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アルテミスステークスの関連ニュース
アルテミスＳで重賞初制覇ラヴェルは馬房内で静養 福岡助手「普段と変わりません」
©サンケイスポーツ
10月31日(月) 14:57
アルテミスＳで重賞初制覇を果たし、デビューから無傷の２連勝を飾ったラヴェル（栗東・矢作芳人厩舎、牝２、父キタサンブラック）は栗東トレセンが全休日の３１日、自厩舎の馬房内で静養に努めた。担当の福岡助手に甘える素振りを見せ、「（様子は）普段と変わりないですね。カイバ食いも変わっていません」と世話役。レースでは出遅れたものの、メンバー中最速の上がり３ハロン３３秒０の鋭い決めてで差し切り。将来性を感じさせる内容だった。今後は、１１月１日に放牧に出され、阪神ＪＦ（１２月１１日、阪神、ＧⅠ、芝１６００メートル）を目指す。
【アルテミスＳ】良血ラヴェルが人気馬を撃破して無傷の重賞制覇！
©サンケイスポーツ
10月30日(日) 04:37
１０月２９日の東京１１Ｒで行われたアルテミスステークス（２歳牝馬、ＧⅢ、芝１６００メートル）は、後方を進んだ３番人気のラヴェルが直線でまとめて各馬を差し切り、新馬戦からの連勝で重賞初制覇。坂井瑠星騎手（２５）＝栗東・矢作芳人厩舎＝は、秋華賞（スタニングローズ）に次ぐ今年３度目の重賞勝ちとなった。タイム１分３３秒８（良）。勝ったラヴェルは阪神ジュベナイルフィリーズ（１２月１１日、阪神、ＧⅠ、芝１６００メートル）に向かう。１番人気のリバティアイランドが２着に終わった。
◇
極上の瞬発力で出世レースを制した。ラヴェルがデビュー戦からの連勝で重賞初Ｖ。坂井騎手は涼やかな表情で振り返った。
「能力があるのは分かっていたので、折り合いだけだと思っていました。直線に向いて少し仕掛けたときは、もう勝てると思う手応えでした」
出遅れたものの慌てずに後方を追走。直線ではメンバー最速となる上がり３ハロン３３秒０の決め手で馬群をのみ込み、断然人気リバティアイランドの末脚もクビ差封じた。
「瞬発力がすごいし、全体的に身体能力が高い。健康で１歳からずっと順調にきているのもひとつの素質ですね」と矢作調教師。半姉が秋華賞２着のナミュールで、近親にも米ＧＩブリーダーズＣディスタフを制したマルシュロレーヌがいる良血馬は、短期放牧を挟んで阪神ＪＦに向かう。一昨年のソダシ、昨年のサークルオブライフと、このレースの勝ち馬は２歳女王決定戦を連勝中。ラヴェルにも明るい未来が待っている。（漆山貴禎）
◇
■ラヴェル 父キタサンブラック、母サンブルエミューズ、母の父ダイワメジャー。鹿毛の牝２歳。栗東・矢作芳人厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は（有）キャロットファーム。戦績２戦２勝。獲得賞金３６３５万７０００円。重賞は初勝利。アルテミスＳは矢作芳人調教師が２０１６年リスグラシューに次いで２勝目。坂井瑠星騎手は初勝利。馬名は「人名より。母名より連想」。
◇
極上の瞬発力で出世レースを制した。ラヴェルがデビュー戦からの連勝で重賞初Ｖ。坂井騎手は涼やかな表情で振り返った。
「能力があるのは分かっていたので、折り合いだけだと思っていました。直線に向いて少し仕掛けたときは、もう勝てると思う手応えでした」
出遅れたものの慌てずに後方を追走。直線ではメンバー最速となる上がり３ハロン３３秒０の決め手で馬群をのみ込み、断然人気リバティアイランドの末脚もクビ差封じた。
「瞬発力がすごいし、全体的に身体能力が高い。健康で１歳からずっと順調にきているのもひとつの素質ですね」と矢作調教師。半姉が秋華賞２着のナミュールで、近親にも米ＧＩブリーダーズＣディスタフを制したマルシュロレーヌがいる良血馬は、短期放牧を挟んで阪神ＪＦに向かう。一昨年のソダシ、昨年のサークルオブライフと、このレースの勝ち馬は２歳女王決定戦を連勝中。ラヴェルにも明るい未来が待っている。（漆山貴禎）
◇
■ラヴェル 父キタサンブラック、母サンブルエミューズ、母の父ダイワメジャー。鹿毛の牝２歳。栗東・矢作芳人厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は（有）キャロットファーム。戦績２戦２勝。獲得賞金３６３５万７０００円。重賞は初勝利。アルテミスＳは矢作芳人調教師が２０１６年リスグラシューに次いで２勝目。坂井瑠星騎手は初勝利。馬名は「人名より。母名より連想」。
【アルテミスＳ】レースを終えて…関係者談話
©サンケイスポーツ
10月30日(日) 04:36
◆川田騎手（リバティアイランド２着）「直線で（追い出しを）待たなければいけなかったですが、それでも能力の高さを確認できた内容でした」
◆田辺騎手（アリスヴェリテ３着）「力みもなくマイペースで運べました。直線は粘れると思ったけど、きょうは１、２着馬が強かった」
◆戸崎騎手（デインバランス４着）「新馬戦のときは物見やソワソワしていたけど、そのあたりが慣れてきたのはよかったです。道中の感じも良かったし、力をつけています」
◆松山騎手（マラキナイア５着）「バランスのいい馬ですね。最後もしっかりと脚を使って頑張ってくれました」
◆横山武騎手（ディナトセレーネ６着）「きょうは一線級が相手で厳しかったですが、自己条件ならすぐに勝ち負けできると思います」
◆石橋騎手（マスキュリン７着）「２戦目はテンションの高いところがあったようですが、厩舎サイドが工夫してくれていい雰囲気でゲートインできました。背中のいい馬なのでこれから良くなると思います」
◆佐々木騎手（コウセイマリア８着）「馬のリズムを重視して、馬場のいいところに持ち出すといい脚を使ってくれました。距離が延びても大丈夫そうです」
◆木幡巧騎手（ミシシッピテソーロ９着）「体は１２キロ増えていましたが、重さは感じませんでした。直線は一瞬、来そうでしたが、最後は止まってしまいました」
◆三浦騎手（ニシノコウフク１０着）「（ゲート内での）駐立がもうひとつで、いい体勢で出られませんでした。距離はもう少しあってもいいと思います」
◆田辺騎手（アリスヴェリテ３着）「力みもなくマイペースで運べました。直線は粘れると思ったけど、きょうは１、２着馬が強かった」
◆戸崎騎手（デインバランス４着）「新馬戦のときは物見やソワソワしていたけど、そのあたりが慣れてきたのはよかったです。道中の感じも良かったし、力をつけています」
◆松山騎手（マラキナイア５着）「バランスのいい馬ですね。最後もしっかりと脚を使って頑張ってくれました」
◆横山武騎手（ディナトセレーネ６着）「きょうは一線級が相手で厳しかったですが、自己条件ならすぐに勝ち負けできると思います」
◆石橋騎手（マスキュリン７着）「２戦目はテンションの高いところがあったようですが、厩舎サイドが工夫してくれていい雰囲気でゲートインできました。背中のいい馬なのでこれから良くなると思います」
◆佐々木騎手（コウセイマリア８着）「馬のリズムを重視して、馬場のいいところに持ち出すといい脚を使ってくれました。距離が延びても大丈夫そうです」
◆木幡巧騎手（ミシシッピテソーロ９着）「体は１２キロ増えていましたが、重さは感じませんでした。直線は一瞬、来そうでしたが、最後は止まってしまいました」
◆三浦騎手（ニシノコウフク１０着）「（ゲート内での）駐立がもうひとつで、いい体勢で出られませんでした。距離はもう少しあってもいいと思います」
【アルテミスＳ】アリスヴェリテが逃げ粘り３着 田辺「１、２着馬が強かった」
©サンケイスポーツ
10月29日(土) 18:35
１０月２９日の東京１１Ｒで行われた第１１回アルテミスステークス（２歳オープン、ＧⅢ、芝１６００メートル、牝馬、馬齢、１０頭立て、１着賞金＝２９００万円）は、坂井瑠星騎手の３番人気ラヴェル（栗東・矢作芳人厩舎）が直線では鋭い末脚を発揮してデビュー２連勝で重賞初制覇を飾った。タイムは１分３３秒８（良）。
６番人気のアリスヴェリテは、まずまずのスタートから徐々にスピードアップして、ディナトセレーネを交わし先頭へ。勝負どころから後続の馬たちが押し寄せても譲らす、そのまま逃げ切りを図ったが、最後に上がり３ハロン３３秒台前半の脚を使った２頭に交わされ惜しくも３着に終わった。
◆田辺裕信騎手「力みもなくマイペースで運べました。直線は粘れると思ったが、きょうは１、２着馬が強かった」
６番人気のアリスヴェリテは、まずまずのスタートから徐々にスピードアップして、ディナトセレーネを交わし先頭へ。勝負どころから後続の馬たちが押し寄せても譲らす、そのまま逃げ切りを図ったが、最後に上がり３ハロン３３秒台前半の脚を使った２頭に交わされ惜しくも３着に終わった。
◆田辺裕信騎手「力みもなくマイペースで運べました。直線は粘れると思ったが、きょうは１、２着馬が強かった」
【アルテミスＳ】２番人気デインバランスは４着 戸崎「これから力をつけていってくれれば」
©サンケイスポーツ
10月29日(土) 18:35
１０月２９日の東京１１Ｒで行われた第１１回アルテミスステークス（２歳オープン、ＧⅢ、芝１６００メートル、牝馬、馬齢、１０頭立て、１着賞金＝２９００万円）は、坂井瑠星騎手の３番人気ラヴェル（栗東・矢作芳人厩舎）が直線では鋭い末脚を発揮してデビュー２連勝で重賞初制覇を飾った。タイムは１分３３秒８（良）。
祖母に凱旋門賞馬デインドリームがいる良血馬デインバランス（２番人気）は、好スタートを切り道中は４、５番手の位置。勝負の直線、前が開かず窮屈になりながらも、じわじわと脚を伸ばして４着に入った。
◆戸崎圭太騎手「新馬戦のときは物見をしたり、音を気にしたり、ソワソワしていたんですが、そのあたりは慣れていました。スタートも道中の運びも良かったです。これから力をつけていってくれればいいですね」
祖母に凱旋門賞馬デインドリームがいる良血馬デインバランス（２番人気）は、好スタートを切り道中は４、５番手の位置。勝負の直線、前が開かず窮屈になりながらも、じわじわと脚を伸ばして４着に入った。
◆戸崎圭太騎手「新馬戦のときは物見をしたり、音を気にしたり、ソワソワしていたんですが、そのあたりは慣れていました。スタートも道中の運びも良かったです。これから力をつけていってくれればいいですね」
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