この中間は坂路で目立つ時計はなし。前走時のパドックでは落ち着きがなく、間隔が詰まっての再輸送ということもあって、強めに追えないところあり。

キミノナハマリア(11着、492kg(+2kg))<C>
前走時の追い切りもそうだったが、1週前追い切りでも終い速い時計で回転の速い走りをアピールしているが、一方でバネのある走りではない。




<前走:その他のレース出走馬>

ヒップホップソウル(フラワーC:2着、490kg(-2kg)中8週)<B>
この中間も日曜に坂路、水曜に南Wと2週連続で好時計。1週前追い切りでは行きたがるところを抑えながらも楽に先着と、元気で勢いあり。

ミッキーゴージャス(1勝クラス:1着、436kg(-4kg)中5週)<A>
母はオークス馬。無駄がなくコンパクトにまとまった感じの馬体ではあるが、この中間もプール調教を多く取り入れられながらこれまでと同じような調整内容できている。1週前追い切りでは終い仕掛けられると一気に突き放してみせていて、仕上がりもかなり良い。

レミージュチューリップ賞:16着、506kg(-2kg)中10週)<C>
小柄な馬で、間隔を空けられたこの中間は2週前、1週前と強めに追われて時計自体上々なものを刻んできた。ただ、動きを見ると重い感じあり。

ウェイビー(矢車賞:2着、506kg(-2kg)中2週)<D><抽選対象馬(1/4)>
速い時計を出す厩舎だが、中1週となり軽めの調整で時計平凡。

クインズカムイ(未勝利:1着、468kg(-8kg)中3週)<D><抽選対象馬(1/4)>
この中間もプール調整が多く、1週前の坂路では3頭併せ(計測不能)で追われたが、物足りない動きだった。

メランポジューム(スイートピーS:8着、448kg(-2kg)中2週)<C><抽選対象馬(1/4)>
休み明けの2戦が関東でのレースで、中2週での再輸送となると、馬体維持優先となり強めに追えない。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ハーパードゥーラゴールデンハインドミッキーゴージャスの4頭をあげておきます。



◇今回はオークス編でした。
桜花賞から距離が800m延びるオークス。今回も過去5年の連対馬について、追い切り内容を調べてみました。すると、連対馬10頭のうち、最終追い切りを馬なりで追われていた馬が7頭、そしてそれを勝ち馬に絞ると5頭全馬が直前馬なりでの調整だったことが分かりました。1週前も含めて全体的に馬なり調整だった馬が多く、一方で強めに追われて連対した馬たちは1週前も最終追い切りも強めに追われていたとの傾向が見られています。
3歳牝馬にとっては長距離のレースということで、折り合い面を重視した調整が中心になっているように思います。というわけで、今週のオークスに関しては、折り合い重視のソフト仕上げ、をおすすめの調整パターンとして挙げさせていただきます。


オークス出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。






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2023年4月6日(木) 10:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 桜花賞2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


4月9日(日) 阪神11R 第83回桜花賞(3歳G1・牝・芝1600m)



【登録頭数:26頭】(フルゲート:18頭)


<前走:チューリップ賞出走馬>(中4週)

モズメイメイ(1着、456kg(±0kg))<B><優先出走馬>
この中間も乗り込み豊富で、2週前、1週前には坂路で好時計を出している。動きを見ても、かなり行きたがるくらい気合が乗っていて出来は引き続き良さそう。

コナコースト(2着、458kg(-4kg))<D><優先出走馬>
2走前、前走、この中間と、追い切りの内容が物足りなくなっていて、調子が上がってこない感じ。

ペリファーニア(3着、496kg(±0kg))<A><優先出走馬>
南Wと坂路で好時計が出る馬だが、前走時のパドックではまだ締まりそうな馬体だった。この中間も、1週前に南Wを併せ馬で追い切られ好時計をマーク。さらに、前走時と同じように日曜坂路でもかなり速い時計を出していて順調な仕上がり。

ルミノメテオール(4着、446kg(+4kg))<D><除外対象馬>
前走時までは坂路で好時計が出ていたが、この中間は本数の割に平凡な時計が多い。

ダルエスサラーム(6着、438kg(±0kg))<B><除外対象馬>
坂路で速いタイムが出る馬で、この中間も坂路で好時計マークと状態は良さそう。どちらかというとスピードが勝った感じ。

キタウイング(7着、432kg(±0kg))<B>
前走時も栗東に滞在しての調整だったが、控えめな内容が多かった。この中間も引き続き栗東で馬なりでの調整だが、前走時よりも走りがしっかりしてきていて上積みは感じられる。

ドゥーラ(15着、476kg(+6kg))<B>
前走時の追い切りでは終いの伸び脚に物足りなさを覚えたが、この中間は1週前追い切りで見せた力強さから、良化してきている印象。




<前走:フィリーズレビュー出走馬>(中3週)

シングザットソング(1着、436kg(-4kg))<C><優先出走馬>
小柄な馬で、前走時パドックでは好馬体もこれ以上馬体は減らせないくらいギリギリだった。中3週で迎えるこの中間、追えばいくらでも速い時計の出る馬が控えめな内容となっていて、上積みまでは厳しいのかもしれない。

ムーンプローブ(2着、464kg(-6kg))<C><優先出走馬>
前走は1400m戦で前に行けなかったが直線はしっかり伸びた。この中間も1週前には坂路で好時計も、抑えすぎて時計ほどの良い伸び脚は見られず。

ジューンオレンジ(3着、446kg(-4kg))<B><優先出走馬>
使い詰めからの中3週で疲れがどうかというところはあるが、坂路で好タイムを計時し、併せ馬でも見劣ることなくしっかりした走り。

ブトンドール(6着、494kg(+12kg))<D>
この中間も距離を意識してか1週前追い切りはCWでの内容。走りに硬さがあり首も上がり気味で物足りない動き。

リバーラ(12着、434kg(+4kg))<‐>※出走回避




<前走:阪神ジュベナイルフィリーズ出走馬>(4ヵ月)

リバティアイランド(1着、462kg(-4kg))<A>
この中間も坂路、CWと好時計。やや首が詰まる走りになるが伸びていないわけではないので、前走時に近い好仕上りで出走できそう。

シンリョクカ(2着、440kg(±0kg))<C>
この中間も前走時と同じような調整内容。状態は悪くなさそうだが、動きを見てもまだ非力さが残る印象で、大きく変わった感じはなし。

ラヴェル(11着、448kg(-4kg))<B>
この中間は2週前から1週前までに3本強めに追われていて、1週前の映像からも力強い動きで休み明けでも出来自体は良さそう。ただ、右回りよりも左回りのほうがコーナーリングから直線に向いての加速がスムーズな感があり、ここも枠とゲートを出ての位置取り次第か。スムーズでないと前走のような競馬になるリスクは残る。




<前走:クイーンC出走馬>(中7週)

ハーパー(1着、466kg(-12kg))<B>
この中間も入念な乗り込みで出来は良さそう。1週前の動きを見ると仕掛けられてからの反応こそ鈍いが、終いの伸び脚は上々。

ドゥアイズ(2着、446kg(-2kg))<B>
休み明け3戦目で迎える。前走時のパドックでは、毛艶良く、気合、伸び万全で状態は良かった。この中間も先週、今週と追い切りの時計を詰めてきていて、更なる上積みに期待が持てる。

モリアーナ(3着、474kg(-2kg))<C>
叩き3戦目となるが、前走から少し間隔が空いていて坂路で良いタイムが出ていない。

ミシシッピテソーロ(15着、418kg(-6kg))<D><除外対象馬>
この中間、2週前、1週前と追い切られているがこの馬としては平凡な時計で......。




<前走:その他のレース出走馬>

トーセンローリエ(アネモネS:1着、426kg(-2kg) 中3週)<D><優先出走馬>
3連勝した前3走時の追い切りでは、中間坂路でかなり良い時計を1回はマークしていた。ただ、この中間は中3週で1週前までは軽めの調整。最終追いでビッシリ追ってきて好時計を出せるところまで回復できるかどうかだが。

コンクシェル(アネモネS:2着、452kg(-10kg) 中3週)<C><優先出走馬>
前走時点で10キロ減と、これ以上絞りたくない感じも1週前には強めに追われて好時計を計時と、出来は引き続き良さそう。あとはパドックでテンションが高くなるところがあり、さらに輸送もあるとこれまで以上に力みが強くなる可能性あり。

ミスヨコハマ(アネモネS:10着、464kg(+2kg) 中3週)<C><除外対象馬>
休み明け2戦目でこの中間も乗り込み豊富。併せ馬でも先着と、上積みが期待できそうな感触はあるが。

エミュー(フラワーC:1着、414kg(-2kg) 中2週)<D>
小柄な馬で使い詰め。この中間は、中2週で1週前に強めに追えず、さらに輸送もあるので状態面を気にする以上に馬体を減らさないことに神経を使わなくてはならず......。好状態にもっていくことはかなり大変になりそう。

ライトクオンタムシンザン記念:1着、428kg(+2kg) 3ヶ月)<A>
ルメール騎手は、馬の気持ちに逆らわず気分よく行かせての勝利。武豊騎手は、ディープ産駒の爆発力を活かす乗り方で直線大外一気の差し切り勝ちと、どちらも強い内容で能力の高さを見せてくれた。小柄な馬ということもあり、間隔を空けて臨む今回、2週前、1週前とCWを長めから追われて上々の時計を披露。動きを見ても、前進気勢が強く気持ちも乗ってきているので良好な仕上がりと言えるだろう。

メイクアスナッチ(フェアリーS:2着、436kg(+6kg) 3ヶ月)<D><除外対象馬>
休み休み使われてきた馬で、今回も3ヶ月ぶり。1週前追い切りではモタモタした走りで、仕上り途上という印象を受けた。

ユリーシャ(エルフィンS:1着、446kg(-8kg) 中8週)<C><除外対象馬>
坂路で好時計の出る馬だが、この中間は1週前にCWで長めからと調整パターンを変えてきた。もともとトレセンで多く追い切られるタイプではないが、今回は間隔が空きなおかつ絞りにくい寒い時期で本数も少ないということで、太めが残っているため変えてきたのかもしれない。動きを見ても終い伸びきれずという感じ。


                                                                                                                          

※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ライトクオンタムリバティアイランドペリファーニアの3頭をあげておきます。



◇今回は、桜花賞編でした。
桜花賞過去5年の連対馬(霧で1週前、最終追い切りと計測不能だったアーモンドアイを除く)の追い切り内容について調べてみると、最終追い切りが馬なりだった馬が6頭で残り3頭も一杯まではいかずG前仕掛けや直線強めと終い気合を入れる程度で3頭とも輸送の負担が少ない関西馬でした。1週前追い切りに関しては、馬なりでの追い切りの馬が少し多く、長距離輸送のある関東馬(栗東滞在馬は除く)は、1週前の時点で仕上がっていないと勝ち負けすることは厳しいでしょう。逆に、関西馬は1週前が馬なりでの追い切りでも、そこで少しでも重い感じがあれば最終追い切りでは強めに......といった過程の馬でも勝ち負けを演じられる傾向にあるようです。これらの調教データから、関東馬は1週前時点での仕上がり、関西馬は最終追い切り後の状態で判断することをおススメします。

桜花賞出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。


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2022年12月16日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】「買い目を絞れ」は多くの場合収支をより悪化させる/朝日杯FS展望
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先週の阪神JFは人気のリバティアイランドが力強く抜け出し勝利。土曜から続く内有利の馬場をどう騎乗するか見ものだったが、淀みないハイラップの流れに乗り、直線は次元の違う末脚で抜け出した。

2着以下は内有利が顕著。シンリョクカは3番枠を生かして上手く溜めて伸びて来た。3着ドゥアイズ吉田隼人騎手が上手く内に収めてラストの脚を伸ばした。

一方で8枠3頭は仲良く出遅れて後方待機。流れに乗れず、16番枠ドゥーラは6着、17番枠ウンブライルは15着、18番枠ラヴェルは11着と、それぞれ惨敗だった。

阪神芝はAコースの連続開催に加えて雨の影響も受けたエリザベス女王杯の週では圧倒的に外有利となったが、その後Bコース替わりでインが復活。3週目を迎えた先週でもむしろイン有利が加速している印象が強い。今週末はBコース4週目となるが、本稿執筆時点では土曜に少し雨予報が出ているくらいで、そこまで悪化する気配はない。引き続き好天が続けば、阪神JFに続いて朝日杯FSも枠順の影響が大きいイン有利レースになるかもしれない。

ところで、先週予想力以外が大事…という話を、新刊『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』に絡めてしたのだが、予想力以外=馬券力の中で特に大切なのが「馬券の買い方」だろう。実は先日、ウマニティの動画でもお馴染み(?)の太組不二雄さんと某ネット番組で共演した際に、太組さんが今年のG1収支でどうしたらプラスに持っていけるか…という話をする機会があった。番組としての結論は、

「より絞って買う」

という方向になったのだが、冷静に考えると逆ではないかなと思いながらアップされたものを見た。

「買い目を絞れ」

というのはよく聞く話で、そりゃ広げるよりは絞った方が効率が良いのは当然である。だが、実は絞って買うと勝つためには単純な予想力の勝負になるため難易度が上がる側面もある。

阪神JFのように人気馬からのヒモ荒れは競馬においては日常茶飯事で、そういった馬券を取るには、絞るよりも手広く買って高めを待つというスタンスも大事である。だが、絞る方がカッコいい、プロっぽい、見栄えが良い…などなど多くの理由があり、結果として買い目を絞れというのは今も昔もよく聞かれるアドバイスだ。そもそも競馬におけるアドバイスなんてものは(自戒も込めて)大半が役に立たないので、基本的にはそんなものは無視して自分が信じることを続けた方が良いのだが、買い目を絞れというのもそのうちの一つではないかと思う。

特に穴馬券を買う方の場合、馬券が当たらない、今年の収支がイマイチで儲かっていないという方は、絞ることをやめて、荒れるレースを気楽に多点買いすればいい。そうしたら、運よく思わぬ高配当が転がり込んでくるはずだ。絞って儲けるのは正直75%平均のギャンブルに力勝負を挑むことなので、実はあまり得策ではない。よほど腕に自信があるなら別なのだが、そうでもないなら、あまり肩に力を入れずに買うことをオススメしたい。

さらなる詳細は新刊『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』を手に取っていただければ、具体的な手法や考え方を知ることができるはずなので、興味のある方は是非ご一読を。

~今週末の注目馬~

では、いつも通り最後は週末の注目馬で締めたい。今週末は朝日杯フューチュリティステークス。注目馬はコチラ。

レイベリング横山武史騎手)

今回の注目はレイベリング

まだキャリア1戦ながら、初戦は逃げ馬が粘る流れをただ一頭次元の違う脚で伸びて来て勝利。父フランケルは2歳王者を複数輩出している世界的種牡馬で、今回は横山武史騎手が乗れるのも心強い。先週同様の馬場ならば、内枠を引ければよりチャンスが広がりそうだ。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2022年12月8日(木) 11:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 阪神JF2022
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月11日(日) 阪神11R 第74回阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・芝1600m)


【登録頭数:29頭】(フルゲート:18頭)


<前走:ファンタジーS出走馬>(中4週)

リバーラ(1着、432kg(+14kg))<C>
今回も関西への輸送があるので、1週前は馬なりで追われた。ソフト調整でもかなり持っていかれている感じで、予定よりも時計が速くなってしまったという印象。

ブトンドール(2着、484kg(+6kg))<C>
前走時は強めに追われることが多かったが、この中間は馬なりでの調整。走りに力強さが感じられない。

サラサハウプリティ(5着、432kg(-2kg))<C>【抽選対象馬(3/14)】
1週前追い切りではモタモタした感じもしぶとく先着していて、これで変わってくるかどうか。

アロマデローサ(10着、444kg(+2kg))<B>
前走時は、追い切りでも力みがかなり感じられたがパドックでも入れ込んでいた。この中間、1週前追い切りでは気分よくスイスイと力強くしっかりした伸び脚を見せている。




<前走:アルテミスS出走馬>(中5週)

ラヴェル(1着、452kg(+8kg))<A>
前走時の追い切りでは少し重たい感じにも見えたが、パドックでは外々を気分よく周回していて出来は良かった。この中間もそれほど目立つ時計こそ出ていないものの、首を上手に使った走りで引き続きデキ良好。

リバティアイランド(2着、468kg(+4kg))<A>
この中間は坂路中心の調整で、1週前には芝での追い切りと新馬戦の時と同じような内容。特に坂路での時計はかなり良く、休み明けの前走を一度使われての上積みも期待できそう。

アリスヴェリテ(3着、454kg(+4kg))<D>【抽選対象馬(3/14)】
この中間も坂路での調整。前半は勢いよく駆け上がってくるのだが、終い甘くなるところは変わらず。

マラキナイア(5着、430kg(+8kg))<D>【抽選対象馬(3/14)】
前走時のパドックではトモが寂しく、後ろを歩いていた勝ち馬と比べるとかなり差があった。土曜追いの厩舎なので1週前の水曜は軽めの調整だが、首が上がり気難しい面を出していて出来に不安あり。

ミシシッピテソーロ(9着、436kg(+12kg))<B>
前走時、パドックを見ても太め残りがあった印象。この中間も長めから乗り込まれていて、これで絞れてくれば変わり身にも期待がもてる。




<前走:札幌2歳S出走馬>(3ヶ月半)

ドゥーラ(1着、466kg(+2kg))<B>
札幌2歳Sからの休み明けで、乗り込み豊富。好時計も出ているが、1週前の動きを見るとまだ反応が鈍く、重さの残る走りに映った。

ドゥアイズ(2着、440kg(-8kg))<C>
これまでも牧場での調整が多かった馬で、この中間も休み明けだがトレセンでの追い切りは少ない。1週前追い切りでは、終いのひと伸びを欠いた動きとの印象で、全体的に物足りなさが残る。




<前走:その他のレース出走馬>

キタウイング(新潟2歳S:1着、436kg(±0kg)3ヶ月半)<B>
関東馬だが早めに栗東に移動して調整中。1週前の坂路での動きも重たさは残るが終いはしっかり伸びていて、仕上がりは良さそう。

ウンブライル(もみじS:1着、474kg(±0kg)中7週)<A>
前走で関西輸送を経験していて、間隔にも余裕がありこの中間はしっかり乗り込まれていて時計も優秀。1週前追い切りでは、気合乗り、手応えともに良く見せていて、好仕上りとみてよさそう。

モリアーナ(コスモス賞:1着、462kg(+2kg)4ヵ月)<A>
休み明けでの出走だが、2週前、1週前と好時計で先着。1週前の動きを見ても、終いしっかりと伸びていて、乗り込み本数の割に順調な仕上がりを示している。

イティネラートル(りんどう賞:1着、408kg(-6kg)中8週)<C>
休み明けも、前走時よりも坂路での時計は良くなっていて出来は良さそう。ただ、小柄な馬でスピードが勝った感じで、短い距離のほうが向いているかも。

サンティーテソーロ(サフラン賞:1着、420kg(-2kg)中9週)<C>
1週前追い切りは併走相手の走りに合わせる内容で手応えに余裕があったが、手綱を緩めた時の反応は鈍くまだ中身に不安あり。

ミスヨコハマ(赤松賞:1着、460kg(±0kg)中2週)<C>
間隔を詰めて使われていて、この中間は軽めの調整。前走時のパドックではまだ馬体に余裕があったので、上積みは期待できるが、疲れがどれだけ取れているかがもっとも重要。

コンクシェル(赤松賞:6着、462kg(+18kg)中2週)<D>【抽選対象馬(3/14)】
前走から間隔が詰まっているが、1週前には併せ馬で先着し、好時計をマーク。ただ、重心が高い走りで、追われてからの反応も鈍い。

ムーンプローブ(白菊賞:1着、468kg(-2kg)中1週)<B>
中1週での出走で軽めの調整も、前走時の追い切りでかなり良い動きを見せていた馬。パドックでもまだ緩いという感触だったので上積みも期待できそう。最終追い切りの動きを見て判断したい一頭。

エイムインライフ(白菊賞:6着、472kg(+4kg)中1週)<C>【抽選対象馬(3/14)】
前走から間隔が詰まっていて軽めの調整。それでも、前走時のパドックでかなり緩さが残っていたので、ここで馬体が締まってくれば上積みへの期待も。

メイショウコギク(秋明菊賞:3着、424kg(-2kg)中2週)<D>【抽選対象馬(3/14)】
1週前の坂路での時計も終いが甘く、間隔も詰っていて変わり身はなさそう。

ヴィエンヌ(新馬:1着、482kg、中5週)<C>【抽選対象馬(3/14)】
この中間も乗り込み豊富で、1週前追い切りでの時計は優秀。ただ、スピードが勝った走りで一気の距離延長に不安あり。

シンリョクカ(新馬:1着、440kg、中8週)<C>【抽選対象馬(3/14)】
1週前追い切りでは、3頭併せの真ん中に併せたがフラつき右にモタれるところを見せていて、右回りでの走りには不安を残す。

モズメイメイ(新馬:1着、456kg、中2週)<B>【抽選対象馬(3/14)】
これまで併せ馬では遅れたことのない馬で、前走から間隔が詰まっていて1週前は軽めの調整。前走時、パドックでは馬体の仕上がりは良かったもののややテンションが高く映ったので、最終追い切りは軽めでも十分。

ライトクオンタム(新馬:1着、426kg、中3週)<D>【抽選対象馬(3/14)】
前走新馬勝ちをはたすも、乗り込み少なく馬体もまだ細かった。中間軽めの調整で迎える今回、一気の良化は感じられない。

ルミノメテオール(新馬:1着、440kg、中5週)<B>【抽選対象馬(3/14)】
デビュー戦は、乗り込み豊富で仕上りも良かった。この中間もしっかり乗り込まれていて、1週前追い切りは終いこそやや甘かったが出来落ちはなさそう。

ダンシングニードル(未勝利:1着、474kg(-4kg)中7週)<C>【抽選対象馬(3/14)】
1週前追い切りでは坂路で先着。走りを見ると短い距離が向く感じ。

ハウピア(未勝利:1着、408kg(+2kg)中8週)<E>【抽選対象馬(3/14)】
前走から間隔が空いているが、乗り込み少なく1週前追い切りでは首が上がり伸びきれず。

ユリーシャ(未勝利:1着、456kg(-6kg)中3週)<B>【抽選対象馬(3/14)】
レースを使われる毎に追い切りの時計も良くなっていて、前走時はパドックでも好馬体をアピールしていた。1週前は金曜日に坂路で好時計が出ていて、上積みも期待できそう。


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、ラヴェルリバティアイランドウンブライルモリアーナの4頭をあげておきます。


◇今回は、阪神ジュベナイルフィリーズ編でした。
阪神ジュベナイルフィリーズ連対馬(過去10年)の調教内容を見てみると、最終追い切りを馬なりで追い切られていた馬が14頭。強め、一杯などで追われていた馬は6頭となっていました。次に、1週前追い切りの内容ですが、こちらは馬なりで追われていた馬が7頭、強め、一杯が13頭となっていていました。
これを、過去5年に絞って見てみると、最終追い切りを馬なりで追われていた馬が10頭、強め一杯が0頭、1週前追い切りは、馬なり3頭、強め一杯が7頭となっていて、近年の連対馬は1週前に強めに追われて、最終追い切りは馬なりという馬がかなり多くなっている傾向にあります。
これは、関東馬も関西馬も同じ傾向にあり、追い切るコースも坂路、Wコースが中心ではありますが、特に偏ったところはないので1週前にある程度の状態まで仕上げられているかが最大のポイントとなります。ただ例外として、前走から間隔が大きく空いている馬、前走馬体がかなり大きく増えていた馬などは、1週前、最終追い切りと2週連続強めに追ってくることもあるので、その場合は最終追い切りの動きを見ての判断が必要となります。そして、今週は香港で行われる国際競走にたくさんの日本馬が出走します。日曜日の午後は、日本の競馬と並行して香港の競馬も楽しんでいきましょう。


※阪神JF出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2022年12月7日(水) 17:59 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2022) ~第9回ワールド別上位者レビュー
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 2022年の2歳戦もいよいよ大詰め。今月は12月11日の阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月18日の朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・阪神芝1600m外)、そして12月28日のホープフルステークス(2歳G1・中山芝2000m内)と、各カテゴリのチャンピオン決定戦が立て続けに施行されます。一連のビッグレースが終了する頃には「ウマニティPOG」のランキングも大きく変動しそう。楽しみにしているプレイヤーも多いのではないでしょうか。
 ちなみに、入札は今後も毎週行われますが、仮想オーナー募集枠の解放は今週12月5日が最後。実績ある馬の獲得を目指すならば、現在行われている第28回入札にすべてを懸けるしかありません。もっとも「遅れてきた大物を狙うためにあえて空きを作っておく」という作戦でない限り、大半のプレイヤーは既に自身のラインナップが固まっているはず。残念ながら思うような結果が出ていない場合は、今のうちにその原因を検証しておきたいところです。
 今回は、12月4日終了時点における各ワールドの上位プレイヤーと、その指名馬をひと通りチェックしてみました。優秀なプレイヤーたちの指名戦略と比較しながら、自身の今シーズンを振り返ってみてください。

 なお、2022年、かつJRA、かつ2歳のレースにおける競走馬ごとの本賞金額(12月4日終了時点)トップ20は下記の通りとなっています。

【1位】ブトンドール(プリンセスロックの2020) 5000万円
【2位】オールパルフェ(クイーングラスの2020) 4600万円
【3位】オオバンブルマイ(ピンクガーベラの2020) 4500万円
【3位】ガストリック(エーシンエポナの2020) 4500万円
【5位】グリューネグリーン(レディーダービーの2020) 4000万円
【5位】ドルチェモアアユサンの2020) 4000万円
【7位】トップナイフ(ビーウインドの2020) 3890万円
【8位】ロンドンプラン(パッションローズの2020) 3800万円
【9位】キタウイング(キタノリツメイの2020) 3730万円
【9位】ドゥーラ(イシスの2020) 3730万円
【11位】ラヴェル(サンブルエミューズの2020) 3600万円
【11位】リバーラ(インドリヤの2020) 3600万円
【13位】シーウィザード(メリーウェザーの2020) 3080万円
【14位】コンティノアール(パンデリングの2020) 2710万円
【15位】ウメムスビ(ヴィオレッタの2020) 2640万円
【16位】ドゥアイズ(ローズマンブリッジの2020) 2540万円
【16位】ミスヨコハマ(ミスエリカの2020) 2540万円
【18位】オマツリオトコ(マツリバヤシの2020) 2510万円
【18位】ビッグシーザー(アンナペレンナの2020) 2510万円
【20位】チャンスザローゼス(ヴィンテージローズの2020) 2500万円

 複数の産駒がランクインしている種牡馬は、ビッグアーサールーラーシップ(各2頭)だけ。ちなみに、ノーザンファーム生産馬も5頭どまりです。キングカメハメハディープインパクトの直仔が激減した影響もあってか、今シーズンは前評判の高かった馬たちが全体的に出遅れている印象。トップクラスのプレイヤーは、どの馬をどんなタイミングで確保したのでしょうか。

 1頭1オーナー制のスペシャルワールドでトップに立っているのは、2億6788万円を獲得しているバンコクの夜は熱い、昼も暑いさん。ウメムスビ(ヴィオレッタの2020)が9月24日のカンナステークス(2歳オープン・中山芝1200m外)を制したほか、ダノンザタイガー(シーズアタイガーの2020)が11月19日の東京スポーツ杯2歳ステークス(2歳G2・東京芝1800m)で2着に健闘しました。既に10頭の仮想オーナー馬が勝ち上がりを果たしている点も見逃せないところ。「ウマニティPOG 2021」で総合ランキング1位となったディフェンディングチャンピオンらしい、非常に重厚なラインナップと言えます。指名馬のプロフィールもバラエティに富んでいるので、ぜひじっくりチェックしてみてください。

 G1ワールドは2億5733万円を獲得しているサウスさんがトップ。出世頭は10月29日のアルテミスステークス(2歳G3・東京芝1600m)を勝ったラヴェル(サンブルエミューズの2020)です。サウスさんはすべての仮想オーナー馬をデビュー前の入札で獲得している点や、指名馬20頭のうち17頭をノーザンファーム生産馬で固めている点が特徴。なお、20頭とも既にデビュー済みで、11頭が勝ち上がりを果たしていました。ポテンシャルの高そうな馬が多く、年明けくらいに独走態勢を築いていたとしても驚けません。

 G2ワールドは2億3485万円を獲得しているシャオヘイさんがトップ。オマツリオトコ(マツリバヤシの2020)が11月24日の兵庫ジュニアグランプリ(2歳Jpn2・園田ダ1400m)を、ウンブライル(ラルケットの2020)が10月16日のもみじステークス(2歳オープン・阪神芝1400m内)を制しています。短距離路線やダート路線でしっかりと稼いでいる点はお見事ですし、他にもクラシック戦線での活躍を期待できそうな馬が何頭かいますから、今後も着々と獲得ポイントを伸ばしてくるでしょう。

 G3ワールドは2億7292万円を獲得している海照☆彡さんがトップ。ドルチェモアアユサンの2020)やラヴェルをデビュー前に指名したほか、オールパルフェ(クイーングラスの2020)をデビュー戦(2着)直後の第2回入札で獲得していました。良血馬からも既走馬からも的確に“当たり”を選んでいるわけで、「ウマニティPOG」におけるひとつの理想形と言えそうな、非常に美しいラインナップです。

 オープンワールドは1億9850万円を獲得している天火明命さんがトップ。オールパルフェに加え、シーウィザード(メリーウェザーの2020)やミッキーカプチーノ(スティールパスの2020)も既に2勝目をマークしています。すべての指名馬を第1回入札で獲得していましたから、仮にこれが一般的なルールのPOGだったとしても首位を快走していたはず。こちらもラインナップをしっかりチェックして、見習えそうなところを探ってみましょう。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2022年10月5日(水) 16:39 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2022) ~第8回注目馬ランキング上位馬
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 先週をもって4回中山・5回中京が終了し、今週末からは4回東京・4回阪神が開幕します。6月からスタートしたJRAの2歳戦も折り返し地点を過ぎ、今後は12月11日の阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月18日の朝日杯フューチュリティステークス(2歳G1・阪神芝1600m外)、12月28日のホープフルステークス(2歳G1・中山芝2000m内)などを見据えた馬たちによる熱戦が繰り広げられるはず。今週末10月8日のサウジアラビアロイヤルカップ(2歳G3・東京芝1600m)をはじめとする重賞競走はもちろん、オープン特別や1勝クラスのレースからも目が離せません。

 現行のシーズン「ウマニティPOG 2022」も“序盤戦”と呼べる時期を過ぎ、獲得賞金ランキングの変動が徐々に大きくなってきました。入札は今週が19回目で、最終的なラインナップが固まったプレイヤーも多いのではないでしょうか。
 ちなみに、入札自体はシーズン最終週まで続くものの、スペシャル以外の各ワールドにおける仮想オーナー募集枠の開放は、今週10月3日、来月11月7日、そしてラストの12月5日を残すのみ。実績馬の追加指名を検討しているプレイヤーにとっては、このあたりの入札が勝負どころです。
 今回は、まだ所有枠が残っている皆さんに向けた参考資料とすべく、2歳戦が開幕する直前の時点における注目POG馬ランキング(2022/06/03 01:00更新)の上位100頭を対象として、各馬の近況をまとめてみたいと思います。

 既にJRAのレースで勝ち上がりを果たしている馬は20頭でした。この100頭はいわゆる「POG本」などでも大きく取り上げられていたわけで、現時点における勝ち馬率がたった2割というのは、皆さんが抱いているイメージよりも相当に低いのではないでしょうか。現2歳世代からキングカメハメハディープインパクトの直仔が激減し、指名馬選びの難度が一気に上がった分、期待に応えることのできない評判馬が増えてしまったのかもしれません。

●1位 フェイト(サンタフェチーフの2020) 1戦1勝
●5位 エゾダイモン(メジロツボネの2020) 2戦1勝
●6位 リバティアイランド(ヤンキーローズの2020) 1戦1勝
●8位 ダイヤモンドハンズ(メチャコルタの2020) 2戦1勝
●12位 ダノンザタイガー(シーズアタイガーの2020) 2戦1勝
●13位 ラヴェル(サンブルエミューズの2020) 1戦1勝
●16位 ノッキングポイントチェッキーノの2020) 1戦1勝
●17位 ブラストウェーブ(ツルマルワンピースの2020) 2戦1勝
●24位 チャンスザローゼス(ヴィンテージローズの2020) 2戦1勝
●25位 ダノンタッチダウン(エピックラヴの2020) 1戦1勝
●28位 オープンファイア(ゴーマギーゴーの2020) 1戦1勝
●45位 ウンブライル(ラルケットの2020) 1戦1勝
●52位 ネアセリーニ(スウィートリーズンの2020) 3戦1勝
●56位 トゥーテイルズウリウリの2020) 2戦1勝
●60位 バロッサヴァレー(ピラミマの2020) 1戦1勝
●67位 メイクザビート(カジノブギの2020) 4戦1勝
●70位 ビップクロエ(カリズマティックゴールドの2020) 3戦1勝
●76位 ビューティーワン(ディヴィナプレシオーサの2020) 3戦1勝
●90位 キングズレインタッチングスピーチの2020) 2戦1勝
●95位 コナコースト(コナブリュワーズの2020) 1戦1勝

 本賞金額はダイヤモンドハンズ(メチャコルタの2020)の1480万円が最高。新馬を完勝した後、9月3日の札幌2歳ステークス(2歳G3・札幌芝1800m)で3着に食い込んでいます。現時点でJRAの重賞に出走した経験があるのは、この馬とブラストウェーブ(ツルマルワンピースの2020)のみ。そのブラストウェーブが本賞金額3位(1010万円)で、デビュー4戦目の未勝利を勝ち上がったメイクザビート(カジノブギの2020)が本賞金額2位(1140万円)にランクインしていましたから、上位人気勢の“出遅れ”はなかなか深刻な状況です。
 ただ、秋以降の大舞台を目指して休養中の馬もいますし、このうち何頭かは年末や来春の大舞台に駒を進めてくるはず。将来性のある手駒を手頃な価格で獲得できる可能性もありますから、各馬の動向や入札の状況は引き続きチェックしておきましょう。

 デビュー済み、かつ未勝利の馬は32頭。新馬で期待を裏切ってしまった評判馬は、入札における人気が急落するかもしれませんね。2021年のホープフルステークスを制したキラーアビリティ、2021年のオークスで2着となったアカイトリノムスメなど、デビュー戦で大敗を喫した馬がクラシック戦線に乗ってきた例も決して少なくないので、これらの馬もいま一度指名を検討しておくに越したことはないと思います。

●2位 アスパルディーコアパパネの2020) 1戦0勝
●9位 ヤングローゼス(ローザフェリーチェの2020) 2戦0勝
●14位 ディオファントス(ディオジェーヌの2020) 2戦0勝
●15位 レッドマグナス(シックスイスの2020) 2戦0勝
●18位 シュバルツガイスト(フリーティングスピリットの2020) 2戦0勝
●20位 エルダーサイン(コンドコマンドの2020) 2戦0勝
●21位 インタクト(ロードクロサイトの2020) 1戦0勝
●22位 ユハンヌス(Midsummer Fairの2020) 1戦0勝
●30位 ガルヴァナイズ(カヴェルナの2020) 3戦0勝
●36位 メリオルヴィータ(メリオーラの2020) 2戦0勝
●37位 ピヌスアモリス(フォエヴァーダーリングの2020) 2戦0勝
●38位 アヘッド(Blanc Bonheurの2020) 1戦0勝
●39位 シャザーンクイーンズリングの2020) 1戦0勝
●41位 セレスティアリティ(アドマイヤテンバの2020) 2戦0勝
●42位 ドウフォルス(スカイダイヤモンズの2020) 1戦0勝
●43位 コンエネルジア(レディイヴァンカの2020) 2戦0勝
●44位 スワッグチェーンメジャーエンブレムの2020) 1戦0勝
●48位 シリンガバルガリス(ライラックスアンドレースの2020) 2戦0勝
●51位 ボーマルシェ(ラフォルジュルネの2020) 1戦0勝 ※抹消
●55位 スティルディマーレ(コケレールの2020) 2戦0勝
●57位 マテンロウカノン(ウォークロニクルの2020) 2戦0勝
●63位 マニバドラ(Trini Brewnetteの2020) 3戦0勝
●65位 リアリーホット(ホットチャチャの2020) 2戦0勝
●66位 サスツルギ(スノーパインの2020) 1戦0勝
●75位 ルクスグローリア(ヒカルアモーレの2020) 1戦0勝
●77位 ヴァレンティヌス(サザンスピードの2020) 1戦0勝
●80位 アンタッチャブル(ガラアフェアーの2020) 1戦0勝
●86位 エコロジョイアー(パシオンルージュの2020) 1戦0勝
●91位 ミラクルキャッツ(ランニングボブキャッツの2020) 2戦0勝
●92位 アップトゥミームードインディゴの2020) 2戦0勝
●93位 スカイラー(トレジャリングの2020) 1戦0勝
●94位 マローディープ(モルジアナの2020) 2戦0勝

 残る48頭は現時点で未出走。もっとも、JRA-VANによると下記の15頭は10月4日時点で入厩済みとなっていました。おそらく近日中にデビューするでしょうし、ひと通りチェックしておいた方が良さそうです。

●4位 デューデットデニムアンドルビーの2020) 0戦0勝
●10位 グランヴィノス(ハルーワスウィートの2020) 0戦0勝
●26位 トラミナー(サマーハの2020) 0戦0勝
●32位 スーパーアグリ(クラシックリディアの2020) 0戦0勝
●33位 サトノグランツ(チェリーコレクトの2020) 0戦0勝
●40位 レヴォルタードバウンスシャッセの2020) 0戦0勝
●49位 ディンディンドン(ベルアリュール2の2020) 0戦0勝
●53位 フリームファクシ(ライツェントの2020) 0戦0勝
●54位 ルモンドブリエ(ラクレソニエールの2020) 0戦0勝
●58位 ポルトロッソ(ポルトフィーノの2020) 0戦0勝
●71位 ハレアカラフラ(オーキッドレイの2020) 0戦0勝
●79位 グラングスト(バラダセールの2020) 0戦0勝
●84位 マイネルエンペラー(マイネテレジアの2020) 0戦0勝
●98位 ジャスティンレオンダイワパッションの2020) 0戦0勝
●99位 バロンゾラーレ(ステファニーズキトゥンの2020) 0戦0勝

 報道によると、注目POG馬ランキング4位のデューデットデニムアンドルビーの2020)は10月8日の阪神05R(2歳新馬・芝1600m外)でデビューする見込みとなっている模様。レースの結果はもちろん、入札がどのように進んだかもしっかり確認して、今後の指名に活かしましょう。

 未出走、かつまだ入厩していない注目POG馬ランキング上位馬は下記の通り。

●3位 プレドミナル(クルミナルの2020) 0戦0勝
●7位 ジャスティンボルト(マラコスタムブラダの2020) 0戦0勝
●11位 テンペストシーザリオの2020) 0戦0勝
●19位 リプレゼント(ファイネストシティの2020) 0戦0勝
●23位 マキシラキシスの2020) 0戦0勝
●27位 ドナウパールドナウブルーの2020) 0戦0勝
●29位 バトルハーデン(ラヴズオンリーミーの2020) 0戦0勝
●31位 ルージュベルメール(レッドファンタジアの2020) 0戦0勝
●34位 ダノンジュリアス(オーマイベイビーの2020) 0戦0勝
●35位 セリエンホルデの2020 0戦0勝
●46位 サファイア(イサベルの2020) 0戦0勝
●47位 アースクロニクル(クロノロジストの2020) 0戦0勝
●50位 マンデヴィラ(マンデラの2020) 0戦0勝
●59位 ダストテイル(ダストアンドダイヤモンズの2020) 0戦0勝
●61位 ミッキーキャンバス(コンヴィクション2の2020) 0戦0勝
●62位 ヴォレトンクール(アイムユアーズの2020) 0戦0勝
●64位 アイリッシュパール(ホームカミングクイーンの2020) 0戦0勝
●68位 アルメリアアルビアーノの2020) 0戦0勝
●69位 オールマイデイズ(ロザリンドの2020) 0戦0勝
●72位 ダノンプレジャー(スピニングワイルドキャットの2020) 0戦0勝
●73位 ダノンボレロ(クイーンビー2の2020) 0戦0勝
●74位 ペリファーニア(ケイティーズハートの2020) 0戦0勝
●78位 ラディアンシア(ラドラーダの2020) 0戦0勝
●81位 ホペロア(ファイナルスコアの2020) 0戦0勝
●82位 ミスドバウィの2020 0戦0勝
●83位 アズライトムーン(アズールムーンの2020) 0戦0勝
●85位 サロミナの2020 0戦0勝
●87位 アロマティコの2020 0戦0勝
●88位 レッドマジック(イルーシヴウェーヴの2020) 0戦0勝
●89位 モズアカボス(Indiaの2020) 0戦0勝
●96位 ミッキーゴージャス(ミッキークイーンの2020) 0戦0勝
●97位 ジェイパームス(キラーグレイシスの2020) 0戦0勝
●100位 モンテコルノ(ラカリフォルニーの2020) 0戦0勝

 注目POG馬ランキング3位のプレドミナル(クルミナルの2020)はノーザンファームしがらきで調整中とのこと。母のクルミナルは2015年の桜花賞で2着に、同年のオークスで3着に健闘した名牝ですが、デビューを果たしたのは年が明けてからでした。血統背景などから「まだ間に合う」と判断できる馬なら、狙う価値は十分にあるはず。他のランキング上位馬もぜひチェックしてみてください。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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ラヴェルの口コミ


口コミ一覧
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おはよ~♪

10月13日ですね!

昨日は京都メインが当たって少しだけプラスで終わりましたとさっ♪

ちゃんちゃん(^^♪

少しでもプラスになる事は素晴らしき哉。

今日は障害重賞とGIあるんで少しじゃなくどっか~んと大当たりしたいぞよ。

東京9R 東京ハイジャンプ

◎⑨オールザワールド
〇⑦ジューンベロシティ
▲⑥ニシノデイジー
△①エコロデュエル
△④サクセスエース

馬連⑨ー①・④・⑥・⑦への4点。
馬単⑨ー①・④・⑥・⑦への4点。
三連複⑦・⑨ー①・④・⑥への3点。
三連単⑨ー⑦ー①・④・⑥への3点。
三連単⑨ー①・④・⑥ー⑦への3点。

初重賞の前走は人気を裏切る形となりましたが暑さが堪えたみたい。大外枠のロスもあったみたいだし。
今回も大外枠引いちゃったけど9頭立てなんでそこまで影響しないかな?出来も戻ってるみたいだし。
元々3連勝してる実力あるんで重賞でもやれるはずだしね。

東京10R テレビ静岡賞

◎⑫ラックスアットゼア
△③バトゥーキ
△⑥エストレヤデベレン
△⑦ロードフォンス
△⑪エコロアレス
△⑯コンクイスタ

馬連⑫ー③・⑥・⑦・⑪・⑯への5点。

前走は馬場とマイルの距離が合わなかったかな?千四なら通用する事は3走前で証明済み。
乗り込み十分で仕上がりは良好。元々鉄砲は効くタイプだしね。人気の薄い初戦が狙って妙味。

京都10R アカイトリノムスメカップ

◎②メイショウシナノ
△④マリアナトレンチ
△⑧サイモンザナドゥ
△⑨オンザライン
△⑩レアンダー
△⑫メイショウコガシラ

馬連➁ー④・⑧・⑨・⑩・⑫への5点。

前走は道中でズブさを見せてたとの事で休み明けの影響かな?叩いた上積みが見込めるんで巻き返しを。
3走前に小差の2着してる様に準オープンでもやれるところを見せてるしね。ハンデ戦で1kg減も良し。

東京11R オクトーバーステークス

◎⑭ラヴェル
△③マイネルケレリウス
△⑤グランディア
△⑦アドマイヤハダル
△⑩ベラジオソノダラブ
△⑯ドゥラドーレス

馬連⑭ー③・⑤・⑦・⑩・⑯への5点。

何か狙いにくいメンバーが揃った感じ?16頭中10頭が休み明け。どこから入るのが正解なんだろ?
と言う訳でラヴェルから買ってみます。府中で重賞勝ってGIで4着。一番相性の良いコースだしね。
京都記念でコンマ5秒差で掲示板確保出来るんだからこのメンバーなら通用しても良いんじゃないかい?
折り合いも付く様になったみたいだしね。

京都11R 秋華賞

◎④タガノエルピーダ
〇⑪ランスオブクイーン
▲②ミアネーロ
△③クイーンズウォーク
△⑤チェルヴィニア
△⑭ステレンボッシュ

枠連③ー③と馬連④ー②・③・⑪・⑭への5点。
馬単④ー②・③・⑤・⑪・⑭への5点。
三連複④・⑪ー②・③・⑤・⑭への4点。
三連単④ー⑪ー②・③・⑤・⑭への4点。
三連単④ー②・③・⑤・⑭ー⑪への4点。

ステレンボッシュは出来の面で、チェルヴィニアは右回りと小回り、クイーンズウォークは内枠に不安。
有力馬に不安材料が内包してるんでここはタガノエルピーダの一発に期待。優駿牝馬に続いての本命。
前に行けるんでこの内目の枠は最高だしね。更に右回り、特に京都に替わるのは絶好の条件だと思う。
お忘れの方もいるかもだけど新馬勝ち直後に牡馬相手のGIで3着してる実績馬。牝馬限定なら勝ち負け。
休み明けを叩いて出来もかなり上向いて来てるしね。同じ先行馬のランスオブクイーンとの二頭軸で夢を。

今日はここまでよぉ~。

 マシンガンhiro 2024年10月11日(金) 09:10
10/13-15 追い切りメモ①(オクトーバーSと土曜京都)
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藤田奈々子さん引退ですか・・・変な意味ではなくお疲れさんでした。もう十分頑張ったんではないでしょうか。あとはまなみんに任せて。

ということではなく。なんかおかしい。
入院するまでまた弛みきった競馬との向き合い方に戻りかけてたのに、入院したら急に頭が冴えてきて(頭が冴える=当たるでは決してない!)、やたらと筆が進んでこんなに長文がこの時間に書き終わる。
これで馬券も的中連発なら"ゾーンに入った"と喜ぶところだが、おそらくそうならないのが悲しいところ・・


日曜東京11R【オクトーバーS】

ドゥラドーレス 86
丸山(美坂) 53.8-39.8-26.0-12.7 馬なり
C1ソレルビュレットの内に併せる。直線手前辺りから相手が口向きの悪さを見せてかなりフラフラしたが、それに戸惑うことなく集中力を保って、最後は手綱を絞り気味のままでも格下相手とは言え手応え圧倒の先着。もう少し終い時計を詰めて欲しかった気もするが、前述の手応えと不良馬場、重心が浮いたりすることもなかったので問題なかろう。菊花賞以外は全て上がり最速、長期休養明けをいきなり勝って再度ひと息入れての始動戦、何とも言えないところだが能力は重賞クラスだろうの反面、人気必至だわな。

ボーンディスウェイ 86
木幡巧(W) 80.2-64.9-50.7-36.9-23.9-11.9 末仕掛け
馬場の中ほどを単走で。行きっぷり良かったので、最後は馬場もあってちょっと仕掛けながらもダラッと伸びた程度の印象だが、もともと決め手で勝負するタイプじゃないし、これだけ活気があることを評価しておきたい。弥生賞でお世話になって以来、わりと注目している馬で、イメージとしては中山福島とかの平均ペースで先行して粘り込む馬と思ってるのだが、意外と府中の中距離で緩い流れを先行して脚を溜め、ピュッと一瞬脚を使うだけの展開のほうが合ったりするのかな。この追い切りを見てもそんなことは無いと思うけど・・・

マイネルケレリウス 85+
助手(美芝) 70.2-53.7-38.7-12.2 馬なり
2歳未勝利パレドラバンの外に併せる。不良馬場で大外を回ったこともあり時計は参考外で、格下相手なので手応え断然での併入も判断不能だが、馬場を気にせず最後まで前向きで集中力ある走りを見せていたのでデキは良い意味で平行線ぐらいだろう。爆発力はないけどソコソコの位置からソコソコの脚を常に使う馬。相手と展開次第で着順が決まるタイプやね。走ったことは無いし今回そんな馬場にはならんと思うが、道悪は上手そう。で、肝心な時に忘れてそう(;^ω^)

ラヴェル 85+
助手(CW) 53.5-36.6-22.8-11.4 馬なり
外めを単走で終い少し気合を付けられる。4F追いでもあり弾むような活気ある動きでスピード感は十分。こういう動きをする馬は個人的に好きなんだよなぁ。けど手前が替わらずちょっと前向き過ぎる面も感じられ、元気の良さは好感持てる反面、レースぶりから受ける”控えて脚を溜めているようで実は漏れてる”という印象は拭えず。リバティアイランドを差し切ったアルテミスSは幻だったのか・・・

バラジ 85
柴田善(美坂) 55.1-39.1-25.2-12.4 馬なり
新馬アレクレアとヒットミーを追走し内へ入ったが、さすがに新馬相手では早々に抜け出して独走。抜け出して最後は気を抜いたようにややスピードダウン気味だったが、不良馬場でもそれだけ軽快に走れていた証と捉えたい。調子は悪くないはずなのにOP入り後サッパリの成績は、決め手不足のせいかな。

レインフロムヘヴン 85
助手(W) 67.1-51.9-37.5-24.2-11.9 馬なり
2歳OPサトノカルナバルの内に併せる。若干相手に煽られ気味にも見えたが、低く安定した重心で集中力もあり、手応えに余力も残して最後は前に出かけていたので私の見間違いでしょう。とは言えこれもバラジ同様OP入り後サッパリの現状で、それを巻き返すほどの上がり目は感じられない。バラジよりも末脚はある反面、位置取りが後ろという違いがあるので、もうちょっと前につけても同じ脚が使えました・・で掲示板が精一杯か。

ブラックマジック 84
松岡(美坂) 55.0-40.2-26.2-12.9 末強め
C1リプレイの内に併せる。キビキビした走りで追いついてきたが、並んで追い出してからが失速。馬なりの相手に置いて行かれた。追走遅れではあるが中間の調整過程を見ても変わり身乏しいと判断。


土曜京都11R【大阪スポーツ杯】

ロードアヴニール 85+
小崎(CW) 83.7-67.6-52.0-37.0-22.9-11.1 末仕掛け
C1マテンロウブラボーの内に併せる。頭を前に突き出して重心に低い走りで突進力十分(この表現やたらと関東ブックの追い切り評価で見かける・・)。上がりも22.9-11.1で文句なしに速いが、突進力がやや力みに繋がっているように見え、最後馬なりの格下に並ばれたように数字ほど鋭く伸びた印象は無い。昨秋から3連勝して重賞初挑戦の前走でも3着と成長力+安定度は魅力でアッサリ好走の可能性高いが、人気必至だろうし京都のOPクラスで中団から差せる脚があるのか意外と試金石の1戦かも。何か他の馬から入って相手とかヒモで取り扱いたい。

キングストンボーイ 85+
三浦(美P) 55.1-39.9-11.9 馬なり
外ラチ沿いを3F追い。軽めではあるが頭をグッと下げ程よい前向きさを見せる。休み明けながら坂路とPコースばかりで強い攻めをしていない点がどうかだが、直前がこの動きならジックリ量を乗り込んで仕上がっていると言えるだろう。ダートに転向してもイマイチなレースが続くが、京都の1800mで好位付けというのは合っていそう。


土曜京都8R【紫雲賞】

マテンロウサン 86
助手(CW) 83.1-68.1-53.5-38.4-23.8-11.6 馬なり
外ラチ沿いを単走で流す。楽走と言っていいほど軽く流しただけなので力強さには欠けるが、まずまず上がりは軽快で気性も良さそう。前走道悪で凡走のとおり、まだパワー不足で成長余地は残すが、初戦35.2の上がりは数字はともかく他馬を大きく上回る最速。今度は良馬場だろうしキレキレの馬でもいなければ。

ワンモアスマイル 85
松山(CW) 86.4-67.2-51.8-36.9-23.1-11.3 末仕掛け
C2ガンウルフの内に併せる。直線で先に相手が馬なりで抜け出しかけたので、こちらがちょっと促すと行き脚がつき、最後は逆に相手よりも勢い手応え上回っての併入。格上相手に互角の動きだが、頭が高くて脚も伸び切った感じ、まだフットワークや身のこなしに不器用そうな印象を受けるし、現状では戦績通り前へ行って粘るタイプだろう。ただ未勝利の内容は平凡だし前走も5頭立てを楽逃げで3着、ここもメンバーレベルが低いが他に逃げて勝った馬もいるし・・・

バルディカ 85-
助手(栗坂) 57.4-41.3-26.2-12.8 馬なり
C2アンクルクロスと併せる。アンクルクロスのほうは口向きの問題か直線向いて大きく内へ寄れた後に再度外へ寄ってくるロスがあったが、頭が高いままでも馬力に任せて力強く伸びてきた。一方こちらは何度かノメりかけながらも真面目に集中し、ちゃんとギアチェンジして一旦は抜け出しかけたが、乗り手の差もあるのか古馬との体力差&体格差なのか、馬なりとは言えラストもうひと伸びを欠いた印象。道悪で勝ってきたが、小柄な馬体もあってパワーにちょっと欠けるかな。京都で良馬場なら関係なさそうだが、それはそれで瞬発力にもまだ不安ありそう。今回のレースは勝った馬が少ないけど一応OP経験のある同型もいるので・・・

ビップデイジー 84
助手(栗坂) 56.4-41.4-27.1-13.3 馬なり
単走で流したが、ガッチリ抑えてではなくちょっと仕掛けて気合ムチを入れながら。それでも馬場を気にしてなのか重心が高めで推進力はもうひとつ。動きの伸びやかさにも物足りなさがあり普通ならあまり手を出したくないところだが、デビュー前もそんなに動いて無さそうだったし、当時ぐらいの決め手を発揮すれば圏内に来てしまいそうなメンバー構成で。

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 競馬が大好き(複勝男 2024年10月8日(火) 19:11
府中牝馬ステークス 1
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府中牝馬ステークス

10月14日 月曜日 祝日 東京競馬場 左回り Aコース 

府中牝馬ステークス

芝1800M GⅡ 3歳以上牝馬

過去10年馬券内父系

サンデーサイレンス系    5-8-6 登録馬 9頭
ノーザンダンサー系     2-2-2     1頭
ヘイルトゥリーズン系    2-0-1     1頭
ミスタープロスペクター系  1-0-1     6頭 計17頭

過去10年別頭数

3回 13頭 2回 15頭 1回 8,11,14,17,18頭

過去10年人気別馬券内

7回 1番人気
5回 2番人気
4回 4番人気
3回 5番人気
2回 3,7,8番人気
1回 6,9,10,11,12番人気

過去10年最高オッズ

単勝 3480円 複勝 770円 枠連 4630円 馬連 9350円 馬単 20340円 
ワイド 4540円 3連複 26050円 3連単 189020円

このレースの傾向として(競馬ブック参考)

○ 芝1400M~2000Mでの重賞勝ちか、2回以上の重賞連対あり
○ 前走クイーンS組6連対の9馬券内 次は関屋記念からで4連対の5馬券内
○ 前走GⅠからは入着以上で、GⅠ組以外からは連対上。
○ 7月8月のレースを使っている。
○ 4歳が優勢次は5歳だが3歳と6歳以上の参戦は少ないから4歳ですね。
○ 波乱傾向。1番人気が7馬券内ですが晴れている傾向ですね。

実績

G1馬
    ブレイディヴェーグ

GⅠ2着
    ハーパー フィアスプライド マスクトディーヴァ ライラック

重賞勝ち
    コスタボニータ コンクシェル ミッキーゴージャス モリアーナ ラヴェル 

重賞2着
    フィールシンパシー 

GⅠ入着
    ルージュリナージュ

昇級初戦
    シンティレーション 

OPクラス
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2024年10月13日 オクトーバーS (L) 6着
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